Verizonが新ポケットWiFi、Verizon Jetpack 4G LTE Mobile Hotspot MiFi 4620LEを発売開始。


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Verizonは2012年11月8日頃より従来のポストペイド用ポケットWiFi MiFi4620Lの改良版、(Novatel) MiFi 4620LEを発売開始しました。
この機種はこれまでのNovatel MiFi4620Lと同様で周波数対応は
• 4G LTE 700 MHz(Band 13)
• 3G CDMA2000 EV-DO Rev. A/Rev. 0 800/1900 MHz
• 3G DC HSPA+(DC-HSDPA)/HSPA+/UMTS 850/900/1900/2100 MHz
• 2G EDGE/GPRS 850/900/1800/1900 MHz
になります。

外見もNovatel MiFi4620Lと変わらず、同時接続端末数も10台までと変わりませんが、バッテリー・フル充電時の連続使用時間が10時間までに延びています

 

Novatel MiFi4620LおよびMiFi4620LEはSIMはマイクロSIMを使用しており、価格は定価が$269.99(消費税別)。個人で2年契約する場合は端末が$99.99~$49.99(消費税別)に割引きになります。法人契約の場合は、2年契約で端末価格が$0(無料)になる場合があります。

なお、同機はSIMロック状態で販売されますが、Verizonの端末は原則的に契約後60日後に無料SIMロック解除をカスタマーサービスにリクエストできます。(1回線ごとに年間2台までという台数制限があります。)
しかし、同機の前モデルであるNovatel MiFi4620Lの場合は、Verizonのカスタマーサービスに電話しても、「(Verizon)社内の手順データベースにはSIMロック解除方法のマニュアルが存在しないため、SIMロック解除できない。」という返事で、これまではMiFi4620LはSIMロック解除できませんでした。
Novatel MiFi 4620LEも同様の状況可も知れませんので、注意が必要です。

本日、モバイル通信装置のSIMロック解除ツールを提供しているDC-Unlockerから、最新版のDC-Unlocker V1.00.0975でMiFi4620LがSIMロック解除できるようになったとの知らせがEメールで届いたので、これからやってみる予定です。
 
 

同時にNovatelは前身モデルのNovatel MiFi4620L用の3000 mAh大容量バッテリーを発売し、これを使うことによりMiFi4620Lは10時間の連続使用ができるようになります。3000 mAh大容量バッテリーは、厚さが増えた大容量バッテリー用の新しいバッテリーカバー(裏蓋)付きで、Verizonから$49.99で販売されています。

 

※ オンラインを探せば、MiFi4620L用5000mAhバッテリー(プラス、裏蓋)も見つかります。
 
 

これまではポケットWiFiの連続使用時間は4~5時間でしたが、連続使用時間が10時間に延びるということは、1回のフル充電で丸一日(勤務時間内)使用できることになり、便利になります。今後、ポケットWiFiの連続使用時間は、この10時間が標準仕様になるのでしょうか。



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「Verizonが新ポケットWiFi、Verizon Jetpack 4G LTE Mobile Hotspot MiFi 4620LEを発売開始。」への3件のフィードバック

  1. 先日シアトルに出張した際、同型のポケットwifiを成田でレンタルしましたが、すこぶる快調でした。
    1Day/¥700くらいでしたが、ドコモの海外パケ放題より全然使えました。とはいえやはりLTEと3Gの掴み切り替えでバッテリーの消耗が激しかったですので、モバイルブースターは持ち歩いておりました。

    管理人 返信:

    11月8日発売モデルが既に日本のレンタル用に使用されているとは思えないので、前のモデルMiFi4620Lですね。新モデル4620LE(”E”は、ExtendedのE)ではないですね。

    これまでのポケットWiFiの連続使用時間は仕様から4時間、4620Lは5時間でした。
    私も常時替えのバッテリーは持ち歩いています。新しい仕様/バッテリーになって、それが不要になるでしょうかね。使ってみないと判りませんね。

    LTEと3Gが頻繁に切り替わるという状況は、どんなところで使っていたのでしょうか?
    ● 展示会など人の多い所ではVerizon LTEスマフォ/タブレット/ポケットWiFiを使っている人は多いので、LTEが混線で掴めないことがあります。
    ● LTEの設置がまだ完璧でないところや、サービスエリアのエッジ(端)で使っていて、電波が切り替わる。

    VerizonのLTEのサービスエリアの拡張状態を考慮すると、後者はあまり考えにくいので、人が多いところで使っていたのでしょうか?

  2. 返信有難うございます。
    成程前モデルだったんでしょうね。

    とかくモバイル機器はバッテリー問題が付きまといますが、
    こういう機種が出てくるのはいい傾向ですね。

    シアトルでの利用は、オフィス・レストランなど少し奥まった
    所が多かったです。
    移動中は比較的4Gで安定しておりました。

    来週にLAに行きますので、また同じレンタルwifiを利用してみますので、
    何か気になったことがあれば、コメントの方記述させて頂ければと思います。

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