アメリカのプリペイド携帯契約が、ポストペイドよりも高いというのは、昔のこと!・・・今は、逆!


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この件、何度かあちこちで説明しているのですが、いまだに「アメリカの携帯電話は、プリペイド契約が、ポストペイド契約よりも高い。」と言い切っている人がいるので、今度説明するのは時間が無駄で嫌なので、ここで詳しく説明しておきます。

1.現在のアメリカの携帯電話のアメリカ国内通話単価を比較する。

現在のアメリカ国内通話の1分当たりの通話単価は・・・
● ポストペイド契約 ・・・ 1分当たり$0.40~$0.45
● プリペイド契約 ・・・・ 1分当たり$0.10が普通、安いところは$0.04~$0.05

実は、これには注釈が必要です。アメリカの携帯ポストペイド契約では、「最初の1分から、1分幾ら」の契約はできません。
各社のポストペイド契約プランの通話部分だけを比べてみると、
AT&T(1台契約の場合):
● 月$39.99で、通話450分まで
● 月$59.99で、通話900分まで
● 月$69.99で、無制限使い放題

AT&T(共有データランの場合の、1台あたりの通話契約部分の料金):
● 月$45~30で、無制限使い放題 (1台あたりの基本通話料金は、加入するデータ共有バイト数プランによって変わる。)
---$45(月$40/共有バイト数1GB、に加入の場合)、
---$40(月$70/共有バイト数4GB、に加入の場合)、
---$35(月$90/共有バイト数6GB、に加入の場合)、
---$30(月$120/共有バイト数10GB、以上、に加入の場合)、

T-Mobile(1台契約の、Value Planの場合):
● 月$34.99で、通話500分まで
● 月$49.99で、無制限使い放題
 
Sprint(1台契約の場合):
● 月$29.99で、通話200分まで
● 月$39.99で、通話450分まで
● 月$59.99で、通話900分まで
● 月$109.99で、無制限使い放題(この場合、テキストもデータ通信も使い放題)

Verizon(今は新規加入は共有データプランしかない。)
● スマートフォンは月$40、フィーチャーフォンは月$30で、通話は無制限使い放題

以上の基本通話料金に加入する必要があります。最初に書いた「ポストペイド契約 ・・・ 1分当たり$0.40~$0.45」という数字は、この通話分数限度(いわゆる「無料通話分数」)を超えた場合の通話単価です。
これに対して、プリペイド携帯の「1分当たり$0.10が普通、安いところは$0.04~$0.05」というのは最初の1分目からの料金(Pay-as-you-go)であり、また、「月300分ま無料」などのバンドル料金の場合の、平均通話単価でもあります。

なぜプリペイド携帯のほうが通話単価が安くなったのでしょうか?昔(10年前?)は、そんなことは無かったです。

それは、実は、ポストペイド契約には今は「毎月の無料分数通話」だけでなく、ほかにも沢山無料通話が加わっているからです。
● 同じ携帯会社同士の通話は、無料
● 夜9時(プランによっては夜7時)から翌日朝の7時までは無料
● 週末は無料
・・・と、無料で掛けられる時間帯が増えています。しかし、携帯会社としては「無料通話」のコストをどこかで回収しないといけません。したがって、課金出来る時には高く(1分あたり$0.40~$0.45)課金します。

プリペイド携帯のほうは近年、多数のMVNOが現れて通信価格の競争となり、また、そういう「無料通話」の恩恵が無い分、どの時間帯でも全ての通話を同じ料金で安く掛けられるようになった・・・というお話なのです。
 
 

2.毎月の基本料金で比較する。

次に、毎月の基本料金で比べましょう。

上に書いたように、ポストペイド契約の場合には毎月の最低通話金額でも$29.99から$39.99/$40.00を支払う必要があります。

プリペイド携帯の場合は、Pay-as-you-go(使った分だけ課金するプラン) であれば、、月の最低トップアップ料金は$10、または、$20-25で3ヶ月(つまり、1ヵ月あたり最低$8.33)で電話番号を維持できます。

したがってアメリカでは毎月の最低基本料金(最低維持費)を比べても、プリペイド携帯のほうが安いのです。

更に、テキスト使い放題や、データ通信をある程度のバイト数(1-2 GB)使えるプランでも、月の最低金額が$30からあり、$35~$50/月が一般的なプリペイド携帯のスマートフォン加入料金であることを考えると、同等のポストペイド契約は月$60-120しますから、アメリカではプリペイド携帯契約のほうが毎月の基本料金も安いことになります。

プリペイド携帯会社のプラン料金は、
アメリカのプリペイド携帯通信料金(1)Pay as you go – 2010年12月4日
アメリカのプリペイド携帯通信料金(2)日払いプリペイド – 2010年12月5日
アメリカのプリペイド携帯通信料金(3)月払いプリペイド – 2010年12月6日
を参照してください。

ポストペイド契約の料金は、
アメリカ携帯会社ポストペイド契約料金比較(一台契約の場合) – 2011年7月20日
アメリカでiPhoneをポストペイド加入する場合の料金 – 2011年1月14日
を参照してください。
 
 

3.では、ポストペイド契約のメリットは?

通話単価も、月の最低料金も、プリペイド携帯契約のほうが安いのに、ポストペイド契約をする価値はあるのでしょうか?

以下、ポストペイド契約に加入するメリットです。
● 米国外で国際ローミングができる。(プリペイド契約では、基本的に国際ローミングはできません。・・・T-Mobileの通話とテキスト、H2Oのデータ通信は、例外。)
● テザリングなどが公式に使える。
● LTE通信が使える。(プリペイドでは、ポケットWiFiとiPad/タブレット以外は不可。)
● 複数の携帯やタブレット/ポケットWiFiなどを、組み合わせて加入すると、それぞれ別々に加入するよりも安くなることがある。(必ず、計算して確かめてください。)・・・アメリカではポストペイド契約には、一つの請求書(加入者)で5台までの携帯が加入できる「ファミリー・プラン」があり、通話分数やテキスト・プランを、一つの料金を払って一家でそれを共有することができます。
● 2年契約すると、端末価格が割引になる。

など、毎月の料金が高くとも、ポストペイド契約に加入するメリットは、あります。



――<●>――
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「アメリカのプリペイド携帯契約が、ポストペイドよりも高いというのは、昔のこと!・・・今は、逆!」への13件のフィードバック

  1. 私はナンバーポータビリティが結構大きいのではないかと考えています。
    知る限りプリペイドは番号の移行ができないので、
    高くてもいいから同一番号でいきたい人と、ともかく安い方がいい人の間で
    差別価格が成り立っているのでは。

    管理人 返信:

    アメリカは、プリペイドでもMNPは可能ですよ。
    プリペイド⇒プリペイド、プリペイド⇒ポストペイド、ポストペイド⇒プリペイド、ポストペイド⇒ポストペイド、固定電話番号⇒携帯電話番号、全て可能です。(携帯電話番号⇒固定電話番号は、知りません。)
    しかも、MNP手数料は原則無料です。(消費者保護のため、MNPのためのキャリア間電話番号移行システムは、FCCが関わったため?)
    「当社はMNPは無料です。」なんて広告している会社がありますが、アメリカではMNP手数料は無料が当たり前、取るほうがおかしいです。

    各プリペイド携帯会社のアクティベーション・スクリーンには「他の携帯会社から電話番号を移行しますか?」オプションがほとんどの会社にあります。画面に無い場合(例:AT&T GoPhone)は、カスタマーサービスに電話すれば、MNPできます。

  2. 本件とは関係ないかもしれませんが、日本の携帯料金制度に関して良い点、悪い点、何か感じるところは有りますか?米国在住の方には縁の無い話かもしれませんので、面倒であれば無視して下さい。

    日本の携帯料金制度しか私は知りませんが、ごちゃごちゃしている割にはパケットの使用料金は全然段階的になってないのが不満です。2段階制なんていっても数十MB使ったら上限に到達して、以降7GBまでは速度制限無く利用できますっていわれても・・・。キャリア戦略と言えばそれまでですが、それにしてはUserの利便性というものが考慮されてないんじゃ・・・。Xiだけはライトがあって、其処だけはさすがDocomoだなと感じてはいますが。

    管理人 返信:

    まず、キャリアのプリペイドにパケット通信が無いことが不満。

    MVNOのプリペイドプランは、SIMの種類がありすぎ。(アメリカは、SIMは1種で、プランは複数のプランから選べる。プランの変更も可能。)

    日本のポストペイドプランは、加入していないから良くわかりません。が、LTEと3Gの料金が違うのは、おかしい。(アメリカ、イギリスを含め、海外はLTEと3Gの料金は違いが無い。)

    日本は家族割りはあっても、ファミリープランが無い(基本料金を複数の携帯で共有することが出来ない。)

    私は逆に日本のプランをよく知らないのですが、思いつくのはそのくらいですかね。

    確かに、日本のパケット料金は、おかしいです。私もウィルコムのデータ通信プランをエッジ時代から(今は3Gに切り替えて)使っていますが、「あるバイト数までは度量制。それ以上は幾ら使っても、使い放題。」というものに、その「あるバイト数」とは、普通に使っていると一日の途中で到達してしまいます。これでは、何のための「中間度量制」かわかりません。

    じゃあ、現行が7GBまで4000円(かどうかはわかりませんが・・・)だとしたら、3GBまでしか使わない人は2000円にしたら良いのでしょうが、そうすると、キャリアとしては収入が減りますよね?だから、なかなか出来ないのでしょう。

    あと、アメリカと日本の違いは、アメリカではほとんどの家庭がPCでインターネットをしており、自宅ではWiFi環境が出来ています。だから、アメリカ人の平均1ヶ月セルラー通信バイト数は1-2GB以下で済むわけです。(アメリカではセルラーからWiFiへの公衆のオフロードかが進んでいると間違って認識している人がいますが、それはNYCやサンフランシスコなどの特定の街中だけです。家と家との間の距離が遠いほとんどのアメリカ国内では、公衆WiFiを掴むこと自体がほとんど不可能です。)私のAT&T iPhoneセルラー通信プランは、いまだに月250MBプランです。出張や遠出の旅行をするとこれを100MBほど超えることがありますが、出張しなければ月250MBを超えません。)

    日本では独身女性などはまだまだ「インターネットは携帯だけ」という人も多いようで、そういう人は自宅にWiFi環境が無いので、セルラーデータを比較的使うのでしょうね。そういう人にはバイト数限度の低いプランが出来たとしても、節約にはならないかもしれませんね。

  3. AU,SBのプリペイド、通話以外ではメールだけとか通話料もポストペイドに比べれば激高とか。ここまでポストペイド依存なのって日本だけですか?一体何を狙ってここまでポストペイド依存体制を作っているのやら。

    Docomoが色々プランを用意してくれたらMVNOなんてどうでも良くなるんでしょうけど、独禁法でそれ出来ないとかなんとか。WimaxもMVNOの方が月¥2000で使えて圧倒的に安かったりしますし(本家は¥3880)。1年縛りはありますけど。

    LTEの料金設定はDocomoが一番最初にやって、それに他2社が追従しただけなので、諸悪の根源はDocomo。料金嵩上げしたのはもう、ちょっとでも養分どもから搾り取りたかったんでしょうね。司法機関がいちいち文句言うような国なら、こうはならなかったんでしょうか?逆になぜ海外は料金が3GでもLTEでも同一なのか。

    今の処LTEは7GBまでは¥5985です。これって他国と比べて高いんですか?ちなみに3GBまでのXiライトは¥4985です。全然割安になってないです。¥5985満額回収したいのが見え見えですね。といっても私はMNPで加入したので月¥500ぽっちしか払っていません。Xiライトで契約してますので3GBまでは速度制限無しです。外での時間潰しはもっぱらテキストサイトしか見ないようにしてるので余裕過ぎますね。

    日本人ってそちら側の人達に比べたらPCに疎い人が多そうですね。光回線の普及率は世界一位なのに。氏のコメントからは日本の携帯料金制度には改善点が非常に有り過ぎるということが読み取れました。

    管理人 返信:

    「携帯電話不正利用防止法」のおかげで、日本に住んでいない海外からの旅行者や出張者は基本的に日本の通話付きプリペイドSIMの購入が出来なくなりましたので、プリペイドの分野での発展は難しくなりましたね。
    もっとも、旅行者はせいぜい1ヶ月以下しか滞在しないので、売り上げ的にもそんなに影響無いですが。だから、アメリカなどの先進国では、国外からの旅行者のことを考えたプリペイドプランは、ほとんど無いです。国内の「ポストペイドは高い」と思っている携帯利用者にプリペイドを加入させて、長期間継続契約してもらうためのプランであり、マーケティング戦略です。
    後進国になると$1でも外貨が欲しいので、短期旅行者向けのプリペイドは簡単に到着空港でも買えますが。

    LTEの料金はアメリカ的な考えだと、「ユーザーに更に良い(速い)データ通信を提供するため」にLTEを提供しているわけではないのです。「これまでの3G通信は飽和状態になって、このままだとデータ通信が遅くなるので、それを解消するためにLTEに移行している。」のです。
    つまり、「ユーザーにより良いサービスを提供する」ことを目的としているのではなく、キャリアの都合で「このままだとデータ通信のサービス劣化が目に見えているので、それを改善するためにLTEに移行している」ので、ユーザーには超過料金を取らずにLTEを提供しているわけです。
    日本のようにLTEを高くしても良いですが、だったら3G通信の速度は落とすべきではないですね。毎年(毎月)3G通信に同じ料金を払っているのに、どんどん速度が遅くなって使い物になってくるとしたら、そういうお金の取り方って、無知な客を馬鹿にした取り方だと思いますね。

    アメリカはデータ通信料金に関しては、ポストペイドは大体5GBで月$50位が目安ですかね。ただし、各社、課金の仕方が違うので、直接比較は出来ませんが。
    日本と違うのは、毎月データ通信だけに$50払いたくない人はいるので、同じキャリアのデータ通信オプションにも「月$15~20と、$30」といった中間のオプションがある、ということですね。もちろん、その分、その金額で使えるバイト数は減りますが、限度に達したら使えなくなるのではなく、超過分金額でチャージされるだけですから、その限度に達したら自粛するか、継続して超過料金で使うかは、本人の選択です。

    ニューヨーク・マンハッタン、サンフランシスコなどの一部の電車通勤が出来る地域を除いて、ほとんどが車での通勤です。運転しながらスマホを使うには限度があります。(カーナビ・アプリは使えますが、メールやブラウザーは運転しながらはまず無理。)
    したがって、日本と違って通勤時に使うデータ通信の量は少ないのも、アメリカのスマホ平均使用バイト数が少ない理由かもしれませんね。

    あと、支払いに関する責任の所在も、日米の文化の違いがあります。
    たとえば、アメリカでは車や住宅のローンなどは夫婦共同名義にします。所有登録も、同じく共同名義です。銀行口座やクレジットカードも共同名義で作るのが普通です。
    日本だと、銀行口座は夫婦共同名義で作れませんね。持ち家も、「土地はお父さん名義、家はお母さん名義」とか、変な登録しています。ローンも基本的には個人名義で、それに「保証人」を付ける。
    このあたりの文化の違いが、携帯加入に関しても違いがあると思います。アメリカでは家族の携帯は親のどちらか一方の名前で5台まで契約できて、それを子供を含めて家族に使わせます。(とは言っても、お父さんの支払い責任は、州法で自動的に夫婦であるお母さんの支払い責任です。)請求書は1枚だけ来て、5台分の合計金額を払います。・・・という文化なので、Family Planやデータ共有プランなどのような、「月の使用可能な通話分数やデータバイト数を家族で共有する」プランが可能なのです。

  4. 初めまして!
    今アメリカの大学に留学しているものです。

    今、携帯電話の購入を考えています。
    自分はこれから最低10か月以上アメリカにいるつもりです。

    そこで普通のプリペイド携帯ではなく
    プリペイドのiphone5を購入したいなと思っています。

    こちらの記事を読んで勉強させていただきましたが、
    あまりぴんとこない点もありました。

    そこで確認させていただきたいのですが

    ①verizonで本体(A1429  CDMAモデル)のみを買う
    ②at&tでsimを買う(iPad用だと言う)
    ③アクティベートする(?)、料金プランを選択し、決済する
    ④使えるようになる。

    でよろしいのでしょうか?

    また、将来的に日本に帰国するつもりで、日本でも使いたいと思っています。
    ただ通信会社がずっとDOCOMOで、今持っているドコモのアンドロイドのsimをnano simに交換し使用したいと思っています。

    それは可能でしょうか?

    そもそもとして、他にコストの面などで、留学生向けの何かアドバイスがあれば教えてください!

    よろしくお願いします!!

    管理人 返信:

    >①verizonで本体(A1429  CDMAモデル)のみを買う

    Verizonショップでは本体のみ購入はできません。契約が必要です。
    アップルストアではVerizon版の本体のみ(Device Only)を販売してくれるところもありますが、SSN/ZIP Code入力画面が出て来る(頻度は少ない?)という報告もあるので、注意してください。
    「Verizon版iPhone 5の初期化にSSN/郵便番号が要求される件」
    https://blogfromamerica.com/wp/?p=13468

    >②at&tでsimを買う(iPad用だと言う)

    iPad用SIMは、マイクロSIMです。iPhone 5はNano SIMが必要です。
    その点を理解していれば、OKです。

    >③アクティベートする(?)、料金プランを選択し、決済する

    「AT&T GoPhone/プリペイドSIMをiPhoneで使う場合のアクティベーションの方法」
    https://blogfromamerica.com/wp/?p=1101
    に書いてある注意点を理解していれば、OK。

    >今持っているドコモのアンドロイドのsimをnano simに交換し使用したいと思っています。それは可能でしょうか?

    ドコモに聞いてください。
    でも、基本的には、日本でSIMフリーiPhone 5をドコモSIMで使用している人は、ネットを探せば沢山見つかると思いますよ。ポイントは、ドコモのどのプランを選択するかだと思います。

    >そもそもとして、他にコストの面などで、留学生向けの何かアドバイスがあれば教えてください!

    日本へ帰っても使いたいとなると、選択肢が狭くなりますね。
    あと、VerizonのiPhone 5では、AT&TのSIMでも、T-MobileのSIMでも、LTEは掴みません。それを納得していれば、いいんじゃあないですか。
    また、どっちでもLTEを掴まないのであれば、AT&Tに固執せずにT-Mobileでも可能ですね。
    「アメリカの携帯会社のパケ放題・・・まだあるんだゾ」
    https://blogfromamerica.com/wp/?p=13836

    また、ドコモのSIMでは、(ドコモが公式にiPhoneを販売しない限り)、現状では脱獄しないとLTEは使えません。

  5. 返信ありがとうございます!
    いろいろと理解してないとこがあったみたいで、、、
    もう少し質問させてください。

    ①StraightTalkのiPhone 5を買うのが一番無難なんでしょうか?これも日本に帰ってドコモで使えるかどうかは実際に帰ってやってみなければわからないということですよね?

    ②アップルストアでverizonのiphone5(A1429  CDMAモデル)をdevice onlyで買って、SSN/ZIP Code入力画面が出て来るかどうかは、完全に「運」ということでよろしいでしょうか?

    ③ipadのsimに関して完全に勘違いしていました。もしアップルストアで本体だけを購入した後、プリペイドnano simを手に入れるにはどういった方法がありますか?

    ④LTEにこだわりはまったくありません。また米国内に関しては、通話も無制限じゃなくていいです。wifiのないところでネットをつなぎたいのとメールが出来ればオッケーです。なのでT-mobileのプランが安く済みそうでいいなと思いました。ただこれは①で買った場合は使えなく(StraightTalkのプランにその場で加入するため?)、③の1つの選択肢としてとらえてよろしいでしょうか?

    よろしくおねがいします!

    管理人 返信:

    ① StraightTalkのiPhoneを買って日本へ持ち込む人は少ないので、まだ成功例は聞いていません。
    一人、先週あたりの報告では、まだうまく行っていないみたいです。
    米国内でも、他社SIMを使えたという報告は少ないので、確認できないところです。(StraightTalkのiPhone5でAT&TのSIMが使えたというコメントは1件目にしましたが、報告が数的に少なく、裏付けできていません。)

    ②今のところ、運としか言えないですね。
    まあ、出てきたら、最悪は返品すればよいことですが。

    ③正規にはAT&Tのプリペイド用ナノSIMは流通していません。
    在米なら、Amazon.comかebayを探せば、出てきます。携帯関連業者からの横流し品で、出てくる数に制限があるので、まだ高いです。(1枚$15-18)
    このサイトでも代行を始めましたが、$20以上になります。
    安く済ませたければ、マイクロSIMを買って、SIMカッターで切ってください。
    ただし、SIMカッターのコストが掛かります。

    ④日本でもLTEを使えなくても良いのですか?
    なら、アップルストアで堂々とSIMフリー(Unlocked) iPhone 5 (A1428 GSMモデル)を買えば、日本ではドコモ/ソフトバンクでLTEが使えないだけで、3Gでは使えます。

    A1428 GSMでもA1429 CDMA(Verizon版)でも、T-Mobile SIMは使えます。(A1428GSM Unlockedは間違い無く可能。Verizon版は確認要。)T-Mobileは従来は3GはiPhoneの対応していない周波数(上り170MHz/下り2100MHz Band 4)でしたが、昨年9月頃からiPhoneや米国外スマホに対応するために1900MHzで3Gを追加しています。今年(2013年)の夏には完了する予定です。
    自分が住んでいる地域がまだT-Mobile 3G 1900MHzに対応していなければ、T-Mobile SIMを使用した場合にはそれまで速度は2G速度で我慢しないといけません。また、既に1900MHz 3G周波数が追加された地域でも、まだ速度がかなり遅い地域もあります。
    最新のT-Mobile 3G 1900MHz地図は、
    http://www.airportal.de/
    で確認してください。

    SHOT 返信:

    返信ありがとうございました!

    そうすると

    ①A1428 GSMモデルをアップルストアで買う

    ②T-mobileのweb siteで「Micro SIM Card Activation Kit」を買う

    ③アクティベーションする(プランはMonthly 4Gの30$)

    ④使えるようになる

    でよろしいんでしょうか??

    よろしくお願いします!

    管理人 返信:

    まあ、LTEを気にしないのなら、それが一番確実ですね。
    一応、A1428 GSMは、T-Mobileがこの春ごろから順次開始を予定しているLTEの周波数を含んでいますから、運がよければアメリカ滞在中にT-MobileのLTEが掴めるかもしれません。

    ただし、再度書きますが、iPhone 5はナノSIMなので、②のあと、「SIMカッターでマイクロSIMを、ナノSIMにカットする」の手順が入ります。

    T-Mobileは店舗にはナノSIMがありますが、正式にはポストペイド契約者用にしか「販売」していないはずです。
    プリペイド契約でナノSIMをくれるかどうかは、店員の気分次第でしょう。
    しかし、店舗でプリペイドSIMを頼むと、そこで強制契約させられると思います。店舗では$30プランは加入できないので、ダメですね。

    自分でカットする自信が無ければ、あるいは、このためだけにSIMカッターを買うと余分な経費がかかるので嫌なら、Amazon.comで「t-mobile nano sim」で検索すれば、ナノSIMにカットしたT-MobileプリペイドSIMキットを販売している業者がありますよ。この場合、使えなかったら文句を言えるから、良いですね。

    なお、T-Mobileのプリペイド携帯契約をするには、SIMだけでなく、別途アクティベーションコード(11桁の数字)が必要です。必ず、「Activation Kit」と書いていて、商品写真にSIMだけでなくActivation Cardが含まれているのを買ってください。

    SHOT 返信:

    Amazon.comでt-mobile nano sim Activation Kit(Activation Card)付きのものを注文しました!

    あとはおとなしく届くのを待ってみます。

    長々とお付き合いいただきありがとうございました!

    もしまたなにかあれば相談させていただきます!

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