AT&TがGPS機能付きスーツケースを試作


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AT&Tの研究所がGPS機能付きスーツケース、Smart Luggageを試作し、今年のAT&Tイノベーション・ショーケース展示会で、紹介しました。
【PCMagazine】You’ll Never Lose AT&T’s Smart Luggage – 2014年5月16日

このスーツケースには3G通信機能のモジュールが内蔵されており、USBポートが付いていて、充電できます。
また、荷物が回転台出てくるときには、スマホでコマンドを送ると、モジュールのLED電球が点滅してくれて、自分のスーツケースを瞬時にして判別できる、という機能まで付いています。

“AT&TがGPS機能付きスーツケースを試作” の続きを読む

FCC、”Spectrum Screen”(キャリアの保有周波数帯域)の再定義を可決、SprintのT-Mobile US買収計画に陰を落とす


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5人メンバーのFCCは本日3つの重要議題を決議しましたが、その一つは既に報告している、AT&Tが今年(2014年)1月に「Sponsored Data」というサービスで提案している「コンテンツプロバイダーによる、インターネットの有料優先アクセス権を認める」提案。
FCC、ネット通信の有料優先アクセス提案を可決。一般公開コメント期間を経て、今年後半に最終投票。 – 2014年5月15日

あとの2つは周波数に関するルールで、一つは
● 日本では所謂「プラチナバンド」と呼ばれていて、ビル内伝達や、郊外での長距離伝達に有効な、1GHz未満の低周波数の入札条件の規制。
「この周波数帯で既に1/3以上の帯域を所有しているキャリアは、新しい低周波周波数の入札が開催された場合に、入札に参加出来ない」という規制です。

これにより、AT&TとVerizonは既に700MHz帯域でLTEサービスを開始しており、800/850MHz帯域もそれぞれ2G/3Gで使用しいているため、両社合計で2/3以上の「1GHz未満帯域」を所有しており、2015年半ばに開催予定の600MHz帯域の入札には参加できなくなります。

FCCの本日最後の投票は、2GHz以上の高周波数を”Spectrum Screen”(キャリアの保有周波数帯域)に追加するかどうかの投票でした。
既に記事で書いているように、
SprintのT-Mobile US買収計画に、更なる壁が立ちはだかる – 2014年4月26日
これが可決すると、SprintによるT-Mobile US買収が難しくなる要素が一つ増えることになります。

Sprintは昨年7月初めにWiMAX/TD-LTE事業者のClearwireを完全買収したおかげで、2.5GHz Band 41の周波数帯域をほぼ独占的に持っており、これを”Spectrum Screen”に含めると、他社の1.5倍以上の周波数帯域を現在保有しています。

SprintがT-Mobile USを買収し、これにT-Mobile USの周波数が加わると、他社の2倍以上となり、「Sprintが周波数帯域を独占している」とみなされます。
それでもSprintがT-Mobile USの買収を強行する場合には、買収条件として、一部の周波数を他社に譲渡することがFCCから要求されるでしょう。

Sprintの周波数政策担当のKrevor氏は、「この決定を良くレビューし、Sprintの次のステップを決めたい。」とコメントしたそうです。

【RCR Wireless】Spectrum screen reset to Sprint’s dismay – 2014年5月15日
【FierceWireless】Can the FCC get the balance right with its spectrum rules? – 2014年5月15日

FCC、ネット通信の有料優先アクセス提案を可決。一般公開コメント期間を経て、今年後半に最終投票。


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FCCは本日、先ほど、ネット通信の有料優先アクセスを認める提案を、3対2の民主党委員対共和党委員の党派に分かれて、可決しました。

これは、AT&Tが今年初め(2014年1月6日)にCES直前のAT&T Developer’s Conferenceで発表した「Sponsored Data」に対して、FCCがこのサービスを認めるかどうかで意見をまとめていた結果によるものです。
【GIGAOM】AT&T launches “Sponsored Data,” inviting content providers to pay consumers’ mobile data bills – 2014年1月6日

今回の投票後、FCCは120日間の一般コメント期間を設け、それに基づいて最終案をまとめ、再度、5人メンバーのFCC委員会で投票を行います。
最終提案の可決には過半数の投票が必要で、2人の共和党メンバーは反対すると予想されているため、FCC委員長(民主党)は、最終提案の内容で他の2人の民主党メンバーの同意が必要です。

本日の投票前に民主党メンバーの1人であるJessica Rosenworcel氏は、投票を延期するように意見を述べており、「この提案は、準備を急ぎ過ぎている。」と発言しています。

今回の提案はまだ最終ではなく、FCCが最終提案をプロポーズしても、それが法案として可決するまでには共和党多数の下院を含め、両議会の可決が必要と思われるので、まだまだ先のわからない状況です。

しかし、この「ネット通信の有料優先アクセス提案」が法案化すると、
● コンテンツプロバイダーが、通信回線業者(携帯、固定、光回線、CATV業者、など)にお金を払って、自社コンテンツを他のインターネットアクセスよりも高いネットアクセス優先度で配信することが出来る
ようになります。
例で示すと、
● NetFlixやHuluが、ゴールド優良会員に優先的にビデオを配信するために、携帯電話会社やケーブル会社にお金を払い、ゴールド優良会員へ先に配信するようにする。その間、回線が混雑している場合には、その他のユーザーのデータ通信が遅くなる。
と言うことです。

今回の「ネット通信の有料優先アクセス提案」に反対している人たちの意見は、「これを認めると、他のユーザーのネット通信が遅くなったり、VoLTEなどの音声通話や警察などの緊急電話も遅延し、影響が出る。」という点を取り上げています。電話会社は、「音声通信や緊急電話には、影響しない。」と表明しています。

参考リンク:
【Mashable】FCC on Net Neutrality: How It Happened – 2014年5月15日
【Reuters】Amid protests, FCC proposes new ‘net neutrality’ rules – 2014年5月15日

AT&TのVoLTEサービス開始が、公式発表


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2週間前にポストしたように、
AT&Tが2014年5月23日からVoLTEを開始!? – 2014年5月2日

AT&TはVoLTEサービスを地域限定、機種限定で2014年5月23日に開始することを、本日公式発表しました。
【AT&T】AT&T Introduces High-Definition Voice in Initial Markets – 2014年5月15日

AT&TのHD VoiceサービスはVoLTEを使用し、従来の音声通話サービスに比べて約2倍の音域を転送し、周囲のノイズを取り除いて、クリアな通話が出来ます。
VoLTE HD Voiceサービスを受けるには、会話している両社がVoLTE HD Voice対応端末で、LTEに接続している必要があります。

開始当初はSamsung Galaxy S4 Mini端末のみがAT&T VoLTE HD Voiceの恩恵を受けられ、かつ、イリノイ州・インディアナ州・ミネソタ州・ウィスコンシン州の地域でのみ使用が可能です。

AT&Tは徐々にこの地域と機種を増やしていきます。

また、今年秋に発売されるiPhone 6ではVoLTEが標準搭載されるとも期待されています。

【注】
アメリカでは、当時は地域サービス限定のMetroPCSがT-Mobile USAと合併する前に2012年8月7日よりLG Connect 4Gアンドロイド携帯でVoLTEを開始しており、合併後(2013年5月1日)の現在でもMetroPCSの同機種のユーザー同士はVoLTE機能が使用できます。
また、T-Mobile USは昨年(2013年)4月からのiPhone 5発売以降、HD Voice機能をiPhone 5や、他のHD Voice機能対応のスマホで提供していますが、3G W-CDMA通信上で提供しています。
Sprintも2014年2月11日より地域限定(初期はフィラデルフィア、バルチモア)でHD Voiceを開始していますが、これも、CDMA2000通信上で提供しています。

カリフォルニア大学アーバイン校医学部大学院が、Google Glassをカリキュラムに採用


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アメリカの大学/大学院でも先駆的に2010年入学の新入生(毎年約100名)から全員にiPadを配布して授業に活用しているカリフォルニア大学(UC)アーバイン校医学部大学院
【UC Irvine Today】Incoming UCI medical students to receive iPads loaded with first-year curriculum – 2010年8月3日
では、アメリカ国内でも始めて、Google Glassを医学部大学院の授業に活用していきます。

UCアーバイン校では、医学部大学院生3年生、4年生の手術室実習・エマージェンシールームでの実習に今月から使用できるように、10台のGoogle Glassを導入し、カリキュラムやGoogle Glass用アプリの開発を開始します。ウェアラブルシステムを活用することにより、手術や緊急処理で両手が塞がっている場合にでも、音声コマンドで患者情報の閲覧や医療情報の閲覧を活用できるようにすることが、目的です。

システムは更に付属のUCアーバイン・メディカル・センターでの実際の臨床でも活用され、集中治療室(ICU)やエマージェンシールームでも利用されます。既に、同メディカルセンター内では手術室でGoogle Glassが一部使用されています。

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AT&TがSprintから2.3GHz(WCS)周波数使用権を購入


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AT&TがSprintの使用していない2.3GHz周波数使用権、俗にWCSと呼ばれる周波数帯(Band 30または40)を購入した模様です。

AT&Tは既に2012年にNextwave Wireless社から同周波数の使用権を6億ドルで購入したのをはじめ、 Comcast, Horizon Wi-Com、San Diego Gas & Electric Companyなどから購入しています。

Sprintはフロリダ州、ルイジアナ州、テキサス州、アラバマ州、ジョージア州などを含む、主に南部の19の広域地域(713郡)でのWCS使用権を持っていました。今回、これをAT&Tに譲渡することに合意したものです。
【FireceWireless】AT&T looking to buy all of Sprint’s 2.3 GHz WCS spectrum licenses, possibly for in-flight Wi-Fi – 2014年5月13日

譲渡金額は発表されていません。

今後、FCCの調査を経て、約半年後に認可されます。

AT&Tは2015年後半までに機内WiFi事業に参加する計画を、既に先月発表しており、
AT&Tが2015年後半に、「機内WiFi」事業に参入予定 – 2014年4月29日
航空機と地上の基地局を繋ぐLTE通信の周波数はまだ最終決定はしていないものの、2.3GHzWCS周波数を使用したい意向は示しており、この目的のために周波数の掻き集めを行っているとも考えられます。

VerizonがBand 4 LTEを2014年5月19日に公式キックオフ、キャリアアグリゲーションもあり?


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DroidLifeが内部ソースから入手したVerizonのマーケティング資料によると、
【DroidLife】Verizon to Launch “XLTE” Brand in AWS Markets on May 19 – 2014年5月13日
Verizonは2014年5月19日よりXLTEキャンペーンを開始します。

Verizonはアメリカ4大キャリアでは最初に2010年12月5日より700MHz Band 13で10x10MHzのLTEを開始して、「最速」のデータ通信速度を特徴としていました。しかし、「最初」のおかげでLTE加入者が激増し、昨年後半頃からはニューヨーク・マンハッタンなどの大都市では回線混雑で繋がり難くなっていました。

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指紋採取用カード(Form FD-258)に指紋を押して、貰ってきた件


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アメリカ国内では移民(永住権)申請の他に、州など地方自治体が認可する免許・ライセンス(例:医療マッサージセラピスト、など)、州や連邦政府の本採用雇用や、その下請けや孫請けする際の雇用申請、はたまた、私企業でも雇用前に犯罪履歴のチェックをすることがあります。その犯罪履歴チェックの基になるのが、Fingerprinting、指紋の採取です。
これは、現在は標準フォームのForm FD-258を使用するのが多いと思います。

今回、筆者としては初めて、そのFingerprintingを必要とする連邦政府機関系の下請け・孫請け仕事があり、Form FD-258用紙を2枚、元請けから受け取って、そこに指紋を押して提出しなければならなくなりました。

フォームはこんな青い線の入った、正方形に近いフォームです。


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KDDI auが2014年夏モデルのアンドロイド端末でも、米国のAT&TのLTEに対応


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KDDI(au)が先ほどニュースリリースを発表、2014年夏モデルからアメリカAT&TのLTEにも周波数対応し、日本国内のキャリアで販売されているアンドロイド端末では初めて、2014年5月15日アメリカでLTEローミング対応になります。

早速、発表された各機種のAT&T対応周波数を調べました。

機種 AT&T
2G
850MHz
AT&T
2G
1900MHz
AT&T
3G/HSPA+
850MHz
Band 5
AT&T
3G/HSPA+
1900MHz
Band 2
AT&T
LTE
700MHz
Band 17
メインLTE
全米人口カバー90%
AT&T
LTE
AWS
(1700MHz/2100MHz)
Band 4
AT&T
LTE
1900MHz
Band 2
AT&T
LTE
850MHz
Band 5
isai LGL24 X X X X
Xperia ZL2 SOL25 X X X
GALAXY S5 SCL23 X X X
AQUOS SERIE SHL25 X X X
URBANO L03 X X X
Xperia Z2 Tablet SOT21 X X X
au版iPhone 5c/5s
2013年11月より提供中
比較
ドコモ版アンドロイド端末
一般的
X X X X X
比較
ドコモ版iPhone 5c/5s
2014年3月31日より提供中


へ~ぇ、KDDI auにこれからのアンドロイド端末は、AT&Tの3Gも2つの周波数に対応するのね。これまではドコモのアンドロイド端末だって、3GはAT&T 850MHzにしか対応していないのが多かったのに・・・

今、KDDIアメリカはアメリカ国内では3GはCDMA2000通信方式のSprintのMVNOをやっていますが、そのうち日本で販売したKDDI端末をアメリカのAT&T回線MVNOのSIMでも使えるようにして、AT&TのMVNOに完全切り替えするかも・・・
KDDIは既に2010年にAT&TのMVNOであるH2O Wireless(Locus Telecommunications)の過半数(51%)の株を買収し、連結子会社化していますから、これらの新端末で、KDDIアメリカは完全にSprint(ソフトバンク)と縁を切れるようになるでしょう。・・・筆者の個人的憶測ですが。

それにしてもこれらのKDDI 2014年夏モデルは、SIMロック解除してくれて、現地のAT&T SIMが使えるようになってくれたら、頻繁な渡米ユーザーとしてはもっとうれしいでしょうね。

KDDIの国際ローミング料金は、

パケット通信料 定額上限1 定額上限2
約24.4MBまで 約24.4MB以降
1.6円/キロバイト 最大1,980円/日 (免税) 最大2,980円/日 (免税)

KDDI案内:
【KDDI】国内通信事業者初、Android (TM) 搭載スマートフォン、タブレットでも米国内でLTE国際ローミングが利用可能に! – 2014年5月13日
【KDDI】国内通信事業者初、Android (TM) 搭載スマートフォン、タブレットでも米国内でLTE国際ローミングが利用可能に!(別紙) – 2014年5月13日

ドイツ・テレコムは、SprintによるT-Mobile US買収が失敗した場合には、10億ドル(1000億円)を要求しているらしい。


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Wall Street Journalがリリースした漏洩情報によると、
【Wall Street Journal】T-Mobile Seeks Big Fee, Management in Sprint Talks – 2014年5月9日  (有料記事)
【TMoNews】Deutsche Telekom wants $1 billion in compensation if proposed Sprint/T-Mobile merger falls through – 2014年5月9日 (Wall Street Journalの記事の2次ソース)

T-Mobile USと、その67%の株を持つ親会社のドイツ・テレコムは、SprintがT-Mobile USの買収提案を出す場合、アメリカの規制当局がその買収を認可しなかったときのために「手切れ金(Break-up Fee)」として最低10億ドル(日本円で約1000億円)を要求していると、報道しています。

T-Mobile USの前身であるT-Mobile USAは、2011年12月にAT&TによるT-Mobile USAの買収が同じ規制当局(司法省と、FCC米国連邦通信委員会)に認可されなかった際、AT&Tから現金30億ドル、さらにAWS(Band 4)電波使用権の一部、約10億ドル相当の譲渡を受けています。

“ドイツ・テレコムは、SprintによるT-Mobile US買収が失敗した場合には、10億ドル(1000億円)を要求しているらしい。” の続きを読む

毎月一定通信量まで無料のFreedomPopが、AT&T/T-Mobile US回線を使用したサービスを模索中。米国外進出も視野に入れる。


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SprintのWiMAX、そして、最近ではLTEと3G回線を利用して、毎月
● 200分までの通話、
● 500通までのテキスト(SMS)メッセージ、
● 500 MBまでのデータ通信、
を完全無料で提供しているFreedomPopのCEO、Stokols氏は、FierceWirelessのインタビューに答え、同様のサービスを近い将来にAT&T回線またはT-Mobile US回線を使用して提供すべく、両社と交渉していることを明らかにしました。
【FierceWireless】Sprint MVNO FreedomPop may partner with AT&T or T-Mobile – 2014年5月7日

※ FreedomPopは、超過分への課金や、留守電、未使用データバイト数の翌月への繰越サービス、など付加価値サービスに対して課金し、事業利益を得ています。

同社は最近iOS用のFreedomPop専用VoIPアプリをリリースし、
無料通話/テキスト/データのFreedomPopが、iPhone 4/4s/5対応 – 2014年4月29日
申し込むとFreedomPopから新しい電話番号を割り当ててもらい、WiFi、または、既にiPhoneで契約中の(FreedomPopではない)データ通信回線を使用して、FreedomPopの無料サービスを体験できるようにしました。

この、「無料アプリで、無料通信」を使用(試用)したユーザーが、既に持っているAT&T、T-Mobile US、またはSIMフリーVerizon iPhoneをそのまま継続して利用し、SIMを変更するだけで無料FreedomPopサービスに移行できるよう、従来からSIMを使用して契約するGSM/W-CDMA通信方式のキャリア回線を使用することは、FreedomPopとしてもメリットがある、という理由です。

FreedomPopは既に相当数の数の加入者が契約しており、ここからは2社(2回線)のキャリアと契約してMVNOサービスを続けても、事業メリットがある、と見ているようです。

Stokols氏はAT&TまたはT-Mobile USの回線を使用したサービスの開始時期について、明快な回答は避けていますが、2014年後半にはどちらかのキャリアと契約ができるかもしれない、インタビューに答えています。

これが可能になれば、新規にSprint回線対応の端末を購入しなくとも、既に持っているSIMフリー端末やiPhoneをそのまま継続して利用し、FreedomPopのSIMを購入するだけで(一定通信量まで)完全無料のサービスに加入できることになり、米国外からの旅行者にも便利になるでしょう。

また、同じインタビューでStokols氏は、FreedomPopのサービスを海外、特にヨーロッパでも開始したいと話しており、OrangeやVodafoneをパートナーに考えているようです。

ドイツ・テレコムCEO、「SprintのT-Mobile US買収が規制当局に承認されるとは思えない。」


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T-Mobile USの67%の株を所有しているドイツ・テレコム、そのCEOが本日、ドイツ・テレコムの四半期業績発表後のコンフェレンスコールで、「SprintのT-Mobile US買収」に関する質問を受け、「アメリカ規制当局がこの買収を認めることは、疑わしい」との認識を持っていることを明らかにしました。

「したがって、この現状の中で、現株主に対して、T-Mobile USの価値を高めるために、いかに努力をしていかないといけないかを考える必要がある。」と延べ、T-Mobile USの事業を独自に強化していく計画であることを示唆しています。

さらに、T-Mobileはこれまで利益を犠牲にして売り上げ(加入者)を伸ばす努力をしてきましたが、今後は利益とのバランスを考えた成長を目指さなければならないことを指摘し、アナリスト予測では四半期成長率が第2四半期13%から、第3四半期8%に鈍化して来ると、予想されています。

T-Mobile USAはMetroPCSと2013年5月1日に合併しましたが、その際に、合併後のT-Mobile USの経営を安定化するために、ドイツ・テレコムは合併後1年半は、同社の所有するT-Mobile US株を切り売りしないことを約束しています。その期限が2014年10月末で切れますが、11月以降はドイツ・テレコムによるT-Mobile US株の部分的売却も有りうる、とも述べています。

【Bloomberg】T-Mobile Owner Voices Doubt U.S. Deal Would Be Approved – 2014年5月8日

要するに、いくらソフトバンク社長の孫社長がT-Mobile USにラブコールを送っても、T-Mobile US側でソフトバンク/Sprintの方を向いてくれる可能性が、時間と共に低くなっているということです。

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Sprintと、そのプリペイド子会社のネットワークアクセス規制ルールが、2014年6月1日から実施されます。


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Sprintと、そのプリペイド子会社のVirgin Mobile USA、Boost Mobileは昨日(Virgin Mobile USA)と本日、案内をそれぞれのページに掲載し、来月(2014年6月1日)以降のデータ通信ヘビーユーザーへのネットワークアクセス規制のルールを発表しました。
これによると、

■ ネットワークアクセス規制の目的
● 全てのユーザーに公平にデータ通信をアクセスしてもらうため、ヘビーユーザーのネットワークアクセス規制を実施する

■ ネットワークアクセス規制を受ける条件
● 前月のデータ使用バイト数が、ユーザー全体のトップ5%に入っている
 - Virgin Mobile USAは、月に5GB以上を使っていると、トップ5%に入る確率が高い、と表記しています。

■ ネットワークアクセス規制の内容
● 規制を受けるのは、データ使用量がトップ5%に入った翌月のみ
● 回線混雑時に、回線アクセス優先度が、アクセス規制を受けていないユーザーに比べて低くなる(つまり、接続しにくくなるか、データ速度が落とされる)
● 回線混雑していない地域や状況(時間帯)では、ネットワークアクセス規制は受けない
● 規制はデータアクセスがトップ5%に入った翌月、1ヶ月のみ

ただし、継続的に「月のデータアクセス量が、全ユーザーのトップ5%」に入れば、毎「翌月」ネットワークアクセス規制を受けることになります。

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ユナイテッド航空がiOSアプリをアップデート、一部の機内WiFiで映画やTVが(やっと)無料視聴可能に


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そういえば昨日は忙しく、このニュースがありながら、ポストしていませんでした。

ユナイテッド航空は昨日、iOSの同社アプリをアップデートし、iPhone/iPad/iPod Touch利用者は一部の国内線機内WiFIで提供されている150の映画や200のTV番組(録画)が、無料で視聴できるようになりました。

このサービスはユナイテッド航空がフリークエント・フライヤー・メンバーに今年2014年2月に案内していたもので、なぜか3月にオンライン誌が一斉に複数掲載し、「4月からサービス開始か」と噂されていたサービスですが、1ヵ月遅れでようやく開始されたものです。
ユナイテッド航空が2014年4月より機内エンターテインメントをiPhone、iPad、Macに配信、当初は無料とか – 2014年3月13日

無料映画/TV視聴サービスは、ユナイテッド航空機内の機内WiFiに接続したときのみ、利用できます。

ユナイテッド航空では現在、まだ、機内WiFiの航空機へのインストールがそれほど進んでおらず、実際にはこのサービスが利用できる便はごく限られているようです。

利用した方がいたら、コメント欄に報告してください。

ソース:
【9to5Mac】United Airlines updates iOS app with in-flight movie and TV service – 2014年5月7日

iPhone 6が中国のオンライン・コマース・サイトTaobaoで、販売中!(ただし、モックアップ)


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iPhone 6を誰よりも早く入手したい人に、朗報!

iPhone 6の流出設計図を基に作られたというiPhone 6のモックアップが、中国のオンライン・コマース・サイトTaobaoで販売中!
379元、または、375元(日本円約6100円、米ドル約60ドル)。

人気高く、既に売り切れらしいですが、中国人のことです、売れるとわかったら、もっと作るでしょう。
【Taobao】新款 苹果6手机模型机 iphone6模型机 苹果6代手机模型 现货

本物の販売が待てない人は、これを早速手に入れて、優越感を味わってください。

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日本のムーミンカフェが、アメリカのオンライン・ガジェット誌で話題に


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まあ、こんなことがアメリカのオンライン・ガジェット誌Gizmodoで話題に!

ムーミンカフェは、一人で食事するのが寂しいお客さんに、食事中に等身大ムーミンぬいぐるみの「コンパニオン」をサービス。

まあ、大体が女性なんでしょうけど、ぼうぼう頭の男子学生や、ネクタイ・背広の男子会社員がここでムーミンを目の前にして食事したら、・・・・、う~ん、・・・、でも、楽しそう。

さて、アメリカでも真似するレストランが出てくるかどうか、・・・

【Gizmodo】This Restaurant in Japan Gives Solo Diners Stuffed Animals for Company – 2014年5月6日

【べネリック株式会社】ムーミンカフェ案内ページ


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Boost Mobileが、新料金追加


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Sprintの100%子会社のプリペイド携帯会社、Boost Mobileは、本日2014年5月6日より新料金プランを追加します。

Boost MobileはもともとiDen通信方式のNextelのプリペイド部門で、SprintがNextelを買収した際にiDen通信方式のプリペイド携帯を販売していました。iDen通信方式の停波が決まった約3年前からはCDMA2000通信方式の携帯/スマホもプリペイド・ラインアップとして提供しています。

Sprintにはプリペイド携帯部門としてBoost MobileのほかにVirgin Mobile USAもありますが、Boost Mobileの特徴は、
● 月極めプランは、契約を長期間続けると6ヶ月ごとに通信料が$5下がり、最高$15まで下がる
● 日極め(Daily)プランは他社と違い、使用していない日も継続して、毎日課金される
です。

たとえば月極めプランでスマートフォンを利用する場合には、月額通信料金は一択で月$55で「通話使い放題・テキスト使い放題・データ使い放題(ただし2.5GBまで高速。それ以上は2G速度。)」ですが、契約後6ヶ月~11ヵ月は月$50、12ヶ月~17ヵ月は月$45、186ヶ月目以降は月$40、になります。フィーチャーフォンの場合には最初の6ヶ月は月$50、BlackBerryの場合は月$45(BBM付き、データ通信無し)と$60(BBM付き、データ通信有り)のプランがあります。

ただし、この料金では「長期契約するかどうか決めかねている利用者」には、通常のスマホ(iPhone、アンドロイド)では月料金が$55から始まり、他のプリペイド携帯社(AIO、Cricket、MetroPCS、など)のエントリー料金である月$40に比べると、どうしても高く感じてしまいます。

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2014年6月からの新Cricketプリペイド料金が漏洩


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AT&Tは現在、プリペイド携帯ブランドとして
● GoPhone
● AIO Wireless
の2つのブランドを持っています。これは、T-Mobile USの
● T-Mobile US プリペイドブランド(自社ブランド)
● GoSmartブランド
● MetroPCS
に対抗するためで、AIOブランドは月極めプリペイド契約しかなく、メインブランド(GoPhone)より月の通信料金を(サービス内容に比べて)安くしています。しかし、データ通信の最高速度に制限を設けたり、回線混雑時のデータ通信の優先度を低くしたりしています。

AT&Tは2014年3月14日にプリペイド携帯会社のLeap Wireless(Cricket Wireless)の買収を完了しましたが、2014年6月に既存のAIO WirelessブランドをCricketに吸収させることを既に発表しています。

このたび、AT&Tは既存のCricket独立系ディーラーに対して、その6月以降の新料金を説明したようで、その資料が漏洩しています。
【Prepaid Phone News】New Plans Coming to Cricket Will Look Familiar to Aio Customers – 2014年5月2日

これによると、新Cricketの料金は、以下のようになります。
2014年6月の何日から開始されるかは、わかっていません。

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AT&Tが2014年5月23日からVoLTEを開始!?


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AT&TとVerizonは2013年末にVoLTE開始を予定していましたが、技術的な問題から遅れていました。

AT&Tは「今月(2014年5月)23日、または、それから数日以内に、VoLTEの商用サービスを開始する」という内部情報を、Engadgetは報告しています。
【Engadget】AT&T set to beat Verizon by deploying high-definition calls over LTE this month – 2014年5月1日

Verizonは年内(2014年内)には開始する予定、という情報も流れています。
【FierceWirelessTech】Verizon committed to VoLTE with HD Voice in 2014 – 2014年4月30日

「だからどうだ?」って、普通のユーザーには当初は「通話の音質が良くなるだろう」くらいの話?
そのうち、VoLTEとデータ通信を組み合わせたアプリケーションや機能が追加されてくるんでしょうが・・・

Verizon、Sprint、KDDI auなどのCDMA2000通信方式を使用しているキャリアは、VoLTEの普及と浸透により、先々の技術革新の無いCDMA2000の停波を近い将来に行い、メインテナンス・コストや端末開発コストを削減することが出来ます。
Verizonは暫定的にCDMA2000の停波を2021年、との内部情報がリークされています。
VerizonのCDMA停波は、2021年(暫定) – 2012年10月12日

既存の端末は、OS/ファームウェア・アップデートでVoLTE対応になるだろう、とEngadgetサイトは予想しています。

なお、アメリカ国内では既にMetroPCSが2012年8月からVoLTEを同社のAWS Band 4 LTEで導入していましたが、2013年5月1日にT-Mobile USと合併しました。MetroPCSのVoLTEは今でも提供されていますが、旧MetroPCSのLTE対応ハンドセットを今でも持っている加入者だけが使用できます。

マイクロソフトInternet Explorerのセキュリティ更新が、リリースされる。XPユーザーにも配信!


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マイクロソフトは、数日前に問題が発覚したInternet Explorerのバグ・フィックスを、本日(2014年5月1日)太平洋時間(夏時間)午前10時にリリースしました。
問題の重要性を反映し、先月(2014年4月8日)で公式サポートの終了したWindows XPユーザーへもこのアップデートをリリースしました。
Windows XP利用者も含め、皆さん、「Windows更新」をお忘れなく!
【TechCrunch】Microsoft Patches Latest Internet Explorer Security Flaw — Even For XP Users – 2014年5月1日


【速報】T-Mobile USの2014年1~3月期決算発表


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T-Mobile USは今朝、株式市場開場前に2014年1~3月期の決算発表をリリースしました。

この期の加入者純増は、
● ポストペイド携帯加入純増・・・120万回線
● ポストペイド・タブレット加入純増・・・10万回線
● プリペイド加入者純増・・・46万5000回線
● ホールセール & MVNO加入者純増・・・60万回線

合計、240万回線の純増。四半期で200万回線以上の純増はかなりの勢いです。
ポストペイド回線純増だけ見ても、他社3社合計の純増(AT&T 53万9000回線 + Verizon 62万5000回線 - Sprint 23万1000回線 = 93万3000回線)よりも40%(36万7000回線)増しで、ダントツです。

2014年3月31日現在の加入者総数は4910万回線で、第3位とのSprint(5488万7000回線)との差は約600万回線弱に縮まりました。
このペースだと、年内に3位と4位が逆転します。(ま、同じペースでは行かないでしょうけど・・・)

総売上げ金額は、MetroPCSの合併で前年同期比47%増し。MetroPCSの影響を除いたとしても、15.3%増し。
「他社の早期解約料を負担」するキャンペーンなどのため、期内純益/損(Net Profit/Loss)は、1億5100万ドルの損。

“【速報】T-Mobile USの2014年1~3月期決算発表” の続きを読む

T-Mobile USが700MHz Aブロック(Band 12)取得を報告、今後のLTE拡張計画に触れる。


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T-Mobile USは、2014年1月6日にVerizonから700MHz Aブロック(Band 12)の周波数使用権利を23億6500万ドルで購入することを発表しましたが、FCC(連邦通信委員会)によるその審査が先週の4月24日に承認されました。

T-Mobile USはこれに基づき、Verizonからの周波数譲渡の取引を本日完了しました。そして、T-Mobile USのCTO、Neville Ray氏がその報告をブログに掲載しています。
【T-Mobile US】Great Network News for Our Customers – 2014年4月30日

この中では、今後のLTE拡張計画にも具体的に触れています。

● 今回Verizonから獲得した700MHz(Band 12)は、人口カバーで全米1億5800万人をカバーし、アメリカ人口トップ10都市のうち9、30都市のうち21をカバーします。
この都市の中には New York, Los Angeles, Dallas, Houston, Philadelphia, Atlanta, Miami, Washington D.C., Detroitなどが含まれます。

● 先月発表した2GエリアのLTE化は、
T-Mobile USのLTE化、フェーズ2:2G Edgeオンリーサービス地域を2015年夏までにLTEアップグレード – 2014年3月14日
700MHz Band 12、および、現在2G/GSMで使用している1900MHz Band 2の再編で、行われます。

● 既にAWS Band 4でLTE導入されている地域では、15+15 MHz、または、20+20 MHzに拡張されている地域もあり、これらの地域ではダウンロード最高速度147Mbpsが達成できます。

● さらに、先週のニュース(別ソース)によれば、T-Mobile USでは4x2MIMOを導入することで、LTE接続の安定化を計ります。

先月のT-Mobile USの「2GエリアのLTE化計画」では、このエリアでのLTEでの使用周波数が明確に発表されていませんでした(推測は出来ましたが・・・)が、これで、1900MHz Band 2がLTEに再編されえることが判明し、既存のiPhone 5(AT&T版、アメリカ正規SIMフリー版)およびiPhone 5c/5sで、そのままT-Mobile USの(今後の拡張地域を含む)LTE地域が全てカバーされることが判明し、安心しました。

なお、700MHz Band 12対応のスマートフォンは2014年後半からリリースされる予定で、次の新モデルiPhoneも対応する、と筆者は予想しています。

StarbucksのFrappuccino、2014年5月1日~10日、3~5PM、全米で半額のHappy Hourプロモーション


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たった今、Eメールを受信しました。

日本人って、フラパチーノ、好きですよね?
疲れているときに、糖分補給に、最高!
アメリカのスターバックスでは2014年5月1日~10日の期間中、午後3時から5時までの限定で、フラパチーノ・ハッピー・アワー・プロモーションを実施。フラパチーノが半額セールです。

フラパチーノは、やっぱり、「モカ」ですよね。
でも、新バラエティで、「カフェ・エスプレッソ・フラパチーノ」が出たらしいです。これも、良さそうですね・・・


孫正義氏、T-Mobile US買収を諦めていない。次の行動は、2014年6月か7月?


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Bloombergオンライン誌は先ほど記事をリリースし、Sprintが4月中にアメリカの6銀行(うち、1行はミズホ)に接触し、この(2014年)6月または7月にT-Mobile USの買収提案を発表する前提で、その資金の調達可能性を打診している、と内部匿名情報として報告しています。
【Bloomberg】Sprint Said to Plan T-Mobile Bid After Pushing for Funding – 2014年4月30日

孫氏はまだ買収資金をどこから調達するかは最終判断はしていないと書かれています。

また、合併後の新会社の運営には、この1年間、アメリカ携帯業界に台風の目として活躍し、T-Mobile USの業績を伸ばしているJohn Legere T-Mobile US社長が第一候補として考えられている、とも報告しています。

アメリカFCC(連邦通信委員会)およびDoJ(司法省)の合併に反対する空気は変わっていませんが、CATV業界第一位のComcastと第二位のTime-Warnerの合併審査が行われている現在、その審査の考察と並行して、2011年にAT&TがT-Mobile USAの買収を提案した時とは携帯業界のその後も変化していることもポジティブに影響されることを期待しながら、買収提案をこの時期に提出したい考えのようです。

買収審査通過までには数多くの課題があり、政府機関の審査と手続きは長期化する可能性があるとも見られています。

もちろん、前回(2014年2月、Sprint/ソフトバンクの四半期決算発表会)も直前の状況変化で全く発表が無かったし、次回も周りの事情によりこの話は具体化しないことが有り得ますので、今のところは「噂」レベルの情報として受けとめておきましょう。

Androidをパソコンとして使うUbuntu for Androidの開発プロジェクトが、既に中止されていることが判明


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2年前には注目されたUbuntu for Android、アンドロイド端末をパソコンとして使うためのアンドロイド端末用Linux OS (GUI)開発が
Galaxy NexusをDesktop PCとして使おう!? – 2012年2月26日
なかなかリリースされないと思ったら、開発元のCanonical社は既にそのプロジェクトを中止していることが判明しました。
【Engadget】Rest in peace Ubuntu for Android, we hardly knew ye – 2014年4月30日

Ubuntu for Androidをアンドロイド端末(スマホ、タブレット)にインストールすると、キーボードやマウスが使えて、Linuxアプリが起動できるようになる・・・と夢を持たせてくれたプロジェクトでしたが、OEMメーカー各社の興味が低く、OS開発を完成してリリースするまで持って行くことは出来なかったようです。

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ポケット分子センサーとスマホで目の前の物体を分析、食べ物ならカロリー計算も出来る


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追記:
この記事を書いた翌日、CNetがこの装置に関して推測記事を掲載しています。
【CNet】Kickstarter science: beware the marketing hype – 2014年5月1日
これによると、最初にこの装置を知ったときに筆者もびっくりしたように、「こんなに安くて、こんなに小型の分子センサーが、今の技術で作れるわけがない」と言うことです。
全くの嘘や詐欺ではなさそうですが、「おもちゃ」程度の分子分析精度しかない可能性もあるので、注意しろ!・・・という内容です。


もうひとつ、Kickstarterから。

ポケット分子センサーが、$149~$299。出荷は2014年12月予定。

分子センサーって、こんな小さなサイズで作れるの?

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通話・通知受信時にiPhone内部に発生する電磁波で光るiPhoneケース、Lunecase


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着信、発信、通話中、テキスト送受信、通知を受信した時、などにiPhone内部で発生する微弱な電磁波に反応し、ケース表面(背面)のLEDを発光してくれるiPhone 5/5c/5sケースが、KickStarterで資金募集中!

なんと、アイデアが面白い!

通話(着信)とテキストメッセージで発生する微弱な電磁波が違うので、種類によって光り方を変えてくれるらしい。

しかも、実際に着信の着メロやバイブが始まるちょっと前に発生する電磁波の変化に反応し、LEDが発光するらしい。

さらに、このケースは電源が不要!
バッテリーも無ければ、iPhone本体のライトニング・ジャックにもコネクションが不要。

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Office for iPadがアップデートで印刷出来るようになった。


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マイクロソフトはOffice for iPad (Word、Excel、Powerpoint)のアップデートを本日リリースし、初期リリースに欠けていた印刷機能を補完しました。
iPadからAirPrint対応プリンターに印刷出来ます。


Sprintがストリーミング音楽プロバイダーのSpotifyと提携を、正式発表


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Sprintは今朝、ニューヨーク・シティーで発表会を開き、うわさには数日前に既に事前リークで漏れていた、ストリーミング音楽プロバイダーのSpotifyとの提携を正式に発表しました。

筆者はiPhoneでは音楽を聴く習慣がほとんど無いので、メリットがわからないのですが、皆さん、どうなんでしょう?

※ 筆者の全ディジタル音楽は、iPod TouchとiPadに保存しています。iPhoneには、音楽を沢山入れているとアプリが入らなかったり、アップデートのときに空き容量不足になったり、復元するときに時間が掛かるので、極力音楽は入れていません。・・・でも、逆に、「だからこそ、音楽ストリーミング・サービスに加入しなさい」と言われそうですが・・・

Spotifyサービスは、Sprintスマホで2014年5月2日から加入可能です。
SprintのFramilyプラン加入者は、6ヶ月間無料視聴期間でSpotifyに加入できます。そして、7ヶ月目からは、月$7.99。Framilyプランに6~10人が加入している場合には、一人当たりのSpotifyサービス月額が$4.99に割引になります。

Framilyプラン以外のSprint加入者も、3ヶ月間無料視聴期間。その後は標準料金(割引無し)の月$9.99。

【MobileBurn】Sprint customers get 3 to 6 months of Free Spotify Premium, discounts afterward – 2014年4月29日

10人まで加入出来て、加入者が多いほどグループ全員の毎月の料金が下がるSprintのFramilyプラン(請求書は別々)は、2014年1月7日に発表され、既に300万人が加入しており、Sprintとしては最もヒットした通信プランだそうです。
FramilyプランのSpotify割引料金は、このFramilyプランへの移行を促すプロモーションに使われるようです。

なお、AT&Tが2014年3月に買収したCricket Wireless(Leap Wireless)にはMuve Musicという音楽ダウンロードサービス(無制限ダウンロード)があったんですが、6月にAT&Tが既存のCricketプランを更新するときに、どうなるのでしょう?

今朝の発表会ではHDボイス、音楽視聴にカスタマイズされてFMラジオ機能付きのた「HTC One M8 Harman/Kardon Edition」の発表も行われましたが、HDボイスは4キャリアのうちでもSprintは開始が一番遅いし、「いまさら・・・」的ニュースです。

【速報】Sprintの2014年1~3月期決算発表


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Sprintは先ほど(東海岸夏時間で2014年4月29日午前7時)、2014年1~3月期の四半期業績を発表しました。
【SeekingAlpha】Sprint Reports Results for the Quarter Ended March 31, 2014 – 2014年4月29日

四半期の加入者増減では、
● ポストペイド契約、純減 (23万1000回線)
● プリペイド契約、純減 (36万4000回線)
● ホールセールやアフィリエイトなどのMVNO契約、純増 21万2000回線
と、予想通り加入者減。期末の総加入者数(回線数)は、前期末より38万3000回線減少し、5488万7000回線。

AT&TとVerizonは既に先週、同期決算発表を済ませており、
2014年第1四半期の、アメリカ4大キャリア業績予測 – 2014年4月23日
T-Mobile USの決算発表は2014年5月1日ですが業績はすこぶる良好で加入者増は100万回線前後と予想されているため、Sprintの「一人負け」は確定です。

プラスサイドでは、
● 2年契約束縛をしない代わりに端末を定価で購入し、割賦支払いが出来る、Sprint Easy Payプログラムの加入者が増えたことにより、端末代金キャリア負担が減った
● カスタマーサービス人員を削減した、
● サービス(修理)センターの削減
などで事業経費が削減され、
● EBITDAが18.4億ドルで、1年前の22%増
● 営業収入(Operating Income) 4億2000万ドルは、過去7年間で最高
● 純利益(損)(Net Profit/Loss)は、1億5100万ドルの損で、1年前よりも77%改善(損額が減った)

通信サービスでは、
● SPARK 高速LTE(つまり、TD-LTE設置地域)が本日、フロリダ州オーランド、カリフォルニア州オークランドなど6地域増えて、24地域になった。
● 1900MHz LTEエリアは41都市増やして合計443都市達成、人口カバーは2億2500万人(71.7%)達成。

無料通話/テキスト/データのFreedomPopが、iPhone 4/4s/5対応 


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SprintのLTEサービスエリア内で、月に200分までの通話と、500通までのテキスト、500MBまでのデータ通信を、「完全無料(月$0)」で提供しているFreedomPopは、本日(2014年4月28日)よりiPhone 4/4s/5に対応します。

※ 留守録を聞く(月$2.49)のを含め、超過分のサービスは、有料です。

FreedomPopは長期契約束縛が無く、いつでも解約料無しで、解約できます。

FreedomPopは、「整備品」iPhone 5 16GB(Sprint版)を自社サイトで$349で販売しますが、既に手元にSprint版のiPhone 4、4s、5を持っているユーザーは、その本体「持ち込み」でFreedomPopに加入できます。
※ Sprint版のiPhone 4、4sでの加入の場合には、Sprint 3G回線(データ通信のみ)を使用すると思われますします。

無料通話サービス加入には FreedomPopオンラインサイトで整備品iPhone 5を$349で購入するには、SprintのLTE(または、WiMAX対応スマホを購入すれば、WiMAXエリアでも可)サービスエリアに住んでいることが、条件です。郵便番号(ZIPコード)と住所を入力して、それがSprintのLTE/WiMAXエリア外だと、通話/テキスト/データ通信サービスには加入出来なくて、データ通信サービスにしか加入出来ません FreedomPopサイトからiPhone 5を購入する手順が完了出来ません。。
※ Sprint版のiPhone 4、4sでの加入の場合には、Sprint LTEサービスエリアでなくても加入できるかどうかは不明です。
※ 昨日より3GオンリーのSprint版のiPhone 4、4sに対応したので、SprintのLTE/WiMAXエリア内に住んでいなくとも、無料の「通話/テキスト/データ通信サービス」に加入出来るようになりました。

筆者はSprintのLTEサービスが既に開始されたエリアに住んでおらず、このサービスにはまだ契約していないので、詳細は不明です。しかし、通話にはFreedomPop専用アプリをダウンロードし、それを使用して(VoIPで)行います。

また、このアプリは、FreedomPop以外のサービスに既に加入しているユーザー(例:AT&T契約のAT&T版iPhoneユーザー、など)もAppStoreからダウンロード出来て、FreedomPopから新しい電話番号を割り当てられ、無料通話/テキストサービスを受けられるます。もちろん、その際に、データ通信は無料のWiFiを使用するか、自分が加入しているキャリアのデータ通信サービスを、契約プランで使用することになります。
FreedomPop社としては、まず、無料アプリで無料VoIP/テキストサービスを試してもらい、最終的にこの品質に満足してもらったユーザーは既存のキャリアとの契約をキャンセルして、FreedomPopに移行して欲しい、というのが狙いのようです。

【FreedomPop】iPhone 5
【Recode】FreedomPop to Sell First Apple Devices, Offering iPhone 5 With Its Free and Low-Cost Plans - 2014年4月28日
【9to5Mac】FreedomPop now supports iPhone 4/5 on its free wireless plans, launches iOS app for free voice & text - 2014年4月28日

以下、FreedomPop 通話/テキスト/データサービスの追加情報です。

“無料通話/テキスト/データのFreedomPopが、iPhone 4/4s/5対応 ” の続きを読む

AT&TプリペイドGoPhoneのWalmart限定プラン、「月$45/通話・テキスト使い放題/1GBデータ」に加入する方法


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AT&Tは先週金曜日(2014年4月25日)からプリペイドGoPhone携帯プランを変更していますが、新規に追加されたWalmart限定プラン「月$45で、通話・テキスト使い放題/月1GBデータ」の加入に関して、いくつかの情報がネットで報告されています。

それらをまとめると、以下のようになるようです。
● 基本的には、月$45のWalmart限定GoPhoneプランに加入するには、Walmartで販売するWalmart限定GoPhone携帯パッケージの中に、Walmart限定プラン用の「アクティベーション・コード」が同梱され、これを使ってAT&T SIMをアクティベートすると、月$45のWalmart限定プランに加入できる。
※ この際に、SIMのアクティベーションに使ったIMEI番号にSIMが「端末に紐付き」になるか/ならないかは、確認が取れていませんので、自己責任で。

● Walmart店内では、Walmartマークの付いた$45のリフィルカードも販売されていることが発見されているが、リフィルカードはWalmart限定プラントはなんら関係無い。(つまり、この$45リフィルカードは、普通の$45GoPhone リフィルカードとして、他のプランへの支払いや、残高のリフィルに使用できる。また、月$45のWalmart限定プランへの支払いにこのリフィルカードを使用する必要も無い。

● ただし、現在、AT&Tカスタマーサービス内の情報が徹底されていないのか、カスタマーサービス(800-901-9878、または、GoPhone携帯から611)に電話して、これまでの既存のGoPhoneプランから、Walmart限定の月$45プランへ変更できた人が、実際に居る。

● 発表時に不明だったWalmart限定の月$45プランの、超過分データ通信の追加は、500MB/$10で可能。

● Walmart限定プランでは、テザリングは使用出来ません。(月$60プランでは、テザリング可。)

参考:
【PrepaidPhoneNews】Updated: Walmart’s Exclusive $45 GoPhone Unlimited T&T, 1GB Plan Now Available – 2014年4月25日
【HowardForums】Go Phone Plan Changes - Page 30 – 2014年4月25日

AT&Tが2015年後半に、「機内WiFi」事業に参入予定


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まあ、1年以上も先の話なので、われわれ利用者としては「ふむふむ」程度で聞いていれば良いのですが、通信技術者の方は興味があるかもしれません。

AT&Tは本日プレスリリースを発表し、2015年後半にアメリカ国内線での「機内WiFi」事業に参入予定であることを示しました。
【BGR】AT&T’s next big move: In-flight WiFi based on its high-speed LTE service – 2014年4月28日

AT&Tの機内WiFiサービスは、Honeywell社の協力を受けて開発され、機内はWiFiで、航空機から地上への通信はLTE通信技術を使用して行われます。
AT&Tは同社の「地対空」通信技術と、Honeywell社の機内設備の技術で、既存の機内WiFiサービスで苦情の多い「遅い速度」「速度の不安定」の問題を解決出来るとしています。

また、このサービスに参入するためにAT&Tの新規の設備投資は不要で、既存の基地局設備で可能である、とプレスリリースでは言及しています。

AT&TはどのLTE周波数をこの目的のために使用するのか、技術的な詳細はまったく発表していませんが、同社は700MHz Band 17、1900MHz Band 2、850MHz Band 5、AWS Band 4の電波使用権の他に、2012年12月に権利をNextWave Wireless、Comcast、Horizon Wi-Com、San Diego Gas & Electric Companyなどから購入した、現在は全く使用していない2.3GHz Band 30または40の使用権を所有しています。

AT&Tの機内WiFi事業への参入が始まれば、GoGoやRow44(Southwest航空の機内WiFiサービスプロバイダー)など他社の機内WiFi事業にも影響が出るのではないか、という懸念から、GoGoの株はAT&Tプレスリリース後に一時7%下落したものの、終値は前日比1%上回っています。
【ZDNet】AT&T aims to take on Gogo, launch in-flight network based on LTE – 2014年4月28日

また、このサービスが開始されると、AT&Tの携帯加入者は機内WiFiにはSIM認証で自動的にアクセスできるようになり、無料、または、何らかのオプションサービスで格安で利用できるようになるかもしれません。

AT&Tの(地上)公衆WiFiサービスは既にSIM認証を1~2年前から実施しており、AT&T加入者は認証無しでアクセスできます。AT&T以外の加入者は、サインイン画面の使用許諾に合意する必要があります。

SprintのT-Mobile US買収計画に、更なる壁が立ちはだかる


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Sprint会長の孫氏の思惑とはかけ離れて、T-Mobile USの躍進は続いており、その影響はAT&TとVerizonにも通信料金の値下げや加入者減などという現象で現れています。
よって、一人負けのSprintは、まず、LTEサービス補強を推進して、自社の立て直しを計らない限りは、T-Mobile US買収提案も出来ないどころか、1-2年のうちに第3位から第4位へ転落することも有り得るでしょう。

さて、Sprintは昨年7月初めに2.5GHz周波数帯域の使用権を持つClearwireを完全子会社化して、この周波数の利用を自由に決められるようになりました。
Sprintは2.5GHz周波数帯域を120MHz幅で、ほぼ独占状態で所有しています。この2.5GHz帯域を含めたアメリカ携帯各社(プラス、衛星放送会社Dish)の携帯電波の、トータル周波数幅を比較したのが、次の表です。
【FireceWireless】Verizon says FCC can’t ignore Sprint’s 2.5 GHz licenses in spectrum screen – 2014年2月7日

つまり、
● Sprint 203MHz幅 (2.5GHzの120MHz幅を含む)
● AT&T 129MHz幅
● Verizon 104MHz幅
● T-Mobile US 71MHz幅

この状態で、SprintがT-Mobile USを買収すると、買収後のSprintの周波数使用幅は274MHzとなり、AT&TやVerizonの2倍~2.5倍となります。

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MetroPCSの1900MHz CDMA2000が、ボストン/ハートフォードとラスベガスで、2014年7月1日に停波


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2013年5月1日にT-Mobile USAと合併して新T-Mobile USを発足した地域携帯会社、加入者数で当時アメリカ第5位のMetroPCSは、LTEはT-Mobile USAと同じ周波数Band 4を使用していたものの、3G通信は1900MHz帯域で通信方式の異なるCDMA2000通信方式を採用していました。

合併後、MetroPCSの加入者はGSM/W-CDMA通信方式の携帯機種に交換するよう薦められており、2年以内にMetroPCSの1900MHz 3G CDMA2000回線は停波されると発表されていました。

T-Mobile USは今年(2014年)2月に、「MetroPCSの旧CDMA2000対応携帯の機種変更が予定上に進んでいる」として、この1900MHz 3G CDMA2000回線の停波は2015年4月末を待たず、2014年年内に停波を地域ごとに段階的に開始する、と発表していましたが、具体的な日付は明かしていませんでした。
【Engadget】T-Mobile to start turning off older MetroPCS network this year – 2014年2月25日

その停波が、2014年7月1日にニューイングランド地域(ボストン、ハートフォード)とラスベガスで実施されます。
MetroPCSのサイトによれば、この2地域の1900MHz CDMA2000電波は2014年7月1日から使用できなくなります。
【MetroPCS】Upgrade Now

Don’t wait—customers on the legacy network in New England and Las Vegas will need to upgrade by 6/30/14. Phones operating on this legacy network will no longer work effective 7/1/14.

MetroPCSはこの地域の加入者に対し、一部の旧CDMA2000携帯を、特定の新携帯機種にに、無料でアップグレードするプロモーションを行っています。

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米国Huluが、米国内の主要VPNサービスのIPアドレスをブロック開始


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TorrentFreakオンラインサイトが報告している記事によると、
【TorrentFreak】HULU BLOCKS VPN USERS OVER PIRACY CONCERNS – 2014年4月25日
【TechHives】Hulu ramps up VPN blocking – 2014年4月25日

米国Huluは、今週から米国内の主要VPNサービス・プロバイダーのVPN/Proxyサーバーの既知のIPアドレスをデータベース化し、そのIPアドレスを経由して米国Huluのコンテンツをアクセスしようとすると、以下の画面が表示され、コンテンツの配信をブロックしているようです。

いくつかのVPNサービスプロバイダーには、昨日から「米国Huluへの接続が出来ない」との苦情が寄せられているようです。

米国Huluがこのような行動を実行する理由は、米国外のユーザーが、米国内でしか放映権(コンテンツ再販権)の無い「米国Hulu」のコンテンツを米国外からアクセスすることにより、ユーザーの居住する国内の放映権を持っているディストリビューターの売上げが減るためです。米国Huluは、米国外のディストリビューターの「機嫌を損ねないよう」、かつ、コンテンツ制作・出版会社の「機嫌を損ねないよう」、今回の処置を行っていることになります。

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StraightTalkが高速データ通信容量制限を、2.5GBから3GBまでに引き上げ。


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StraightTalkの$45/月「使い放題」プランでは、これまでデータ通信の高速(LTE、4G=HSPA+、3G)の通信容量が2.5GBまでに制限されており、それ以上使用する場合には使用30日期間の最終日まで2G速度に制限されていました。

それが、数日前より、高速データ通信容量制限が月3GBまでに引き上げられたようです。

【StraightTalk】StraightTalkホームページ

最近ではAT&T GoPhoneとT-Mobile USのプリペイドプランが通信料金が安くなり(・・・と言っても、まだMVNOよりは若干高いですが。)、LTEまでのアクセスも可能なので、筆者も、MVNOを使用するよりは直接AT&TまたはT-Mobileのプリペイドプランに加入したほうがメリットがあるとは思っていますが、StraightTalk使用中の方には朗報です。

また、筆者は今日まで気が付きませんでしたが、StraighTalkと同じ親会社の傘下にある姉妹ブランドのNet10では、以下の新しい料金プランが昨年2013年12月(?)に提供されていました。

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Verizonが四半期業績を発表。加入者増がスローダウン。


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Verizonは今朝、株式市場開場前に、2014年第1四半期の業績を発表しました。
【Verizonプレスリリース - SeekingAlpha転載】Verizon Reports Fifth Consecutive Quarter of Double-Digit Operating Income and Earnings Growth – 2014年4月24日
【FireceWireless】Verizon falls to AT&T in Q1 with just 539K retail postpaid net adds – 2014年4月24日

これによると、Verizonの2014年第1四半期のポストペイド加入者純増は、53万9000回線。内訳は、
● ポストペイド タブレット契約純増 63万4000回線
● ポストペイド 携帯契約純減 (9万5000回線)

また、
● プリペイド契約は1万回線の純増
です。

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Google Glassが、誰でも買える!?(追記:Explorerプログラム加入者のみ)


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追記:
残念でした。
以下のGoogle Glass購入のリンクは、Google Glass Explorerプログラム加入者のみ対象で、間もなくリンクは閉じられるそうです。
【RedmondPie】Anyone Can Now Buy Google Glass [Update x1: Nope!] – 2014年4月25日

Googleの説明:
This link was created to accommodate potential Explorers who were still in the pipeline from last week’s sale. We’re shutting it down shortly. As always, we will continue to experiment with ways to expand the Explorer program in the weeks and months ahead.


Engadgetオンライン誌が発見したところ、
【Engadget】Google Glass now available to anyone, may be prepping for public launch – 2014年4月24日

先週2014年4月15日に一日限りでアメリカ在住者に販売していたGoogle Glassが、現在、誰でも購入出来るようになっています。もちろん、発送はアメリカ住所宛てだけに限ると思います。
注文ページは
【Google】Glass Explorer Edition
から。

先週の一日限りの一般セールで買い損ねた人、$1500という金額にも躊躇する必要の無い人、今がチャンス・・・

このGoogleの動きから、
● Google Glass大衆モデルが、公式に一般リリースされる日が近い、
● 新型モデルの発売前に、旧型の在庫一掃処分を行っている、
など、憶測もEngadgetコメント欄に飛んでいます。

AT&T GoPhone新料金が、AT&Tウェブサイトに掲載される。GoPhoneデータ通信オンリー・プランが、追加。


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先にAT&TプリペイドGoPhone携帯プランの変更についてお知らせしましたが、
AT&TプリペイドGoPhone携帯プランが、2014年4月25日よりデータ通信容量増量、月$60プランはテザリングも可能に。 – 2014年4月19日
その新料金が、AT&Tサイトに掲載されています。
【AT&T】GoPhone Plans

ここで注目されるのは、先週のAT&Tのプレス・リリースで触れられていなかったプランは、実は、今回廃止されるプランだということです。
廃止されるのは、
● 月$35フィーチャーフォン・プラン、通話500分まで
● 月$50フィーチャーフォン・プラン、通話し放題
● 月$50スマートフォン・プラン、通話し放題、データ通信不可(WiFiは可)
これらの通信プランにすでに加入している人は、新しいプランに変更するまではそのままの条件で継続できます。

また、先週の記事
AT&TプリペイドGoPhone携帯プランが、2014年4月25日よりデータ通信容量増量、月$60プランはテザリングも可能に。 – 2014年4月19日
は、すでにこの内容を踏まえて修正しました。

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AT&Tの700MHz Band 17 LTEインストレーションが、2014年夏には完了予定。


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AT&Tは本日2014年4月23日、ハワイ州マウイ、アラスカ州ケチカンなど5都市で新たにLTEサービスを開始し、LTEサービス都市数を578都市、人口カバーは変わらず2億8000万人、人口カバー率89.2%としました。
【AT&T】AT&T 4G LTE Lights Up in More Markets = 2014年4月23日

AT&Tは、LTEカバー率ではVerizonに次いでアメリカ第2位です。
AT&Tの700MHz Band 17 LTE導入は2011年9月18日に開始され、3年後の今年(2014年)の夏にほぼ完了し、人口カバー3億人(人口カバー率96%)を目指します。

今後は加入者とデータトラフィックの多い大都市を中心に、自社が所有するBand 4に加えて、先月買収が完了したCricket (Leap) Wirelessの所有するBand 4でのLTE化、および、3G 1900MHz帯域の一部再編によるBand 2(1900MHz)のLTE化を進めます。AT&Tは同社が使用権を所有し、2G/3Gで使用している850MHz Band 5も、一部をLTE用に再編することを発表しています。
最新のAT&TのiPhone/iPad、スマホ、ポケットWiFi、などは、すべてこれらの4つの周波数(Band 17、4、2、5)に対応しています。

AT&Tはすでにシカゴを含めて数都市(ダラスも?)で複数周波数によるLTE CA(キャリアアグリゲーション)を試験運用中で、今後はCA導入によるLTEの高速化を行っていきます。現時点でAT&TのCA対応通信機器は、ポケットWiFiのAT&T Uniteのみです。

iOS 7.1.1がリリース開始。


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iPhone 4以上/iPad 2以上/iPod Touch(第5世代)のiOS 7.1.1が、約1時間前の2014年4月22日午前10時(太平洋時間)ころから、OTAリリース開始されています。
ファイルサイズは18.9MBだから、それほど空き容量は必要ないでしょうね。

主にTouch IDの改善と、バグ・フィックスだそうです。Webkit(Safariブラウザー)関係のバグ・フィックスが多いそうですね。

パスワード入力せずにアクティベーション・ロック(Find iPhone)が解除できるバグは、どうなっているかな?

追記:Apple TVにも、iOS 6.1.1がリリースされました。

AT&Tが1Gbps高速光ファイバーサービスを、将来的に全米100都市までに拡大か。


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グーグルがGoogle Fiberをカンザス・シティで2012年9月からサービスを開始して以来、他のCATV会社や光ファイバーサービス(AT&T U-verse、Verizon FiOS)も一部地域で「Google Fiberに負けまい」と頑張って、1Gbpsサービスを全米数ヵ所で開始しています。

昨日、AT&Tは現在、テキサス州Austinで開始している同社の1Gbpsサービスを、最終的に全米100都市まで拡大すべく、候補地の精査に入っていることを発表しました。
【AT&T】AT&T Eyes 100 U.S. Cities and Municipalities for its Ultra-Fast Fiber Network – 2014年4月21日

その都市は、・・・・
地図で見ると、これだけですからね。
来ないところは、どんなに待っても、来ませんよ。
現時点で、自分の住んでいる地域でAT&TのU-Verseサービスに申し込みできなければ、いつまで待ってもAT&Tの1Gbpsサービスも開始されないでしょう!

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2014年第1四半期の、アメリカ4大キャリア業績予測


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FirceWirelessオンラインサイトは、Credit Suisseアナリストによる2014年第1四半期のアメリカ4大キャリアの業績予測を発表しました。
【FirceWireless】Analysts: AT&T beats back competition from T-Mobile in Q1 2014年4月22日

これによると、
● T-Mobile US ポストペイド契約純増予測 ・・・ 105万件 / ポストペイド契約純増実績 ・・・ 130万件 (うち、タブレット10万件。2014年5月1日朝発表。)
● Verizon ポストペイド契約純増予測 ・・・ 52万5000件 / ポストペイド契約純増実績 ・・・ 53万9000件 (うち、タブレット63万4000件。2014年4月24日朝発表。)
● AT&T ポストペイド契約純増予測 ・・・ 20万件 / ポストペイド契約純増実績 ・・・ 62万5000件 (うち、タブレット31万3000件。)
● Sprint ポストペイド契約純減予測 ・・・ (25万件) / ポストペイド契約純減実績 ・・・ (23万1000件)  (うち、タブレットは51万6000件増加。・・・てことは、携帯回線は(74万7000件)純減!?)

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Sprintが2015年2月11日以降発売開始のスマホのSIMロック解除を、国内キャリアSIM対象にも行うことが判明。プリペイド子会社も、SIMロック解除へ。


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Sprintは現在、iPhone 5c/5sをアップルストアでデバイスオンリーで購入した場合、および、条件を満たしたポストペイド契約者に対して、iPhone 4s以上やGSM/CDMA2000兼用モードの「グローバル」スマホのSIMロック解除を行っていますが、SIMロック解除をしても、アメリカ国内キャリアのSIMは使用できないように対策されています。
この状況が、2015年2月11日発売開始以降の新モデルに対して変わることが、AndroidPoliceオンラインサイトで報告されました。
【AndroidPolice】PSA: Sprint Is Planning To Make All Its Devices From February 11, 2015 Onward Domestically Unlockable - 2014年4月21日

同オンライン誌への情報報告者によると、下記のSprintのSIMロック解除(Unlocking)ポリシーのFAQサイトに新しい文章が追加されており、
【Sprint】Legal / Regulatory & Consumer Resources > Unlock your Sprint Device

これを解釈すると、

● 2015年2月11日以降に新発売となるスマホやiPhoneモデルは、SIMロック解除された後に、米国外SIMのみならず、アメリカ国内のキャリアのSIMも使用できるようになる。

と言うことです。

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Kickstarter支援のeleMount、高級感あるスマホ/タブレット・スタンドが、来た


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昨年(2013年)8月にkickstarter.comで資金支援した、アルミのブロック素材を研削して成型した、高級感あるスマホ/タブレット・スタンドのeleMountから、約3ヶ月遅れで先月末(2014年3月27日)に商品が到着しました。

コーヒー・マグカップが入るくらいの安っぽいボール箱に入れられて、到着です。

一つ一つバブルラップされています。

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DC-UnlockerでAT&T Liberate (Novatel MiFi5792, Novatel MiFi2)をSIMロック解除する手順


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ついでに、AT&T Liberate (Novatel MiFi5792, Novatel MiFi2)のSIMロック解除手順を書いておきます。
このデバイスをSIMロック解除する上で最大の難関は、Windowsドライバーのインストレーションです。

AT&T Liberate (Novatel MiFi5792)は、AT&Tが2012年11月16日にリリースした、アメリカで最初の「タッチスクリーン機能付き、カラー液晶」のポケットWiFiです。

AT&T Liberate (Novatel MiFi5792)の対応周波数はAT&T Elevate 4G(Sierra AirCard 754S)と同じで、

LTE : 700MHz(Band 17)
 - AT&T 広域でサービス開始済み(この記事を書いている2014年4月時点で、人口カバー率約90%)
 - カナダ Rogers/Bell Mobility 2014年4月より開始。サービスエリアは、まだ限定都市。
 - グアム Docomo Pacific(2012年4月開始)
LTE : AWS(上り1700MHz/下り2100MHz)(Band 4)
 - AT&T 一部の大都市。これからエリアが広がる。
 - T-Mobile US 広域でサービス開始済み(この記事を書いている2014年4月時点で、人口カバー率約70%)
 - カナダ Rogers(2011年7月開始)、Bell Mobility(2011年9月開始)、Telus(2012年2月開始)、Saskatel(2013年1月開始)、など、カナダ主流のLTE
 - グアム GTA(2013年10月開始)
3G/HSPA+ : 2100MHz
 - 日本、アジア、ヨーロッパなど。(北米3ヵ国以外)
3G/HSPA+ : 1900MHz
 - AT&T、T-Mobile US、カナダ、メキシコ
3G/HSPA+ : 850MHz
 - AT&T、カナダ、メキシコ
 - ドコモ FOMAプラス?
2G : GSM/Edge/GPRS 850MHz、1900MHz(北米)
2G : GSM/Edge/GPRS 900MHz、1800MHz(北米以外)

で、北米ではキャリアや対応プランによってはLTE速度まで、3Gでも場所によっては最高理論ダウンロード速度21Mbps(実際には2-7Mbps程度)で使用できます。北米以外では、LTEでの使用は出来ません。日本ではドコモ回線とソフトバンク回線では3G速度で使用可能ですが、両社ともLiberate (Novatel MiFi5792)の対応周波数でHSPA+(スーパー3G、ウルトラスピード3G)サービスは行っていないので、普通の3G W-CDMA(UMTS)での通信速度が得られます。


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DC-UnlockerでAT&T Elevate 4G (Netgear/Sierra AC754S)をSIMロック解除する手順


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AT&T Elevate 4G (Sierra AirCard 754S)は、AT&Tが2011年7月12日に同社の最初のLTE対応ポケットWiFiと発売したもので、当時はカナダのキャリアも販売していました。しかし、現在は当然、新品の販売は行われていません。

対応周波数は、

LTE : 700MHz(Band 17)
 - AT&T 広域でサービス開始済み(この記事を書いている2014年4月時点で、人口カバー率約90%)
 - カナダ Rogers/Bell Mobility 2014年4月より開始。サービスエリアは、まだ限定都市。
 - グアム Docomo Pacific(2012年4月開始)
LTE : AWS(上り1700MHz/下り2100MHz)(Band 4)
 - AT&T 一部の大都市。これからエリアが広がる。
 - T-Mobile US 広域でサービス開始済み(この記事を書いている2014年4月時点で、人口カバー率約70%)
 - カナダ Rogers(2011年7月開始)、Bell Mobility(2011年9月開始)、Telus(2012年2月開始)、Saskatel(2013年1月開始)、など、カナダ主流のLTE
 - グアム GTA(2013年10月開始)
3G/HSPA+ : 2100MHz
 - 日本、アジア、ヨーロッパなど。(北米3ヵ国以外)
3G/HSPA+ : 1900MHz
 - AT&T、T-Mobile US、カナダ、メキシコ
3G/HSPA+ : 850MHz
 - AT&T、カナダ、メキシコ
 - ドコモ FOMAプラス?
2G : GSM/Edge/GPRS 850MHz、1900MHz(北米)
2G : GSM/Edge/GPRS 900MHz、1800MHz(北米以外)

のみなので、北米ではキャリアや対応プランによってはLTE速度まで、3Gでも場所によっては最高理論ダウンロード速度21Mbps(実際には2-7Mbps程度)で使用できます。北米以外では、LTEでの使用は出来ません。日本ではドコモ回線とソフトバンク回線では3G速度で使用可能ですが、両社ともElevate 4G(AC754S)の対応周波数でHSPA+(スーパー3G、ウルトラスピード3G)サービスは行っていないので、普通の3G W-CDMA(UMTS)での通信速度が得られます。


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AT&TプリペイドGoPhone携帯プランが、2014年4月25日よりデータ通信容量増量、月$60プランはテザリングも可能に。


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AT&TプリペイドGoPhone携帯プランは、2014年4月25日よりデータ通信量が増え、月$60プランはテザリングも可能になります。
既存の月$40および月$60プラン加入者は、2014年4月25日より自動的にデータ通信量が増えます。(たぶん、更新月初めから?)

また、Walmart店舗のみで加入できる月$45/電話し放題、データ通信1GBプランが新規追加されます。このプランでのデータ通信の追加の可否は、現在のところ不明です。(明記されていないので、翌月までデータ通信の追加が出来ないかもしれません。)

以下、既存プランとの比較表です。

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カナダのRogers、Bell MobilityがLTE 700MHzサービスを開始


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カナダのRogersは、本日(2014年4月17日)からVancouver、Calgary、Torontoの3都市の一部で、700MHz帯域でのLTEサービスを開始しました。
Rogersは既にAWS(Band 4)で2011年7月から、2600MHz(Band 7)で2012年11月からLTEサービスを開始していますが、700MHz低周波数でのLTEサービスを開始することにより、ビル内の電波受信や郊外での電波到達距離が改善されます。
【IT World Canada】Rogers activates 700 MHz service – 2014年4月17日

同様に、Bell Mobilityも今月(2014年4月)初めから700MHzでのLTEサービスをオンタリオ州Hamiltonで開始しています。
【MobileSyrup】Bell first in Canada to launch 700Mhz LTE service, beginning with Hamilton, Ontario – 2014年4月3日

両キャリアとも、LTE 700MHzサービスエリアは徐々にカナダ国内全土に拡大していきます。

アメリカ在住の者にとってこのニュースの意義は、AT&TのLTE 700MHz対応スマートフォンやタブレットで、隣国カナダで国際ローミングが可能になると言うことです。AT&Tの比較的新しいLTE端末は、少なくともBand 17とBand 4に対応しています。

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