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T-Mobile USは今年(2016年)1月からプリペイド携帯用SIMを、事前にアクティベートした状態で出荷することがあります。
T-Mobile Now Shipping SIMs Pre-Activated and That’s a Problem For Some Users – 2016年1月26日
この「事前アクティベートSIM」は、主に2016年1月以降にT-Mobile USオンラインサイトでプリペイドSIMキットを注文した際に、T-Mobile USから直接出荷されるSIMがそうなっていると筆者は理解していましたが、電気店等の店頭、または、T-Mobile代理店で販売しているT-MobileプリペイドSIMキットでも同様に「SIMが事前にアクティベートされているものがある」ことが最近、判明しました。以下のように、アクティベーションコードが同梱されている「T-Mobile SIM Starter Kit (Bring your own phone or tablet)」パッケージでも、事前にSIMがアクティベートされていることがあります。
“事前にアクティベートされたT-Mobile US Prepaid SIMの使用開始の手順” の続きを読む
T-Mobile USは2015年6月15日より、1枚で通常(Mini)SIM、マイクロSIM、ナノSIMに対応する3-In-1 SIMを販売することがわかりました。SIMの価格は1枚$15($14.99)となっています。
アメリカでは既にZIP SIM(旧Ready SIM)が5月初めから3-In-1 SIMを販売しているほか、他にも数社のMVNOが3-In-1 SIMを販売しています。
このSIMのおかげで、ユーザーは使用する端末で使用するSIMの種類に関係無く、SIMを買うことが出来ます。
T-Mobile USショップではこの3-in-1 SIMのほか、従来の通常(Mini)SIM、マイクロSIM、ナノSIMの単独SIMも継続して販売されます。
さらにT-Mobile USは、ポストペイド/プリペイド契約、個人/法人契約、に関係無く、2015年6月28日よりプリペイド契約Pay-as-you-goで、「$10で7日間、(アメリカ国内)通話し放題・テキストし放題」プランを追加します。
データ通信は、従来のPay-as-you-go同様、
- $5で500MB/日(24時間)まで、
- $10で1GB/週まで
が追加でき、期間内/バイト数内限度でテザリングが可能です。
これまではT-Mobile USのPay-as-you-goは月$3が課金され、アメリカ国内通話が月30分まで、または、テキストが月30通まで無料でした。
新プラン追加により、米国外からの旅行者など、一時滞在者が電話やテキストを使いやすくなると見ています。
【TMoNews】T-Mobile to start selling 3-in-1 SIMs, plus $10 unlimited talk & text 7-day prepaid plans – 2015年6月13日
さて、筆者は昨年秋、Nexus 5を購入した初日、到着して2時間も経たずにNexus 5にSIMをスタックしてしまいました。そのときは、iPhone 5Sで契約済みのNano SIMをマイクロSIMアダプターに填めて、通信テストをしていました。そして、何とかスタックしたNano SIMとマイクロSIMアダプターは取り出したものの、Nexus 5の内部のSIM接触部分の金メッキのコンタクト端子を破損し、そのNexus 5は二度とSIMを認識しなくなり、WiFi専用となりました。
幸いなことにGoogleはこの秋、Nexus 5の「理由不問での、整備品との無料交換」サービスを一人一台に限り実施しましたので、約1年放置されたそのNexus 5はめでたく機能を100%発揮できる製品と交換できました。
また、つい最近、同じくVerizonのNano SIMをマイクロSIMアダプターに填めて、Verizonの旧モデルのポケットWiFiで動作テストをして、そのときもSIM(SIMアダプター)がSIM挿入部分にスタックしてしまい、出せなくなり、プラスチック製のアダプターをナイフの先で切って出す、という羽目に合いました。そのとき、同じくSIM接触部分の金メッキのコンタクト端子をひとつ部分破損してしまいました。
そこで、なぜNano SIMをマイクロSIMアダプターやノーマルSIMアダプターに填めてSIMスロットに挿入したときにこの事故が多いのか、写真入りで細かく検証してみます。もちろん、Micro SIMをノーマルSIMアダプターに填めてSIMスロットに挿入したときも同様の事故は発生する可能性があります。
この記事を見た後、SIMアダプターを使用するときにはどういうところに注意したほうが良いか、が分かると思います。また、「SIM挿入部分が金属などの部品でカバーされていて、いったんSIMが挿入されるとSIMにアクセスできない本体」や、「SIM挿入部分が本体に入り込んでいるような端末」では、SIMアダプターの使用はなるべく避けたほうが良い、ということが分かると思います。
“なぜNano SIMをマイクロSIMアダプター/ノーマルSIMアダプターに填めて使用すると、本体から出しにくく、本体のSIM接触部分を破損しやすいのか?(写真入り検証)” の続きを読む
つい数日前、突然(?)紹介したT-Mobile USのMVNOのUltra Mobileですが、
Ultra Mobile(T-Mobile USのMVNO)のSIMアクティベートの仕方。 – 2014年6月28日
今月初め(2014年7月1日)よりいくつかの変更がありました。
■ その第一は、データ通信がLTEまで可能となったことです。
T-Mobile US回線を使用したプリペイド携帯用通信プランでは、これまで
● T-Mobile US プリペイド
● Net10 および StraightTalk および SimpleTalk (Tracfoneグループ)
だけでLTE接続できましたが、この2つのプリペイド通信グループ以外でT-Mobile USがLTE接続を許可するのは、Ultra Mobileが初めてです。
Ultra Mobileは2012年にサービスが開始され、多くの国への国際電話(発信)を無料、または、無料に近くしている(1000分まで無料)のが特徴です。
アクチの方法は特にZIP SIM(旧Ready SIM)のように簡単ではなく、他のアメリカのプリペイドSIMカードのアクチと手順は殆ど同じです。
SIMは独立系ディーラーを通して販売されているほか、自社のウェブページでも販売しています。(当サイトでも代行可能です。)一般の小売チェーン店では販売していません。
Ultra MobileはT-Mobile USの回線を使用しているので、このサービスでLTE接続の受益を受けたければ、LTE Band 4(AWSバンド)に対応した端末(iPhone 5s/5cやNexus 5、Moto X/G 4G、など)が必要です。
新規契約者(新SIMアクティベーション)は即、既存の加入者は次回の「月プラン更新」からLTE接続が可能になります。
ZIP SIM(旧Ready SIM)など他のT-Mobile USのMVNOも、LTEが接続可能になれば「すぐに実行したい」と既に1年以上前に表明していますので、これらのT-Mobile US MVNOでLTE接続出来るのも近いと思います。
“Ultra Mobile(T-Mobile USのMVNO)が2014年7月1日からLTE対応、40ヵ国へは国際電話料金を(1000分を超えても)無料に。” の続きを読む
T-Mobile USのMVNOのUltra MobileのSIMアクティベートの手順を、書きます。
Ultra MobileはT-Mobile USのMVNOで、3G/HSPA+/DC-HSDPA(2014年7月1日から、LTE追加)までのデータ接続が可能です。その点はReady SIMを含み、他のT-Mobile USのMVNOと同じです。
T-Mobile USは、
● 4G LTE AWS (Band 4)
● 3G/HSPA+/DC-HSDPA AWS (Band 4)
● 3G/HSPA+ 1900MHz (Band 2)
● 2G GSM 1900MHz
の電波を使用しています。これらの周波数に対応する携帯本体が必要です。Ultra Mobileのサービスでは、LTE接続は出来ません。
データ通信は
● 月$19で、3G/HSPA+(4G)/LTEは100MBまで。超過分は$2.50で50 200MB、$5.00で250 500MB、$10で500MB 1GB。
● 月$29で、3G/HSPA+(4G)/LTEは250MBまで。超過分は$2.50で50 200MB、$5.00で250 500MB、$10で500MB 1GB。
● 月$39で、3G/HSPA+(4G)/LTEは500MBまで、超過分は128Kbpsの速度で使い放題。高速データ通信の追加は、$10.00で500MB 1GB。
● 月$49で、3G/HSPA+(4G)/LTEは1GBまで、超過分は128Kbpsの速度で使い放題。高速データ通信の追加は、$10.00で500MB 1GB。
と比較的少ない(月の通信料金を考えれば、そんなもの?)ですが、月$39と$49プランは容量を超えた後は128Kbpsの速度で使い放題になります。また、それぞれ3G/HSPA+(4G)/LTEの高速スピードデータ通信を有料で追加することも可能です。
テザリングは、テザリングAPNを、通常APNと同じ値を入力して、可能です。
Ultra Mobileの最大の特徴は、「国際電話が基本料金に入っている」ということです。特に、月$29以上のプランでは、毎月最初の1000分までは無料です。(ただし、日本の携帯電話へは対象外です。)特に、中国・香港へは月1000分まで固定・携帯とも無料、その後は1分当たり$0.01という超格安なので、中国人利用者は多く、カスタマーサービスも中国語が用意されています。また、MVNOですが、国際電話は直接ダイアルが出来ます。(アメリカ国内のアクセスポイントに接続してから相手の電話番号を入力する必要が、ありません。)
特に当サイトでお勧めしているプリペイドSIMではありませんが、国際電話を安く、かつ、アクセスポイント経由ではなく、直接ダイアルで電話したい方には、一考の価値があるかもしれません。
Ultra Mobileは使い捨てというよりは、数ヶ月以上継続して使う場合に適しています。
Ultra MobileのSIMアクティベートの仕方は
■ 1.自分で、Ultra Mobile(Ultra.Me)のウェブサイトで行う
■ 2.自分で、Ultra Mobileのカスタマーサービスに電話して行う
■ 3.Ultra Mobileの代理店を捜し、その店でアクティベートして貰う
の3通りがあります。
なお、この記事の最後のほうには、
■■■ ltra Mobile国際電話の仕方U
■■■ Ultra Mobile Voice Mailのアクセスの仕方
■■■ 携帯から残高照会、トップアップをする方法
■■■ Ultra MobileのSIMの有効期限
■■■ オンライン・アカウント管理画面の簡単な説明
を書きます。翌月の料金や追加高速データ通信・追加国際電話料金をトップアップする場合に、オンラインで可能です。
以下、詳細な手順です。
“Ultra Mobile(T-Mobile USのMVNO)のSIMアクティベートの仕方。” の続きを読む
2014年夏編、アメリカ短期旅行や出張で現地で快適にスマホ/iPhoneを使うためのマニュアル、「スマホ/iPhone/現地SIM編」です。
これを読む前に、2014年のアメリカ通信事情の概論は既に公開している
夏休みアメリカ旅行の通信対策(2014年夏編)・・・序章 – 2014年6月14日
をご覧ください。
「ポケットWiFi編」は数日以内に別記事で書きます。
■ アメリカ旅行(や出張)で携帯(スマホ/iPhone)を使用する方法。
まずは、アメリカで旅行者(や出張者)が短期で携帯電話(スマホ/iPhone)を使うことを考えて見ましょう。
大きく分けると・・・
“夏休みアメリカ旅行の通信対策(2014年夏編)・・・スマホ/iPhone/現地SIM編” の続きを読む
目次:
■ 家電量販店 BestBuy、BestBuy Mobile ・・・このページ
■ ディスカウント百貨店 Target ・・・ページ 2
■ ディスカウント百貨店 Walmart ・・・ページ 3
■ 電気店 RadioShack ・・・ページ 4
■ 食品スーパー Safeway ・・・ページ 5
■ 家電量販店 Fry’s Electronics(カリフォルニア、アリゾナ、テキサス、ジョージア、イリノイ、インディアナ、ラスベガス、オレゴン、ワシントン州) ・・・ページ 6
■ AT&Tショップ ・・・ページ 7
■ T-Mobile USショップ ・・・ページ 8
■ Verizonショップ ・・・ページ 9
■ Cricket(AT&T)ショップ ・・・ページ 10
■ MetroPCS(T-Mobile US)ショップ ・・・ページ 11
■ Sprintショップ、Virgin Mobile USAショップ(シカゴのみ) ・・・ページ 12
■ ハワイ/ラスベガス、ABCストア ・・・ページ 13
■ ワイキキ、Hoku Wireless ・・・ページ 14
■ 空港などの自販機 ・・・ページ 15
■ その他 ・・・ページ 16
久しぶりにアメリカ現地の実店舗でのプリペイド・ポケットWiFiとSIMの購入できる場所のレポートです。
ゴールデン・ウィーク前にしたかったのですが、まあ、色々ありまして・・・
なお、アメリカ歴代ポケットWiFiの(ほぼ完全)リストは、
アメリカ携帯会社の歴代販売済みポケットWiFi、リスト – 2014年5月21日
を参照してください。
■ 家電量販店 BestBuy、BestBuy Mobile
全米チェーンの家電量販店BestBuyでは、現在、以下のプリペイド用ポケットWiFiが販売されています。
● Verizon 4G LTE Mobile Hotspot(MiFi5510L) $99.99
- SIM同梱
- VerizonのLTE(Band 13、4)と3G CDMA2000へ接続可能
- SIMの有効期限(最後の通信有効期限から5ヶ月)を過ぎたら、新しいVerizon SIMが必要? 再アクチ可能?
- SIMフリーだが、3GはCDMA2000のみ対応で、W-CDMAに対応していないので、他社SIMを使用する意味が無い。
- T-Mobile USのアクチ済みSIMを挿入すれば、T-Mobile USのLTE(Band 4)に接続可能。
“アメリカ現地でポケットWiFiとSIMを購入できる店(2014年初夏編)” の続きを読む
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SprintのWiMAX、そして、最近ではLTEと3G回線を利用して、毎月
● 200分までの通話、
● 500通までのテキスト(SMS)メッセージ、
● 500 MBまでのデータ通信、
を完全無料で提供しているFreedomPopのCEO、Stokols氏は、FierceWirelessのインタビューに答え、同様のサービスを近い将来にAT&T回線またはT-Mobile US回線を使用して提供すべく、両社と交渉していることを明らかにしました。
【FierceWireless】Sprint MVNO FreedomPop may partner with AT&T or T-Mobile – 2014年5月7日
※ FreedomPopは、超過分への課金や、留守電、未使用データバイト数の翌月への繰越サービス、など付加価値サービスに対して課金し、事業利益を得ています。
同社は最近iOS用のFreedomPop専用VoIPアプリをリリースし、
無料通話/テキスト/データのFreedomPopが、iPhone 4/4s/5対応 – 2014年4月29日
申し込むとFreedomPopから新しい電話番号を割り当ててもらい、WiFi、または、既にiPhoneで契約中の(FreedomPopではない)データ通信回線を使用して、FreedomPopの無料サービスを体験できるようにしました。
この、「無料アプリで、無料通信」を使用(試用)したユーザーが、既に持っているAT&T、T-Mobile US、またはSIMフリーVerizon iPhoneをそのまま継続して利用し、SIMを変更するだけで無料FreedomPopサービスに移行できるよう、従来からSIMを使用して契約するGSM/W-CDMA通信方式のキャリア回線を使用することは、FreedomPopとしてもメリットがある、という理由です。
FreedomPopは既に相当数の数の加入者が契約しており、ここからは2社(2回線)のキャリアと契約してMVNOサービスを続けても、事業メリットがある、と見ているようです。
Stokols氏はAT&TまたはT-Mobile USの回線を使用したサービスの開始時期について、明快な回答は避けていますが、2014年後半にはどちらかのキャリアと契約ができるかもしれない、インタビューに答えています。
これが可能になれば、新規にSprint回線対応の端末を購入しなくとも、既に持っているSIMフリー端末やiPhoneをそのまま継続して利用し、FreedomPopのSIMを購入するだけで(一定通信量まで)完全無料のサービスに加入できることになり、米国外からの旅行者にも便利になるでしょう。
また、同じインタビューでStokols氏は、FreedomPopのサービスを海外、特にヨーロッパでも開始したいと話しており、OrangeやVodafoneをパートナーに考えているようです。
今でも
「今度、アメリカへ行きます。私の使い方は、通話がxxx分、国際電話はxxx分、データはxGBくらい(または、使い放題)。この目的に合うSIMは、どれですか?」
と聞かれることがあります。
ホント、困るんですよね、そういう質問をされても。
■ アメリカの携帯SIMの基本
そもそも、
(1) アメリカには100-200、ひょっとしたらそれ以上のMVNO(プリペイド携帯SIM会社)があります。
アメリカのプリペイド携帯電話会社:【ほぼ】完全リスト – 2012年12月26日
(2) アメリカでは、物理的なSIMと、通信プラン(通信料金)は、独立しているのが一般的です。
つまり、入手した(購入した)一つのSIMは、そのSIMをアクティベーションする時(使えるようにする時)に、その会社が提供するどの通信プランにでも紐付けできるのが一般的です。
(例外は、今のところアクティベーションの簡単なZIP SIM(旧Ready SIM)だけ。)
また、開通後も通信プランを途中で変更することも可能な場合も多いです。
日本のかたは日本通信やIIJMioなどのSIMの売り方を見ているから、SIMを買うときに通信プランも決めないといけないと思うのでしょうね。
アメリカでは、(ZIP SIM(旧Ready SIM)以外は)SIMを購入するときには、プラスチックの板を買うだけであって、通信料金は別、というのが大前提です。
もっとも、プラスチックの板のSIMと、トップアップカード(または通信クレジット)を、バンドルした商品と言うのはありますが・・・
“アメリカのSIM、基礎知識101” の続きを読む
殆どの人にはどうでも良い検証です。
あとでいろいろ思い出したい時のための自分への備忘録として、記録を残します。
SprintのSIMは、
● iPhone 4s用のCDMA2000オンリーSIMは、MCC=316、MNC=010 (NextelのiDEN通信方式用のMCC/MNC使用)
● iPhone 5からのLTE対応SIMは、MCC=310、MNC=120
なんですね。
KDDI auのSIMも、iPhone 4s以前のSIMと、LTE対応開始したiPhone 5以降のSIMは
● iPhone 4s用のKDDI au CDMA2000オンリーSIMは、MCC=454、MNC=04 (香港 3/HutchisonのMCC/MNC使用)
● iPhone 5からのKDDI au LTE対応SIMは、MCC=440、MNC=50
というのを、昨日初めて知りました。そのため、ちょっと検証環境が不十分なのですが、・・・
まあ、逆に、いまどきCDMA2000オンリーの検証は、そんなにニーズも無いでしょう。
以下の写真のように、自宅内の「CDMA2000対応で、SIMスロットのある端末」を全部集合させ、片っ端からSprintの契約中SIMを挿入していきます。
なお、アメリカのCDMA2000キャリアは、CDMA専用端末(LTE非対応)、および、CDMA/WiMAX端末(同じく、LTE非対応)の場合、SIMを使用していません。基本的に、SIMトレイがありません。
旧モデルで例外は、iPhone 4sと、Blackberryなどの旧モデルのCDMA2000/GSM兼用端末。iPhone 4sは、「SIMロック解除すれば、GSM/W-CDMA SIMでも使用できるため」です。
CDMA2000のキャリアでも、LTE対応も可能な端末は、すべてSIMを使用し、SIMトレイがあります。
また、Sprintは同じCDMA2000キャリアのVerizonと違って、SIMを使用している場合は、SIMと端末シリアル番号(MEID/ESN番号)が紐付いており、「Sprintの契約中SIMを、他のSprint対応端末に挿入しても、使用出来ない」と言う報告がネットにはあります。これも検証したかったのですが、販売時に「Sprint版」と称して売られている端末は、今の筆者の環境では
● Sprint版 iPhone 4s 1台
● Sprint版 iPhone 5s 1台
しかなく、最初にも書いたように、この2機種でSIMのMCC/MNCはそれぞれ違うSIMを使用しているので、目的にマッチした検証は今回出来ないことがわかりました。
ただし、州外に住んでいる息子が現在、Sprint iPhone 4sを使っているので、そのiPhone 4sと筆者のリタイヤしたSprint版iPhone 4sとで、3月ころにはテストできるかもしれません。
“【備忘録】Sprintの契約中SIMを、他の端末に挿入したら?” の続きを読む
さて、今回から世界同一モデルで統一されたiPad Air(iPad 5)とiPad Mini with Retina Display(iPad Mini 2)ですが、同一モデルであり、かつ、SIMロックフリーなのに、アメリカにはそれぞれのキャリアごとに対応キャリアバージョンがあります。
キャリアバージョン毎の違いは、基本的に、どのキャリアのSIMが挿入されているか、だけです。
そこで、本当に、それだけなんでしょうか?
つまり、Verizonバージョンを買って、T-Mobile USやAT&TのSIMで使えるのでしょうか?
結論としては、(例外を除いて)問題無いはずです。(検証例がネットで現れ始めています。)
筆者も全てのキャリアバージョンを持っているわけではなく、また、日本のSIMは限られたSIMしか持っていませんので、いくつか経験に基づく推測や、ネット情報からの推測も入りますが、歴代iPadも含め、以下に表を作りました。
もし、間違いに気づいた人は、コメントで報告し、この表を更に正確なものにするのにご協力ください。
※ ZIP SIM(旧Ready SIM)のiPad 3以上でのテザリングは、すべて可能です。(検証済み)
“アメリカで購入するiPad Air/iPad Mini with Retina Displayは、どのキャリアバージョンでも、どのSIMでも使えるか。” の続きを読む
■ Verizonデータ通信用SIMは、最後の有効使用期間の終了から5ヶ月間使用しない(トップアップしない)と、その後、アカウント(ログイン名=Eメールアドレスとパスワード)が抹消され、SIMは使用できなくなります。
Verizon SIMがSIM使用期限が切れた状態で、「設定(Settings) ⇒ モバイルデータ通信(Cellular Data) ⇒ アカウントを表示(View Account)」をタップすると、
次のようなエラーメッセージが表示されます。このメッセージが表示された場合には、このVerizon SIMの使用期限が切れたことを意味します。
“Verizon版iPad/iPad MiniのVerizon SIMに関して、覚書き” の続きを読む
今年(2013年)1月末に急に予告無く販売中止されたStraightTalkのAT&T回線用SIMですが、昨日、StraightTalkのサイトで販売が再開されました。
StraightTalk Bring Your Own Phone(SIM)ホームページ
これにより、StraightTalkの月$45(プラス消費税)「使い放題プラン」では、
● AT&T互換機 (SIMのみ販売)
● T-Mobile US互換機 (SIMのみ販売)
● Verizon互換機 (オンエア【OTA】でアクティベート)
が使用可能になります。
ただし、AT&Tの回線では「使い放題」としながらも、姉妹会社のNet10と同じく「月のバイト数使用量が1.5GBに達すると、データ接続が出来なくなる」というユーザー報告が出ています。これに関してはつい最近、「偽りの広告」を理由に集団訴訟も始まったばかりです。
StraightTalk/Walmartが、集団訴訟で訴えられる。 - 2013年7月31日
また、昨年と状況が変わって、T-Mobile USの3G(HSPA+)1900MHzサービス提供地域が増えていますので、必ずしもAT&T回線のプリペイド会社/MVNOに拘る必要が無くなってきています。そして、AT&TのLTE互換の端末をAT&T回線で使用するならば、今のところはMVNOではLTE接続がまだ出来ませんので、AT&Tのサービス(GoPhoneなど)を利用するほうがメリットが有る場合もあります。(使用する端末がAT&TのLTE周波数に対応していなければ、メリットはありません。)
よって、筆者は特にStraightTalkを薦めるわけではありませんが、「アメリカ国内在住で、3Gでネットも特に大量に使用しない」という人の場合には、月$45+消費税=約$50で、アメリカ国内通話とテキストは使い放題、電波もT-Mobile USよりはサービスエリアが広く、データ通信も限度を「それほど」心配することなくまぁまぁ使える、という点では、考慮に値するオプションだと思います。
緊急ですが、ゴールデンウィーク開始を目の前にして、標題の件を書きます。
基本的には
夏休みアメリカ旅行、ポケットWiFiとプリペイド携帯/SIMの選択肢 (2012年夏編) – 2012年7月24日
に書いた内容が今でもほぼ適用できるので、まだ読んでいない方はそれを一読ください。
しかし、一点だけ、アメリカの携帯電話事情で昨年夏以降大きく変わっている点があります。
それは、T-Mobile USAが2012年9月からアメリカの主要大都市で1900MHzでの3G/HSPA+サービスを開始し、サービスエリアを順次増やしている、と言うことです。
最後の発表で、T-Mobileの1900MHz 3G/HSPA+サービスエリアは人口カバー率で約50%に達しています。
ロスアンジェルス、サンフランシスコ、ニューヨーク、ホノルル(ワイキキ)なども既にこのサービスの恩恵を受けています。
「その結果、旅行者にとってどういうメリットがあるか」というと、これらの地域では、AT&TおよびAT&TのMVNOで使用できるSIMフリーの携帯/スマホ(アンドロイドなど)/iPhone/iPad & iPad Mini/タブレット/ポケットWiFiであれば、T-Mobile USAまたはそのMVNOのSIMも3G速度/HSPA+速度で使用できるようになった、と言うことです。
※ AT&T:AT&T GoPhone、AT&T iPad用SIM、AT&T DataConnect用SIM
※ AT&TのMVNO:Net10 AT&T回線用SIM、StraightTalk AT&T回線用SIM、H2O Wireless、モベル、Hanacell、など
※ T-MobileのMVNO:Net10 T-Mobile回線用SIM、StraightTalk T-Mobile回線用SIM、Simple Mobile、ZIP SIM(旧Ready SIM)、など
あと、マイナーな変更ですが、
● StraightTalkは、2013年1月末よりAT&T回線用SIMの発行を停止しています。(これまで購入し、アクティベートして使用している人は、そのまま継続して使用できます。)
● Net10とStraightTalkは、2013年3月初めより、AT&T回線用SIMのデータ通信に「月1.5GBまで」のバイト数制限を適用しています。 AT&T回線用SIMは2013年8月8日よりデータ通信使い放題に戻りました。T-Mobile回線用SIMには、バイト数制限はありません。
“アメリカ旅行、ポケットWiFiとプリペイド携帯/SIMの選択肢(2013年ゴールデンウィーク編)” の続きを読む
先週紹介した、アクティベーションの簡単な使い捨てアメリカプリペイド携帯用SIM、Ready SIMが昨日到着したので、早々、今日、検証してみました。
SIMアクティベーションが簡単な、アメリカ短期滞在用使い捨てSIM、Ready SIM(T-Mobile USA回線のMVNO) – 2013年4月10日
中にはSIMと、説明書。説明書は文字が小さくて、読む気がしません。
“アクティベーションの簡単なZIP SIM(旧Ready SIM)を試してみました・・・そして、新しい事実が判明!” の続きを読む
昨年2012年11月に提供開始されたReady SIMは、アメリカT-Mobile USAの回線を使用するMVNOですが、アクティベーションが簡単で、短期滞在のアメリカ旅行者には便利なSIMです。
T-Mobile USAの回線はこれまで3G(とHSPA+/DC-HSDPA)が上り1700MHz/下り2100MHzのBand 4(AWS)であり、米国外の携帯でこの周波数帯域に対応しているものはほとんどありませんでしたので、アメリカで携帯やタブレットでデータ通信を利用したい人には対象外でした。しかし、T-Mobile USAは昨年2012年9月21日より1900MHzでの3G/HSPA+サービスの開始地域を増やしており、人口カバー率では全米の約半分(50%)に増えてきています。2013年夏までには全米のT-Mobileサービス主要都市ではすべて3G 1900MHzがサービス提供になります。
したがって、アメリカでの訪問地によっては、米国外から持ち込んだSIMフリー携帯やiPhoneでも、T-Mobileの回線も充分データ通信として使えるようになりました。
もう一つ、アメリカのプリペイド携帯SIMがなかなか判り難い原因は、各社ともSIMの物理的なサイズは別にして、SIMの種類は原則的に一種類しかなく、そのSIMをアクティベートする際にどんなプランを自分で使いたいかを選択して、使用を開始しないといけない・・・という点です。
短期間しかアメリカに滞在しない旅行者の一部の方には、この
● プランの選択
と
● アクティベートの手順
の2つが、とにかく「難しい」という先入観になっていると思います。
Ready SIMは、この2つの問題を解決してくれる、新しいタイプのアメリカ使い捨てプリペイドSIMです。
Ready SIMホームページ
“SIMアクティベーションが簡単な、アメリカ短期滞在用使い捨てSIM、ZIP SIM(旧Ready SIM)(T-Mobile USA回線のMVNO)” の続きを読む
ラスベガスの空港と、MGM Grandホテル内の、2ヵ所のBestBuy Express自動販売機で、H2OのSIM(AT&T回線使用)を見かけました。
以前はBestBuy Express自動販売機にSIMだけの商品は見なかったと思うのですが、・・・
したがって最近は、全米のBestBuy Expressの自販機の販売商品にH2OのSIMが加わったのだと思われます。
“自動販売機BestBuy ExpressでH2OのSIMが販売されていた。” の続きを読む
ずっと前に、アメリカでプリペイド携帯を購入する方法を書きました。
アメリカでプリペイド携帯の購入の仕方 – 2010年12月15日
それから2年以上経っていますが、状況が変わり、今はSIMフリーのスマホやiPhoneを所有している人が増え、SIMロック解除をしてくれるキャリアも増えたので、プリペイドSIMだけ探している人が増えてきたようです。
そこで、以下にアメリカ国内でプリペイドSIMを購入できる場所をリストしてみたいと思います。
このリストには、オンラインショップは除外します。実店舗で購入できるところのみです。
なお、空港/Amtrak駅/ホテル/ショッピングセンターなどにあるBestBuy/StraightTalkの自動販売機の位置に関しては、
StraightTalkが携帯/SIMカード/トップアップカードの自動販売機を、空港などに設置。(BestBuy Express設置場所リスト付き) – 2013年3月31日
も参照してください。
“アメリカでプリペイドSIMの購入出来る場所” の続きを読む
アメリカのプリペイドSIM、および、CDMA2000タイプのSIM無しプリペイド携帯の、有効期限一覧を表にします。
これまで各プリペイドSIMやプリペイド携帯のアクティベーション記事の中に書いてきましたが、それを一ヵ所にまとめるものです。
また、この表作成のために見直しをした結果、改訂されているものもありました。
“アメリカのプリペイドSIM/プリペイド携帯の有効期限一覧” の続きを読む
本日、HowardForum投稿者の発見によると、
Forum/US Prepaid/MVNO Discussion/Tracfone/Net10: 1.5GB cap coming to Net10 March 1st. – 2013年2月19日
Net10は以下のページを準備しており、
http://net10data.com/
この中で、現在、Net10 AT&T回線用SIMを使用しているユーザーは、2013年3月1日よりデータ通信が「使い放題(Unlimited)」ではなくなり、30日ごとに最大1.5GBまでに制限されるようです。
まだNet10からの公式発表は、ありません。
Net10とStraightTalkは先月(2013年1月)末に突然予告無く、それぞれのオンラインでの「SIMのみ」販売を中止しました。
StraightTalk/Net10が、AT&T回線用SIM販売停止? – 2013年1月27日
ただし、一部のWalmart/Walmart.comや、BestBuy店舗/オンライン店舗などでは、いまだにNet10のAT&T回線用SIM、または、「AT&T回線用/T-Mobile回線用 3枚SIMセット」が購入できます。
先月の公式SIM発売中止後も、これらのソースから入手されたAT&T回線用Net10およびStraightTalk SIMや、公式販売停止前に購入されたSIMは、正常にアクティベート出来ています。また、既に以前からNet10/StraightTalk AT&T回線用SIMを使用しているユーザーも、相変わらず使用が継続出来ています。
“【確定】2013年3月1日よりNet10 AT&T回線用SIMはデータ使い放題が無くなり、1.5GB/30日に制限されます。” の続きを読む
う~ん、なんと変化の激しいアメリカのプリペイド携帯事情なんでしょう。
Tracfone系列のStraightTalkとNet10は、同社のそれぞれのウェブページからAT&T回線用の「SIMのみ」販売を中止しました。
現在、Walmart.comからはStraightTalkのAT&T回線用標準SIMとNet10のAT&T回線用標準SIM/マイクロSIMが、BestBuy(実店舗、オンライン)ではAT&T(標準SIM、マイクロSIM)とT-Mobile(標準SIM)の3枚セットがまだ購入できます。
この現象が何を意味するのかをまだ断定できる段階ではありませんが、Tracfone(メキシコに本社があるAmerica Movilの、米国本社)とAT&Tが何らかの契約交渉、または、争議に入っていることが考えられ、場合によってはStraightTalk/Net10 SIMの発行が今後永久停止される可能性もあります。
StraightTalkとNett10は昨年(2012年)2月初めにAT&T回線用とT-Mobile回線用のSIMを販売したばかりで、1年も経たないうちにAT&T回線用SIMの販売が中止されることになるのでしょうか?
既存の加入者への影響は無いと思われますが、どうでしょう?
また、SIMを既に購入していて、まだアクティベートしていない場合は、どうなるでしょう。(AT&T回線用SIMがWalmartやBestBuyでまだ販売されていますから、しばらくは大丈夫でしょう。)
使っている人で何か変化がありましたら、報告してください。
なお、T-Mobile USAが3G/HSPA+通信を、AT&Tと同じ1900MHz周波数帯域で追加開始する周波数再編が、かなりの数のアメリカ内大都市で始まっており、2013年夏に既存のT-Mobile USA3G地域のほぼ全域をカバーする予定なので、iPhoneや米国外端末をアメリカ国内で使う場合にはT-Mobile回線も便利には成りつつあります。ただし、一部の地域ではまだまだ電波の「ムラ」があって、高速データ通信できない地域もあるようなので、注意しましょう。
結局、ソフトバンク版iPad 4/iPad MiniのSIMロック状態は、どうだったんでしょう?
海外ではSIMフリー?
au版は「国内SIMロック。海外でも同様です。」(『同様』って、どういう意味? もっと具体的に言ってほしいなぁ。)と発売初日に田中社長がコメントした記事を読みましたが、まだ誰も試したわけではないんですよね!?
さて、ここ1週間ほどの以下の記事を読んだ方は既にご存知ですが、
Verizonプリペイド(iPad/iPad Mini)SIMの事と、アメリカ国内でソフトバンク/au版iPad/iPad Miniで使えるSIM – 2012年11月24日
【ヤッター】Amazonで購入したVerizonのSIMで、iPad Mini A1455(iPad A1460)が使えました。 – 2012年11月28日
もし、ソフトバンク版iPad Miniが海外SIMフリーであれば、VerizonのLTEナノSIMが使用できるはずです。ソフトバンク版iPad 4は、VerizonのLTEマイクロSIMが使用できるはずです。
追記:SIMは認識し、Verizonの信号も掴みますが、「設定(Settings)⇒モバイルデータ通信(Cellular Data)⇒アカウントを表示(View Account)」(通常のiPad/ipad Miniプリペイドアカウント加入手順)をタップすると、エラーメッセージが表示され、プリペイド通信プラン加入が出来ないことがわかりました。つまり、ソフトバンク版iPad/iPad MiniではVerizonのSIMは使えません。
au版も、田中社長の発言が間違いで、au版iPad Miniも海外SIMフリーであれば、VerizonのLTEナノSIM、iPad 4はマイクロSIMが使用できるはずです。
また、もちろん、海外SIMフリーモデルのうち、Verizon版A1455/A1460を買った人は、アメリカではVerizonのLTEナノSIM(A1455)またはマイクロSIM(A1460)が使用できます。(現地のLTE周波数に対応するため、アメリカとカナダ以外は全てA1455 iPad Mini/A1460 iPad 4 SIMフリーが発売されるはずです。つまり、香港版も発売されたら、Verizon版と同じモデルでしょう。・・・追記:しかし、香港版ではVerizon版SIMは使用できません。)
“Verizon LTE標準SIM、マイクロSIM、ナノSIM、代行販売可能です。” の続きを読む
このブログサイトの読者、nodyさんからの報告で、Net10のSIMがBestBuy店頭で発売開始になったようです。
nody – 2012年8月8日
BestBuyのオンラインサイトでも商品が紹介されています。
多分、2012年8月4-5日の週末からでしょう。
表示の「Post-Paid」は、「Pre-Paid」の間違いです。
価格はNet10のオンラインでの購入価格$14.99ですが、BestBuyのパッケージは、AT&T用標準SIM、AT&T用マイクロSIM、T-Mobile USA用標準SIMの3枚が入っているそうです。(BestBuyの商品説明にも、それが明記されている。)
もし、この3枚が同時に別々の電話番号でアクティベートできるとしたら、安いですね!
ちょっと確かめるために、これから店へ行ってみます。
ちなみに、チェックしましたが、BestBuyでSimple MobileのSIMはまだ販売されていません。
また、Walmart.com(と、多分、Walmart店頭)ではまだStraightTalkのSIMは販売していないようです。
“Net10 SIMがBestBuy店頭で発売開始” の続きを読む
2013年ゴールデンウィーク頃の最新の情報の追記は、以下を参照してください。
アメリカ旅行、ポケットWiFiとプリペイド携帯/SIMの選択肢(2013年ゴールデンウィーク編) – 2013年4月24日
昨日、個別にメールで質問があったこともあり、2012年夏休みにアメリカ旅行を計画中の人のために、旅行中のアメリカ・モバイル通信手段の選択肢をここでまとめます。
ここに書いてある選択肢が全てではありませんが、
1.旅行者が比較的入手し易い
2.比較的コストが安い
という条件で選んでいます。
なお、後日時間があれば、各選択肢ごとにこのブログサイトに掲載された関連「How-to」記事のリンクを追加したいと思いますが、ほとんどの選択肢において「アクティベートの仕方/使い方」はこのブログサイトに既に掲載されています。
アメリカより (携帯・モバイル・流通業ITブログ): How-To記事一覧
を参照してください。
まだこのブログで取り上げていないのは、一番最後の
「■ 通話が出来れば良い携帯/SIMをアメリカで使う場合 - 6.Tracfone/Net10/StraightTalkのプリペイド携帯パッケージを買う」
と
「■ 通話が出来れば良い携帯/SIMをアメリカで使う場合 - 7.ハナセル(Hanacell)プリペイドX (SIMのみ)」
くらいですね。
目次 (項目をクリックすると、そこへジャンプします。)
■ ポケットWiFi - 現地購入の場合
■ SIMフリーポケットWiFiを持っているので、SIMのみ購入の場合
■ SIMフリー、または、ソフトバンクのiPad(3G/4G通信)をアメリカで使う場合
■ iPhone(SIMフリー、または、AT&Tにロック済み)をアメリカで使う場合
■ iPhone以外のスマートフォン(SIMフリー)をアメリカで使う場合
■ 通話が出来れば良い携帯/SIMをアメリカで使う場合
■ ポケットWiFi - 現地購入の場合
アメリカで使用できるポケットWiFiを現地で購入する場合には、以下の選択肢があります。
1.Verizon プリペイドMiFi4510LポケットWiFi (通信速度を優先する人には、お勧め。リピーターにも、お勧め。)
対応速度:4G LTE 5-15Mbps(場所による)、または、3G EVDO Rev. A 700kbps-1.5Mbps
購入場所:Verizonショップ、家電量販店BestBuy
本体価格:$129.99(プラス消費税)
プラン料金:
● 250 MBまで、または、有効期限7日間、$15、初回はアクティベーション料$35が別途必要
● 3GBまで、または、有効期限1ヶ月間、$60、
● 10GBまで、または、有効期限1ヶ月間、$90
※$60以上のプランに加入すると、初回のアクティベーション料$35は無料になるキャンペーン中。(終了日不明に付き、キャンペーン終了の際はご容赦願います。)
どのプランも、容量が不足したら、プラン開始1ヶ月以内でも追加可能。
長所:
Verizonの4G LTEサービスエリアは全米340都市以上に達し、最も広い。
4G(LTE)で接続できれば、速度が速い。
WiFi端末5台まで同時接続可能。
次回の訪米でも使える。(Verizonの店員の話では、次回の訪米時にはVerizonショップで新しいSIMを入手して、そこでプランに加入する必要があるらしい。この点と、使用有効期限が切れた後のLTE用SIMの有効期限とは、まだ未検証で、現在検証中【時間がかかる!】。)
短所:
MiFi4510Lは、Verizon以外では使えない。
通信料金が他社よりも高い。
7日使用の場合の初回コスト:
$129.99+$60(3GB)=$189.99(消費税別、若干の連邦通信税別)
$129.99+$90(10GB)=$219.99(消費税別、若干の連邦通信税別)
“夏休みアメリカ旅行、ポケットWiFiとプリペイド携帯/SIMの選択肢 (2012年夏編)” の続きを読む
数日前の記事で、2012年4月18日からはAT&TのプリペイドGoPhone Pay-as-you-goプランではデータ(パケット)プランには加入できないことをお伝えしました。
AT&T GoPhoneデータ・パッケージは2012年4月18日より月極めプラン加入者のみが加入できます。 – 2012年4月6日
2012年4月18日以後のアメリカでのスマートフォン利用者の選択肢は、以下のようになります。
なお、アメリカのMVNOは巷で販売していない会社を含めてたくさんあります。ここでは、旅行者が比較的簡単に入手しやすい方法のみを書きます。
1.AT&T GoPhoneで、「$25 Monthly Plan (米国内通話250分まで含む。テキストは使い放題。)」に加入し、オプションのデータプラン
●10 50 MB $5/月
●100 200 MB $15/月
●500 MB 1GB $25/月
に加入する。
この方法では、$50で500MB 1GBまで使えます。
単発の訪米で、ネットもそれほど多く使用せずに、毎回SIMを入手し、電話番号も変わってもよければ、この選択肢は良いでしょう。
年に数回訪米し、電話番号を毎回キープしたい場合は、維持費が高くつきます。(月最低$25。)
SIMは、AT&Tショップで貰えば無料。アメリカAmazonやeBayでは1枚3ドル程度で、一度に何枚でも購入可能。
あとは、街中の家電量販店BestBuy、RadioShack、ディスカウント百貨店TargetやWalmartなどで携帯本体と一緒のGoPhoneパッケージを安いのは$9.99から買って、SIMだけ使用します。
“2012年4月18日以降の米国外からの旅行者の米国内でのiPhone/スマフォ利用SIMの選択肢:まとめ” の続きを読む
■ PhoneNews.comは新iPad(3rd generation)の発売当日の2012年3月16日に、Verizon版新iPadは、Verizon LTE携帯やモバイル通信装置(ポケットWiFiなど)の契約中マイクロSIMを新iPadに挿入すれば、そのまま使える、と報道しています。
You Can Use Your Verizon Smartphone LTE SIM in an iPad (with Unlimited Data Plans & Hotspot too) – Verizon Responds – 2012年3月16日
また、これについてVerizon社はこれ(LTE携帯と新iPadとの、SIMの共有)を禁止せず、容認する方向にあるようです。
その理由として、Verizonが700MHz帯域周波数のLTE使用許可を得た(米政府FCCの競売で使用権を購入した)際に、購入条件として「エンドユーザーがSIMを差し替えて『使用するモバイル装置』を交換することを、キャリアは装置のシリアル番号でブロックしてはいけない。」という条件が付帯しているからだと言うことです。
他の携帯やモバイル通信装置のLTE対応のVerizonのSIMを、新iPadに挿入すると、そのままでLTEのみならず、Verizonの3G通信(CDMA2000 EVDO Rev. A)にも接続できるらしいです。
“Verizon版新iPad(3rd generation)は、Verizon LTE対応携帯のSIMがそのまま使える(らしい)” の続きを読む
2週間ほど前、MVNOのStraightTalkとNet10(どちらも、親会社はTracfoneブランドを持つ、メキシコの携帯電話会社América Móvil)が、これまでの方針を変えて、「SIMだけ販売」を開始する、という記事を書きました。
Net10とStraightTalkが、「SIMオンリー」サービスを開始する予定です。 – 2012年2月4日
América MóvilグループのTracfone、Net10、StraightTalk、SafeLink携帯会社については、
Tracfone、Net10、StraightTalk、SafeLinkプリペイド携帯は、(主に)通話・テキスト専用です。 – 2012年1月27日
もともとTracfone、Net10、StraightTalk、SafeLinkの利用者は低所得者または中南米移民が多く、これらの会社の販売していたプリペイド携帯はAT&TまたはT-Mobile USAの回線を利用した2G GSM、または、Verizonの回線を利用した2G CDMA携帯が中心でした。(他のアメリカ国内のプリペイド携帯会社にずいぶん遅れて、昨年秋からようやくSprint回線を利用したスマートフォンの発売が開始されました。)
そのような経歴のために、このStraightTalk / Net10 の「BYOP(Bring-Your-Own-Phone) SIMオンリー販売」も、「本当にAT&T、または、T-Mobile USAで3G回線を使えるのか。2G GSMだけではないのか。」という不安がありました。
そこで、StraightTalkのBYOP SIMを購入し、使ってみることにしました。(Net10のBYOP SIMも、基本的には同じです。)
このSIMの最大の魅力は、1ヶ月$45(Net10 は1ヶ月$50)で、「アメリカ国内通話も、テキストメッセージも、ネット(パケット)も、全て使い放題」という点です。
本当に3Gで使い放題なら、これは画期的なSIMです。
ただ、ここまで書いたように、本来のStraightTalk/Net10のユーザーは、通話主体のユーザー。
América MóvilはこのSIMオンリーサービスを開始したとしても、「パケットユーザーがそれほど急激には増えないだろう。」と予想しているのでしょう。
将来増えてきて、回線に負担が増えてきたときに、上限を設定してくるかもしれませんので、ご注意ください。
・・・しかし、今ならまだ、ネットも使い放題です!
“StraightTalk / Net10 BYOP SIM、月$45($50)で何でも使い放題、使い方。” の続きを読む
待望のソフトバンクiPhone 4 (中古)を人伝に入手して、昨日届いたので、早速日ごろの疑問を検証してみることにしました。
命題:ソフトバンク用のiPhoneは、黒SIMでしかアクティベートできないのか?
用意したものは、
● ソフトバンク 黒SIM (未開通)
● ソフトバンク 銀SIM (未開通)
● ソフトバンク プリペイドSIM (契約中)
● OneSIM 「Japan-Softbank (2)(T)」にプログラム済み
● OneSIM 「Japan-Softbank (3)」にプログラム済み
● OneSIM 「Japan-Softbank (T)」にプログラム済み
● DITS Phonebook SIM v2.3
DITS以外の全ての場合のSIMを挿入し、ソフトバンクiPhone4の復元を、PCのiTunesで試しました。(黒SIMは、最後。)
結論を書くと、黒SIM以外は全て「このiPhoneに挿入したSIMカードはサポートされていないようです。」と表示されました。
iPhone側も、「iPhoneをアクティベーションするには、サポートされている電話会社の互換性のあるSIMカードしか使用することはできません。」のメッセージが画面に表示されました。
これは、どうしてなのか?
そこで、黒SIM、銀SIM、プリペイドSIMの違いを調べてみることにしました。
“ソフトバンク専用iPhoneアクティベーションカードの必要条件” の続きを読む
1週間前に
Tracfone、Net10、StraightTalk、SafeLinkプリペイド携帯は、(主に)通話・テキスト専用です。 – 2012年1月27日
でTracfoneグループを紹介し、その中で、これらの会社の携帯は、SIMと携帯本体が「紐付け」されて、ロックされている、と書きました。
このグループ4社の中で、Net10とStraightTalkがこれまでの同グループの方針から外れて、プリペイドの「SIMだけ」販売を開始する予定のあることが、昨日(2012年2月2日)に同社のホームページで判明しました。
http://www.Net10sim.com/
http://www.StraightTalksim.com/
この2社の「Bring Your Own Phone」SIMだけ販売サービスは、条件として、持ち込み携帯が、
● AT&TまたはT-Mobile USAにSIMロックされている、850MHzおよび1900MHz周波数対応のGSM携帯であること、
または、
● SIMフリーのGSM携帯で、850MHzおよび1900MHz周波数対応であること、
が必要と、ホームページには書かれています。
SIMだけの価格は、$14.99(送料無料)ですが、SIMをアクティベートする際に、Net10は月(30日)$50「(アメリカ国内)通話し放題、テキストし放題、ネットし放題」プリペイド・プランに加入する必要があります。
この月(30日)料金が、StraightTalkのプランでは、同じ「(アメリカ国内)通話し放題、テキストし放題、ネットし放題」の条件で、月(30日)に$45となります。
また、同社のホームページによれば、「Regular & micro sims available」と書いてあり、iPhone用のマイクロSIMも用意されるようです。
http://www.net10sim.com/shop.php
支払いには「クレジットカード、または、デビットカードが必要」とあります。
“Net10とStraightTalkが、「SIMオンリー」サービスを開始する予定です。” の続きを読む
携帯電話に使われているSIMカードの金メッキの下はどうなっているか、知りたいですか?
長い間使っていたSIMカッターが不具合になって、SIMを切るのに失敗したため(たまたま、解約済みSIMで良かった・・・)、SIMの金メッキの側とは反対部分が「ブヨブヨ」になり、ナイフで剥ぎ取れそうだったので、やってみました。
おかげでSIMカッターの柄が曲がって、新しいSIMカッターを買う羽目になってしまいましたが・・・
“携帯電話用SIMの金メッキの下は、どうなっている?” の続きを読む
Sprint(CDMA2000)用iPhone 4SをアンドロイドHTC Heroから機種変更/アクティベートしたので、いくつかの謎を解決すべき、実験してみました。
なお、ここに書く内容は、Verizon用iPhone 4Sでも同様と推測されます。
KDDI(au)版は、どうでしょうか?
日本在住の方の実験報告を、期待したいところです。
1.SIMが無くても、通話できるか?
アメリカのCDMA2000 キャリアは、米国国内ではSIMを使用していません。
SprintやVerizon(ついでに、Virgin Mobile USA、BoostMobile、Cricket Wireless、MetroPCS、など)の3G携帯には、SIMを挿入するSIMスロットが存在しません。(CDMA2000/LTE両用携帯には、LTE通信のためにSIM/SIMスロットが存在します。CDMA2000/GSM【W-CDMA】両用携帯にも、GSM【W-CDMA】通信のためにSIM/SIMスロットが存在します。)
iPhone 4Sは「ワールド・フォン」という触れ込みですから、ヨーロッパなどCDMA2000キャリアが一社も存在しない国では、iPhone 4Sに挿入されたSIMの情報を使ってGSM【W-CDMA】モードで通信する必要があることは、理解できます。
それでは、アメリカ国内ではどうでしょうか?
そこでアクティベーション後に、SIMを抜いて通信できるかどうかを試してみました。
“Sprint(CDMA2000) iPhone 4Sは、他社SIMが使えるか?” の続きを読む
SIMカードリーダー/ライターについて、やっと、書きます。
筆者自身、この件に関してそれほど詳しいわけではありませんが・・・
まず、携帯に使われているSIMカードは、一部のクレジットカードや身分証明書にも使われている「接触型ICカード」と、物理的規格は同じです。
「接触型ICカード」は一時、流行りましたが、非接触型ICカードが普及してからは余り見なくなりましたかね。
ICカードはハード的仕様は国際規格(ISO/IEC 7816)で決まっていますが、データのフォーマットはISO/IEC 7816では最小限しか決まっておらず、残りのデータ領域のフォーマットや演算コマンドは、業種や使用目的によって違います。
したがって、目的に適したソフトを使用しないと、ICカードの内容は閲覧できません。
“SIM card Reader/Writer” の続きを読む
この記事は、
AT&TのSIMで、米国外のiPadを米国で使う場合の、3G加入手順 – 2011年3月10日
への追加です。
アメリカのAT&TのiPad/iPad2/新iPad用のプリペイド・アカウントのアクティベートや自動更新解除、翌月更新、などがiPad/iPad2/新iPadを使わずに出来ることがわかりました。
この方法によって、
1.以下の記事で紹介したように、AT&TのiPad/iPad2用プリペイドSIMでSIMフリーのポケットWiFiを使う場合、
SIMフリー・ポケットWiFiを、アメリカのプリペイド(携帯)SIMで使用する方法 – 2011年6月10日
SIMのアクティベート作業にiPad/iPad2が不要になります。
2.以下の記事で紹介したように、米国外のiPad/iPad2を、アメリカでAT&TのiPad/iPad2用プリペイドSIMで3G使用する場合、
AT&TのSIMで、米国外のiPadを米国で使う場合の、3G加入手順 – 2011年3月10日
渡米する前に事前にAT&TのSIMをアクティベートできます。また、毎月の使用料金の自動更新の解除を忘れた場合に、iPad/iPad2が無くても、帰国後でも解除できます。
“iPadのAT&Tプリペイド通信加入を、iPadを使わずに行う方法” の続きを読む
目次:
iPhoneアクティベーションカードとDITS Phonebook Card version 2.3・・・このページ
DITS Phonebook Card PC Softwareのダウンロードの方法・・・ページ 2
DITS Phonebook Card PC Softwareを使ってSIMカードからIMSI/ICCID情報を読み込む方法・・・ページ 3
DITS Phonebook CardへのIMSI/ICCID書き換えの方法・・・ページ 4
追記:2012年2月17日
ソフトバンク専用iPhoneアクティベーションカードの必要条件 – 2012年2月15日
も参照。
必要な方には、DITS Phonebook SIM v2.3を使って「ソフトバンク専用iPhoneアクティベーションカード」を作成して、お送りします。
ソフトバンク専用iPhoneアクティベーションカードを作成して、お送りします。 – 2012年2月17日
参照。
iPhoneアクティベーションカードの現状(当時)に関しては、2011年4月2日に以下に書きました。
iPhoneアクティベーションSIMカードについて(2011年4月1日の現状)
結局どういうことかと言うと、2010年10月27日のiTunes更新までは「テストSIM」、つまり、SIMカードのIMSI(International Mobile Subscriber Identity)の中のMCC (Mobile Country Code、国コード)が「001」、MNC (Mobile Network Code、キャリアコード)が「01」のSIMカード番号をiTunesが認識し、それでiPhoneをアクティベートできました。
IMSIの値が「00101」のSIMは「テストSIM」として携帯修理店や携帯メーカー企業に広く使われており、キャリアごとの未開通SIMをいちいち携帯機種毎に揃えなくとも、1枚の「テストSIM」で全てのメーカーの携帯が起動でき、修理や稼動確認が出来るようになっているSIMです。
つまり、1枚の「iPhoneユニバーサル・アクティベーションカード(= テストSIMカード)で、どのiPhoneでもアクティベートできた」のです。
ところが、2010年10月27日のiTunes更新で、この「テストSIM = IMSI『00101』」を認識しないように、アップルは変更しました。
その日から、iTunesを更新した人は「iPhoneユニバーサル・アクティベーションカード(= テストSIMカード)」は、iPhoneのアクティベーションには使えなくなったのです。
※ 時々、いまだに「iPhoneユニバーサル・アクティベーションカード」をまだ販売しているサイトがありますが、それを購入しても、2010年10月27日以降は役に立たなくなっています。是非、騙されないように注意してください。
この日から、アクティベートしたいiPhoneがもともと販売/SIMロックされたキャリアの5桁IMSIコードを持ったSIMカードでないと、iPhoneのiOSアップデート時のアクティベーションが出来なくなりました。
注:iPhone以外の携帯は、今でもIMSI=「00101」のテストSIMを認識する携帯が多いようです。
したがって、解約したワンセグ携帯のワンセグだけ使いたければ、
DITS Phonebook SIMカードの使い道
のようなテストSIMを使えばよいのです。
iPhoneアクティベーションSIMカードについて(2011年4月1日の現状)/OneSIMカードの使い方
の記事で紹介したOneSIMカードは、それが可能な「(IMSIを)書き換え可能なSIMカード」であり、SIMプログラマーとPCソフトを使えば、世界中の既知のGSM/W-CDMAキャリアのIMSIを都度OneSIMカードに書き込み、そのキャリアにロックされたiPhoneをアクティベートできるものです。
つまり、「今、iPhoneアクティベーションカードを手に入れよう」と思うと、必ず、自分のiPhoneのもともとSIMロックされているキャリア用のアクティベーションカードしか、そのiPhoneをアクティベートできなくなったのです。
ソフトバンクのiPhoneをアクティベートするには、ソフトバンクのIMSIを書き込んだ、「ソフトバンク専用のiPhoneアクティベーションカード」しか使えなくなったのです。
AT&TのiPhoneをアクティベートするには、AT&TのIMSIを書き込んだ、「AT&T専用のiPhoneアクティベーションカード」しか使えなくなったのです。
最近ネットで検索してみると、「ソフトバンク専用のiPhoneアクティベーションカード」
と言うものが見つかりますが、これはそう言う「書き換え可能なSIM」に、ソフトバンクのIMSI情報を書き込んでいるSIMカード、と言うことなのです。
もちろん、一台しかiPhoneを持っていなければ、「(キャリアxxx)専用iPhoneアクティベーションカード」1枚で良いですし、それが一番安いでしょう。
が、一緒に下のようなSIMプログラマーを買えば、1枚の書き換え可能なSIMを色々なキャリアのIMSIに書き換え、違うキャリアのiPhoneごとに毎回IMSIを書き換えて使うことが出来ます。
また、ブランクの書き換え可能なSIMを買って、自分の好きなキャリアのIMSIを書き込んで、使うことが出来ます。
で、上の写真の「ソフトバンク専用アクティベートカード」でも見られるように、最近、OneSIM以外の「IMSIの書き換え可能なSIMカード」が他にも出てきました。
“iPhoneアクティベーションSIM再考/DITS Phonebook SIMがIMSI書換え可能になった” の続きを読む
目次:
購入場所と価格、使用できる携帯本体、料金プラン・・・このページ
アクティベーションの方法・・・ページ 2
トップアップ(リチャージ)の方法・・・ページ 3
SimpleMobileのデータアクセスのAPN設定、データアクセスの使い勝手・・・ページ 4
残高照会の方法、国際電話の掛け方、有効期限・・・ページ 5
SimpleMobileのSIMは、全米チェーンのコンビニのCircle Kと現金送金所のMoneyGramのほか、独立系の携帯屋やその他の個人店舗で販売されています。
SimpleMobileのウェブサイトで、販売店を見つけることができます。
http://www.mysimplemobile.com/Dealer-Locator/Index.aspx
もちろん、SimpleMobileのウェブサイトから直接注文して、アメリカの住所に郵送してもらうことができます。
http://www.mysimplemobile.com/Simple-Mobile-Shop.aspx
SimpleMobileは、T-Mobile USAの電波を使用してサービスしているプリペイド携帯サービス(MVNO)です。
T-Mobile USAが対応している電波は、2G GSM 1900MHzと850MHz、3G W-CDMA UMTS IV(上り1700MHz /下り2100MHz、AWSとも呼ぶ)、4G(3.8G?) HSPA+ 上り1700MHz /下り2100MHzです。
このどれかの周波数に対応した携帯本体でないと、使用できません。
特に、米国外で販売されている携帯で3G W-CDMA 上り1700MHz /下り2100MHz、HSPA+ 上り1700MHz /下り2100MHzに対応している携帯は、ほとんどありません。したがって、米国外で販売された携帯では、2G GSM 1900MHzと850MHz(パケット通信はせいぜい最大250kbpsのEdge方式)しか使えないと思ったほうが良いでしょう。
もちろん、アメリカ国内でもともとT-Mobile USA用に販売されている数多くのスマートフォンをSIMアンロックコードを入手してSIMロック解除した携帯、あるいは、もともとT-Mobile USA周波数用にSIMフリーで発売されているNexus One(T-Mobile USA版)やNexus Sは、問題無く3Gで使えます。
あと、中国や香港ではT-Mobile USA用の携帯が、中国国内の製造工場から横流しされて発売されているようです。しかし、アンドロイドOSが中国版に入れ替わっているなど、注意すべき点があるらしいです。
また、全ての機種で確認しているわけではないですが、T-Mobile USAにSIMロックされている携帯でも、このSimple MobileのSIMが使えるようです。Simple Mobileの公式サイトにはそのことは書いてありませんが・・・
ここでは、SimpleMobileプリペイドSIMのアクティベートの方法と、その利用方法を書きます。
“Simple MobileプリペイドSIMアクティベーションの方法” の続きを読む
目次:
iPhoneアクティベーションSIMカードについて・・このページ
1.「OneSIM」SIMカードのプログラム手順・・・ページ 2
2.TinyUmbrellaでiPhoneのモデル番号を見つける方法・・・ページ 3
追記:2012年2月17日
OneSIMは、ソフトバンクiPhone用アクティベートカードとしては使えないことが判明しました。(アメリカ他、他国のiPhoneでは使えます。)
ソフトバンクiPhone用にはDITS Phonebook SIM v2.3をお使いください。(使用可能、確認済み。)
iPhoneアクティベーションSIM再考/DITS Phonebook SIMがIMSI書換え可能になった – 2011年5月6日
ソフトバンク専用iPhoneアクティベーションカードの必要条件 – 2012年2月15日
必要な方には、DITS Phonebook SIM v2.3を使って「ソフトバンク専用iPhoneアクティベーションカード」を作成して、お送りします。
ソフトバンク専用iPhoneアクティベーションカードを作成して、お送りします。 – 2012年2月17日
参照。
いまだにこんなのを探している人が居るかどうかわかりませんが、iPhoneのアクティベーションSIMカードについて書きます。
キャリアにSIMロックされたiPhoneを、脱獄(Jailbreak)などした後にSIMロック解除して使っていた場合で、その後、iOSを不意に(または故意に)復元/アップグレード(更新)すると、その時にiPhoneをiTunesに接続してアクティベートするために、「そのSIMロック版iPhoneの、オリジナルのキャリアのSIM」が必要になります。
以前(2010年秋ごろまで)は「iPhone Activation Card」と言うのが販売されて、それが使えました。
2011年1月2日に紹介したDITS PhoneBook Cardも2010年秋まではiPhoneアクティベーション・カードとして使えました。
DITS Phonebook SIMカードの使い道
これらのiPhoneアクティベーションカードは全て、携帯電話メーカーや専門業者が使う「テストSIMカード」が持っている、『テストSIMの国コード・キャリアコード』を利用して、そのSIMカードの国コード・キャリアコード番号をiTunesにトランスミットして、SIMロック版iPhoneをアクティベートしていました。
※「テストSIM」とは、SIMに書き込まれている国コード(Mobile Country Code 、MCC )が「001」で、キャリアコード(Mobile Network Code、MNC) が「01」のSIMカード。
ところが、2010年10月27日にアップルがiTunesソフトに対策を講じ、この「テストSIMカード・コード」を認識しないようにしました。
それ以降、上記写真のような「iPhone Activation Card」は一切使えなくなりました。
今でもオンラインショップなどでまだ販売しているところがありますが、「買った人は、本当に使えるのだろうか?」と疑ってしまいます。
また、まだ在庫が沢山残っていて、売らなければならないせいなのでしょうか、中には「このSIMは、SIMロックフリー版のiPhoneでしか使えません。」と書いているサイトもありますが、そもそもSIMロックフリー版のiPhoneならば、どこのキャリアのSIMを使ってでも、iPhoneをアクティベートできます。だから、SIMロックフリー版のiPhoneならば、こんな「iPhone Activation Card」は不要です!
では、他には「iPhoneアクティベーションカード」として使えるものは、無いのでしょうか?
実は、あります。
「OneSIM」カードと呼ばれるものが、「iPhoneアクティベーションカード」として使えます。
“iPhoneアクティベーションSIMカードについて(2011年4月1日の現状) / OneSIMカードの使い方” の続きを読む
目次:
購入場所と価格、使用できる携帯本体、料金プラン・・・このページ
アクティベーションの方法・・・ページ 2
トップアップ(リチャージ)の方法・・・ページ 3
H2O Minute Plan/Month PlanのデータアクセスのAPN設定、データアクセスの使い勝手・・・ページ 4
残高照会の方法、国際電話の掛け方、有効期限・・・ページ 5
アメリカの家電量販店Best Buyでは、H2OプリペイドSIMが$9.99(消費税別)で販売されています。
H2O (旧ブランド名O2も使用。イギリスの携帯会社O2とはまったく関係無い会社。)は、米国Locus Telecommunications、Inc.という会社がAT&Tの電波を使用してサービスしているプリペイド携帯/モバイルデータ通信サービスです。
H2Oは、コンビニの7-Elevenともマーケティング契約をしており、7-Elevenでも(少なくとも)H2Oのトップアップ(リチャージ)カードは販売しているようです。(SIMを販売しているかどうかは、未確認。)
ここでは、H2OプリペイドSIMのアクティベートの方法と、その利用方法を書きます。
“H2O (Locus Telecommunications) SIMアクティベーションの方法” の続きを読む
アメリカでiPhoneをプリペイドSIMで使用する方法を、まとめます。
1.AT&TのプリペイドSIMで使用する:
以下のiPhoneで使用できます。
●SIMフリーのiPhone 3G、3Gs、 4
●脱獄済み、SIMロック解除済みのiPhone 3G、3Gs、 4
●AT&TにSIMロックされている、アメリカで購入したAT&T用iPhone 3G、3Gs、 4 (脱獄・SIMロック解除する必要はありません。)
その詳細な方法に関しては、
AT&T GoPhone/プリペイドSIMをiPhoneで使う場合のアクティベーションの方法
を参照してください。
APNの値は、
APN : wap.cingular
username : [email protected]
password : CINGULAR1
ですが、AT&TのSIMを挿入するとiPhoneのAPN設定画面にアクセスできないよう、AT&TのSIMには細工が施されています。
したがって、上記ページで紹介している「APN Changer」を使って、APNを設定します。
この方法では、パケット(データ通信)は3G速度で使用できます。
パケット料金は、
●1キロバイト(KB)あたり、$0.01 5キロバイト(KB)あたり、$0.01(デフォルト) iPhone/スマートフォンは、下記Feature Package オプションに加入しないと、パケット(データ)通信は使えなくなりました。
●Feature Package オプション:
50 MB $5/月(2012年4月18日改定)
200 MB $15/月(2012年4月18日改定)
1GB $25/月(2012年4月18日改定)
です。Feature Package オプションは、1ヶ月以内でも、必要な時に追加できます。
なお、2012年4月18日以降は、Feature Package オプションに加入する為には、月極めプラン(月$25か$50)に加入している必要があります。
2.T-Mobile USAのプリペイドSIMで使用する:
“アメリカでiPhoneをプリペイドSIMで使う方法” の続きを読む
目次:
AT&T プリペイドSIMを入手する・・・このページ
AT&T直営店舗でアクティベートして貰う方法・・・ページ 2
オンラインでアクティベートする方法・・・ページ 3
別の電話からAT&Tのカスタマーサービスに電話してアクティベートする方法・・・ページ 4
オンライン・アカウント管理のためのパスコード作成 (初めてのログイン)・・・ページ 5
オンライン・アカウント管理のためのパスコードを忘れた場合・・・ページ 6
オンライン・アカウント管理サイトへのログイン・・・ページ 7
APNの設定・・・ページ 8
テザリングと、WiFiパーソナルホットスポット(インターネット共有)の設定・・・ページ 8
トップアップの方法、パケット(データ)プランの購入、有効期限・・・ページ 9
2012年4月18日より、Pay-as-you-go 1分$0.10プランとDailyプランでは、Data Packageに加入できなくなりました。Data Packageは月極めプランに加入した場合にのみ、選択できます。また、Data Packageの使用バイト数制限が増加しました。
2012年4月18日よりのAT&T GoPhoneデータパッケージ新料金と加入条件 – 2012年4月19日
参照。
AT&T GoPhone/プリペイドSIMを、iPhone(SIMフリーiPhone、または、AT&T用にSIMロックされたiPhone)で使う場合のアクティベーションの方法を説明します。
もともとSIMフリーのiPhone/脱獄してSIMロック解除したiPhone以外にも、AT&T用にSIMロックされたiPhone(米国内発売のiPhone)でも脱獄・SIMロック解除せずに、AT&TのプリペイドSIMが使用できます。
たとえば、アメリカのAT&TでiPhone 4にアップグレードしたため、古いiPhone 3Gや3Gsが余っている場合、それにAT&TのプリペイドSIMを挿入して、使用することができます。脱獄(Jailbreak)やSIMロック解除する必要は、ありません。
この記事は、
「AT&T GoPhone/プリペイドSIMをSIMフリー携帯等で使う場合のアクティベーションの方法」
をもとに、iPhoneの場合とスマートフォンの場合とは違う箇所を書き換えたものです。
書き換えた部分は、緑色の文字で表示します。黒文字の部分は、前記記事と内容が同じです。
AT&Tのプリペイド・サービスは「GoPhone」というサービス名で呼ばれています。
AT&TのプリペイドSIMの入手方法
“AT&T GoPhone/プリペイドSIMをiPhoneで使う場合のアクティベーションの方法” の続きを読む
目次:
ステップ1:SIMのアクティベーション・・・このページ
ステップ2:自動更新を解約する・・・ページ 2
iPad/iPad2/新iPadのAT&Tプリペイド通信加入を、iPad/iPad2/新iPadを使わずに行う方法(PCから行う方法)・・・ページ 3
アクティベートしたiPad SIMの使い道(SIMフリーのポケットWiFiに挿入して使う)・・・ページ 3
アメリカ在住者のiPad用国際ローミングプラン(アメリカのiPad 3G版を日本で使う場合)・・・ページ 3
AT&TからiPad用マイクロSIMを正規に入手する方法は、
AT&T マイクロSIMを正当に入手する方法と、その利用方法 (2011年2月17日)
で紹介しました。
このマイクロSIMをiPadに挿入し、AT&Tで3Gアクセスをする手順を以下に書きます。
日本で販売されているiPadは日本国内ではソフトバンクにSIMロックされているようですが、海外のSIMは使えると言うことです。
http://journal.mycom.co.jp/articles/2010/05/13/apple_jobs/index.html
私は手元に日本で販売されているiPadは持っていません。
したがって、これを確認する方法は今のところ私にはありませんが、「日本で発売されたiPadは、海外のSIMに対してはSIMロックフリーである」と言うアップルCEO Steve Jobsの発言を信じて、その前提で話を進めていきます。
“AT&TのSIMで、米国外のiPadを米国で使う場合の、3G/LTE加入手順” の続きを読む
目次:
T-Mobile USAの「プリペイドSIMカード アクティベーションキット」の説明と購入場所・・・このページ
オンラインでの注文方法・・・ページ 2
T-Mobile USAのプリペイドSIMカードの入手方法を書きます。
現在、アメリカの4大携帯電話キャリアで「SIMカードのみ」を公式に発売しているのは、T-Mobile USAのみです。
AT&Tは、AT&Tショップでプリペイド契約を申し込むと、無料で配布してくれます。
または、amazon.comやebay.comなどで、非公式に他の業者から販売されています。
MNVO(Mobile Network Virtual Operator、回線を借りてサービスだけ提供している会社)ではLocus TelecommunicationsがO2またはH2Oブランドで(家電量販店BestBuyでも販売中)、他にはSimpleMobile、Pure、などが販売してます。
参照:
https://blogfromamerica.com/wp/?p=45
T-Mobile USAの「プリペイドSIMカード アクティベーションキット」は、T-Mobile USAのオンラインショップ
http://www.t-mobile.com/
またはT-Mobile直営ショップで購入可能です。ディスカウントストアや家電量販店では販売していません。(注:2011年7月現在、家電量販店BestBuyの一部店舗でも購入できます。)
amazon.comやebay.comでT-Mobile USAのSIMだけを発売しているところがありますが、必ず
「プリペイドSIMカード アクティベーションキット(Prepaid SIM Only Activation Kit)」を購入してください。SIMだけ持っていても、以下に書く「アクティベーション・コード(Activation Code)」が無いと、アクティベーションできません。
T-Mobile USAがアメリカで使用している電波は、2G GSM 1900MHz/850MHz、および3G W-CDMA/UMTS AWS (UMTS IV -上り1700MHz /下り2100MHz)です。
2010年11月からHSPA+(4G。3.9Gとも呼ぶ。)も開始しています。
一部地域では、1900MHzでの3G/HSPA+サービスも開始されており、2013年夏までに全米主要都市で「1900MHz 3G/HSPA+サービス」の整備が完了する予定です。
これらの電波に対応する携帯本体でないと使用できませんので、ご注意ください。
特に、3G W-CDMAの周波数はT-Mobile USAは特殊であり、その為、T-Mobile USA用に製造された携帯機種本体のみがT-Mobile USAの3G周波数に対応している可能性が大きいです。日本の3G携帯電話でT-Mobile USAの3G AWSバンドに対応している機種は、まずありません。(T-Mobile USA用の3G 携帯電話は2100MHzに対応しているものが多く、逆は必ずしも正しくありません。つまり、T-Mobile USAの3G 携帯は、日本で使用可能です。)
なお、2G GSMでは、標準のクアドバンドGSM携帯はT-Mobile USAの電波で使用できます。
参考:W-CDMA/UMTS、世界のキャリアの使用周波数
http://en.wikipedia.org/wiki/UMTS_frequency_bands
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2011年5月11日追記:DITS SIMが2011年4月からバージョンアップされ、IMSI情報の書き換えができ、新バージョンはiPhone用アクティベーションカードとしてもまた使えるようになりました。
こちらも参照してください。
iPhoneアクティベーションSIM再考/DITS Phonebook SIMがIMSI書換え可能になった – 2011年5月6日
——–
目次:
DITS Phonebook SIMカードの説明・・・このページ
ソフトバンク携帯でSIMを挿入しない場合、解約済みSIM使用の場合・・・ページ 2
ソフトバンク携帯にDITS Phonebook SIMを挿入した場合・・・ページ 3
Phonebook SIMカードと言うのが、あります。
http://www.phonebookcard.com/
http://ditsonline.com/3420-phone-book-card.html
表
裏
標準SIMカードと、マイクロSIMサイズにカットしたもの
1枚$10.00で、送料が$11.88、合計$21.88でditsonline.comから購入できます。
郵送はDHLで直接中国・深センから送られてきます。
アメリカ国内の方はamazon.comやebayでも再販している業者がありますので、そこから購入すれば郵送料が安くなります。
2010年7月 に、「これを使えば、『オリジナルのSIM』の無いiPhoneもアクティベートが出来る」ということを発見した人が居て、ブログやYouTubeで発表し、注目されました。
http://www.crispytech.com/2010/07/18/activate-iphone-4-3gs-without-sim-card/
ところが、アップルは2010年10月27日、このSIMを含む俗に「iPhoneアクティベーションSIMカード」と呼ばれているものを一斉に使用できないようにするため、iTunesからこれらのSIMが使用している「テストSIM ID」をブロックしてしまいました。
※「テストSIM」とは、SIMに書き込まれている国コード(Mobile Country Code 、MCC )が「001」で、キャリアコード(Mobile Network Code、MNC) が「01」のSIMカード。
(現在でも使用可能な「iPhoneアクティベーションSIMカード」に関しては、別途書き込みをします。)
よって、このPhonebook SIMカードの「偶発的、結果的メリット」だった「iPhoneのアクティベーション」の目的には使えなくなりました。
しかし、まだ他に使い道があります!
“DITS Phonebook SIMカードの使い道” の続きを読む
海外在住者が日本でプリペイド携帯を購入する方法は、近いうちに書こうと思っています。
日本では2006年4月1日に「携帯電話不正利用防止法」が施行され、日本に住所のあることを証明できない外国人および海外在住日本人が、一時帰国や短期訪問時に日本の携帯およびSIMを購入するのは、難しくなっています。(それでも、やり方を知っていれば、入手は可能です。)
ところが2010年11月17日より、HanaCell社(英国に本社を持つMobell社の日本人向け携帯を扱っているブランド)が、海外在住者向けにソフトバンクのSIMを発行してくれるようになりました。
HanaCell社アメリカサイト
http://www.hanacell.com
HanaCell社イギリスサイト
http://www.hanacell.co.uk
モベル本社サイト
http://www.mobell.co.uk
「ニッポン ジャパンSIMカード」と言い、日本に住所が無くても入手できます。3G W-CDMA 2100MHz対応のSIMロック・フリー携帯を持っていれば、このSIMを差し込むことで、その携帯を日本でソフトバンクの電波を利用して使用できます。
http://www.hanacell.com/japan/
追記:
こちらでも発売されました。こちらでは、「Japan SIM」と呼んでいます。
http://www.jqphone.com/smartphone_simcards.html
では、この「ニッポン ジャパンSIMカード」と、普通に日本でソフトバンクのプリペイド(プリモバイル)携帯
https://mb.softbank.jp/mb/premobile/
を購入した場合との、経費の比較してみましょう。
“海外在住者用の日本国内用携帯SIMが発売されました” の続きを読む