Verizonが2G/3G CDMA非対応のLTE対応フリップフォンを発売 ー アメリカ各社の2G/3G停波予定




Verizonが2G/3G CDMA非対応で、LTE対応フリップフォンを2017年6月16日に発売しました。近い将来の2G/3G停波を見据えた新機種の販売です。
機種はLG Exalt LTE、メモリー8GB(マイクロSDカード32GBまで対応)、電池スタンバイ時間10日間、通話時間6時間、カメラ5MP、Wi-Fi通話とHD Voice(VoLTE)対応。

電波仕様は:
LTE: Band 13 (700MHz)、4 (1700/2100MHz AWS)、Band 5 (850MHz)
国際ローミング用に
3G UMTS/HSPA/HSPA+: 850/900/1900/2100 MHz
2G GMS: 850/900/1900/2100 MHz

価格は$168(または、月$7で24ヵ月分割払い。)
【Verizon】Home > Basic Phones > LG > Exalt® LTE

“Verizonが2G/3G CDMA非対応のLTE対応フリップフォンを発売 ー アメリカ各社の2G/3G停波予定” の続きを読む

T-Mobile USが3G/HSPA+/DC-HSDPA AWS(Band 4)を都市別に順次停波、LTE Band 4に再編成。3G/HSPA+は1900MHzのみで継続。


- Old Counter



既に2日前にツィッターで報告していますが、・・・

T-Mobile USは先週2015年6月18日、シカゴで3G/HSPA+/DC-HSDPAのAWS(上り1700MHz/下り2100MHz) Band 4を停波しました。これは以前から計画されていることらしですが、T-Mobile USは3G Band 4を都市別に順次停波し、同周波数(Band 4)をLTEに移行する計画です。これにより、既存のT-Mobile USのLTE Band 4は帯域を増やすことが出来て、速度を増やすことが出来ます。

今後、停波された都市では、3G/HSPA+は1900MHz Band 2のみで継続されます。これに伴い、2011年夏以前に発売開始され、最近まで継続して販売されていた初期のころの3Gスマホやタブレット、および、ポケットWiFiは、3G 1900MHzに対応していないため、3Gでは接続できなくなりますので注意してください。また、まだ1900MHz 3Gに対応していない3GスマホまたはポケットWiFiを「使用(通信契約)している」ユーザーは、無料で3G 1900MHz対応スマホやポケットWiFiにアップグレードできるようです。

TMoNewsによれば、T-Mobile USの3G AWS(Band 4)停波計画は、以下のようになっています。

“T-Mobile USが3G/HSPA+/DC-HSDPA AWS(Band 4)を都市別に順次停波、LTE Band 4に再編成。3G/HSPA+は1900MHzのみで継続。” の続きを読む

T-Mobile USの「2G GSM/Edgeオンリー」エリアのHSPA+/LTE化が順調に進んでいる模様


- Old Counter



T-Mobile USは昨年(2013年)3月25日に公式にLTEを開始し、約1年という短い期間に全米の人口カバー率で約67%(人口カバー2億1000万人)を達成しましたが、その後、同社のLTEのサービスエリア・カバー率はなかなか増えませんでした。その理由は、残りのT-Mobile USサービスエリアは2G GSM (Edge)オンリーの地域であり、基地局の通信設備の交換が必要であったからです。

T-Mobile USは今年(2014年)3月に、この2G GSMオンリー地域を来年(2015年)夏までの約1年余りで3G(HSPA+)およびLTE化する計画であることを発表しました。
T-Mobile USのLTE化、フェーズ2:2G Edgeオンリーサービス地域を2015年夏までにLTEアップグレード – 2014年3月14日

その後、アメリカ携帯関連のHoward Forumsでは、これまで2Gオンリー地域だったところでHSPA+およびLTEが検出されたという、多数の報告が投稿されています。
【Howard Forums Mobile Community】Home > Forum > US Carrier Discussion > T-Mobile > New 4G HSPA / LTE network sightings – 2014年3月21日~

TMo Newsサイトも、これらをまとめた現状報告サマリーを本日掲載しました。
2G GSMからHSPA+/LTEにアップグレードされた地域として具体的には、ニューメキシコ州のAlbuquerqueとLas Crucesの間、アリゾナ州Yumaなどが上げられています。
【TMo News】T-Mobile 2G upgrade to 4G network seemingly well underway – 2014年6月13日

周波数など詳しいことは記述されておらず、また、まだ試験運用段階のエリアも多くて速度も必ずしも「トップスピード」には達していないようです。

しかし、旧2G GSMオンリーエリアが、LTE(多分、Band 4)だけではなくHSPA+(AWS?、1900MHz?)でもサービス提供されていることは、喜ばしい限りです。

T-Mobile USは
● 2014年末までに現2G GSM/Edge(1900MHz Band 2)オンリー地域の50%はLTE化完成予定、LTEの人口カバー2億5000万人(約80%)達成予定。
● 2015年中間までに現2G GSM/Edge(1900MHz Band 2)オンリー地域のLTE化をほぼ完成、LTEの人口人口カバー3億100万人、96%達成予定。

iPhoneでセルラーデータ通信とWiFi通信の使用バイト数が判るアプリ


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



注意:
使用バイト数データの月初めのリセットのタイミングは、請求月が切り替わった直後の最初のアプリの起動でリセットされることが判りました。請求月が切り替わった後に自分でこのアプリを起動しないと、リセットされないようです。したがって、「全く100%自動」と言うわけでは無いようです。
前者の「Data Monitor (Nutec Apps、LLC)」の方は、請求月が変わると、通知センターにメッセージが表示されますので、リセットを忘れることは少ないと思います。そう言う意味では、前者の「Data Monitor (Nutec Apps、LLC)」のほうをお勧めしますが、後者の「Data Monitor (SwayMarkets Inc.)」は直前数日の使用した場所を地図上で複数地点表示してくれるのが、捨てがたい魅力です。


筆者が今まで知らなかっただけなんですかね・・・

先週発見したのですが、iPhoneで請求期間(月)中のセルラーデータ通信接続のバイト数と、WiFi接続のバイト数とを表示してくれるアプリがあります。
セルラーデータ通信とWiFi通信とをどのくらいの比率で使っているかを、一度に見るのに便利です。

有料のアプリもありますが、無料のアプリで充分ですね。
私がインストールしたのは、「Data Monitor (Nutec Apps、LLC)」と、

 

「Data Monitor (SwayMarkets Inc.)」です。

 

このアプリは、どちらも、iPad/iPad Miniにも、iPod Touchにも使えます!

“iPhoneでセルラーデータ通信とWiFi通信の使用バイト数が判るアプリ” の続きを読む

Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USAのカバレッジ比較


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



アメリカの全米ネット携帯電話会社、Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USAのカバレッジ地図を掲載します。
どの会社も、自社電波(基地局)の無いところでは他社または地域零細携帯電波会社(基地局所有会社)と会社間ローミング契約を結んでおり、人口カバー率では96%以上あり、通話に関しては余程の大自然の中にまで行かない限り、繋がらないことはありません。

たとえば、Sprintは過疎地域ではVerizonとローミング契約を結んでいる為に、Sprintの基地局の無い地域でもVerizonの電波を自動的に掴み、通話が出来ます。
AT&TとT-Mobile USAも相互に会社間ローミング契約を結んでいる為、お互いの電波の不足を補い合っています。

ただし、データ・ローミングまでは会社間で許可していないことが多く、3Gデータ(パケット)通信は自社電波の無いところでは使えないこともあります。
また、GSM/W-CDMA通信会社のAT&TとT-Mobile USAは、2G GSM(Edge/GPRS)は共通の周波数を使っているものの、3Gの周波数は違うので、技術的に3Gのデータローミングはできません。

4Gも周波数と通信方法が各社違う為、ローミングできません。

なお、各社のカバレッジ地図のページは以下の通り。これらのページで住所を入力すれば、更に詳細なカバレッジマップが見られます。

Verizon
Verizon Coverage Locator

Sprint
Sprint Coverage Check

AT&T
AT&T Coverage Viewer

AT&T 4G LTE
AT&T Network Homeで、「Coverage」をクリック。

T-Mobile USA
T-Mobile USA Personal Coverage Check

Clear (Clearwire) WiMax
Clear Coverage Map

Virgin Mobile USA (Sprint子会社)
Virgin Mobile USA Coverage Map

BoostMobile (Sprint子会社)
BoostMobile Coverage Maps

H2O Wireless (AT&T電波使用、4G BoltはClear WiMax使用)
H2O Wireless Coverage

SimpleMobile (T-Mobile USA電波使用)
SimpleMobile Nationwide GSM Coverage
 
 
“Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USAのカバレッジ比較” の続きを読む

最近(2011年7月)のアメリカのプリペイド・モバイル通信装置販売状況


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



つい最近(1~2ヶ月以内)、アメリカのモバイル通信販売チャンネルに変化があったようです。

今まで「アメリカのプリペイドUSBモバイル通信装置やプリペイド・ポケットWiFi装置は、家電量販店のBestBuyか電気店のRadio Shackで購入できます。」とこのサイトでは薦めてきました。

しかし、久しぶり(1~2ヶ月の単位)にディスカウント百貨店のTargetを見たら、携帯コーナーが一新されていて、Virgin Mobile USAのポケットWiFi「MiFi2200」とUSBモデムの「MC760」が展示・販売されていただけではなく、Verizonのポストペイド契約用4G LTE/3G CDMA2000 USBモデム「551L」とポケットWiFi 「Samsung 4G LTE Mobile Hotspot SCH–LC11」が展示・販売されていました。そして、Verizonのプリペイド用3G USBモデム「USB760」も一部販売しているところがあるようです。

Verizonは4Gサービスはプリペイドでは提供していませんが、ポストペイド2年契約、または、ポストペイドMonth-to-Month契約(いつでも解約できるポストペイド・プラン)で提供しています。

ポストペイドは後払いなので、アメリカの与信調査にクリアすることが加入条件になります。

プリペイド契約は、誰でも(外国人でも)加入できます。

写真は、Targetのモバイル通信コーナーです。

 

“最近(2011年7月)のアメリカのプリペイド・モバイル通信装置販売状況” の続きを読む

アメリカの携帯電話会社と通信方式・周波数


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



アメリカで自社で電波を持っていて携帯電話事業を展開している4大企業の通信方式と周波数は、以下のとおりです。

キャリア名 2G方式と周波数 3G方式と周波数 LTE周波数 SIMの有無
AT&T GSM:
1900MHz, 850MHz
2016年12月31日迄に停波
W-CDMA (UMTS):

1900MHz Band 2 (HSPA+)

850MHz Band 5 (HSPA+)

700MHz B (704-746MHz) Band 17 (12)
2011年9月18日開始

1900MHz Band 2

上り1700MHz/下り2100MHz (AWS) Band 4

850MHz Band 5

700MHz Band 29

2.3GHz Band 30

2.3GHz Band 40

上り1700MHz/下り2100MHz (AWS3) Band 66

SIM使用
T-Mobile US GSM:
1900MHz
W-CDMA (UMTS):

上り1700MHz/下り2100MHz (AWS) Band 4 (DC-HSDPA)停波

1900MHz Band 2 (HSPA+)

上り1700MHz/下り2100MHz (AWS) Band 4
2013年3月25日開始

1900MHz Band 2

700MHz A Band 12

上り1700MHz/下り2100MHz (AWS3) Band 66

600MHz Band 71

SIM使用
Verizon CDMA One:
1900MHz, 800MHz
CDMA2000:
1900MHz, 800MHz
700MHz C Band 13
USBカードのみ2010年12月5日開始
携帯は2011年3月開始
 
上り1700MHz/下り2100MHz (AWS) Band 4
2013年秋開始

1900MHz Band 2

上り1700MHz/下り2100MHz (AWS3) Band 66

3G専用機はSIMは有りません。
携帯本体にSIM挿入スロットが有りません。
例外:Blackberry等の国内CDMA2000/国外GSM/W-CDMA国際ローミング携帯

LTEはSIM使用

Sprint
(プリペイド部門:
Virgin Mobile USA
BoostMobile)
CDMA One:
1900MHz, 800MHz
CDMA2000:
1900MHz, 800MHz
WiMAX 2.5GHz
2016年3月停波

LTE:
1900MHz Band 25
2012年7月15日開始

800MHz Band 26

2.5GHz Band 41

3G専用機はSIMは有りません。
携帯本体にSIM挿入スロットが有りません。
例外:Blackberry等の国内CDMA2000/国外GSM/W-CDMA国際ローミング携帯

LTEはSIM使用

U.S. Cellular CDMA One:
1900MHz
CDMA2000:
1900MHz
Lower 700MHz A/B Band 12
2012年3月22日開始

850MHz Band 5

3G専用機はSIMは有りません。
携帯本体にSIM挿入スロットが有りません。

LTEはSIM使用

参考
ドコモ
サービスしていません W-CDMA (UMTS):

2100MHz Band 1

800MHz Band 6
->800MHz Band 19

1700MHz Band 9

2100MHz Band 1

1500MHz Band 21
2012年11月16日開始

800MHz Band 19
2012年11月16日開始

1800MHz(1.7GHz) Band 3
2013年内

3.5GHz Band 42
2016年5月11日開始

SIM使用
参考
ソフトバンク
サービスしていません W-CDMA (UMTS):

2100MHz Band 1

900MHz Band 8

1500MHz Band 11 (HSPA+)

2100MHz Band 1
2012年9月21日開始

1800MHz(1.7GHz) Band 3
2013年3月21日開始

900MHz Band 8
2014年4月予定

2.5GHz Band 41
2012年2月24日開始

1500MHz Band 11
2016年4月

SIM使用
参考
イーモバイル
サービスしていません W-CDMA (UMTS):

1700MHz Band 9

1800MHz(1.7GHz) Band 3
2012年3月
SIM使用
参考
AU by KDDI
サービスしていません CDMA2000
2100MHz, 800MHz
800MHz Band 18
2012年11月2日開始

1500MHz Band 11
2012年11月2日開始

2100MHz Band 1
2012年9月21日開始

2.5GHz Band 41

SIM使用
参考
UQ WiMAX
    WiMAX 2.5GHz

WiMAX2(TD-LTE) 2.5GHz Band 41

 
参考
欧州のキャリア
GSM
1800MHz, 900MHz
W-CDMA (UMTS):

2100MHz Band 1

1800MHz Band 3

900MHz Band 8

800MHz Band 20

1800 MHz(1.7GHz) Band 3

2600MHz Band 7

SIM使用

“アメリカの携帯電話会社と通信方式・周波数” の続きを読む