留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情:【2】アメリカの携帯電話会社と携帯電話番号
この記事は、「留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情」連載、第2回です。
留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情:
【プレビュー】 – 2012年5月10日
【1】日本の携帯を持って行くか、現地で買うか – 2012年5月14日
【2】アメリカの携帯電話会社と携帯電話番号 – 2012年5月18日
【3】アメリカのプリペイド携帯の選択と契約(アクティベート)の仕方 – 2012年6月5日
アメリカで携帯電話を持つことを決めたとして、アメリカの携帯電話会社について調べましょう。
このシリーズの趣旨と、予定掲載内容に関しては、
留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情:【プレビュー】 – 2012年5月10日
を参照して下さい。
■ アメリカの携帯電話会社 (自社電波を持っている会社) と、ポストペイド契約
アメリカには全米(ハワイを含む)で携帯サービスを提供していて、自社で携帯電話の回線(電波)を持っている会社には、以下の4社があります。
● Verizon Wireless ... 加入者数 1億870万人
● AT&T Wireless ... 加入者数 1億70万人
● Sprint Nextel (Sprint) ... 加入者数 6000万人
● T-Mobile USA ... 加入者数 3373 万人
これらの会社の電波のカバレッジ(サービスエリア)は、
Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USAのカバレッジ比較 – 2012年2月21日
を参照してわかるように、全米主要都市で普通の人の生活範囲内では、ほぼカバーされます。
これ以外に特定の地域に住んでいる人しか加入できない「地域携帯電話会社」が多数ありますが、そのなかで大きなものは西海岸・東海岸とミシガン州デトロイトとテキサス州ダラス周辺で加入できるMetroPCS(加入者数 950万人、全米第5位の携帯電話会社)と、東海岸・西海岸の田舎と中西部で加入できるU.S. Cellular(加入者数 610万人、全米第6位の携帯電話会社)があります。
MetroPCS携帯電話会社について – 2012年2月17日
U.S. Cellular携帯電話会社について – 2012年2月18日
MetroPCSとU.S.Cellularは全米隅々までは自社所有の基地局を持っていませんが、他の携帯キャリア(VerizonおよびSprint社)と会社間ローミング契約を結んでいて、加入可能地域の外に旅行や出張しても、その地域で電話が使えるようになっています。ただし、ローミング地域では一部の機能(例:データ通信)などは使えません。
これらの携帯電話会社はポストペイド契約とプリペイド契約の両方を提供しています。(ただし、Sprintはプリペイド契約を子会社のVirgin Mobile USAブランドとBoostMobileブランドのみで提供しており、Sprintブランドではポストペイド契約のみ提供しています。MetroPCSは全てプリペイド契約方式です。)
料金的には、ポストペイド契約は
● 月額定額分以外の超過使用分は後払いなので、国際電話などを多くすると最終的に請求金額が幾らになるかわからない
のに対し、プリペイド契約は
● 全ての使用料、または、使用見込み料金を前もって払う方式なので、支払った金額以上は課金されない。リミットに達すると使えなくなる。(着信も受けられない。)使えるようにするには、前払いの料金を追加する必要がある。
になります。
また、ポストペイド契約の場合は、携帯会社から見ると「後から料金を払ってくれる」信用のある人かどうかを契約前に事前に確認する為に、与信記録をチェックします。アメリカの与信記録はソーシャルセキュリティー(社会保障)番号で管理されており、クレジットカードや住宅ローン・車のローンなどを遅延無く定期的に支払っているかどうかで判断しています。ソーシャルセキュリティー(社会保障)番号で管理されているので、この番号が無ければ与信記録を引き出すことが出来ず、自動的にアメリカでの与信記録は無いものとみなされます。
また、すぐに銀行口座から引き出されるデビットカードはこれに含まれず、公共料金などの支払いも延滞(ネガティブな記録)しない限りは与信記録に含まれません。また、携帯電話の契約には最低1年~1年半の「外部」与信記録を必要とします。
この与信記録が無いか、悪い場合は、「信用できるかどうか判らない」または「信用できない」とみなされ、前もって保証金(デポジット)を要求されます。
保証金の額は各社とも$100~$1000と内部規約では決められていますが、その額を決めるのは、予想される携帯加入者の使用パターン(国際電話を沢山使いそうかどうか)などで携帯ショップのマネージャーが判断します。実際には携帯電話で$400~500、ポケットWiFiで$175くらいが多いようです。
つまり、渡米したばかりの留学生はアメリカに与信記録が無いので、アメリカの携帯電話会社とポストペイド契約をする場合はデポジットを要求されると思ってください。
しかし、ポストペイド契約のメリットは
● プリペイド契約に比べて米国内使用可能エリアが広い
地域携帯電話会社以外にアメリカ4大携帯会社も、SprintとVerizonおよび地域の中小CDMA携帯会社、また、AT&TとT-Mobile、はお互いに会社間ローミング契約を結んでいます。ポストペイド契約で携帯電話サービスに加入すると、自動的にこの会社間ローミング契約の恩恵を受けることができるので、自社電波地域以外でも電話サービスを使うことが出来ます。
しかし、プリペイド契約の場合は自社電波の存在する地域でしか使えないことが多く、郊外、特に「僻地」では携帯が使えない地域が多いです。
まあ、州外や遠隔地に車で旅行でもしない限り、その違いに気付くことは殆どありませんが・・・
● アメリカ国外(例:日本へ一時帰国した時)でも使用できる
プリペイド携帯で海外でもローミングできるのは、アメリカの携帯会社では現在のところT-Mobile USAのプリペイド携帯だけです。
ただし、デポジットを預かっている期間中(通常、最大1年)や、契約直後(AT&Tの場合は最初の3ヶ月)は海外でローミングできない場合があります。
● プリペイド契約では加入できない高速データサービスに加入できる場合がある
AT&Tでは4G LTEサービスはポストペイド契約者のみが加入できます。
Sprintもつい最近までは4G WiMaxはポストペイド契約者のみが加入できましたが、今月末からプリペイド加入者でも加入できるようになります。その代わり、今年夏から同社が予定している4G LTEサービスは、当分ポストペイド契約者のみになるでしょう。
● 携帯同士の通話が無料になります。夜間・週末に無料で電話できる時間帯があります。
などです。
したがって、渡米後暫くして各携帯電会社のサービス内容が判ってきたら、保証金を払ってでもポストペイド契約に加入/変更するかどうかを決めたら良いでしょう。
■ アメリカのプリペイド携帯電話会社
● Verizon Wireless
● AT&T Wireless (GoPhoneブランド)
● T-Mobile USA
● MetroPCS
● U.S. Cellular
は、回線契約をプリペイド契約で行うことが出来ます。
Sprintは、以下の100%子会社でプリペイド契約を受け付けています。
● Virgin Mobile USA
● BoostMobile
プリペイド契約の特徴は、与信履歴のチェックが不要であること、です。これは、料金が前払いなので、携帯会社にとっては料金の「取りっぱぐれ」が無いので、加入者が信用できるかどうかの与信履歴のチェックが不要だ、という理由です。
また、アメリカのプリペイド携帯に加入するには、(現在のところ)身分証明書は不要です。(テロ規制の関係でプリペイド携帯契約にも身分証明書を要求する法案を提出しよう、という議員は居るようですが、いまだに議会提出までには至っていません。)
よって、渡米直後はアメリカでの様子が分かるまではプリペイド契約するのが、手っ取り早い方法です。
そして、あとで別の携帯会社に変える場合、アメリカではMNP(Mobile Number Portability)は無料で出来る消費者の権利なので、他のプラン(例:プリペイド契約からポストペイド契約へ)は携帯会社に契約を変えても、電話番号は維持できます。(MNP手続きは無料ですが、前の契約がポストペイド契約で2年契約を結んでいる場合、その契約の早期解約ペナルティーはMNP手続きとは別に支払う契約義務が発生します。)
さて、プリペイド契約の場合には、自社で携帯電波を持っているアメリカ6大携帯各社だけでなく、その電波を再販している会社がいくつかあります。いわゆるMVNO(Mobile Virtual Network Operator )、回線再販業者、です。日本で言うところの日本通信b-mobileのような会社です。
その中でも比較的簡単に街中で携帯本体、または、SIMが買える会社は
● Tracfone - 回線は機種によってVerizon、AT&T、T-Mobile USA使用
● Net10 (Tracfoneの子会社) - 回線は機種によってVerizon、AT&T、T-Mobile USA、Sprint使用
● StraightTalk (Tracfoneの子会社で、Walmartとの共同事業。Walmart限定販売。) - 回線は機種によってVerizon、AT&T、T-Mobile USA、Sprint使用
● Cricket Wireless - 回線は自社回線とSprint回線を使用
● H2O Wireless - 回線はAT&T使用
● SimpleMobile (Tracfoneに買収され、手続き中。) - 回線はT-Mobile USA使用
● i-Wireless (Krogerスーパーマーケットの子会社) - 回線はSprint使用
● Red Pocket - 回線はAT&T使用
● AirVoice Wireless - 回線はAT&T使用
● Jolt Mobile - 回線はAT&T使用
● Pure Prepaid - 回線はAT&T使用
などがあります。
アメリカのプリペイド携帯電話会社 – 2010年12月3日
アメリカで携帯電話サービスをしている日系の携帯電話会社も、アメリカ4大携帯会社のどこかの回線を使用しています。
● KDDIアメリカのKDDIモバイル - 回線はSprint使用
● ドコモUSA - 回線はT-Mobile USA使用
● Hancell - 回線はAT&T使用
それぞれ各社に特徴があるので、料金などを良く調べた上で決めましょう。(各社の特徴は、また後日の記事で触れます。)
例えば、
● 携帯電話は通話しかしない。通話も、毎月最低限。・・・と言う人には、
AT&T(GoPhone)
T-Mobile USA
Tracfone
Net10
Hanacell
H2O
AirVoice Wireless
のPay-as-you-goプラン(使っただけ残高から金額が引かれる)が毎月のコストが安くて良いでしょう。
● 携帯電話の使用目的はスマートフォンで、WiFi以外にも3Gでも使いたい。・・・と言う人には、
Net10の「SIMだけ契約」
StraightTalkの「SIMだけ契約」
T-Mobile USA
SimpleMobile
Virgin Mobile USA
BoostMobile
などの月極めプリペイド契約(月に一定金額支払って、一定量のデータ、または、「使い放題」のデータが使える)がお勧めです。
この目的の場合に絶対に避けるべき携帯会社はデータ(パケット)使用は従量課金制しかない
Hanacell
と、スマートフォンの販売されていない
Tracfoneブランド
です。
なお、日本では携帯でデータ(インターネット)をアクセスするのに「パケット」単位で課金しますが、アメリカでは「キロバイト(KB)」「メガバイト(MB)」「ギガバイト(GB)」単位で計算します。
携帯会社の選択の仕方に関しては、データ(パケット)の予想使用量の計算を含め、また後日詳しく触れます。
■ アメリカの携帯電話と日本の携帯電話の大きな違い
日本の携帯電話のシステムしか知らないと、アメリカの携帯電話では理解できないことがいくつかあります。
SIMを挿入するスロットの無い携帯電話がある
アメリカのCDMA2000キャリア(auと同じ通信方式を使っている携帯電話会社)は、2Gおよび3G通信にはSIMを使用していません。
したがって、これらのキャリアの携帯電話にはSIMを挿入する場所が、ありません。
上に書いた携帯会社では
● Verizon Wireless
● Sprint Nextel (Sprint)
● MetroPCS
● U.S. Cellular
● Virgin Mobile USA
● BoostMobile
● Net10のアンドロイド・スマートフォン
● StraightTalkのアンドロイド・スマートフォン
● Cricket Wireless
● i-Wireless
● KDDIモバイル
の2G/3G携帯には、SIMを挿入するスロットが存在しません。そして、基本的に各社の携帯は、その会社でしか回線契約できません。(他の会社に持ち込んでは契約できません。・・・例外はいくつかありますが、一般的ではないのでここでは触れません。)
これらの会社の携帯でも、4G LTEに対応している携帯はSIM挿入スロットがあります。(しかし、日本のLTE対応の携帯はアメリカの周波数に対応していない為、アメリカではLTEでは使えません。)
また、BlackberryやiPhone 4Sなど国際ローミングを前提にした”Global”携帯では、GSM/W-CDMAモードが付いている為にSIM挿入スロットが存在している機種もあります。
そしてこれらの会社では4G LTE対応携帯、および、国際ローミング兼用携帯以外にはSIMを発行していない為、、「SIMフリー」の携帯を持ち込んで「SIMだけ契約」することは出来ません。
「SIMだけ契約」が出来るのは、AT&TとT-Mobile USA、および、その回線を使っているプリペイド携帯会社だけです。
アメリカを含む北米の携帯電波は、日本・アジア・ヨーロッパを含む他の国と違う
アメリカの携帯電話の周波数は主に1900MHzと850MHz(CDMAでは800MHzも使用)です。
アメリカ以外の日本・アジア・オーストラリア・ヨーロッパでは2100MHz、1800MHz、900MHzが主流です。
したがって、日本の携帯をアメリカのプリペイドSIMで契約する場合には、その携帯がアメリカの携帯会社の周波数に対応しているかどうかを、必ず事前に確認してください。そうでないと、せっかく高いお金を出して日本で買ってきたSIMフリー携帯が、アメリカの3G回線で使えない・・・ということになります。
アメリカの携帯電話会社と通信方式・周波数 – 2010年12月1日
逆に言うと、余程「携帯電話のメニューも全て日本語でないと、気がすまない」と言う人以外は、日本のSIMフリー携帯をアメリカに持って来て使うより、現地で買ったほうが確実に現地の電波に対応しています。(iPhoneとNexusシリーズなら、日本語メニューにも対応しています。)
また、現地のスマートフォンは安いものは$100から、特売の時には$70くらいからありますので、安いです。
iPhoneも2年契約をすれば$199から、型落ちの「前年モデル」はiPhone 3Gsで$0.01、iPhone 4で$49または$99で購入できます。
つまり、「日本語メニューでないと、ダメ」という条件が無ければ、日本で買うよりも現地で買ったほうが安く買えます。
日本のような固定電話と携帯電話の電話番号の違いは、無い
日本では携帯電話は080や090で始る電話番号で、電話番号によって携帯電話か固定電話かが識別できますが、アメリカではその区別がありません。
携帯電話も固定電話も、同じ市外局番が付きます。
例えば、808はハワイの市外局番ですが、ハワイの携帯電話は固定電話も携帯電話も全て最初に808が付きます。
それどころではありません。
アメリカでは携帯電話加入者が州を超えて別の州に引越しをしても、電話番号を変える必要はありません。
引越ししたら、自分が加入している携帯電話会社に(ポストペイド契約なら)、請求書の郵送先を変えるために住所の変更届を出すだけです。(「変更届」と言うよりも、カスタマーサービスに電話一本で済みます。)
つまり、もともとハワイで携帯電話を契約した人が、ニューヨークに引っ越したら、ハワイの市外局番をそのままニューヨークで使えるのです。
更にこれをもう一歩進めて考えてみると・・・
シカゴに住んでいる人が、「自分は良くハワイに取引に行くき、ハワイに住んでいる人と良く電話する。相手にも電話番号を覚えてもらう為に、ハワイの市外局番で(居住地のシカゴで)契約したい。」と思えば、それが可能なのです。たとえば、不動産エージェントなどで自分の活動する地域には住んではいないが、自分の活動地域の人たちに馴染んでもらいために、その地域の市外局番の携帯電話を持つ、などのことは良くあります。
関連してもう一つ注意しないといけないことがあります。
アメリカでは1990年代末から電話番号が足りなくなってきて、同じ地域でも一つの市外局番で足りない状況が大都市では発生しました。
そのため、同じ地域でも2つ以上の市外局番を使っている地域があります。
例えば、ロスアンジェルスの西側では310と424が市外局番として使われています。東隣りのロスダウンタウン付近でも、213に加えて323が追加されました。
したがって、新しく携帯電話に加入する際に、「市外局番310の電話番号が取れないので、市外局番424で良いですか?」と聞かれる事があります。
着信も課金される
アメリカの固定電話は、着信は無料です。
しかし、アメリカの携帯電話は、着信も課金対象です。
これは従来、アメリカの携帯電話の課金は「電波使用料」の概念で課金されたので、それがそのまま続いているのです。
ポストペイド契約やプリペイドの月極め(Monthly)契約で、「月何分まで通話無料」と言う場合、着信もこれにカウントされます。
また、プリペイド契約のPay-as-you-go(使っただけ、課金)方式だと、残高が$0(または残高が$0.02など、1分単価よりも少ない)だと着信も出来ませんので、注意してください。
アメリカの携帯電話の通話の課金は、アメリカ国内(domestic)料金と、国際電話発信料金(International Call)に分類されます。
Domestic料金は、アメリカ国内どこに掛けた場合でも統一料金です。アメリカの携帯電話では数年前に長距離料金(Long Distance料金)は廃止され、国内統一料金に成りました。(日本でもそれは同じですね。)
日本からの国際電話を含む、米国「外」からの電話の着信は、Domestic料金として課金されます。
日本への国際電話発信を含む、米国「外」への国際電話の発信は、International Call料金として課金されます。
なお、ポストペイド契約の場合は、加入時のデフォルト設定では国際電話が出来ないようになっていることがあります。
その場合はカスタマーサービスに電話して、国際電話が出来るようにアカウント設定を変えてもらいます。この設定のそのものは無料です。しかし、月々一定料金(例$4.99、$10)を払えば国際電話発信が割引になるプランもあります。頻繁に国際電話をする人はそのような国際電話割引プランに加入しても良いですが、そうでない場合で単に緊急時に国際電話が出来るようにしておきたいだけなら、無料の設定変更だけにして下さい。
また、ポストペイド契約の場合、新規契約後3ヶ月以内や、まだ保証金を担保に預けられている期間は、国際電話が出来ない場合もあります。
プリペイド契約の場合は、残高さえあれば何も申請しなくとも国際電話が出来るのが多いです。しかし、会社によっては直接ダイヤルは出来ず、アメリカ国内のアクセスポイントに一端電話し、繋がったら日本の電話番号を入力して初めて繋がる携帯会社もある(Tracfone、Net10、H2O Wirelessなど)ので、注意してください。
「携帯メールアドレス」が無い
日本ではガラケーでもキャリア(携帯電話会社)のドメインのEメールアドレスが与えられますが、アメリカではこの「携帯メールアドレス」はありません。
通常、アメリカ人同士はSMS(テキストメッセージ)またはMMSと言う、電話番号でテキストを送受信してやり取りします。(日本の「ショートメッセージ」に相当します。)
アメリカ国内ではこれで特に不自由はしません。
また、実は「電話番号」とは言っても、携帯以外から携帯にテキストメッセージを送るときには、電話番号の後ろにキャリアのドメイン名を付ければ送れるので、PCから携帯にショートメッセージを送ることも出来、携帯からPCにそれに返信することも出来ます。
SMSとMMSの課金は、「テキストメッセージ」として送信・受信1通ごとに課金されます。複数の人に同じメッセージを同時に発信した場合は、相手のアドレスの数だけ送信したものとして課金されます。この課金は、データ(パケット)通信料とは別です。
代表的なi携帯キャリアのドメイン名は
キャリア | SMSアドレス | MMSアドレス |
Verizon | 10桁の電話番号@vtext.com | 10桁の電話番号@vzwpix.com |
AT&T | 10桁の電話番号@txt.att.net | 10桁の電話番号@mms.att.net |
Sprint | 10桁の電話番号@messaging.sprintpcs.com | 10桁の電話番号@pm.sprint.com |
T-Mobile USA | 10桁の電話番号@tmomail.net | 10桁の電話番号@tmomail.net |
SMSは文字数が半角英数140~160文字、MMSは文字数がそれ以上です。
またスマートフォンの普及のお陰で、現在、アメリカではSMSでも殆どのキャリアは日本語(UTF16)対応になっていますが、実際に日本語表示が問題無く出来るかどうかは、使用している携帯機種によります。(安いフィーチャーフォンは日本語フォントを本体に持っていないので、日本語表示が出来ない。一部のスマートフォンで日本語表示はできるが、日本語入力対応になっていない機種がある。)
電話番号以外のメールアドレスでメールを送る場合には、スマートフォン/iPhoneを使用し、メールアプリに自分の好きなPCメールアドレスを設定して、そのアドレスを使い、携帯からインターネットを経由して送受信を行います。
この場合の料金は、データ(パケット)通信料金となります。
※ アメリカ人的には「パソコンメールのアドレスは出来るだけ全てスマートフォンに登録し、PCで受信する前に、いつでもどこでもすぐに携帯でPCメールを見る。返信するかどうかは後で決めて、急ぎでないEメールに対しては送るときはPCから送る。」と言う人が多いです。
つまり、アメリカの携帯電話の料金は大きく3種類に分けられ、
● 通話料金 - 国内発信・着信・海外からの着信と、米国外への発信
● テキスト料金 - SMS/MMS、米国外への発信の場合は別料金をとられることが多い
● データ通信料金 - パソコンEメールアドレスでのEメール送受信や、ウェブの閲覧、アプリの携帯ネットへの接続(例:GPS地図やナビ・アプリ)
に分類され、それぞれオプションを選んで組み合わせ、毎月の合計料金が決まります。
※ もちろん、WiFiでネットに接続したら、それは携帯会社の「データ通信料金」にはカウントしません。
次回はプリペイド携帯の選択と契約(アクティベート)の仕方を中心に取り上げます。
いつも楽しみに拝見しています。有益な情報をありがとうございます。
現地からの生活感あるレポートとライフハックなので、とても助かります。
今回は質問があって、コメントしました。
私は年に4回ほどハワイへ出張していて、毎回の滞在期間は1ヶ月程度です。
前回まではAT&TのGoPhoneプランでSIMフリーiPhone4Sを使っていました。
通話料金は現地でトップアップ、Dataパッケージを毎回購入し、ずっと同じ電話番号を維持しています。利用内容はハワイ現地での通話連絡、メール・Facebook(写真投稿)などです。
こちらのサイトでマンスリー契約に変更しないといけないと知って、来週からの出張で「月25ドルプラン+1GBのデータプラン」に切り替えようと思っているのですが:
・番号は維持できるのでしょうか?
・身分証明やクレジットヒストリーは必要なのでしょうか?
(プリペイドなので不要と思っていますが)
・AT&Tショップで切り替え申請する際の注意点があれば教えて下さい。
・AT&T以外のキャリアに切り替えた方がお得なプランはありますか?
・年に1度サンフランシスコに出張するのですが、そこでも使えますか?
お願いばかりで申し訳ありませんが、分かる範囲で教えてくだされば幸いです。
よろしくお願いします。
管理人 返信:
2012年5月19日 8:30 AM
マンスリー契約と言っても、プリペイドのマンスリー契約です。ポストペイドではありません。
> ・番号は維持できるのでしょうか?
プランを変えただけでは、電話番号は変わりません。
> ・身分証明やクレジットヒストリーは必要なのでしょうか?
(プリペイドなので不要と思っていますが)
アメリカのプリペイド携帯契約は、全て、身分証明書は不要です。
支払いのときにクレジットカードやトラベラーズチェックを使用すると、その本人証明の為に身分証明書を要求されることはあるでしょう。
> ・AT&Tショップで切り替え申請する際の注意点があれば教えて下さい。
特に思いつきませんが・・・
今はウェブでも、「611に電話して」でも、出来ます。
ウェブの場合は、普通にデータオプションを選択すると、「そのオプションは、月$25か$50のプランに変更が必要」という画面が出てきて、そこで変更できます。
「611」電話も同じです。
>・AT&T以外のキャリアに切り替えた方がお得なプランはありますか?
ある程度の期間定住するならばStraightTalkかNet10のSIMが「データ使い放題」なので、メリットはあります。街中ではこのSIMは販売していないので、オンライン注文になります。
短期間、データだけ使えばよい(電話は全くしない)のであれば、iPad用にアクティベートしたSIMをiPhoneに入れなおして使うほうが通話代を払わなくても良い分、総合コストが安いです。
データの使用が殆ど無くて(でも、「ゼロ」ではない)、通話もしたいのなら、H2Oの$10/$20/$30 Pay-as-you-go。
短期旅行者が電話も、パケットも、それなりの量を使いたい。2Gでも良い・・・ならばT-Mobile。
短期旅行者が電話も、パケットも、それなりの量を使いたい。3Gでなければダメ。・・・年末までありません。
「2012年4月18日以降の米国外からの旅行者の米国内でのiPhone/スマフォ利用SIMの選択肢:まとめ」 - 2012年4月11日
https://blogfromamerica.com/wp/?p=8017
参照。
>・年に1度サンフランシスコに出張するのですが、そこでも使えますか?
アメリカの携帯会社の携帯サービスは、アメリカ50州+ワシントンDCで共通です(使えます)。
(携帯電話に関しては、グアムはアメリカ国内に入りません。)
橋本よしゆき 返信:
2012年5月19日 9:07 AM
とても分かり易く説明していただいて、ありがとうございます!
611でもできるのが分かったので、空港に到着してすぐに切り替えできそうです。
StraightTalkやNet10も魅力的ですが、何か起きたときにショップに駆け込める安心感で、しばらくはAT&TのSIM
でいこうと思います。
ありがとうございました。
いつも拝見しております。
夏にアメリカに1週間ほど旅行をすることにしました。
今回はiphoneを持ってからはじめて旅行に行くため、モバイルwifiルーターを購入するかレンタルしようと考えています。
定期的にアメリカに行くわけではないので、いつも携帯電話を毎回購入しています。
やはりモバイルwifiルーターも定期的に使用しないと、SIMが使えなくなってしまうのでしょうか。
教えていただけないでしょうか。
管理人 返信:
2012年6月3日 12:30 AM
1.SIMが必要な機器の場合は・・・
アメリカのプリペイドSIMは、定期的にトップアップしなければ、通信使用有効期限が切れてから60日でSIMの使用期限も切れてしまうのが普通です。Net10/StraightTalkのSIMは、60日ではなく145日になります。(実際に機器を使うかどうかは、無関係です。定期的にトップアップさえしていれば、継続的に使えます。トップアップを止めれば、暫くするとSIMも無効になります。)
これらのSIMを使用した場合には、次回訪米の場合は(長い期間トップアップしなければ)、新たにSIMを購入してトップアップします。
SIMは日本でオークションやAMAZONなどで購入することも出来るし、購入代行に頼んで前もって入手することも出来るでしょう。
アメリカでは一般には店頭でSIMは販売されていない為、渡米してから街中で「SIMだけ」探すのは容易ではありませんし、SIMの種類(キャリアの種類)が限られています。したがって、よく事前に調べて、購入予定のSIMが自分の持っている携帯本体やポケットWiFiに対覆うするかどうかを確認してください。
AT&TとT-Mobile USAのSIMは各携帯会社のショップで、H2OのSIMは家電量販店のBestBuyで店頭で購入できます。
アジアの国と違って、アメリカの空港でSIMだけ購入するのはほぼ無理です。
なお、SIM方式の場合は、携帯本体やポケットWiFiは再利用できます。本体は次回の渡米でまた買う必要はありません。
SIMフリーの機種であれば、他国でも使えるものがあります。
2.SIMが不要な機器の場合・・・
Verizon、Sprint、Virgin Mobile USA、BoostMobile、Cricket、Clear(ClearWire)のように、本来SIMを使用していない通信機器(携帯、ポケットWiFi、USBモデム)の場合、継続的にトップアップしないと期限が切れますが、次回渡米時に端末から直接、または、オンラインで再アクティベートが出来ます。
これらの機種は本来SIMを使っていないので、次回の渡米時にSIMを買う必要はありません。(もちろん、携帯本体やポケットWiFiも買う必要がありません。)
そのまま再アクティベートできます。
これらの機種で携帯の場合は、電話番号は変わる可能性があります。
「SIM無し」の機種(携帯、ポケットWiFi)は、ほぼ全てアメリカ国内(ハワイ含む。グアム含まない。)でしか使えないです。したがって、アメリカ専用です。
また、上記1.と2.共通ですが、トップアップしないとアメリカの場合は着信も受けられません。
日本のクレジットカードではトップアップできない携帯会社が殆どですが、携帯会社のトップアップカードは、携帯会社のショップ・BestuBuy以外にもドラッグストア、食品スーパー、ディスカウント百貨店にも売っていますから、入手は比較的容易です。
アメリカ出張を控えていて
情報収集していたら行き当たりました
どのスレも大変勉強になります
お尋ねしたいのは
出張する何人かの連絡に日本語でテキストメールをしたいのですが
同じ通信会社であれば日本語でのテキストメールは送受信共に可能でしょうか?
アンロックのEXPERIA RAYを使用します
同行者も同様のスペックのアンロックの携帯を使用します
機種は色々ですが全員完全日本語対応機種です
念のため全員同じ通信会社(AT&T)の予定です
出張の日程は多少ズレますが各個人で契約の予定です
期間三週間程度です
ご教授頂けるとありがたいです
管理人 返信:
2012年9月25日 12:10 AM
今、確認のためにAT&Tポストペイド(iPhone)とAT&Tプリペイド(ドコモ HT-03A)で日本語テキストのやり取りをしてみましたが、問題無いです。文字化けしません。
早速にありがとうございます
総勢8名での出張なので助かりました
仕事上、タイ、中国は経験があるのですが
アメリカは初めてなので助かりました
i Phone保持者は良いのですが他社の携帯保持者には
一抹の不安がありました
ありがとうございます
来年2月より、主人のアメリカ駐在に一年間、帯同する者です。
現地でのケータイの使用やネット利用に関して調べている中でたどり着き、
とても丁寧に書かれていたので、質問させていただけたらと思い
コメントさせていただきました。
現在は日本でガラケーを使用、また、主にネット利用にiPadを使用しています。
アメリカでは、携帯やネット利用に何を使用するのが便利かお教えください。
現地に到着後すぐはプリペイド携帯を使用し、
慣れてきたら、家でWiFiが使える環境にし、iPadでネットが出来ればいいな
とも思うのですが、そのような環境にできるか不安があります。
アメリカ滞在は一年間のみ、
私はSSN取得予定なし、
通話はアメリカ国内の主人の携帯(主人分は会社支給)との通話、
また、日本の家族や友人との通話、
ネットは通信料を気にせず、Facebookなどに画像をアップしたり、
様々な調べ物をしたいということ、
以上の点を考慮し、私に合った利用方法がありましたら
お教えください。
また、現在ガラケーのため、スマホへ切り替えすることも
考えております。
無知のため、アドバイスよろしくお願いします。
管理人 返信:
2012年12月21日 2:36 AM
テレビは買われる予定ですか?
アメリカではテレビ視聴はケーブル(CATV)が主流です。
アパートや貸家は既にCATVの線は家の中の壁まで配線されています。新規工事は必要ありません。
CATV加入所(事務所)が町のどこかにありますから、そこへ行って住所を言って申し込むと、セットトップボックスをくれます。(セットトップボックスは原則、レンタルです。)
CATV会社の「工事」は無いところもあり、あったとしても、不正視聴を防ぐために家の外の線を外しているのを、作業員が行って繋げ直す程度です。
毎月の視聴料金は、どれだけの数のチャンネルを視聴するかによって違ってきます。
アンテナを立てて空中電波を受信してTVを観るような人は、少ないです。ほとんどの家やアパートでアンテナは立っていません。
CATVに加入するなら、CATVの会社がインターネットサービスも提供しています。同時に申し込めばよいです。
インターネットの速度によって毎月の料金が違います。
そのときにCATVモデムをくれます。これも、買い取りとレントがありますが、1年で日本に帰るならレントにしたら良いです。
地域によってはセルフで自分でCATVモデムを設定するところと、作業員が来て設定してくれるところがあります。
CATVモデムにはWiFi機能の付いているものもあるので、必要ならそれを選択します。
WiFi機能の付いていないものしかなければ、家電量販店へ行って$50-70くらいのWiFiルーターを自分で買ってきて、CATVモデムに繋いで設置します。
アメリカでの自宅でのWiFi環境は、これが普通です。
家の外でどのくらいネットするのかわかりませんが、通話だけなら
https://blogfromamerica.com/wp/?p=82
https://blogfromamerica.com/wp/?p=107
https://blogfromamerica.com/wp/?p=130
で料金を見て、プリペイド携帯の安いところを探してください。家電量販店BestBuy、電気店Radio Shack、百貨店TargetやWalmartなら複数(5-8社)の会社のプリペイド携帯が陳列されていますから、比較して購入できます。
この中で国際電話も直接出来て、比較的安いのは、Virgin Mobile USAです。
Virgin Mobile USAは簡単で安い(本体$20くらい)電話もあるし、スマホもiPhoneもあります。2年契約不要で、SSNも不要です。誰でも買えます/契約できます。
ただし、Virgin Mobile USAの携帯・スマホ・iPhoneは、日本へ帰ったときには日本では使えません。
はじめまして、LAに留学予定の娘を持つものです。伺いたいことが御座います。宜しくお願いします。
娘はいま日本でiphone4を使っていますので、そちらでもiphoneを使いたいようです。
日本で販売されているiphoneはアメリカで使えないのをこちらサイトを読ませて頂く事で知りました。
4年制大学ですので日本のソフトバンクの契約を解除しアメリカ国内の携帯電話会社と契約したいと思います。
データー通信を多く使っている様なので出来ればデータ使い放題の様な料金プランがないかと思っておりますが、
こちらでVirgin Mobileを教えて頂きましたのでVirgin Mobileでiphoneを契約しようかと思います。
そこで、Virgin Mobileのホームページを見て調べてみましたが、iphone4S通信のロゴが3Gだけになっていますが
WiFiも使用出来るのでしょうか?使い放題であればWiFiは必要ないという事でしょうか?
また、日本語での入力や設定は可能でしょうか?
日本ではWiFiスポットへの接続設定にソフトバンクのホームページから設置を行いますがそちらではどの様に
設定するのでしょうか?
また、メッセージなどは電話番号のショートメールを使われているそうですが、日本ヘのメッセージ送信は
国際電話の扱いになるのでしょうか?
また、日本からメッセージを送る際はどの様に番号設定すれば良いのでしょうか?
最近の子供達は電話の機能を使わずに携帯電話を所有しています。
テキスト、データが使い放題のVirgin Mobileは料金も安いですしその点で良いと思いますが、なにか不便な点は
あるのでしょうか?
初歩的な事を色々と伺って申し訳御座いませんが宜しくお願い致します。
管理人 返信:
2013年2月22日 11:59 AM
>WiFiも使用出来るのでしょうか?使い放題であればWiFiは必要ないという事でしょうか?
日本と違って、アメリカの電話会社は基本的にWiFiは提供していません。(例外はありますが、アメリカは広いので、WiFiがあるのはせいぜい店やビルの中です。歩きながらWiFiに接続は、まず、不可能です。)
大学でも、自宅でも、スターバックス/マクドナルドなど、適当にWiFiのあるところに、自分の好きなWiFiに勝手に接続してください。(それは、どのiPhone/スマホでも可能です。)
VirginのiPhoneは3Gまでしか通信できません(4Gはできません)ので、WiFiのほうが速度が速い場合があります。
また、3G接続は使い放題だと入っても、月に2.5GBを超えると速度制限が掛かってもっと遅くなります。
だから、WiFiが使えるところではできるだけWiFiを使ったほうがよいです
参考:
「アメリカのスターバックス/マクドナルド等で無料WiFiに接続する方法」
https://blogfromamerica.com/wp/?p=7162
>また、日本語での入力や設定は可能でしょうか?
世界中どこで買っても、iPhoneは3秒で日本語設定に変更できます。
ためしに、今持っているソフトバンクのiPhoneで、「設定⇒一般⇒言語環境⇒言語」をタップしてみてください。どんな言語が出てきますか?ソフトバンクのiPhoneでも、メニュー言語をこの中のどれにも設定できます。
同じく、、「設定⇒一般⇒言語環境⇒キーボード⇒新しいキーボードを追加」をタップしてみてください。この中のどのキーボードも設定できます。
>また、メッセージなどは電話番号のショートメールを使われているそうですが、日本ヘのメッセージ送信は
> 国際電話の扱いになるのでしょうか?
余計なことを考えず、普通に「メール」アプリで、@gmail.comでも、@yahoo.comでも、@yahoo.co.jpでも、学校から貰ったアドレスでも設定して、Eメール(PCメール)で連絡すればよいと思いますが・・・
日本側で家族が携帯でそのメールを受けるなら、迷惑メールの設定を注意しないと娘さんからのメールが受けられませんので、注意してください。
Eメールなら、「データ通信(パケット通信)」使い放題の課金対象です。
>また、日本からメッセージを送る際はどの様に番号設定すれば良いのでしょうか?
Eメールのほうが確実です。娘さんのEメールアドレスに送ってください。日本の携帯からでもPCからでも送れます。
ちなみに、アメリカの携帯会社はEメールアドレスはくれませんので、自分で持っているPCメールアドレスを「メール」アプリに登録します。
>Virgin Mobileは料金も安いですしその点で良いと思いますが、なにか不便な点は あるのでしょうか?
国際電話の発信は直接できますが、月の料金外です。
日本の固定電話へ発信 $0.02
日本の携帯電話へ発信 $0.15
月額料金以外に前もって余分な金額をトップアップしておくと、国際電話を発信する際にそこから引かれていきます。
日本からの電話を受ける際には、アメリカ国内料金になります。
VirginのiPhoneはSIMロックされているので、他の電話会社では使えません。
Virginは国際ローミングができないので、日本に一時帰国の際には、WiFi以外は使えません。(WiFiに接続していれば、iPod Touchとしては使えます。)
詳しく説明頂きありがとう御座いました。まだ、すこしわからないので宜しくお願い致します。
トップアップの方法ですがクレジットやデビットカードからの自動引き落しも選べるそうですが、
この場合は国際電話をかけたい場合は、別途にトップアップのカードをいくらか購入しWEBから登録して
おくのでしょうか?
デビットカードはそちらに行ってから銀行口座開設後に取得になります。
携帯購入時にはデビットカードが無いのですが途中からデビットカード引き落しに出来ますか?
それと料金プランの一番下の+$15And turn your phone into a 3G/4G mobile hotspot
とはどの様に使うプランですか?3G/4G mobile hotspotとはどの様な環境を指すのでしょうか?
自宅以外のスタバなどのWiFiに接続する為のプランでしょうか?
アクティデートに不安があるのでインターネット購入ではなく店舗にて購入すると思うのですが
店舗購入すればアクティベーはお店でやっていただく事は可能でしょうか?
お薦めのチェーン店はありますか?娘の留学先はロサンゼルスです。
プリペイドでiphoneを普通に買って使用できるのはVirgin Mobile以外でありますか?
初歩的な質問ばかりで申し訳ありませんが宜しくお願いします。
管理人 返信:
2013年2月25日 1:09 PM
>この場合は国際電話をかけたい場合は、別途にトップアップのカードをいくらか購入しWEBから登録して
おくのでしょうか?
そういうことです。
>途中からデビットカード引き落しに出来ますか?
可能です。
Virgin MobileはウェブサイトのMyAccountから自動払いをいつでもやめられるし、いつでも再開できます。
>それと料金プランの一番下の+$15And turn your phone into a 3G/4G mobile hotspot
とはどの様に使うプランですか?
テザリングです。iPhoneを経由して他のスマートフォン、タブレット、PCなどをWiFiで繋ぐためのものです。
>自宅以外のスタバなどのWiFiに接続する為のプランでしょうか?
いいえ、違います。
アメリカのスターバックスとマクドナルドなどのWiFiは、無料です。
「アメリカのスターバックス/マクドナルド等で無料WiFiに接続する方法」
https://blogfromamerica.com/wp/?p=7162
むしろ、アメリカで有料公衆WiFiを探すほうが難しいです。(高級ホテルは別として・・・)
無料のほうが多いです。
ただし、LAは広いですから、飲食店やスーパーやホテルのロビーなど建物に入らないと(あるいはその周囲でないと)、無料WiFiは無いです。(学校のキャンパスは、外でも中でもどこでも使えることが多いです。これは大学によるので、オリエンテーションの時にでも調べてください。)
>店舗購入すればアクティベーはお店でやっていただく事は可能でしょうか?
可能です。
>お薦めのチェーン店はありますか?
Virgin MobileのiPhoneは、家電量販店のBestBuy、電気店のRadio Shack、ディスカウント百貨店のWalmart、Targetで販売していますが、携帯専門の店員がいるのはBestBuyとRadioShack。この店ならアクチもしてくれるでしょう。
Targetは店員には期待できません。Walmartは携帯専任スタッフがいますが、知識レベルはわかりません。
>プリペイドでiphoneを普通に買って使用できるのはVirgin Mobile以外でありますか?
WalmartはStraightTalkというサービスブランド名で、月$45の通信料で、iPhone 4、iPhone 4S、iPhone 5をVerizon回線で使えます。ただし、3G通信だけで、LTEは使えません。
Cricketという会社もiPhone 4、4S、5をプリペイドで販売していますが、ロスではCricketのiPhoneプランに加入できませんね。
アップルストアで公式のSIMフリーのiPhoneを購入し、AT&T GoPhone、T-Mobile、Net10、StraightTalk, H2O, SimpleMobileなどのプリペイドSIMを使う方法もあります。(アメリカには他にも何十というプリペイド携帯会社はありますが、巷でSIMが簡単に購入できるのは、列記した会社です。)
公式のSIMフリーiPhoneにはHanacellのSIMも使えますが、Hanacellは通話単価も他社の2.5倍以上だし、データ通信が完全度数制なので、非常に高額に成ります。ニューヨークのマンハッタンなど、ビルが密集していて、日常の生活範囲も島内に限るのであれば、街中の無料WiFiでナントカ生きていけると思いますが、だだっ広いLAなんかでは無理です。Hanacellはやめてください。
こんにちわ。私は9月からニューヨークへ1年間留学の予定です。
今、現地でプリペイド携帯を買うか、ハナセルという会社?で日本から契約していくか、なにがいいのか?でなやんでいます。
ハナセルで契約する場合、Androidのスマホを買い向こうで使いたいと思っているのですが、
料金でみると現地でプリペイドを買うのとどちらがいいのでしょうか?ハナセルの方ではないのにこんな質問はおかしいかと思うのですが、あまり口コミなどもなくとても心配です。携帯は、
現地でできた友達や家探しの際に通話でつかうのとSNSでテキストメールを送るくらいだと
思います。あとは、緊急のときにネットに接続するくらいであとはwii-fiiで対応しようかと。。
ただ、ハナセルの場合はプリペイドではないため、間違ってネットに接続された状態とかになっていて、
あとで高額な請求がこないか心配もあります。
また、今iPhone5をもっているのですが、それをsimフリーにして現地に持っていくことも考えています。
ただ、アメリカの携帯会社ではiPhoneようにsimだけを売ってくれないと読みました。
それでハナセルのサイトを見たところ、iPhone5用のsimが販売されていました。
それは、そのSIMを入れて設定すれば使えるということでしょうか?
私は機械にうとく、あまり難しいことはよくわからず、質問ばかりで申し訳ありません。
ご回答いただければ嬉しいです。どうぞ宜しくお願いします。
管理人 返信:
2013年5月24日 4:08 AM
>料金でみると現地でプリペイドを買うのとどちらがいいのでしょうか?
「通話しかしない、そしてその通話も、緊急連絡しかしない(月に40分/テキストメッセージ70通以下)」ならば、ハナセルで充分でしょう。
そもそもハナセルという会社はスマホが出る前から設立された会社ですが、新しいスマホ時代の携帯通信には対応が遅れています。
>あとは、緊急のときにネットに接続するくらいであとはwii-fiiで対応しようかと。。
ハナセル契約では、緊急でも絶対にネットに接続していけません。高額請求になります。
>ただ、アメリカの携帯会社ではiPhoneようにsimだけを売ってくれないと読みました。
そんなことは無いです。喜んで売ってくれる携帯会社もあります。アメリカにはプリペイド電話会社は数十とありますから、どれを選ぶか次第です。
>それは、そのSIMを入れて設定すれば使えるということでしょうか?
そのまま挿入しただけでは、通話とテキストとWiFi接続だけです。
3Gデータ通信が出来るようにするには、特別な設定が必要です。でも、ハナセルのSIMを使うなら、その方法は知らないほうが幸せです。知ったら、高額請求の可能性がありますから。
「アメリカの携帯電話事情はここ数年で随分変わりました。古い情報にはご注意を。」
https://blogfromamerica.com/wp/?p=15450
も読んでおいたほうが良いでしょう。
先日はすぐにお返事をいただきありがとうございました。
色々考えていたのですが、上記の会社はやはりデータ通信のことを考えると
恐ろしくなりました。
やはり現地でプリペイド携帯を買うというのが一番安心に思いましたが、
どの会社を選べばよいのでしょうか?こちらのサイトにも色々書いてくださっているのを
読ませていただきましたが、色々ありすぎて機会の苦手な私には混乱しています。
私はニューヨークに1年間の留学で、以前も書きましたが家探しのときに使ったり、
現地でできた友達とのやりとりに使いたいと思っています。
日本とはよほど緊急でない限りはSkypeで対応する予定です。
管理者様のおすすめがございましたら教えていただきたいです。
あと、もう一つ気になるのは以前も書きましたがiPhone5のSIMフリーです。
私はソフトバンクで購入した16GのiPhone5を持っています。
その携帯を日本でSIMフリーにして使いたいとも思っています。プリペイドとどちらがいいのでしょうか?
ただ、あまり詳しく理解していないので、SIMフリーにしたあと現地でどうやって
使っていいのかがよくわかりません。
先日の回答でアメリカでもiPhone5のSIMを売ってくれると教えていただきましたが、
それは具体的にどこで買えばいいのでしょうか?また、日本で事前に購入す
ることは可能でしょうか?
SIMを手に入れた場合、アメリカの番号を入手したということになるのですか?
そのSIMを使ってアクティベーションをして、プリペイド形式でお金を払うということですか?
何もわからず質問ばかりになってしまい申し訳ありません。
またお返事をいただければと思っています。
どうぞ宜しくお願いします。
管理人 返信:
2013年5月30日 2:41 AM
国際電話も含めて通信料金が比較的に安いのは、Virgin Mobileです。
Skypeは安い(無料)と思っているかもしれませんが、日本へスマホからSkype Outで通話する場合には無料ではないはずなので、それなら普通に国際電話して1分$0.02~$0.15で通話する方法もあるので、Skypeに固執する必要は無いですよ。
ただし、Virgin Mobileでプリペイド加入する場合には、Virgin Mobile用の携帯を買わないといけません。他社の携帯は使えません。
AT&T、T-Mobile、Net10、StraightTalk、SimpleMobile、H2Oなどは、SIMフリーの携帯が使えます。
>その携帯を日本でSIMフリーにして使いたいとも思っています。プリペイドとどちらがいいのでしょうか?
どうやってソフトバンクのiPhone 5をSIMフリーにするつもりでしょうか?
一応、方法はありますが、方法によっては
(1)バージョンアップすると、SIMフリーではなくなる
(2)お金が掛かる(16000円)し、モデルやメモリーサイズによっては、SIMフリーにできない。
なので、簡単に考えすぎではないかと思います。もう少し良く調べてください。
また、持っているiPhoneを本当にSIMフリーにしたならば、プリペイドのSIMが使えます。
プリペイドのスマホ携帯も、プリペイドのSIM(+SIMフリーiPhone 5)も、機能は同じ機能が使えます。
>ただ、あまり詳しく理解していないので、SIMフリーにしたあと現地でどうやって
>使っていいのかがよくわかりません。
基本的には、家電量販店かT-MobileショップかAT&TショップでSIMを買って、差し込み、毎月の通信料金を払えばよいだけです。
>先日の回答でアメリカでもiPhone5のSIMを売ってくれると教えていただきましたが、
>それは具体的にどこで買えばいいのでしょうか?
家電量販店BestBuy、RadioShack、百貨店Target、Walmart、T-Mobileショップ、AT&Tショップ、当サイトの商品購入代行サイト、Amazon.com、ebay.com、街の独立系携帯ショップ、など。
https://blogfromamerica.com/wp/?p=14314
>また、日本で事前に購入することは可能でしょうか?
ヤフオク、amazon.co.jp、当サイトの商品購入代行サイト、など。
>SIMを手に入れた場合、アメリカの番号を入手したということになるのですか?
一般的には、SIMを入手しただけでは使えません。SIMをアクティベートして初めて電話番号が割り当てられます。
料金をトップアップして、初めて通話が使えるようになります。
SIMのアクチの方法は、このサイトにプリペイド会社ごとに細かく手順が書かれています。
https://blogfromamerica.com/wp/?page_id=1536
>そのSIMを使ってアクティベーションをして、プリペイド形式でお金を払うということですか?
はい、そうです。
はじめまして。
現在アメリカに1年間留学中の者です。
iPhone6を残り10ヶ月で契約したいのですが、おすすめの会社がありましたら教えて下さい。
日本に帰ってからも使いたいと考えております。
通話、テキスト、通信し放題の大きなパックがある会社がいいです。
2年契約を結んで日本に帰ってきてから最低料金のプランに変更して冬眠させておくのと、高いですがapple storeでsimフリーを購入してMVNOで安めに契約するか迷ってます。
お手数おかけいたしますがどうぞよろしくお願い致します。
管理人 返信:
2014年9月14日 1:35 AM
アップルストアでSIMフリーiPhoneを定価で本体だけ購入し、あとはいくつもあるプリペイドSIM会社/プリペイドSIM通信プランを選んでください。
そもそもアメリカでの与信履歴(ソーシャルセキュリティー番号)が無ければ、ポストペイド契約できないか、出来ても高額($400-500)の保証金を積むことになります。保証金はポストペイド契約を6ヶ月以上経過したときに自分で返還請求すれば、小切手でアメリカの住所に郵送されて戻ってきます。(自動的には戻って来ません。)
「アメリカでiPhoneをポストペイド加入する場合の料金」
https://blogfromamerica.com/wp/?p=316
また、日本と違ってアメリカでは「最低料金のプランに変更して冬眠」というプランはありません。Verizonは1度に6ヶ月まで完全休眠して、その間に支払いをまったくしないことは可能ですが、その休眠した期間の分だけ「2年契約満了時期」が先述べされます。
他のキャリアの「最低料金」は月$50-60(税金込み)で、1年に支払い総額は$600以上となり、そのお金でiPhoneが1台定価で買えます。
yu 返信:
2014年9月14日 1:41 AM
早速の返信ありがとうございます。
本当に助かりました。
appleストアに行って購入することにします!!
お忙しい中大変ありがとうございました。
管理人 返信:
2014年9月14日 1:43 AM
>通話、テキスト、通信し放題の大きなパックがある会社がいいです。
最近のアメリカのMonthlyプランは、「通話・テキスト」はどこも使い放題です。
データ通信は、T-Mobile USはポストペイドもプリペイドも、Sprintはポストペイドで「高速(LTE)使い放題」は有りますが、「使い放題」のぶん、そうでないプランよりも月の通信料金が高いです。したがって、予算次第です。ほとんど室内WiFiで十分な人が毎月1GBも使わないのに「データ通信」使い放題契約するのは、お金の無駄。しかし、頻繁に外出先でデータ通信を使わなければならない人は、月$30余分に支払っても「データ通信使い放題」に加入しないと不便な人もいるでしょう。
データ通信の容量はお金で買うことが出来るのが、アメリカです。