食品スーパーのモバイルアプリを開発しているinMarket社
inMarketホームページ
は、食品スーパー内にiBeaconを複数個所に設置し、買い物客がその前を通ると、目の前に陳列されている商品のクーポンをスマホ画面に表示したりするシステムを、本日よりアメリカ国内で導入開始します。
最初に導入されるのは、Safewayのサンフランシスコ、シアトル地域、Giant Eagleのクリーブランド地域の店舗です。
店内に設置するiBeaconのサイズは25セント硬貨ほどのサイズ(あ、StickNFindと同じような構造か・・・)です。
inMarket社は既に買い物/クーポンアプリ(CheckPoints)/ポイント還元アプリの提供を行っており、買い物客はこのアプリをインストールしログインしておき、ディジタルクーポンや、買い物リストの構築が出来ます。inMarket社が開発したスーパーマーケット向けアプリCheckPointsは既に2000万台のスマホにインストールされていると発表されています。
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AT&Tは本日2014年1月6日、新たに26都市でLTEサービスを開始し、サービス都市は514都市、人口カバーで2億7000万人(86%)を達成したと発表しました。
【AT&T】More Than 270 Million People Now Covered by the Nation’s Most Reliable 4G LTE Network – 2014年1月6日
AT&TのLTEサービスは、多くの都市で速度ではVerizonより速く、サービスエリアではT-Mobile USより広いと検証されています。
※ 速度でT-Mobile USより速く、サービスエリアではVerizonより広い、・・・かは、疑問の声がある。
昨年秋から報道が続いていた件ですが、本日2014年1月6日、T-Mobile USはVerizonから未使用の700MHz A(Band 12)周波数使用権の購入で、条件が合意したことを発表しました。
買収価格は23億7000万ドル、そして、T-Mobile USは別途、9億5000万ドル相当のAWS(Band 4、 Los Angeles, San Francisco, Dallas, Atlanta、Detroit)の使用権をVerizonに譲渡します。
今後、FCCの承認を経て、2014年中ごろに売買契約が完結し、2014年第4四半期からこの700MHz A(Band 12) LTEサービスが順次開始されていく予定です。
現在、T-Mobile USはAWS(上り1700MHz/下り2100MHz、Band 4)の高周波でLTEサービスを開始していますが、この周波数では建物内部の電波到達力が弱く、過疎地での電波到達距離も短いために人口過疎地域での広域サービスには効率が悪かったものです。700MHz低周波数の獲得で、これらの欠点が改善されます。
今回T-Mobile USがVerizonから購入する700MHz A(Band 12)周波数は、
● カリフォルニア州全域
● コロラド州
● テキサス州東半分
● カンザスシティー側のミズーリ州
● ミネソタ州
● ミシガン州
● フロリダ州
● ワシントンDCからマサチューセッツ州までの北東部
など、人口カバーで約1億5800万人(全米の約50%)。全米人口トップ都市10ヵ所のうち9ヵ所を含みます。
大都市では、
● New York,
● Los Angeles,
● Dallas,
● Houston,
● Philadelphia,
● Atlanta,
● Washington, D.C.,
● Detroit.
などが含まれます。
【USA Today】T-Mobile buys spectrum licenses from Verizon – 2014年1月6日
700MHz A(Band 12) LTEはアメリカでは他にUS Cellular、C-Spireなど地域規模のキャリアで使用、または、電波使用権が所有されています。
また、AT&T Band 17 LTE対応スマホは、将来の新機種で周波数の隣接またはオーバーラップするBand 12へも対応していく予定になっています。
このニュースの後、T-Mobile USのCFOは、「全米規模での低周波数(700MHz)獲得に非常に興味を示している。この契約で、半分が達成された。」と述べていることから、T-Mobile USは他の地域でのBand 12買収に対しても意欲を見せていくとともに、US Cellularなどとの合併も可能性として視野に見えてきました。