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Sprintの100%子会社のVirgin Mobile USAは、同社のプリペイド・スマホ・プランの料金を今週月曜日(2014年10月6日)から変更し、名前も変更しました。
旧BeyondTalkではデータ通信の高速3G/4G制限は同じで、月の通話分数がプランごとに違いましたが、新しいプランでは高速3G/4G通信の通信量が毎月の通信料の差になります。
高速3G/4G通信の通信量を越えた後は、2G速度で請求閉め日まで無制限で使用できます。
また、通話とテキストのみの月$20プランも追加になりました。以下、新旧プラン比較表です。
高額プランには国際電話発信も含まれているのが、便利ですね。
|
旧プラン |
新プラン |
プラン名称 |
Beyond Talk |
Virgin Mobile Unlimited Plan |
$20 |
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月$20 アメリカ国内通話300分まで 追加分は1分当たり$0.10 テキスト使い放題 |
$35 |
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月$35 アメリカ国内通話し放題 テキスト使い放題 高速3G/4G通信250MBまで 限度後は2G速度で使い放題 |
$35 |
月$35 アメリカ国内300分まで 追加分は1分当たり$0.10 テキスト使い放題 高速3G/4G通信2.5GBまで 限度後は2G速度で使い放題 |
月$35 アメリカ国内300分まで 追加分は1分当たり$0.10 テキスト使い放題 高速3G/4G通信2.5GBまで 限度後は2G速度で使い放題 |
$45 |
月$45 アメリカ国内1200分まで 追加分は1分当たり$0.10 テキスト使い放題 高速3G/4G通信2.5GBまで 限度後は2G速度で使い放題 |
月$45 アメリカ国内通話し放題 国際電話発信100分まで含む テキスト使い放題 国際テキスト発信使い放題含む 高速3G/4G通信1GBまで 限度後は2G速度で使い放題 |
$55 |
月$55 アメリカ国内通話し放題 テキスト使い放題 高速3G/4G通信2.5GBまで 限度後は2G速度で使い放題 |
月$55 アメリカ国内通話し放題 国際電話発信100分まで含む テキスト使い放題 国際テキスト発信使い放題含む 高速3G/4G通信3GBまで 限度後は2G速度で使い放題 |
クレジットカード/デビットカード/銀行口座を登録して、毎月の支払いを自動支払い(Auto-Pay)にすると、更に月$5の通信料金割引が適用されます。(月$20プランは適用外です。)
ビデオストリーミングは3G速度に速度制限されることがあります。
テザリングは1日$5で250MBまで可能です。
なお、Virgin Mobile USには他に、
- データ通信無しで、通話料が使った分だけ課金される「PayLo」プランと、
- 月$6.98の基本料金にデータ通信やアプリの必要な機能を追加していく「Custom」プラン、
- 同社のポケットWiFiやUSBモデムを使ったデータ通信のみの「Broadband2Go」プラン、
があります。
Virgin Mobile USAのサービスに加入するには、Virgin Mobile USA専用の携帯やポケットWiFiが必要です。
Sprint(旧ClearWire)は既に「2015年中にWiMAXを停波すること」を発表していますが、匿名の送信者がAndroidCentralに送ったSprint社内ニュースレターから、WiMAXの正確な電波停止日が判明しました。
Sprintは、2015年11月6日にWiMAXを停波する模様です。
Sprintはこの決定をちょうど停波1年前である、週明けの2014年10月6日から法人顧客に通知します。
既存のWiMAXスマホは、停波後もそのまま3Gで使用できます。また、案内書にはLTE対応スマホへの割引アップグレードや無料アップグレードの機種を推薦します。
WiMAX停波180日前には、個人加入者やプリペイド顧客に対しても停波通知の送信を開始し、停波までに何度か通知の送信を繰り返します。
WiMAX停波後の2.5GHz電波はTD-LTE Band 41に転用されますが、WiMAXの基地局のほとんどがバックホールの通信がマイクロ波通信が多く、LTEなどの今後の高速通信には適していないので、すべて解体の予定です。TD-LTE通信装置は既存の1900MHz 3G基地局か、新設される基地局に設置される予定です。
【AndroidCentral】Leaked newsletter shows Sprint will shut down WiMax network on Nov. 6, 2015 – 2014年10月4日
オークション、または、知り合いから古いiPhoneやiPadを買った、または貰ったとします。
その人が「iPhoneを探す(アクティベーションロック)」を解除するのを忘れたら、どうしたら良いでしょう?
このサイトも検索キーワード「アクティベーションロック」で検索して辿り着いている人もいるようです。
「アクティベーションロック」で困っている状況はいろいろ考えられると思いますが、本人がiCloudのApple IDのパスワードを忘れた場合には、その端末が本人所有であることを証明できれば、アップルストアかカスタマーサービスでパスワードを教えてもらえるようです。(筆者は試したことがありませんので、責任は持ちません。)
その他、有料で解除してくれる業者や、(まだ多くの検証が報告されていませんが・・・)「アクティベーションロック」を解除するソフトを開発した、というネットグループもネットでいろいろ出てきているようですので、その動きにも今後注目する必要があります。
iPhone/iPadを初期化したときのApple IDとパスワードを忘れた場合の最後の手段 – 2014年9月30日
しかし、多くの場合にはiPhoneやiPadの元の所有者がこれから説明する操作をすれば、簡単に「アクティベーションロック」を解除できると思うので、お試しください。
この方法だとiCloudのApple IDのパスワードを元の所有者に教えてもらう必要も無く、セキュリティー的にもお互いの信用関係を壊さなくてすみます。
もちろん、元の所有者が協力してくれる・・・という前提です。
あるいは、売り手である元の所有者が、発送してから「iPhoneを探す」を解除するのを忘れた場合にも、この方法が使えます。
条件:
このデバイスのアクティベーションロック(iPhoneを探す)の登録Apple ID(iCloud ID)と、そのパスワードを知っている人が、デバイスの近くに居ない場合。
PCを持っていない人は、iOSアプリの「iPhoneを探す(Find My iPhone)」を使っても出来ますよ。
方法は、アップルの公式サポートにも書かれている方法です。
【Apple】「iPhone を探す」のアクティベーションロック:前の持ち主のアカウントからデバイスを削除する
ただ、スクリーンショットが無いので、一目ではわかりにくいですね。ここでは分かり易いようにスクリーンショットを追加します。
“アクティベーションロック(iPhoneを探す)を【元の所有者などが】遠隔地から解除する方法” の続きを読む
いろいろと不可解なことが続く中、ついに決定的な記述を見つけました。
実は今朝から欧州版のCDMA対応・非対応を調べようとしていたのですが、欧州にはCDMAキャリアがほとんど皆無(マイナーなCDMAキャリアが1~2社あるらしい)なため、欧州のユーザーはCDMA対応かどうかなんてまったく気にしていないようです。まったく情報が出てきません。
で、先ほど、また、Vintage Computerの武藤さんから、再度、「(日本の知り合いに再度試してもらったら)やはり香港版ではauのSIMで3G信号が(ほんのわずか数秒でも)検出されない」という報告があり、香港版に関しては中国語サイトを検索するしかないだろう・・・という結果に。
そこで、以下のページが見つかりました。
【EXP Review】电信用户注意:iPhone 6/iPhone 6 Plus港版解锁版不支持CDMA
このタイトルの「不支持CDMA」見ただけで大体結論はわかりますよね。
Google翻訳さんで翻訳すると、やはり、香港版とオーストラリア版はA1586 (iPhone 6)とA1524(iPhone 6 Plus)にもかかわらず、GSM版だそうです。
しかも、アップル香港のオフィシャルサイトで、「(香港版)SIMフリーは、CDMA非対応だぞ~」と書いてある、と書いてある。
アップル香港オンラインページでiPhone 6を購入手続きして、端末のサイズや色を選んでいくと、最後に「Learn more about the unlocked iPhone」がクリックできて、それをクリックすると、
“【決定】香港版iPhone 6/6 plusはMEID番号が表示されるのに、CDMA非対応。台湾、オーストラリア版も。” の続きを読む
昨日、こんなブログ記事をアップしました。
カリフォルニア州で大学生同士のセックスは、お互いに同意(Yes)しないと、レイプとして訴えられる可能性がある。 – 2014年10月2日
確かに内容が内容で興味を引くので、アクセスが通常記事より多かったし、RTやFacebook Likeも多かったです!
でも、現地の大学生で、これに関連して婦女暴行やレイプで訴えられたら、笑い事では済みませんよ!
昨日、「セックス同意」の法廷判断材料になるためには、口頭で「Yes」と言ったり紙に誓約書を書かなくても、性行為を認める積極的な行動も「Yes」の解釈となる!・・・と書きました。
でも、そのあたりは曖昧ですよね。弁護士や検察官は、そんな曖昧な点を捻じ曲げるのが得意です。(弁護士が事実を曲げたり、事件後に新しい事実を作るのは、日本のヒット・テレビドラマ、「リーガル・ハイ」にも出て来たでしょ!)
そこで、お互いの誤解の無いように、性行為の前に双方の意思を記録するiOSおよびアンドロイドアプリがリリースされました!
アプリの名前は、「Good2Go」。
“カリフォルニア州内在住大学生、法律改訂に伴い、性行為前に使うべき必須アプリ登場” の続きを読む
ご依頼やお問い合わせが多いので、Ready SIMの注文受付を再開します。
(2014年)7月~8月はReady SIMもLTE対応になったため、その切り替えがスムーズに行かず、Ready SIMを発行しているRoam Mobility社にもいろいろと細かい問題があったようです。
アップルに限らず(笑)、企業は自社内部の問題をすべて明らかに伝えてはくれません。当サイトでの注文一時中止の前後、筆者はReady SIM担当者に直接聞いたのですが、「問題はいくつかあったが、解決した」ような話を聞いています。なのに、その一ヵ月後には予告無しのAPNの急な変更です。
先週(2014年)9月25日に同社からAPN変更のEメール通知がありましたが、これでReady SIM(Roam Mobility)のいろいろな問題は解決の方向に向かい、安定してきていることを願うばかりです。
また、最近Ready SIMを使用している方たちからも、APN以外は特に問題無く使えているようなご報告も、あります。
そこで、Ready SIMの注文受付を再開します。
ただし、しばらくは発送までに時間(日数)がかかる場合があります。日本までに到着する日数7-14日を含め、アメリカ旅行出発日の3週間~1ヶ月以上前にご注文していただくと、安心です。
また、$6追加でアメリカ国内ホテルなどへのチェックイン前日までの配達も行っています。この場合には、アメリカ旅行出発日の1~2週間前でも、間に合うことがあります。
ご注文の際には、コメント欄/メモ欄などに出発日を書いていただくと、助かります。
さて、筆者は香港版のiPhone 6/6 plusにはアクセス不能なので、皆さんからの報告を信じるしかないのですが、香港版iPhone 6/6 plusにはMEID番号があることを複数のユーザーで確認しました。
また、iPhone 5S/5Cの販売状況から推測するに、アップルは端末保守サービスの便宜のため、アジア・オセアニア(オーストラリア/ニュージーランド)のモデルをすべて同一モデルで販売する方針を崩してはいないと思われます。
「CDMA通信方式対応端末しか表示されないMEID番号が表示されているのに、その端末がCDMA通信に対応していない」というのは、技術的には考えられません。
※ GSM対応端末には、IMEI番号が必要です。
そこで、香港版(その他、シンガポールなどのアジア版)、そして多分、オーストラリア/ニュージーランド版は、CDMA対応モデル6 A1586 CDMA(iPhone 6)およびA1524 CDMA(iPhone 6 plus)であると推測するほうが正しいと思われます。
もし、この香港版にKDDI auのSIMを挿入して通信が出来ないとしたら、原因は、端末のモデルではない、と考えられます。
ひとつ、香港版iPhone 6/6 plusとKDDI au SIMを持っている人に試していただきたいのは、
1.「WiFi」をオフにし、「設定 ⇒ モバイルデータ通信 ⇒ LTE回線を使用」をオフにして、LTE接続を無効にしてください。
念のため、この設定変更後、「設定 ⇒ 一般 ⇒ リセット ⇒ ネットワーク設定をリセット ⇒ ネットワーク設定をリセット」をタップし、iPhoneが再起動するのを待ってください。
2.この後、キャリア信号部分が「KDDI 3G」または「KDDI 1x」と一瞬でも表示されるか確認し、お知らせください。
3.「KDDI 3G」または「KDDI 1x」と表示された場合には、通話の発信が出来るかどうか、試してみてください。
また、こうなると、欧州版もはたしてCDMA対応なのか非対応なのか、わからなくなってきました。
欧州版iPhone 6/6 plusにMEDI番号が表示されるかどうかのご報告がまだありません。
どうぞ、お知らせください。
※ まあ、auやVerizonや「ソフトバンク/Spirntのアメリカ放題」で使おう、・・・とは考えていない人には関係無い、無視して良いお話ですが・・・
カリフォルニア州のジェリー・ブラウン知事は2014年9月29日、州議会で既に可決されている、大学生(大学キャンパス)における性犯罪・婦女暴行に関する通称「Yes means Yes」法に署名し、ただちに法令化しました。
カリフォルニア州に限らずこれまでアメリカ全州での性犯罪における訴訟理由の基本原理は、この法律が施行するまでは「No means No」であり、被害者が性行為に対して拒否していることを立証できる場合にのみ、訴訟が可能だったり、訴訟して勝訴する可能性がありました。
新しい法律によって、被害者が明確に「No」と言葉を発したり、その態度を示せない状況下(例:酔っていた、薬の影響下に置かれていた、精神的に性行為に誘導された、その他、何らかの理由で無抵抗状態、など)においても、被害者は加害者を訴えて勝訴出来る確率が高くなります。
つまり、カリフォルニア州における大学生同士の合法的なセックスは、両当事者が「Yes(セックスしても良い)」と言う発言や態度を明確に示した場合にのみ、あとで「性犯罪者として訴えらる可能性が無い」ことになります。
「Yes」は言葉で伝えたり文書で書く必要は無く、「自分から体を相手に近ずける」「手を相手の身体に廻す」「性器に手で触る」などの性行為容認を示す積極的な態度を示した場合も、「Yes」の意思があった、と解釈されます。
つまり、カリフォルニア州の大学生同士で、相手が積極的に性行為を行うことを肯定しない限り、それ以外の無理矢理の性行為は「性犯罪として訴えられる可能性があります!」
カリフォルニア州以外では、まだ同様な法律は政令化されていません。したがって、カリフォルニア州以外では性犯罪の訴訟と立証には「No means No」が原則です。
このサイトにはアメリカへの留学生もアクセスしていると思います。特に、カリフォルニアの大学に留学する日本人は多いでしょう。
カリフォルニア州の大学に留学する大学生は、在学中のセックスには、今回の法令化に十分気を配って、行動してください。後悔するようなアメリカ留学生活は、しないように。
【USA Today】California adopts ‘yes means yes’ law – 2014年9月29日
AT&Tは土曜日(2014年9月27日)、ポストペイド契約のデータ通信共有プランで、15GB以上に加入している加入者のデータ容量を2倍に増加するプロモーションを発表しました。
【AT&T】Sign-up by October 31st to get 30GB of Truly Shareable Data, 2-10 lines, Starting at $160/month – 2014年9月27日
これは、加入が期間限定で、「2014年10月31日までに、新規ポストペイド契約者、または、既存のポストペイド契約者が、月15GB以上の共有プランを契約すると、共有データ通信料金は変わらずに、データ量が2倍に増える」と言うものです。つまり、
- データ通信共有容量、月$130で30GB使用可能
- データ通信共有容量、月$150で40GB使用可能
- データ通信共有容量、月$225で60GB使用可能
- データ通信共有容量、月$300で80GB使用可能
- データ通信共有容量、月$375で100GB使用可能
それぞれ、超過分は1GB 当たり$15で自動課金されます。
※ 端末加入には、これ以外に、通話し放題/テキストし放題基本料金として、スマホ1台当たり月$40(端末定価購入や持込の場合には、スマホ1台当たり月$15)が必要です。
既存加入者に対しては自動的に2倍増量されるのではなく、2014年10月31日までに自主的に新容量プランへの「変更」(オンラインで可能)が必要と思われます。
また、同じ通信容量のデータプランを継続して使用する限り、この新しい「2倍増量」は2014年10月31日以降も継続されます。10月31日以降にデータ通信制限容量を変更すると、割引(データ容量倍増)は適用されなくなります。
“AT&T、Sprint、Verizonのポストペイド契約データ共有プラン、高容量プランでデータ容量倍増プロモーション。” の続きを読む
アップルが、特定のiPhone/iPadのActivation Lock(iPhoneを探す)が有効か無効かをチェックするサイトを提供開始しました。
【iDownloadBlog】Apple releases tool to check the Activation Lock status of iOS devices – 2014年10月1日
このサイトは、特に中古iPhoneやiPadを購入する前、または譲り受ける前に、購入対象のiPhone/iPadのActivation Lock(iPhoneを探す)が有効になっているか無効かをチェックするのに役に立ちます。
購入したiPhoneやiPadのActivation Lock(iPhoneを探す)が有効になっていると、そのiPhoneやiPadのiCloudのApple IDとパスワードが判らないと解除できません。
また、端末が初期化されているときや復元する時には、その時にiCloudのApple ID(Eメールアドレス)とパスワードがわからないと、その先に進めません。
これは、アップルがiOS 7から提供している機能で、盗難または紛失したiPhoneやiPadを悪用されないようにするための機能で、これがあると転売が難しいために、盗難件数を減らそう、と言うのが目的です。
しかし、逆に、Apple IDのパスワードを忘れたり、他人から中古のiPhoneを購入したり譲り受けた後にActivation Lockが掛かっていて、前の所有者と連絡が取れなくてActivation Lockを解除できなくて、iPhoneが使い物にならなかった、という問題も発生しています。
今回アップルから提供されたサイトは、購入や譲り受ける前にiPhoneなどのシリアル番号(IMEI番号)からActivation Lock(iPhoneを探す)が有効か無効かをチェック出来、有効な場合には前の所有者に出荷前に無効にしてもらえるようにリクエストするか、購入をやめるかどうかを判断することが出来ます。
“アップルが、特定のiPhone/iPadのActivation Lock(iPhoneを探す)が有効か無効かをチェックするサイトを提供開始。” の続きを読む
SprintのMVNOのKarmaはこれまでSprintのWiMAX回線を利用したポケットWiFiを提供してきました。
同社は2014年12月にSprintの4G LTE/3G CDMA対応ポケットWiFiの販売を開始しますが、それに先立って予約販売を開始しました。
ポケットWiFi本体は定価が$149ですが、予約者は$50割引の$99で購入できます。割引が適用されるのは、2014年10月22日までに予約した人のみです。
Karmaは1GB当たり$14の通信料を、必要に応じてトップアップします。
Karmaの特徴は、データ通信の有効期限が無期限であること。つまり、一度トップアップした1GBは、使い切るまで有効です。
また、新規加入者を紹介することで、紹介者も紹介を受けた人も$10のクレジットを受けられます。
LTE対応周波数は1900MHz Band 25で、最大ダウンロード速度は25Mbps、通常は6-8Mbpsのダウンロード速度が得られます。
SprintのLTEカバレッジや3Gカバレッジは狭く、主に都市部に限られているし、Band 25のLTEも他社に比べると2分の一から4分の一の速度ですが、一度トップアップした分の通信量が無期限使えるのはメリットがあります。
【Karma】ホームページ
iPhone(とiPhone 6 Plus)の周波数対応表をアップルiPhone 6発表の日にポストしましたが、
iPhone 6、アメリカ・日本・香港・欧州モデル の周波数対応表 – 2014年9月10日
要するに、皆さん、もっと簡単な、「ズバリ」表を欲しがっているわけね。
これで良いんでしょう!
ただし、筆者はすべての場合を試してみたわけではなく、自分が出来ない部分はネットでの情報を総合して集積した結果です。
間違っている場合や補足の必要な場合は、教えてください。すぐに修正します。
以下、iPhone 6/6 plusはSIMフリーであることが前提。
注意:新しい事実がわかれば、予告無く変更することがあります。
“SIMフリーiPhone 6、アメリカ・日本・香港・欧州モデルの日米SIM対応表” の続きを読む
アメリカのキャリア各社は、年に1または2個の新モデルポケットWiFiを発売します。
Verizonは今年の新モデルポケットWiFi、Novatel MiFi 6620L(Verizon Jetpack 4G LTE Mobile Hotspot MiFi 6620L)をオンラインでは2014年9月29日から、ショップでは2014年10月2日から発売開始します。
周波数対応は
- 2G GSM/Edge 850、900、1800、1900MHz
- 3G CDMA2000/1xEVDO Rev. A 800、1900MHz
- 3G W-UMTS/HSDPA 850、900、1900、2100MHz
- LTE(Category 4) 700MHz(Band 13)、AWS(Band 4、XLTE)
“Verizonが新ポケットWiFi、Novatel MiFi 6620Lを発売開始。” の続きを読む
「iPhoneを探す(Find My iPhone)」をオフにするのを忘れて、そのままiPhone/iPadを初期化(復元)すると、初期画面でApple IDとパスワードを聞いてきますね?
これは「アクティベーション・ロック」と言い、iPhoneが知らない他人の手に渡ったときに勝手に初期化され、悪用されたり転売されるのを防ぐためにある機能です。
iPhoneのアクティベーション・ロックって、どんな現象? – 2014年1月25日
以前のiOSバージョン(7)や、速度の遅いiPhone (4/4s)では、初期化されていなければこれをバイパスする方法はありました。
iOS 7.0.4のバグを利用したアクティベーション・ロックの解除の仕方(無料) – 2014年2月7日
iOS 8でこの方法がまだ使えるかどうかチェックしていませんし、また、出来たとしても、iPhone 5以上の端末ではCPU速度が速すぎて、この方法で手順のタイミングを合わせるのは難しいと思います。
そこで、筆者が実際に試したわけではありませんが、ネットで見つかる個別体験コメントなどを総合すると、以下のようになります。
当サイトにもこの「アクティベーション・ロックのApple IDのパスワードを忘れた」ような方々が検索エンジンから関連するキーワードで頻繁に流れてきているようですから、記述しておきます。
“iPhone/iPadを初期化したときのApple IDとパスワードを忘れた場合の最後の手段” の続きを読む
冷蔵庫に保存していて古くなった牛乳は、皆さん、どうしていますか?
アメリカなら、スーパーで買った牛乳はせいぜい2週間、牛乳屋さんの直配は3週間ぐらいは冷蔵庫で持ちますが、それ以上経過すると、牛乳が一部どろどろしてきたり、臭いが気になったりしますよね。
そんな時、あなたは牛乳を捨てていますか?
実は、筆者もアメリカ在住30年以上になりますが、つい1年ぐらいまでは捨てていました。
これからは捨てずに、チーズを作って食しましょう!
“古くなった牛乳は、どうしていますか?古い牛乳でチーズ(Paneer Cheese)を作ってみては?” の続きを読む
昨年(2013年)11月8日にGoogle Playストア・オンライン注文して、14日に到着して、いろいろなSIMを取替え差し替え楽しんでいたものの、ナノSIMをSIMアダプターと一緒に挿入したら、アダプターの出っ張りが中で引っかかって抜けなくなってしまった。真っ青になってあれこれした結果、最終的にナノSIMとSIMアダプターは抜けたものの、本体中のSIMコンタクト金具が曲がってしまったようで、他のSIMを挿入しようとするとそのコンタクト金具にSIMが押されて、SIM表面に傷が付く。
ガックリしながら、その日のうちに代わりをもう一台注文したんですが、このWiFiしか使えなくなったNexus 5はどうしようか・・・とずっと悩んでいました。eBayでSIMコンタクト部分(SIMトレイが挿入される、本体側)を買ってみたり、「有償でも良いからLGに修理してもらったほうが良いかな」と悩んだり。
そんな時、今年9月3日ごろ、「GoogleがPlayストアで購入したNexus 5に限り、原因不問で(ほとんど)どんな不具合に対しても、1回に限り無償でNexus 5を交換してくれているらしい。」という記事を見つけて、希望を持ってしまいました!
【9to5Google】Google starts replacing damaged Nexus 5 phones for free – 2014年9月3日
交換されて手元に送られてくるNexus 5は整備品らしいですが、今、手元にあるWiFiしか使えないNexus 5よりはマシです!しかも、無料で交換!
しばらく外出の仕事が多かったりして忙しかったので、実際の手続きは先週金曜日の9月26日に行いました。そして、その数時間後には代わりのNexus 5がGoogleから出荷されたの発送Eメールが届き、明日月曜日には配達されることになっています。
Google Playから購入したデバイスの交換修理は、一般に以下のホームページから手続きします。(その前に、デバイスを注文したときのGoogle gmail アカウントでログインしておきます。)
【Google】Google Play > Help > Ordering devices on Google Play: Shipping, returns, & order status > Returns, refunds and replacements for devices
“自己責任でSIM接触部分を破損したGoogle Nexus 5を無料で交換してもらった。” の続きを読む
みんな、知ってた?
Wall Street Journal Japanが紹介するところによると、
【Wall Street Journal Japan】iPhone 6 Screen Size Issue Solved by Giant Thumb - 2014年9月24日
日本のサンコーレアモノショップ
【Thanko サンコーレアモノショップ】トップページ
は、iPhone 6/6 Plusなど大きくなったスマホの画面に指が端まで到達できない問題を解決するために、親指にはめて、親指の長さを延長するスタイラスを開発し、販売しているそうです。昔、紙をめくるときにしたような、いわゆる「親指サック」の先に、黒いスタイラスの先がくっついています。
一個1480円。
通勤電車やバスのつり革にぶら下がりながら、もう一方の片手で大画面スマホを操作できるそうです!
商品名は、「親指型スタイラス指のび~る」指先が1.5センチ伸びます!
【Thanko サンコーレアモノショップ】「親指型スタイラス指のび~る」
誰か試して、感想教えて!
6月に紹介したStraightTalkのタブレット用プリペイドSIMが、ようやく販売開始されたようです。
StraightTalkがプリペイド・タブレットプラン用SIMの販売を計画中か。 – 2014年6月18日
Prepaid Phone Newsサイトによれば、SIMはAT&T用とT-Mobile US用のSIMがそれぞれ標準/マイクロSIMと、ナノSIMの、4枚一組でセットになって、$9.99(プラス消費税)で以下のStraightTalkサイト
【StraightTalk】Shop > SIM Cards > Tablets
か、Walmart店内で数日前から既に販売されているようです。
【Prepaid Phone News】Straight Talk Tablet SIMS and Plans Now Available – 2014年9月27日
回線速度は、(端末が対応していれば)LTE速度まで。
“StraightTalkがようやくタブレット用プリペイドSIMを販売開始(AT&T、T-Mobile回線用)” の続きを読む
さすが、中国人エンジニア。
この手の(そしてもっと複雑なデータ抽出機能を持つ)装置は警察やFBIなど保安当局に対して捜査用に、高価に販売されているらしいのですが・・・
iPhone/iPadの4桁パスコードを忘れたときに、「0000」から「9999」まで順番に番号を入れて行って、アンロックされるまで試してくれる自動装置が、ショップ用に販売されました。
もちろん、個人でも購入できますが、値段がそれなりにしますので、たった一回きりのためにこれを買うのは、どうでしょうか。
価格は一個119.99英国ポンド(日本円で約21300円。VAT免除だと、99.99英国ポンド)。
当サイトでもいまだに
iPhoneのパスコード(Passcode)を忘れた時の解決法 – 2011年4月1日
iPhoneのパスコード(Passcode)を忘れた時の解決法:その2 – 2012年3月29日
は、累積アクセス数トップ1位(38万4000アクセス)と2位(17万9000アクセス)になっていて、それだけパスコードを忘れるiPhone/iPod Touch/iPadユーザーが多いと思われますが、この解析装置は「その2」の方法を、PCを使わずに出来るものです。したがって、iPhone/iPadのバックアップをPCに取っていない場合にでも、データや写真を失わずにパスコードを見つけられます。
“iPhone/iPadの4桁パスコード解析装置、発売開始される。” の続きを読む
今年(2014年)7月からはT-Mobile USのLTE(Band 4)にも対応し始めた「アクティベーションの簡単なZIP SIM(旧Ready SIM)」ですが、LTEを含むデータ接続の問題が多かったのでしょう。
先ほど、ZIP SIM(旧Ready SIM)から連絡があり、APNが変更になりました。
ご注意ください。
ZIP SIM(旧Ready SIM)の新しいAPNは、同じくLTE対応しているT-Mobile USのMVNOのUltra Mobileとも同じAPN値です。
昨日、ツイッターで情報を流したので、もう良いと思ったのですが・・・
詳しくはVintage Computerの武藤さんの検証報告を読んでいただきたいと思います。(リンクは最下部。)
今年(2014年)8月初めにアメリカでは「SIMロック解除合法化」法が法制化されたため、Sprint版iPhone 6/6 plusもこの法案の趣旨に従って、デバイスオンリー購入でSIMフリー、または後日、契約条件を満たしてSIMロック解除された場合には、アメリカ国内の他社のSIMも使用できるようになるのではないか・・・という期待がありました。(筆者も期待していたうちの一人です。)
残念ながら武藤さんの検証によれば、今年のiPhone 6/6 plusもこれまでのiPhone 4s/5/5c/5sと同様に、Sprint版はアメリカ国内SIMロックです。つまり、SIMフリーのSprint版を購入するか、Sprint版を後日何らかの方法でSIMロック解除しても、AT&T、T-Mobile US、および、それらのMVNOのSIMは使用できません。Verizonは3G通信方式CDMA2000の関係で、自社販売またはVerizon用として販売された端末以外はアクティベートを許可しませんので、SIMフリーSprint版ではVerizonのSIMのアクティベーションや加入/契約は、出来ません。
Sprintのアメリカ国内SIMロック解除の方針は、2014年4月23日ごろに発表された以下の公式発表があるだけです。
【Sprint】Legal / Regulatory & Consumer Resources : Unlock your Sprint device
“iPhone 6/6 plusも、Sprint版はアメリカ国内SIMロックです。” の続きを読む
T-Mobile USは次期LTE拡張計画のための施設作業をEricssonに発注しました。この発注内容により、T-Mobile USの次期LTE拡張計画が明らかになっています。
T-Mobile USの現在のメインLTEはBand 4(上り1700MHz/下り2100MHz)のAWS(AWS-1)で提供されていますが、同社はAWS電波使用権を持っている殆どの地域でBand 4 LTEは構築し尽くしています。現在の同社のLTEカバー率は2億3500万人(約75%)に成っています。
T-Mobile USは今後のLTE拡張計画として、現在1900MHz 2G GSM(Edge)しか提供されていない過疎部での地域をアップグレードし、3GとLTEを提供する予定であることを今年(2014年)春に発表しています。2G GSMオンリー地域のLTEアップグレードは2015年半ばまでに完了される予定で、これが完了するとT-Mobile USのLTE人口カバーは2億8000万人(人口カバー率90%)に達する予定です。
T-Mobile USのLTE化、フェーズ2:2G Edgeオンリーサービス地域を2015年夏までにLTEアップグレード – 2014年3月14日
また、今年(2014年)1月にはVerizonから700MHz Band 12使用権を買い取る契約を結び、2014年4月24日にFCCの許可を得て、Band 12の買取完了を5月1日に報告しています。
T-Mobile USが700MHz Aブロック(Band 12)取得を報告、今後のLTE拡張計画に触れる。 – 2014年5月1日
Verizonから買い取ったこのBand 12周波数使用権は人口カバー率で50%超しかなく、T-Mobile USはその後、他の中小のBand 12使用権保有会社から積極的に買い取る交渉を続けています。
また、今年2014年11月中ごろにFCCにより行われる予定のAWS-3使用権競売にも積極的に参加し、AWS Band 4の周波数帯域の拡大を試みます。
700MHz Band 12低周波数は電波到達距離が長く、過疎地で少ない基地局で広い地域をカバーできるため、過疎地での使用が期待されています。
さらに、低周波数バンド(Band 12)は建物内部への電波到達力も強く、都市部では建物内電波の改善につながります。
今回、Ericssonとの契約で明らかにされた内容として、T-Mobile USはLTE 700MHz Band 12の使用を積極的に構築していくだけではなく、郊外/過疎地では1900MHz Band 2を再編して一部LTEとしても使用していきます。さらに、既存のAWS Band 4と、新しく設置されるBand 12とBand 2のキャリアアグリゲーションも、2015年末までにサービスとして提供される予定です。
今回のiPhone 6/6 PlusはT-Mobile US、および、Sprintのルーラルローミングパートナーの使用しているBand 12に対応しておらず、予想外ではありましたが、年末から来年初めに掛けてBand 12対応の端末も増えてくるでしょう。
ソース:
【GigaOM】T-Mobile picks Ericsson to build its new tricked-out LTE network – 2014年9月23日
【FierceWireless】T-Mobile to focus on 1900 MHz LTE deployment to expand network footprint – 2014年9月24日
オンラインショッピングと、その支援アプリ、Sliceが統計を発表したところによると、アメリカのiPhone 6/6 plus注文者の約半数はAT&Tで、Sprintは最下位で約5%しかないようだ、とのこと。
この統計は、アップル、キャリアサイトなどのオンラインサイトでiPhone 6/6 plusを注文し、Sliceアプリを使用してiPhone 6/6 plusの自分への出荷状況をチェックした1万3055人のiPhoneのキャリアバージョンを集積したものです。
結果は、
キャリアモデル |
iPhone 6 |
iPhone 6 plus |
AT&T |
47.4% |
53.8% |
Verizon |
28.5% |
21.2% |
T-Mobile US |
19.0% |
20.1% |
Sprint |
5.2% |
4.9% |
AT&Tが多いのは、AT&Tは2007年6月29日から2011年2月3日まで3年半、独占でiPhoneを販売しており、iPhoneのベースユーザーが多く、今回もアップグレードしたユーザーの絶対数が多かった為と見られます。
また、総加入者数ではAT&TやVerizonの半数弱で、かつ、2年契約割引が無くて定価でしか買えないT-Mobile US版がVerizonとそれほど差の無い割合になっているのは、T-Mobile USの通信プランやLTE速度、WiFi Callingなどの機能をメリットと感じているユーザーが多かったためでしょう。予想はされていたものの、Contrect-Free T-Mobile US版がSIMフリーであることはアップルからは公式には発表されてはいませんので、SIMフリーであることを求めてT-Mobile US版を購入したユーザーが多いとは思えません。
最下位のSprintは他社よりも大きく差をつけられており、全体の5%程度しか購入者がいません。これには2つの要因があると考えられます。
1. LTEを含むSprintの電波状況やサービスエリアに不満を持っている加入者が、まだ多い。
2. SprintはiPhone 6/6 Plus専用に、本体をSprintから「借りる(レント、リース)して、2年ごとにiPhoneの新機種に交換出来る」「iPhone for Life」契約システムを今回導入しており、その場合には加入者が「購入」するわけではないので、今回の数には反映されていない。
Sprint、iPhone 6/6 Plusをレンタル提供 – 2014年9月10日
10月末に予定されているSprintの暦年2014年第3四半期業績発表を待たないで結論付けることはできませんが、同社のTD-LTEにも対応した今回のiPhone 6/6 Plusの販売数/加入者数が少なければ、Sprintの再建はまだまだ時間と、消費者が注目するような新しい企画が必要だ、と言うことになります。
情報源:
【GigaOM】iPhone 6, 6 Plus pre-orders: AT&T ruled, while T-Mobile accounted for 5x more than Sprint – 2014年9月25日
iOS 8にアップグレードしたら、WiFiが良く詰まってしまう(WiFi扇の横にくるくるマークがずっと表示され、ブラウザーやアプリのデータ更新が進まない)ことはありませんか?
追記:iPhone 6/6 Plusはこの現象の影響が無いと言う報告があります。影響あるのは、iPhone 4s/5/5s/5cが多いそうです。
以下、暫定的な解決策です。でも、筆者も1日やっていますが、かなり快調です!
皆さんも、やってみますか?
【Gizmodo】Why Your iOS 8 Wi-Fi Is Weird and How to Fix It – 2014年9月23日
方法:
「設定(Settings) ⇒」
“iOS 8にアップグレードした後、WiFiが良く詰まってしまう場合の解決法” の続きを読む
そんなにiOS 8.0.1へアップデートしていた人、いたの?
緊急なので、写真ありませんが・・・
まず、iPhone 4s/5/5c/5sおよびiPad/iPad MiniでiOS 8.0.1にアップグレードした方・・・・
あなたは影響無いので、そのままiOS 8.0.1をお使いください。
iPhone 6/6+でiOS 8.0.1にアップグレードした方・・・・
脱獄せずにiOS 8.0に戻すには、以下の2つの方法があります。
(1)バックアップを取らなくても良い方法、過去のバックアップが無くても良い方法:(Koichi K. @Koichiiiiiiiiさん、情報ありがとう。)
追記:方法(1)は、アップルの公式「ダウングレード」方法でもあります。
【Apple】Loss of cellular service or ability to use Touch ID after updating to iOS 8.0.1 on iPhone 6 or iPhone 6 Plus 2014年9月25日
iOS 8.0 をPC/Macブラウザーでダウンロードして、ハードディスクに保存:
ダウンロード先:
iPhone 6 iOS 8.0
iPhone 6 Plus iOS 8.0
保存したら、PC/MacのiTunesを起動。
iPhone 6/6+をPC/MacのiTunesにUSBケーブルで接続。
iTunesで、「Shift」キー(Macは「Option」キー)を押しながら、「更新プログラムの確認(check for update)」をマウスでクリック。
ダウンロードしたファームウェアを選択して、「開く(Open)」。
あとは、iTunesの指示に従う。
“【緊急】iPhone 6/6+ iOS 8.0.1をiOS 8.0に戻す方法(脱獄不要)” の続きを読む
AT&TのMVNOで、KDDIが数年前から過半数の株を所有し(現在はひょっとして100%子会社?)、KDDIの連結子会社となっているH2O Wireless(Locus Telecommunications, Inc.)は、同社がVerizon回線を利用したMVNOサービスを2014年10月1日ころから開始することをディーラーに対して通知した模様です。
【Prepaid Phone News】H2O Wireless to Launch Verizon MVNO Envie Wireless – 2014年9月17日
H2OはAT&T回線対応のプリペイドSIMを販売するだけでなく、1-2年前からはSprintのWiMAX回線によるデータ通信専用サービス(モバイルルーター)を「H2O Bolt 4G」としてサービス提供していました。
また、以前はCDMA2000対応機のプリペイドサービスも行っていましたが、CDMA2000通話サービスの新規顧客開拓はここ数年行っていません。
VerizonのMVNOを始めるのは、SprintのWiMAX回線の停波が2015年末以前(あと約1年以内)に予定されており、かつ、Sprintが日本で競合するソフトバンクに買収されたために、KDDIがアメリカにおける新しいパートナーをVerizonに求めた結果か?・・・と疑いを持ってしまいますが、どうなのでしょう?
KDDIアメリカはアメリカ国内では在米日本人や日系企業向けにSprint回線を使用したSprintのMVNOサービス、KDDI Mobile携帯サービスを提供していますが、これも徐々にVerizon回線に変わるのでしょうか?
さて、現象が少し整理されてきました。
最初に、iOS 8にアップデートした電話に着信が来たときに、まだ手元にいくつかまとめておいてあったiPhone複数台とiPadが一斉に着信音で鳴り響いたときには、何が起こっているのかわからず、びっくりしましたが・・・・
結論から先に言うと、iOS 8のFaceTimeに追加された新機能、「iPhoneでの通話(iPhone Cellular Calls)」をオンにすることによって、2つ以上のiPhone(iOS 8)でそれぞれ違った電話番号を持っている場合でも、受けるのはひとつのiPhoneで受けることが出来ます。
※ 以下、スクリーンショットを挿入するとわかりやすいのは良くわかっていますが、事がことで、これはユーザーによってはとても重要な機能になりそうなので、まずは文字だけでお知らせします。
スクリーンショットの掲載は、明日以降に追加します。
従来、2つの電話番号(デュアルSIM)で同時待ち受けを行うためには、WiFiやBluetoothでiPhoneに接続できる外部装置が必要でした。
別の装置を使うくらいなら、余っているiOS 8の古いiPhone(例:iPhone 4S)を使って、同じように2つの電話番号を同時待ち受けし、一台のiPhoneで着信を全て処理できる・・・と言うことができます。それも、2つの電話番号(デュアルSIM)だけに限らず、3つ(トリプル)、4つ(クアドルプル)と、(理論的制限があるかどうかわからないけど・・・)複数の電話番号を一台のiPhoneで受けることが出来ます。もちろん、電話番号の数だけiOS 8対応のiPhoneが必要ですが・・・
また、このなかにiPad/iPad Miniまで含められちゃいます! ひとつのiPhoneに来た電話(着信)を、iPadで受けることが出来ます!・・・そうしたいかどうかは、別として。
この機能は、きっと、Apple Watchが発売されると、Apple Watchとも連携できるようになるでしょう。
“iOS 8で「FaceTime⇒iPhoneでの通話(iPhone Cellular Calls)」をオンにして、2電話番号(SIM)以上で同時待ち受けする方法。” の続きを読む
ソフトバンク「アメリカ放題」サービスがiPhone 6/6プラスで2014年9月19日(iPhone 6発売日)から可能になりますが、このサービスを利用するかどうか考えている方は、Sprintの3G(当初サービス開始)とLTE(2-3ヵ月後から開始)のサービスエリアと、その速度を事前に知っておきたいですね。
地図を掲載する前に、Sprintの詳細カバレッジは、
【Sprint】Coverage Check
※ 注意:Sprintは僻地/荒野/ルーラルエリアで、その地域の小基地局オペレーターと「オフ・ネットワーク・ローミング(Off-Network roaming)」契約を締結し、自社基地局の少ないエリアを補完しています。Sprintウェブサイトのカバレッジ・マップには「オフ・ネットワーク・ローミング」エリアも含まれており、「アメリカ放題」がこれらローミング地域でも接続できるかどうかは不明です。
一般に、SprintのMVNO(自社プリペイドのVirgin Mobile USAとBoostMobileを含む)は「オフ・ネットワーク・ローミング」エリアでは接続できず、Sprintの自社基地局でしか通信できません。ソフトバンクSIMも、Sprint MVNOと同じ扱いであれば、「オフ・ネットワーク・ローミング」エリアでは接続できないと推測されます。
まずは、Sprintの3Gサービスエリアの地図。(自社基地局でカバーされている地域のみ表示)
Sprintはアメリカ50州のほか、プエルトリコと米領バージン諸島で基地局を所有しています。これらの地域では、ソフトバンクの「アメリカ放題」が使えることになります。
Sprintを含むアメリカの4大キャリアはグアムやサイパンには基地局や携帯事業を持っていません。したがって、グアム/サイパンは「アメリカ放題」対象外です。
黄色が3Gカバーエリア(濃い黄土色はLTEで、3Gとエリアが重なっています。)です。
国立公園めぐりとか、車で長距離ドライブする方は、Sprint回線は途中の高速道路では使えないところが多いので、お気をつけて。
“Sprintの3G/LTEカバレッジと、データ接続速度(ソフトバンク「アメリカ放題」利用予定者は、事前チェック。)” の続きを読む
みんながiOS 8アップデートをしている最中、The Daily Dotによれば、
【TheDailtDot】Apple to unveil new iPads, release OS X Yosemite on Oct. 21 – 2014年9月17日
アップルは2014年10月21日にイベント開催を予定しているとか。
先年は2013年10月22日にiPad Air、iPad Mini Retina Display, OS X Mavericksを発表したことから、今年のこのイベントでは新iPadと新OS X Yosemiteの発表は間違いないと推測されています。
iOS 8ではiCloud Driveとの同期がオプションとなっていますが、これはMac側はOS X Yosemiteバージョンでないと正しく同期できないこともあり、OS X Yosemiteのリリースは2014年10月21日の発表会直後と予想されています。
iPhoneとともにMacを日常利用している方は、Mac側をOS X Yosemiteにアップデートするまでは、iOS 8更新時にiCloud Driveとの同期を「オフ」にするよう、多くのオンラインサイトは推薦しています。
また、iCloud Drive同期はiOS 8更新後も、「設定(Settings)⇒ iCloud ⇒ iCloud Drive」でオフに出来ます。
例年デンバーで開催される世界最大の地ビールフェスティバル、Great American Beer Festival(今年は2014年10月2~4日開催)にデンバーを訪れるビール通、ビールコンサルタント、バイヤーのかたは、いらっしゃいますか?
【Great American Beer Festival】トップページ
デンバー国際空港では2014年9月19日から10月4日までの午前11時から午後7時までの間、このGABFにタイミングを合わせて、メインターミナルの到着ロビーの中央広場に8脚のピクニックテーブルを設置し、地ビールを楽しめるビアガーデンを開設します。
ビアガーデンはGABFと同じ形式で、$10の入場料を払い、2オンス(約60cc)のグラス(コップ)を貰い、ビアガーデン内の10種類の地ビールを試飲出来ます。
(アメリカの法律に従い、入場時に身分証明書で21歳以上であることの証明が必要です。)
“デンバー国際空港、Great American Beer Festivalにちなんでメインターミナル到着ロビーで、期間限定でビアガーデン開設” の続きを読む
まあ、大したニュースではないんですがね。
個人としては世界でもっともお金持ちの、América MóvilのCEO、Carlos Slim氏が経営するメキシコの固定通信事業、および、携帯通信事業を提供しているAmérica Móvilが、メキシコの国内法が変わって、国内で独占禁止法に触れる可能性があるというお話し。
なんせ、携帯事業だけでメキシコ国内の70数パーセントの市場規模を持っているらしいです。固定回線のほうは、筆者は市場占有率を調べていませんが、判ったらここに追加記述します。
América Móvilは中南米の市場にも進出しており、アメリカ国内ではTracfoneグループ(Tracfone、Net10、StraightTalk、Simple Mobileなど)というプリペイド事業で2700万人以上の契約者を持っており、世界中でも通信事業では大きな「パワーメーカー」ではあります。
で、メキシコで独占禁止法の疑いが掛けられると言うので、急いでメキシコ国内での携帯事業の過半数市場シェア分の売却を希望しています。
売却の対象となるのは、メキシコの東岸側の事業だそうです。
この事業分配「入札」にはAT&T、ソフトバンク、中国のChina Mobile(中国移動通信)、などが入札の招待をされているそうですが・・・・
実は、AT&TはTracfoneおよびAmérica Móvilにいくばくか投資していたらしいです。筆者が推測するには、積極的投資ではなく、AT&TからTracfoneに対する売掛金が、昔々の時代に資本へ変わったのではないかと思います。
その投資(資本提携)を、AT&Tは数ヶ月前に解消しています。(つまり、AT&TはAmérica Móvil株を全部売ってしまった。)
筆者が言いたいことは・・・
この辺、全部、ストーリーは事前に描かれているのではないかと・・・
つまり、ソフトバンクが入札に招待されているものの、はじめからAT&Tと、その資金力には勝てないんでしょう。
ソフトバンクとしても、メキシコに進出してもたいして「(日本の)ソフトバンクとのシナジー」はできませんしね。
でも、América Móvilは中南米とスペインには強いんですがね。
このAmérica Móvilのメキシコ資産の過半数超過分をソフトバンクが手に入れたら、転地異変ですね。まあ、起こらないでしょう。
ドイツで開催されていたIFA展示会で家電メーカーのPhillipsは2014年9月4日、iOSアプリで制御して神経の痛みを和らげる効果の有るワイヤレス電気治療器「PulseRelief」と、青色LEDの光で血行を良くして筋肉痛を早期回復するワイヤレス「BlueTouch」を2014年9月から11月に発売することを発表しました。
【Phillips】Philips connected BlueTouch and PulseRelief enable pain sufferers to choose and control their personal treatment to relieve pain – 2014年9月4日
【ChipChick】Philips BlueTouch and PulseRelief Provide Wireless Pain Relief – 2014年9月16日
【Gizmodo】Philips Wants to Cure Aches With Wireless Drug-Free Pain Relievers – 2014年9月16日
写真を見たら一目瞭然のこの装置、
“PhillipsがiPhoneで制御する電気治療器と、青色光治療器を発売予定” の続きを読む
SprintのプリペイドMVNOのTingは、2014年9月29日からSprint版iPhone 5S/5Cの機種持ち込み契約を受付開始します。もちろん、Sprint版iPhone 4/4sの受付は既に開始しています。
Tingの料金体系は他のプリペイド会社と違い、契約台数1台に付き毎月$6の基本料金を払い、あとは通話やデータの使用量に応じて課金されます。
つまり、まったく通話やテキストやデータを使用しない月は、基本料金の$6(プラス税)で済んでしまいます。
通話をちょこっと(100分以内)した場合は、通話料金$3が追加され、月$9(プラス税)になります。
また、通話・テキスト・データの使用量は20台までの複数端末で共有できるので、「あまり携帯を使わない人が、一人または共有で加入する」と、1台当たりの毎月の使用料はさらに少なくて済みます。
Tingの契約者は、毎月平均で1台あたり$21支払っているそうです。
データ通信は2GBまで$29で、それ以降は1MBあたり$0.015(1GB当たり$15.36)なので、たくさんデータを使用する人や共有グループには向いていないかもしれませんが、それでもそれほど高額ではありません。
小中学生の子供や、外であまり使用しない主婦の方/在宅で仕事をすることが多い方、などには考慮に値するプリペイド通信プランです。
回線は端末の種類によってSprintの3GまたはLTEに接続します。使用できる端末は、Sprint用として販売された端末で、かつ、型落ちモデルであれば、大体使用出来ますが、全てのモデルに対応しているわけではないので、Tingホームページで事前にチェックしてください。
“SprintのMVNOのTingが、2014年9月29日からSprint版iPhone 5S/5Cの持ち込み契約を受付開始” の続きを読む
日本経済新聞が日本の日付が変わった先ほど報道したところによると、(つまり、この報道が真実ならば、内容はソフトバンク了承のもとに事前準備されていて、戒厳令が解かれた後に公開されたと言うこと)、
【日本経済新聞】ソフトバンク、米から日本かけ放題 iPhone6購入者 – 2014年9月17日
追記:ソフトバンクの公式発表によると、このプランは「アメリカ放題」という名前で2014年9月19日からサービス開始されます。
ソフトバンクのiPhone 6/6プラス加入者は、アメリカではSprint回線に接続することによって、アメリカから日本への通話を「かけ放題」で掛けられるとの事です。(ただし、追加通話料金が掛からないためには、日本で通話定額料金プランに加入している事が条件。)
また、データ通信においても、同ソフトバンクiPhone 6/6プラス加入者は、日本国内の契約データ使用量容量内で、Sprint回線で追加料金無しで使用出来ると、日経は報道しています。
さらに、「米国内での通話も一定の条件を満たすと追加料金がかからない」と報道しています。
Sprintは3G通信方式がCDMA2000通信方式のため、ソフトバンク加入者でアメリカのSprint回線に接続するためには、CDMA2000通信方式にも対応している端末を使う必要があります。
これまでソフトバンクが販売している端末でCDMA2000通信方式に対応しているのはiPhone 5c/5s/6/6 Plusがありますが、このサービスがiPhone 6/6 plus加入者だけに提供されるものか、iPhone 5c/5sでも使用できるのかは、現在の時点では不明です。
追記:ソフトバンクは、「技術的な問題から」(その理由は詳細が発表されていない)対応機種は現在のところiPhone 6/6 plusのみ、としています。
Sprintはデータ通信を3G CDMA2000 1900MHzで実効最大ダウンロード速度が約1.5Mbps、LTEは人口カバー率80%の地域で1900MHz Band 25で5MHz+5MHz帯域で提供しており、LTEの実効ダウンロード速度は約5Mbpsです。現在のところ、ハワイ州全域、サンフランシスコ市内からパロアルトまでの北部シリコンバレー、デンバー都市圏の一部などでは3Gデータ通信は使用できるものの、LTEの公式開始は行われていません。(でも、デンバー地域では電波カバーの「穴」がまだあるものの、だいぶLTE信号を検知出来る地域は増えてきました。)
追記:ソフトバンクはこのサービスは当初はSprintの3G CDMAのみで開始、2-3ヶ月後にLTEにも対応すると発表しています。
Sprintの高速データ通信の目玉はBand 41によるTD-LTEで、TD-LTE(Spark)サービスエリア内では20-60Mbpsでのダウンロード速度で繋がりますが、現在のところ27都市でしか開始されておらず、かつ、今年末までの拡張計画は人口カバー1億人(カバー率30%)程度となっているので、アメリカ国内でのSprintのTD-LTEへの広範囲での接続はまだまだ先のことです。
なお、Sprintは従来のCDMA2000非対応端末ではアメリカ国内でAT&TまたはT-Mobile USの回線へローミングしますので、渡米するソフトバンクiPhone 6/6 Plusユーザー(CDMA2000/W-CDMA両通信モード対応)はSprint回線への接続を確認して使用しないと、海外パケット定額など高額な通信料を課金される恐れがありますので、注意してください。
「アメリカ放題」はiPhone 6/6 plusで「ローミング」をオフにして使用します。つまり、ソフトバンクのiPhone 6/6 plus利用者はSprint回線で、Sprint加入者とみなされて、使用できます。逆に間違って「ローミング」をオンにすると、Sprintの電波の弱い地域ではAT&TまたはT-Mobile USに接続してしまって海外パケット定額など高額な通信料を課金されるのかどうか、不明です。
次は在米日本人向けに、逆のサービスもして欲しいですね。
iPhone 6/6 Plus発売4日前の本日2014年9月15日、VerizonはVoLTEを公式開始しました。
アメリカでは既にT-Mobile USが2014年5月22日に、AT&Tは翌日の2014年5月23日にVoLTEを開始していましたが、地域限定でした。
しかし、T-Mobile USは2014年7月末の四半期業績発表で、VoLTEが全米展開されたことを発表しています。AT&Tは全米展開の発表はまだしていません。
iPhone 6/6 Plusでは標準搭載機能としてVoLTEに対応するため、アメリカのキャリアがVoLTE対応発表をこの時期にするのは間違いないことと推測されていました。
VerizonのVoLTEサービスは自動的に全加入者に提供されるわけではなく、Verizon既存加入者はMyVerizonウェブサイトで無料の「Advanced Calling 1.0」サービスに自主加入(Opt-In)する必要があります。または、カスタマーサービスに電話して「Advanced Calling 1.0」を追加する必要があります。
【Verizon】Advanced Calling 1.0
VerizonのVoLTEサービス「Advanced Calling 1.0」は全米のVerizon LTEサービスエリアで使用可能です。
しかし、同社のVoLTEサービスは今日現在、LG G2とSamsung Galaxy S5のみで利用可能です。Verizonは「対応機種は今後も増えていく予定」と発表していますが、最大の注目は4日後に発売開始されるiPhone 6/6 Plusが初日からVoLTEを使用できるかどうかでしょう。(これは、AT&TもT-Mobile USも同じことですが・・・)
VerizonのVoLTEサービスは他社(AT&TとT-Mobile US)と違い、「ビデオ電話」機能もVoLTEで提供します。
LTE網の充実度が遅れているSprintは、VoLTE開始時期を発表していません。
また、キャリア間のVoLTE相互接続はまだ確立されていないため、異なるキャリア間ではたとえ両者ともVoLTE対応端末を使っているとはいえ、VoLTE通話は(今のところ)使用できません。
追記:
VerizonのVoLTE/ビデオ通話ですが、音声は常時LTE接続で通話プランで課金(「カケ放題」プランなら、国内カケ放題。)、ビデオ部分はWiFiに繋がっていればWiFi優先(WiFi料金。Verizonに対しては無料。)、ビデオもLTEを使った場合にはデータ通信として課金される、ようです。
1分のビデオは6-8MBのデータ通信を消費する、とVerizon FAQに説明があります。
ビデオをWiFi、音をLTE経由したときに、音と画像の同期は大丈夫なんでしょうか?・・・大丈夫なんでしょうね。
【Verizon】Advanced Calling 1.0 FAQs
あと3日(米国太平洋時間2014年9月17日 午前9~10時頃)でリリースされるiOS 8のWi-Fi Callingを一足先に試してみました。
もちろん、あちらこちらでリークしているiOS 8 GM(Gold Master)をインストールして・・・
インストールしたのは、iPhone 5とiPhone 5cです。他のiPhoneやiPadは、17日にOTA版が降ってくるのをじっくり待ちます。
使用するSIMのキャリアがWi-Fi Callingに対応していると、「設定(Settings)⇒電話(Phone)」をタップしていくと、「Wi-Fi Calls(Wi-Fi通話)」の項目が追加されています。(正式名称では、「Wi」と「Fi」の間に「ハイフン(-)」があるんですね。
「Wi-Fi Calls(Wi-Fi通話)」を更にタップすると、Wi-Fi通話のオン/オフ トグルスイッチがあります。
“iOS 8のWi-Fi Callingを試してみた。” の続きを読む
アメリカのアップル・オンラインストアで、T-Mobile Contract-Free iPhone 6/6 Plusの予約販売/(9月19日からは)販売が行われていますが、この「T-Mobile Contract-Free」版を注文するにはポストペイド契約のための与信情報(ソーシャルセキュリティ番号、運転免許証番号、既存ポストペイド契約の電話番号、など)の入力は不要でした。
したがって、外国人でもアメリカの住所があれば、「T-Mobile Contract-Free iPhone 6/6 Plus(A1549 GSM/A1522 GSM モデル)」を注文/予約注文することは可能でしょう。
この端末がSIMフリーかどうかは、誰かが人柱になって注文して、手元に配達されるまでは100%確実ではありませんが、予想としては「SIMフリー」でしょう。
このモデルは日本などの「米国/カナダ」外で発売されるモデルと比べてTD-LTE(Band 41など)に対応しておらず、かつ、中国本土で多く使用されているTD-SCDMAにも対応していません。したがって、ソフトバンクのAXGPとKDDI auのWiMAX 2+に対応しません。中国本土での使用選択肢も、減ります。
また、CDMA2000にも対応していないので、KDDI auの3Gで使用できません。
技適マークも無いでしょう。
それでも良ければ、「アメリカでSIMフリー(であろう)iPhone 6/6 Plusを比較的確実に購入する」選択肢として、このモデルを狙うことが考えられます。
日本でもSIMフリーが同時販売されるし、日本からなら代行/再販業者の多い香港からの香港モデルも入手しやすいだろうし、個人的にはなにもアメリカモデルを、しかも、日本のモデルと違うT-Mobile USモデルを買う必要は無いと思いますが・・・
AT&T版(A1549 GSMA/A1522 GSMA モデル)、Verizon版(A1549 CDMA/A1522 CDMA モデル)、または、Sprint版(A1586/A1524 モデル)を購入する場合には、アップルストアのオンラインストアではポストペイド契約前提でしか申し込みできません。
これらのモデルを契約無しで購入する場合には、アップルストアに毎日(数度)通い、そのときに一般販売用の在庫があれば「デバイスオンリー」で販売してもらえるでしょう。
例年、アップルストアはその日に何台のiPhoneが配達されるか、前の夜、または、朝に配達されるまでわからず、配達された台数の多くは「予約客の店舗ピックアップ」用なので、店に行っても一般販売用の台数があるとは限らず、色もサイズもモデル(キャリア版)も一般販売用のその日の余裕台数はまちまちです。
今回は中国本土でのiPhone 6/6 Plusの販売がまだメドが立っていない(中国政府当局のiPhone 6に対する通信認可が、降りていない?)ので、お金に余裕の有る中国人向けにアメリカ国内での中国人の買い集めも起きることが予想されます。
アップルストアへ行ってその場で購入できるのは、2~3週間は無理だと予想します。(予想が間違っているかもしれませんが・・・)
Sprintは、iPhone 6/6Plusを顧客が「購入する」のではなく、顧客に「レンタル」する提供モデル「iPhone for Life Plan」を開始します。
Sprint版 iPhone 6 (16GB)は、以下の4つの選択肢から所有(使用)できます。
1.定価で購入 (iPhone 6 16GBモデルは、$649プラス消費税)
2.2年契約割引で購入 (iPhone 6 16GBモデルは、$199.99プラス消費税)
3.定価で購入、24ヶ月分割払い。 (購入時に消費税分を支払い。残りは月$30で24ヶ月払い)
4.レンタル、レンタル料月$20、(使用者に所有権は無い。)24ヶ月ごとに新iPhoneに機種変更可能。(高メモリーモデルと、6 Plusは、レンタル料は$20より高い。)
「レンタル」するメリットとしては、
- 消費税を支払う必要が無いこと。
- 毎月の支払いが、分割払いに比べて安いこと。
が挙げられます。また、「レンタル」した場合には、24ヶ月ごとに新しいiPhoneに機種変できます。
さらに、iPhone 6/6 plus用の特別通信料プランも提供開始します。
新iPhone専用プランは、
- カケ放題、テキストし放題、データ無制限で、月$50
これは、T-Mobile USの同等サービス、月$80よりも$30安くなります。また、先月(2014年8月)18日に発表した一回線プランの「月$60で、カケ放題、テキストし放題、データ無制限」よりも月に$10安くなります。
Sprintの1回線加入者用、新「月$60プラン」に関して – 2014年8月24日
(注:T-Mobile USはテザリングが5GBまで可能です。Sprintのこのプランでのテザリングの可・不可と、追加料金の有無は、あとで調べます。)
つまり、Sprintで「iPhone 6 16GBをレンタルして、iPhone 6/6plus専用プランに加入」すれば、初期費用ゼロ、かつ、月$70(プラス、通信料$50に対する諸税約13-14%)でiPhoneを使用できます。
このプランが、Sprint新会長のMarcelo Claure氏が就任初日の2014年8月11日にAppleのTim Cook社長と会談した時にお願いした内容だったのですね!
【Re/Code】Sprint CEO Marcelo Claure on New iPhone-Only Rate Plans – 2014年8月24日
はい、お待ちかねのiPhone 6/iPhone 6 Plus周波数対応表。
今回は、香港版/アジア版(シンガポールなどのSIMフリー)、欧州SIMフリー版が、最強ですね!
周波数的にA1549 GSM(AT&T/T-Mobile/カナダ)とA1549 CDMA(Verizon)は、A1586(その他)に内包されますから、A1586(香港SIMフリー、シンガポールSIMフリー、欧州SIMフリー版、など)を買えば、AT&T/T-Mobile/カナダでも使用できます。VerizonとSprintは、同社版として販売した端末しかアクチしてくれないので、他キャリア版を買ってVerizon/SprintのSIMで使用することは不可能でしょう。筆者も、香港SIMフリー版が欲しい!・・・くらいです。
なぜ世界で同一モデルにせず、北米(Sprint除く)を対応差別化したか、悩むなあ。
また、iPhone 5S/5CではKDDI auの3Gに対応しなかった香港モデルが、今回は日本と同じモデルだから、香港のiPhone転売屋さんは大喜び!アメリカのiPhone転売屋さんは、がっかりですかねぇ。
後日訂正(2014年9月27日):ロスのVintage Computerの武藤さんの指摘で、アメリカや日本のアップル・オンライン・サイトには明記されていませんが、他国(例:イギリスや香港)のサイトを見るとiPhone 6 A1586とiPhone 6 Plus A1524にもGSM版とCDMA(CDMA2000)版が存在することがわかりました。香港版や欧州版は「A1586 GSM/A1524 GSM」のため、KDDI auの3Gでは使用できないでしょう。日本版は「A1586 CDMA/A1524 CDMA」でSprint版と同じですが、Sprint版はアメリカ国内SIMロック(AT&T、T-Mobile US、Verizon、および、それぞれのMVNOのSIMは使用できない)です。
したがって、(カメラのシャッター音が消音出来ないことを除けば)、電波的には日本アップルのSIMフリー版が、今年の最強モデルです。
追記:日本のアップルストアも予約初日(12日、時刻はたぶん午後4時)にSIMフリーiPhone 6の予約開始、販売初日の9月19日にSIMフリーiPhone 6を販売開始するんですね!
カメラのシャッター音を消したい人以外は、香港やアメリカのSIMフリー版を購入する必要は無いですね。
iOS 8 リリース日 |
2014年9月17日 例年、太平洋時刻の午前9~10時以降 日本時刻2014年9月18日午前1~2時以降 |
対象機種: iPhone 4s以上 iPad 2以上 iPad Mini以上 iPod Touch 第5世代以上 |
“iPhone 6、アメリカ・日本・香港・欧州モデル の周波数対応表” の続きを読む
明日は筆者は朝早くから、日本から10日弱現地研修に来ている大学生グループの現地研修の通訳です。
放射線検査と放射線治療の現地事情の視察研修、そしてついでに「解体新書」の原著(Anatomische Tabellen)を見に行きます。学生たちは初めてですが、筆者は3度目です、ハイ。
Anyway、そういうことなので、アップルのiPhone 6発表会は、リアルタイムで視聴できません。ランチの時間にツイッターTLをフォローするぐらいかな。
そこで、このサイト恒例の新iOSデバイスの日米(中・欧)周波数対応表は、夕方自宅に帰ってきてからね。
日本時では9月10日の正午前後くらい?
ごめんなさいね。
iPhone 6のアップル公式発表会を3日後に控え、SIMフリー版をアメリカ(や香港?)で購入するための情報を検索している方が出てきているようです。
そこで、過去の年の例を踏まえ、今年の「iPhone 6 SIMフリーをアメリカで購入する方法」を事前予想してみましょう。
■ iPhone 6の予約はいつから?
過去の例と、今年の予想:
モデル |
発表会年月日 (アメリカ太平洋時間) |
予約注文受付開始年月日(アメリカ) |
予約注文受付開始年月日(日本) |
配達開始年月日 |
初期販売国 |
iPhone 4S |
2011年10月4日 |
2011年10月7日午前零時(太平洋時間) |
|
2011年10月14日 |
アメリカ、カナダ、日本、オーストラリア、イギリス、フランス、ドイツ |
iPhone 5 |
2012年9月12日 |
2012年9月14日午前零時(太平洋時間) |
|
2012年9月21日 |
アメリカ、カナダ、日本、香港、シンガポール、オーストラリア、イギリス、フランス、ドイツ |
iPhone 5S |
2013年9月10日 |
予約販売無し 注文受付2013年9月20日午前零時(太平洋時間) |
予約販売無し 注文受付2013年9月20日(日本時間) |
2013年9月20日 |
アメリカ、日本、オーストラリア、カナダ、シンガポール、イギリス、フランス、ドイツ、中国 |
iPhone 5C |
2013年9月10日 |
2013年9月13日午前零時(太平洋時間) |
2013年9月13日午後4時(日本時間) |
2013年9月20日 |
アメリカ、日本、オーストラリア、カナダ、シンガポール、イギリス、フランス、ドイツ、中国 |
iPhone 6 |
2014年9月9日 |
2014年9月12日午前零時(太平洋時間) |
2014年9月12日午後4時(日本時間) |
2014年9月19日 店舗販売は同日午前8時より |
アメリカ、日本、オーストラリア、カナダ、シンガポール、イギリス、フランス、ドイツ、香港 |
“iPhone 6 SIMフリーをアメリカで購入する方法(過去の例からの推測を含む「iPhone 6公式発表」前の事前予想)” の続きを読む
アメリカ2大衛星TV会社の小さいほうのDISH TVの会長のErgen氏は最近ドイツテレコムにコンタクトし、DISH TVがT-Mobile US買収に興味があると伝えた、とBloomberg誌は報道しています。
【Bloomberg】Dish Said to Discuss T-Mobile Deal With Deutsche Telekom – 2014年9月5日
これは予想通りの動きであり、特に驚くことではありませんが、フランスIliad社のT-Mobile US買収提案と、SprintのT-Mobile US買収断念後、DISHの動きがこれまでに報道されなかっただけに、今日のBloomberg誌の報道はDISH TVの意図を確認するための意味で業界や投資家は安心するでしょう。
Iliad社もまだT-Mobile US買収を諦めてはおらず、資金調達のために買収専門の投資団体などに接触を続けて、より良い買収提案を提案する努力を続けているようです。
Ergen会長は今年(2014年)5月にも「ソフトバンクをバックにしたSprintと競争すると資金的に負けるのはわかっているので今は参加しないが、SprintがT-Mobile US買収を断念、または規制当局の許可が得られずに失敗すれば、DISH TVとしてはT-Mobile US買収に興味がある。」と話しており、今日のBloomberg誌の報道は当然の流れです。
ただし、Ergen会長はドイツテレコムに対し、「今は(2014年)11月のAWS-3(上り1700MHz/下り2100MHz)の周波数使用権入札に参加するために資金準備をしており、T-Mobile US買収提案はその競売の後で考える」と伝えているので、DISH TVからの提案は11月以降になりそうです。また、ドイツテレコムもそれまでに急いでIliad社や他社の提案を承諾することも無さそうです。
“衛星TV会社DISH TVがT-Mobile US買収競争に参入の意思あり” の続きを読む
iPhone 6発表を数日後に控えて、アメリカのキャリアのLTE関連の小さなニュースが直近で流れています。
■ AT&Tは昨日2014年9月4日、LTE 700MHz Band 17のカバレッジが、人口カバーで3億人(人口カバー率で95%)に達したと発表。
【AT&T】AT&T 4G LTE Network Reaches More Than 300 Million People – 2014年9月4日
Verizonは3億600万人(97.5%)カバーを遂げているので、その広さに近づきました。
AT&TのBand 17 LTE設置はほぼ完了。今後は1900MHz Band 2、AWS Band 4、850MHz Band 5でのLTE補完設置を進め、現在、試験的にシカゴ地域で実施されていると言われるキャリアアアグリゲーションが使用できるエリアを広げてくるでしょう。
“直近のアメリカのキャリアのLTE関連、もろもろニュース” の続きを読む
さあ、そろそろ来週の予定を立てないとね。
筆者は当日は朝から夕方まで外での仕事なので、発表会はリアルタイムではフォローできません。
当サイト恒例の「モデルごとの日米周波数対応リスト」も、9月9日夜(日本時間の9月10日午前)にしかアップされませんから、ご了承を。
アップルの2014年9月9日(日本時間の2014年9月10日未明)のiPhone 6(・・・と、iWatch?)発表会。今回も公式ストリーミング配信があります。
【Apple】Live video from our special event will be right here. And so will a whole lot more.
公式以外は、
【UStream】Apple iPhone 6 & iWatch Announcement September 9th
【MacWebCaster.com】iPhone 6 Media Event in Japanese(日本語同時通訳)
また、例年、以下のサイトを含む多くのサイトで生ブログが報道されます。おのおの、iPhone 6発表会専用アドレスがわかり次第、追加します。
【ニコニコチャンネル】アップル新製品発表イベントを実況!!iPhone6&iWatchがついに発表か!? - 週刊アスキーチャンネルとコラボ
【Gizmodo】Our iPhone 6 Liveblog Starts Right Here on 9/9 at 1PM ET/10AM PT
【CNet】Apple September 9 event(live blog)
【GigaOM】Live blog: What does Apple have planned for wearable computing? Find out Tuesday
(今年は前の週にドイツで開催のIFAや、同時にラスベガスのCTA関連展示会で、各社のライブ・ブログ発表の出足が悪い。)
開始時刻:
アメリカ 西海岸時間(夏時間): |
2014年9月9日午前10時 |
アメリカ 山岳時間(夏時間): |
2014年9月9日午前11時 |
アメリカ 中部時間(夏時間): |
2014年9月9日正午 |
アメリカ 東海岸時間(夏時間): |
2014年9月9日午後1時 |
アメリカ ハワイ時間: |
2014年9月9日午前7時 |
日本時間: |
2014年9月10日午前2時 |
Bloomberg誌がレポートするところによると、
【Bloomberg】SoftBank to Sell Robot in U.S. Stores Within 12 Months – 2014年9月2日
ソフトバンクは2015年2月に日本で19万8000円で一般に発売予定のロボット、Pepper君を、アメリカ国内でSprintショップでも1年以内の来年2015年夏までに販売する計画だそうです。
2014年7月に創立されたソフトバンクロボティクス株式会社の冨澤 文秀代表取締役が昨日話した内容として、報告しています。アメリカでの価格は公表されておらず、先駆けて2015年2月に日本で発売された後の反響によって、アメリカでの販売を開始すると述べています。
Pepperはオープンシステムで稼動し、ソフトのカスタマイズが可能。ソフトバンクは建築、医療、エンターテインメントなどの分野でのアプリケーションの開発や販売で利益を上げていく予定です。事業者向けと一般個人向け、半々で販売すると、意気込んでいます。
Pepperのバッテリーは、フルチャージで12時間駆動可能です。
しかし、スマホは2年ごとに買い替えとか・・・
この手のロボットは、何年ごとに買い換えるのかな・・・
買い替え時には下取りとか、機種交換割引とか、あるのでしょうか?
最近の株市場の中でも世界最大のIPOとなると予想されている、中国Eコマース市場の80%の売り上げを占めるAlibabaが、2014年9月8日の週にアメリカで上場、早ければ2014年9月18~19日ころからニューヨーク証券市場で取引されるとの噂が流れています。
【Wall Street Journal】Alibaba Plans IPO Launch Week of Sept. 8 : Shares Could Begin Trading as Soon as Sept. 18 or 19 – 2014年8月30日
ソフトバンクはAlibabaの株を34.4%所有しており、上場時に新株発行となるため、この株所有率は上場後に下がりますが、それでも500億ドル(約5兆円)以上の株評価になると予想されています。
ソフトバンクの孫社長は2000年にAlibabaの創始者のJack Ma氏と会い、2000万ドル(現在の価値で20億円)を投資。その後投資を繰り返して来たものの、累積投資額はその10倍の2億ドル(200億円)と言われています。
200億円が250倍以上の5兆円に増えたわけで、孫氏のこれまでの投資の中で最も成功した案件でしょう。
ソフトバンク社長の孫氏は5月のロイターへのインタビューで、「Alibabaが上場しても、ソフトバンクがAlibaba上場時にAlibabaの株を売却することは考えていない。」と答えていますが、上場で所有株の簿価額が確定することで、それを担保に金融会社から更に融資を受けるなど、キャッシュを準備することが出来るようになるでしょう。そして、更なる「世界制覇」の野望の元に、通信・ネット・ロボット技術関連企業の買収案件が増えていくような気がします。
【Reuters】Japan’s SoftBank won’t cash in Alibaba stake on market debut – 2014年5月7日
【Reuters】Mega-IPO to rekindle the ‘bromance’ behind Alibaba’s rise – 2014年8月27日
Bloomberg誌が内部の事情に詳しいドイツテレコムの上層マネージャーからの情報として昨日報告したところによると、T-Mobile USの66%の株を所有するドイツテレコムは「一株$35以上でT-Mobile US買収の提案があれば、話に応じる」と考えているようです。
【Bloomberg】Deutsche Telekom Said Open to T-Mobile Talks at $35/Share – 2014年8月29日
ソフトバンク/Sprintが「アメリカ規制当局の承認を得られる見込みが無い」として断念したT-Mobile USですが、ドイツテレコムはT-Mobile USの評価額を「一株$35~$40を妥当」と考えている様子で、この金額での買収提案があればいつでも交渉をオープンする用意があるようです。公表されていないソフトバンク/SprintのT-Mobile US買収提案は、一株当り約$40だったと推測されています。
T-Mobile USに対しては先月後半、フランスの第4位の通信会社Iliad(イリアド)社が、T-Mobile USの全株のうちの57%を一株$33(合計150億ドル)で購入する提案を提示しましたが、ドイツテレコム/T-Mobile USは買収価格が低いとして拒絶しています。
このドイツテレコムの情報がリークされたことにより、Iliad社は前よりも高い買収提案を準備したり、または、DISH Network(アメリカ第2位の衛星TV会社)など他社が対抗する買収提案を準備してくる可能性も出てきます。
T-Mobile USの昨日(2014年8月29日)の株価は終値$30.08で取引されており、株価総額は240億ドルとなります。
ドイツテレコムはT-Mobile USとMetroPCSが合併した2013年5月1日に「合併後のT-Mobile USの株を、1年6ヶ月は部分売りしない(一括売りの可能性は否定していない)」とMetroPCSの株主に自主的に約束していましたが、その自主規制が2014年11月1日から解禁となり、ドイツテレコムが必要と思えばいつでも市場でT-Mobile USの株を売却することが出来るようになります。
また、同社を満足させるような買収提案が無い今は、T-Mobile USの所有周波数の獲得のために資金を準備し、2014年11月13日から開始される予定のAWS-3周波数帯の入札に参加し、来年の低周波数(600MHz)の入札にも独自参加する予定で、T-Mobile USのLTE周波数充実を計って行きます。
Sprintは2014年2月にWiFi Callingのサービス開始を案内しましたが、昨日、アメリカ国内電話番号へWiFi Callingで発信する場合には、通話を無料にすることを発表しました。
【Sprint】Traveling Overseas with Sprint Has Never Been Easier with International Wi-Fi Calling to the U.S., U.S. Virgin Islands and Puerto Rico at No Additional Cost – 2014年8月28日
T-Mobile USは2007年から既にWiFi Callingを開始していますが、通話料はアメリカ国内通話料が適用されます。もっとも、最近の通話プランは「アメリカ国内カケ放題」なので、そのプランに加入している人は、WiFi Callingでアメリカ国内電話番号宛てに、どこからいくらかけても、超過料金無しでかけ放題ですが・・・
SprintもT-Mobile USに準じ、この点を強調しているだけです。ただし、Sprintの場合は「カケ放題」プランに加入していなくとも、旧プラン加入者でも、アメリカ国内電話番号宛てのWiFi Callingはどこからいくらかけても、無料になるようです。
WiFi Callingで米国外電話番号に発信する場合には、アメリカ国内での国際電話料金が課金されます。(ただし、WiFi Callingを使えば、発信地がアメリカ国以外でも国際ローミング代は課金されません。)
WiFi Callingは2014年9月にリリースされる予定のiOS 8で標準機能で装備されますが、WiFi Callingを実際に提供するかどうかはキャリア(携帯会社)によります。
現在のところはSprintでは以下の12機種のアンドロイド携帯でWiFi Callingが使用できます。
● HTC One max,
● HTC One (M8),
● HTC One (M8) Harman/Kardon edition,
● LG G3,
● LG G Flex,
● Samsung Galaxy S 4 with Sprint Spark,
● Samsung Galaxy S 4 mini,
● Samsung Galaxy S 5,
● Samsung Galaxy S 5 Sport,
● Samsung Galaxy Mega,
● Samsung Galaxy Note 3
● SHARP AQUOS Crystal
WiFi CallingはWiFiと携帯電波をシームレスにインテグレートする技術で、WiFiが接続できる場所でWiFiを経由して、携帯電波を使用せずに、SIMの電話番号で通話をする機能です。相手が携帯電話番号または固定電話番号でも、通話できます。
WiFi Callingの仕組みに関しては、
iOS 8で採用予定のWiFi Callingの解説と、使い方 – 2014年6月8日
ZIP SIM(旧Ready SIM)のカスタマーサービスの電話番号は、ZIP SIM(旧Ready SIM)のサイトには書いていなかったと思います。
当サイトで購入したZIP SIM(旧Ready SIM)は、当方へEメール頂ければ対応します。場合によっては端末の設定が問題であったり、単に端末が自動テキストメッセージ(SMS)機能に対応していない端末だったりしますので、
● まずはアクチできるまで端末を2G GSM設定にする
● 10数分待って自動アクチできなければ、「7850」番に5桁の(ZIPコード)番号をテキスト(SMS、メッセージ)送信する
でアクチできることもあります。
しかし、端末側の設定が間違いないことが確実であるにもかかわらずアクティベート出来ない場合には、ZIP SIM(旧Ready SIM)のカスタマーサービス側で強制的にアクティベートしてくれますので、当サイトの対応を待てない場合には、ZIP SIM(旧Ready SIM)のカスタマーサービス電話番号に電話してください。
Eメールやサポートフォームもありますが、最近、対応が遅かったり、あるいは、既に対応してくれたにもかかわらず「対応完了」のEメール返信をくれないことが多いので、対応してくれたかどうかもわからずモヤモヤした状態で待っていないといけないことがあります。したがって、電話が確実です。
特に端末にSIMを挿入して、ZIP SIM(旧Ready SIM)(またはT-Mobile)のキャリア表示が端末の画面に表示されているのに、ブラウザーを開くと
http://androidapi.t-mobile.com/apppack/mvno.html
または
http://preprovisioned.roammobility.com/
へリダイレクトされるときは、アクチが自動的に、且つ、正常に行われなかった場合が考えられるので、ZIP SIM(旧Ready SIM)カスタマーサービスへの電話をしてみてください。
※ 原因としては、シアトルにあるZIP SIM(旧Ready SIM)アクチ・センターまでの途中のT-Mobile US回線がその時に断線(Black-out)、SIMを挿入する前にZIP SIM(旧Ready SIM)のAPN(roam wholesale)が設定されていなかった、その他の技術的問題が考えられます。
ZIP SIM(旧Ready SIM)サポート・スタッフでは、彼らのシステムからSIM番号(ICCID番号)を検索して、遠隔からSIMをアクティベートしたり、問題解決の対処をすることが出来ます。
“ZIP SIM(旧Ready SIM)カスタマーサービス電話番号” の続きを読む
アメリカで2番目に生徒数の多いLos Angeles学校区は、昨年夏に同区の64万人の小中高校生全員にiPadを配布する計画を発表したものの、
Los Angeles学校区が、2014年末までに64万人の小中高校生全員にiPadを配布 – 2013年7月27日
最初に配布した3高校の300人の生徒が簡単にセキュリティ対策を破り、「学校区の所有物で、生徒に貸し出している」ことになっているiPadに生徒が自分の好きなアプリをインストールする事件となり、この計画は一時中止されていました。
Los Angeles学校区の全小中高生徒へ64万台iPad配布計画、1週間で一時中止 – 2013年9月28日
Los Angeles学校区の配布iPadハックは、簡単だった – 2013年10月2日
2年目の今年度は昨年の限定的使用からの教訓を反映して、学区内27の高校で、iPadではなく、物理的にキーボードの付いたWindowsノートブックやSurfaceタブレット、Chromebookノートブックをも選択できるように変更します。
「生徒全員にiPadを配布」するはずだったLos Angeles学校区が、計画変更:今度はWindowsラップトップとSurface – 2014年6月30日
高校へのノートブック配布プログラムは最終的に今年は52高校に拡張される予定で、1万8000台のノートブックコンピュータが既に購入済みということです。
昨夜のLos Angeles Timesの記事によると、Los Angeles学校区は、この計画の落札業者Pearson社/アップル社との5億ドル(約500億円)の契約の執行を、再開未定で中止します。
【Los Angeles Times】L.A. Unified halts contract for iPads – 2014年8月25日
【Apple Insider】LA Unified School District suspends iPad deal, faces accusations that officials had close ties with Apple – 2014年8月26日
2013年に最終的にLos Angeles学校区にiPadと学校用教育カリキュラムの供給が決まったPearson社(元請け、教材アプリや試験アプリなどのカリキュラムの開発と供給担当)とApple社(Pearson社の下請け)の入札過程に「偏好(優遇待遇)」があった、という非難が最近出ており、それが「iPad全員配布計画中止」の大きな理由と言うものです。また、2013年にiPad 2を使用する計画でPearson/Appleに落札が決定したものの、その後、(時期的には当たり前ですが・・・)iPadの新モデルが発表されたにもかかわらず、古いiPad 2を2013年秋からの採用に決めていたことも非難の的になっていました。しかし、学校区はその後、Pearson/Apple社と再交渉し、同じ価格で、少なくともひとつ型落ちモデルの配布に変更した、と釈明しています。
Pearson/Appleの落札金額は最初の1-2年度で5億ドル(約500億円)、更に追加で学校内のネットワーク環境をアップグレードするのに5億ドル(約500億円)の予算を計上していました。
Los Angeles学校区はPearson/Appleとの契約を「停止」しますが、iPadまたはそれに変わる「生徒一人に1台」IT端末の導入を完全に諦めたわけではなく、計画を再度見直し、入札過程を見直して、新たに公正な競争入札を行いたい模様です。