うっ、こんなものまで3Dプリンターで作っちゃった!?


- Old Counter



いま流行の3Dプリンター(簡単に言えば、プラスチックの細いロープを熱で溶かしながら積み重ねていくもの)、工業界・医療業界では3次元的モデルを簡単にいつでも作れるというので、もてはやされています。しかも、この1年で3Dプリンターの値段も安くなり10万円前後。経済的に余裕のある人は、個人でも持てるようになりましたね。
立体”印刷(模型)”を作る、3Dプリンター・・・こんなものがあったの!? - 2012年8月6日

2日前ののPC Magazineオンライン誌は、「こんなものまで3Dプリンターで作っちゃった!」と言う物を紹介しています。
The Coolest 3D Printer Projects - 2013年2月16日

まあ、当たり前なところから・・・

アメリカの夜のトークショーホストで、クラシックカーを何十台もコレクションしていて広~い体育館のような車庫を持っていることで有名なJay Leno氏は、コレクションの1907年型White Steamerクラッシックカーのエンジンと冷却装置の間を接続している部品が壊れ、NextEngine 3D scannerを使かって部品をスキャンし、Dimension 3Dプランターを使って部品をコピー。見事、33時間後に修理することができました。

 

Jay Reno氏のオリジナルブログ:
Jay Leno’s 3D Printer Replaces Rusty Old Parts - 2011年6月29日

修理部品の入手不可能な古い車や機械の交換部品を作るには、3Dプランターが最適ですね。
 
 

次は、驚き・・・

「明日のパーティーに履いて行く靴が無いの・・・」
「じゃあ、今から作ろう!」・・・の巻!?

 

ナイロン12(N12-Nylon 12)の樹脂を使って3Dプリントした、水着!

 

下もセットだよ。

 

作るときはこうやって別々に作って、あとでフックで止める。

 

靴と水着は、ニューヨーク/ボストン在住のデザイナー、Mary Huang(ブルックリン)、Jenna Fizel(ボストン)
Continuum Fasion(Mary Huang、Jenna Fizel):Continuum Fasionホームページ
の作品。
 
 

3Dプリンターで作ったドレス!
一度に複数の材質のプラスチック樹脂を使ってアウトプットできるMITメディアラボの開発した3Dプリンター、Object Connex500 multi-material 3Dプリンターを使って作ったドレスです。

 

Geek.comのオリジナルレポート記事:
3D printed dress winds up on Paris Fashion Week runway - 2013年1月31日
 
 

食べられる素材(すり身?)を使って、3D「バイオ」プリンターで形を作っていけば、見かけも食欲をそそる、食べられる「人工肉」だってできるぞ!
シリコンバレーのベンチャー企業、Modern Meadow社が開発中!Paypal創業者のPeter Thiel氏もこの会社に35万ドル投資しました!

 

BBCレポートのオリジナル記事:
Modern Meadow aims to print raw meat using bioprinter - 2013年1月21日
 
 

「あなたの胎児は、こんな形です!」
妊婦のお腹をCTスキャン、または、MRIスキャンした後、子宮とその中の赤ちゃんの姿を3Dプリント!
生まれてくる子供のためのプレゼントにどうですか?
子供が大きくなったら、「あなたは、こんな格好でお母さんのおなかの中に居たのよ!」と言ってあげる・・・とか!?

 

Vergeのオリジナルレポート記事:
Japanese company will 3D print your fetus for $1,275 - 2012年8月8日
 
 

3Dプリンターで作ったハンドバッグはどうですか?

 

ちゃんと開くよ。

 
 

最後に、スティーブ・ジョブズの胸像の置物。

 

ハンドバッグとスティーブ・ジョブズの胸像は、3Dプリント作品のオンライン・ショッピング・サイトから:
Shapeways.comホームページ
 
 



――<●>――
関連すると思われる記事: