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WiMAXからLTEへ4G通信の移行を計画しているアメリカのSprintが、ようやく4G LTEを2012年7月15日から以下の5都市で開始することを、本日発表しました。
● Atlanta
● Dallas
● Houston
● San Antonio
● Kansas City
Sprintは既に4G LTE対応スマートフォン、
● LG Viper 4G LTE(2012年4月22日発売開始)、
● Galaxy Nexus LTE版(2012年4月22日発売開始)、
● HTC Evo 4G LTE(2012年6月2日発売開始)、
● Samsung Galaxy S III Sprint LTE版 (事前予約者への出荷が開始中。店頭での販売は2012年7月1日から。)、
などを販売していますが、ようやくこれで、上記5都市に住む人はこれらの端末で2012年7月15日から4G LTE通信を使用することが出来ます。
SprintのLTEサービスは最初は1900MHzのPCSバンド(Band 2)で開始されますが、チャンネル帯域幅は5MHzと、VerizonやAT&Tの10MHzの半分で、そのため、SprintのLTE速度はVerizon/AT&Tの比較して遅いであろうと言われています。しかし、SprintはLTEの導入とともに、回線全体の整備を行っており、効率の良いLTEサービスが提供で来ると、発表しています。
また、SprintはiDen通信方式を2013年6月30日までに完全停波することを最近、正式に発表しており、このiDenで使用している800MHz周波数でも将来、LTE通信を運用することを発表しています。
PC Magazine誌のアナリスト、Sascha Segan氏によれば、Sprintの新LTEネットワークは同社の4G WiMAX(理論値ダウンロード15Mbps)よりも速く、同社の3G CDMA2000データ通信の25倍の速度が出るそうです。また、T-Mobile USAのHSPA+(21Mbps)よりも速いと言う事です。
Sprint 4G LTE Launching in 5 Cities July 15 – 2012年6月27日
Sprintは2013年末までに人口カバー率で2億5000万人(全体の約80%)がLTEを使用できるようにする予定です。
“Sprintの4G LTEは、2012年7月15日から開始” の続きを読む
既にこのサイトで報告済みのCricket Communications(Leap Wireless、CDMA2000 1900MHz使用。シカゴなど一部地域ではAWS周波数使用。)のiPhone 4/4Sが本日(2012年6月22日)から発売されました。
Cricket Wireless、プリペイド携帯会社(アメリカ)、iPhone 4/4Sを2012年6月22日から発売 – 2012年6月1日
この中で最大の喜ぶべき点は、CricketのiPhone 4SはVerizon/Sprint/KDDI auが発売しているのと同じCDMA2000/GSM/W-CDMA 3モード版ですが、GSM/W-CDMAモードがSIMロック解除(Unlocked)されて発売されるということです。
Cricket Says Their Prepaid iPhone 4S is Unlocked for International Use – 2012年6月23日
Cricket or Virgin: What’s best iPhone deal? – 2012年6月17日
ただし、SIMロック解除したSprint版iPhone 4S、および、同じくSIMロック解除したVerizon版iPhone 4Sと同じく、そのままではアメリカ国内のSIMは使えないように設定されています。つまり、AT&T、T-Mobile USAと、そのMVNOのSIM(H2O Wireless、Net10、StraightTalk、Simple Mobile、Red Pocket、AirVoice、Jolt Mobile、ハナセル、など)のSIMでは、CricketのSIMフリーiPhone 4Sでは使用できません。
アメリカ国外のSIM(例:ドコモ、ソフトバンク、日本通信)では、使用できます。
CricketのプリペイドiPhone 4はCDMA2000専用で、SIM挿入スロットがありません。
“CricketのプリペイドiPhone 4/4S、本日(2012年6月22日)発売開始。iPhone 4SはSIMフリー。” の続きを読む
Hanacell(ハナセル)は2012年6月18日よりアメリカ国内携帯のデータ通信料を値下げしたので、同社の新料金を他社(同じAT&T回線を使用している、AT&Tの他のMVNO)と比較してみました。
Hanacellの旧新データ通信料金:
旧料金 |
新料金 |
値下げ率 |
$0.05/10KB ($0.005/1KB) |
$0.001/1KB |
80% (以前より5分の一) |
つまり、これまで月100MB使用すると$512.00課金されていたのが、新料金では$102.40に減ることになります。
“Hanacellがデータ通信料を値下げ・・・新料金を他社と比較する” の続きを読む
本日発表のFortune誌のレポートによる、Consumer Intelligence Research Partners の調査によれば、・・・
Now 38% of iPhone sales are to refugees from Android or RIM – 2012年6月7日
2012年4月にアメリカでiPhoneを購入した人のうち、
● 38%はアンドロイドまたはBlackBerryから機種変更した人です。 (2012年2月にはこの数字は29%でした。)
● 4%はiPhone/アンドロイド/Blackberry以外のスマートフォンから機種変更した人です。 (2012年2月にはこの数字は7%でした。)
● 34%は古いiPhoneからのアップグレードです。 (2011年10月のiPhone 4S発売開始直後には、この数字は71%でした。)
● 24%はフィーチャーフォンからの買い替え、または、初めて携帯電話を買うのにiPhoneを買った人です。(2012年2月にはこの数字は28%でした。)
要するに、2012年4月にアメリカでiPhoneを購入した人のうち42%は、前に持っていたアンドロイド携帯/Blackberry/Windows Phone/WebOS(Palm)から機種変更している、ってことです。
iPhone購入前の携帯機種、グラフ
“結局、iPhoneが一番使いやすい!? (アメリカの消費者調査結果 – 2012年4月現在)” の続きを読む
筆者も全ての場合を体験しているわけではなく、それを体験する為には時間とお金が掛かります。
そこで、今後、他の読者も知りたいような内容のテーマを絞って、体験談を募集していきたいと思います。
その一つが、MNPで他社から電話番号を移行する場合の手順です。
筆者の体験は、ポストペイド契約でVerizonからSprintへMNPした経験しかありません。ポストペイド契約の場合はショップで手続きすることが多いので、店員が殆どやってくれるので、実際の手順はブラックボックスになってしまいます。
そこで、読者の皆さんから、アメリカのプリペイド携帯のMNPの体験談を募集したいと思います。このページのコメント欄に体験談を書いていただくと、ありがたいです。
特に疑問点は:
“【体験談募集】アメリカでMNPで電話番号を移行した方の体験談を募集します。” の続きを読む
前回からの間隔が、暫く開いてしまいました。
前回2回の記事で、アメリカのポストペイド携帯事情、プリペイド携帯事情が少しわかっていただけたと思います。
留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情:
【プレビュー】 – 2012年5月10日
【1】日本の携帯を持って行くか、現地で買うか – 2012年5月14日
【2】アメリカの携帯電話会社と携帯電話番号 – 2012年5月18日
【3】アメリカのプリペイド携帯の選択と契約(アクティベート)の仕方 – 2012年6月5日
特に、プリペイド携帯はアメリカでは14歳以上で自分の名義で契約できて、身分証明書無しで購入することが出来るので、簡単に購入・契約できるということが判ってもらえたでしょう。
それでは、実際にアメリカのプリペイド携帯はどこで買えて、どうやって使うのでしょうか、もう少し詳しく見てみましょう。
■ アメリカのプリペイド携帯、購入場所
アメリカのプリペイド携帯は、以下の場所で購入できます。
全米的にほとんどの都市にある
●BestBuy(家電量販店)
●Radio Shack(小型電気店)
●WalMart(ディスカウント百貨店)
●Target(ディスカウント百貨店)
カリフォルニア、アリゾナ、テキサス、ジョージア、イリノイなどにある
●Fry’s Electronics(家電量販店)
でも、購入できます。
これ以外に食品スーパーやドラッグストアでも販売しており、コンビニでも一部販売しているようですが、これらのお店は各プリペイド携帯会社のトップアップカード(リチャージカード、リフィルカード)は販売されていますが、電話の機種は限られています。
したがって、複数のプリペイド携帯会社と機種を比較して選びたければ、最初にリストした家電量販店やディスカウント百貨店で見て買ってください。
特に、アメリカに到着した直後、TargetやWalmartには生活必需品を買うために何度か買い物に行くでしょう。その時に携帯コーナーも見て、どんな会社の、どんな携帯機種が、どんな値段であるか、調べておくことはために成ります。
“留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情:【3】アメリカのプリペイド携帯の選択と契約(アクティベート)の仕方” の続きを読む
このサイトで数ヶ月前から紹介している、アメリカ・プリペイド携帯月極め「使い放題」SIMのStraightTalk/Net10の「SIMだけ」プリペイド・サービスのSIMの有効期限が分かりました。
StraightTalk / Net10 BYOP SIM、月$45($50)で何でも使い放題、使い方。 – 2012年2月24日
両サイトのFAQページによると、
Q:If my account is deactivated because I didn’t Refill before my Service End date, do I need to acquire a new SIM card to reactivate my account?
A:No, as long as the account is Reactivated within 145 days a new SIM card is not needed.
他社よりも「残高切れ(Monthly契約切れ)」後のSIMの有効期限が長く、145日あります。
つまり、1ヵ月分をトップアップして使用した後、翌月以降はトップアップせずに放置しておいた場合、約4ヶ月と20日後まではアカウントが残り、それまでにトップアップすれば新しいSIMを購入しなくとも継続して使用できる・・・と言うことです。
この時、電話番号は必ずしも前と同じ電話番号が付与されないようです。
ただ、少なくとも年に3回トップアップすれば、SIMは再購入せずに永久に使用できるということは、朗報です。
“StraightTalk/Net10のSIMの有効期限は、145日(約4ヶ月20日)です。” の続きを読む
ニューヨーク大学の現役大学生で22歳、3年生課程(ジュニア)を終了したばかりのJohn Mardini氏が設立してPresidentをしているVoyager Mobileが、今日(2012年5月20日)から注文を受け付け開始しました。
Voyager Mobile ホームページ
Voyager MobileはSprint(CDMA2000 1900MHz、WiMax 2.5GHz)のMVNOで、最初の計画では2012年5月15日にサービス開始する予定でしたが、同サイトがハッキングにあって改ざんを受けたので、ローンチを遅らしていました。
Voyager Mobileは超格安プリペイド携帯サービスを提供し、プランは月極めプランだけですが、
● 月$19で通話とテキストが使い放題
● 月$39で通話とテキストとネット(3G CDMA2000/4G WiMax)が使い放題
という2つのプランを用意しています。
社員は友人と家族の7人だけで、John Mardini氏の地元のテネシー州Knoxvilleに本社を置きます。
携帯のアクティベーションや出荷は、全てSprintが請け負いで代行します。
少ない社員数と、手間を省くことで、超格安プリペイド携帯サービスを提供するのが同社の目的です。
現在のところはサービスはアメリカ国内への通話だけで、国際電話や国際テキストは出来ません。
また、以下の21州に住んでいる人しか契約できません。(契約後の携帯電話の使用は、全米のSprint回線で可能です。)
Alabama、Delaware、Georgia、Illinois、Iowa、Kentucky、Maryland、Massachussetts、Minesota、Mississippi、New Jersey、North Carolina、Ohio、Oregon、Rhode Islands、South Carolina、South Dakota、Tennessee、Virginia、Washington、West Virginia
使用する携帯電話はCDMA2000方式なので、(アメリカでは)SIMを使っておらず、Voyager MobileのホームページからSprint電波対応の携帯を購入しなければなりませんが、フィーチャーフォン、アンドロイド携帯、Windows携帯が10機種用意されています。
Voyager Mobileの初期投資はこれまでのJohn Mardini 氏の事業からの利益、家族、友人から集められます。
彼にとってこれが3つ目の「起業」となり、最初は9歳でDJに使うレコードプレイヤーなどを入手して活動し、それがレコード関連事業の設立となりました。
その後、IT関連の事業を起こし、 Munifi NetworksとしてITサービスを地元で提供しています。
また、秋学期には学士を取得する為にニューヨーク大学に戻る予定だと語っています。
ソース:
Meet the 22-Year Old College Student Who Hopes to Shake Up the Cellphone Business – 2012年5月14日
22 year old launching Voyager Mobile cut rate phone service – 2012年5月14日
Voyager Mobile endures ‘malicious network attack,’ delays launch to the ‘very near future’ – 2012年5月15日
Voyager Mobile shakes off network issues, launches a few days behind schedule – 2012年5月20日
先月2012年4月8日から2年契約束縛が切れたiPhoneのSIMロック解除のリクエストを受け付けているAT&Tですが、
AT&TのiPhone SIMロック解除手続きが明らかに – 2012年4月9日
以下のリンクで2012年5月5日時点での体験談が出ているように、AT&TがUnlockポリシーを厳しくし始め、iPhoneのオリジナル・オウナー(そのiPhoneを最初に買った人)がSIMロック解除をリクエストしないと、リクエストを受付しないようになっているようです。
Howard Forums: Thread: Unlocking iPhone 4s after cancelling? – 2012年5月5日
最初の頃は
● iPhoneのIMEI番号と、
● SIMロック解除完了を通知するためのEメールアドレス
だけしか聞かれませんでしたが、・・・
今は
● いつ、どういう条件(2年契約、契約束縛無し)で購入したか
を聞かれます。
更に、上のリンクの体験談から、
● 解約前の電話番号
● 契約時の名義
● AT&TアカウントのEメールアドレス
なども聞かれることがあるようです。
結論から言うと、本人が正当に買われたiPhoneであれば、今は解約後で日本に帰国された後でも、本人がAT&Tの直接SIMロック解除をリクエストするのがスムースな方法ですが、時差の関係でカスタマーサービスには電話がしにくいのでチャットでリクエストするのがベストなのですが、チャットするには過去のAT&T電話番号/アカウント名義人名/パスワードが必要です。
さっきまで繋がっていたチャットの向こうのカスタマーサービス担当者は「電話番号無くてもチャットできるよ」と言うのですが、そのリンク先が見つからないまま、筆者の不手際でチャットが途中で途切れてしまいました。
また分かったら、ここにチャットリンク先を載せます。
で、そろそろ有料でAT&TのSIMアンロックをやってくれる業者が出てきているのではないかと思って探してみましたが、
Rebel SIM Card (SolutionsPoint Limited)
CutYourSIM
も、UKやオーストラリア購入のiPhoneに対してはSIMロック解除リクエストの代行をしていますが、アメリカAT&T向けはやっていないですね。
この記事は、「留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情」連載、第2回です。
留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情:
【プレビュー】 – 2012年5月10日
【1】日本の携帯を持って行くか、現地で買うか – 2012年5月14日
【2】アメリカの携帯電話会社と携帯電話番号 – 2012年5月18日
【3】アメリカのプリペイド携帯の選択と契約(アクティベート)の仕方 – 2012年6月5日
アメリカで携帯電話を持つことを決めたとして、アメリカの携帯電話会社について調べましょう。
このシリーズの趣旨と、予定掲載内容に関しては、
留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情:【プレビュー】 – 2012年5月10日
を参照して下さい。
■ アメリカの携帯電話会社 (自社電波を持っている会社) と、ポストペイド契約
アメリカには全米(ハワイを含む)で携帯サービスを提供していて、自社で携帯電話の回線(電波)を持っている会社には、以下の4社があります。
● Verizon Wireless ... 加入者数 1億870万人
● AT&T Wireless ... 加入者数 1億70万人
● Sprint Nextel (Sprint) ... 加入者数 6000万人
● T-Mobile USA ... 加入者数 3373 万人
これらの会社の電波のカバレッジ(サービスエリア)は、
Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USAのカバレッジ比較 – 2012年2月21日
を参照してわかるように、全米主要都市で普通の人の生活範囲内では、ほぼカバーされます。
“留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情:【2】アメリカの携帯電話会社と携帯電話番号” の続きを読む
この記事は、「留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情」連載、第1回です。
【プレビュー】 – 2012年5月10日
【1】日本の携帯を持って行くか、現地で買うか – 2012年5月14日
【2】アメリカの携帯電話会社と携帯電話番号 – 2012年5月18日
【3】アメリカのプリペイド携帯の選択と契約(アクティベート)の仕方 – 2012年6月5日
まずは、渡米する上で携帯を日本から持っていくか、現地で買うか、考えて見ましょう。
このシリーズの趣旨と、予定掲載内容に関しては、
留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情:【プレビュー】 – 2012年5月10日
を参照して下さい。
まず、「留学に携帯電話は必要か」と言う質問に関しては、「あったほうが良い」とお勧めします。
その理由は、
1.アメリカの大学の寮では、固定電話は消えつつあります。
アメリカの学生でも携帯の所有が当たり前になってきているので、経費のかかる固定電話とその回線コネクターを学生寮の部屋から永久に撤廃する大学が増えています。
同じことは、学生が借りるようなアパートや貸家でも増えています。どうせ何年かすると引越ししなければならないようなところに住みながら、「殆ど使わない固定電話に加入して、毎月数十ドル料金を払う無駄」をやめる学生が、増えているのです。
携帯電話一つ持っていれば、用が足りる時代になりました。
また、屋外でも日本と同じように公衆電話の数が減り、メインテナンスも頻繁にされていないので、故障して使えない公衆電話も良くあります。
外で公衆電話を探しても、見つからないことが多いでしょう。
2.近年のニュースなどでアメリカの大学構内での銃の乱射事件などを目にしたことがあると思います。
これらの事件を機に、アメリカの大学の非常時連絡や、悪天候時の休校連絡は、携帯電話のテキストメッセージを使って行う大学が多くなってきました。
現地電話番号の携帯を持っていないと、こういった大学からの緊急連絡が受けられなく、不自由することがあります。
したがって、アメリカへの留学生は、現地の電話番号の携帯電話を持つことをお勧めします。
★さて、留学(米国転勤)が決まって、携帯電話に関して最初に考えることは、
■ 1. 日本の携帯電話をそのまま持っていって、アメリカで使う
■ 2. 現地で使える携帯電話を日本で調達(買う、レンタル)して持って行く
■ 3. 日本からSIMフリーなどの携帯本体を持って行き、現地でSIMを入手する
■ 4. 現地で買う
でしょう。
それぞれメリット/デメリットを考えてみましょう。
“留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情:【1】日本の携帯を持って行くか、現地で買うか” の続きを読む
$99のiPhone 4/4S用ジャケット(ケース)を買うと、WiMaxが月500MBまで無料でアクセスできるというFreedomPop 4G(WiMax)サービスの予約が始りました。
FreedomPop Free Monthly 4G Goes Live, iPhone Sleeve Available for Pre-Order – 2011年5月11日
FreedomPopの予約ページはこちらです。
FreedomPop Sleeve for iPhone 4/4S Pre-Orderページ
正確な開始時期はまだ発表されていません。(晩夏という情報があります。つまり、8月頃でしょうか。)
ケース代の$99は、ケースを返却すればその消耗具合によって一部または全額返却されるそうです。
また、ケースはiPhoneのバックアップバッテリーとして約9時間分使えます。(ただし、使いすぎると、ポケットWiFiとして使う時間が減るでしょう。)
このサービスは今年(2012年)3月下旬に発表され、「無料データアクセスができる」と注目を集めましたが、以下、注意点を書きます。
iPhone非ケース派の心が揺らぐケースFreedomPop。ケースなのにWiFiスポット、ケースなのに無料データプランつき。 – 2011年3月28日
1.3月の発表時点では「月1GBまで無料(超過分は、1GB当り$10)」という触れ込みでしたが、現在は月の無料データアクセスバイト数は500MBと成っています。ただし、自分の未使用データアクセスバイト数をSNS(ソーシャルネットワーク)を介して他の人に「ギフト」でき、それを使えば月1GBまで無料でデータアクセスできるようになるということです。(SNSの詳細手順は、不明。)
“FreedomPop、月500MBまで無料WiMaxアクセス、予約開始” の続きを読む
日本の郵便局がリチウム電池入り電子機器の航空郵便郵送を禁止しているのを見て「厳しすぎる」と笑っていた筆者ですが、アメリカの郵便局も2012年5月16日からリチウム電池入りの電子機器の米国外向け航空便輸送を禁止する処置を開始することになりました。
USPS To Stop Delivering iPads And Kindles To Troops And Overseas Consumers On May 16 – 2012年5月10日
これにより、アメリカから海外へリチウム電池入りの電子機器を送る場合は、郵便局より郵送料の高いUPSやFedexなどの宅急便の会社を使わなければならなくなり、かつ、日本到着時に関税を払わなければ成らなく確率が高くなります。
アメリカ郵便公社は「2013年1月1日から一部のリチウム電池入り電子機器を、少数に限って、特定の装着方法でパッキングされた場合には、郵送再開できるようにしたい」とコメントを追加していますが、その日時は確定しているものではありません。
なお、アメリカ郵便公社は赤字削減のため、2007年5月14日に「アメリカ発米国外向けの船便」を全面廃止しています。
既にアメリカから日本などへスマートフォン携帯・iPhone・iPadなどのリチウム電池入り電子機器の航空郵便での発送を予定している人は、2012年5月15日までに発送を完了して下さい。
アメリカでTracfone、Net10、低所得者向け携帯サービスSafeLink(各州政府の収入基準に基づく資格がある。)、そしてWalmartと共同事業のStraightTalk、のブランドで低価格プリペイド携帯電話事業を運営しているメキシコ資本のAmérica Móvilは、2012年5月10日、T-Mobile USAのMVNOのSimple Mobile社を買収すると発表しました。
Mexico’s Slim seeks bigger slice of U.S. phone market – 2012 年5月10日
América Móvil’s TracFone acquires T-Mobile MVNO Simple Mobile – 2012 年5月10日
TracFone Snaps Up Simple Mobile – 2012 年5月10日
“TracfoneがSimple Mobileを買収” の続きを読む
日本ではようやくPayPalがソフトバンクと合弁でモバイル決済端末Paypal Hereを1年以内に導入すると2012年5月9日に発表しましたが、アメリカでは既にSquareが2010年ころから、Paypalは2012年4月から選択的に(まだ誰でも加入できるわけではない)、モバイル決済端末が使えています。
筆者も昨年(2011年)2月からSuareを使用し始めており、
iPhoneでクレジットカード決済-Square – 2011年2月1日
Paypal Hereも、Paypalアカウントがあることから、可能であればすぐにでも申し込みしたいと思っていますが、小口アカウントの筆者にはまだ加入資格はありません。
PaypalがiPhone/アンドロイド端末で使えるPaypal Hereクレジットカード決済システムを発表 – 2012年3月22日
アメリカで小売店舗の固定クレジットカード決済端末の大手メーカーは、VeriFoneと言う会社になります。
VeriFoneはアメリカのクレジットカード決済端末メーカー業界では、「既成勢力のジャイアンツ(巨人)」と考えて良いと思います。
そのVeriFoneが、2012年5月8日から10日までニューオリンズで開かれるCTIA Wireless 2012を前に、同社もSquare/Paypalに対抗してモバイルクレジットカード決済端末を導入することを発表しました。
VeriFone outs Sail mobile payment system, gives Square the evil eye – 2012年5月8日
Hands-on with SAIL, VeriFone’s Mobile Payment Card Reader – 2012年5月9日
“VeriFoneがモバイル決済端末、SAILを発表” の続きを読む
これから何回かに渡って、アメリカへ渡る留学生が知っておくべき、アメリカ国内の携帯電話・インターネット事情を連載します。
基本的には、最低数ヶ月以上アメリカに滞在する人を念頭に置いて書いていきます。
したがって、留学生以外にもこれから米国転勤または米国移住される方々、および、その家族にも参考になると思います。
1ヶ月未満の旅行者や出張者には、ここで書く内容とは別の携帯プランが適当と思われます。
このブログを探せば短期滞在者に向いているプランは探せると思いますが、このブログも開始して1年5ヵ月を超え、記事の量が増えてきて、適切な記事を探すのが難しく成ってきていますので、再度、現在【2012年夏】の状況をまとめたほうが良いと思うので、夏休み旅行シーズン前に書きましょう。
それまでは、こちらから自分に必要な情報を探してください。
アメリカより (携帯・モバイル・流通業ITブログ) BlogFromAmerica.com – How-To記事一覧
連載回数は全く未定です。
以下、今の時点で書こうと思っている内容をいくつか列記します。
一部は既にこのブログに書かれていますが、それらは体系的にまとめて参照できるようにしていきたいと思っています。
● アメリカで使える携帯会社の種類 (現地ポストペイド、現地プリペイド、日系携帯会社)と、そのメリット・デメリット
● 日本の携帯(SIMフリー、SIMロック)をアメリカで使う場合の注意
● ポストペイド携帯の種類と選び方
● ポストペイド契約の個人プラントとファミリープランの違い、メリット・デメリット
● ポストペイド携帯の通信料
● アメリカでポストペイド携帯電話を契約する条件と方法
● アメリカで日系携帯会社と契約するメリットとデメリット
● ポストペイド契約の支払い方法
● 国際電話の仕方と料金
● 海外ローミングの仕方と料金
● ポストペイド携帯の契約者変更
● ポストペイド携帯の解約の仕方
● MNP(モービル・ナンバー・ポータビリティー)
● アメリカでプリペイド携帯電話を契約する条件と方法
● アメリカでプリペイド携帯を購入する方法
● プリペイド携帯の通信料
● プリペイド携帯の支払い方法
● 国際電話の仕方と料金
● 海外ローミングの仕方と料金
● プリペイド携帯の契約者変更
● プリペイイド携帯の解約の仕方
● MNP(モービル・ナンバー・ポータビリティー)
● 日本語が使えるアメリカの携帯
● モバイル通信の種類(USB、ポケットWiFi)
● アメリカ国内の無料WiFiと、接続の仕方
● 有料WiFiプラント、使用料
● モバイル通信の通信料
● ポストペイドモバイル通信装置の契約方法と支払い方法
● プリペイドモバイル通信装置の購入方法と、プラン、支払い方法
● 日本へ一時帰国したときの携帯とインターネット
● 日本を去る前にやっておくこと
● 大学寮のインターネット接続
● 大学生活での携帯電話の必要性
● アパート・一軒家に住んだら、電話・インターネット・テレビはどうするのが一番良いのか?
● アパート・一軒家へ固定電話を申し込む方法
● アパート・一軒家へCATVテレビを申し込む方法
● アパート・一軒家へインターネットを申し込む方法
● 電話・インターネット・テレビ、その他公共料金の支払いの方法
● 在学中に引越ししたら、どうしたら良いか?
● 電話・インターネット・テレビなどの解約の方法
● アメリカで日本のテレビ番組を見る方法
● アメリカの「電気」とコンセント
“留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情:【プレビュー】” の続きを読む
アメリカの連邦政府が保有して独立採算で運営されいている、アメリカ横断・東海岸縦断・西海岸縦断の旅客鉄道、Amtrakは、2011年11月から一部の路線での車内での検札に、特別スキャナー・ケース付きiPhoneを使用し、車内検札と空席管理を行っています。
NY Times - Technology Section : Amtrak Enlists iPhones as a Service Tool – 2012年5月6日
今年(2012年)の晩夏までにはAmtrak 1700人の車掌全員が、iPhoneで車内検札を行うようになります。
これにより、現在航空会社では既に行われているように、Amtrakの利用客は自宅でPC/プリンターでバーコード付きの乗車券を印刷したり、スマートフォンの画面に乗車券のバーコードを表示して、それを見せることによってAmtrakへの乗車が出来て、車内検札が受けられます。
“アメリカのAmtrakは、車内検札にiPhoneを使用” の続きを読む
AT&TのMVNOであるConsumer Cellularが、データオプションを追加しました。
Consumer Cellularホームページ
同社は主にシニア向けを対象に格安携帯サービスを提供している会社で、AARP会員(年齢50歳以上が加入可能)には更に5%の割引があります。
同社の料金は、
音声通話:
プラン名 |
月額料金 |
無料通話分数 |
超過通話料金 |
Anywhere Casual |
$10.00 |
0分 |
$0.25/分 |
Anywhere 100 |
$15.00 |
100分まで |
$0.25/分 |
Anywhere 300 |
$20.00 |
300分まで |
$0.25/分 |
Anywhere 700 |
$30.00 |
700分まで |
$0.25/分 |
Anywhere 1200 |
$40.00 |
1200分まで |
$0.25/分 |
Anywhere 1800 |
$50.00 |
1800分まで |
$0.25/分 |
Anywhere 2400 |
$60.00 |
2400分まで |
$0.10/分 |
オプションのテキスト/データ通信:
オプション名 |
月額料金 |
含まれるテキス数 |
含まれるデータバイト数 |
参考 |
Connect! Lite |
$2.50 |
100通まで |
10MBまで |
一日1~2回ウェブをチェックする量 |
Connect! Ready |
$5.00 |
500通まで |
50MBまで |
一日5~6回ウェブをチェックする量 |
Connect! Active |
$10.00 |
1000通まで |
100MBまで |
一日10~12回ウェブをチェックする量 |
Connect! Complete |
$20.00 |
2500通まで |
250MBまで |
一日25~30回ウェブをチェックする量 |
Connect! Max |
$30.00 |
5000通まで |
500MBまで |
一日51~59回ウェブをチェックする量 |
※ 「参考」欄のウェブチェック回数は、Consumer Cellularウェブサイトの説明から引用。
“格安月極携帯会社Consumer Cellular(AT&T MVNO)がiPhone/スマートフォン対応データオプションを提供開始” の続きを読む
PC World誌が全米13の都市で調査したスマートフォンの速度テストの結果が明らかにされました。
3G and 4G Wireless Speed Showdown: Which Networks Are Fastest? – 2012年4月16日
調査を行った都市は、
Atlanta, Boston, Chicago, Dallas, Denver, Las Vegas, Los Angeles, New Orleans, New York, San Francisco, San Jose, Seattle, Washington D.C
の13都市。
調査は、3Gサービスと4Gサービスとに分けて調査され、3GはVerizonとSprintはCDMA2000 EV-DO Rev.A、AT&TとT-MobileはHSPA+(HSAP+21、理論最大速度21Mbps)までを含みます。
4Gは、VerizonとAT&TはLTE、SprintはWiMax、T-Mobile USAはまだLTEサービスを開始していませんがDC-HSDPA(HSPA+42、理論最大速度42Mbps)を調査対象としました。
“PC Worldのアメリカ13都市スマートフォン・ネット速度テスト結果” の続きを読む
AT&Tは予告どおり、本日2012年4月18日より、スマートフォン(+iPhone)を使った場合のプリペイドGoPhoneのデータパッケージの加入を、Monthly Planの加入者に限定しました。
AT&T GoPhoneデータ・パッケージは2012年4月18日より月極めプラン加入者のみが加入できます。 – 2012年4月6日
Pay-as-you-go 通話1分$0.10プランの加入者や、1日$2通話使い放題プランの利用者は、本日2012年4月18日よりスマートフォンでデータプランに新規で加入できなくなります。(昨日までに旧データプランに加入した人は、その有効期限/制限バイト数が切れるまで使用できます。)
いわゆるフィーチャーフォン(非スマートフォン)は、プランに関係無く、今後も$0.01/5KBでWAPブラウザー(インターネット)が使用できます。
月極めプランはAT&T GoPhoneは2種類用意しており、
● $25/月、250分までアメリカ国内通話分数を含む
と
● $50/月、アメリカ国内通話し放題
があります。
なお、後者はフィーチャーフォン(非スマートフォン)であれば、WAPブラウザーも使い放題です。
また本日 2012年4月22日より、月極め加入者がオプション加入できるデータパッケージの使用限度バイト数が増加されます。
“2012年4月18日よりのAT&T GoPhoneデータパッケージ新料金と加入条件” の続きを読む
iPad 2 vs 新iPad(3rd generation) ネットSpeedTest、日本語化、など – 2012年3月17日
でも書きましたが、アメリカ国内でGSM/W-CDMA版の新iPadをAT&TのSIMで使用する場合、新iPad(iPad 3)/新iPadのIMEI番号でアクティベートできるAT&TのSIMは、LTE用SIMに限られます。
それ以外のSIMを使用すると、エラーメッセージが出ますので、ご注意ください。
iPadのAT&Tプリペイド通信加入を、iPadを使わずに行う方法 – 2011年6月18日
の方法でiPadを使わずにAT&TのSIMをiPad用にアクティベートする場合でも、LTE用以外のAT&TのSIMでGSM/W-CDMA版の新iPadのIMEI番号を使うと、以下のようなエラー画面になります。
“GSM/W-CDMA版 新iPad(WiFi+4G)をAT&Tで使用する場合は、LTE用SIMでしかアクティベートできません。” の続きを読む
ニールセン社の「2012年2月現在、アメリカの携帯所有者のほぼ半数はスマートフォンを使っている」という調査結果は、
アメリカの携帯所有者の半数がスマートフォン利用者:2012年2月現在 – 2012年3月30日
でこのサイトでも紹介しました。
本日発表された次の記事は、スマートフォンの「対人口普及率」を、過去これまでの他の文明の利器の「対人口普及率」と比べる為に、図でまとめたものです。
When will smartphones reach saturation in the US? – 2011年4月11日
この図は、ある商品や消費者向け技術が市場に導入されて(アメリカの)人口の50%に普及・到達した時までに掛かった年数が青色、人口の80%に普及・到達した年数がオレンジ色で示されています。
“あと5~7年でアメリカの携帯は全てスマートフォンとなる!?” の続きを読む
PhoneNews.com
T-Mobile Confirms iPhone Compatibility Coming Later This Year – 2012年4月10日
によれば、周波数再編を行っているT-Mobile USAは、現在2G GSMに使用されている1900MHzの周波数を分割し、一部を3G/HGSPA+(4G?)に移行するのを、年内に一部の地域で開始するとの事です。
T-Mobile USAの周波数再編計画は、AT&TのT-Mobile USA買収話がご破算になった2011年12月の後の今年1月にT-Mobile USAから発表になっていましたが、その時期がこのように具体的に明らかになったのは初めてです。
これにより、周波数再編後はT-Mobile USAは、
● 1900MHzで 2G GSMサービス提供
● 一部の地域で2G GSM 850MHzのAT&T周波数に自動ローミング
● 3G W-CDMA/UMTSおよびHSPA+(21Mbps、一部地域で42Mbps)サービスを1900MHzで提供(2012年内) ⇒ iPhoneの3G/HSPA+周波数と互換性有り
● 3G W-CDMA/UMTSおよびHSPA+(21Mbps、一部地域で42Mbps)サービスをAWS(上り1700MHz/下り2100MHz)でも継続提供 ⇒ iPhoneの3G/HSPA+周波数と互換性無し
● 4G LTEサービスを2013年内にAWS(上り1700MHz/下り2100MHz)でサービス開始 ⇒ 新iPadのLTE周波数の一つと互換性有り
となります。
したがって、これまでiPhoneにT-Mobile USAのSIMを挿入すると2G GSM/GPRS/Edge速度でしか使えませんでしたが、年内には3GおよびHSPA+速度(iPhone 4Sではハードの制限から理論値最大14.4Mbps)でも使えるようにもなります。
来る2012年4月18日からAT&TのGoPhoneプリペイドSIMのPay-as-you-go プランではネットに加入できなくなりますが、T-Mobile USAの周波数再編が完了すれば、その地域ではT-Mobile USAの$3/dayプラン(使用した日だけ課金される。ネットは使い放題だが、1日200MBを超えると2G速度に速度制限。)で理論値最大14.4Mbpsでネットがアクセスできるようになります。
また、当然のことながら、今年秋に予想される次期iPhoneモデルも、T-Mobile USAからも発売になるでしょう。
数日前の記事で、2012年4月18日からはAT&TのプリペイドGoPhone Pay-as-you-goプランではデータ(パケット)プランには加入できないことをお伝えしました。
AT&T GoPhoneデータ・パッケージは2012年4月18日より月極めプラン加入者のみが加入できます。 – 2012年4月6日
2012年4月18日以後のアメリカでのスマートフォン利用者の選択肢は、以下のようになります。
なお、アメリカのMVNOは巷で販売していない会社を含めてたくさんあります。ここでは、旅行者が比較的簡単に入手しやすい方法のみを書きます。
1.AT&T GoPhoneで、「$25 Monthly Plan (米国内通話250分まで含む。テキストは使い放題。)」に加入し、オプションのデータプラン
●10 50 MB $5/月
●100 200 MB $15/月
●500 MB 1GB $25/月
に加入する。
この方法では、$50で500MB 1GBまで使えます。
単発の訪米で、ネットもそれほど多く使用せずに、毎回SIMを入手し、電話番号も変わってもよければ、この選択肢は良いでしょう。
年に数回訪米し、電話番号を毎回キープしたい場合は、維持費が高くつきます。(月最低$25。)
SIMは、AT&Tショップで貰えば無料。アメリカAmazonやeBayでは1枚3ドル程度で、一度に何枚でも購入可能。
あとは、街中の家電量販店BestBuy、RadioShack、ディスカウント百貨店TargetやWalmartなどで携帯本体と一緒のGoPhoneパッケージを安いのは$9.99から買って、SIMだけ使用します。
“2012年4月18日以降の米国外からの旅行者の米国内でのiPhone/スマフォ利用SIMの選択肢:まとめ” の続きを読む
アメリカ4大キャリアVerizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USAは、米政府FCCの要請を受け、盗難、および、紛失携帯電話のシリアル番号のデータベースを作成することに協力することになりました。
これらのデータベースに登録された携帯電話は、アメリカ国内での通話・データ回線へのアクセスを許可するかどうかの判断に使われます。
このデータベースを作成することで盗難・紛失携帯電話(特にスマートフォン)の再利用を困難にし、これらの携帯の再販価値を下げることで、スマートフォンの盗難件数を減らそう、というのが目的です。
現在のところ、CDMAキャリア(アメリカでは2G/3G通信にSIMを使用していないキャリア)のVerizonとSprintは個別に盗難携帯データベースを作り、これらの携帯の再アクティベートを禁止しています。アメリカのCDMAキャリアはもともと、自社でアクティベートできる携帯は、自社で販売した携帯だけなので、このようなデータベースを自社で作るメリットがありました。また、CDMA通信方式では携帯のシリアル番号(MEIDまたはESN番号)が通信確立の際の端末識別の一部になっているので、このようなシステム構築が可能でもありました。
ところが、アメリカで2G/3G通信にSIMを使用しているAT&TとT-Mobile USAは「SIMを差し替えれば、携帯が使用できる」方式なので、これまで盗難携帯のデータベースは構築していませんでした。GSM/W-CDMA方式では携帯のシリアル番号(IMEI番号)ではなく、SIMの番号(ICCID番号)が通信の際の端末識別に使われるので、携帯本体のシリアル番号で回線接続をブロックする為には、追加のシステム構築が必要です。
今回の米政府FCCのリクエストで、AT&TとT-Mobile USAも盗難携帯のデータベースを作成し、それを他の携帯キャリアおよび全米の警察当局がアクセスできるようにすることに協力するものです。
“アメリカ4大キャリアが米政府の要請に応じて、盗難携帯のデータベース作成に協力” の続きを読む
AT&Tが「2年契約束縛終了後」のiPhoneの無料SIMロック解除を開始した初日の2012年4月8日、早速、その体験を記述したオンラインニュースが出ています。
The Next Web:AT&T’s iPhone unlock process detailed: Up to 5 devices, Apple does the unlocking, requires IMEI only – 2011年4月8日
基本的には、
1.AT&Tのショップ、または、AT&Tのオンラインチャットで、SIMロック解除したいiPhoneのシリアル番号(IMEI番号、iPhoneの「Settings>General>About」で見つかる。)と、自分のEメールアドレスを伝える。
2.AT&Tが、そのiPhoneのSIMロック解除のエリジビリティーをコンピューターでチェックする。
この時にまだAT&Tと契約が継続している場合は、未払い・遅延などが無いかどうかチェックされます。
古いiPhoneで、既に現在、AT&Tとの契約が無い場合は、IMEI番号からiPhoneのデータベースをチェックして、オリジナルの購入日、解約日、解約までの経過、などをチェックしてエリジビリティーを決めるそうです。
3.AT&Tがアップルに連絡。
4.72時間以内にメールアドレスでアップル AT&Tからリモートアンロック完了の通知が来る。
一部にはその場でアンロック指示が来て、すぐにSIMロック解除できた人も居るらしい。
SIMロック解除をリクエストする人がオリジナルの購入者でない場合などは、社内での承認が必要なので、4月16日まで時間が掛かる、と言われた人も居るらしい。、
5.通知が来たら、そのiPhoneをPCのiTunesに接続する。最新のiOSで復元する。(復元前にバックアップを取って、復元後、「バックアップから復元する」で設定とデータを戻す。)このときに使うアクティベーションSIMは、どこのSIMでも良い。
となります。
※ 復元する代わりに、『iPhoneに他社SIMを挿入し、PCのiTunesを起動し、USBケーブルでiPhoneをPCに繋げると、「Congratulation・・・」のメッセージがiTunesに表示されて、SIMロック解除プロセスが終了する、というレポートもあるので、復元する前にそれもお試し下さい。iOSを復元すると、たとえデータを「バックアップから復元」しても、Eメールはその時にメールサーバーに残っているEメールしか戻りません。
“AT&TのiPhone SIMロック解除手続きが明らかに” の続きを読む
当サイトへのブログ・アクセスログから直近1ヶ月くらいの当サイトへの検索のキーワードを見ると、「アメリカ ポケット WiFi」というキーワードが増えてきているように見えます。
これは、iPad/アンドロイド端末やスマートフォンやPCをアメリカへの旅行/出張に持ってきて、現地でポケットWiFiを使いたい人が増えてきている証拠でしょう。
そこで、今のアメリカのポケットWiFi事情を整理してみたいと思います。
去年(2011年)、実際に近所の家電量販店やディスカウント百貨店を何軒か確認のときに回ったときには、以下のお店で以下のポケットWiFiが購入できました。
最近(2011年7月)のアメリカのプリペイド・モバイル通信装置販売状況 – 2011年7月4日
これに、現在までの状況を追加して書いてみたいと思います。
なお、記事掲載後に実際の店舗を訪問して現状を目で確認したいと思います。
その度、一部記事内容を変更することがありますので、ご了承ください。
この記事に書く選択肢は、以下の予定です。
■ 現地で購入して、プリペイド(身分証明不要)で使用できるポケットWiFi
● Virgin Mobile USA 3G ポケットWiFi MiFi2200
● T-Mobile USA ”4G” ポケットWiFi T-Mobile 4G Mobile HotSpot および T-Mobile Sonic 4G Mobile HotSpot
● Cricket Wireless 3G ポケットWiFi
● Verizon 3G ポケットWiFi MiFi2200
● Clear(Clearwire) 4G WiMax ポケットWiFi
● AT&T 4G LTE対応 ポケットWiFi
■ 現地で購入して、ポストペイド契約(アメリカの与信履歴が必要)で使用できるポケットWiFi
● Verizon 4G LTE対応 ポケットWiFi
● Sprint 3G ポケットWiFi、 4G WiMax/3G CDMA2000ポケットWiFi、4G LTE/3G CDMA2000 ポケットWiFi
■ 自前の端末やSIMフリーポケットWiFiを持ち込んで、現地でプリペイドSIMで使用する
● SIMフリーポケットWiFiを、AT&T SIMなどで使用する
● 新iPadやiPhone/アンドロイド携帯をポケットWiFiとして使う
● UQ WiMaxのアメリカローミング
“アメリカのポケットWiFi現状(2012年4月現在)” の続きを読む
アメリカでSIMフリースマートフォンやポケットWiFiに使用するのに、これまで比較的に街中での入手性が高く、確実にデータ(ネット)アクセスが出来たAT&TのGoPhone SIMですが、AT&TはGoPhone SIMでスマートフォンを使用している人で、インターネットアクセスの為にFeature Package->Data Plackageに加入できるのは、2012年4月18日からは「月極めプラン(Monthly Plan)加入者のみに限定する」とGoPhoneユーザーに通知しているようです。(筆者にはテキストメッセージも電子メールも、まだ来ていません。)
AT&T Says No More Data Packages on GoPhone PAYGO Starting April 18 – 2012年4月4日
これまではPay-as-you-go 1分$0.10プランに加入し、通話を全くしないか、殆どしなくても、そのトップアップ残高をFeature Package->Data Packageに全て転用できましたので、実質的に
● $5で10 MB/30日間
● $15で100 MB/30日間
● $25で500 MB/30日間
のどれかのデータ・オプションでデータ(パケット)の使用のみが出来ました。
2012年4月18日以降から新規加入するスマートフォン使用者の場合は、最低でも月$25の「$25 Monthly Plan」(通話が250分まで無料、テキスト使い放題)に加入した人のみが、Data Packageに加入できます。
“AT&T GoPhoneデータ・パッケージは2012年4月18日より月極めプラン加入者のみが加入できます。” の続きを読む
約一ヶ月前のニールセン社公表のレポートで、
スマフォ派 vs 非スマフォ派:年代別、収入別比較 – 2012年3月3日
2012年1月現在、アメリカのスマートフォンユーザーの割合は携帯所有者全体の48%、という発表がありました。
これが、同じニールセン社の調査で、一ヶ月後の2012年2月現在、アメリカの携帯所有者の49.7%に増えました。
Half of US cellular subscribers own smartphones: Nielsen – 2012年3月29日
Nielsen: Smartphones account for nearly 50 percent of US mobile phones as of February – 2012年3月29日
この増加率では、間違いなく2012年3月にはアメリカ携帯所有者の過半数を超えます。
2012年2月現在のアメリカ・スマートフォン保有者のOS別では、・・・
“アメリカの携帯所有者の半数がスマートフォン利用者:2012年2月現在” の続きを読む
最近、アメリカ国内の場所によってはiPhoneやスマートフォンでのインターネット・アクセス速度が遅い、という不満の声をところどころで見たり聞いたりします。理由はアメリカ国内のiPhone/スマフォ/ポケットWiFi等の利用者数が急増していて、回線整備が追いついていないからなのですが・・・
スマートフォンのネット速度テストで良く使われるアプリに「SpeedTest」がありますが、これはたくさんの人が全米、全世界で使っているのだから、この測定結果を地図にして公表すれば便利だと思います。
http://www.speedtest.net/
例えばこれから旅行や出張で遠くの都市に行くときに、その場所でのほかの人のSpeedTestの結果を事前に知れれば、それによってホテルの予約を決めたり、行動計画を決めたり、出来ますね。
・・・と思って調べたのですが、Speedtest.netアプリを提供しているOokla社はそのような情報を公開していないようですね。
近いものとしてOokla社のNetIndexレポート
http://www.netindex.com/
がありますが、国別/州別/キャリア別単位くらいまでの大雑把な集計で、それよりも細かい集計は無いですね。
そこでAppStoreをもう少し調べてみたところ、・・・ありました。
地図にその場所でのアメリカ携帯4社(Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USA)のインターネットアクセス速度をマップしたものがありました。
RootMetrics社の「Cell Phone Coverage Map」アプリです。
iOS版も、アンドロイド版もあります。
PCでも
http://www.rootmetrics.com/map/
にアクセスして、住所を入力して調べることが出来ます。
“アメリカ国内のスマートフォンのインターネットアクセス速度の比較マップ” の続きを読む
アメリカでiPhone端末(現在はアンドロイド端末も可)で使えるクレジットカード決済システムとしては、2009年12月からリリースされているSquareが代表的です。
筆者も毎月数十ドルの使用料を支払う卓上クレジットカード決済端末を、月々のメインテナンス料の不要なSquareに切り替えて、約1年使用しています。
iPhoneでクレジットカード決済-Square – 2011年2月1日
Squareの端末は、最近は家電量販店BestBuyの店内でも$9.99で販売しています。
Square – Card Reader
Squareのサイト、
Square ホームページ
で登録して、端末をリクエストすれば、無料で送ってくれますが・・
よくある質問には、「Squareは日本では使えないのか?」という質問があります。
Squareの端末そのものはネットが繋がっていれば世界中どこでも使えますが、Squareは「端末(ハードウェア)だけの会社」ではなく、「クレジットカードを端末で決済して、顧客に課金したお金を課金側(商店、事業主)の銀行口座に振込むまでの、全ての決済の流れを代行する」クレジットカード決済代行会社です。
したがって、各国で該当する金融規制法の対象となり、Squareの場合は現在はアメリカにある銀行口座としか連結できません。更に、Squareにクレジットカード決済代行口座を作成するには、アメリカのソーシャルセキュリティー番号(社会保障番号)か納税者番号が必要です。
だから、アメリカに銀行口座を持っていれば日本でもクレジットカード決済にSquareは使用できますが、決済は全てドル建てとなり、顧客に課金した金額はアメリカの銀行口座に入金されます。
前置きが長くなりましたがそのSquareに対抗して、iPhone/iPad/アンドロイド端末で使用できるクレジットカード決済システムを、Paypalが2012年3月15日に発表しました。サービス名は『Paypal Here』です。
Squareと同じように、クレジットカードの読み込み端末はiPhone/iPad/アンドロイド端末のイヤホンジャックに差し込んで使います。
“PaypalがiPhone/アンドロイド端末で使えるPaypal Hereクレジットカード決済システムを発表” の続きを読む
AT&T版(GSM/W-CDMA/LTE版) 新iPad (3rd generation)が本日昼過ぎにFedexで到着しました。
早速いくつかの確認実験です。
● iPad 2 vs 新iPad(3rd generation) SpeedTest・・・と言っても、筆者の住んでいる地域ではまだAT&TはLTEサービスは開始していないので、「iPad 2 の3G vs 新iPadのHSPA+」で比較です。
新iPad(3rd generation) は、HSPA+で3.4Mbps程度。
“iPad 2 vs 新iPad(3rd generation) ネットSpeedTest、日本語化、など” の続きを読む
2012年3月16日の今日、オーストラリア、日本など既に新iPad(第三世代)が発売開始になりましたが・・・
2日前の2012年3月13日、アメリカの調査会社ChangeWaveが企業のITバイヤー1604人に聞き取り調査した「企業のタブレット端末購入動向」の結果が発表されました。
Demand for New iPad Shakes Up Corporate Market – 2012年3月13日
これによると、3ヶ月ごとに行っている聞き取り調査の結果、「次期2012年第2 四半期にはタブレット端末を購入する」と答えたアメリカ企業のITバイヤーは、2012年2月現在、全体の22%(5社に一社)。
「購入する端末は、アップルiPad」と答えたのが、「タブレット端末を購入する」と答えたITバイヤーの84%に増えました。(3ヶ月前比7ポイント増。)
“アメリカ企業は企業内使用のタブレット端末に、iPad採用の傾向が更に強くなる。” の続きを読む
「アメリカ・プリペイド携帯、どこが一番安い?」
アメリカ・プリペイド携帯、どこが一番安い? – 2012年2月19日
に、何でも使い放題プランの料金比較を追加しました。
アメリカ・プリペイド携帯、どこが一番安い? – ■ 通話し放題、テキストし放題。データ通信し放題。(スマートフォン使用の場合)
● 新iPad(3rd generation)の発表のおかげで4G LTEが注目されていますが、AT&Tは4月からあと12ヵ所でのLTEサービス開始をする、と先日(2012年3月12日)発表しました。
新しくLTEが開始されるのは、
オハイオ州Akron、Canton、Cleveland、
フロリダ州Naples、
インディアナ州Bloomington、Lafayette、Muncie、
ルイジアナ州Baton Rouge、New Orleans、
ミズーリ州St. Louis、
テキサス州Bryan-College Station、
ニューヨークのStaten Island
です。
AT&T 4G LTE to hit 12 new markets beginning next month – 2012年3月12日
なお、AT&Tは最初のLTEサービス開始の2011年9月18日以来、これまで28ヵ所で既にLTEサービスを開始していて、人口カバー率7400万人(約24%)となっています。
今回の追加発表で、AT&TのLTEサービスエリアは40ヵ所となります。
AT&TのLTEサービスは700MHz (704-746MHz) Band 17で行われています。
AT&TはLTEとは別に全米の広い都市部地域でHSPA+でダウンロード最大21Mbpsのサービスを実施しており、同社はT-Mobile USAの4G HSPA+サービスに対抗する為に、これも『4G』と呼んでいます。
基本的にAT&Tの3Gサービスエリアの80%以上は、既に同じ周波数でHSPA+にアップグレードされています。したがって、HSPA+のサービスエリアは3Gのサービスエリアとほぼ同じと思ってください。
同社の1900MHzまたは850MHz周波数に対応したHPSA+対応携帯(例:iPhone 4S)やモバイル通信機器では、4-5Mbps(実測値)以上の速度での通信が可能です。
“AT&TがLTEサービスエリアを12ヵ所追加、Verizonは7ヵ所追加” の続きを読む
このところ事前発表無しに突然プランを変更しているKDDIの連結子会社(2010年の株買収によりKDDIが51%株所有)のH2O Wireless(Locus Communications)ですが、また突然、数日前に「$10 Feature Card」なるものを追加しています。
これは、Pay-as-you-go (Minutes)プラン、$2/Dayプラン、または、$25/$40/$50/$60 Month プランに使用出来、期限前に通話分数やネットアクセスのバイト数、または、写真メッセージ(Picture Message)、国際SMSメッセージを追加できるものです。
“H2O Wirelessが月内いつでも追加できるFeature Cardオプションを提供開始” の続きを読む
まあ、そんなに難しいことではないんですが、初めてアメリカへ来る人やWiFiが良くわかっていない人には、不安ですよね。
この記事は、そういう初心者向け、事前にできるだけ全部知っておきたい人向け、です。
アメリカでは全米チェーンのスターバックス、マクドナルドではWiFiが無料で使用できます。
また、別にお店の中に入らなくとも、その店のすぐ外でも電波が掴まります。
だから、車で走っていて、「ちょっとスマートフォンで付近の情報を知りたい」と言うときは、何もお店の中に入ってコーヒーやビックマックを(有料で)注文しなくとも、出来るだけ店の建物に近い駐車スポットに車を止めて、そこで車の中からスターバックスやマクドナルドの無料WiFiに接続することが出来ます。
車でない場合でも、郊外の店だと外にピクニックテーブルを置いてあるところもありますから、店に入らず、そこで無料WiFiに接続すれば、全く無料で接続できます。
お店の中に入ると、どうしても何か注文しないといけない雰囲気になりますが、どうしても久しぶりにフラパチーノを飲みたくなってスターバックスに行く以外は、そんなところでお金を使ってコーヒーを飲みながら公衆WiFiにアクセスすると、無料WiFiじゃあなくなりますよ。
最近では食品スーパーや1~2階建てのモーターホテル(モーテル)などでも無料WiFiを提供しているところが多いし、食品スーパー内にはコーヒーショップがあったり、購入したものを簡単にそこで飲んだり食べられたりするようなテーブルや椅子が備え付けられているところも多くなっています。
そこでもゆっくり、好きなだけ、無料でWiFiに接続して下さい。
日本とアメリカのWiFiホットスポットの大きな違いは、アメリカの公衆WiFiホットスポットは殆どのところがセキュリティー・パスワード(WEPキー)が不要だと言うところです。したがって、鍵の無いSSID(WiFiの信号名)が見つかったら、まず、繋げてみることです。
“アメリカのスターバックス/マクドナルド等で無料WiFiに接続する方法” の続きを読む
先週、T-Mobile Comet(Huawei IDEOS)が安い、と書きました。
【安売り情報】T-Mobile Comet(Huawei IDEOS)が、$99.99 – 2012年3月1日
昨年12月ごろから時々「スマートフォンを買えば、$50のトップアップカードを無料で提供」キャンペーンを行っているT-Mobile USAですが、このキャンペーンがまた始りました。(今日から?昨日から?)
T-Mobile USA -> Shop -> No Contract Phones
今、T-Mobile USAサイトでプリペイドのアンドロイド携帯(Cometを含む)を注文すると、$50のトップアップカードが無料で付いてきます。
期限は、2012年3月8日(木曜日、現地時間)までです。
これにより、携帯そのものは実質$49.99(プラス消費税、送料)になります。
そして、おまけの$50カードでトップアップして、60日経てば、SIMロック解除をリクエストできます。
T-Mobile Comet(アンドロイド携帯)のSIMロックを解除しました – 2011年9月17日
決めかねていた人は、これで決定打かな・・・?
Comet(Ideos)を買うメリットは、
1.テザリングが可能
2.小型 (スマートフォン携帯として使う場合には、逆に「文字が見難い、入力がしずらい」というデメリットにもなりますので、注意。)
3.SIMロックを解除すれば、日本でも使える。
4.もちろん、日本語入力は、無料アプリをインストールすれば、可能。
なお、上にも書いたように、T-Mobile USAは「無料トップアップカード付き」キャンペーンを抜き打ちでよくやりますので、気を付けてT-Mobile USAのサイトをみていましょう。
以前にも紹介しましたが、今回のような特売や、毎週の各キャリア/家電量販店/ディスカウント百貨店/Amazon.comなどの安売り情報は、
Prepaid Phone News サイト
を定期的にアクセスしてください。
特に、アメリカ国内の毎週のプリペイド携帯の特売は日曜日にこのサイトでまとめられます。
・・・こんな情報だけでなく、もう少し読んで楽しい記事も書きたいと思っていますが、今ちょっとあることに取り込み中なので、もう少し待ってください。
同じような調査を続けて掲載しても、あまり意味が無いかとは思ったのですが・・・
ニールセンの調査はアメリカ18歳以上の携帯加入者を対象とした調査
スマフォ派 vs 非スマフォ派:年代別、収入別比較 – 2012年3月3日
でしたが、この調査はアメリカ18歳以上成人(携帯加入かどうかは事前フィルターしない)の調査です。
2012年3月1日発表の、別の団体(Pew Research Center、Internet & American Life Project)の調査による、アメリカの18歳以上成人の、スマートフォン/非スマートフォン所有比率です。
Nearly half of American adults are smartphone owners – 2012年3月1日
元資料(PDF)
46% of American adults are smartphone owners – 2012年3月1日
★ 2012年2月現在、アメリカ18歳以上成人の、
● スマートフォン所有率 46% (2011年5月調べでは、35%。・・・11ポイント増加。)
● 非スマートフォン所有率 41% (2011年5月調べでは、48%。・・・7ポイント減少。)
● 携帯を持っていない成人の割合 12% (2011年5月調べでは、17%。・・・5ポイント減少。)
ニールセンの2012年1月の調査同様、スマートフォンの所有率は、成人人口全体の半数に近づき、携帯所有者の過半数を超えました。
“スマフォ派 vs 非スマフォ派:その2” の続きを読む
このサイトには検索エンジンで「WiMax」をキーワードに到達する人が毎日何人か居ます。
ここで、アメリカのWiMaxの今後について、今現在発表されていることを、書きます。
その前に、アメリカのWiMaxは、Sprint社が54%株主であるClear(Clearwire)社が基地局などのインフラを設営し、そのインフラをSprintが販売(MVNO)しています。
Clearは自社でも直接エンドユーザーへWiMaxモバイルルーター接続サービスを行っていますが、Clearの収入の90%以上はSprintからの回線使用料です。
したがって、SprintがWiMaxサービスの販売を中止すると、Clearの経営は維持できなくなります。
さて、WiMaxに付いて現在発表されていることは、
“アメリカのWiMaxについて、現在判っていること。” の続きを読む
同じニールセン社が調べた「アメリカのスマートフォン vs 非スマートフォンユーザー、の割合い調査 (21012年1月現在)」、
Survey: New U.S. Smartphone Growth by Age and Income – 2012年2月20日発表
これによると、2012年1月現在、アメリカのスマートフォンユーザーの割合は全体の48%。ただし、直近3ヶ月で携帯本体を購入した人の69%はスマートフォンを購入したそうです。
18~34歳では直近新規購入者の80%がスマートフォンを購入。55~64歳でも56%、65歳以上でも43%が新規購入時にはスマートフォンを購入しています。
最も非スマートフォン派は今持っている携帯に特に不満を感じていないのだから、直近で携帯を買い換えるモチベーションが無いのでしょう。
全携帯保有者では、18~44歳では3人に2人がスマフォ保持者、45~54歳でも半数弱がスマフォ保持者です。
更に収入別にもスマフォ保有率を分けてみると、・・・
“スマフォ派 vs 非スマフォ派:年代別、収入別比較” の続きを読む
ちょっと古いデータ(2011年Q1データ)なのですが、他の記事を読んでいる最中に参照されていた元記事が興味を引いたので、備忘録として記しておきます。
ニールセン社が調べた「アメリカのスマートフォンユーザーの月平均データ使用量」、
Average U.S. Smartphone Data Usage Up 89% as Cost per MB Goes Down 46% – 2011年6月17日
これによると、アメリカのスマートフォンユーザーの平均データ使用量は、2010年第1四半期の月230MBから、2011年第1四半期には月435MBに増加(年率89%増加)。
うち、アンドロイドユーザーは月平均582 MB、iPhoneユーザーは月平均492 MB使っている。(2011年第1四半期)
【グラフのタイトルからは判り難いが、上記リンク先の元記事を読むと、グラフ内の数字は「MB/月」が単位。】
年に2倍近く増えているから、2012年第1四半期は月平均900MB~1GBくらいかな。
また、同じ記事によれば、スマートフォンのデータヘビーユーザー上位10%は2011年第1四半期で月1GB(前年同期は490MB)、上位1%は月4.6GB(前年同期は1.8GB)使っている、とも報告しています。
アメリカでスマートフォン/iPhoneの契約加入する際に「データプランは、どのプランに入ったら良いか?」と迷っている人は、一つの参考値としてこの数字を使ったら良いでしょう。
T-Mobile USAのCometは、日本の日本通信、イーモバイルが発売しているHuwaei IDEOSの、対応周波数の違うモデルです。
Huawei IDEOSは、次のモデルがあります。
3G周波数 (UMTSバンド) 使用キャリア |
モデル U8150-A (T-Mobile版) |
モデル U8150-B (日本通信/ Hanacell版) |
モデル U8150-D (ヨーロッパ? アジア?) |
モデル U8150-92 (イーモバイル版、 S31HW ) |
UMTS 800MHz (UMTS VI) ドコモFomaプラス |
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UMTS 850MHz (UMTS V) AT&T |
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UMTS 900MHz (UMTS VIII) ヨーロッパ |
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UMTS 1700MHz (UMTS IX) イーモバイル |
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UMTS 1700/2100MHz (UMTS IV) T-Mobile USA |
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UMTS 1900MHz (UMTS II) AT&T、T-Mobile USの一部 |
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UMTS 2100MHz (UMTS I) ドコモ、日本通信、ソフトバンク、ヨーロッパ・アジア |
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つまり、T-Mobile USAのCometは、Huwaei IDEOS 8150-A、日本通信やHanacellで販売しているものはU8150-B、イーモバイルで発売していたS31HWはIDEOS U8150-92です。
また、どのモデルも2G GSMは850/900/1800/1900MHzに対応しているので、2Gは日本と韓国以外は全ての国に対応しています。
T-Mobile USA販売のComet(IDEOS U8150-A)
日本通信販売のIDEOS U8150-B
“【安売り情報】T-Mobile Comet(Huawei IDEOS)が、$99.99” の続きを読む
H2O Wireless (AT&T回線を使用したMVNO) Minute Plan (Pay-as-you-goプラン)が、急に変わりました。
以前のプランは、以下の写真の通り$10で90日有効でした。
このプランだと、ほとんど電話をせず、電話番号だけ緊急連絡のときのために維持する必要がある人は、月最低$3.33で電話番号が持てたことになります。
実際に、
アメリカ・プリペイド携帯、どこが一番安い? – 2012年2月19日
では、毎月通話を殆どしない場合には、HanacellのプリペイドXプランの次に月の維持費の安いプランとしてランクしていました。
ところが、本日、別の件でH2O Wirelessのホームページを見たところ
H2O Wireless PLANS Talk, Text & More
Minuteプランが以下のように予告無く変わっています。
“H2O Wireless Minute Plan (Pay-as-you-go)が、急に変わった。” の続きを読む
2週間ほど前、MVNOのStraightTalkとNet10(どちらも、親会社はTracfoneブランドを持つ、メキシコの携帯電話会社América Móvil)が、これまでの方針を変えて、「SIMだけ販売」を開始する、という記事を書きました。
Net10とStraightTalkが、「SIMオンリー」サービスを開始する予定です。 – 2012年2月4日
América MóvilグループのTracfone、Net10、StraightTalk、SafeLink携帯会社については、
Tracfone、Net10、StraightTalk、SafeLinkプリペイド携帯は、(主に)通話・テキスト専用です。 – 2012年1月27日
もともとTracfone、Net10、StraightTalk、SafeLinkの利用者は低所得者または中南米移民が多く、これらの会社の販売していたプリペイド携帯はAT&TまたはT-Mobile USAの回線を利用した2G GSM、または、Verizonの回線を利用した2G CDMA携帯が中心でした。(他のアメリカ国内のプリペイド携帯会社にずいぶん遅れて、昨年秋からようやくSprint回線を利用したスマートフォンの発売が開始されました。)
そのような経歴のために、このStraightTalk / Net10 の「BYOP(Bring-Your-Own-Phone) SIMオンリー販売」も、「本当にAT&T、または、T-Mobile USAで3G回線を使えるのか。2G GSMだけではないのか。」という不安がありました。
そこで、StraightTalkのBYOP SIMを購入し、使ってみることにしました。(Net10のBYOP SIMも、基本的には同じです。)
このSIMの最大の魅力は、1ヶ月$45(Net10 は1ヶ月$50)で、「アメリカ国内通話も、テキストメッセージも、ネット(パケット)も、全て使い放題」という点です。
本当に3Gで使い放題なら、これは画期的なSIMです。
ただ、ここまで書いたように、本来のStraightTalk/Net10のユーザーは、通話主体のユーザー。
América MóvilはこのSIMオンリーサービスを開始したとしても、「パケットユーザーがそれほど急激には増えないだろう。」と予想しているのでしょう。
将来増えてきて、回線に負担が増えてきたときに、上限を設定してくるかもしれませんので、ご注意ください。
・・・しかし、今ならまだ、ネットも使い放題です!
“StraightTalk / Net10 BYOP SIM、月$45($50)で何でも使い放題、使い方。” の続きを読む
アメリカの全米ネット携帯電話会社、Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USAのカバレッジ地図を掲載します。
どの会社も、自社電波(基地局)の無いところでは他社または地域零細携帯電波会社(基地局所有会社)と会社間ローミング契約を結んでおり、人口カバー率では96%以上あり、通話に関しては余程の大自然の中にまで行かない限り、繋がらないことはありません。
たとえば、Sprintは過疎地域ではVerizonとローミング契約を結んでいる為に、Sprintの基地局の無い地域でもVerizonの電波を自動的に掴み、通話が出来ます。
AT&TとT-Mobile USAも相互に会社間ローミング契約を結んでいる為、お互いの電波の不足を補い合っています。
ただし、データ・ローミングまでは会社間で許可していないことが多く、3Gデータ(パケット)通信は自社電波の無いところでは使えないこともあります。
また、GSM/W-CDMA通信会社のAT&TとT-Mobile USAは、2G GSM(Edge/GPRS)は共通の周波数を使っているものの、3Gの周波数は違うので、技術的に3Gのデータローミングはできません。
4Gも周波数と通信方法が各社違う為、ローミングできません。
なお、各社のカバレッジ地図のページは以下の通り。これらのページで住所を入力すれば、更に詳細なカバレッジマップが見られます。
Verizon
Verizon Coverage Locator
Sprint
Sprint Coverage Check
AT&T
AT&T Coverage Viewer
AT&T 4G LTE
AT&T Network Homeで、「Coverage」をクリック。
T-Mobile USA
T-Mobile USA Personal Coverage Check
Clear (Clearwire) WiMax
Clear Coverage Map
Virgin Mobile USA (Sprint子会社)
Virgin Mobile USA Coverage Map
BoostMobile (Sprint子会社)
BoostMobile Coverage Maps
H2O Wireless (AT&T電波使用、4G BoltはClear WiMax使用)
H2O Wireless Coverage
SimpleMobile (T-Mobile USA電波使用)
SimpleMobile Nationwide GSM Coverage
“Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USAのカバレッジ比較” の続きを読む
さて、1年と2ヶ月余りにわたってアメリカの携帯電話の話題、特に、プリペイド携帯の話題を中心に書いてきました。
しかし、「アメリカのプリペイド携帯電話は、結局、どの会社が安いの?」と言う質問にはなかなか答えられません。
その理由は、アメリカの携帯電話料金は、
● 音声通話料金
● テキストメッセージ料金
● データ(パケット)通信料金
の3つの組み合わせであり、それぞれどのくらい使うかによって、料金や求めるプランが違ってくるからです。
ですが、ここで、いくつかの場合に分けて、それぞれどの会社が一番安いか、調べてみましょう。
“アメリカ・プリペイド携帯、どこが一番安い?” の続きを読む
iPhoneやアンドロイド携帯って、WiFiが使えないところで3G(4G)で接続して、初めて「ありがた味」が判るものですよね。
ニューヨーク市内在住の人は車を持っていない人が多いらしいですが、そういうところだと3~4ブロック歩けば無料WiFiの提供されているスターバックスやマクドナルドの横を通り過ぎることになり、必要ならそこに入ってWiFiを無料でアクセスすれば良いわけです。
しかし、こういうところだと、WiFiは無料かもしれないけど、やたら毎日浪費するコーヒー代やハンバーガー代が高くなりませんか?
それとも、何も買わずにタダでWiFiを利用して、用事が済んだら、店を出るのかな・・・
WiFiだけで使うのなら、あんな画面の小さな3インチ以下のスマートフォンで見にくい小さな文字を読むよりも、WiFi専用iPadやアンドロイドタブレットの方が良くないですか?
さて、ニューヨーク市以外の場所に住んでいる人は、毎日、または最低でも週に一回は車を利用しますね!?
留学生で自分で車を持っていなくとも、誰かに乗せてもらって買い物に行ったりするでしょう?
車で出かける途中や、目的地で、または駐車場で待っている間、・・・・など、など、スマートフォンでネットを使いたいときは、ありますね。その場合、必ずしも目的地にWiFiがあるとは限らないじゃあないですか。
でも、そんな(WiFiの無い)場所で使えなかったら、スマートフォンも宝の持ち腐れですよ。
だけど、自分がどのくらいのバイト数を使うか分からないと、パケット通信プランに加入するのに、どのプランに加入したら良いか、悩みますね。
一番怖いのは、従量課金制しかないプランですね。
例えば、Virgin Mobile USAのBroadband2Goの料金表
http://www.virginmobileusa.com/mobile-broadband/broadband2go.html
には、次のように書かれています。
100MBとは、ウェブ閲覧連続5時間、または、Eメール1万通相当(1通10.24KB)。
そこで、Eメール、ウェブページ、地図について、それぞれ使うバイト数を実際に調べてみましょう。
もちろん、これらは必ずしも一定ではなく、ダウンロードするメールやウェブページや地図の複雑さによっても違ってきます。
が、全く検討もつかない、初めてスマートフォンを使う人には、参考にはなるでしょう。
すでにスマフォ所持者は、一度、自分でバイト使用量を調べてみましょう。
“メール1通、何バイト?Web1ページ、何バイト?地図1回、何バイト?:従量課金制の警告” の続きを読む
昨日のアメリカ第5位の地域携帯電話会社に続いて、第6位のアメリカ地域携帯電話会社U.S. Cellularについて簡単に説明します。
U.S. Cellular Home Page
U.S. Cellularは加入者約610万人で、主に東海岸北部(メイン、ニューハンプシャー、バーモント州)、東海岸中部(バージニア、ウェストバージニア、ノースカロライナ、サウスカロライナ、テネシー州東部)、中西部(ウィスコンシン州、イリノイ州、インディアナ州、ミズーリ州、ネブラスカ州、オクラホマ州)、太平洋岸北部(ワシントン州、オレゴン州、カリフォルニア州の北部)の26州126都市・地域と周辺過疎地でCDMA2000を、800MHzまたは1900MHzの周波数で提供している携帯電話会社です。
下の地図で濃い色に塗られているところが、自社カバレッジ(電波)の提供されているところで、また、その地域に住んでいる人はU.S. Cellularに加入できます。
“U.S. Cellular携帯電話会社について” の続きを読む
アメリカで5番目に大きな携帯電話会社、MetroPCSについて簡単に説明します。
MetroPCS Home Page
アメリカのトップ4大携帯会社、Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USAは、ハワイ州・アラスカ州を含むアメリカ国内のほぼ全ての地域でサービスを提供しています。(砂漠や草原の人のほとんど住んでいないところまで電波が届いているかどうかは、各社のサービスエリアの広さによります。)
一ヶ所で加入すれば、電話番号を変えることなく、全米で使えます。
MetroPCSは、地域限定型の携帯電話会社と言えます。
MetroPCSは加入者総数約950万人で、自社で電波を持っているプリペイド携帯電話会社です。
通信方式は、2G/3GはCDMA2000の1900MHz周波数帯域を使っています。
したがって、2G/3G通信専用携帯ではSIMを使っておらず、SIMを挿入する場所が携帯本体にありません。
MetroPCSは、4G LTEサービスを AWS周波数帯域(上り1700MHz/下り2100MHz)でも提供しています。
LTE通信に対応している携帯機種では、SIMを使用しています。
同社のサービスは全てプリペイドサービスで、加入しやすいので、西海岸・東海岸の留学生には加入者が多いようですね。
ただし、MetroPCSの自社電波のある地域は以下の19都市/地域に限られています。
“MetroPCS携帯電話会社について” の続きを読む