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目次:
AT&TプリペイドGoPhoneデータ通信オンリーMobile Hotspotプラン概要・・・このページ
■ AT&TプリペイドGoPhoneデータ通信オンリーMobile HotspotプランのSIMアクティベーションの方法・・・このページ
■ AT&TプリペイドGoPhoneデータ通信オンリーMobile Hotspotプランのアクティベーション時の課金(トップアップ)の仕方・・・ページ 2
■ AT&TプリペイドGoPhoneデータ通信オンリーMobile Hotspotプランのアクティベーション後の課金(トップアップ)の仕方、現地での課金の仕方・・・ページ 3
■ AT&TプリペイドGoPhoneデータ通信オンリーMobile Hotspotプランのアカウント管理の方法・・・ページ 4
2週間前にこのブログでもお知らせし、
AT&Tプリペイド・モバイルデータ通信プランが、変わる – 2013年11月8日
筆者もその後、新データ通信専用プラン開始予定の2013年11月12日以降、毎日チェックしていたのですが、見ていたところが違っていたのかなかなか見つけられず、どうしたものかと思っているところへ、昨日サイトの読者の報告で既に始まっていることが分かりました。
それは、プリペイドGoPhoneプランで開始された「データ通信オンリーMobile Hotspotプラン」です。
このプランは、なかなか良いです。SIMフリーポケットWiFi、iPad/Nexus 7を含むタブレット端末の他、iPhoneやスマホでデータ通信だけ使いたい時にも利用可能です。
また、端末によってはテザリングの利用も可能です。
これまでの選択肢であるプリペイドDataConnectプラン($50で1GBまでしか使用できない)よりも経済的だし、AT&T iPadプランのように「互換性の有るiPadのIMEI番号」も不要だし。
ただし、世界同一モデルとなったiPad Air/iPad Mini Retina Displayだと、そのままiPad Air/iPad Mini Retina DisplayからAT&T iPadプランに加入できますが、その場合はテザリングは$50プランしか加入できませんが、このAT&TプリペイドGoPhoneデータ通信オンリープランなら$15/7日プランからテザリングが可能です。
通信料金は
● 5GB/最大30日まで、$50 (追加分は、1GB/最大30日までを$10で、いくらでも追加可能。)
● 1.5GB/最大30日まで、$25 (追加分は、500MB/最大30日までを$10で、いくらでも追加可能。)
● 250MB/最大7日まで、$15 (追加分は、100MB/最大7日までを$10で、いくらでも追加可能。)
一度プランを選択すると、プランの変更はオンラインでは出来ないので、注意して下さい。
通信速度は
● AT&TのLTE周波数に対応していれば、LTE速度での接続が可能です。
- AT&TのLTE周波数は、700MHz Band 17。
- 一部地域では1900MHz Band 2でのサービスが始まっているようです。AWS Band 4も、2014年以降に計画されています。
● AT&Tの3Gは850MHzと1900MHzで、HSPA+速度。
● AT&Tは2Gでも850MHzと1900MHzで、Edge/GPRSデータ通信サービスを提供しています。
“AT&TプリペイドGoPhoneデータ通信オンリーMobile Hotspotプランに加入する方法” の続きを読む
Verizonはプリペイド・タブレット通信プラン(Samsung Galaxyカメラ、ゲーム機などを含む)に24時間/300MBまで通信可能な$5プランを2013年11月21日に追加しました。
同様な「1日」プランはAT&Tも2013年10月17日に追加しており、iPadなどのタブレットを月に数日だけ、買い物や旅行に出かけたときにだけ使いたい「カジュアルユーザー」をターゲットにしています。
以下、比較の為、Verizon、AT&T、T-Mobileの3社のプリペイドiPad(および、同等なタブレット/ゲーム機などのネット接続端末)プランです。
SprintはそもそもSIMを入手するのが非常に困難で、かつ、入手できたとしても非常に高価なので、省きます。
Verizon |
AT&T |
T-Mobile US |
300MB/1日・・・$5 (翌日自動更新無し)
1GB/月・・・$20
2GB/月・・・$30
4GB/月・・・$40
6GB/月・・・$50
10GB/月・・・$80
|
250MB/1日・・・$5 (翌日自動更新無し)
250MB/30日・・・$14.99
1GB/3ヵ月・・・$25 (翌月自動更新無し)
3GB/月・・・$30
5GB/月・・・$50
|
200MB/30日・・・無料 (翌月自動更新)
500MB/1日・・・$10 (翌日自動更新無し)
1GB/1週・・・$15 (翌週自動更新無し)
2.5GB/30日・・・$30 (翌月自動更新無し)
500MB/30日・・・$20
2.5GB/30日・・・$30
4.5GB/30日・・・$40
6.5GB/30日・・・$50
8.5GB/30日・・・$60
10.5GB/30日・・・$70
12.5GB/30日・・・$80
|
テザリングは 全プランで可能 |
テザリングは 月$50プランのみ可能 |
テザリングは 全プランで可能 |
プランの加入は、iPadの「設定(Settings)⇒ モバイルデータ通信(Cellular Data)⇒ アカウントを表示(View Account)」から可能です。
各プランの加入に関するリンク集は、
iPad/iPad MiniとNexus 7 LTEをアメリカのSIMで使う検証・・・結果まとめ – 2013年11月18日
参照。
T-Mobile USは、Simple Choiceポストペイド契約で、データ・オンリー通信の契約を本日から開始します。
ポストペイドSimple Choice契約の料金は、プリペイドモバイル通信(モバイル・インターネット)の自動更新月料金とまったく同じになります。ただし、ポストペイド契約には2つのメリットがあります。
■ 高速速度でアクセスできるバイト数を超えても、2G速度で使い放題で使える。(プリペイドでは、バイト数限度達成後に通信不可。プランの追加購入は可能。)
■ 世界100ヵ国で2G速度(128Kbps)で、データ通信が無料。(プリペイドでは、海外ローミングが不可。)
月のデータ通信料金は
● 月500MBまで高速、それ以降は2G速度で使い放題 - $20
● 月2.5GBまで高速、それ以降は2G速度で使い放題 - $30
● 月4.5GBまで高速、それ以降は2G速度で使い放題 - $40
● 月6.5GBまで高速、それ以降は2G速度で使い放題 - $50
● 月8.5GBまで高速、それ以降は2G速度で使い放題 - $60
● 月10.5GBまで高速、それ以降は2G速度で使い放題 - $70
更に、同じアカウントでポストペイド携帯プランを持っている場合には、データ・オンリープランが月$10割引となります。
プラン詳細は、以下で調べられます。
【T-Mobile】Simple Choice Plan:Mobile Internet
アメリカ在住で携帯電話(スマホ)を所有していて、かつ、タブレットなどデータ通信端末を持っていて、海外(日本)へ行ったときに速度は遅くても良いからデータ通信を無料で使い放題で使いたい場合には、T-MobileのSimple Choiceポストペイドプランで携帯(スマホ)とデータ端末を同時契約しておけば、データ通信プランは月最低$10(= 月$20-$10割引)で加入できることになり、考慮するに値する契約です。
T-Mobile USは2年契約を廃止、いつでも早期解約料無しで解約できます。
アメリカのポストペイド契約には一般にクレジット(与信)審査が必要で、与信審査にはソーシャルセキュリティ番号が必要です。
T-Mobile USでは、与信審査を受けない人(通らない人)には、$50(最初の1回線目)のデポジットでポストペイド契約に加入できるシステムがあります。
2013年11月1日より前にアクチ済みのT-Mobile USプリペイドモバイル通信(ポケットWiFi、iPad/タブレット)SIMのアカウント管理方法です。
現在、T-Mobile USのMy.T-Mobile.com
http://My.T-Mobile.com
は、プリペイド携帯アカウントの管理しか出来ません。My.T-Mobile.comにポケットWiFiやiPad/タブレット用にアクチしたプリペイドモバイル通信の電話番号を入力すると、「現在、準備中」の旨の画面が出て、先へ進めません。
2013年11月1日からのiPadやタブレット端末への「月200MBまで無料」タブレット通信プランの導入により、
プリペイドモバイル通信(ポケットWiFi、iPad/タブレット)アカウントの管理は、mim.T-Mobile.com
http://mim.T-Mobile.com
(「mim」は、Mobile Internet Managementの略)サイトへ移動したようです。
以下、新しいサイトでのアカウントの作成方法と、管理方法です。
なお、mim.t-mobile.comサイトは、T-Mobile回線に接続してか、または、T-Mobile USのモバイル通信プランでアクチしたSIMが挿入された端末でしかログイン出来ません。ポケットWiFiの場合には、ポケットWiFiがT-Mobile回線に接続しているWiFiか、T-Mobileのアクチ済みSIMが挿入されていて、そのポケットWiFiにWiFi経由で接続したPC/端末のブラウザーでしかログイン出来ません。
“2013年11月1日以前にアクチしたT-Mobile USプリペイドモバイル通信(ポケットWiFi、iPad/タブレット)SIMのアカウント管理方法” の続きを読む
次は、Nexus 7 LTE (2013) (または、Nexus 7 2012)で、AT&Tプリペイド通信プランに加入する方法です。
PC(またはNexus 7)のブラウザーを使って、
AT&Tプリペイド・モバイル通信(Prepaid DataConnect Pass)用のSIMアクティベート手順 – 2011年6月21日
の方法でアクチしても構いません。このときに、Nexus 7(タブレット)のIMEI番号を入力すると、自動的にプリペイドDataConnectのタブレット用プランが選択できるはずです。
しかし、・・・筆者も今日まで知らなかったけど、アンドロイド・タブレット端末は、いつの間にか「設定(Settings)」からもモバイル通信プランに加入できるようになっているんですね・・・てか、ただ単にブラウザーのURLを自動的に設定して、ブラウザーを起動してくれるだけですが。
“Nexus 7 LTE (2013)でAT&Tプリペイド通信プランに加入する方法” の続きを読む
追記(2014年5月29日)
この記事の中で、AT&T/カナダ版以外のiPad 4(A1460)/iPad Mini(A1455)にAT&TのSIMを挿入すると、「The device type entered is not supported.」というメッセージが表示され、これ以上進めません。」という記述がありますが、これは、本日現在、無くなりました。
したがって、、AT&T/カナダ版以外のiPad 4(A1460)/iPad Mini(A1455)でも、AT&TプリペイドiPadプランへ加入できるようになりました。
詳しくは
AT&T/カナダ版以外のiPad 4/iPad Miniでも、AT&TのiPadプリペイドプランに加入できるようになりました。 – 2014年5月29日
参照。
既に何度か書いていることですが、復習と検証の意味で、iPad Air(iPad Mini Retina)で、AT&TのSIMを使ってプリペイドiPad通信プランに加入する方法を書きます。
以下、過去記事です。
AT&TのSIMで、米国外のiPadを米国で使う場合の、3G/LTE加入手順 – 2011年3月10日
iPadのAT&Tプリペイド通信加入を、iPadを使わずに行う方法 – 2011年6月18日
AT&T LTE SIMで、iPad/iPad MiniのプリペイドLTEプランに加入する手順 – 2013年4月5日
“iPad Air/iPad Mini RetinaでAT&Tプリペイド通信プランに加入する方法” の続きを読む
iPad 1/iPad 2/iPad 3でT-Mobile USプリペイド通信プランに加入する方法です。
追記:2014年1月16日
T-Mobile USの「月200MBまで無料アクセス」の対象にはiPad 1/iPad 2が含まれていますが、iPad 1/iPad 2にT-Mobile USの未開通SIMを挿入した場合にはT-Mobile USのデータ通信電波を掴まず(キャリアの信号部分には電波強度と「T-Mobile」の表示はありますが、その隣に「3G」表示が出て来ない。)、以下のブラウザーを使って「データ通信オンリー」プランに加入する方法が出来ないことが分かりました。
iPad 4/iPad MiniやiPad Air/iPad Mini Retinaと違って、iPad 1/iPad 2/iPad 3では「設定(Settings) ⇒ モバイルデータ通信(Cellular Data)」メニューで「アカウントを表示(View Account)」項目が出て来ないので、ここに記述する方法でブラウザーを使って加入します。
iPad 1/iPad 2/iPad 3以外にも、以下のリンクにあるリスト中のアンドロイド・タブレットでも、同じ方法でSIMをアクティベートします。
T-Mobile USが、「月200MBまで無料データ通信」プランに加入可能な端末のリストを発表 – 2013年11月3日
また、この中に記述してある端末ではT-Mobile USプランに加入すると、毎月200MBまで無料でデータ通信が使えます。そして、必要なときには
● 1日(24時間)500MBまで、$10
● 7日間 1GBまで、$15
● 30日間 2.5GBまで、$30
でクレジットカード/Eチェック(アメリカ銀行口座)で支払いが出来るようになるはずです。(現在、機能していないようです。)
したがって、アメリカ現地居住者も、旅行者も、「月200MBまで無料データ通信」プランに加入しておいて、200MBをオーバーしたら、その時だけ追加プランを購入すれば良いことになります。
基本的には
Nexus 7 LTEをT-Mobile US SIMで使う : T-Mobile USプリペイドMobile Broadband (Pay-In-Advance Mobile Internet)プラン加入方法 – 2013年10月28日
に書いてある方法と同じですが、この記事を書いた当時は「月200MBまで無料アクセスプロモーション」がまだ始まっていなかったので、再度、検証を兼ねて書きます。
また、月200MBまでの無料データ通信は現在、可能です。しかし、その制限に達したあとの有料プランへの加入方法が、今日現在では、T-Mobileショップ/カスタマーサービス以外では出来ません。 追加プランの購入は、SIMが挿入されたiPad 1/2/3からブラウザーで可能です。
T-Mobileは現在、モバイルデータ通信アカウント用のPCオンラインアカウント管理サイトを開発中で、まだ未完のようです。これが完成すれば、iPad以外からも、PCのブラウザーからも、アメリカ国外からオンライン管理が出来るようになるはずです。
iPad 4/iPad MiniとiPad Air/iPad Mini Retinaを使ってT-Mobile USプリペイド通信プランに加入する方法は、
iPad 4/iPad MiniとiPad Air/iPad Mini RetinaでT-Mobile USプリペイド通信プランに加入する方法 – 2013年11月11日
を参照してください。
“iPad 1/iPad 2/iPad 3でT-Mobile USプリペイド通信プランに加入する方法” の続きを読む
iPad 4/iPad MiniとiPad Air/iPad Mini RetinaでT-Mobile USプリペイドモバイル通信プランに加入する方法を備忘録のために記述します。
T-Mobile USが、「月200MBまで無料データ通信」プランに加入可能な端末のリストを発表 – 2013年11月3日
に記述してある端末ではT-Mobile USプランに加入すると、毎月200MBまで無料でデータ通信が使えます。そして、必要なときには
● 1日(24時間)500MBまで、$10
● 7日間 1GBまで、$15
● 30日間 2.5GBまで、$30
でクレジットカード/Eチェック(アメリカ銀行口座)で支払いが出来ます。(PIN=リフィルカードでの支払いは現在、機能していないようです。)
したがって、アメリカ現地居住者も、旅行者も、「月200MBまで無料データ通信」プランに加入しておいて、200MBをオーバーしたら、その時だけ追加プランを購入すれば良いことになりますね。
なお、iPad 1(オリジナル iPad)、iPad 2、iPad 3ではここで説明する手順が使えません。これらの旧iPadでは、「設定(Settings) ⇒ モバイルデータ通信(Cellular Data)」メニューで「アカウントを表示(View Account)」項目が出て来ないので、以下に書いた「ブラウザーを使ってアクチする方法」を使ってください。
iPad 1/iPad 2/iPad 3でT-Mobile USプリペイド通信プランに加入する方法 – 2013年11月11日
“iPad 4/iPad MiniとiPad Air/iPad Mini RetinaでT-Mobile USプリペイド通信プランに加入する方法” の続きを読む
AT&Tは新しいプリペイド・モバイルデータ通信プランを、2013年11月12日(?)から導入します。
また、LTE対応カラー液晶/タッチパネル型のポケットWiFi、AT&T(Netgear)Uniteを、同日から全米約1000ヵ所のWalmartで、1台$99.99で発売します。
※ Sierra Wirelessは2013年4月2日付けで「AirCard」ポケットWiFi/USBモデム部門をNetgear社に売却し、「Sierra Wireless AirCard」ブランドは、「Netgear」ブランドとなりました。
AT&T(Netgear)Uniteの周波数対応は、
4G-LTE .... Band 2, 4, 5 and 17
3G – UMTS/HSPA+ .... 850/1900MHz
GSM/GPRS/EDGE .... 850/1900MHz
新しいプリペイド・モバイルデータ通信プランは、GoPhoneブランドで提供するようです。
通信料は
● $15で250MBまで/最大1週間まで
● $50で5GBまで/最大30日まで
もちろん、モバイルデータ通信専用プランでは、通話はできません/通話プランへの加入は、不要です。
【AT&T】First of Its Kind – 2013年11月5日
これまでAT&Tのプリペイド・モバイルデータ通信プランは、
× $15/24時間/100MB
× $30/週/300MB
× $50/30日/1GB
で、$50払っても1GBまでしか使用できなかったので、不便でした。しかし、新しいプランでは5GBまで使えるので、iPadプランと同等になり、わざわざ非公式の「iPadプランにアクチしたSIM」をポケットWiFiに使用する必要が無くなります。
もちろん、新しいプリペイド・プランでAT&TのLTEへの接続も可能です。
2日前、
T-Mobile USオンラインサイトでiPad Airを注文して、「無料月200MBデータ通信」に月$10課金された人・・・それは、T-Mobileのミスです。 – 2013年11月2日
と報告しましたが、実は、それ自体が間違いだったことがわかりました。
iPad Air発売開始当日、「T-Mobile USオンラインサイトでiPad Airを注文して、「無料月200MBデータ通信」に月$10課金された人がいる」ということをツイッターで知ったT-Mobile USのCEO、John Leger氏は、「それは間違いだから、返金し、間違いを正す対応をする」とツィートを返していました。
しかし、今日になって、T-Mobile USのマーケティング上層部のAndrew Sherrard氏がCNetに話したところ、「T-Mobile USでiPad Air/iPad Miniを『分割で買った』場合には、最低限の有料通信プランへの加入が義務付けられる。」ということです。
つまり、iPad Air/iPad Miniを『分割で買った』場合には、端末の分割料金(24ヶ月払い)の他、最低「月$20で500MBまで」の有料プランへの加入が義務付けられます。
既にT-Mobile USでポストペイド携帯契約をしている人は、月$10の割引が適用され、「月500MBまでデータ通信」プランが、月$10になります。
そして、その上で、「月200MBまで無料」サービスが追加されます。
つまり、「T-Mobile USでiPad Air/iPad Miniを『分割で買った』場合には、月200MB(無料)+500MB(月$20)」となります。
iPad Air/iPad Miniを一括払いで購入した場合には、「月$20で500MBまで」に加入する必要が無いので、無料で200MBを使い続けることが出来ます。
また、昨日掲載した
T-Mobile USが、「月200MBまで無料データ通信」プランに加入可能な端末のリストを発表 – 2013年11月3日
のリストにある端末にT-Mobile USの未開通SIMを挿入すると、誰でも「月200MBまで無料データ通信」プランに加入できます。
T-Mobile USのモバイルデータ通信SIMは、T-Mobile USが「T-Mobile用モバイルデータ通信端末」と認識している端末のみで使用できます。
それ以外の端末に、「アクティベート済みのT-Mobile USモバイルデータ通信用SIM」を挿入すると、ブラウザーがMy.T-Mobile.comに常にリダイレクトされ、他のサイトがアクセス出来ないようになっています。したがって、iPhoneやスマホでは使用できません。
リンク:
【CNet】T-Mobile’s no-money-down iPad offer requires $20 monthly plan for new customers – 2013年11月3日
T-Mobile USは昨日2013年11月1日よりモバイルデータ通信プラン加入者(既存モバイルデータ通信プラン加入者も含む)には、「月200MBまで無料データ通信」を提供していますが、そのプランに加入可能な端末のリストが発表されました。
【T-Mobile】Starter Data Pass details : What are free Starter Data Passes
そのリストを以下に再現します。
なお、対象端末であれば、どこで購入した端末/どのキャリア用に購入した端末であっても、この「月200MBまで無料データ通信」プランに加入出来ます。
T-Mobile USプリペイド・モバイル通信プランへの加入方法は、
ステップ1:未開通T-Mobile US SIMを端末に挿入する。
ステップ2:電源を入れる。
ステップ3:WiFiをオフにする。
ステップ4:セルラーデータ通信(T-Mobile US回線)に接続しているのを確認し、ブラウザーを開く。(APN:fast.t-mobile.com、ユーザーID/パスワードは空白。)
ステップ5:もし、ブラウザーがT-Mobile SIMアクティベーション・スクリーンを自動的に開かない場合は、URLに適当なアドレスを入力し、ブラウザーをリフレッシュする。これで、T-Mobile SIMアクティベーション・スクリーンが表示されるはず。
ステップ6:T-Mobile SIMアクティベーション・スクリーンの画面にしたがって、SIMをアクティベートする。
詳細は、
Nexus 7 LTEをT-Mobile US SIMで使う : T-Mobile USプリペイドMobile Broadband (Pay-In-Advance Mobile Internet)プラン加入方法 – 2013年10月28日
に記述してある手順が近いので、それを参考にして下さい。
※ もちろん、近々、正確な手順をスクリーンショットとともにブログにアップしますが、今週は時間があまりないので、それまでは手順の近い上記リンクを参考にして下さい。
なお、Nexus 7 LTE(2013)は、2013年10月31日以前に購入した端末(SIMをアクチした端末?)は、「最初の1ヶ月、2GBまで無料」プロモーションが付いているので、「月200MBまで無料」プロモーションには(同じSIMで)加入できません。
しかし、疑問点として
● 2013年10月31日以前に購入したNexus 7 LTE(2013)に、2013年11月1日以降に新しい未開通SIMを挿入してアクチしたら、そのSIMは「月200MBまで無料」プロモーションに加入できるのか?
ということと、
● 同一端末(IMEI番号)に、複数のSIMがアクチできるのか?複数の「月200MBまで無料」プロモーションに加入できるのか?
は、不明です。
“T-Mobile USが、「月200MBまで無料データ通信」プランに加入可能な端末のリストを発表” の続きを読む
今回は筆者もできればT-Mobileから割賦でiPad Airを買おうと思い、今朝未明、AppleオンラインショップでiPad Airのオンライン注文が始まって、店頭ピックアップが指定できるのを確認し、直後、T-Mobile USサイトにアクセスしましたが、まだ注文できませんでした。
結局、T-Mobile USのオンラインサイトでは太平洋時間の午前3時過ぎ頃から注文が出来たようです。(その時間には筆者は寝ていましたが・・・)
朝起きて、T-Mobile USオンラインサイトでiPad Airを注文しようと見ていましたが、2つの問題があって、注文を取りやめました。
● T-Mobile USオンラインサイトで注文できるiPad Airは、16GBモデルと32GBモデルだけ。(筆者は64GBが欲しい。)
● 無料で月に200MBのデータ通信がアクセス出来るはずなのに、プラン選択や最後の注文ページで課金サマリーを見ると、通話プランが月$10課金されることになっている。
それ以外に、アップルストアで買えば課金されないSIM代金$10が、T-Mobile USオンラインで購入すると課金されるのですが、そのくらいは目を瞑るとして・・・・
「月200MBの『無料』データ通信に、月$10払う」って、なんなのよ?
“T-Mobile USオンラインサイトでiPad Airを注文して、「無料月200MBデータ通信」に月$10課金された人・・・それは、T-Mobileのミスです。” の続きを読む
Nexus 7 LTEをT-Mobile US SIMで使う方法です。
この方法は、T-Mobile USが、T-Mobile US用の「モバイル通信ポケットWiFi」「モバイル通信USBモデム」「モバイル通信タブレット端末」と認識している端末で、モバイル通信専用プランに加入する一般的な方法でもあります。
以前、
T-Mobileプリペイド・モバイル通信(webConnect / Mobile Broadband)用のSIM購入・アクティベート手順 – 2011年6月23日
として紹介した加入手順ですが、画面も新しくなり、また、プラン名も新しくなっています。
● 旧名:Prepaid webConnect サービス
● 現在使用されているサービス名:Prepaid Mobile Broadband、または、Pay-In-Advance Mobile Internetサービス
最近(2013年10月)、サービス内容(プラン料金)も新しくなり、また、先般発表されているように、iPad Air/iPad Mini with Retenia Displayが発売される2013年11月1日から、毎月無料で200MBまでデータ通信アクセス可能なプランが、これになるはずです。
“Nexus 7 LTEをT-Mobile US SIMで使う : T-Mobile USプリペイドMobile Broadband (Pay-In-Advance Mobile Internet)プラン加入方法” の続きを読む
なんか、いろいろ片付けているついでに、記録写真:
アメリカ用歴代モバイル通信機器のMyコレクション、ご紹介写真・・・
Sprint用:
PCMCIAカード型モデム Pantech PX-500(左)、Novatel MiFi 2200 Sprint用(右)
次に狙っている端末:NETGEAR Zing Mobile Hotspot
“ポケットWiFi(等、モバイル通信機器)コレクションお披露目” の続きを読む
T-Mobile USがプリペイド契約でLTE接続を今年2013年3月から許可し、我が家にもT-MobileのLTEが6月13日に来ました。
その後、標題の件を検証しないといけないと思いながら、タイ/日本へ行く次男、その直後に日本へ遊びに行く三男にElevate 4Gを貸してしまったので、9月初めまでElevate 4Gが戻って来ず、戻って来たら、地下室浸水でバタバタしてしまい、昨日まで時間がありませんでした。
しかし、漸く、この検証をしてみることが出来ました。
なぜこの検証がしたかったかというと、・・・
実は、AT&T Elevate 4Gは、AT&TがT-Mobile USA(現T-Mobile US)の買収を発表した2011年3月20日から、司法省/FCCの買収反対にあってその買収を諦めた2011年12月19日の、その、真っ只中の2011年7月に発売されました。しかし、Elevate 4Gが発売された当時は、AT&TはT-Mobile USAの買収許可が出ることを確信していたので、このElevate 4GにはT-Mobile USAの所有しているAWS(Band 4)のLTEが含まれていたのです。
その後、T-Mobile USAが2013年3月末に公式にBand 4でのLTE開始を発表し、2013年6月13日には我が家にもT-Mobile USのLTEが来たので、本当にElevate 4GでT-Mobile USのBand 4(AWS) LTEが使えるかどうか、検証できる状態になった、ということになります。
使用するのは、T-Mobile USのプリペイド携帯プランに加入したSIMです。
T-Mobile USのプリペイドモバイルデータ通信プランヘの加入は、T-Mobile US認定のタブレット端末やポケットWiFi/USBモデムでのみアクティベートが可能です。(本体にT-Mobile US未開通SIMを挿入して、アクティベートしなければなりません。)したがって、T-Mobile USに認定されていない端末であるElevate 4Gでは、T-Mobile USのプリペイドモバイルデータ通信プランヘの加入は出来ません。
よって、今回Elevate 4Gで使用するT-Mobile USのSIMは、T-Mobile USのプリペイド携帯プランに加入したSIMになります。
完璧を求めるなら、他のT-Mobile USモバイルデータ通信端末を使用してアクティベートした「T-Mobile USのプリペイドモバイルデータ通信プラン」SIMをElevate 4Gで使えるかどうかも検証してみる必要があるかもしれません。しかし、先にも書いたように、T-Mobile USのプリペイドモバイルデータ通信プランヘの加入は、T-Mobile US認定のタブレット端末やポケットWiFi/USBモデムでのみアクティベートが可能です。(PCからWeb経由では、アクティベート出来ません。)ということは、「T-Mobile USのプリペイドモバイルデータ通信プラン」へ加入するためには、既にT-Mobile US専用のモバイルデータ通信端末(特に、にT-Mobile US専用ポケットWiFi)を持っている確率が高いことになります。
「わざわざT-Mobile US専用ポケットWiFiを持っているのに、そのSIMをElevate 4GポケットWiFiに入れ直して使う。」というのは、実用的にはあまり有り得る状況とは考えられないので、その検証はここではしません。
“AT&T Elevate 4G (Sierra Wireless AirCard 754S)をT-Mobile USのSIMで使って、LTEを掴むか検証” の続きを読む
T-Mobile USのMVNOで、「(アメリカ国内に到着したら)SIMを端末に挿入するだけでアクティベーションが簡単に出来る、旅行者向け使い捨てSIM」ZIP SIM(旧Ready SIM)が、データ通信オンリーSIMを本日(2013年10月11日)から発売します。
当サイトでも最近、「iPad MiniでZIP SIM(旧Ready SIM)を使いたいが、大丈夫か」という質問があったりしました。
ZIP SIM(旧Ready SIM)のこれまでの「通話+テキスト+データ通信」SIMでも、iPadやiPad Miniでもちろん使えました。
ZIP SIM(旧Ready SIM)はiPad/iPad Miniでアクチできるか、2G GSMオンリー携帯でアクチできるか – 2013年8月18日
しかし、今日からのZIP SIM(旧Ready SIM)データ通信専用SIMのおかげで、iPad/iPad Mini/アンドロイドタブレット/ポケットWiFiでZIP SIM(旧Ready SIM)を使用する場合には、「通話・テキスト料金」を払わずに、割引でデータ通信のみを使用することができるようになります。
また、通話・テキストオンリーのSIMは、無くなりました。
また、このデータ通信オンリーSIM(タブレット/ポケットWiFi向き)販売に伴い、通話+テキスト+データ通信(スマホ向き)のSIMに、1.5GB/21日バージョンが追加になりました。(既に購入されている方は、価格/バイト数制限/使用期間は、同じで、変更がありません。)
新料金(米国内標準小売価格)は、
“ZIP SIM(旧Ready SIM)がデータ通信オンリーSIMを、発売開始。” の続きを読む
Sprintの100%子会社(・・・ってことは、ソフトバンクの『孫』会社!?)のVirgin Mobile USAは、同社のプリペイドモバイルデータ通信プラン(ポケットWiFi、USBモデム)の4G WiMAXに使用バイト数の制限を設定しました。
2013年9月加入以降の新規加入者は、すでに新料金が適用されています。
それ以前の既存加入者は、2013年10月31日までは旧料金が適用され、それ以降に更新される「月」期間からは、新プランポリシーが適用されます。プランを変更しない限り、そのまま旧プランを継続できます。
大きな違いとしては、これまで旧料金では4G WiMAXの使用は無制限で使えた(3Gはバイト数制限有り)のに対し、新料金では月々の使用バイト数制限が3Gと4G(WiMAX)の合計使用バイト数に適用されます。筆者は新しい使用規則をまだ精査していませんが、一般的にこのようなプリペイドプランは期間内にバイト数制限に達した場合には、1ヵ月(30日)期限を待たなくとも、新たに1ヶ月プランに加入すれば、その日から新たに1ヵ月(30日)の期間が始まり、使用バイト数もリセットされるのが普通です。
以下、新旧プランの比較です。
“Virgin Mobile USAのモバイルデータ通信(Broadband2Go)プランが、WiMAX(4G)のバイト数制限を実施” の続きを読む
最近、中国のバッテリー屋さん、「無限パワー(Mugen Power)」の大容量リチウム電池を良く見かけますね。ポケットWiFiや、スマホの大容量バッテリーを数多く製造しているようです。
いくつかサイトがあるんだけど、どう違うんだろうか?
http://www.mugenpowerbatteries.com/ Mugen Power 英語サイト
http://www.mugenbattery.com/ Mugen Power 英語サイト
http://www.mugen-power-batteries.com/ Mugen Power 英語サイト
http://www.mugenpoweronline.com/zaspx/default.aspx Mugen Power 英語サイト
日本語だと、この辺が代理店かな? ・・・ 良くわかんない。Amazon.co.jpでも販売しているようだけど。
http://www.mobile-outlet.com/ で、検索フィールドに「Mugen」を入力して検索。
で、この「無限パワー」のリチウム電池はは、容量は大体5000mAh前後。ポケットWiFiだと連続使用時間は10時間~17時間(通常バッテリーの2~3倍)。値段は、送料込みで米ドル価格で平均$89~$90。香港から航空郵便で送って来ます。
筆者はすでにVerizonのポケットWiFi MiFi620Lで「無限パワー」大容量電池を使っています。
ポケットWiFiのバッテリー連続使用時間を延ばす方法 – 2013年4月28日
shimajiro@mobilerさんも書いているように、この大容量バッテリーは厚さが厚いので、ポケットWiFiやスマホに装着すると、全体が厚くなるのが悩みです。
モバイルWi-Fiルータ HW-02Eの大容量バッテリが10,800円で販売されている – 2013年7月22日
厚いバッテリーを入れると、当然、標準のバッテリーカバーでは蓋が出来ないので、電池を買うと、替えのバッテリーカバーも一緒に付いてきます。
“AT&T Elevate 4G (Sierra Wireless Aircard 754S)用大容量5800mAhバッテリーを買ってみた” の続きを読む
以下、2013年夏現在の、比較的入手しやすい「アメリカ旅行・出張で使える、iPad/タブレット用データ通信SIMとプラン」一覧表を作成しました。もちろん、APNを正しく設定すれば、スマホでも使えます。
“【旅行者向け】アメリカ旅行・出張で使える、iPad/タブレット用データ通信SIMとプラン(2013年夏編)” の続きを読む
Walmart(StraightTalk)関連のニュースが2つ。
まずは、ある著名携帯関連記者のブログ記事で知っている方もあると思うので、WalmartのInternet-On-The-Goサービスの、その価格改定について。
Mobile Broadband MVNO Internet On The Go Reduces Included Data on Several Plans - 2013年5月11日
期限の無い3G(3G CDMA2000通信だけです)モバイル通信で便利なWalmartのInternet-On-The-Goが、2013年5月15日からのトップアップ分に関して価格改定をします。(それ以前にトップアップしている分には、その当時の契約のまま次のトップアップまで契約内容が継続されます。)
トップアップ金額 |
|
期限無し旧料金 |
期限無し新料金 |
|
30日期限プラン旧料金 |
30日期限プラン新料金 |
$10 |
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500MBまで |
500MBまで |
|
1GBまで |
廃止 |
$25 |
|
1.5GBまで |
1.5GBまで |
|
3GBまで |
2GBまで |
$45 |
|
4GBまで |
3GBまで |
|
8GBまで |
4GBまで |
実質的には、値上げです。
“Walmart Internet-On-The-Go価格改定” の続きを読む
そろそろ学校も今月いっぱいで夏休みに入り、子供を連れて一時帰国の予定を考える親や、夏休みを日本で過ごす留学生から、あちこちのサイトで毎年恒例の標題の件での質問が増えて来ますね。
ところが、わが海外在住者向け日本国内用SIMの味方、日本通信(b-mobile)さんも、商品ラインナップを買えてしまったので、「去年有ったSIMが、今年は無い。どうしたら良いですか?/どれが良いですか?」とEメールのほうで質問が来たんですが・・・
それに、「おい、日本通信のSIMは、遅いぞ」という感想も多かったりして・・・
Eメールでの回答は、情報が一人の人にしか伝わらないので、もったいないです。
そこで、せめて返信したEメールの内容を基にブログ記事にでもして、同じ「時間の無駄」を二度としないように対策を講じておかないともったいないので、ここにまとめさせて頂きます。
まず、その前に、一般論は
海外在住者(日本人・外国人)が日本で携帯を使う方法、まとめ – 2011年9月11日
に書いてありますので、それを先に読んでください。それから、今年の変更点を以下に書きます。
また、筆者は最近は日本にそれほど頻繁には行かず、当然のことながら日本にも住んでいないので、短期間の日本への旅行者と違って「失敗したときに、別の方法を調査して検証する」ことが日本国内ではできません。日本在住の人で、日本への旅行者の立場になって考えて検証できる人は、是非、検証していただき、良い方法をコメントで追加してくれるとありがたいです。
ストーリーを簡単にするために、アメリカ在住者が日本へ行くことを念頭に置いた書き方をしますが、他の国の在住者は、「アメリカ」を自国の名前に変えて読んでください。
“2013年夏の編:「日本一時帰国、日本での携帯/インターネットはどうしたらいい?」” の続きを読む
1~2年前と違ってポケットWiFiへの認識が広がってきたのは良いことですが、アメリカで使えるポケットWiFiを探すのに無駄な時間を費やしている方が多いようなので、標題の件をまとめてみます。
旅行者向けということで、現地在住の人がポストペイド契約して使用する方法は省きます。
“【旅行者向け】アメリカで使えるポケットWiFi/テザリング可能タブレット・携帯と通信プラン、2013年春のまとめ。” の続きを読む
Sprintは、これまで3G回線で提供しているモバイル端末への固定IPアドレス提供サービス、「Data Link And Static IP」サービスを、今週からLTE回線でも使用できるようになった、と今週発表しました。
Sprint Launches Data Link and Static IP on its 4G LTE Network – 2013年4月23日
このサービスに加入することによって、モバイル端末(携帯、モバイルルーター、タブレット、ノートPC、機械に組み込まれたセルラー通信機器、など)が毎回インターネット回線に接続するたびに、同じIPアドレスが端末に割り当てられます。
これによって企業は、遠隔地の機器やセンサーなどに取り付けられた通信機器や端末、セルラー通信を使ったリモートオフィス、現場で修理などを行うフィールドエンジニアの端末、などの管理がし易くなり、プライベート・エンタープライズ・ネットワーク管理を広い地域に拡大できます。
更に、Sprint Data Linkサービスは、接続可能率99.9%のSLA(service level agreement)が提供されており、企業のミッションクリティカルな広域WANのアプリケーションに向いています。
使用例としては、油田ポンプや風力発電塔の管理、遠隔給電所・変電所や短波中継基地の管理、などの遠隔地に備え付けられた機器の管理から、遠隔地の建物のドア開閉モニター、小売キヨスク(出店・屋台)のレジ端末、季節的商品の販売屋台の通信ニーズ、臨時リモートオフィスの本社との通信、宝くじ売り場、家庭医療モニター、M2Mアプリケーション、などに用いられます。
企業はSprintからブロック割当てでIPアドレスをリース(借用)することが出来て、そのIPアドレスを自社内ファイヤーウォールなどで容易に管理することが出来ます。
緊急ですが、ゴールデンウィーク開始を目の前にして、標題の件を書きます。
基本的には
夏休みアメリカ旅行、ポケットWiFiとプリペイド携帯/SIMの選択肢 (2012年夏編) – 2012年7月24日
に書いた内容が今でもほぼ適用できるので、まだ読んでいない方はそれを一読ください。
しかし、一点だけ、アメリカの携帯電話事情で昨年夏以降大きく変わっている点があります。
それは、T-Mobile USAが2012年9月からアメリカの主要大都市で1900MHzでの3G/HSPA+サービスを開始し、サービスエリアを順次増やしている、と言うことです。
最後の発表で、T-Mobileの1900MHz 3G/HSPA+サービスエリアは人口カバー率で約50%に達しています。
ロスアンジェルス、サンフランシスコ、ニューヨーク、ホノルル(ワイキキ)なども既にこのサービスの恩恵を受けています。
「その結果、旅行者にとってどういうメリットがあるか」というと、これらの地域では、AT&TおよびAT&TのMVNOで使用できるSIMフリーの携帯/スマホ(アンドロイドなど)/iPhone/iPad & iPad Mini/タブレット/ポケットWiFiであれば、T-Mobile USAまたはそのMVNOのSIMも3G速度/HSPA+速度で使用できるようになった、と言うことです。
※ AT&T:AT&T GoPhone、AT&T iPad用SIM、AT&T DataConnect用SIM
※ AT&TのMVNO:Net10 AT&T回線用SIM、StraightTalk AT&T回線用SIM、H2O Wireless、モベル、Hanacell、など
※ T-MobileのMVNO:Net10 T-Mobile回線用SIM、StraightTalk T-Mobile回線用SIM、Simple Mobile、ZIP SIM(旧Ready SIM)、など
あと、マイナーな変更ですが、
● StraightTalkは、2013年1月末よりAT&T回線用SIMの発行を停止しています。(これまで購入し、アクティベートして使用している人は、そのまま継続して使用できます。)
● Net10とStraightTalkは、2013年3月初めより、AT&T回線用SIMのデータ通信に「月1.5GBまで」のバイト数制限を適用しています。 AT&T回線用SIMは2013年8月8日よりデータ通信使い放題に戻りました。T-Mobile回線用SIMには、バイト数制限はありません。
“アメリカ旅行、ポケットWiFiとプリペイド携帯/SIMの選択肢(2013年ゴールデンウィーク編)” の続きを読む
昨日アクティベートしたZIP SIM(旧Ready SIM)を、期限が切れる前に、iPad/iPad Miniと、ポケットWiFiに使えるかどうか検証します。
iPhoneでの検証は、昨日のブログj記事
アクティベーションの簡単なZIP SIM(旧Ready SIM)を試してみました・・・そして、新しい事実が判明! – 2013年4月18日
参照。
ZIP SIM(旧Ready SIM)の価格や特徴は、
SIMアクティベーションが簡単な、アメリカ短期滞在用使い捨てSIM、ZIP SIM(旧Ready SIM)(T-Mobile USA回線のMVNO) – 2013年4月10日
を参照してください。
■ まず、iPad 3。(基本的にiPad 4も同じはず。)
“【検証】ZIP SIM(旧Ready SIM)は、iPad/iPad MiniやポケットWiFiでも使えるか” の続きを読む
そろそろ来年(2013年)年明け早々のラスベガスでの世界最大の家電ショー、CES-Consumer Electronics Showでの通信対策を具体的に考えるときが来ましたね。
前回は2012年1月10日から13日までの期間に15万3000人以上の参加者が世界中からラスベガスに集中しましたが、今年(2013年1月8日~11日)はそれを越すんでしょうね。
さて、これだけの「人・人・人」が狭いネバダ州ラスベガスの一角に集中し、しかも、そのほとんどがPC/スマホ/ポケットWiFi/タブレットを持っているので、毎年、この期間のラスベガス通信事情も、いつもとは違い、なかなか通じない状況になります。今年は間違い無くiPad Miniを持って歩いて回る人が多いでしょうね。
この期間のラスベガスの通信事情を見てみましょう。
1.Verizon LTE、CDMA2000 3G(EVDO Rev. A)
VerizonはポケットWiFi以外はプリペイドLTEサービスを提供していないので、VerizonのLTE利用者はほとんどがアメリカ在住者のみ。または、Verizon LTEポケットWiFiを渡米前にレンタルしてくる人。
ただし、アメリカで最もLTEサービスエリアが広いのはVerizonなので、アメリカ在住者でガジェット好きやガジェットを頻繁に利用する人はVerizon加入者が多いでしょう。(それが、Verizon版iPhone 5やiPad/iPad Miniがアメリカ・アップルストア店頭で入手しにくい理由です。)
前回(2012年1月)の筆者の経験では、VerizonポケットWiFiでコンベンションセンター前で開場1時間前ころは問題無くLTEにアクセスできていましたが、人が増えてきて開場間近になるとLTE接続はほとんど困難。3Gへフォールバックします。
Verizonの3Gは1Mbps程度なので、LTEから3Gへの速度差は大きいです。
現地で購入する場合には、家電量販店BestBuyでプリペイドLTEポケットWiFiが$129.99で販売されています。
VerizonがLTEプリペイド・ポケットWiFiサービスを2012年5月1日から提供。 – 2012年5月1日
今年(2012年)夏までに購入した人は、SIMの有効期限が切れていないかどうかを確認すること。切れている場合には、事前にAmazon.comやオークションサイトで1枚余分に入手しておいたほうが安全。今のVerizon LTE SIMカードは全て「赤い台紙」のSIMカードに変わっているので、最新のVerizon LTE用SIMカードを入手してください。
“CES 2013 ラスベガス通信対策” の続きを読む
Virgin Mobile USA Broadband2GoプリペイドポケットWiFi、および、USBモデムの初期アクティベートの方法は、以下に掲載しました。
Virgin Mobile USAプリペイドポケットWiFiについて – 2011年2月5日
Virgin Mobile USAプリペイドUSBモバイル通信のアクティベーション – 2011年4月19日
Virgin Mobile USA Broadband2Goアカウントは、最後のプラン購入日(モバイル通信使用開始日)から1年後にアカウントが抹消されます。したがって、使用しなくともかなり長い間(11~12ヶ月)はアカウントは生きていますから、その間は再アクティベートする必要が無く、電源を入れて接続すれば、その場でプラン加入画面に接続され、残高からプランに適用し、即、使用開始することが出来ます。
しかし、1年以上経過してアカウントが抹消された後のVirgin Mobile USA Broadband2Goの再アクティベートは、どうすればよいのでしょうか?
この時には上のブログ記事で書いた「装置から直接の初期アクティベート」の方法では出来ないので、ここにその手順を書きます。
※ 理由は、アメリカのCDMA2000専用通信装置の場合にはSIMを使用しておらず、以前にアクティベートした時の電話番号情報などが本体に記憶保存されており、その情報が邪魔になって、上記リンクの「初期アクティベートの方法」は使えないのです。
“Virgin Mobile USA Broadband2GoプリペイドポケットWiFi/USB再アクティベート手順” の続きを読む
実は比較的急に思い立って、11月6日より14日まで日本へ行っていました。
実家の掃除が主目的でした。年老いた親、特に母親が一人で住んでいると、こういうことが必要になるときがあります。
掃除に専念したかったので、仕事の予定は何も入れずに向かいました。
実家は秋田県の田舎です。2年前はソフトバンクの電波さえ無かったのに、「ソフトバンク電波改善宣言」の影響か、今回行った時にはAT&T iPhone 5は勝手にローミング相手としてソフトバンクの電波を掴んでしまっていました。
Sprint iPhone 4Sはauの電波でローミング可能なようでした。・・・てか、それは以前に持っていたSprint アンドロイド携帯から2、3年前から判っていましたが、Verizonは同じ通信方式のauの他にドコモ/ソフトバンクのW-CDMAキャリアともローミング契約しているのに、Sprintはまだauだけなんだ・・・と改めて認知しました。
Verizonは明らかに「いつかはCDMA電波を停波し、LTEに専念する」ことを念頭に置いた行動を行っており、デュアル通信モード(CDMA/W-CDMA・GSM)あるいはトライ通信モード(LTE/CDMA/W-CDMA・GSM)の通信端末をどんどん企画・開発・販売し、米国外でのGSM/W-CDMAローミングパートナーを増やしていることが伺われます。そんな点でも、Sprintの戦略の遅れが見えています。
ソフトバンクのSprint投資契約が実際に始まれば、Sprint携帯はソフトバンクでもローミングできるようになるんでしょうかね。しかし、そのためには積極的にCDMA/W-CDMA・GSMモード兼用端末を販売していかないといけないのですが、これまでは買収される相手としてKDDIに期待していたから、WiMax/CDMA兼用端末とかが多いんですよね。
Anyway・・・
話を元に戻して、その「ソフトバンク電波改善宣言」のお陰で現れたソフトバンクの電波ですが、それが速ければよいのですが、遅いのなんのって・・・
結局、iPhoneもiPadも、キャリアを手動でドコモに選択(固定)して使いました。
日本国内でモバイルルーターとかを事前に手配する日数も充分に無かったので、「まあ、いいや」と思い、今回の日本でのモバイル通信手段は
● AT&T iPhone(iPhone 5)の国際データローミングプラン、「800MBで1ヵ月、$120.00」に加入。これは、加入月および解約月は実際には日割り計算されるので、使用したバイト数を計算して、帰米したら出来るだけ早くに解約する予定でいました。
● AT&T iPad 国内プラン 250MB/30日/$14.99 + iPad 国際ローミング 800MB/30日/$120.00
そして、できるだけiPadを使用するつもりで行きましたが、バックアップとしてノートパソコンも持って行きました。
※追記:AT&Tのページによると、2012年6月1日よりGlobal Data Add-onはポストペイド契約でも(契約してから1ヵ月以内の解約でも)最低1ヶ月分課金されることになっていますが、筆者が今回(2012年11月)の訪日に使ったところ、1ヵ月以内の解約でも日割り計算でした。しかし、規約では「最低1ヶ月分課金」になっていることをご注意ください。
“今回の日本滞在中のモバイル通信体制” の続きを読む
Verizonは2012年11月8日頃より従来のポストペイド用ポケットWiFi MiFi4620Lの改良版、(Novatel) MiFi 4620LEを発売開始しました。
この機種はこれまでのNovatel MiFi4620Lと同様で周波数対応は
• 4G LTE 700 MHz(Band 13)
• 3G CDMA2000 EV-DO Rev. A/Rev. 0 800/1900 MHz
• 3G DC HSPA+(DC-HSDPA)/HSPA+/UMTS 850/900/1900/2100 MHz
• 2G EDGE/GPRS 850/900/1800/1900 MHz
になります。
外見もNovatel MiFi4620Lと変わらず、同時接続端末数も10台までと変わりませんが、バッテリー・フル充電時の連続使用時間が10時間までに延びています。
“Verizonが新ポケットWiFi、Verizon Jetpack 4G LTE Mobile Hotspot MiFi 4620LEを発売開始。” の続きを読む
2011年7月12日にリリースされたAT&T Elevate 4G(Sierra Wireless AirCard 754S)LTE(ただし、LTE周波数対応はAT&Tの700MHzとカナダのAWSだけ。)/HSPA+/3G/2G対応ポケットWiFiは、日本でもSIMフリー機が発売され、この春ごろから利用者が多いようです。
残念ながら、もともとキャリアロック状態で販売されることが前提だったため、マニュアル(User Guide)には他キャリアのAPN設定方法が全く書かれていません。
Sierra Wireless AirCard 753S/754S Mobile Hotspot User Guide
質問が多いので、何度も同じことを書かなくても良いように、ここにAT&T Elevate 4G (Sierra Wireless AirCard 754S)をSIMフリー・ポケットWiFiとして使う際に、他社SIMで使用する場合に必要な様々な設定手順を、書いておきます。
Elevate 4G(Sierra Wireless AirCard 754S)の周波数対応は、次のようになっています。
LTE: 700MHz Band 17、上り1700/下り2100 MHz (AWS) Band 4 (最大100Mbps)
3G: UMTS/HSPA/HSPA+(最大21Mbps)/DC-HSDPA(最大42Mbps) 850MHz、1900MHz、2100 MHz
2G: EDGE/GPRS/GSM 850MHz、900MHz、1800MHz、1900 MHz
GPS: 1575 MHz
なお、アメリカの各キャリアとも、ポケットWiFiに関しては携帯よりは頻繁ではありませんが、それでも1~2年に一度は新型モデルを発売します。AT&Tも次期ポケットWiFiとして、タッチ・スクリーンを搭載したNovatel Wireless製MiFi Liberateを発売することを2012年9月27日に発表しています。
Touchscreen LTE-ready mobile hotspot to be offered by AT&T – 2012年9月27日
“ポケットWiFi AT&T Elevate 4G(Sierra Wireless AirCard 754S)の設定方法” の続きを読む
最近、当ブログの過去の蓄積情報が多くなってきて、それらを全て探すのは手間なので読んでもらえず、安直に質問をして来る読者が多くなってきています。
質問を読んでいて、「あのページを読んでいれば、こんな質問はしない。」と思うことが多くなってきています。
そのような質問に対して回答する筆者も、過去記事を探してリンクを貼って数行の説明を加えて返信しなければならず、余計な時間が掛かるようになってきました。
そこで、目的別に「blogfromamerica.com過去記事必読リスト」を作ります。
「この記事を読めば、判るでしょう。」というような質問内容に対しては、このページをリンクして回答することとします。
「必読リスト」を読んだ上で、更にわからないことがあったら、質問してください。
なお、このページは必要に応じて変更・追加していきます。今日のは第一版です。数日後にはもっと増えているでしょう。
ある程度まとまったて固定化してきたら、トップメニューからアクセスできるようにします。
“(質問する前に読む)目的別blogfromamerica.com必読リスト” の続きを読む
NTTドコモの回線を使用したMVNOの日本通信(B-mobile)は、海外在住者向けに以下のプリペイドSIMを提供しています。
2012年7月27日発売開始
日本通信 b-mobile : English ホームページ
● b-mobile Visitor SIM 1GB prepaid (最大ダウンロード理論値14Mbps、最大14日間有効)
b-mobile Visitor SIM 1GB prepaid 商品詳細ページ
● b-mobile Visitor SIM 14days prepaid (最大300kbps、14日間使い放題)
b-mobile Visitor SIM 14days prepaid 商品詳細ページ
SIMサイズは、どちらも標準SIMとマイクロSIMが用意されています。
この新SIMの発売に伴い、2012年5月14日から販売していた
● b-mobileSIM U300 Visitor(最大ダウンロード理論値300kbps、最大30日間有効)
は、2012年7月26日で販売終了になります。
数日前の発売前の事前案内では通信速度がはっきりしなかったので、すぐには取り上げませんでしたが、「b-mobile Visitor SIM 1GB prepaid」の方は3G速度(最大ダウンロード理論値14Mbps・・・まあ、実測値は1-2Mbps程度でしょうが・・・)であることが判明しました。
しかも、どちらも値段は3980円で、クレジットカードで注文・課金ができます。また、14日間(または前者の場合、1GB)のリミットに達した場合には、その10日以内であれば、14日(前者の場合、1GB/14日)の単位で追加チャージして延長ができます。
日本通信の「Visitor(海外在住者/外国人用SIM)」と、「通常のb-mobileの(他の)SIM」の違いは、「Visitor」SIMは、出荷時にSIMがアクティベートされた状態で出荷されるので、日本国内のSIMアクティベーション手続きの良くわからない海外在住者や外国人でも、SIMを端末に挿入してAPNを正しく設定すれば、すぐに使える、ということ。
残念ながら「携帯電話不正利用防止法」の法律のおかげで、海外在住者の短期日本訪問・滞在には、携帯電話会社は音声通話の可能なSIMは販売できません。したがって、このSIMもデータ専用SIMであり、通話とテキストメッセージはできません。
“日本通信の海外在住者向け、日本国内データ専用SIM” の続きを読む
2013年ゴールデンウィーク頃の最新の情報の追記は、以下を参照してください。
アメリカ旅行、ポケットWiFiとプリペイド携帯/SIMの選択肢(2013年ゴールデンウィーク編) – 2013年4月24日
昨日、個別にメールで質問があったこともあり、2012年夏休みにアメリカ旅行を計画中の人のために、旅行中のアメリカ・モバイル通信手段の選択肢をここでまとめます。
ここに書いてある選択肢が全てではありませんが、
1.旅行者が比較的入手し易い
2.比較的コストが安い
という条件で選んでいます。
なお、後日時間があれば、各選択肢ごとにこのブログサイトに掲載された関連「How-to」記事のリンクを追加したいと思いますが、ほとんどの選択肢において「アクティベートの仕方/使い方」はこのブログサイトに既に掲載されています。
アメリカより (携帯・モバイル・流通業ITブログ): How-To記事一覧
を参照してください。
まだこのブログで取り上げていないのは、一番最後の
「■ 通話が出来れば良い携帯/SIMをアメリカで使う場合 - 6.Tracfone/Net10/StraightTalkのプリペイド携帯パッケージを買う」
と
「■ 通話が出来れば良い携帯/SIMをアメリカで使う場合 - 7.ハナセル(Hanacell)プリペイドX (SIMのみ)」
くらいですね。
目次 (項目をクリックすると、そこへジャンプします。)
■ ポケットWiFi - 現地購入の場合
■ SIMフリーポケットWiFiを持っているので、SIMのみ購入の場合
■ SIMフリー、または、ソフトバンクのiPad(3G/4G通信)をアメリカで使う場合
■ iPhone(SIMフリー、または、AT&Tにロック済み)をアメリカで使う場合
■ iPhone以外のスマートフォン(SIMフリー)をアメリカで使う場合
■ 通話が出来れば良い携帯/SIMをアメリカで使う場合
■ ポケットWiFi - 現地購入の場合
アメリカで使用できるポケットWiFiを現地で購入する場合には、以下の選択肢があります。
1.Verizon プリペイドMiFi4510LポケットWiFi (通信速度を優先する人には、お勧め。リピーターにも、お勧め。)
対応速度:4G LTE 5-15Mbps(場所による)、または、3G EVDO Rev. A 700kbps-1.5Mbps
購入場所:Verizonショップ、家電量販店BestBuy
本体価格:$129.99(プラス消費税)
プラン料金:
● 250 MBまで、または、有効期限7日間、$15、初回はアクティベーション料$35が別途必要
● 3GBまで、または、有効期限1ヶ月間、$60、
● 10GBまで、または、有効期限1ヶ月間、$90
※$60以上のプランに加入すると、初回のアクティベーション料$35は無料になるキャンペーン中。(終了日不明に付き、キャンペーン終了の際はご容赦願います。)
どのプランも、容量が不足したら、プラン開始1ヶ月以内でも追加可能。
長所:
Verizonの4G LTEサービスエリアは全米340都市以上に達し、最も広い。
4G(LTE)で接続できれば、速度が速い。
WiFi端末5台まで同時接続可能。
次回の訪米でも使える。(Verizonの店員の話では、次回の訪米時にはVerizonショップで新しいSIMを入手して、そこでプランに加入する必要があるらしい。この点と、使用有効期限が切れた後のLTE用SIMの有効期限とは、まだ未検証で、現在検証中【時間がかかる!】。)
短所:
MiFi4510Lは、Verizon以外では使えない。
通信料金が他社よりも高い。
7日使用の場合の初回コスト:
$129.99+$60(3GB)=$189.99(消費税別、若干の連邦通信税別)
$129.99+$90(10GB)=$219.99(消費税別、若干の連邦通信税別)
“夏休みアメリカ旅行、ポケットWiFiとプリペイド携帯/SIMの選択肢 (2012年夏編)” の続きを読む
Hanacell(ハナセル)は2012年6月18日よりアメリカ国内携帯のデータ通信料を値下げしたので、同社の新料金を他社(同じAT&T回線を使用している、AT&Tの他のMVNO)と比較してみました。
Hanacellの旧新データ通信料金:
旧料金 |
新料金 |
値下げ率 |
$0.05/10KB ($0.005/1KB) |
$0.001/1KB |
80% (以前より5分の一) |
つまり、これまで月100MB使用すると$512.00課金されていたのが、新料金では$102.40に減ることになります。
“Hanacellがデータ通信料を値下げ・・・新料金を他社と比較する” の続きを読む
前回からの間隔が、暫く開いてしまいました。
前回2回の記事で、アメリカのポストペイド携帯事情、プリペイド携帯事情が少しわかっていただけたと思います。
留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情:
【プレビュー】 – 2012年5月10日
【1】日本の携帯を持って行くか、現地で買うか – 2012年5月14日
【2】アメリカの携帯電話会社と携帯電話番号 – 2012年5月18日
【3】アメリカのプリペイド携帯の選択と契約(アクティベート)の仕方 – 2012年6月5日
特に、プリペイド携帯はアメリカでは14歳以上で自分の名義で契約できて、身分証明書無しで購入することが出来るので、簡単に購入・契約できるということが判ってもらえたでしょう。
それでは、実際にアメリカのプリペイド携帯はどこで買えて、どうやって使うのでしょうか、もう少し詳しく見てみましょう。
■ アメリカのプリペイド携帯、購入場所
アメリカのプリペイド携帯は、以下の場所で購入できます。
全米的にほとんどの都市にある
●BestBuy(家電量販店)
●Radio Shack(小型電気店)
●WalMart(ディスカウント百貨店)
●Target(ディスカウント百貨店)
カリフォルニア、アリゾナ、テキサス、ジョージア、イリノイなどにある
●Fry’s Electronics(家電量販店)
でも、購入できます。
これ以外に食品スーパーやドラッグストアでも販売しており、コンビニでも一部販売しているようですが、これらのお店は各プリペイド携帯会社のトップアップカード(リチャージカード、リフィルカード)は販売されていますが、電話の機種は限られています。
したがって、複数のプリペイド携帯会社と機種を比較して選びたければ、最初にリストした家電量販店やディスカウント百貨店で見て買ってください。
特に、アメリカに到着した直後、TargetやWalmartには生活必需品を買うために何度か買い物に行くでしょう。その時に携帯コーナーも見て、どんな会社の、どんな携帯機種が、どんな値段であるか、調べておくことはために成ります。
“留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情:【3】アメリカのプリペイド携帯の選択と契約(アクティベート)の仕方” の続きを読む
Virgin Mobile USAは2012年5月31日より4G WiMax/3G CDMA2000 デュアルモードのポケットWiFi、Sierra Wireless Ovredrive Pro、とUSBモデム、Franklin U600を出荷します。
今日、このBroadband2Goプラン(ポケットWiFiとUSBモデム用プラン)が改定になりました。
(3日前の記事でBroadband2Goプランが変わらないようなことを書きましたが、筆者のミスでした。済みません。)
旧料金 |
新料金 |
$10で10日間、100MBまで 月$20で、500MBまで 月$50で、使い放題(ただし、月2.5GB以上は速度制限) |
1日$5で、3Gは200MBまで、4Gは使い放題(500MB以上は速度制限) 月$35で、3Gは2GBまで、4Gは使い放題(10GB以上は速度制限) 月$55で、3Gは5GBまで、4Gは使い放題(10GB以上は速度制限) |
WiMaxは全米どこでもカバーされているわけではないので、3Gしか使えない人にとっては、実質値上げですね。(3Gで使える容量は増えるが・・・)
低価格/少バイト数プランも無くなったし・・・
しかも、iPod Touch用のZTE Peelが商品ラインナップから外されています。
WiMaxサービスエリアに住んでいる人は良いですが、そうでない人はVirgin Mobile USAのBroadband2Goは、使いにくくなってきましたね。
※ 既存のプラン(旧料金プラン)加入者は、プランを変更しない限り、現在のプランのまま継続することが出来ます。既にBroadband2Goに加入していて、WiMaxサービスエリアに住んでいない人は、今までのまま継続したほうが良いかもしれませんね。
なお、4G WiMaxスマートフォン販売開始でもVirgin Mobile USAの携帯プラン(Beyond Talkプラン)は変更がありませんが、HTC Evo V 4Gを購入して使う場合には月$15余分に払うことでテザリングオプションが追加できるようになりました。
昨日、GamestopがAT&TのプリペイドMVNOサービス開始すると言うニュースをお知らせしました。
Gamestopが、AT&TのプリペイドMVNOサービス開始 – 2012年5月19日
ところが、今日になって、Gamestop社のホームページのGamestop Mobileに関するページは一般にはアクセスできなくなっています。
GameStop Mobile : Plans
そして、前日の2012年5月17日(米国時間)には第2四半期の業績発表を行っており、既存店舗で前年同期比較の売上げ減が5-11%、全店舗の総売り上げ減17%、利益減7250万ドルという悪い業績を発表しており、株価も1日で11%下落しています。
GameStop stock drops 11 percent - 2012年5月17日
どうも、前期業績が悪くなければ、業績発表で「Gamestop Mobileサービス開始」も一緒に発表する予定だったのではないかと思われます。
ところが、前期業績が悪かったので、その発表を遅らせた。ところが、ウェブサイトの方は担当部署がそれを知らずに公開してしまった・・・・
そういう状況ではないでしょうか。
アメリカでは家電量販店のBestBuyが、昨年開始したプリペイド・モバイル通信サービスBestBuy Connectを今年(2012年)5月末で廃止することになっており、
Best Buy Axing Their Best Buy Connect Mobile Bandwidth Service - 2012年4月26日
T-Mobile USAのMVNOのTuyoがT-Mobile USAとの通信料の支払いで合意できずに間もなくサービス停止、Simple MobileがTracfoneに買収される、など、過当競争の中でMVNOが利益を上げることが難しくなっています。
Gamestop Mobileもニュースがリリースされた後、各ニュース・ソースのコメント欄はネガティブなコメントが目立っていました。
さて、Gamestop Mobileは、本当にローンチされるのでしょうか?
全米に4000店舗以上を展開し、Xbox、Nintendo、Sony PSPのハードやソフト、PCゲームのソフト、iPod Touch/iPad/iPhoneの中古販売、そして、カードゲーム販売を行っているゲーム専門ショップ、Gamestopが、AT&Tの回線を使ったプリペイドMVNOとしてサービス開始します。
GameStop Mobile launches as AT&T virtual carrier, gives us rare bring-your-own GSM in US – 2012年5月18日
料金は、Pay-as-you-goが$20トップアップで30日間有効。(データは1MB当たり$1.50)
Monthly Planは、
● 月$35で「通話もテキストもし放題」(データは1MBあたり$0.30)
● 月$45で「通話もテキストもし放題」(データは100MBまで。)
● 月$55で「通話もテキストもし放題」(データは500MBまで。追加は500MBあたり$5。)
です。
GameStop Mobile : Plans
“Gamestopが、AT&TのプリペイドMVNOサービス開始” の続きを読む
AT&Tは今年(2012年)3月に、年内に携帯電話/タブレット/ポケットWiFiなどの共有データ・プラン(Shared Data Plan)をポストペイド契約に導入したい意向を発表していましたが、Verizonも同様のプランをポストペイド契約に導入することを昨日、Verizon CFOのFran Shammo氏がJ.P. Morgan Technologyコンフェレンスで明らかにしています。
Verizon will kill ‘grandfathered’ unlimited data plans, push users to data share – 2012年5月16日
Shared Data Planとは、現在、各社のポストペイド契約Family Planで実施されている音声通話のShared Minutes Planと同じように、毎月一定容量のデータアクセス・バイト数(例:5GB)を1つの請求書(プラン)で最高5台までの家族のスマートフォンで共有するものです。
スマートフォン加入台数の多い家族はShared Data Planに加入することによって、結果的に毎月の一世帯あたりの携帯電話料金総額を下げることが出来ます。特に家族でも若い人は毎月沢山データを使い、お父さんやお母さんはあまり使わない場合には、その差は顕著に出てくるでしょう。
また、AT&TとVerizonは、iPad/アンドロイドタブレットもこのShared Data Planに含められるようにすることも検討しているようです。
これが実現すれば、あまり外出時には3G/4Gで使わないiPadやアンドロイドタブレットを外で使うときに、別途iPad/タブレット用プリペイドプランなどに加入しなくとも、既に携帯で加入しているShared Data Planを共有することが出来ます。
これによって、携帯1回線加入者でも、複数の端末を持っている人はShared Data Planに変更する意味があります。
両社とも過去にデータ使い放題プランを端末ごとに提供していて、当時このプランに加入していた人は、新しいプランに変更しない限り今でもその「使い放題」プランを維持できています。
その数は両社それぞれ数百万人は居ると推定されており、管理面からも収入減の面からも、両社の悩みの種になっています。
両社はShared Data Planと、4G LTE端末への機種変更は旧プランの強制解除対象とすることにより、これら「データ使い放題」加入者を強制的にプラン変更させる目的もあるようです。
なお、推測によれば、AT&Tは年内に、Verizonは夏ごろShared Data Planを導入すると見られています。
これに対して、アメリカ4大ポストペイド携帯会社で唯一「データ使い放題」プランの提供を続けているSprintは、「(同社の)強みは『使い放題』プランであり、それを変更する計画は今は無い。」と発表しています。
また、T-Mobile USAも、「自分が使いたいときに家族の他のメンバーが既にその月の限界まで使っていて、自分が使えなくなるようなことが発生するは、ユーザーは望んでいない。」として、共有データプラン導入の意向はないことを示しています。
T-Mobile USAは、2012年5月20日よりプリペイド(No Annual Contract)モバイル通信専用プラン(プリペイドWebConnect)プランの料金を改定すると発表しました。
T-Mobile launches new contract-free, data-only plans – 2012年5月17日
旧料金 |
新料金 |
$10/7日/100MB $30/30日/1GB $50/30日/3GB |
$15/7日/300MB $25/30日/1.5GB $35/30日/3.5GB $50/30日/5GB |
1週間プランは料金が上がったけど、もっと多く使える。30日プランは、同じ金額でもっと多く使える・・・てとこですかね。
T-Mobile USAのプリペイド・モバイル通信専用プランは、T-Mobile USA専用USBデータ通信装置、T-Mobile USA専用ポケットWiFi(最新モデルを含む)、T-Mobile USA専用アンドロイド端末、のみで、専用 T-Mobile未開通SIMをアクティベートして使用できます。
T-Mobileプリペイド・モバイル通信(webConnect)用のSIM購入・アクティベート手順 – 2011年6月23日
「ウェブのみ」や、他のSIMフリー端末では、T-Mobile USA用データ専用SIMはアクティベートできません。
また逆に、T-Mobile USAプリペイド携帯用SIMは、T-Mobile USA用データ専用端末やアンドロイド端末では使用できません。
T-Mobile USA用データ専用SIMをアクティベートした後、他のSIMフリー携帯やiPhoneで使用できるか、・・・・ う~ん、それは筆者もやったことがありません。
そもそも、他の携帯は(現在のところ)T-Mobile USAの3G/HSPA+周波数(AWS、Band4、上り1700MHz/下り2100MHz)に対応していないのが多いので、
● T-Mobile USA用データ専用SIMはアクティベートした
↓
● T-Mobile USA用データ通信装置を所有している
であれば、そのSIMはそのままT-Mobile USA用データ端末で使用したほうが幸せに成れるでしょうから、他の端末に刺そうと考えることが間違っていると思います、ハイ。
T-Mobile USAの最新モデルのポケットWiFiは、SIMロック解除すれば、他社のSIMでも使用可能です。
(でも、T-Mobile USAのプリペイド携帯用SIMでは、使えません。)
T-Mobile Sonic 4G Mobile HotSpot (Huawei UMG587)ポケットWiFiをSIMロック解除しました – 2012年5月11日
この記事は、「留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情」連載、第2回です。
留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情:
【プレビュー】 – 2012年5月10日
【1】日本の携帯を持って行くか、現地で買うか – 2012年5月14日
【2】アメリカの携帯電話会社と携帯電話番号 – 2012年5月18日
【3】アメリカのプリペイド携帯の選択と契約(アクティベート)の仕方 – 2012年6月5日
アメリカで携帯電話を持つことを決めたとして、アメリカの携帯電話会社について調べましょう。
このシリーズの趣旨と、予定掲載内容に関しては、
留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情:【プレビュー】 – 2012年5月10日
を参照して下さい。
■ アメリカの携帯電話会社 (自社電波を持っている会社) と、ポストペイド契約
アメリカには全米(ハワイを含む)で携帯サービスを提供していて、自社で携帯電話の回線(電波)を持っている会社には、以下の4社があります。
● Verizon Wireless ... 加入者数 1億870万人
● AT&T Wireless ... 加入者数 1億70万人
● Sprint Nextel (Sprint) ... 加入者数 6000万人
● T-Mobile USA ... 加入者数 3373 万人
これらの会社の電波のカバレッジ(サービスエリア)は、
Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USAのカバレッジ比較 – 2012年2月21日
を参照してわかるように、全米主要都市で普通の人の生活範囲内では、ほぼカバーされます。
“留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情:【2】アメリカの携帯電話会社と携帯電話番号” の続きを読む
この記事は、「留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情」連載、第1回です。
【プレビュー】 – 2012年5月10日
【1】日本の携帯を持って行くか、現地で買うか – 2012年5月14日
【2】アメリカの携帯電話会社と携帯電話番号 – 2012年5月18日
【3】アメリカのプリペイド携帯の選択と契約(アクティベート)の仕方 – 2012年6月5日
まずは、渡米する上で携帯を日本から持っていくか、現地で買うか、考えて見ましょう。
このシリーズの趣旨と、予定掲載内容に関しては、
留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情:【プレビュー】 – 2012年5月10日
を参照して下さい。
まず、「留学に携帯電話は必要か」と言う質問に関しては、「あったほうが良い」とお勧めします。
その理由は、
1.アメリカの大学の寮では、固定電話は消えつつあります。
アメリカの学生でも携帯の所有が当たり前になってきているので、経費のかかる固定電話とその回線コネクターを学生寮の部屋から永久に撤廃する大学が増えています。
同じことは、学生が借りるようなアパートや貸家でも増えています。どうせ何年かすると引越ししなければならないようなところに住みながら、「殆ど使わない固定電話に加入して、毎月数十ドル料金を払う無駄」をやめる学生が、増えているのです。
携帯電話一つ持っていれば、用が足りる時代になりました。
また、屋外でも日本と同じように公衆電話の数が減り、メインテナンスも頻繁にされていないので、故障して使えない公衆電話も良くあります。
外で公衆電話を探しても、見つからないことが多いでしょう。
2.近年のニュースなどでアメリカの大学構内での銃の乱射事件などを目にしたことがあると思います。
これらの事件を機に、アメリカの大学の非常時連絡や、悪天候時の休校連絡は、携帯電話のテキストメッセージを使って行う大学が多くなってきました。
現地電話番号の携帯を持っていないと、こういった大学からの緊急連絡が受けられなく、不自由することがあります。
したがって、アメリカへの留学生は、現地の電話番号の携帯電話を持つことをお勧めします。
★さて、留学(米国転勤)が決まって、携帯電話に関して最初に考えることは、
■ 1. 日本の携帯電話をそのまま持っていって、アメリカで使う
■ 2. 現地で使える携帯電話を日本で調達(買う、レンタル)して持って行く
■ 3. 日本からSIMフリーなどの携帯本体を持って行き、現地でSIMを入手する
■ 4. 現地で買う
でしょう。
それぞれメリット/デメリットを考えてみましょう。
“留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情:【1】日本の携帯を持って行くか、現地で買うか” の続きを読む
これから何回かに渡って、アメリカへ渡る留学生が知っておくべき、アメリカ国内の携帯電話・インターネット事情を連載します。
基本的には、最低数ヶ月以上アメリカに滞在する人を念頭に置いて書いていきます。
したがって、留学生以外にもこれから米国転勤または米国移住される方々、および、その家族にも参考になると思います。
1ヶ月未満の旅行者や出張者には、ここで書く内容とは別の携帯プランが適当と思われます。
このブログを探せば短期滞在者に向いているプランは探せると思いますが、このブログも開始して1年5ヵ月を超え、記事の量が増えてきて、適切な記事を探すのが難しく成ってきていますので、再度、現在【2012年夏】の状況をまとめたほうが良いと思うので、夏休み旅行シーズン前に書きましょう。
それまでは、こちらから自分に必要な情報を探してください。
アメリカより (携帯・モバイル・流通業ITブログ) BlogFromAmerica.com – How-To記事一覧
連載回数は全く未定です。
以下、今の時点で書こうと思っている内容をいくつか列記します。
一部は既にこのブログに書かれていますが、それらは体系的にまとめて参照できるようにしていきたいと思っています。
● アメリカで使える携帯会社の種類 (現地ポストペイド、現地プリペイド、日系携帯会社)と、そのメリット・デメリット
● 日本の携帯(SIMフリー、SIMロック)をアメリカで使う場合の注意
● ポストペイド携帯の種類と選び方
● ポストペイド契約の個人プラントとファミリープランの違い、メリット・デメリット
● ポストペイド携帯の通信料
● アメリカでポストペイド携帯電話を契約する条件と方法
● アメリカで日系携帯会社と契約するメリットとデメリット
● ポストペイド契約の支払い方法
● 国際電話の仕方と料金
● 海外ローミングの仕方と料金
● ポストペイド携帯の契約者変更
● ポストペイド携帯の解約の仕方
● MNP(モービル・ナンバー・ポータビリティー)
● アメリカでプリペイド携帯電話を契約する条件と方法
● アメリカでプリペイド携帯を購入する方法
● プリペイド携帯の通信料
● プリペイド携帯の支払い方法
● 国際電話の仕方と料金
● 海外ローミングの仕方と料金
● プリペイド携帯の契約者変更
● プリペイイド携帯の解約の仕方
● MNP(モービル・ナンバー・ポータビリティー)
● 日本語が使えるアメリカの携帯
● モバイル通信の種類(USB、ポケットWiFi)
● アメリカ国内の無料WiFiと、接続の仕方
● 有料WiFiプラント、使用料
● モバイル通信の通信料
● ポストペイドモバイル通信装置の契約方法と支払い方法
● プリペイドモバイル通信装置の購入方法と、プラン、支払い方法
● 日本へ一時帰国したときの携帯とインターネット
● 日本を去る前にやっておくこと
● 大学寮のインターネット接続
● 大学生活での携帯電話の必要性
● アパート・一軒家に住んだら、電話・インターネット・テレビはどうするのが一番良いのか?
● アパート・一軒家へ固定電話を申し込む方法
● アパート・一軒家へCATVテレビを申し込む方法
● アパート・一軒家へインターネットを申し込む方法
● 電話・インターネット・テレビ、その他公共料金の支払いの方法
● 在学中に引越ししたら、どうしたら良いか?
● 電話・インターネット・テレビなどの解約の方法
● アメリカで日本のテレビ番組を見る方法
● アメリカの「電気」とコンセント
“留学生の為のアメリカ携帯電話・インターネット事情:【プレビュー】” の続きを読む
2010年12月からアメリカ国内でLTEサービスを開始し、現在、アメリカ4大キャリアで最も広いLTEサービスエリア(全米203都市以上)を持っているVerizonは、2012年5月1日よりLTEポケットWIFi Novatel Jetpack MiFi 4510Lをプリペイド・モバイル・ホットスポット・サービスにも提供すると発表しました。
Verizon gets new prepaid plans, adds Jetpack hotspot to contract-free lineup – 2012年4月30日
プリペイドで契約する場合、MiFi 4510L本体の価格は$129.99(消費税別)となります。
また、データ通信使用料金は、
● 250 MBまで/有効期限7日間、$15
● 3GBまで/有効期限1ヶ月間、$60
● 10GBまで/有効期限1ヶ月間、$90
参考までに、ポストペイド通信料金は、2年契約/Month-to-Monthともに、
● 月5GBまで、$50
● 月10GBまで、$80
で、超過料金は1GB当り$10。2年契約をするとNovatel Jetpack MiFi 4510Lは現在、無料に割引されます。
機器はサービス開始当初はVerizonショップ、または、Verizonのオンライン・サイトから注文できます。数週間後にはBestBuy, RadioShack、Walmartでも購入可能になります。
“VerizonがLTEプリペイド・ポケットWiFiサービスを2012年5月1日から提供。” の続きを読む
当サイトへのブログ・アクセスログから直近1ヶ月くらいの当サイトへの検索のキーワードを見ると、「アメリカ ポケット WiFi」というキーワードが増えてきているように見えます。
これは、iPad/アンドロイド端末やスマートフォンやPCをアメリカへの旅行/出張に持ってきて、現地でポケットWiFiを使いたい人が増えてきている証拠でしょう。
そこで、今のアメリカのポケットWiFi事情を整理してみたいと思います。
去年(2011年)、実際に近所の家電量販店やディスカウント百貨店を何軒か確認のときに回ったときには、以下のお店で以下のポケットWiFiが購入できました。
最近(2011年7月)のアメリカのプリペイド・モバイル通信装置販売状況 – 2011年7月4日
これに、現在までの状況を追加して書いてみたいと思います。
なお、記事掲載後に実際の店舗を訪問して現状を目で確認したいと思います。
その度、一部記事内容を変更することがありますので、ご了承ください。
この記事に書く選択肢は、以下の予定です。
■ 現地で購入して、プリペイド(身分証明不要)で使用できるポケットWiFi
● Virgin Mobile USA 3G ポケットWiFi MiFi2200
● T-Mobile USA ”4G” ポケットWiFi T-Mobile 4G Mobile HotSpot および T-Mobile Sonic 4G Mobile HotSpot
● Cricket Wireless 3G ポケットWiFi
● Verizon 3G ポケットWiFi MiFi2200
● Clear(Clearwire) 4G WiMax ポケットWiFi
● AT&T 4G LTE対応 ポケットWiFi
■ 現地で購入して、ポストペイド契約(アメリカの与信履歴が必要)で使用できるポケットWiFi
● Verizon 4G LTE対応 ポケットWiFi
● Sprint 3G ポケットWiFi、 4G WiMax/3G CDMA2000ポケットWiFi、4G LTE/3G CDMA2000 ポケットWiFi
■ 自前の端末やSIMフリーポケットWiFiを持ち込んで、現地でプリペイドSIMで使用する
● SIMフリーポケットWiFiを、AT&T SIMなどで使用する
● 新iPadやiPhone/アンドロイド携帯をポケットWiFiとして使う
● UQ WiMaxのアメリカローミング
“アメリカのポケットWiFi現状(2012年4月現在)” の続きを読む
AT&TとVerizonの最新LTE(またはHSPA+)対応ポケットWiFiを書いたので、ついでにT-Mobile USAの最新ポケットWiFiを書きましょう。
T-Mobile USAは、昨年2011年10月19日よりHSAP+42(DC-HSDPA)対応のポケットWiFiを発売しています。
商品名は「T-Mobile Sonic 4G Mobile HotSpot」ですが、これは「Huawei モデル番号=UMG587」です。
この装置はHSPA+42(DC-HSDPA)の最大ダウンロード理論速度42Mbpsに対応しています。
同社の古いポケットWiFiは「T-Mobile 4G Mobile HotSpot」で、「ZTE MF61」とも言います。
こちらは、HSPA+の最大ダウンロード理論速度21Mbpsに対応しています。
周波数はT-Mobile USAの周波数に限られます。
見た目は殆ど変わりませんが、大きな違いは本体表側のT-Mobileの「T」のロゴが、新機種ではT-Mobileのカンパニー・カラーのピンク色、旧機種のZTE MF61は白です。
また、T-Mobile Sonic 4G Mobile HotSpot (Huawei UMG587) は、Huawei E587にT-Mobile USAの周波数(AWS)を追加したバージョンです。
“T-Mobile USA対応の最新のモバイル・ルーター(ポケットWiFi)は、T-Mobile Sonic 4G Mobile HotSpot(Huawei UMG587) です” の続きを読む
2012年4月12日、VerizonはNovatel 4510Lの後継機種として、Verizon Jetpack 4G LTE Mobile Hotspot MiFi 4620L(Novatel 4620L)を発売開始しました。
Novatel 4620Lは、3G CDMA2000(800/1900 MHz) と4G LTE(700MHz)の他に
● 2G GPRS/EDGE 850/900/1800/1900 MHz
● 3G HSPA+/UMTS 850/900/1900/2100 MHz
にも対応している為、米国外でも国際ローミングで使用出来ます。
2012年5月24日、Verizonは、Verizon Jetpack 4G LTE Mobile Hotspot 890L (ZTE)を発売します。
ZTE 890Lも、3G CDMA2000(800/1900 MHz) と4G LTE(700MHz)の他に
● 2G GPRS/EDGE 850/900/1800/1900 MHz
● 3G HSPA+/UMTS 850/900/1900/2100 MHz
にも対応している為、米国外でも国際ローミングで使用出来ます。
1週間ほど前に、AT&Tの現行最速ポケットWiFiの紹介をしました。
AT&T対応の最新のモバイル・ルーター(ポケットWiFi)は、Elevate 4G(Sierra Wireless AirCard 754S)です – 2012年3月25日
これを使えば、プリペイドGoPhone SIM/プリペイドDataConnect SIM、および、MVNOのH2O Wireless、Net10 SIM、StraightTalk SIMなどのSIMを使用すれば、アメリカ国内多くの地域で最高HSPA+で実測値4~5Mbps程度のネットアクセス速度が得られます。
このポケットWiFiはLTE 700MHz Band 17とLTE 上り1700MHz/下り2100 MHz (AWS) Band 4にも対応していますが、プリペイドSIMではLTEにはアクセスできません。
しかし、新iPadで使用しているAT&TのSIMをこのポケットWiFiに挿入すれば、理論的にはLTEで使用できるはずです。
問題は、AT&TのLTEサービスエリアはまだ全米で30数都市しかなく、場所によってはLTEがまだ使えない、と言うことです。
これに比べてVerizonは既に全米200都市を超える地域でLTE(700MHz帯域ではあるがAT&Tとは互換性の無いBand 13)サービスを行っていますので、VerizonでLTEサービスを受けるとしたらどんなポケットWiFi装置があるのでしょうか?
現在、Verizonが販売しているポケットWiFiは次の2種類です。
Novatel Wireless Verizon MiFi 4510L
Samsung SCH-LC11
“Verizon対応の最新のモバイル・ルーター(ポケットWiFi)は、Novatel 4510LとSamsung SCH-LC11です” の続きを読む
最近、アメリカ国内の場所によってはiPhoneやスマートフォンでのインターネット・アクセス速度が遅い、という不満の声をところどころで見たり聞いたりします。理由はアメリカ国内のiPhone/スマフォ/ポケットWiFi等の利用者数が急増していて、回線整備が追いついていないからなのですが・・・
スマートフォンのネット速度テストで良く使われるアプリに「SpeedTest」がありますが、これはたくさんの人が全米、全世界で使っているのだから、この測定結果を地図にして公表すれば便利だと思います。
http://www.speedtest.net/
例えばこれから旅行や出張で遠くの都市に行くときに、その場所でのほかの人のSpeedTestの結果を事前に知れれば、それによってホテルの予約を決めたり、行動計画を決めたり、出来ますね。
・・・と思って調べたのですが、Speedtest.netアプリを提供しているOokla社はそのような情報を公開していないようですね。
近いものとしてOokla社のNetIndexレポート
http://www.netindex.com/
がありますが、国別/州別/キャリア別単位くらいまでの大雑把な集計で、それよりも細かい集計は無いですね。
そこでAppStoreをもう少し調べてみたところ、・・・ありました。
地図にその場所でのアメリカ携帯4社(Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USA)のインターネットアクセス速度をマップしたものがありました。
RootMetrics社の「Cell Phone Coverage Map」アプリです。
iOS版も、アンドロイド版もあります。
PCでも
http://www.rootmetrics.com/map/
にアクセスして、住所を入力して調べることが出来ます。
“アメリカ国内のスマートフォンのインターネットアクセス速度の比較マップ” の続きを読む
このブログへのアクセス・ログで、最近「MiFi 2372」または「MiFi 2352」のキーワードでアクセスされている方を一日数件見かけます。
アメリカAT&Tの3Gアクセスには「MiFi 2372」または「MiFi 2352」でも良いのですが、AT&Tは過去約1年で3G地域の大半をHSPA+(理論値21Mbps)にアップグレードしています。
したがって、これからアメリカ向けにモバイル・ルーター(ポケットWiFi)を購入する場合には、HSPA+にも対応したモデルを購入したほうがネットアクセス速度も2~3倍に速くなって便利です。
また、GoPhoneプリペイドプランでも、データ専用のPrepaid DataConnect/iPadプランでも、装置さえHSPA+に対応していれば、追加料金無しで自動的にHSPA+にアクセス可能です。
新iPadでアクティベートしたAT&T SIMをHSPA+/LTE対応のモバイルルーターに挿入して使えば、最大5人まで同時使用できるし、LTEサービスエリアであればその恩恵も受けられます。(現在のところは、AT&Tは新iPadでのテザリング・プランがありません。)
現在、AT&Tで正式に販売しているモバイル・ルーターは1モデルしかなく、「AT&T Mobile Hotspot Elevate 4G」(2011年8月から発売開始)と言いますが、
AT&T Mobile Hotspot Elevate 4G
これは、「Sierra Wireless AirCard 754S Mobile Hotspot」と同一モデルです。(本体のロゴがAT&Tロゴか、Sierra Wirelessロゴか、の違い。)
Sierra Wireless AirCard 754S Mobile Hotspot
周波数仕様は、
LTE: 700MHz Band 17、上り1700/下り2100 MHz (AWS) Band 4 (最大100Mbps)
3G: UMTS/HSPA/HSPA+(最大21Mbps)/DC-HSDPA(最大42Mbps) 850MHz、1900MHz、2100 MHz
2G: EDGE/GPRS/GSM 850MHz、900MHz、1800MHz、1900 MHz
GPS: 1575 MHz
に対応しています。したがって、SIMフリー版であれば3G 2100MHzで日本・ヨーロッパなどでもUMTS/HSPA+で使用できます。
“AT&T対応の最新のモバイル・ルーター(ポケットWiFi)は、Elevate 4G(Sierra Wireless AirCard 754S)です” の続きを読む
同じような調査を続けて掲載しても、あまり意味が無いかとは思ったのですが・・・
ニールセンの調査はアメリカ18歳以上の携帯加入者を対象とした調査
スマフォ派 vs 非スマフォ派:年代別、収入別比較 – 2012年3月3日
でしたが、この調査はアメリカ18歳以上成人(携帯加入かどうかは事前フィルターしない)の調査です。
2012年3月1日発表の、別の団体(Pew Research Center、Internet & American Life Project)の調査による、アメリカの18歳以上成人の、スマートフォン/非スマートフォン所有比率です。
Nearly half of American adults are smartphone owners – 2012年3月1日
元資料(PDF)
46% of American adults are smartphone owners – 2012年3月1日
★ 2012年2月現在、アメリカ18歳以上成人の、
● スマートフォン所有率 46% (2011年5月調べでは、35%。・・・11ポイント増加。)
● 非スマートフォン所有率 41% (2011年5月調べでは、48%。・・・7ポイント減少。)
● 携帯を持っていない成人の割合 12% (2011年5月調べでは、17%。・・・5ポイント減少。)
ニールセンの2012年1月の調査同様、スマートフォンの所有率は、成人人口全体の半数に近づき、携帯所有者の過半数を超えました。
“スマフォ派 vs 非スマフォ派:その2” の続きを読む