最近、アメリカで、自分の周囲でiPhoneユーザーが増えたと感じていませんか?
本日リリースされたNPDグループの2013年第4四半期の最新調査によれば、アメリカで、
● iPhone利用者は、42%(前年同期は35%)
● Samsung利用者は、26%(前年同期は22%)
(グラフで、青線は2012年第4四半期、緑が2013年第4四半期の利用率シェア)
アメリカのスマホ利用者は、60%(前年同期52%)。
スマホの平均データ通信量は、前年同期の「月5.5GB」から「月6.6GB」にアップ。約20%増ですね。
NPDはその理由を、ストリーミング音楽の視聴が増えてきたため、と推測しています。スマホユーザーの52%は、ストリーミング・ミュージック・アプリを利用しているそうです。(昨年同期、41%)
アメリカで最も利用されているストリーミング・ミュージック・アプリは、多い順に、
● Pandora
● iHeart Radio
● Spotify
● TuneIn Radio
● Slacker Radio
だそうです。
そして、ポストペイド契約者の毎月の平均通信料金(個人、ファミリープラン、法人契約を含む平均)は、
● T-Mobile US、 $120
● AT&T、 $141
● Sprint、 $144
● Verizon、 $148
と、T-Mobile USが最も安く、Verizonが最も高くなっています。
NPDグループは定期的にアメリカ国内でのスマホ利用調査を、約4500人にヒアリングを通して行っています。
【NPD Group】Apple and Samsung Grow to Represent 68 Percent of Smartphones Owned in the US, According to The NPD Group – 2014年1月16日
【ARS Technica - Cowen and Company】Verizon leads top wireless carriers in bill size, at $148 a month – 2014年1月15日
昨年から販売されていて、最近ではプリペイドGoPhoneデータ通信端末としても店頭販売されているポケットWiFi、AT&T Unite(Netgear AC770S)は、AT&Tの多周波数キャリア・アグリゲーションに対応することが分かりました。
【Firece Wireless】AT&T’s Unite hotspot is the carrier’s first device to offer carrier aggregation technology – 2014年1月16日
アメリカでは既にSprintが800MHz(Band 26)、1900MHz(Band 25)、2.5GHz(Band 41、TD-LTE)の3周波数をアグリゲート(バンドル)したキャリア・アグリゲーションサービスを昨年10月から開始し、現在、11の都市で提供しています。Sparkはキャリアアグリゲーションにより現在、最大50-60Mbpsのダウンロード速度が達成できます。
AT&Tはこれに続いて、アメリカで2番目のキャリアとして、今後、段階的に700MHz(Band 17)、1900MHz(Band 2)、AWS(Band 4)を2周波数または3周波数を使ってキャリア・アグリゲーションするデータ通信を提供して行く予定です。既にフィールドテストは完了している、とFierceWirelessTechに話しています。
AT&T Uniteでキャリア・アグリゲーションを行うためには、おそらく、ファームウェアの更新が必要になると思われます。
ドローンも、ここまで安く、かつ、実用になって来たか!
先週のCESでは小型ドローンのParrot MiniDrone QuadCopterが「おもしろいオモチャ」として注目を浴びていましたが、Kickstarterでは折り畳み出来て、カメラ装着台の付いている小型ドローンが資金募集中です。その名も、「Pocket Drone」。
ドローン本体とコントローラーが、小型ビデオカメラ無しで$495。1080 HDビデオカメラ付きは$595。
既に資金集めの目標、3万5000ドルははるかに超え、募金開始から1週間で25万3579ドル達成で、まだ増加中!
まだ資金募集締め切り(2014年3月9日)まで、51日もあります。
募金合計をざっと計算しても、既に400台は予約済み。
このドローンで空中から地上を撮影できると、楽しいだろうなぁ。
手軽な価格で、鳥になったように下を観れるんですねぇ。
以下、写真とリンク・・・
“折り畳み出来る小型ドローンが、Kickstarterで資金募集中” の続きを読む