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えっ?
何のためにGoogleはMotorolaを買収したの?
2011年8月15日にMotorolaの携帯電話部門を125億ドルで買収したGoogleですが、そのMotorola部門を、パソコンメーカーで有名な中国のLenovoに30億ドルで売却するらしいとの漏洩情報がNew York Times誌から報道されています。公式なニュースリリースは、間もなく発表されるであろうとのことです。
【New York Times】Google Seen Selling Its Mobility Unit to Lenovo for About $3 Billion – 2014年1月29日
つい先日、ロシアのブロガーが、GoogleはNexusシリーズを2015年には廃止し、その後はレファレンスモデルをMotorola機種を含む携帯メーカーの一部携帯を「Google Play Edition」として販売継続していくと情報発信していたばかり(しかし、その情報の真偽はなぞ)で、その際にはMotorolaが大きな役割を担うと思われていたのですが・・・
まあ、Motorola携帯部門を売却したとしても、特許の所有権はLenovoに売却せずにGoogleが継続所有していくのでしょうが、それにしても、「何のために2年半前にMotorolaを買収したの?」と言いたくなる話。
この話が本当だとしたら、Lenovoは今後Motorolaの名前を継続して使うのか、それとも、MotorolaスマホはLenovoスマホになるのか・・・
AT&Tはロンドン証券取引所のTakeover Panelの質問に答えて、「(現在のところ)AT&Tは、Vodafone買収提案を出す予定は無い。」と公式回答しましたが、本日のBloomberg誌によると、AT&TはVodafone買収を完全に諦めたわけではなく、単に今現在は、買収提案を発表する準備が出来ていないだけ、ということのようです。
イギリスの企業買収に関する規則は厳しく、Takeover Panelの質問に対しては、28日以内に実際に買収提案を出すか、買収の意思の無いことを表明する必要があります。
また、一旦、買収の意思の無いことを表明した後は、6ヶ月の間は買収提案を発表することが出来ません。
AT&Tは、もし、それが実現しても、Vodafone買収提案の公式発表は6ヵ月後以降になると考えているようです。
また、6ヶ月以内であっても、Vodafone役員会自体が買収されることに同意すれば、手続きを進めることが出来ます。
【Bloomberg】AT&T Said to Still Eye Vodafone After Renouncing Takeover – 2014年1月29日
アップルは本日iOS 7.0.5のアップグレードをプッシュしましたが、内容は中国キャリアのネットワーク設定に関する修正とのこと。
中国で中国移動(China Mobile)が正式にiPhoneを取り扱ったことがきっかけのようです。
北米版、および、日本版にはiOS 7.0.5アップグレードは、無さそうです。(少なくとも、今のところは無い。)
MacRumorsによると、iOS 7.0.5アップグレード対象モデルは、
iPhone 5s
A1457 (ヨーロッパモデル)
A1528 (LTE非対応モデル、中国販売)
A1530 (香港/アジア/オーストラリアなどAsia Pacificモデル)
iPhone 5c
A1507 (ヨーロッパモデル)
A1526 (LTE非対応モデル、中国販売)
A1529 (香港/アジア/オーストラリアなどAsia Pacificモデル)
アメリカ/カナダ、および、日本のモデルを持っている人は、気にしないで構いません。
【MacRumors】Apple Releases iOS 7.0.5 for iPhone 5s/5c With Fix for Network Provisioning in China –
Wall Street Journalが現地本日(2014年1月28日)午後、報道したところによると、ソフトバンク会長の孫 正義氏とSprintのCEO Dan Hesse氏は、今月(2014年1月)、アメリカ司法省当局と会談し、「ソフトバンク/SprintによるT-Mobile US買収提案提出」の意思を伝えました。しかし、この席で独禁法関連を審査する司法省の担当者は、2011年後半の司法省の姿勢である「アメリカ携帯電話の競争を継続するには、4社存続状態が望ましい」という意思が今も変わっていないことを再確認し、SprintによるT-Mobile USの買収は認可当局を通過するハードルが高いことを、孫氏とHesse氏に伝えた模様です。
【Wall Street Journal】U.S. Skeptical on Sprint’s Possible T-Mobile Deal - 2014年1月28日 (有料購読加入必要)
【T-Mo News】Department of Justice expresses concerns over Sprint/T-Mobile merger in meeting with Sprint - 2014年1月28日
今後、ソフトバンク/SprintによるT-Mobile US買収の成功/不成功は、資金の問題ではなく、いかにアメリカ規制当局の司法省とFCCを説得できるかどうかに掛かってきます。また、それは、310億ドル(3兆1000億円)とも、510億ドル(5兆1000億円、T-Mobile USの現在の負債額を含む場合。)とも言われる買収資金確保よりも難しいことが、再確認された模様です。
アラブ系の人が飛行機に乗ろうとしたら、テロリストのブラックリストに載っている名前と間違えられて、搭乗拒否を食らった・・・とかいうニュースが時々ありましたね。
アメリカの郵便局も、似たようなことをやっているんですね。
先週、日本(東京)のとある企業の「原(Hara)」さん宛に、パッケージを送りました。
EMSで、ある商品を送ったので、英文で税関申告書も書く必要がありました。
そしたら、パッケージが、ローカルの集配局から、サンフランシスコへ行き、また戻って来るではないですか!
「え?なに?・・・ひょっとして、封筒が破れて、中身がどこかへ紛失してしまったのか?」(以前、日本の妻の実家から個人的に送った段ボール箱が、形を残さず完全に壊れて、中身は配達されず、郵送ラベルだけ配達されたことがある。)
とか思い悩みながら、待っていると、本日、送り主である筆者のところへ戻ってきました。
“【え?こんなことが・・・】アメリカから日本の原(Hara)さんにパッケージを送る時には、注意しましょう。” の続きを読む
昨日、標題のニュースが報道されて、すぐ書くべきだったのですが、バタバタしておりました。
先週末、AT&TのCEO、Randall Stephenson氏が、EUの規制当局関係者と会談を行ったことから、AT&TのVodafone買収提案の噂がさらに強くなり、ロンドン証券取引所は「噂によって株価の上下が急速に進む」のを懸念し、AT&Tに対して噂の信憑性に対して質問状を出していました。
AT&Tはその質問状に対して、昨日、公式に「AT&Tは、Vodafoneの買収提案を出す予定が無い」ことを、ロンドン証券取引所に回答したそうです。
【Reuters】AT&T rules out Vodafone bid for now – 2014年1月27日
イギリスの規制によると、このAT&Tの正式回答により、AT&Tは少なくとも今後6ヵ月は、自主的なVodafone買収提案を出せなくなります。
ただし、6ヶ月を過ぎた場合には、AT&Tは自由に再度、Vodafoneへの対応を選択することが出来ます。
また、Vodafone側がAT&Tに対して合併提案を持ち込んできた場合には、6ヶ月以内でもそれを受け入れることが出来ます。
AT&Tが現状ではVodafone買収を諦めた理由は、いくつかの推測が挙げられています。
その一つは、アメリカのNSAが、AT&Tを含むアメリカ国内の通信会社やインターネット関連会社を利用してスパイ活動を行い、その諜報活動体操範囲がヨーロッパ諸国やヨーロッパのトップ政治家にも及んでいることが昨年夏に暴露され、その影響から、AT&Tなどアメリカ通信会社への「反発」がヨーロッパ諸国では強いことが挙げられています。
もう一つは、現在のヨーロッパの通信事業者は、100以上の(世界的には)中小の企業が競合して通信サービスを提供しており、AT&T/Vodafoneの合併により超大企業がヨーロッパ市場に生成され、特にその合併のパートナーがEU外からEU市場内へ進出してくると、EU内通信企業からの風当たりが強いであろう、という理由です。
AT&Tは今後、Vodafone以外で企業サイズ的にも小さく、認可の降り易いEU圏買収対象企業を探すか、6ヵ月後にVodafoneへ再度買収アプローチをするか、のどちらかの動きを取る、と多くのアナリストは観測しています。
Microsoftは本日よりSkyDriveクラウド・ストレージのサービス名を、OneDriveに改名します。
Microsoftはいろいろ利用を付けてOneDriveの名称を正当化しようとしていますが、真の理由は、昨年2013年6月、イギリスの衛星放送会社BSkyB社から同国での「Sky」の商標を使用することを禁止する訴えを起こされ、敗訴したからです。
BSkyB社はその前にWiFiディジタルペンのメーカー、LiveScribe社の「Sky WiFi Pen」の登録商標利用違反裁判も2012年末に起こしており、LiveScribe社はディジタルペンの名称を「Livescribe wifi smartpen」に変更し、「Sky」の名前が含まれているパッケージの商品回収(リコール)に同意した経緯があります。
なんか、別業種だから構わないような感じですが、「BSkyB」って、やくざな会社ですね。
今後、商品やサービス名に「Sky」を含む商品を世界的、特にイギリスでも販売する場合には、充分な注意が必要です。
【BBC News】Microsoft made to rename Skydrive after BSkyB victory – 2013年8月1日
こんなのが、有ったんだ。
● 間違ってEメールを受信フォルダーから消した
● メモやEメールやツイートを書いているときに、テキストをハイライトして、コピーするつもりが削除した、
など、こんな時に、最後の「アクション」を「Undo(取り消し)」してくれる機能が、iPhoneにあります。
それは、失敗をした直後に、iPhoneを手に持って、腕を2,3度強く振ります。
そうすると、こんな画面が出てきます。
そして、「Undo(取消)」をクリックすると、直前に消したEメールやテキストが、復帰します。
知っていましたか?
さすがに、消したアプリは、戻ってこなかった。
出典:
【Future Tense】Your iPhone Has a Secret Undo Button – 2014年1月26日
アメリカ第2位の携帯キャリアのAT&Tは、昨年中ごろからヨーロッパのキャリアの買収意欲を示しており、Vodafoneがその対象筆頭に上がっていました。
そのイギリスVodafoneの買収を前提に、AT&TのCEOのRandall Stephenson氏が、イギリスとEUの規制当局の関係者と事前会談を行った、とイギリスのSky News誌が報道しています。
【Sky News】AT&T Courts Europe Over £60bn Vodafone Bid – 2014年1月25日
VodafoneはまだVerizon Wirelessへの45%出資者として、AT&Tの競合会社であるVerizonとパートナーを結んでいますが、このVodafoneの45%権利をVerizonが1300億ドルで買い取ることが既に決まっており、2014年2月21日にはその取引が完了することになっています。
AT&Tとしては、その後、早急にVodafone買収提案を提出できるよう、事前に規制当局への接触を始めているようです。
Vodafone買収額は、約600億ポンド(990億ドル、約9兆9000億円)と推定されています。もし、この買収が実現した場合には、AT&T+Vodafoneの合併企業は、株式評価額で1500億ポンド(2475億ドル、約24兆7500億円)以上の価値となります。
また、AT&Tはもし、Vodafoneの買収が実現しない場合には、同じくイギリスのEE(Everything Everywhere Limited)を買収の標的にするのではないか、と推測されています。
「モバイルインターネット世界No.1」を目指すソフトバンクの目標が、また、遠ざかりそうです。
スターバックスが、店に入る前にiPhone/アンドロイドのモバイル・アプリから好みのコーヒーを注文し、店に到着したら即座にピックアップできるようなシステムを検討中で、間もなく導入するのではないか、とQuartzオンライン誌が報道しています。
【Quartz】Starbucks is getting ready to let you order coffee before you get to the store – 2014年1月24日
このシステムはスターバックスが2012年に既に投資家向けに「将来の可能性」として発表していましたが、実現の可能性が近く、スターバックスが準備中だ、とQuartzオンライン誌は述べています。
スターバックスのモバイル・アプリは既に1000万人以上がインストールしており、これを利用することによって、店内のレジ前の行列を減らすのが目的です。
ただし、スターバックスは近年、コーヒー以外の「スナック、ケーキ、サラダ」などの販売にも力を入れ始めており、この「店に到達する前に事前注文出来る」システムを導入すると、客が店に到着してからのコーヒー以外の品物の「衝動買い」が減ることも懸念されています。
“スターバックス、「店に入る前にモバイル・アプリから事前注文」を準備中?” の続きを読む
殆どの人にはどうでも良い検証です。
あとでいろいろ思い出したい時のための自分への備忘録として、記録を残します。
SprintのSIMは、
● iPhone 4s用のCDMA2000オンリーSIMは、MCC=316、MNC=010 (NextelのiDEN通信方式用のMCC/MNC使用)
● iPhone 5からのLTE対応SIMは、MCC=310、MNC=120
なんですね。
KDDI auのSIMも、iPhone 4s以前のSIMと、LTE対応開始したiPhone 5以降のSIMは
● iPhone 4s用のKDDI au CDMA2000オンリーSIMは、MCC=454、MNC=04 (香港 3/HutchisonのMCC/MNC使用)
● iPhone 5からのKDDI au LTE対応SIMは、MCC=440、MNC=50
というのを、昨日初めて知りました。そのため、ちょっと検証環境が不十分なのですが、・・・
まあ、逆に、いまどきCDMA2000オンリーの検証は、そんなにニーズも無いでしょう。
以下の写真のように、自宅内の「CDMA2000対応で、SIMスロットのある端末」を全部集合させ、片っ端からSprintの契約中SIMを挿入していきます。
なお、アメリカのCDMA2000キャリアは、CDMA専用端末(LTE非対応)、および、CDMA/WiMAX端末(同じく、LTE非対応)の場合、SIMを使用していません。基本的に、SIMトレイがありません。
旧モデルで例外は、iPhone 4sと、Blackberryなどの旧モデルのCDMA2000/GSM兼用端末。iPhone 4sは、「SIMロック解除すれば、GSM/W-CDMA SIMでも使用できるため」です。
CDMA2000のキャリアでも、LTE対応も可能な端末は、すべてSIMを使用し、SIMトレイがあります。
また、Sprintは同じCDMA2000キャリアのVerizonと違って、SIMを使用している場合は、SIMと端末シリアル番号(MEID/ESN番号)が紐付いており、「Sprintの契約中SIMを、他のSprint対応端末に挿入しても、使用出来ない」と言う報告がネットにはあります。これも検証したかったのですが、販売時に「Sprint版」と称して売られている端末は、今の筆者の環境では
● Sprint版 iPhone 4s 1台
● Sprint版 iPhone 5s 1台
しかなく、最初にも書いたように、この2機種でSIMのMCC/MNCはそれぞれ違うSIMを使用しているので、目的にマッチした検証は今回出来ないことがわかりました。
ただし、州外に住んでいる息子が現在、Sprint iPhone 4sを使っているので、そのiPhone 4sと筆者のリタイヤしたSprint版iPhone 4sとで、3月ころにはテストできるかもしれません。
“【備忘録】Sprintの契約中SIMを、他の端末に挿入したら?” の続きを読む
「SIMフリーiPhone5c/5sにKDDI auのSIMを挿入してiPhoneのアクティベーションを行うと、auにSIMロックされる。」などと言う矛盾した話を、日本アップルのカスタマーサービスや、auのショップ店員が言っているらしいので、その反証です。どうして、SIMフリーiPhoneが、SIMロックされるんですか? 矛盾しているじゃあないですか!?
そもそもiPhoneが「SIMロック」か「SIMフリー」かどうかは、アップルのサーバー上にあるiPhoneデータベースに、シリアル番号(IMEI番号)ごとにSIMロック状態が保存されていて、iPhoneがアクチされたり、PCのiTunesに接続されたり、iPhone本体でSIMが交換されたり、・・・するたびに、iPhoneがこのアップルのサーバーをチェックして、自分(iPhone)がSIMロックか、SIMフリーか、を自己判断するようになっています。
そして、「SIMロックされている」iPhoneをSIMロック解除(Factory Unlock)するためには、iPhoneを買ったキャリアか、有料のサードパーティSIMロック解除業者に、自分のiPhoneのIMEI番号を知らせて、このアップルサーバーの記録を「SIMフリー」状態に変えてもらうわけです。
このアップルのサーバーの記録は、購入したiPhoneの初期化(初期アクティベーション)のときには、変わりません!
逆に、このアップルのサーバーの記録を参照して、初期化されるiPhoneが自分(iPhone)がSIMフリーかどうかを判断しているのです。
だから、「SIMフリーiPhone5c/5sにKDDI auのSIMを挿入して、初期化(初期アクティベーション)したら、auにSIMロックされる」ことは、理論的に有り得ません。
とは言え、実際にやってみるまでは、最終的結論は出せません。
ただ、わざわざこの検証のために今から新品SIMフリーiPhone 5c/5sを購入するわけには行かないので、「こう成る筈だ」という検証になります。
これを見て、誰かが実際の「新品ブランドニュー」SIMフリーiPhoneで、KDDI auのiPhone用SIMで初期アクティベーションをして、そのあと別のSIMを挿入して、通信できる(SIMロックされない)ことを確認して、その報告をいただければ、幸いです。
“SIMフリーiPhone5c/5sにKDDI auのSIMを挿入して、初期化したら?” の続きを読む
Verizonが、T-Mobile USをはじめとする他社の低価格競争と転入者獲得競争に対抗するために、2014年1月21日より導入した月250MBデータ通信プラン(月$20)を導入しました。
Verizonがポストペイド契約のスマホ/iPhone最低加入料金を月$20引き下げて、月$60からに。 – 2014年1月22日
これにより、VerizonでiPhone/スマホをポストペイドで1台契約する際の最低料金が、これまでの月$80+諸税(約10%)から月$60+諸税(約10%)に減ったので、筆者もサブアカウントとしてしか使っていないVerizonのiPhone契約のデータ通信プランを変更しました。
iPhoneのMyVerizonアプリからも出来ると思いますが、今回は、PC(ブラウザー)を使います。
“Verizonポストペイド契約のデータ通信量を変更した。” の続きを読む
2~3日うわさになった後、昨日、正式に発表された、AT&TのiPhone(ポストペイド契約)用ISIS NFCペイメントケースは、黒が$65、グレイ(シルバー)とピンクが$69で1月31日から発売になります。AT&Tのオンラインサイトでは、既に受注が始まっています。このISISケースは、AT&Tのポストペイド契約者のみ使用できるようです。
【AT&T Wireless】Incipio Cashwrap Black Isis Ready® Case – iPhone 5/5s
しかしですよ、これを買うのは良いですが、一体、アメリカ国内では、・・・・
1.どのカードが登録できるの?
今のところ、AMEXとChaseのカードが、加盟カード。
他のカードや銀行口座も登録出来るらしいけど、要検証。
2.どこで使えるの?
“AT&T iPhone用ISISケースでまた注目を集めているアメリカのNFCペイメントだけど、どこで使えるの?” の続きを読む
つい最近、iPhoneのアクティベーション・ロック(Activation Lock、iCloud Lock)に関して、知恵袋で「iOSを復元したら直る」とか言う回答があって、それがベストアンサーに選ばれていて、呆れてしまいました。こんな間違った回答がベストアンサーに選ばれるシステムって、おかしいですよね。
おそらく、皆さん、実際にアクティベーションロックでトラブったことがまだ殆ど無いので、言葉は聞いたことがあっても、その現象や、対応方法が直接体験的にわかっていないのだと思います。
他人から貰った(iOS 7の)iPhoneを触ったり、中古iPhoneを買ったり、したこと無いんでしょう!
そこで、ここでiOS 7のアクティベーション・ロックを検証します。
まず、アップルの公式サポートサイトで、アクティベーション・ロックについて調べましょう。
【アップル公式サポートページ】iCloud: アクティベーションロック
アクティベーションロックをオンにすると、以下のことを行うときに Apple ID とパスワードが必要になります。
● デバイスの「iPhone を探す」をオフにする
● デバイスで iCloud からサインアウトする
● デバイスのデータを消去して再アクティベート(初期化)する
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アクティベーションロックが掛かっていると、「Apple ID とパスワードが必要になる」場合は、他にも以下の場合があります。
● iOSを復元するとき
● 他人がアクティベーションロックを掛けているiPhone/iPadを、初期化するとき
● 強制的にリカバリーモードにして復元した後
知恵袋で質問していた人は、
● iPhoneを盗まれた。
● 盗難されたiPhoneが見つかって、戻って来た。
● そのiPhoneのApple IDとパスワードが、犯人に変更されていた。
● 初期化したものの、Apple IDとパスワードの入力を画面に求められていて、それが分からないので、その先へ進めない。
結果的に、iPhoneは文鎮と同じで、使用不可能(下記検証(5)の状態。)、というものです。
以下、順番に状況を再現していきましょう。
■ (1)デバイスの「iPhone を探す」をオフにするとき・・・ページ 1
■ (2)デバイスでiCloudからサインアウトするとき・・・ページ 2
■ (3)デバイスのデータを消去して初期化するとき・・・ページ 3
■ (4)デバイスのiOSを復元するとき・・・ページ 4
■ (5)他人がアクティベーションロックを掛けているiPhone/iPadを初期化するとき・・・ページ 5
■ (6)強制的にリカバリーモードにして復元した後・・・ページ 6
■ (結論)なぜアクティベーション・ロックは、Apple IDのパスワードを知らないと、解除できないの?・・・ページ 7
“iPhoneのアクティベーション・ロックって、どんな現象?” の続きを読む
ソフトバンクは昨日、2014年1月24日、プレスリリースを発表し、2014年4月21日よりパック料金を提供すると発表しました。
このプレスリリースの中で、「音声定額とパケット定額がセットになったパックプランは、米国など世界の携帯電話事業者ですでに導入されている先進的な料金プランです。」と明記されていますので、早速、ソフトバンクの新パック料金と、「米国など世界の携帯電話事業者ですでに導入されている先進的な料金プラン」とを比較してみましょう。アメリカには4大キャリアがありますが、全部と比較するのは大変なので、特に、子会社となったSprintの料金と比較しましょう。
【ソフトバンクモバイル株式会社】VoLTE時代の革新的な新定額サービスが登場! – 2014年1月24日 (日本国外からアクセスすると、英語ページにリダイレクトされることがあります。その場合は、下のプレスリリースページのスクリーンショットをご覧ください。)
“ソフトバンクの新パック料金と、「米国など世界の携帯電話事業者ですでに導入されている先進的な料金プラン」の比較。” の続きを読む
アメリカの家電量販店のBestBuyは、次の日程でガジェット/エレクトロニクスの下取りキャンペーンを行います。
期間:2014年1月23日~2月1日
期間中、以下のガジェットに関しては、下取り市価に基づき、最低$75以上のBestBuyギフトカードと交換します。
•iPhone 4, 4s, 5, 5c
•Samsung Galaxy S III または S 4
•Samsung Galaxy Note
•Samsung Galaxy Note II または Note 3
•Canon または Nikon の DSLR カメラ
•MacBook
•iPad
•Surface tablet
•Sony PlayStation 3 (Slim model)
•Xbox 360(250GB以上のハードディスク付き)
“BestBuyの電子機器下取りキャンペーン” の続きを読む
T-Mobile USのCEO、John Legere氏は、2014年1月20日のNPR(前National Public Radio)誌とのインタビュー記事で、SprintによるT-Mobile USの買収は、「これまで(1年間)携帯業界に旋風を巻き起こし、業界に変化をもたらしたT-Mobile USの経営方針やマーケティング方針が合併後も継続して維持されるならば、2社の合併は(VerizonとAT&Tと戦える規模の点で)これまでの(T-Mobile USの)旋風的活動をさらに強化することになるので、歓迎する。そのためには、自分と、自分の経営チームが合併後の経営にあたるべき。」という趣旨の発言を行い、SprintによるT-Mobile USの買収を否定しませんでした。
さらに、John Legere氏は2012年9月にT-Mobile USのCEOに就任する前は基幹通信事業を行っていたGlobal CrossingのCEOを10年間、就任しており、「その際に、ソフトバンクはGlobal Crossingにも投資していたので、孫 正義氏も知っている。」と話し、「自分がSprint/T-Mobile US合併後の会社を経営すれば、消費者に害を与えることは無い。」と話しています。
「自分と、自分の経営チーム、ブランド、T-Mobile USの直近の急成長、・・・ これらは、(アメリカの)携帯業界にこれまで最も欠けていたものの一つであり、自分が孫 正義氏の立場なら、T-Mobile USの今の成長が好ましいと思うはずだ。」と述べ、合併後の経営を自分が任される前提であれば、政府認可当局への説得も可能であろうとも示唆しています。
【NPR】T-Mobile CEO Swears (Like A Sailor) That Industry Will Change – 2014年1月20日
“T-Mobile USのCEO、John Legere氏が、Sprint/T-Mobile USの合併可能性を否定せず。” の続きを読む
考えてみたら、ワイヤレスで充電できるスマホ/タブレットが2台になっていたので、グーグルNexusワイヤレス充電器を買ってみることにしました。
問題は、このあとiPhoneもQi充電対応にしようと思うと、iPhone用にQiケースを買わないといけないこと。それを付けると、おそらく、iPhoneが厚くなり、本体の下(ライトニング・ケーブル側)が多少長くなるということ。
でも、$20くらいでiPhone用Qiケースは買えるんですよね。ひとつ、試しに買ってみようかな。
今回のお買い物は、Amazon.comで、$49.99で送料無料。Amazon.comで買った理由は、Amazon.comでも買えることと、Amazon.comだと(筆者の住んでいる州の場合は)消費税が掛からないこと。
最大の利点は、これまでの他社のQi充電器に比べて小型なのが良いですね。旅行や出張に持っていっても、荷物がそれほどかさばらないし。
Amazonのスマイリー・マークの箱の中に、鮮やかな水色の箱です。
“Nexus Wireless Chargerを買ってみた。” の続きを読む
AT&Tは昨日、既存の2年契約者が早期解約料無しで、「長期契約束縛の無い、端末分割ポストペイドプログラム、Next」に契約変更できることを発表しました。
対象者は、以下の通りです。
● 2014年1月18日以前に、AT&Tとポストペイド2年契約を契約している加入者。
● Nextプログラムに契約変更する時点で、2年契約の6ヶ月以上が経過していること。
● Nextプログラムは、契約期間の束縛無し、早期解約料金無し。(ただし、解約時に端末の残債は完納すること。)
● Nextプログラムに変更する際に、新しい端末を「Next」端末代金の支払い条件で購入し、それまでの端末をAT&Tに返上する。
● Nextプログラムの端末代金支払い条件は、端末は定価で購入、端末代金は頭金ゼロ(消費税分は契約時に払う)で、無利子で、20ヶ月または26ヶ月均等払い。
● 分割支払い中は、12ヶ月(20回分割払いの場合)または18ヶ月(26回分割払いの場合)ごとに新しい端末と交換できる。
● 交換した際に、古い端末の端末代金残債は免責(免除)され、新しい端末代金の分割が新しく20ヶ月または26ヶ月均等払いで始まる。
● 残責を完済した際には、その端末を手元に持っておくことができる。それ以外の場合には、端末はAT&Tに返納する。
● Nextプログラムの通信料金は、「Shared Data」プランのみ。(通話とテキストは「使い放題プラン」のみ。データ通信は、必要量に応じて各自選ぶ。)
つまり、「去年の夏にiPhone 5や4sをAT&Tで2年割引で買って契約した。でも、新しいiPhone 5sを早く使いたい。」という人は、これまでは
▲ 2年契約が終了するのを待つか、
▲ iPhone 5sを定価で一括払いで買うか(この場合は、古いiPhoneはキープできるか、自分で下取りサイトを見つけて下取りしてもらう。)、
の二択でしかなかったのが、
▲ AT&Tの2年契約から(早期解約料無しで)AT&T Nextに契約変更することによって、頭金ゼロ(消費税分は契約時に払う)で20ヶ月(または26ヶ月)分割払いすることにより、新しいiPhone 5sを入手できる。(契約変更時に、古いiPhoneや携帯は、AT&Tに返納。)
という選択が増えることになります。
参考:
【CNet】AT&T jumps on early upgrade bandwagon, but only for existing customers – 2014年1月20日
■ Verizonは本日2014年1月21日より、ポストペイド契約「Share Everything」プランのデータ通信料金に、これまでの「500MBまで月$40」よりも安い「250MBまで月$20」を追加します。
ポストペイド契約「Share Everything」プランでは、基本料金としてスマートフォンは月$40で「アメリカ国内通話+テキストが使い放題」、フィーチャーフォンは月$30で「アメリカ国内通話+テキストが使い放題」が使用出来て、これに自分で選択したデータ通信料金を追加して加入します。データ通信料金は、複数の端末(10台までの携帯/タブレット/モバイルルーター端末)で共有できます。
この新データ通信料金追加により、一台の端末(スマートフォン)でVerizonのポストペイド契約に加入する場合、これまでは月最低$80+諸税(データ通信は500MBまで含まれる)だったものが、月$60+諸税(データ通信は250MBまで含まれる)になり、他社と同程度の料金になり、「Verizonは高い」という先入観を打ち破ろうとしています。
Verizonのこの発表は、T-Mobile USなどの低価格ポストペイド価格に対抗する狙いと思われており、今後、アメリカ携帯キャリアの価格競争が更に激化することが予想されます。
【CNet】Verizon introduces cheaper Share Everything plan for $60, 250MB – 2014年1月21日
Verizonは本日の四半期業績発表で、ポストペイド加入者の70%がスマートフォンを使用していることを発表し、同社のLTEは人口カバー率97%(3億500万人)、同社の3Gエリアの99%はLTEでもカバーされた、と発表しています。
また、2013年第4四半期のポストペイド加入台数増は160万台、2013年全体では410万台の加入台数増と発表しています。2013年末には一般加入者台数は1億280万件に増えたそうです。うち、 9680台がポストペイド加入端末です。(端末数には、タブレット端末も含まれます。)
口座数では、2013年末には3510万口座の契約です。これにより、1口座あたりの加入端末は2.8端末という計算なります。
【BGR】Verizon recovers from huge loss with $5 billion Q4 profit – 2014年1月21日
“Verizonがポストペイド契約のスマホ/iPhone最低加入料金を月$20引き下げて、月$60からに。” の続きを読む
Sprint版iPhone 5sのSIMロックを、今日解除しました。SIMロック解除したのは、2013年9月20日のオンライン注文初日に、2年契約更新で$399(プラス消費税)で購入した、64GBゴールドです。
筆者はSprintと10年以上契約しているので、SIMロック解除のリクエストをしようと思えばもっと早くからできたんですが、ニーズが無かったのと、SIMフリーはiPhone 5があったので、「いつかやらなければ・・・」と思いながら、放置していました。
数ヶ月前にSprintの一般カスタマーサービスに連絡し、どこに電話すれば良いかは調べてありました。
今日はなんか、その気になったので、昼過ぎに担当部署に電話してみました。
SprintのSIMロック解除は、「International Customer Service」へ電話してリクエストすることになっています。
Sprint版のiPhoneは、アメリカ国内SIMロックですから、「米国外(International)に渡航した場合に、SIMロック解除の恩恵を受ける。」ということで、担当窓口は「International Customer Service」となっています。
その電話番号は、「(888)226-7212、Option 2」です。
“Sprint版iPhone 5s(A1453)のSIMロックを解除しました。・・・「Sprint版は、アメリカ国内SIMロック」の検証も。” の続きを読む
Belkin WiFi Range Extenderを自宅に設置し、自宅内のWiFi電波の弱いところを改善してみました。
Belkin WiFi Range Extenderは2つのモデルがあり、モデルN300は定価$59.99で最大速度300Mbps(150Mbps+150Mbps)、モデルN600は定価$79.99で最大速度600Mbps(300Mbps+300Mbps)です。周波数は2チャンネル(2.4GHzと5GHz)に対応しています。
実は、筆者の自宅は「L」字形平屋(プラス、地下室)なのですが、その「L」の端のほうにはWiFi電波が届きにくいため、以前から別のWiFiアクセスポイントを設置していました。
“Belkin WiFi Range Extenderを自宅に設置し、WiFiの距離を拡張してみた。” の続きを読む
なんでこのニュースは日本ですぐに報道されないんでしょうね。
そもそも、日本のニュースって、最初の「センセーショナルな初期報道」はリリースされても、そのあとのフォローアップが殆ど無いことが、最近多いですね。
昨夜のWall Street Journalの報道によれば、
【Wall Street Journal】Sprint Has Proposals From Banks on Financing Bid for T-Mobile – 2014年1月16日
もし、SprintがT-Mobile USを買収する提案が実現した場合に、Sprint(ソフトバンク)は二つの銀行から「その資金の融資を提供可能である」と提案されたそうです。
このニュースがリークしたのは、銀行としては、融資判断前の「Due Diligence」の調査が終了した、ということなんでしょう。
その金額は、T-Mobile USの主要株主であるドイツテレコムが所有しているのT-Mobile US株全額(全発行株の約67%)が、現在の市場時価で310億ドル、プラス、T-Mobile USの現在の負債を完済(リファイナンス)するための経費200億ドル。
つまり、Sprint(ソフトバンク)がT-Mobile USを買収すると、ソフトバンクの負債は5兆円増えます。
Sprintを買収したときの216億ドル(約1兆8000億円)よりも、はるかに高い金額になります。
ソフトバンクの現在の負債はSprintを買収した時点で増え、現在の負債額は9兆円とも10兆円とも言われています。
これにT-Mobile USの買収が、もし(あくまでも、「もし」ですが)、成功すれば、ソフトバンクの負債は15兆円になってしまいますね。
まあ、負債が増えても、資産が増えて、粗利が増えれば、経営は成り立つのでしょうけど。
“Sprint(ソフトバンク)によるT-Mobile US買収経費は、(実現したら)500億ドル(5兆円)” の続きを読む
最近、アメリカで、自分の周囲でiPhoneユーザーが増えたと感じていませんか?
本日リリースされたNPDグループの2013年第4四半期の最新調査によれば、アメリカで、
● iPhone利用者は、42%(前年同期は35%)
● Samsung利用者は、26%(前年同期は22%)
(グラフで、青線は2012年第4四半期、緑が2013年第4四半期の利用率シェア)
アメリカのスマホ利用者は、60%(前年同期52%)。
スマホの平均データ通信量は、前年同期の「月5.5GB」から「月6.6GB」にアップ。約20%増ですね。
NPDはその理由を、ストリーミング音楽の視聴が増えてきたため、と推測しています。スマホユーザーの52%は、ストリーミング・ミュージック・アプリを利用しているそうです。(昨年同期、41%)
アメリカで最も利用されているストリーミング・ミュージック・アプリは、多い順に、
● Pandora
● iHeart Radio
● Spotify
● TuneIn Radio
● Slacker Radio
だそうです。
そして、ポストペイド契約者の毎月の平均通信料金(個人、ファミリープラン、法人契約を含む平均)は、
● T-Mobile US、 $120
● AT&T、 $141
● Sprint、 $144
● Verizon、 $148
と、T-Mobile USが最も安く、Verizonが最も高くなっています。
NPDグループは定期的にアメリカ国内でのスマホ利用調査を、約4500人にヒアリングを通して行っています。
【NPD Group】Apple and Samsung Grow to Represent 68 Percent of Smartphones Owned in the US, According to The NPD Group – 2014年1月16日
【ARS Technica - Cowen and Company】Verizon leads top wireless carriers in bill size, at $148 a month – 2014年1月15日
昨年から販売されていて、最近ではプリペイドGoPhoneデータ通信端末としても店頭販売されているポケットWiFi、AT&T Unite(Netgear AC770S)は、AT&Tの多周波数キャリア・アグリゲーションに対応することが分かりました。
【Firece Wireless】AT&T’s Unite hotspot is the carrier’s first device to offer carrier aggregation technology – 2014年1月16日
アメリカでは既にSprintが800MHz(Band 26)、1900MHz(Band 25)、2.5GHz(Band 41、TD-LTE)の3周波数をアグリゲート(バンドル)したキャリア・アグリゲーションサービスを昨年10月から開始し、現在、11の都市で提供しています。Sparkはキャリアアグリゲーションにより現在、最大50-60Mbpsのダウンロード速度が達成できます。
AT&Tはこれに続いて、アメリカで2番目のキャリアとして、今後、段階的に700MHz(Band 17)、1900MHz(Band 2)、AWS(Band 4)を2周波数または3周波数を使ってキャリア・アグリゲーションするデータ通信を提供して行く予定です。既にフィールドテストは完了している、とFierceWirelessTechに話しています。
AT&T Uniteでキャリア・アグリゲーションを行うためには、おそらく、ファームウェアの更新が必要になると思われます。
ドローンも、ここまで安く、かつ、実用になって来たか!
先週のCESでは小型ドローンのParrot MiniDrone QuadCopterが「おもしろいオモチャ」として注目を浴びていましたが、Kickstarterでは折り畳み出来て、カメラ装着台の付いている小型ドローンが資金募集中です。その名も、「Pocket Drone」。
ドローン本体とコントローラーが、小型ビデオカメラ無しで$495。1080 HDビデオカメラ付きは$595。
既に資金集めの目標、3万5000ドルははるかに超え、募金開始から1週間で25万3579ドル達成で、まだ増加中!
まだ資金募集締め切り(2014年3月9日)まで、51日もあります。
募金合計をざっと計算しても、既に400台は予約済み。
このドローンで空中から地上を撮影できると、楽しいだろうなぁ。
手軽な価格で、鳥になったように下を観れるんですねぇ。
以下、写真とリンク・・・
“折り畳み出来る小型ドローンが、Kickstarterで資金募集中” の続きを読む
先週のラスベガスでのCES(Consumer Electronics Show)で世界初、食べられるキャンディーを作る3Dプリンターを発表したメーカー、3D Systemsが、チョコレートメーカーのハーシー(Hershey’s)と協力し、チョコレート3Dプリンターの開発を行うことを、本日、発表しました。
【3D Systems】3D Systems and Hershey Team Up To Deliver 3D Printed Edibles – 2014年1月16日
来年は、世界に一つしかないカスタムチョコレートをバレンタインデーにプレゼント出来るかも。
関連記事:
世界初、食べられるキャンディーを作る3Dプリンター – 2014年1月8日
CES会場で展示中の「チョコレート色と香料を加えた、3Dプリンターで作った砂糖菓子」。
CES会場で実際に3Dプリンターで作った砂糖菓子を食べてみた。
1週間前にたった4ヶ月の短命で突然廃止されたSprintの早期機種アップグレードプログラムですが、本日、そのSprintは、また突然、早期機種アップグレードプログラムを再開しました。
ただし、名称も「Easy Pay」と変わり、条件も大きく変わっています。
Sprintの早期機種アップグレードプログラム「One Up」が、たった4ヶ月で廃止 – 2014年1月14日
【Sprint】No More Waiting For a New Phone – Sprint Allows Eligible Customers to Upgrade Their Phone Anytime with Sprint Easy Pay – 2014年1月16日
新しいアップグレードプログラムは他3キャリアの同様なプログラムとそれほど変わらず、
● 端末は定価(2年割引無し)で購入
● 端末代は、頭金+消費税+24ヶ月分割で支払う
● 頭金の金額は、端末によって違う
● 「Easy Pay」加入後、端末はいつでも買い替えできる。(他社は加入後6ヵ月目以降から、年に1回または2回まで機種変更可能)
● ただし、買い替えの際に残債は全額支払わなければならない。(他社は、買い替え時に少なくとも残債が50%以下に減っていること。そして、他社は残債の支払いは不要。)
● 買い替えの際に、古い端末は返却する必要は無い。(他社は、古い端末の返却が必須。)
● 買い替えの際に新しい端末購入代金を減らしたければ、古い端末を下取りで買い取ってくれる。(最高$300までで、古い端末の時価で買い取り。)
・・・・うん?ちょっと待てよ?
これって、タダ単純に、「2年契約束縛無し(端末代の割引無し)、ただし、端末は無利子で24ヶ月割賦払いで買える」・・・ってことだけですね。
割賦払い以外には、メリット無し!
まあ、この「早期機種アップグレードプログラム」と名称を摩り替えた、単なる「端末機種代分割払いプログラム」の内容にも問題がありますが、突然プログラムを廃止し、突然その代わりのプログラム(と称しているが、良く分からない)を発表する、SprintのPR部門のチグハグな行動、勘繰ると色々な想像が可能です・・・・・
“Sprintの早期機種アップグレードプログラムが、「Easy Pay」として蘇生” の続きを読む
T-Mobile USの「月200MBまで無料」プリペイド・タブレット・プランについて、2013年11月ころに色々報告しています。
T-Mobile USのiPad/iPad Miniプランは、毎月の最初の200MBが無料! – 2013年10月23日 【2013年10月24日】
T-Mobile USが、「月200MBまで無料データ通信」プランに加入可能な端末のリストを発表 – 2013年11月3日
iPad 4/iPad MiniとiPad Air/iPad Mini RetinaでT-Mobile USプリペイド通信プランに加入する方法 – 2013年11月11日
iPad 1/iPad 2/iPad 3でT-Mobile USプリペイド通信プランに加入する方法 – 2013年11月11日
Nexus 7 LTEをT-Mobile US SIMで使う : T-Mobile USプリペイドMobile Broadband (Pay-In-Advance Mobile Internet)プラン加入方法 – 2013年10月28日 【2013年11月18日】
ここで、この件に関して更にいくつか分かったことがありますので、備忘録として書きます。
■ オリジナルiPad(iPad 1)、iPad 2では、加入できない。
iPad 1とiPad 2で未開通T-Mobile US SIMを挿入すると、電波強度とキャリア名は表示されるものの、「3G」表示が無く、データ通信回線に繋がりません。
したがって、iPad 1とiPad 2ではこの無料プランに加入できません。
iPad 1とiPad 2はT-Mobileの公式対象タブレットにリストには含まれているので、加入の資格はありますが、テクニカルに「セルフ」で加入する方法がありません。
ネットでは「T-Mobile USのショップで加入出来た」と言う報告もありますが、ショップの店員によっては「プリペイド(Pay-in-advance)タブレット・プラン」を知らない店員もありますので、スムーズに加入できるかどうかは疑問です。
“T-Mobile USの「月200MBまで無料」タブレット・プラン、追加条件の覚え書き” の続きを読む
T-Mobile USが2013年7月10日に発表した、「携帯機種を6ヶ月に1回変更できる」早期機種アップグレードプログラムは、その後、同様なプログラムをAT&Tが2013年7月26日にAT&T Next、Verizonが2013年8月25日よりVerizon Edgeを発表して、キャリア間の競争が激しくなりました。
T-Mobile US Jump!/AT&T Next/Verizon Edgeの早期アップグレードプログラムは、本当に価値がある? – 2013年8月21日
Sprintも結局、同様なオファーを提供開始せざるを得ず、2013年9月20日からSprint One Upプログラムを提供しました。
【Sprint】Introducing Sprint One Up – Annual Upgrade Program With Unlimited Talk, Text and High-Speed Data Guaranteed for Life; Just $65 Per Month, the Lowest Price of any National Carrier – 2013年9月20日
これらのプログラムは、
● 端末は、定価で購入する
● 支払いは、20~24ヶ月の分割払いとする
● 毎月の通話料は、他のポストペイド契約(2年契約)と同じ
● T-Mobileの場合はJump加入料として、別途、月$10支払う(紛失時の端末取替え保険としての役割あり。)
● 端末を返却をすれば、年に(キャリアによって)1-2回、端末を手数料無料で最新の機種に取り替えることが出来る
● 新しい端末代は、定価で購入。その時点から新しい20-24ヶ月分割が始まる。
というものですが、SprintのOne Upはこれに加えて、分割払い期間中は月$15の通信料の割引があり、日本(ソフトバンク)の「月々割」を導入したものとして、ソフトバンク/Sprintのシナジーの最初の現れかと、筆者としても高く評価していました。
そのSprintの早期機種アップグレードプログラム「One Up」は、突然、先週2014年1月9日で終了していたことが、本日、各オンライン誌の報道で分かりました。
【Sprint】Sprint One Up was retired on Jan. 9, 2014. – 2014年1月9日
アメリカでは電話会社の料金改定は、頻度が決まっているわけではありませんが、実際には年に1-2回はあります。しかし、大体は料金の改定であって、新しい料金「プログラム」が廃止されるようなことは、珍しいです。しかも、たった4ヵ月弱で廃止、とは・・・・
“Sprintの早期機種アップグレードプログラム「One Up」が、たった4ヶ月で廃止” の続きを読む
筆者は業界アナリストではないので、情報はあちこちの聞きかじり(読みかじり?)情報しか持っておらず、こんな標題の件は自分の知識の不十分さを世間に暴露するようで、あまり書きたくないのですが・・・
しかし、日本の所謂「業界記者」様の方々にもっとしっかり調査をしていただいて、もっと現実的な記事を書いていただきたいので、標題の件で思っていることを少し書きたいと思います。
● T-Mobile USは2014年1月8日、ラスベガスのCES会場で発表会を開き、前期(2013年第4四半期)の業績の一部を発表しました。
これによると、2013年第4四半期の加入者純増は164万5000人、昨年1年間で440万人の純増があったことを明らかにしました。
これに対し、Sprintの2013年第4四半期業績は、加入者純減が証券会社アナリストコンセンサスで26万人、一部の証券会社アナリストによると40万人程度の純減になると予想しています。
このペースで行くと、1年後にはSprintが加入者ベースでNo.3からNo.4に転落、T-Mobile USがNo.4からNo.3に上昇します。
また、T-Mobile USはラスベガスのCES会場での発表会で、他社からのMNP転入者に対して、他社の2年契約早期解約料をリベートすることを翌日から実施することを発表しました。
少なくともこの発表会の直後から、そして今でも、ツィッターの世界では早速、他キャリアからT-Mobile USへ転入した沢山の人たちが、T-Mobile USのCEOのJohn Legere氏へ写真付きで転入報告を行っています。
この調子では、今期もT-Mobile USの躍進は間違いないでしょう。
これだけ今、T-Mobile USが躍進して、「業界の台風の目」的活躍をしていると、この活動を急停止されるような「(業界負け組みの)Sprintによる、(業界で今一番ホットな)T-Mobile US」買収は、公正取引・消費者保護の観点からは、アメリカ政府規制当局(司法省とFCC)は絶対に許可しないでしょう。
競争相手を潰すための買収は、許されません。
“Sprint(ソフトバンク)のT-Mobile US買収が、どんどん遠のいていく件” の続きを読む
今回、初めて空港のセキュリティーチェックで、IDと搭乗券をチェックするTSA係官から「TSA PreCheckというのは知っているか?」と聞かれ、簡単に説明されました。話によると、「セキュリティー検査が簡単だから、そっちのレーンを使ったほうが早いよ。」と。
たまたまその空港(デンバー空港)では3ヵ所のセキュリティーチェック検問所があり、その一つは規模が小さいながらも、空港利用が常連でないと場所が分かりにくく、列もいつも短く、その日はその検問所を通ったのですが、(後で分かったのですが)そこにはTSA PreCheck検問は無く、だから、TSAのIDチェックの係員が「下の階の(別の)セキュリティースクリーニングにはTSA PreCheckの列があるので、そこを使ったほうが良いよ。」ということだったのです。
一応、先月も空港を通過して、「TSA Pre (TSA PreCheck)」の列の案内札は目にしているので、「TSA Pre」の存在は知っていたのですが、有料で、申し込まないとダメだと思っていました。
したがって、自分がTSA係官に「TSA PreCheck知っているか?」と聞かれたのが何故なのか良く分からないまま、そのまま通過。
帰りのラスベガス空港では、これも何が何なのか良く分からないまま、そこにはTSA Preレーンがあったので、そのレーンに振り分けられました。
というのは、まだその時点でも「TSA Pre」レーン(列)って、事前登録した人しか使えないのかと思ったのです。
しかし、列に入る前に搭乗券を見せたら、無言ながらも「そっちへ行け」みたいな感じで「TSA Pre」レーンを指されたのです。
実際に「TSA Pre」レーンへ並んだら、靴は脱がなくて良い、外套や背広も脱がなくて良い、ベルトも外さなくても良い、ノートブックPCも出さなくても良い(その日は日帰りだったので、iPadは持って行きましたが、ノートブックPCは実際には持っていかなかったのですが・・・)、・・・という、簡単チェックポイント。しかも、X線チェックも、全身をスキャンするタイプではなく、9-11前の昔のセキュリティーの金属探知機のようなもの。
“アメリカの空港で搭乗券に「TSA PRE」と書いてある人は、簡易セキュリティ・チェックを通過できます。” の続きを読む
標題の件に関して、実はSprintも、Clearwireも、公式には何も発表していないんですよね。
まず第一に、Clearwireは資金の保全を図るため、2010年10月ころからWiMAXの新設と追加設備投資を一切行なっていません。
そして、ClearwireがSprintにまだ100%買収されていない時期(それでも、そのときはSprintはClearの51%株主だったんですが・・・)である2011年12月1日に、Clearwireの社債の利息不払いを防ぎ、破産を防ぐため、Sprintは、ClearwireのMVNOとしてClearwireに支払う通信料のバックペイと前金一部を払い、新しい契約を結びました。そのときの内容としては、
● Sprintは2012年末まで、WiMAX対応端末を販売する。(それ以降は、Sprintポストペイドブランドでは、販売しない。)
● 2012年と2013年は、SprintからClearwireへの支払いを、固定で9億2600万ドルとする。(2014年以降は、回線使用量に応じての支払いとする。)
● Sprint WiMAXポストペイド契約の最後の契約者の2年契約が修了する2015年(through at least 2015)まで、WiMAX回線使用(再販)の契約を行う。
となっています。
【Sprint】Sprint and Clearwire Announce New Agreements – 2011年12月1日
この文章の「through at least 2015」という言葉の解釈が、2015年1月1日なのか、2015年12月31日なのかは、一般の解釈が分かれています。
「Sprintポストペイド契約のWiMAX兼用端末最終日の2012年12月31日に2年契約をしたユーザーは2014年12月30日には契約が切れるので、WiMAXの停波は2015年1月1日では?」と解釈する人と、「英語文章的にthrough at least 2015というのは、2015年一杯を意味するから、2015年12月31日までだ。」と解釈する人と。
“アメリカのWiMAXは、いつ停波するのか?” の続きを読む
昨日(2014年1月9日)、今年(2014年)のラスベガスでのCESのアメリカ4大キャリアのLTE電波状況を検証してきました。
いつもは常連の日本企業様への同行のため自分のペースで会場を見られませんでしたが、今回は、好きなように1日回れました。
空港からMGMへタクシーで行って、モノレールでHarrah’s駅へ。そして、従業員用近道を知らない私は長い距離を歩いてVenetian会場に最初に行って、入場バッジを受け取りました。
そのあと、今年のCESの賞を貰った製品のコーナーを見たのですが、iBeacon宝探しの通知をiPhoneで受けるにはアプリでScavenger Huntの画面を起動しておかないといけないことを知らず、Venetian会場でiBeacon宝探しの”バッジ”を貰うのを忘れ、最後にコンベンションセンターからもう一度Venetianへ戻る・・・という顛末に。。。
宝探しは割と簡単で、Scavenger Huntメニューを一度起動しておくと、ホーム画面に「iBeaconが近い」という通知が来ました。
“CES 2014ラスベガス、4キャリアのLTE検証” の続きを読む
Cnetの記事によれば、
【Cnet】Dazzling aurora borealis could reach the lower 48 this week – 2014年1月8日
明日2014年1月9日未明と夜、または、10日未明と夜、アメリカ本土の北部、ワシントン州、ミシガン州、イリノイ州、場合によってはコロラド州まで、天気が良ければ北の空にオーロラが見られるかもしれないそうです。
天気が良ければ、夜や未明に北の空を見てみましょう。
まあ、昔、コロラド(北緯40度)でオーロラーを目撃した人の話では、北の空がわずかに色が付いてジワッと緑青っぽくなっただけだそうですから、緯度が低いところではカーテン状のオーロラは期待しないでください。
以下は、NOAAの2014年1月9日UT 05:25(東海岸時 9日午前0:25)のオーロラ予報です。
これは、火曜日7日に太陽表面で大きな爆発が発生し、飛ばされたプラズマが、9日/10日と地球の電離層を通過するためです。
予想通り、本日2014年1月8日のT-Mobile US発表会で、同社は、他社からのMNP転入者に1回線当たり$350までの早期解約料(ETF)実費と、$300までの端末下取りを開始することを、発表しました。
Family Plan加入者は、1アカウント当たり5台(5回線)まで、早期解約料(ETF)実費のリインバースメントが貰えます。
プロモーション開始は明日、2014年1月9日から、T-Mobile直営ショップで行われます。
T-MobileのMNP転入者に対しては、Simple Choice Planへの加入が、対象になります。Somple Choice Planでは長期契約の義務は無く、いつでも解約できます。
その代わり、端末は定価での購入になります。ただし、与信歴良好の加入者は、端末は少ない頭金で購入でき、残額は年利0%利子(つまり、利息無し)で24回月賦分割で支払いが出来ます。
今回のMNPプロモーションでは、端末代金が、他社からの端末を下取りすることで$300まで割引になります。(ただし、下取り価格は、市場公正価格を適用します。)
また、頭金は$0となります。
早期解約料(ETF)の返金は、実際に転入元キャリアからの最後の請求書が届いてから、そのコピーをT-Mobile USに送ることで、クレジット(返金)されます。
T-Mobile USは、このキャンペーンでMNPがしやすいように、MNP変更レターの雛形までウェブサイトに用意し、他社からのMNPを促進します。
この発表会では同時に、T-Mobileの加入者が昨年第4四半期で164万5000人増えたこと、昨年1年間で440万人増えたことを明らかにしました。
この勢いで、このキャンペーンで、更に加入者を増やして行きたいようです。
更に、T-Mobile USは、LTE速度ではAT&Tを抜いて、4大キャリアの中で一番速い事を強調しています。今後、同社が持つ200MHzの帯域で、LTEを帯域拡大し、更に速度を速めていくほか、最近Verizon社から獲得した低周波数700MHzを利用したLTEサービスを年内に開始し、ビル内での接続や郊外でのサービスエリアの拡大を進めていきます。
“T-Mobile USは、他社からのMNP転入者に、他社早期解約料を負担開始。” の続きを読む
まあ、こんなこともあるんだ~~~ってことで。
アクティビティ・トラッカー(活動量計)のFitbit Oneが2日ほどiPhoneと同期しなくなりました。
そこで、新しく同期させようとしても、「Fitbitが見つからない」メッセージが・・・・
PCでも試しても、同じ。
ぐわ~ん、壊れたのか?
と思って、代わりを買わないといけないのか・・・と悲しんでいたところ。
ちょっと、ヘルプサイトを探すと・・・
【Fitbit】FITBIT HELP › TROUBLESHOOTING › HOW DO I RESTART MY TRACKER?
“Fitbit Oneが2日ほど同期しなくなったので、リセットしてみた。” の続きを読む
昨日、ある質問者様へもお知らせしましたが、Sierra Wirelessのモバイル・ルーター部門”AirCard”ブランドは、昨年2013年4月2日付けでNetgearに買収されています。
【Netgear】NETGEAR Completes Acquisition of Select Assets of the Sierra Wireless AirCard Business – 2013年4月2日
これに伴い、Sierra Wirelessの”AirCard”ブランドのルーター(特に最近良く購入されているのは、AT&T Elevate 4G Sierra Aircard 754S)のドライバーやFirmware Updateは、全て、Netgearサイトに移行していますので、注意してください。
AirCardのFirmwareダウンロードは、
【Netgear】Support Home > Downloads : Welcome to the new NETGEAR Download Center!
から、モデル名を「Enter a Product Name/Model Number」に入力するか、「PRODUCT DRILLDOWN」をクリックして、
● Select Product Category = Mobile Broadband
● Select Product Family = Mobile Hotspots
● Select Product = 製品名
を選択すると、製品選択ボックスの下にダウンロード可能なソフト(Firmware)がリストされます。
参考までに、AT&T Elevate 4G(Sierra Aircard 754S)の最新Firmwareは、
Firmware Version: SWI9200H_03.05.09.06AP
Web UI Verison: ATT_02.00.31.00 r14
Bootloader Version:SWI9200H_03・05・09.06BT
Firmware Build Date:03/07/12
PRI Version:01.24
Package Verison:SWI9200H_03・05・09.06_att_9900803_0124
です。
現在インストールされているFirmwareのバージョンを知るには、ルーター管理画面から、管理者ログイン(デフォルトパスワード:attamin)して、「About Your Mobile Hotspot」をクリックします。
3Dプリンターを開発する3D Systems社は、本日、CES会場で、世界初の食べられる素材を作る3Dプリンターを発表しました。
この3DプリンターはChefJetと呼ばれ、白黒モデルのChefJet(約5000ドル)と、カラーモデルのChefJet Pro(約1万ドル)があります。
プリンター”インク”に砂糖と水を使い、3D物体を構築する際に砂糖を固めながら立体形を作っていきます。
【3D Systems】3D Systems Sweetens Its Offering with New ChefJet™ 3D Printer Series – 2014年1月7日
白黒のChefJetはカウントートップモデル、
“世界初、食べられるキャンディーを作る3Dプリンター” の続きを読む
Sprintは本日2014年1月7日、LTE 800MHz(Band 26)、1900MHz(Band 25)、2.5GHz(TD-LTE Band 41)の3つの周波数をアグリゲーション(集合)してデータ通信速度を上げるSparkサービスを、6都市追加したことを発表しました。Sparkは2013年10月30日既に5都市で開始されています。これで、Sparkを体験できる都市は11都市となりました。
Sparkはキャリアアグリゲーション技術を使い、実測値50-60Mbpsの速度でデータ通信がアクセスできると、Sprintでは発表しています。技術改善によって、将来的には1Gbpsの速度が達成できると言われています。
Sprintの計画では、Sparkは2014年末までに人口カバーで1億人(人口カバー率約31%)、都市数では2016年までに100都市をカバーする予定です。
Sparkの初期サービスエリアは、
•Chicago
•Los Angeles
•Miami
•New York
•Tampa, Fla.
今回追加された6都市は、
“SprintがSpark(LTE 3周波数帯アグリゲーション)サービスを6都市追加、プリペイドVirgin Mobile USAでSpark対応モバイルルーター発売” の続きを読む
食品スーパーのモバイルアプリを開発しているinMarket社
inMarketホームページ
は、食品スーパー内にiBeaconを複数個所に設置し、買い物客がその前を通ると、目の前に陳列されている商品のクーポンをスマホ画面に表示したりするシステムを、本日よりアメリカ国内で導入開始します。
最初に導入されるのは、Safewayのサンフランシスコ、シアトル地域、Giant Eagleのクリーブランド地域の店舗です。
店内に設置するiBeaconのサイズは25セント硬貨ほどのサイズ(あ、StickNFindと同じような構造か・・・)です。
inMarket社は既に買い物/クーポンアプリ(CheckPoints)/ポイント還元アプリの提供を行っており、買い物客はこのアプリをインストールしログインしておき、ディジタルクーポンや、買い物リストの構築が出来ます。inMarket社が開発したスーパーマーケット向けアプリCheckPointsは既に2000万台のスマホにインストールされていると発表されています。
“inMarket社が食品スーパーマーケット内でのiBeacon導入を開始” の続きを読む
AT&Tは本日2014年1月6日、新たに26都市でLTEサービスを開始し、サービス都市は514都市、人口カバーで2億7000万人(86%)を達成したと発表しました。
【AT&T】More Than 270 Million People Now Covered by the Nation’s Most Reliable 4G LTE Network – 2014年1月6日
AT&TのLTEサービスは、多くの都市で速度ではVerizonより速く、サービスエリアではT-Mobile USより広いと検証されています。
※ 速度でT-Mobile USより速く、サービスエリアではVerizonより広い、・・・かは、疑問の声がある。
昨年秋から報道が続いていた件ですが、本日2014年1月6日、T-Mobile USはVerizonから未使用の700MHz A(Band 12)周波数使用権の購入で、条件が合意したことを発表しました。
買収価格は23億7000万ドル、そして、T-Mobile USは別途、9億5000万ドル相当のAWS(Band 4、 Los Angeles, San Francisco, Dallas, Atlanta、Detroit)の使用権をVerizonに譲渡します。
今後、FCCの承認を経て、2014年中ごろに売買契約が完結し、2014年第4四半期からこの700MHz A(Band 12) LTEサービスが順次開始されていく予定です。
現在、T-Mobile USはAWS(上り1700MHz/下り2100MHz、Band 4)の高周波でLTEサービスを開始していますが、この周波数では建物内部の電波到達力が弱く、過疎地での電波到達距離も短いために人口過疎地域での広域サービスには効率が悪かったものです。700MHz低周波数の獲得で、これらの欠点が改善されます。
今回T-Mobile USがVerizonから購入する700MHz A(Band 12)周波数は、
● カリフォルニア州全域
● コロラド州
● テキサス州東半分
● カンザスシティー側のミズーリ州
● ミネソタ州
● ミシガン州
● フロリダ州
● ワシントンDCからマサチューセッツ州までの北東部
など、人口カバーで約1億5800万人(全米の約50%)。全米人口トップ都市10ヵ所のうち9ヵ所を含みます。
大都市では、
● New York,
● Los Angeles,
● Dallas,
● Houston,
● Philadelphia,
● Atlanta,
● Washington, D.C.,
● Detroit.
などが含まれます。
【USA Today】T-Mobile buys spectrum licenses from Verizon – 2014年1月6日
700MHz A(Band 12) LTEはアメリカでは他にUS Cellular、C-Spireなど地域規模のキャリアで使用、または、電波使用権が所有されています。
また、AT&T Band 17 LTE対応スマホは、将来の新機種で周波数の隣接またはオーバーラップするBand 12へも対応していく予定になっています。
このニュースの後、T-Mobile USのCFOは、「全米規模での低周波数(700MHz)獲得に非常に興味を示している。この契約で、半分が達成された。」と述べていることから、T-Mobile USは他の地域でのBand 12買収に対しても意欲を見せていくとともに、US Cellularなどとの合併も可能性として視野に見えてきました。
2013年4月25日 2015年2月16日現在のアメリカ4大キャリアのLTE普及状況を纏めました。
“アメリカ4大キャリアのLTE普及状況:【更新】2015年2月16日現在” の続きを読む
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■ Ting Nexus 5用SIM購入の手順・・・このページ
■ Ting Nexus 5用SIMのアクティベーションの手順・・・ページ 2
■ Nexus 5(LG-D820)の端末プログラミングの手順・・・ページ 3
■ Nexus 5(LG-D820)を3つの周波数でLTEを有効化し、Sparkに備える手順・・・ページ 4
2013年10月31日に突然発売されたNexus 5北米版(LG-D820)は、
● AT&T : 2G 850MHz、1900MHz -3G 850MHz、1900MHz -LTE 700MHz(B17)、一部地域のみ1900MHz(B2)、近い将来AWS(B4)
● T-Mobile US : 2G 1900MHz -3G 1900MHz、AWS -LTE AWS(B4)
● Sprint : 3G CDMA2000 1900MHz - LTE 800MHz(B26)、1900MHz(B25)、2500MHz(B41、TD-LTE)
● Verizon : 3G CDMA2000 800MHz、1900MHz - LTE 一部地域のみAWS(B4)
に対応しています。
※ Verizonは、Nexus 5がメインのLTE周波数700MHz(B13)に対応していないので、Nexus 5の公式サポートは行っていません。
もちろん、AT&TとT-Mobie USのSIMでは、通信有効なそれぞれのSIMをNexus 5に挿入すれば、あとはAPNを設定するだけで使用できます。
Sprint回線を使ってプリペイド契約でNexus 5(北米版)を契約できるのは、SprintのMVNOであるTingで契約できます。
Nexus 5(北米版)がSprintの3つのLTEバンド全てに対応しており、Sprintの提供するSpark(3つの周波数をアグリゲートした高速LTEサービス)の恩恵を受けられることから、Nexus 5をSprint回線でプリペイドで契約したい人にはTingが向いています。
しかも、Tingは、端末1台あたり月$6の基本料金で、最大20台まで複数台加入できます。そして、加入端末の月毎の総通話分数、総SMSテキスト数、総データ通信バイト数で、その月の合計通信料金が決まります。料金は通話、テキスト、データ通信毎に段階的に課金されます。
したがって、何も通信をしない月は、端末1台あたりの月基本料金の$6だけ。($6xN台)
加入端末合計の通話数が1分以上、100分以下であれば、端末数の月基本料金+通話料金$3だけ。($6xN台 + $3)
・・・という料金になります。
課金は、登録したクレジットカードに、当月分基本料金と前月分通信料金(開始月は、$0)が、毎月自動課金されます。
“Nexus 5北米版(LG-D820)をSprint MVNOのTingで使う手順” の続きを読む
最近、iPad AirやNexus 7 LTE(2013)でZIP SIM(旧Ready SIM)がアクティベーション出来ないことが何度かあり、再度、ZIP SIM(旧Ready SIM)の技術担当者との確認を行いました。
その結果、以下のことが確認取れましたので、今後、ZIP SIM(旧Ready SIM)を使用する際に、以下の点にご留意ください。
ZIP SIM(旧Ready SIM)の自動アクティベーションの原理:
ZIP SIM(旧Ready SIM)は、SMSテキストメッセージのチャンネルを利用し、自動アクティベーションを行います。
従って、以下の場合は、ZIP SIM(旧Ready SIM)の自動アクティベーションが行えないことがありますので、回避策を実行してください。
“【重要】ZIP SIM(旧Ready SIM)をiPad/Nexus 7などのタブレットで使用する際の注意事項(一部の日本のスマホにも当てはまります。)” の続きを読む
昨年(2013年)、WiFiで電源オン・オフ可能な電源タップを発売したBelkinが、そのWeMo WiFiスイッチの商品ラインアップを増やします。
その一つが、スロー・クッカー。
シチューなどを長い時間を掛けて料理するための電気鍋。
鍋の温度や電源のオン・オフ状態を、屋外からでも調節できるというもの。
【TheVerge】Belkin’s Smart Slow Cooker is its first connected appliance – 2014年1月5日
これは、日本の炊飯器にも応用できますね。
「帰宅前に電車から炊飯器の電源を入れて、自宅に帰ったら、ホカホカのご飯が出来ている」とか。
もう一つは、LED電球スターター・キット。
“BelkinがWeMoホームオートメーション・シリーズの商品を追加:スロー・クッカー、LED電球、DIYワイヤレス電源キット” の続きを読む
そろそろラスベガスの世界最大家電ショー(CES、Consumer Electronics Show)関連の、プレス向け発表会やプレスリリースが始まったようですね。(展示場の会期は、2014年1月7日~10日です。)
ところで、子供がちゃんと毎朝、あるいは、夜寝る前に歯を磨いたか、気になる親御さん!
毎食後に歯磨きするようにしている人が、歯磨きを忘れていないかどうかチェックしたい!
ホワイトニング効果のある歯磨きで歯を白くしようとしている方で、今日磨くのを忘れていないかチェックしたい!
そんな方は、このKolibreeのBluetooth対応電気歯ブラシはいかが?
歯磨きの時刻、時間や効率を記録し、iPhoneなどのスマホで履歴検索が出来るそうです。
クラウド・ファイナンシングのKickstarterで資金集めを開始し、2014年第3四半期には出荷予定。
モデルによって、一本$100から$200の予定だそうです。
【CNet】CES 2014: Kolibree’s connected toothbrush aims for better dental health – 2014年1月5日
【Kolibree】Kolibreeホームページ
AT&Tは、昨日2014年1月3日、T-Mobile USからAT&TにMNP転入する人に、$450の割引オファーを開始することを発表しました。
【AT&T】AT&T Offers T-Mobile Customers up to $450 Per Line to Switch – 2014年1月3日
これは、T-Mobile USのCEO、John Legere氏が昨年クリスマス前にツイートし、CESの2014年1月8日に「画期的なUn-Carrier第4弾の重大な発表をする。」ことを示唆し、その発表内容の予想として「(T-Mobile USに転入すれば)MNPの転出料(早期解約料)をT-Mobile USが負担する」案内ではないか、TmoNews.comに余ってブログ掲載されたことを受けたことが原因です。
【TmoNews】T-Mobile’s Uncarrier 4.0 announcement to take place on Jan. 8 at CES – 2013年12月20日
AT&TはこのTmoNews.comの予想報道に反応し、T-Mobile USの2014年1月8日発表前に、先手奇襲攻撃でT-Mobile US加入者へのMNP転入割引を提供したものです。
Forbes誌も本日取り上げているように、
【Forbes】With AT&T And T-Mobile Going To War, Customers Are The Clear Winners – 2014年1月4日
2013年3月26日以来、従来のアメリカ携帯電話業界の慣習を破った新しい通信料金体系やポリシーを連続的に提供しているアメリカ携帯会社第4位のT-Mobile USは、その後、第2位のAT&Tや1位のVerizonの料金体系にも改善影響を与え、消費者側に立った携帯電話キャリアとして注目されています。それが、特に同じGSM通信方式を採用するAT&Tには、無視できない脅威要因となり、この反逆キャンペーンを開始させた原因です。
2014年1月8日発表予定のT-Mobile USの新ポリシー(Un-Carrier 第4弾)は、憶測は色々出ているものの、まだ、明確には発表されていません。
ところで、このAT&Tの$450割引オファーには、いくつか条件が付いています。
● 対象は、スマートフォン加入者。
● T-Mobile USで使用していたスマホを、最高$250までの下取り価格で下取りする。
- SIMフリー機など、自分で所有している端末を持ち込んでの(T-Mobileからの)MNP契約の場合には、この恩恵は得られない。
● AT&Tで加入するプランは、「Next」月賦プラン。つまり、端末は定価で購入する。端末代は、20ヶ月月賦(無利子)で支払う。
- SIMフリー機など、自分で所有している端末を持ち込んでの(T-Mobileからの)MNP契約の場合には、「Next」は不適用。
● T-Mobile USからMNP転入して3ヶ月目の請求書に、$200の通話クレジット(割引)が適用される。
これに対して、AT&Tで2年契約すると、iPhoneなど高額スマホならば$450の端末代割引が、契約時に適用されます。もちろん、これは、T-Mobile USからのMNPでも、他社からのMNPでも、同じです。
つまり、今回のキャンペーンを適用せずに、T-Mobile USからAT&TへMNPし、2年契約の契約をすれば、iPhoneを$450安く買えるのです。
どっちが良いか、良く考えましょう。