Mobile ActionのGPSロガー、i-gotUのPCプログラムの更新がリリースされています。




このサイトでもご紹介している小型GPSロガー、i-gotU(i-gotU GT-600、i-gotU GT-120、i-gotU GT-820、など)が、今年はじめ(2016年1月1日)からPCソフトでログをインポート出来なくなっていたそうです。
GPSロガー(Logger)が、面白い : i-gotU GT-600 – 2011年6月8日
i-gotU GT-600 GPSロガーのPCソフトウェア(@tripPC)のGoogle Maps API keyエラーの件 – 2013年3月13日
i-gotU GT-120/GT-600/GT-800/GT-820/GT-900 GPロガーのPCソフトウェア(@tripPC)修正版リリース – 2013年3月18日

最近筆者はBluetoothでiOS接続できるBad Elf GPS PRO+(BE-GPS-2300)をメインのGPSロガーに、i-gotU GT-600をサブに使っています。
i-gotU GT-600は専用USBケーブルでPCに接続しないとデータがダウンロード出来ないところがちょっと不満ですが、サイズもスタイルも、良く出来ているとは思います。i-gotU GT-600が最初に発売されたころにはWiFiやBluetoothに対応したGPSロガーなんて全く無かったのですから、それは仕方ないです。しかし、メーカーのMobile Actionがその後、小型のGPSロガーでiOSやアンドロイド対応のモデルを出していないのは、ちょっと残念です。

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【Googleの買収した】GPSナビ・アプリ、Wazeで、「お気に入り(Favorites)」で登録した目的地を異なる端末間で同期する方法。




最近、スマホ(iPhone)で使うGPSナビは、Googleが2年半前の2013年に買収したWazeを使っています。
Wazeは無料だし、ユーザーも多そうなので、渋滞情報が割合正確に反映され、目的地への予定到着時刻(ETA)も正確なような気がします。
それに、交差点や目的地近くになると自動的に地図の縮尺が拡大されるハンズフリー機能も便利です。
渋滞に巻き込まれた場合には、あとどのくらい渋滞区間をのろのろ運転しないといけないのか、分数とバーで表示してくれるのも、ありがたいです。
Wazeにはソーシャルネットワーク機能として、渋滞情報、事故情報、路肩に車が駐車・停車している情報、路上の危険物発見情報などを利用者が報告し、後続の利用者が「サム・アップ」「サム・ダウン(渋滞終了、事故処理終了、など)」をインプットする機能もありますが、それはそれほど大事な情報ではないと思います。

ちなみに、Wazeがポピュラーになったゆえ、以前まで筆者が使っていたMotion X Drive
GPSナビは、iPhone/iPad用GPS、MotionX GPS Driveを使っています。 – 2011年11月23日
は、2015年春からアプリの更新を止め、かつ、2015年後半には音声ナビガイダンス機能のアプリ内課金の自動更新の受付も止めています。

したがって、今はアメリカ国内のスマホ用GPSナビは、
 - セルラーデータ通信にアクセスできる場合は、Waze
 - セルラーデータ通信をオフにして(オフラインモードで使いたい場合)には、Navmii USA (旧名、NavFree)
ですね。

データ通信がオフでも使える北米の無料カーナビ・アプリ(iPhone、アンドロイド)、Navmii GPS USA(旧NavFree) – 2015年3月25日

ところでこのWazeは複数の異なる端末で使うときに、登録した目的地のリスト「お気に入り(Favorites)」が共有できない(と思い込んでいた・・・)のが不便でした。ChromeブラウザーやYouTubeなど、同じIDなら同期するGoogleのアプリはたくさんありますが、なぜWazeは出来ないんだろう!・・・と思っていました。

それは、筆者の勘違いでした!

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SquareのNFC対応+ICカード対応リーダーが、やっと届いた。




2015年6月から予約注文していたモバイル決済のSquareのNFC対応、ICカード(EMVチップ)対応リーダーが、やっと届きました。
最初の予定からはかなり遅れて、2015年11月下旬ころからSquareでモバイル決済をしている大口チェーン店などには納入され始めたようですが、個人加入者の筆者には今頃(2016年1月9日)届きました。

届いた箱はちょっと大きめだったので、びっくりしましたが・・・

化粧箱の中を開けると、

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T-Mobile USのモバイルルーター、Samsung LTE Mobile HotSpot PRO (Samsung SM-V100T) のSIMロックを解除しました。




2013年秋発売のT-Mobile USのモバイルルーター、Samsung LTE Mobile HotSpot PRO(Samsung SM-V100T)のSIMロックを解除しました。
このルーターは3G 2100MHzに対応しているため、北米以外でも3Gで通信可能。そして、LTE Band 17に対応しているため、AT&TのSIMで3G/4G(LTE)で使用可能です。
 - 2G周波数 : 850/900/1800/1900MHz
 - 3G周波数 : 850/AWS/1900/2100MHz HSPA+/DC-HSDPA
 - 4G(LTE)周波数 : 700MHz Band 17、AWS Band 4

このモバイルルーターは、アンロックコードを業者で入手し、それを入力してSIMロックを解除するタイプです。

アンロックコード業者は、筆者が試して間違いなく入手できたのは、
【FastGSM】トップページ
このサイトで
1.トップの「Login」をクリックし、「Register Now」をクリックして、登録する。
2.「Use Service」タブをクリック、「Choose service」プルダウンリストで、「Samsung Unlock Codes - USA Carriers:All Models(24.99USD)」を選択する。
3.リストの下の「Add Credit」をクリックして、次のページで支払う。
(このあと、手順を記録しておくのを忘れましたが、とにかく、SIMロック解除したいSamsung端末のIMEIコードを入力して、アンロックコードを購入。)
4.注文完了Eメールが届く。(アンロックコード入手には「1-4営業日掛かる。」とEメールには書かれている。)
5.アンロックコードがEメールで到着する(筆者の場合、7カレンダー日掛かりました。)
入手費用は$24.99で、クレジットカード以外に、Paypalも支払いに使用できました。

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2016年1月8日はアメリカの4大キャリアが新規携帯契約者に「2年契約、端末代割引」を廃止した日。




ツイッターの反応も多く、永久記録のためにこのブログエントリーを残しておきたいと思います。

先般のリーク情報通り、最後に残ったAT&TとSprintも、本日2016年1月8日から、ポストペイド新規顧客に対しての2年契約(代わりに、端末代割引。iPhoneにいたっては$450割引)を廃止しました。
AT&TがT-Mobile US、Verizonに次いで、2年契約を2016年1月8日から廃止。4キャリアの今後の端末代支払い選択肢は? – 2016年1月2日
ついにSprintもポストペイド携帯で新規2年契約廃止、既存2年契約者は2年契約で端末割引アップグレード可。 – 2016年1月6日

アメリカでは従来、携帯電話のポストペイド2年契約束縛を加入者が誓約する代わりに、キャリアが端末代を割引して加入者に販売するのが「定番」でした。割引額はiPhoneで$450に及びます。

しかし、アメリカ連邦政府の反対によって2011年のAT&TのT-Mobile買収工作が失敗に終わり、その後に再起を掛けたT-Mobile USは「加入者の端末割引恩恵 = キャリアの端末代補助(負担、subsidize)」であり、キャリアにとって経済的に負担であることを掲げ、Uncarrier(型にはまらないキャリア)第一弾として
 - 2013年3月25日に端末代補助(割引)を廃止し、
その代わり
 - 2年契約を廃止し、契約期間の束縛を無くした。(つまり、いつでも解約できるものとした。)
 - 毎月の通信コストを、(端末代補助のときよりも)安くした。
 - 一括で端末代を払えない人のために、無利子24ヶ月分割払いの選択肢を提供した。
を開始しました。

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ついにSprintもポストペイド携帯で新規2年契約廃止、既存2年契約者は2年契約で端末割引アップグレード可。




Sprintも漸く腹を決めたようです。

2013年3月に「端末代割引/2年契約」を全廃したT-Mobile USに続いて、2015年8月13日からVerizonが新規2年契約を廃止しましたが、これを受けてSprintのMarcelo Claure CEOは2015年8月17日のWall Street Journalとのインタビューで、Sprintも2015年末までには「端末代をキャリアが補助(subsidize)を行っている2年契約を廃止したい意向」であることを、言及していました。
【Wall Street Journal】Sprint to Abandon Two-Year Contracts – 2015年8月17日【2015年8月18日更新】
【FierceWireless】Sprint to abandon 2-year contracts by year-end, embrace leasing exclusively – 2015年8月17日

しかし、年末も近づいた12月22日、FierceWirelessオンライン誌がSprintに状況を問い合わせたところ、その時点ではSprintのスポークスマンは明言を避け、「加入者が自分のバジェットに合わせて、できるだけ多くの選択肢から選べるように提供を続けたい」と話していました。
【FierceWireless】Sprint mum on whether it will kill contracts this year – 2015年12月22日

その後、「AT&Tが新規2年契約を2016年1月8日から廃止する」ニュースが2015年12月30日にリークされ、最後に残ったSprintも近いうちに2年契約廃止を発表することは予想されていました。

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AT&TプリペイドGoPhone携帯プランが、高速データ通信量を明日 2016年1月8日から増量




Droid Lifeオンライン誌によれば、
【Droid Life】AT&T Will Increase Data Buckets on GoPhone Prepaid Plans Tomorrow 2016年1月5日
AT&TはプリペイドGoPhoneのMonthlyスマホプランで、明日 2016年1月8日からの新規加入およびトップアップ分から高速データ通信量を増量するようです。

AT&T GoPhone携帯プランは、以下のように変わるようです。

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アメリカの銃所有世帯/銃所有者、割合調査




アメリカは銃社会と思われています。しかし、どのくらいのアメリカ人が銃を所有しているか、日本の人にはなかなか推測できませんね。

本日、オバマ大統領は、銃購入時のバックグラウンドチェックを厳しくするとともに、追加で5億ドルをメンタルヘルスケアへの資金に回す(どういう形で運用するのかは、筆者には不明)という発表をしました。
【USA Today】3 things Obama’s plan will do on guns and 3 things it won’t - 2016年1月4日
【White House Blog】Live Updates: What the President is Doing to Keep Guns Out of the Wrong Hands - 2016年1月4日

これに関連して、アメリカの銃所有の現状を調べてみました。

シカゴ大学のNORC(National Opinion Research Center)は、毎年、社会的に興味有る分野の傾向や現状の調査を行っています。
【University of Chicago - NORC】ホーム
その中のひとつの調査に、アメリカ社会での銃の所有率の調査があります。
調査は、無作為抽出の全米数千人を対象としたインタビューによります。

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【複数のiTunes IDを使用している場合】アプリを更新(アップデート)しようとすると、エラーメッセージ「This item is no longer available.」が表示される場合の対処法。




いやあ、長い間の謎が解けて、すっきりしました。

iPhone/iPad/iPod Touchで、複数iTunes ID(Apple ID)を使用してアプリのダウンロード(インストール)をしている場合、アプリのアップデートのリストにはアプリ名が表示されるのに、そのアプリを更新(アップデート)使用とすると、「This item is no longer available.」「このアイテムは利用できなくなりました。」というエラーメッセージがポップアップして、更新出来ないアプリがありませんか?

 ⇒ 

その場合の対処法です。
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AT&TがT-Mobile US、Verizonに次いで、2年契約を2016年1月8日から廃止。4キャリアの今後の端末代支払い選択肢は?




AT&TがT-Mobile US、Verizonに次いで、2016年1月8日からポストペイド個人携帯契約で2年契約を新規・既存アップグレードともに廃止するらしいことが、3日前(2015年12月30日)にAT&T内部の情報リークで発覚しました。
【Engadget】AT&T to ditch most two-year phone contracts on January 8th – 2015年12月30日

※ AT&Tポストペイド個人契約ではモバイルルーター、タブレット、IoTの契約は2年契約オプションが残るようです。また、法人契約も2年契約が継続されます。

これにより、今後の端末購入オプションは何が残るのでしょうか?
iPhone 6s 64GB(定価$749.99)を例にとって、各社の端末代金支払いオプションを比較します。

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カリフォルニア州のプリペイド携帯電話通信税(MTS、Mobile Telephony Services)、本日2016年1月1日より開始。




ツイッターで11月ころご報告したと思いますが、新年2016月1日1日からの新規則のひとつに、カリフォルニア州のプリペイド携帯電話通信税(MTS税)があります。MTSは、Mobile Telephony Servicesの略です。
【Prepaid Phone News】California To Tax Prepaid Airtime Starting Jan 1st – 2015年11月12日

カリフォルニア州はサービスには消費税をこれまで課税しておらず、プリペイド携帯電話サービスは「消費税非課税のサービス」と考えられていましたが、税収アップのため本日2016年1月1日から
 - カリフォルニア住所で登録したプリペイド携帯通信料金をクレジットカードなどでトップアップする際、
または、
 - カリフォルニア州内でリフィルカード(トップアップカード)を購入する際、
に、MTS課税が課金されます。課税項目は、
 - Prepaid MTS Surcharge PUC
 - Prepaid MTS Surcharge Local
 - E911 Surcharge(Prepaid MTS Surcharge 911)
です。
 - Prepaid MTS Surcharge PUCは、州のPublic Utility Commission(州公益事業委員会)が決める税率。
 - Prepaid MTS Surcharge Localは、税率を市レベルで決定し、課金するものです。
 - E911は「緊急電話網サービス整備税」で、連邦レベルの税。額は少額($1以下)で、どこの州でも徴収されます。

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