Virgin Mobile USA Broadband2GoプリペイドポケットWiFi/USB再アクティベート手順


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Virgin Mobile USA Broadband2GoプリペイドポケットWiFi、および、USBモデムの初期アクティベートの方法は、以下に掲載しました。
Virgin Mobile USAプリペイドポケットWiFiについて – 2011年2月5日
Virgin Mobile USAプリペイドUSBモバイル通信のアクティベーション – 2011年4月19日

Virgin Mobile USA Broadband2Goアカウントは、最後のプラン購入日(モバイル通信使用開始日)から1年後にアカウントが抹消されます。したがって、使用しなくともかなり長い間(11~12ヶ月)はアカウントは生きていますから、その間は再アクティベートする必要が無く、電源を入れて接続すれば、その場でプラン加入画面に接続され、残高からプランに適用し、即、使用開始することが出来ます。

しかし、1年以上経過してアカウントが抹消された後のVirgin Mobile USA Broadband2Goの再アクティベートは、どうすればよいのでしょうか?
この時には上のブログ記事で書いた「装置から直接の初期アクティベート」の方法では出来ないので、ここにその手順を書きます。

※ 理由は、アメリカのCDMA2000専用通信装置の場合にはSIMを使用しておらず、以前にアクティベートした時の電話番号情報などが本体に記憶保存されており、その情報が邪魔になって、上記リンクの「初期アクティベートの方法」は使えないのです。


 

■ WEPキー/管理者パスワードを忘れた場合の、ポケットWiFi本体のリセット(USB装置はこの手順が不要)

長く使わないでいるとパスワードなどを忘れてしまうことがあります。

パスワードは2つあります。
● WiFiのWEPキー(パスワード)・・・出荷時のデフォルトWEPキーは、装置の裏に貼ってあるシールに書いてあります。シールが無くなっている場合は、MiFi2200の場合は、本体のESN(DEC)番号(ESN 10進法番号、バッテリーを外すと本体に書いてある)と同じはずです。
● ポケットWiFiの管理者パスワード・・・MiFi2200の場合は、出荷時のデフォルト管理者パスワードは「admin」です。

もし忘れて、端末からポケットWiFiに接続できず、管理者画面にもログインできない場合には、以下の手順でポケットWiFi本体のファクトリー・リセットが可能です。

以下、MiFi2200で説明します。他の装置の場合には、その装置のFactory Reset手順を参照してください。

1.本体裏側に小さな穴(Reset穴)があります。(穴は一箇所しかありません。)
2.ポケットWiFi MiFi2200の電源を入れた状態で、ペーパークリップの先などを伸ばしてこの穴に押し入れ、約5秒待ちます。
3.緑のLEDが一度消え、再度点灯したら、ペーパークリップの先を抜いてください。

 

これで、ファクトリーリセットが完了し、WiFiのWEPキー(パスワード)と管理者パスワード(admin)は、出荷時初期値にリセットされました。
 
 

■ Virgin Mobile USA Broadband2GoプリペイドポケットWiFi/USB再アクティベート手順

一度アクティベートしたアメリカのCDMA2000装置を再アクティベートする場合は、基本的にはその装置からはアクティベートできません。
それは、アメリカのCDMA2000専用装置はSIMを使っておらず、以前にアクティベートした時の電話番号情報などが本体内部メモリーに保存されており、この情報が既にアカウントExpireしているために、本体からセルラー回線に接続するときにアカウント情報(電話番号情報)が間違っているために、回線接続認証段階ではじかれるためです。

したがって、Broadband2Go装置の再アクティベートは、別に既にネットに接続している端末(LANやWiFiに接続されているPCやタブレット端末)から行います。

Virgin Mobile USAウェブサイトにアクセスします。
http://www.virginmobileusa.com/
画面右上の「Activate」をクリックします。

 

Virgin Mobile USAプリペイド携帯のアクティベートスクリーンが表示されます。これは、「プリペイド携帯(PayLo、BeyondTalkプラン)」のアクティベート画面です。
その画面の下のほうに、「Please clock here to activate your Broadband2Go device.」という行があります。その行の「click here」をクリックします。

 

再アクティベートする場合は、「I want to restart my Broadband2Go service.」を選択し、「Next>」ボタンをクリックします。
(購入して最初の新規の場合は、ここで「I want to activate my Broadband2Go device.」を選択して、オンラインで新規アクティベートすることが出来ます。)

 

装置を主に使用する場所の郵便番号(ZIPコード)を「Enter Your Activation ZIP Code」欄に入力します。このZIPコードにしたがって、装置には電話番号が割り当てられます。入力するZIPコードは電話番号の割り当てのためだけに使用されるので、入力するZIPコードと違う場所で装置を使っても、一向に構いませんし、問題はありません。
次の行には、使用する装置のESN番号を10進法で入力します。

ESN番号は、バッテリーの下の本体側に、「ESN」または「ESN-DEC」の横に書かれています。

あとは性別(Gender)、氏名(First name、Last name)、Eメールアドレス(2回入力)、本人確認が必要なときの生年月日、6桁の数字のAccount PIN(オンラインアカウント管理画面へのパスワードとして使用される。2回入力。自分で決める。)、秘密の質問(Secret question)を一つ選択して答えを入力、します。
入力が済んだら、「Next>」ボタンをクリックします。

 

秘密の質問(Secret question)の選択リストの内容が、最近変わっていますね。

 

次は、支払い方法の選択です。
Virgin Mobile USAは日本のクレジットカードでは支払えなかったと思いますが、最近変わっているかもしれません。
また、Virgin Mobile USAのプリペイド携帯料金はPaypalで支払えますが、Broadband2GoはPaypalでは支払えません。
トップアップカード番号を後で入力する場合は、「I don’t want to register my card now, I’ll use Top-up cards instead.」を選択し、「I accept the terms & conditions.」を選択して、「Next>」ボタンをクリックします。

 

Broadband2Goモバイル通信装置のアクティベーション(登録)が実行されます。

 

暫く(数秒から数十秒)して、アクティベーションが完了します。
この画面の一番下に大事な情報(電話番号:MDN番号と、MSID番号)が含まれていますので、まだ消さないでください。できれば、この画面を印刷しておきます。

 

もし間違って消した場合には、登録したEメールアドレスに以下のメールが送信されているはずで、そこにこの大事な情報が含まれています。

 

次のステップでこのMDN番号(装置の電話番号)とMSID番号を、装置にプログラム(記憶保存)させて、初めて装置は使用できるようになります。
 
 

■ 再アクティベート後のBroadband2Goモバイル通信装置の再プログラミング

前節の手順で装置のESN番号がVirgin Mobile USAサイトに登録され、MDN番号(装置の電話番号)とMSID番号が割り当てられたので、この番号をBroadband2Goモバイル通信装置の再プログラミングする必要があります。

その手順は装置によって違い、オンライン再アクティベーションの最後のページ「ONE LAST STEP」に装置別に説明されています。
ここではMiFi2200を例に、説明します。

WiFi2200の電源を入れ、端末からMiFi2200のWiFiに接続します。

 

ブラウザーのURLアドレスに「192.168.1.1」を入力し、MiFi2200の管理画面に接続します。
「Setup Wizard」ボタンをクリックします。

 

MiFi2200管理者パスワード(デフォルトは「admin」)を入力し、「Login」ボタンをクリックします。

 

「Yes, I already have an Account # and MSID.」を選択し、「Next」ボタンをクリックします。

 

画面には以前のAccount #(MDN)とMSID番号が入力されています。これを削除し、再アクティベート後に割当てられた新しいAccount #(MDN、装置の電話番号)とMSID番号を入力します。
入力が間違いないか確かめ、「Next」ボタンをクリックします。

 

次に、装置の管理者パスワードの変更画面に変わります。変更したい場合には、新しいパスワードを2回入力します。
変更せずにデフォルトパスワード(admin)のままで良い場合には、「Yes, change password.」の前の選択を外し、「Next」ボタンをクリックします。

 

MiFi2200装置の再プログラミングが終了しました。「Finish」ボタンを押すと、装置は新しいMDN/MSID番号が保存され、再起動し、

 

Virgin Mobile USAの3G回線に新しい認証情報(電話番号情報)で接続できるようになります。

 

MiFi2200以外の再プログラミング方法は、オンライン再アクティベーションの最後のページ「ONE LAST STEP」を参照してください。
 
 

■ 再アクティベート/装置プログラミング後のBroadband2Go利用

装置が新しいアカウントで再アクティベートされ、新しいMDN(電話番号)/MSID番号で再プログラミングされた後は、トップアップの有無に限らずVirgin Mobile USAの装置で3G回線に接続できます。

モバイル通信装置の電源を入れて、PC/スマートフォン/タブレットなどの端末をこのWiFiに接続し、ブラウザーを立ち上げます。

もし現在、使用が有効なプランに加入して居ない場合や、残高が無い場合は、次のVirgin Mobile USA Broadband2Goオンライン・アカウント管理画面に自動的に接続されます。

 

(再アクティベート時に自分で決めた)6桁のPINコードを入力して、「LOGIN」ボタンをクリックします。

 

左サイドバーには現在の残高や有効期限が表示されます。
中央には加入可能なプランが表示されるので、自分で加入したいプランを選択し、「CONTINUE」ボタンをクリックします。

 

クレジットカード入力画面に変わりますが、既に持っているトップアップカードでトップアップしたい場合には「Click here to add money to your account with a Top-up card instead」をクリックします。

 

TOP-UP PIN #欄にトップアップカードの番号を入力し、「TOP-UP NOW>」ボタンをクリックします。

 

ここまでで金額が自分の残高にトップアップできましたが、まだこの金額がデータプランに適用されていません。
そこで、「Click here to continue with your plan purchase」をクリックして、今トップアップした金額をプランに適用します。

 

この画面では、今トップアップした金額がアカウント残高(「Available Cash Balance」)として、左に表示されています。
先ほど選択したデータプランが右下に表示されます。「BUY NOW」をクリックして、トップアップ残高から金額をプランに適用します。

 

残高がデータプランに適用されました。確認のために、「Back to My Account」をクリックしてみます。

 

左側のアカウント残高(「Available Cash Balance」)が減って、その上に加入データプランのバイト使用量(「MB Used」)、バイト使用可能残量(「MB Remaining」)、現在のデータプラン使用期限(「Expires On」)を表示しています。

多目に金額をトップアップした場合には、残りの残高から次回のデータプランを購入することができます。
注意:現在のデータプランが切れる前に新しいデータプランを購入すると、現在の未使用バイト数が無効になります。自動的に今のデータプランを延長・追加するわけではありません。
したがって購入は、現在のデータプランが切れるのを待って、その次に使うときの最初に加入することがもっとも効果的です。

 

次回トップアップのときに、多目にトップアップした残高からデータプランを購入する場合は、Virgin Mobile USAのMy Account画面にアクセスし、データプランを選択し、

 

「Buy Now」ボタンをクリックします。
ここで、「PAYMENT METHOD」の下が、「Using Cash Balance(トップアップ残高)」となっていますから、「Buy Now」ボタンをクリックすると、残高から金額が適用されます。もし、支払い方法をクレジットカードに変更したい場合は、「Use a different Credit or Debit card」をクリックします。

 
なお、手動で料金をトップアップする場合は、その日から新しく10日または30日の期間が有効期間として設定されます。
その日より以前に適用されて、まだ残っているバイト数や残り期間は、その時点で消滅します。

クレジットカード/デビットカードで毎月自動的にプランを更新する場合は、その心配はありません。

トップアップカードはVirgin Mobile USA用のMiFi2200装置を販売している家電量販店のBestBuy、電気店のRadioShack、親会社の携帯会社Sprintの市内ショップ、ディスカウントストアのWalmart以外にも、ディスカウントストアのTargetや食品スーパー・ドラッグストアでも販売しています。



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