2週間ほど前に4日間だけ日本(東京)へ打ち合わせに行きました。
予定も出発1週間前に確定して、滞在期間中、最後の日以外は朝から夕方まで打ち合わせだったので、日本での通信環境検証にはそれほど時間を費やせませんでした。
以前はサーバー遠隔サポートがいつ必要になるかわからなかったので、(当時の)高速データ通信のために、ウィルコモのNECエッジカードから、ウィルコムの「コア3G」SIM(NTTドコモのFOMA SIM)に6年前に変更し、今でも継続加入しています。(一時、イーモバイルに請求元が移って、現在はワイモバイルから請求されています。)
理由は、
- 使わない月は、月1000円以下の基本料金(現在は975円)
- 使用した月でも、月8000円くらいで使い放題(はい、3G速度ですが・・・)
- 日本国外のクレジットカードで支払いできる
という便利さ。まあ、速度は遅いですが、いまどきこんな契約のデータ通信プランは無いでしょう!?
老婆心ながら「ウィルコモ ⇒ イーモバイル ⇒ ワイモバイルさん」も、いい加減こんな通信プランを廃止して、「サービス終了」すれば良いと思うのですが、どうして継続してるんでしょうね?
Anyway、今回はこの、今は加入できない「ウィルコム(ワイモバイル)コア3G」サービスのお話ではなく・・・
T-Mobile USは2013年10月31日より同社のポストペイド契約者に対して、2G速度(128kbps)以下の速度制限で「無料(追加料金無し!)、使い放題データ通信」を提供しています。
また、通話ローミングやテキストローミングも、他社の国際ローミング料金に比べて破格の安値で提供しています。
T-Mobile USが2013年10月後半から、ポストペイド加入者に追加料金無しの国際データローミングを許可 – 2013年10月10日
“T-Mobile USポストペイド契約のデータ通信無料国際ローミングを、日本で使ってみた。” の続きを読む
さて、筆者の昨夜の記事はとてもアクセスが多くて、一夜明けて起きてみたら久しぶりにびっくりしました。
しかし、他の海外在住日本人の方々も批判していて、それもかなり賑わっていたようで、このサイトだけではなかったのですね。
しかし、筆者が問題にしているのは、2点あります。
● 本人認証方法 = 日本に到着してパスポートを見せるのが、ベストな方法なのかどうか。
特にイマドキ、SIM認証でWiFiが使えるようになりかけている時代に、IT先進国日本が、成田空港の検問所みたいに「パスポート見せて、100%まるまる信用」って方法しかないのかどうか、考えて欲しい。
今は、アプリも世界中でダウンロードできる。本人認証は、クレジットカードからの住所や年齢検索、現地免許証も可だし、どうしてもパスポートでなければならないなら、アプリ経由で事前にスマホでパスポートの写真を撮って、セキュアな送信経由でスマホから送る・・・ということも、不可能ではない。
日本へ「海外旅行」を考えている外国人にとって、日本人と同じく、「海外旅行」は事前に調査して、準備万端で行きたい人もいる。したがって、この無料無線LANサービスのID設定が、使用予定の端末に日本へ到着する前に設定できれば、とっても、とっても便利でしょう。
これにより、日本側の空港やホテルなどのスタッフの教育や増員も不要だし、運用コスト削減になります。
● 現行の電波通信法で技適マークの無い端末は、日本国内でのWiFi/Bluetoothを含む全ての電波の発信を許可されていないのに、なぜ、それを奨励するようなことを、しかも、政府の一機関が公的に行うのか?
我々のように海外に住んでいる日本人が周囲の日本人以外の人に、「こうすれば、日本で公衆WiFiが使えるよ。でも、君の端末を日本で電源入れると、法律違反で犯罪だから、こっそり使ってね。」って言えっていうの?
“一夜明けて、観光庁(?)の訪日客向け無料無線LANサービスについて、確認と追加コメント” の続きを読む
日経新聞記事:
【日経新聞】訪日客に無線LAN 全国共通の無料IDで観光促進 – 2014年5月23日
記事抜粋:
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政府はNTTグループなどと共同で、日本を訪れる外国人が駅や観光地などの無線LAN(構内情報通信網)サービスを簡単に使えるようにする。空港などでIDを配り、滞在中は全国どこでもひとつのIDで無線LANを無料で使えるようにする。2016年度をめどにサービスを始める。無線LANの使いにくさは訪日客の最大の不満の一つ。観光立国や20年の東京五輪に向け、官民一体で改善を急ぐ。
(中略)
現在は施設ごとにメールアドレスなどを登録してIDをもらわなければいけないケースが多い。訪日客の場合、空港、鉄道、ホテルなどで何度も別のIDが必要で煩雑との声がある。米国や韓国の大都市ではIDなしで無線LANを無料で使える場所も多い。
日本の携帯電話は自社の通信網にしかつなげない「SIMロック」を掛けるのが一般的なので諸外国に比べて街でSIMカードを手に入れにくいことも不満の一因。無料でネットを使えないとローミングと呼ばれる日本と自国の携帯事業者間のサービスで通信料が割高となり、滞在費が押し上げられる問題がある。
観光庁が11年に訪日客に対して旅行中に最も困ったことを聞いたところ、無線LANの使いにくさを挙げる人が24%に上り、言語や交通などを抑えて最も多かった。
政府は訪日客が全国で使える共通IDを導入する方針だ。総務省と観光庁、NTT系のNTTブロードバンドプラットフォーム、KDDI系のワイヤ・アンド・ワイヤレスなどが今夏に協議会をつくる。空港や鉄道、ホテル業界などと連携し、訪日客のID情報を共有するシステムなどをつくる。総務省は15年度予算案で開発や実証実験の費用の要求を検討する。
訪日した空港や観光地でパスポートの提示を条件にIDを渡したり、スマホのアプリ(応用ソフト)で無線LANを使えるようにしたりするしくみを想定する。無料の無線LANを提供する全国の施設に共通IDの採用を呼びかける。日本人も使えるサービスに広げるかは協議会で詰める。
訪日客は13年に初めて1千万人を突破した。政府は東京五輪が開かれる20年に現在の2倍の2千万人を呼び込む目標を掲げている。課題だった通信環境を改善できれば、訪日客のリピーターも期待できそうだ。
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これって、「パスポートを提示して、IDを貰う」ブースや、そのブースに張り付くスタッフの人件費など、運用上、手間や金が増えるだけでしょう。
なんで、外国人が成田空港(などの国際到着空港)に到着して、飛行機を降りて携帯の電源を入れたら、勝手に空港WiFiに繋がって、このサービスの案内画面が表示され、その場で必要な情報を入力して、IDをオンラインで入手(あるいは、その携帯に自動セット)するシステムにしないのかね・・・・
“「日本政府が訪日客に無線LAN、全国共通の無料IDで観光促進 」に、物申す” の続きを読む
So-netが2014年4月22日より成田空港、関西国際空港、新千歳空港(新千歳空港は5月中旬から)で、訪日旅行者向けにデータ専用プリペイドSIM『Prepaid LTE SIM』を発売します。関空では自動販売機が設置されます。
【So-net】So-net、モバイル通信にて『Prepaid LTE SIM』が新登場 国内初、国際空港にて自動販売機によるSIMパッケージ販売をスタート ~関西国際空港で4月22日に販売開始~ – 2014年4月14日
日本の空港に到着して、その場ですぐに買えるSIMが出来たことは、うれしいところです。(データ通信専用ですが・・・)
以下、日本への一時帰国者/旅行者に気になるポイントをチェックします。
■ SIMサイズ
SIMサイズは、
● 標準(Mini)
● Micro
● Nano
の全3種類が用意されます。iPadにも使えますね。
■ SIM種類
初期の通信プランにより、
● プラン100M ・・・ 100MBまで(最大30日)、3000円(税込)
● プラン500M ・・・ 500MBまで(最大60日)、5000円(税込)
があります。
これって、要するに、「SIM代2500円、通信料が100MB当たり500円」と言う計算になりますね。
“So-netが訪日旅行者向けに、データ専用プリペイドSIM『Prepaid LTE SIM』を発売。成田、関空、新千歳で入手可能。” の続きを読む
NTTBP(エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社)は、2013年11月8日、アンドロイド端末用に、同社が空港やJR駅などで提供している無料WiFiをアクセスするための便利ツールをリリースしました。
海外では初めてのWiFiホットスポットでも、その都度、その場で、登録してすぐに使用できるのに、通常、日本国内のWiFiホットスポットにアクセスするためには、事前にPCからブラウザーで登録したりと、面倒でした。このアプリの提供により、一度、アプリで登録をすると、NTTBPが提供する日本国内約2000ヵ所の無料WiFiがシームレスに利用できるようです。(連続90日間利用が無い場合には、再登録が必要。)
【NTTBP】ニュースリリース:Androidアプリ「Japan Connected-free Wi-Fi」の提供開始について – 2013年11月8日
アプリは5ヶ国語対応で、英語・中国語(繁・簡)・韓国語・日本語に対応しています。
WiFi提供箇所は、成田空港、羽田空港、JR東日本主要駅、JR東海主要駅コンコース、沖縄市内主要観光拠点、など。
まあ、地方へ行く人にはほとんどメリットはありませんが・・・
アプリはGoogle Play Storeで検索キーワード「Japan Connected-free」くらいまで入力して検索すると、出てきます。
iOSバージョンは現在開発中で、近々リリース予定。
主要駅での乗り換え時には、便利かも。
実は標記の件は、既に何度かこのサイトで取り上げています。
アメリカの携帯/iPadを日本でローミングする場合の料金:4社比較 – 2011年5月23日
Hanacellのデータ通信専用SIMって、どうなのよ?(日本でのローミング料金比較表付き) – 2013年8月6日
アメリカ契約の携帯/SIMで、カナダでデータ通信ローミングする場合の料金比較表 – 2013年8月6日
アメリカ契約の携帯/SIMで、メキシコでデータ通信ローミングする場合の料金比較表 – 2013年8月6日
一昨日、T-Mobile USが「国際データローミングが無料(ただし、128Kbps速度)」というプランを10月31日から実施する(新規加入者は2013年10月20日から)という発表をしたので、ここでもう一度整理し直しましょう。
ここでは、アメリカ4大キャリア(とHanacell国際データ通信専用SIM)を、日本で使用することに限定して、料金を比較します。
※ Sprintは「Multi-Country Pack」という国際ローミングディスカウントプランがありますが、日本は対象国に入っていません 2014年8月現在、日本は対象国に入りました。よって、日本国内でSprint契約のiPhone/スマホを使用する場合には、割引対象ではありません。
ちなみに、T-Mobile USの国際通話ローミングは、Simple Choice加入者はWiFiを使うと無料(アメリカ国外から、アメリカ国内電話番号へ発信)、または、$0.20/分(アメリカ国外から、アメリカ国外電話番号へ発信)となります。これは、T-Mobile USが数年前から実施しているWiFi Callingを使用した場合と考えられます。WiFi Callingアプリは、特定のT-Mobile用アンドロイド携帯にしかインストールされていません。
(混乱を招く可能性があるので、この部分に一部、オリジナルに記載した文章を完全に削除しました。)
どうやら、テキスト・ローミングは、WiFi Callingを使わなくとも、無料のようです。
“アメリカ4大キャリアの国際ローミング価格比較(日本で使用する場合)” の続きを読む
以下、海外在住者から見た、2020年東京オリンピックまでに外国人旅行者(および、選手団)向けに日本がすべき、通信環境の改善要望項目です。
1.「携帯電話不正利用防止法」を見直し、外国からの短期旅行者が、期間限定(2週間~30日)で通話機能付きプリペイドSIMの購入がパスポート提示だけで簡単に出来るようにすること。
現行法では、ポストペイド・プリペイドに関わらず、日本国内で通話機能付きのSIMを契約(購入)する場合には、本人確認のほかに、日本に居所(住民票、外国人登録証)があることを証明する必要があり、日本への海外短期訪問者は日本に居所が無いのでプリペイドSIMを契約(購入)出来ない。
データ通信オンリーSIMは、「携帯電話不正利用防止法」の適用範囲外。
2.電波法(技適)を見直し、海外製WiFi端末・携帯端末を、少なくとも海外からの旅行者に限り、ローミング/日本国内専用SIMのどちらで使用している場合にでも、日本国内で使用できるように例外規定を明文化すること。
現行法では、日本国内で携帯電話のセルラー電波を海外携帯電話+海外SIM(ローミング)で使用することは許されているものの、技適マークの無い海外端末で日本国内のキャリアのSIMを使用することは許されていない。また、技適マークの無い海外端末を使って日本国内でWiFi電波を発信させることは一切許されていない。(・・・と理解している。)
“2020年東京オリンピックまでに日本がすべき、通信環境改善要望項目” の続きを読む
ソフトバンクは昨日、プリペイド携帯サービスにデータ通信機能を追加購入できる「プリスマ」を2013年9月6日より提供開始することを発表しました。
このサイトでは以下のページに海外在住者のためにソフトバンクのプリペイド携帯サービスを購入して使用する方法を紹介していますので、
海外在住者、ソフトバンクのプリペイド(プリモバイル)携帯購入-1:購入編 – 2011年2月15日
海外在住者、ソフトバンクのプリペイド(プリモバイル)携帯購入-2:海外からリチャージ編 – 2011年2月16日
海外在住者、ソフトバンクのプリペイド(プリモバイル)携帯購入-2【追記】:海外からリチャージ編 – 2012年7月8日
海外在住者、ソフトバンクのプリペイド(プリモバイル)携帯購入-3:メール設定編 – 2011年2月17日
「プリスマ」サービスの案内も紹介もしたいと思います。
【ソフトバンク】プレスリリース:スマートフォン向けプリペイドサービス「プリスマ」、9月6日より提供開始 – 2013年8月29日
なお、2006年4月1日の「携帯電話不正利用防止法」の施行に基づき、日本で通話機能付きのプリペイド携帯サービスに加入するには、本人証明の他に、日本に住んでいる証明(居所証明)が必要です。海外居住日本人が日本でプリペイド携帯/SIMを購入する方法は、
海外在住者、ソフトバンクのプリペイド(プリモバイル)携帯購入-1:購入編 – 2011年2月15日
参照。
データ通信機能のみのSIMは、「携帯電話不正利用防止法」の対象ではありません。
“ソフトバンクがデータ通信追加可能なプリペイド携帯サービス「プリスマ」を2013年9月6日より提供開始” の続きを読む
そろそろ学校も今月いっぱいで夏休みに入り、子供を連れて一時帰国の予定を考える親や、夏休みを日本で過ごす留学生から、あちこちのサイトで毎年恒例の標題の件での質問が増えて来ますね。
ところが、わが海外在住者向け日本国内用SIMの味方、日本通信(b-mobile)さんも、商品ラインナップを買えてしまったので、「去年有ったSIMが、今年は無い。どうしたら良いですか?/どれが良いですか?」とEメールのほうで質問が来たんですが・・・
それに、「おい、日本通信のSIMは、遅いぞ」という感想も多かったりして・・・
Eメールでの回答は、情報が一人の人にしか伝わらないので、もったいないです。
そこで、せめて返信したEメールの内容を基にブログ記事にでもして、同じ「時間の無駄」を二度としないように対策を講じておかないともったいないので、ここにまとめさせて頂きます。
まず、その前に、一般論は
海外在住者(日本人・外国人)が日本で携帯を使う方法、まとめ – 2011年9月11日
に書いてありますので、それを先に読んでください。それから、今年の変更点を以下に書きます。
また、筆者は最近は日本にそれほど頻繁には行かず、当然のことながら日本にも住んでいないので、短期間の日本への旅行者と違って「失敗したときに、別の方法を調査して検証する」ことが日本国内ではできません。日本在住の人で、日本への旅行者の立場になって考えて検証できる人は、是非、検証していただき、良い方法をコメントで追加してくれるとありがたいです。
ストーリーを簡単にするために、アメリカ在住者が日本へ行くことを念頭に置いた書き方をしますが、他の国の在住者は、「アメリカ」を自国の名前に変えて読んでください。
“2013年夏の編:「日本一時帰国、日本での携帯/インターネットはどうしたらいい?」” の続きを読む
先に、アメリカからのリチウム電池を含むパッケージが2012年11月15日から航空郵便でまた送れるようになったことをお知らせしましたが、
アメリカ郵便局、リチウム電池入り航空郵便の発送を2012年11月15日から条件付で再開 – 2012年11月20日
日本からも2013年1月1日から航空郵便で送付が可能になります。
これは、航空運送に関する国際基準を決めるICAO(International Civil Aviation Organization)やIATA(International Air Transport Association)がリチウム電池の航空輸送の基準をその日から改正するためです。
日本からの航空郵便では、この基準に従い、リチウム電池は4個(組電池/二層電池は2個)まで、使用する電子機器に装着された状態で、一つの小包に入れて送ることが出来ます。
また、(ここが日本らしいところですが・・・)受付できる郵便局は、全国119ヵ所の「本局」に限ります。(おいおい、県庁所在地から離れているところに住んでいる人は、どうするんじゃい。本局から送ると安心で、その辺の郵便局から送ると安心できない、その違いは、なんだいな?!)
詳細は、日本郵便の2012年12月13日発表の案内をご覧ください。
日本郵便プレスリリース:外国宛て航空郵便物によるリチウム電池の引受開始について – 2012年12月13日
日本郵便:国際郵便によるリチウム電池の郵送条件 詳細(リチウム電池郵送基準、受付郵便局リスト) – 2012年12月13日
実は比較的急に思い立って、11月6日より14日まで日本へ行っていました。
実家の掃除が主目的でした。年老いた親、特に母親が一人で住んでいると、こういうことが必要になるときがあります。
掃除に専念したかったので、仕事の予定は何も入れずに向かいました。
実家は秋田県の田舎です。2年前はソフトバンクの電波さえ無かったのに、「ソフトバンク電波改善宣言」の影響か、今回行った時にはAT&T iPhone 5は勝手にローミング相手としてソフトバンクの電波を掴んでしまっていました。
Sprint iPhone 4Sはauの電波でローミング可能なようでした。・・・てか、それは以前に持っていたSprint アンドロイド携帯から2、3年前から判っていましたが、Verizonは同じ通信方式のauの他にドコモ/ソフトバンクのW-CDMAキャリアともローミング契約しているのに、Sprintはまだauだけなんだ・・・と改めて認知しました。
Verizonは明らかに「いつかはCDMA電波を停波し、LTEに専念する」ことを念頭に置いた行動を行っており、デュアル通信モード(CDMA/W-CDMA・GSM)あるいはトライ通信モード(LTE/CDMA/W-CDMA・GSM)の通信端末をどんどん企画・開発・販売し、米国外でのGSM/W-CDMAローミングパートナーを増やしていることが伺われます。そんな点でも、Sprintの戦略の遅れが見えています。
ソフトバンクのSprint投資契約が実際に始まれば、Sprint携帯はソフトバンクでもローミングできるようになるんでしょうかね。しかし、そのためには積極的にCDMA/W-CDMA・GSMモード兼用端末を販売していかないといけないのですが、これまでは買収される相手としてKDDIに期待していたから、WiMax/CDMA兼用端末とかが多いんですよね。
Anyway・・・
話を元に戻して、その「ソフトバンク電波改善宣言」のお陰で現れたソフトバンクの電波ですが、それが速ければよいのですが、遅いのなんのって・・・
結局、iPhoneもiPadも、キャリアを手動でドコモに選択(固定)して使いました。
日本国内でモバイルルーターとかを事前に手配する日数も充分に無かったので、「まあ、いいや」と思い、今回の日本でのモバイル通信手段は
● AT&T iPhone(iPhone 5)の国際データローミングプラン、「800MBで1ヵ月、$120.00」に加入。これは、加入月および解約月は実際には日割り計算されるので、使用したバイト数を計算して、帰米したら出来るだけ早くに解約する予定でいました。
● AT&T iPad 国内プラン 250MB/30日/$14.99 + iPad 国際ローミング 800MB/30日/$120.00
そして、できるだけiPadを使用するつもりで行きましたが、バックアップとしてノートパソコンも持って行きました。
※追記:AT&Tのページによると、2012年6月1日よりGlobal Data Add-onはポストペイド契約でも(契約してから1ヵ月以内の解約でも)最低1ヶ月分課金されることになっていますが、筆者が今回(2012年11月)の訪日に使ったところ、1ヵ月以内の解約でも日割り計算でした。しかし、規約では「最低1ヶ月分課金」になっていることをご注意ください。
“今回の日本滞在中のモバイル通信体制” の続きを読む
NTTドコモの回線を使用したMVNOの日本通信(B-mobile)は、海外在住者向けに以下のプリペイドSIMを提供しています。
2012年7月27日発売開始
日本通信 b-mobile : English ホームページ
● b-mobile Visitor SIM 1GB prepaid (最大ダウンロード理論値14Mbps、最大14日間有効)
b-mobile Visitor SIM 1GB prepaid 商品詳細ページ
● b-mobile Visitor SIM 14days prepaid (最大300kbps、14日間使い放題)
b-mobile Visitor SIM 14days prepaid 商品詳細ページ
SIMサイズは、どちらも標準SIMとマイクロSIMが用意されています。
この新SIMの発売に伴い、2012年5月14日から販売していた
● b-mobileSIM U300 Visitor(最大ダウンロード理論値300kbps、最大30日間有効)
は、2012年7月26日で販売終了になります。
数日前の発売前の事前案内では通信速度がはっきりしなかったので、すぐには取り上げませんでしたが、「b-mobile Visitor SIM 1GB prepaid」の方は3G速度(最大ダウンロード理論値14Mbps・・・まあ、実測値は1-2Mbps程度でしょうが・・・)であることが判明しました。
しかも、どちらも値段は3980円で、クレジットカードで注文・課金ができます。また、14日間(または前者の場合、1GB)のリミットに達した場合には、その10日以内であれば、14日(前者の場合、1GB/14日)の単位で追加チャージして延長ができます。
日本通信の「Visitor(海外在住者/外国人用SIM)」と、「通常のb-mobileの(他の)SIM」の違いは、「Visitor」SIMは、出荷時にSIMがアクティベートされた状態で出荷されるので、日本国内のSIMアクティベーション手続きの良くわからない海外在住者や外国人でも、SIMを端末に挿入してAPNを正しく設定すれば、すぐに使える、ということ。
残念ながら「携帯電話不正利用防止法」の法律のおかげで、海外在住者の短期日本訪問・滞在には、携帯電話会社は音声通話の可能なSIMは販売できません。したがって、このSIMもデータ専用SIMであり、通話とテキストメッセージはできません。
“日本通信の海外在住者向け、日本国内データ専用SIM” の続きを読む
以前に書いた記事、
海外在住者、ソフトバンクのプリペイド(プリモバイル)携帯購入-2:海外からリチャージ編 – 2011年2月16日
で、ソフトバンク・プリペイド(プリモバイル)携帯のオンラインリチャージで、海外の一部のクレジットカードが使用できないことに関して、注意書きを別記事として書きます。
<注意>2015年ー2016年現在、アメリカ発行でVerified By VISA(VISA認証サービス)対応のVISAクレジットカードが激減しています。MasterCard(MasterCard SecureCode)のほうが支払いが確実です。
以下のソフトバンク・プリモバイル携帯のオンラインリチャージ説明ページに書かれているように、
オンラインリチャージで使用するクレジットカードは、「本人認証サービス」に対応している必要があります。
「本人認証サービス」に対応していない場合は、支払いができません。
「本人認証サービス」は英語では、「Verified By Visa」(VISAカードの場合)、または、「MasterCard SecureCode」(MasterCardの場合)と言います。
VISAカードが「Verified By Visa」に対応している場合は、支払いの途中に次のような画面が表示されます。(Verified By VISAサービスがこれまでに有効化されていない場合=初回の場合。)
なお「Verified By Visa」有効化スクリーンやログインスクリーンは、VISA発行金融機関によって違います。したがって、下の画面ショットは、ご自分の使用するVISAやMasterCardでは違う画面や流れになると思いますので、注意してください。
“海外在住者、ソフトバンクのプリペイド(プリモバイル)携帯購入-2【追記】:海外からリチャージ編” の続きを読む
海外在住者が日本でパソコン、iPadやアンドロイドタブレット、そして、海外のiPhoneやスマートフォンを使用する際に、日本国内用ポケットWiFiのレンタルがずいぶん普及してきました。
レンタル会社は数多くあるようですが、その中でも代表的な数社のレンタル料金を以下に比較してみます。
“海外在住者の為の、日本国内用ポケットWiFiレンタル料金比較” の続きを読む
海外在住者(日本人・外国人)が日本国内で携帯を使う方法を、まとめます。
また、このサイトではこれまで触れていなかった日本国内用レンタルSIMについても、追記します。
海外在住者が一時帰国(または旅行・出張)で日本国内で携帯電話を使う、または、持つ方法は、以下の方法があります。
1.自国の携帯を持ち込み、そのまま国際ローミング料金で日本で使う。
2.海外で販売されている日本(ソフトバンク)のSIMを購入し、SIMフリー3G携帯(またはソフトバンク用3G携帯)に差し込んで、使う。
3.日本国内で日本のプリペイド携帯を購入し、使う。
4.日本の空港で日本国内用SIMをレンタルし、SIMフリー3G携帯に差し込んで、使う。
5.世界で使用可能なSIM(「Global SIM」と言う。通常、イギリスの電話番号。)を入手し、SIMフリー3G携帯に差し込んで、使う。
6.日本の空港や自国で日本国内用携帯をレンタルし、滞在中に使う。
7.日本国内用データ専用SIMやポケットWiFiを、購入したりレンタルして、滞在中に使う。
なお、匿名で登録された携帯電話を利用した振込め詐欺などの犯罪を無くすために、日本には2006年4月1日から「携帯電話不正利用防止法」という法律が施行されており、日本に居所があることを証明しないと、日本国内でのSIMだけの購入や携帯電話の契約は、プリペイド・ポストペイドに関わらず、出来ません。
また、この法律はドコモ・ソフトバンク・AUだけでなく、日本通信の通話付きb-mobile TalkingやイオンのプリペイドSIMなどにも適用されます。
通話を伴わないモバイル通信専用SIMや装置に関しては、この法律の適用外なので、住所が海外であっても契約可能です。
なお、アメリカ4社の日本での国際ローミング料金と、ソフトバンクのプリペイド携帯、ソフトバンクの日本国内用SIMレンタル、海外で購入可能なソフトバンクのSIM(Nippon SIM、Japan SIM)の料金の比較は、
アメリカの携帯/iPadを日本でローミングする場合の料金:4社比較 – 2011年5月23日
にまとめてあります。
以下、それぞれのオプションのメリット・デメリットを詳しく考察していきます。
“海外在住者(日本人・外国人)が日本で携帯を使う方法、まとめ” の続きを読む
アメリカの大学はSemester制のところは既に夏休みに入り、Quarter制の大学や小中高校ももうじき夏休みに入りますね。
それにあわせて、日本へ一時帰国する学生や家族もこれからの季節は増えてくるでしょう。
そこで出てくる疑問は、「アメリカの携帯(iPhone、アンドロイド携帯、Blackberryを含む)は、日本で使えるの?」、「アメリカのiPad/iPad2は、日本で使えるの?」
結論から先に言うと、最近数年以内に購入したアメリカ4大携帯会社のポストペイド契約のスマートフォンなら、殆どの機種が日本でそのまま「国際ローミング」で使えます。
スマートフォンでなくとも、ここ数年以内に購入したアメリカ4大携帯会社のポストペイド契約の携帯なら、使用できます。
お持ちのアメリカの携帯で初めて海外へ行かれる場合は、カスタマーサービスに連絡して、「国際ローミング」オプションが有効になっているかどうか、確認してください。口座(アカウント)契約上、「国際ローミング」オプションが有効になっていなければ、いくら携帯機種本体が日本でローミング可能であっても、日本で電波を拾いません。(携帯画面に「No Signal」と表示されるでしょう。)
一度有効にすれば、その後、自分で無効にするまでは、何もせずに次回も日本で国際ローミングできます。
お持ちのアメリカの携帯が、機種も、また、アカウント設定も、国際ローミング出来る状態であれば、日本の到着空港で電源を入れると、電波が表示されます。
携帯会社によっては、「日本でのダイヤルの仕方は、・・・。料金は・・・。」的なテキストメッセージが(もちろん、英語で)受信されます。
“アメリカの携帯/iPadを日本でローミングする場合の料金:4社比較” の続きを読む
この記事は、2011年3月10日掲載
AT&TのSIMで、米国外のiPadを米国で使う場合の、3G加入手順
の一部ですが、標題が紛らわしく、目的の内容を見つけにくかった可能性があるので、別タイトルで単独に掲載します。
アメリカAT&Tで契約したiPad/iPad 2を、日本で国際ローミングで使用することが出来ます。
Verizon契約のiPad 2も、日本のAU(KDDI)電波を使用して国際ローミングで使用することは、可能なはずですが、Verizonの場合は、日本でのパケット(ネットアクセス)国際ローミング料金に割引が適用されるプランが無く、1KBあたり$0.02請求されますから、日本でiPad 2を3G電波で頻繁に使用していたら、とんでもない料金の請求が発生するでしょう。
現在のところ、Verizon契約のiPad 2は、日本ではWiFi以外では使用しないようにするのが賢明です。
■AT&TのiPad国際ローミングプランに加入するには、アメリカ国内iPadプランに加入していることが前提。
“アメリカAT&T契約のiPad(3G版)を、日本(米国外)でローミングで使う方法” の続きを読む
追記(2011年5月23日):
アメリカの携帯/iPadを日本でローミングする場合の料金:4社比較
も参照してください。
2011年2月10日にVerizonがiPhone 4を発売し、そろそろ「Verizon iPhone 4は、日本で国際ローミング出来るか?」という心配をしている方々が出始めているるようです。
私自身はVerizonと契約したことは無いので、自分でやってみたことは無いのではっきりしたことはわからないのですが、同じCDMA2000通信方式を使っているSprintのスマートフォン(アンドロイド携帯)は持っていて、日本で使ったことはありますので、その経験と、Verizonのホームページからの情報をここでまとめます。
もちろん、それ以外にAT&TのiPhone 4も持っていますが・・・
注意:ヨーロッパにはVerizon社と同じCDMA2000通信方式を使っているキャリアがありません。したがって、CDMA2000オンリーのVerizon版iPhone 4では、ヨーロッパでは全くローミングできません。(電波が入りません。)ご注意ください。
Verizon契約でヨーロッパでもローミングしたければ、Verizon用のCDMA2000 + W-CDMA/GSM両方の通信方式に対応するBlackberry、Droid Pro、Droid Internationalなどのデュアルモード携帯を使い、かつ、国際ローミング用にSIM(パートナーのVodafoneのSIM)を貰わないとダメです。
CDMA2000通信方式は、世界でも約40カ国でしか使われていません。ヨーロッパ以外にも、Verizon版iPhone 4が全く使えない国は、数多くあります。渡航前に、渡航先で使えるかどうか確認しておくことです。
日本はauのみがCDMA2000通信方式を使っていますので、日本でのVerizon版iPhone 4でのローミングは、auの電波のみを使ったローミングになります。
追記:Verizon版iPhone 4Sは、ヨーロッパなどCDMA2000通信方式のキャリアの無い国でも使えます。
■日本へ行く前に、自分のアカウントが国際ローミングできるようになっていることを確認すること。
普通、CDMAのキャリア(SprintやVerizon)は、アカウントを開設するときに、デフォルトでは国際電話が出来なく、国際ローミングが出来ないアカウント設定になっている場合があります。
もし自分のアカウントが「国際電話も、国際ローミングも、出来ない」設定になっていると、日本へ行っても「No SignalまたはNo Service(圏外)」と表示されます。
したがって、日本(米国外)へ行く前に、必ずカスタマーサービスに連絡し、「国際ローミング(International Roaming)可能」な設定に変更してもらってください。
カスタマーサービスは、「*611」に電話するか、「800-922-0204」です。
■まず、通話とテキストは、間違いなく日本で使用できます。
“Verizon iPhone 4は日本で国際ローミング出来るか?” の続きを読む
目次:
メール使い放題申し込みの方法・・・このページ
携帯の「Y!」ボタンからメールアドレスの変更をする・・・ページ 2
MySoftbankサイトからメールアドレスを変更する(海外でも可)・・・ページ 3
この記事は、
海外在住者、ソフトバンクのプリペイド(プリモバイル)携帯購入-1:購入編
1.ソフトバンクのプリペイド(プリモバイル)携帯を購入する
および
海外在住者、ソフトバンクのプリペイド(プリモバイル)携帯購入-2:海外からリチャージ編
2.日本国外でソフトバンクのプリペイド携帯をトップアップする方法
の続きです。
3.ソフトバンクのプリペイド携帯でメールを使用する方法
ソフトバンクのプリペイド契約では『センター』留守録機能が利用できません。ただし、携帯本体の機能として「簡易留守録」の機能の付いている携帯機種もあります。この場合は、留守録は携帯本体に保存されます。したがって、携帯が電波の届くところにあって電源がオンになっていないと、相手は「簡易留守録」にメッセージは残せません。
つまりソフトバンクのプリペイド携帯では、自分が電波の圏外に居る場合や、電源をオフにしている/電源が切れているときに、相手が自分に「留守番伝言」を残す手段がありません。
したがって最悪の場合の手段として、携帯でメールを受けられるようにしておくと、安心です。
ソフトバンクのプリペイド携帯でメールを使用するには、月300円の「メール使い放題!」に申し込む必要があります。
“海外在住者、ソフトバンクのプリペイド(プリモバイル)携帯購入-3:メール設定編” の続きを読む
目次:
MySoftbankのホームページに電話番号を登録する・・・このページ
ソフトバンク・プリペイド携帯用のオンラインリチャージのホームページに電話番号を登録する・・・ページ 2
海外に居てクレジットカードで支払う・・・ページ 3
この記事は、
海外在住者、ソフトバンクのプリペイド(プリモバイル)携帯購入-1:購入編
の続きです。
2.日本国外でソフトバンクのプリペイド携帯をトップアップする方法
日本国外でソフトバンクのプリペイド携帯をトップアップ(リチャージ)するためには、次のステップが必要です。
(1)MySoftbankのホームページに電話番号を登録する。
この時に、初期パスワードが携帯にメールで送られてきます。したがって、このステップは日本国内に居る間に行う必要があります。
(2)MySoftbankのパスワードを使ってソフトバンク・プリペイド携帯用のオンラインリチャージのホームページにログインし、プリペイド携帯の電話番号を登録する。
電話番号登録時に、初期PIN番号がその電話番号の携帯にメールで送られてきます。したがって、このステップは日本国内に居る間に行う必要があります。
(3)オンラインリチャージのページでクレジットカードで3000円または5000円を支払う。
前記(1)および(2)の登録を既に済ませていれば、オンラインリチャージは日本国外でも可能です。クレジットカードはVISA、MasterCard、JCBは使用可能で、日本国外発行カードでも使用可能です。
“海外在住者、ソフトバンクのプリペイド(プリモバイル)携帯購入-2:海外からリチャージ編” の続きを読む
目次:
購入条件と料金・・・このページ
購入する前に用意する本人確認書類・・・ページ 2
オンラインで申し込む・・・ページ 3
トップアップの方法・・・ページ 4
今の時代では、日本へ一時帰国したときに携帯電話を持っていないと不便なことが多いです。
もちろん、海外の3G携帯を国際ローミングで日本で使うことも可能ですが、
1.電話代が高い
ということと、
2.海外の携帯を日本国内で使用する場合は、電話番号が海外の電話番号のままなので、家族や友人が自分に電話するときに国際電話になり、気軽に電話してもらえない
という不便があります。
したがって、どうしても日本の携帯が欲しくなります。
海外在住者の一時帰国は滞在期間が短いので、プリペイド携帯か、空港でのレンタル携帯になります。
ところが、2006年(平成18年)4月1日に施行された「携帯電話不正利用防止法」
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/d_syohi/050526_1.html
により、「契約者の本人確認を義務付けること」が必須になり、しかも、「本人確認」の中には、「日本に居住所を有すること」が要求されています。
音声通話を伴う携帯電話およびSIMの契約には、ポストペイド契約の場合も、プリペイド契約の場合も、どちらも、この法律の「本人確認」義務の対象になります。
(音声通話を伴わないモバイル・データ通信専用端末や、その契約の場合は、住所のリクアイアメントが緩和され、日本の住所が無くとも契約できます。)
ソフトバンクのプリペイド携帯の本人確認のリクアイアメントのページを見ると、
http://mb.softbank.jp/mb/premobile/steps/contract.html
http://mb.softbank.jp/mb/premobile/confirm/document.html
「B. 日本国パスポート」でこの条件を満たせそうです。しかも、日本の住所があるという条件を満たすためには、
「有効期限内のもので、お申し込みの住所・氏名・生年月日が一致していること。
(現住所の記載がないまたは申込書の住所と相違する場合、(ア)または(イ)または(ウ)のいずれかが必要です。)
(ア)住民票記載事項証明書
(イ)公共料金領収書
(ウ)官公庁発行の印刷物(例:国民年金通知書)
住民票記載事項証明書/公共料金領収書(電気・都市ガス・水道)/官公庁発行の印刷物は、発行日から3ヵ月以内のもので、印字されていること。お申し込みの住所・氏名が一致していること。官公庁発行の印刷物は発行元である官公庁の印字があり、お申し込みの住所・氏名が印字されていること。」
とあります。
つまり、
1.日本国パスポートの住所欄に日本の住所(居住所が建前なので、ホテルの住所はダメだと思います。)が書かれており、
2.その住所が、「携帯の申し込み住所欄」に書き込む住所と同じ、
であれば、日本国パスポートだけでプリペイド携帯が自分名義で購入できる、ということになります。
それ以外であれば、住民票とか公共料金領収書とか、海外在住者には提出不能な書類が必要になって、難しくなります。
なお、海外在住でありながら国民年金に任意加入していて、日本の実家の住所などを連絡住所としている場合は、その通知書が上記「(ウ)官公庁発行の印刷物」にあたります。そういう人は、それを住所の証明に使えます。
もし、上記本人確認(プラス、日本の住所)を満たすことが出来なければ、日本の空港で日本国内用携帯またはSIMだけをレンタルする
http://www.softbank-rental.jp/inbound/
か、2010年12月11日に紹介した
「海外在住者用の日本国内用携帯SIMが発売されました」
のようなSIMを購入することになります。
1.ここからはソフトバンクのプリペイド携帯を購入する手続きのみに限定して、手順を説明します。
2.ソフトバンクのプリペイド携帯は、トップアップの金額は60日で切れますが、金額が切れてから360日間は番号を維持できて、その間に再度トップアップすれば、同じ電話番号で使用できます。したがって、年に一回は日本へ一時帰国・出張する人は問題が無いのですが、そうでない人でも、日本国外でソフトバンクのプリペイド携帯をトップアップする方法を知っておけば、次回の一時帰国が1年以上先になっても、電話番号を失う(プリペイド契約が解約される)ことがありません。その方法も、説明します。
3.そして最後に、ソフトバンクのプリペイド携帯でメールを使用する方法を説明します。
“海外在住者、ソフトバンクのプリペイド(プリモバイル)携帯購入-1:購入編” の続きを読む
目次:
国際ローミング割引料金の説明・・・このページ
AT&TのmyWireless myAT&Tアプリのインストールとログインパスワードの作成・・・ページ 2
AT&TのmyWireless myAT&Tアプリの使い方・・・ページ 3
AT&TのmyWireless myAT&Tアプリで、国際ローミングプランをいつでもどこでも簡単「加入・追加・解約」・・・ページ 4
使いすぎないように米国外でのデータ(パケット)使用量を、常時モニターする方法・・・ページ 5
日本での電話の掛け方(ダイヤルの仕方)・・・ページ 6
注意:Verizon iPhoneが発売されたため、AT&T 「myWireless」アプリは「myAT&T」アプリに名前が変わりました。(2011年3月5日)
アメリカAT&Tで契約したiPhoneを日本へ持って行って使用することは、可能です。
しかし、国際ローミングになりますから、料金が高くなります。
ここでは、アメリカAT&Tで契約したiPhoneを日本で使用する際の料金と、その料金を減らす方法について書いてみたいと思います。
※ AT&Tでは、新規契約して最初の3ヶ月は米国外での国際ローミングはできないようになっているようです。契約して3ヶ月を過ぎてからは、日本でローミングで使用できます。その前に日本でローミングで使用したい場合は、カスタマーサービスに電話して、交渉してみることをお勧めします。
(契約後間もない、または、契約上海外ローミングが出来ない設定の場合は、海外で使用しようとすると現地では「No Signal(圏外)」と表示されます。)
まず、何も対策をとらない場合の国際ローミング料金は・・・
通話は、発信も着信も、滞在地での国内電話も、国際電話も、1分あたり$2.29が課金されます。
SMS/MMS/テキストメッセージは、滞在地での送信1通あたり$0.50、写真やビデオメッセージは送信1通あたり$1.30です。
メッセージの受信は、アメリカ国内での「テキスト プラン」が適用されます。月200通プランの場合は超過分は1通受信あたり$0.10、月1500通プランの場合は超過分は1通受信あたり$0.05です。
データ通信は1KB(キロバイト)あたり$0.0195で課金されます。
アメリカ国内に居るときのようにインターネットやアプリを日本で1週間使って、帰米したら、$1000請求された・・・という話も聞きますので、注意して使用することが必要です。
なお、アメリカAT&TのiPhoneを日本に持っていくと、日本でのキャリアは自動的に選択されます。
都会ではSoftbankが、Softbankの電波の弱い地域ではNTT Docomoが自動的に選択されます。
海外ローミング時のの設定
日本(米国外)で使用したい機能によって、以下のように設定します。
1.通話とSMS/MMSテキストメッセージ
iPhoneの「Settings(設定)」で
日本(米国外)で通話とSMS/MMSテキストを使用するためには、
「Airplane Mode(機内モード)」が「OFF」、
「Wi-Fi」が「ON」。
日本(米国外)で通話とSMS/MMSテキストを使用しない(WiFi以外は全く課金されない)ためには、
「Airplane Mode(機内モード)」が「ON」、
「Wi-Fi」が「ON」。
※この場合、3Gデータ(パケット)通信も、無効になります。
2.3Gデータ(パケット通信)
iPhoneの「Settings(設定)⇒ General(一般)⇒ Network(ネットワーク)」で
日本(米国外)で3Gデータ(パケット通信)を使用するためには、
「Enable 3G(3Gを有効にする)」が「ON」、(日本・韓国以外では「OFF」にしても、2G GMS/Edge接続になる。)
かつ
「Cellular Data(モバイルデータ通信)」が「ON」、
かつ
「Data Roaming(データローミング)」が「ON」。
日本(米国外)で3Gデータ(パケット通信)を使用しない(データ通信の課金がされない)ためには、
「Cellular Data(モバイルデータ通信)」が「OFF」、
または
「Data Roaming(データローミング)」が「OFF」。
以下は、日本でデータ/通話を使いたい場合の料金節約方法です。
国際ローミング割引プラン - データ通信
まず、日本でAT&TのiPhoneを使用する際に最も気になるのは、データ通信の料金です。
幸い、AT&Tにはデータ通信の国際ローミング割引プランがあります。
(2012年6月1日料金改定により、下記数字を修正しました。)
120MB Data Global Add-On - 1ヶ月120MBまで、$30.00。
300MB Data Global Add-On - 1ヶ月300MBまで、$60.00。
800MB Data Global Add-On - 1ヶ月800MBまで、$120.00。
超過分の課金は、120MBあたり$30.00です。
“AT&T契約のiPhoneを日本で使うときの注意(料金)” の続きを読む
海外在住者が日本でプリペイド携帯を購入する方法は、近いうちに書こうと思っています。
日本では2006年4月1日に「携帯電話不正利用防止法」が施行され、日本に住所のあることを証明できない外国人および海外在住日本人が、一時帰国や短期訪問時に日本の携帯およびSIMを購入するのは、難しくなっています。(それでも、やり方を知っていれば、入手は可能です。)
ところが2010年11月17日より、HanaCell社(英国に本社を持つMobell社の日本人向け携帯を扱っているブランド)が、海外在住者向けにソフトバンクのSIMを発行してくれるようになりました。
HanaCell社アメリカサイト
http://www.hanacell.com
HanaCell社イギリスサイト
http://www.hanacell.co.uk
モベル本社サイト
http://www.mobell.co.uk
「ニッポン ジャパンSIMカード」と言い、日本に住所が無くても入手できます。3G W-CDMA 2100MHz対応のSIMロック・フリー携帯を持っていれば、このSIMを差し込むことで、その携帯を日本でソフトバンクの電波を利用して使用できます。
http://www.hanacell.com/japan/
追記:
こちらでも発売されました。こちらでは、「Japan SIM」と呼んでいます。
http://www.jqphone.com/smartphone_simcards.html
では、この「ニッポン ジャパンSIMカード」と、普通に日本でソフトバンクのプリペイド(プリモバイル)携帯
https://mb.softbank.jp/mb/premobile/
を購入した場合との、経費の比較してみましょう。
“海外在住者用の日本国内用携帯SIMが発売されました” の続きを読む