Nexus Sを入手、初期化(アクティベート)


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アンドロイドOS2.3、1GHzCortex A8 (Hummingbird) CPUを搭載したグーグルNexus Sは、2010年12月16日からアメリカの家電量販店、BestBuyで販売開始となりました。

2年契約束縛の無い価格は、$529.99(プラス消費税)。
T-Mobileとの2年契約価格は$199.99です。
契約無し/2年契約のどちらで購入しても、Nexus SはSIMアンロック版です。

発売当初の当分は1人2台までの制限付きです。

私も早速、Nexus Sを日本の知人のために注文することにしました。
発売当日は店頭で売れ切れている可能性もあると思って、BestBuyのオンラインショップで注文しました。
12月16日夕方に一台、17日お昼前に1台をクレジットカードで注文。送料は無料でした。

12月18日土曜日朝に、2台ともUPSで配達されました。
本来UPSの土曜日配達は超過料金なので、びっくりです。
クリスマス前ということもあって、こんなに早く配達されて来るとは思っていませんでした。

※後日、BestBuyの店頭でも追加ユニットを2回買いましたが、どちらも在庫はありました。
No-Contractで、身分証明書など不要で、購入できます。
2011年1月22日現在、まだ1人一回2個までの数量制限があるかどうか、不明です。
携帯コーナーの店員に言えば、Nexus Sを商品ロッカーから出してくれます。
店員は$70追加料金の「2年間Buy Back Program (2年以内に返品する場合は、時期に応じて残存価値を返金してくれる。)」を薦めていましたが、断りました。


到着したNexus Sのパッケージは、こんな感じ。


箱の中には

  • Nexus S本体
  • T-Mobile USAの未開通SIM
    (このSIMはプリペイド契約用の「Activation Code」が無いので、プリペイドSIMとしてはアクティベートできません。詳細は後日記載予定の「T-Mobileプリペイド携帯のアクティベートの仕方」を参照。未使用の「Activation Code」があれば、T-Mobileのプリペイド契約でアクティベートできます。)
  • USB/マイクロUSBケーブル
  • 充電器
  • マイク/イヤホン
  • 電池
  • T-Mobile保証書
  • Samsung保証書

が入っています。

早速、裏のカバーを外し、電池を本体にはめます。


中にはSIMカード挿入スロットがありますが、Nexus SにはマイクロSDカードのスロットは有りません。

今回はT-MobileのSIMのアクティベートはしないので、SIMは本体に挿入しないでNexus Sの初期化を行います。

電池を挿入したあと、裏蓋を閉じ、電源を入れます。(※下記注意1参照)
白文字のグーグルのロゴが画面に出た後、

Nexus Oneと同じスプラッシュのアニメーションスクリーンが現れます。

「Welcome to Nexus S」画面が出るので、

画面中央のアンドロイド・アイコンをタッチします。(この前に、メニュー言語を変更できます。メニュー言語には日本語も含まれています。)
「SIMが挿入されていない」という警告メッセージと、「WiFiに接続する」かどうかの画面が出てきました。

「Skip」をタッチします。
「グーグル・ロケーション・サービス」有効化の設定画面が出てきました。デフォルト値のまま、「Next」をタッチします。

年月日・時刻設定の画面が出てきました。デフォルト時間帯は、グリニッチ時になっています。

デフォルト値のまま、「Next」をタッチします。
(のちに、時刻設定をAutomatic、時間帯を当地の時間帯に変更しました。)

初期化完了です。

このあと、WiFi設定を行い、ブラウザーが使えることを確認しました。
また、T-MobileとAT&Tのアクティベート済みのSIMを挿入して、どちらも使えることを確認しました。

第一印象は・・・
さすがに1GHzのCPUを積んでいるので、Nexus Oneに比べ画面やブラウザーがさくさく動きます。

なお、Nexus SはT-Mobileの3G周波数(AWSまたはUMTS IVと言う、上り1700MHz/下り2100MHz)のほか、アジア/欧州で使用されている2100MHz(UMTS I)と900MHz(UMTS IIIV)に対応していますが、AT&Tの1900MHz(UMTS II)と850MHz(UMTS V)には対応していないため、AT&TのSIMを挿入した時には2G GSM/Edgeでの使用となります。

日本ではドコモとソフトバンクの2100MHzのみで使用可能です。ドコモの800MHzには対応していませんので、電波のカバーエリアが狭くなります。

※注意1
Nexus Sでは、左側面の音量ボタン(音量アップ)を押しながら、右側面の電源ボタンを押すと、FastBootモード画面が出てきます。

片手で電源をオンにする場合は、左側面の音量ボタンを押さないよう、注意が必要です。
FastBootモード画面が出たら、音量ボタン(音量ダウン)を押して、Rebootをハイライトし、電源ボタンを押せば、Nexus Sは再起動します。
(Nexus Oneでは、トラックボールを押しながら電源ボタンを押すと、FastBootモード画面になりました。)

※備考
T-MobileのAPN値(usernameとpassword欄は空白。)
epc.tmobile.com
または
wap.voicestream.com
または
internet2.voicestream.com

AT&TのAPN値
APN : wap.cingular
username : [email protected]
password : CINGULAR1



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