アメリカで携帯会社を選ぶ方法:長期滞在者/永住者編
数日掛けて書いていきますので、何度か訪問して、完成度をチェックして下さい。一通り最後まで書いたら、この赤文字の行は消えます。
その後も、常時変更・追加することは、あります。
「アメリカで携帯会社を選ぶ方法」の「長期滞在者(留学生、駐在員)/永住者編」です。
これとは別に、「アメリカで携帯会社を選ぶ方法:短期出張・旅行/定期渡米者編」も書く予定です。
「長期滞在者/永住者編」は、主に1~2年以上アメリカに滞在する人を前提に書きます。
一度に全ては書ききれない、または、書き忘れがある、と思うので、気が付いたら追加・訂正していきます。したがって、実際に必要な時になったら再度このページをチェックしてください。
目次 (項目をクリックすると、そこへジャンプします。)
■ 様子がわからなかったら、まずは一時的にプリペイド契約 ⇒ アメリカの携帯電話番号移行(MNP)は、いつでも無料。プリペイドでも可。
■ 携帯電話の電話番号
■ アメリカで電話のダイアルの仕方
■ 固定電話は必要か
■ 携帯電話料金の基本
■ 通話料金の基本
■ データ通信料金の基本
■ 電波状況とサービスエリア ⇒ 携帯会社の選択
■ ポストペイド契約か、プリペイド契約か
■ 海外、特に日本でのローミング
■ ポストペイド契約料金
■ ポストペイド契約場所
■ ポストペイド契約に必要なもの
■ プリペイド契約料金
■ プリペイド携帯購入場所
■ プリトペイド契約に必要なもの
■ プリトペイド携帯のアクティベーションの方法
■ 携帯電話の日本語環境
■ 与信履歴とデポジット
■ 請求書
■ 支払期日
■ 支払い方法:ポストペイド契約の場合
■ 支払い方法:プリペイド契約の場合
■ 機種選択と、機種変更
■ 引越ししたら、電話番号はどうなる?
■ 迷惑電話・間違い電話
■ 携帯会社を変えた場合(ナンバー・ポータビリティー)
■ 他人の契約を引き継ぐ
■ 携帯の解約
■ 様子がわからなかったら、まずは一時的にプリペイド契約 ⇒ アメリカの携帯電話番号移行(MNP)は、いつでも無料。プリペイドでも可。
アメリカの携帯電話事情が判らなければ、無理して最初からポストペイド契約する必要はありません。
失敗したくなければ、まず、現地へ着いたら、一時的な使用のためにプリペイド携帯電話を買いましょう。
なぜならば、アメリカでは携帯電話の電話番号移行(ナンバーポータビリティー、MNP)は、どこの会社も無料だからです。
プリペイド⇒プリペイド、プリペイド⇒ポストペイド、ポストペイド⇒プリペイド、ポストペイド⇒ポストペイド、固定電話番号⇒携帯電話番号、全てが無料で電話番号移行が可能です。したがって、テンポラリーにプリペイド携帯電話番号を取得して、あとで生活が落ち着いて現地の携帯電話事情がわかったら、恒久的な携帯電話の会社やプランに変更すれば、それまでの電話番号を維持できるので、まったく問題有りません。
※ 現在判っている範囲では、ドコモ USAはMNPに手数料を徴収するようですが、これはドコモUSAが回線使用会社のT-Mobileと直接回線契約しているわけではなく、間に別の卸回線業者が入っているために、その業者へ手数料を支払うために徴収しているようです。
プリペイド携帯電話は、家電量販店(BestBuy、RadioShack)、ディスカウント百貨店(Target、Walmart)、または食品スーパーやドラッグストアにも売っています。ただし、食品スーパー/ドラッグストアで販売している携帯は、種類が限定されていて、単純な通話/英文テキスト機能のものしか置いていないことが多いです。
場合によっては到着後数週間~数ヶ月間プリペイド携帯で我慢するつもりならば、家電量販店とディスカウント百貨店のほうが複数のプリペイド携帯会社の携帯が並んで陳列されているので、そこへいくことを薦めます。
どうせ、到着したら、現地の生活用品を買うために現地のTargetやWalmartには必ず行くでしょう。そのときに携帯コーナーも一緒に見てください。どんな携帯が、どんな値段で、どんな会社から販売されているか、わかります。料金プランのパンフレットも陳列されているはずです。
そこで判らなかったら、無理して買わず、もう一度自宅(アパート、一時滞在のホテル)へ戻って、研究しなおしましょう。このサイトで質問しても、結構です。
プリペイド携帯は、チョコレートを一個買うのと同じ感覚です。気に入ったプリペイド携帯を陳列棚から取り、そのままレジに行って、支払います。多少高価な携帯は、陳列棚のフックに鍵でロックしていたり、ガラス陳列ケースに入っていることがあります。その場合は、傍に居る店員に鍵を開けてもらい、渡してもらいます。
アメリカでプリペイド携帯の購入は、13歳以上であれば、身分証明書無しで購入できます。必要なのは、代金だけです。
自分が加入したいプランがわかっている場合には、そのプランに加入するための料金カード(Prepaid Refill Crad、または、Prepaid Topup Cardと呼びます。)も一緒に買いましょう。わからない場合には、料金カードはまた後で買いに来ましょう。
プリペイド携帯のアクティベート(初期開通手続き)に自信が無い場合には、RadioShackまたはBestBuyで購入すれば、携帯コーナー担当の店員さんが親切にアクティベートしてくれるでしょう。
RadioShack、BestBuy、Targetは、全米どこにでもあるチェーン店です。Walmartは、大都会の中心地には無いことが多いです。
ドラッグストアはWalgreen、CVS、RiteAidなどが全米チェーン店です。
「一時的なプリペイド携帯電話」ということに割り切ってしまえば、安い「通話と英文テキストメールだけの携帯」であれば、携帯本体は$10~$25くらいから販売されています。日本語も可能なプリペイド・アンドロイド携帯は安いものは$100前後からあり、$300~$400位のものまであります。が、一時的なものであれば、$100位いのを買うことをお勧めします。たまたま特売中であれば、$70くらいで入手できることもあります。
定価$100以下の「スマホ」スタイルの携帯でも、アンドロイド携帯でないものもあります。そのような携帯は、日本語表示ができません。文字化けします。日本語必須の場合には、必ずパッケージに「Android」と書いてある携帯を買ってください。
アメリカでプリペイド携帯の購入の仕方 – 2010年12月15日
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■ 携帯電話の電話番号
アメリカには、日本のような携帯電話用の特別の電話番号はありません。
アメリカの携帯電話番号は、固定電話の電話番号と同じ形式で、同じ市外局番(Area Code、エリアコード)です。
ただし、固定電話番号と違って、携帯電話番号の場合には、自分の好きな地域の市外番号を選択することが可能です。
つまり、ロスアンゼルスに住んでいながら、自分の携帯電話の番号はニューヨークの市外局番を選択することが、可能です。
携帯電話の通話料金は、今はアメリカ国内のどこからどこに電話をしても、同じ料金です。アメリカの携帯電話では、今は、長距離電話料金(Long Distance 料金)は、ありません。(昔は違いました。)
したがって、どこの市外局番の電話番号を持っていても、特に支障はありません。
ただし、固定電話から携帯に電話する場合には、いまだに市内通話料金と市外(長距離、Long Distance)通話料金があります。
したがって、固定電話から電話をかける人が、自分とは違う市外局番の携帯電話に電話を掛ける場合には、一瞬ためらう事があるかもしれません。なので、その地に長く住むつもりであれば、やはり、その地の市外局番の電話番号を持ったほうが、周囲の人に違和感を持たせないで済みます。
携帯電話の電話番号は、もし、不満であれば、別の電話番号に無料で変更してもらえます。
※ キャリアによっては、無料で番号を変更できる回数に制限があるかもしれません。そこまでは筆者も調べていませんが、あとで判明したら、追記します。(← 要確認)
アメリカの電話番号は、「222-333-4444」の10桁のフォーマットで、最初の3桁の「222」の部分が、市外局番です。
現在、電話番号が不足しているので、同じ地域(例:市)でも、複数の市外局番を割り当てているところもあります。(実際、筆者の家の固定電話を3回線引いていたときには、2回線が市外局番は303、1回線が720でした。最近、固定電話は使う頻度が減ったので、1回線解約しましたが。)
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■ アメリカで電話のダイアルの仕方
携帯電話から相手に電話するときには、
● 相手がアメリカの携帯電話・固定電話の場合
- 「222-333-4444」のあと、「Send」ボタン、または、「緑の電話受話器」のマークのボタンを押します。
● 相手が日本の携帯電話・固定電話の場合
- 相手の番号が「03-1111-2222」なら、「011-81-3-1111-222」と電話します。
- 相手の番号が「090-1111-2222」なら、「011-81-90-1111-222」と電話します。
- 「011」が国際電話識別番号、「81」が日本の国番号、その後、日本の電話番号の最初の「0」を除いた電話番号をダイアルします。
- ※ Net10、StraightTalk、Tracfone、H2O、Simple Mobileなどのプリペイド携帯電話では、直接国際電話ができないプリペイド携帯があります。その場合は、各社指定の「アメリカ国内アクセスポイント」(通常、市外局番「800」「888」「877」「866」などの番号で始まる。)にまず電話し、繋がったら自動音声応答システムのガイダンスにしたがって、「011-81-3-1111-222」「011-81-90-1111-222」(会社によっては、番号の後に「#」キーを押す。)などとダイアルして、そのまま待ちます。
- ※ AT&T Gophone、T-Mobile、Verizon、Virgin Mobile USAは、国際電話は直接ダイアルできます。
● 相手が日本のフリーダイアルの場合
- 例外を除いて、一般の日本のフリーダイアルには、アメリカから電話が繋がりません。
固定電話から相手に電話するときには、
● 相手がアメリカの携帯電話・固定電話の場合で、同じ地域の市外局番(市内電話)の場合。
- 「222-333-4444」と、電話番号の10桁全部をダイアルします。(昔は下7桁で良かったんですが・・・)
● 相手がアメリカの携帯電話・固定電話の場合で、別の地域の市外局番(市外電話、長距離電話)の場合。
- 「1-222-333-4444」をダイアルします。最初の「1」は、市外電話識別番号です。
● 相手がアメリカのフリー電話(Toll-Free Number、市外局番「800」「888」「877」「866」などの番号で始まる)の場合。
- 「1-800-333-4444」をダイアルします。最初の「1」は、市外電話識別番号です。
● 相手が日本の携帯電話・固定電話の場合
- 相手の番号が「03-1111-2222」なら、「011-81-3-1111-222」と電話します。
- 相手の番号が「090-1111-2222」なら、「011-81-90-1111-222」と電話します。
● 相手が日本のフリーダイアルの場合
- 例外を除いて、一般の日本のフリーダイアルには、アメリカから電話が繋がりません。
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■ 固定電話は必要か
アメリカの若い世代の人たちは携帯電話で育ち、大人になって自立生活をしても、固定電話を持たずに携帯電話だけで生活している人も増えています。
また、近年、アメリカの固定電話料金も基本料金が高くなっており、最低でも1ヶ月$30以上するようになっています。
また、上にも書いたように、アメリカの携帯電話番号は固定電話の番号と区別がありませんので、何かの書類に連絡先として電話番号を書く欄があったとしても、そこに携帯電話番号を書いて拒否されることはありません。
したがって、アメリカで生活するに当たって、固定電話を持つ必要はありませんし、無くても不都合なことは殆ど無いでしょう。
特に、ひとりでの生活の場合には、固定電話の必要感はもっと減ります。
家族が居る場合には、「一つの電話番号で家族の誰でもが使える、あるいは、本人が不在の場合には家族の他の人が電話を受けられる」固定電話を持つメリットがあるとは思いますが、それも、使う頻度によります。
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■ 携帯電話料金の基本
アメリカの携帯電話の料金は、基本的に以下の3つの通信種類ごとに課金され、その合計が毎月の料金になります。
●1 通話
– アメリカ国内電話番号(フリー電話番号へも、含む)への通話の発信、および、アメリカ国内で受けるすべての通話の受信(発信者が米国内か外か関係無い)が、課金対象です。(日本と違って、受信も課金対象です。)
●2 テキスト(SMS、MMS、ショートメッセージ)
– テキスト(テキストメッセージ、SMS、MMS、Picture Mail、Video Mail)とは、自分の電話番号を使って、送信の宛先を相手の電話番号にして送るメッセージのことです。
– 通常、アメリカ国内電話番号へのテキスト発信、および、アメリカ国内で受けるすべてのテキストの受信(発信者が米国内か外か関係無い)が、課金対象です。
●3 データ通信(パケット通信)
– ポストペイド契約では、
– – 段階的従量課金制度(例:月2GBまで$30、超過分は1GB当たり$10、など)、または、
– – 使い放題(Sprintのみ)
– プリペイド契約では、
– – 完全従量課金制度(例:1MB当たり$1)
– – 段階的従量課金制度(例:月2GBまで$30。)
– – 速度制限付き使い放題
– – 速度制限無し使い放題
があります。
ポストペイド契約の毎月の基本料金は、「●1 + ●2 + ●3 + 連邦通信税 + 地方税」です。
ただし、最近では通話(●1)とテキスト(●2)がバンドルになったり、データ通信(●3)が複数の端末で共有できるプランも、提供されています。
また、最近の傾向としては、通話(●1)、テキスト(●2)、または、通話(●1)とテキスト(●2)が「使い放題」のプランが増えてきています。ただし、「使い放題」プランは、その分、基本料金が高く、あまり電話やテキストをしない人には割高になります。
ポストペイド契約では、「当月基本料金(と諸税)は月初めに前払い、超過分やオプションは翌月請求」が基本です。
ポストペイド契約で2年契約の束縛がある場合には、束縛があるのは、通話を含むオプションです。データ通信オプションは、いつでも変更できます。
各社ともポストペイド契約にはファミリープランというのがあり、1人の契約者で携帯電話を5台まで契約し、家族(または知人)が使用できるプランがあります。契約は、支払い責任者の名前で行います。請求書も、支払い責任者宛に1通だけ来ます。ファミリープランは、通話分数やテキスト通信を共有できることが多いですが、最低通話料金が高くなり、通話をあまりしない場合には必ずしもファミリープランが割安とは限りませんので、自分で毎月の料金をきっちり比較してみることが必要です。
プリペイド契約の毎月の基本料金は、「●1 + ●2 + ●3」です。州や店舗によっては、トップアップカードを購入する際に消費税と連邦通信税の一部が課金されることがあります。しかし、実際の通信時に、各社の表示の通信料金以外に連邦通信税や地方税が課金されることはありません。
プリペイド契約では、すべての使用料金は、前払いです。したがって、払っていないオプションは使用できないし、通話分数やデータ通信の限度に達したら、その使用は止まります。継続して使用するためには、新たに料金をトップアップする必要があります。逆に言うと、何かを使ったためにあとで追加請求されることは、絶対にありません。(もし、あとで請求されるとしたら、それは「プリペイド契約」とは呼びません。)
●4 国際電話料金(発信のみ) (米国外からの着信は、国内通話料金適用)
– ポストペイド契約では、
– – 国際電話発信料金は、別途、分単位で課金されて、翌月請求されます。携帯会社によっては、オプションで月に決まった金額を払うと、通話の分単価が安くなるオプションがあります。(例:オプションに加入していない場合には日本への発信が1分$1.99だが、月$3.99の国際電話割引オプションに加入している場合には日本への発信が1分0.07。)
– プリペイド契約では、
– – 国際電話発信料金は、別途、分単位で課金されて、発信する前に通話分の余分な残高(Balance、口座への前払い)が無いと、通話ができないか、残高がゼロになったら途中で通話が切れます。
– – 会社によっては、オプションで特別料金を用意しています。(例:$10払うと、国際電話が250分までは発信できるオプション。)
●5 その他オプション
– ポストペイド契約では、その他、オプションが色々あります。(例:ナビ、家族の電話をGPSで探すオプション、携帯本体故障・紛失保険、国外ローミング割引、など)
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■ 通話料金の基本
アメリカの携帯電話は「1分いくら」で、発信も着信も課金対象です。
ポストペイド契約では、月の基本料金に、その金額でカバーされる無料通話分数が含まれています。
例:
– 月$29.99で、月200分までアメリカ国内通話発信・着信が無料。超過分は、1分当たり$0.45。
– 月$39.99で、月450分までアメリカ国内通話発信・着信が無料。超過分は、1分当たり$0.45。
– 月$59.99で、月900分までアメリカ国内通話発信・着信が無料。超過分は、1分当たり$0.40。
– 月$69.99で、通話し放題。
ただし、最近の傾向としては、「通話とテキストがバンドルで『使い放題』、月の基本料金が一定」というプランが増えています。もちろん、この料金では、通話をあまりしない人には月の基本料金が高くなって、不利です。
また、月の通話プランでも、特定のプランでは加入できないプランもあります。たとえば、上記の例はSprint通話プランですが、スマホでは月$29.99プランには加入できない、ファミリープランでは最低でも月$59.99のプランからしか加入できない、などの制約があります。
ポストペイド契約では、携帯会社によって「同じ会社の携帯同士は、無料」、「夜9時以降~翌日朝7時までは、無料」、「週末(土日)は、無料」になっていて、この料金は月の基本料金でカバーされる分数には含まれません。プリペイド契約ではこれが無く、そのために超過分の分単価は、「完全」無料通話を提供しているポストペイド(1分$0.40~$0.45)がその分をどこか他で回収しないといけないので高く、プリペイド(1分当たり$0.04~$0.10)は「完全」無料通話を提供していないので安くなっています。
プリペイド契約では、
● 通話1分単位で課金し、残高(口座への前払いの貯金)から通話ごとに支払われていく、Pay-as-you-go(相場は、1分当たり$0.04~$0.10)
● 使用した日だけ一定額が残高から引かれていき、その日は使い放題の、Daily Plan(相場は、1日$1~$3)
● 毎月一定額を前払いし、そのプランの制限分数だけ通話が使える、Monthly Plan(相場は30日で$20~$70)
が基本です。
Daily Planの例外としては、BoostMobileは、使う/使わないに依らずに、毎日一定額が引かれていきます。
また、Monthly Planの場合には「使い放題」のプランを提供しているプリペイド会社もあります。「使い放題」でない場合で、基本料金で月に使用する分数に制限がある場合には、月の途中でその制限に達した場合には、残高に余分な金額が残っていないと、通話の発信が出来ないばかりか、着信も受けられません。その場合には、トップアップをして、残高を増やします。
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■ データ通信料金の基本
■ 電波状況とサービスエリア ⇒ 携帯会社の選択
■ ポストペイド契約か、プリペイド契約か
■ 海外、特に日本でのローミング
■ ポストペイド契約料金
■ ポストペイド契約場所
■ ポストペイド契約に必要なもの
■ プリペイド契約料金
■ プリペイド携帯購入場所
■ プリトペイド契約に必要なもの
■ プリトペイド携帯のアクティベーションの方法
■ 携帯電話の日本語環境
■ 与信履歴とデポジット
■ 請求書
■ 支払期日
■ 支払い方法:ポストペイド契約の場合
■ 支払い方法:プリペイド契約の場合
■ 機種選択と、機種変更
■ 引越ししたら、電話番号はどうなる?
上記、■ 携帯電話の電話番号にも書いたように、
● わざわざロスに住んでいるのに、ニューヨークに頻繁に仕事で出かける人はニューヨークの電話番号を貰う人も居るくらい
● 現在のアメリカの携帯電話料金に、市外通話料金(長距離電話料金、Long Distance料金)は無い
ので、アメリカ国内で引越ししたとしても、自分の携帯電話の番号を変える必要は、ありません。
また、住んでいる地域の市外局番の新しい電話番号が必要であれば、携帯会社に言えば電話番号を無料で変えてもらうことも、出来ます。
どちらでも好きなようにしてください。
ポストペイド契約の場合には、必ず新しい住所を携帯会社に伝えてください。そうしないと、請求書や大事な通知が届きません。請求書が届かず、支払いを忘れていると、支払い遅延ペナルティー料金が付いたり、与信履歴に傷が付いたり、長期に渡って未払いを続けると急に回線を停止されることがあります。
住所変更通知は、カスタマーサービスに電話しても出来るし、携帯会社の店舗でも可能です。携帯会社によっては、オンラインでも可能かもしれません。
通常、重要な変更の場合には、本人確認のために本人証明(アメリカの運転免許証、州ID、または、パスポート)を要求されたり、本人しか知らないパスワードや「秘密の質問」への答えが要求されることがあります。したがって、カスタマーサービスにしろ、店舗にしろ、直接加入者本人(加入名義人)が担当者/店員と話をしないといけない場合が、多いです。
プリペイド契約の場合には、Eメールアドレスさえ変わらなければ特に何もする必要がありませんが、オンライン・アカウント管理画面に住所を登録した場合には、住所を新住所に変えておくほうが良いでしょう。
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■ 迷惑電話・間違い電話
■ 携帯会社を変えた場合(ナンバー・ポータビリティー)
■ 他人の契約を引き継ぐ
■ 携帯の解約
ポストペイド契約の場合には、一般に加入者本人(加入名義人)が、
● 携帯会社のカスタマーサービスに電話して、解約の意思を伝える、か
● 携帯会社のショップに直接出向いて、解約の意思を伝える、
のどちらかが必要です。そうしないと、他人が勝手にその電話番号を解約することが出来るからです。したがって、日本へ帰国してからポストペイド契約の携帯を解約することは難しいので、帰国する場合にはアメリカ国内で手続きをしてください。可能であれば、帰国数日前に電話して、解約日を帰国日か帰国翌日かにスケジュールしてもらうと、便利でしょう。
解約手続きは「重要な契約変更」の一つなので、本人確認のために本人証明(アメリカの運転免許証、州ID、または、パスポート)を要求されたり、本人しか知らないパスワードや「秘密の質問」への答えが要求されることがあります。したがって、カスタマーサービスにしろ、店舗にしろ、直接加入者本人(加入名義人)が担当者/店員と話をしないといけないです。
解約時には、最後の請求書、または、過分請求の返金(Refund)を送って貰うための住所を伝えておく必要があります。
ポストペイド料金は「当月基本料金は前払い、超過分は後払い」で、かつ、基本料金は日割り計算されますので、超過料金になるような使用をしていなければ、ほとんどの場合にはお金が戻ってきます。(Refundになります。)Refundは郵送で小切手が送られてくることが多いので、解約時にアメリカ国内の友人などにそれを転送して貰い、処理してもらいます。・・・と言っても、アメリカに銀行口座が無いとその小切手をデポジット出来ないし、日本に送ってもらっても、日本の銀行で換金すると手数料が高いです。友人に署名してもらい、友人の口座に入金(デポジット)することも不可能ではないのですが、このブログでの範囲ではないので、その方法はここでは割愛します。
過不足の場合には、最後の請求書の支払いが出来るようにして下さい。(携帯会社のオンラインアカウントが残っていれば、クレジットカードやアメリカの銀行口座からの支払いは出来るはずです。)
プリペイド契約の場合には、支払いを止めて残高が$0になれば、自動的に携帯は使用できなくなります。その後、30-145日(携帯会社による)で、口座(電話番号)は自動的に解約となり、同じ携帯電話番号は別の加入者に使い回しされます。
つまり、プリペイド携帯の場合には、解約「手続き」はありません。「同じ携帯電話番号を、将来のアメリカ旅行のときにも使いたい」という計画でも無ければ、放置しておいていただければ、それで結構です。
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永住者です.いつもありがたく拝見させていただいています.
現在ATTのiPhoneをポストペイド契約で使用中ですがこれをプリペイド契約に切り替えたいと思っています.(データ通信不要です)Targetなどでプリペイド携帯を購入してSIMカードを交換すれば良いのだとは思うのですが,これまでと同じ電話番号を使いたいと思っています.プリペイドのSIMへ電話番号を移設するにはどうすればよいのでしょうか?
管理人 返信:
2013年7月5日 3:42 AM
プリペイドSIMをアクティベートする時に、「I want transfer my number」、「I want transfer my number from another phone company」などのオプションがあります。それを選択して、必要な情報を入力します。番号を移す前の電話会社の自分の携帯の電話番号、そのアカウント番号と、アカウント・パスワード(セキュリティーコード)が必要です。アカウント番号は必ずしも電話番号ではないので、注意してください。AT&Tのポストペイドであれば、請求書にアカウント番号は書いてあると思います。わからない場合には、AT&Tに電話してアカウント番号を聞きます。
SIMアクチのときに正しい情報でMNP(電話番号を移設)を同時に申請すれば、数時間(4時間程度)で番号が移り、新しいSIMで電話ができます。(当然、古いSIMは、電話ができなくなります。)24時間経ってもMNPが完了しない場合には、前の電話会社のアカウント番号かパスワード情報が間違っているということになりますので、新しいSIMのほうのカスタマーサービスに電話して、何が問題かを確認します。
AT&TポストペイドからAT&Tプリペイドに変更するのであれば、AT&TショップでもMNPは可能でしょう。
すみません、教えて下さい。
これからニューヨークに渡米する者です。
マンハッタンでシェアルームで住みます。
学生ではありません。シェアルームの光熱費等の請求書は大家宛てです。
パスポートとのみで、銀行口座や携帯契約の住んでいる確認書類がありません。
銀行口座も何だかの請求書が必要です。
そこで携帯からの請求書が欲しいんですが、ニューヨークでプリント契約か、または普通の契約で何らかの請求書をシェアルームの住所を伝えれば送ってもらえますか?すみませんが教えて下さい。
A Yoshida 返信:
2017年2月22日 7:17 AM
プリペイド携帯には請求書は発行されません。
ポストペイド携帯なら請求書の郵送オプションはありますが、請求書が来るまでに最大1ヶ月掛かりますよ。それに、留学生でもなく、ソーシャルセキュリティー番号がなく、アメリカでの与信履歴がないと、ポストペイド契約を渡米後すぐに契約するのは難しいでしょう。
目的が銀行口座開設なら、まずは銀行に行ってから何が必要なのか聞いた方が良いと思います。たとえば、シェアハウスとの契約書とかを見せるとか、・・・銀行の方が「これが必要」と言ってくれますよ。