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今年夏ごろ(2012年8月頃)からNet10 AT&T回線用SIMのデータ接続の断続的な問題がインターネットで報告されていて、筆者も気がついていましたが、「問題は全てのAT&TのMVNOで遭遇する問題」というようなことが書かれていたので、筆者もAT&T側の問題と思い、その後StraightTalkのSIMで同じAPNで使えていたので、それほど気にしていませんでした。
しかし、最近(2012年11月の何日かは不明)、Net10はAT&T回線用のAPNを変更したようです。つまり、問題はAT&T側ではなく、Net10側にあったようです。
新旧APN値は以下のようになります。
また、iPhoneでNet10 AT&T回線用SIMを使用する場合にはAPNChanger
www.unlockit.co.nz – APNChanger
で「US - Net10」を選択すれば、既に新しいAPN値が設定されていますので、「問題無くiPhone + Net10(AT&T回線用)SIM」でインターネットに繋がります。
または、APNChangerの代わりにブラウザーで
http://iapnupdate.net10.com
をクリック(アクセス)し、Net10の提供するAPNプロファイルを「Install(インストール)⇒ Install(インストール)⇒ Done(完了)」をタップすれば、同じAPNプロファイルがインストールされます。
Net10 AT&T回線用APN
|
Net10 新新APN 2013年4月3日現在 |
Net10 もう使えない? 新APN 2012年12月頃から有効 |
Net10 もう使えないAPN |
APN |
tfdata |
wap.tracfone |
att.mvno |
Username |
空白 |
空白 |
空白 |
Password |
空白 |
空白 |
空白 |
Proxy |
空白(?) |
空白(?) |
proxy.mvno.tracfone.com |
Port |
空白(?) |
80 |
80 |
MMSC |
http://mms-tf.net |
http://mmsc.cingular.com |
http://mmsc.cingular.com |
MMS Proxy |
mms3.tracfone.com |
66.209.11.32 |
66.209.11.33 |
MMS Port |
80 |
80 |
80 |
|
StraightTalk APN (まだ使える) |
その他の AT&T MVNO APN |
APN |
att.mvno |
att.mvno |
Username |
空白 |
空白 |
Password |
空白 |
空白 |
Proxy |
proxy.mvno.tracfone.com |
MVNOによって違う |
Port |
80 |
MVNOによって違う |
MMSC |
http://mmsc.cingular.com |
MMS Proxy |
66.209.11.33 |
MMS Port |
80 |
“【注意】Net10のAT&T回線用APN値が変わりました。” の続きを読む
先週のうわさどおり、
今日は、iPhoneのうわさ話が多い・・・・ – 2012年11月30日
T-Mobile USAの100%親会社であるドイツテレコムは、今日ドイツでのの年次投資家向けコンフェレンス(株主総会?)で、
「T-Mobile USAは2013年にアップル社のデバイスを販売することで、アップル社と合意に達した。」ことを発表しました。
どのモデルのiPhoneまたはiPad/iPad Miniを、正確にいつから発売するか、はまだ公表されていません。
T-Mobile USA confirms it will sell Apple devices – 2012年12月6日
T-Mobile USAはアメリカで4番目に加入者の多いキャリアですが、3G周波数(AWS、Band 4、上り1700MHz/下り2100MHz)の互換性の問題で、4大キャリアの中でこれまで唯一iPhoneを販売していません。しかし、T-Mobile USAの発表によると、既に100万人以上の加入者がT-MobileのSIMでiPhoneを使用していると言われています。
“T-Mobile USAが2013年にアップル・デバイスを販売することで、アップルと合意に達する。” の続きを読む
やっと我が家にもAT&TのLTEが先月末に来ましたが、
やっと我が家にもAT&TのLTEが来た。 – 2012年11月30日
「来たら、何かを検証しなければならない。」というのは判っていたのですが、何を検証するのか、先ほどまで忘れていましたね。
読者のとあるDMで、思い出しました。
● AT&T iPad 3/iPad 4/iPad MiniでアクティベートしたLTE SIMを挿入して、AT&T用LTEポケットWiFi「Elevate 4G(AirCard 754S)」でLTE接続が出来るか?
● AT&T iPad(オリジナル)/iPad 2でアクティベートした3G SIMを挿入して、AT&T用LTEポケットWiFi「Elevate 4G(AirCard 754S)」でLTE接続が出来るか?
● AT&T iPad(オリジナル)/iPad 2でアクティベートしたLTE SIMを挿入して、AT&T用LTEポケットWiFi「Elevate 4G(AirCard 754S)」でLTE接続が出来るか?
の検証が必要でした。
“AT&T iPad 3/4/iPad MiniとAT&T LTE SIMで、ポケットWiFi Elevate 4G(Sierra Wireless AirCard 754S)をLTE接続する検証。” の続きを読む
Verizon版iPad 3/iPad 4/iPad Miniで、VerizonのLTE SIMを使って、アメリカ国内で使うVerizonプリペイドiPad/iPad Miniプランを加入する手順です。
基本的には、AT&T版iPad/iPad MiniでAT&TのプリペイドiPad/iPad Miniプランに加入する手順と同じです。
ところで、新しい事実が分かりました。特に、アメリカ在住の方に影響があります。
筆者は以前にVerizonのiPad国際ローミングプラン・プランのことを書いたことがあるのですが、その時の詳細を忘れていました。
アメリカの携帯/iPadを日本でローミングする場合の料金:4社比較 – 2011年5月23日
Verizon版iPad 2が昨年2011年3月11日に最初に発売された時は、他のVerizonアンドロイド・タブレット端末(例:モトローラXoom)と同じく、通信プランはポストペイドMonth-toーMonth契約しか出来なかったと思います。それが、いつの間にかプリペイドプランが追加されています。
Verizonポストペイドプランでは、以下の料金でiPadで国際ローミングが出来ます。
デフォルト:$0.02/1KB (100MB使うと、$2048.00)
オプション:$25.00/100MB/30日、超過分は$25.00/100MB。
Verizonプリペイドプランでは、相変わらず国際ローミングが出来ません!
“Verizon LTE SIMで、iPad/iPad MiniのプリペイドLTEプランに加入する手順” の続きを読む
結局、ソフトバンク版iPad 4/iPad MiniのSIMロック状態は、どうだったんでしょう?
海外ではSIMフリー?
au版は「国内SIMロック。海外でも同様です。」(『同様』って、どういう意味? もっと具体的に言ってほしいなぁ。)と発売初日に田中社長がコメントした記事を読みましたが、まだ誰も試したわけではないんですよね!?
さて、ここ1週間ほどの以下の記事を読んだ方は既にご存知ですが、
Verizonプリペイド(iPad/iPad Mini)SIMの事と、アメリカ国内でソフトバンク/au版iPad/iPad Miniで使えるSIM – 2012年11月24日
【ヤッター】Amazonで購入したVerizonのSIMで、iPad Mini A1455(iPad A1460)が使えました。 – 2012年11月28日
もし、ソフトバンク版iPad Miniが海外SIMフリーであれば、VerizonのLTEナノSIMが使用できるはずです。ソフトバンク版iPad 4は、VerizonのLTEマイクロSIMが使用できるはずです。
追記:SIMは認識し、Verizonの信号も掴みますが、「設定(Settings)⇒モバイルデータ通信(Cellular Data)⇒アカウントを表示(View Account)」(通常のiPad/ipad Miniプリペイドアカウント加入手順)をタップすると、エラーメッセージが表示され、プリペイド通信プラン加入が出来ないことがわかりました。つまり、ソフトバンク版iPad/iPad MiniではVerizonのSIMは使えません。
au版も、田中社長の発言が間違いで、au版iPad Miniも海外SIMフリーであれば、VerizonのLTEナノSIM、iPad 4はマイクロSIMが使用できるはずです。
また、もちろん、海外SIMフリーモデルのうち、Verizon版A1455/A1460を買った人は、アメリカではVerizonのLTEナノSIM(A1455)またはマイクロSIM(A1460)が使用できます。(現地のLTE周波数に対応するため、アメリカとカナダ以外は全てA1455 iPad Mini/A1460 iPad 4 SIMフリーが発売されるはずです。つまり、香港版も発売されたら、Verizon版と同じモデルでしょう。・・・追記:しかし、香港版ではVerizon版SIMは使用できません。)
“Verizon LTE標準SIM、マイクロSIM、ナノSIM、代行販売可能です。” の続きを読む
うわさが正しかった・・・アップル・アメリカが2012年11月29日午後11時ころ(東海岸時刻)、公式SIMフリーiPhone 5の発売を開始しました。
iPhone 5 注文スクリーン
で、iPhone 5の色を選んだ後、「Or get iPhone unlocked and contract-free」をクリック。
発売するUS公式SIMフリーiPhone 5は、購入手続きを進めて買い物カゴに入れると、表示されるモデル番号(例:iPhone 5 黒 64GB、MD642LL/A)がカナダ版のモデル番号と同じ(MD642C/A)なので、「Model A1428 (GSM model) - AT&T/カナダ モデル」だけが発売されるようなので、日本のLTE周波数には全く対応していませんね。
このモデルは、アメリカではAT&TのLTE、および、カナダのキャリアのLTEの周波数に対応しています。
● Model A1428 (GSM model) - AT&T/カナダ モデル
LTE Band 4 (AWS)、 Band 17 (700b MHz)
GSM/EDGE (850, 900, 1800, 1900 MHz)
UMTS/HSPA+/DC-HSDPA (850, 900, 1900, 2100 MHz)
今注文すると、納期は1週間後。店舗在庫があれば、注文の最後で店舗でのピックアップも指定できます。
これまで100万台以上のiPhone、iPad、Mac、アンドロイドスマートフォンなどの中古ガジェット買取と、その整備・販売を行ってきた、アメリカのメジャーな中古携帯・タブレット・マックのオンライン買取サイト、Gazelleは、2012年11月2日に完成したアメリカの盗難携帯データベース相互チェックシステムを利用し、
アメリカ6社が盗難携帯電話データベースを導入完了、AT&TとT-Mobileは国際データベースへもリンク – 2012年11月2日
盗難報告のあるiPhoneなどスマートフォンの買取を防ぐとともに、買取り希望で受け取ったスマートフォンが盗難携帯と報告されている場合には、その携帯への買い取り金額支払いを拒否することを、発表しました。
GIGAOM : Atten thieves: Don’t try to trade in stolen iPhones on Gazelle – 2012年11月28日
Gazelleは、11月初めに完成した全米6社(AT&T、T-Mobile USA,Verizon、Sprint、Cellcom、Nex-Tech Wireless)の携帯電話盗難データベース統合システムを、それを携帯のシリアル番号(GSM/W-CDMA携帯はIMEI番号、CDMA2000携帯はESN/MEDI番号)で調査して該当携帯の紛失・盗難報告の有無や現在の契約期間状態など報告してくれる調査サービス、CheckMEND、のサービスを使用して、買取希望の全ての携帯をチェックします。
中古スマフォを売りたい希望者は通常、オンラインでGazelleサイトにアクセスし、型番や本体の状態(キズや、正常に起動するかどうか)などを入力し、予想価格を計算し、Gazelleへの送付状を印刷して、希望のスマフォなどをGazelleに送ります。受け取ったGazelleは本体の状況を確認し、それに基づいて送付者に買取代金の小切手(チェック)を送るか、別の中古機器購入の代金の一部として使用できるようにします。
Gazelle ホームページ
“アメリカ・メジャー中古携帯買取サイト、Gazelle、が盗難携帯の買取を中止。” の続きを読む
2012年11月14日、AT&Tは公式にデンバーでのLTE開始を告知しましたが、郊外である我が家にはその日はLTEがまだ来ておらず、残念に思っていました。
今朝、何気なくiPhone 5をいじっていたら、「LTE」のマークが!
やっと来た、AT&TのLTEでした。(もちろん、1年以上前からVerizonのLTEはサービスされていましたが・・・)
早速、スピードテストを実行すると、ダウンロードは10Mbps。(写真は、速度単位はkbps単位に設定しています。)アップロードが154kbpsって、遅すぎますけど、AT&Tさん。公式発表前のテスト中だから?
さて、AT&TのLTEが来たら、何のテストをするんだっけ?
あと来てほしいのは、
● T-Mobile USAの3G 1900MHz(年内予定)
● T-Mobile USAのAdvanced LTE(2013年後半?)
● SprintのLTE(2013年?)
● Clear/Sprint/SoftbankのTD-LTE(いつ???)
今日は、うわさ話が多いです。
● 「T-Mobile USAが、来週、iPhone販売の発表をする可能性あり」、とか
T-Mobile iPhone “speculation is heightening” according to Merrill Lynch – 2011年11月29日
● やっとアメリカでも公式SIMフリー版iPhone 5が、今夜深夜(東海岸時刻)からアップル・オンラインサイトで発売されるとか、
Unlocked iPhone 5 hitting online Apple Store tonight, retail outlets to follow soon? – 2011年11月29日
まあ、うわさですから、間違っていたらごめんなさい。
うわさでない事実の情報としては、
● iPhone 5が中国政府の3C (China Compulsory Certificate) 認証を通った
iPhone 5 wins regulatory approval in China – 2011年11月29日
この後、Network Access Licenseと、China Radio Management Agencyからの認証を通って、やっとアップルは中国本土でiPhone 5が販売できるようになりますが、年内には販売したい予定だそうです。
China UnicomはモデルA1429 GSM(いわゆる香港モデルSIMフリーと同じ)、China TelecomはモデルA1442 CDMA2000版。・・・え?A1442? A1429 CDMAモデルとどこが違うのだろうか?
まあ、アップルが中国でiPhone 5を公式に売り出したら、富裕層には飛ぶように売れるんでしょうね。
2012年10月26日のWindows 8リリース直後、「古いデスクトップPCをWindows 8にアップグレードしたんだけど、タッチスクリーンが使えない。」という質問やらヘルプを求める声が少なからずあった、ということで笑い話として取り上げられていましたが・・・・
その「古いデスクトップ + Windows 8」の組み合わせに、タッチ機能を追加する外付けガジェットが出現!
Logitech T650 Wireless Rechargeable Touchpadです。
Logitech T650 Wireless Rechargeable Touchpad review – 2012年11月28日
13.3センチx13センチのワイヤレス・タッチパッドで、USBポートに専用受信機を装着し、操作します。大きさは、アップルのMagic Trackpadと大体同じそうです。
ワイヤレスですから、電源は充電式電池。
値段はAmazon.comで送料込みで$88から。
手軽に旧デスクトップをWindows 8タッチ機能対応にアップグレードするには、高くない価格ですね。
これなら筆者も既存のWindows 7デスクトップを、買い替えしないで、Windows 8にアップグレードしてみようかな。
ほう、知らなかった、この手口。
当地日本領事館からのEメールニュースレターから抜粋です。
★★★★★
10月31日付XXXX・ポスト紙の報道によれば、2011年XXXX市内において強盗が前年の926件から1千143件と23パーセントの激増を示しております。その内顕著なものは、路上で若者の犯罪グループがスマートフォン(特に最新のアイフォーン)を略奪するという犯罪です。
所謂りんご狩り(Apple Hunt:アイフォーンはアップル社製であることに因む)の被害パターンは、街頭で携帯電話を使用していると、切羽詰まった様子の若者が言い寄ってきてほんの一瞬の借用を願い越し、善意から又は気を許して携帯電話を貸すと、そのまま逃げ去られてしまう、というものです。
XXXX市警によると、この手口の主犯格は既に逮捕されており、それ以来同種の犯罪は激減しているとのことですが、この犯罪が皆無になったわけではなく、XXXX市以外の大都市でも多く発生しております。外で所持品を使用する際は、自分の周囲に注意を払い油断することのないよう心掛けてください。
なお、XXXX市内で最も多い犯罪は車上荒らしとのことです。スマートフォンやラップトップ・コンピューターなどの貴重品以外にも、ジム用のバッグや道具類など一見何でもないものも盗まれています。車の中に見える状態で所有物を残し置くことのないよう注意してください。
★★★★★
Verizonプリペイド(iPad/iPad Mini)SIMの事と、アメリカ国内でソフトバンク/au版iPad/iPad Miniで使えるSIM – 2012年11月24日
の続報です。
結論から先に書くと、Amazonで購入したVerizonのSIMで、iPad Mini A1455(Verizon版)が使えました。最新のiPad 4(iPad A1460)でも使用できるはずです。
iPad Mini A1455、および、iPad A1460は、ソフトバンクおよびauから2012年11月30日に発売されるiPad Mini/iPad WiFi+セルラー版と、基本的に同じモデルです。
これで、日本で購入したiPad Miniと最新版iPad(iPad 4)を、アメリカのSIMでLTEで使う方法が、「ほぼ」検証されました。
あとは、2日後に発売される日本で購入したiPad Mini/iPad 4に実際にこのVerizon LTE SIMを挿入して、アメリカで検証する人柱を待つのみです。
追記:
人柱さんがVerizon LTE SIMをソフトバンク/auのiPad/iPad Miniに挿入してみると・・・
SIMは認識し、Verizonの信号も掴みます。
しかし、「設定(Settings)⇒モバイルデータ通信(Cellular Data)⇒アカウントを表示(View Account)」(通常のiPad/ipad Miniプリペイドアカウント加入手順)をタップすると、次の写真のようなメッセージが表示され、プリペイド通信プラン加入の先に進めません!
AT&Tの場合と違って、VerizonのiPad/iPad Miniプリペイドプランはウェブサイトからの加入は出来ないので、これでお終いです。
つまり、残念ながら、Verizon版以外のiPad/iPad Miniでは、VerizonプリペイドiPad/iPad Mini LTEプランには加入できません、ということが判りました。
なお、筆者の知り合いのVerizonショップスタッフによると、技術的にはショップでソフトバンク版/au版のIMEI番号をVerizonのシステムに登録してもらえば、VerizonのSIMが使えるようになるそうです。しかし、Verizon店員がそれをしてくれる手順が確立されているかどうかは明確ではなく、また、Verizonはプリペイド契約の客にはLTE SIMを発行しないことから、IMEI登録もプリペイド契約の客にはしてくれない可能性があります。
なお、2012年春に発売されたソフトバンク版iPad 3を所有している人は、AT&Tショップで入手できる定価$15のiPad用SIM(運が良ければ、無料)、または、Amazonやオークションサイトで購入できるAT&T LTE対応SIMを使用すれば、AT&TのLTE回線を使用し、AT&TのプリペイドiPadプランで使用できます。
これら(Verizon、AT&T)のSIMは、当サイトでも代行販売します。
まとめると、
“【ヤッター】Amazonで購入したVerizonのSIMで、iPad Mini A1455(iPad A1460)が使えました。” の続きを読む
2012年11月13日の発売日に数時間で売り切れになったアンドロイド4.2のレファレンス携帯、Google Nexus 4は、本日2012年11月27日正午(カリフォルニア時間)にGoogle Playオンライン(アメリカ)サイトで2回目の発売が開始されます。
Google Play デバイス販売サイト
カリフォルニア時間 2012年11月27日正午
ニューヨーク時間 2012年11月27日午後3時
日本時間 2012年11月28日午前5時
今回は売り切れないで、長期的に販売されるだけの数が確保されているのでしょうか?
それとも、またすぐ売り切れになるのか?
やっとソフトバンクのiPhoneが、業者によって一部SIMロック解除されているようですね。
16000円(ドルにすると、$200。)とか・・・なんか、馬鹿げた値段だと思います。
しかも、iPhone 5はダメとか、4Sの16GBだけで、32GBと64GBはダメ、とか。
IMEI番号だけでSIMロック解除するのに、なんでモデルとかメモリーサイズが問題になるのか良くわからないですね。
ひょっとしてアップル日本はソフトバンクの同意を得て近いうちにiPhone 4Sの16GBをSIMフリーで日本で発売する予定があるから、「それと同じモデルならSIMロック解除しても良い。」とソフトバンクが同意したのですかね。それとも、ソフトバンクが下取りしたiPhoneのうちの16GBモデルを日本でSIMロック解除後に発売するんですかね?
まあ、どうでも良いけど、モデルを制限するならともかく、メモリーサイズまで制限するなんて、全く判らない理屈です。
さて、アメリカではAT&T iPhone(iPhone 5を含む全モデル、全メモリーサイズ)のファクトリー・アンロックはこれまでAppleNBerryなどサードパーティーSIMロック解除業者で$40-50で提供されていました。もちろん、AT&Tに頼めば無料なんですが、まだ2年契約束縛中とか、eBayで中古を買ったとか、既に(あるいはもともと)AT&Tと契約していないのでアカウントが無いとか、の理由でAT&Tに無料SIMロック解除を申請できない人は、こういう業者に頼まないといけませんね。
AppleNBerry: AT&T iPhone IMEI Unlock
これらの業者は、AT&T版iPhoneのIMEI番号さえ申し込み時に伝えれば(入力すれば)、あとは問答無用。いつ、誰が買ったiPhoneでもSIMロック解除できます。iPhoneを買ったときの領収書も不要。
そのAppleNBerryのAT&T版iPhone SIMロック解除手数料は、クリスマス割引で金曜日(2012年11月23日)から1台$30に下がっています。
1ヵ月前の2012年10月下旬に採用された著作権例外条項の再審査決定で、2013年1月27日以降購入分のアメリカ携帯(iPhone含む)は、キャリアの許可無くSIMロック解除ができなくなります。
(アメリカで)2013年1月26日以降に購入するSIMロック携帯電話は、『キャリアの許可無く』SIMロック解除することは違法となります。 – 2012年10月27日
これに伴い、アメリカ国内サードパーティーSIMロック解除業者も、事業として存続できるかどうかわかりません。
したがって、アメリカ国内・国外にお住みで、まだAT&T版iPhoneのSIMロック解除を行っていない人は、今のうちにしておいたほうが良いと思います。
また、アメリカ国内に数1000店舗を持つゲームストア、Gamestopでは実店舗でAT&T版iPhoneの中古販売を行っており、こちらもクリスマスバーゲンで2-3割安くなっています。ここでSIMロックAT&T版iPhoneを購入し、$30でSIMロック解除する・・・という手もありますね。(もちろん、GamestopにiPhone 5はまだ無いと思いますが・・・)
Gamestop: Online Refurbished iPhone Sale
あ、そういえば、AT&Tのオンラインでは、Refurbished(整備品)iPhone 5 16GBは2年契約で$149.99から(でも、品切れ中)、Refurbished iPhone 4S 16GB/32GBは2年契約で$49.99/$99.99で(こちらは、在庫有り)販売されています。
アメリカ国内でポストペイド新規2年契約できるだけの与信履歴がある人で、iPhoneを買うかどうか迷っている人は、今がチャンスですよ。
※ オンラインでは与信履歴の無い人は、購入できません。(2年契約時のデポジットを受け付けるシステムが、オンライン注文にはありません。)
※ Refurbishedモデルは、実店舗では購入できません。
※ Refurbishedモデルの殆どが、消費者が一旦購入したものの、無料返品期間(クーリングオフ)の15日の間に返品したものです。したがって、殆どが美品状態です。
追記(2014年5月29日)
この記事の中で、AT&T/カナダ版以外のiPad 4(A1460)/iPad Mini(A1455)にAT&TのSIMを挿入すると、「The device type entered is not supported.」というメッセージが表示され、これ以上進めません。」という記述がありますが、これは、本日現在、無くなりました。
したがって、、AT&T/カナダ版以外のiPad 4(A1460)/iPad Mini(A1455)でも、AT&TプリペイドiPadプランへ加入できるようになりました。
詳しくは
AT&T/カナダ版以外のiPad 4/iPad Miniでも、AT&TのiPadプリペイドプランに加入できるようになりました。 – 2014年5月29日
参照。
日本でもiPad 4/iPad Mini WiFi+セルラー版が2012年11月30日に発売されると、ソフトバンクおよびauから案内がありましたね。
これまでのソフトバンクiPad同様、国内キャリアに対してSIMロックがあるのかどうかは、まだ不明です。(おそらく、誰かが当日買ってみて、ドコモSIMを挿入してみないと、判らないでしょう。・・・・人柱報告、お待ちしています。)
しかし、同じくこれまでのソフトバンクiPad同様、日本国外では現地SIMは使えるでしょう。
日本で発売されるiPad 4/iPad Mini WiFi+セルラー版は、日本国内でのLTE周波数互換性のため、Verizon版と同じモデルA1460(iPad 4)/A1455(iPad Mini)になります。AT&T版モデルA1459(iPad 4)/A1454(iPad Mini)ではありません。
そこで、ソフトバンクかauのiPad 4/iPad Mini WiFi+セルラー版を買って、アメリカへ来たら、どの現地SIMが使えるのでしょうか?・・・という興味が出てきます。
まず最初に考えるのが、VerizonのプリペイドiPad/iPad Miniプランですね。
残念ですが・・・
“Verizonプリペイド(iPad/iPad Mini)SIMの事と、アメリカ国内でソフトバンク/au版iPad/iPad Miniで使えるSIM” の続きを読む
気が付かなかったのですが・・・
AT&TのiPad(3、4)/iPad Miniプリペイド・プランで、テザリングが出来るようになりました!
正式な発表が見つからないのですが、多分、2012年10月初め頃からです。
MacRumersのフォーラムによれば、2012年9月28日にこの変化に気づいている人が報告しています。
Macrumors Forums:AT&T now allowing Personal Hotspot on non-MobileShare plans?
AT&Tは今年3月のiPad 3(新iPad)の発売時にはテザリング(インターネット共有、Personal Hotspot)を許可せず、7月になってポストペイド共有データプラン加入者のみ、iPad 3によるテザリングを許可していました。
それが、AT&TのiPad(3、4)/iPad Miniのプリペイド加入者にもやっとその恩恵を受けられる日が訪れました!
“AT&T iPad/iPad Miniプリペイドプランで、テザリングが出来るようになりました。” の続きを読む
10日前の2012年11月12日にGalaxy Nexust GT-I9250アメリカ国内Google Play販売分(takjuモデル)のアンドロイド4.2 OTAが流れ始めましたが、その約1週間後の2012年11月20日にアメリカ国外で販売されたGalaxy Nexus GT-I9250インターナショナル版(yakjuモデル)へのアンドロイド4.2 OTAが届き始めたようです。
筆者も、本日、所有のyakjuモデルをOTAでアップグレードしました。
“Galaxy Nexusインターナショナル版GT-I9250(yakju)にアンドロイド4.2 OTAが来ました。” の続きを読む
Virgin Mobile USA Broadband2GoプリペイドポケットWiFi、および、USBモデムの初期アクティベートの方法は、以下に掲載しました。
Virgin Mobile USAプリペイドポケットWiFiについて – 2011年2月5日
Virgin Mobile USAプリペイドUSBモバイル通信のアクティベーション – 2011年4月19日
Virgin Mobile USA Broadband2Goアカウントは、最後のプラン購入日(モバイル通信使用開始日)から1年後にアカウントが抹消されます。したがって、使用しなくともかなり長い間(11~12ヶ月)はアカウントは生きていますから、その間は再アクティベートする必要が無く、電源を入れて接続すれば、その場でプラン加入画面に接続され、残高からプランに適用し、即、使用開始することが出来ます。
しかし、1年以上経過してアカウントが抹消された後のVirgin Mobile USA Broadband2Goの再アクティベートは、どうすればよいのでしょうか?
この時には上のブログ記事で書いた「装置から直接の初期アクティベート」の方法では出来ないので、ここにその手順を書きます。
※ 理由は、アメリカのCDMA2000専用通信装置の場合にはSIMを使用しておらず、以前にアクティベートした時の電話番号情報などが本体に記憶保存されており、その情報が邪魔になって、上記リンクの「初期アクティベートの方法」は使えないのです。
“Virgin Mobile USA Broadband2GoプリペイドポケットWiFi/USB再アクティベート手順” の続きを読む
T-Mobile USAはiPhoneや海外スマートフォンのアメリカ国内使用に対応するために、3Gサービスを1900MHz帯域でも使用できるように周波数再編成を行っていますが、2012年11月20日以下の10都市を新3G 1900MHzサービスエリアとして公式追加しました。
アリゾナ州 Phoenix, Mesa, Tucson
カリフォルニア州 San Francisco, Modesto, Oakland, シリコンバレー(Cupertino, Sunnyvale, Mountain View, Santa Clara, San Joseを含む), Stockton
フロリダ州 Miami, Fort Lauderdale
これまでに既に3G 1900MHzサービスが追加されている以下の都市と合わせて、合計15都市になります。
メリーランド州 Baltimore
テキサス州 Houston
ミズーリ/カンザス州 Kansas City
ネバダ州 Las Vegas
Washington D.C.
“T-Mobile USA 3G/HSPA+ 1900MHzサービスエリアが15ヵ所に” の続きを読む
SprintのMVNOのRepublic Wirelessは過去1年間、限定ユーザーでHybrid Calling技術のベータテストを運用していましたが、「月$19でアメリカ国内通話・テキスト・データ(ネット)使い放題サービス」を一般ユーザーに対しても正式に開始することを、今週月曜日の2012年11月19日に発表しました。
Freedom has arrived. republic wireless is open for everyone. Welcoming pre-orders now. – 2012年11月19日
現在、同社のホームページでは、同社のHybrid Callingソフトを搭載したアンドロイド2.3(Gingerbread)スマートフォンのMotorola DEFY XTのプリオーダーを$249プラス$10サービススタートアップ手数料(合計$259)で受け付けています。Defy XTは、2012年12月中頃出荷予定です。
“Republic Wireless(SprintのMVNO)が、月$19(約1550円)で通話・テキスト・データ使い放題を正式サービス開始” の続きを読む
追記(2014年5月29日)
この記事の中で、AT&T/カナダ版以外のiPad 4(A1460)/iPad Mini(A1455)にAT&TのSIMを挿入すると、「The device type entered is not supported.」というメッセージが表示され、これ以上進めません。」という記述がありますが、これは、本日現在、無くなりました。
したがって、、AT&T/カナダ版以外のiPad 4(A1460)/iPad Mini(A1455)でも、AT&TプリペイドiPadプランへ加入できるようになりました。
詳しくは
AT&T/カナダ版以外のiPad 4/iPad Miniでも、AT&TのiPadプリペイドプランに加入できるようになりました。 – 2014年5月29日
参照。
2012年3月に新iPad(iPad 3)が出た直後に、次のような記事がリリースされました。
「Verizon版新iPadで、AT&TのSIMが使える。」
You can use an AT&T SIM card in a Verizon iPad – 2012年3月16日
そこで、状況は変わらないはずのVerizon版iPad Miniで、早速その検証です。
で、やってみると、上の記事のタイトルは、必ずしも100%正しくないことがわかりました。
まあ、本文を読めば、半分判るんですが・・・でも、半分ですね。
“Verizon版iPad Miniは、AT&TのSIMが使えることの検証” の続きを読む
1ヵ月ほど前に別件でAT&T GoPhone SIMを何枚かテストでアクティベートしたのですが、その時に今までとは違うことに気が付いたので、注意の為に報告します。
それは、以下の写真のような「GoPhone」ロゴの入ったSIM (SKU 72287など)をAT&T GoPhoneプリペイド・プランでアクティベートすると、その時に使用(入力)した携帯のIMEI番号にSIMが「紐付き(本体ロック)」になる、と言うことです。
これまでも「通話クレジット(例:$15相当、$25相当、等)の含まれているGoPhone携帯パッケージ」に含まれている携帯本体とGoPhone SIMカードを組み合わせてアクティベートすると、その携帯本体とSIMは「紐付き」になることは以前から知られています。
しかし、この「紐付き」現象が、パッケージに通話クレジットの有無に関係無く、かつ、GoPhone SIMを単体で(Amazon.comなどから)購入しようが、GoPhoneパッケージの中のGoPhone SIMを使用しようが、全てのGoPhone SIMで起こるようです。少なくとも、今日、再度確認した1枚を含め、この短期間にアクティベートした3枚のGoPhone SIM(うち、2枚はAmazon.comでバルクで購入したもの、1枚は通話クレジットの無いGoPhoneパッケージに入っていたもの。)が同じように、アクティベートした携帯本体に「紐付き」になっています。そして、そのときに使った携帯のIMEI番号がBYODのスマートフォンであれ、フィーチャーフォンであれ、機種には関係ありません。
(今でも相変わらずiPhoneのIMEI番号では、GoPhoneプランではアクティベート出来ません。 ← 確認済み)
“【注意】AT&T GoPhone SIMは、アクティベートした携帯のIMEI番号に「紐付き(本体ロック)」されるようになった?” の続きを読む
2012年5月16日からアメリカ郵便公社は他の海外郵便公社と歩調を合わせ、アメリカ国内から海外へのリチウム電池入り小包の航空郵便での発送を禁止していました。
【速報】アメリカ郵便局、リチウム電池入り航空便の発送を2012年5月16日から禁止 – 2012年5月11日
同公社は、ICAO(International Civil Aviation Organization)がリチウム電池入り貨物等の運搬に関する新基準を2013年1月1日に発表する予定があり、それに合わせてリチウム電池入り国際航空郵便の発送規制緩和を示唆していましたが、その予定よりも早く、クリスマスギフト発送シーズンに合わせて、11月15日よりこの規制を緩和しました。
U.S. POSTAL SERVICE ACCEPTANCE OF LITHIUM BATTERIES - 2012年11月9日
リチウム電池がアメリカから航空郵便で送れる条件としては
● 郵送するリチウム電池が、使用する装置本体に装着されていること。または、商品パッケージに本体と一緒に含まれている(本体に装着されていなくても良い)こと。
● 小包内のリチウム電池の個数が、3個またはそれ以下であること。(2013年1月1日有効のIATAの新基準では4個までOK。)
● 非充電式(使い捨て)のリチウム電池の場合は、電池だけ単体では送れない。
(電池の容量制限などもありますが、携帯電話やタブレット/ラップトップのリチウム電池容量は問題無い範囲なので、省きます。詳しくは、
DMM Revision: Mailings of Lithium Batteries
の記述を参考に。)
また、国によってはICAOの新基準が明らかになるまで国外からのリチウム電池を含むパッケージの郵送での入国を受け付けない国もあります。ドイツ郵便公社は既に、アメリカ郵便公社に対して、ドイツは拒否することを伝達しているそうです。したがって、アメリカからヨーロッパ向けのリチウム電池入り電子装置の航空郵便発送は控えたほうが良いようです。
日本の米軍基地で働く人たちは既にアメリカからのリチウム電池入りパッケージを受け取り始めているそうなので、日本向けは問題無いようです。
Lithium battery shipping proceeds at Japan bases, while Europe waits - 2012年11月17日
なお、日本の郵便局からはまだリチウム電池入り小包の航空郵便発送は、出来ません。
・・・て言うか、実はFedexの追跡では実店舗での発売に合わせ、11月16日に配達される予定でしたが、一日早く11月15日の午前中に届きました。
それが前々記事のMiFi4620LのSIMロック解除に予想以上に時間が掛かり、ご報告が遅れました。
予約注文は、予約開始1時間以内にしていました。
iPad Miniを購入する意欲はあまり積極的には無かったのですが、今使っているアップルiデバイスが
● Sprint iPhone 4S (CDMA/GSM/W-CDMA)
● AT&T iPhone 5(モデルA1428、GSM/W-CDMA/LTE、LTEは700MHz bとAWS)
● 新iPad(iPad 3) AT&T版 (GSM/W-CDMA/LTE、LTEは700MHz bとAWS)
なので、VerizonのLTE周波数と日本のLTE周波数(2100MHz)に対応するモデルが一台あったほうが、これからの検証に何かと役に立つかな・・・と思い、ポチってしまいました。また、Verizonのプリペイドデータ加入手順の確認の為にも。
それに、支払いに使ったファイナンス会社の6ヶ月無利子のプロモーションがあったし。(これが、決定的要素かな。)
“iPad Mini WiFi+Cellular (Verizon版) モデル A1455が届きました。(ケースの話も、ついでに。)” の続きを読む
実は比較的急に思い立って、11月6日より14日まで日本へ行っていました。
実家の掃除が主目的でした。年老いた親、特に母親が一人で住んでいると、こういうことが必要になるときがあります。
掃除に専念したかったので、仕事の予定は何も入れずに向かいました。
実家は秋田県の田舎です。2年前はソフトバンクの電波さえ無かったのに、「ソフトバンク電波改善宣言」の影響か、今回行った時にはAT&T iPhone 5は勝手にローミング相手としてソフトバンクの電波を掴んでしまっていました。
Sprint iPhone 4Sはauの電波でローミング可能なようでした。・・・てか、それは以前に持っていたSprint アンドロイド携帯から2、3年前から判っていましたが、Verizonは同じ通信方式のauの他にドコモ/ソフトバンクのW-CDMAキャリアともローミング契約しているのに、Sprintはまだauだけなんだ・・・と改めて認知しました。
Verizonは明らかに「いつかはCDMA電波を停波し、LTEに専念する」ことを念頭に置いた行動を行っており、デュアル通信モード(CDMA/W-CDMA・GSM)あるいはトライ通信モード(LTE/CDMA/W-CDMA・GSM)の通信端末をどんどん企画・開発・販売し、米国外でのGSM/W-CDMAローミングパートナーを増やしていることが伺われます。そんな点でも、Sprintの戦略の遅れが見えています。
ソフトバンクのSprint投資契約が実際に始まれば、Sprint携帯はソフトバンクでもローミングできるようになるんでしょうかね。しかし、そのためには積極的にCDMA/W-CDMA・GSMモード兼用端末を販売していかないといけないのですが、これまでは買収される相手としてKDDIに期待していたから、WiMax/CDMA兼用端末とかが多いんですよね。
Anyway・・・
話を元に戻して、その「ソフトバンク電波改善宣言」のお陰で現れたソフトバンクの電波ですが、それが速ければよいのですが、遅いのなんのって・・・
結局、iPhoneもiPadも、キャリアを手動でドコモに選択(固定)して使いました。
日本国内でモバイルルーターとかを事前に手配する日数も充分に無かったので、「まあ、いいや」と思い、今回の日本でのモバイル通信手段は
● AT&T iPhone(iPhone 5)の国際データローミングプラン、「800MBで1ヵ月、$120.00」に加入。これは、加入月および解約月は実際には日割り計算されるので、使用したバイト数を計算して、帰米したら出来るだけ早くに解約する予定でいました。
● AT&T iPad 国内プラン 250MB/30日/$14.99 + iPad 国際ローミング 800MB/30日/$120.00
そして、できるだけiPadを使用するつもりで行きましたが、バックアップとしてノートパソコンも持って行きました。
※追記:AT&Tのページによると、2012年6月1日よりGlobal Data Add-onはポストペイド契約でも(契約してから1ヵ月以内の解約でも)最低1ヶ月分課金されることになっていますが、筆者が今回(2012年11月)の訪日に使ったところ、1ヵ月以内の解約でも日割り計算でした。しかし、規約では「最低1ヶ月分課金」になっていることをご注意ください。
“今回の日本滞在中のモバイル通信体制” の続きを読む
いつもは喜んでSIMロック解除リクエストに応じてくれるVerizonですが、このNovatel MiFi4620LポケットWiFiのSIMロック解除をリクエストをすると、「SIMロック解除手順が見つからない。」「出荷時点でSIMフリーになっているのではないか。」といい加減な回答しか返ってきませんでした。
そこでSIMロック解除を諦めかけていたところ、ポケットWiFiやUSBモデムのSIMロック解除ソフトを提供している専門ソフト会社のDC-Unlocker(Data Card Unlocker)から昨日Eメールで、最新版DC-Unlocker V1.00.0975でMiFi4620LがSIMロック解除できるようになったとの知らせがあり、早速試してみることにしました。
ところが、簡単な手順のはずが、なかなかうまくいかず、時間が掛かりました。
最大の問題(ポイント)は、ドライバーです。
MiFi 4620LをPCにUSBで接続してDC-Unlockerソフトを起動する前に、以下のドライバーをインストールします。
ダウンロードファイル:
MiFi 4510L Driver MiFi4510LWin.zip (19.34 MB)
MiFi 4620L Driver MiFi4620LWin.zip (7.68 MB)
なぜMiFi4510Lのドライバーをインストールする必要があるかどうかは不明ですが、DC-Unlockerの指示手順に従います。
DC-Unlocker : Novatel Mifi4620L unlock procedure
また、MiFi4620LドライバーファイルのMiFi4620LWin.zipは、MiFi4620Lの管理画面から「Advancedタブ ⇒ Settingsタブ」をクリックし、「Router項目の、GPS over WiFi (NMEA)」の右、「How to use this feature」をクリックして出てくる画面の一番下、「Driver Installation」のセクションの
● USB and GPS Driver for Windows
● USB Driver for Mac
をクリックしても、ダウンロードできます。(PCをUSBケーブルで直接MiFi4620Lに【USB】テザリングするときには、このドライバーが必要です。また、その際には「Advancedタブ ⇒ Settingsタブ ⇒ USB tethered mode」を「選択」する必要があります。)
“Verizon (Novatel) MiFi4620LをSIMロック解除しました。” の続きを読む
Verizonは2012年11月8日頃より従来のポストペイド用ポケットWiFi MiFi4620Lの改良版、(Novatel) MiFi 4620LEを発売開始しました。
この機種はこれまでのNovatel MiFi4620Lと同様で周波数対応は
• 4G LTE 700 MHz(Band 13)
• 3G CDMA2000 EV-DO Rev. A/Rev. 0 800/1900 MHz
• 3G DC HSPA+(DC-HSDPA)/HSPA+/UMTS 850/900/1900/2100 MHz
• 2G EDGE/GPRS 850/900/1800/1900 MHz
になります。
外見もNovatel MiFi4620Lと変わらず、同時接続端末数も10台までと変わりませんが、バッテリー・フル充電時の連続使用時間が10時間までに延びています。
“Verizonが新ポケットWiFi、Verizon Jetpack 4G LTE Mobile Hotspot MiFi 4620LEを発売開始。” の続きを読む
T-Mobile USAの3G/HSPA+ 1900MHz追加がLas VegasとKansas Cityに続き、昨日Baltimore、Houston、Washington DCで公式に開始されました。これで、公式1900MHzエリアは5都市になります。
T-Mobile Brings Improved Coverage and Faster iPhone Speeds to Three New Metro Areas – 2011年11月7日
更に以下の都市でも同社の1900MHz帯域 3G/HSPA+追加が進んでいます。
Boston, Chicago, Los Angeles, Miami, Minneapolis, New York metro area, Philadelphia, San Francisco, San Diego and Seattle
順調に1900MHzエリアは増えており、iPhoneをT-Mobile USAのSIMで使用できる地域が増えています。
スターバックスが乾電池/ワイヤレス充電器メーカーDuracellと共同で、ボストン市内と、お隣のハーバード大学・MITのあるケンブリッジ市内の17ヵ所のスターバックスで、テーブルの上においたワイヤレス充電マットに携帯電話を置くと無料で充電できるサービスを、試験運用開始します。
17 Starbucks stores get wireless charging in Boston – 2012年10月29日
Duracellは、Qi(「チー」と発音する)ワイヤレス充電標準の団体のWireless Power Consortiumの進歩/浸透の遅さに痺れを切らし、GoogleおよびAT&Tと新しいワイヤレス充電標準団体Power Matters Alliance (PMA)を設立しましたが、スターバックスもこのPMAに参加することを2012年10月29日に発表しました。
Duracellは、テーブルにDuracellのPowermatワイヤレス充電装置を組み込み、客が自分の携帯をテーブルに置いて充電できるようにします。
携帯電話側には磁気誘導はを受けて電気に変換する装置が必要ですが、スターバックスは常時数台のUSB接続型受電器を用意して、希望する客に貸すことにしています。
2012年9月に発売されたNokia 920のワイヤレス充電装置は、Duracell Powermatの磁気誘導充電システムとは互換性がありません。
それぞれの店舗に平均8脚のDuracell Powermatワイヤレス充電装置組込みテーブルを用意し、試験運用は2013年初めまで続けられます。
現在、既にボストン市内の3店のスターバックスが、このサービスを提供しています。
それぞれのお店の住所は、
● Starbucks at One Financial Center、Boston、
● Starbucks at 125 Summer Street、Boston、
● Starbucks at 101 Federal Street、Boston、
です。
iOS 6.0および6.0.1のiPhone/iPad/iPod TouchからポケットWiFiに接続する際に、これまでに無かった問題が発生していることがわかりました。
実は筆者も以前には一度も起こったことが無いのに、最近、時々起こるので気が付いていましたが、「iOSがアップデートされたことによる、仕様の変更」だと思っていました。そして、この「ポケットWiFiへの接続直後に現れるLogin画面」を有効化/無効化する設定項目がiPadの「設定(Settings)」内に無いかどうかも、探しまわったほどです。
iOS 6.0.1にOSがアップデートされて、iOS 6.0で発生していた別のWiFi関連のバグ(「iデバイスからWPA2 AES暗号化のWiFiに接続できない」)が修正されているはずなのにも関わらず、まだ同じ問題が発生しています。このブログに訪問する方はこの問題に遭遇する確率が高いと思われるので、注意喚起のためにここに紹介します。
現象は、
■ iOS 6.0および6.0.1のiPhone/iPad/iPod Touchから、SIMを挿入していないポケットWiFiへWiFiで接続しようとすると、
- ポケットWiFiのSSIDへiPhone/iPad/iPod Touchから接続した後、数秒~数10秒経過すると、Safariブラウザーとは別の画面で、ポケットWiFiの管理画面へのログイン画面が表示される。
- この画面の右上の「Cancel(キャンセル)」ボタンをクリックすると、ポケットWiFiへのWiFi接続が切断される。
- この画面に正しい管理者パスワードを入力して、ポケットWiFi管理画面の「Login」ボタンを押しても、一度、WiFiがリセットされ、その直後、ポケットWiFiへのWiFi接続の再確立が出来ない。(つまり、ポケットWiFiへのWiFi接続が切断される。)
結果的に、ポケットWiFiの「設定」がiOS 6.0および6.0.1のiPhone/iPad/iPod Touchからは、出来ない。
“iOS 6.0および6.0.1のiPhone/iPad/iPod TouchからポケットWiFiに接続する際の注意事項” の続きを読む
以下の記事で、
海外からKindle日本の本を購入して、読む方法 – 2012年10月25日
(続)海外からKindle日本の本を購入して、読む方法:トラブル対処編 – 2012年10月28日
海外からKindle日本ストアの電子書籍を定期的に購入するには、有料本(約)5冊購入毎に「アカウントを日本国内(のIPアドレス)に戻って使用しなければならない」ということを書きました。そうしないと、「『居住国(お住まいの国)=日本』のユーザーが、『他の国に引っ越した』」とみなされるからです。
このメッセージが出たら、日本に居る家族に自分のKindle日本ストア(Amazon.co.jp)にログインしてもらい、あらかじめ自分で「ほしい物リスト」に入れておいた電子書籍を購入してもらう、・・・という方法もあります。Kindleは、世界旅行したときでも自分が購入した電子書籍を何処ででも読めるように配慮されています。(旅行のときほど、読書したいときが多いですからね。)したがって、購入した後の電子書籍を、自分のKindleリーダー(Kindle Paperwhite端末、または、Kindleアプリ)からアクセスするのは、世界の何処からでも出来ます。(しかも、規約によれば、6台までのKindle日本ストア対応Kindle端末とKindleアプリでアクセスできます。)
日本に居る家族に頼む代わりに、「アカウントを日本国内(のIPアドレス)に戻って使用する」には、海外から「日本のIPアドレスを持ったサーバー」に一旦接続し、それを経由して目的のウェブサイト(ここでは、Amazon.co.jp)に接続することも可能です。これによって、目的のウェブサイトは「あなたのコンピュータや電子端末が、(経由したサーバーのIPアドレスを見て)日本にある(居る)」と認識してくれます。
このとき、日本のIPアドレスを持っているサーバーとして、VPNサービスと、Proxyサービスがあることを書きました。
有料VPNサービスは比較的速度も安定していて、セキュリティーレベルも高く(つまり、VPNを使用して通信した内容が外部に漏れにくい)、Huluなどの映像サービスにも適している代わりに、月1000-2000円の利用料を支払う必要があります。(使いたい月だけ払えばよいサービスもあるので、毎月継続的に支払う必要はありません。)
VPNの加入と設定方法、使用方法の一例は、
Hulu日本版を、海外からiPad(またはPC等)で観る方法。 – 2012年9月13日
で紹介してありますので、参考にしてください。
Proxyサービスは「日本にあるサーバー経由で目的のサーバーに接続する」ことは同じですが、セキュリティーは高くなく(・・・というか、全く信頼性が無く)、使えるポート(インターネット・プロトコールのこと。)がブラウザー用のポート(HTTP、HTTPS)に限られていることが多いです。その代わり、無料のProxyを探すことが可能です。(「通信上のセキュリティーが無いこと」を嫌う方、気になる方は、使わなくて結構です。筆者はそういう人を説得しようという気持ちは、全くありません。)
しかし、Kindle日本ストアでの
「Amazonアカウントにご登録の国とは別の国から、商品の注文が試みられました。
お客様は現在国外にいらっしゃいますか?
Kindle本の注文手続きを続けるには、カスタマーサービスにお問い合わせくださいしてください。
最近他の国に引っ越しましたか?
Amazonアカウントを簡単にお住まいの国を変更するできます。」
に対処するには、有料VPNサービスに加入するのはもったいないですよね。日本のIPアドレスを使用しなければならないのは『1-Clickで今すぐ買う』ボタンを押す時だけだし、有料本を購入するのも、最初は多いかもしれませんが、その後は月に何冊/年に何冊買うか判らないし・・・
そこで、無料Proxyサービスを(自己責任で)使いたい人のために、以下、その手順を書きます。これを使うことによって発生したセキュリティー上の問題に関しては、筆者は一切責任を負いませんので、ご了承願います。
“無料Proxyを、iPad/iPhone/iPod Touch、Android、PC/Macに設定して使用する方法” の続きを読む
iOS 6のバグ・フィックスのiOS 6.0.1がリリースされました。
iPhone 5以外はOTAで更新できます。
iPhone 5の場合は、「Settings(設定)⇒ General(一般)⇒ Software Update(ソフトウェアップデート)」をタップして、下の画面が出たら「Learn More(詳しい情報)」をタップし、
「Update for iPhone 5(iPhone5用アップデーター)」を「Download and Install(ダウンロードしてインストール)」タップしてインストールし、
“【速報】iOS 6.0.1リリースされました。” の続きを読む
iPhone/スマートフォンなどの高価な携帯電話の盗難が増えてきており、その対策としてアメリカ連邦通信委員会FCCの呼びかけで、今年(2012年)4月10日にアメリカの携帯電話各社は、年末までに各社盗難電話のデータベースを作成し、その後全社のデータベースを統合して、盗難電話の使用を防ぐ仕組みを作ることで合意していました。
アメリカ4大キャリアが米政府の要請に応じて、盗難携帯のデータベース作成に協力 – 2012年4月11日
更に、AT&Tは今年(2012年)7月よりそのデータベースを実際に運用に使用することを発表しました。
AT&T、盗難携帯のアクティベーションを禁止する処置を今週から開始すると発表 – 2012年7月10日
昨日CTIA Wireless Associationは、アメリカ4大キャリアVerizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USAと、地域キャリアのCellcomとNex-Tech Wirelessが、この盗難データベースの導入を完了したことを発表しました。
CTIA Stolen Smartphones Database Implementation : Status Update – 2012年10月31日
更にGSM/W-CDMAキャリアであるAT&TとT-Mobile USAは、GSMの国際アソシエーションであるGSMAの国際盗難携帯電話データベース、GSMA Global IMEI databaseへのリンクも完了し、アメリカ国内で報告された盗難電話のIMEI番号は、他の国のキャリアでもこのデータベースを使用しているキャリアでは使用できなくなります。また、逆にイギリスなど既に5年前から同様なデータベースを作成しているキャリアの盗難携帯電話IMEI番号データベースがAT&TとT-Mobile USAでもアクセス可能になり、海外で盗難報告された携帯電話がアメリカ国内でも使用できなくなります。
アメリカ国内ではGSMA Global IMEI databaseを介して、AT&Tで盗難報告された携帯電話がT-Mobile USAで使用できなくなり、T-Mobile USAで盗難報告された携帯電話がAT&Tで使用できなくなることになります。
「盗難携帯電話をAT&Tの回線で使用すると、どうなるか」ということに関しては、たまたま昨日ブログで報告しています。
AT&T SIM(GoPhone含む)で盗難電話/不正電話を使った場合、どうなるか? – 2012年11月1日
盗難携帯電話が使えなくなるだけではなく、それに差し込んだSIMは全てアカウント(電話番号)がブロックされて使用できなりますので、注意してください。
カスタマーサービスに電話して、理由を話して説得し、カスタマーサービスが納得すれば、SIM(アカウント)のブロックは解除してもらえるとは思いますが、それまでは一度盗難電話機に挿入して通信を試みたSIMは、そのあとどの携帯電話に刺し直しても、使用できなくなります。
AT&Tは今年(2012年)7月より盗難電話/不正電話対策として、これらの携帯電話のシリアル番号(IMEI番号)をデータベース化し、その携帯電話のAT&T回線での使用を防ぐ対応を始めました。・・・というニュースは以前、紹介しました。
AT&T、盗難携帯のアクティベーションを禁止する処置を今週から開始すると発表 – 2012年7月10日
で、「じゃあ、実際に盗難電話/不正電話をAT&T回線で使おうとしたら、どうなるのか?」は詳しく記述されているところを見たことがありません。
たまたま、筆者が関係した携帯電話の1台がこの状態になりましたので、ご報告します。
ここで、
● 盗難電話・・・もちろん、ユーザーにより携帯電話「盗難報告」がAT&Tにリポートされ、そのシリアル番号(IMEI番号)がAT&Tのデータベースに保存されている携帯電話機本体。
● 不正電話・・・携帯電話機を販売する店舗からの万引きを防ぐため、プリペイド携帯電話パッケージやトップアップカードやギフトカードは、レジで商品のシリアルコードのバーコードをスキャンしないと、使用できないようになっています。このスキャンを忘れたり、正しくスキャンされずに店外へ持ち出された商品は、不正電話・不正カードとなり、使用できません。
オンラインで同様な商品を注文した場合でも、出荷する倉庫で正しく商品のシリアル番号がスキャンされないと、同じく不正携帯電話・不正カードの扱いとなります。
今回の状況背景:
● アメリカのコンフェレンスに数人で出席する日本人のグループのために、筆者が家電量販店BestBuyのオンラインショップで、AT&TのGoPhoneを4台(同じモデル。通話だけの安いフィーチャーフォン。)を購入して、日本へ送付。もちろん商品は新品で、パッケージは開封された形跡が無い。
グループはアメリカへ到着後、SIMをアクティベートして携帯を使おうとした。
うち、3台は1週間の滞在期間中、問題無く使用できたが、残り1台がアクティベート後に一度は使えたが、その後すぐに『使えなくなった。』
● 筆者が指示して、現場でいくつかテストをしてもらい、仮説を立てた。(現場の状況把握が完璧ではなかったので、その仮説は間違っていたので、ここでは書きません。)
最後に別に筆者のところで新しいGoPhone SIMをアクティベート/トップアップし、念のために3台の違う携帯(フィーチャーフォン、アンドロイド、iPhone 3Gs)で通話が出来ることを確認し、そのSIMを翌日到着郵便で送った。
● 送ったSIMを問題の携帯に挿入したら、通話が出来なくなった。
筆者がオンラインでSIMのアカウントを確認するも、特に変わったことは無く、Active状態になっており、残高も充分有る。
● 結局、この携帯1台は、滞在中使えなかった。
日本へ帰国後、問題の携帯とSIMを返送してもらい、筆者が確認して、状況が把握できた。更にAT&Tのセキュリティー担当カスタマーサービスと電話で会話して、その事実が確認できた。
以下はそこで判った、「AT&T SIM(GoPhone含む)で盗難電話/不正電話を使った場合、どうなるか?」と、その場合の対応方法の報告です。
“AT&T SIM(GoPhone含む)で盗難電話/不正電話を使った場合、どうなるか?” の続きを読む
本日(2012年10月29日)ニューヨークシティーで発表されるはずだったGoogleの新製品、ハリケーンで発表会はキャンセルされましたが、Googleはアンドロイド・オフィシャル・ブログのウェブサイトにこれらの商品の案内をリリースしました。
Nexus: The best of Google, now in three sizes – 2012年10月29日
■ Nexus 4(スマートフォン):
結局、今回の新Nexus携帯のモデルは一つ、LG製造のLG Nexus 4だけでした。
アンドロイド 4.2(コード名はJelly Beanで変わらず。)
● 8GB版 $299
● 16GB版 $349
SIMフリー/キャリアとの契約不要で、2012年11月13日よりアメリカ、イギリス、オーストラリア、フランス、ドイツ、スペイン、カナダのGoogle Playストアで販売開始。LTEには対応せず。
セルラー周波数対応:
2G GSM/EDGE/GPRS : 850, 900, 1800, 1900 MHz
3G UMTS(W-CDMA): 850, 900, 1700(AWS?), 1900, 2100 MHz
HSPA+ 21Mbps : 850, 900, 1700(AWS?), 1900, 2100 MHz
DC-HSDPA(HSPA+ 42Mbps) : 850, 900, 1700(AWS?), 1900, 2100 MHz
※ 筆者注:「1700MHz」は、T-Mobile USAの周波数AWS/Band 4対応と推測されます。
● 16GB版、T-Mobile USAとの2年契約では端末価格が$199に割引。
■ Nexus 7(7インチタブレット):
● 16GB版 $199 WiFi版
● 32GB版 $249 WiFi版
アメリカ、イギリス、オーストラリア、フランス、ドイツ、スペイン、カナダ、日本で注文受付中。
アメリカではGamestop、Office Depot、Office Max、Staples、Walmartの小売店でも発売。
● 32GB版 $299 WiFi+セルラー版
SIMフリーで、2012年11月13日よりアメリカ、イギリス、オーストラリア、フランス、ドイツ、スペイン、カナダのGoogle Playストアで販売開始。(LTEには対応せず。)
セルラー周波数対応:
2G GSM/EDGE/GPRS : 850, 900, 1800, 1900 MHz
3G UMTS(W-CDMA): 850, 900, 1700(AWS?), 1900, 2100 MHz
HSPA+ 21Mbps : 850, 900, 1700(AWS?), 1900, 2100 MHz
DC-HSDPA(HSPA+ 42Mbps) : 850, 900, 1700(AWS?), 1900, 2100 MHz
※ 筆者注:「1700MHz」は、T-Mobile USAの周波数AWS/Band 4対応と推測されます。
■ Nexus 10(10インチタブレット):
● 16GB版 $399 WiFi版
● 32GB版 $499 WiFi版
2012年11月13日よりアメリカ、イギリス、オーストラリア、フランス、ドイツ、スペイン、カナダ、日本で販売開始。
本年後半のガジェットで筆者が一番待っていたモノが、遂に発表されました。
それは、ディジタル・ペンLivescribeのWiFi版です。
このペンは、
● 書いた内容がペンのメモリーに保存され、
● ペンにはマイクも付いていて、音の録音もできて、
● 書いた内容と、録音とが、時間的に紐付いているため、ノート上の文字にペン(マウス)を持っていくと、その文字を書いている時に録音した内容が聞ける。
というものです。
このLivescribeは2008年に一般消費者向けに初めて発売されました。
しかし、もともとのディジタルペン技術は、政府機関や病院などで使うためにスウェーデンのAnoto社が1990年代末に開発した技術を、Livescribeがライセンスを受けて一般コンシューマー用製品としてに2008年から発売したものです。
“遂に出た、ディジタル・ペンLivescribeのWiFi版” の続きを読む
次期アンドロイド OS 4.2、Nexus 4携帯、Nexus 10インチタブレットなどの発表が予想された2012年10月29日(月曜日)、ニューヨークシティーでのGoogleアンドロイド・イベントは、季節はずれのハリケーンSandyがアメリカ東海岸北部を直撃することが予測され、ニューヨーク州知事が非常事態宣言(State of Emergency)を発令したため、キャンセルされました。
Googleは代替日の予定をまだ発表しておらず、「予定が決まったら、案内する。」と通知しています。
Hurricane Sandy: States of emergency declared in NY, NJ, CT – 2012年10月27日
Hurricane Sandy prompts Google to cancel Android event – 2012年10月27日
なお、同日午前10時(西海岸時刻)、ハリケーンの影響の無いサンフランシスコでは、マイクロソフトのWindows Phone 8 ローンチイベントが開催されます。
Windows Phone 8 officially launches in SF on October 29
2012年10月25日(日本時間)よりKindle日本ストアがAmazon.co.jpに開店し、日本の電子書籍がオンラインで購入/閲覧できるようになりました。
海外からこのKindle日本ストアをアクセスして日本の電子書籍を読む方法は、早々当日、
海外からKindle日本の本を購入して、読む方法 – 2012年10月25日
で紹介しましたが、その2日後からいくつか問題が発生していることが筆者も体験し、読者からも報告がありました。
ネットで同様な事例(USストアを米国外からアクセスする際のトラブル)を検索したり、実際に検証した結果、その問題に対して以下の解決方法がわかりましたので、紹介します。
現在体験している問題点は、以下の通りです。
問題点と解決方法 (項目をクリックすると、そこへジャンプします。)
■ Amazon.co.jpのKindle日本ストアにアクセスするための最低条件は?
■ どの端末で、Kindle日本ストアで購入した電子書籍が読めますか?
■ どの端末で、Kindle日本ストアで電子書籍が購入できますか?
■ 同じAmazonアカウントで購入した電子書籍は、同時に何台までの端末で利用(アクセス)できますか?
■ Amazon.co.jpアカウントが、海外iOS/アンドロイドのKindleアプリを搭載した端末を認識しない。
■ 海外iOS/アンドロイドのKindleアプリを搭載した端末で、Amazon.co.jpのKindleストアで購入した電子書籍が同期できない。(Kindleアプリ/端末のCloudに購入した書籍がリストされない。)
■ OSに日本語設定の無い海外アンドロイド携帯/タブレット端末を、Amazon.co.jpのKindle日本ストアで利用する(端末を登録させる)方法
■ 海外購入のKindle端末でAmazon.co.jpにログインできない。または、端末登録できない。
■ Amazon.co.jpと、Amazon.com(または、自国のAmazon)とで、同じログイン名(Eメールアドレス)/パスワードを使用しています。どうやってそれぞれのKindleストアへのログインを切替えたら良いでしょうか?
■ Amazon.co.jpのKindleストアで「最近他の国に引っ越しましたか? 」メッセージが出て、電子書籍が購入できない。
■ 日本在住者で、日本から海外のKindleストアで書籍を購入しようとすると、「Did you recently move to a new country? 」メッセージが出て、その国の電子書籍が購入できない。
■ 購入した書籍が「ポルトガル語(Portuguese)版」等でダウンロードされ、読めない。
■ 読んだ本に付けたブックマークやハイライトやメモが、ログアウト(端末の登録解除)後、再度ログイン(端末の登録)し直すと、消えている。
■ 日本と自国のAmazonアカウントでログイン(端末の登録)の切り替えを行うと、Kindleアプリの「端末」リストから、前回端末にダウンロードした書籍が消える。
“(続)海外からKindle日本の本を購入して、読む方法:トラブル対処編” の続きを読む
DMCA(Digital Millennium Copyright Act)の法律適用例外条項を3年毎に見直すLibrary of Congress(アメリカ議会図書館)とCopyright Office(著作権登録局)は、本日、2012年10月26日、今回の例外条項を発表しました。
Exemption to Prohibition on Circumvention of Copyright Protection Systems for Access Control Technologies – 2012年10月26日
この中で定められた例外条項は、2012年10月28日から有効となります。
その中でiPadやタブレットの脱獄は引き続き違法(これまでも、違法)であるとか、そもそも「タブレット」の定義が現段階では出来ないとか、色々問題とされています。
しかし、DMCAの罰則規定は「被告がこの法律に定められた違法行為を『意図的に行い、かつ、その行為によって個人的利益または商用利益を得た場合に』、初犯は最高50万ドルの罰金、または、最高5年までの懲役、またはその両方。(再犯者は最高100万ドルの罰金、または、最高10年までの懲役、または、その両方。)」となっています。(更に、この違法者の行為の結果、商業利益を奪われた企業は、民事裁判でこの違法者に対して損害賠償請求が出来ます。)
Frequently Asked Questions (and Answers) about Anticircumvention (DMCA)
この罰則規定を見ると、「有料コンテンツを、無料でダウンロード」して楽しむとか、「有料サービス(テザリングなど)を、無料で恩恵受ける」を行うとか、「有料コンテンツを、無料で多数の人に配布する」とかの行為を行わない限り、FBIが『あなた』の家のドアを叩いて訪問することは、無いだろうと予想されます。
それよりもその前に、(iPadやタブレット用の)脱獄ツールを開発した人たちが、それを一般にリリースすると「FBIからの訪問」を受ける可能性があるために、リリースしない可能性が高くなりますので、そもそも脱獄ツールを入手すること自体が困難になるでしょうから、脱獄できなくなるでしょう。
(iPhoneの脱獄は、今回も例外条項に含まれ、合法です。)
というわけで、一般ユーザーの日々の生活にはそれほど大きな影響は与えないと思われます。
しかし、次の件に関しては、アメリカの携帯電話ユーザーにとっては大きな問題です。
“(アメリカで)2013年1月26日以降に購入するSIMロック携帯電話は、『キャリアの許可無く』SIMロック解除することは違法となります。” の続きを読む
Geveyのアメリカ正規代理店であるAppleNBerry.comは、2012年10月22日、iPhone 4S iOS 6.0用の Gevey Ultra S SIMロック解除アダプター発売開始の案内を、同社のFacebookページに告知しました。
注文は、AppleNBerry.comのホームページ
GEVEY™ Ultra S for GSM iPhone 4S for iOS 6.0
で可能です。値段は、$22.99で、米国内送料は$4.99(USPS First Class)か$7.49(USPS Priority Mail)。
AppleNBerry.comによれば、この商品はGSM(/W-CDMA)バージョンのiPhone 4S iOS 6.0(ベースバンド3.0.04)までに対応していますが、iOS 5.0と5.0.1には対応していません。また、CDMA版iPhone 4S(Verizon版、Sprint版、Cricket版、Virgin Mobile USA版)への対応は明記されていません。
Gevey日本正規代理店のホームページでは、同じ商品と見られるバージョンは「商品代金4150円 + 送料350円(レタパック350円)」ですから、アメリカのほうが安いですね。また、同社の説明では、このiOS 6 対応のGevey Ultra Sは、KDDI(au、CDMA)版iPhone 4Sにも対応しているようです。
アメリカでの価格が安いのは
● AppleNBerry.comは、AT&T用iPhone全機種(契約期間は不問。買ったばかりの2年契約束縛ありのiPhoneでも、SIMロック解除可能。中古で買ったAT&T版でも、SIMロック解除可能。)のIMEI番号によるSIMロック解除を$49.99(割引クーポンを使えば、$44.99)で注文受け付けている。よって、こちらのSIMロック解除のほうが、より確実で、iOSのバージョンアップをしても継続的にSIMフリー状態が保たれ、永久にSIMロック解除になる。
があるため、GeveyアダプターをIMEI SIMロック解除手数料に比べて高くは設定できないところにあります。
そもそも、iOSのバージョンが上がったらまた使えなくなるかもしれないGeveyアダプターを$27.98(送料込み)で買うくらいなら、$49.99(または$44.99)でiOSのバージョンを上げても変わらないIMEI SIMロック解除してもらったほうが、安心で、安いですよね!?
とは言え、アメリカ国内に住んでいる留学生などでソフトバンク版iPhone 4Sを間違ってiOS 6.0にあげてしまって、SIMロック解除できないで困っている人は、AppleNBerry.comで注文することも一つの救済手段かと。au版iPhone 4Sに関しては、このアダプターでSIMロック解除できるかどうかは不明です。その場合は、日本の代理店から購入したほうが、購入後の対応が安心かと思います。
GEVEY-JP.COM - GEVEY Ultra S(IOS6.0対応版)
日本のほうも、10月25日から出荷されているようです。
・・・というわけで、アメリカではGevey SIMロック解除アダプターの価値とニーズはほぼ無くなってしまった・・・ということになります。筆者のiPhoneも、iPhone 3G以降のモデルは、全てIMEI番号によるSIMロック解除をしてしまいました。残るは、知人から貰ったソフトバンク版iPhone 4が一台残っているのみ。
2011年7月12日にリリースされたAT&T Elevate 4G(Sierra Wireless AirCard 754S)LTE(ただし、LTE周波数対応はAT&Tの700MHzとカナダのAWSだけ。)/HSPA+/3G/2G対応ポケットWiFiは、日本でもSIMフリー機が発売され、この春ごろから利用者が多いようです。
残念ながら、もともとキャリアロック状態で販売されることが前提だったため、マニュアル(User Guide)には他キャリアのAPN設定方法が全く書かれていません。
Sierra Wireless AirCard 753S/754S Mobile Hotspot User Guide
質問が多いので、何度も同じことを書かなくても良いように、ここにAT&T Elevate 4G (Sierra Wireless AirCard 754S)をSIMフリー・ポケットWiFiとして使う際に、他社SIMで使用する場合に必要な様々な設定手順を、書いておきます。
Elevate 4G(Sierra Wireless AirCard 754S)の周波数対応は、次のようになっています。
LTE: 700MHz Band 17、上り1700/下り2100 MHz (AWS) Band 4 (最大100Mbps)
3G: UMTS/HSPA/HSPA+(最大21Mbps)/DC-HSDPA(最大42Mbps) 850MHz、1900MHz、2100 MHz
2G: EDGE/GPRS/GSM 850MHz、900MHz、1800MHz、1900 MHz
GPS: 1575 MHz
なお、アメリカの各キャリアとも、ポケットWiFiに関しては携帯よりは頻繁ではありませんが、それでも1~2年に一度は新型モデルを発売します。AT&Tも次期ポケットWiFiとして、タッチ・スクリーンを搭載したNovatel Wireless製MiFi Liberateを発売することを2012年9月27日に発表しています。
Touchscreen LTE-ready mobile hotspot to be offered by AT&T – 2012年9月27日
“ポケットWiFi AT&T Elevate 4G(Sierra Wireless AirCard 754S)の設定方法” の続きを読む
海外からKindle日本ストアへのアクセス時に発生するトラブルへの対処法は、
(続)海外からKindle日本の本を購入して、読む方法:トラブル対処編 – 2012年10月28日
を参照してください。
日本Amazon(Amazon.co.jp)はKindle端末の日本での発売を昨日、2012年10月24日に発表しました。
日本での出荷は2012年11月19日からだそうです。
当然のことながら、「海外在住で、日本AmazonのKindleのコンテンツを読む方法は?」が気になります。
この日本版Kindleを買えば、読めるようになるのでしょうか?
それとも、既に海外で発売されているKindleで読めるのでしょうか?
結論から言うと、「なにも日本のKindleをわざわざ買う必要は、ありません。」
日本のKindleを買ったからと言って、それを海外から使って、それだけで全て快適に日本の電子書籍を購入できるわけではありません。
Kindle日本ストアで海外から有料本を5冊以上買うと、
「Amazonアカウントにご登録の国とは別の国から、商品の注文が試みられました。
お客様は現在国外にいらっしゃいますか?
Kindle本の注文手続きを続けるには、カスタマーサービスにお問い合わせくださいしてください。
最近他の国に引っ越しましたか?
Amazonアカウントを簡単にお住まいの国を変更するできます。」
というメッセージが表示されて、購入出来なくなります。それに対処するには、(日本で買った/海外で買ったに関わらず)Kindle端末以外の端末が必要になります。
(※ 対処法は、(続)海外からKindle日本の本を購入して、読む方法:トラブル対処編を参照。)
それに、日本版Kindle 3G対応端末はドコモの回線を使用するように設定してあり、しかも、日本国外での国際ローミングは出来ないとのことです。
そんなの買って、海外で使っても、お金の無駄です!
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本日発表のiPad 第4世代とiPad Miniの価格リスト、および、周波数対応のまとめです。
それぞれ、色は白と黒があります。
■ iPad Mini WiFi版
● 16GB $329
● 32GB $429
● 64GB $529
予約受付開始 10月26日(東海岸午前0時)、出荷開始(配達開始?)11月2日
■ iPad Mini WiFi/セルラー(LTE含む)版
● 16GB $459
● 32GB $559
● 64GB $659
▲ AT&T/カナダ版 モデル A1454、と、その他版 モデル A1455(周波数対応は下記参照)、の2種類
予約受付開始 10月26日(東海岸午前0時)、出荷開始(配達開始?)11月中旬以降
■ iPad 第4世代 (A6X CPU、新iPad【iPad 第3世代】よりもグラフィックス処理が2倍速い。)、Lightning Port版
■ WiFi版
● 16GB $499
● 32GB $599
● 64GB $699
予約受付開始 10月26日(東海岸午前0時)、出荷開始(配達開始?)11月2日
■ WiFi/セルラー(LTE含む)版
● 16GB $629
● 32GB $729
● 64GB $829
予約受付開始 10月26日(東海岸午前0時)、出荷開始(配達開始?)11月2日中旬以降
▲ AT&T/カナダ版 モデル A1459、と、その他版 モデル A1460(周波数対応は下記参照)、の2種類
“iPad 4、iPad Mini価格リスト/周波数対応、まとめ” の続きを読む
Verizonは今朝(現地時間2012年10月18日朝)、前期の四半期業績を発表しました。
この中で、前期3ヶ月(6~9月)でのiPhone発売台数は310万台。うち、9月21日発売されたLTE対応iPhone 5の発売台数は9月30日までの10日間で31万6000台。(別の報道ではiPhone発売総数の21%がLTE対応iPhoneだったということから、Verizon iPhone 5の9月発売台数は65万1000台という数字も出ています。)
また、同期のアンドロイド端末発売台数は340万台で、うち300万台がLTE対応端末だったと発表しています。
Verizonは前期3ヶ月間で450万台のLTE対応端末を販売しました。その前の四半期(3~5月)では290万台のLTE対応端末を販売しています。
既にこのブログでも報告しているように、Verizonは2012年10月18日現在、アメリカ国内417ヵ箇所でLTEサービスが提供されていて、人口カバー率で2億5000万人(80%)になります。第2位のAT&Tの76ヵ所、3位のSprintの20ヵ所に大きく差を付けています。
VerizonのLTEサービス地域が400ヵ所を突破 – 2012年10月10日
全体でVerizonの加入者9600万人のうち、約15%の1490万台のLTE端末がVerizonの回線に接続されています。そして、このLTE端末がVerizonのデータ回線の通信量(トラフィック)の35%を占めています。
iPhone 5の発売により、全データの過半数がLTEに移行するのも間もないであろう、と予想しています。
また本日の発表では、7月より新設された、「複数の端末を一つのデータプランで共有で加入できるShared Data Plan」へ移行/新規加入したユーザーは、全体の13%と報告しています。
※ 数字があちこち合わないのですが、まだ発表直後で、アナリストによる発表内容の分析が正しくないことが原因だと思われます。
時代を考えさせるニュース・・・
アメリカの著名週刊誌、Newsweekは、今年(2012年)末を最後に紙媒体での配布を廃刊し、来年初めからは完全ディジタル版のNewsweek Globalを発行することを、今朝(アメリカ現地時間2012年10月18日朝)、発表しました。紙媒体の最終号は、2012年12月31日号になります。
Newsweek to Cease Print Publication at End of Year - 2012年10月18日
Newsweekは1933年に創刊され、アメリカではTime誌と並ぶ有力週刊誌で、最盛期には数百万部の発行部数がありました。
しかし、ニュースがリアルタイムでインターネットで報道される時代になり、紙媒体の週刊誌発行部数の減少が著しくなってきています。
Newsweek誌も2001年には有料購読発行部数が315万8480部数あったのが、2012年6月には半分以下の152万7157部に減っており、このために広告収入の減少にも影響が出ていました。経営赤字も毎年4000万ドルに達すると推測されています。
Newsweek誌は2010年10月からiPadで有料版を配布していますが、今後はこれらiPadなどのタブレットでの有料購読版で事業を継続していきます。
今回の経営決断で、Newsweek社内にはレポーター/クリエイティブ担当以外の従業員のレイオフが予想されています。
Googleはアンドロイド関連イベントを2012年10月29日午前10時(東海岸時間)にニュー・ヨーク・シティで開催するため、現地17日午後遅く関係者に招待状を送りました。
Google Schedules Oct. 29 Android Event in New York – 2012年10月17日
招待状には「The playground is open.」と書かれており、複数のメーカーからアンドロイド・スマートフォン(Nexusモデル)が出ることを示唆していると思われます。
既にSamsung、LG、Sonyの新Nexus端末の噂がオンラインでは1~2週間前から出始めています。
発表されるOSは多分4.2でしょうが、これまでと違ってNexusレファレンスモデルが複数メーカーから発売されると、どれを買ったら良いのか、迷ってしまいます。
Verizonは今年(2012年)8月よりスマートフォンとブラックベリー(CDMA版、Verizon専用機種。ただし、LTE対応機種を除く。)のプリペイド使用を月$80で認め始めましたが、これにiPhone 4(Verizon CDMA版)とiPhone 4S(Verizon CDMA版)の使用許可を追加しました。
Verizon Now Allowing iPhones on Prepaid – 2012年10月17日
料金は、iPhone 4/4S、スマートフォン(LTE端末対象外)、ブラックベリー共に月$80 $70で
● アメリカ国内通話は無制限/無料
● アメリカ国内テキスト受送信も無制限/無料
● 日本への国際電話は1分あたり$1.49
● 日本へのテキストメッセージ発信は1通あたり$0.25
● データ通信は月1GB 4GBまで無料、超過分は1MBあたり$0.05、または$20/1GB
iPhone 5および他のLTE対応アンドロイドスマートフォンは、まだVerizonのプリペイド契約では使用できません。
また、Verizonの3G通信方式はCDMA(CDMA2000)なので、CDMA方式のiPhoneやスマートフォンでないと使用できません。所謂「SIMフリー(GSM/W-CDMA)iPhone 4/4S」は、Verizonでは使用できません。
Verizonのプリペイド料金は他社に比べても高い料金に設定されていて、更に3G通信はせいぜい700kbps~1.5Mbps程度の速度しか出ず、AT&Tの「月$25(月250分まで無料)+ $25(1GBまで)」プランや、AT&TのMVNOのStraightTalkやNet10の月$45~50で使い放題、実質回線速度最大4~7MbpsのHSPA+に比べても劣りますが、既にVerizon用iPhone 4/4Sを所有していて、引き出しの中に寝かしておくよりは家族などで使いたいという場合には、考慮に値するでしょう。
既にこのブログでもリポートした通り、Google Walletが2012年8月1日よりどのクレジットカードでも登録できるようになったので、Google Wallet内でこれまでに使用されていた「Google Walletプリペイドカード」は本日(2012年10月17日)限りで使用できなくなります。
Google Walletプリペイドカードが、2012年10月17日で廃止 – 2012年9月11日
それに伴いGoogleは、使い残したGoogle Walletプリペイドカードの残高の返金リクエストを開始しました。
返金リクエストは、
Google Wallet | Prepaid Card Program Termination
ページにアクセスし、
● Google Walletプリペイドカードを開設したEメールアドレス
- Google Walletを起動し、Google Walletの「Settings ⇒ About」をタップすると、画面のGoogle Walletのロゴの直下にEメールアドレスが表示される。
● Device ID
- 同じく、Google Walletの「Settings ⇒ About」をタップすると、画面下のほう、(c)2012 Google Inc.の直上にDevice IDが表示される。
● 使用している端末のIMEI番号、または、CDMA2000版端末の場合はMEID番号
- OSの「Settings ⇒ About Phone ⇒ Status」に表示される。
● 氏名とアメリカ国内のリファンド郵送先住所
● 返金処理に問題があった時の連絡先電話番号
● 返金をプリペイドマスターカードで受けるか、小切手で受けるか、の希望選択
を入力して、「Submit」ボタンをクリックします。
返金処理は2012年10月30日より始まり、プリペイドマスターカードを希望した場合にはそれから7-10日以内に、小切手での返金は8週間以内に、入力された米国内住所に送付されるそうです。
Google Walletプリペイドカードにまだ残金が残っている人は、この返金手続きを忘れないように!
“Google Walletプリペイドカードの残額返金が始まりました。” の続きを読む
先週お伝えした通り、
【速報】CloudOnが日本語入力対応に・・・来週(2012年10月15日の週)リリース – 2012年10月10日
クラウド・ストレッジのBox、DropBoxまたはGoogle Driveを介してWord、Excel、Powerpointのドキュメントを作成したり共有できるiPadとアンドロイドタブレット用アプリ、CloudOnの新バージョンが本日2012年10月17日、AppStoreおよびGoogle Play Storeからダウンロードできるようになりました。
新バージョンではやっと日本語変換が出来るようになり、日本語ドキュメントの作成と編集が可能になりました。
“CloudOn新バージョンがリリース、日本語入力が可能になった。” の続きを読む
アップルは本日、報道関係者へ2012年10月23日のイベントへの招待状を発送しました。(ところで、招待状って、今はEメールで送るんだよね?)
イベントはカリフォルニア州サンホセのCalifornia Centerで10月23日午前10時(西海岸時間)より開催されます。
The iPad Mini Is Coming October 23rd 2012年10月16日
Apple announces ‘Special Event’ for October 23rd — we’ll be there live! 2012年10月16日
招待状の中の「little」という言葉から、この発表会はiPad Miniのことを暗示していることは間違いないと思われています。
また、招待状のイラストの色から、iPad Miniは新iPod Touchと同じように複数の色バージョンが発売されるのではないかと推測されています。
発売は通常、発表会の1-2週間後の金曜日なので、11月2日か9日頃でしょうか。
iPad Miniの情報は既にかなりリークしていますが、WiFi版だけなのか、3G版も出るのか、そこが筆者の興味あるところです。