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AT&TやVerizonは以前(ポストペイド2年契約必須時代)から大学と提携し、特定の大学に入学した留学生に携帯電話のポストペイド契約を与信履歴チェック不要/ソーシャルセキュリティ番号不要で提供してきました。
そもそも、アメリカでは既に2年契約は事実上、廃止されています。
今でもあちこちの「掲示板」や「知恵袋」で、「アメリカのポストペイド携帯契約は、2年契約」と語っている回答者は、時代遅れです。
現在のアメリカのポストペイド携帯契約は、
1.契約束縛無し。いつでも解約金無しで解約できる。
2.(その代わり)端末は、定価で購入。⇒ 一括払い、または、最大24か月の分割払い。
- 解約する場合には、残額を全額支払い必要有り。
3.与信履歴調査。
- 与信履歴はソーシャルセキュリティ番号(社会保障番号)で管理されているため、与信履歴を受ける場合には、ソーシャルセキュリティ番号が必要。
- 与信履歴に落ちた場合や、(留学生のように)ソーシャルセキュリティ番号が無いために与信履歴を受けられない場合には、保証金を契約時に支払う。(保証金の額は、ケースバイケース。)
- 保証金は最低1年間預かられ、1年を過ぎて本人に未納や支払い遅延が無ければ、本人が申し出れば小切手で返金される。または、最後の請求書に適用され、余った金額は小切手で戻ってくる。
“Verizon、留学生にも簡易条件で携帯契約を提供。ソーシャルセキュリティ番号不要。” の続きを読む
アメリカの携帯電話の相談は、良くあります。
「アメリカの『お勧め』の携帯電話会社は、どれですか?」と聞かれます。
そもそも「お勧め(Best)の携帯電話会社」が存在するとすれば、「お勧めじゃない携帯電話会社」も存在することになります。「お勧めじゃない携帯電話会社」へはお客は集まらないでしょう。ってことは、その会社は赤字になって、潰れます。
アメリカには全米規模(ハワイも、アメリカです)のサービスを提供している携帯電話会社は4社ありますが、それぞれ、それなりにビジネスになっている、ということは、4社とも、人によっては「お勧め」なのです。つまり、それぞれ長所・短所があるわけです。
だから、「お勧めの携帯電話会社は、どれ?」と質問されても、困ります。使う人の状況次第ですから。
以下、アメリカの携帯電話会社でポストペイド契約する場合の、選択の注意点です。
“アメリカ携帯電話、ポストペイド契約を選ぶ時の注意点。(新規、契約更新、または契約変更)” の続きを読む
KDDI America(KDDI Mobile)はもともとSprintの回線を利用したMVNOサービスをアメリカで提供していましたが、Sprintがソフトバンクに買収されたこともあり、現在は2010年に過半数の株を取得した米国現地のMVNO会社Locus CommunicationのH2O WirelessのMVNOサービスを提供しています。H2O WirelessはAT&TのMVNOです。
ここではH2O Wireless(H2O By KDDI)プランと、AT&TのプリペイドGoPhoneプラン、AT&Tのポストペイドプランを比較します。
“アメリカの日系携帯プランと現地プランの比較、その(2)H2O Wireless/KDDI America” の続きを読む
Hanacell(ハナセル)は今年初めころから、従来のAT&T回線を使用したMVNOサービスから、T-Mobile US回線を使用したMVNOプランに変更しました。これは、これまでのAT&T回線を使用した再販サービスではデータ通信料金が度量制で高額だったため、加入者により便利なデータ通信サービスを提供しようとしたために違いありません。そこで、新しいHanacellのプランを、T-Mobile USのプランと比較します。
また、Hanacellは、英国に本社を持つMobell Communications(UK)の米国事業本社Mobal Communications(USA)の、対日本人向けサービスです。つまり、HanacellはMobalの一ブランドです。そこで、Hanacellのサービスを、米国Mobalの現地人向けサービスとも比較してみます。
※ 追記:Mobal Communicationsの現地MVNOプラン、Mobal Freedomは2015年6月初めから加入できなくなっていました。(つまり、サービスへの新規加入は廃止されていました。)
Mobalは現在は海外旅行者向けレンタル携帯事業に専念しているようです。
“アメリカの日系携帯プランと現地プランの比較、その(1)Hanacell(ハナセル)” の続きを読む
最近のあちこち(当サイトに限らない)の質問を見ていると、どうやら「SIMフリー」とはなにか、また、海外から日本へ一時帰国・長期帰国する際にはどうすれば携帯が使えるか、を良く理解していない人が一段と目立ってきているように思います。
これは、恐らく、・・・、今まで「SIMフリー」や「国際ローミング」という言葉を理解している人は、既に日本から海外へ旅行する場合や、海外から日本へ一時帰国する際に、その「SIMフリー」機能を活用して現地SIMを使用しているので、今更説明は不要。
しかし、最近色んなところで「SIMフリー」「SIMフリー化」「SIMロック解除」等と言う言葉を目にしたり、ニュースや周囲の人が話しているのを聞いたりして、これまでそういうことを気にしていなかった人達が興味を持ち始めてきたために、そういう人たちが良く理解せずに話したり、質問しているからだと思います。
そこで、「海外在住者が、日本へ一時帰国する場合」、または、「日本在住者が海外旅行や出張などで一時渡航する場合」を前提として、実際に「海外在住者が、日本で携帯を使う」、または、「日本在住者が海外旅行や出張などで現地で携帯を使う」実用上の場合を想定して、「SIMフリーとは何なのか?」を考えて見ます。
“【今更聞けない、海外在住者のための】「SIMフリーって、何よ?」「国際ローミングと、どう違う?」” の続きを読む
アメリカの携帯電話のエリアコード(市外局番)は、固定電話のエリアコードと同じフォーマットです。しかし、アメリカの携帯電話のエリアコードは、契約地や居住地のエリアコードである必要は無く、好きなエリアコードが選択できます。
たとえば、カリフォルニア州に居住して新規に携帯電話回線を契約する場合、「ニューヨークのエリアコードの番号が欲しい」「ハワイのエリアコードの番号が欲しい」と言えば、何も問われず、証明も不要で、超過料金も不要で、簡単にそのエリアコードの電話番号が貰えます。
昔はエリアコードを超えた携帯電話の通話は「長距離電話(Long Distance Call)」扱いとなり、追加料金が発生するため、簡単にエリアコードを選ぶことが出来ませんでした。
しかし、現在では
1.携帯電話の通話料金は、全米一律で距離に関係無く、(アメリカ国内なら)どこからどこに電話しても料金は変わらないこと。(しかも、多くの人が「アメリカ国内通話し放題」プランに加入している。)
2.全米規模(Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile US)のキャリアがほとんどであること。つまり、カリフォルニア州で契約した数年後にニューヨーク州に引っ越した場合、新しい電話番号を知人や親戚に知らせるのが面倒なので、キャリアを変えずにカリフォルニアの電話番号をそのままニューヨークで継続して使用できる。つまり、たとえば、ニューヨークに住んでいながら、ニューヨーク以外の携帯電話番号を持っている人が、そもそも多い。
3.MNP制度のおかげで、どんな電話番号も携帯電話に使うことが出来る。つまり、
- 「固定電話番号を携帯電話にMNPし、携帯電話だけで生活する」ことが可能なだけでなく、
- 「前に住んでいた土地の固定電話番号を携帯電話にMNPし、引越し後の新しい土地で(携帯で)その電話番号をそのまま継続して使う」ことも出来るようになった、
ためです。
“アメリカの携帯電話のエリアコードは、好きなエリアコードが選べる。” の続きを読む
実は標記の件は、既に何度かこのサイトで取り上げています。
アメリカの携帯/iPadを日本でローミングする場合の料金:4社比較 – 2011年5月23日
Hanacellのデータ通信専用SIMって、どうなのよ?(日本でのローミング料金比較表付き) – 2013年8月6日
アメリカ契約の携帯/SIMで、カナダでデータ通信ローミングする場合の料金比較表 – 2013年8月6日
アメリカ契約の携帯/SIMで、メキシコでデータ通信ローミングする場合の料金比較表 – 2013年8月6日
一昨日、T-Mobile USが「国際データローミングが無料(ただし、128Kbps速度)」というプランを10月31日から実施する(新規加入者は2013年10月20日から)という発表をしたので、ここでもう一度整理し直しましょう。
ここでは、アメリカ4大キャリア(とHanacell国際データ通信専用SIM)を、日本で使用することに限定して、料金を比較します。
※ Sprintは「Multi-Country Pack」という国際ローミングディスカウントプランがありますが、日本は対象国に入っていません 2014年8月現在、日本は対象国に入りました。よって、日本国内でSprint契約のiPhone/スマホを使用する場合には、割引対象ではありません。
ちなみに、T-Mobile USの国際通話ローミングは、Simple Choice加入者はWiFiを使うと無料(アメリカ国外から、アメリカ国内電話番号へ発信)、または、$0.20/分(アメリカ国外から、アメリカ国外電話番号へ発信)となります。これは、T-Mobile USが数年前から実施しているWiFi Callingを使用した場合と考えられます。WiFi Callingアプリは、特定のT-Mobile用アンドロイド携帯にしかインストールされていません。
(混乱を招く可能性があるので、この部分に一部、オリジナルに記載した文章を完全に削除しました。)
どうやら、テキスト・ローミングは、WiFi Callingを使わなくとも、無料のようです。
“アメリカ4大キャリアの国際ローミング価格比較(日本で使用する場合)” の続きを読む
アメリカ携帯各社のクーリングオフの条件を一覧にします。
なお、数日掛けて詳細条件に間違いがあれば、その修正を行いますので、ご注意ください。(特に、4大キャリアのプリペイド関連はもう一度精査必要。)
■ ポストペイド契約
“アメリカ携帯各社のクーリングオフ(Return)ポリシー一覧” の続きを読む
今日(アメリカ現地時間、2013年5月15日)のFierce Wirelessオンラインウェブサイトでは、2013年第1四半期のアメリカの携帯キャリアや携帯事情に関して、3つの興味深い記事を掲載しています。
Grading the top 10 U.S. carriers in the first quarter of 2013 – 2013年5月15日
Entner: New wireless customers chose no-contract over contract by 10 to 1 in Q1 – 2013年5月15日
For wireless carriers, the smartphone party is ending – 2013年5月15日
アメリカの最新携帯業界動向を知りたい方は、上の3つの記事を全てに目を通すことをお勧めします。
簡単にポイントだけまとめると・・・
まず最初の記事は、市場調査会社Strategy Analytics
Strategy Analyticsホームページ
がアメリカのトップ12キャリア(自社基地局を所有しているキャリア)の四半期業績報告書から抜き出して各社の業績報告を基にした、報告データです。
この12社のうち、WiMaxデータ通信のみを提供して主にSprint社へWiMax回線を卸売りしているClearWireを含めたトップ5社は全米規模のキャリア、残りはサービス地域が限られた限定地域キャリアです。また、MetroPCSは2013年5月1日よりT-Mobile USAに合併されましたが、この報告ではT-MobileおよびMetroPCSの数字は合併前の数字です。
“アメリカのスマホ契約販売成長率はこれから鈍化?/新規携帯加入者の10人に9人がプリペイド契約!” の続きを読む
アメリカの携帯電話事情は、ここ数年で随分変わりました。
特にプリペイド携帯業界の変化は、スマートフォン(データ通信プラン)の普及とともに、この3年ですさまじい速度で変わっています。
それに引っ張られて、ポストペイド携帯業界も変わらざるをえなくなっています。
それにも関わらず、いまだに古い資料を基にした公告・マーケティングをしている携帯会社があります。
その情報を信じて、「アメリカへ来てからだと携帯契約が難しいから、・・・」と、日本からアメリカへ来る前に「アメリカ向け日系携帯会社」と契約してくる人も居るようですが、本当にそれで良いのでしょうか?
その日系携帯会社のサイトを例にとって、間違った情報/古い情報を指摘してみたいと思います。
ちなみにこの会社は、意図的に消費者を騙そうとしている訳ではないと思います。
そもそもこの会社は、親会社の「English Speaking顧客用商品」を日本人向けにリブランド(Re-brand)して、日本人向けに日本への国際電話を少し安くして提供しているだけです。つまり、この会社はマーケティング会社であって、商品開発能力のあるスタッフは誰も居ない、ということに問題があります。したがって、自分たちもアメリカの現在の携帯電話事情・業界事情を良く理解していない、特に技術面での理解が欠落していることが、最大のミスコミュニケーションの原因と、筆者は分析しています。
したがって、この会社を非難することが目的ではなく、正しい情報を自分で探すことが大事であることを、例を使って指摘するためにこのブログ記事を書いています。
※ もう一つ追記ですが、筆者もこの会社のSIMは購入していますし、持っています。(日頃使っているかどうかは、別の話。)
なお、当サイトのブログ記事は、過去の記事であっても可能な限り、気が付く限り、最新情報を追加したり修正したりしています。それぞれの記事の下に表示される「(最終編集 xxxx年xx月xx日)」を注意してご覧ください。勿論、全ての記事を更新出来ているわけではありませんので、ご了承ください。
“アメリカの携帯電話事情はここ数年で随分変わりました。古い情報にはご注意を。” の続きを読む
数日掛けて書いていきますので、何度か訪問して、完成度をチェックして下さい。一通り最後まで書いたら、この赤文字の行は消えます。
その後も、常時変更・追加することは、あります。
「アメリカで携帯会社を選ぶ方法」の「長期滞在者(留学生、駐在員)/永住者編」です。
これとは別に、「アメリカで携帯会社を選ぶ方法:短期出張・旅行/定期渡米者編」も書く予定です。
「長期滞在者/永住者編」は、主に1~2年以上アメリカに滞在する人を前提に書きます。
一度に全ては書ききれない、または、書き忘れがある、と思うので、気が付いたら追加・訂正していきます。したがって、実際に必要な時になったら再度このページをチェックしてください。
目次 (項目をクリックすると、そこへジャンプします。)
■ 様子がわからなかったら、まずは一時的にプリペイド契約 ⇒ アメリカの携帯電話番号移行(MNP)は、いつでも無料。プリペイドでも可。
■ 携帯電話の電話番号
■ アメリカで電話のダイアルの仕方
■ 固定電話は必要か
■ 携帯電話料金の基本
■ 通話料金の基本
■ データ通信料金の基本
■ 電波状況とサービスエリア ⇒ 携帯会社の選択
■ ポストペイド契約か、プリペイド契約か
■ 海外、特に日本でのローミング
■ ポストペイド契約料金
■ ポストペイド契約場所
■ ポストペイド契約に必要なもの
■ プリペイド契約料金
■ プリペイド携帯購入場所
■ プリトペイド契約に必要なもの
■ プリトペイド携帯のアクティベーションの方法
■ 携帯電話の日本語環境
■ 与信履歴とデポジット
■ 請求書
■ 支払期日
■ 支払い方法:ポストペイド契約の場合
■ 支払い方法:プリペイド契約の場合
■ 機種選択と、機種変更
■ 引越ししたら、電話番号はどうなる?
■ 迷惑電話・間違い電話
■ 携帯会社を変えた場合(ナンバー・ポータビリティー)
■ 他人の契約を引き継ぐ
■ 携帯の解約
“アメリカで携帯会社を選ぶ方法:長期滞在者/永住者編” の続きを読む
雑学ネタです。
40年前の1973年4月3日(現地時間)、モトローラ社の当時の携帯電話開発エンジニア、Marty Cooper氏が、競合の当時AT&T Bell研究所の研究開発責任者Joel Engel氏(のマンハッタン事務所の固定電話)に、最初に携帯電話から掛けた電話が、最初の携帯電話を使った通話でした。
It’s been 40 years since the world’s first mobile phone call – 2013年4月3日
The cellphone is 40 years old today – 2013年4月3日
重さ2.5ポンド(1.134キログラム)のモトローラDynaTAC 8000x携帯電話を使い、その時の第一声は、
“Joel, this is Marty. I’m calling you from a cell phone, a real handheld portable cell phone.”
“携帯電話を使った最初の一声が、40年前の今日、発せられた。” の続きを読む
アメリカのCDMA2000キャリア(Verizon、Sprint、MetroPCS、Cricket、US Cellularなど)は一般的に、自社用に販売された携帯のシリアル番号(ESN番号またはMEID番号)をキャリアのコンピュータのデータベース(”Retail”データベース)に登録して、通信が可能になります。
そして、自社販売以外の端末の登録を拒否します。
CDMA2000の回線を持っているキャリアは、その「自社回線利用者」シリアル番号データベースとは別に、MVNOの販売するCDMA2000携帯のシリアル番号のデータベース(”PLBL”データベース=”Private Label Business Line”データベース)を作成し、分離して管理しているのが普通です。
これまでVerizonやSprintは、自社携帯のESN/MEID番号の”Retail”データベースから”PLBL”データベースへの移行を許可していませんでした、結果的に、VerizonまたはSprint用に販売された携帯機種は、そのMVNOでは使用出来ないものが多かったです。
理由は、各キャリアの携帯本体には、キャリアの提供する個別サービス用のアプリ/プログラムが搭載されていることが多かったためです。たとえば、家族の携帯の位置をGPS検索できるFamily Location Serviceアプリや、キャリア専用のGPSナビ・アプリなどです。
このたび、Sprintはこの慣例を破り、Sprint用に販売された古い携帯を、SprintのMVNOで使用することを許可開始します。
つまり、Sprintの古い携帯が机の引き出しの中に忘れられていたとして、その携帯をSprintのMVNOに持って行って、そのMVNOのプリペイドサービスに加入することが出来ます。MVNOがSprintにリクエストすることにより、Sprintがその携帯のESN/MEID番号をSprintの”Retail”データベースからPLBL”データベースへ移行してくれて、その携帯本体がMVNOで使用できるようになります。
Sprintはこれまで数ヶ月、試験的にKajeet、Ting、ChitChat、EcoMobile、PrepaYdなど数社のSprint MVNOで実行してきましたが、これからは70社あると言われるSprintのMVNOの全てでこれが可能になります。
この新方針の導入により、Sprint MVNOが新規顧客を獲得し易くなることと、資源の再利用を高めることを目的とします。
Sprintのプレスリリースには「アメリカ環境保全局(U.S. Environmental Protection Agency)の発表によると、アメリカでは1年間に1億3500万台の携帯電話が破棄され、これらを再利用することによって、年間24000世帯の電力使用量を節電できる。」と掲載されています。
“Sprintが、自社用に販売された携帯をSprint MVNOで使用することを許可開始” の続きを読む
シーズンなんですね、最近また「留学するので・・・」的な質問が増えてきましたね。
昨年はブログ内容も一応全体をカバーして、さあ準備が整って出版を思い立った時期が、留学シーズンには間に合わなかったので、今年はしっかり間に合わせるように本日から執筆を開始しました。
基本的にはこれまで断片的に書いてある多数のブログ記事を、一貫したストーリーの流れに沿って加筆修正しながらまとめていくことになります。
このサイトも実は公開記事だけで616件にもなり、必要な情報を探すのも大変になってきていると思います。
「How-to記事一覧」もリストが長くなりすぎて、もう、効率良く知りたい情報を探せなくなってきていることは、筆者も判っています。これもナントカしないといけないと思っています。
その為にこそ、保存版ハードコーピーとして、「渡米への出発準備段階から、到着、滞在中、そして、日本へ一時帰国の際の携帯・通信手段と、完全帰国まで」のストーリーに沿って、情報をまとめなければならないと思っています。
アメリカの携帯電話業界は状況やサービスが年に何度も変化する可能性がある業界なので、ハードコピーの「本」としてまとめると、1年後には情報が古くなっている可能性が大きくあります。その点に関しては、このブログサイトで常時最新の情報を閲覧して、キープアップしてください。
そして「本」のほうも、できるだけ毎年更新することによって、最新の情報を提供していきたいとも思っています。
もう一点ですが、「本」として書くとなると、レベルを初心者レベルに下げて書かないといけません。と言うのは、iPhone/スマートフォンの時代になってまだ2~3年の今、一番困っているのは「スマホやPCに詳しくないけど、スマホを使っている。」人たちだからです。そういう方たちにでも読んで理解できるような本にしたいと思っていますが、
● 筆者が予想できないような初心者的な質問や状況のため、その状況への説明が欠如する可能性がある
● 逆に既にある程度の知識を持っている読者からすると、内容が簡単すぎて無駄なページが多い
という欠点が出てくることが予想されます。
前者の問題に関しては、初心者の方に途中経過を読んでもらって、より多くの質問や意見を頂かないといけません。その質問から、内容を充実していきたいと思います。
後者の「有る程度知識の有る」人向けの問題に関しては、出来るだけ情報をまとめた表を多くし、「アメリカ携帯電話関連の情報集」として活用していただけるように留意していきたいと思います。したがって、「全文を読まなくとも、必要な箇所をペラペラとめくって、必要な情報が探せる」本にしたいと思います。
今のところ最終版はどのような形で出版するか、決めていません。
が、暫定版はPDFフォーマットでこのサイトで先行販売する可能性があります。
夏や秋から留学される方や4月から赴任される方は、期待してもうちょっとお待ちください。
日本では中途半端な知識を持った人の間では、「アメリカでは携帯のパケ放題が無い」と信じられているみたいですね。
しかも、今朝見た誰かのツイートでは「海外を見ると、一定量を超えるとアカウントが休止状態になったり、ブラックリストに入れられる」って書いてあった。
あの・・・
アメリカではポストペイド契約と、プリペイド契約では、扱いが違うんですけど・・・
この2つを一緒にしないで欲しいと思いますね。
そもそもプリペイド契約で一定量のバイト数を前払いで払っている場合には、その制限バイト数に到達したら使えなくなるのは、当たり前。その場合は使えなくなったら、追加バイト数をまた事前に追加購入すれば良いだけでしょう。
また、ポストペイド契約の場合は、契約バイト数を超過すると、事前に決められた「超過料金」で自動的に課金されていきます。したがって、制限バイト数に到達したからと言ってデータ通信の使用が止まることは絶対にありません。(まあ、その月の請求総額が$1000とか超過したら、別ですが・・・)
ポストペイド契約をする際に、キャリアの契約書に「超えたら、後追いで請求するよ。請求した分、責任持ってちゃんと払ってくれるね?一応、与信履歴も調べさせてもらったけど、あんたは信用できそうだから、ポストペイド契約をしてあげるね。」という箇所があって、その内容に同意して署名しているので、契約バイト数を超過してもデータ通信は止められずに、使用できます。
ただし、この場合の超過料金は1GB当たり$10~$15です。当然、使い過ぎると後で支払いに困ります。
また、この制限バイト数に達する前に何度か警告テキストが携帯に送られてきます。「あんた、今月はもう65%のバイト数を使ったよ。」とか、「90%だよ」とか、「95%だよ」とか。超過分金額を払いたくなければ、ここで請求月末までデータ通信の使用を自粛すれば良いのです。
さて、日本の「パケ放題」も最近は速度制限が当たり前になってきたようです。
そこで質問もあったことだし、速度制限のある場合も含めて、現在でもまだあるアメリカの「定額パケ放題」サービスについて、まとめてみたいと思います。
“アメリカの携帯会社のパケ放題・・・まだあるんだゾ” の続きを読む
この件、何度かあちこちで説明しているのですが、いまだに「アメリカの携帯電話は、プリペイド契約が、ポストペイド契約よりも高い。」と言い切っている人がいるので、今度説明するのは時間が無駄で嫌なので、ここで詳しく説明しておきます。
1.現在のアメリカの携帯電話のアメリカ国内通話単価を比較する。
現在のアメリカ国内通話の1分当たりの通話単価は・・・
● ポストペイド契約 ・・・ 1分当たり$0.40~$0.45
● プリペイド契約 ・・・・ 1分当たり$0.10が普通、安いところは$0.04~$0.05
実は、これには注釈が必要です。アメリカの携帯ポストペイド契約では、「最初の1分から、1分幾ら」の契約はできません。
各社のポストペイド契約プランの通話部分だけを比べてみると、
AT&T(1台契約の場合):
● 月$39.99で、通話450分まで
● 月$59.99で、通話900分まで
● 月$69.99で、無制限使い放題
AT&T(共有データランの場合の、1台あたりの通話契約部分の料金):
● 月$45~30で、無制限使い放題 (1台あたりの基本通話料金は、加入するデータ共有バイト数プランによって変わる。)
---$45(月$40/共有バイト数1GB、に加入の場合)、
---$40(月$70/共有バイト数4GB、に加入の場合)、
---$35(月$90/共有バイト数6GB、に加入の場合)、
---$30(月$120/共有バイト数10GB、以上、に加入の場合)、
T-Mobile(1台契約の、Value Planの場合):
● 月$34.99で、通話500分まで
● 月$49.99で、無制限使い放題
Sprint(1台契約の場合):
● 月$29.99で、通話200分まで
● 月$39.99で、通話450分まで
● 月$59.99で、通話900分まで
● 月$109.99で、無制限使い放題(この場合、テキストもデータ通信も使い放題)
Verizon(今は新規加入は共有データプランしかない。)
● スマートフォンは月$40、フィーチャーフォンは月$30で、通話は無制限使い放題
“アメリカのプリペイド携帯契約が、ポストペイドよりも高いというのは、昔のこと!・・・今は、逆!” の続きを読む
「世界のニッポン人」コミュニティサイトが最近オープンしていますが、
「世界のニッポン人」トップページ http://www.nipponjin.jp/
その中でも「携帯電話、プロバイダー、ケーブルテレビ」のコミュニティに参加します。
「世界のニッポン人」:[全米共通] – 携帯電話、プロバイダー、ケーブルテレビ
チャット形式のため、どのような展開になるかわかりませんが、やってみましょう。
これまでのようなBlogFromAmerica.comのブログ記事へのコメントや質問や「永久保存的質問・情報」はそのまま当サイトで良いですが、思い付きのアイデアやコメント、急にトラブって近所に住んでいる日本人のヘルプを求める、不要になったガジェットを近所の人に処分したいなど、その場で終わってしまうような話題は
「世界のニッポン人」:[全米共通] – 携帯電話、プロバイダー、ケーブルテレビ
に書いていただければ良いのではないかと思っています。
まだ両方の切り分けをどのようにしていったら良いか自分もはっきり解っていないのですが、参加しながら考えさせていただきます。
掲示板方式とチャット方式の違いを皆さんも実際に感じていただいて、それをフィードバックしていただければよいと思います。
また、そのうち日時と話題を決めてチャット・イベントを開催しても面白いでしょう。
「世界のニッポン人」コミュニティサイトには地域別のコミュニティもあります。まだ少ないですが、サイト運営者様の意向では登録者のニーズに合わせて順次増やしていくそうです。そちらのほうも覗いてみてください。
もう一つのニュース。
カリフォルニア工科大学学生達が、高周波(テラ・ヘルツ)を発信する半導体を開発したとのこと。
Caltech students invent terahertz chip that gives your phone x-ray vision – 2012年12月13日
この記事のタイトルには、元記事のタイトルにも使われている「X線(X-Ray)」をそのまま使いましたが、実はX線の波長は0.01ナノメーターから10ナノメーターの長さ。 今回開発された半導体は0.1ミリメーターから1ミリメーターの波長の電磁波を発信するものだそうです。つまり、X線よりは100倍以上波長が長いことになります。
それでも、日常普通に着衣する服や持ち運ぶカバンなどは通過し、その下に隠されている銃や武器、違法薬物(ドラッグ)などを検知することが出来るそうです。
携帯電話にこのチップを搭載して、携帯電話のカメラ画面でフライドチキンを撮影すると、どの部分にどのくらいの脂肪が含まれているかがわかる位の透過性は得られるそうです。
大学で開発された技術が商用化されるまでには数年、長くて10年ぐらいは掛かることがあるそうですが、このチップが携帯電話に搭載されると、色々と生活が便利になるだろうと言われています。
スター・トレックのTV番組で隊員がハンドヘルドのスキャナーで目の前の物体をスキャンして、その物体の中身を分析する・・・と言ったことが、近い将来、実現するだろうと言うことです。
スケベオジサンたち・・・楽しみですね!
この方法は特に最近出来るようになった新しいことではなく、昔(10年以上前)からあることですが、2~3年前までは携帯といえばフィーチャーフォンしかなく、海外のフィーチャーフォンには日本語フォントが入っていないので、こんな使い方は日本人の方はあまり考えられなかったかもしれませんね。
日本と違ってアメリカを含む海外の携帯電話には、キャリアが提供する携帯メールアドレスというのは(基本的に)ありません。
※ 最近、Verizonが可能になったようなことをチラッとどこかで目にしたことがありますが、確認していません。
アメリカでは携帯同士でのコミュニケーションは、電話番号でやり取りするテキスト(SMS、ショートメッセージ)で行ってきました。SMSは、半角英数160文字まで送れます。このテキストメッセージは、いつからだったか覚えていないほど、異なるキャリア間でも電話番号だけでテキストを送れるようになっています。
その電話番号のキャリアを判別する一つの方法として、SMSのアドレスは電話番号だけでなく、「電話番号@キャリアのSMSドメイン名」に成っています。携帯電話から送られてきたSMSの送信アドレスの「@」以下のドメイン名を見れば、どのキャリアから送られて来たかが判ります。
たとえば、アメリカでは
キャリア名 |
SMSアドレス |
MMSアドレス |
AT&T および AT&Tの回線を使ったMVNO |
10桁の電話番号@txt.att.net |
10桁の電話番号@mms.att.net |
T-Mobile USA |
10桁の電話番号@tmomail.net |
10桁の電話番号@tmomail.net |
Verizon |
10桁の電話番号@vtext.com |
10桁の電話番号@vzwpix.com |
Sprint |
10桁の電話番号@messaging.sprintpcs.com |
10桁の電話番号@pm.sprint.com |
BoostMobile |
10桁の電話番号@myboostmobile.com |
10桁の電話番号@myboostmobile.com |
Virgin Mobile USA |
10桁の電話番号@vmobl.com |
10桁の電話番号@vmpix.com |
MetroPCS |
10桁の電話番号@mymetropcs.com |
10桁の電話番号@mymetropcs.com |
“PC(Eメールアプリ)から携帯へ、無料でSMSテキストメッセージを送る方法” の続きを読む
コンサート会場、ミュージカル、演説会、会議などで携帯の呼び出し音が鳴って周囲の雰囲気を壊したり、レストラン内で携帯電話する声で周囲に迷惑をかけたりする景色が増えてきている中、ロスアンジェルスの北西部、Fairfax地域のビバリー通りに面するレストラン、Eva、
Eva Restaurant ホームページ
が約1ヵ月前から、来客がレストランの受付で携帯電話を預けて、食事中携帯電話を使えないようにすると、食事料金の5%割引を受けられるサービスを開始しました。
Los Angeles Restaurant Pays You to Eat, Not Talk on Your Phone – 2012年8月16日
レストランのオウナー/シェフ、Mark Gold氏が当地NBCテレビニュースの取材に応じたコメントで、「食事を楽しむだけでなく、一緒に来た人たちとの『その瞬間』を楽しんで欲しい、と思って、このサービスを始めた。」と話しています。
「携帯と引き換えに、ディスカウント」の方針はメニューの下部に書かれており、
“ロスアンジェルスのレストラン、食事中に携帯を受付に預けると5%割引。” の続きを読む
追記(2013年11月23日):StraightTalkの国際電話プランは、変更されています。
現在のStraightTalk国際電話プランは、当該携帯電話以外は使用できません。複数の他の電話番号で残高をシェア(共有)することは出来ません。
また、残高は、携帯のSIMが無効になったあと30日で使用できなくなり、180日で残高が没収されます。
これであれば、なにもStraightTalkの国際電話プランに加入する必要は無く、ドラッグストアやコンビニの国際電話コーリングカードを使用したり、AT&T国際電話コーリングカード
AT&Tプリペイド国際電話コーリングカードのオンライン購入と使い方 – 2012年7月4日
などを使用すれば、StraightTalk携帯電話に限らず、家電話やホテルの電話、公衆電話などからも使えるし、期限もそれぞれの国際電話コーリングカードの約款により決まります。AT&T国際電話コーリングカードの場合には、期限がありません。したがって、筆者はStraightTalk以外の国際電話コーリングカードプランをお勧めします。
同系列のNet10の「SIMだけ購入 - 月$50 何でも使い放題プラン」ではNet10のPay-as-you-go 国際電話プランに加入できませんでしたので、AT&TやTelinkのプリペイド国際電話コーリングカードをお薦めしました。
AT&Tプリペイド国際電話コーリングカードのオンライン購入と使い方 – 2012年7月4日
もちろん、このようなプリペイド国際電話コーリングカードは、どこのキャリア/契約プランの携帯電話や固定電話でも利用できます。公衆電話でも利用できます。
このサイトで今現在、ネットも含めて使い放題プランとしてお薦めしているアメリカのプリペイドプランには、Net10の「SIMだけ/月$50プラン」の他に、もうひとつ、同じ系列のStraightTalkの「SIMだけ/月$45プラン」があります。
このStraightTalkの国際電話プランに関して調べましたので、お知らせします。
StraightTalkの国際電話プランには、
● 月$60の「Unlimited International (国際電話し放題)」プラン
(月$60には「アメリカ国内使い放題・テキストし放題・ネットし放題」を含みます。したがって、実質的には国際電話し放題は月$10になります。)
と、
● 「Pay-as-you-go International」プラン
がありますが、残念ながら月$60「Unlimited International」プランは、日本への国際電話発信には適用されません。
したがって、日本への国際電話に使う場合は「Pay-as-you-go International」プランに加入することになります。
StraightTalkの国際電話「Pay-as-you-go International」プランの特徴は、
● 日本の固定電話への発信は1分当たり$0.077
● 日本の携帯電話への発信は1分当たり$0.253
料金は、相手を呼び出し始めてから、発生します。(相手を呼び出し中も、課金の対象となります。したがって、相手が不在で電話を受けなくとも、料金が発生します。)
● 相手がフリーダイアル(日本の場合は「0120」から始る電話番号)には、掛けられない。
です。
さらにに、このプランを一度StraightTalkの携帯電話やSIMで加入すると、他の電話もこの同じプラン(アカウント、残高)が使えるように追加できます。
つまり、複数の携帯電話や固定電話で、同じアカウント(残高)を使って、国際電話できます。外出中は携帯電話から国際電話発信、家に帰ったら固定電話から国際電話発信、家族で同じ残高を使って別々の携帯から国際電話発信・・・といったような使い方ができます。登録できる電話番号の数は、限度がありません。また、追加登録する電話番号は、StraightTalk以外のポストペイド/プリペイド契約電話でも構いません。
● 登録した携帯電話や固定電話から指定のアクセスポイント(1-855-787-8855、1-855-STR8-TLK、1-855-STR”Eight”-TLK、ハワイ、アラスカ、プエルトリコ、US領バージン諸島からは305-424-5811)に電話すると、Caller ID(発信者電話番号)を認識してアカウントを自動的にチェックするので、他の「プリペイド国際電話コーリングカード」のようにPIN番号を入力する必要がありません。
“StraightTalkのPay-as-you-go国際電話プラン加入方法と、利用方法” の続きを読む
最近、iPhoneやスマートフォンでデータを制限を気にせず使うためには、Net10(StraightTalk)の月$50(StraightTalkは月$45)「通話・テキスト・データ使い放題」SIMオンリーをお勧めしていますが、独立記念日を前にようやく時間が空いたので、Net10/StraightTalkの国際電話に関して良く調べてみることにしました。
まずはNet10で「MyAccount」にログインし、左メニューの「International Long Distance」をクリックし、(日本は「Unlimited International」プランの対象国ではないので、)国際電話の「Pay-as-you-go International Long Distance」プランに加入しようとして色々やってみるも、登録しようとしてSIMのシリアル番号を入力すると、「You are enrolled in a service plan that does not support International long distance.」のメッセージが画面に表示されて、登録/購入できない。
そこで、色々調べてみると・・・
Net10の国際電話プランの説明ページに、以下の内容が書かれていることを発見。
Net10 Features / International Calls
Q. Can I make international calls from my NET10 phone?
A. Yes. You can call over 1000 international destinations. To learn more about International Calling, click here.
Please be aware that the Pay As You Go International Long Distance service is not available for the NET10 Unlimited 30 Day Monthly Plan, the 750 Minutes 30 Day Monthly Plan, or Android phones.
Please be aware that the Unlimited International Service Plan is not available for Bring Your Own Phones.
Q. What international calling options does NET10 offer?
A. We offer two international calling options for you to choose from.
You can buy the Unlimited International Service Plan for $65 which provides 30 Days of Service. This plan offers Unlimited NATIONWIDE talk, text, data and 411 and includes Unlimited INTERNATIONAL calls. To buy the Plan or to find out more, click here.
Please be aware that the Unlimited International Service Plan is not available for Bring Your Own Phones.
We also offer the Pay As You Go International Long Distance Service for 15 cents per minute or less depending on the last Airtime card you added which provides service for over 100 international destinations. The minutes will be deducted when the call is attempted (as soon as you dial the number accessing the NET10 International Long Distance service). To find out more, click here.
Please be aware that the Pay As You Go International Long Distance service is not available for the NET10 Unlimited 30 Day Monthly Plan, the 750 Minutes 30 Day Monthly Plan, or Android phones.
つまり、Net10の「SIMのみ販売(Bring Your Own Phones)」契約では「Unlimited International」プランは加入できず、「月(30日)使い放題」プランでは「Pay As You Go International Long Distance」プランに加入できない。つまり、Net10の「SIMのみ販売」契約では、Net10の(2つの)国際電話プランは加入できない、と言うことが解りました。
そこで代替案が必要ですが、サードパーティーの「プリペイド国際電話コーリングカード」を購入し、携帯から(・・・と言うか、固定電話、公衆電話、他の人の携帯を借りて使わせてもらう場合も含めて・・・)国際電話をすることが可能です。
“AT&Tプリペイド国際電話コーリングカードのオンライン購入と使い方” の続きを読む
これから何回かに渡って、アメリカへ渡る留学生が知っておくべき、アメリカ国内の携帯電話・インターネット事情を連載します。
基本的には、最低数ヶ月以上アメリカに滞在する人を念頭に置いて書いていきます。
したがって、留学生以外にもこれから米国転勤または米国移住される方々、および、その家族にも参考になると思います。
1ヶ月未満の旅行者や出張者には、ここで書く内容とは別の携帯プランが適当と思われます。
このブログを探せば短期滞在者に向いているプランは探せると思いますが、このブログも開始して1年5ヵ月を超え、記事の量が増えてきて、適切な記事を探すのが難しく成ってきていますので、再度、現在【2012年夏】の状況をまとめたほうが良いと思うので、夏休み旅行シーズン前に書きましょう。
それまでは、こちらから自分に必要な情報を探してください。
アメリカより (携帯・モバイル・流通業ITブログ) BlogFromAmerica.com – How-To記事一覧
連載回数は全く未定です。
以下、今の時点で書こうと思っている内容をいくつか列記します。
一部は既にこのブログに書かれていますが、それらは体系的にまとめて参照できるようにしていきたいと思っています。
● アメリカで使える携帯会社の種類 (現地ポストペイド、現地プリペイド、日系携帯会社)と、そのメリット・デメリット
● 日本の携帯(SIMフリー、SIMロック)をアメリカで使う場合の注意
● ポストペイド携帯の種類と選び方
● ポストペイド契約の個人プラントとファミリープランの違い、メリット・デメリット
● ポストペイド携帯の通信料
● アメリカでポストペイド携帯電話を契約する条件と方法
● アメリカで日系携帯会社と契約するメリットとデメリット
● ポストペイド契約の支払い方法
● 国際電話の仕方と料金
● 海外ローミングの仕方と料金
● ポストペイド携帯の契約者変更
● ポストペイド携帯の解約の仕方
● MNP(モービル・ナンバー・ポータビリティー)
● アメリカでプリペイド携帯電話を契約する条件と方法
● アメリカでプリペイド携帯を購入する方法
● プリペイド携帯の通信料
● プリペイド携帯の支払い方法
● 国際電話の仕方と料金
● 海外ローミングの仕方と料金
● プリペイド携帯の契約者変更
● プリペイイド携帯の解約の仕方
● MNP(モービル・ナンバー・ポータビリティー)
● 日本語が使えるアメリカの携帯
● モバイル通信の種類(USB、ポケットWiFi)
● アメリカ国内の無料WiFiと、接続の仕方
● 有料WiFiプラント、使用料
● モバイル通信の通信料
● ポストペイドモバイル通信装置の契約方法と支払い方法
● プリペイドモバイル通信装置の購入方法と、プラン、支払い方法
● 日本へ一時帰国したときの携帯とインターネット
● 日本を去る前にやっておくこと
● 大学寮のインターネット接続
● 大学生活での携帯電話の必要性
● アパート・一軒家に住んだら、電話・インターネット・テレビはどうするのが一番良いのか?
● アパート・一軒家へ固定電話を申し込む方法
● アパート・一軒家へCATVテレビを申し込む方法
● アパート・一軒家へインターネットを申し込む方法
● 電話・インターネット・テレビ、その他公共料金の支払いの方法
● 在学中に引越ししたら、どうしたら良いか?
● 電話・インターネット・テレビなどの解約の方法
● アメリカで日本のテレビ番組を見る方法
● アメリカの「電気」とコンセント
“留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情:【プレビュー】” の続きを読む
約一ヶ月前のニールセン社公表のレポートで、
スマフォ派 vs 非スマフォ派:年代別、収入別比較 – 2012年3月3日
2012年1月現在、アメリカのスマートフォンユーザーの割合は携帯所有者全体の48%、という発表がありました。
これが、同じニールセン社の調査で、一ヶ月後の2012年2月現在、アメリカの携帯所有者の49.7%に増えました。
Half of US cellular subscribers own smartphones: Nielsen – 2012年3月29日
Nielsen: Smartphones account for nearly 50 percent of US mobile phones as of February – 2012年3月29日
この増加率では、間違いなく2012年3月にはアメリカ携帯所有者の過半数を超えます。
2012年2月現在のアメリカ・スマートフォン保有者のOS別では、・・・
“アメリカの携帯所有者の半数がスマートフォン利用者:2012年2月現在” の続きを読む
最近、アメリカ国内の場所によってはiPhoneやスマートフォンでのインターネット・アクセス速度が遅い、という不満の声をところどころで見たり聞いたりします。理由はアメリカ国内のiPhone/スマフォ/ポケットWiFi等の利用者数が急増していて、回線整備が追いついていないからなのですが・・・
スマートフォンのネット速度テストで良く使われるアプリに「SpeedTest」がありますが、これはたくさんの人が全米、全世界で使っているのだから、この測定結果を地図にして公表すれば便利だと思います。
http://www.speedtest.net/
例えばこれから旅行や出張で遠くの都市に行くときに、その場所でのほかの人のSpeedTestの結果を事前に知れれば、それによってホテルの予約を決めたり、行動計画を決めたり、出来ますね。
・・・と思って調べたのですが、Speedtest.netアプリを提供しているOokla社はそのような情報を公開していないようですね。
近いものとしてOokla社のNetIndexレポート
http://www.netindex.com/
がありますが、国別/州別/キャリア別単位くらいまでの大雑把な集計で、それよりも細かい集計は無いですね。
そこでAppStoreをもう少し調べてみたところ、・・・ありました。
地図にその場所でのアメリカ携帯4社(Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USA)のインターネットアクセス速度をマップしたものがありました。
RootMetrics社の「Cell Phone Coverage Map」アプリです。
iOS版も、アンドロイド版もあります。
PCでも
http://www.rootmetrics.com/map/
にアクセスして、住所を入力して調べることが出来ます。
“アメリカ国内のスマートフォンのインターネットアクセス速度の比較マップ” の続きを読む
● 新iPad(3rd generation)の発表のおかげで4G LTEが注目されていますが、AT&Tは4月からあと12ヵ所でのLTEサービス開始をする、と先日(2012年3月12日)発表しました。
新しくLTEが開始されるのは、
オハイオ州Akron、Canton、Cleveland、
フロリダ州Naples、
インディアナ州Bloomington、Lafayette、Muncie、
ルイジアナ州Baton Rouge、New Orleans、
ミズーリ州St. Louis、
テキサス州Bryan-College Station、
ニューヨークのStaten Island
です。
AT&T 4G LTE to hit 12 new markets beginning next month – 2012年3月12日
なお、AT&Tは最初のLTEサービス開始の2011年9月18日以来、これまで28ヵ所で既にLTEサービスを開始していて、人口カバー率7400万人(約24%)となっています。
今回の追加発表で、AT&TのLTEサービスエリアは40ヵ所となります。
AT&TのLTEサービスは700MHz (704-746MHz) Band 17で行われています。
AT&TはLTEとは別に全米の広い都市部地域でHSPA+でダウンロード最大21Mbpsのサービスを実施しており、同社はT-Mobile USAの4G HSPA+サービスに対抗する為に、これも『4G』と呼んでいます。
基本的にAT&Tの3Gサービスエリアの80%以上は、既に同じ周波数でHSPA+にアップグレードされています。したがって、HSPA+のサービスエリアは3Gのサービスエリアとほぼ同じと思ってください。
同社の1900MHzまたは850MHz周波数に対応したHPSA+対応携帯(例:iPhone 4S)やモバイル通信機器では、4-5Mbps(実測値)以上の速度での通信が可能です。
“AT&TがLTEサービスエリアを12ヵ所追加、Verizonは7ヵ所追加” の続きを読む
同じような調査を続けて掲載しても、あまり意味が無いかとは思ったのですが・・・
ニールセンの調査はアメリカ18歳以上の携帯加入者を対象とした調査
スマフォ派 vs 非スマフォ派:年代別、収入別比較 – 2012年3月3日
でしたが、この調査はアメリカ18歳以上成人(携帯加入かどうかは事前フィルターしない)の調査です。
2012年3月1日発表の、別の団体(Pew Research Center、Internet & American Life Project)の調査による、アメリカの18歳以上成人の、スマートフォン/非スマートフォン所有比率です。
Nearly half of American adults are smartphone owners – 2012年3月1日
元資料(PDF)
46% of American adults are smartphone owners – 2012年3月1日
★ 2012年2月現在、アメリカ18歳以上成人の、
● スマートフォン所有率 46% (2011年5月調べでは、35%。・・・11ポイント増加。)
● 非スマートフォン所有率 41% (2011年5月調べでは、48%。・・・7ポイント減少。)
● 携帯を持っていない成人の割合 12% (2011年5月調べでは、17%。・・・5ポイント減少。)
ニールセンの2012年1月の調査同様、スマートフォンの所有率は、成人人口全体の半数に近づき、携帯所有者の過半数を超えました。
“スマフォ派 vs 非スマフォ派:その2” の続きを読む
同じニールセン社が調べた「アメリカのスマートフォン vs 非スマートフォンユーザー、の割合い調査 (21012年1月現在)」、
Survey: New U.S. Smartphone Growth by Age and Income – 2012年2月20日発表
これによると、2012年1月現在、アメリカのスマートフォンユーザーの割合は全体の48%。ただし、直近3ヶ月で携帯本体を購入した人の69%はスマートフォンを購入したそうです。
18~34歳では直近新規購入者の80%がスマートフォンを購入。55~64歳でも56%、65歳以上でも43%が新規購入時にはスマートフォンを購入しています。
最も非スマートフォン派は今持っている携帯に特に不満を感じていないのだから、直近で携帯を買い換えるモチベーションが無いのでしょう。
全携帯保有者では、18~44歳では3人に2人がスマフォ保持者、45~54歳でも半数弱がスマフォ保持者です。
更に収入別にもスマフォ保有率を分けてみると、・・・
“スマフォ派 vs 非スマフォ派:年代別、収入別比較” の続きを読む
ちょっと古いデータ(2011年Q1データ)なのですが、他の記事を読んでいる最中に参照されていた元記事が興味を引いたので、備忘録として記しておきます。
ニールセン社が調べた「アメリカのスマートフォンユーザーの月平均データ使用量」、
Average U.S. Smartphone Data Usage Up 89% as Cost per MB Goes Down 46% – 2011年6月17日
これによると、アメリカのスマートフォンユーザーの平均データ使用量は、2010年第1四半期の月230MBから、2011年第1四半期には月435MBに増加(年率89%増加)。
うち、アンドロイドユーザーは月平均582 MB、iPhoneユーザーは月平均492 MB使っている。(2011年第1四半期)
【グラフのタイトルからは判り難いが、上記リンク先の元記事を読むと、グラフ内の数字は「MB/月」が単位。】
年に2倍近く増えているから、2012年第1四半期は月平均900MB~1GBくらいかな。
また、同じ記事によれば、スマートフォンのデータヘビーユーザー上位10%は2011年第1四半期で月1GB(前年同期は490MB)、上位1%は月4.6GB(前年同期は1.8GB)使っている、とも報告しています。
アメリカでスマートフォン/iPhoneの契約加入する際に「データプランは、どのプランに入ったら良いか?」と迷っている人は、一つの参考値としてこの数字を使ったら良いでしょう。
2週間ほど前、MVNOのStraightTalkとNet10(どちらも、親会社はTracfoneブランドを持つ、メキシコの携帯電話会社América Móvil)が、これまでの方針を変えて、「SIMだけ販売」を開始する、という記事を書きました。
Net10とStraightTalkが、「SIMオンリー」サービスを開始する予定です。 – 2012年2月4日
América MóvilグループのTracfone、Net10、StraightTalk、SafeLink携帯会社については、
Tracfone、Net10、StraightTalk、SafeLinkプリペイド携帯は、(主に)通話・テキスト専用です。 – 2012年1月27日
もともとTracfone、Net10、StraightTalk、SafeLinkの利用者は低所得者または中南米移民が多く、これらの会社の販売していたプリペイド携帯はAT&TまたはT-Mobile USAの回線を利用した2G GSM、または、Verizonの回線を利用した2G CDMA携帯が中心でした。(他のアメリカ国内のプリペイド携帯会社にずいぶん遅れて、昨年秋からようやくSprint回線を利用したスマートフォンの発売が開始されました。)
そのような経歴のために、このStraightTalk / Net10 の「BYOP(Bring-Your-Own-Phone) SIMオンリー販売」も、「本当にAT&T、または、T-Mobile USAで3G回線を使えるのか。2G GSMだけではないのか。」という不安がありました。
そこで、StraightTalkのBYOP SIMを購入し、使ってみることにしました。(Net10のBYOP SIMも、基本的には同じです。)
このSIMの最大の魅力は、1ヶ月$45(Net10 は1ヶ月$50)で、「アメリカ国内通話も、テキストメッセージも、ネット(パケット)も、全て使い放題」という点です。
本当に3Gで使い放題なら、これは画期的なSIMです。
ただ、ここまで書いたように、本来のStraightTalk/Net10のユーザーは、通話主体のユーザー。
América MóvilはこのSIMオンリーサービスを開始したとしても、「パケットユーザーがそれほど急激には増えないだろう。」と予想しているのでしょう。
将来増えてきて、回線に負担が増えてきたときに、上限を設定してくるかもしれませんので、ご注意ください。
・・・しかし、今ならまだ、ネットも使い放題です!
“StraightTalk / Net10 BYOP SIM、月$45($50)で何でも使い放題、使い方。” の続きを読む
アメリカの全米ネット携帯電話会社、Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USAのカバレッジ地図を掲載します。
どの会社も、自社電波(基地局)の無いところでは他社または地域零細携帯電波会社(基地局所有会社)と会社間ローミング契約を結んでおり、人口カバー率では96%以上あり、通話に関しては余程の大自然の中にまで行かない限り、繋がらないことはありません。
たとえば、Sprintは過疎地域ではVerizonとローミング契約を結んでいる為に、Sprintの基地局の無い地域でもVerizonの電波を自動的に掴み、通話が出来ます。
AT&TとT-Mobile USAも相互に会社間ローミング契約を結んでいる為、お互いの電波の不足を補い合っています。
ただし、データ・ローミングまでは会社間で許可していないことが多く、3Gデータ(パケット)通信は自社電波の無いところでは使えないこともあります。
また、GSM/W-CDMA通信会社のAT&TとT-Mobile USAは、2G GSM(Edge/GPRS)は共通の周波数を使っているものの、3Gの周波数は違うので、技術的に3Gのデータローミングはできません。
4Gも周波数と通信方法が各社違う為、ローミングできません。
なお、各社のカバレッジ地図のページは以下の通り。これらのページで住所を入力すれば、更に詳細なカバレッジマップが見られます。
Verizon
Verizon Coverage Locator
Sprint
Sprint Coverage Check
AT&T
AT&T Coverage Viewer
AT&T 4G LTE
AT&T Network Homeで、「Coverage」をクリック。
T-Mobile USA
T-Mobile USA Personal Coverage Check
Clear (Clearwire) WiMax
Clear Coverage Map
Virgin Mobile USA (Sprint子会社)
Virgin Mobile USA Coverage Map
BoostMobile (Sprint子会社)
BoostMobile Coverage Maps
H2O Wireless (AT&T電波使用、4G BoltはClear WiMax使用)
H2O Wireless Coverage
SimpleMobile (T-Mobile USA電波使用)
SimpleMobile Nationwide GSM Coverage
“Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USAのカバレッジ比較” の続きを読む
さて、1年と2ヶ月余りにわたってアメリカの携帯電話の話題、特に、プリペイド携帯の話題を中心に書いてきました。
しかし、「アメリカのプリペイド携帯電話は、結局、どの会社が安いの?」と言う質問にはなかなか答えられません。
その理由は、アメリカの携帯電話料金は、
● 音声通話料金
● テキストメッセージ料金
● データ(パケット)通信料金
の3つの組み合わせであり、それぞれどのくらい使うかによって、料金や求めるプランが違ってくるからです。
ですが、ここで、いくつかの場合に分けて、それぞれどの会社が一番安いか、調べてみましょう。
“アメリカ・プリペイド携帯、どこが一番安い?” の続きを読む
iPhoneやアンドロイド携帯って、WiFiが使えないところで3G(4G)で接続して、初めて「ありがた味」が判るものですよね。
ニューヨーク市内在住の人は車を持っていない人が多いらしいですが、そういうところだと3~4ブロック歩けば無料WiFiの提供されているスターバックスやマクドナルドの横を通り過ぎることになり、必要ならそこに入ってWiFiを無料でアクセスすれば良いわけです。
しかし、こういうところだと、WiFiは無料かもしれないけど、やたら毎日浪費するコーヒー代やハンバーガー代が高くなりませんか?
それとも、何も買わずにタダでWiFiを利用して、用事が済んだら、店を出るのかな・・・
WiFiだけで使うのなら、あんな画面の小さな3インチ以下のスマートフォンで見にくい小さな文字を読むよりも、WiFi専用iPadやアンドロイドタブレットの方が良くないですか?
さて、ニューヨーク市以外の場所に住んでいる人は、毎日、または最低でも週に一回は車を利用しますね!?
留学生で自分で車を持っていなくとも、誰かに乗せてもらって買い物に行ったりするでしょう?
車で出かける途中や、目的地で、または駐車場で待っている間、・・・・など、など、スマートフォンでネットを使いたいときは、ありますね。その場合、必ずしも目的地にWiFiがあるとは限らないじゃあないですか。
でも、そんな(WiFiの無い)場所で使えなかったら、スマートフォンも宝の持ち腐れですよ。
だけど、自分がどのくらいのバイト数を使うか分からないと、パケット通信プランに加入するのに、どのプランに加入したら良いか、悩みますね。
一番怖いのは、従量課金制しかないプランですね。
例えば、Virgin Mobile USAのBroadband2Goの料金表
http://www.virginmobileusa.com/mobile-broadband/broadband2go.html
には、次のように書かれています。
100MBとは、ウェブ閲覧連続5時間、または、Eメール1万通相当(1通10.24KB)。
そこで、Eメール、ウェブページ、地図について、それぞれ使うバイト数を実際に調べてみましょう。
もちろん、これらは必ずしも一定ではなく、ダウンロードするメールやウェブページや地図の複雑さによっても違ってきます。
が、全く検討もつかない、初めてスマートフォンを使う人には、参考にはなるでしょう。
すでにスマフォ所持者は、一度、自分でバイト使用量を調べてみましょう。
“メール1通、何バイト?Web1ページ、何バイト?地図1回、何バイト?:従量課金制の警告” の続きを読む
携帯電話に使われているSIMカードの金メッキの下はどうなっているか、知りたいですか?
長い間使っていたSIMカッターが不具合になって、SIMを切るのに失敗したため(たまたま、解約済みSIMで良かった・・・)、SIMの金メッキの側とは反対部分が「ブヨブヨ」になり、ナイフで剥ぎ取れそうだったので、やってみました。
おかげでSIMカッターの柄が曲がって、新しいSIMカッターを買う羽目になってしまいましたが・・・
“携帯電話用SIMの金メッキの下は、どうなっている?” の続きを読む
少し古い(2011年7月28日発表)データですが、アメリカの携帯電話加入者の中で、プリペイド加入者の増加が目立っています。
US Prepaid Boom: Report – 60% of New US Mobile Service Subscriptions are Prepaid
2011年7月28日発表の「New Millennium Research Council」研究所(所在地、ワシントンDC)の調査
MAJOR MILESTONE FOR U.S. CELL PHONE CONSUMERS: PREPAID TO ACCOUNT FOR 1 OUT OF 4 SUBSCRIPTIONS BY END OF 2011
(IE 9で閲覧出来ない場合は、リンクを右クリックで「ターゲットを保存する(Save target as…)」でハードディスクにダウンロード⇒保存してから、開いてください。)
によれば、
【NMRC研究所のPDFレポートの全文は、
Major Milestone for U.S. Cell Phone Consumers: Prepaid to Account for 1 out of 4 Wireless Subscriptions by end of 2011
にもHTMLで複製されています。】
“アメリカの携帯、プリペイド加入者が激増。” の続きを読む
他で発信している業界ニュースを日本語で再発信しているサイトは、たくさんあります。
そういう中で、同じようなニュースをここで流しても筆者のエネルギーと時間の無駄になるだけなので、ここのサイトでは他の人やサイトが流すであろうニュースは極力取り上げないようにしています。
このサイトのメインのポイントは、「他人の受け売り情報の転載」ではなく、筆者のハンズ・オン体験に基づいた情報です。
しかし、中には現地の業界の情報をナマで知らないと書けない情報もあります。
そのような情報(ニュース)は、時々書いて行きたいと思います。
2011年11月から昨日まで、アメリカの携帯/モバイル通信業界ではいくつかの大事な業界ニュースが発生しています。
それらの関連性を解説しながら、書いていきたいと思います。
2011年12月19日:AT&TがT-Mobile USAの買収を正式に諦めると発表
“2011年12月のアメリカ携帯業界ニュース” の続きを読む
アメリカの携帯会社の通話料を見直しています。
最近の各社料金改定の主な変更点は・・・
プリペイド携帯プラン:
● AT&T:
T-Mobile USAに対抗するために、月$10で国際電話が250分まで無料で出来るオプションが新規追加されました。【2011年9月18日から】
日本への国際電話は、固定電話向けだけにこのプランが適用されます。
通話だけ(250分まで。メッセージは使い放題。データ無し。)の月$25格安プランが新規追加されました。【2011年9月18日から】
● T-Mobile USA:
Pay-as-you-goではWeb DayPass(データ・オプション)が廃止されました。【2011年10月16日から】
Daily(日払い)プランが新規追加されました。【2011年10月16日から】
データ・アクセスは、$2/Dayプラン(最高速度2G GSM速度)か、$3/Dayプラン(4G/3G速度で使い放題だが、1日200MBを越えると速度規制で2G速度に減速される。)を使うこと。
「iPhone + T-Mobile SIM」使用の場合は、iPhoneはT-Mobileの3G/4G速度に対応していないので、$2/Dayプランで充分。その他の日本の携帯も、同じ。
T-Mobile USA用携帯(W-CDMA/UMTS Band IV 、上り1700MHz/下り2100MHz周波数対応機種)であれば、$3/Dayプランを選択する意味があります。
$1/Dayプランは、データアクセス無し、通話は1分$0.10のプランです。
月払いでは、Walmart店舗、Walmart.com、T-Mobile.comのみで加入可能な、「月$30で通話は100分までだが、データアクセスが4G/3Gで無制限(月5GB以上は速度制限)」プランが新規追加されました。【2011年10月16日から】
(既存のプランからの変更は出来ません。新規加入のみ、このプランに加入可能です。)
通話は殆どしないがデータは沢山使い方には、適しています。
アメリカのプリペイド携帯会社では唯一、料金は高いですが、日本を含めてほぼ全世界で国際ローミングが可能です。【2011年9月1日頃から】
T-Mobile USAのアンドロイド携帯は、もともとテザリング機能の付いたものが多いので、ポケットWiFiとしても使い、電話もある程度したい場合は、T-Mobile USAが便利です。
● Verizon:
非スマートフォンで、月$50で通話・テキスト・ウェブ(WAP)使い放題のプランが新規追加されました。【2011年9月15日から】
このプランは、スマートフォン/ブラックベリーには適用されません。
● BoostMobile
Pay-as-you-goの1分当たり単価/1メッセージ当たり単価が、2倍の1分$0.20/1通$0.20に値上がりになりました。【2011年10月6日から】
月払いにアンドロイドプラン(月$55、長期継続契約の場合は6ヶ月ごとに$5ずつ割り引かれ、最終的に月$40に下がる)が追加されました。【2011年10月6日から】
スマートフォンユーザーは、実質、月$5の値上がりになります。(値上がりは新規加入者、および、既存加入者の機種変更で適用されます。)
“アメリカの携帯会社の通話料を見直しています・・・” の続きを読む
海外在住者(日本人・外国人)が日本国内で携帯を使う方法を、まとめます。
また、このサイトではこれまで触れていなかった日本国内用レンタルSIMについても、追記します。
海外在住者が一時帰国(または旅行・出張)で日本国内で携帯電話を使う、または、持つ方法は、以下の方法があります。
1.自国の携帯を持ち込み、そのまま国際ローミング料金で日本で使う。
2.海外で販売されている日本(ソフトバンク)のSIMを購入し、SIMフリー3G携帯(またはソフトバンク用3G携帯)に差し込んで、使う。
3.日本国内で日本のプリペイド携帯を購入し、使う。
4.日本の空港で日本国内用SIMをレンタルし、SIMフリー3G携帯に差し込んで、使う。
5.世界で使用可能なSIM(「Global SIM」と言う。通常、イギリスの電話番号。)を入手し、SIMフリー3G携帯に差し込んで、使う。
6.日本の空港や自国で日本国内用携帯をレンタルし、滞在中に使う。
7.日本国内用データ専用SIMやポケットWiFiを、購入したりレンタルして、滞在中に使う。
なお、匿名で登録された携帯電話を利用した振込め詐欺などの犯罪を無くすために、日本には2006年4月1日から「携帯電話不正利用防止法」という法律が施行されており、日本に居所があることを証明しないと、日本国内でのSIMだけの購入や携帯電話の契約は、プリペイド・ポストペイドに関わらず、出来ません。
また、この法律はドコモ・ソフトバンク・AUだけでなく、日本通信の通話付きb-mobile TalkingやイオンのプリペイドSIMなどにも適用されます。
通話を伴わないモバイル通信専用SIMや装置に関しては、この法律の適用外なので、住所が海外であっても契約可能です。
なお、アメリカ4社の日本での国際ローミング料金と、ソフトバンクのプリペイド携帯、ソフトバンクの日本国内用SIMレンタル、海外で購入可能なソフトバンクのSIM(Nippon SIM、Japan SIM)の料金の比較は、
アメリカの携帯/iPadを日本でローミングする場合の料金:4社比較 – 2011年5月23日
にまとめてあります。
以下、それぞれのオプションのメリット・デメリットを詳しく考察していきます。
“海外在住者(日本人・外国人)が日本で携帯を使う方法、まとめ” の続きを読む
アメリカ携帯会社ポストペイド契約料金比較を、試みます。
この料金比較表は、どのくらい持つかわかりません。
なんせ、携帯会社は他社との競争のため頻繁(1年~数ヶ月の周期で)に料金を改定します。
特に今の時代は、これから4G(LTE)通信の競争が激化してくるため、今から数ヶ月で料金が変わるかもしれません。
各社の料金改定に気が付いたら、訂正していきます。が、リアルタイムで反映されるのは難しいと思います。(このブログ・サイトのプリペイド料金表は、気が付いたときに改定しています。実際に携帯会社で料金改定をしてから、このサイトで反映されるまで、数週間掛かることはありますが・・・)
渡米して、携帯会社とのポストペイド契約(2年契約)をする際には、参考にしてください。しかし、あくまでも参考にしてください。
また、アメリカでは携帯会社は各社とも「Family Plan」を提供しており、一名義/一請求書で、5つの携帯までを契約できるシステムがあります。
一家で複数回線を契約する場合は、「Family Plan」の方が合計金額が安い場合があります。
しかし、「Family Plan」に関してはここでは取り扱いません。また別の機会に取り上げたいと思います。
このページでは、「一名義/一請求書/一回線、2年以上契約」の場合の契約料金の比較になります。
“アメリカ携帯会社ポストペイド契約料金比較(一台契約の場合)” の続きを読む
アメリカの大学はSemester制のところは既に夏休みに入り、Quarter制の大学や小中高校ももうじき夏休みに入りますね。
それにあわせて、日本へ一時帰国する学生や家族もこれからの季節は増えてくるでしょう。
そこで出てくる疑問は、「アメリカの携帯(iPhone、アンドロイド携帯、Blackberryを含む)は、日本で使えるの?」、「アメリカのiPad/iPad2は、日本で使えるの?」
結論から先に言うと、最近数年以内に購入したアメリカ4大携帯会社のポストペイド契約のスマートフォンなら、殆どの機種が日本でそのまま「国際ローミング」で使えます。
スマートフォンでなくとも、ここ数年以内に購入したアメリカ4大携帯会社のポストペイド契約の携帯なら、使用できます。
お持ちのアメリカの携帯で初めて海外へ行かれる場合は、カスタマーサービスに連絡して、「国際ローミング」オプションが有効になっているかどうか、確認してください。口座(アカウント)契約上、「国際ローミング」オプションが有効になっていなければ、いくら携帯機種本体が日本でローミング可能であっても、日本で電波を拾いません。(携帯画面に「No Signal」と表示されるでしょう。)
一度有効にすれば、その後、自分で無効にするまでは、何もせずに次回も日本で国際ローミングできます。
お持ちのアメリカの携帯が、機種も、また、アカウント設定も、国際ローミング出来る状態であれば、日本の到着空港で電源を入れると、電波が表示されます。
携帯会社によっては、「日本でのダイヤルの仕方は、・・・。料金は・・・。」的なテキストメッセージが(もちろん、英語で)受信されます。
“アメリカの携帯/iPadを日本でローミングする場合の料金:4社比較” の続きを読む
Verizon社のiPhone4発売開始、アンドロイド3.0タブレット発売が間もない・・・ということで、アメリカ携帯会社は各社とも顧客獲得、そして、既存顧客の流出を防ぐために、新製品のニュースがこのところひっきりなしに出てきます。
アメリカSprint社は、2011年2月8日、2画面アンドロイド(2.2)携帯をこの春(3月?4月?)に発売すると発表しました。
この携帯は、Kyocera(Sanyo) Echoと言い、3.5インチの画面を2枚持っており、折りたたんだ普通の状態では1画面スクリーンのアンドロイド2.2携帯、広げると2画面別々に違うタスクの画面を表示するか、大きな1スクリーンとして画面を表示することも可能。
同時にマルチタスクが出来るというのは、便利でしょう。
“2画面アンドロイド携帯、Kyocera Echo” の続きを読む
アメリカのプリペイド携帯サービスのVirgin Mobile USA(Sprintの100%子会社)は2011年2月4日、プリペイドプランに新しいアンドロイド2.2携帯、LG Optimus V($149.99)を追加ラインアップし、同社のオンラインサイトで案内を開始しました。
出荷は20011年2月9日以降になるそうです。
http://www.virginmobileusa.com/cell-phone-plans/beyond-talk-plans.jsp
通話プランは同社の「Byond Talk Plan」が適用され、
1ヶ月アメリカ国内通話300分、SMSテキストメッセージ/パケット使い放題で、$25。
1ヶ月アメリカ国内通話1200分、SMSテキストメッセージ/パケット使い放題で、$40。
1ヶ月アメリカ国内通話し放題、SMSテキストメッセージ/パケット使い放題で、$60。
追加分数は1分当たり$0.10。日本への国際電話は米国国内料金、プラス、追加料金$0.02/分(相手が固定電話の場合)または$0.15/分(相手が携帯電話の場合)です。
「PayLo(Pay-as-you-go)」プランは同社のスマートフォンには使えません。
“Virgin Mobile USAが2機種目のアンドロイド携帯を発売” の続きを読む
目次:
BlackBerry Desktop Softwareのダウンロード・・・このページ
BlackBerry Desktop Softwareのインストール・・・ページ 2
BlackBerry Desktop SoftwareでBlackBerry Torch 9800に日本語追加・・・ページ 3
BlackBerry Torch 9800を日本語に設定変更・・・ページ 4
日本語化の確認と、言語変換切り替えショートカットの変更・・・ページ 5
2011年1月4日のブログ
https://blogfromamerica.com/wp/?p=320
で紹介した、アメリカAT&T版BlackBerry Torch 9800を日本語化しました。
以下、その手順です。
大まかなステップとしては、次のようになります。
ステップ1 BlackBerry Desktop Softwareをダウンロードして、PCにインストールする。
ステップ2 BlackBerry Torch 9800をPCのUSBポートに接続し、BlackBerry Desktop Softwareを起動し、日本語入力メソッドを追加する。
ステップ3 BlackBerryが再起動したら、BlackBerry本体で日本語を選択・設定する。
なお、BlackBerryデバイスソフトウェアバージョンが6.0.0.214以上であることが前提です。それ以前の場合は、ソフトウェアの更新をまずしてください。
私が入手したBlackBerry Torch 9800は、デバイスソフトウェアバージョンが6.0.0.246(AT&T版)でした。
“BlackBerry Torch 9800の日本語化” の続きを読む
目次:
プリペイド携帯各社のアンドロイド携帯と、Virgin Mobile USAアンドロイド携帯のパッケージ・・・このページ
アクティベーションの仕方と、プラン、操作性・・・ページ 2
日本語入力インストール方法・・・ページ 3
日本語入力の確認・・・ページ 4
引き出し式キーボードとの相性・・・ページ 5
編集後記:Virgin Mobile USAは2011年2月4日、プリペイドプランに新しいアンドロイド2.2携帯、LG Optimus V($149.99$199.99 (2011年4月22日現在))を追加ラインアップしました。
出荷は20011年2月9日以降になるそうです。
発売前のレビューを読む限り、LG Optimus Vはタッチスクリーンでマルチタッチが使えます。引き出し式キーボードは付いていませんが、日本語ウェブサイトを閲覧するときにはマルチタッチで画面拡大ができないSamsung Interceptはかなり画面が見にくいと思います。(2011年3月17日追記:マルチタッチは使えませんが、画面右下コーナーを2秒以上長押しすると、画面拡大/縮小アイコンは出てきますので、画面拡大は不可能ではありません。)
※2011年6月1日追記:Virgin Mobile USAのSamsung Interceptは、2011年4月にアンドロイド2.2アップデートが配信されました。
アンドロイド2.2によって、Samsung Interceptもマルチタッチでの画面拡大が可能になりました。
したがって、Virgin Mobile USAのプリペイドプランでアンドロイド携帯を使用したい人には、Samsung InterceptよりもLG Optimus Vをお勧めします。
Samsung InterceptもLG Optimus Vも、アクティベートの方法も日本語入力インストールの方法も、同じはずですから、LG Optimus Vのアクティベート・日本語入力の方法は、以下を参考にしてください。
——————————
アメリカのプリペイド携帯会社、Virgin Mobile USAが2010年10月4日にアンドロイド携帯をプリペイド・プラン用に発売しました。
この機種(Samsung Intercept)の操作性とアクティベーションの仕方に付いて、調べます。
また、日本語入力を追加し、その使い勝手を報告します。
最近では、競争各社でもアンドロイド携帯をプリペイド用に販売しています。
Virgin Mobile USA
Samsung Intercept (モデル番号 SPH-M910) (Android 2.1) $249.99$199.99(2011年4月22日現在価格)
LG Optimus V (Android 2.2) $149.99 (2011年2月4日追加-2011年2月9日出荷開始) $199.99(2011年4月22日現在価格)
T-Mobile
Huawei Comet (Android 2.2) $149.99
ただし、理論的にはT-Mobileポストペイド用アンドロイド携帯、および、SIMロックフリー携帯も使用可能。
AT&T GoPhone
アンドロイド携帯のプリペイドパッケージはまだ無い。
2011年4月17日、LG Thrive アンドロイドOS2.2を$179.99で発売開始。
理論的にはAT&Tポストペイド用アンドロイド携帯、および、SIMロックフリー携帯が使用可能。
Verizon
Droid R2D2 by Motorola (Android 2.2) 定価$599.99⇒割引価格$394.99
Samsung Fascinate (Android 2.1) 定価$579.99⇒割引価格$394.99
Droid X by Motorola (Android 2.1) 定価$569.99⇒割引価格$394.99
Droid Pro by Motorola (Android 2.2) 定価$479.99⇒割引価格$374.99
Droid Incredible by HTC (Android 2.1) 定価$529.99⇒割引価格$344.99
Samsung Continuum (Android 2.1) 定価$579.99⇒割引価格$294.99
LG Ally (Android 2.1、2.2に更新可) 定価$369.99⇒割引価格$294.99
LG Vortex (Android 2.2) 定価$309.99⇒割引価格$234.99
Motorola CITRUS (Android 2.1) 定価$289.99⇒割引価格$194.99
Cricket Mobile
Sanyo Zio by Kyocera (Android 2.1) $249.99⇒期間限定特売$109.99
Huawei Ascend (Android 2.1) $159.99⇒期間限定特売$139.99
BoostMobile
Motorola i1 【通信方式はiDEN/WiFiのみ。iDENは将来廃止される。】 (Android 1.5) $349.99
Samsung Galaxy Prevail (Android 2.2) $179.99
“Virgin Mobile USA (プリペイド) アンドロイド携帯 (Samsung Intercept)” の続きを読む
目次:
Windows Phone 7 (HTC 7 Trophy) パッケージ・・・このページ
初期設定・・・ページ 2
日本語表示と日本語入力・・・ページ 3
Windows Phone 7 SIMロック解除版、HTC 7 Trophyを入手しました。
Windows Phone 7はヨーロッパ/アジア(シンガポール、マレーシア)では2010年10月21日、北米では2010年11月8日より市場で発売されています。
北米仕様はキャリアにSIMロックされており、SIMロックフリーのWindows Phone 7携帯本体は、これまでなかなかアメリカでは見つかりませんでした。
それが、NewEgg.comで見つかったので、オーダーしてみることにしました。
http://www.newegg.com/
キャリアとの通話契約無しの本体価格は、$539.99でした。
周波数対応は、2G GSM 850/900/1800/1900MHzと、3G W-CDMA 900/2100MHzです。この3G周波数から、明らかにこの携帯本体は北米仕様ではありません。ヨーロッパ物でしょう。
到着した本体は、こんなパッケージに入っていました。
“Windows Phone 7 SIMロック解除版(HTC 7 Trophy)を入手しました” の続きを読む
目次:
T-Mobile USAの「プリペイドSIMカード アクティベーションキット」の説明と購入場所・・・このページ
オンラインでの注文方法・・・ページ 2
T-Mobile USAのプリペイドSIMカードの入手方法を書きます。
現在、アメリカの4大携帯電話キャリアで「SIMカードのみ」を公式に発売しているのは、T-Mobile USAのみです。
AT&Tは、AT&Tショップでプリペイド契約を申し込むと、無料で配布してくれます。
または、amazon.comやebay.comなどで、非公式に他の業者から販売されています。
MNVO(Mobile Network Virtual Operator、回線を借りてサービスだけ提供している会社)ではLocus TelecommunicationsがO2またはH2Oブランドで(家電量販店BestBuyでも販売中)、他にはSimpleMobile、Pure、などが販売してます。
参照:
https://blogfromamerica.com/wp/?p=45
T-Mobile USAの「プリペイドSIMカード アクティベーションキット」は、T-Mobile USAのオンラインショップ
http://www.t-mobile.com/
またはT-Mobile直営ショップで購入可能です。ディスカウントストアや家電量販店では販売していません。(注:2011年7月現在、家電量販店BestBuyの一部店舗でも購入できます。)
amazon.comやebay.comでT-Mobile USAのSIMだけを発売しているところがありますが、必ず
「プリペイドSIMカード アクティベーションキット(Prepaid SIM Only Activation Kit)」を購入してください。SIMだけ持っていても、以下に書く「アクティベーション・コード(Activation Code)」が無いと、アクティベーションできません。
T-Mobile USAがアメリカで使用している電波は、2G GSM 1900MHz/850MHz、および3G W-CDMA/UMTS AWS (UMTS IV -上り1700MHz /下り2100MHz)です。
2010年11月からHSPA+(4G。3.9Gとも呼ぶ。)も開始しています。
一部地域では、1900MHzでの3G/HSPA+サービスも開始されており、2013年夏までに全米主要都市で「1900MHz 3G/HSPA+サービス」の整備が完了する予定です。
これらの電波に対応する携帯本体でないと使用できませんので、ご注意ください。
特に、3G W-CDMAの周波数はT-Mobile USAは特殊であり、その為、T-Mobile USA用に製造された携帯機種本体のみがT-Mobile USAの3G周波数に対応している可能性が大きいです。日本の3G携帯電話でT-Mobile USAの3G AWSバンドに対応している機種は、まずありません。(T-Mobile USA用の3G 携帯電話は2100MHzに対応しているものが多く、逆は必ずしも正しくありません。つまり、T-Mobile USAの3G 携帯は、日本で使用可能です。)
なお、2G GSMでは、標準のクアドバンドGSM携帯はT-Mobile USAの電波で使用できます。
参考:W-CDMA/UMTS、世界のキャリアの使用周波数
http://en.wikipedia.org/wiki/UMTS_frequency_bands
“T-Mobile USAプリペイドSIMカード入手方法” の続きを読む
2011年5月11日追記:DITS SIMが2011年4月からバージョンアップされ、IMSI情報の書き換えができ、新バージョンはiPhone用アクティベーションカードとしてもまた使えるようになりました。
こちらも参照してください。
iPhoneアクティベーションSIM再考/DITS Phonebook SIMがIMSI書換え可能になった – 2011年5月6日
——–
目次:
DITS Phonebook SIMカードの説明・・・このページ
ソフトバンク携帯でSIMを挿入しない場合、解約済みSIM使用の場合・・・ページ 2
ソフトバンク携帯にDITS Phonebook SIMを挿入した場合・・・ページ 3
Phonebook SIMカードと言うのが、あります。
http://www.phonebookcard.com/
http://ditsonline.com/3420-phone-book-card.html
表
裏
標準SIMカードと、マイクロSIMサイズにカットしたもの
1枚$10.00で、送料が$11.88、合計$21.88でditsonline.comから購入できます。
郵送はDHLで直接中国・深センから送られてきます。
アメリカ国内の方はamazon.comやebayでも再販している業者がありますので、そこから購入すれば郵送料が安くなります。
2010年7月 に、「これを使えば、『オリジナルのSIM』の無いiPhoneもアクティベートが出来る」ということを発見した人が居て、ブログやYouTubeで発表し、注目されました。
http://www.crispytech.com/2010/07/18/activate-iphone-4-3gs-without-sim-card/
ところが、アップルは2010年10月27日、このSIMを含む俗に「iPhoneアクティベーションSIMカード」と呼ばれているものを一斉に使用できないようにするため、iTunesからこれらのSIMが使用している「テストSIM ID」をブロックしてしまいました。
※「テストSIM」とは、SIMに書き込まれている国コード(Mobile Country Code 、MCC )が「001」で、キャリアコード(Mobile Network Code、MNC) が「01」のSIMカード。
(現在でも使用可能な「iPhoneアクティベーションSIMカード」に関しては、別途書き込みをします。)
よって、このPhonebook SIMカードの「偶発的、結果的メリット」だった「iPhoneのアクティベーション」の目的には使えなくなりました。
しかし、まだ他に使い道があります!
“DITS Phonebook SIMカードの使い道” の続きを読む
アンドロイドOS2.3、1GHzCortex A8 (Hummingbird) CPUを搭載したグーグルNexus Sは、2010年12月16日からアメリカの家電量販店、BestBuyで販売開始となりました。
2年契約束縛の無い価格は、$529.99(プラス消費税)。
T-Mobileとの2年契約価格は$199.99です。
契約無し/2年契約のどちらで購入しても、Nexus SはSIMアンロック版です。
発売当初の当分は1人2台までの制限付きです。
私も早速、Nexus Sを日本の知人のために注文することにしました。
発売当日は店頭で売れ切れている可能性もあると思って、BestBuyのオンラインショップで注文しました。
12月16日夕方に一台、17日お昼前に1台をクレジットカードで注文。送料は無料でした。
12月18日土曜日朝に、2台ともUPSで配達されました。
本来UPSの土曜日配達は超過料金なので、びっくりです。
クリスマス前ということもあって、こんなに早く配達されて来るとは思っていませんでした。
※後日、BestBuyの店頭でも追加ユニットを2回買いましたが、どちらも在庫はありました。
No-Contractで、身分証明書など不要で、購入できます。
2011年1月22日現在、まだ1人一回2個までの数量制限があるかどうか、不明です。
携帯コーナーの店員に言えば、Nexus Sを商品ロッカーから出してくれます。
店員は$70追加料金の「2年間Buy Back Program (2年以内に返品する場合は、時期に応じて残存価値を返金してくれる。)」を薦めていましたが、断りました。
“Nexus Sを入手、初期化(アクティベート)” の続きを読む
ここではアメリカでのプリペイド携帯およびSIMの購入場所、購入方法を説明します。
ここ1~2年ぐらいでアメリカのプリペイド携帯の販売方法はかなり変わってきました。購入を考えている人には、逆に楽になってうれしいところです。
しかし、アメリカは依然、建前的には「キャリアにSIMロック」されている国であるため、「プリペイドSIMだけ購入したい」という人には、相変わらず敷居は高くなっています。
特にSIMロック・フリーのiPhoneやスマートフォンを使用している人が増えてきて、「SIMだけ」の需要は増えてきているにもかかわらず、アメリカはまだ、ヨーロッパやアジアほどは「プリペイドSIM」の入手も簡単でなく、プリペイドサービスもスマートフォン向けに最適化されているとは言えません。
プリペイド携帯やSIMのアクティベーションの仕方や、iPhone・スマートフォン(特に、iPhone)用にアクティベーションする際の注意点は後日詳しく書くとして、今日はプリペイド携帯/SIMの購入場所と購入方法だけに絞ります。
“アメリカでプリペイド携帯の購入の仕方” の続きを読む
海外在住者が日本でプリペイド携帯を購入する方法は、近いうちに書こうと思っています。
日本では2006年4月1日に「携帯電話不正利用防止法」が施行され、日本に住所のあることを証明できない外国人および海外在住日本人が、一時帰国や短期訪問時に日本の携帯およびSIMを購入するのは、難しくなっています。(それでも、やり方を知っていれば、入手は可能です。)
ところが2010年11月17日より、HanaCell社(英国に本社を持つMobell社の日本人向け携帯を扱っているブランド)が、海外在住者向けにソフトバンクのSIMを発行してくれるようになりました。
HanaCell社アメリカサイト
http://www.hanacell.com
HanaCell社イギリスサイト
http://www.hanacell.co.uk
モベル本社サイト
http://www.mobell.co.uk
「ニッポン ジャパンSIMカード」と言い、日本に住所が無くても入手できます。3G W-CDMA 2100MHz対応のSIMロック・フリー携帯を持っていれば、このSIMを差し込むことで、その携帯を日本でソフトバンクの電波を利用して使用できます。
http://www.hanacell.com/japan/
追記:
こちらでも発売されました。こちらでは、「Japan SIM」と呼んでいます。
http://www.jqphone.com/smartphone_simcards.html
では、この「ニッポン ジャパンSIMカード」と、普通に日本でソフトバンクのプリペイド(プリモバイル)携帯
https://mb.softbank.jp/mb/premobile/
を購入した場合との、経費の比較してみましょう。
“海外在住者用の日本国内用携帯SIMが発売されました” の続きを読む