- Old Counter
アメリカ4大キャリアのLTE普及状況:【更新】2015年2月16日現在
2013年4月25日 2015年2月16日現在のアメリカ4大キャリアのLTE普及状況を纏めました。
キャリア | LTEバンド | 開始年月日 | 現在のサービス 都市・地域数 |
現在の 人口カバー数 |
現在の 人口カバー率 |
将来計画 整備完了予定時期 |
Verizon | 700MHz C Band 13 |
2010年12月5日 | 500+ | 3億600万人 | 97.5% | 2013年6月27日完了宣言 |
Verizon | AWS Band 4 |
2013年10月 | 400+ | 2億5000万人? | 80%? | |
Verizon | 1900MHz Band 2 |
2014年12月 | 10 | ?人 | ?% | 2015年から3G CDMA2000 1900MHzの再編開始予定 |
Verizon | 800MHz Band ? |
未開始 | 0 | 0人 | 0.0% | 現在は3G CDMA2000で使用中。 |
AT&T | 700MHz B Band 17 |
2011年9月18日 | 597 | 3億人 | 95.6% | 2014年夏に完了(3億人) |
AT&T | AWS Band 4 |
2011年9月? | 11? | ?人 | ?% | 開始日公式未発表 |
AT&T | 1900MHz Band 2 |
2013年12月? | 数ヵ所? | ?人 | ?% | |
AT&T | 850MHz Band 5 |
未開始? | ? | ?人 | ?% | 開始日公式未発表 |
AT&T | 2300MHz Band 30 (40?) |
未開始 | 0 | 0人 | 0.0% | 開始日未発表 |
Sprint | 1900MHz Band 25 |
2012年7月15日 | 567 | 2億7000万人 | 86.0% | 2014年中頃までに2億5000万人 |
Sprint | 800MHz Band 26 |
数都市で商用開始済? | 27+ | 1900MHzエリアの60% | 50%? | 2014年末までに1億人 |
Sprint | 2.5GHz TD-LTE Band 41 |
2013年7月22日? | 51+ | 1億2500万人 | 39.8% | 2014年末までに1億人 2016年末までに100大都市 |
T-Mobile | AWS (上り1700MHz/ 下り2100MHz) Band 4 |
2013年3月25日 | 284 | 2億5000万人 | 79.6% | 2014年末までに2億5000万人 |
T-Mobile | 700MHz A Band 12 |
2014年後半 | 350 | 1億6500万人 | 52.6% | Verizonから買収。 2014年後半から導入予定。 |
T-Mobile | 1900MHz Band 2 |
? | ? | ?人 | ?% | 現在は2G GSM/3G W-CDMA/HSPA+で使用中。 2014年よりLTE導入開始予定。 |
※ アメリカ人口3億1390万人(2012年現在)
各社の2013年8月現在のLTEカバレッジマップは、以下の通りです。
出典:
【FierceWireless】Progress report: A snapshot of U.S. LTE deployments in 2013 – 2013年8月14日
Verizon:
AT&T:
Sprint:
T-Mobile:
公式発表を待てない人は、以下の地図でユーザーがレポートしたLTEエリアの地図があります。定期的にチェックして、自分の都市でLTE整備が始まったかどうか調べましょう。
Verizon LTEユーザーレポート地図
AT&T LTEユーザーレポート地図
Sprint LTEユーザーレポート地図
T-Mobile LTEユーザーレポート地図
AT&Tのサイトにはもう1700のLTEが使えると出ているんですが、実際にはまだサービスインしてないのですか?
管理人 返信:
2013年12月25日 1:25 AM
各社とも2番目/3番目の周波数になるとプレスリリースが遅いので、一般には分かりにくいですね。
AT&Tの850MHzも公式案内はないものの、電波を検出したというユーザーの報告もあります。
AWS(Band 4)も試験電波ぐらいはどこかで流れていても不思議ではありませんね。
特に、AT&TのCricket買収は2014年1月には正式に完結し、Cricketは既に全米17ヵ所でAWSでLTEをサービスしていますので、買収が完了すればCricketのLTEはAT&TのLTE(AWS)になります。それに合わせて、他の主要都市でもAWSの試験運用は始まっていてもおかしくないです。
ただ、公式サービス開始されたとしても、全米で一斉に始まるわけではなく、今、現在、混線で通信速度が落ちているところが優先でしょう。
あと、ほとんどの最新のAT&Tの端末は、サービスインされているかどうかとは関係無く、2年前発売のものから700 MHz以外にAWS(Band 4)LTE対応にはなっています。
>AT&Tのサイトにはもう1700のLTEが使えると出ているんですが
具体的にはどのURLページですか?
AT&TのLTE 端末が、2013年12月9日からカナダでLTEローミング(カナダはAWS Band 4と2600MHzが主流)は可能になりましたが。
「AT&Tポストペイド加入者は、カナダでLTEローミング可能になりました。」
https://blogfromamerica.com/wp/?p=19510
管理人 返信:
2013年12月25日 1:41 AM
表に追加しておきました。
参考までに、AT&TのAWSの可能性があるのは、
Phoenix, Raleigh, San Juan, Los Angeles, Las Vegas, Oklahoma City, Dallas, Chicago、Charlotte、Athens, College Station。
ただし、これら全地域に商用サービスが開始されているとは限らず、AT&Tが上記地域にAWS使用権を持っている、というだけの話。
返信ありがとうございます。 記述してあるのはhttp://www.att.com/esupport/article.jsp?sid=KB113269#fbid=toaPBDT0-DIです。
それと別のページhttp://www.att.com/shop/en/wireless/accessories/prepaid/sku6890236.html#fbid=HQU6MnI6SdLにはもう全部使えるようなことが
書いてあります。
管理人 返信:
2013年12月26日 12:09 PM
なるほど、書いてはいますね。
でも、「Limited 4G LTE availability in select markets.」とも書いてありますからね。
AT&Tは、Band 4はT-Mobile買収失敗時に「Break Up Fee」の一部としてT-Mobileに多く渡していますので、それほど多くの地域で使用権を持っていません。
書いてある4つの周波数は、もちろん、AT&Tの持っているLTE周波数使用権を全部カバーしていますが、地域によってはAT&TはBand 4は所有していないのも事実です。
VerizonもAT&Tもですが、予想以上に消費者のLTE採用が進んでいるので、他の周波数のLTE導入が急務と考えているようです。そして、私もAT&Tは2番目にBand 4を導入してくるかと思ったのですが、Band 4の周波数使用可能な地域は少ないので、LTEの使用増のおかげで減っている既存の3Gの使用周波数帯域850MHzと1900MHzをまず減らして、そっちのほうを第2のLTE全米拡大用に使うようです。LTE 850/1900MHzの方は時々ニュースリリースや四半期業績発表で触れられています。
AT&TのLTE Band 4は、大都市だけに限られるでしょうね。