AT&T LTE 60地域、年末までに107地域:Verizon LTE 371地域、年末までに400地域。
LTE対応されると予想されるiPhone 5の発表(2012年9月12日)を前に、AT&Tは本日、新たに7ヶ所でLTEサービスを開始しました。これで、AT&Tの米国内LTEサービス開始地域は60ヶ所となり、人口カバーで1億人、カバー率は約32%になります。
さらにAT&Tは2012年末までに追加で44都市(47都市という報道もある)でLTEサービスを開始すると発表しました。
2012年年末までに拡大予定されている都市にはアルバカーキ、ボイズ、シンシナチ、デトロイト、デンバー、ファイアットビル、グリーンベイ、ハワイ、ルイビル、ミネアポリス、ポートランド(オレゴン)、ピッツバーグ、シアトル、ツーソン、なども含まれており、これが完了すればAT&TのLTEカバレッジはアメリカ主要都市はほぼ含まれ、VerizonのLTEカバレッジともやっと同じ土俵で比較されるようになるでしょう。
今、AT&TのLTEサービスが提供されていない(筆者のような)地域でも、3ヶ月待って年末までにLTEが開始されるようなら、iPhone 5はAT&Tモデルでも良いかな・・・と考えられるでしょう。
AT&T expands 4G LTE coverage to 9 new markets, 44 more coming in 2012 – 2012年9月6日
これに対するVerizonは、現在、371ヶ所でLTEサービスを提供しており、人口カバー2億3000万人、カバー率75%です。2012年末までには総計400ヶ所、人口カバー2億6000万人、カバー率83%を目標に掲げています。
VerizonのLTEダウンロード速度は初め、実質2~5Mbps程度(アップロード1-2Mbps)でしたが、現在、広いところで5~12Mbpsにダウンロード速度が引き上げられています。アップロード速度は実質2-5Mbpsです。
Sprintは2012年7月15日に15ヶ所でLTEサービスを開始し、現在は19ヶ所に増えています。
本日の報道では、Sprint版のiPhone 5は2012年10月15日発売に遅れるのではないか、という噂も出ています。
Sprint Training Documentation Hints iPhone 5 Launch Could Be As Far Away As October 15 – 2012年9月6日