Sprintの4G LTEは、2012年7月15日から開始


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WiMAXからLTEへ4G通信の移行を計画しているアメリカのSprintが、ようやく4G LTEを2012年7月15日から以下の5都市で開始することを、本日発表しました。
● Atlanta
● Dallas
● Houston
● San Antonio
● Kansas City

Sprintは既に4G LTE対応スマートフォン、
● LG Viper 4G LTE(2012年4月22日発売開始)、
● Galaxy Nexus LTE版(2012年4月22日発売開始)、
● HTC Evo 4G LTE(2012年6月2日発売開始)、
● Samsung Galaxy S III Sprint LTE版 (事前予約者への出荷が開始中。店頭での販売は2012年7月1日から。)、
などを販売していますが、ようやくこれで、上記5都市に住む人はこれらの端末で2012年7月15日から4G LTE通信を使用することが出来ます。

SprintのLTEサービスは最初は1900MHzのPCSバンド(Band 2)で開始されますが、チャンネル帯域幅は5MHzと、VerizonやAT&Tの10MHzの半分で、そのため、SprintのLTE速度はVerizon/AT&Tの比較して遅いであろうと言われています。しかし、SprintはLTEの導入とともに、回線全体の整備を行っており、効率の良いLTEサービスが提供で来ると、発表しています。
また、SprintはiDen通信方式を2013年6月30日までに完全停波することを最近、正式に発表しており、このiDenで使用している800MHz周波数でも将来、LTE通信を運用することを発表しています。

PC Magazine誌のアナリスト、Sascha Segan氏によれば、Sprintの新LTEネットワークは同社の4G WiMAX(理論値ダウンロード15Mbps)よりも速く、同社の3G CDMA2000データ通信の25倍の速度が出るそうです。また、T-Mobile USAのHSPA+(21Mbps)よりも速いと言う事です。
Sprint 4G LTE Launching in 5 Cities July 15 – 2012年6月27日

Sprintは2013年末までに人口カバー率で2億5000万人(全体の約80%)がLTEを使用できるようにする予定です。

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CricketのプリペイドiPhone 4/4S、本日(2012年6月22日)発売開始。iPhone 4SはSIMフリー。


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既にこのサイトで報告済みのCricket Communications(Leap Wireless、CDMA2000 1900MHz使用。シカゴなど一部地域ではAWS周波数使用。)のiPhone 4/4Sが本日(2012年6月22日)から発売されました。
Cricket Wireless、プリペイド携帯会社(アメリカ)、iPhone 4/4Sを2012年6月22日から発売 – 2012年6月1日

この中で最大の喜ぶべき点は、CricketのiPhone 4SはVerizon/Sprint/KDDI auが発売しているのと同じCDMA2000/GSM/W-CDMA 3モード版ですが、GSM/W-CDMAモードがSIMロック解除(Unlocked)されて発売されるということです。
Cricket Says Their Prepaid iPhone 4S is Unlocked for International Use – 2012年6月23日
Cricket or Virgin: What’s best iPhone deal? – 2012年6月17日

ただし、SIMロック解除したSprint版iPhone 4S、および、同じくSIMロック解除したVerizon版iPhone 4Sと同じく、そのままではアメリカ国内のSIMは使えないように設定されています。つまり、AT&T、T-Mobile USAと、そのMVNOのSIM(H2O Wireless、Net10、StraightTalk、Simple Mobile、Red Pocket、AirVoice、Jolt Mobile、ハナセル、など)のSIMでは、CricketのSIMフリーiPhone 4Sでは使用できません。

アメリカ国外のSIM(例:ドコモ、ソフトバンク、日本通信)では、使用できます。

CricketのプリペイドiPhone 4はCDMA2000専用で、SIM挿入スロットがありません。
 
 

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Hanacellがデータ通信料を値下げ・・・新料金を他社と比較する


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Hanacell(ハナセル)は2012年6月18日よりアメリカ国内携帯のデータ通信料を値下げしたので、同社の新料金を他社(同じAT&T回線を使用している、AT&Tの他のMVNO)と比較してみました。

Hanacellの旧新データ通信料金:

旧料金 新料金 値下げ率
$0.05/10KB
($0.005/1KB)
$0.001/1KB 80%
(以前より5分の一)

 
 

つまり、これまで月100MB使用すると$512.00課金されていたのが、新料金では$102.40に減ることになります。
 

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iPadのラップトップ完全代用化、挑戦(開始宣言)


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おととい2012年6月11日のアップルWWDC基調演説を聴いて、早速新しいMacBook ProやMacBook Airを注文した人/買った人は、いますか?

筆者は・・・
3年前に買ったMacBookはありますが、主な利用はWindowsです。
MacbookはどうしてもAppleのアプリやファイルを検証する際にだけ使っています。

それに、そもそも、脱ラップトップ・コンピュータして、旅行・出張中はiPadとiPhone(と必要に応じてアンドロイド携帯)で全て用を足せるようにしたいと、数週間前(WWDCの発表前)に決心して、その環境を調査中です。

したがって、WWDCのMacbook Pro/Macbook Airの発表には、全く感動しなかったです。
(iOS 6は興味ある機能があるので、またデベロッパー登録して、ベータを先行インストールしようかな・・・と思考中。)

Macbook Pro Retinaディスプレイ発表 ⇒ 新iPadがあるじゃん
Macbook Airが軽い ⇒ iPadのほうが軽いじゃん
大容量SSD搭載 ⇒ iCloud/DropBoxがあるじゃん
大画面で表示  ⇒ AirPlayでAppleTV経由でHDMIモニターに表示すれば良いじゃん
・・・ってな感じです。
 
 

■ サーバー/PC遠隔操作アプリ

なお、筆者はサーバーの管理とかもするので、サーバー遠隔操作の機能(アプリ)も必要です。
これまではSymantec pcAnywhereを20年近く使ってきましたが、残念ながらこれのiPad版が無いので、VNCなどにスイッチしなければなりません。
これからそのテストと、サーバー側の環境整備が必要です。が、サーバー/PC遠隔操作アプリのトップ10は、既にiPadに購入/インストール済みです。
オリジナルiPadが出たときにRDPでサーバー(PC)の遠隔操作を試したときには、アプリがまだiPhone/iPod Touch(画面が480x320 ピクセル)対応のものを転用していただけなので、サーバーの全画面がiPad画面で(スクロールしないでは)見られませんでしたが、新iPadだと2048 × 1536 ピクセルなので、サーバー画面がiPad画面で一度に見えるだろう、と期待しています。
 
 

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Virgin Mobile USAのiPhone 4Sは、SIMロックされて販売される【証拠流出】


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昨日、PrepaidPhoneNews.comで報告され、
Virgin Mobile’s iPhone’s GSM Radio is SIM Locked – Which Makes No Sense - 2012年6月12日

2012年6月7日にSprintのカスタマーサービススタッフのブログサイト、「Inside Sprint Now」
Inside Sprint Now ブログサイト
でリークされた、Sprint/Virgin Mobile USAカスタマーサポート用内部ドキュメントによると、
PREPAID: Virgin Mobile iPhone Q&A (Internal Doc) - 2012年6月7日
(「Download: FINAL APPROVED AERO QA edits for the field II」をクリックして、ワード・ファイルをダウンロードしてください。)

Q&A: iPhone Coming to Virgin Mobile
(中略)
Q: Is the International SIM locked or unlocked for Virgin Mobile iPhone 4S customers?
iPhone sold by Virgin Mobile will be locked to their network and will not be able to be used when located outside the US.

つまり、Virgin Mobile USAの発売するiPhone 4SのGSM/W-CDMAモードは、SIMロックされて発売されます。

これは、Virgin Mobile USAのサービスエリアの範囲(米国50州・プエルトリコ・米領ヴァージン諸島に限る。それ以外の国での国際ローミングは、提供されていません。)を考えれば当たり前のことであり、筆者がVirgin Mobile USAのiPhone4/4S発売の公式発表解説記事
Virgin Mobile USAのプリペイドiPhone発売が公式発表、2012年6月29日から発売、通信料はコミコミ月$30(2400円)から - 2012年6月8日
の中でも書いたことなので、この点を再度繰り返し書く必要があるかどうか1日考えあぐねた結果、筆者の先見の目(?)を信じていない人もいるようなので(笑)、報告します。

※ 今までに筆者の「先見の目」も間違っていたことは何度かあることは、認めますが・・・

・・・ということで、Virgin Mobile USAの(身分証明書の不要な)プリペイドiPhone 4Sを購入して、あわよくばSIMロック解除して使おうと思っていた人は、諦めてください。

また、流出したSprint/Virgin Mobile USA内部ドキュメントには、購入後に特定の条件を満たせばSIMロックを解除してくれるのかどうかの記述はありません。

筆者はこのVirgin Mobile USAのプリペイドiPhone 4S(iOS 5.1.1まで)は、脱獄してFurioousModをインストールし、Gevey Ultra S for CDMAを使用すれば、GSM/W-CDMAの他キャリアのSIMで通信可能と推測しています。(将来のiOSバージョンで稼動する保証はありません。)
Gevey Ultra S CDMA版をiPhone 4S CDMA2000版(Sprint)で使ってみました。 - 2012年4月30日

が、PrepaidPhoneNews.comの解説は「GSM/W-CDMAの通信機能(radio)そのものが無効化されている。」と書いています。実際の当該内部ドキュメントには「radio」という単語はどこにも使われておらず、その可能性は無いと考えています。

また、再度記述しますが、Virgin Mobile USAのプリペイドiPhone 4はCDMA2000専用機で、SIM挿入スロットがありません。

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T-Mobile USAの1900MHz 3G/HSPA+信号が、アップルWWDC会場付近(サンフランシスコ)で検知される


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特殊な3G周波数(AWS、Band 4、上り1700MHz/下り2100MHz)のためにiPhoneに対応しておらず、アメリカ4大携帯会社のうち唯一iPhoneを販売できないT-Mobile USAですが、その状況を打開する為に2G GSM 1900MHzの帯域を減らし、その分を3G/HSPA+に割当てし直す「周波数再編」を行っています。

同社は、2012年年末までに主要都市での1900MHz周波数再編を完了し、2013年中ごろにはAWS(Band 4)で4G LTEを開始することを今年(2012年)1月に発表しています。

そのT-Mobile USAの1900MHz 3G/HSPA+ 電波が、サンフランシスコのダウンタウン東、モスコーン・コンベンションセンター付近で検知された模様です。
T-Mobile deploys iPhone-compatible ‘4G’ at Moscone Center just in time for WWDC – 2012年6月7日
T-Mobile 1,900MHz 3G lights up Moscone West in time for WWDC, carrier swears it’s a happy accident – 2012年6月7日

モスコーン・コンベンションセンターは、来る6月11日から15日まで、アップルのWWDC(World-Wide Developer Conference)が開催される会場で、Macbookの新作やiOS 6の発表が期待されています。

T-Mobile USAはWWDCと1900MHz 3G/HSPA+のテスト電波発信の、時期と場所が一致したのは「たまたま偶然だ」と説明しているらしいですが、T-Mobile USAもiPhone獲得の為の電波整備に向けて着々と準備が進んでいることが、伺われます。

WWDCには日本からも参加する方がいると思いますが、会場付近でSIMフリーiPhone 4SにT-Mobile USAのSIMを挿入すると、「T-Mobile 4G」(『4G』と表示されるのは、HSPA+が4Gと表示される為。)の表示が信号部分に出てくるかもしれません。

結局、iPhoneが一番使いやすい!? (アメリカの消費者調査結果 – 2012年4月現在)


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本日発表のFortune誌のレポートによる、Consumer Intelligence Research Partners の調査によれば、・・・
Now 38% of iPhone sales are to refugees from Android or RIM – 2012年6月7日

2012年4月にアメリカでiPhoneを購入した人のうち、
● 38%はアンドロイドまたはBlackBerryから機種変更した人です。 (2012年2月にはこの数字は29%でした。)
● 4%はiPhone/アンドロイド/Blackberry以外のスマートフォンから機種変更した人です。 (2012年2月にはこの数字は7%でした。)
● 34%は古いiPhoneからのアップグレードです。 (2011年10月のiPhone 4S発売開始直後には、この数字は71%でした。)
● 24%はフィーチャーフォンからの買い替え、または、初めて携帯電話を買うのにiPhoneを買った人です。(2012年2月にはこの数字は28%でした。)

要するに、2012年4月にアメリカでiPhoneを購入した人のうち42%は、前に持っていたアンドロイド携帯/Blackberry/Windows Phone/WebOS(Palm)から機種変更している、ってことです。

iPhone購入前の携帯機種、グラフ

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Virgin Mobile USAのプリペイドiPhone発売が公式発表、2012年6月29日から発売、通信料はコミコミ月$30(2400円)から


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Virgin Mobile USAは本日、2012年6月7日、iPhone 4S/4発売の公式プレスリリースを発表しました。
Virgin Mobile USA to Offer iPhone on June 29 - Plans as Low as $30 Per Month – 2012年6月7日

現在、Virgin Mobile USAのホームページはバナーにiPhoneの画像が紹介されており、「iPhone 4S Coming Soon - On Sale June 29、 2012」と書かれています。
Virgin Mobile USA - iPhone 4S Coming Soon

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Virgin Mobile USA、プリペイド携帯会社(アメリカ)、iPhoneを2012年7月1日から発売? (噂)


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5日前にアメリカのプリペイド携帯会社、Cricket Wireless(Leap Wireless)がアメリカで初めて、iPhone 4/4Sをプリペイド契約で販売するニュースをお知らせしました。
Cricket Wireless、プリペイド携帯会社(アメリカ)、iPhone 4/4Sを2012年6月22日から発売 -2012年6月1日

その後、当然予想されたことであり、実は、直後から噂が流れていましたが、本日、Wall Street Journalが正式に報道していますので、まだ噂の段階ですが、当サイトでも報告することとしました。
Sprint’s Virgin Mobile USA to offer iPhone – 2012年6月5日

Sprintは、「同社の100%子会社でプリペイド携帯部門であるVirgin Mobile USAで、iPhone (4S?、4?)を2012年7月1日から発売する」ことを、今週中に発表するらしいです。

Virgin Mobile USAは
● 月$35.00で通話が300分まで無料、超過分は$0.10/分、
 日本の固定電話へ発信 $0.02/分(プラス、国内無料通話分数、または、国内料金適用)、
 日本の携帯電話へ発信 $0.15/分(プラス、国内無料通話分数、または、国内料金適用)
 テキストは使い放題
 データは使い放題(ただし、月の使用バイト数が2.5GBを超えると、請求月末まで256Kbps以下の速度制限がかかる)
および、
● 月$45.00で通話が1200分まで無料、超過分は$0.10/分、
 日本の固定電話へ発信 $0.02/分(プラス、国内無料通話分数、または、国内料金適用)、
 日本の携帯電話へ発信 $0.15/分(プラス、国内無料通話分数、または、国内料金適用)
 テキストは使い放題
 データは使い放題(ただし、月の使用バイト数が2.5GBを超えると、請求月末まで256Kbps以下の速度制限がかかる)
および、
● 月$55.00で通話が無制限、
 日本の固定電話へ発信 $0.02/分、
 日本の携帯電話へ発信 $0.15/分
 テキストは使い放題
 データは使い放題(ただし、月の使用バイト数が2.5GBを超えると、請求月末まで256Kbps以下の速度制限がかかる)

の三つのスマートフォン用プランを提供しており、このプランがiPhoneにも適用されると思われます。

iPhone本体の価格は、まだ発表されていません。
 
 

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【体験談募集】アメリカでMNPで電話番号を移行した方の体験談を募集します。


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筆者も全ての場合を体験しているわけではなく、それを体験する為には時間とお金が掛かります。
そこで、今後、他の読者も知りたいような内容のテーマを絞って、体験談を募集していきたいと思います。

その一つが、MNPで他社から電話番号を移行する場合の手順です。

筆者の体験は、ポストペイド契約でVerizonからSprintへMNPした経験しかありません。ポストペイド契約の場合はショップで手続きすることが多いので、店員が殆どやってくれるので、実際の手順はブラックボックスになってしまいます。

そこで、読者の皆さんから、アメリカのプリペイド携帯のMNPの体験談を募集したいと思います。このページのコメント欄に体験談を書いていただくと、ありがたいです。

特に疑問点は:

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AT&T iPhone 3G/3Gs/4 SIMロック解除業者が出現し始めた


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AT&Tの2年契約束縛から外れたiPhoneのSIMロック解除リクエストへの応対が2012年4月8日から始っていますが。
AT&Tが2012年4月8日より、一部の「2年契約束縛」外iPhoneのSIMロック解除を開始 – 2012年4月7日
AT&TのiPhone SIMロック解除手続きが明らかに – 2012年4月9日

SIMロック解除リクエストが予想外に多かったせいか、2012年4月末ごろからAT&TのSIMロック解除条件が厳しくなって来ています。
AT&T iPhone Unlockポリシーが厳しくなっています。 – 2012年5月19日

現在はAT&Tは原則的に、
1.オリジナルの購入者からのリクエストであること
2.AT&Tと現在、または、過去に契約(電話番号)があること
3.「購入時の領収書をAT&TにFaxしろ」と言われることがあるので、準備しておくこと
の条件がそろっている場合に、SIMロック解除ケースをオープン(入力)してくれます。

更に、盗難・紛失iPhoneとAT&Tに報告されているIMEI番号のiPhoneは、AT&TはSIMロック解除してくれません。
また、前の所有者に通信料金の未払いが残っている場合にも、AT&TはSIMロック解除してくれません。

さて、AT&Tにアカウントが無く、かつ、オリジナルの購入者じゃない場合は、SIMロック解除リクエストが難しくなったことから、2週間前に「そろそろサードパーティーのSIMロック解除業者が出てきても良い頃」と思ってネットを探したときは、怪しい1社のサイトしか出てきませんでした。その業者のホームページには、事業名や住所のページが全く記載されていませんでした。

しかし、今日またネットを検索してみたら、どうやらそろそろ、AT&TのiPhone 3G/3Gs/4のSIMロック解除をリクエストしてくれる業者がebayに名を連ねてきたようですね。

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留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情:【3】アメリカのプリペイド携帯の選択と契約(アクティベート)の仕方


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前回からの間隔が、暫く開いてしまいました。

前回2回の記事で、アメリカのポストペイド携帯事情、プリペイド携帯事情が少しわかっていただけたと思います。
留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情:
【プレビュー】 – 2012年5月10日
【1】日本の携帯を持って行くか、現地で買うか – 2012年5月14日
【2】アメリカの携帯電話会社と携帯電話番号 – 2012年5月18日
【3】アメリカのプリペイド携帯の選択と契約(アクティベート)の仕方 – 2012年6月5日

特に、プリペイド携帯はアメリカでは14歳以上で自分の名義で契約できて、身分証明書無しで購入することが出来るので、簡単に購入・契約できるということが判ってもらえたでしょう。

それでは、実際にアメリカのプリペイド携帯はどこで買えて、どうやって使うのでしょうか、もう少し詳しく見てみましょう。
 
 

■ アメリカのプリペイド携帯、購入場所

アメリカのプリペイド携帯は、以下の場所で購入できます。

全米的にほとんどの都市にある
●BestBuy(家電量販店)
●Radio Shack(小型電気店)
●WalMart(ディスカウント百貨店)
●Target(ディスカウント百貨店)
カリフォルニア、アリゾナ、テキサス、ジョージア、イリノイなどにある
●Fry’s Electronics(家電量販店)
でも、購入できます。

これ以外に食品スーパーやドラッグストアでも販売しており、コンビニでも一部販売しているようですが、これらのお店は各プリペイド携帯会社のトップアップカード(リチャージカード、リフィルカード)は販売されていますが、電話の機種は限られています。

したがって、複数のプリペイド携帯会社と機種を比較して選びたければ、最初にリストした家電量販店やディスカウント百貨店で見て買ってください。
特に、アメリカに到着した直後、TargetやWalmartには生活必需品を買うために何度か買い物に行くでしょう。その時に携帯コーナーも見て、どんな会社の、どんな携帯機種が、どんな値段であるか、調べておくことはために成ります。

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AT&TのiPhone/スマフォ/iPad/タブレット端末のデータ国際ローミング料金が値下げになりました


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AT&TのiPhone(他のスマートフォンも)/iPad/アンドロイドタブレット、および、DataConnect契約の端末の国際ローミング料金が2012年6月1日より安くなります。
AT&Tプレスリリース:New Global Packages from AT&T Offer International Travelers More Data at an Affordable Price 2012年5月31日

旧新料金比較は

AT&T
データ国際ローミング
旧料金
AT&T
データ国際ローミング
新料金
参考:
2012年5月31日発売
日本通信 bモバイル4G
Amazon.co.jp限定販売
BM-AMFRL-500MB
Verizon
データ国際ローミング料金
50MB/30日…$24.99
125MB/30日…$49.99
275MB/30日…$99.99
800MB/30日…$199.99
 
120MB/30日…$30.00
300MB/30日…$60.00
800MB/30日…$120.00
 
超過分は120MB…$30.00
 
最初の月(SIM代+通信料):
500MB/30日…5130円(約$65)
 
2ヶ月目以降または超過分:
500MB/30日…1980円(約$25)
 
日本(?)のクレジットカードが必要。
(デビットカード不可。)
登録後に郵送で送られてくる
確認コードを入力しないと、
1ヵ月+10日後に登録抹消(解約)。
 
100MB/30日…$25.00
 
 
 
超過分は100MB…$25.00

つまり、iPhone/iPadやタブレット、ポケットWiFiなどをAT&TのSIMで契約し、日本(米国外)で使用する場合、1MBあたり$0.25~$0.15でネットがアクセスできます。
約40%のコスト減です。

ただし、iPadで国際ローミングパッケージに加入する場合には、米国内パッケージ(最低 250MB/30日 $14.99)に加入している必要があります。
 
 

※ 参考
2012年5月31日発売の「日本通信 bモバイル4G Amazon.co.jp限定販売 高速定額(500MB/1ヶ月)SIMパッケージ BM-AMFRL-500MB 」
AMAZON.CO.JP : 日本通信 bモバイル4G Amazon.co.jp限定販売 高速定額(500MB/1ヶ月)SIMパッケージ BM-AMFRL-500MB
【レビュー】Amazonデータ通信SIMを使ってみた 速度は上々 – 2012年6月1日

Cricket Wireless、プリペイド携帯会社(アメリカ)、iPhone 4/4Sを2012年6月22日から発売


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アメリカのプリペイド携帯会社であるCricket Wirelessは、2012年6月22日からiPhone 4 8GBを$399.99(消費税別)で、iPhone 4S 16GBを$499.99(消費税別)で発売します。
Leap Wirelessプレスリリース:Cricket Wireless to Offer iPhone on June 22 ~ Unlimited Talk, Text and Data for Just $55 a Month – 2012年5月31日

これまでAT&TにSIMロックされたiPhoneは、非公式にAT&TのプリペイドSIMであるGoPhone SIMや、公式にはAT&TのMVNOであるH2O Wireless、Net10、StraightTalk、Airvoice Wireless、RedpocketなどのプリペイドSIMで使用できました。
また、SIMフリーのiPhoneは速度が2G速度しか得られませんが、T-Mobile USAのプリペイドSIM、および、T-Mobile USAのMVNOであるSimpleMobileやNet10、StraightTalkのプリペイドSIMが使用できました、
しかし、Cricket社はアメリカのプリペイド携帯会社としては正式に、初めてiPhoneの販売そのものを提供します。

Cricket Wireless (Leap Wirelessの部門)は米国中西部に自社基地局も一部ありますが、全米的にはSprintの電波を使用したローミング契約をSprint社と交わしています。

注意:通話・テキストはローミングパートナーのSprintの電波地域でも可能だと思いますが、「データ使い放題(2.3GBまで)」はCricketのネイティブカバレッジエリアだけではないか、という記事もあります。
Cricket to be First US Prepaid Operator to Offer iPhones – But Only In PCS Markets – 2012年5月31日
iPhone availability appears to be limited to areas where Cricket has native 1900 Mhz (PCS) services. There’s a list on the Cricket site of the 65 markets where the iPhone will be available June 22. Many are smaller cities and towns but there are some large cities listed including Denver, Phoenix, Pittsburgh, Houston, Salt Lake City and Kansas City.

したがって、Cricket Wirelessが発売するiPhone 4はCDMA2000バージョンでSIMスロットが無いでしょう。
また、同社が発売予定のiPhone 4SはCDMA2000/GSM/W-CDMA 3モードのiPhone 4Sで、Sprint/Verizon/KDDI au用のモデルと同系列のものでしょう。

Cricketのプリペイドプランは、月$55で「通話、テキスト、データ」使い放題プランが、このiPhoneに適用されます。(ただし、月2.3GB以上のデータ使用は、データの使用が停止されることがあります。・・・要するに、データは月2.3GBまで。)

ポストペイド2年契約、および、SIMフリー(ポストペイド契約の束縛無し)と、今回のCricket社のiPhoneの価格を比較すると・・・

ポストペイド2年契約 Cricket
プリペイド契約
いつでも解約可能
SIMフリー
または、
ポストペイド契約束縛無し
iPhone 4 8GB $99.99 $399.99 $549.99
iPhone 4S 16GB $199.99 $499.99 $649.99

 

したがって、当然、Cricket販売のiPhoneはSIMロックされているでしょう。

同社のiPhone 4SのSIMロック解除の条件、および、SIMロック解除するかどうかは、発表されていません。

Cricket Wirelessは家電量販店BestBuyやRadio Shack、ディスカウント百貨店TargetやWalmartで発売されているほか、主要都市にはCricket Wirelessのショップがあります。