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iOS 8にアップグレードしたら、WiFiが良く詰まってしまう(WiFi扇の横にくるくるマークがずっと表示され、ブラウザーやアプリのデータ更新が進まない)ことはありませんか?
追記:iPhone 6/6 Plusはこの現象の影響が無いと言う報告があります。影響あるのは、iPhone 4s/5/5s/5cが多いそうです。
以下、暫定的な解決策です。でも、筆者も1日やっていますが、かなり快調です!
皆さんも、やってみますか?
【Gizmodo】Why Your iOS 8 Wi-Fi Is Weird and How to Fix It – 2014年9月23日
方法:
「設定(Settings) ⇒」
“iOS 8にアップグレードした後、WiFiが良く詰まってしまう場合の解決法” の続きを読む
さて、筆者の昨夜の記事はとてもアクセスが多くて、一夜明けて起きてみたら久しぶりにびっくりしました。
しかし、他の海外在住日本人の方々も批判していて、それもかなり賑わっていたようで、このサイトだけではなかったのですね。
しかし、筆者が問題にしているのは、2点あります。
● 本人認証方法 = 日本に到着してパスポートを見せるのが、ベストな方法なのかどうか。
特にイマドキ、SIM認証でWiFiが使えるようになりかけている時代に、IT先進国日本が、成田空港の検問所みたいに「パスポート見せて、100%まるまる信用」って方法しかないのかどうか、考えて欲しい。
今は、アプリも世界中でダウンロードできる。本人認証は、クレジットカードからの住所や年齢検索、現地免許証も可だし、どうしてもパスポートでなければならないなら、アプリ経由で事前にスマホでパスポートの写真を撮って、セキュアな送信経由でスマホから送る・・・ということも、不可能ではない。
日本へ「海外旅行」を考えている外国人にとって、日本人と同じく、「海外旅行」は事前に調査して、準備万端で行きたい人もいる。したがって、この無料無線LANサービスのID設定が、使用予定の端末に日本へ到着する前に設定できれば、とっても、とっても便利でしょう。
これにより、日本側の空港やホテルなどのスタッフの教育や増員も不要だし、運用コスト削減になります。
● 現行の電波通信法で技適マークの無い端末は、日本国内でのWiFi/Bluetoothを含む全ての電波の発信を許可されていないのに、なぜ、それを奨励するようなことを、しかも、政府の一機関が公的に行うのか?
我々のように海外に住んでいる日本人が周囲の日本人以外の人に、「こうすれば、日本で公衆WiFiが使えるよ。でも、君の端末を日本で電源入れると、法律違反で犯罪だから、こっそり使ってね。」って言えっていうの?
“一夜明けて、観光庁(?)の訪日客向け無料無線LANサービスについて、確認と追加コメント” の続きを読む
日経新聞記事:
【日経新聞】訪日客に無線LAN 全国共通の無料IDで観光促進 – 2014年5月23日
記事抜粋:
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政府はNTTグループなどと共同で、日本を訪れる外国人が駅や観光地などの無線LAN(構内情報通信網)サービスを簡単に使えるようにする。空港などでIDを配り、滞在中は全国どこでもひとつのIDで無線LANを無料で使えるようにする。2016年度をめどにサービスを始める。無線LANの使いにくさは訪日客の最大の不満の一つ。観光立国や20年の東京五輪に向け、官民一体で改善を急ぐ。
(中略)
現在は施設ごとにメールアドレスなどを登録してIDをもらわなければいけないケースが多い。訪日客の場合、空港、鉄道、ホテルなどで何度も別のIDが必要で煩雑との声がある。米国や韓国の大都市ではIDなしで無線LANを無料で使える場所も多い。
日本の携帯電話は自社の通信網にしかつなげない「SIMロック」を掛けるのが一般的なので諸外国に比べて街でSIMカードを手に入れにくいことも不満の一因。無料でネットを使えないとローミングと呼ばれる日本と自国の携帯事業者間のサービスで通信料が割高となり、滞在費が押し上げられる問題がある。
観光庁が11年に訪日客に対して旅行中に最も困ったことを聞いたところ、無線LANの使いにくさを挙げる人が24%に上り、言語や交通などを抑えて最も多かった。
政府は訪日客が全国で使える共通IDを導入する方針だ。総務省と観光庁、NTT系のNTTブロードバンドプラットフォーム、KDDI系のワイヤ・アンド・ワイヤレスなどが今夏に協議会をつくる。空港や鉄道、ホテル業界などと連携し、訪日客のID情報を共有するシステムなどをつくる。総務省は15年度予算案で開発や実証実験の費用の要求を検討する。
訪日した空港や観光地でパスポートの提示を条件にIDを渡したり、スマホのアプリ(応用ソフト)で無線LANを使えるようにしたりするしくみを想定する。無料の無線LANを提供する全国の施設に共通IDの採用を呼びかける。日本人も使えるサービスに広げるかは協議会で詰める。
訪日客は13年に初めて1千万人を突破した。政府は東京五輪が開かれる20年に現在の2倍の2千万人を呼び込む目標を掲げている。課題だった通信環境を改善できれば、訪日客のリピーターも期待できそうだ。
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これって、「パスポートを提示して、IDを貰う」ブースや、そのブースに張り付くスタッフの人件費など、運用上、手間や金が増えるだけでしょう。
なんで、外国人が成田空港(などの国際到着空港)に到着して、飛行機を降りて携帯の電源を入れたら、勝手に空港WiFiに繋がって、このサービスの案内画面が表示され、その場で必要な情報を入力して、IDをオンラインで入手(あるいは、その携帯に自動セット)するシステムにしないのかね・・・・
“「日本政府が訪日客に無線LAN、全国共通の無料IDで観光促進 」に、物申す” の続きを読む
Belkin WiFi Range Extenderを自宅に設置し、自宅内のWiFi電波の弱いところを改善してみました。
Belkin WiFi Range Extenderは2つのモデルがあり、モデルN300は定価$59.99で最大速度300Mbps(150Mbps+150Mbps)、モデルN600は定価$79.99で最大速度600Mbps(300Mbps+300Mbps)です。周波数は2チャンネル(2.4GHzと5GHz)に対応しています。
実は、筆者の自宅は「L」字形平屋(プラス、地下室)なのですが、その「L」の端のほうにはWiFi電波が届きにくいため、以前から別のWiFiアクセスポイントを設置していました。
“Belkin WiFi Range Extenderを自宅に設置し、WiFiの距離を拡張してみた。” の続きを読む
航空機の離着陸時の機内での電子機器使用解禁ニュースのフォローアップ。
3日前、欧州航空安全機関はアメリカFAAに続いて、欧州テリトリー内での航空機の離着陸時の機内での電子機器使用解禁を決め、その方針を今月末までに出版することを、2013年11月13日に発表しました。
上欧州航空安全機関は、離着陸時の機内モードでの電子機器の使用解禁ガイドラインを今月末までに発表 – 2013年11月14日
【EASAプレスリリース】EASA allows use of Electronic Devices on board – 2013年11月13日
その翌日、European Commission (EC)は、機内での3G/4G(LTE)通信を許可する方針を発表しました。
ヨーロッパでは、既に2008年より機内での2G通信は許可されています。
【Europian Commission】Surfing in the sky: Commission gives airlines green-light for 3G and 4G broadband services on board aircraft – 2013年11月14日
・・・とは言え、機内の携帯利用者が直接携帯会社の地上の基地局とやり取りするわけではなく、航空会社が機内にFemtocellのようなもの(モバイル通信システム、MCA)を設置して、機内の携帯利用者はその機内電波に「ローミング」して、そこから衛星回線を経由して地上局へ繋げます。
【TheVerge】Europe approves 3G and LTE networks for in-flight use – 2013年11月15日
【EnGadget】Europe lets airlines operate 3G and LTE services during flights – 2013年11月15日
したがって、たとえ機内LTEが実現した場合でも、「航空機 ⇔ 衛星回線 ⇔ 地上局」の間の速度が遅いため、高速通信は期待できないとしています。
しかし、いくつかの企業が機内から直接、携帯電話会社の地上局へ接続する方法を開発中であり、これが実現すれば、将来的に高速での通信が可能になります。
なお、今回で規則的に許可はされましたが、実際に機内での携帯電波使用を許可するか、また、そのための装置を機内に搭載するかは、個別の航空会社の判断となります。
アメリカでは機内電子機器の発する電波を管理するFAAと、携帯電話の発する電波を管理するFCCが、別々の連邦政府部署であることから、機内での2G/3G/4Gセルラー電波の利用は簡単には許可されないと見られています。しかし、機内WiFiを提供するGoGo社は先ほど、専用携帯アプリを使って機内WiFiに接続して、自分の携帯電話番号で通話とSMSテキストメッセージの出来る技術を開発したことを、発表しています。この技術を使うことによって、FCCの規制に触れず、WiFiだけを使って機内で「携帯電話機能」を利用することが可能です。
上空の航空機内から地上へ、電話とテキストメッセージが可能に・・・WiFi経由のVoIPで。 – 2013年11月10日
料金などはまだ未定で、技術的に可能だとしても、民間航空機ではSMSテキストメッセージだけしか許可しない可能性もあります。
GoGoの機内WiFiサービスは小型ジェット機でも利用可能で、ビジネスや個人のプライベート・ジェット機ではこの機能の利用がポピュラーになることが予想されています。
航空機内でWiFiサービスを提供するGogoは、WiFiサービスを経由してVoIP通話サービスと、テキスト送受信サービスの機能の提供を開始します。
ユーザーは無料の専用iOS/アンドロイドアプリで、この機能をGogo機内WiFiサービスが提供されている機内から利用できます。
このサービスはビジネスジェット機などでは既に利用されているサービスですが、Gogoではこれを民間旅客機にも提供していきます。
ただし、VoIP通話サービスを許可するかどうかは航空会社次第でもあり、ほとんどの米国航空会社はSkypeなどのVoIP通話も許可していません。(そもそも、これまでの機内WiFiの速度は、VoIP使うには遅すぎると思いますが・・・ただし、機内WiFiサービス提供会社は、その速度を速くするよう、技術的な改善努力はしています。)
しかし、機内から地上へ向けてのテキストメッセージは、緊急連絡や、急な予定の変更時などに、役に立つと思われます。
この機内からのVoIP電話とテキストメッセージを利用する場合には、電話番号は携帯の電話番号がそのまま使われ、あたかも機内WiFi電波を使って携帯電話をローミングするかのように使用します。機内WiFiに接続された携帯電話の信号は、WiFiと衛星通信を通してGogoの地上局へ伝達され、そこからGogoの携帯地上局から他の携帯会社の電波へ接続されます。
このGogoの機内WiFi経由のVoIP/テキストサービスは、高度1万フィート以上の巡航高度でのみ使用できます。
【TechHive】Gogo adds voice calls, texting support to in-flight service – 2013年11月9日
1990年代後半、インターネットの商用化黎明期に格安ダイアルアップインターネットプロバイダーEarthlinkを創設したSky Dayton氏が2001年に創設したアメリカのWiFi専門プロバイダーBoingo Wirelessが、今週からシカゴO’Hare空港内全域での同社のWiFi Hotspotに、Hotsport 2.0 互換「Boingo Passpoint」を追加します。
Hotspot 2.0はWiFi業界標準化団体WiFi Allianceによって2012年6月にリリースされた「次世代WiFiアクセスフレームワーク」で、今年2013年4月26日に出荷開始されたSamsung Galaxy S4がサポートし、来週リリースされると予想されているアップル iOS 7.0でもサポートされることになっています。
Hotspot 2.0互換の端末では既にWiFiアクセス認証が何らかの形で端末内に保存されている場合、使用者にとってまったく新しい地域のWiFiスポット・カバーエリアに入った場合に、もしそのWiFiホットスポット事業者の使用許可が事前に許可されていれば、その新しいWiFiホットスポットでもユーザーがSSIDを選択したりログインID/パスワードを入力しなくとも、自動的にそのWiFiに繋がってしまいます。
ここで「(使用認証を持った)何らかの形」というのは、SIMであったり、WiFi使用プランの電子的な「トークン(パス)」だったりします。
たとえば、AT&Tポストペイド国際データローミング加入者は現在、日本を含むアメリカ国外のBoingoのWiFiホットスポットを月1GBまで無料でアクセスできます。イギリスBTの加入者は、アメリカへ旅行したときにアメリカ国内のBoingo WirelessのWiFiホットスポットを利用できるローミング契約があります。
“WiFiホットスポットプロバイダーBoingo Wirelessが、シカゴO'Hare空港でWiFi Hotspot 2.0の運用開始” の続きを読む
このサイトでも何度かWiFiアクセスポイントを使ったスマートフォンの屋内位置情報やマーケティングの傾向を、書いてきました。
小売店における買い物客の屋内位置情報追跡システム活用例、現状(2013年前半) – 2013年7月18日
マイアミ子供病院が屋内位置情報システムで、患者や家族が病院内の移動に役立つiPhoneアプリを提供開始。 – 2013年4月5日
インドアGPS(屋内位置情報)システムは、どんなアプリに役立つのか? – 2013年3月28日
また、今月(2013年8月)初めからGoogleが米国内のStarbucksのWiFi提供をAT&Tに変わって行うのも、サンフランシスコ市内の公園で無料WiFiを提供するのも、すべて、WiFiホットスポットから「見える」周囲のスマートフォンをターゲットにした広告収入を上げるためであることも、推測されています。
アメリカStarbucksの無料WiFiが、attwifiからGoogle Starbucksに順次変わります。 – 2013年8月8日
※ WiFiホットスポットは、その電波の伝達周囲内(通常基準では、屋内で数十メートルから、屋外で障害物の無い直線距離では100メートル。)であれば、たとえそのWiFi信号(SSID)に接続(ログイン)していなくとも、その範囲内のWiFi機器のMACアドレスを検知する事が出来ます。それを防ぐには、機器の電源をオフにしておくか、WiFiモードをオフにしておくしかありません。
実は、3G(セルラー通信)でも同じように、携帯(スマホ)の電源をオンにしている限り、携帯会社はそのスマホのシリアル番号(IMEI番号、MEID番号)とGPS位置と、その時刻を収集することが出来ます。その活用例としては、ゼンリンデータコムが東日本大地震当日の関東圏の「人(スマホ)の帰宅の動き」のアニメーションがあります。
このアニメーションでは、地震発生とともに電車が止まったため、人(スマホ)の移動速度が遅くなり、徒歩で帰宅する人が増えたことがわかります。
【YouTube】混雑統計データ(R)による東日本大震災当日の人々の流動状況
地震発生前 電車が動いており、幹線道路には車が走る |
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地震発生後 電車や高速道路が止まった このあと深夜まで、歩いて自宅へ帰る人(スマホ)の動きが、分かる |
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同様な人(スマホ)位置情報に基づいた混雑状況と人の流れの把握は、WiFiを使って建物の中でもデンマークのコペンハーゲン空港、カナダのショッピングセンター、アメリカのフットボール球場などでも既に行われています。3G(セルラー)通信からのGPS位置情報データの取得は、キャリアから情報を入手するまでに時間が掛かるため、リアルタイムでデータを収集できるWiFiを活用する施設が増えてきています。
また、既にアメリカのキャリアは、このような携帯のGPS位置を集約化(aggregation)して、企業やマーケティング会社に販売しているというニュースも、チラホラ見ます。
ユーザーとしては、追跡されている情報はスマートフォンのシリアル番号(3Gの場合にはIMEI番号/MEID番号、WiFiの場合にはMACアドレス)だけであり、個人名などの個人情報とはそのままでは結び付けられず、普通には個人が確定されることはありません。
ただし、そのWiFiアクセスポイントエリアに入る前(あるいは直後)に、そのエリアやショップに特定のアプリを起動し、サインインした場合には、アプリのサーバー側がユーザー名を知ることが出来ます。このログイン情報から、そのログイン名が登録されている個人情報を基に、その人の登録「プレファレンス」に基づき、サーバー側からスマホにプッシュ広告を流して、画面に表示することが出来ます。
たとえば、最近、StarbucksのアプリをiPhoneで起動していて気が付いたのですが、その状態でStarbucksの店の周辺数十メートル以内を通ると、自動的にそのStarbucksの店名がiPhone待ち受け画面に表示され、近くにStarbucks店舗があることを知らせてくれます。
当然、ユーザーとしてはそういうメッセージを見ると、何回に一回は店に寄ってコーヒーを買いたくなりますよね。
こういった位置情報を基にしたリアルタイム広告やマーケティングの可能性として、GPSの活用やWiFiアクセスポイントを使った位置情報の活用が、今、最も注目されている技術の一つです。
“ロンドン市が、市内のWiFiアクセスポイントでのスマホのMACアドレスデータ収集に、中止命令。” の続きを読む
屋内のWiFiアクセスポイントとスマートフォンを利用した屋内位置情報システムの活用に関しては、以前、
インドアGPS(屋内位置情報)システムは、どんなアプリに役立つのか? – 2013年3月28日
で取り上げました。
屋内位置情報システムの現在の活用例に関して、ニューヨークタイムズ(NY Times)が2013年7月14日に総括的なレポート記事を発表しています。
NY Times:Attention, Shoppers: Store Is Tracking Your Cell – 2013年7月14日
FastCompany:Retail Stores Are Tracking You Like Crazy – 2013年7月16日
アメリカでカスタマーサービスの充実していることで有名な百貨店Nordstromは、2012年秋から2013年5月まで、店内の顧客の動きの分析を、店内の天井に取り付けられたビデオカメラと店内WiFiとで行いました。
“小売店における買い物客の屋内位置情報追跡システム活用例、現状(2013年前半)” の続きを読む
以前、AT&T iPhone/iPad/スマホのデータ通信国際ローミングプラン加入者は、イギリス、日本などで特定の公衆WiFiが無料接続できることを報告しました。
AT&T iPhone/iPad/スマホのデータ通信国際ローミングプラン加入者は、イギリス/日本等の公衆WiFiが無料でローミング使用可能になります。 – 2013年2月20日
この度、AT&Tは、同様なサービスを、Boingoが展開している世界中の国際空港でも使用できるように、Boingoと契約締結したと発表しました。
AT&T teams up with Boingo to offer free Wi-Fi in major international airports – 2013年4月9日
Boingo Announces Global Wi-Fi Roaming Agreement With AT&T:AT&T Customers Have Access to Boingo’s Global Wi-Fi Hotspots in Major International Airports – 2013年4月9日
このサービスを受けられるのは、AT&Tのポストペイド契約加入者で、AT&Tの
● $60/30日間 - 300MB Data Global Add-On with Wi-Fi in select Countries
● $120/30日間 - 800MB Data Global Add-On with Wi-Fi in select Countries
の国際データローミング加入者(オプションは、必要なときだけ加入でき、不必要なときは解約できます。)です。
※ ポストペイド契約者は、国際データローミングオプションは、加入期間が1ヶ月に満たない場合には、加入期間の日割り計算で課金され、その間のバイト数使用制限も「日割り計算の累積値」となります。となります。
※追記:AT&Tのページによると、2012年6月1日よりGlobal Data Add-onはポストペイド契約でも(契約してから1ヵ月以内の解約でも)最低1ヶ月分課金されることになっていますが、筆者が2012年11月に使ったところ、1ヵ月以内の解約でも日割り計算でした。しかし、規約では「最低1ヶ月分課金」になっていることをご注意ください。
“AT&T iPhone/iPad/スマホのデータ通信国際ローミングプラン加入者は、世界の主要国際空港でBoingoのWiFiが無料でローミング使用可能になります。” の続きを読む
アップル社が屋内位置情報システム関連開発会社を買収したというニュースを受けて、先週、屋内位置情報システム(インドアGPS)に関して以下のブログ記事を書き、屋内位置情報システムは実際の生活でどのように役に立つのかを書きました。
インドアGPS(屋内位置情報)システムは、どんなアプリに役立つのか? – 2013年3月28日
衛星電波を使ったGPSシステムでは、位置は3メートル(10フィート)程度の誤差があります。そして、屋内に入ってしまって窓から数十センチメートル以上離れてしまうと衛星電波は受信できず、衛星GPSでは位置が測定できません。
現在発売されているスマホはA-GPS(Assisted-GPS)機能を持っており、GPS衛星電波で一測定する速度を速めるために、携帯電波の基地局の情報から地理的位置を測定する方法はありますが、この精度は衛星GPSよりももっと悪いです。
Skyhookのように公道から電波を検知できる既知のWiFiアクセスポイントのデータベースを基にしたWiFi位置情報システムも、その精度は衛星GPSを基にした位置情報システムの精度よりも悪いだけではなく、大きな建物内の、公道から離れた奥のWiFiアクセスポイントは、自動スキャン用自動車からは電波が検知できないのでデータベースに含むことができません。
したがってショッピングセンター、博物館・美術館、屋内展示会場、大学やホテルや大きな事務所ビルなどでは、屋内WiFiアクセスポイントを利用した屋内位置情報システムが役に立ちます。そして、このシステムでは3つのWiFiアクセスポイントからの信号強度を測定し、室内で精度が1メートル以下の精度でWiFi接続端末の位置が判ります。
この室内位置情報システムは、既に昨年から北米やヨーロッパの博物館、空港、ショッピングセンターなどで利用され始めています。
フロリダ州マイアミで入院ベッド数289ベッドを持つマイアミ子供病院は小児の心臓移植などでも評判の高い子供病院で、日本人の子供もそこで心臓移植を受けたことがある病院です。更に、マイアミ市内で7ヵ所の分所があり、外来診療やリハビリを行っています。
この病院でも屋内WiFiアクセスポイントを使った三角測量原理で患者や家族が病院建物内の現在地を確認できて、目的の部屋への経路を調べられる機能を、先週2013年3月末にiPhoneアプリに追加しました。また、このアプリは今後、他のスマートフォンOSへも移植される予定です。
“マイアミ子供病院が屋内位置情報システムで、患者や家族が病院内の移動に役立つiPhoneアプリを提供開始。” の続きを読む
アップルが2013年3月24日、屋内位置情報システム技術を持つWiFiSLAMを買収したということで、一般の人にも「屋内位置情報」または「インドアGPS」という言葉が耳に入ってきました。
でも、ここ数日のこのニュース(アップルのWiFiSLAM買収)に関する記事では、「屋内位置情報」がどのように使われるか、具体的に書かれた記事は少ないと思います。
それよりも、まず・・・
「屋内位置情報(インドアGPS)」技術は、アップルが買収しようとしているWiFiSLAM社だけが特に持っている技術ではありません。
そもそもGoogleは昨年(2012年)4月に、インドア位置情報の精度を上げたMapアプリをアンドロイド端末用にアップグレードしています。
Google Launches Android App To Improve Its Indoor Location Accuracy – 2012年4月5日
この時にちょっとだけ「インドア・ロケーション」の応用がブームになったんですが、皆さん忘れたんですかね。
既にGoogleは、世界13ヵ国で、インドア地図を用意した空港・鉄道の駅・ショッピングセンター・博物館・大学などの中で、自分が建物の中のどこに居るのか、ユーザーが確かめられるアプリを提供しています。
Google:Indoor Maps availability
日本では羽田空港、成田空港、中部国際空港を含み、阪急百貨店、ヤマダ電気の一部の店など、が対象になっています。
更に、昨年秋(2012年9月26日)にはWiFiルーター/ネットワーク機器メーカーCISCOが、アイルランドのインドアWiFi位置情報の解析ソフト開発会社Thinksmartを買収しています。
Cisco Announces Acquisition of ThinkSmart – 2012年9月26日
WiFiSLAM社は端末の加速センサーやジャイロセンサーを使用し、GoogleやCISCO/ThinkSmart社が持っている技術よりも、更に屋内位置情報の制度を上げる学習機能を持っていると言われています。
What exactly WiFiSLAM is, and why Apple acquired it
しかし、基本的なところはそんなに変わりません。
従来の衛星電波を使ったGPSでは、位置の制度は3メートル(10フィート)と言われています。これは、+/- 3メートルの誤差ですから、最大6メートル位置がブレる可能性があります。
“インドアGPS(屋内位置情報)システムは、どんなアプリに役立つのか?” の続きを読む
ニューヨーク市は現在、市内に11000台の公衆電話ブースを持っています
この公衆電話は、現在契約中の公衆電話オペレーターと1999年に15年契約で契約され、2014年10月に契約が切れます。
ニューヨーク市はこの公衆電話ブースを全部または一部をこのまま契約更新するか、携帯電話時代になって用を成さなくなった公衆電話ブースを解約するか、の判断をする前に、これらの公衆電話ブースのスペースをいかに利用していくべきかを市民にアイデアを出してもらうことにしました。
昨年2012年12月のNY Tech Meetupでこの募集を発表し、120以上のアイデアが集まりました。
2013年3月5日夜、この中から11のアイデアが選ばれ、主催する市のDepartment of Information Technology and Telecommunications (DoITT) 他の選考委員の前でアイデアを発表し、アピールしました。
そして、選考委員会は5つのカテゴリーからそれぞれ一つずつのアイデアを選びました。・・・ただし、コミュニティー・インパクト部門において2つのアイデアが同点という結果となり、最終的に6つのアイデアが選ばれました。
この6つのアイデアは、市のFacebookページに紹介され、2013年3月6日から14日までの期間、Facebook上で市民の投票が行われ、「人気賞」が選ばれました。
“ニューヨーク市が、11000ヵ所の市内公衆電話ブースの再利用アイデアを市民から募集。” の続きを読む
基本シリーズです。
日本にいる間は誰かに設定してもらっていたために知らないうちにWiFiに接続されていたけど、海外へ来ると自分でやらないといけなくて、WiFiに接続する方法が判らない・・・という質問を時々見かけます。
基本の基本で、今更・・・と言う人のほうが多いと思いますが、あとあとのために一度は書かせてもらいます。
ちなみに、iPhone/iPod Touch/iPad/iPad MiniでWiFiに接続する手順は、以下のリンクを参照してください。
iPhone/iPod Touch/iPad/iPad MiniでWiFiに接続する方法 – 2013年2月28日
ここでは主にホームステイ先や大学/会社のWiFiなどに接続することを前提に、書いています。
※ アメリカのスターバックスやマクドナルドなどの無料公衆WiFiへ接続する方法は、
アメリカのスターバックス/マクドナルド等で無料WiFiに接続する方法 – 2012年3月12日
に書いてあります。
“アンドロイド携帯/タブレットでWiFiに接続する方法” の続きを読む
iPhone/iPod Touch/iPad/iPad MiniでWiFiに接続する手順です。
非常に基本的なことではありますが、質問されることもあるので、以後、参照してもらうために書いておきます。
また、執筆中の「本」のほうには沢山の写真は挿入できない可能性があるので、そのためにも、今後、基本的な操作で経験者には既知の内容であっても、このサイトに掲載することがありますが、ご了承ください。
このページでは主にホームステイ先や大学/会社のWiFiなどに接続することを前提に、書いてみました。
※ アメリカのスターバックスやマクドナルドなどの無料公衆WiFiへ接続する方法は、
アメリカのスターバックス/マクドナルド等で無料WiFiに接続する方法 – 2012年3月12日
に書いてあります。
“iPhone/iPod Touch/iPad/iPad MiniでWiFiに接続する方法” の続きを読む
注意:
使用バイト数データの月初めのリセットのタイミングは、請求月が切り替わった直後の最初のアプリの起動でリセットされることが判りました。請求月が切り替わった後に自分でこのアプリを起動しないと、リセットされないようです。したがって、「全く100%自動」と言うわけでは無いようです。
前者の「Data Monitor (Nutec Apps、LLC)」の方は、請求月が変わると、通知センターにメッセージが表示されますので、リセットを忘れることは少ないと思います。そう言う意味では、前者の「Data Monitor (Nutec Apps、LLC)」のほうをお勧めしますが、後者の「Data Monitor (SwayMarkets Inc.)」は直前数日の使用した場所を地図上で複数地点表示してくれるのが、捨てがたい魅力です。
筆者が今まで知らなかっただけなんですかね・・・
先週発見したのですが、iPhoneで請求期間(月)中のセルラーデータ通信接続のバイト数と、WiFi接続のバイト数とを表示してくれるアプリがあります。
セルラーデータ通信とWiFi通信とをどのくらいの比率で使っているかを、一度に見るのに便利です。
有料のアプリもありますが、無料のアプリで充分ですね。
私がインストールしたのは、「Data Monitor (Nutec Apps、LLC)」と、
「Data Monitor (SwayMarkets Inc.)」です。
このアプリは、どちらも、iPad/iPad Miniにも、iPod Touchにも使えます!
“iPhoneでセルラーデータ通信とWiFi通信の使用バイト数が判るアプリ” の続きを読む
AT&Tは現在、アメリカ国内で約25000ヵ所のWiFiホットスポットを持っており、AT&Tのスマートフォン/iPhone加入者は自動的に無料でこれらのWiFiホットスポットに接続できます。
※ ただし、これらのAT&T WiFiホットスポットの多くはスターバックス、マクドナルド、著名全米チェーンのホテルのロビーなどに設置されており、AT&T以外の加入者も使用許諾に合意してログインさえすれば、無料で使用できるものが多いです。
アメリカでは有料公衆WiFi事業は収益事業にはなっておらず、殆どが店舗や施設が顧客サービスとして無料で提供する傾向にあります。
これらの店舗/施設はキャッシュレジスターなどが既に本部とネットワーク化されているため、既にバックボーンにインターネットが接続されているので、あとはWiFiアクセスポイントを追加するだけで顧客サービスとしてWiFiが提供できるため、追加コストが殆ど不要なのです。
このたび、AT&Tは、同社のiPhone/iPad/スマートフォン利用者(ポストペイド契約のみ)で、$60以上($60-300MB/30日、または、$120-800MB/30日)の国際データローミングプラン(Data Global Add-On)に加入すると、イギリス国内のThe Cloud(BSkyB社)の公衆WiFiサービスを1GBまで無料でアクセスできる特典を追加しました。
AT&T gives travelers 1GB of not-quite-free WiFi in the UK through The Cloud – 2012年2月19日
“AT&T iPhone/iPad/スマホのデータ通信国際ローミングプラン加入者は、イギリス/日本等の公衆WiFiが無料でローミング使用可能になります。” の続きを読む
Virgin Mobile USA Broadband2GoプリペイドポケットWiFi、および、USBモデムの初期アクティベートの方法は、以下に掲載しました。
Virgin Mobile USAプリペイドポケットWiFiについて – 2011年2月5日
Virgin Mobile USAプリペイドUSBモバイル通信のアクティベーション – 2011年4月19日
Virgin Mobile USA Broadband2Goアカウントは、最後のプラン購入日(モバイル通信使用開始日)から1年後にアカウントが抹消されます。したがって、使用しなくともかなり長い間(11~12ヶ月)はアカウントは生きていますから、その間は再アクティベートする必要が無く、電源を入れて接続すれば、その場でプラン加入画面に接続され、残高からプランに適用し、即、使用開始することが出来ます。
しかし、1年以上経過してアカウントが抹消された後のVirgin Mobile USA Broadband2Goの再アクティベートは、どうすればよいのでしょうか?
この時には上のブログ記事で書いた「装置から直接の初期アクティベート」の方法では出来ないので、ここにその手順を書きます。
※ 理由は、アメリカのCDMA2000専用通信装置の場合にはSIMを使用しておらず、以前にアクティベートした時の電話番号情報などが本体に記憶保存されており、その情報が邪魔になって、上記リンクの「初期アクティベートの方法」は使えないのです。
“Virgin Mobile USA Broadband2GoプリペイドポケットWiFi/USB再アクティベート手順” の続きを読む
「どんな電気製品もWiFiでネットに繋いでしまう、Imp」・・・ん~、almost。
WiFi機能組み込み型SDメモリーカード、Eye-Fiをご存知の方は、それを思い出していただきたい。
そのEye-Fiカードのメモリー部分を取り除いて、WiFi機能だけを残したもの、それがImpカードです。
このSDカードのようなImpを対応スロットに差し込めば、iPhoneやAndroid携帯からその装置を制御できたり、モニターできるというもの。
“どんな電気製品もWiFiでネットに繋いでしまう、Imp発表” の続きを読む
アメリカのプリペイド携帯でテザリング(WiFiホットスポット)のできる携帯(プラン)をまとめます。
AT&T GoPhoneプリペイド携帯プラン
10 50 MB $5/月
100 200 MB $15/月
500 MB 1 GB $25/月
ただし、2012年4月18日よりプリペイド月極め通話/テキストプラン($25か$50)に別途、加入する必要があります。
または、月払いプリペイド・プラン(アメリカのプリペイド携帯通信料金(3)月払いプリペイド)参照。
●Nexus One AT&T版(アンドロイドOS2.2以上)
●Galaxy Nexus GT-I9250 (GSM/W-CDMA版) (アンドロイドOS4.x)
●その他、SIMフリー・アンドロイド携帯またはAT&T用アンドロイド携帯で、アンドロイドOS2.2以上の端末で、「Tethering & portable hotspot(テザリングとポータブルアクセスポイント)」の項目が、「Menu(メニュー)ボタン ⇒ Settings(設定) ⇒ Wireless & networks(無線とネットワーク)」にある機種。
注1:iPhone 4は、AT&T GoPhoneプリペイド・プランではテザリングできません。(iPhone 4のテザリング設定が機能しません。)
注2:3G速度で使用するためには、アンドロイド携帯はW-CDMA 1900MHz(Band II)または850MHz(Band V)に対応している必要があります。
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SIMフリーのポケットWiFiを、アメリカのプリペイドSIM(AT&TまたはT-Mobile USA)で使用する方法を記述します。
アメリカ携帯4大各社はモバイル通信専用プリペイド・プランを発表しているにもかかわらず、
アメリカ携帯各社の、プリペイド・モバイル・データ通信料金 – 2011年2月18日
ほとんどの会社が、専用USBモバイル通信装置、専用ポケットWiFi装置、または、専用3Gタブレット端末を一緒に購入しないと、プリペイド・モバイル・データ通信のプランは使用できません。
したがって、SIMフリーのポケットWiFiをアメリカのプリペイドSIMで使用する場合は、一般にプリペイド携帯用プランのSIMを使用することになります。
例外として、AT&TのiPad/iPad 2用SIMも、SIMフリーのポケットWiFiに使用できます。
そもそも、アメリカの通信会社で2G/3G通信にSIMを使用しているのは、AT&TとT-Mobile USAしかありません。(Verizon、Sprint、Virgin Mobile USA、MetroPCS、などはCDMA2000通信方式の携帯会社で、アメリカ国内の2G/3G通信にはSIMを使用していませんし、発行していません。4G LTE用と国際ローミング用には、SIMを発行しています。)
したがって、アメリカでSIMフリーのポケットWiFiで使用できるSIMは、AT&TとT-Mobile USA、および、その2社の回線を使用して再販しているMVNOのH2O(Locus Telecommunications)とSimpleMobile、だけになります。
イギリスの通信サービス会社で「1枚のSIMで、ほぼ全世界での国際ローミングが可能」を宣伝文句にしているSIM会社(所謂、グローバルSIMの会社)のSIMも、もしそのSIMがデータアクセスに対応していれば理論的には使用が可能ですが、ここで紹介するNovatel MiFi 2372ポケットWiFiではこのグローバルSIMの、SIMのPINコード(PUK)を直接入力する方法が無いので、使用できませんでした。
以下、ここで紹介するSIMのリストを書きます。
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iOS 4.3が出たので、早速WiFiホットスポットを試してみました。
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アメリカ携帯各社の、プリペイド・モバイル・データ通信料金を比較します。
ここではポストペイド契約料金は、考慮していません。
2010年6月末にプリペイド携帯会社Virgin Mobile USA(2009年12月よりSprintの100%子会社)がプリペイド用にポケットWiFiを発売し(2011年2月5日のVirgin Mobile USAプリペイドポケットWiFiについて 参照)、更にiPhone発売を前にして、2010年11月にVerizonがiPadをポケットWiFiと抱込みで販売開始したときにプリペイド・モバイル・データ通信料金を発表して以来、アメリカ携帯各社はモバイル通信ビジネスにプリペイド課金制を追加し、2010年末に4大携帯会社のプリペイド・モバイル・データ通信料金が全て出揃いました。
以下、料金の比較をして見ます。
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目次:
Virgin Mobile USAプリペイドポケットWiFiと他社ポケットWiFi・・・このページ
Virgin Mobile USAプリペイドポケットWiFiの購入・・・ページ 2
Virgin Mobile USAプリペイドポケットWiFiのアクティベーション・・・ページ 3
ポケットWiFi装置のプログラミング(設定)・・・ページ 4
MiFi2200のSSID/パスワードのカスタマイズ・・・ページ 5
オンラインアカウント管理・・・ページ 6
トップアップの方法、使用の感想、有効期限、MiFi2200装置のLEDの色の説明、その他・・・ページ 7
プリペイド携帯/モバイル通信のVirgin Mobile USA(2009年12月からSprint社の100%子会社)は、2010年6月末からプリペイドモバイル通信「Broadband2GO」サービスに、ポケットWiFiの販売を追加しました。
この通信装置は、Novatel社のMiFi2200モデルのVirgin Mobile USA版で、基本的にはVerizon社とSprint社が既に2009年秋より値供しているモデルと、外ケースの色とデザインが違っているだけで、実質変わりません。(それぞれキャリアにロックされていますので、相互に互換性はありません。)
これまでVerizonとSprintがポストペイドでポケットWiFiの販売を2009年夏ごろから販売しています。ポストペイドの契約料は2年契約で毎月の使用料が$60。
また、ライバルAT&Tは2010年秋よりNovatel社のMiFi2372(MiFi2200のGSM/W-CDMA版)を提供開始し、同じく月$60で5GBまで(月$35で200MBまで)で2年契約可能です。
T-Mobileは2011年2月5日現在、T-Mobileの3G回線利用でのポケットWiFiは提供していません。
しかし、アメリカでプリペイドでポケットWiFiを提供しているのは現在3社、Verizon、Virgin Mobile USA(2010年6月末から)、Cricket(2010年10月から、プラン料金は$40/2.5GB/月、$50/5GB/月、$60/7.5GB/月)だけです。
Verizon社のプリペイドの料金は、2011年2月1日現在、
使用期間 |
料金 |
期間中の最大使用バイト数 |
1日(24時間) |
$15 |
100 MB まで |
1週間(7日間) |
$30 |
300 MB まで |
1ヵ月(30日間) |
$50 |
1 GB まで |
1ヵ月(30日間) |
$80 |
5 GB まで |
これに対して、今回のVirgin Mobile USAのプリペイドモバイル通信サービス「Broadband2GO」の特徴は、料金が安いということ!
使用期間 |
料金 |
期間中の最大使用バイト数 |
1日(24時間) |
$5 |
3G 200MBまで 4G 使い放題(500MB以上は速度制限) |
1ヵ月(30日間) |
$35 |
3G 2GBまで 4G 使い放題(10GB以上は速度制限) |
1ヵ月(30日間) |
$55 |
3G 5GBまで 4G 使い放題(10GB以上は速度制限) |
なお、MiFi2200はCDMA2000用ポケットWiFi装置で、アメリカではCDMA One/CDMA2000キャリアはSIMを使用していないので、この装置にはSIMを挿入するスロットはありません。(Cricket社はHuawei Crosswaveを使っていますが、これもCDMA版でSIMスロットはありません。)
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