今朝(アメリカ時間2015年8月6日)、iOS 9ベータ5がリリースされ、AT&TにWi-Fi Callingトグルスイッチが対応していることが発見されました。
アメリカのキャリアでは既にT-mobile USが数年前から、Sprintも2-3年前からWi-Fi Callingに対応しています。iPhoneではT-MobileがiOS 8.0リリースから、Sprintも最近のiOS 8.3アップデートでWi-Fi Callingへの対応を実施しています。
AT&Tは以前から2015年内にWi-Fi Callingへの対応を発表しており、iOS 9ベータ5でこれが確認されたことになります。
AT&TのSIMを挿入したiOS 9ベータ5でWi-Fi Callingを選択しても、現在のところは「Wi-Fi Calling isn’t yet available in your area, but check back soon. 」と表示されるそうです。
Wi-Fi Calling(Wi-Fi通話)が使用できるようになると、キャリアの携帯電波の届かないところでもWi-Fiさえ接続されていれば、普通に電話番号で電話の発信でき、着信を受けられます。同じように、米国外で、米国番号で、通話を発信したり、着信を受けるのに、Wi-Fiさえ接続されていれば超過の料金を心配しなくても可能になります。
VerizonはいずれはWi-Fi Callingに対応する意思を示していますが、「アメリカ国内のサービスエリアが充実しているため」、Wi-Fi Calling対応は急いではいないことを表明しています。
出典::
【9to5mac】Everything new in iOS 9 beta 5: AT&T Wi-Fi Calling, keyboard changes, CarPlay tweaks, and more – 2015年8月6日