先週の記事
iPad (iPod Touch)を使ってWi-Fi通話(Wi-Fi Calling) Wi-Fiを使ってiPhone経由で通話発信する条件と、使い方。 – 2017年6月11日
の後、jisoさんから指摘があり、「設定(Settings)⇒ 電話(Phone)⇒ ほかのデバイスでの通話を許可(Allow Calls On Other Devices)」を「オン(ON)」にすると、iPhoneを経由せずにiPadから直接Wi-Fi通話(Wi-Fi Calling)が出来る、と言う事でした。
今回は、その報告です。
“iPad (iPod Touch)を使ってWi-Fi通話(Wi-Fi Calling)を発信する条件と、使い方(方法2):今度こそ、本当のWi-Fi通話。” の続きを読む
今朝(アメリカ時間2015年8月6日)、iOS 9ベータ5がリリースされ、AT&TにWi-Fi Callingトグルスイッチが対応していることが発見されました。
アメリカのキャリアでは既にT-mobile USが数年前から、Sprintも2-3年前からWi-Fi Callingに対応しています。iPhoneではT-MobileがiOS 8.0リリースから、Sprintも最近のiOS 8.3アップデートでWi-Fi Callingへの対応を実施しています。
AT&Tは以前から2015年内にWi-Fi Callingへの対応を発表しており、iOS 9ベータ5でこれが確認されたことになります。
AT&TのSIMを挿入したiOS 9ベータ5でWi-Fi Callingを選択しても、現在のところは「Wi-Fi Calling isn’t yet available in your area, but check back soon. 」と表示されるそうです。
Wi-Fi Calling(Wi-Fi通話)が使用できるようになると、キャリアの携帯電波の届かないところでもWi-Fiさえ接続されていれば、普通に電話番号で電話の発信でき、着信を受けられます。同じように、米国外で、米国番号で、通話を発信したり、着信を受けるのに、Wi-Fiさえ接続されていれば超過の料金を心配しなくても可能になります。
VerizonはいずれはWi-Fi Callingに対応する意思を示していますが、「アメリカ国内のサービスエリアが充実しているため」、Wi-Fi Calling対応は急いではいないことを表明しています。
出典::
【9to5mac】Everything new in iOS 9 beta 5: AT&T Wi-Fi Calling, keyboard changes, CarPlay tweaks, and more – 2015年8月6日
2015年4月8日のiOS 8.3の更新に伴い、SprintのiPhone 5c/5s/6/6 Plus利用者はWiFi Callingが使用できるようになりました。
そこで、まだ出来ていない人は、以下の手順をチェックしてください。
Step 1.iPhoneをiOS 8.3にアップデートします。
「Settings(設定) ⇒ General(一般) ⇒ Software Update(ソフトウェアアップデート)」で、iOS 8.3(以上)に更新してください。
Step 2.キャリアプロファイルを更新します。
「Settings(設定) ⇒ General(一般) ⇒ About(情報)」をタップすると、「Carrier Settings Update」をUpdate(更新)します。
このあと、「Settings(設定) ⇒ General(一般) ⇒ About(情報)」で、Carrierの項目が「Sprint 19.1(以上)」になっていなければなりません。
“SprintのiPhone 5c/5s/6/6 PlusでWiFi Callingを使用する方法” の続きを読む
あと3日(米国太平洋時間2014年9月17日 午前9~10時頃)でリリースされるiOS 8のWi-Fi Callingを一足先に試してみました。
もちろん、あちらこちらでリークしているiOS 8 GM(Gold Master)をインストールして・・・
インストールしたのは、iPhone 5とiPhone 5cです。他のiPhoneやiPadは、17日にOTA版が降ってくるのをじっくり待ちます。
使用するSIMのキャリアがWi-Fi Callingに対応していると、「設定(Settings)⇒電話(Phone)」をタップしていくと、「Wi-Fi Calls(Wi-Fi通話)」の項目が追加されています。(正式名称では、「Wi」と「Fi」の間に「ハイフン(-)」があるんですね。
「Wi-Fi Calls(Wi-Fi通話)」を更にタップすると、Wi-Fi通話のオン/オフ トグルスイッチがあります。
“iOS 8のWi-Fi Callingを試してみた。” の続きを読む
Sprintは2014年2月にWiFi Callingのサービス開始を案内しましたが、昨日、アメリカ国内電話番号へWiFi Callingで発信する場合には、通話を無料にすることを発表しました。
【Sprint】Traveling Overseas with Sprint Has Never Been Easier with International Wi-Fi Calling to the U.S., U.S. Virgin Islands and Puerto Rico at No Additional Cost – 2014年8月28日
T-Mobile USは2007年から既にWiFi Callingを開始していますが、通話料はアメリカ国内通話料が適用されます。もっとも、最近の通話プランは「アメリカ国内カケ放題」なので、そのプランに加入している人は、WiFi Callingでアメリカ国内電話番号宛てに、どこからいくらかけても、超過料金無しでかけ放題ですが・・・
SprintもT-Mobile USに準じ、この点を強調しているだけです。ただし、Sprintの場合は「カケ放題」プランに加入していなくとも、旧プラン加入者でも、アメリカ国内電話番号宛てのWiFi Callingはどこからいくらかけても、無料になるようです。
WiFi Callingで米国外電話番号に発信する場合には、アメリカ国内での国際電話料金が課金されます。(ただし、WiFi Callingを使えば、発信地がアメリカ国以外でも国際ローミング代は課金されません。)
WiFi Callingは2014年9月にリリースされる予定のiOS 8で標準機能で装備されますが、WiFi Callingを実際に提供するかどうかはキャリア(携帯会社)によります。
現在のところはSprintでは以下の12機種のアンドロイド携帯でWiFi Callingが使用できます。
● HTC One max,
● HTC One (M8),
● HTC One (M8) Harman/Kardon edition,
● LG G3,
● LG G Flex,
● Samsung Galaxy S 4 with Sprint Spark,
● Samsung Galaxy S 4 mini,
● Samsung Galaxy S 5,
● Samsung Galaxy S 5 Sport,
● Samsung Galaxy Mega,
● Samsung Galaxy Note 3
● SHARP AQUOS Crystal
WiFi CallingはWiFiと携帯電波をシームレスにインテグレートする技術で、WiFiが接続できる場所でWiFiを経由して、携帯電波を使用せずに、SIMの電話番号で通話をする機能です。相手が携帯電話番号または固定電話番号でも、通話できます。
WiFi Callingの仕組みに関しては、
iOS 8で採用予定のWiFi Callingの解説と、使い方 – 2014年6月8日