留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情:【3】アメリカのプリペイド携帯の選択と契約(アクティベート)の仕方
前回からの間隔が、暫く開いてしまいました。
前回2回の記事で、アメリカのポストペイド携帯事情、プリペイド携帯事情が少しわかっていただけたと思います。
留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情:
【プレビュー】 – 2012年5月10日
【1】日本の携帯を持って行くか、現地で買うか – 2012年5月14日
【2】アメリカの携帯電話会社と携帯電話番号 – 2012年5月18日
【3】アメリカのプリペイド携帯の選択と契約(アクティベート)の仕方 – 2012年6月5日
特に、プリペイド携帯はアメリカでは14歳以上で自分の名義で契約できて、身分証明書無しで購入することが出来るので、簡単に購入・契約できるということが判ってもらえたでしょう。
それでは、実際にアメリカのプリペイド携帯はどこで買えて、どうやって使うのでしょうか、もう少し詳しく見てみましょう。
■ アメリカのプリペイド携帯、購入場所
アメリカのプリペイド携帯は、以下の場所で購入できます。
全米的にほとんどの都市にある
●BestBuy(家電量販店)
●Radio Shack(小型電気店)
●WalMart(ディスカウント百貨店)
●Target(ディスカウント百貨店)
カリフォルニア、アリゾナ、テキサス、ジョージア、イリノイなどにある
●Fry’s Electronics(家電量販店)
でも、購入できます。
これ以外に食品スーパーやドラッグストアでも販売しており、コンビニでも一部販売しているようですが、これらのお店は各プリペイド携帯会社のトップアップカード(リチャージカード、リフィルカード)は販売されていますが、電話の機種は限られています。
したがって、複数のプリペイド携帯会社と機種を比較して選びたければ、最初にリストした家電量販店やディスカウント百貨店で見て買ってください。
特に、アメリカに到着した直後、TargetやWalmartには生活必需品を買うために何度か買い物に行くでしょう。その時に携帯コーナーも見て、どんな会社の、どんな携帯機種が、どんな値段であるか、調べておくことはために成ります。
これらの量販店で販売されているプリペイド携帯で全米的に使えるものは、以下のプリペイド携帯会社のものがあります。
■ SIMを使う携帯
- AT&T GoPhoneプリペイド携帯 (SIMのみは、AT&Tショップで無料で入手可能)
- T-Mobile USAプリペイド携帯・SIM・ポケットWiFi
- H2O WirelessのSIM
■ SIMを使わない携帯
- Verizonプリペイド携帯・ポケットWiFi
- Virgin Mobile USAプリペイド携帯・ポケットWiFi
- BoostMobileプリペイド携帯
- Cricket Wirelessプリペイド携帯・ポケットWiFi
- i-Wirelessプリペイド携帯 (Kroger系食品スーパーのみ販売)
■ 機種や地域によってSIMを使ったり、使わなかったりするプリペイド携帯会社
- Tracfoneプリペイド携帯
- Net10プリペイド携帯
- StraightTalkプリペイド携帯 (Walmartでのみ独占販売)
また、携帯本体の値段も、電話と英数文字のテキストメッセージが出来るだけのものなら$9.99~$14.99(消費税別)から、スマートフォン(アンドロイド携帯)も特売時なら$80くらいから、平常時の値段でも$100くらいからあります。プリペイドスマートフォンで一番多い価格帯は$100台ですが、高性能のアンドロイド携帯は$200-450くらいのものもあります。
非スマートフォン携帯の場合は、最初の通話クレジット$15ぶん、$25ぶん、$50ぶんなどが価格に上乗せされているものもあります。
これらのプリペイド用携帯には、「Prepaid Phone」以外に「No Annual Contract Phone」または「No Contract Phone」と書かれていることもまります。ポストペイド契約が2年間の「契約」を要求されるのに対して、プリペイド携帯契約には長期の契約期間が無いので、この様に呼ばれます。
なお、スマートフォンのようにタッチスクリーンでありながら、アンドロイドOSではない携帯機種もありますので注意してください。
この様な機種は日本語のフォントが内蔵されていないので、日本語表示はほぼ不可能です。(日本語サイトを画像に変換して携帯画面に表示してくれるサイトは、あります。)また、日本語入力は、まずできません。必ず箱にアンドロイドのマークのある携帯を購入しないと、あとでがっかりします。
それから、日本と違って、アメリカではプリペイド携帯でもインターネットが使用できます。よって、プリペイドのアンドロイド携帯を購入すれば、日本語サイトも表示でき、日本語入力も出来て、日本語メールも送受信でき、外出先でWiFi以外でもインターネットに接続出来ます。
時間があれば、以下の記事も参考に読んでください。
アメリカのプリペイド携帯電話会社 – 2010年12月15日
アメリカでプリペイド携帯の購入の仕方 – 2010年12月3日
整理すると・・・
■ 価格別:
- 安くて、主に通話と英数文字でのテキストメッセージが出来れば良い携帯 ・・・ $9.99~$14.99から$80くらいまで。(ネットは、WAPブラウザー【いわゆる携帯サイト】で利用は可能。)
- フル・ブラウザーでネットも出来て、日本語表示・入力も出来るアンドロイド・スマートフォン ・・・ $80~$100から$200くらいまで。高性能のものは$200~$450位のものもある。
■ 機能別:
- 主に通話と英数文字でのテキストメッセージが出来れば良い携帯。 GPS機能のあるものもあるが、地図はWAPブラウザー対応なので見難い。
- フル・ブラウザーでネットも出来て、日本語表示・入力も出来るアンドロイド・スマートフォン。(Blackberryに対応しているプリペイド携帯会社もある。) GPS地図も見やすい。テザリングが出来るアンドロイド携帯もある。(T-Mobile USAのものに多い。)
プリペイド携帯を販売している店舗リストの横にも書いたように、プリペイド携帯会社によってはポケットWiFiもプリペイド契約用に販売しています。
- T-Mobile USA
- Verizon
- Virgin Mobile USA
- Cricket Wireless
滞在先でインターネット環境が無い場合は、上記の販売店で簡単にプリペイド・ポケットWiFiが買えます。(プリペイド携帯と同じく、身分証明書は不要です。)
■ プリペイドSIMだけ購入して、自分で別途用意した携帯(SIMフリー携帯)で使用する場合
アメリカではGSM/W-CDMA(日本のドコモ、ソフトバンク、日本通信と同じ通信方式)キャリアの回線は、AT&Tの回線とT-Mobile USAの回線しかありません。
そして、CDMA2000(日本のKDDI au)と同じ通信方式を採用しているキャリアは、アメリカ国内3G通信にはSIMを使っていません。したがって、auの携帯をアメリカのSIMで使用することは出来ません。(そのauの携帯が、国際ローミング用にGSM/W-CDMAにも対応していれば、別です。)
前回も書いたように、アメリカのAT&Tの3G周波数は850MHzと1900MHz、T-Mobile USAは現在のところAWS(Band 4)と呼ばれる「上り1700MHz/下り2100MHz」になります。これらの周波数に対応しているSIMフリーの携帯を持っている場合は、以下のSIMを町の実店舗で入手できます。
● AT&T GoPhoneプリペイド SIM (SIM自体はAT&Tショップで無料で入手可)
● 量販店で出来るだけ安いAT&T GoPhoneプリペイド携帯パッケージを買い、中のSIMだけ使う
● 家電量販店BestBuyで、AT&TのMVNOのH2O WirelessのSIMを購入する($9.99)
● T-Mobile USAショップで、T-Mobile Prepaid SIM KITを購入する($6.99)・・・$3.34の通話クレジット付き
● 家電量販店BestBuyで、T-Mobile Prepaid SIM KITを購入する($19.99)・・・$3.34の通話クレジット付き
● 量販店で出来るだけ安いT-Mobile USAプリペイド携帯パッケージを買い、中のSIMとアクティベーションコードだけ使う
AT&TとT-Mobile USAのショップでは、マイクロSIMカードも入手可能です。
ただし、AT&Tでは会社方針でプリペイド契約でiPhoneを使用することを公式には認めていないため、「iPhoneでプリペイドで使う」と言うと、SIM発行を拒否されるか、「通話しか使えないよ」と言われることがあります。(実際にはオプションのデータ・パッケージの購入と、iPhone自体の設定を行えば、ネットも使えます。)
T-Mobile USAの電波は現在、iPhoneの3G周波数に対応していない為、iPhoneをT-Mobile USAのSIMで使用すると、常時2G速度の遅い速度でのネット使用になります。(2012年末には、T-Mobile USAも3G周波数の再編を行い、iPhoneの3Gにも対応する予定です。)
AT&T、H2O、T-Mobile USA以外にもSIMだけ発行しているプリペイド携帯会社(MVNO)はありますが、主にオンラインでの購入になります。
● AT&TのMVNO ・・・ H2O Wireless(BestBuyで購入可能)、Net10のAT&T回線用SIM、StraightTalkのAT&T回線用SIM、AirVoice Wireless、Red Pocket、など。
● T-Mobile USAのMVNO ・・・ Simple Mobile、Net10のT-Mobile回線用SIM、StraightTalkのTーMobile回線用SIM、など。
街中の独立系の携帯ショップではSimple MobileやRed PocketのSIM販売している店舗もありますので、すぐに必要な場合にはこれらをあたってみることでしょう。
SIMの価格は、無料~$20程度です。
■ で、結局、何を買ったら良いのか?
前もって「日本語が出来るスマートフォンを買う」「外でもインターネットが出来るスマートフォンを買う」と決めていない限り、最初は通話だけの$9.99~14.99程度の安い携帯を購入することをお勧めします。特に、SIM式のAT&T GoPhone(ただし、通話クレジットの付いていないパッケージ)またはT-Mobile USAが良いでしょう。なぜなら、これらの携帯は、あとで機種変更をした場合に、SIMを差し控えるだけで機種変がいつでも可能だからです。
他のプリペイド携帯会社の場合も機種変更は出来ますが、新しい携帯を購入してアクティベートする際に、前の携帯の番号を入力したり、その会社が別の携帯会社の場合にはMNPで電話番号を移行しないといけません。
アメリカの携帯の事情が判り、オンラインで購入する方法もわかって、特売チラシもチェックできるようになれば、家電量販店での平常時の価格よりも安くアンドロイド・スマートフォンが購入できるようになりますから。
国際電話も、直接日本へダイヤルできるようなプリペイド携帯会社の携帯を買いましょう。
料金プランに関してはあとで書きますが、AT&T GoPhone、T-Mobile USA、Virgin Mobile USAなどの安い携帯がお勧めです。
ただし、AT&T GoPhoneとT-Mobile USAの区くさい電話料金は、そのままでは高いので、長電話する場合は国際電話割引プラン(後述)に加入したほうが安くなります。
H2O Wireless(SIM)、Tracfone、Net10、StraightTalkは、国際電話をするのみまずアメリカ国内のアクセスポイントに電話し、繋がったらそこで「011+日本の国番号【81】+日本の電話番号の最初の【0】を除いた番号」を入力しないと、繋がりません。
■ プリペイド携帯を、実際に買う
陳列棚にぶら下がっているプリペイド携帯から、気に入った携帯を自分で取り、レジへ持っていって支払います。
もし携帯がガラスケース内にロックされて保存されている場合には、店員に言って鍵を開けてもらい、自分が欲しい携帯を行って出してもらいます。
支払いは、現金、小切手、トラベラーズチェック、日本発行のクレジットカード、などが使用できます。
プリペイド携帯の購入そのものに、身分証明書の提示は不要です。
支払いがトラベラーズチェックやクレジットカードの場合には、本人証明の為に身分証明書(パスポート)を要求されることはあります。
盗難防止の為に、プリペイド携帯とプリペイ携帯用トップアップ(リチャージ、リフィル)カードや、一般のギフトカードなどは、レジでスキャンしないと使用できないようになっているものが多いです。
■ 「料金プラン」を決める
アメリカのプリペイド携帯の料金プランは、日本でおなじみの
● トップアップ(リチャージ、リフィル)してアカウントの残高を増やし、使った分だけ残高から引かれる Pay-as-you-go プラン。
残高が$0(または、最低通信料金以下)になると通信できなくなります。再度トップアップすると、残高があるうちは使えます。
のほかに、以下のプランがあります。
● トップアップしてアカウントの残高を増やし、使った日だけ残高から一定金額(例:$1、$2、$3)が引かれる Daily プラン。
この場合、チャージされた日は通話やテキストが使い放題になります。データアクセスは、一日の利用制限が設定されている場合があります。
- ただし、プリペイド携帯会社によっては、以下の「変形」Dailyプランがあります。
- ● 使った日だけ残高から一定金額引かれ、更に、通話1分毎に課金される。(Pay-as-you-goよりは1分当りの単価が安い。)
- ● 使っても使わなくとも、残高から毎日一定金額引かれる。
残高が$0(または、一日の料金以下)になると通信できなくなります。再度トップアップすると、残高があるうちは使えます。
● 30日間の使用料金として一定金額(例:$30、$50)を前もって支払うと、それから30日間、事前に許可された条件と制限以内(例:30日で300分まで通話可能、1GBまでデータ通信可能、など)の通信が使える Monthly プラン。
制限分数を越えて通話する場合には、別途残高をトップアップすると可能になります。
毎月の金額によっては通話が使い放題に使えたり、テキストメッセージ(SMS)が使い放題に使えたり、データ通信が無制限に使えたりするプランのあるプリペイド会社も、あります。
現在の期限が切れる前に翌月(翌30日)分の金額をトップアップすると、翌月も使えるようになります。または、クレジットカード/デビットカードなどを登録して「自動更新」に設定しておくと、期限切れの日に翌月(翌30日)分が自動で課金され、翌月も使えるようになります。
翌月分を支払わなかったり、アカウントの残高が翌月分の料金未満しか残っていない場合は、翌月分が課金されず、通信が出来なくなります。
一般にPay-as-you-goプランとDailyプランの場合は、国際電話の発信の場合の料金は、残高から減っていきます。国際電話の着信(例:日本からの電話)は、アメリカ国内電話料金と同じです。Dailyプランで、「使った日だけ(アメリカ国内電話が)使い放題」の場合は、国際電話の発信は別途課金されますが、国際電話の着信は、別途課金されません。
Monthlyプランでは、月(30日)の一定金額には国際電話の発信は含まれてい無いのが普通です。別途トップアップしてアカウントの残高を増やすと、国際電話を発信した場合にはそこから引かれていくのが、普通です。残高が$0(または国際電話の1分単価未満)の場合には、国際電話の発信が出来ません。国際電話の着信は、アメリカ国内電話無料分数としてカウントされます。
プリペイド携帯会社によっては、月(30日)$10~$15余分に支払うと、その期間内に一定分数(例:250分)の国際電話が発信できるプランを別途持っている場合があります。国際電話プランは、相手が日本の固定電話番号と携帯電話番号で扱い(料金)が違う場合があるので、プランや会社によって使用前に良く調べてください。
※ H2O Wireless、Tracfone、Net10、StraightTalkなどは、海外へ直接国際電話が出来ません。
一旦、指定のアメリカ国内電話に通話し、接続したら、日本の国番号+電話番号を入力すると、相手に接続できるようになっています。
いずれにしても、プリペイド契約の場合には、前もって支払った金額以上に課金されれうことは絶対にありません。 支払っていない場合には、そのサービスが使えなくなる・・・というのが、プリペイド契約の基本です。
したがって、プリペイド携帯の場合は、「あとから高額請求」という心配は絶対にありません。
なお、スマートフォンではPay-as-you-go では契約できない会社もあります。
また、プランの選択肢がある場合は、いつでもプランは変更できます。プリペイド契約の場合は一つのプランに長い期間固執する必要は無く、自分の使用パターンによって、必要なときにいつでも料金プランの変更が可能です。
例1:最初は安い携帯機種でPay-as-you-goプランに加入しておいて、後日、スマートフォンに機種を変えて、同じ電話番号で料金プランを変える。
例2:最初は月低額のプランに加入しておいて、使用量が増えたら高いプランに変える。
日本へ国際電話する場合の電話の掛け方:
011(国際電話)+81(日本の国番号)+日本の電話番号の最初の「0」と取る。
例1: 日本の相手の電話番号が03-1234-5678の場合、「011 81 3 1234 5678」、または、「+ 81 3 1234 5678」
例2: 日本の相手の電話番号が080-1234-5678の場合、「011 81 80 1234 5678」、または、「+ 81 80 1234 5678」
「+」は「0」の長押し。
■ 買った後、「アクティベート」する
アメリカのプリペイド携帯は誰でも身分証明書無しで購入できますが、購入後、使用前にアクティベートする必要があります。
アクティベートの仕方は各社によって違いますが、基本的には購入者が自分で出来るし、自分でアクティベートするようになっています。ショップや店員の手を借りる必要はありません。
アクティベートは
● 購入した携帯からする
● 別の電話(例:固定電話や、知人の携帯電話)から音声ガイダンスに従って、携帯(SIM)本体のシリアル番号を入力する
● PCなどからオンラインで行う
が出来ます。
SIMを使う携帯(AT&T、T-Mobile USA、そのMVNO)の場合は、SIM番号を入力してSIMをアクティベートした後、携帯に挿入して使います。
※ AT&T GoPhoneの通話クレジット付きの携帯パッケージ(例:$15通話クレジット、など)を購入した場合は、通話クレジットが携帯本体のIMEI番号に付随しているので、そのパッケージに入っている携帯本体、または、本体のIMEI番号を使ってSIMをアクティベートすると、携帯とSIMが「紐付き」になり、そのSIMは他の携帯では使えません。(別のIMEI番号でSIMをアクティベートすると、同じSIMでも他の携帯で使い回しが出来ます。)
※ Tracfone、Net10、StraightTalkの携帯パッケージでSIMが入っているタイプは、そのSIMとパッケージの携帯が「紐付き」に成っており、他の携帯では使えません。(同じ会社の別の携帯でも、使えません。)
SIMを使わないタイプの携帯(Verizon/Virgin Mobile USA/BoostMobile/Cricketの3Gと2G携帯、および、Tracfone/Net10/StraightTalkの一部の携帯とスマートフォン、など)の場合は、本体のシリアル番号(MEID番号またはESN番号)をキャリアに登録し、その後に与えられた電話番号などを携帯本体に『プログラム(設定)』してから、使えるようになります。
初めての場合で自分でアクティベートするのに自信が無い場合は、電気店Radio Shackは店員が比較的親切で、携帯のアクティベートを無料でしてくれます。そのほか家電量販店BestBuyやキャリアのショップ(AT&T、T-Mobile USA、Verizon、Sprint【Virgin Mobile USAとBoostMobileの親会社】、Cricket)も、 アクティベートには協力的です。
各社のアクティベートの詳細の一覧は、
AT&T GoPhoneプリペイド携帯パッケージのアクティベーションの方法 – 2011年2月22日
AT&T GoPhone/プリペイドSIMをSIMフリー携帯等で使う場合のアクティベーションの方法 – 2011年3月17日
AT&T GoPhone/プリペイドSIMをiPhoneで使う場合のアクティベーションの方法 – – 2011年3月19日
T-Mobile USAプリペイド携帯のアクティベーションの方法 – 2011年1月23日
Virgin Mobile USAプリペイド携帯のアクティベーションの方法 – 2010年12月26日
Virgin Mobile USA (プリペイド) アンドロイド携帯 (Samsung Intercept) – 2011年1月29日
H2O (Locus Telecommunications) SIMアクティベーションの方法 – 2011年3月24日
Simple Mobile SIMアクティベーションの方法 – 2011年4月11日
Verizonプリペイド携帯のアクティベーションの方法 – 2011年4月29日
Boost Mobileプリペイド携帯のアクティベーションの方法 – 2011年9月10日
Net10/StraightTalkのSIMのアクティベーション・再アクティベーション手順 – 2012年5月26日
■ 最初の通話料金の入力(トップアップカード、リチャージカード、リフィルカード)
一部のプリペイド会社のアクティベート手順では、アクティベート時に最初のトップアップが必要な会社もあります。その場合は、トップアップカードを事前に購入するか、アメリカ発行のクレジットカード/デビットカードを準備しておかなければなりません。
それ以外の会社では、携帯(SIM)のアクティベート時には料金のトップアップは不要で、アクティベートすると電話番号が割当てられます。
しかし、料金がトップアップされていないので、トップアップするまで通話はまだ出来ません。
このタイプ(AT&T、T-Mobile USA、H2O、StraightTalk、など)のプリペイド携帯やSIMは、アメリカへ到着する前に前もって米国外で携帯(SIM)をアクティベートして、渡米前に電話番号を知ることが出来ます。
ただし、初期アクティベートしたものの、その後一定期間(例:30日)の間にトップアップしないと、アクティベートは「解約」され、電話番号も失うことがありますので、あまり早く「事前アクティベート」をしないでください。
トップアップカードは、プリペイド携帯購入場所(家電量販店、ディスカウント百貨店など)でも購入できるほか、食品スーパーやドラッグストアでも購入できます。額面の違う金額のカードが各プリペイド携帯会社用にあって、陳列棚にぶら下がって陳列されており、どれでも必要なカードを購入し、レジで支払います。
カードの裏(灰色部分をスクラッチすること)や内部には何桁かの数字のPINコードが書かれており、この番号を入力することでアカウントの残高を増やしたり、Monthlyプランの場合は毎月の使用料金をこれから支払うことが出来ます。
また、国際電話など、基本プランに含まれていない料金を支払う為に残高を増やす場合も、同じです。
トップアップカードのPIN番号の入力は、
● トップアップしたい携帯電話から、指定された電話番号に電話して、音声ガイダンスに従って携帯のボタンから入力する。
● トップアップしたい携帯電話から、ブラウザーやトップアップ用の特別プログラムを起動して、携帯のボタンを使って入力する。
● 別の電話機(例:固定電話や友人の携帯電話、など)から、指定された電話番号に電話して、音声ガイダンスに従ってトップアップしたい携帯電話の電話番号とトップアップカードPIN番号を入力する。
● トップアップしたい携帯電話から、指定された電話番号に、トップアップカードのPIN番号を含んだ「テキストメッセージ(SMS)」を送信して、トップアップする。
● PC(スマートフォンの場合は、携帯のブラウザー)などでオンライン・アカウント管理画面にアクセスし、ログインして、トップアップカードのPIN番号を入力する。
アメリカに銀行口座を開設し、VISAやMasterCardのロゴの付いたデビットカード(クレジットカード)を入手すれば、トップアップカードをお店で買わずに、直接デビットカード/クレジットカードで料金を支払うことが出来ます。
また、残高が足りなくなったり、毎月の固定料金を、登録したデビットカード(クレジットカード)で自動更新でトップアップできるように設定できる会社もあります。
注意:一部のトップアップカードは、「そのトップアップカード指定の電話番号に電話して、音声ガイダンスに従ってPIN番号を入力する」方法以外にはトップアップできないものがあります。
アメリカ・プリペイド携帯のトップアップカードに関して注意 – 2011年7月5日
参照。
トップアップカードの期限は、通常、購入してから1年程度です。
オンラインサイトでデビットカード/クレジットカード/Paypalアカウントでトップアップカードを購入すると、数分~数時間後にPIN番号だけをEメールで送信してくれるサービスもあります。
オンラインショップWalmart.comでアメリカのプリペイド携帯トップアップ・カードを購入 – 2011年7月16日
■ 最初の電話
■ 初期設定
■ 間違い電話や電話マーケティングが多いアメリカ
■ 料金の追加
■ 解約、ポストペイド契約への契約変更
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