注意:
使用バイト数データの月初めのリセットのタイミングは、請求月が切り替わった直後の最初のアプリの起動でリセットされることが判りました。請求月が切り替わった後に自分でこのアプリを起動しないと、リセットされないようです。したがって、「全く100%自動」と言うわけでは無いようです。
前者の「Data Monitor (Nutec Apps、LLC)」の方は、請求月が変わると、通知センターにメッセージが表示されますので、リセットを忘れることは少ないと思います。そう言う意味では、前者の「Data Monitor (Nutec Apps、LLC)」のほうをお勧めしますが、後者の「Data Monitor (SwayMarkets Inc.)」は直前数日の使用した場所を地図上で複数地点表示してくれるのが、捨てがたい魅力です。
筆者が今まで知らなかっただけなんですかね・・・
先週発見したのですが、iPhoneで請求期間(月)中のセルラーデータ通信接続のバイト数と、WiFi接続のバイト数とを表示してくれるアプリがあります。
セルラーデータ通信とWiFi通信とをどのくらいの比率で使っているかを、一度に見るのに便利です。
有料のアプリもありますが、無料のアプリで充分ですね。
私がインストールしたのは、「Data Monitor (Nutec Apps、LLC)」と、
「Data Monitor (SwayMarkets Inc.)」です。
このアプリは、どちらも、iPad/iPad Miniにも、iPod Touchにも使えます!
“iPhoneでセルラーデータ通信とWiFi通信の使用バイト数が判るアプリ” の続きを読む
スペインのバセロナで今週開かれている世界的な携帯電話業界の展示会、MWC(Mobile World Congress 2013)で、VerizonのCTOのNicola Palmer氏は、今年中にカナダを始め数カ国のキャリアとのLTE国際ローミングを開始したい、と発表しました。
Verizon Wireless eyes first international LTE roaming partner this year – 2013年2月25日
Verizonは現在700MHz Upper Cブロック周波数帯域(746-787MHz、LTE Band 13)を使用してアメリカ国内でLTEサービスを行っていますが、このLTE通信網の整備は2013年夏にはほぼ完了する予定です。
Verizonは700MHz帯域以外に、AWS帯域(上り1700MHz/下り2100MHz、LTE Band 4)での電波使用権を2011年12月に複数のCATV会社などから購入しており、2013年夏からLTE AWSを構築し、年内に5000の基地局でLTE AWSを開始する予定です。
このため、2013年1月31日から発売されたVerizonの最新モデルのポケットWiFi、Verizon Jetpack 4G LTE Mobile Hotspot MiFi 5510Lでは、ファームウェアのアップグレードで4G LTE AWSも使用できると、製品説明書には記載されています。
Novatel Wireless MiFi 5510L 3G/4G LTE Intelligent Mobile Hotspot 製品案内
カナダでは既にBell、MTS、Rogers Wireless、Telus、SaskatelがAWS(Band 4)でのLTEサービスを開始しており、VerizonのLTE端末がAWSにも対応するようになれば、ハード的には簡単にカナダとの2国間ローミングが可能になります。
また、Verizonは既に世界の200キャリアと2G/3G国際ローミング契約を持っており、それを延長してLTE国際ローミング契約を結んでいくことを期待しているようです。
更にVerizonの発行株の45%は英国Vodafoneが所有しているため、欧州での国際ローミングはVodafoneとの契約を通して整備することが出来ます。ただし、欧州では800MHz(Band 20)、1800 MHz(Band 3)、2600MHz(Band 7)などのLTE周波数が多いので、これに対応するための「LTE国際ローミング用通信端末」の開発が必要です。
昨日のブログ記事、
アメリカ著作権侵害警報システム(Copyright Alert System)が本日(2013年2月25日)から稼動 – 2013年2月26日
は、当サイトの一日の閲覧数としてはかなり多くの方(800アクセス以上)から閲覧していただきました。
その後、CASを管理しているCenter For Copyright Informationのページ
Copyright Alert System Set to Begin – 2013年2月25日
Copyright Alert System FAQs
を読んだところ、このCASシステムの実際の手順は、以下のようになるようです。
昨日の記事の末尾にも追記しましたが、同じ記事はもうアクセスしない人もいるかもしれませんので、追記した文章だけをここに抜粋しておきます。
“アメリカ著作権侵害警報システム(Copyright Alert System)の実際の警告手順について” の続きを読む
数日前からこのCopyright Alert Systemのニュースがアメリカのメディアを賑わしていますが、筆者もまだ良くわかっていません。
Copyright Alert System gets started, ISPs ready to lay the smack down on P2P piracy – 2013年2月25日
‘Copyright Alert System’ rolls out to catch illegal downloaders – 2013年2月25日
特に、どんなコンテンツが引っかかるのかが、良くわからないのです。
ともかく、このCopyright Alert System(CAS)には現在、AT&T(U-Verse)、 Cablevision、 Verizon(FiOS)、 Time Warner、ComcastのCATV/光ファイバー・インターネット接続会社(ISP)が参加しており、これらのISPの回線を使用して加入者が著作権を侵害した不法コンテンツをダウンロードすると、CASが自動的に検知し、ISPに通報します。
ISPは加入者(ダウンロードした人)に対して「違法コンテンツのダウンロードが行われている」ことを警告通知します。
6回警告が送られた後、加入者の違法コンテンツのダウンロードが止まらなければ、ISPはインターネットアクセス速度を遅くしたり、最悪の場合にはネット接続を一時停止することが出来ます。このため、このシステムは別名「6-strikes」とも呼ばれています。
ISPは回線の契約キャンセルを強制することは、出来ません。
もし、間違って「違法ダウンロード」と判断された場合には、加入者は$35を払って独立調停機関であるAmerican Arbitration Association (AAA)に調査を依頼することが出来ます。調査の結果、CASの判断が間違っていた場合には、$35が返金され、間違った警告回数を減らしてもらうことが出来ます。
“アメリカ著作権侵害警報システム(Copyright Alert System)が本日(2013年2月25日)から稼動” の続きを読む
このサイトのページをInternet Explorer 9で印刷する際に、Twitterボタンが表示されるページがいつも印刷不具合が生じています。(ちょうど1年位前からかな・・・最初はそうではなかった。)
当サイトだけでなく、他のサイトでも同じような現象が起きています。したがって、原因はTwitterボタンのコードとIEとの互換性とみています。
そこで、暫定的な回避策として、IEで印刷した場合には記事の本文の冒頭一行目が2ページ目から印刷されるように、サイトのコードを変更しました。
これにより、記事のタイトルページ(つまり、1ページ目)にタイトルが印刷されないことがあります。
IEの設定で、印刷する際にページ・タイトルを各ページの最上部(ヘッダー)に印刷されるように設定すると、タイトルがヘッダーに印刷されます。
また、この件に関して恒久的な解決策をご存知の方は、教えてください。(Twitterボタンをページの最下部に移動する以外に・・・です。)
ちなみに、Google Chrome、SafariおよびFireFoxでは問題無く印刷できます。
可能な方は、Chrome、SafariまたはFireFoxで印刷してください。
※ IE 10 for Windows 7のリリースが真近かなようですね。もう少し待ったほうが良いか・・・
最近の噂の精度は、かなり高いなあ・・・
先週から噂が漏れていましたが、Sprintの100%子会社でプリペイド携帯専門のVirgin Mobile USAとBoostMobileが、本日2013年2月25日よりLTE対応のスマートフォンを発売します。
Virgin Mobile USAはGalaxy Victory 4G LTEを$299.9(プラス消費税)、BoostMobileは2013年3月7日よりHTC One SVを$299.99(プラス消費税)、Boost Forceを$199.99(プラス消費税)で発売します。
これらのLTE対応スマホは、Virgin Mobile USAの既存のBeyondTalkプラン(月$35/$45/$55、月$15追加でテザリング可能)、BoostMobileの既存のアンドロイド用Monthly Unlimitedプラン(月$55、月$10追加でテザリング可能)で使用できます。
Virgin and Boost add LTE handsets to their pre-paid rosters – 2013年2月25日
Virgin Mobile USAもBoostMobileもこれまでWiMax対応スマートフォンを発売しており、SprintのLTEサービス地域が増えたことによって、Sprintのプリペイド部門の2社もLTE対応スマートフォンの提供を開始したものです。
ただし、SprintのLTEサービス地域は現状は内陸地方の中小都市が多く、現在カバーされている約50都市の内で主要都市といえばAtlanta、Baltimore、Boston、Chicago、Dallas、Houstonくらい。San Francisco、New York City、Washington DCは最近SprintのLTE工事が始まったらしい、という情報が流れています。
Sprintはこれから数ヶ月の間に全米170都市でLTEサービスの追加を行う予定です。
“Virgin Mobile USA/BoostMobileがプリペイドでLTEスマホを提供開始” の続きを読む
シーズンなんですね、最近また「留学するので・・・」的な質問が増えてきましたね。
昨年はブログ内容も一応全体をカバーして、さあ準備が整って出版を思い立った時期が、留学シーズンには間に合わなかったので、今年はしっかり間に合わせるように本日から執筆を開始しました。
基本的にはこれまで断片的に書いてある多数のブログ記事を、一貫したストーリーの流れに沿って加筆修正しながらまとめていくことになります。
このサイトも実は公開記事だけで616件にもなり、必要な情報を探すのも大変になってきていると思います。
「How-to記事一覧」もリストが長くなりすぎて、もう、効率良く知りたい情報を探せなくなってきていることは、筆者も判っています。これもナントカしないといけないと思っています。
その為にこそ、保存版ハードコーピーとして、「渡米への出発準備段階から、到着、滞在中、そして、日本へ一時帰国の際の携帯・通信手段と、完全帰国まで」のストーリーに沿って、情報をまとめなければならないと思っています。
アメリカの携帯電話業界は状況やサービスが年に何度も変化する可能性がある業界なので、ハードコピーの「本」としてまとめると、1年後には情報が古くなっている可能性が大きくあります。その点に関しては、このブログサイトで常時最新の情報を閲覧して、キープアップしてください。
そして「本」のほうも、できるだけ毎年更新することによって、最新の情報を提供していきたいとも思っています。
もう一点ですが、「本」として書くとなると、レベルを初心者レベルに下げて書かないといけません。と言うのは、iPhone/スマートフォンの時代になってまだ2~3年の今、一番困っているのは「スマホやPCに詳しくないけど、スマホを使っている。」人たちだからです。そういう方たちにでも読んで理解できるような本にしたいと思っていますが、
● 筆者が予想できないような初心者的な質問や状況のため、その状況への説明が欠如する可能性がある
● 逆に既にある程度の知識を持っている読者からすると、内容が簡単すぎて無駄なページが多い
という欠点が出てくることが予想されます。
前者の問題に関しては、初心者の方に途中経過を読んでもらって、より多くの質問や意見を頂かないといけません。その質問から、内容を充実していきたいと思います。
後者の「有る程度知識の有る」人向けの問題に関しては、出来るだけ情報をまとめた表を多くし、「アメリカ携帯電話関連の情報集」として活用していただけるように留意していきたいと思います。したがって、「全文を読まなくとも、必要な箇所をペラペラとめくって、必要な情報が探せる」本にしたいと思います。
今のところ最終版はどのような形で出版するか、決めていません。
が、暫定版はPDFフォーマットでこのサイトで先行販売する可能性があります。
夏や秋から留学される方や4月から赴任される方は、期待してもうちょっとお待ちください。
iPhone/iPod Touch/iPad/iPad Miniで、iTunesストアまたはAppStoreの言語や国が変わってしまって、自分がiTunes(Apple)IDを登録した国のアプリや音楽が買えなくなったときの解決法です。
PC/MacのiTunesだと、それぞれの国のiTunes ID(Apple ID)でサインインしなくとも、現在サインインしているiTunesの国の国旗が、iTunesプログラム内の画面右下に丸いアイコンで表示されており、その国旗をクリックすることでiTunesまたはAppStoreの国を変更することが出来ます。
しかし、iPhone/iPod Touch/iPad/iPad MiniのiTunesストアやAppStoreでは普通にいじっている場合には国旗は表示されないので、そのようにして国の変更は出来ないので、iTunesストア/AppStoreの国が変わることが無いのですが・・・
ただ、
● iPhone/iPod Touch/iPad/iPad MiniのiTunesストアやAppStoreの「おすすめ(Featured)」画面の一番下で「Apple ID」をタップし、
● 「Apple IDを表示(View Apple ID)」をタップすると、
● パスワード入力ポップアップが表示され、パスワードを入力すると、(← 直前にパスワードを入力していると、表示されないことがあります。)
● そのあと「国または地域名(Country/Region)」をタップし、
● 次の画面で「国または地域を変更(Change Country or Region)」をタップし、
● 「Store」をタップすれば、
国を変更できます。
ただし、このあと、新しい国での住所や支払い方法を入力し、最後に保存しなければなりませんが、大体、途中でその国の情報を完了できずに「キャンセル(Cancel)」ボタンをタップし、新しい国での住所登録を最後まで完了していないことが多いはずです。
この場合には、このブログ記事で紹介している方法が間違い無く使用できます。
新しい国での住所登録を完全に完了して(保存して)いる場合には、そのApple IDの住所登録をもう一度、元の国の国名と住所に変更し直す必要があります。
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以前のPC/MacのiTunesバージョンだと、自分が複数の国のiTunes IDを持っている場合に、PC/MacのiTunesのIDと、iPhoneなどiデバイスのIDが違っている場合には、「同期(Sync)」ボタンを押してPC/Macとiデバイスを同期すると、iデバイス側に設定したiTunes IDが同期後にPC/Macに設定したiTunes IDに置き換わることがありました。しかし、新しいバージョン(11.0.2)で今試してみましたが、新バージョンではiTunes IDが同期する(置換わる)ことは無いですね。
時々、日本(国A)のAppStoreでアプリを検索し、実際にそのアプリをダウンロードしようと「インストール(Install APP)」タップすると、「そのアプリは、このAppStoreの国ではダウンロードできません。」のようなメッセージが表示され、そのアプリが購入できる国(国B)のAppStoreに自動で切り替えられることが有ったような、無かったような、・・・
ともかく、昔のバージョンならともかく、今のバージョンで勝手にiTunesストアまたはAppStoreの国が切り替わる原因はわからないのですが、もし、変わってしまったら、次のようにして直します。
(基本的には、変えたい国の住所で登録しているiTune ID/Apple IDでサインインし直しすることです。)
※ 他国のiTunesアカウントを作成して、複数のiTunes IDでアプリやミュージックをダウンロードする方法は、
海外在住でiPhone/iPad/iPod Touchの日本のアプリを購入する方法 – 2011年4月10日
を参照して下さい。
“iPhone/iPod Touch/iPadのiTunesまたはAppStoreが、他の国のストアに変わってしまった時の解決法。” の続きを読む
アメリカのプリペイドSIM、および、CDMA2000タイプのSIM無しプリペイド携帯の、有効期限一覧を表にします。
これまで各プリペイドSIMやプリペイド携帯のアクティベーション記事の中に書いてきましたが、それを一ヵ所にまとめるものです。
また、この表作成のために見直しをした結果、改訂されているものもありました。
“アメリカのプリペイドSIM/プリペイド携帯の有効期限一覧” の続きを読む
今更ながら、また秋からの新学年度のための留学準備シーズンが始まり、何度もこの質問を見かけるようになりました。
毎回いちいち回答するのは面倒なので、リンクで回答できるよう、この際、これ以上詳しくできないほど詳しく手順を書いてみたいと思います。
海外で購入したiPhone/iPod Touch/iPad/iPad Miniを日本語化する手順です。
アップル製品はMacも含めて、世界のどこで購入しても日本語対応しています。
わざわざ別のソフトをインストールする必要はありません。
ただ簡単に設定を変更するだけで、メニューも日本語に変わり、日本語入力も可能です。・・・設定変更後にiPhone/iPadが再起動するのを待つ時間も含めて、約1分30秒以内で済みます。
“海外で購入したiPhone/iPod Touch/iPadを日本語化する方法” の続きを読む
アメリカのLCC老舗、Southwest航空は現在、使用航空機の約75%(同航空会社のボーイング737-700/737-800全機、400機)で機内WiFiが使用出来ますが、今週から更に機内エンターテインメントの映画やTV番組をこの機内WiFiを経由して、乗客が自分のiPadやiPhoneなどのスマートフォンで機内視聴出来るようにします。
Southwest Airlines Launches Movies On Demand – 2013年2月19日
Southwest ups in-flight viewing with on-demand TV and movies – 2013年2月19日
これまでSouthwest航空は、
● 自分が乗っている航空機のGPS位置を地図に表示したり、Southwest航空の予約サイトなどをアクセスするのは、無料、
● WiFi接続は、1日一端末あたり$8(同日内に同航空会社の別の便に乗り換えた場合には、二度払いは不要?)、
の課金で機内WiFiサービスを提供していましたが、今回追加するオンデマンド映画とTV視聴は、
● 1映画タイトル/一端末あたり $5、
● TV視聴(8チャンネルと、複数の人気番組のオンデマンド放送提供) 1日一端末あたり$5(同日内に同航空会社の別の便に乗り換えた場合には、二度払いは不要?)、
となります。(TV/映画だけを視聴するのに、一日$8のWiFiサービスに加入する必要はありません。)
端末のブラウザーで機内WiFiに接続すると、最初に機内インターネットサービスのポータルが表示され、そのメニューからオプションを選択でき、その場でクレジットカードで有料サービスに加入できます。
機内WiFiは、高度1万フィート(約3000メートル)以上で使用できます。
心配なのは、たくさんの乗客がこの機内映画/TVサービスを利用すると、機内WiFiのアクセス速度が遅くならないか・・・と言うことなんですが。
アップル製品(iPhone、iPad)の盗難は世界中で増えていますが、ニューヨーク市では報告されているアップル製品の盗難事件だけでも2012年一年間で3890件あります。このため、ニューヨーク市警は選任のアップル製品盗難事件特別リカバリー班(iTheft)を編成し、その盗難iPhone/iPadの回収にあたっています。
ニューヨークポスト誌の本日の報道によると、
NYPD forms dedicated team to catch thieves who steal iPhones and iPads:iTheft busters – 2013年2月22日
この特別捜査班は盗難アップル製品のIMEI番号を本人や、アップルのオンライン購入記録などから入手した後、アップル社の協力により、(「iPhoneを探す」機能がオンになっていないデバイスであっても)IMEI番号からデバイスの位置を探します。盗難犯人や、盗難携帯とは知らずに購入した人が、新しいSIMを挿入して使っても、装置の位置は本体のシリアル番号(IMEI番号)から判断されます。したがって、加入/使用している電話会社に無関係で位置を調査することができます。
この方法で、ある盗難iPadはドミニカ共和国で使用されていることが判明し、ニューヨーク市警の捜査官はSanto DomingoでこのiPadを回収しました。
別の複数の盗難iPadはアップル社のIMEI番号からの位置追跡で、ニューヨーク市内のバス停で売られていることが判明し、ニューヨーク市警の刑事がそのバス停に張り込みをして犯人を逮捕し、盗難iPadを回収しました。
“ニューヨーク市警、アップルの協力で盗難iPhone/iPadを回収中” の続きを読む
通信チップメーカーQualcommは世界で初めて、一つの通信チップでW-CDMA、GSM/Edge、CDMA2000(EV-DO、CDMA 1x)、TD-SCDMAと、FDD-LTEとTDD-LTEの世界の約40のLTEバンドに対応するチップを開発した、と発表しました。チップ名はRF360と言います。
Qualcomm RF360 Front End Solution Enables Single, Global LTE Design for Next-Generation Mobile Devices - 2013年2月21日
Qualcomm outs global LTE chip, claims a world first - 2013年2月22日
商用リリースは、2013年後半の予定です。
今年の秋の新iPhoneは、また、一台で世界の全キャリアに対応できるようになってくれるかな?・・・それは、期待しすぎかな?
アメリカでは約1年位前から一部の食品スーパーで買い物中にiPhoneやスマートフォンでバーコードをスキャンし、セルフレジで瞬間的に清算するシステムが試験運用中です。
スーパーで買い物中にスマフォでバーコードをスキャン⇒買い物合計が判って、関連クーポンが画面に提案される。 – 2012年5月3日
昨年(2012年)秋にWalmartもこれを本社に近いアーカンサス州の店舗で、社員や店員やその家族を中心に実験を開始したことを、このブログでも紹介しました。
Walmartも「買い物中に購入商品をiPhoneでスキャンしてセルフチェックアウトする」実験中 – 2012年9月1日
その後、Walmartはサンホセ、ポートランドの一部店舗と、アトランタ周辺の複数の店舗でもこのScan & Go試験運用を行ったようですが、このたび約1週間前、コロラド州デンバー周辺の40店舗にScan & Goが可能になるセルフチェックアウト端末を設置し、広域テストを行います。
Wal-Mart expands self-checkout in stores via its iPhone app – 2013年2月20日
買い物客はWalmart店内で買い物中に、iPhoneにインストールしたWalmartアプリで商品のバーコードを一個一個スキャンしていきます。
“Walmartの「買い物中にiPhoneでバーコードをスキャンして、セルフチェックアウト」(Scan & Go)がデンバー周辺40店舗にトライアル拡大” の続きを読む
iPhone/iPad/iPod Touch/アンドロイド端末のイヤホン/マイク端子にカードリーダーを差し込むことによって、WiFiや3G通信でお客さんのクレジットカード決済の認証を行い、お店や企業が事前に登録しているアメリカ国内の銀行口座に24~48時間以内に、課金した金額から2.75%(カード番号手入力の場合には3.5%+$0.15)のカード決済手数料を差し引いて入金してくれるSquareが、iPadのSquareカード決済アプリと連動するCash Drawer(現金引出し)とレシートプリンターも販売開始し、Squareが店内POS端末としてコンプリートに使えるようになります。
※ Squareのカードリーダーは家電量販店BestBuyなどでも販売しています(Squareに直接注文すれば、無料)ですが、Squareのカード決済の恩恵を得るためには、アメリカ国内に銀行口座(個人口座でも可)が必要です。決済そのものは、ネットに接続されていれば、世界中のどこでも可能です。
「Business in a Box」は、「Squareカードリーダー/iPadスタンド/Cash Register(現金引出し)」が3点セットになっており、$299。レシートプリンターを加えると、合計4点セットで$599になります。
これまでもSquareアプリと連携するCash Registerやプリンターはあり、事業主が自分で購入してiPad/iPhoneなどと組み合わせて使用することはできましたが、今回、これをSquareがセット販売することによって、事業主は自分で機種を選択/購入したり稼動テストをする手間が省けます。
“iPhone/iPad/アンドロイド端末でクレジットカード決済ができるSquareが、現金引出しとレシートプリンターもセット販売開始。” の続きを読む
PC、ディスプレイ、プリンター、タブレットなども販売しているアメリカの文具店チェーン、売り上げベースで業界第2位(直近四半期売上げ26.93億ドル)のOffice Depotと、第3位(直近四半期売上げ17.45億ドル)のOffice Maxが、本日2013年2月20日(現地時間)、合併に同意しました。
Office Depot to merge with OfficeMax in stock deal valued at $1.17 billion – 2013年2月20日
Office Depot, OfficeMax to merge – 2013年2月20日
アメリカの文具業界は売上げ第1位(直近四半期売上げ63.53億ドル)のStaplesに対してOffice Depot/Office Maxともに苦戦しており、リーマンショック後の2009年3月9日のニューヨーク市場株下落以降、Office DepotおよびOffice Maxの今後の経営方針や戦略が注目されていました。
2008年~2012年各チェーン四半期毎の売り上げグラフ:
“全米文具店チェーン業界第2位のOffice Depotと、第3位のOffice Maxが、合併に合意。” の続きを読む
本日、HowardForum投稿者の発見によると、
Forum/US Prepaid/MVNO Discussion/Tracfone/Net10: 1.5GB cap coming to Net10 March 1st. – 2013年2月19日
Net10は以下のページを準備しており、
http://net10data.com/
この中で、現在、Net10 AT&T回線用SIMを使用しているユーザーは、2013年3月1日よりデータ通信が「使い放題(Unlimited)」ではなくなり、30日ごとに最大1.5GBまでに制限されるようです。
まだNet10からの公式発表は、ありません。
Net10とStraightTalkは先月(2013年1月)末に突然予告無く、それぞれのオンラインでの「SIMのみ」販売を中止しました。
StraightTalk/Net10が、AT&T回線用SIM販売停止? – 2013年1月27日
ただし、一部のWalmart/Walmart.comや、BestBuy店舗/オンライン店舗などでは、いまだにNet10のAT&T回線用SIM、または、「AT&T回線用/T-Mobile回線用 3枚SIMセット」が購入できます。
先月の公式SIM発売中止後も、これらのソースから入手されたAT&T回線用Net10およびStraightTalk SIMや、公式販売停止前に購入されたSIMは、正常にアクティベート出来ています。また、既に以前からNet10/StraightTalk AT&T回線用SIMを使用しているユーザーも、相変わらず使用が継続出来ています。
“【確定】2013年3月1日よりNet10 AT&T回線用SIMはデータ使い放題が無くなり、1.5GB/30日に制限されます。” の続きを読む
世界初の3Dプリントペンを開発した人たちが、製造のための資金を集めています。
World’s first 3D printing pen smashes Kickstarter goal in a few hours – 2013年2月19日
この製造資金集めプロジェクトは、3Doodlerというグループによってアメリカ時間本日(2013年2月19日)朝にkickstarter.com
3Doodler: The World’s First 3D Printing Pen
というマイクロ資金集めサイトで、1台$75で「予約注文を受け付ける」と言う形で資金集めが開始されました。
当初の3万ドル目標に対し、既に同日夜7時過ぎ(太平洋時間)には3500人以上の個人から、その10倍の30万ドルの資金のコミットが寄せられています。
で、どんなものかと言うと、太いペン、あるいは、半田ごてのような形をしていて、柄の内部に挿入したABSプラスチック樹脂を、ペン先(こて先)を出る瞬間に高熱で溶かし、外に出ると外気温で冷やされることで、ABS樹脂が瞬間的に空中で固まることを利用して、空中にプラスチックの「線画」が描ける、・・・と言うもの。
“世界初の3Dプリント・ペン・・・・・えっ?” の続きを読む
AT&Tは現在、アメリカ国内で約25000ヵ所のWiFiホットスポットを持っており、AT&Tのスマートフォン/iPhone加入者は自動的に無料でこれらのWiFiホットスポットに接続できます。
※ ただし、これらのAT&T WiFiホットスポットの多くはスターバックス、マクドナルド、著名全米チェーンのホテルのロビーなどに設置されており、AT&T以外の加入者も使用許諾に合意してログインさえすれば、無料で使用できるものが多いです。
アメリカでは有料公衆WiFi事業は収益事業にはなっておらず、殆どが店舗や施設が顧客サービスとして無料で提供する傾向にあります。
これらの店舗/施設はキャッシュレジスターなどが既に本部とネットワーク化されているため、既にバックボーンにインターネットが接続されているので、あとはWiFiアクセスポイントを追加するだけで顧客サービスとしてWiFiが提供できるため、追加コストが殆ど不要なのです。
このたび、AT&Tは、同社のiPhone/iPad/スマートフォン利用者(ポストペイド契約のみ)で、$60以上($60-300MB/30日、または、$120-800MB/30日)の国際データローミングプラン(Data Global Add-On)に加入すると、イギリス国内のThe Cloud(BSkyB社)の公衆WiFiサービスを1GBまで無料でアクセスできる特典を追加しました。
AT&T gives travelers 1GB of not-quite-free WiFi in the UK through The Cloud – 2012年2月19日
“AT&T iPhone/iPad/スマホのデータ通信国際ローミングプラン加入者は、イギリス/日本等の公衆WiFiが無料でローミング使用可能になります。” の続きを読む
2週間前にお伝えしたT-Mobileの自社ブランドのプリペイドMVNO、GoSmart、
T-Mobile USAが低価格プリペイド携帯サービスをGoSmartブランドで全米展開開始 – 2013年2月3日
が、本日2013年2月19日から全米で正式開始されます。全米3000店以上の独立系携帯ショップなどでGoSmartのSIMが販売されます。
T-Mobile USA hopes for prepaid growth with GoSmart brand – 2013年2月19日
現在、アメリカでは人口約3億人のうち、4分の一以上の8000万人がプリペイド携帯の契約をしていると推測され、プリペイド加入者は年々7~8%の率で伸びています。T-Mobileはこのため、これまでの自社T-MobileブランドのプリペイドプランMonthly4G、Pay-as-you-go、$2/$3 Daily Planに加えて、データ通信速度を2Gまたは3Gに限定した廉価版マンスリープリペイド契約のブランドをGoSmartブランドで展開し、T-Mobileストア以外の携帯ショップで販売し、月額通信料に敏感な低所得者層を対象にプリペイド加入者を増やして行きたい模様です。具体的には、Sprint社のプリペイドブランド、Virgin Mobile USAとBoostMobileが直接の競合ブランドと成ります。
料金は
● 月$30で、アメリカ国内通話と、アメリカ国内テキストが使い放題
● 月$35で、アメリカ国内通話と、アメリカ国内テキスと、2G GSMデータ通信が使い放題
● 月$45で、アメリカ国内通話と、アメリカ国内テキストと、データ通信が使い放題(データ通信は月5GBまで3G速度、それを超えると翌支払い期間開始まで2G速度に制限。)
で、T-Mobile USAは、「GoSmartプランは、データ通信よりも通話し放題を優先する人向け」と考えています。
データ通信の速度を優先する人は、携帯本体の周波数と対応通信方式さえ対応していれば、T-MobileのHSPA+/DC-HSDPA(”4G”)の速度でデータ通信できるMonthly 4Gまたは$3 Dailyプランのほうが良いでしょう。
報告が遅れましたが、2日前に
SprintのLTE電波が、遂に大都市(サンフランシスコ)で検知される! – 2013年2月18日
の記事を書いた直後に、ニューヨークシティとワシントンDCの一部でもSprintのLTE電波が見つかったという報告があります。
Sprint switches on LTE in some parts of San Francisco, New York City, and Washington, DC – 2013年2月18日
これらの市でiPhone 5や、SprintのLTE対応アンドロイド携帯を使っている人は、チェックしてみてください。
いま流行の3Dプリンター(簡単に言えば、プラスチックの細いロープを熱で溶かしながら積み重ねていくもの)、工業界・医療業界では3次元的モデルを簡単にいつでも作れるというので、もてはやされています。しかも、この1年で3Dプリンターの値段も安くなり10万円前後。経済的に余裕のある人は、個人でも持てるようになりましたね。
立体”印刷(模型)”を作る、3Dプリンター・・・こんなものがあったの!? - 2012年8月6日
2日前ののPC Magazineオンライン誌は、「こんなものまで3Dプリンターで作っちゃった!」と言う物を紹介しています。
The Coolest 3D Printer Projects - 2013年2月16日
まあ、当たり前なところから・・・
アメリカの夜のトークショーホストで、クラシックカーを何十台もコレクションしていて広~い体育館のような車庫を持っていることで有名なJay Leno氏は、コレクションの1907年型White Steamerクラッシックカーのエンジンと冷却装置の間を接続している部品が壊れ、NextEngine 3D scannerを使かって部品をスキャンし、Dimension 3Dプランターを使って部品をコピー。見事、33時間後に修理することができました。
Jay Reno氏のオリジナルブログ:
Jay Leno’s 3D Printer Replaces Rusty Old Parts - 2011年6月29日
修理部品の入手不可能な古い車や機械の交換部品を作るには、3Dプランターが最適ですね。
“うっ、こんなものまで3Dプリンターで作っちゃった!?” の続きを読む
これまで内陸部の比較的人口の少ない中小都市でLTEサービスを開始して、サービス都市の数だけ稼いでいたSprintですが、遂にここ数日、サンフランシスコ/シリコンバレー地域でSprintの1900MHz(Band 25)LTEの電波が検知されました!
PSA: Sprint LTE is now live in San Francisco – 2013年2月17日
シリコンバレーでもまだまだサービスされていないエリアのほうが広いですが、やっとSprintも人口の多い大都市へのLTE整備に乗り出してくれたようで、Sprint加入者は期待が大きくなります。
Sprintは現在、58都市でのLTEサービスを開始しています。
同社のNetwork Vision計画では、2013年末までにLTEサービスは人口カバー率で2億人/66%を目標としています。
また、現行の1900MHz LTEサービスに次いで、800MHzでのLTEサービスは2013年第4四半期には開始される予定です。
今年の初め、ラスベガスのCES期間中に「LTEのローンチは数週間以内」と発表していたT-Mobile USAですが、その後、なかなか始まりません。
T-Mobile USA、最初のLTEをLas Vegasで近々開始;プリペイド月$50プランの速度制限を月500MBからに引き上げ – 2013年1月22日
T-Mobile USAのLTE周波数はAWS(Band 4、上り1700MHz/下り2100MHz)であることは判っていますが、Nexus 4(アンドロイド4.2.1までAWS帯域でLTE対応)で電波を検知した利用者から、T-Mobile USAは既にカンザスシティーでもLTEの準備をしている模様です。
(2013年2月13日のNexus 4、アンドロイドOS4.2.2のOTAアップデートによって、Nexus 4のAWS帯域LTE非公式対応は、ディスエイブルされたようです。)
どうやら、T-Mobile USAはLTEの公式ローンチを、LTE対応端末が準備できて発売されるまで、延ばしているようです。
T-Mobile非公式ブログサイト、T-Mo Newsは、
Upcoming Launch Date Calendar Includes LTE Hotspot, BlackBerry Z10 And Galaxy S III LTE – 2013年2月4日
内部スタッフ用連絡メモの中で、次の5機種が2013年3月27日に発売される予定であることをレポートしています。
• T-Mobile Sonic 2.0 Mobile HotSpot LTE – LTE対応ポケットWiFi (2013年3月27日)
• Samsung T999L Galaxy S III LTE – LTE対応Galaxy S III(2013年3月27日 または 2013年4月3日)
• BlackBerry Z10 – LTE対応(2013年3月27日)
• Samsung T599 Galaxy Exhibit “Codina” – HSPA+/DC-HDSPA対応、LTE非対応?(2013年3月27日)
• Samsung T599 Galaxy Exhibit “Codina” プリペイド用 – HSPA+/DC-HDSPA対応、LTE非対応?(2013年3月27日)
“T-Mobile USAのLTEローンチは、2013年3月27日か?” の続きを読む
最近、私の別サイトの古いウェブページを見て、アメリカ(ワシントンDC周辺)で日本式風呂を作りたいと考えている人とEメールで何度かやり取りしています。
古いウェブページは1997~2003年頃の間に作ったもので、もう10年近くも更新していないで放置しているのですが、アメリカ生活や食生活の中で役に立つ情報もあるので、削除せずにそのままにしています。いい加減にその古いウェブページを解体したのですが・・・でも、食生活情報は、この「アメリカより」サイトの趣旨には沿わないと思うのです。それでも、忘れた頃に「カルピスの作り方が役に立った。」「カステラを作るときの分量のカップは、日本サイズの200ccカップか、アメリカサイズの240ccカップか?」「大福餅の作り方が参考になった。」「アメリカで蕗の種はどこで手に入りますか?」といったような質問がEメールで寄せられます。
ちなみに、アメリカで蕗の種は手に入りません。蕗の苗は手に入ります。でも、(アメリカでは)観賞用の大型(秋田)蕗を販売しているところが多いので、普通サイズの蕗の苗を販売しているところを探すのは難しいですね。
この中で、「アメリカの家に日本式風呂を作る」話はまあ、ここで取り上げても良いかな・・・と思うので、新しい写真を加えて説明を整理して、再度、取り上げることにしました。
まず、・・・
■ アメリカで日本式風呂を作る前に考えないといけないこと:
1.アメリカの「追炊き(Re-heatable、temperature controlled)」可能なお風呂や、ジャクジ(Jacuzzi)や屋外用ホットタブ(hot tub)は、アメリカのConsumer Product Safety Commission (CPSC)の安全基準により、お湯の温度が華氏104度(摂氏40度)を超えてはいけないことになっています。
ところが、日本のお風呂のお湯の温度は、標準で摂氏42度です。
つまり、アメリカのジャクジやホットタブは、日本人には生ぬるいお風呂です。だから、アメリカでジャクジやホットタブなどのように温度を一定に保つようにヒーターが付いている風呂を探しても、絶対に日本人が満足するお湯の温度に暖めてくれるお風呂は、どこにもありません!
あったとしたら、それはアメリカの安全規準に違反しています!
“アメリカで簡単に日本のお風呂を作りましょう。” の続きを読む
「ショールーミング」(消費者が商品の実物を実店舗で触ってみて購入前に試してみるものの、実際に購入するのはAmazonなど安いオンラインで購入すること)の犠牲にされて売上げと利益が減っているアメリカの家電量販店最大手、BestBuyですが、昨年のクリスマス商戦では「同一商品の、オンライン競合他社の(BestBuy販売価格より低い)価格の書かれたアウトプットを持ってくれば、その価格で販売するか、(既に購入した後ならば)差額を返却する。」対応を期間限定で行っていました。
そのBestBuyは、2013年3月3日から、当分は1年間期間限定で、その「競合他社のオンライン価格にマッチ」対策を継続します。
Best Buy ends ‘showrooming’ with Low Price Guarantee – 2013年2月15日
Best Buy Makes Price Match Permanent to Win Back Clients – 2013年2月15日
競合他社の同一商品(同一モデル)の価格の証拠は、購入時、または購入後15日以内に店に持って行き、自己申告する必要があります。
購入時の場合には、価格がその価格に調整されます。
購入後15日以内の場合には、差額(プラス、差額相当の消費税)が返金されます。
比較対象になるオンラインショッピングページは全てではなく、
“自己申告すれば、家電量販店BestBuyが店頭商品の価格を、競合他社のオンライン価格にマッチしてくれる。” の続きを読む
日本では中途半端な知識を持った人の間では、「アメリカでは携帯のパケ放題が無い」と信じられているみたいですね。
しかも、今朝見た誰かのツイートでは「海外を見ると、一定量を超えるとアカウントが休止状態になったり、ブラックリストに入れられる」って書いてあった。
あの・・・
アメリカではポストペイド契約と、プリペイド契約では、扱いが違うんですけど・・・
この2つを一緒にしないで欲しいと思いますね。
そもそもプリペイド契約で一定量のバイト数を前払いで払っている場合には、その制限バイト数に到達したら使えなくなるのは、当たり前。その場合は使えなくなったら、追加バイト数をまた事前に追加購入すれば良いだけでしょう。
また、ポストペイド契約の場合は、契約バイト数を超過すると、事前に決められた「超過料金」で自動的に課金されていきます。したがって、制限バイト数に到達したからと言ってデータ通信の使用が止まることは絶対にありません。(まあ、その月の請求総額が$1000とか超過したら、別ですが・・・)
ポストペイド契約をする際に、キャリアの契約書に「超えたら、後追いで請求するよ。請求した分、責任持ってちゃんと払ってくれるね?一応、与信履歴も調べさせてもらったけど、あんたは信用できそうだから、ポストペイド契約をしてあげるね。」という箇所があって、その内容に同意して署名しているので、契約バイト数を超過してもデータ通信は止められずに、使用できます。
ただし、この場合の超過料金は1GB当たり$10~$15です。当然、使い過ぎると後で支払いに困ります。
また、この制限バイト数に達する前に何度か警告テキストが携帯に送られてきます。「あんた、今月はもう65%のバイト数を使ったよ。」とか、「90%だよ」とか、「95%だよ」とか。超過分金額を払いたくなければ、ここで請求月末までデータ通信の使用を自粛すれば良いのです。
さて、日本の「パケ放題」も最近は速度制限が当たり前になってきたようです。
そこで質問もあったことだし、速度制限のある場合も含めて、現在でもまだあるアメリカの「定額パケ放題」サービスについて、まとめてみたいと思います。
“アメリカの携帯会社のパケ放題・・・まだあるんだゾ” の続きを読む
この件、何度かあちこちで説明しているのですが、いまだに「アメリカの携帯電話は、プリペイド契約が、ポストペイド契約よりも高い。」と言い切っている人がいるので、今度説明するのは時間が無駄で嫌なので、ここで詳しく説明しておきます。
1.現在のアメリカの携帯電話のアメリカ国内通話単価を比較する。
現在のアメリカ国内通話の1分当たりの通話単価は・・・
● ポストペイド契約 ・・・ 1分当たり$0.40~$0.45
● プリペイド契約 ・・・・ 1分当たり$0.10が普通、安いところは$0.04~$0.05
実は、これには注釈が必要です。アメリカの携帯ポストペイド契約では、「最初の1分から、1分幾ら」の契約はできません。
各社のポストペイド契約プランの通話部分だけを比べてみると、
AT&T(1台契約の場合):
● 月$39.99で、通話450分まで
● 月$59.99で、通話900分まで
● 月$69.99で、無制限使い放題
AT&T(共有データランの場合の、1台あたりの通話契約部分の料金):
● 月$45~30で、無制限使い放題 (1台あたりの基本通話料金は、加入するデータ共有バイト数プランによって変わる。)
---$45(月$40/共有バイト数1GB、に加入の場合)、
---$40(月$70/共有バイト数4GB、に加入の場合)、
---$35(月$90/共有バイト数6GB、に加入の場合)、
---$30(月$120/共有バイト数10GB、以上、に加入の場合)、
T-Mobile(1台契約の、Value Planの場合):
● 月$34.99で、通話500分まで
● 月$49.99で、無制限使い放題
Sprint(1台契約の場合):
● 月$29.99で、通話200分まで
● 月$39.99で、通話450分まで
● 月$59.99で、通話900分まで
● 月$109.99で、無制限使い放題(この場合、テキストもデータ通信も使い放題)
Verizon(今は新規加入は共有データプランしかない。)
● スマートフォンは月$40、フィーチャーフォンは月$30で、通話は無制限使い放題
“アメリカのプリペイド携帯契約が、ポストペイドよりも高いというのは、昔のこと!・・・今は、逆!” の続きを読む
「商品購入代行」ページをWordPress用オンライン・ショップ・プラグイン「WPOnlineStore」で
WPOnlineStore プラグイン・ホームページ
Paypal Express決済するプロセスを実際にライブ(live)にして、実際に注文が入ってきてみると、いくつか不具合に気が付ききました。
ちなみにこのプラグインは、オープンソース・ライセンス(無料)のosCommerceのオンラインショップ・プログラム(Online Merchant)
osCommerce ホームページ
のWordPress版です。
したがって、「WPOnlineStore」プラグインも無料で、同プラグインの開発会社は有料サポートで収入を得ています。
WPOnlineStoreのPaypal Express関連のバグ
まず、WPOnlineStoreのPaypal Express支払いゲートウェイの部分に2箇所バグがあり、それを修正しました。現在、そのバグをWPOnlineStoreフォーラムに報告をして、正式対応を待っています。
もし、万が一、読者の中にWPOnlineStoreをPaypal Express決済で使おうとしている方で、バグ修正方法を知りたい方は、コメント欄に書いて下さい。
このバグ修正が無いと、Paypal Express支払い画面から自分のオンラインショップサイトに戻った時に、エラーメッセージが表示されます。ただし、筆者のサーバー環境がWindows 2008/MySQL for Windows 5.1/PHP 5.3なので、その環境で例外的に起こっている可能性も否定できません。
“WPOnlineStore (osCommerce)でPaypal Express決済を使った時の不具合について” の続きを読む
先月、「音楽の一部を聴いて曲名を教えてくれるShazamアプリが、(アメリカ国内だけですが)TV番組情報も教えてくれる」という記事を書きました。
Shazam(音楽の一部を聞いて曲名と歌手を教えてくれるアプリ)が、TV番組名も教えてくれる – 2013年1月15日
今日のアメリカンフットボールの決勝戦、スーパーボールでは、Shazamはゲームやコマーシャルにも同期して、ゲームのプレイ統計、コマーシャルで放送された商品の商品情報やプロモ情報も、携帯画面に表示するそうです。また、見逃したコマーシャルや、もう一度観たいコマーシャルも、再生できます。
アメリカ国内でゲームを観戦している人は、ぜひ、iPhoneやアンドロイド端末でShazamを使いながら楽しんでください。
BlackBerry Eliminates BIS/BES Data Plan Requirements for BlackBerry 10 – 2013年2月3日
によれば、Blackberry社(Research In Motion [RIM]の新社名)は、今週カナダとヨーロッパで発売されるBlackberry 10 OS搭載の新機種、Z10とQ10は、インターネット接続にはBIS/BES(BlackBerry Internet Service/BlackBerry Enterprise Service)の専用サービスは不要である、と報告しています。
これによって、Blackberry 10搭載の機種は、プリペイドSIMやキャリアでも、キャリアが提供する標準のデータ通信プランで容易に使用できるようになります。
また、Blackberry社はBIS/BES契約を不要にすることによって、同社の端末の販売数を増やしたい模様です。
有料姉妹サイト
アメリカより(有料レポートサイト)- biz.BlogFromAmerica.com
は、サイトのアクセスを有料会員へ限定して管理するためのWordPressプラグインに、「WishList Member」を使用しています。
WishList Memberホームページ
改めてこのWishListのホームページの説明を読んでみると、世界で4万4000サイト近くもWishList Memberを使っているのですね。
2013年2月1日からPaypalが何かを変えたらしく、WishList Memberも緊急アップデートがあり、そのときの切り替えが一発ですんなりうまくいかず、筆者も4,5日バタバタしておりました。
結果的に、WishList Memberプラグインの使用ライセンスサイトへのログインID/パスワードを、開発元のWishList Products社が筆者に送ってきていなかったのが最大の問題だったことが判明して、それを貰ってからはすぐに対処できましたが。
一段落ついたところで次の記事へ取り掛かりますが、最初の記事「アメリカのConnected Home(ホームオートメーション)サービスの現状」を期間限定(2013年2月15日まで)で50%割引にします!!(当該記事の購読料、$25。)
この記事は特に2009年頃からのアメリカ国内でのスマホ等を使ったホームオートメーションサービスを、各社がどの時期に提供開始し、これからどのような会社が提供しようとしているかを書いています。
そして、簡単な推測ですが、現在のアメリカのConnected Home(ホームオートメーション)利用者の率を推測しています。
日本でもZ-Wave/Zigbee周波数が昨年(2012年)夏に認められ、今春(2013年春)「電気用品安全法(電安法)の通達が改正」されて、ストーブ等「火の出る」家電以外は、スマホで屋外からの制御・操作規制が緩和されます。そうなると、日本も急速にホームオートメーション製品の開発が進むと思います。
そういう状況下で、この分野でのアメリカのここ数年の歴史と現状(利用率)を知っておくのは、その分野の方にとっては役に立つと思います。
ぜひ読んでいただき、biz.BlogFromAmerica.comのほうの趣旨を応援してください。
なお、次の記事は、「インドアGPS(屋内ロケーションベース)の現状」の予定です。
「アメリカのConnected Home(ホームオートメーション)サービスの現状」へのリンク:
アメリカより(有料レポートサイト)- biz.BlogFromAmerica.com
T-Mobile USAは2012年12月初めから一部の地域で低価格プリペイド携帯サービス、GoSmartブランドを試験的に提供していましたが、これが2013年2月から全米展開されます。
GoSmartブランドは、Sprint社のプリペイド携帯・モバイル通信専門の100%子会社であるVirgin Mobile USAとBoostMobile部門に対抗するために始められたものと考えられており、T-Mobile USAの月極め低価格プリペイド携帯路線の新サービス商品です。
しかも、AT&TのプリペイドサービスGoPhoneの名前に対して、GoSmartと名付けているところも、面白いです。
通信プランは
● 月$30で、アメリカ国内通話と、アメリカ国内テキストが使い放題
● 月$35で、アメリカ国内通話と、アメリカ国内テキスと、2G GSMデータ通信が使い放題
● 月$45で、アメリカ国内通話と、アメリカ国内テキストと、データ通信が使い放題(データ通信は月5GBまで3G速度、それを超えると翌支払い期間開始まで2G速度に制限される。)
の3種類だけです。一番高い月$45のプランでも、通信が「3G」速度と書かれています。T-Mobile USAが力を入れて広く宣伝している「”4G”」(HSPA+/DC-HSDPA)でないところが、興味あります。
また、オプションとして
● 月$5で、海外200カ国へのテキスト(SMSのみ)送信が使い放題
● 月$10で、海外200カ国へのテキスト(SMSのみ)送信と、日本を含む50カ国への固定電話への通話が使い放題
の国際プランがあります。このオプションの国際プランに加入しない場合には、
▲ SMSテキストは1通当たり$0.10
▲ 対日本を含む国際電話の発信は1分当たり$0.50(一部の国は1分当たり$1.00)
で課金されます。また、携帯電話番号への国際電話の発信とMMS(Picture Mail)はオプション・プラン適用外で、
▲ MMS/Picture Mailは1通当たり$0.25
▲ 対日本を含む携帯電話への国際電話の発信は1分当たり$0.50(一部の国は1分当たり$1.00)
になります。
国際電話は、直接ダイアルします。(つまり、最初にアメリカ国内アクセスポイントに掛ける必要が無い。)
“T-Mobile USAが低価格プリペイド携帯サービスをGoSmartブランドで全米展開開始” の続きを読む
標題の件、PHPプログラマーなら「今更・・・」という当たり前のことなんでしょうが、PHPプログラミング歴の浅い筆者には初めてのことだったので、覚書として残します。
商品購入代行ページで使っているWPOnlineStoreのプラグインで、支払い方法が「Cash on Delivery」(代金引換)というのがあり、これを「銀行振込」に変えたいと思い、苦労しました。
当サイトはWindowsサーバーで運用されており、それほど広範ではないものの、ソースコードの変更や改変もしています。そのソースコード編集に使うのも、Windows PCです。
つまり、プログラム編集も、サーバーも、シフトJISマシンです。
ところが、WordPressのソースコードは、UTF-8のエンコードでブラウザーに表示されるようになっています。
そのために、Windows PCで編集してソースコードに追加した日本語は、そのページをブラウザーで表示すると文字化けします。
それを解決する方法が、あったんですね・・・・
mb_convert_encoding()を使うだけでした。
たとえば、問題の「Cash on Delivery」は、元のソースでは
define(‘MODULE_PAYMENT_COD_TEXT_TITLE’, ‘Cash on Delivery’);
define(‘MODULE_PAYMENT_COD_TEXT_DESCRIPTION’, ‘Cash on Delivery’);
と書かれていますが、mb_convert_encoding()を使って
define(‘MODULE_PAYMENT_COD_TEXT_TITLE’, mb_convert_encoding(‘銀行振込’,’UTF-8′,’SJIS’));
define(‘MODULE_PAYMENT_COD_TEXT_DESCRIPTION’, mb_convert_encoding(‘銀行振込’,’UTF-8′,’SJIS’));
と書くことによって、PCで編集したソースコードでも文字化けせずに「銀行振込」と表示してくれます。
当サイトでは実験も兼ねて、WordPress用オンライン・ショップ・プラグイン「WPOnlineStore」を「商品購入代行」ページに使っています。
WPOnlineStore プラグイン・ホームページ
このプラグインは、オープンソース・ライセンス(無料)のosCommerceのオンラインショップ・プログラム(Online Merchant)
osCommerce ホームページ
のWordPress版です。
約9ヶ月使用してきて代行注文や注文対応処理の部分が一般化してきたので、プラグインのバージョンアップをしたついでに、商品購入代行ページで直接Paypal、または、(Paypalアカウントを持っていない人でもPaypal経由で)クレジットカードで支払いできるようにしました。
小物(SIMなど)に関しては常時最低限の在庫を手元に用意して、即対応できるようにしています。トップアップカードやギフトカードは、注文を頂いてから近所の店に買いに行くことになりますが、それらは常時、店には在庫があるので、問題ありません。
金額の大きなハードウェアに関しては納入までに時間が掛かることがありますので、その点はご了承ください。
また、お支払いはPaypalまたは「(日本円での日本の銀行口座への)銀行振込」が可能です。銀行振込を選択した場合には、こちらからEメールで口座情報をお送りします。
支払い金額が大きく、iPad/iPad Miniなどのように在庫や納期が不安な場合には、お支払い方法に「銀行振込」を選択してください。こちらからEメールでやり取りさせていただき、その後で支払い方法を確定させていただきます。(つまり、注文時に「銀行振込」を選択しておいて、あとでクレジットカードやPaypalで支払うことも可能。)
また、購入したいSIMが自分の使用用途(端末の種類や訪問地)に適するのかどうか判らない場合には、注文を確定せず、フォームかEメールで事前に質問してください。
このプラグインはオープンソース・ソフトウェアを基にしていながら、まだ日本語メニュー言語選択がありません。
言語選択オプションはあるのですが、今のところ英語メニュー・コンテンツしか提供されていません。
今後またしばらく使用しながら、どうしても不便なところから日本語化が必要な画面は日本語にしていく予定です。
ただし、まだ筆者もこのプラグインの使用は「実験中・試験運用中」段階であることをご理解いただき、問題や改善希望点があったら、お知らせください。
例:
Paypal画面で一度支払いを完了した後、元の商品代行ページに戻らない場合には、再度注文/支払いせずに、30分から1時間は待ってPaypal等から支払い完了Eメールが自分に届いているかどうかを確認してください。
そして、支払い完了EメールがPaypalから届いていない場合には、「注文が通っているか」をEメールで筆者に問い合わせてください。
なお、WPOnlineStoreプラグインは、無料で目的(WordPressサイトでオンラインショッピングを運営する)を達成できる点は良いですが、使ってみて、管理者画面の動き(画面切り替わり)が鈍い(遅い)のが難点です。