先週、Galaxy Nexus 4.2.2をルート化しました。
そして、別に必要性は無かったのですが、そのうち出来なくなったら困ると思い、Nexus S 4.1.2もルート化することにしました。Nexus Sはこれ以上アンドロイドOSのバージョンも上がらないようだし・・・
そのときにググって判ったのは、今は最新版のNexus Root Toolkit v1.6.3で、Nexus One以外の全部のNexusシリーズがルート化出来ちゃうんですね。Nexus 4も、Nexus 7も、Nexus 10も・・・
筆者はNexus 4/Nexus 7/Nexus 10を持っていないので、テストできませんが・・・
既にGalaxy Nexusも、Nexus Sも、ブートローダー(Bootloader)のアンロック(Unlock)は、過去のアンドロイド・バージョンの(最初の)ルート化の時にしているので、今回は不要です。ルート化だけです。
これを読んでいる人で、まだブートローダーのアンロックをしていない人は、その手順から始めることになります。
■ Nexus Root Toolkit v1.6.3をダウンロードする
Nexus Root Toolkit v1.6.3は、開発者本家のウェブサイト
WugFresh:Nexus Root Toolkit v1.6.3
の
Download:
の下にあるリンクからダウンロードできます。
ダウンロードしたら、その.EXEを実行して、Nexus Root Toolkit v1.6.3をPC(Windows)にインストールします。
“Nexus Root Toolkit v1.6.3を使ってGalaxy NexusとNexus Sをルート化しました。(Nexus 4/7/10もこれでルート化可)” の続きを読む
Nexus Sへのアンドロイド4.1.1、Jelly Bean、OTA配信が公式に始まりました。
Google+ Nexus – 2012年7月20日 2:17PM (アメリカ太平洋時間)
We’ve started rolling out Android 4.1, Jelly Bean, to Nexus S phones on a number of carriers including T-Mobile, H3G, O2, Rogers as well as Vodafone in most countries, with more to come. Enjoy!
Google officially announces Jelly Bean OTA update for Nexus S phones – 2012年7月20日
OTAを急かす方法としては、先日このブログで紹介した「Galaxy Nexus (GT-I9250)のJelly Bean OTA更新を急かす方法」
Galaxy Nexus (GT-I9250)のJelly Bean OTA更新を急かす方法 – 2012年7月13日
が、そのまま使えます。
・・・すなわち、
事前準備:OTA対象のキャリアのSIMを、Nexus Sに挿入する。(解約済み・未開通SIMでも良いはず。)
現在、Nexus S Jelly Bean OTAアップグレード対象のキャリアは、T-Mobile(全世界)、H3G、O2(全世界)、Rogers、Vodafone(全世界)です。
上記以外のSIMや、SIM無しでも、以下の手順を何度か繰り返してOTAが降ってきた、と言う報告もあります。
ステップ 1: Settings(設定) ⇒ Apps(アプリ) ⇒ All(すべて)【画面上部メニュー、右側画面外に隠れていますから、上部メニューをスクロールして探してください。】 ⇒ Google Services Framework(Googleサービスフレームワーク) ⇒ Force Stop(強制停止) ⇒ Clerar data (データを消去)
ステップ 2: 電話アプリを起動 ⇒ 「*#*#CHECKIN#*#*」 (「*#*#2432546#*#*」) と入力
(数秒後、「Checkin Succeeded」または「Checkin Failed」と言う表示が通知エリアに出るので、それを待つ。)
ステップ 3: Settings(設定) ⇒ About Phone(端末情報) ⇒ System updates(システムアップデート) ⇒ Check now(今すぐ確認)
一度でOTAアップデート通知が出てこなければ、ステップ 1~3を何度か繰り返す。
筆者のSIMフリーのNexus S (GT-I9020T、T-Mobile USA SIM)は、上の手順後、一発でJelly Bean 4.1.1に更新されました。
しかし、・・・・Galaxy Nexusと違って、やはり、ちょっと動きがカクカクです!
次は、モトローラXoomだ!
警告:Bootloaderをアンロックすると、Nexus Sが初期化されます。
それまでアンドロイド・マーケットからダウンロードしてインストールしたアプリや、ホーム画面のショートカット、場合によっては電話帳などの個人情報が削除され、初期化されます。
結論から言うと、Nexus S (2.3.4 – GRJ22)のルート化手順は、Nexus Oneと同じでした。
ただし、リカバリー・イメージ・ファイルだけが、Nexus S用のリカバリー・イメージ、「recovery-clockwork-3.0.2.4-crespo.img」を使います。
ダウンロード先は、
http://www.koushikdutta.com/2010/02/clockwork-recovery-image.html
から、「Google Nexus S」を選択してダウンロードします。
このファイルも、もし、うまくダウンロード出来ない場合は、ここから圧縮ファイルをダウンロードして、解凍してください。
Nexus S Recovery Image ファイル recovery-clockwork-3.0.2.4-crespo.img – NexusSRecoveryImage.zip – 3.86Mbytes
(ダウンロード後、解凍すること。)
ついでに、Java SE Development Kit (JDK)とAndroid SDK以外のファイルで、Nexus Sルート化に必要なファイルは、他に
Nexus S/Nexus One共通fastbootコマンドファイル – fastboot.zip – 1.41Mbytes
Nexus S/Nexus One共通スイーパーユーザーzipファイル – su-2.3.6.1-ef-signed.zip – 289Kbytes
があります。
Nexus One (2.3.4 – GRJ22)のルート化手順は、こちらです。
Nexus One (2.3.4 – GRJ22)をルート化しました。
Nexus S(最新アンドロイドOSバージョン:2.3.4、Build number:GRJ22)のバージョン情報は
備考:Nexus SのFastbootモードは、「ボリューム上げる」ボタンを押しながら電源ボタンを押します。
ただ、ひとつだけ、解決までに時間の掛かった問題がありました。
それは、Nexus SをFastbootモードでPCにUSB経由で繋いだときに、ドライバーが正しくインストールされず、PCからNexus Sへfastbootコマンドが送れなかったということ。
この問題を解決するには時間が掛かりましたが、結果的には方法を見つけました。
その方法を以下に書きます。
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