Simple MobileプリペイドSIMアクティベーションの方法
目次:
購入場所と価格、使用できる携帯本体、料金プラン・・・このページ
アクティベーションの方法・・・ページ 2
トップアップ(リチャージ)の方法・・・ページ 3
SimpleMobileのデータアクセスのAPN設定、データアクセスの使い勝手・・・ページ 4
残高照会の方法、国際電話の掛け方、有効期限・・・ページ 5
SimpleMobileのSIMは、全米チェーンのコンビニのCircle Kと現金送金所のMoneyGramのほか、独立系の携帯屋やその他の個人店舗で販売されています。
SimpleMobileのウェブサイトで、販売店を見つけることができます。
http://www.mysimplemobile.com/Dealer-Locator/Index.aspx
もちろん、SimpleMobileのウェブサイトから直接注文して、アメリカの住所に郵送してもらうことができます。
http://www.mysimplemobile.com/Simple-Mobile-Shop.aspx
SimpleMobileは、T-Mobile USAの電波を使用してサービスしているプリペイド携帯サービス(MVNO)です。
T-Mobile USAが対応している電波は、2G GSM 1900MHzと850MHz、3G W-CDMA UMTS IV(上り1700MHz /下り2100MHz、AWSとも呼ぶ)、4G(3.8G?) HSPA+ 上り1700MHz /下り2100MHzです。
このどれかの周波数に対応した携帯本体でないと、使用できません。
特に、米国外で販売されている携帯で3G W-CDMA 上り1700MHz /下り2100MHz、HSPA+ 上り1700MHz /下り2100MHzに対応している携帯は、ほとんどありません。したがって、米国外で販売された携帯では、2G GSM 1900MHzと850MHz(パケット通信はせいぜい最大250kbpsのEdge方式)しか使えないと思ったほうが良いでしょう。
もちろん、アメリカ国内でもともとT-Mobile USA用に販売されている数多くのスマートフォンをSIMアンロックコードを入手してSIMロック解除した携帯、あるいは、もともとT-Mobile USA周波数用にSIMフリーで発売されているNexus One(T-Mobile USA版)やNexus Sは、問題無く3Gで使えます。
あと、中国や香港ではT-Mobile USA用の携帯が、中国国内の製造工場から横流しされて発売されているようです。しかし、アンドロイドOSが中国版に入れ替わっているなど、注意すべき点があるらしいです。
また、全ての機種で確認しているわけではないですが、T-Mobile USAにSIMロックされている携帯でも、このSimple MobileのSIMが使えるようです。Simple Mobileの公式サイトにはそのことは書いてありませんが・・・
ここでは、SimpleMobileプリペイドSIMのアクティベートの方法と、その利用方法を書きます。
■購入場所と価格
全米チェーンのコンビニのCircleKと現金送金所のMoneyGram、独立系の携帯屋やその他の個人店舗で販売されています。
SimpleMobileのウェブサイトで、販売店を見つけることができます。
http://www.mysimplemobile.com/Dealer-Locator/Index.aspx
もちろん、SimpleMobileのウェブサイトから直接注文して、アメリカの住所に郵送してもらうことができます。
http://www.mysimplemobile.com/Simple-Mobile-Shop.aspx
SIMだけの価格は標準店頭小売価格は$25.00(消費税別)ですが、オンラインでは$12.99(消費税別)となっており、実際の店頭価格はその中間と思われます。
トップアップ(リチャージカード)は、$10、$25、$40、$50、$60があります。
■使用できる携帯本体
SIMフリーの2G GSM 850MHz/1900MHz、3G W-CDMA UMTS IV(上り1700MHz /下り2100MHz、AWSとも呼ぶ)、4G(3.8G?)HSPA+ 上り1700MHz /下り2100MHz対応携帯に使用できます。
ただし、携帯本体が3G/4G 上り1700MHz /下り2100MHz周波数に対応していない場合は、使用は2G GSM 850MHz/1900MHz(パケット通信は、最大250kbpsのEdge方式)に限られます。
アメリカ国内でもともとT-Mobile USA用に販売されている数多くのスマートフォンをSIMアンロックコードを入手してSIMロック解除した携帯、あるいは、もともとT-Mobile USA周波数用にSIMフリーで発売されているNexus One(T-Mobile USA版)やNexus Sは、問題無く3Gで使えます。
また、T-Mobile USAにSIMロックされている携帯でも、このSimple MobileのSIMが使えるようです。Simple Mobileの公式サイトにはそのことは書いてありませんが・・・
SIMフリーiPhone 3G/3Gs/4にも使用できます。(データアクセスのAPN設定は、APN Changerで「US-Simple Mobile」を選択します。)
iPhoneでSimple MobileのSIMを使用した場合は、パケット通信は最大250kbpsのEdge方式に限られます
■料金プラン
プランは、通話とテキストだけのプラン(データアクセスは出来ません)と、ネットアクセス付きのプランがあります。
通話とテキストだけのプラン(ネットアクセス不可)は、
●$25/15日:$25 Unlimited Nationwide Talk&Text 15 Days
米国国内通話/国内・国外テキスト使い放題。
国際電話は追加料金。
●$40/30日:$40 Unlimited Nationwide Talk&Text
米国国内通話/国内・国外テキスト使い放題。
国際電話は追加料金。
データアクセスサービス付きのプランは、
●$50/30日:$50 Unlimited Nationwide Talk, Text & Web
米国国内通話/国内・国外テキスト使い放題。
国際電話は追加料金。
月100MB 2GBまでのデータアクセス可。
追加バイト数は、100MBあたり$10でいつでも追加できます。
●$60/30日:$60 Unlimited Everything Nationwide Talk, Text & High Speed Web
米国国内通話/国内・国外テキスト使い放題。
国際電話は追加料金。
4G(HSPA+)を含むパケット(データ)使い放題。(「使い放題」ですが、良く考えてください。貴方の携帯でT-Mobileの上り1700MHz/下り2100MHzにアクセスできなければ、遅い2G Edge速度でしかアクセスできませんよ。)
です。
※ 注意:「$60 Unlimited Everything Nationwide Talk, Text & Web」の「Unlimited Web(データ使い放題)」は、「ノーマル使用以上に使った場合は、使用バイト数が制限された。」という報告もあります。制限バイト数は1GBまたは2GBという報告があります。
制限バイト数に達すると、データアクセスが使えなくなります。
国際電話は追加料金で、$10の国際電話プラン(コーリングカード)を必要に応じて購入し、国際電話を掛ける前に事前登録しておきます。
日本への国際電話は、相手が携帯電話の場合は1分当たり$0.17、相手が固定電話の場合は1分当たり$0.035です。
また、国際電話をするには、まず、アメリカ国内のアクセス電話番号に電話し、それから相手の電話番号を入力する、『アクセスポイント方式』で掛けます。
――<●>――
関連すると思われる記事:
- アメリカでiPhoneをプリペイドSIMで使う方法
- Simple Mobile (T-Mobile USAのMVNO)が料金値下げ
- T-Mobile USAプリペイドSIMカード入手方法
- 事前にアクティベートされたT-Mobile US Prepaid SIMの使用開始の手順
- アメリカ/カナダ/メキシコの3ヵ国で使える、プリペイド携帯プラン
- Ultra Mobile(T-Mobile USのMVNO)が2014年7月1日からLTE対応、40ヵ国へは国際電話料金を(1000分を超えても)無料に。
- Ultra Mobile(T-Mobile USのMVNO)のSIMアクティベートの仕方。
- アメリカ現地でポケットWiFiとSIMを購入できる店(2014年初夏編)
- アメリカのSIM、基礎知識101
- アクティベーションの簡単なZIP SIM(旧Ready SIM)を試してみました・・・そして、新しい事実が判明!