StraightTalk/Net10で「全てのVerizon版『LTE非対応機種』」をプリペイドで使えるようになる。


- Old Counter



先日、
Sprintが、自社用に販売された携帯をSprint MVNOで使用することを許可開始 – 2013年3月8日
というニュースを報告しましたが、今度はStraightTalkがVerizonのほぼ全ての機種を、StraightTalk月$45使い放題プランで使えるようにすることが、判明しています。
このサービスは本日から開始予定でしたが、StraightTalkのFacebookページによると、今週後半(2013年3月27~30日頃)まで開始が延期されたようです。

ただし、制限があり、Verizonはいまだにプリペイド契約で携帯をLTE接続することを許可していないため、Verizon版iPhone 5を含むLTE対応機種は、StraightTalkのプリペイドプランでは使用できません。Verizon版iPhone 4/4Sは、使えます。

※ Verizonはプリペイド版LTEポケットWiFiは、昨年2012年5月1日から提供しています。

注意:StraightTalkには「月$45使い放題プラン」のほかに、「月$60使い放題プラン + 国際電話使い放題プラン」がありますが、この国際電話使い放題対象国に日本は含まれていません。したがって、日本へ国際電話をする人は、月$60プランに加入しても損をするだけです。
StraightTalk月$45使い放題プランで日本への国際電話を使いたいユーザーは、StraightTalk Pay-as-you-go International Long Distanceに加入します。
StraightTalkのPay-as-you-go国際電話プラン加入方法と、利用方法 – 2012年7月19日

このサービスに加入する場合には、
● 使用したい端末が、過去にVerizonでアクティベートされた端末であること。
● その後、他のVerizon MVNOでアクティベートされていないこと。
● 盗難・紛失携帯電話として報告されていないこと。
● StraightTalkプリペイド・アクティベート手数料として、プリペイド加入時に$14.99でNetwork Access Codeを購入すること。

“StraightTalk/Net10で「全てのVerizon版『LTE非対応機種』」をプリペイドで使えるようになる。” の続きを読む

VerizonがLTE国際ローミングを2014年までに開始計画


- Old Counter



スペインのバセロナで今週開かれている世界的な携帯電話業界の展示会、MWC(Mobile World Congress 2013)で、VerizonのCTOのNicola Palmer氏は、今年中にカナダを始め数カ国のキャリアとのLTE国際ローミングを開始したい、と発表しました。
Verizon Wireless eyes first international LTE roaming partner this year – 2013年2月25日

Verizonは現在700MHz Upper Cブロック周波数帯域(746-787MHz、LTE Band 13)を使用してアメリカ国内でLTEサービスを行っていますが、このLTE通信網の整備は2013年夏にはほぼ完了する予定です。
Verizonは700MHz帯域以外に、AWS帯域(上り1700MHz/下り2100MHz、LTE Band 4)での電波使用権を2011年12月に複数のCATV会社などから購入しており、2013年夏からLTE AWSを構築し、年内に5000の基地局でLTE AWSを開始する予定です。

このため、2013年1月31日から発売されたVerizonの最新モデルのポケットWiFi、Verizon Jetpack 4G LTE Mobile Hotspot MiFi 5510Lでは、ファームウェアのアップグレードで4G LTE AWSも使用できると、製品説明書には記載されています。
Novatel Wireless MiFi 5510L 3G/4G LTE Intelligent Mobile Hotspot 製品案内

カナダでは既にBell、MTS、Rogers Wireless、Telus、SaskatelがAWS(Band 4)でのLTEサービスを開始しており、VerizonのLTE端末がAWSにも対応するようになれば、ハード的には簡単にカナダとの2国間ローミングが可能になります。

また、Verizonは既に世界の200キャリアと2G/3G国際ローミング契約を持っており、それを延長してLTE国際ローミング契約を結んでいくことを期待しているようです。

更にVerizonの発行株の45%は英国Vodafoneが所有しているため、欧州での国際ローミングはVodafoneとの契約を通して整備することが出来ます。ただし、欧州では800MHz(Band 20)、1800 MHz(Band 3)、2600MHz(Band 7)などのLTE周波数が多いので、これに対応するための「LTE国際ローミング用通信端末」の開発が必要です。

Verizonがプリペイド・スマートフォン通信料金(iPhone 4/4Sを含む)を、実質値下げ


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



アメリカで最もLTEネットワーク網が整備されており、これまで強気で、スマートフォンのプリペイド対応には積極的でなかったVerizonですが、どうやら「スマートフォンのプリペイド加入者」を無視するわけにはいかなくなったようです。

Verizonは現行のスマートフォン用プリペイド料金
● 月$80で通話・テキスト使い放題、データ通信1GBまで。
を2013年2月1日より改訂し、
● 月$60で通話・テキスト使い放題、データ通信500MBまで。データ通信の超過分は$0.05/1MBまたは$20/1GB。
● 月$70で通話・テキスト使い放題、データ通信2GBまで。データ通信の超過分は$0.05/1MBまたは$20/1GB。
のようにして、料金も下げ、アクセス可能なバイト数も増やすようです。

Verizonの回線を使ったプリペイドiPhoneは2013年1月11日より別途、StraightTalkから提供されており、
● 月$45で通話・テキスト使い放題、データ通信使い放題。
になっています。StraightTalkのVerizon回線プリペイドiPhoneでは、iPhone 4/4S/5が提供されていますが、iPhone 5はLTEでは使用できず、3Gだけの接続になります。

Verizonとの契約でもプリペイドプランでiPhone 4と4S(ただし、Verizon版のみ)が使用できますが、iPhone 5はVerizonのプリペイドプランではまだ使用できません。
また、Verizonのプリペイドプランで使用できるLTE対応のスマートフォンは、まだありません。

VerizonのプリペイドプランでLTE回線が使用できるのは、プリペイドポケットWiFi MiFi4510Lと、iPad 3/iPad 4/iPad Miniでのプリペイドプランだけです。

リンク:
Verizon Reportedly Launching New $60 and $70 Prepaid Monthly Smartphone Plans – 2013年1月24日
Verizon Feeling Pressure from MVNOs, Launching New Prepaid Smartphone Plans – 2013年1月25日

StraightTalkのプリペイドiPhone 5はVerizon版で、SIMフリー


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



先週の記事でStraightTalkがiPhone 4とiPhone 5を発売する予定がある、との噂を紹介しました。
StraightTalkがプリペイドiPhone 5用ナノSIM、iPhone 4/5発売予定 – 2013年1月8日

その翌日、StraightTalkは正式にこの噂を認めました。そして、発売は2013年1月11日から全米のWalmart実店舗とWalmart.comで始まりました。
StraightTalkはTracfone社とWalmart社の共同プロジェクトなので、販売はWalmartとWalmartの会員制倉庫型店舗Sam’s Clubでの独占販売になります。

残念ながら噂の一部は間違っており、iPhone 5はAT&T版ではなくVerizon版となりました。そして、結果的にAT&T回線用iPhone 5用ナノSIMだけの販売はありませんでした。

また、期待が外れた件がもうひとつ、Verizon回線を使用したStraightTalkのiPhone 5は、LTE通信では使用できません。3G CDMA2000 EV-DO Rev. Aでのデータ通信のみになります。通信料金は
● 月$45(プラス消費税・連邦通信税)で、通話・テキスト・データ通信が使い放題
● 月$60(プラス消費税・連邦通信税)で、通話・テキスト・データ通信および一部の国への国際電話が使い放題
ただし、後者の国際電話の相手国には日本は入っていませんので、日本へ国際電話をしたい人は月$60プランには加入しないでください。
その代わり、下記のリンクに説明した「StraightTalk国際電話Pay-as-you-goプラン」に加入します。このプランは基本的にコンビニや空港などで販売している「国際コーリングカード」と同じ使い方になりますが、複数の電話番号の携帯電話や固定電話で同じ残高を共有して使えるのが違いです。
StraightTalkのPay-as-you-go国際電話プラン加入方法と、利用方法 – 2012年7月19日
このプランに加入する場合には、共有する複数の携帯・固定電話のうち最低一台はStraightTalkのプリペイド契約に加入していないといけませんが、それ以外は別のキャリアや固定電話でも構いません。また、「StraightTalk国際電話Pay-as-you-goプラン」の有効期限は無く、メインのStraightTalkのプリペイド契約を解約したあとでも、他の携帯や固定電話は残高が無くなるまでこの国際電話プランが使えます。

販売されるモデルは、
● iPhone 4 CDMA2000オンリー Verizon版(SIMスロット無し) 8GB $449.00(プラス消費税)
● iPhone 4S CDMA2000/GSM/W-CDMA Verizon版(SIMスロット有り) 16GB $549.00(プラス消費税)
● iPhone 5 Verizon版(SIMスロット有り) 16GB $649.00(プラス消費税)
● iPhone 5 Verizon版(SIMスロット有り) 32GB $749.00(プラス消費税)
● iPhone 5 Verizon版(SIMスロット有り) 64GB $849.00(プラス消費税)
で、アップルストアでSIMフリー版や「契約無し、Device Only」で購入する場合と同じ価格です。

また噂通り、このうちiPhone 4 8GBとiPhone 5 16GBはWalmart(VISA、または、Discover)クレジットカードを使って購入すると、「毎月最低$25払いで、完済するまで無利子」の特別融資プロモーションが付きます。

データ通信は本当に使い放題なのか、AT&T/T-Mobile回線を使用したStraightTalkプリペイドプラント同じく「使い放題(Unlimited)」と表記されているものの実際には月2GBで閾値があるのか、今のところは不明のようです。

しかしながら、ひとつだけうれしいニュースもあります。

“StraightTalkのプリペイドiPhone 5はVerizon版で、SIMフリー” の続きを読む

Verizon版iPhone 5の初期化にSSN/郵便番号が要求される件


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



標題の件に関してある質問者様に筆者の意見を、コメントさせていただきました。

内容が他の方たちにも興味ある内容だと思うので、以下、それをカット&ペーストして紹介します。

なお、現在販売されているVerizon版iPhone 5は、以前と同じくSIMフリーであることには変わりはありません。
ただし、最初の端末初期化スクリーンに契約者の郵便番号(ZIPコード)とソーシャルセキュリティー番号(SSN、全9桁)の下4桁を入力しないとiPhoneがアクティベート出来ず、それをクリアしないと何も出来ないので、文鎮化してしまう・・・という話を最近多く聞くようになりました。
Device Onlyで買ったはずなのに、それでもその状況が発生するようです。
その件に関する筆者の推測です。


 

——————————
さて、出張から帰ってきましたので、この件、やっとコメントさせていただきます。
アップルは色々な情報を公開しない秘密主義の会社なので、これから書くことは複数の断片的な情報を基にした筆者の憶測です。

※ リスク承知で人柱になりたい人は、このコメントの最後に書いたBeijingiPhoneRepairに依頼する方法も試してみて、報告してください。

“Verizon版iPhone 5の初期化にSSN/郵便番号が要求される件” の続きを読む

アメリカ4大キャリの次期LTE計画(周波数)


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



アメリカの各キャリアは現在、各々一つの周波数帯域でのLTEサービスしか提供していませんが、スマホやタブレットの激増によってこれらのLTEサービスの帯域不足は数年以内に来ることが予想されています。

そこで、各社とも他の周波数帯域での電波使用権を他の所有会社(主にCATV会社や、モバイルTVを提供しようとして失敗した会社)から買い足しています。

AT&Tは2012年12月21日、FCCがAWS帯域とWCS帯域の608都市における電波使用権買取を承認したと発表しました。
AT&T Receives FCC Approval for Acquisition of NextWave Wireless, Other WCS Transactions; Approval Sets the Stage for WCS Spectrum for Mobile Broadband Use – 2012年12月21日
AT&T gains FCC approval for WCS and AWS spectrum purchases in 608 markets – 2012年12月19日

また、VerizonのAWS 20MHz帯域の電波使用権買取の承認は、2012年8月23日に発表されています。
FCC approves Verizon’s $3.9B AWS purchase, T-Mobile spectrum swap – 2012年8月3日
FCCからの承認の条件として、Verizonは3年以内(2015年夏まで)にこのAWSの30%(人口カバー率)をサービス開始する予定で、7年以内(2019年夏まで)に残り70%をサービス開始することになります。

また、Sprintは現在、同社のNextel部門のiDen通信方式で使用されている800MHz Band26でFD-LTE、完全子会社化が最近決まったClearWireの2.5GHz所有周波数でTD-LTEの開始を計画していますが、どちらも具体的な導入はソフトバンクによるSprintのテイクオーバーが承認されると予想されている2013年3月以降になります。

T-Mobile USAは現在行っている3G/HSPA+(ダウンロード速度理論値21Mbps)の1900MHzでの追加サービスを全米で2013年夏までに完了し、合併するMetroPCSの全米19ヵ所でのAWS帯域(Band 4)のLTEサービスに追加する形で、2013年(開始時期不明)からAWS LTEを順次サービス開始していきますが、その後の帯域獲得計画が全くありません。

よって、1年後、2年後・・・数年後のアメリカ各キャリアのiPhoneやスマートフォンのLTE対応は、またまた変わってきます。
どのiPhoneモデルやiPad/iPad Miniモデルが、どのLTE周波数に対応するかによって、また、SIMフリーiPhone/iPad/iPad Miniを買うときに悩みが増えるかもしれません。

以下、その状況を表にまとめました。

“アメリカ4大キャリの次期LTE計画(周波数)” の続きを読む

Verizon版とSprint版のiPad 4/iPad Miniは同じ物?


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



まずは、「新iPad with Retina Display」は名前が長いし、2012年3月に発売された「新iPad(iPad 3)」だってRetina Displayでしたから、「どっちも同じジャン」(実際にGSM版iPad 3と、AT&T/Canada版「新iPad with Retina Display」は、スペックがほとんど同じジャン!)・・・ということで、このサイトでは2012年3月に発売されたipadを「iPad 3」、2012年11月に発売されたiPadを「iPad 4」と呼ぶことにします。

その中で、Verizon版iPad 4とSprint版iPad 4、または、Verizon版iPad MiniとSprint版iPad Miniは、「同じ」または「同じモデル」と書かれているサイトがありますが、良く気をつけてくださいね。

確かにこれらのモデルを買って、アメリカ国外で使用する場合には、「同じ」と思って良いでしょう。アメリカで発売されているiPad/iPad MiniはSIMフリーですからね。

しかし、アメリカ国内で使用する場合には、Verizon版iPad 4ではSprint回線/Sprint SIM/Sprintプリペイドプランで使用できません。
逆に、Sprint版iPad 4ではVerizon回線/Verizon SIM/Verizonプリペイドプランで使用できません。
ipad Miniも、同じです。

したがって、日本のユーザーでアメリカ・モデルを代行などを通して購入する場合や、アメリカ旅行中にアメリカのアップルストアで購入する場合には、アメリカへ出張や旅行に来たときに、どっちのプランで使いたいかで、Verizon版を買うか、Sprint版を買うか、を決めるべきです。

最新(2012年12月20日)の数字ではVeizonのLTEサービスエリアは470都市で人口カバー率2億6000万人(84%)。Sprintは49都市で、主に中小都市から先に設置しています。早くソフトバンクの買収が認められて(2013年3月頃の見込み)、資金投入がSprintに加速しないと、SprintのLTE設置計画は急加速しないでしょう。
また、Sprintの1900MHz LTE帯域はもともとバンド幅が狭く、すぐに帯域不足が来ることが予想されています。そのためにSprintは800MHz LTE、および、2.5GHz TD-LTEを早期に導入したいのですが、これも、資金次第です。ソフトバンクも2.5GHz TD-LTEを普及拡大したいので、これは買収後、最優先で始められるでしょう。
しかし、そうすると、今買うSprint版iPad 4/ipad Miniは来年後半にはSprintの新しいTD-LTE(ソフトバンクの既存のAXGP)には対応しないので、買い替えになるでしょう。

あとは、SprintのプリペイドiPadプランは2012年11月に導入されたばかりで、「プラン使用の有効期限が切れたら、SIMの有効期限はどうなるの?」とか、「どこで代替SIMは入手できるのか?」とかは、今のところ全く未知の世界です。

【これが最終結論か?】Verizon版以外のiPad/iPad Miniでは、VerizonプリペイドLTE iPadプランには加入できない。


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



いつも担当してもらっている近所のVerizonショップの担当者に聞きました。

結果的に、以下の返事が来ました。

You are correct, in order to use an iPad on Verizon’s network the MEID and sim both have to be registered with Verizon. The process to initiate prepay service is done from the Cellular Data settings in the device. Because of this only Verizon iPad’s purchased in the USA can be set up on prepay service. I can manually register a foreign MEID and even supply a LTE sim card if the service is activated on a postpay plan. The service is still no contract but is billed at the end of the month.

つまり、今のところ、同じモデル番号であっても、Verizon版以外のiPad 4/iPad Miniだと、MEID番号(iPadのシリアル番号)をVerizonプリペイド用に登録してもらえないので、Verizonプリペイドプランには加入できない、という結論です。

これは先の記事にも書いたように、日本と違ってアメリカには複数のCDMA2000キャリアが存在して同じ周波数を使っていて、かつ、3G CDMA2000専用携帯にはSIMを使用していないため、携帯のシリアル番号(ESN番号、または、MEID番号)をキャリアに登録しないと、その回線で使用できないためです。

なお、Verizonのポストペイド契約に加入するなら、海外販売のiPad/iPad Miniでも(CDMA2000対応モデルなら)VerizonショップでMEID番号を登録し、LTE対応SIMを発行して、VerizonのLTEで使用できるそうです。

ただし、ポストペイド契約(2年契約、または、長期コミットメントの無いいつでも解約できるMonth-to-Month契約)の場合には、超過分を後追い請求するので、
1.与信調査が必要です。与信履歴の資格にパスしないと、契約時にデポジットを要求されます。
2.後追いで請求書を郵送してそれが本人に届くためには、アメリカに居住している証拠を提出する必要があります。アメリカの運転免許証などを持っていて、その住所が現在住んでいる住所であれば、特に追加の住所証明を要求はされませんが、そうでない場合には公共料金の請求書などを持参することによって、アメリカ居住者であることを証明します。

つまり、一般短期旅行者では、このポストペイドMonth-to-Month契約も出来ない、ということになります。(アメリカ現地在住の人の助けを借りれば、出来ないことは無いですが。)

“【これが最終結論か?】Verizon版以外のiPad/iPad Miniでは、VerizonプリペイドLTE iPadプランには加入できない。” の続きを読む

【途中経過報告】日本のiPad/iPad Miniをアメリカで使用できるか?


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



追記(2014年5月29日)
この記事の中で、AT&T/カナダ版以外のiPad 4(A1460)/iPad Mini(A1455)にAT&TのSIMを挿入すると、「The device type entered is not supported.」というメッセージが表示され、これ以上進めません。」という記述がありますが、これは、本日現在、無くなりました。
したがって、、AT&T/カナダ版以外のiPad 4(A1460)/iPad Mini(A1455)でも、AT&TプリペイドiPadプランへ加入できるようになりました。

詳しくは
AT&T/カナダ版以外のiPad 4/iPad Miniでも、AT&TのiPadプリペイドプランに加入できるようになりました。 – 2014年5月29日
参照。


さて、ソフトバンク版iPad 4(新・新iPad)をハワイに持ち込んで奮闘している人柱さんの初日報告です。

結果は思わしくありません。

1.ソフトバンク版iPad 4に未開通VerizonマイクロSIMを挿入し、「設定 ⇒ モバイルデータ通信 ⇒ アカウントの表示」をタップすると、以下のメッセージが表示される。
Cannot activate Your iPad
Your device cannot be activated.
Please visit your nearest Verizon Wireless store or
call customer service at 800-786-8419.
なお、画面左上のキャリアのところには「Verizon」が表示される。

 

ここまでで言えるのは
(1)ソフトバンク版iPad 4はVerizon SIMを正常に読んでいるので、海外SIMフリーは間違いないようだ。
(2)Verizon SIMでプリペイド・プランをアクティベートするとエラーメッセージが出るのは、VerizonはデバイスのMEID番号をキャリアに登録しないと回線接続していないようにしている(White List)からのように見える。
よって、米国外で購入したiPad 4/iPad MiniをVerizon回線で使用するためには、Verizonショップへ端末を持ち込み、MEID番号を見せて、回線へのアクセスを登録(デバイスの回線アクティベーション)して貰う必要がありそうだ。

※ 日本(au)と違ってアメリカには複数のCDMA2000キャリア(Verizon、Sprint、MetroPCS、Cricket、US Cellularなど。)が存在し、アメリカの3G CDMA2000通信方式ではSIMを使用しない(LTEはSIMを使用する)ため、各CDMA2000キャリアが自社が許可する端末のみを回線接続出来るようにするためにWhite List(ESN/MEID番号の事前登録)を使用するのは、これまでも当たり前のように行われています。

なお、米国外iPad 4/iPad MiniをVerizonショップへ持ち込んでMEID番号登録をしてくれるかどうかは、全く未知です。
そもそも、Verizon自体がそのようなケースを事前に考えておらず、手順が確立しておらず、対応さえしてもらえない可能性があります。

※ アメリカからVerizon版iPad/iPad Miniを購入した人は、VerizonへのMEID番号の登録は出荷時に済んでいるようです。したがって、そのままVerizon SIMで使用できます。(ただし、SIMの有効期限が切れていないこと。)

ああ、これで日本のiPadをアメリカへ持ち込んでVerizonのLTEに接続する夢は、ここで壁にぶち当たったままなのでしょうか!?
 
 

なお、代替案として考えられるのは、2つの方法があります。その一つは・・・

“【途中経過報告】日本のiPad/iPad Miniをアメリカで使用できるか?” の続きを読む

Verizon LTE SIMで、iPad/iPad MiniのプリペイドLTEプランに加入する手順


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



Verizon版iPad 3/iPad 4/iPad Miniで、VerizonのLTE SIMを使って、アメリカ国内で使うVerizonプリペイドiPad/iPad Miniプランを加入する手順です。

基本的には、AT&T版iPad/iPad MiniでAT&TのプリペイドiPad/iPad Miniプランに加入する手順と同じです。

ところで、新しい事実が分かりました。特に、アメリカ在住の方に影響があります。
筆者は以前にVerizonのiPad国際ローミングプラン・プランのことを書いたことがあるのですが、その時の詳細を忘れていました。
アメリカの携帯/iPadを日本でローミングする場合の料金:4社比較 – 2011年5月23日

Verizon版iPad 2が昨年2011年3月11日に最初に発売された時は、他のVerizonアンドロイド・タブレット端末(例:モトローラXoom)と同じく、通信プランはポストペイドMonth-toーMonth契約しか出来なかったと思います。それが、いつの間にかプリペイドプランが追加されています。

Verizonポストペイドプランでは、以下の料金でiPadで国際ローミングが出来ます。
デフォルト:$0.02/1KB (100MB使うと、$2048.00)
オプション:$25.00/100MB/30日、超過分は$25.00/100MB。

Verizonプリペイドプランでは、相変わらず国際ローミングが出来ません!

“Verizon LTE SIMで、iPad/iPad MiniのプリペイドLTEプランに加入する手順” の続きを読む

Verizon LTE標準SIM、マイクロSIM、ナノSIM、代行販売可能です。


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



結局、ソフトバンク版iPad 4/iPad MiniのSIMロック状態は、どうだったんでしょう?
海外ではSIMフリー?

au版は「国内SIMロック。海外でも同様です。」(『同様』って、どういう意味? もっと具体的に言ってほしいなぁ。)と発売初日に田中社長がコメントした記事を読みましたが、まだ誰も試したわけではないんですよね!?

さて、ここ1週間ほどの以下の記事を読んだ方は既にご存知ですが、
Verizonプリペイド(iPad/iPad Mini)SIMの事と、アメリカ国内でソフトバンク/au版iPad/iPad Miniで使えるSIM – 2012年11月24日
【ヤッター】Amazonで購入したVerizonのSIMで、iPad Mini A1455(iPad A1460)が使えました。 – 2012年11月28日

もし、ソフトバンク版iPad Miniが海外SIMフリーであれば、VerizonのLTEナノSIMが使用できるはずです。ソフトバンク版iPad 4は、VerizonのLTEマイクロSIMが使用できるはずです。
追記:SIMは認識し、Verizonの信号も掴みますが、「設定(Settings)⇒モバイルデータ通信(Cellular Data)⇒アカウントを表示(View Account)」(通常のiPad/ipad Miniプリペイドアカウント加入手順)をタップすると、エラーメッセージが表示され、プリペイド通信プラン加入が出来ないことがわかりました。つまり、ソフトバンク版iPad/iPad MiniではVerizonのSIMは使えません。

au版も、田中社長の発言が間違いで、au版iPad Miniも海外SIMフリーであれば、VerizonのLTEナノSIM、iPad 4はマイクロSIMが使用できるはずです。
また、もちろん、海外SIMフリーモデルのうち、Verizon版A1455/A1460を買った人は、アメリカではVerizonのLTEナノSIM(A1455)またはマイクロSIM(A1460)が使用できます。(現地のLTE周波数に対応するため、アメリカとカナダ以外は全てA1455 iPad Mini/A1460  iPad 4 SIMフリーが発売されるはずです。つまり、香港版も発売されたら、Verizon版と同じモデルでしょう。・・・追記:しかし、香港版ではVerizon版SIMは使用できません。

“Verizon LTE標準SIM、マイクロSIM、ナノSIM、代行販売可能です。” の続きを読む

【ヤッター】Amazonで購入したVerizonのSIMで、iPad Mini A1455(iPad A1460)が使えました。


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



Verizonプリペイド(iPad/iPad Mini)SIMの事と、アメリカ国内でソフトバンク/au版iPad/iPad Miniで使えるSIM – 2012年11月24日
の続報です。

結論から先に書くと、Amazonで購入したVerizonのSIMで、iPad Mini A1455(Verizon版)が使えました。最新のiPad 4(iPad A1460)でも使用できるはずです。
iPad Mini A1455、および、iPad A1460は、ソフトバンクおよびauから2012年11月30日に発売されるiPad Mini/iPad WiFi+セルラー版と、基本的に同じモデルです。

これで、日本で購入したiPad Miniと最新版iPad(iPad 4)を、アメリカのSIMでLTEで使う方法が、「ほぼ」検証されました。
あとは、2日後に発売される日本で購入したiPad Mini/iPad 4に実際にこのVerizon LTE SIMを挿入して、アメリカで検証する人柱を待つのみです。


追記:
人柱さんがVerizon LTE SIMをソフトバンク/auのiPad/iPad Miniに挿入してみると・・・
SIMは認識し、Verizonの信号も掴みます。
しかし、「設定(Settings)⇒モバイルデータ通信(Cellular Data)⇒アカウントを表示(View Account)」(通常のiPad/ipad Miniプリペイドアカウント加入手順)をタップすると、次の写真のようなメッセージが表示され、プリペイド通信プラン加入の先に進めません!

 
AT&Tの場合と違って、VerizonのiPad/iPad Miniプリペイドプランはウェブサイトからの加入は出来ないので、これでお終いです。

つまり、残念ながら、Verizon版以外のiPad/iPad Miniでは、VerizonプリペイドiPad/iPad Mini LTEプランには加入できません、ということが判りました。

なお、筆者の知り合いのVerizonショップスタッフによると、技術的にはショップでソフトバンク版/au版のIMEI番号をVerizonのシステムに登録してもらえば、VerizonのSIMが使えるようになるそうです。しかし、Verizon店員がそれをしてくれる手順が確立されているかどうかは明確ではなく、また、Verizonはプリペイド契約の客にはLTE SIMを発行しないことから、IMEI登録もプリペイド契約の客にはしてくれない可能性があります。

なお、2012年春に発売されたソフトバンク版iPad 3を所有している人は、AT&Tショップで入手できる定価$15のiPad用SIM(運が良ければ、無料)、または、Amazonやオークションサイトで購入できるAT&T LTE対応SIMを使用すれば、AT&TのLTE回線を使用し、AT&TのプリペイドiPadプランで使用できます。

これら(Verizon、AT&T)のSIMは、当サイトでも代行販売します。

まとめると、

“【ヤッター】Amazonで購入したVerizonのSIMで、iPad Mini A1455(iPad A1460)が使えました。” の続きを読む

Verizonプリペイド(iPad/iPad Mini)SIMの事と、アメリカ国内でソフトバンク/au版iPad/iPad Miniで使えるSIM


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



追記(2014年5月29日)
この記事の中で、AT&T/カナダ版以外のiPad 4(A1460)/iPad Mini(A1455)にAT&TのSIMを挿入すると、「The device type entered is not supported.」というメッセージが表示され、これ以上進めません。」という記述がありますが、これは、本日現在、無くなりました。
したがって、、AT&T/カナダ版以外のiPad 4(A1460)/iPad Mini(A1455)でも、AT&TプリペイドiPadプランへ加入できるようになりました。

詳しくは
AT&T/カナダ版以外のiPad 4/iPad Miniでも、AT&TのiPadプリペイドプランに加入できるようになりました。 – 2014年5月29日
参照。


日本でもiPad 4/iPad Mini WiFi+セルラー版が2012年11月30日に発売されると、ソフトバンクおよびauから案内がありましたね。
これまでのソフトバンクiPad同様、国内キャリアに対してSIMロックがあるのかどうかは、まだ不明です。(おそらく、誰かが当日買ってみて、ドコモSIMを挿入してみないと、判らないでしょう。・・・・人柱報告、お待ちしています。)

しかし、同じくこれまでのソフトバンクiPad同様、日本国外では現地SIMは使えるでしょう。

日本で発売されるiPad 4/iPad Mini WiFi+セルラー版は、日本国内でのLTE周波数互換性のため、Verizon版と同じモデルA1460(iPad 4)/A1455(iPad Mini)になります。AT&T版モデルA1459(iPad 4)/A1454(iPad Mini)ではありません。

そこで、ソフトバンクかauのiPad 4/iPad Mini WiFi+セルラー版を買って、アメリカへ来たら、どの現地SIMが使えるのでしょうか?・・・という興味が出てきます。

まず最初に考えるのが、VerizonのプリペイドiPad/iPad Miniプランですね。
残念ですが・・・

“Verizonプリペイド(iPad/iPad Mini)SIMの事と、アメリカ国内でソフトバンク/au版iPad/iPad Miniで使えるSIM” の続きを読む

Verizon版iPad Miniは、AT&TのSIMが使えることの検証


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



追記(2014年5月29日)
この記事の中で、AT&T/カナダ版以外のiPad 4(A1460)/iPad Mini(A1455)にAT&TのSIMを挿入すると、「The device type entered is not supported.」というメッセージが表示され、これ以上進めません。」という記述がありますが、これは、本日現在、無くなりました。
したがって、、AT&T/カナダ版以外のiPad 4(A1460)/iPad Mini(A1455)でも、AT&TプリペイドiPadプランへ加入できるようになりました。

詳しくは
AT&T/カナダ版以外のiPad 4/iPad Miniでも、AT&TのiPadプリペイドプランに加入できるようになりました。 – 2014年5月29日
参照。


2012年3月に新iPad(iPad 3)が出た直後に、次のような記事がリリースされました。
「Verizon版新iPadで、AT&TのSIMが使える。」
You can use an AT&T SIM card in a Verizon iPad – 2012年3月16日

そこで、状況は変わらないはずのVerizon版iPad Miniで、早速その検証です。
で、やってみると、上の記事のタイトルは、必ずしも100%正しくないことがわかりました。

まあ、本文を読めば、半分判るんですが・・・でも、半分ですね。

“Verizon版iPad Miniは、AT&TのSIMが使えることの検証” の続きを読む

Verizon (Novatel) MiFi4620LをSIMロック解除しました。


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



いつもは喜んでSIMロック解除リクエストに応じてくれるVerizonですが、このNovatel MiFi4620LポケットWiFiのSIMロック解除をリクエストをすると、「SIMロック解除手順が見つからない。」「出荷時点でSIMフリーになっているのではないか。」といい加減な回答しか返ってきませんでした。
そこでSIMロック解除を諦めかけていたところ、ポケットWiFiやUSBモデムのSIMロック解除ソフトを提供している専門ソフト会社のDC-Unlocker(Data Card Unlocker)から昨日Eメールで、最新版DC-Unlocker V1.00.0975でMiFi4620LがSIMロック解除できるようになったとの知らせがあり、早速試してみることにしました。

 

ところが、簡単な手順のはずが、なかなかうまくいかず、時間が掛かりました。

最大の問題(ポイント)は、ドライバーです。
MiFi 4620LをPCにUSBで接続してDC-Unlockerソフトを起動する前に、以下のドライバーをインストールします。

ダウンロードファイル:
MiFi 4510L Driver MiFi4510LWin.zip (19.34 MB)
MiFi 4620L Driver MiFi4620LWin.zip (7.68 MB)

なぜMiFi4510Lのドライバーをインストールする必要があるかどうかは不明ですが、DC-Unlockerの指示手順に従います。
DC-Unlocker : Novatel Mifi4620L unlock procedure

また、MiFi4620LドライバーファイルのMiFi4620LWin.zipは、MiFi4620Lの管理画面から「Advancedタブ ⇒ Settingsタブ」をクリックし、「Router項目の、GPS over WiFi (NMEA)」の右、「How to use this feature」をクリックして出てくる画面の一番下、「Driver Installation」のセクションの
● USB and GPS Driver for Windows
● USB Driver for Mac
をクリックしても、ダウンロードできます。(PCをUSBケーブルで直接MiFi4620Lに【USB】テザリングするときには、このドライバーが必要です。また、その際には「Advancedタブ ⇒ Settingsタブ ⇒ USB tethered mode」を「選択」する必要があります。)

“Verizon (Novatel) MiFi4620LをSIMロック解除しました。” の続きを読む

Verizonが新ポケットWiFi、Verizon Jetpack 4G LTE Mobile Hotspot MiFi 4620LEを発売開始。


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



Verizonは2012年11月8日頃より従来のポストペイド用ポケットWiFi MiFi4620Lの改良版、(Novatel) MiFi 4620LEを発売開始しました。
この機種はこれまでのNovatel MiFi4620Lと同様で周波数対応は
• 4G LTE 700 MHz(Band 13)
• 3G CDMA2000 EV-DO Rev. A/Rev. 0 800/1900 MHz
• 3G DC HSPA+(DC-HSDPA)/HSPA+/UMTS 850/900/1900/2100 MHz
• 2G EDGE/GPRS 850/900/1800/1900 MHz
になります。

外見もNovatel MiFi4620Lと変わらず、同時接続端末数も10台までと変わりませんが、バッテリー・フル充電時の連続使用時間が10時間までに延びています

 

“Verizonが新ポケットWiFi、Verizon Jetpack 4G LTE Mobile Hotspot MiFi 4620LEを発売開始。” の続きを読む

Verizonが四半期業績を発表、LTE新規アクチ数が3ヵ月で450万台


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



Verizonは今朝(現地時間2012年10月18日朝)、前期の四半期業績を発表しました。

この中で、前期3ヶ月(6~9月)でのiPhone発売台数は310万台。うち、9月21日発売されたLTE対応iPhone 5の発売台数は9月30日までの10日間で31万6000台。(別の報道ではiPhone発売総数の21%がLTE対応iPhoneだったということから、Verizon iPhone 5の9月発売台数は65万1000台という数字も出ています。)
また、同期のアンドロイド端末発売台数は340万台で、うち300万台がLTE対応端末だったと発表しています。

Verizonは前期3ヶ月間で450万台のLTE対応端末を販売しました。その前の四半期(3~5月)では290万台のLTE対応端末を販売しています。

既にこのブログでも報告しているように、Verizonは2012年10月18日現在、アメリカ国内417ヵ箇所でLTEサービスが提供されていて、人口カバー率で2億5000万人(80%)になります。第2位のAT&Tの76ヵ所、3位のSprintの20ヵ所に大きく差を付けています。
VerizonのLTEサービス地域が400ヵ所を突破 – 2012年10月10日

全体でVerizonの加入者9600万人のうち、約15%の1490万台のLTE端末がVerizonの回線に接続されています。そして、このLTE端末がVerizonのデータ回線の通信量(トラフィック)の35%を占めています。
iPhone 5の発売により、全データの過半数がLTEに移行するのも間もないであろう、と予想しています。

また本日の発表では、7月より新設された、「複数の端末を一つのデータプランで共有で加入できるShared Data Plan」へ移行/新規加入したユーザーは、全体の13%と報告しています。

※ 数字があちこち合わないのですが、まだ発表直後で、アナリストによる発表内容の分析が正しくないことが原因だと思われます。

VerizonがiPhone 4/4Sのプリペイド使用を許可


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



Verizonは今年(2012年)8月よりスマートフォンとブラックベリー(CDMA版、Verizon専用機種。ただし、LTE対応機種を除く。)のプリペイド使用を月$80で認め始めましたが、これにiPhone 4(Verizon CDMA版)とiPhone 4S(Verizon CDMA版)の使用許可を追加しました。
Verizon Now Allowing iPhones on Prepaid – 2012年10月17日

料金は、iPhone 4/4S、スマートフォン(LTE端末対象外)、ブラックベリー共に月$80 $70で
● アメリカ国内通話は無制限/無料
● アメリカ国内テキスト受送信も無制限/無料
● 日本への国際電話は1分あたり$1.49
● 日本へのテキストメッセージ発信は1通あたり$0.25
● データ通信は月1GB 4GBまで無料、超過分は1MBあたり$0.05、または$20/1GB

iPhone 5および他のLTE対応アンドロイドスマートフォンは、まだVerizonのプリペイド契約では使用できません。
また、Verizonの3G通信方式はCDMA(CDMA2000)なので、CDMA方式のiPhoneやスマートフォンでないと使用できません。所謂「SIMフリー(GSM/W-CDMA)iPhone 4/4S」は、Verizonでは使用できません。

Verizonのプリペイド料金は他社に比べても高い料金に設定されていて、更に3G通信はせいぜい700kbps~1.5Mbps程度の速度しか出ず、AT&Tの「月$25(月250分まで無料)+ $25(1GBまで)」プランや、AT&TのMVNOのStraightTalkやNet10の月$45~50で使い放題、実質回線速度最大4~7MbpsのHSPA+に比べても劣りますが、既にVerizon用iPhone 4/4Sを所有していて、引き出しの中に寝かしておくよりは家族などで使いたいという場合には、考慮に値するでしょう。

VerizonのCDMA停波は、2021年(暫定)


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



2010年12月よりLTEサービスを開始しており、現在アメリカで最もLTEサービス地域の広いVerizonのM2M国際戦略副社長、Aparna Khurjekar氏が、サンディエゴで開催中のCTIA MobileCon展示会(2012年10月9日~11日)でFierceWireless誌のインタビューに答えたところ、「Verizonは現在提供中の1900MHz/800MHz 2G/3G CDMA2000サービスを、暫定的に2021年に停波する予定にしている。」と言うことです。

ただし、この予定はあくまでも暫定的な予定であり、Verizonの複数の法人顧客から将来の社内用通信施設投資・運用計画を立案する上で情報を要求されているので、その場合はこの「2021年」という数字を提供しているだけである、というVerizonのスポークスマンのコメントも追記されています。
更に、「法人ユーザーで利用している沢山の通信装置(例:石油発掘ポンプに個別に設置されている、モニターと制御のための通信機器)がCDMA通信を不要になるまで、CDMAの停波はしない。」とも、コメントにはあります。
Verizon Wireless to sunset 2G and 3G CDMA networks by 2021 - 2012年10月11日

Verizon社は現在CDMA 3Gサービスを提供している地域の全域(100%)を、2013年末までにLTEサービスでカバーする予定にしています。

更に、2013年末か2014年にはLTE回線で音声通話(VoLTE、Voice-over-LTE)をHDクオリティーで実現する予定で、テストを行っています。
Verizon pushes back VoLTE service until 2014 - 2012年10月11日

アメリカでは現在、MetroPCSが本社の所在するテキサス州ダラス/フォートワースの一ヵ所だけでVoLTEを2012年8月より商用サービス中ですが、まだ運用上の問題が全て解決されておらず、それが解決するまで他のMetroPCSサービス地域へのVoLTEサービスの拡大はされておりません。
MetroPCS lights up Voice over LTE (VoLTE) services, starts selling LG Connect 4G - 2012年8月7日

現在はVoLTEが商用サービスとして実現していないので「データはLTE通信/音声通話はCDMA通信」で行う必要がありますが、VoLTE技術が成熟化すればLTEで音声とデータの両方を取り扱えるようになり、CDMA通信網は不要になります。

VerizonのCDMA停波が明確に何年になるかはまだ不確定として、Verizon社が次世代CDMA2000通信技術であるCDMA2000 EV-DO Rev.Bの不採用を決め、LTE採用を決めた理由は、「世界でもCDMAキャリアは数少ないので、CDMA通信網の維持費が高くなってきており、それよりは今後、世界中で普及の見通しあるFD-LTEを採用することによって、大量に生産されればLTE通信機器のコストが安くなり、維持費が安くなるから。」という理由であることは、初めから報道されています。

したがって、いつかはCDMA(CDMA2000)は停波される運命にあります。
 
 

なお、これとは別に、AT&Tも2G GSM通信網を2017年1月1日までに停波することを、先ごろ、発表しています。
AT&Tが2017年1月1日までに2G GSM/Edge通信サービスを完全停波の予定。 – 2012年8月4日
 
 

VerizonのLTEサービス地域が400ヵ所を突破


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



2010年12月よりLTEサービスを開始しているVerizon Wirelessは、来週2012年10月18日に新たに21ヵ所でのLTEサービスを開始し、合計417ヵ所でLTEサービスを提供します。これによりVerizonは年内目標400ヵ所を2ヶ月以上早く達成します。
Verizon to blow past year-end 4G target, covering 417 markets – 2012年10月9日
Verizon Wireless To Hit 400 LTE Market Goal Ahead Of Schedule, Says CTO Nicola Palmer – 2012年10月9日

(地図内、黄色い丸がLTEサービス地域、赤い地域は3G CDMA EV-DO Rev.A。)

 

VerizonのLTEはアメリカ人口カバー率で75%以上をカバーしており、8900万人のVerizon加入者のうち1100万人がLTEアクセス可能な端末を所有しています。

“VerizonのLTEサービス地域が400ヵ所を突破” の続きを読む

Verizon版iPhone 5は、GSM/W-CDMAモードSIMフリー、かつ、アメリカ国内キャリアのSIMも使える。


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



オーストラリア、日本、香港に遅れること10数時間、アメリカでもようやくiPhone 5が発売され、筆者のところにも無事午前10時半頃UPSのトラックで届けられました。

時差の関係で既に日本や香港の方から、普通のマイクロSIMをナノSIMに切ってiPhone 5に挿入して使えたとか、その逆の報告も、ネットを探せば色々あります。
したがって、その件は一件落着で良いでしょう。
SIMの厚さも、切った後の周囲や角さえヤスリできれいに滑らかにしておけば、大丈夫のようですね。マイクロSIMでも時々切った周囲が飛び出ていて、ヤスリで出っ張りを滑らかにしないといけないことがあります。「標準/マイクロSIM =>ナノSIM」への変換も、その程度で良さそうですね。

筆者は今年はAT&Tの2年契約切れで安く本体がアップデートできるので、AT&T版SIMロック版(A1428 GSM)を2年契約プランで購入しました。
しかも、タイミングよく今朝、AppleNBerry.comから「AT&TのiPhone 5もIMEIファクトリー・アンロックできるよ~」というEメールの通知が来ていたので、iPhone 5を初期化して、これまでのiPhone 4Sからデータをクローン(バックアップから復元)した後、早速先ほど、AppleNBerry.comに$49.95-$5割引=$44.95で、2年契約で買ったばかりのiPhone 5のSIMロック解除を申し込みました。うまくいけば、明日、あさって、月曜日までにはめでたくファクトリー・アンロックに出来そうです。
 
 

さて、早速iPhone 5発売初日ではありますが、いくつかのオンライン誌はVerizon版iPhone 5(A1429  CDMAモデル)がGSM/W-CDMAモードがSIMフリーになって販売されていることを確認する報告を出しています。ここまでなら驚かない(どうせ、60-90日後にSIMロック解除リクエストがユーザーからあれば、SIMロック解除しないといけないから・・・)のですが、これまでの過去のVerizon販売のiPhoneやBlackberry、グローバルローミング対応のアンドロイド携帯/Windows携帯などと違って、アメリカ国内のキャリアのSIMも使えるということです! ← これは意外です!
Verizon confirms iPhone GSM is unlocked, works with AT&T and others – 2012年9月21日
Confirmed: Verizon iPhone 5 is unlocked, can be used freely on GSM networks – 2012年9月21日

早速、例の一覧表を書き換えないといけません。これが本当だとすると、Sprint版もCricket版も、同じでしょう。 Sprint版は、アメリカ国内キャリアとそのMVNOのSIMは使用できません。(アメリカ国内SIMロック。)(au版は、やっぱりSIMロックされているんですよね?)
つまり、A1429  CDMAモデルのVerizon版のiPhone 5のSIMフリー版を買えば、アメリカ国内ではAT&TとT-Mobile USAおよびそのMVNOでも2G/3G/HSPA+(”4G”)でも使える、ということです!

A1429  CDMAモデルは、AT&TのLTEにも、2013年開始予定のT-Mobile USAのLTE周波数(AWS)にも、カナダのキャリアのLTE(現在は、AWS周波数帯域使用。)にも対応していませんので、これらのキャリアとそのMVNOのLTEは使えません。しかし、(Verizon版なら)2G/3Gでは使えます。
(注:iPhone 4S以上、または、新iPad以上でAT&Tの電波を掴むと、電波の信号のところに「4G」と表示されますが、それは「”4G” HSPA+」の意味です。AT&TとT-Mobile USAはHSPA+を「”4G”速度が出る」と言って宣伝しているからです。この”4G”は、LTEの意味ではありません。誤解しないように/騙されないように!・・・LTE電波を掴んだ場合は、キャリアの信号の部分は「LTE」と表示されます。)
 
 

注意:
VerizonのiPhone 5の2年契約価格は、
● 16GB $199(消費税別)、
● 32GB $299(消費税別)、
● 64GB $399(消費税別)、
契約束縛無しの価格は、
● 16GB $649(消費税別)、
● 32GB $749(消費税別)、
● 64GB $849(消費税別)、
ですが、ポストペイド契約せずに「契約束縛無し」で販売してくれるかどうかは、不明です。iPhoneを家族や友達にプレゼントとして購入する人も居るので、原則的に「契約束縛無し」での購入は許可されているとは思いますが、発売した直後の今この時期に出来るかどうかは不明です。

AT&T LTE 60地域、年末までに107地域:Verizon LTE 371地域、年末までに400地域。


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



LTE対応されると予想されるiPhone 5の発表(2012年9月12日)を前に、AT&Tは本日、新たに7ヶ所でLTEサービスを開始しました。これで、AT&Tの米国内LTEサービス開始地域は60ヶ所となり、人口カバーで1億人、カバー率は約32%になります。
さらにAT&Tは2012年末までに追加で44都市(47都市という報道もある)でLTEサービスを開始すると発表しました。

2012年年末までに拡大予定されている都市にはアルバカーキ、ボイズ、シンシナチ、デトロイト、デンバー、ファイアットビル、グリーンベイ、ハワイ、ルイビル、ミネアポリス、ポートランド(オレゴン)、ピッツバーグ、シアトル、ツーソン、なども含まれており、これが完了すればAT&TのLTEカバレッジはアメリカ主要都市はほぼ含まれ、VerizonのLTEカバレッジともやっと同じ土俵で比較されるようになるでしょう。
今、AT&TのLTEサービスが提供されていない(筆者のような)地域でも、3ヶ月待って年末までにLTEが開始されるようなら、iPhone 5はAT&Tモデルでも良いかな・・・と考えられるでしょう。
AT&T expands 4G LTE coverage to 9 new markets, 44 more coming in 2012 – 2012年9月6日

これに対するVerizonは、現在、371ヶ所でLTEサービスを提供しており、人口カバー2億3000万人、カバー率75%です。2012年末までには総計400ヶ所、人口カバー2億6000万人、カバー率83%を目標に掲げています。
VerizonのLTEダウンロード速度は初め、実質2~5Mbps程度(アップロード1-2Mbps)でしたが、現在、広いところで5~12Mbpsにダウンロード速度が引き上げられています。アップロード速度は実質2-5Mbpsです。

Sprintは2012年7月15日に15ヶ所でLTEサービスを開始し、現在は19ヶ所に増えています。
本日の報道では、Sprint版のiPhone 5は2012年10月15日発売に遅れるのではないか、という噂も出ています。
Sprint Training Documentation Hints iPhone 5 Launch Could Be As Far Away As October 15 – 2012年9月6日

FCCがVerizonに対し「テザリングを阻止するな、テザリング追加料金を徴収するな」と勧告、Verizonも同意する。


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



FCC(アメリカ連邦通信委員会)とVerizonは、加入者がテザリングを自由に使用できなかったり、キャリアがOSからテザリング機能を削除し、Google Play Store(旧アンドロイド・マーケット)からテザリングアプリをダウンロードできないように意図的に阻止していたことに対し、争議していました。

本日、2012年7月31日、Verizonは「ユーザーに自由にテザリングアプリを使用できるようにする」ことで同意し、和解しました。

Verizonはこれまで、ユーザーがテザリングを使用したい場合には、月$20の追加料金をユーザーが毎月支払うことによって可能でした。

FCCはLTEの電波使用認可免許をキャリアに与える際に、消費者の自由と利益を保護するために、「キャリア(Verizon)は、(1)ユーザーが自由に通信機器(デバイス)を選び、(2)アプリも自由に自分で選んだものが使えるようにすること(Verizon had “to allow customers to freely use the devices and applications of their choosing.”)」を条件にLTE 700MHz電波使用認可を与えています。

Verizonがテザリング・アプリをGoogle Play Storeからダウンロード不可能にしたのは、この条件の(2)に違反するもの、というのがFCCの言い分です。
VerizonはこのFCC規制違反の罰金(和解金)として、125万ドルを自主的にFCCに支払います。

そして、今日からVerizonスマートフォン・ユーザーはテザリング追加料金$20/月を払わずに、安心してテザリング・アプリでテザリングができるようになります。(現在加入しているデータプランの「月内総バイト数制限」は、適用されます。)
FCCの判断では、既に新規加入者には提供されていない「旧Unlimited Data Plan (パケット使い放題)」をいまだに継続して利用している加入者に対しては月$20のテザリング追加料金は課しても良いが、それ以外のプランではテザリング追加料金$20/月を撤廃せよ、ということです。

ちなみに条件(1)は、「(Verizon)ユーザーは、いつでも自由にSIMを入れ替えて、別の携帯や通信装置で同じ契約のまま使用できる。」ことを意味します。(つまり、LTE対応のアンドロイド携帯のSIMを、VerizonのLTE対応のiPadやポケットWiFiに入れ替えて、使える。)

Tethering apps must be allowed, FCC tells Verizon – 2012年7月31日
FCC Tells Verizon It Can’t Force You To Pay $20 For Tethering Anymore – 2012年7月31日

さて、このFCCの指導は、同様の電波使用条件でFCCから許可を得ている他のLTE採用キャリア(AT&T、Sprint、そして来年T-Mobile USA)のテザリングプランにも影響してくるでしょうか?

AT&T、盗難携帯のアクティベーションを禁止する処置を今週から開始すると発表


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



今年(2012年)4月に、アメリカ連邦通信委員会(FCC)の勧告により、アメリカ4大携帯会社が盗難携帯のデータベースを作成することになりましたが、
アメリカ4大キャリアが米政府の要請に応じて、盗難携帯のデータベース作成に協力 – 2012年4月11日
AT&Tはこれに基づき、今週から盗難携帯はAT&T回線ではアクティベートできないようにする、と発表しました。
AT&T to Start Blocking Stolen Cellphones This Week – 2012年7月9日

スマートフォンの普及に伴い、高価なスマートフォンの盗難が増えてきているため、このような対策が必要とされてきました。

CDMA携帯は従来からアクティベーション時に本体のシリアル番号(ESN、または、MEID番号)をキャリアサーバーに登録する必要があるため、CDMAキャリアのVerizonとSprintは既に「盗難された」と報告された携帯の再アクティベーションは以前からできないようになっています。

しかし、SIMを使用するタイプのGSM/W-CDMAキャリアであるAT&TやT-Mobile USAの場合、通信契約時(SIMアクティベーション時)に本体のシリアル番号(IMEI番号)はこれまでは大きな意味を持っておらず、詳細にチェックもされていなかったのが現状です。

FCCの勧告により、今後はAT&Tでも携帯のアクティベーション時にIMEI番号チェックが厳しくなり、盗難報告をされている携帯の再アクティベーションがAT&T回線ではできなくなります。

また、2012年末までにはアメリカ各キャリアの盗難携帯データベースは統合され、キャリア間で情報が共有されるようになるため、AT&Tで盗難報告された携帯は、T-Mobileでもアクティベートできなくなります。

今後、中古携帯をeBayなどで購入する場合は、特に注意が必要となります。

AT&T / Verizon、「共有データ・プラン」を年内に導入


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



AT&Tは今年(2012年)3月に、年内に携帯電話/タブレット/ポケットWiFiなどの共有データ・プラン(Shared Data Plan)をポストペイド契約に導入したい意向を発表していましたが、Verizonも同様のプランをポストペイド契約に導入することを昨日、Verizon CFOのFran Shammo氏がJ.P. Morgan Technologyコンフェレンスで明らかにしています。
Verizon will kill ‘grandfathered’ unlimited data plans, push users to data share – 2012年5月16日

Shared Data Planとは、現在、各社のポストペイド契約Family Planで実施されている音声通話のShared Minutes Planと同じように、毎月一定容量のデータアクセス・バイト数(例:5GB)を1つの請求書(プラン)で最高5台までの家族のスマートフォンで共有するものです。
スマートフォン加入台数の多い家族はShared Data Planに加入することによって、結果的に毎月の一世帯あたりの携帯電話料金総額を下げることが出来ます。特に家族でも若い人は毎月沢山データを使い、お父さんやお母さんはあまり使わない場合には、その差は顕著に出てくるでしょう。

また、AT&TとVerizonは、iPad/アンドロイドタブレットもこのShared Data Planに含められるようにすることも検討しているようです。
これが実現すれば、あまり外出時には3G/4Gで使わないiPadやアンドロイドタブレットを外で使うときに、別途iPad/タブレット用プリペイドプランなどに加入しなくとも、既に携帯で加入しているShared Data Planを共有することが出来ます。
これによって、携帯1回線加入者でも、複数の端末を持っている人はShared Data Planに変更する意味があります。

両社とも過去にデータ使い放題プランを端末ごとに提供していて、当時このプランに加入していた人は、新しいプランに変更しない限り今でもその「使い放題」プランを維持できています。
その数は両社それぞれ数百万人は居ると推定されており、管理面からも収入減の面からも、両社の悩みの種になっています。

両社はShared Data Planと、4G LTE端末への機種変更は旧プランの強制解除対象とすることにより、これら「データ使い放題」加入者を強制的にプラン変更させる目的もあるようです。

なお、推測によれば、AT&Tは年内に、Verizonは夏ごろShared Data Planを導入すると見られています。

これに対して、アメリカ4大ポストペイド携帯会社で唯一「データ使い放題」プランの提供を続けているSprintは、「(同社の)強みは『使い放題』プランであり、それを変更する計画は今は無い。」と発表しています。

また、T-Mobile USAも、「自分が使いたいときに家族の他のメンバーが既にその月の限界まで使っていて、自分が使えなくなるようなことが発生するは、ユーザーは望んでいない。」として、共有データプラン導入の意向はないことを示しています。

Verizonが、2013年に緊急連絡(911)をテキスト(SMS)出来るようにする、と発表


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



Verizonは2012年5月3日にプレスリリースを発表し、2013年までに警察・消防・救急医療当局への緊急連絡を、テキストメッセージ(SMS)を使って送信できて、かつ、その処理を受けられるようにする、と発表しました。
Verizon takes the lead on text to 911 services – 2012年5月5日(Verizonのプレスリリースは、2012年5月3日)

処理の詳細はまだ発表されていませんが、メリーランド州アナポリス市本社のTeleCommunication Systems Inc.とこのシステムの構築を進めていきます。
アメリカの「911」コールセンターは、各市や市連合単位で設置・運営されていますので、Verizonが受け取った緊急SMSテキストメッセージを、携帯保有者の現在地(GPS位置)を管轄する「911」コールセンターに迂回する方法も必要なので、そのあたりの仕組みが興味深いです。

テキストメッセージによる緊急連絡システムはアメリカFCC(連邦通信委員会)が既に2010年のその必要性を認め、許可していましたが、具体的にそのサービスを始めると名乗り出たキャリアは初めてです。

これにより、声の出ない人、または、声をさせない状況にある人でも、持っている携帯のテキストメッセージで警察・消防・救急医療当局と連絡が取れます。

また、事前にプログラムされたボタンを押すと定型のテキストメッセージが当局に送信されるようなアプリも考えられ、お年寄りや健康上問題がある人なども、このシステムの利益を受けられそうです。

VerizonがLTEプリペイド・ポケットWiFiサービスを2012年5月1日から提供。


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



2010年12月からアメリカ国内でLTEサービスを開始し、現在、アメリカ4大キャリアで最も広いLTEサービスエリア(全米203都市以上)を持っているVerizonは、2012年5月1日よりLTEポケットWIFi Novatel Jetpack MiFi 4510Lをプリペイド・モバイル・ホットスポット・サービスにも提供すると発表しました。
Verizon gets new prepaid plans, adds Jetpack hotspot to contract-free lineup – 2012年4月30日


プリペイドで契約する場合、MiFi 4510L本体の価格は$129.99(消費税別)となります。
また、データ通信使用料金は、
● 250 MBまで/有効期限7日間、$15
● 3GBまで/有効期限1ヶ月間、$60
● 10GBまで/有効期限1ヶ月間、$90

参考までに、ポストペイド通信料金は、2年契約/Month-to-Monthともに、
● 月5GBまで、$50
● 月10GBまで、$80
で、超過料金は1GB当り$10。2年契約をするとNovatel Jetpack MiFi 4510Lは現在、無料に割引されます。

機器はサービス開始当初はVerizonショップ、または、Verizonのオンライン・サイトから注文できます。数週間後にはBestBuy, RadioShack、Walmartでも購入可能になります。

“VerizonがLTEプリペイド・ポケットWiFiサービスを2012年5月1日から提供。” の続きを読む

PC Worldのアメリカ13都市スマートフォン・ネット速度テスト結果


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



PC World誌が全米13の都市で調査したスマートフォンの速度テストの結果が明らかにされました。
3G and 4G Wireless Speed Showdown: Which Networks Are Fastest? – 2012年4月16日

調査を行った都市は、
Atlanta, Boston, Chicago, Dallas, Denver, Las Vegas, Los Angeles, New Orleans, New York, San Francisco, San Jose, Seattle, Washington D.C
の13都市。

調査は、3Gサービスと4Gサービスとに分けて調査され、3GはVerizonとSprintはCDMA2000 EV-DO Rev.A、AT&TとT-MobileはHSPA+(HSAP+21、理論最大速度21Mbps)までを含みます。
4Gは、VerizonとAT&TはLTE、SprintはWiMax、T-Mobile USAはまだLTEサービスを開始していませんがDC-HSDPA(HSPA+42、理論最大速度42Mbps)を調査対象としました。

“PC Worldのアメリカ13都市スマートフォン・ネット速度テスト結果” の続きを読む

Verizon対応の最新のモバイル・ルーター(ポケットWiFi)は、Novatel 4510LとSamsung SCH-LC11です


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



2012年4月12日、VerizonはNovatel 4510Lの後継機種として、Verizon Jetpack 4G LTE Mobile Hotspot MiFi 4620L(Novatel 4620L)を発売開始しました。
Novatel 4620Lは、3G CDMA2000(800/1900 MHz) と4G LTE(700MHz)の他に
● 2G GPRS/EDGE 850/900/1800/1900 MHz
● 3G HSPA+/UMTS 850/900/1900/2100 MHz
にも対応している為、米国外でも国際ローミングで使用出来ます。

2012年5月24日、Verizonは、Verizon Jetpack 4G LTE Mobile Hotspot 890L (ZTE)を発売します。
ZTE 890Lも、3G CDMA2000(800/1900 MHz) と4G LTE(700MHz)の他に
● 2G GPRS/EDGE 850/900/1800/1900 MHz
● 3G HSPA+/UMTS 850/900/1900/2100 MHz
にも対応している為、米国外でも国際ローミングで使用出来ます。


1週間ほど前に、AT&Tの現行最速ポケットWiFiの紹介をしました。
AT&T対応の最新のモバイル・ルーター(ポケットWiFi)は、Elevate 4G(Sierra Wireless AirCard 754S)です – 2012年3月25日
これを使えば、プリペイドGoPhone SIM/プリペイドDataConnect SIM、および、MVNOのH2O Wireless、Net10 SIM、StraightTalk SIMなどのSIMを使用すれば、アメリカ国内多くの地域で最高HSPA+で実測値4~5Mbps程度のネットアクセス速度が得られます。
このポケットWiFiはLTE 700MHz Band 17とLTE 上り1700MHz/下り2100 MHz (AWS) Band 4にも対応していますが、プリペイドSIMではLTEにはアクセスできません。
しかし、新iPadで使用しているAT&TのSIMをこのポケットWiFiに挿入すれば、理論的にはLTEで使用できるはずです。

問題は、AT&TのLTEサービスエリアはまだ全米で30数都市しかなく、場所によってはLTEがまだ使えない、と言うことです。

これに比べてVerizonは既に全米200都市を超える地域でLTE(700MHz帯域ではあるがAT&Tとは互換性の無いBand 13)サービスを行っていますので、VerizonでLTEサービスを受けるとしたらどんなポケットWiFi装置があるのでしょうか?

現在、Verizonが販売しているポケットWiFiは次の2種類です。

Novatel Wireless Verizon MiFi 4510L

 

Samsung SCH-LC11

 

“Verizon対応の最新のモバイル・ルーター(ポケットWiFi)は、Novatel 4510LとSamsung SCH-LC11です” の続きを読む

アメリカ国内のスマートフォンのインターネットアクセス速度の比較マップ


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



最近、アメリカ国内の場所によってはiPhoneやスマートフォンでのインターネット・アクセス速度が遅い、という不満の声をところどころで見たり聞いたりします。理由はアメリカ国内のiPhone/スマフォ/ポケットWiFi等の利用者数が急増していて、回線整備が追いついていないからなのですが・・・

スマートフォンのネット速度テストで良く使われるアプリに「SpeedTest」がありますが、これはたくさんの人が全米、全世界で使っているのだから、この測定結果を地図にして公表すれば便利だと思います。
http://www.speedtest.net/

例えばこれから旅行や出張で遠くの都市に行くときに、その場所でのほかの人のSpeedTestの結果を事前に知れれば、それによってホテルの予約を決めたり、行動計画を決めたり、出来ますね。

・・・と思って調べたのですが、Speedtest.netアプリを提供しているOokla社はそのような情報を公開していないようですね。
近いものとしてOokla社のNetIndexレポート
http://www.netindex.com/
がありますが、国別/州別/キャリア別単位くらいまでの大雑把な集計で、それよりも細かい集計は無いですね。

そこでAppStoreをもう少し調べてみたところ、・・・ありました。
地図にその場所でのアメリカ携帯4社(Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USA)のインターネットアクセス速度をマップしたものがありました。

RootMetrics社の「Cell Phone Coverage Map」アプリです。
iOS版も、アンドロイド版もあります。
 
 

PCでも
http://www.rootmetrics.com/map/
にアクセスして、住所を入力して調べることが出来ます。

“アメリカ国内のスマートフォンのインターネットアクセス速度の比較マップ” の続きを読む

Verizon版新iPad(3rd generation)は、Verizon LTE対応携帯のSIMがそのまま使える(らしい)


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



■ PhoneNews.comは新iPad(3rd generation)の発売当日の2012年3月16日に、Verizon版新iPadは、Verizon LTE携帯やモバイル通信装置(ポケットWiFiなど)の契約中マイクロSIMを新iPadに挿入すれば、そのまま使える、と報道しています。
You Can Use Your Verizon Smartphone LTE SIM in an iPad (with Unlimited Data Plans & Hotspot too) – Verizon Responds – 2012年3月16日

また、これについてVerizon社はこれ(LTE携帯と新iPadとの、SIMの共有)を禁止せず、容認する方向にあるようです。
その理由として、Verizonが700MHz帯域周波数のLTE使用許可を得た(米政府FCCの競売で使用権を購入した)際に、購入条件として「エンドユーザーがSIMを差し替えて『使用するモバイル装置』を交換することを、キャリアは装置のシリアル番号でブロックしてはいけない。」という条件が付帯しているからだと言うことです。

他の携帯やモバイル通信装置のLTE対応のVerizonのSIMを、新iPadに挿入すると、そのままでLTEのみならず、Verizonの3G通信(CDMA2000 EVDO Rev. A)にも接続できるらしいです。

“Verizon版新iPad(3rd generation)は、Verizon LTE対応携帯のSIMがそのまま使える(らしい)” の続きを読む

AT&TがLTEサービスエリアを12ヵ所追加、Verizonは7ヵ所追加


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



● 新iPad(3rd generation)の発表のおかげで4G LTEが注目されていますが、AT&Tは4月からあと12ヵ所でのLTEサービス開始をする、と先日(2012年3月12日)発表しました。

新しくLTEが開始されるのは、
 オハイオ州Akron、Canton、Cleveland、
 フロリダ州Naples、
 インディアナ州Bloomington、Lafayette、Muncie、
 ルイジアナ州Baton Rouge、New Orleans、
 ミズーリ州St. Louis、
 テキサス州Bryan-College Station、
 ニューヨークのStaten Island
です。
AT&T 4G LTE to hit 12 new markets beginning next month – 2012年3月12日

なお、AT&Tは最初のLTEサービス開始の2011年9月18日以来、これまで28ヵ所で既にLTEサービスを開始していて、人口カバー率7400万人(約24%)となっています。
今回の追加発表で、AT&TのLTEサービスエリアは40ヵ所となります。

AT&TのLTEサービスは700MHz (704-746MHz) Band 17で行われています。

AT&TはLTEとは別に全米の広い都市部地域でHSPA+でダウンロード最大21Mbpsのサービスを実施しており、同社はT-Mobile USAの4G HSPA+サービスに対抗する為に、これも『4G』と呼んでいます。
基本的にAT&Tの3Gサービスエリアの80%以上は、既に同じ周波数でHSPA+にアップグレードされています。したがって、HSPA+のサービスエリアは3Gのサービスエリアとほぼ同じと思ってください。
同社の1900MHzまたは850MHz周波数に対応したHPSA+対応携帯(例:iPhone 4S)やモバイル通信機器では、4-5Mbps(実測値)以上の速度での通信が可能です。
 
 

“AT&TがLTEサービスエリアを12ヵ所追加、Verizonは7ヵ所追加” の続きを読む

AT&TとVerizonの新iPad(第三世代)料金プラン、テザリング、比較。


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



今回の新iPad (3rd Generation)の発売によって特に両社のiPadプランが変わるわけではありません。

昨日の記事にも書きましたが、
iOS 5.1アップデートに関連する雑話、2件 – その1: iOS 5.1にアップグレードしたら、AT&T iPhone 4Sが急に4G(HSPA+)対応になった? – 2012年3月8日
一般にアメリカのパケット通信料金は、アクセス速度に依存しません。(例外は、T-Mobile USA プリペイドの「$2/Dayプラン」と「$3/Day」プラン。)

したがって、高速LTEでアクセス出来るようになるからといって、3Gプランと比べて料金が高くなるわけではありません。

したがって、AT&TとVerizonの新iPad (3rd Generation)のプランも、以下のページで紹介しているプランがそのまま適用になります。
iPad 2、AT&TプランとVerizonプランの比較 – 2011年3月23日 (最終編集 2012年1月28日)

簡単にまとめると、

プラン(料金)

“AT&TとVerizonの新iPad(第三世代)料金プラン、テザリング、比較。” の続きを読む

Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USAのカバレッジ比較


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



アメリカの全米ネット携帯電話会社、Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USAのカバレッジ地図を掲載します。
どの会社も、自社電波(基地局)の無いところでは他社または地域零細携帯電波会社(基地局所有会社)と会社間ローミング契約を結んでおり、人口カバー率では96%以上あり、通話に関しては余程の大自然の中にまで行かない限り、繋がらないことはありません。

たとえば、Sprintは過疎地域ではVerizonとローミング契約を結んでいる為に、Sprintの基地局の無い地域でもVerizonの電波を自動的に掴み、通話が出来ます。
AT&TとT-Mobile USAも相互に会社間ローミング契約を結んでいる為、お互いの電波の不足を補い合っています。

ただし、データ・ローミングまでは会社間で許可していないことが多く、3Gデータ(パケット)通信は自社電波の無いところでは使えないこともあります。
また、GSM/W-CDMA通信会社のAT&TとT-Mobile USAは、2G GSM(Edge/GPRS)は共通の周波数を使っているものの、3Gの周波数は違うので、技術的に3Gのデータローミングはできません。

4Gも周波数と通信方法が各社違う為、ローミングできません。

なお、各社のカバレッジ地図のページは以下の通り。これらのページで住所を入力すれば、更に詳細なカバレッジマップが見られます。

Verizon
Verizon Coverage Locator

Sprint
Sprint Coverage Check

AT&T
AT&T Coverage Viewer

AT&T 4G LTE
AT&T Network Homeで、「Coverage」をクリック。

T-Mobile USA
T-Mobile USA Personal Coverage Check

Clear (Clearwire) WiMax
Clear Coverage Map

Virgin Mobile USA (Sprint子会社)
Virgin Mobile USA Coverage Map

BoostMobile (Sprint子会社)
BoostMobile Coverage Maps

H2O Wireless (AT&T電波使用、4G BoltはClear WiMax使用)
H2O Wireless Coverage

SimpleMobile (T-Mobile USA電波使用)
SimpleMobile Nationwide GSM Coverage
 
 
“Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USAのカバレッジ比較” の続きを読む

SIMロック解除したSprint(Verizon)iPhone 4Sは、auのSIMで使える!?


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



昨年年末、ヤフオクで手に入れて日本の実家に送っておいて貰った「ソフトバンク銀SIM(未開通)、ソフトバンク黒SIM(未開通)、au解約済みSIM」を、年末に日本の実家へ訪問した息子にアメリカへ持ち帰ってきてもらったので、それらと、手元に元々あったソフトバンク・プリペイドSIMを、SIMフリー(unlocked、GSM/W-CDMAオンリー)iPhone 4SとSprint(CDMA2000)用iPhone 4Sに挿入して、仮説確認のために遊んでみました。

 

それぞれ2枚ずつ入手したので、1枚ずつSIMカッターでマイクロSIMサイズに切って使います。
正月早々、SIMカッターを壊してしまい、
携帯電話用SIMの金メッキの下は、どうなっている? – 2012年1月2日
代わりのSIMカッターが昨日まで届かなかったので、SIMは数日放置されていました。

そして、偶然にも予想外の事実を発見してしまいました!

なんと、GSM/W-CDMAモードがSIMロック解除されているSprint用iPhone 4Sで、auのSIMが使用できるようなのです!!!

これが事実なら、GSM/W-CDMAモードのSIMロックが解除されているSprintまたはVerizon用iPhone 4SにauのSIMを挿入して日本国内ではauの電波で使用し、日本・アメリカ以外では現地のSIMを使用して現地のキャリアで使用することが出来ます。

更に、このiPhone 4Sを持てば、日本国内ではau以外にドコモのSIMもソフトバンクのSIMも、好きなSIMにいつでも変えられる・・・と言うことです。
それに対してau用のiPhone 4SはauにSIMロックされており、auはGSM/W-CDMAモードのSIMロック解除をしてくれないようなので、ドコモやソフトバンクのSIMは使えません。

残念ながらアメリカ国内のGSM/W-CDMAキャリア(AT&T、T-Mobile USA、およびそのMVNO)のSIMはSprintまたはVerizon用iPhone 4Sでは使用できないので、アメリカ国内ではVerizonまたはSprintと契約しないといけません。
Sprint(CDMA2000) iPhone 4Sは、他社SIMが使えるか? – 2011年10月17日

しかし、Verizonはプリペイド契約ではSIMを発行してくれず、Sprintはプリペイド契約は自社ブランドでは行っておらず、子会社のVirgin Mobile USAまたはBoostMobileとの契約になり、どちらも3G契約ではSIMを使っていないので、アメリカ国内ではSprintまたはVerizonとの2年契約を維持していないと使えないのが、難です。

しかし、アメリカ在住の人は、日本に一時帰国した時にドコモ/ソフトバンク以外に、auのSIMも使えると言う選択肢が増えることになります。

注意:アメリカのアップル・ストアで販売しているSIMフリーiPhone 4SはCDMA(CDMA2000)モードが無効になっているので、au SIMは使えません。
上の話はあくまでも、アメリカのSprintまたはVerizon用のiPhone 4Sで、かつ、GSM/W-CDMAモードがSIMロック解除されている iPhone 4Sに限ります。
 
 

auのSIMでの実験結果を報告する前に、まず、ソフトバンク銀SIM、ソフトバンク黒SIMでの実験結果を書きます。

※ 今回の実験結果の一番大事な発見は、この記事の一番最後になっていますので、お見逃し無く・・・

“SIMロック解除したSprint(Verizon)iPhone 4Sは、auのSIMで使える!?” の続きを読む

AT&TがLTEサービス地域を追加(2012年1月5日)


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



● AT&Tは2012年1月5日、次の11都市(地域)でLTEのサービスを開始しました。これまでカバーされていなかった西海岸にも、やっとAT&TのLTEがやってきます。
New York City metro area, Austin, Chapel Hill, Los Angeles, Orlando, Phoenix, Raleigh, San Diego, San Francisco、San Jose、Oakland。

AT&Tの今回のLTEサービス開始のタイミングは、来週2012年1月10~13日にラスベガスで行われるCES(Consumer Electronics Show)でのLTE対応新製品発表に関連していると推測されています。

AT&Tは2011年9月~12月に既に以下の都市(地域)でLTEサービスを開始しています。
Athens, Ga.; Atlanta; Baltimore; Boston; Charlotte; Chicago; Dallas-Fort Worth; Houston; Indianapolis; Kansas City; Las Vegas; Oklahoma City; San Antonio; San Juan, Puerto Rico; and Washington, D.C.

これにより、AT&Tの LTEサービスは全米26箇所に拡大されました。人口カバー率では、7400万人に対応することになります。

AT&Tは、2013年末までに全米ほぼ全ての予定都市でLTEサービスの開始を完了する予定と発表しています。

AT&TのLTEサービスは、704-746MHz周波数帯域(LTE Band 17)を使用しています。

下記地図で「☆」印が今回のサービス開始地域、「○」印が既にLTEサービスが開始されていた地域です。

 
 
 

● 2010年12月1日よりAT&Tに先駆けてLTEサービスを開始しているVerizonは、746-787MHz周波数帯域(LTE Band 13)で提供しており、2011年12月14日現在で全米190の都市(地域)でLTEサービスを提供しています。人口カバー率では、2億人に対応しています。

Verizon社も、2013年末までには現在のVerizon 3Gカバレッジ地域全てを4G LTE対応にすると発表しています。

2ヶ月前(2011年11月)に筆者がカリフォルニア州サンホセでVerizon LTEポケットWiFiで実測したときには、実質ダウンロード速度15Mbpsでコンスタントに接続できました。
 
 

● Sprint社のLTEサービスは、2012年中頃に開始される予定、と発表されています。
 
 

● T-Mobile USAは同社のマーケティングでは「HSPA+」(理論値最大42Mbpsダウンロード速度)を「4G」と称して宣伝していますが、LTEサービス構築および開始の予定は、ありません。
 
 

Verizon iPhone 4SをSIMロック解除した人のブログ、発見。


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



実は数週間前に発見したのですが、今日また探してたどり着いたブログを紹介します。

当サイトの記事書き込み意図に沿っているので、また、筆者はVerizonポストペイド契約の契約を一台も持っていない(LTEポケットWiFiは持っている)ので、備忘録としてここにリンクを張っておきます。
サンフランシスコのNiwaさんの経験談で、VerizonのiPhone 4Sを、Verizonカスタマーサービスに電話してSIMロック解除してもらい、ドコモのSIMで日本で使用した記録です。
(Verizonの) iPhone 4S アンロック (http://blog.niw.at/post/11647586896) - 2011年10月19日

この件に関しては、当サイト、
Sprint(CDMA)版iPhone 4Sは、2011年11月11日新規アクティベート分からSIMロックされました。 - 2011年11月15日
の中でも少し触れていました。

Verizonカスタマーは、Verizontとの契約後iPhone 4S購入後ではない)60日(?)経過すると、VerizonのカスタマーサービスGlobal Services Activation Specialist (800) 711-8300 にリクエストすれば、GSM/W-CDMAモードのSIMロックを解除してもらえ、米国外では他社のSIMを使ってGSM/W-CDMAモードで通信できます。
アメリカ国内の携帯会社のSIM(例:AT&T、T-Mobiule USA、,およびそれらのMVNO)は使用できません。

「60日」という期間には柔軟性があるようで、それ以前に米国外へ旅行・出張する人には例外的に60日よりも前にIMロック解除をしてくれることがあるそうなので、そのような状況の人はカスタマーサービスに連絡してみてください。

なお、VerizonのこのSIMロック解除の規則は、iPhone 4Sに限らず全てのワールド携帯(Droid International、Blackberryなど)に適用されます。
 
 

同様に、2011年11月11日以降にSprintのiPhone 4Sを買われてアクティベートした人も、Sprintとの契約後iPhone 4S購入後ではない)90日(?)経過すると、Sprintのカスタマーサービス(World部門カスタマーサービス)にリクエストすれば、SIMロックを解除してもらえます。

2011年11月10日以前にSprintのiPhone 4Sを購入してアクティベートした場合は、そのiPhone 4SのGSM/W-CDMAモードは既にSIMロック解除状態になっています。
 
 

アメリカCMDA(CDMA2000)版iPhone 4S SIMロック解除後の他社SIM挿入時の動作は、
Sprint(CDMA2000) iPhone 4Sは、他社SIMが使えるか? - 2011年10月17日
で実験結果を記事にしています。
 
 

AT&Tは今のところ、全iPhoneモデルのSIMロック解除には、応じません。
 
 

なお、VerizonとSprintのiPhone 4SのキャリアによるSIMロック解除は、GSM/W-CDMAモードのみに行われます。
この作業後、CDMA(CDMA2000)モードのキャリアロックは相変わらず続きます。したがって、このSIMロック解除したiPhone 4SをKDDI/auに持ち込んで契約することは、出来ません。
 
 

2011年12月のアメリカ携帯業界ニュース


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



他で発信している業界ニュースを日本語で再発信しているサイトは、たくさんあります。
そういう中で、同じようなニュースをここで流しても筆者のエネルギーと時間の無駄になるだけなので、ここのサイトでは他の人やサイトが流すであろうニュースは極力取り上げないようにしています。

このサイトのメインのポイントは、「他人の受け売り情報の転載」ではなく、筆者のハンズ・オン体験に基づいた情報です。

しかし、中には現地の業界の情報をナマで知らないと書けない情報もあります。
そのような情報(ニュース)は、時々書いて行きたいと思います。

2011年11月から昨日まで、アメリカの携帯/モバイル通信業界ではいくつかの大事な業界ニュースが発生しています。
それらの関連性を解説しながら、書いていきたいと思います。
 
 

2011年12月19日:AT&TがT-Mobile USAの買収を正式に諦めると発表
“2011年12月のアメリカ携帯業界ニュース” の続きを読む

au版iPhoneとは?


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



au by KDDIが日本で新型iPhoneを発売するらしいというニュースが発表され、一気に新型iPhoneへの関心が高まっているようです。

しかも、ソフトバンクの「解約案内ページ」にアクセスが殺到して、アクセス困難になるくらいだとか・・・

そもそも、au版iPhoneとは? ソフトバンク版とは、別物?

以下、アメリカのこれまでの既成事実をもとに、新型iPhoneを推測してみます。
あくまでも推測ですから、筆者の推測が間違っても、責任は持ちません。

1.新型iPhoneは、1台でCDMA2000にも、W-CDMA(UMTS)/GSMにも、対応する。

2011年2月初めにアメリカでCDMA2000版のiPhone 4がVerizonから発売された直後、このiPhoneの通信チップは、CDMA2000にも、W-CDMA(UMTS)/GSMにも対応する通信チップが使われていることが、CDMA2000版iPhone 4を分解したエンジニアによって発見されています。
iPhone 5は、1台でW-CDMA(+GSM)/CDMA2000両方対応か? – 2011年2月9日

この事実と、世の中には既にそのような携帯電話が過去数年間存在している(例:CDMA2000版【Verizon版、Sprint版】Blackberry、Verizon用アンドロイド携帯Droid Pro、Droid International、など)ことから、今回の新iPhoneも、通信方式としては1台でCDMA2000にも、W-CDMA(UMTS)/GSMにも対応する、デュアル通信モード方式のiPhoneになるでしょう。

アップル社としては、異なる通信方式のキャリアに1機種で対応することによって、現行のiOSのように2つのiOSバージョン持つ必要は無く、iOSの管理・開発を統一してできるので、管理しやすくなるというメリットもあります。
 

2.それでは、auでiPhoneを購入・契約した後に解約して、そのiPhoneを持込みでソフトバンクで契約できるか?・・・その逆は?

“au版iPhoneとは?” の続きを読む

今週のニュース:iOS 4.3.5、Xoom LTEアップデート、新Blackberry、など


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



今週前半のニュースをいくつかまとめて、報告します。

1.iOS 4.3.5のリリース

すでにご存知と思いますが、2011年7月25日(米国時間)、アップルがiOS 4.3.5をリリースしました。
Gevey SIM下駄は、iOS 4.3.5でも今まで通り手動操作(儀式)を行うことによって、使えます。
iOS 4.3.5は、redsn0wで『紐付き』脱獄が可能なことが報告されています。

2.Verizon版モトローラXoomのLTEアップデートは、2011年9月

2011年2月に鳴り物入りで発売された、アンドロイド3.0の最初のタブレット、モトローラXoomの4G LTEアップデートは、当初のVerizon/モトローラの約束より少し遅れ、2011年9月になることが報道されています。
http://www.mobileburn.com/news.jsp?Id=15972

しかも、Xoomの4G LTEアップグレードの前に、Samsung Galaxy Tab 10.1 4G LTE版(Verizon版)が2011年7月28日より発売になるため、4G LTEを期待して2011年2月から待っているXoomユーザーは期待を裏切られた感じ。

3.Blackberry新製品の発表
“今週のニュース:iOS 4.3.5、Xoom LTEアップデート、新Blackberry、など” の続きを読む

アメリカ携帯会社ポストペイド契約料金比較(一台契約の場合)


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



アメリカ携帯会社ポストペイド契約料金比較を、試みます。

この料金比較表は、どのくらい持つかわかりません。
なんせ、携帯会社は他社との競争のため頻繁(1年~数ヶ月の周期で)に料金を改定します。
特に今の時代は、これから4G(LTE)通信の競争が激化してくるため、今から数ヶ月で料金が変わるかもしれません。

各社の料金改定に気が付いたら、訂正していきます。が、リアルタイムで反映されるのは難しいと思います。(このブログ・サイトのプリペイド料金表は、気が付いたときに改定しています。実際に携帯会社で料金改定をしてから、このサイトで反映されるまで、数週間掛かることはありますが・・・)

渡米して、携帯会社とのポストペイド契約(2年契約)をする際には、参考にしてください。しかし、あくまでも参考にしてください。

また、アメリカでは携帯会社は各社とも「Family Plan」を提供しており、一名義/一請求書で、5つの携帯までを契約できるシステムがあります。
一家で複数回線を契約する場合は、「Family Plan」の方が合計金額が安い場合があります。
しかし、「Family Plan」に関してはここでは取り扱いません。また別の機会に取り上げたいと思います。

このページでは、「一名義/一請求書/一回線、2年以上契約」の場合の契約料金の比較になります。

“アメリカ携帯会社ポストペイド契約料金比較(一台契約の場合)” の続きを読む

オンラインショップWalmart.comでアメリカのプリペイド携帯トップアップ・カードを購入


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



Walmart.comは2013年5月ころ、オンラインウェブサイトでのディジタル・トップアップカードやギフトカードの不正購入が続き、その後、セキュリティが厳しくなっています。特に、実際に品物が配信されないディジタル・コンテンツの購入は、日本の住所では購入が不可能になっています。アメリカの住所でも、セキュリティーチェックが厳しくなっています。
現在は、Walmart.comでディジタル・トップアップ・カードはほとんど購入できないようです。
Walmart.com以外にもアメリカのトップアップカードをオンラインで購入出来るサイトは他にもありますので、そちらをお試しください。


アメリカ国外から、アメリカのプリペイド携帯のトップアップカード(のPIN番号)を購入する方法を紹介します。

・・・と言っても、
1.アメリカの住所を登録する必要があります。(実際には、ここには何も送られませんので、ホテルの住所やダミー住所で良いはずです。)
2.クレジットカード/デビットカードで支払いが出来ます。または、PayPalで支払えるので、PayPalに日本のクレジットカードを登録しておくと、日本のクレジットカード/デビットカードでも支払いが出来るはずです。

私は日本に住んでいないので、日本発行のクレジットカードを持っておらず、日本から実際に試してみることが出来ません。
しかし、この記事を見て日本在住の誰かが試していただき、報告していただけると、ありがたいと思い、記事とすることにしました。

アメリカのプリペイド携帯会社のトップアップカードは、ディスカウント百貨店のWalmartのオンラインショップ、
http://walmart.com
で販売されており、ここで注文すると発注後数分~60分以内に、EメールでトップアップカードのPIN番号が通知されます。
実際に私が先月、AT&Tのトップアップカードを発注した際には、発注後14分でトップアップカードのPIN番号をEメールで受け取ることが出来ました。

この方法を使うと、世界のどこからでも、アメリカのプリペイド携帯会社のトップアップカードがオンラインで購入でき、すぐに使用することが出来ます。
(もちろん、クレジットカードでもトップアップすることが出来るプリペイド携帯会社も多いですが、もし、日本で発行のクレジットカードなどがそのプリペイド携帯会社のオンラインサイトで使用できない場合は、この方法を試してみてください。)

“オンラインショップWalmart.comでアメリカのプリペイド携帯トップアップ・カードを購入” の続きを読む

Verizon携帯の「データ通信使い放題」が無くなる/SprintがLTEに前向き投資


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



アメリカの携帯業界ニュースを3つ。

1.Verizonのデータ通信料金が、「使い放題」でなくなる

Verizon Wirelessは、現在スマートフォンおよびiPhoneに提供している「月$29.99で、データ(パケット)通信が使い放題」プランを廃止し、段階的定額制に移行する計画がある、というニュースが2011年6月20日浮上してきた。
まだVerizon Wirelessからの公式発表ではないが、噂によると新しいデータ通信料金体系は2011年7月7日より開始され、
●月$30で2GBまで
●月$50で5GBまで
●月$80で10GBまで
になる予定だという。
なお、Verizonのデータプランでは、3G通信(CDMA2000)を使った場合でも、4G通信(LTE)を使った場合でも、データ通信料金の違いは無いと言う。
Verizonのスマートフォン/iPhoneでテザリングを使用する場合は、月に$20追加(基本データ通信プランに2GB追加)となるらしい。

また、2011年7月6日またはそれ以前に「月$29.99で、データ(パケット)通信が使い放題」に加入したユーザーは、パケット通信のプランを変更しない限り、2011年7月7日以降もそれを継続できるそうです。

これにより、VerizonのiPhoneとAT&TのiPhoneの毎月の利用料金を比較すると、毎月のデータ使用量が4GBまでのユーザーはAT&Tが安く、5GB以上はVerizonが安くなる。

2.SprintがLTE導入に一歩進む
“Verizon携帯の「データ通信使い放題」が無くなる/SprintがLTEに前向き投資” の続きを読む

アメリカの携帯/iPadを日本でローミングする場合の料金:4社比較


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



アメリカの大学はSemester制のところは既に夏休みに入り、Quarter制の大学や小中高校ももうじき夏休みに入りますね。
それにあわせて、日本へ一時帰国する学生や家族もこれからの季節は増えてくるでしょう。

そこで出てくる疑問は、「アメリカの携帯(iPhone、アンドロイド携帯、Blackberryを含む)は、日本で使えるの?」、「アメリカのiPad/iPad2は、日本で使えるの?」

結論から先に言うと、最近数年以内に購入したアメリカ4大携帯会社のポストペイド契約のスマートフォンなら、殆どの機種が日本でそのまま「国際ローミング」で使えます。
スマートフォンでなくとも、ここ数年以内に購入したアメリカ4大携帯会社のポストペイド契約の携帯なら、使用できます。

お持ちのアメリカの携帯で初めて海外へ行かれる場合は、カスタマーサービスに連絡して、「国際ローミング」オプションが有効になっているかどうか、確認してください。口座(アカウント)契約上、「国際ローミング」オプションが有効になっていなければ、いくら携帯機種本体が日本でローミング可能であっても、日本で電波を拾いません。(携帯画面に「No Signal」と表示されるでしょう。)

一度有効にすれば、その後、自分で無効にするまでは、何もせずに次回も日本で国際ローミングできます。

お持ちのアメリカの携帯が、機種も、また、アカウント設定も、国際ローミング出来る状態であれば、日本の到着空港で電源を入れると、電波が表示されます。
携帯会社によっては、「日本でのダイヤルの仕方は、・・・。料金は・・・。」的なテキストメッセージが(もちろん、英語で)受信されます。

“アメリカの携帯/iPadを日本でローミングする場合の料金:4社比較” の続きを読む

Verizonプリペイド携帯のアクティベーションの方法


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



目次:
Verizonプリペイド携帯サービスの説明・・・このページ
Verizonプリペイド携帯のアクティベーションの方法・・・ページ 2
Verizon携帯本体のプログラミング(設定)の方法・・・ページ 3
オンラインアカウント管理「My Verizon」のログイン登録・・・ページ 4
トップアップの仕方、有効期限・・・ページ 5


 
AT&T、T-Mobile、Virgin Mobile USA(Sprintのプリペイド部門)のプリペイド携帯のアクティベーションの方法を過去に書いたので、Verizon のプリペイドのアクティベーションの方法を書かないと片手落ちになりますね。
そこで、Verizonプリペイド携帯のアクティベーションの方法を取り上げます。

VerizonはCDMA方式の通信方式を使っているので、2G(CDMA 1xRTT)および3G(CDMA2000)の通信方式ではSIMを使用していません。(LTEサービスではSIMを使用していますが、プリペイドではまだLTEは使用できません。また、海外ローミングのできるBlackberryやDroid Proでは、海外でのGSM/W-CDMA通信使用時のためにSIMは発行されています。)
携帯本体の固体番号をキャリアに登録して、使用します。

Verizonのプリペイド携帯は、家電量販店Best Buy、電気店Radio Shack、ディスカウントチェーンWalmartやTargetで販売されています。
もちろん、アメリカのクレジットカードとアメリカの住所があれば、VerizonのWebサイトからも注文できます。
http://www.verizonwireless.com/prepaid

または、街中のVerizonショップでも購入できます。

安い携帯本体は$30くらいからあります。
また、Verizonではアンドロイド携帯Motorola Citrus($195、BestBuyで$169.99に割引中)、Vortex($214.99)、Samsung Continuum($244.99)、Samsung Fascinate(Galaxy S)($294.99)、Droid X($344.99)、LG Ally($294.99)などもプリペイド用に発売しています。

また、自分で過去にVerizonとポストペイド契約していた解約済み携帯や、友人などから譲り受けたVerizonの解約済み携帯を、無料でプリペイド用携帯にアクティベートすることも可能です。

したがって、Verizonの解約済み携帯が入手できたら、そのままそれをプリペイド携帯にアクティベートすれば、経済的ですね。

Verizonのプリペイド携帯は、カナダ、メキシコ、バミューダ、プエルトリコ、米領ヴァージン諸島でも、ローミング料金(アメリカ国内料金よりは高い)で使用できます。
それ以外の国では、ローミングが出来ません。

“Verizonプリペイド携帯のアクティベーションの方法” の続きを読む

iPad 2、AT&TプランとVerizonプランの比較


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



iPad 2 (iPadも同じ) 3GバージョンのAT&TプランとVerizonプランの比較をします。

2011年3月23日現在
2011年11月16日更新
2012年1月28日更新
2012年3月13日更新
2012年6月1日更新

  AT&T
(iPad 3rd Generation/iPad 2/iPad)
Verizon
(iPad 3rd Generation/iPad 2)
プリペイドプラン 250MB、有効期間30日、$14.99
 
2 3GB、有効期間30日、$25.00 $30.00
 
5GB、有効期間30日、$50.00
 
必要な月だけ前払いで加入する。翌月は加入する(支払う)必要は無い。
1GB/月、$20.00
 
2GB/月、$30.00
 
5GB/月、$50.00
 
10GB/月、$80.00
ポストペイドプラン 250MB/月、$14.99
超過分は250MB当たり$14.99
 
2 3GB/月、$25.00 $30.00
超過分は1GB当たり$10.00
 
5GB/月、$50.00
超過分は1GB当たり$10.00
 
契約期間の束縛は無いので、いつでも(1ヶ月で)解約可能。
1GB/月、$20.00
超過分は1GB当たり$10.00
 
2GB/月、$30.00
超過分は1GB当たり$10.00
 
5GB/月、$50.00
超過分は1GB当たり$10.00
 
10GB/月、$80.00
超過分は1GB当たり$10.00
 
契約期間の束縛は無いので、いつでも(1ヶ月で)解約可能。
日本での国際ローミング プリペイド
120MB/30日、$30.00
300MB/30日、$60.00
800MB/30日、$120.00
(下記※参照。)
超過分は120MB当たり$30
 
ポストペイド
1KBあたり$0.0195
または
オプション:
120MB/30日、$30.00
300MB/30日、$60.00
800MB/30日、$120.00
超過分は120MB当たり$30
ポストペイド
1KBあたり$0.02
(20MB、$409.60)
(50MB、$1024.00)
(100MB、$2048.00)
(200MB、$4096.00)
 
オプション:
100MB/30日、$25.00
超過分は$25.00/100MB。
通信方式 3G W-CDMA 850MHz/1900MHz/2100MHz
2G GSM 850MHz/900MHz/1800Mz/1900MHz
 
iPad 第3世代は以下も可能
LTE 700MHz Band 17
LTE 2100MHz?(詳細不明)
3G W-CDMA 900MHz
4?G HSPA+/DC-HSDPA 850MHz/900MHz/1900MHz/2100MHz
CDMA2000 800MHz/1900MHz
 
iPad 第3世代は以下も可能
LTE 700MHz Band 13
3G W-CDMA 850MHz/900MHz/1900MHz/2100MHz
4?G HSPA+/DC-HSDPA 850MHz/900MHz/1900MHz/2100MHz
2G GSM 850MHz/900MHz/1800Mz/1900MHz
日本の携帯会社との互換性 3G W-CDMA 2100MHzでドコモ/ソフトバンクと互換
AT&T版iPad 2はSIMフリーで、GSM/W-CDMA他社のSIM使用可。
CDMA2000 新800MHzでKDDI(AU)と互換
ただし、Verizon版iPad 2にはSIMトレイが付いていないので、AUのSIM(ICカード)は挿入できないので、AUと契約は出来ない。
 
新iPad 第3世代は、現地のSIMを挿入すれば、3G W-CDMA 2100MHzでドコモ/ソフトバンクと互換

※AT&TのiPad/iPad 2/iPad第3世代用国際ローミングプランに加入するには、その期間、国内のプランに加入している必要があります。

つまり、毎月の3G使用バイト数が4GB以下ならAT&Tが安い。5GB以上ならVerizonが安い。

アメリカでiPad/iPad 2/iPad第3世代を契約した人が、日本へ一時帰国の時にも使用するのなら、断然AT&Tが安い。

AT&TがT-Mobile USAを買収すると発表


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



AT&Tは本日2011年3月20日(現地日時)、AT&TがT-Mobile USAを本社のドイツテレコムから買収すると、発表しました。

http://www.att.com/gen/press-room?pid=19358&cdvn=news&newsarticleid=31703&mapcode=corporate|financial

T-Mobile USAは契約顧客数ではアメリカ第4位の携帯会社で、現在、「アメリカ国内では、一番広く4G網を持っている」とテレビなどで広告しながら顧客数拡大を図っているものの、実質顧客数はアメリカ4大携帯会社(顧客数順に、Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USA)の中で唯一顧客数の減少が続いている携帯会社でした。

また、「4G」とは宣伝しているものの、T-Mobile USAの言うところの4GはHSPA+であり、Verizonが2010年12月からサービス開始し、AT&Tが2011年後半にサービス開始を計画しているLTE方式に関してはT-Mobile USAはその使用電波(周波数)の免許を米国FCC(連邦通信委員会)から受けておらず、LTEの計画に関しては全く白紙の状態でした。

AT&TがT-Mobile USAを買収することによって、T-Mobile USAの顧客は4G LTEへの道が開けることになります。
また、AT&TはT-Mobile USAの持っている基地局を即時に使用できることになり、4G LTEの導入コストの削減と期間の短縮が得られます。

アメリカ国内でT-Mobile USAとAT&Tは、2G GSMでは同じ周波数(850MHzと1900MHz)を使用しています。
3G W-CDMAでは両社の周波数が違います(AT&Tは850MHzと1900MHz、T-Mobile USAは上り1700MHz/下り2100MHz)が、当分はこれを統合することは無いでしょう。(統合すると、数百万人のT-Mobile USAユーザーは3G携帯を買い換えなければなりませんから。)
しかし、将来(2、3年後)に周波数をAT&Tに合わせるのか、それとも、今後発売される3G携帯(iPhoneを含む)がAT&TとT-Mobileの両社の3周波数をカバーするようになるのか、今のところはまだわかりません。

どちらにせよ合併手続き完了までには約1年掛かる予定ですが、T-Mobile USAユーザーにも来年にはiPhone使用の可能性が回って来ました。

この合併後のアメリカ携帯会社3番目のSprintの動向が、今後注目されます。
Verizonに買収されるか、それともアメリカ携帯会社第5位でT-Mobileの次に顧客数の多い、限定地域サービス携帯会社MetroPCS(全米サービスはしていない)を買収するか・・・が、Sprintの選択肢でしょう。

Verizon iPhone 4は日本で国際ローミング出来るか?


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



追記(2011年5月23日):
アメリカの携帯/iPadを日本でローミングする場合の料金:4社比較
も参照してください。


2011年2月10日にVerizonがiPhone 4を発売し、そろそろ「Verizon iPhone 4は、日本で国際ローミング出来るか?」という心配をしている方々が出始めているるようです。

私自身はVerizonと契約したことは無いので、自分でやってみたことは無いのではっきりしたことはわからないのですが、同じCDMA2000通信方式を使っているSprintのスマートフォン(アンドロイド携帯)は持っていて、日本で使ったことはありますので、その経験と、Verizonのホームページからの情報をここでまとめます。
もちろん、それ以外にAT&TのiPhone 4も持っていますが・・・

注意:ヨーロッパにはVerizon社と同じCDMA2000通信方式を使っているキャリアがありません。したがって、CDMA2000オンリーのVerizon版iPhone 4では、ヨーロッパでは全くローミングできません。(電波が入りません。)ご注意ください。
Verizon契約でヨーロッパでもローミングしたければ、Verizon用のCDMA2000 + W-CDMA/GSM両方の通信方式に対応するBlackberry、Droid Pro、Droid Internationalなどのデュアルモード携帯を使い、かつ、国際ローミング用にSIM(パートナーのVodafoneのSIM)を貰わないとダメです。
CDMA2000通信方式は、世界でも約40カ国でしか使われていません。ヨーロッパ以外にも、Verizon版iPhone 4が全く使えない国は、数多くあります。渡航前に、渡航先で使えるかどうか確認しておくことです。
日本はauのみがCDMA2000通信方式を使っていますので、日本でのVerizon版iPhone 4でのローミングは、auの電波のみを使ったローミングになります。

追記:Verizon版iPhone 4Sは、ヨーロッパなどCDMA2000通信方式のキャリアの無い国でも使えます。
 
 

■日本へ行く前に、自分のアカウントが国際ローミングできるようになっていることを確認すること。

普通、CDMAのキャリア(SprintやVerizon)は、アカウントを開設するときに、デフォルトでは国際電話が出来なく、国際ローミングが出来ないアカウント設定になっている場合があります。

もし自分のアカウントが「国際電話も、国際ローミングも、出来ない」設定になっていると、日本へ行っても「No SignalまたはNo Service(圏外)」と表示されます。

したがって、日本(米国外)へ行く前に、必ずカスタマーサービスに連絡し、「国際ローミング(International Roaming)可能」な設定に変更してもらってください。
カスタマーサービスは、「*611」に電話するか、「800-922-0204」です。

 
 
■まず、通話とテキストは、間違いなく日本で使用できます。

“Verizon iPhone 4は日本で国際ローミング出来るか?” の続きを読む

AT&T iPhoneは2倍速い、Verizon iPhoneは回線切断が少ない


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



Verizon(CDMA2000)版iPhoneが2011年2月10日に発売されて約1週間が経ちましたが、面白い調査結果が発表されましたので、取り上げたいと思います。

AT&T iPhone Beats Verizon in Nationwide 3G Speed Tests

iPhone用アプリで「Speed Test」という、ネットアクセス速度を測定するアプリを提供している会社、OOKLA社が、AT&T iPhoneユーザー、および、Verizon iPhoneユーザーのテストの結果をまとめて、比較しました。

テストサンプル数は、AT&T iPhoneユーザー4万3000人(台)、Verizon iPhoneユーザー1万4000人(台)が、全米各地で「Speed Test」アプリを実行した結果をまとめたものです。

一人のユーザーが複数回「Speed Test」アプリを実行しているので、実際のアプリ実行回数(ネットワークアクセス速度測定回数)は、AT&T iPhoneが10万6000回、Verizon iPhoneが4万9000回だったそうです。

“AT&T iPhoneは2倍速い、Verizon iPhoneは回線切断が少ない” の続きを読む

Verizon iPhone 4から他社への日本語MMSが、文字化けする


List
̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj
- Old Counter



私はVerizonと契約したことは一度も無いのでわからなかったのですが、「2011年2月10日に発売されたばかりのVerizon社用iPhoneから、他社(特にAT&TのiPhone)へのMMS(テキスト)メッセージが文字化けする」と言う事実が、最近わかりました。
(アメリカのキャリアではどこのキャリアでも、SMSでは日本語は文字化けするのは常識ですが・・・)

ちょっとグーグルすると、MacRumors.comのフォーラムで以下のようなディスカッションがされているのが見つかりました。

Emoji from Verizon to Att not working…

問題は、Verizonと他社のネットワークとの間の、MMSゲートウェイにありそうです。

おそらく、Verizon同士は問題無いと思います。(他社とのMMSゲートウェイを通らないから、Unicode文字を変換せずにそのまま送っているため。)

AT&TからVerizonも問題無いですね。・・・と言うことは、Verizonが自社のゲートウェイで、他社からUnicode文字を受けるときには、何も文字を変換していないということでしょう。
よって、日本の携帯会社からのMMSも文字化けせずに受信できると思います。

Verizonから他社へMMSを送信するときにだけ、Verizon側のMMSゲートウェイで、8ビット文字の頭の1ビットを無視して7ビットASCIIコードで送っているとか、なんか変な変換をしているものと思われます。

日本語に限らず、2バイトコード/ユニコードは全て文字化けしていると思います。(中国語、韓国語、etc)

また、問題はiPhoneに限った問題ではないです。(他のスマートフォンを使っても、同じでしょう。)

Verizon社のネットワークの問題なので、Verizonが他社間MMSゲートウェイのソフトをUnicode対応にするまでは、問題解決は不可能ですね。

前記のmacrumorsフォーラムのスレッドの2ぺージ目の最後のほうのコメントによれば、アップルもVerizonもこの件はVerizon版iPhone 4発売直後に「問題」として認識しているようなので、じきに解決するでしょう。

それまでは日本語や絵文字(Emoji)などUnicode/2バイト文字の送信は、「Mail(メール)」でやり取りするしかないですね。

でも、「発売までわからなかった」と言うのは、・・・・
Verizonが他社間MMSの経験が少ないであろうと言うことは推測できますが、少なくとも世界的に既に数千万台のiPhoneを売ってサポートしているアップルが事前にその検証をしていなかった、というのはアップルの日本語チームの落ち度のような感じですが。
今回のVerizon版iPhone 4は米国内だけの発売だったから、日本語チームがプロジェクトに入っていなかったのでしょうかね。