2014年第1四半期の、アメリカ4大キャリア業績予測


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FirceWirelessオンラインサイトは、Credit Suisseアナリストによる2014年第1四半期のアメリカ4大キャリアの業績予測を発表しました。
【FirceWireless】Analysts: AT&T beats back competition from T-Mobile in Q1 2014年4月22日

これによると、
● T-Mobile US ポストペイド契約純増予測 ・・・ 105万件 / ポストペイド契約純増実績 ・・・ 130万件 (うち、タブレット10万件。2014年5月1日朝発表。)
● Verizon ポストペイド契約純増予測 ・・・ 52万5000件 / ポストペイド契約純増実績 ・・・ 53万9000件 (うち、タブレット63万4000件。2014年4月24日朝発表。)
● AT&T ポストペイド契約純増予測 ・・・ 20万件 / ポストペイド契約純増実績 ・・・ 62万5000件 (うち、タブレット31万3000件。)
● Sprint ポストペイド契約純減予測 ・・・ (25万件) / ポストペイド契約純減実績 ・・・ (23万1000件)  (うち、タブレットは51万6000件増加。・・・てことは、携帯回線は(74万7000件)純減!?)

前期(2013年第4四半期)もアナリストはSprintの契約純減を予測していましたが、クリスマスシーズンでタブレット契約が予想以上に増え、最終報告はかろうじて純増5万8000件を達成していました。
各社の前期(2013年第4四半期)業績の実績数は、
● Verizon ポストペイド契約純増 ・・・ 150万件
● T-Mobile US ポストペイド契約純増 ・・・ 86万9000件
● AT&T ポストペイド契約純増 ・・・ 56万6000件
● Sprint ポストペイド契約純増 ・・・ 5万8000件

これをみても、T-Mobile USの躍進が続き、VerizonとAT&Tにも影響が現れてきており、無視できない勢力になっていること。相変わらず、Sprintの一人負けが続いていることが、伺われます。
「外向きに文句言う」ばっかりのSprintの孫会長は、次はどういう戦略や言い訳を考えているのでしょう。孫氏はT-Mobile USの躍進を、「一時的なもの。そのうち失速する。」と言っています。

なお、本日の株式市場終了後のAT&Tの四半期業績発表を皮切りに、5月1日まで各社の四半期業績発表が続きます。

追記:2014年4月22日ニューヨーク市場終了後のAT&T四半期業績発表、ポストペイド純増は62万5000回線、プリペイドを含むと100万回線以上の純増。



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