SprintのiPhone 5c/5s/6/6 PlusでWiFi Callingを使用する方法
2015年4月8日のiOS 8.3の更新に伴い、SprintのiPhone 5c/5s/6/6 Plus利用者はWiFi Callingが使用できるようになりました。
そこで、まだ出来ていない人は、以下の手順をチェックしてください。
Step 1.iPhoneをiOS 8.3にアップデートします。
「Settings(設定) ⇒ General(一般) ⇒ Software Update(ソフトウェアアップデート)」で、iOS 8.3(以上)に更新してください。
Step 2.キャリアプロファイルを更新します。
「Settings(設定) ⇒ General(一般) ⇒ About(情報)」をタップすると、「Carrier Settings Update」をUpdate(更新)します。
このあと、「Settings(設定) ⇒ General(一般) ⇒ About(情報)」で、Carrierの項目が「Sprint 19.1(以上)」になっていなければなりません。
Step 3.Wi-Fi Call (Wi-Fi通話)をオンにしてみる。
「Settings(設定) ⇒ Phone(電話)」をタップし、「Wi-Fi Calls(Wi-Fi通話)」の項目が表示されているかどうかを、確認します。
Step 1.とStep 2.終了後にこの項目が無ければ、iPhoneをいったん再起動(電源オフ ⇒ オン)してください。
次に、「Settings(設定) ⇒ Phone(電話) ⇒ Wi-Fi Calls(Wi-Fi通話)」をタップし、「Allow Wi-Fi Calls(Wi-Fi通話を許可する)」をオンにします。
以下のようなエラー画面が出たら、PCでSprintのアカウント管理ページで「Wi-Fi Calling」のオプションに加入しなければなりません。(画面に書いてある電話番号に電話しても、OK。)
Step 4.PCでSprintのアカウント管理ページにアクセスし、「Wi-Fi Calling」のオプションに加入する。
PCなどのブラウザーでSprintのアカウント管理画面にログインし、Wi-Fi Callオプションに加入したい電話番号の端末の右横の「Manage this device」をクリックしてプルダウンメニューを表示し、「Change my services」をクリックし、次の画面で「Wi-Fi Calling」のオプションを選択し、画面右下の「Save」ボタンをクリックします。
「変更が保存された」というポップアップメッセージが表示されます。
同じアカウントの他のiPhoneもオプション追加する場合には「Yes, let me pick another phone.」、終了した場合には「No thanks, I’m finished.」をクリック。
変更がSprint側でアップデートされるには1~2時間掛かることがあるそうです。
Step 5.再度、iPhoneのWi-Fi Call (Wi-Fi通話)をオンにしてみる。
Step 4のあとにしばらく待って、再度、iPhoneのWi-Fi Call (Wi-Fi通話)設定をオンにしてみます。
「Settings(設定) ⇒ Phone(電話) ⇒ Wi-Fi Calls(Wi-Fi通話)」をタップし、「Allow Wi-Fi Calls(Wi-Fi通話を許可する)」をオンにします。
このとき、下の画面のように、「9-1-1 Address」画面が表示されたら、OKです。
画面の指示に従って、自分の住所を確認し、画面一番下の「Submit」ボタンをタップします。
これで、WiFi Callが使用できるようになりました。WiFi Callingが有効になっていて、かつ、WiFiに接続されているときは、キャリア名のところが「Sprint Wi-Fi」と表示されます。
電話の発信や着信は、この状態で普通に出来ます。
WiFi Callでは使用出来ない(電話出来ない)サービスがあります。たとえば、
- 211: Community Resources
- 311: Non-Emergency Services
- 411: Directory Assistance
- 511: Traffic Information
- 611: Sprint Customer Care
- 711: TDD Relay for Deaf and Hard of Hearing
- 811: Call Before You Dig Services
- *2: Sprint Customer Care
- *3: Sprint Pay by Phone option
- *4: Sprint Wireless Account Information
- *5: Sprint Wireless Account Information in Spanish
など、です。
また、WiFi Callは以下の国では、その国の法規制により、使用できません。
- オーストラリア
- インド
- シンガポール
- 中国
- キューバ
- 北朝鮮
- イラン
- スーダン
- シリア
Sprintの場合、WiFi Callで通話の着信や、アメリカ番号へ発信をする場合には、料金は無料です。通話分数もカウントされません。 WiFi Callでアメリカ国外の電話番号に発信する場合には、アメリカから国際電話を掛けた料金が適用されます。
参考:
【Sprint】FAQs about Wi-Fi Calling