DC-UnlockerでAT&T Elevate 4G (Netgear/Sierra AC754S)をSIMロック解除する手順
AT&T Elevate 4G (Sierra AirCard 754S)は、AT&Tが2011年7月12日に同社の最初のLTE対応ポケットWiFiと発売したもので、当時はカナダのキャリアも販売していました。しかし、現在は当然、新品の販売は行われていません。
対応周波数は、
LTE : 700MHz(Band 17)
- AT&T 広域でサービス開始済み(この記事を書いている2014年4月時点で、人口カバー率約90%)
- カナダ Rogers/Bell Mobility 2014年4月より開始。サービスエリアは、まだ限定都市。
- グアム Docomo Pacific(2012年4月開始)
LTE : AWS(上り1700MHz/下り2100MHz)(Band 4)
- AT&T 一部の大都市。これからエリアが広がる。
- T-Mobile US 広域でサービス開始済み(この記事を書いている2014年4月時点で、人口カバー率約70%)
- カナダ Rogers(2011年7月開始)、Bell Mobility(2011年9月開始)、Telus(2012年2月開始)、Saskatel(2013年1月開始)、など、カナダ主流のLTE
- グアム GTA(2013年10月開始)
3G/HSPA+ : 2100MHz
- 日本、アジア、ヨーロッパなど。(北米3ヵ国以外)
3G/HSPA+ : 1900MHz
- AT&T、T-Mobile US、カナダ、メキシコ
3G/HSPA+ : 850MHz
- AT&T、カナダ、メキシコ
- ドコモ FOMAプラス?
2G : GSM/Edge/GPRS 850MHz、1900MHz(北米)
2G : GSM/Edge/GPRS 900MHz、1800MHz(北米以外)
のみなので、北米ではキャリアや対応プランによってはLTE速度まで、3Gでも場所によっては最高理論ダウンロード速度21Mbps(実際には2-7Mbps程度)で使用できます。北米以外では、LTEでの使用は出来ません。日本ではドコモ回線とソフトバンク回線では3G速度で使用可能ですが、両社ともElevate 4G(AC754S)の対応周波数でHSPA+(スーパー3G、ウルトラスピード3G)サービスは行っていないので、普通の3G W-CDMA(UMTS)での通信速度が得られます。
なぜか日本ではAmazon.co.jpなどで現在、それなりの売れ行きで販売されているようですが、業者が北米の中古品・整備品を仕入れ、SIMロック解除して販売しているものと思われます。
で、最近発覚したのですが、このAT&T Elevate 4G (Sierra AirCard 754S)は、全てではないものの、一部の本体では、リセットすると再度SIMロックされてしまうことがあるようです。
モバイル通信装置専門のSIMロック解除ソフト開発サイトのDC-Unlockerサイトでもこれが報告されており、DC-Unlocker側でもその現象を認識しています。
【DC-Unlocker Forum】Sierra AC 754s comes back to SIM locked after RESET – 2013年2月20日
そこで、そういう運の悪い方のために、AT&T Elevate 4G (Sierra AirCard 754S)のSIMロック解除(再SIMロック解除)の手順を、書きます。
手順は基本的に
DC-UnlockerによるAT&T Unite (Netgear/Sierra AC770S)のSIMロック解除手順 -2014年4月5日
と同じですが、ドライバーのインストールの手順が違うので、2つのページを行ったり来たりしなくとも良いように、基本的に上記の記事をカット&コピーした上で、違う部分だけを書き直し、写真を入れ替えます。
なお、このページが、このページを訪問した貴方の悩みを解決したら、下のリンクから、寄付をお忘れなく。
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では、本題:
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■ DC-Unlockerとは
DC-Unlockerソフトは、USBモデムやポケットWiFiを専門にSIMロック解除するソフトです。新しい機種がSIMロック解除できるようになると、その機能が最新バージョンに追加されます。
ソフトを使用してUSBモデルやポケットWiFiのSIMロック状態を検知するのは無料ですが、SIMロック解除を実行するのは有料です。
一般に、最新のポケットWiFiのSIMロック解除は1台当たり7または10ユーロでSIMロック解除できます。
以下、SIMロック解除料金(クレジット(単位))リストです。
【DC-Unlocker】Credits for users who don’t have a dongle needed for one operation
SIMロック解除するには、以下のサイトでUser NameとEmailを登録し(既登録者は、User Nameとパスワードでログインする)、SIMロック解除に必要な「クレジット(単位)」をクレジットカードまたはPaypalで購入します。
【DC-Unlocker】Buy Credits
その後、DC-Unlockerソフトで同じUser Nameとパスワードでログインし、購入したクレジット(単位)を使ってSIMロック解除を、USBポートに繋げたポケットWiFiに実行します。
■ DC-Unlocker SIMロック解除ソフトの最新バージョンのダウンロードとインストール
DC-Unlockerの最新バージョンは、DC-Unlockerサイトの「Download」ページからダウンロードし、Windows PCにインストールします。(Mac版は、ありません。)
【DC-Unlocker】Download
ダウンロードするファイルは、「dc-unlocker_client-1.00.1105.exe」です。(2014年4月2日現在の最新バージョン)
【DC-Unlocker】トップページ にアクセスし、上部メニューの「Download」をクリック。
「dc-unlocker_client-1.00.1105」をクリック。
「dc-unlocker_client-1.00.1105.exe」をクリック。
ダウンロードが完了したら、「Run(実行)」します。
「Install(インストール)」をクリック。
インストールが終了したら、「Close(閉じる、完了)」をクリック。
デスクトップに「DC-Unlocker client」アイコンが表示されます。
■ AT&T Elevate 4G(Sierra AirCard 754S)のWindowsドライバーのインストール
AT&T Elevate 4GのメーカーであるSierra WirelessのAirCard部門は、2013年4月2日にNetgearに買収されました。
したがって、Sierra WirelessのAirCard USBモデム/ポケットWiFiの仕様やマニュアル、ドライバー関連のファイルは、全てNetgearサイトに移動しています。
AT&T Elevate 4G(Sierra AirCard 754S)のドライバーは、以下のページからダウンロードできます。
【Netgear】Where can I download the AT&T Mobile Hotspot Elevate 4G (AirCard 754S) drivers required to use the device in “tethered mode”?
「Windows driver」をクリックし、ドライバーをダウンロードし、
ダウンロードしたファイルを起動して、ドライバーをインストールします。
インストール後、AT&T Elevate 4GをUSBケーブルでPCに接続してください。
■ DC-UnlockerソフトでAT&T Elevate 4Gのモデム検知
以下の手順では、AT&T Elevate 4Gから【A】SIMを抜くか、【B】AT&T/AT&T MVNO以外のSIMを挿入します。(筆者のElevate 4Gは既に永久SIMロック解除されているため、この部分を確認できません。以下の手順の、実際のSIMロック解除部分の成功・不成功により、うまくいかない場合は、【A】または【B】を交互に試してみてください。)
AT&T Elevate 4Gの電源をオンにし、USBケーブルでWindows PCに接続して、DC-Unlockerソフトを起動し、
「Select manufacturer」のリストをクリックし、「Sierra Wireless」を選択します。
「検索(虫眼鏡)」ボタンをクリックします。
USBポートに接続されたAT&T Elevate 4Gが「AirCard 745S」として認識され、「SIM LOCK Status」が「Locked」(既に、SIMロック解除されている場合には、「Unlocked」)と表示されれば、ドライバーのインストールが正常に行われている証拠です。
■ PC側でUSBテザリングをDisable(PCからのインターネット接続を一経路に制限)
ここで、AT&T Elevate 4GポケットWiFiがUSBテザリングモードになっていると(デフォルトは、そうなっています。)、PCからネットへの接続が2経由(一方はPCに接続している有線LANや、正常に機能している無線LAN/WAN。もう一方はUSBケーブル経由で、ネットに繋がっていないAT&T Elevate 4G。)存在し、PCはどの経路を通ってインターネットに接続して良いか判らなくなります。
そこで、USBテザリングモードのネットワーク経路を、無効化(Disable)します。
「ネットワークと共有センター」を開き、
USBテザリングで「ネットに繋がっていないAT&T Elevate 4G」に接続されているほうのネットワーク(下の写真の例では「Network 11」で、「No Internet Access」と表示されている方の経路)を、クリックし、
このネットワークを無効化(Disable)します。
PCからのネットワークの経路が一つだけになりました。
■ DC-UnlockerサイトでSIMロック解除クレジットの購入
PCが正常にインターネットへ繋がっていることを確認して、DC-Unlockerソフトで「Buy credits」ボタンをクリックします。
または、ブラウザーで直接
【DC-Unlocker】https://www.dc-unlocker.com/buy
へアクセスしても良いです。このとき、DC-Unlockerソフトが稼動しているPCからアクセスする必要は、ありません。
新規ユーザー登録は「New User」を選択し、User nameとE-mailアドレスを入力して、購入したいクレジット(AT&T Elevate 4G Sierra Aircard 754Sの場合には10クレジット=10ユーロ)を入力し、「Confirm」ボタンをクリックします。覚えていませんが、パスワードはDC-UnlockerからのEメール通知に含まれていたと思います。
既にユーザー登録していて、追加クレジットを買う場合には、「Existing user」を選択し、User nameと、購入したいクレジット(AT&T Elevate 4G Sierra Aircard 754Sの場合には10クレジット=10ユーロ)を入力し、「Confirm」ボタンをクリックします。
「Paypal-Buy Now」ボタンをクリックし、
Paypalで決済します。Paypalアカウントを持っていない人は、「Don’t have a PayPal account?」をクリックすれば、クレジットカードで決済できます。
Paypalサイトでの決済完了後、
DC-Unlockerサイトへ戻ってきます。
PayPalからの支払い確認Eメールと、
DC-Unlockerからの領収Eメールのほか、
トップアップ確認のEメールを受け取ることがあります。(以前は無かったような気がします。あるいは、今回はDC-Unlockerの登録Eメールと、Paypalの支払いEメールが違ったからかもしれません。)
これを受け取ったら、Eメール内のリンクをクリックしないと、ログイン出来ません。
クリックすると、DC-UnlockerサイトのユーザーID確認ページへ飛び、ログインのブロックが解除されます。
■ AT&T Elevate 4GをSIMロック解除
DC-Unlockerソフトを起動していなければ、再度起動します。
「Server」をクリックします。
ログイン User NameとPasswordを入力し、「Check Login」をクリックします。
もしPasswordを忘れた場合には、「Reset password」をクリックすると、ブラウザーが
【DC-Unlocker】https://www.dc-unlocker.com/lost-password
を開き、登録したEメールアドレスとUser Nameを入力して「Send」ボタンを押すと、Eメールアドレスにパスワードを送信してくれます。送られて来た英数字の乱数組み合わせのパスワードを、Passwordとして使用します。
ログインが成功すると、使用可能なクレジットの残高が表示されます。
DC-Unlockerソフトを再起動した場合には、「Select manufacturer」を「SierraWireless」に選択し、
「Select model」は「Auto detect」(デフォルト)に選択し、「虫眼鏡(検索)」アイコンをクリックして、
正常にAT&T Elevate 4G(AirCrad 754S)が検知されることを確認してください。また、「SIM Lock Status」が「Locked」であることを確認してください。
以下の手順では、AT&T Elevate 4Gから【A】SIMを抜くか、【B】AT&T/AT&T MVNO以外のSIMを挿入します。(筆者のElevate 4Gは既に永久SIMロック解除されているため、この部分を確認できません。以下の手順の、実際のSIMロック解除部分の成功・不成功により、うまくいかない場合は、【A】または【B】を交互に試してみてください。)
画面右上の「Unlocking」をクリックし、
「Unlock」をクリックします。
暫く(数秒~数十秒)した後、SIMロック解除が成功すれば、「Modem successfully unlocked !」と表示され、「Credits Left:」には10クレジットが引かれた残高が表示されます。
はい、これで目出度くAT&T Elevate 4G(SierraWireless AirCard 754S)のSIMロックが解除されました!
これでAT&T以外のSIMも認識されます。
周波数が対応していれば、他社SIMでも使用できるようになります。
特に、アメリカ、カナダ、メキシコでは2Gと3G回線で、アメリカとカナダではLTE(Band 17/4)で使用できます。
アメリカのSIMを使う場合には、SIMロック解除すると、AT&TとそのMVNOのSIM以外にも、T-Mobile USとそのMVNOのSIMでも使用できるようになります。
また、ドコモやソフトバンクや欧州などのSIMで、アメリカ・カナダ国内ではドコモ/ソフトバンクなど、そのSIMのキャリアのLTEまたは3G国際ローミング料金で使用することができます。
AT&T Elevate 4Gは北米以外の2G/3Gの周波数には対応しているので、北米(プエルトリコ、米領バージン諸島を含む)以外では3Gで使用できます。日本ではドコモ/ソフトバンク回線の3Gで使用できます。
なお、DC-Unlockerサイトの説明によると、一度DC-UnlockerでSIMロック解除した同一端末を、将来、再度SIMロック解除する場合には、解除クレジット(10ユーロ)は購入しなくとも、「残高0クレジット」でもSIMロック解除できるようです。
■ AT&T Elevate 4G(Sierra AirCard 754S)のAPN変更方法など
AT&T Elevate 4G(Sierra AirCard 754SのAPN設定方法などは、以下のリンクを参照してください。
ポケットWiFi AT&T Elevate 4G(Sierra Wireless AirCard 754S)の設定方法 -2012年10月26日
こんばんは、さっそく回答下さりありがとうございます。
解除方法が分かったのでアマゾンでAC754Sを購入しようと思いますが、
少し気になることが・・。
754Sは2011年に発売されて、現在は新品は売られていなくて、アマゾンで
simロック解除の中古品?を買うしか方法はないのですが、これ以外でお勧め
のルーターはあるのでしょうか?
今年のGWと夏に北米に行くので、色々と調べた結果、AC754Sが良いのでは?
という考えに至りましたが、もし他にお勧めがあれば教えて頂けると助かり
ます。
宜しくおねがいいたします。
管理人 返信:
2014年4月21日 2:46 AM
「中古」と断定的に書いたのは悪かったかもしれませんが、「中古(下取り品)」「製備品」「売れ残りの在庫をAT&Tの倉庫から引き取ったもの(正確には、最初に引き取ったのは卸業者でしょう。)」の類でしょう。
アメリカでは各キャリアとも、ポケットWiFiは1年に1台または2台、新モデルを出します。
AT&Tに関しては2010年からの過去のモデルは、
● MiFi2372(2010年11月)
● Elevate 4G(2011年7月)
● Liberate (2012年11月) …. 現在でもポストペイド契約用のみで販売中
● Unite(2013年2月) …. 現在でもポストペイド・プリペイド用に販売中
● Unite Pro (2013年11月) …. 現在はまだポストペイド契約用のみで販売中
アメリカの家電量販店(BestBuy)では、Uniteがプリペイド用に本体価格$99。99で販売されています。Walmartにもあるかもしれません。
AT&T以外のモデルで現地で入手できるものとしては、同じくBestBuyでT-MobileのポケットWiFi「T-Mobile 4G Mobile HotSpot(MF61)」が$99.99、VerizonショップでMiFi5510Lが同じく$99.99、で販売されています。
あと、Sprintのプリペイド子会社のVirgin Mobile USAもありますが、新モデルはまだ家電量販店では販売していないようで、また、Sprintは回線も悪く、現在はお勧めできません。
これらは周波数と通信方式の関係で、4つとも全て、北米以外では使えるところはありません。
北米3カ国は世界の他の国と比べても周波数が特殊なので、iPhone/iPadなどの世界モデル以外は、アメリカで買った通信機器を他国で使うのは考えないほうが良いです。最低限3G 2100MHzで使えれば、御の字・・・くらいですね。
次に、アメリカでどのキャリアの回線を使うかで決まってきます。使用する場所での、使用する回線の質と速度を、考慮すべきです。
AT&TのポケットWiFiに関して言えば、AT&TのLTEに対応していて、かつ、日本やアジア・欧州で使える3G 2100MHzに対応しているのは、上のリストでは
● Elevate 4G
● Liberate
● Unite Pro
だけです。よって、この中からポストペイド契約無しで買いやすくて、他の国でも3Gで使えるのは、Elevate 4Gだけですね。可能であればUnite Proの購入をお勧めしたいところですが、一時滞在者では障壁が高いでしょう。
しかし、場所によってはVerizonのほうが回線が安定していたり、僻地でもカバーされているので、行く場所によってはVerizonのポケットWiFiを使用したほうが良い場合があります。
この記事のSIMロック解除ではなく、グアムのGTAがAWSでLTEを運用していると言う記事に興味があります。
GTAがAWSで運用していると言うのはどこかのHPに記載があったのでしょうか?
管理人 返信:
2014年4月21日 3:21 AM
基本的には、世界のLTE周波数リスト
http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_LTE_networks
http://www.4gamericas.org/UserFiles/file/Global%20Status%20Updates/April%2011/05_APAC%204_11_14.pdf
で確認しました。
GTA GuamがLTEを開始していると言うことは以下のホームページおよび記事よりで事実なのですが、
http://www.gta.net/wireless/faqs
http://lteworld.org/news/gta-launches-lte-network-guam
GTAの周波数に関しては、当初、700MHz Band 14という記載がありました。
http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_LTE_networks
にも、2014年2月の段階ではGTAのLTE周波数は「700MHz Band 14」だけの記載でした。
しかし、Band 14は公共機関用周波数(政府、警察・公安、など)として割り当てられており、Band 14対応の一般用携帯端末はどこでも製造されていないはずなので、この記載は間違いか、当初のLTE試験電波用の周波数と見られます。
現在、(2014年4月現在)、同じ
http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_LTE_networks
サイトではGTAの周波数は「1700(c)MHz、Band 4」に変更されており、700MHzの記載が無くなっています。
また、もう一つの
http://www.4gamericas.org/UserFiles/file/Global%20Status%20Updates/April%2011/05_APAC%204_11_14.pdf
では、GTAは「700MHzとAWS(Band 4)」の両方の記載があります。
アップルのiPhone 5s/5c/5のLTE対応リストページ
https://www.apple.com/iphone/LTE/
には、GTAはiPhone 5s/5c Model A1533/A1532、およびiPhone 5 A1428に対応しています。この2つのモデルでの共通項はBand 2,4,5,17しかありません。
同じグアムのDocomo Pacificは、700MHz Band 17(AT&Tの国際LTEローミングパートナー)、IT&EはBand 12のようですね。iConnectはBand 12か17。
で、「GTAがLTE Band 4を使っている」という明確に書かれている一次ソースの情報は無いので、上記の複数の二次ソースからの推測です。
誰かが現地でGTAのLTE周波数を確認していただけると、ありがたいです。
管理人 返信:
2014年4月21日 3:40 AM
ありました。
http://madridtelecom.files.wordpress.com/2013/10/gsa_evolution_to_lte_report_171013.pdf
19ページ目:
Guam
IT&E announced launch of LTE commercial services on June 28, 2012 – initially for business only, using 700 MHz, extended to other users in early July 2012 as “4G LTE Wireless Data Network for the Home”.
DoCoMo Pacific announced launch of LTE commercial services in 700 MHz on October 4, 2012.
iConnect commercially launched LTE service using 700 MHz spectrum on March 20, 2013.
GTA commercially launched LTE service using AWS spectrum on October 11, 2013 and is initially available in key areas where most 3G data traffic occurs. Sites are located in the villages of Agana, Agana Heights, Asan, Agat, Barrigada, Chalan Pago, Dededo, Mangilao, Sinajana, Tamuning, Tumon and Yigo. Plans are underway to expand 4G LTE coverage areas in 2014.
早速の回答ありがとうございます。
グアムでもAWSを使うんだと意外性があったので気になりました。
それよりもIT&Eが700MHzを使っていることには驚きました。
以前現地でIT&Eの上級職の人に「うちは1,900MHzを使ってるよ」と聞いたのでてっきりそうだと思っていたのですが・・・
まあ事務方の方ですので確かにサービスや技術には興味なさそうでしたがFranklinWirelessのR772を現地では販売していたのでずっとBand2の1,900MHzだと思っていました。
勉強になりました。
管理人 返信:
2014年4月21日 8:23 AM
確かにIT&EはFranklinのポケットWiFi、売っていますね。
http://www2.ite.net/phones-and-more/wireless-hotspots-and-air-cards
スペックが書いていないので、良く分からないですね。
IT&EはもともとCDMAキャリアのようなので、3Gは1900MHzでCDMA2000をやっていたと思いますが、初期にはそれでLTEもやっていたんでしょうかね。
わかりません。
グアムの細かい情報は、なかなかわかりません。
ドコモPacificのBand 17は、確実なようです。AT&Tの国際ローミングサイトに載っていますから。
http://www.att.com/att/global/affordable-world-packages/global-countries/#g
いまさらですがグアムにて確認しました。
iPhone5sのfieldTestにてGTAはBAND4そしてDOCOMO PACIFICもBAND4でした。
GTAはGalaxy S5もありましたので確認しましたらBAND4でした。
なおDOCOMO PACIFICのデモ機はほぼ全ての端末にSIMが抜いてあったのでBAND17に関しては確認出来ませんでした。
管理人 返信:
2014年7月18日 11:48 PM
ご報告ありがとうございます。
グアムでは、少なくともBand 4は使用されているのですね。