今年も新iPhone周波数対応表。
今回はデュアルSIM対応が機種とモデルごと(国ごと)に違い、iPhone XS、XS Max、XRを一つの表にまとめるのが難しいので、それぞれ分けて書きます。
周波数対応はiPhone XS、XS Max、XRの3モデルともほとんど同じなんですけどね。
人柱報告求む: カナダ版XSまたはXS MaxがCDMA対応かどうか? メキシコ版XSまたはXS MaxがCDMA対応かどうか? (「設定⇒一般⇒情報」にMEID番号欄があるかどうか?) |
なお、実機発売前なので、前年までの経験に基づく経験的推測を含みます。
実機発売後に判明したことは、予測なく修正することがあります。
モデルA1921はGSM版とCDMA版(CDMA/GSM版)があるようなのですが、どこの国でA1921 GSMオンリー版が発売されるかは、推測が難しいところです。
例年、アメリカ以外ではGSMオンリー版(CDMA電波が無効にされたもの)が発売されるのですが、今年はイギリスのAppleページにはCDMAの表記があります。
■ iPhone XS MAX 各モデルの周波数と、日米互換性の表:
iPhone XS MAX A1921 (GSM) |
iPhone XS MAX A1921 (CDMA) |
iPhone XS MAX A2104 |
iPhone XS MAX A2102 |
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キャリア(予想を含む) | カナダ? 欧州 オーストラリア ニュージーランド シンガポール 韓国 メキシコ? ロシア マレーシア 台湾 アラブ首長国連邦 ブラジル 等 |
AT&T T-Mobile US Verizon Sprint 米アップル公式SIMフリー版 |
香港 中国 |
ドコモ ソフトバンク KDDI au 日本アップル公式SIMフリー版 |
2G GSM/Edge 周波数 |
850MHz |
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3G W-CDMA(UMTS) HSPA+ DC-HSDPA 周波数 |
850MHz(B5)-AT&T |
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3G CDMA2000 周波数 |
X |
EV-DO Rev. A |
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3G TD-SCDMA |
X |
1900(F)-ChinaMobile |
X |
|
FD-LTE 周波数 共通分 |
2100MHz(B1)-ドコモ,ソフトバンク,KDDI,ChinaTelecom |
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FD-LTE 周波数 相違分 |
1500MHz(B32) |
1500MHz(B11)-ソフトバンク,KDDI |
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TD-LTE 周波数 共通分 |
2000MHz(B34) |
|||
TD-LTE 周波数 相違分 |
X |
3500MHz(B42)-ドコモ,ソフトバンク,KDDI |
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技適マーク | 無 | 無 | 無 | 有 |
デュアルSIM Dual SIM Dual Standby |
物理ナノSIM eSIM |
物理ナノSIM eSIM |
物理ナノSIM 物理ナノSIM (デュアルトレイ) |
物理ナノSIM eSIM |
NFC/Felica対応 | 有 | 有 | 有 | 有 |
日本国内での Suica/Apple Pay 店頭使用 |
可 | 可 | 可 | 可 |
日本国外での Apple Pay 店頭使用 |
可 | 可 | 可 | 可 |
カメラシャッター音 消音可・不可 |
可 | 可 | 可 | 不可 消音出来るカメラアプリを使えば可 例:Microsoft Pix |
iPhone XS MAX A1921 (GSM) | iPhone XS MAX A1921 (CDM) | iPhone XS MAX A2104 | iPhone XS MAX A2102 |
注意:新しい事実がわかれば、予告無く変更することがあります。
注意:「技適」マークの無いiPhoneを持ち込んでは、日本のキャリアショップではSIMを発行してもらえない。
注意:カメラのシャッター音の消音可否は本体(モデル、国バージョン)の問題であり、挿入するSIMやアクチするSIMには関係無い。
注意:CDMA版にGSMキャリア(ドコモ、ソフトバンク、AT&T、T-Mobile US、およびそのMVNO)のSIMを挿入して使用し、その後にCDMAキャリア(KDDI au、Verizon、Sprint)のSIMを再度挿入して使用する場合には、CDMAキャリアのSIMを挿入したまま「設定 ⇒ 一般 ⇒ リセット ⇒ ネットワークのリセット ⇒ ネットワークのリセット」を行うか、それでもダメな場合には、CDMAキャリアのSIMを挿入したままiTunesでiOSの復元を必要とする場合がある。
注意:デュアルSIM(eSIM)は発売開始時は不可、2018年末までにiOSアップデートで対応する。キャリアによってはeSIMは無効にする場合がある。
A2104香港/中国版XSMAXの物理nanoシムの組み合わせは分かりますか?2G+2G/2G+3G/3G+4G/4G+4G等・・・片側が2Gに限定されちゃうと日本でDSDSとして厳しいものになりますもので。
A Yoshida 返信:
2018年9月17日 1:46 PM
そりゃあ、実機が出て使ってみないとわかりませんね。
2Gはアメリカでも停波の方向に向かっていますので、片方が2Gということはないと思いますよ。
日本向け以外のFelica搭載は確定でしょうか?
A Yoshida 返信:
2018年9月14日 8:41 AM
日本版モデル以外のFelica対応は昨年のiPhone 8/8 Plus/Xから始まっていますので、XS/XS Max/XRで逆戻りすることは無いと思います。
https://appleinsider.com/articles/17/09/22/apple-adds-global-felica-support-to-apple-pay-with-iphone-8-iphone-x-apple-watch-series-3
参照。
オフトピックですが質問させていただきます。もしあなたがIphone8Plus 256GBを使っていると仮定してTrade Inで約300ドルでiphone Xs MAX256GBに変更できるならするべきでしょか。
ちなみに携帯会社はSprintです。また、SprintのUnlockedかLockedかについて情報があれば教えていただけると幸いです。
A Yoshida 返信:
2018年9月18日 12:35 PM
自分なら無料でSIMロック解除した後、Trade InよりもeBayで売ります。その方が高く売れるので。
ただし、Trade Inで売ろうとしている端末が米国外の端末だったり、SIMロックされていて無料でSIMロック解除できないものなら、eBayで高く売れる可能性は低いので、キャリアやAppleのTrade Inを利用します。
Sprintは従来、全額一括払い購入、または、分割払いの場合には残債を全額払えば、自動的に(自分が何もしなくても)SIMロック解除されます。
今回はAppleオンラインで購入する場合、AT&T版とVerizon版はそれぞれと分割払い契約をした場合、分割の残債を全額払わないとSIMロック解除はされない、という明確な表示がありますが、Sprint版とT-Mobile版に関しては表示がありません。なので、実際に発売日に誰かが人柱で報告してくれるまで、不明です。
現在、T-MobileはSprintと合併(実質的にはT-MobileがSprintを吸収)の申請が出されていますので、これから半年程度で合併が連邦政府に承認された場合を考え、SprintもT-Mobileも最初から一括払い購入でも分割払い購入でもSIMロック解除して販売するのかもしれないし、分割払いの場合は残債を全額払うまでSIMロック解除できないかもしれないし、今の段階ではわかりません。
さ 返信:
2018年9月18日 11:30 PM
iphone 8 plus 256 GbをSprintなら750ドルで下取りがありますのでeBayよりお得かと
アドバイスありがとうございます。
A Yoshida 返信:
2018年9月19日 12:33 AM
キャリアのTrade-Inで「Trade-Inプラス端末割引」を得るには通常、購入時に新iPhoneは分割払いを一定期間する条件がありますね。(分割払い期間は通常、SIMロック。)
今回のSprintの場合で「$300でiPhone XS MAXに交換」というのは、手にするiPhone XS MAXは18ヵ月リースじゃあないんですか?
12ヵ月後以降に次のiPhoneにまたリースでアップグレードできますが、自分の所有物にするには追加コスト(6ヵ月分の割引前のリース料に相当する金額)を払わないといけないはずです。その分、Trade-In時に安くなっているように見えます。また、SprintのFlex Leaseプログラムだと、Lease期間中はSIMロックのはずです。(Lease期間中はあなたの端末ではなく、Sprint所有の端末をあなたが借りているだけですから。)
Trade-Inで得る新iPhoneの条件を良くチェックしてください。
A Yoshida 返信:
2018年9月19日 7:42 AM
eBayの現在のオークションでの最終売値(Winning Bid)は、iPhone 8 Plus 256GBで$810~$850ですね。
もっとも、これからeBayの手数料とPaypalの手数料が引かれますが。