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H2O、Net10(AT&T回線)、StraighTalk(AT&T回線)、AirVoice、Good2Go、PureTalk、RedPocket(GSM回線用)など、AT&TのMVNO利用者で、iPhoneをiOS 9へアップデートした後にデータ通信が利用できなくなった方は、各々のMVNOの提供するAPN構成プロファイルをアップデートするか、APN Changer
【APN Changer】http://www.unlockit.co.nz/
でAPN設定(構成プロファイル)の更新をしてください。
更新前に、前のAPN構成プロファイルは削除し、その後、新しいAPN構成プロファイルをインストールします。
原因は、これまでは旧「APN Payload」と、新「Cellular Payload」の両方が対応されていたのに対し、iOS 9になって「APN Payload」がサポートされなくなったためです。アップルはこれをiOS 9のバグと認識しており、今後のiOSアップデートで旧「APN Payload」への対応を復元する予定だそうです。
【Apple】How to use a custom Access Point Name profile for cellular data access - 2015年9月15日
同様のトラブルは、カナダのRogersのMVNOであるPetro Mobilityでも報告されています。
“H2OなどAT&T MVNO利用者で、iOS 9へのアップデート後にデータ通信が利用できない方は、APN構成プロファイルのアップデートが必要。” の続きを読む
Net10のブランドで「月$50 Unlimited」プラン、StraighTalkのブランドで「月$45 Unlimited」プランを提供している、アメリカのプリペイド携帯会社Tracfoneが、本日(2015年1月28日)、アメリカのFTC(公正取引委員会)により「虚偽/不透明広告」で4000万ドルの罰金を課されました。
両ブランドともに「通話・テキスト・データ使い放題」プランを2012年2月または3月から、SIMオンリーの「Unlimited」プランを提供しています。(Unlimitedプラン自体は、2009年から販売開始。)しかし、当初は高速データ使用量の制限が明記されていなく、データを多く使用する利用者が突然Net10/StraightTalkからテキストや電話を受けてデータ通信を止められたり、速度制限されるトラブルが、ネット上で報告されていました。
同様な「Unlimitedデータ・・・ただし、xxギガバイト以上は請求月末まで速度制限。」というプランは、T-Mobile USのプリペイド/ポストペイドプラン、H2O Wireless、最近ではAT&T GoPhoneでも提供されています。Tracfone傘下のNet10、StraighTalk、2012年6月にTracfoneが買収したSimpleMobileの場合は、この帯域(速度)制限となるデータ使用量が明記されておらなかったことが問題で、利用者は何の理由もわからず、突然「データ使用量が多く、乱用している」と宣言されて、データ通信がカットオフされたことにあります。
ユーザーの非難に答え、StraightTalkおよびNet10は2013年9月からデータ速度制限が対象となる通信量条件を公表(1.5GB~2.5GBなど)しましたが、FTCの発表によると、これらの表記が必ずしも加入者にわかるようにはっきり明記されていない、というのが今回の苦情のポイントです。
現在のところ、StraihtTalkもNet10も月3GBで速度制限と明記されています。また、Net10は高速データバイト数に応じて月$40(500MBまで高速)~$75(5GBまで高速)までのプランも用意しています。
“Net10とStraightTalkのブランドで「Unlimitedデータ」月極めプランを提供しているTracfoneが、不透明広告でFTC(公正取引委員会)から4000万ドルの罰金。” の続きを読む
StraightTalkがAT&T版、および、Verizon版のLTE対応ポケットWiFiを、少なくとも2014年10月24日よりWalmart店頭で販売開始したようです。
StraightTalkはこれまで
- Verizonの3GポケットWiFi「UNIMAX U240C」
を販売しており、更に
- AT&T用3G/HSPA+/LTEプリペイドポケットWiFi「Unite (Sierra Wireless AirCard 770S)」
- Verizon用3G/LTEプリペイドポケットWiFi「Verizon Jetpack MiFi 5510L」
- T-Mobile US用3G/HSPA+/DC-HSDPAプリペイドポケットWiFi「T-Mobile 4G Mobile Hotspot (ZTE MF61)」または「T-Mobile Sonic 4G Mobile HotSpot (Huawei UMG587)」
を販売していました。後者は3機種はそれぞれにキャリアのデータ通信プランが適用されます。
今回発売されるものは、
- Verizon回線を利用した3G/LTE対応プリペイドポケットWiFi、ZTE 288L
と、
- AT&T回線を利用した3G/LTE対応プリペイドポケットWiFi、ZTE 289L(ZTE 289G)
の2種類で、それぞれ本体価格は$99.88(プラス消費税)です。
“StraighTalkがWalmartでAT&TとVerizonのLTEポケットWiFiを販売開始” の続きを読む
6月に紹介したStraightTalkのタブレット用プリペイドSIMが、ようやく販売開始されたようです。
StraightTalkがプリペイド・タブレットプラン用SIMの販売を計画中か。 – 2014年6月18日
Prepaid Phone Newsサイトによれば、SIMはAT&T用とT-Mobile US用のSIMがそれぞれ標準/マイクロSIMと、ナノSIMの、4枚一組でセットになって、$9.99(プラス消費税)で以下のStraightTalkサイト
【StraightTalk】Shop > SIM Cards > Tablets
か、Walmart店内で数日前から既に販売されているようです。
【Prepaid Phone News】Straight Talk Tablet SIMS and Plans Now Available – 2014年9月27日
回線速度は、(端末が対応していれば)LTE速度まで。
“StraightTalkがようやくタブレット用プリペイドSIMを販売開始(AT&T、T-Mobile回線用)” の続きを読む
アメリカのプリペイド携帯/SIM会社のTracfoneの一ブランドで、ディスカウント百貨店Walmartでのみ独占で販売しているStratghtTalkが、プリペイド・タブレットプラン専用SIMの紹介をしているウェブページが、携帯関連フォーラムのHoward Forumの投稿者によって2014年6月15日に発見されています。
【StraightTalk】TABLETS
T-Mobile USが昨年(2013年)10月末、AT&T GoPhoneは先週、プリペイド契約でタブレット端末専用プランを出してきていますが、
AT&TプリペイドGoPhoneにタブレット専用データオンリープランが登場 – 2014年6月7日
それに対抗して、アメリカのプリペイドMVNOが通話機能の無いタブレット専用プランを出すのは初めてです。
StraightTalkではAT&TまたはT-Mobile US回線用のSIMを提供して、どちらも同じ契約内容で、LTEまで接続可能は契約ができるようです。
iPad/iPad Miniであれば購入後、すぐに同梱のSIMでAT&T、T-Mobile US、Verizon、またはSprintとプリペイド契約が出来ますが、このStraightTalkの動きはアンドロイド・タブレットも増えてきているために、それに対応しようというMVNOの動きでしょうか。
“StraightTalkがプリペイド・タブレットプラン用SIMの販売を計画中か。” の続きを読む
アメリカ携帯キャリアのAPN設定、一覧リストです。
前からやろうと思ったのですが、どういうフォーマットにしようか、ずっと悩んでいました。
まだ途中までです。
完成まで数日かかると思います。
また、最終チェックが済むまでは間違いもあると思います。未入力の欄もあると思います。間違いに気が付いた方や、別のAPN値を知っている方は、コメント欄でご指摘ください。
最終的には永久保存版的ページに仕上げたいと思います。もちろん、新しいAPN値が追加されたら、必要に応じて追加・修正します。
“アメリカ携帯キャリアのAPN設定、一覧” の続きを読む
StraightTalkの$45/月「使い放題」プランでは、これまでデータ通信の高速(LTE、4G=HSPA+、3G)の通信容量が2.5GBまでに制限されており、それ以上使用する場合には使用30日期間の最終日まで2G速度に制限されていました。
それが、数日前より、高速データ通信容量制限が月3GBまでに引き上げられたようです。
【StraightTalk】StraightTalkホームページ
最近ではAT&T GoPhoneとT-Mobile USのプリペイドプランが通信料金が安くなり(・・・と言っても、まだMVNOよりは若干高いですが。)、LTEまでのアクセスも可能なので、筆者も、MVNOを使用するよりは直接AT&TまたはT-Mobileのプリペイドプランに加入したほうがメリットがあるとは思っていますが、StraightTalk使用中の方には朗報です。
また、筆者は今日まで気が付きませんでしたが、StraighTalkと同じ親会社の傘下にある姉妹ブランドのNet10では、以下の新しい料金プランが昨年2013年12月(?)に提供されていました。
“StraightTalkが高速データ通信容量制限を、2.5GBから3GBまでに引き上げ。” の続きを読む
Net10、StraightTalk、Simple Mobileを傘下に持つTracfoneは、2013年9月からStraightTalkとNet10のAT&T回線用SIMでLTEへの接続を開始していました。
AT&T MVNO StraightTalk(とNet10)が、「月$45で使い放題」プランにAT&TのLTE対応開始 - 2013年9月13日
そして、2013年年末にはSimple Mobile(T-Mobile US回線仕様)がLTE接続を開始しています。
T-Mobile USのMVNO、Simple Mobileが、LTE接続開始 - 2013年12月31日
Simple MobileのLTE接続で、同じTracfone傘下のNet10とStraightTalkのLTE接続が待望されていましたが、先週、それが開始されたようです。
StraightTalkは同時にAT&T回線用とT-Mobile US回線用のナノSIMも発売を開始しました。
【Phandroid】Straight Talk now offering nano SIM cards, LTE data on T-Mobile – 2014年3月13日
Net10ではまだナノSIM販売の案内は無く、T-Mobile US回線SIMでLTEが使用可能の案内もありません。が、間もなく可能になると思われます。(AT&T回線では既にLTE接続可能。)
AT&TもT-Mobile USも、H2O WirelessやZIP SIM(旧Ready SIM)を含む他のMVNOでのLTE接続許可が待たれます。
T-Mobile USのLTE周波数は、AWS (Band 4)です。2014年後半からは700MHz Band 12、1900MHz Band 2でも開始されます。
StraightTalkとNet10は、自社ブランドのiPhone 5s/5cを2013年12月13日より販売開始しました。
【PRNewswire】Apple iPhone 5s and 5c Now Available on Straight Talk Wireless® and NET10 Wireless® – 2013年12月9日
ところが、このStraightTalkとNet10のiPhone 5s/5cは、SIMを使用し、AT&T回線に接続するようです。
しかも、アップルのLTE対応リストページによれば、
【Apple】iPhone 5c and iPhone 5s LTE 対応リスト
StraightTalkとNet10の販売するiPhone 5sと5cは、それぞれA1457とA1507で、ヨーロッパで販売されているモデルと同じです。
A1457(iPhone 5s)とA1507(iPhone 5c)は、LTE対応は
Band 1 (2100 MHz)
Band 2 (1900 MHz)
Band 3 (1800 MHz)
Band 5 (850 MHz)
Band 7 (2600 MHz)
Band 8 (900 MHz)
Band 20 (800 MHz)
です。このうち、AT&Tが使用する可能性があるのはBand 2と5のみで、それもまだ一部の大都市でしかサービス開始されていません。AT&TのメインのLTE周波数は700MHz Band 17で、現在、全米488都市でサービス開始されています。このAT&TのメインのLTEには、このStraighTalk/Net10のiPhone 5s/5cモデルは接続できません。
StraightTalk/Net10のAT&T回線用SIMはLTE接続も許可していますが、このiPhone 5s/5cモデルでは、ほとんどの都市でまだLTEが使用できません。
また、A1457(iPhone 5s)とA1507(iPhone 5c)は、CDMA2000通信方式には対応していません。
なぜこう言うことになったのか、筆者にも理解できません。AT&T回線を使うなら、なぜ、モデルA1533(GSM)/A1532(GSM)を販売しなかったのでしょう?
また、Appleの「iPhone 5c and iPhone 5s LTE 対応リスト」が正しいという確証も、まだありません。
一つだけ言えることは、StraightTalk版iPhone 5はVerizon回線使用でVerizonモデルだったため、SIMフリーでした。そして、プリペイド契約のため、長期契約する必要がありません。そのため、StraightTalk版iPhone 5は国外ユーザーにも購入対象として狙われていました。
しかし、StraightTalk/Net10版iPhone 5sおよびiPhone 5cはAT&T回線使用で、回線速度は最高3G/HSPA+(”4G”)までで、端末はSIMロックされている可能性が高いと思います。(SIMロックに関しても、未確認情報です。)
「StraightTalk版iPhone 5」と同じつもりで「StraightTalk/Net10版iPhone 5s/5c」を考えていた方は、ご注意ください。
StraightTalkが、Verizon回線使用の3G ポケットWiFiサービスを開始しました。
StraightTalkは、TracfoneグループとWalmartの共同マーケティング事業です。
これまでWalmartは、Sprint回線を利用した「Walmart Internet On The Go」モバイルデータ通信サービスを、ポケットWiFi MiFi2200で提供してきました。「Internet On The Go」の特徴は、使用期限の無い(いつまでもExpireしない)プランがあることでした。
今回のサービスは、「StraightTalk Mobile Hotspot」サービスとして、Verizon回線を使用した3G CDMA2000通信サービスで、専用ポケットWiFiはUnimax U240Cを$79.99で販売します。現在、StraightTalkのサイトでは購入可能商品として写真が掲載されていますが、Walmart店頭でも発売の予定です。
【StraightTalk】Shop:Devices
また、一部のWalmart店頭ではこのサービス用のリフィルカードが発売されています。
“StraightTalkが、Verizon回線使用の3G ポケットWiFiサービスを開始” の続きを読む
メキシコ資本América Móvilのアメリカ現地法人であるTracfoneグループは、先週末(2013年10月25日)に2013年第3四半期の業績結果を発表しました。
TracFone adds just 5,000 subs in Q3 as subscriber growth grinds to a halt – 2013年10月25日
この中でTracfoneは、2013年7~9月期の加入者純増が5000回線に留まったことを発表しました。
前年(2012年)同期の加入者純増は、30万2000回線でした。
前々年(2011年)同期は、51万5000回線でした。
それでもTracfoneグループ(Tracfone、Net10、Straightalk、Simple Mobile、SafeLink Wireless、Telcel América)は、2013年9月末現在の総加入者数は2304万回線で、アメリカで一番加入者の多いMVNOです。Tracfoneは現在、VerizonのMVNOであるPagePlusの買収手続きを進めており、これが完了すると約140万人の加入者が増えます。
Tracfoneグループは今年(2013年)4月以降、長期休眠加入者の強制解約を進めており、約19万人の加入者を帳簿上、「整理」しました。これを考慮したとしても、今期の加入者純増の激減は著しいものがあります。
TracfoneグループはNet10を筆頭に2011年秋から格安アンドロイドスマートフォンの販売を行い、2012年2月初めからは「SIMだけ販売」で月$50(Net10)または$45(StraightTalk)の「通話・テキスト・データ通信(トリプル)使い放題」格安月極めプリペイドプランで加入者を急増させていました。しかし、ここに来て、その増加に歯止めが掛かってしまいました。
考えられる理由は・・・
1.初期のSprint回線を使用したスマートフォンデータ通信サービスが、ユーザーの期待に応えられなかった(Sprintの当時の3Gデータ通信速度が遅かった)こと。(のちに、Tracfoneはスマートフォン回線をVerizonに変更しています。)
2.あまりにも格安「3Gデータ通信使い放題」プランが急激にポピュラーとなって加入者が増え、回線キャリアとのトラブルが発生し、Net10/StraightTalkの「データ通信使い放題」が、最近になって「使用データバイト数制限/速度制限」が付いたこと。
3.トラブル時のカスタマーサービス対応への不満が多かったこと。
というTracfoneグループそのものに起因する要因以外に、
4.昨年下旬から今年に入って、キャリア(特にAT&T、T-Mobile)のプリペイドプランが安くなってきて、格安MVNOのプラン料金に接近してきたこと。
5.キャリアのプリペイドプラン(特にAT&TとT-Mobile。地域によってはSprintのプリペイド子会社であるVirgin Mobile USAとBoost Mobile)が、LTE対応になったこと。
という外部からの競争要因によって、プリペイド加入者がTracfoneグループなどのMVNOから、キャリアのプリペイドプランに移っている傾向を反映していると、筆者は推測します。
ただし、TracfoneグループのARPU(1加入回線あたりの平均売り上げ)は、1ヶ月$18(2012年第3四半期)から$20(2013年第3四半期)に増えています。
データ通信を含む携帯プランの売り上げは増えており、前年比50%増。総売上のうちデータ通信売上は42.5%と、半分近くに増えています。
(Tracfoneは、モバイルデータ通信専用プランや端末は、現在のところ販売していません。)
今後、Tracfoneグループがどのようにキャリアのプリペイドユーザーを引き込んで行くのか、動きが注目されます。
昨日今日と浸水した地下室に置いてあるネット通信機器(CATVルーターとADSLルーター)とSlingBox(2台)などを整理し、また浸水が発生しても良いようにLANケーブルなどを地下室の天井付近に移動する作業をしていたので、ポストが遅くなりました。これまではこれらの機器を停電や電源サージから守る複数のUPS(電源バックアップ)もテーブルに置いてあり、浸水があっても重くてテーブルが移動できない問題がありました。
新たにルーターやLAN SwitchやSlingBoxを置く棚を壁据付けで四段作り、UPSは下に車の付いた移動可能な低い棚の上に置いて、万が一のときに簡単に全部移動できるようにしました。
部屋の床付近を這わせていた数本のLANケーブルも、天井付近に移動し、浸水しても慌てなくても良いようにしました。
まあ、「100年に一度の水害」、「1000年に一度」と言っている専門家も居ます。何を根拠に言っているのか、「8000年に一度の水害」とテレビで言っているのも聞きました。
したがって、筆者が生きている間にはもう二度と出会うことはないかもしれませんが。
これで地下室三部屋と、サーバ室にもなっているウォークインクロセット一部屋のうち、二部屋が下のほうが約20センチほど水を吸って濡れた壁へのアクセスが完全に出来るようになり、必要に応じてMold(有害ガスを発生するカビ)が発生してきた場合に壁の下を切り除く作業をすることが出来ます。
“Net10/StraightTalkが、またまたデータ通信容量制限を改訂:「使い放題」プランは、全ての回線で月2.5GB以上は速度制限。” の続きを読む
当分の間は短編記事のみになりますので、ご了承ください。
AT&TのMVNOであるプリペイド携帯電話/SIM会社、StraightTalk(Tracfone社の一ブランドで、Walmartとの共同マーケティング事業)は、AT&TのLTEサービスに対応開始しました。
StraightTalkのAT&T LTE対応は、これまでの「月$45で使い放題」プランで開始されます。
Straight Talk selling AT&T 4G LTE-compatible SIM cards – 2013年9月13日
AT&Tはすでに2013年5月24日から同社のプリペイドプランGoPhoneでLTE対応を開始し、同じく同社の格安月極めプリペイドAIO Wirelessでも2013年6月20日からLTE対応を開始しています。
今回のStraightTalkでのLTE対応開始で注目すべき点は、AT&TがMVNOに対してもAT&TのLTEアクセス開始を許可し始めたということです。今後、他のAT&T MVNOであるNet10、H2O Wireless、Redpocket、Air Voiceなどでも順次LTE対応が始まることが予想されます。
StraightTalkの「データ通信使い放題」サービスでは、データ通信は公称「使い放題」となっていますが、実際には月2.5GB使用で速度制限されたり、急にデータ通信が停止されることがあるようなので、ご注意ください。
なお、AT&Tは現在700MHz Lower B(Band 17)周波数でのみLTEサービスを実施しています。帯域幅は10MHz(理論値100Mbps)で電波使用許可が降りています。この周波数に対応していない端末はAT&TのLTEの貢献を受けませんので、その点を注意してください。(新iPhone 5c/5s、Nexus 7 LTEなどはモデルによって対応しています。)
同社は昨日2013年9月13日にLTEサービスエリアが400マーケット(都市)、人口カバーで2億4000万人(76.5%)に達したことを発表しています。アメリカ首位のVerizonの500マーケットにじりじりと迫っています。
Verizon社は3G通信方式がCDMA2000で、同社としては将来の通信技術の競争に勝つためにできるだけ早いうちにレガシー技術のCDMA2000を停波に近い状態に持って行きたいため、CDMA2000 3G通信エリアのほとんど全てをLTEでカバーし、近い将来置き換えられるようにする必要があります。同社は2015年には一部の法人M2M顧客と、レガシー3Gフィーチャーフォンの所有者対象に1900MHz/800MHz 3Gの帯域の一部を残すものの、それ以外はLTEにコンバートしていく予定です。
AT&TはLTE導入前にHSPA+の導入をすでに済ませており、3G/HSPA+サービスエリアを全てLTEに置き換える計画はありません。
この基本思想が両社の思惑の違いになっていることに、ご注意ください。
AT&Tは現在、Cricket Wireless(Leap Wirelress)の買収を進めており、来年初めには手続き完了となる予定です。これによりCricket Wirelessがすでにサービス開始しているAWS Band 4でのLTEが使用できるようになるとともに、AT&T自体が所有しているAWS Band 4のLTEサービス開始も来年2014年初めには開始されるでしょう。そうなれば、AWS Band 4対応の端末もアメリカ国内でAT&TのLTEでプリペイド使用が可能になります。
Verizon社はAWS Band 4の周波数使用権を昨年CATV会社数社から買収していますが、このときに一緒にCATV会社からVerizonへ付いて来ていました。AT&Tは数日前にVerizonから、Verizonは使用意図の無かったLTE Band 17の周波数を、19億ドルで買収する契約を完了しており、これによりAT&TのBand 17のサービスエリアも充実されます。
なお、AT&TのMVNOがLTEのサービスを開始したことにより、T-Mobile USに市場圧力がかかり、T-Mobile USのMVNOであるNet10/StraightTalk/Simple Mobile/ZIP SIM(旧Ready SIM)などでも近い将来AWS Band 4でのLTEアクセスが可能になると予想されます。
追記:
同日、同系列のNet10も、AT&T回線用SIMでLTE接続を開始したようです。
今年(2013年)1月末に急に予告無く販売中止されたStraightTalkのAT&T回線用SIMですが、昨日、StraightTalkのサイトで販売が再開されました。
StraightTalk Bring Your Own Phone(SIM)ホームページ
これにより、StraightTalkの月$45(プラス消費税)「使い放題プラン」では、
● AT&T互換機 (SIMのみ販売)
● T-Mobile US互換機 (SIMのみ販売)
● Verizon互換機 (オンエア【OTA】でアクティベート)
が使用可能になります。
ただし、AT&Tの回線では「使い放題」としながらも、姉妹会社のNet10と同じく「月のバイト数使用量が1.5GBに達すると、データ接続が出来なくなる」というユーザー報告が出ています。これに関してはつい最近、「偽りの広告」を理由に集団訴訟も始まったばかりです。
StraightTalk/Walmartが、集団訴訟で訴えられる。 - 2013年7月31日
また、昨年と状況が変わって、T-Mobile USの3G(HSPA+)1900MHzサービス提供地域が増えていますので、必ずしもAT&T回線のプリペイド会社/MVNOに拘る必要が無くなってきています。そして、AT&TのLTE互換の端末をAT&T回線で使用するならば、今のところはMVNOではLTE接続がまだ出来ませんので、AT&Tのサービス(GoPhoneなど)を利用するほうがメリットが有る場合もあります。(使用する端末がAT&TのLTE周波数に対応していなければ、メリットはありません。)
よって、筆者は特にStraightTalkを薦めるわけではありませんが、「アメリカ国内在住で、3Gでネットも特に大量に使用しない」という人の場合には、月$45+消費税=約$50で、アメリカ国内通話とテキストは使い放題、電波もT-Mobile USよりはサービスエリアが広く、データ通信も限度を「それほど」心配することなくまぁまぁ使える、という点では、考慮に値するオプションだと思います。
カリフォルニアの弁護士が、StraightTalkの「Unlimited(使い放題)」携帯プランは虚偽広告であると、集団民事訴訟でサンフランシスコの連邦裁判所に訴えを提出しました。
【Courthouse News Service】No Limits to Tracfone’s Lies About ‘Unlimited’ Service, Class Claims – 2013年7月29日
StraightTalkとNet10などのTracfoneグループ(親会社América Móvil、メキシコ資本)は、月契約のプリペイドプランを「Unlimited Talk、Text、Data(通話、テキスト、データ通信使い放題)」プランとして宣伝し、販売していますが、実際には月に使用できるデータ通信のバイト数に制限を与え、その制限に達するとデータ通信を残りの期間停止する処置を実施しています。
これは「虚偽広告」であると、サンフランシスコの弁護士David Hansel氏が利用者を代表して、親会社のTracfone、StraightTalk部門、そして、StraightTalkブランドの携帯サービスを独占で販売しているWalmartを集団訴訟として訴えました。
Tracfoneはプリペイド携帯MVNOですが、加入者数では全米5番目の携帯会社であり、2320万人の加入者を持っています。サービスや地域によって、回線はVerizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USの4大アメリカキャリアすべてを使用しています。
StraightTalkの月$45「Unlimited(使い放題)」は2009年にサービス開始されましたが、2012年2月初めに姉妹ブランドのNet10、その後StraightTalkが「SIMだけ」販売を開始し、この「Unlimited(使い放題)」プランが通信料金が安いことで、スマホユーザーを中心に爆発的に人気となりました。
“StraightTalk/Walmartが、集団訴訟で訴えられる。” の続きを読む
StraightTalkはSprint回線を使ったLTE対応スマートフォン、Galaxy S3を2013年5月14日より販売していました。通信プランは、米国内通話・テキスト・データ使い放題プラン月$45(プラス、消費税)で使い放題です。
StraightTalkがLTE対応スマホ、Galaxy SIIIを間もなく発売開始 – 2013年5月12日
StraightTalkと同じ親会社を持つNet10は、本日2013年6月5日より、同じGalaxy S3 LTE/3G CDMA2000対応スマートフォンを$439.99(消費税別)で販売します。回線は同じSprintで、プランはNet10の米国内通話・テキスト・データ使い放題プラン月$50で使用できます。
Net10:Samsung Galaxy S III
KDDI Americaも、同じGalaxy S3 LTE/3G CDMA2000対応スマートフォンを2013年6月8日から販売します。回線は同じSprintで、プランは「コミコミ500 Unlimited 4G」(通話は国内・日本の固定電話宛通話合計500分まで、夜間・週末国内KDDI同士通話無料、テキスト・データは使い放題)月$78.99で使用できます。
LTE対応新料金プラン「コミコミ500 Unlimited 4G」提供開始のお知らせ – 2013年6月4日
Samsung GALAXY SⅢ発売開始のお知らせ – 2013年6月4日
追記:StraightTalkのVerizon用携帯のBYOPプランは、この記事の翌日2013年5月13日から実際に再開されています。
StraightTalk : Bring your own GSM or CDMA compatible phone申し込みサイト
2013年4月初めに開始され、
Verizon用携帯(LTE対応機種を除く)でNet10/StraightTalkのプリペイドプランを使える日が近い。 – 2013年4月5日
10日(Net10の場合)~1週間(StraightTalk)後の4月15日に予告も案内も無く停止された
Net10/StraightTalkのVerizon携帯BYOPプリペイド・プログラムは、停止されました。 – 2013年4月17日
Net10/StraightTalkの、BYOD Verizon携帯プリペイドプラン(Verizon用のLTE対応以外の中古携帯を、StraightTalkの月$45通話・テキスト・データ使い放題プランで使用できるプラン)が、間もなく再開されるようです。
Straight Talk’s “Bring Your Own Verizon Phone” Option Ready to Return – 2013年5月11日
これに加入すると、Verizon用iPhone 4/4S(Verizon用iPhone 5はダメ。StraightTalkは別途、StraightTalk用【Verizon回線使用】iPhone 5プリペイドプランが、あります。)、Droidアンドロイド携帯など、Verizon用として購入したスマートフォンを月$45で3G回線で使い放題できるようになります。
最初の加入時にWalmart/Walmart.com/StraightTalkオンラインで$14.99(プラス消費税)で「アクティベーションコード」を購入する必要があります。
回線速度はCDMA2000回線で3Gまで(実質速度1~1.5Mbps)ですが、自分の周囲にVerizonの中古アンドロイド・スマホ/iPhone 4・4Sがゴロゴロしている場合には、それらの再利用先として家族などの利用に考えられると思います。
Walmart関連第2報・・・
これまでアメリカでプリペイド携帯でLTE接続まで許可するところは少なかったのですが、それがまた一社増えました。
これまでのプリペイド携帯でのLTE接続許可キャリア(旅行者が一般的に入手可能会社):
MetroPCS(2013年5月1日から正式にT-Mobileと合併)
Virgin Mobile USA(Sprint MVNO)
BoostMobile(Sprint MVNO)
注意:プリペイドモバイルデータ通信専用では、VerizonとAT&Tが既にLTE対応があります。
WalmartとTracfoneの共同マーケット事業のStraightTalkは、(予想では)次週よりWalmart実店舗でLTE対応のGalaxy SIIIの発売を開始するようです。
機種本体価格は$439.99で、アンドロイドOSバージョンは4.1、通信コストはStraightTalkの毎月$45で使い放題が適用され、LTE通信も使い放題になる模様です。
Confirmed: StraightTalk Samsung Galaxy S III Powered By Sprint, Ushers in LTE Access – 2013年5月11日
“StraightTalkがLTE対応スマホ、Galaxy SIIIを間もなく発売開始” の続きを読む
以下のブログ記事で紹介したVerizon用の中古携帯(iPhone 5などのLTE対応機は除く)でNet10の月$50使い放題プリペイド・プランを使える「Net10 Verizon携帯BYOPプリペイド・プログラム」
Verizon用携帯(LTE対応機種を除く)でNet10/StraightTalkのプリペイドプランを使える日が近い。 – 2013年4月5日
のサイト http://net10byop.com/ が、昨日(2013年4月15日)から急にアクセスできなくなっております。
同社のNet10 BYOPサイトは、Net10 SIMオンリーサイトに転送されています。また、現在、オンラインのNet10 BYOP(Bring Your Own Phone)プログラムで購入できるのは、T-Mobile回線用のSIMだけです。
※ Walmart店頭、および、BestBuy店頭/オンラインでは、Net10の「AT&T回線用標準SIM、AT&T回線用マイクロSIM、T-Mobile回線用標準SIM」のSIM3枚セットは、まだ販売されているようです。
同様に、StraightTalkの「Verizon携帯BYOPプリペイド・プログラム」も、停止されています。
Straight Talk, NET10 and Telcel America Bring Your Own Verizon Phone Option Disappears – 2013年4月15日
今年2013年1月末にAT&T回線用SIMのオンライン販売を予告無く停止したNet10、および、StraightTalk(どちらも、メキシコ資本のAmérica Móvilの米国現地法人Tracfoneグループ)ですが、今回も予告無く突然サービスの停止です。このサービスは2013年4月4日にNet10で開始したばかり、StraightTalkでも先週開始したばかりなので、開始後僅か10日でのサービス停止は、理解できません。システムまたは手順上での何らかのトラブルがVerizonとの間に発生し、単なる一時的停止であることを願うものです。
しかし、Net10/StraightTalkのAT&T回線用SIMのオンライン販売中止に関しては、事後説明もいまだにされていない状態です。
メキシコでのビジネス感覚は、こんなんで大丈夫なんでしょうかね。
アメリカ的に考えると、こんなに予告無く、また、事後説明無く、サービスを変えると、信用を失うと思うんですが・・・・
それでも、Tracfoneグループ(Tracfone、Net10、StraightTalk、Telcel America、SafeLink)は、アメリカで最大のプリペイド携帯会社で、その加入者数は2013年2月現在で2200万人を超えています。
Who says MVNOs have to be small? TracFone now has 22.4M subscribers – 2013年2月13日
アメリカ・プリペイド携帯トップアップカードのあれこれ、備忘録です。(随時追加していきます。)
書き込むべき事実を発見したら、皆さんもコメント欄に書いて下さい。
また、【 】の中は不明な点なので、体験されて知っている方は、情報の提供をお願いします。
■ AT&T
● Walmart店舗で購入したAT&T GoPhoneプリペイド携帯用Refill Cardは、10桁番号。AT&T GoPhoneウェブサイトで、GoPhoneプリペイド携帯アカウントにトップアップできた。
● Walmart.comでオンラインで購入したAT&T プリペイドDataConnect用E-Mail DeliveryのPIN番号は、10桁番号。プリペイドDataConnectオンラインアカウント管理のウェブサイトで、アカウントにトップアップできた。
● AT&T GoPhone携帯用Refill Cardは、プリペイドDataConnect用に転用できない。
● AT&T GoPhone携帯のトップアップは、日本のクレジットカードで可能。
※ AT&T GoPhoneプリペイド携帯パッケージのアクティベーションの方法:junさんコメント – 2012年10月22日
● AT&T プリペイドDataConnectモバイル通信プランのトップアップは、日本のクレジットカードで【可能?/不可能?】
● AT&T プリペイドiPad/iPad Miniプランのトップアップは、日本のクレジットカードで可能。ただし、日本で発行のAMEXは、使えないことがある。
“アメリカ・プリペイド携帯トップアップカード、あれこれ備忘録” の続きを読む
追記#2:Net10のVerizon携帯BYOP(Bring Your Own Phone)月$50使い放題サービスは、昨日2013年4月15日に停止されました。同社のNet10 BYOPサイトは、Net10 SIMオンリーサイトに転送されています。
追記:Net10のVerizon携帯BYOP(Bring Your Own Phone)月$50使い放題サービスは、昨日2013年4月4日より開始されました。
アメリカのCDMA2000キャリアであるVerizonとSprintでは2G/3G通信にSIMを使用しておらず、キャリアに本体のシリアル番号(古い機種はESN番号、新しい機種はMEID番号)を登録することによって、そのキャリアの回線が使用できるようになります。
この事実は逆に言うと、これらのキャリアではシリアル番号によって、他社用として販売されたCDMA2000端末を自社回線で使用することを拒否する理由にもなっています。拒否する理由は、「他社用端末では、自社専用アプリとは共存できないアプリがもともとインストールされているから。あるいは、自社専用アプリがもともとインストールされていないから。」ということが上げられます。自社専用アプリは、加入者のアカウント管理アプリの他に、ナビアプリ、家族をGPSで検索するアプリ、SMSテキストを音声で読んでくれるアプリ、など自社で「オプション・サービス」として「月幾ら」で課金しているサービスがあります。
※ VerizonとSprintのLTE対応機種に関しては、LTE通信が世界標準として通信にSIMを必要としているので、SIMを使用しています。
この傾向はVerizonとSprint間の端末の流用(流用不可能)問題に限定せず、VerizonとVerizon回線のプリペイドMVNO、SprintとSprint回線のプリペイドMVNOにも長い間、起こっていました。
ところがスマホの普及により「ポストペイド契約のフル機能サービスを受けられなくても良いから、格安プリペイド契約で契約したい。」というスマホ加入者がアメリカ国内では無視できない数になり、既に以下でご報告したように、Sprintは先月初めに「自社用に販売された端末をすべてのMVNOで使用すること」を認めました。
Sprintが、自社用に販売された携帯をSprint MVNOで使用することを許可開始 – 2013年3月8日
その流れに影響されたのか、Verizon社も、StraightTalkでVerizon端末(LTE対応機種を除く)の使用を許可する予定、という情報が、StraightTalkカスタマーサービス担当者が同社(StraightTalk)のFacebookで漏らしたことによって明らかになっていました。ただし、この実施日がまだ遅れています。
StraightTalk/Net10で「全てのVerizon版『LTE非対応機種』」をプリペイドで使えるようになる。 – 2013年3月27日
その中で、StraightTalkと同じ親会社を持つNet10が、新しいウェブサイト
Net10 BYOP(Bring Your Own Phone)
サイトを開設し、Net10もVerizon版CDMA携帯(LTE対応機種を除く)のプリペイド加入を認める準備をしていることが、昨日確認されました。
NET10 Launches Bring Your Own Verizon Phone Site - 2013年4月3日
“Verizon用携帯(LTE対応機種を除く)でNet10/StraightTalkのプリペイドプランを使える日が近い。” の続きを読む
今年(2013年)初めからTracfoneとWalmartの共同マーケティング事業StraightTalkが、空港やショッピングセンター、Amtrak駅などにプリペイド携帯/SIMカード/トップアップカードを販売する自動販売機を設置し始めているようです。
筆者が2013年3月26日、ヒューストンのGeorge Bush Intercontinental Airport(IAH)を通過したところ、ターミナルE(ユナイテッド航空)のセキュリティーを通過してすぐ右のほう(ゲートE1-11方向)に、BestBuyの自動販売機と並んでありました。
購入できるのはStraightTalkのスマートフォン(主にCDMA2000版です。)、フィーチャーフォン、SIM(T-Mobile回線用?)、トップアップカードです。
StraightTalkのブログページ、
Straight Talk Automated Retail Shops – 2013年1月7日
に設置場所がリストされています。
“StraightTalkが携帯/SIMカード/トップアップカードの自動販売機を、空港などに設置。(BestBuy Express設置場所リスト付き)” の続きを読む
先日、
Sprintが、自社用に販売された携帯をSprint MVNOで使用することを許可開始 – 2013年3月8日
というニュースを報告しましたが、今度はStraightTalkがVerizonのほぼ全ての機種を、StraightTalk月$45使い放題プランで使えるようにすることが、判明しています。
このサービスは本日から開始予定でしたが、StraightTalkのFacebookページによると、今週後半(2013年3月27~30日頃)まで開始が延期されたようです。
ただし、制限があり、Verizonはいまだにプリペイド契約で携帯をLTE接続することを許可していないため、Verizon版iPhone 5を含むLTE対応機種は、StraightTalkのプリペイドプランでは使用できません。Verizon版iPhone 4/4Sは、使えます。
※ Verizonはプリペイド版LTEポケットWiFiは、昨年2012年5月1日から提供しています。
注意:StraightTalkには「月$45使い放題プラン」のほかに、「月$60使い放題プラン + 国際電話使い放題プラン」がありますが、この国際電話使い放題対象国に日本は含まれていません。したがって、日本へ国際電話をする人は、月$60プランに加入しても損をするだけです。
StraightTalk月$45使い放題プランで日本への国際電話を使いたいユーザーは、StraightTalk Pay-as-you-go International Long Distanceに加入します。
StraightTalkのPay-as-you-go国際電話プラン加入方法と、利用方法 – 2012年7月19日
このサービスに加入する場合には、
● 使用したい端末が、過去にVerizonでアクティベートされた端末であること。
● その後、他のVerizon MVNOでアクティベートされていないこと。
● 盗難・紛失携帯電話として報告されていないこと。
● StraightTalkプリペイド・アクティベート手数料として、プリペイド加入時に$14.99でNetwork Access Codeを購入すること。
“StraightTalk/Net10で「全てのVerizon版『LTE非対応機種』」をプリペイドで使えるようになる。” の続きを読む
う~ん、なんと変化の激しいアメリカのプリペイド携帯事情なんでしょう。
Tracfone系列のStraightTalkとNet10は、同社のそれぞれのウェブページからAT&T回線用の「SIMのみ」販売を中止しました。
現在、Walmart.comからはStraightTalkのAT&T回線用標準SIMとNet10のAT&T回線用標準SIM/マイクロSIMが、BestBuy(実店舗、オンライン)ではAT&T(標準SIM、マイクロSIM)とT-Mobile(標準SIM)の3枚セットがまだ購入できます。
この現象が何を意味するのかをまだ断定できる段階ではありませんが、Tracfone(メキシコに本社があるAmerica Movilの、米国本社)とAT&Tが何らかの契約交渉、または、争議に入っていることが考えられ、場合によってはStraightTalk/Net10 SIMの発行が今後永久停止される可能性もあります。
StraightTalkとNett10は昨年(2012年)2月初めにAT&T回線用とT-Mobile回線用のSIMを販売したばかりで、1年も経たないうちにAT&T回線用SIMの販売が中止されることになるのでしょうか?
既存の加入者への影響は無いと思われますが、どうでしょう?
また、SIMを既に購入していて、まだアクティベートしていない場合は、どうなるでしょう。(AT&T回線用SIMがWalmartやBestBuyでまだ販売されていますから、しばらくは大丈夫でしょう。)
使っている人で何か変化がありましたら、報告してください。
なお、T-Mobile USAが3G/HSPA+通信を、AT&Tと同じ1900MHz周波数帯域で追加開始する周波数再編が、かなりの数のアメリカ内大都市で始まっており、2013年夏に既存のT-Mobile USA3G地域のほぼ全域をカバーする予定なので、iPhoneや米国外端末をアメリカ国内で使う場合にはT-Mobile回線も便利には成りつつあります。ただし、一部の地域ではまだまだ電波の「ムラ」があって、高速データ通信できない地域もあるようなので、注意しましょう。
先週の記事でStraightTalkがiPhone 4とiPhone 5を発売する予定がある、との噂を紹介しました。
StraightTalkがプリペイドiPhone 5用ナノSIM、iPhone 4/5発売予定 – 2013年1月8日
その翌日、StraightTalkは正式にこの噂を認めました。そして、発売は2013年1月11日から全米のWalmart実店舗とWalmart.comで始まりました。
StraightTalkはTracfone社とWalmart社の共同プロジェクトなので、販売はWalmartとWalmartの会員制倉庫型店舗Sam’s Clubでの独占販売になります。
残念ながら噂の一部は間違っており、iPhone 5はAT&T版ではなくVerizon版となりました。そして、結果的にAT&T回線用iPhone 5用ナノSIMだけの販売はありませんでした。
また、期待が外れた件がもうひとつ、Verizon回線を使用したStraightTalkのiPhone 5は、LTE通信では使用できません。3G CDMA2000 EV-DO Rev. Aでのデータ通信のみになります。通信料金は
● 月$45(プラス消費税・連邦通信税)で、通話・テキスト・データ通信が使い放題
● 月$60(プラス消費税・連邦通信税)で、通話・テキスト・データ通信および一部の国への国際電話が使い放題
ただし、後者の国際電話の相手国には日本は入っていませんので、日本へ国際電話をしたい人は月$60プランには加入しないでください。
その代わり、下記のリンクに説明した「StraightTalk国際電話Pay-as-you-goプラン」に加入します。このプランは基本的にコンビニや空港などで販売している「国際コーリングカード」と同じ使い方になりますが、複数の電話番号の携帯電話や固定電話で同じ残高を共有して使えるのが違いです。
StraightTalkのPay-as-you-go国際電話プラン加入方法と、利用方法 – 2012年7月19日
このプランに加入する場合には、共有する複数の携帯・固定電話のうち最低一台はStraightTalkのプリペイド契約に加入していないといけませんが、それ以外は別のキャリアや固定電話でも構いません。また、「StraightTalk国際電話Pay-as-you-goプラン」の有効期限は無く、メインのStraightTalkのプリペイド契約を解約したあとでも、他の携帯や固定電話は残高が無くなるまでこの国際電話プランが使えます。
販売されるモデルは、
● iPhone 4 CDMA2000オンリー Verizon版(SIMスロット無し) 8GB $449.00(プラス消費税)
● iPhone 4S CDMA2000/GSM/W-CDMA Verizon版(SIMスロット有り) 16GB $549.00(プラス消費税)
● iPhone 5 Verizon版(SIMスロット有り) 16GB $649.00(プラス消費税)
● iPhone 5 Verizon版(SIMスロット有り) 32GB $749.00(プラス消費税)
● iPhone 5 Verizon版(SIMスロット有り) 64GB $849.00(プラス消費税)
で、アップルストアでSIMフリー版や「契約無し、Device Only」で購入する場合と同じ価格です。
また噂通り、このうちiPhone 4 8GBとiPhone 5 16GBはWalmart(VISA、または、Discover)クレジットカードを使って購入すると、「毎月最低$25払いで、完済するまで無利子」の特別融資プロモーションが付きます。
データ通信は本当に使い放題なのか、AT&T/T-Mobile回線を使用したStraightTalkプリペイドプラント同じく「使い放題(Unlimited)」と表記されているものの実際には月2GBで閾値があるのか、今のところは不明のようです。
しかしながら、ひとつだけうれしいニュースもあります。
“StraightTalkのプリペイドiPhone 5はVerizon版で、SIMフリー” の続きを読む
月$45(プラス税)でプリペイド使い放題プランを提供しているTracfoneとWalmartの共同プロジェクト、StraightTalkが、iPhone 4をVerizon回線で、iPhone 5をAT&T回線で今月中に販売するようで、今週中にも発表があるようです。
これらのiPhoneをWalmartクレジットカード(VISA、Discover)で購入すると、毎月最低$25の支払いを続けることによって18ヶ月(iPhone 4の場合)または26ヶ月(iPhone 5の場合)無利子で購入出来ます。
また、これと同時に、StraightTalkはBYOD顧客用にナノSIMの提供もオンラインおよび一部のWalmart店舗で販売開始します。
StraightTalk to Carry iPhone 5 Along 4, Walmart to Offer Financing – 2013年1月7日
追記:
StraightTalkのiPhone 5はCDMA2000版で、VerizonかSprintの回線を使います。SIMフリーではありません。また、買ったあとにSIMロック解除できるかどうかは不明です。
発売は2013年1月11日からwalmartストア、および、walmart.com。
また、AT&T回線用ナノSIMのみの発売は無い模様です。
Walmartプレスリリース:
Walmart and Straight Talk to offer the iPhone on its $45 No Contract Unlimited Plan – 2013年1月8日
追記(2013年11月23日):StraightTalkの国際電話プランは、変更されています。
現在のStraightTalk国際電話プランは、当該携帯電話以外は使用できません。複数の他の電話番号で残高をシェア(共有)することは出来ません。
また、残高は、携帯のSIMが無効になったあと30日で使用できなくなり、180日で残高が没収されます。
これであれば、なにもStraightTalkの国際電話プランに加入する必要は無く、ドラッグストアやコンビニの国際電話コーリングカードを使用したり、AT&T国際電話コーリングカード
AT&Tプリペイド国際電話コーリングカードのオンライン購入と使い方 – 2012年7月4日
などを使用すれば、StraightTalk携帯電話に限らず、家電話やホテルの電話、公衆電話などからも使えるし、期限もそれぞれの国際電話コーリングカードの約款により決まります。AT&T国際電話コーリングカードの場合には、期限がありません。したがって、筆者はStraightTalk以外の国際電話コーリングカードプランをお勧めします。
同系列のNet10の「SIMだけ購入 - 月$50 何でも使い放題プラン」ではNet10のPay-as-you-go 国際電話プランに加入できませんでしたので、AT&TやTelinkのプリペイド国際電話コーリングカードをお薦めしました。
AT&Tプリペイド国際電話コーリングカードのオンライン購入と使い方 – 2012年7月4日
もちろん、このようなプリペイド国際電話コーリングカードは、どこのキャリア/契約プランの携帯電話や固定電話でも利用できます。公衆電話でも利用できます。
このサイトで今現在、ネットも含めて使い放題プランとしてお薦めしているアメリカのプリペイドプランには、Net10の「SIMだけ/月$50プラン」の他に、もうひとつ、同じ系列のStraightTalkの「SIMだけ/月$45プラン」があります。
このStraightTalkの国際電話プランに関して調べましたので、お知らせします。
StraightTalkの国際電話プランには、
● 月$60の「Unlimited International (国際電話し放題)」プラン
(月$60には「アメリカ国内使い放題・テキストし放題・ネットし放題」を含みます。したがって、実質的には国際電話し放題は月$10になります。)
と、
● 「Pay-as-you-go International」プラン
がありますが、残念ながら月$60「Unlimited International」プランは、日本への国際電話発信には適用されません。
したがって、日本への国際電話に使う場合は「Pay-as-you-go International」プランに加入することになります。
StraightTalkの国際電話「Pay-as-you-go International」プランの特徴は、
● 日本の固定電話への発信は1分当たり$0.077
● 日本の携帯電話への発信は1分当たり$0.253
料金は、相手を呼び出し始めてから、発生します。(相手を呼び出し中も、課金の対象となります。したがって、相手が不在で電話を受けなくとも、料金が発生します。)
● 相手がフリーダイアル(日本の場合は「0120」から始る電話番号)には、掛けられない。
です。
さらにに、このプランを一度StraightTalkの携帯電話やSIMで加入すると、他の電話もこの同じプラン(アカウント、残高)が使えるように追加できます。
つまり、複数の携帯電話や固定電話で、同じアカウント(残高)を使って、国際電話できます。外出中は携帯電話から国際電話発信、家に帰ったら固定電話から国際電話発信、家族で同じ残高を使って別々の携帯から国際電話発信・・・といったような使い方ができます。登録できる電話番号の数は、限度がありません。また、追加登録する電話番号は、StraightTalk以外のポストペイド/プリペイド契約電話でも構いません。
● 登録した携帯電話や固定電話から指定のアクセスポイント(1-855-787-8855、1-855-STR8-TLK、1-855-STR”Eight”-TLK、ハワイ、アラスカ、プエルトリコ、US領バージン諸島からは305-424-5811)に電話すると、Caller ID(発信者電話番号)を認識してアカウントを自動的にチェックするので、他の「プリペイド国際電話コーリングカード」のようにPIN番号を入力する必要がありません。
“StraightTalkのPay-as-you-go国際電話プラン加入方法と、利用方法” の続きを読む
需要が増えて来たのと、一度、このサイトの読者からSIMアクティベーション途中の内容について質問があったので、Net10/StraightTalkのSIMのアクティベーションと、再アクティベーションの手順をここに記述します。
Net10もStraightTalkも、スクリーンの「色」が違うだけで、手順はほぼ同じなので、一括してまとめて紹介します。
なお、Net10とStraightTalkは、携帯パッケージも販売しています。
しかし、これらのパッケージの中のSIMと携帯本体とは「紐付き」になっており、パッケージ以外の携帯本体では使えません!
たとえ同じNet10やStraightTalkの携帯であっても、ダメです。
カスタマーサービスに電話して正規の手続きさえすれば、新しい携帯本体/SIMへの電話番号の移行は出来ます。
したがって、ここで書いたようにSIMフリーの携帯で使用する場合は、必ず、「SIMだけ」を
http://www.Net10SIM.com
または
http://www.StraightTalkSIM.com
で購入します。現在のところ、店頭では発売されていません。
なお、AT&TにSIMロックされた携帯でもNet10/StraightTalkのAT&T回線用SIMは使えます。(AT&T回線用は、標準SIMとマイクロSIMが用意されています。)
同じく、T-Mobile USAにSIMロックされた携帯でもNet10/StraightTalkのT-Mobile USA回線用SIMは使えます。(T-Mobile USA回線用は、標準SIMしか発売されていません。自分でマイクロSIMにカットするのは構いません。)
2012年ゴールデンウィーク中は筆者がお手伝いして、ある日本の方がSIMフリーポケットWiFi(MiFi 2372)でStraightTalkのSIMを$45使い放題で契約し、1週間トラブル無く使われました。
“Net10/StraightTalkのSIMのアクティベーション・再アクティベーション手順” の続きを読む
このサイトで数ヶ月前から紹介している、アメリカ・プリペイド携帯月極め「使い放題」SIMのStraightTalk/Net10の「SIMだけ」プリペイド・サービスのSIMの有効期限が分かりました。
StraightTalk / Net10 BYOP SIM、月$45($50)で何でも使い放題、使い方。 – 2012年2月24日
両サイトのFAQページによると、
Q:If my account is deactivated because I didn’t Refill before my Service End date, do I need to acquire a new SIM card to reactivate my account?
A:No, as long as the account is Reactivated within 145 days a new SIM card is not needed.
他社よりも「残高切れ(Monthly契約切れ)」後のSIMの有効期限が長く、145日あります。
つまり、1ヵ月分をトップアップして使用した後、翌月以降はトップアップせずに放置しておいた場合、約4ヶ月と20日後まではアカウントが残り、それまでにトップアップすれば新しいSIMを購入しなくとも継続して使用できる・・・と言うことです。
この時、電話番号は必ずしも前と同じ電話番号が付与されないようです。
ただ、少なくとも年に3回トップアップすれば、SIMは再購入せずに永久に使用できるということは、朗報です。
“StraightTalk/Net10のSIMの有効期限は、145日(約4ヶ月20日)です。” の続きを読む
アメリカでTracfone、Net10、低所得者向け携帯サービスSafeLink(各州政府の収入基準に基づく資格がある。)、そしてWalmartと共同事業のStraightTalk、のブランドで低価格プリペイド携帯電話事業を運営しているメキシコ資本のAmérica Móvilは、2012年5月10日、T-Mobile USAのMVNOのSimple Mobile社を買収すると発表しました。
Mexico’s Slim seeks bigger slice of U.S. phone market – 2012 年5月10日
América Móvil’s TracFone acquires T-Mobile MVNO Simple Mobile – 2012 年5月10日
TracFone Snaps Up Simple Mobile – 2012 年5月10日
“TracfoneがSimple Mobileを買収” の続きを読む
2週間ほど前、MVNOのStraightTalkとNet10(どちらも、親会社はTracfoneブランドを持つ、メキシコの携帯電話会社América Móvil)が、これまでの方針を変えて、「SIMだけ販売」を開始する、という記事を書きました。
Net10とStraightTalkが、「SIMオンリー」サービスを開始する予定です。 – 2012年2月4日
América MóvilグループのTracfone、Net10、StraightTalk、SafeLink携帯会社については、
Tracfone、Net10、StraightTalk、SafeLinkプリペイド携帯は、(主に)通話・テキスト専用です。 – 2012年1月27日
もともとTracfone、Net10、StraightTalk、SafeLinkの利用者は低所得者または中南米移民が多く、これらの会社の販売していたプリペイド携帯はAT&TまたはT-Mobile USAの回線を利用した2G GSM、または、Verizonの回線を利用した2G CDMA携帯が中心でした。(他のアメリカ国内のプリペイド携帯会社にずいぶん遅れて、昨年秋からようやくSprint回線を利用したスマートフォンの発売が開始されました。)
そのような経歴のために、このStraightTalk / Net10 の「BYOP(Bring-Your-Own-Phone) SIMオンリー販売」も、「本当にAT&T、または、T-Mobile USAで3G回線を使えるのか。2G GSMだけではないのか。」という不安がありました。
そこで、StraightTalkのBYOP SIMを購入し、使ってみることにしました。(Net10のBYOP SIMも、基本的には同じです。)
このSIMの最大の魅力は、1ヶ月$45(Net10 は1ヶ月$50)で、「アメリカ国内通話も、テキストメッセージも、ネット(パケット)も、全て使い放題」という点です。
本当に3Gで使い放題なら、これは画期的なSIMです。
ただ、ここまで書いたように、本来のStraightTalk/Net10のユーザーは、通話主体のユーザー。
América MóvilはこのSIMオンリーサービスを開始したとしても、「パケットユーザーがそれほど急激には増えないだろう。」と予想しているのでしょう。
将来増えてきて、回線に負担が増えてきたときに、上限を設定してくるかもしれませんので、ご注意ください。
・・・しかし、今ならまだ、ネットも使い放題です!
“StraightTalk / Net10 BYOP SIM、月$45($50)で何でも使い放題、使い方。” の続きを読む
AT&TにSIMロックされたiPhone (iPhone 3G/3Gs/4/4S)には、以下の全てのAT&TのMVNOのSIMが使えます。
● AT&TプリペイドGoPhone SIM (GoPhoneパッケージで$15などの通話クレジットが含まれている場合に、そのパッケージ内の携帯機種本体でアクティベートしたSIMは、ダメ。)
● H2O Wireless (Locus Telecommunications)のSIM
● Red PocketのSIM
● StraightTalk BYOP (Bring-Your-Own-Phone) AT&T回線用 SIM (StraightTalkの携帯本体と一緒に購入したものは、ダメ)
● Net10 BYOP (Bring-Your-Own-Phone) AT&T回線用 SIM (Net10の携帯本体と一緒に購入したものは、ダメ)
● Hanacell (ハナセル) 米国国内用 (月$9.99プラン、プリペイドXプラン) SIM ← 注:2015年2月にT-Mobileに変更したので、新規Hanacell顧客は使えなくなった。
● その他、AT&Tの全てのMVNOで、SIMカードのMCC/MNCが「310/410」であれば、使えます。(MCC/MNCを判読するには、SIMカードリーダーが必要です。)
個人の方でこの事実を知らない人が居るのは理解できますが、最近(2011年12月31日)、以下のようなコメントを頂いたのを一例として、携帯サービス会社までが「(自社はAT&TのMVNOなのに・・・)、自社で販売/提供しているSIMは、AT&TにSIMロックされたiPhoneには使えません。/使えないことがあります。」と明記・明言するのは、いったいどうしたことなのでしょうか?
そもそも業界の人なのに知識が無いのか、それとも、AT&Tに圧力を掛けられているのか・・・でも、SIMフリーのiPhoneには平然と自社のSIMを販売するのだから、何を考えているのか、良くわかりません。
「ももた」さんから寄せられたコメント - 2011年12月31日 11:52
したがって、上記のMVNOのSIMをアメリカ国内で使う場合は、必ずしも高価なSIMフリーiPhoneを新規購入する必要はありません。それどころか、最新モデルに機種変更した際に余ったAT&T iPhoneの古いモデルを、これらの会社のSIMで使用できます。
“AT&TにSIMロックされたiPhoneでは、以下の全てのAT&TのMVNOのSIMが使えます。” の続きを読む
1週間前に
Tracfone、Net10、StraightTalk、SafeLinkプリペイド携帯は、(主に)通話・テキスト専用です。 – 2012年1月27日
でTracfoneグループを紹介し、その中で、これらの会社の携帯は、SIMと携帯本体が「紐付け」されて、ロックされている、と書きました。
このグループ4社の中で、Net10とStraightTalkがこれまでの同グループの方針から外れて、プリペイドの「SIMだけ」販売を開始する予定のあることが、昨日(2012年2月2日)に同社のホームページで判明しました。
http://www.Net10sim.com/
http://www.StraightTalksim.com/
この2社の「Bring Your Own Phone」SIMだけ販売サービスは、条件として、持ち込み携帯が、
● AT&TまたはT-Mobile USAにSIMロックされている、850MHzおよび1900MHz周波数対応のGSM携帯であること、
または、
● SIMフリーのGSM携帯で、850MHzおよび1900MHz周波数対応であること、
が必要と、ホームページには書かれています。
SIMだけの価格は、$14.99(送料無料)ですが、SIMをアクティベートする際に、Net10は月(30日)$50「(アメリカ国内)通話し放題、テキストし放題、ネットし放題」プリペイド・プランに加入する必要があります。
この月(30日)料金が、StraightTalkのプランでは、同じ「(アメリカ国内)通話し放題、テキストし放題、ネットし放題」の条件で、月(30日)に$45となります。
また、同社のホームページによれば、「Regular & micro sims available」と書いてあり、iPhone用のマイクロSIMも用意されるようです。
http://www.net10sim.com/shop.php
支払いには「クレジットカード、または、デビットカードが必要」とあります。
“Net10とStraightTalkが、「SIMオンリー」サービスを開始する予定です。” の続きを読む
アメリカの食品スーパーやドラッグストアなどでプリペイド携帯を販売している場合はTracfoneやNet10の携帯本体しか販売していないことが多く、これらの携帯会社の詳しいことを知らずに、最初に入ったお店で他に選択肢が無いから買う人も多いようなので、Tracfone、Net10、StraightTalk、SafeLinkのプリペイド携帯会社について簡単に説明をします。
■ América Móvilについて
この4ブランドは、全てメキシコ資本の同じ親会社の「América Móvil」の経営下にあります。
同社は本社がメキシコシティーにあり、全アメリカ (北米、中南米、カリブ海) で合わせて2億6500万人の加入者があり、世界で4番目の移動体電話会社です。
同社の設立者で会長/CEOのCarlos Slim氏は、2010年と2011年のForbes誌で「世界一の資産家(the richest person in the world)」にランクされています。
América Móvil社はアメリカ国内において、Tracfone、Net10、StraightTalk、SafeLinkの4つのブランドでプリペイド携帯サービスを提供しています。
同社の地理的な繋がりからわかるように、もともとは「アメリカに住んでいる」メキシコ人を含む中南米人がID無しで携帯電話を買ったり、母国の家族との通話を安くするために、サービスが始りました。
なお、StraightTalkブランドは「月極めプリペイド契約」のブランドで、ディスカウント百貨店のWalmartとの共同事業として始りました。
“Tracfone、Net10、StraightTalk、SafeLinkプリペイド携帯は、(主に)通話・テキスト専用です。” の続きを読む