コンテンツへスキップ
次は、日本・アメリカ・香港版のiPhone 7/7 Plusを購入した場合の、日本のキャリア(SIM)の互換性を示した表を作成しました。
現時点ではiPhone 7/7 Plusは販売されていないため、発売前予想が含まれています。
表中の「可」「不可」判定には、これまでの旧モデルでの状況からの推測も含みます。予想や推測が間違っていたと判明した場合には、予告なく変更することがあります。
“日本国内使用者のために、日本版・アメリカ版・香港版のiPhone 7/7 Plusの日本SIM互換性。” の続きを読む
ツイッターでもご案内しましたが、留学生などには貴重な情報なので、永久版としてブログにも記録を残します。
昨日の週刊アスキーの記事
【週刊アスキー】au版iPhoneは「アメリカAT&Tだけ」SIMロックフリーだった by 石川 温 – 2015年6月27日
によれば、KDDI au加入のiPhoneは、アメリカAT&T GoPhone、そして、AT&TのMVNOであるH2OのSIMでも使用可能だとのこと。(T-Mobile USや、ZIP SIM(旧Ready SIM)や、T-Mobile USのMVNOのSIMは、ダメ。)
まだ一例だけなので、もっと複数のユーザーによる検証があったほうが安心ではありますが、記事を書いていただいた石川氏はプロの携帯ジャーナリストでもあり、この報告は信用に値するものと確信しています。
“KDDI au版iPhoneは、アメリカのAT&T、AT&T GoPhone、H2O、Net10(AT&T回線)、StraightTalk(AT&T回線)などのSIMでも使用できることが判明。” の続きを読む
KDDI(au)が先ほどニュースリリースを発表、2014年夏モデルからアメリカAT&TのLTEにも周波数対応し、日本国内のキャリアで販売されているアンドロイド端末では初めて、2014年5月15日アメリカでLTEローミング対応になります。
早速、発表された各機種のAT&T対応周波数を調べました。
機種 |
AT&T 2G 850MHz |
AT&T 2G 1900MHz |
AT&T 3G/HSPA+ 850MHz Band 5 |
AT&T 3G/HSPA+ 1900MHz Band 2 |
AT&T LTE 700MHz Band 17 メインLTE 全米人口カバー90% |
AT&T LTE AWS (1700MHz/2100MHz) Band 4 |
AT&T LTE 1900MHz Band 2 |
AT&T LTE 850MHz Band 5 |
isai LGL24 |
〇 |
〇 |
〇 |
X |
〇 |
X |
X |
X |
Xperia ZL2 SOL25 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
X |
X |
X |
GALAXY S5 SCL23 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
X |
X |
X |
AQUOS SERIE SHL25 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
X |
X |
X |
URBANO L03 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
X |
X |
X |
Xperia Z2 Tablet SOT21 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
X |
X |
X |
au版iPhone 5c/5s 2013年11月より提供中 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
比較 ドコモ版アンドロイド端末 一般的 |
〇 |
〇 |
〇 |
X |
X |
X |
X |
X |
比較 ドコモ版iPhone 5c/5s 2014年3月31日より提供中 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
へ~ぇ、KDDI auにこれからのアンドロイド端末は、AT&Tの3Gも2つの周波数に対応するのね。これまではドコモのアンドロイド端末だって、3GはAT&T 850MHzにしか対応していないのが多かったのに・・・
今、KDDIアメリカはアメリカ国内では3GはCDMA2000通信方式のSprintのMVNOをやっていますが、そのうち日本で販売したKDDI端末をアメリカのAT&T回線MVNOのSIMでも使えるようにして、AT&TのMVNOに完全切り替えするかも・・・
KDDIは既に2010年にAT&TのMVNOであるH2O Wireless(Locus Telecommunications)の過半数(51%)の株を買収し、連結子会社化していますから、これらの新端末で、KDDIアメリカは完全にSprint(ソフトバンク)と縁を切れるようになるでしょう。・・・筆者の個人的憶測ですが。
それにしてもこれらのKDDI 2014年夏モデルは、SIMロック解除してくれて、現地のAT&T SIMが使えるようになってくれたら、頻繁な渡米ユーザーとしてはもっとうれしいでしょうね。
KDDIの国際ローミング料金は、
パケット通信料 |
定額上限1 |
定額上限2 |
約24.4MBまで |
約24.4MB以降 |
1.6円/キロバイト |
最大1,980円/日 (免税) |
最大2,980円/日 (免税) |
KDDI案内:
【KDDI】国内通信事業者初、Android (TM) 搭載スマートフォン、タブレットでも米国内でLTE国際ローミングが利用可能に! – 2014年5月13日
【KDDI】国内通信事業者初、Android (TM) 搭載スマートフォン、タブレットでも米国内でLTE国際ローミングが利用可能に!(別紙) – 2014年5月13日
「SIMフリーiPhone5c/5sにKDDI auのSIMを挿入してiPhoneのアクティベーションを行うと、auにSIMロックされる。」などと言う矛盾した話を、日本アップルのカスタマーサービスや、auのショップ店員が言っているらしいので、その反証です。どうして、SIMフリーiPhoneが、SIMロックされるんですか? 矛盾しているじゃあないですか!?
そもそもiPhoneが「SIMロック」か「SIMフリー」かどうかは、アップルのサーバー上にあるiPhoneデータベースに、シリアル番号(IMEI番号)ごとにSIMロック状態が保存されていて、iPhoneがアクチされたり、PCのiTunesに接続されたり、iPhone本体でSIMが交換されたり、・・・するたびに、iPhoneがこのアップルのサーバーをチェックして、自分(iPhone)がSIMロックか、SIMフリーか、を自己判断するようになっています。
そして、「SIMロックされている」iPhoneをSIMロック解除(Factory Unlock)するためには、iPhoneを買ったキャリアか、有料のサードパーティSIMロック解除業者に、自分のiPhoneのIMEI番号を知らせて、このアップルサーバーの記録を「SIMフリー」状態に変えてもらうわけです。
このアップルのサーバーの記録は、購入したiPhoneの初期化(初期アクティベーション)のときには、変わりません!
逆に、このアップルのサーバーの記録を参照して、初期化されるiPhoneが自分(iPhone)がSIMフリーかどうかを判断しているのです。
だから、「SIMフリーiPhone5c/5sにKDDI auのSIMを挿入して、初期化(初期アクティベーション)したら、auにSIMロックされる」ことは、理論的に有り得ません。
とは言え、実際にやってみるまでは、最終的結論は出せません。
ただ、わざわざこの検証のために今から新品SIMフリーiPhone 5c/5sを購入するわけには行かないので、「こう成る筈だ」という検証になります。
これを見て、誰かが実際の「新品ブランドニュー」SIMフリーiPhoneで、KDDI auのiPhone用SIMで初期アクティベーションをして、そのあと別のSIMを挿入して、通信できる(SIMロックされない)ことを確認して、その報告をいただければ、幸いです。
“SIMフリーiPhone5c/5sにKDDI auのSIMを挿入して、初期化したら?” の続きを読む
あんまりこう言うのって得意じゃあないんですよね、・・・・いわゆる、業界解説記事。
なんたって、日本やカリフォルニアには、いわゆる「業界コンサルタント」と称している人がが沢山いるじゃあないですか。
そういう人たちが、現地の生活基盤とはかけ離れたレベルで解説記事書いていて、お金貰っていますから・・・
私は検証記事、つまり、現地の事実報道が得意と思っています。事実報道は、解説記事とは違います。
KDDIが、アメリカでのLTEローミングを、AT&T回線で開始。
…これって、そんなに価値があるニュースなの?
そもそも、一日2980円(約$30)で使い放題、つまり、1ヶ月約$900でLTE使い放題、・・・って、経済的に見て価値があるだろうか?
現地のT-Mobile USのSIMを使えば、月$70でLTE使い放題だよ!
それほど現地通信を使わない短期滞在なら、T-Mobile USのSIMでタブレットなら200MB(月)まで無料!
AT&TのGoPhoneプリペイドだって、月$60で2GBのLTEまで。追加は1GBあたり$10で可能。
金額的に見たら、まったく価値が無い。どこが「画期的」なのさ!
・・・でも、このアナウンスメントで、実は日米キャリア・アライアンスの構図が見えてきました。
“KDDIが、AT&TとLTEローミング契約・・・これが、何を意味するか。” の続きを読む
CES(Consumer Electronics Show)とシリコンバレー視察の通訳・現地案内同行から帰ってきて、その後、自宅のZ-Wave家庭内ホームオートメーションネットワークの再構築作業を強いられ、それも落ち着いて、ようやく出張前の状態に戻りました。
さて、まだ間違った情報が巷で信じられているようなので、一度、標題の件「SIMフリーiPhone 4Sと、auのSIMの関係」を、筆者のこれまでの実験からまとめます。
● 1.いわゆる「SIMフリーのiPhone 4S」は、全てのSIMを認識します。
この中には、KDDI auのSIMも含まれます。
「SIMフリーiPhone 4S」にauのSIMを挿入すると、「設定(Settings)⇒一般(General)⇒情報(About)」の画面で「キャリア(Carrier)」には、「KDDI ##.#」(「##.#」は、キャリアバンドルのバージョンの数字。)と表示されます。
しかし、後(下記3.)で書くことに関連してここで注目しておいてほしいのは、この画面にIMEI番号は表示されるものの、MEID番号が表示されないことです。
また、「SIMフリーiPhone 4S」を初期アクティベートする際にはどのSIMを使っても構わないので、auのSIMでも「SIMフリーiPhone 4S」を初期アクティベートできます。
これは、「SIMフリーiPhone 4S」を復元する場合でも、iOSを更新(アップデート)する場合でも、同じです。
なお、「SIMフリーiPhone 4S」は、どのSIMで初期アクティベートを行っても、その過程でそのSIMのキャリアにロックされることは、絶対にありません。
注意:
ここで、「SIMフリーiPhone」とは、GSM/W-CDMA版を指します。
GSM/W-CDMAモードをSIMロック解除されたCDMA2000/GSM/W-CDMA版iPhone 4 (俗に言う「Verizon版/Sprint版iPhone 4S」) にauのSIMを挿入した場合、auの電話番号情報がSIMからiPhone 4S内のメモリーのCDMA通信モードの通信者(電話番号)情報エリアに書き込まれる為、このメモリーをクリアしない限り一時的にauにロックされますが、別のSIMを挿入してiPhone 4SをPCのiTunesで復元すると、元の”SIMフリー”状態に戻ります。
“SIMフリーiPhone 4Sと、auのSIMの関係:まとめ” の続きを読む
2011年10月8日に
SIMフリーiPhone 4Sは、AUとは契約できない。
と紹介したSIMフリーiPhone 4Sですが、昨夜、何気なく気になってネットを探していたら、こんな体験記事が・・・
SIMフリーのiPhone4SでauのSIMは使えるか実験 – 2011年10月27日
要は、SIMフリーiPhone 4SにauのSIMを刺してみたら、通話(発信も着信も)が使える、という結果に。
残念ながらネットは使えないということです。
そこで、これはいったい何故?・・・と考えてみました。
まず、
1.香港アップルサイトには「SIMフリーiPhone 4SがCDMAキャリアで使えない」という警告メッセージがあるか?
を見てみると・・・
私は中国語は読めないですが、アップル香港サイトでiPhone 4Sを購入しようとすると、同じく「SIMフリー版はCDMAキャリアでは機能しません」というような表示があります。
同じ表示はアップル・カナダサイトにもあります。他にもイギリスサイトでも同じ表示はあるそうです。
つまりSIMフリーiPhone 4Sは、国によってモデルや、CDMAロック状態が違っている、ということではないようです。
“え?SIMフリーiPhone 4Sは、auのSIMで使えるの?” の続きを読む
追記(2011年5月23日):
アメリカの携帯/iPadを日本でローミングする場合の料金:4社比較
も参照してください。
2011年2月10日にVerizonがiPhone 4を発売し、そろそろ「Verizon iPhone 4は、日本で国際ローミング出来るか?」という心配をしている方々が出始めているるようです。
私自身はVerizonと契約したことは無いので、自分でやってみたことは無いのではっきりしたことはわからないのですが、同じCDMA2000通信方式を使っているSprintのスマートフォン(アンドロイド携帯)は持っていて、日本で使ったことはありますので、その経験と、Verizonのホームページからの情報をここでまとめます。
もちろん、それ以外にAT&TのiPhone 4も持っていますが・・・
注意:ヨーロッパにはVerizon社と同じCDMA2000通信方式を使っているキャリアがありません。したがって、CDMA2000オンリーのVerizon版iPhone 4では、ヨーロッパでは全くローミングできません。(電波が入りません。)ご注意ください。
Verizon契約でヨーロッパでもローミングしたければ、Verizon用のCDMA2000 + W-CDMA/GSM両方の通信方式に対応するBlackberry、Droid Pro、Droid Internationalなどのデュアルモード携帯を使い、かつ、国際ローミング用にSIM(パートナーのVodafoneのSIM)を貰わないとダメです。
CDMA2000通信方式は、世界でも約40カ国でしか使われていません。ヨーロッパ以外にも、Verizon版iPhone 4が全く使えない国は、数多くあります。渡航前に、渡航先で使えるかどうか確認しておくことです。
日本はauのみがCDMA2000通信方式を使っていますので、日本でのVerizon版iPhone 4でのローミングは、auの電波のみを使ったローミングになります。
追記:Verizon版iPhone 4Sは、ヨーロッパなどCDMA2000通信方式のキャリアの無い国でも使えます。
■日本へ行く前に、自分のアカウントが国際ローミングできるようになっていることを確認すること。
普通、CDMAのキャリア(SprintやVerizon)は、アカウントを開設するときに、デフォルトでは国際電話が出来なく、国際ローミングが出来ないアカウント設定になっている場合があります。
もし自分のアカウントが「国際電話も、国際ローミングも、出来ない」設定になっていると、日本へ行っても「No SignalまたはNo Service(圏外)」と表示されます。
したがって、日本(米国外)へ行く前に、必ずカスタマーサービスに連絡し、「国際ローミング(International Roaming)可能」な設定に変更してもらってください。
カスタマーサービスは、「*611」に電話するか、「800-922-0204」です。
■まず、通話とテキストは、間違いなく日本で使用できます。
“Verizon iPhone 4は日本で国際ローミング出来るか?” の続きを読む