先月、「音楽の一部を聴いて曲名を教えてくれるShazamアプリが、(アメリカ国内だけですが)TV番組情報も教えてくれる」という記事を書きました。
Shazam(音楽の一部を聞いて曲名と歌手を教えてくれるアプリ)が、TV番組名も教えてくれる – 2013年1月15日
今日のアメリカンフットボールの決勝戦、スーパーボールでは、Shazamはゲームやコマーシャルにも同期して、ゲームのプレイ統計、コマーシャルで放送された商品の商品情報やプロモ情報も、携帯画面に表示するそうです。また、見逃したコマーシャルや、もう一度観たいコマーシャルも、再生できます。
アメリカ国内でゲームを観戦している人は、ぜひ、iPhoneやアンドロイド端末でShazamを使いながら楽しんでください。
今年のCES(Consumer Electronics Show)のTVメーカーさんの「目玉商品」は、(次世代)スマートTV。SamsungはSmart-Hubと呼んでいるようですが、一台のTV画面に複数のスクリーンが出てきて、TVを見ながら主演俳優の説明を読んだり、番組に出てくる商品を調べて買ったり、友達とツイートしたり、それぞれのスクリーンで番組に関連した他のことが出来るというもの。
実は筆者はこのTVを見て、「音楽の一部を聴いて、その曲名と歌手を教えてくれる」アプリ、Shazamを思い出しました。
今、Shazamは「音楽の曲名と歌手を当てる」だけでなく、「放送中のTV番組まで当ててしまう」のです。
もちろん、アメリカだけだと思いますが・・・
筆者が初めてこの事に気が付いたのは、2012年11月1日の第46回CMA(Country Music Association)アワードのTV放送中。カウントリー・ミュージックが嫌いではない筆者が、たまたまチャンネルを変えている最中に通りがかったCMA Award表彰式放送中に、ゲストが演奏していた音楽のタイトルを知りたくて、iPhoneのShazamアプリで音楽を「キャプチャー」し、曲名と歌手(グループ)を知ろうとしたら・・・え? いつもと結果の出力の出方が違うんです。
ただ曲名と歌手名、CDアルバムの表紙画像だけを期待していたら、画面表示には「CMA Award番組始まってxx分後、曲名:xxxx、Singer:xxxx」という出方をしていました。しかも、アルバム表紙画像が出るはずの画面の場所には、TV番組の途中らしい画像(静止画像ですが・・・)が出ます。
「え? TVの番組まで判っちゃうのか?」とその時には思って、驚きました。
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