結局、iPhoneが一番使いやすい!? (アメリカの消費者調査結果 – 2012年4月現在)


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本日発表のFortune誌のレポートによる、Consumer Intelligence Research Partners の調査によれば、・・・
Now 38% of iPhone sales are to refugees from Android or RIM – 2012年6月7日

2012年4月にアメリカでiPhoneを購入した人のうち、
● 38%はアンドロイドまたはBlackBerryから機種変更した人です。 (2012年2月にはこの数字は29%でした。)
● 4%はiPhone/アンドロイド/Blackberry以外のスマートフォンから機種変更した人です。 (2012年2月にはこの数字は7%でした。)
● 34%は古いiPhoneからのアップグレードです。 (2011年10月のiPhone 4S発売開始直後には、この数字は71%でした。)
● 24%はフィーチャーフォンからの買い替え、または、初めて携帯電話を買うのにiPhoneを買った人です。(2012年2月にはこの数字は28%でした。)

要するに、2012年4月にアメリカでiPhoneを購入した人のうち42%は、前に持っていたアンドロイド携帯/Blackberry/Windows Phone/WebOS(Palm)から機種変更している、ってことです。

iPhone購入前の携帯機種、グラフ

昨年暮れ、クリスマスシーズンでアンドロイド携帯の格安版($100、またはそれ以下)がかなり販売されました。その結果、格安アンドロイド携帯をスマートフォンとして初めて買った人が増えて、一時的にアメリカのアンドロイド携帯の市場シェアが増えました。

しかし、今回の調査の結果を見ると、結局、アンドロイド携帯を使いこなせずに、使いやすいiPhoneに買い替えする人が増えている、と言うことになります。

Fortune誌の記事によると、「アンドロイド携帯の市場シェアは、ピークに達した。」(つまり、これからは下降傾向になる?)とと予測しています。

これからスマートフォンを買う予定の人は、参考にしてください。

特に、アメリカではVirgin Mobile USAが2012年6月29日からプリペイドでiPhone契約を月に$35/$45/$55(毎月の通信料を自動更新すれば、月$30/$40/$50)で使えるようになりますから、また増えてくるでしょう。
Virgin Mobile USAのiPhone発売が公式発表、2012年6月29日から発売 – 2012年6月8日

筆者は2009年3月からAT&TでiPhone 3Gを、2009年10月からアンドロイド携帯(HTC Hero)をSprintで使用しており、iPhoneの新機種とNexusの新機種は毎回購入するようにしていますが、やはり、一般の人にはiPhoneの使いやすさと、アプリの豊富さ/使いやすさをお勧めします。

ただし、昨年(2011年)後半からAppleがサードパーティーアプリの開発で、一部のWiFi関連ライブラリーの使用を制限し始めたので、WiFi電波の解析関係のアプリを使用するにはアンドロイド携帯を使うしか現状では方法がありません。・・・でも、まぁ、これは、「ガジェット好き」向きです。一般の人には関係無いです。



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