iPhone/iPad/アンドロイド端末でクレジットカード決済ができるSquareが、現金引出しとレシートプリンターもセット販売開始。
iPhone/iPad/iPod Touch/アンドロイド端末のイヤホン/マイク端子にカードリーダーを差し込むことによって、WiFiや3G通信でお客さんのクレジットカード決済の認証を行い、お店や企業が事前に登録しているアメリカ国内の銀行口座に24~48時間以内に、課金した金額から2.75%(カード番号手入力の場合には3.5%+$0.15)のカード決済手数料を差し引いて入金してくれるSquareが、iPadのSquareカード決済アプリと連動するCash Drawer(現金引出し)とレシートプリンターも販売開始し、Squareが店内POS端末としてコンプリートに使えるようになります。
※ Squareのカードリーダーは家電量販店BestBuyなどでも販売しています(Squareに直接注文すれば、無料)ですが、Squareのカード決済の恩恵を得るためには、アメリカ国内に銀行口座(個人口座でも可)が必要です。決済そのものは、ネットに接続されていれば、世界中のどこでも可能です。
「Business in a Box」は、「Squareカードリーダー/iPadスタンド/Cash Register(現金引出し)」が3点セットになっており、$299。レシートプリンターを加えると、合計4点セットで$599になります。
これまでもSquareアプリと連携するCash Registerやプリンターはあり、事業主が自分で購入してiPad/iPhoneなどと組み合わせて使用することはできましたが、今回、これをSquareがセット販売することによって、事業主は自分で機種を選択/購入したり稼動テストをする手間が省けます。
Cash Registerとレシートプリンターは店内(室内)LANに繋がっており(厳密には、レシートプリンターがLANケーブルでLANに接続。Cash Registerはレシートプリンターに専用Multiproケーブルで接続。)、iPadはWiFi(ワイヤレス)で店内LANに繋がり、Cash Registerを開閉し、レシートプリンターにレシートを出力します。
したがって、Cash Register/レシートプリンターはレジの場所に固定されているものの、iPadはWiFiさえ繋がっていれば、店内を自由に持ち歩き、店内どこででも決済できます。
そして、無料アプリの「Square Register」アプリをiPadにインストールし、コンプリートなPOSオペレーションが可能になります。
「Square Register」アプリには、日々の売り上げや週間・月間売り上げを分析する簡単なツールも含まれています。
この新しい「Business in a Box」を導入することによって、個人経営の小売店は初期投資$600以下でPOS端末を導入し、クレジットカードと現金をお客さんから受け取ることができるようになります。
Squareのホームページは、
Square Business In a Box 案内ページ
Squareの使用体験記は、
iPhoneでクレジットカード決済-Square – 2011年2月1日
参照。