AT&Tの研究所がGPS機能付きスーツケース、Smart Luggageを試作し、今年のAT&Tイノベーション・ショーケース展示会で、紹介しました。
【PCMagazine】You’ll Never Lose AT&T’s Smart Luggage – 2014年5月16日
このスーツケースには3G通信機能のモジュールが内蔵されており、USBポートが付いていて、充電できます。
また、荷物が回転台出てくるときには、スマホでコマンドを送ると、モジュールのLED電球が点滅してくれて、自分のスーツケースを瞬時にして判別できる、という機能まで付いています。
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Sprint WeGoとAT&T Amber Alert GPSと同様の目的のものに、FiLIPがあります。これは、子供向けスマートウォッチで、GPS追跡機能のほか、通話は事前設定した5つの電話番号まで可能。SMSテキスト受信機能があります。
AT&Tはこの子供向けスマートウォッチを2013年10月7日に発表し、同年11月22日から販売しています。
【AT&T】AT&T and FiLIP Technologies Team Up to Keep Parents and Kids in Touch – 2013年10月7日
価格は$199.99、通信料金は月$10で、契約期間の束縛はありません。
“子供向けスマートウォッチ、FiLIPは、AT&T回線で使用可能。” の続きを読む
SprintのWeGo紹介のついでに、暫く気になっていたAT&Tの同様なデバイスも紹介します。
AT&Tは、ユタ州に本社を持つAmber Alert社のGPS/双方向通話デバイスを、昨年秋(2013年11月4日)から提供しています。
【AT&T】AT&T and Amber Alert GPS Keep Parents, Children Connected with Child Safety Device – 2013年11月4日
このデバイスは、基本的にはこのサイトで昔(?)紹介した、i-gotUのGPS Tracker GT-1800と機能がほとんど同じです。
SMSで現在地を教えてくれるi-gotU GPS Tracker GT-1800 – 2011年12月13日
i-gotU GPS Tracker GT-1800が2G GSM通信専用だったのに対し、Amber Alert GPSは3G/2Gのどちらも使用できます。
AT&Tの価格は、$129.99。通信料は月$10(契約束縛無し。いつでも解約可能。)で、アクティベーション手数料$36(プロモーションによって、免除されることもある)、
● GPSで位置確認
● 一つの電話番号とのみ、双方向通話
● 子供の周囲の音声を聞く(「盗聴」と言うと印象が悪いですが・・・)モード
● ジオフェンス
● 速度センサー
などの機能があります。
“AT&Tは子供用にAmber Alert GPSを2013年11月4日から提供しています。” の続きを読む
Sprintは、子供用携帯WeGoを本日から販売する、と発表しました。
【Sprint】Fact Sheet: Sprint WeGo – 2014年4月11日
価格は、$120。ポストペイド契約者は月$5/24ヶ月払いの分割払いが可能です。
通信料は、月$9.99。
この中に、月1000分までの(アメリカ国内)通話と、1000通までのテキスト・メッセージ(SMS)が含まれます。
WeGoで通話できる電話番号(通話とテキスト送受信相手)は、親が20個まで設定可能であることが特徴です。
“Sprintが子供(5~12歳)用携帯、WeGoを販売開始” の続きを読む
NavFreeはバージョンアップしました。新バージョンは名前も「Navmii」に変わっています。新バージョンNavmiiの解説は、
データ通信がオフでも使える北米の無料カーナビ・アプリ(iPhone、アンドロイド)、Navmii GPS USA(旧NavFree) – 2015年3月25日
を参照してください。
筆者自身はアメリカのカーナビは「MotionX GPS Drive」を長い間、使用しています。
GPSナビは、iPhone/iPad用GPS、MotionX GPS Driveを使っています。 - 2011年11月23
しかし、このアプリはデフォルトではモバイル通信が必要です。(操作すれば、一定地域内の地図を事前にiPhoneにダウンロードすることは可能です。)しかも、音声ガイダンスを付けると有料(1ヶ月$0.99、1年$9.99)の料金がiTunes経由で課金されます。また、ダウンロード時も最初の1ヶ月分の$0.99が課金されます。そして、確か、アメリカのiTunes IDでしかダウンロードできないはずです。また、iOSバージョンしかありません。
アメリカへの一時旅行者としては、
1.自分の国(ここでは日本)のiTunes IDでダウンロードできて、
2.無料で使用/ダウンロードできて、
3.iOS版もアンドロイド版もあり、
4.データ通信を無効(オフ)にしていても、カーナビとして使えるアプリ
があったら、うれしいですよね。
・・・・はい、ありますよ。
その前に、「え?データ通信をオフにしても、カーナビが使えるの?」という質問には、・・・はい、使えます。iPhoneもアンドロイド携帯も、衛星信号で位置を測定するGPS装置を内蔵しています。ただ、データ通信が繋がっていないと地図がダウンロード出来ないアプリが多いので、緯度経度はわかっても、それを地図と一緒に画面に表示することが出来ないだけです。
信じられない方は、以下の検証記事を読んでください。
iPhone(スマートフォン)のGPS機能は、SIMを挿入しなくても使えるか(検証) - 2012年7月1日
つまり、事前に必要な行動範囲の地図をiPhoneやアンドロイド携帯に保存しておけば、モバイルデータ通信をオフにしても(iPhoneをiPod Touchとして使いながら)、iPhoneやアンドロイド携帯をGPSカーナビとして使えるのです。海外データ通信のローミング料金が高い/現地プリペイドSIMは面倒、あるいは、データ通信料金が(滞在期間の短さを考慮すると)高い、と思っている方、以下のアプリを使えば、データ通信料金を課金されずに、カーナビが使えます。
また、「自分は車の運転はしない」と言う人も、このアプリを使えば、歩いてショッピングやレストランへの移動する場合にも、モバイルデータ通信をオフにしても自分の現在地が旅行先で地図で表示されます!お店やホテルなどへの歩行ルート(行き方)も表示してくれます。
・・・ということで、アメリカ旅行には必須の、データ通信不要のカーナビ兼地図アプリとして、お使いください。
※ iPhone/スマホのGPS位置測定機能を使うためには、機内モードはオフである必要があります。
つまり、
● 機内モード OFF
● WiFi どっちでも良い(つまり、ON)
● モバイルデータ通信(Cellular Data) OFF
で使用できます。
“データ通信がオフでも使える北米の無料カーナビ・アプリ(iPhone、アンドロイド)、NavFree GPS USA” の続きを読む
2年近くMobile Action i-gotU GT-600 GPSロガーを愛用していますが、
GPSロガー(Logger)が、面白い : i-gotU GT-600 – 2011年6月8日
Mobile Actionホームページ
i-gotUホームページ
i-gotU日本代理店ホームページ
出張や旅行にPCを持って行く事が少なくなり、万が一の時の為に一応Netbookは持っていくのですが、殆どiPadで用が足りるので、持って行ってもNetbookは開かないことが多くなりました。
そうなると、USBケーブル経由でPCでしかデータをアップロード出来ないi-gotU GT-600は不便になって来て、BluetoothかWiFiでiOS端末に繋がる代替品を探してみました。
そもそも最近、ディジタルペンまでWiFi経由でEvernoteにアップロードするようになっており、
遂に出た、ディジタル・ペンLivescribeのWiFi版 – 2012年10月29日
WiFiディジタルペン、Livescribe Sky WiFi Smartpenを使ってみた。 – 2013年1月7日
早く、「ナンデモカンデモ、ワイヤレス」になる日が来てほしいです。
いろいろ調べた結果、結局、iOSアプリも揃っているのはこれしかないことがわかりました。それが、「Bad Elf GPS Pro BE-GPS-2200」です。
“iOS端末にBluetoothで繋がるGPSロガー、Bad Elf GPS Pro BE-GPS-2200を買いました。” の続きを読む
既に報告済みのi-gotU GT-120/GT-600/GT-800/GT-820/GT-900 GPロガーのPCソフト(@trip PC、Sports Analyzer)の地図表示エラー(Google Maps API keyエラー)
i-gotU GT-600 GPSロガーのPCソフトウェア(@tripPC)のGoogle Maps API keyエラーの件 – 2013年3月13日
の修正に対応したソフトが、2013年3月13日付けでリリースされています。
“i-gotU GT-120/GT-600/GT-800/GT-820/GT-900 GPロガーのPCソフトウェア(@tripPC)修正版リリース” の続きを読む
追記:修正版ソフトがリリースされました。
現在のバージョンのソフトはそのままで、新しいバージョンをインストールしてください。詳細は、
i-gotU GT-120/GT-600/GT-800/GT-820/GT-900 GPロガーのPCソフトウェア(@tripPC)修正版リリース – 2013年3月18日
参照。
久しぶりに訪問先への到着時刻と終了時刻を記録するためにi-gotU GT-600 GPSロガーを使用し、データをPCにアップロードして地図表示を使用としたら、こんなエラーメッセージが・・・
「This web site needs a different Google Maps API key. A new key can be generated at …」
GoogleがGoogle MAPのAPIを変更したために発生したエラーです。
データをi-gotU GT-600 GPSロガーからPCへアップロードするのは、問題ありません。アプリ内で地図を表示するのが出来ないだけです。
1ヶ月半前までは何も問題が無かったのに・・・
i-gotU GT-600 GPSロガーに付いては、こちらの記事を参照してください。
GPSロガー(Logger)が、面白い : i-gotU GT-600 – 2011年6月8日
“i-gotU GT-600 GPSロガーのPCソフトウェア(@tripPC)のGoogle Maps API keyエラーの件” の続きを読む
今、過去の写真を整理していて見つかったものを、備忘録として紹介します。
アメリカには2大GPSナビ会社(Garmin、TomTom)がありますが、先日2012年6月11日のアップルのWWDC(World-Wide Developer’s Conference)のiOS 6発表ではTomTomのGPSナビ技術がiOS 6の地図アプリで採用されることが判明しました。
聞いた話によると、アメリカで発売されているTomTomのGPSナビは、ソフトをインストールすると、日本語化ができるようですね。
・・・・で、その話を聞いて1ヶ月半前位に調べたところ、アメリカ2大GPSナビ会社のGarminのカーナビは、2006年以降に発売のGPSナビは、全てのモデルが出荷時に日本語・韓国語・中国語(広東、マンダリン、台湾)をはじめ、アジア言語対応になっているようです。(つまり、追加のソフトをインストールしたりする必要が無い!・・・買ったら、そのまま設定変更で日本語表示にできる。)
Garmin® Offers Street Navigation for Asian Americans - 2006年4月12日
What current Garmin automotive devices support Asian languages?
All current Garmin devices have the capability to announce turn by turn directions and view text in Asian languages.
The languages offered on these units are:
◦Cantonese
◦Mandarin Chinese
◦Japanese
◦Korean
◦Thai
◦Taiwanese
言語設定を日本語に変えると、
“アメリカで発売のGarmin GPS(カーナビ)は、日本語対応です。” の続きを読む
数日前に標題の件で、このサイト訪問者から質問がありました。(質問は、「解約済み、または、未開通SIMでiPhoneのGPSが使えるか」と言う内容でした。)
実は筆者は以前に携帯電波の届かない山の上に住んでいる知人のパーティーに初めて招待されたことがあり、当然、初めてで良く土地勘の無い処へ行くので、iPhoneの「GPSナビ(Motion-X GPS Drive)」アプリ
GPSナビは、iPhone/iPad用GPS、MotionX GPS Driveを使っています。 – 2011年11月23日
を使って行ったのですが、その時の経験から、答えは予想できていました。
ただ、実際に自分の仮定を実証したことが無かったので、今回、質問に答える為に検証をしました。
その結果をここに記録します。
結論を先に書くと、
● iPhone(スマートフォン)は、SIMを挿入していなくとも、GPS(緯度・経度・標高を測定する)機能は、使えます。
● ただし、WiFiか3G(2G、4G)通信で現在地の地図がダウンロードできない場合は、GPSで測定した場所を地図で表示できないので、実用性はありません。(緯度・経度の数字だけ判っても、普通の人にはどうしようもありません。)
● 事前にネット(WiFiまたは2G/3G/4G)に繋がっている時に周辺地図をiPhone(またはスマートフォン)にダウンロードして保存しておき、その「iPhoneに保存した地図を、iPhoneがネットに繋がっていない時でも、保存したローカル地図データで使用できるアプリ」であれば、保存した地図の範囲内では、SIMをiPhoneに挿入していなくとも、「ナビ」として使えます。(ちなみに、地図データを事前にダウンロードして保存する場合、(1)保存する地域の範囲、と、(2)地図の拡大スーケールを何段階保存するか、でデータの容量が違います。それによって、地図データは数十メガバイトから数ギガバイトになります。)
以下、その実証です。
“iPhone(スマートフォン)のGPS機能は、SIMを挿入しなくても使えるか(検証)” の続きを読む
目次:
Life360 Family Locatorの説明・・・このページ
アプリのインストレーション・・・このページ
初期設定(Life360 アカウントの作成)・・・このページ
GPSで位置を追跡したい携帯を「Family Members」として登録する・・・ページ 2
GPSで位置を定期的に更新する・・・ページ 3
GPSで位置をオンデマンドで追跡する・・・ページ 3
性犯罪者・病院・消防署・警察署を地図上に表示する・・・ページ 4
Family Members全員に「緊急通知」「メッセージの同時通報」「現在地の報告」機能・・・ページ 4
PCで携帯の位置を知る方法・・・ページ 5
有料サービスへの加入と、解約・・・ページ 5
キャリアのFamily Locatorサービスとの違い・・・ページ 5
つい2週間前、アメリカの携帯会社の「家族の携帯の位置」を知るサービスを、Sprint Family Locatorを例に紹介しました。
Sprint Family Locatorサービスを使ってみました。 – 2012年1月29日
このサービスは、アメリカ4ポストペイド携帯電話会社が月々有料で提供するもので、基本的に1アカウントで5台まで開設できる「ポストペイドFamily Plan」内の携帯の位置をGPSでチェックするものです。親が子供の位置を知る、または夫婦が伴侶の位置を知る、ことを前提にしたサービスです。
「Family Plan」契約外の携帯の位置を知るのは携帯会社により制限があり、出来たり、出来なかったりします。
今日紹介するのはほぼ同じような機能のアプリですが、、位置を知りたい相手の携帯が
● 「Family Plan」契約外の携帯でも良い、
● 自分が契約している携帯会社以外でも良い、
● プリペイドでもポストペイドでも無関係、
● iPhoneでも、Android携帯でも、非スマートフォン(フィーチャーフォン)でも良い、
という、制限無しの優れものです。(追跡できる電話番号は、アメリカの電話番号に限ります。)
これは、Life360 (Life360°)という会社が提供している、「Life360 Family Locator」というサービスです。
Life360 °
使い方は簡単。
ステップ 1: iPhoneまたはアンドロイド携帯で「Life360 Family Locator」アプリをインストールする。(アプリは無料。)
ステップ 2: 追跡したい携帯の電話番号を入力する。相手にテキストメッセージが送られる。
ステップ 3: テキストメッセージを受けた人(相手)が、テキストメッセージに返信してGPS位置追跡を承諾する。(スマートフォンの場合は、ウェブで承諾できます。)
ステップ 4: 相手の携帯の位置が定期的に更新されて、iPhone/アンドロイド・アプリの表示される。(無料。)
ステップ 5: オンデマンドで「いつでも、どこでも」相手の携帯の位置を知る為には、月$4.99の有料サービスに加入する必要があります。(最初の3回は、「お試し」で無料。位置を探される携帯がiPhoneまたはアンドロイド携帯で、バックグラウンドで自動的かつ定期的に自分の位置を全Family Memberに通知する設定にすれば、有料サービスに加入する必要は無い。ただし、「バックグラウンドで自動通知」の設定すると、バッテリーの消耗が早い。)
“Life360 Family Locator、iPhone/Androidアプリで、家族や友達の携帯の位置を知る” の続きを読む
1ヶ月ほど前、2G GSMテキストメッセージで場所を知らせてくれるGPSトラッカー「i-gotU GPS Tracker GT-1800」を紹介しました。
SMSで現在地を教えてくれるi-gotU GPS Tracker GT-1800 – 2011年12月13日
これは、この装置の周囲の音声も相手に気付かれずに盗聴できるなど、「スパイちっく」な装置でした。
しかし、バッテリー充電満タンでせいぜい2日程度しか持たず、また、別に通信が有効なSIM契約が必要です。
そこで、家族や友人がすでに契約中の携帯を持っている場合、その携帯の現在位置を知る方法は無いでしょうか?
・・・あります。
アメリカでは携帯各社がポストペイド契約者に携帯の現在位置ロケーションサービスを提供しています。
Verizon:サービス名=Family Locator
http://products.verizonwireless.com/index.aspx?id=fnd_familylocator
登録1携帯ごとに月$9.99。
AT&T:サービス名=FamilyMap
http://familymap.wireless.att.com/
登録2携帯まで月$9.99、5携帯まで月$14.99。
Sprint:サービス名=Family Locator
http://sprint.com/familylocator
登録4携帯まで月$5.00。
T-Mobile USA:サービス名=FamilyWhere
http://family.t-mobile.com/safety-and-security
ファミリープラン内の全ての携帯、5携帯まで月$9.99。
日本でも携帯電話会社がそれぞれ同様のサービスを提供したり、サードパーティーがアプリで提供しているようですね。
“Sprint Family Locatorサービスを使ってみました。” の続きを読む
先週、シリコンバレーに出張に行った時に、途中でガソリンスタンドを探す必要が発生しました。もちろん、レンタカーへの給油のためです。
いつもはお得意のGPSアプリ、「Motion X Drive」
GPSナビは、iPhone/iPad用GPS、MotionX GPS Driveを使っています。 – 2011年11月23日
で探すのですが、これでガソリンスタンドを探すには、それなりに手順が掛かります。とてもでないけど、運転しながらは探せません。
しかも、「Motion X Drive」には目的地を既にセットしてあって、寄り道でガソリンスタンドを探すためにわざわざ設定し直すわけには行きません。
そこで、ホームボタンをクリックし、ホーム画面に切り替えて、iPhoneにもともとインストールされている「Maps(地図)」アプリをタップして起動し、
現在地が表示されていることを確認し、「大丈夫かなぁ」と疑いながらも画面上の検索バーに「gasoline」と入力して検索みると、・・・・・、な、なんと、近くのガソリンスタンドが赤いピンで表示されるではないですか!!!
たとえば、お店の住所とかお店の名前を入力して検索できる、・・・というのならわかりますが、一般名詞の「gasoline」という言葉を入力するだけで、自分の近くのガソリンスタンドを表示してくれるとは・・・驚きました。
“最近、iPhoneの地図(Maps)アプリが進化していたことに、気付いた。” の続きを読む
目次:
GPS Tracker、i-gotU GPS Tracker GT-1800説明・・・このページ
本体の使用準備・・・このページ
GPS Tracker(Track Manager)ソフトのインストール・・・ページ 2
本体の設定 (ハードウェア・パラメータ設定)・・・ページ 3
現在地報告SMSメッセージを受ける・・・ページ 4
その他の機能・・・ページ 5
Track Managerソフトウェアで経路を表示・・・ページ 6
感想・・・ページ 6
以前に「自分が移動した経路を記録するGPSロガー、i-gotU GT-600」
GPSロガー(Logger)が、面白い : i-gotU GT-600 – 2011年6月8日
を紹介しました。
これは、自分が持ち歩いて、その経路をGPSロガーに自動的かつ連続的に記録させ、帰宅後にPCにGPSロガーを接続してデータをダウンロードして、歩いたり車や自転車で移動した経路をPCに表示させる道具でした。
i-gotU GT-600では、外部からリアルタイムでその位置を知る方法はありませんでした。
このGPSロガーに2G GSM通信機能が付いて、移動している最中に現在地を定期的に、登録した電話番号にSMS(テキストメッセージ)で通報してくれる装置、i-gotU GPS Tracker GT-1800 を入手し、使ってみました。
つまり、「これは自分が持って歩く」というよりは、家族(子供やお年寄り)に持たせたり、車・バイクなどに搭載して、自宅などからその移動をリアルタイムにモニターするのに適しています。
位置の測定は、GPS衛星からのGPS信号の他に、携帯電波の基地局の位置を報告する機能も付いており、建物の中でGPS衛星の電波が受信できない場所でも、携帯電波さえ受信できれば、その大体の位置を報告できます。
なお、登山などの遭難の可能性のある場合に緊急用として持ち歩く場合は、携帯電波の届かないところではその位置を外部に報告(送信)できないので、使用目的は達成できませんので、注意してください。
SMSで定期的に通報するには、携帯会社に加入して有効なSIMが必要です。
報告の手段としては、SMSテキストメッセージの他に、2Gパケット通信(GPRS)に加入していれば、APNとGPS Tracker登録メールアドレスを入力すれば、GPS Trackerのウェブで位置報告を送信することも可能です。ただし、通常、パケット通信は料金が追加でかかりますので、経済的にはお勧めしません。
このGPSトラッカーに使用するSIMの契約は、「通話はできるだけ最低分数、SMS(テキストメッセージ)は使い放題」契約をお勧めします。
備考:SIMを挿入しない場合は、本体の「Error」LEDが赤く点灯しますが、「GPSロガー」としては機能します。リアルタイムで位置通知はできませんが、持ち帰った後にPCに繋げば、外出中の位置データの情報をGT-1800からPCへダウンロードすることは可能です。
未開通SIM、解約済みSIMや、テストSIMを挿入した場合も、同じです。
また、プリペイドSIMを使用していて、外出中にプリペイド残高が無くなってGT-1800からのSMS送信が出来なくなった場合も、同じようにその後もGPS位置情報は引き続きGT-1800内部に保存され、持ち帰った後にPCに繋げば、SMS送信が出来なくなった後のGPS位置データも、前のGPS位置データも、PCへダウンロードすることが可能です。
また、この種の通信装置では良くあることですが、装置は2G GSM通信モードにしか対応していません。
したがって、この装置は2G GSM通信事業者の存在しない日本と韓国では使用できません。
さらに、装置はデュアルバンドGSM周波数(2周波数)しか対応しておらず、使用する国によって、その国で対応しているモデルを選んで購入しないといけません。
モデルは2つあり、
● i-gotU GPS Tracker モデル番号 GT-1800A・・・対応2G GSM周波数 900MHz/1800MHz (北米・中南米以外)
● i-gotU GPS Tracker モデル番号 GT-1800B・・・対応2G GSM周波数 850MHz/1900MHz (北米・中南米・・・アメリカ・カナダ・メキシコ・カリブ海諸島・中南米など)
必ずお使いの国での2G GSM周波数を調べて、それに対応するモデルを購入してください。
この装置はいろいろ便利な点があるものの、アメリカではなぜか広く発売されておらず、Amazon.comでも扱っておらず、海外(米国以外)ガジェットの輸入オンライン販売のExpansysのアメリカ・サイトで注文するしかありませんでした。(メーカー本社は、台湾の会社、Mobile Action Technology社です。)
Expansys USA - Mobile Action i-gotU GPS Tracker GT-1800B $169.99
なお、「GT-1800AW」と「GT-1800BW」の、モデル番号の後ろに「W」が付いたモデルは、製品そのものは同じもので、それに「5年間のウェブでのMobile Action社の位置追跡サービス」が追加$100で付いたものです。普通は必要無いでしょう。
また、装置の大きさは69.8mm x 48.5mm x 19.8 mmで、重さは71gです。
本体の内臓メモリーは16MB(i-gotU GT-600は64MBでした)で、途中位置の記録用にマイクロSDを挿入するスロットが別にあります。
“SMSで現在地を教えてくれるi-gotU GPS Tracker GT-1800” の続きを読む
MotionX GPS Driveは2015年春からアプリの更新を止め、かつ、2015年後半には音声ナビガイダンス機能のアプリ内課金の自動更新の受付を止めています。
今はGoogleが買収した、無料のWazeを使うと良いですよ。メニューが日本語でも英語でも使用できます。(iOSの言語設定によります。)
【Googleの買収した】GPSナビ・アプリ、Wazeで、「お気に入り(Favorites)」で登録した目的地を異なる端末間で同期する方法。 – 2016年1月13日
今回は、iPhone/iPad用のGPSナビ(車の運転用)アプリを紹介します。
使い始めてもう2年半以上になりますが、2009年3月から筆者はちょっと遠出をする時や出張・旅行の時は「MotionX GPS Drive」アプリを使っています。
「MotionX GPS Drive」は、iPhone用ではアメリカでも最も多く利用されているGPSナビ・アプリでしょう。
同社のアプリにはもう一つ、「MotionX GPS」というのがあります。こちらは主にハイキングやバイク用で、現在位置を調べたり、自分の行動を記録するためのGPSです。
※ 「MotionX GPS」は、日本のiTunesアカウントでもダウンロード出来ます。(170円)
「MotionX GPS Drive」は、日本のiTunesアカウントでは検索もダウンロードも出来ません。(アメリカの道路交通情報対応のため。)
iPad用には「MotionX GPS Drive」も「MotionX GPS」もそのまま使えますが、iPadの大画面用に「MotionX GPS Drive HD」と「MotionX GPS HD」が別途用意されています。
“GPSナビは、iPhone/iPad用GPS、MotionX GPS Driveを使っています。” の続きを読む
長い間放置していましたが、
GPSロガー(Logger)が、面白い : i-gotU GT-600 – 2011年6月8日
の後半部分を追加しました。(3ページ目と4ページ目)
特に、オンラインサイト
@tipウェブサイト
へGPSデータをアップロードして、一般公開できるところが、面白いと思います。
写真を同期すると、旅行の行程と写真も一緒に閲覧できます。
サンプルとして、シリコンバレーの私の出張記録をご覧ください。
2011年11月8日の私の出張トリップ
2011年11月9日の私の出張トリップ
目次:
商品紹介・・・このページ
PCアプリのインストール方法・・・ページ 2
i-gotUハードウェア設定変更方法・・・ページ 2
「@Trip PC」PCソフトウェア設定変更方法・・・ページ 2
PCアプリの使い方 - データダウンロード・・・ページ 2
PCアプリの使い方 - データを地図に表示するデータダウンロード・・・ページ 2
ウェブサイトへのデータアップロードと、一般公開の方法・・・ページ 3
i-gotUの持ち歩き方・・・ページ 4
外での使用実験・・・ページ 4
ビル内での使用実験・・・ページ 4
筆者の仕事の一部には出先での仕事があり、「どこそこに何時何分に着いて、何時何分から何時何分まで仕事をした。」という記録が欲しいときがあります。
もちろん、現場に到着した時や、現場から去る時に忘れずに記録を取れば良いのですが、毎日そういう仕事ばかりしているわけではないので、記録を取ることが習慣化しておらず、忘れることがあります。
また、iPhoneで現場に到着時・現場撤退時に何でも良いから(ピンボケでも良いから)写真を撮る(そうすると、GPSで場所が解り、写真のタイムスタンプで時刻がわかる)、という方法もありますが、これも状況によってはiPhoneを出して写真を撮ることがしにくい時もあります。
そこで、iPhoneのGPS機能を使って、その日の行動記録をGPS位置情報と時刻で自動的に記録を取ってくれる方法(アプリ)が無いか、と探していたところ、「GPS Logger」と一般的には言われている類のアプリがあることがわかりました。
しかし、なかなか自分の目的にぴったり合うようなアプリを探せないで居ると、こんなガジェットが既に2、3年前から市販されていることがわかりました。
Mobil Action Technology社(台湾本社)が発売する「i-gotU(モデル#GT-600)」というGPSロガー(Logger)で、縦46mm、横41.5mm、厚さ14mm。
http://www.mobileaction.com/
大きさを比較するためにiPhone 4と並べてみると、下の写真のようになります。
“GPSロガー(Logger)が、面白い : i-gotU GT-600” の続きを読む