SprintがSpark(LTE 3周波数帯アグリゲーション)サービスを6都市追加、プリペイドVirgin Mobile USAでSpark対応モバイルルーター発売
Sprintは本日2014年1月7日、LTE 800MHz(Band 26)、1900MHz(Band 25)、2.5GHz(TD-LTE Band 41)の3つの周波数をアグリゲーション(集合)してデータ通信速度を上げるSparkサービスを、6都市追加したことを発表しました。Sparkは2013年10月30日既に5都市で開始されています。これで、Sparkを体験できる都市は11都市となりました。
Sparkはキャリアアグリゲーション技術を使い、実測値50-60Mbpsの速度でデータ通信がアクセスできると、Sprintでは発表しています。技術改善によって、将来的には1Gbpsの速度が達成できると言われています。
Sprintの計画では、Sparkは2014年末までに人口カバーで1億人(人口カバー率約31%)、都市数では2016年までに100都市をカバーする予定です。
Sparkの初期サービスエリアは、
•Chicago
•Los Angeles
•Miami
•New York
•Tampa, Fla.
今回追加された6都市は、
•Austin, Texas
•Dallas
•Fort Lauderdale, Fla.
•Fort Worth, Texas
•Houston
•San Antonio, Texas
です。
Sprint Sparkの恩恵を受けるためには、Spark対応の携帯機種が必要です。スマートフォンではLG G2、HTC One Max、Samsung Galaxy S4 mini、Samsung Galaxy Mega、Nexus 5北米版(LG-D8210)などが対応しています。また、Spark対応LG G Flexも今期(2014年第1四半期)に発売されます。
モバイルルーターでは、Netgear Zing、Netgear 341U USBモデム、Novatel MiFi 500 LTEが対応しています。
Sprintは、固定ワイヤレスルーターとしてNETGEAR LTE Gateway 6100Dも発売する予定です。
また、Sprintは今期(2014年第1四半期)、Sparkをプリペイド子会社のVirgin Mobile USAのデータ通信プラン、Broadband2Goでも提供を開始します。
Virgin Mobile USA用には3G/LTE対応のNetgear Mingleモバイル・ルーターが、発売されます。
Broadband2Goでは、
● 250MBまで、$5/日
● 1.5GBまで、$25/月
● 6GBまで、$55/月
の通信プランで提供されます。