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アメリカの各キャリアは現在、各々一つの周波数帯域でのLTEサービスしか提供していませんが、スマホやタブレットの激増によってこれらのLTEサービスの帯域不足は数年以内に来ることが予想されています。
そこで、各社とも他の周波数帯域での電波使用権を他の所有会社(主にCATV会社や、モバイルTVを提供しようとして失敗した会社)から買い足しています。
AT&Tは2012年12月21日、FCCがAWS帯域とWCS帯域の608都市における電波使用権買取を承認したと発表しました。
AT&T Receives FCC Approval for Acquisition of NextWave Wireless, Other WCS Transactions; Approval Sets the Stage for WCS Spectrum for Mobile Broadband Use – 2012年12月21日
AT&T gains FCC approval for WCS and AWS spectrum purchases in 608 markets – 2012年12月19日
また、VerizonのAWS 20MHz帯域の電波使用権買取の承認は、2012年8月23日に発表されています。
FCC approves Verizon’s $3.9B AWS purchase, T-Mobile spectrum swap – 2012年8月3日
FCCからの承認の条件として、Verizonは3年以内(2015年夏まで)にこのAWSの30%(人口カバー率)をサービス開始する予定で、7年以内(2019年夏まで)に残り70%をサービス開始することになります。
また、Sprintは現在、同社のNextel部門のiDen通信方式で使用されている800MHz Band26でFD-LTE、完全子会社化が最近決まったClearWireの2.5GHz所有周波数でTD-LTEの開始を計画していますが、どちらも具体的な導入はソフトバンクによるSprintのテイクオーバーが承認されると予想されている2013年3月以降になります。
T-Mobile USAは現在行っている3G/HSPA+(ダウンロード速度理論値21Mbps)の1900MHzでの追加サービスを全米で2013年夏までに完了し、合併するMetroPCSの全米19ヵ所でのAWS帯域(Band 4)のLTEサービスに追加する形で、2013年(開始時期不明)からAWS LTEを順次サービス開始していきますが、その後の帯域獲得計画が全くありません。
よって、1年後、2年後・・・数年後のアメリカ各キャリアのiPhoneやスマートフォンのLTE対応は、またまた変わってきます。
どのiPhoneモデルやiPad/iPad Miniモデルが、どのLTE周波数に対応するかによって、また、SIMフリーiPhone/iPad/iPad Miniを買うときに悩みが増えるかもしれません。
以下、その状況を表にまとめました。
“アメリカ4大キャリの次期LTE計画(周波数)” の続きを読む
ソフトバンク(au)版iPad 4/ipad MiniでVerizonプリペイドLTEを使用する夢は、最後の段階で壁にぶち当たってしまいました。
しかし、ハワイでバケーション中の人柱さんは、AT&Tショップで購入した「iPad用Replacement SIM」で、ブラウザーでAT&T版(ソフトバンク版でも良い)iPad 3のIMEI番号(筆者提供)を使ってSIMをアクティベートした後、そのSIMをソフトバンク版iPad 4に挿入して、無事に使えています。
(テザリング必須でなければ、オリジナルiPad、iPad 2のIMEI番号でも可。)
ソフトバンク版iPad 4はAT&TのLTE周波数には対応していないので、接続速度は3G/HSPA+速度までですが。
LTEに非対応なAT&T版のオリジナルiPad(iPad 1)またはiPad 2のSIM(プリペイドプラン)を持っている人が、LTE対応のiPad 3(新iPad)、iPad 4(新・新iPad)またはiPad Miniを購入した場合に、古いiPad 1/iPad 2のプリペイドプランを購入したばかりの新しいiPad/iPad Miniに移行する手順です。
古いデバイスに入っているSIMに割り当てられているまだ有効なプランを、新しいデバイスに移行することは、可能ですが、注意する点が一つあります。
それは、古いデバイス(iPad 1/iPad 2)に挿入されているSIMはLTE対応ではないため、そのままSIMを入れ替えただけではiPad 3/iPad 4/iPad Miniでは使えない、と言うことです。(もちろん、iPad MiniのSIMは、サイズも違います。)
古いSIMを新しいLTE対応iPad/iPad Miniに挿入し、「Settings(設定)⇒ Cellular Data(モバイルデータ通信)⇒ View Account(アカウントを表示)」をタップすると、以下のように「This device requires an AT&T 4G LTE compatible SIM card.」というメッセージが表示されます。
そこで、SIMはそれぞれそのままにしておいて、古いiPad 1/iPad 2に入っているSIMから、新しいiPad 4/iPad Miniへアカウント情報と残高(残りの有効期限)だけを移行します。
“AT&T iPad 1/iPad 2のプリペイド・プランを、AT&T iPad 3/iPad 4/iPad Miniへ移行する手順。” の続きを読む
余りたいしたことではないのですが、備忘録のため。
それに、この備忘録は主にアメリカ在住者でAT&T版iPad/iPad Miniをプリペイドプランで使っている人が対象です。
AT&T版iPad/iPad Miniには、米国外で使える国際ローミングプランInternational Plan
● 120MB/30日…$30.00
● 300MB/30日…$60.00
● 800MB/30日…$120.00
があります。
アメリカAT&T契約のiPad(3G版)を、日本(米国外)でローミングで使う方法 – 2011年3月19日
この国際ローミングプランに加入するためには、アメリカ国内プラン
● 250MB/30日…$14.99
● 3GB/30日…$30.00
● 5GB/30日…$50.00
のどれかに加入していて、国内プランが有効でなければなりません。(そうでないと、International Planの追加オプションがメニューに出てこないからです。)
たとえば、国内プランを12月10日に加入し、1月8日まで有効とします。そして、翌月自動更新はキャンセルされているとします。
そして、米国外に旅行するので12月25日に思い立って(?)International Planに加入したとします。International Planも有効期限は30日間なので、使用バイト数が規定限度に達していなければ、1月23日まで使用できます。
そうすると、1月9日以降は国内プランは期限切れなのに、国際ローミングプランだけ期限内でまだ継続されていることになります。
このとき、国際ローミングプランに使用可能バイト数残量がまだ残っていると、その期間はその残量をアメリカ国内で使えることが、偶然解りました。つまり、AT&TのiPad国際ローミングプランは、アメリカ国内も含めた世界中どこでも使えるということです。
ただし、この場合は、LTE接続は出来ません。最大HSPA+(”4G”表示)までの速度でしか使えません。
表で解りやすく説明すると・・・
“備忘録:AT&T iPadプリペイド国際ローミングプランは、余ったら有効期限までアメリカ国内で使える。” の続きを読む
追記(2014年5月29日)
この記事の中で、AT&T/カナダ版以外のiPad 4(A1460)/iPad Mini(A1455)にAT&TのSIMを挿入すると、「The device type entered is not supported.」というメッセージが表示され、これ以上進めません。」という記述がありますが、これは、本日現在、無くなりました。
したがって、、AT&T/カナダ版以外のiPad 4(A1460)/iPad Mini(A1455)でも、AT&TプリペイドiPadプランへ加入できるようになりました。
詳しくは
AT&T/カナダ版以外のiPad 4/iPad Miniでも、AT&TのiPadプリペイドプランに加入できるようになりました。 – 2014年5月29日
参照。
さて、ソフトバンク版iPad 4(新・新iPad)をハワイに持ち込んで奮闘している人柱さんの初日報告です。
結果は思わしくありません。
1.ソフトバンク版iPad 4に未開通VerizonマイクロSIMを挿入し、「設定 ⇒ モバイルデータ通信 ⇒ アカウントの表示」をタップすると、以下のメッセージが表示される。
Cannot activate Your iPad
Your device cannot be activated.
Please visit your nearest Verizon Wireless store or
call customer service at 800-786-8419.
なお、画面左上のキャリアのところには「Verizon」が表示される。
ここまでで言えるのは
(1)ソフトバンク版iPad 4はVerizon SIMを正常に読んでいるので、海外SIMフリーは間違いないようだ。
(2)Verizon SIMでプリペイド・プランをアクティベートするとエラーメッセージが出るのは、VerizonはデバイスのMEID番号をキャリアに登録しないと回線接続していないようにしている(White List)からのように見える。
よって、米国外で購入したiPad 4/iPad MiniをVerizon回線で使用するためには、Verizonショップへ端末を持ち込み、MEID番号を見せて、回線へのアクセスを登録(デバイスの回線アクティベーション)して貰う必要がありそうだ。
※ 日本(au)と違ってアメリカには複数のCDMA2000キャリア(Verizon、Sprint、MetroPCS、Cricket、US Cellularなど。)が存在し、アメリカの3G CDMA2000通信方式ではSIMを使用しない(LTEはSIMを使用する)ため、各CDMA2000キャリアが自社が許可する端末のみを回線接続出来るようにするためにWhite List(ESN/MEID番号の事前登録)を使用するのは、これまでも当たり前のように行われています。
なお、米国外iPad 4/iPad MiniをVerizonショップへ持ち込んでMEID番号登録をしてくれるかどうかは、全く未知です。
そもそも、Verizon自体がそのようなケースを事前に考えておらず、手順が確立しておらず、対応さえしてもらえない可能性があります。
※ アメリカからVerizon版iPad/iPad Miniを購入した人は、VerizonへのMEID番号の登録は出荷時に済んでいるようです。したがって、そのままVerizon SIMで使用できます。(ただし、SIMの有効期限が切れていないこと。)
ああ、これで日本のiPadをアメリカへ持ち込んでVerizonのLTEに接続する夢は、ここで壁にぶち当たったままなのでしょうか!?
なお、代替案として考えられるのは、2つの方法があります。その一つは・・・
“【途中経過報告】日本のiPad/iPad Miniをアメリカで使用できるか?” の続きを読む
やっと我が家にもAT&TのLTEが先月末に来ましたが、
やっと我が家にもAT&TのLTEが来た。 – 2012年11月30日
「来たら、何かを検証しなければならない。」というのは判っていたのですが、何を検証するのか、先ほどまで忘れていましたね。
読者のとあるDMで、思い出しました。
● AT&T iPad 3/iPad 4/iPad MiniでアクティベートしたLTE SIMを挿入して、AT&T用LTEポケットWiFi「Elevate 4G(AirCard 754S)」でLTE接続が出来るか?
● AT&T iPad(オリジナル)/iPad 2でアクティベートした3G SIMを挿入して、AT&T用LTEポケットWiFi「Elevate 4G(AirCard 754S)」でLTE接続が出来るか?
● AT&T iPad(オリジナル)/iPad 2でアクティベートしたLTE SIMを挿入して、AT&T用LTEポケットWiFi「Elevate 4G(AirCard 754S)」でLTE接続が出来るか?
の検証が必要でした。
“AT&T iPad 3/4/iPad MiniとAT&T LTE SIMで、ポケットWiFi Elevate 4G(Sierra Wireless AirCard 754S)をLTE接続する検証。” の続きを読む
Verizon版iPad 3/iPad 4/iPad Miniで、VerizonのLTE SIMを使って、アメリカ国内で使うVerizonプリペイドiPad/iPad Miniプランを加入する手順です。
基本的には、AT&T版iPad/iPad MiniでAT&TのプリペイドiPad/iPad Miniプランに加入する手順と同じです。
ところで、新しい事実が分かりました。特に、アメリカ在住の方に影響があります。
筆者は以前にVerizonのiPad国際ローミングプラン・プランのことを書いたことがあるのですが、その時の詳細を忘れていました。
アメリカの携帯/iPadを日本でローミングする場合の料金:4社比較 – 2011年5月23日
Verizon版iPad 2が昨年2011年3月11日に最初に発売された時は、他のVerizonアンドロイド・タブレット端末(例:モトローラXoom)と同じく、通信プランはポストペイドMonth-toーMonth契約しか出来なかったと思います。それが、いつの間にかプリペイドプランが追加されています。
Verizonポストペイドプランでは、以下の料金でiPadで国際ローミングが出来ます。
デフォルト:$0.02/1KB (100MB使うと、$2048.00)
オプション:$25.00/100MB/30日、超過分は$25.00/100MB。
Verizonプリペイドプランでは、相変わらず国際ローミングが出来ません!
“Verizon LTE SIMで、iPad/iPad MiniのプリペイドLTEプランに加入する手順” の続きを読む
2012年11月14日、AT&Tは公式にデンバーでのLTE開始を告知しましたが、郊外である我が家にはその日はLTEがまだ来ておらず、残念に思っていました。
今朝、何気なくiPhone 5をいじっていたら、「LTE」のマークが!
やっと来た、AT&TのLTEでした。(もちろん、1年以上前からVerizonのLTEはサービスされていましたが・・・)
早速、スピードテストを実行すると、ダウンロードは10Mbps。(写真は、速度単位はkbps単位に設定しています。)アップロードが154kbpsって、遅すぎますけど、AT&Tさん。公式発表前のテスト中だから?
さて、AT&TのLTEが来たら、何のテストをするんだっけ?
あと来てほしいのは、
● T-Mobile USAの3G 1900MHz(年内予定)
● T-Mobile USAのAdvanced LTE(2013年後半?)
● SprintのLTE(2013年?)
● Clear/Sprint/SoftbankのTD-LTE(いつ???)
Verizonプリペイド(iPad/iPad Mini)SIMの事と、アメリカ国内でソフトバンク/au版iPad/iPad Miniで使えるSIM – 2012年11月24日
の続報です。
結論から先に書くと、Amazonで購入したVerizonのSIMで、iPad Mini A1455(Verizon版)が使えました。最新のiPad 4(iPad A1460)でも使用できるはずです。
iPad Mini A1455、および、iPad A1460は、ソフトバンクおよびauから2012年11月30日に発売されるiPad Mini/iPad WiFi+セルラー版と、基本的に同じモデルです。
これで、日本で購入したiPad Miniと最新版iPad(iPad 4)を、アメリカのSIMでLTEで使う方法が、「ほぼ」検証されました。
あとは、2日後に発売される日本で購入したiPad Mini/iPad 4に実際にこのVerizon LTE SIMを挿入して、アメリカで検証する人柱を待つのみです。
追記:
人柱さんがVerizon LTE SIMをソフトバンク/auのiPad/iPad Miniに挿入してみると・・・
SIMは認識し、Verizonの信号も掴みます。
しかし、「設定(Settings)⇒モバイルデータ通信(Cellular Data)⇒アカウントを表示(View Account)」(通常のiPad/ipad Miniプリペイドアカウント加入手順)をタップすると、次の写真のようなメッセージが表示され、プリペイド通信プラン加入の先に進めません!
AT&Tの場合と違って、VerizonのiPad/iPad Miniプリペイドプランはウェブサイトからの加入は出来ないので、これでお終いです。
つまり、残念ながら、Verizon版以外のiPad/iPad Miniでは、VerizonプリペイドiPad/iPad Mini LTEプランには加入できません、ということが判りました。
なお、筆者の知り合いのVerizonショップスタッフによると、技術的にはショップでソフトバンク版/au版のIMEI番号をVerizonのシステムに登録してもらえば、VerizonのSIMが使えるようになるそうです。しかし、Verizon店員がそれをしてくれる手順が確立されているかどうかは明確ではなく、また、Verizonはプリペイド契約の客にはLTE SIMを発行しないことから、IMEI登録もプリペイド契約の客にはしてくれない可能性があります。
なお、2012年春に発売されたソフトバンク版iPad 3を所有している人は、AT&Tショップで入手できる定価$15のiPad用SIM(運が良ければ、無料)、または、Amazonやオークションサイトで購入できるAT&T LTE対応SIMを使用すれば、AT&TのLTE回線を使用し、AT&TのプリペイドiPadプランで使用できます。
これら(Verizon、AT&T)のSIMは、当サイトでも代行販売します。
まとめると、
“【ヤッター】Amazonで購入したVerizonのSIMで、iPad Mini A1455(iPad A1460)が使えました。” の続きを読む
やっとソフトバンクのiPhoneが、業者によって一部SIMロック解除されているようですね。
16000円(ドルにすると、$200。)とか・・・なんか、馬鹿げた値段だと思います。
しかも、iPhone 5はダメとか、4Sの16GBだけで、32GBと64GBはダメ、とか。
IMEI番号だけでSIMロック解除するのに、なんでモデルとかメモリーサイズが問題になるのか良くわからないですね。
ひょっとしてアップル日本はソフトバンクの同意を得て近いうちにiPhone 4Sの16GBをSIMフリーで日本で発売する予定があるから、「それと同じモデルならSIMロック解除しても良い。」とソフトバンクが同意したのですかね。それとも、ソフトバンクが下取りしたiPhoneのうちの16GBモデルを日本でSIMロック解除後に発売するんですかね?
まあ、どうでも良いけど、モデルを制限するならともかく、メモリーサイズまで制限するなんて、全く判らない理屈です。
さて、アメリカではAT&T iPhone(iPhone 5を含む全モデル、全メモリーサイズ)のファクトリー・アンロックはこれまでAppleNBerryなどサードパーティーSIMロック解除業者で$40-50で提供されていました。もちろん、AT&Tに頼めば無料なんですが、まだ2年契約束縛中とか、eBayで中古を買ったとか、既に(あるいはもともと)AT&Tと契約していないのでアカウントが無いとか、の理由でAT&Tに無料SIMロック解除を申請できない人は、こういう業者に頼まないといけませんね。
AppleNBerry: AT&T iPhone IMEI Unlock
これらの業者は、AT&T版iPhoneのIMEI番号さえ申し込み時に伝えれば(入力すれば)、あとは問答無用。いつ、誰が買ったiPhoneでもSIMロック解除できます。iPhoneを買ったときの領収書も不要。
そのAppleNBerryのAT&T版iPhone SIMロック解除手数料は、クリスマス割引で金曜日(2012年11月23日)から1台$30に下がっています。
1ヵ月前の2012年10月下旬に採用された著作権例外条項の再審査決定で、2013年1月27日以降購入分のアメリカ携帯(iPhone含む)は、キャリアの許可無くSIMロック解除ができなくなります。
(アメリカで)2013年1月26日以降に購入するSIMロック携帯電話は、『キャリアの許可無く』SIMロック解除することは違法となります。 – 2012年10月27日
これに伴い、アメリカ国内サードパーティーSIMロック解除業者も、事業として存続できるかどうかわかりません。
したがって、アメリカ国内・国外にお住みで、まだAT&T版iPhoneのSIMロック解除を行っていない人は、今のうちにしておいたほうが良いと思います。
また、アメリカ国内に数1000店舗を持つゲームストア、Gamestopでは実店舗でAT&T版iPhoneの中古販売を行っており、こちらもクリスマスバーゲンで2-3割安くなっています。ここでSIMロックAT&T版iPhoneを購入し、$30でSIMロック解除する・・・という手もありますね。(もちろん、GamestopにiPhone 5はまだ無いと思いますが・・・)
Gamestop: Online Refurbished iPhone Sale
あ、そういえば、AT&Tのオンラインでは、Refurbished(整備品)iPhone 5 16GBは2年契約で$149.99から(でも、品切れ中)、Refurbished iPhone 4S 16GB/32GBは2年契約で$49.99/$99.99で(こちらは、在庫有り)販売されています。
アメリカ国内でポストペイド新規2年契約できるだけの与信履歴がある人で、iPhoneを買うかどうか迷っている人は、今がチャンスですよ。
※ オンラインでは与信履歴の無い人は、購入できません。(2年契約時のデポジットを受け付けるシステムが、オンライン注文にはありません。)
※ Refurbishedモデルは、実店舗では購入できません。
※ Refurbishedモデルの殆どが、消費者が一旦購入したものの、無料返品期間(クーリングオフ)の15日の間に返品したものです。したがって、殆どが美品状態です。
気が付かなかったのですが・・・
AT&TのiPad(3、4)/iPad Miniプリペイド・プランで、テザリングが出来るようになりました!
正式な発表が見つからないのですが、多分、2012年10月初め頃からです。
MacRumersのフォーラムによれば、2012年9月28日にこの変化に気づいている人が報告しています。
Macrumors Forums:AT&T now allowing Personal Hotspot on non-MobileShare plans?
AT&Tは今年3月のiPad 3(新iPad)の発売時にはテザリング(インターネット共有、Personal Hotspot)を許可せず、7月になってポストペイド共有データプラン加入者のみ、iPad 3によるテザリングを許可していました。
それが、AT&TのiPad(3、4)/iPad Miniのプリペイド加入者にもやっとその恩恵を受けられる日が訪れました!
“AT&T iPad/iPad Miniプリペイドプランで、テザリングが出来るようになりました。” の続きを読む
追記(2014年5月29日)
この記事の中で、AT&T/カナダ版以外のiPad 4(A1460)/iPad Mini(A1455)にAT&TのSIMを挿入すると、「The device type entered is not supported.」というメッセージが表示され、これ以上進めません。」という記述がありますが、これは、本日現在、無くなりました。
したがって、、AT&T/カナダ版以外のiPad 4(A1460)/iPad Mini(A1455)でも、AT&TプリペイドiPadプランへ加入できるようになりました。
詳しくは
AT&T/カナダ版以外のiPad 4/iPad Miniでも、AT&TのiPadプリペイドプランに加入できるようになりました。 – 2014年5月29日
参照。
2012年3月に新iPad(iPad 3)が出た直後に、次のような記事がリリースされました。
「Verizon版新iPadで、AT&TのSIMが使える。」
You can use an AT&T SIM card in a Verizon iPad – 2012年3月16日
そこで、状況は変わらないはずのVerizon版iPad Miniで、早速その検証です。
で、やってみると、上の記事のタイトルは、必ずしも100%正しくないことがわかりました。
まあ、本文を読めば、半分判るんですが・・・でも、半分ですね。
“Verizon版iPad Miniは、AT&TのSIMが使えることの検証” の続きを読む
1ヵ月ほど前に別件でAT&T GoPhone SIMを何枚かテストでアクティベートしたのですが、その時に今までとは違うことに気が付いたので、注意の為に報告します。
それは、以下の写真のような「GoPhone」ロゴの入ったSIM (SKU 72287など)をAT&T GoPhoneプリペイド・プランでアクティベートすると、その時に使用(入力)した携帯のIMEI番号にSIMが「紐付き(本体ロック)」になる、と言うことです。
これまでも「通話クレジット(例:$15相当、$25相当、等)の含まれているGoPhone携帯パッケージ」に含まれている携帯本体とGoPhone SIMカードを組み合わせてアクティベートすると、その携帯本体とSIMは「紐付き」になることは以前から知られています。
しかし、この「紐付き」現象が、パッケージに通話クレジットの有無に関係無く、かつ、GoPhone SIMを単体で(Amazon.comなどから)購入しようが、GoPhoneパッケージの中のGoPhone SIMを使用しようが、全てのGoPhone SIMで起こるようです。少なくとも、今日、再度確認した1枚を含め、この短期間にアクティベートした3枚のGoPhone SIM(うち、2枚はAmazon.comでバルクで購入したもの、1枚は通話クレジットの無いGoPhoneパッケージに入っていたもの。)が同じように、アクティベートした携帯本体に「紐付き」になっています。そして、そのときに使った携帯のIMEI番号がBYODのスマートフォンであれ、フィーチャーフォンであれ、機種には関係ありません。
(今でも相変わらずiPhoneのIMEI番号では、GoPhoneプランではアクティベート出来ません。 ← 確認済み)
“【注意】AT&T GoPhone SIMは、アクティベートした携帯のIMEI番号に「紐付き(本体ロック)」されるようになった?” の続きを読む
AT&Tは今年(2012年)7月より盗難電話/不正電話対策として、これらの携帯電話のシリアル番号(IMEI番号)をデータベース化し、その携帯電話のAT&T回線での使用を防ぐ対応を始めました。・・・というニュースは以前、紹介しました。
AT&T、盗難携帯のアクティベーションを禁止する処置を今週から開始すると発表 – 2012年7月10日
で、「じゃあ、実際に盗難電話/不正電話をAT&T回線で使おうとしたら、どうなるのか?」は詳しく記述されているところを見たことがありません。
たまたま、筆者が関係した携帯電話の1台がこの状態になりましたので、ご報告します。
ここで、
● 盗難電話・・・もちろん、ユーザーにより携帯電話「盗難報告」がAT&Tにリポートされ、そのシリアル番号(IMEI番号)がAT&Tのデータベースに保存されている携帯電話機本体。
● 不正電話・・・携帯電話機を販売する店舗からの万引きを防ぐため、プリペイド携帯電話パッケージやトップアップカードやギフトカードは、レジで商品のシリアルコードのバーコードをスキャンしないと、使用できないようになっています。このスキャンを忘れたり、正しくスキャンされずに店外へ持ち出された商品は、不正電話・不正カードとなり、使用できません。
オンラインで同様な商品を注文した場合でも、出荷する倉庫で正しく商品のシリアル番号がスキャンされないと、同じく不正携帯電話・不正カードの扱いとなります。
今回の状況背景:
● アメリカのコンフェレンスに数人で出席する日本人のグループのために、筆者が家電量販店BestBuyのオンラインショップで、AT&TのGoPhoneを4台(同じモデル。通話だけの安いフィーチャーフォン。)を購入して、日本へ送付。もちろん商品は新品で、パッケージは開封された形跡が無い。
グループはアメリカへ到着後、SIMをアクティベートして携帯を使おうとした。
うち、3台は1週間の滞在期間中、問題無く使用できたが、残り1台がアクティベート後に一度は使えたが、その後すぐに『使えなくなった。』
● 筆者が指示して、現場でいくつかテストをしてもらい、仮説を立てた。(現場の状況把握が完璧ではなかったので、その仮説は間違っていたので、ここでは書きません。)
最後に別に筆者のところで新しいGoPhone SIMをアクティベート/トップアップし、念のために3台の違う携帯(フィーチャーフォン、アンドロイド、iPhone 3Gs)で通話が出来ることを確認し、そのSIMを翌日到着郵便で送った。
● 送ったSIMを問題の携帯に挿入したら、通話が出来なくなった。
筆者がオンラインでSIMのアカウントを確認するも、特に変わったことは無く、Active状態になっており、残高も充分有る。
● 結局、この携帯1台は、滞在中使えなかった。
日本へ帰国後、問題の携帯とSIMを返送してもらい、筆者が確認して、状況が把握できた。更にAT&Tのセキュリティー担当カスタマーサービスと電話で会話して、その事実が確認できた。
以下はそこで判った、「AT&T SIM(GoPhone含む)で盗難電話/不正電話を使った場合、どうなるか?」と、その場合の対応方法の報告です。
“AT&T SIM(GoPhone含む)で盗難電話/不正電話を使った場合、どうなるか?” の続きを読む
2011年7月12日にリリースされたAT&T Elevate 4G(Sierra Wireless AirCard 754S)LTE(ただし、LTE周波数対応はAT&Tの700MHzとカナダのAWSだけ。)/HSPA+/3G/2G対応ポケットWiFiは、日本でもSIMフリー機が発売され、この春ごろから利用者が多いようです。
残念ながら、もともとキャリアロック状態で販売されることが前提だったため、マニュアル(User Guide)には他キャリアのAPN設定方法が全く書かれていません。
Sierra Wireless AirCard 753S/754S Mobile Hotspot User Guide
質問が多いので、何度も同じことを書かなくても良いように、ここにAT&T Elevate 4G (Sierra Wireless AirCard 754S)をSIMフリー・ポケットWiFiとして使う際に、他社SIMで使用する場合に必要な様々な設定手順を、書いておきます。
Elevate 4G(Sierra Wireless AirCard 754S)の周波数対応は、次のようになっています。
LTE: 700MHz Band 17、上り1700/下り2100 MHz (AWS) Band 4 (最大100Mbps)
3G: UMTS/HSPA/HSPA+(最大21Mbps)/DC-HSDPA(最大42Mbps) 850MHz、1900MHz、2100 MHz
2G: EDGE/GPRS/GSM 850MHz、900MHz、1800MHz、1900 MHz
GPS: 1575 MHz
なお、アメリカの各キャリアとも、ポケットWiFiに関しては携帯よりは頻繁ではありませんが、それでも1~2年に一度は新型モデルを発売します。AT&Tも次期ポケットWiFiとして、タッチ・スクリーンを搭載したNovatel Wireless製MiFi Liberateを発売することを2012年9月27日に発表しています。
Touchscreen LTE-ready mobile hotspot to be offered by AT&T – 2012年9月27日
“ポケットWiFi AT&T Elevate 4G(Sierra Wireless AirCard 754S)の設定方法” の続きを読む
AT&Tは本日のプレスリリースで、2012年10月7日よりプリペイドGoPhoneに新たに「月$65で、通話とテキストが使い放題、データは1GBまで」のオプションを追加すると発表しました。
AT&T to offer new $65 GoPhone monthly plan starting October 7th – 2012年10月1日
これまでのAT&Tの月極めプランは、
● 月$25で通話250分まで、テキスト無制限
- 追加オプションでデータ使用が 50 MBまで$5/月、200 MBまで$15/月、1 GBまで$25/月
● 月$50で通話無制限、テキスト無制限
- 追加オプションでデータ使用が 50 MBまで$5/月、200 MBまで$15/月、1 GBまで$25/月
でしたが、これに
● 月$65で通話無制限、テキスト無制限、データ使用が1 GBまで含まれる
が追加され、これまで「月$50プランに、データオプションの1GBまで$25/月」を追加して使用した人にとっては、毎月$10安くなります。
出来れば、月$25オプションに1GBデータを含んだオプションも追加して欲しかったですね。
AT&Tのフォーラムにも報告されており、
Can I unlock Iphone 5 if I bought it with no contract?
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09-22-201207:08:29 PM
It has been reported that “IF” you can get the salesman at the Apple Store to sell you an IPhone 5 with no contract, they are already unlocked. Some stores will only sell them as upgrades or new service.
09-23-201206:06:04 AM
That would make sense as I bought my iPhone 5 as “Device Only” from an Apple store. I used it for a day, then I felt like doing a restore on it, so after the restore was done on iTunes, I received the Message that my iPhone was now unlocked. I wondered what was going on as old phone was an iPhone 4S that was Unlocked by AT&T a couple of months ago. I went ahead and placed another request using AT&T’s unlocking site. So I will see what happens next.
09-23-201206:19:53 AM
Just got off the phone with AT&T, and Yes, It is UNLOCKED! Good info to know. Buy it off contract and then restore.
Cheers!
09-25-201205:04:13 PM
Hi! Thanks for your feedback!
So if I get you right, you just need to pop in an AT&T store (pray for them to have the one you want in stock), and buy one “no-commitment” at $649?
I believed you had to take a contract, even a month-to-month one, to get your hands on an iPhone 5. I was about to get one with a $69.99 plan for one month, but the thing that bothered me was the activation fee…
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“AT&TのiPhone 5をアップルストアで2年契約束縛無しで(定価で)買うと、SIMフリー” の続きを読む
金曜日(2012年9月21日)にAT&T版iPhone 5を受け取って初期化した後、その日の午後のうちにAppleNBerry.comにファクトリーアンロックを申請しました。
2週間前にある読者のiPhone 4のSIMロック解除のために代行したときには、翌日にはSIMロック解除完了通知メールが来ました。
今回は$5割引のクーポンコードがそのときと同じEメールアドレスではうまく適用出来なかったので、別のEメールアドレスを使って注文しましたが、そのメールドメインはほとんど使っていないアドレスで、スパムメールを防ぐためにメールサーバーを外部からアクセスできないようにIPアドレスフィルターを噛ませていたのを忘れていました!したがって、AppleNberryからはお知らせが来ない・・・
しかし、IPフィルターに気がついて開放したのは金曜日の夜なので、SIMアンロック完了の確認Eメールぐらいは届いても良いのに・・・・
そこで、待ちきれないし、ちょっと試してみようと思い、未開通のT-Mobile USAのSIMをハサミでちょん切ってナノSIM化し、AT&T版iPhone 5に挿入したところ・・・・
最初は圏外。でも、T-Mobileからのボイスメール案内が届いている。(未開通SIMでも、T-Mobile回線に繋ぐと「Welcome T-Mobile、please activate your SIM・・・」みたいな内容のボイスメールが入って来る。)
暫く「えっ?SIMロック解除されているの?」とうろたえていると、「(iPhoneは)アクティベートが必要です。」見たいな画面になって再起動。
また数十秒待つと、・・・・信号のところにT-Mobileの文字が出て、ボイスメールにアクセスしてT-Mobileの案内が聞くことが出来るではないか!
その後、念のためT-MobileのSIMを挿入したまま、PC/iTunesに繋げると、「あなたのSIMがサポートされていないSIMのようです。」的なメッセージが出てこない!
え?iPhone 5(それともiOS 6?)は、SIMロック解除するのに、PC/iTunesに繋がなくとも、OTAで出来るようになったの?
AppleNBerry.comでSIMロック解除注文の状況を見ると、「Completed」に成っているので、ファクトリー・アンロックの手続きそのものは完了したようだが・・・
繰り返すけど、OTAでSIMロック解除(IMEIファクトリー・アンロック)出来ちゃうの?・・・今までと違うんだけど!
あ~、わからん!
そこで、同じくAT&T版iPhone 5を買った人へのお願い。
AT&T版iPhone 5は、買ったときのままではSIMロックされていますか?
T-Mobile USA/Net10のT-Mobile用SIM/Simple Mobileの未開通SIMとか解約済みSIMとか、ナノSIMにカットして入れてみて、そのままPC/iTunesに繋げて、「あなたのSIMがサポートされていないSIMのようです。」的メッセージが、PC画面に表示されますか?されませんか?・・・・ 新しいiTunesでは、このメッセージが出なくなったね。・・・・「設定⇒キャリア(Carrier)」項目が表示されるかどうか?(Wi-Fi/Bluetoothの下)表示されれば、SIMフリー/されなければ、AT&TにSIMロック。
Verizon版はSIMアンロックで出荷されたということもあり、筆者のAT&T版 iPhone 5はAppleNBerry.comに申請したからSIMロック解除されたのか、それとも初めからSIMロック解除されていたのか、わからなくなってしまったので、情報を頂き、この混乱している筆者を助けてください。
ちょっと調べてみたところ、やはり、AT&T版iPhone 5も、Sprint版iPhone 5も、SIMロックされて出荷されているみたいです。
ということは、これからはIMEI番号によるファクトリーアンロックは、PC/iTunesに繋がなくともOTAで出来るんだ~!
これは、iPhone 5だけとは考え難いんだが、iOS 6だから? iOS 6のiPhone 4/4Sでも同じくOTAで出来るのかな?
“AT&T版iPhone 5がファクトリーアンロックできたんだけど・・・不可思議な点が” の続きを読む
AT&Tは明日のiPhone 5発売を前に、昨日、8ヶ所で新しくLTEサービスを開始しました。
開始した都市は、デトロイト、ホノルル、シアトル、ポートランド、ピッツバーグ、バーミンガム、メンフィス、アンカレッジ、です。
AT&Tは2012年9月6日に、年末までのLTEサービス開始予定都市(44ヶ所)を発表しています。
AT&T LTE 60地域、年末までに107地域:Verizon LTE 371地域、年末までに400地域。 – 2012年9月7日
AT&T expands 4G LTE coverage to 9 new markets, 44 more coming in 2012 – 2012年9月6日
ホノルルでは既にVerizonが2011年からLTEサービスを開始していましたが、Verizonは3GはCDMAキャリアです。これまではホノルルでLTEサービスを利用するには、旅行者は今年(2012年)5月1日からVerizonがプリペイドでの販売を開始したLTEポケットWiFiを現地のVerizonショップか家電量販店BestBuyで購入して使用するか、VerizonのLTE対応ポケットWiFiを日本からレンタルする方法しかありませんでした。
VerizonがLTEプリペイド・ポケットWiFiサービスを2012年5月1日から提供。 – 2012年5月1日
VerizonプリペイドLTEデータ通信使用料金は、
● 250 MBまで/有効期限7日まで、$15
● 3GBまで/有効期限30日まで、$60
● 10GBまで/有効期限30日まで、$90
AT&TがホノルルでLTEサービスを開始したことにより、新iPad(iPad3) GSM/W-CDMA版をAT&TのSIMで使用することにより、ホノルルでLTEでの接続が出来るようになります。また、AT&T Elevate 4G(Sierra Aircard 754S)ポケットWiFiにiPad契約SIMまたはプリペイドDataConenct契約SIM(モバイル通信専用)を挿入することにより、AT&TのLTEサービスも利用できるはずです。
AT&TプリペイドiPad契約の料金は
● 250MBまで/有効期限30日まで、$14.99
● 3GBまで/有効期限30日まで、$30.00
● 5GBまで/有効期限30日まで、$50.00
AT&TプリペイドDataConnect(モバイル通信専用)
● 100MBまで/有効期限24時間まで、$15.00
● 300MBまで/有効期限7日まで、$30.00
● 1GBまで/有効期限30日まで、$50.00
です。
なお、AT&Tは昨日(2012年9月19日)のiOS 6リリースから新iPad(iPad3)でテザリング(パーソナルホットスポット)を提供開始しましたが、このサービスはポストペイド契約の共有データプラン(Shared Data Plan)加入者に限られます。
FacetimeもiOS 6リリースからWiFi以外に3G/4Gセルラー通信(携帯電波)で利用できるようになりましたが、AT&TはFacetimeのセルラー通信利用は共有データプラン(Shared Data Plan)加入者に限定することを発表しており、利用者グループからFCC(連邦通信委員会)に正式に苦情(Complaint)が提出されています。
AT&Tは契約外(2年契約終了済み、早期解約済み)のiPhoneのSIMロック解除を2012年4月8日より始めました。
AT&Tが2012年4月8日より、一部の「2年契約束縛」外iPhoneのSIMロック解除を開始 – 2012年4月7日
AT&TのiPhone SIMロック解除手続きが明らかに – 2012年4月9日
しかし、リクエストが多かったせいか、4月末頃からiPhone SIMロック解除の手続きが厳しくなり、オリジナル購入者の確認などをし始めました。
AT&T iPhone Unlockポリシーが厳しくなっています。 – 2012年5月19日
ところが、ここへ来て、iPhone SIMロック解除をウェブでのフォーム入力で受け付け始めたようです。
AT&T reportedly unlocking under-contract iPhones – 2012年9月7日
しかも、まだ2年契約を満了していない人でも、このフォームに入力して24時間後にはiPhone 4/4SがSIMロック解除できた・・・という人も居るようです。
“AT&T iPhone SIMロック解除リクエストが、オンラインフォームで出来るようになった。” の続きを読む
LTE対応されると予想されるiPhone 5の発表(2012年9月12日)を前に、AT&Tは本日、新たに7ヶ所でLTEサービスを開始しました。これで、AT&Tの米国内LTEサービス開始地域は60ヶ所となり、人口カバーで1億人、カバー率は約32%になります。
さらにAT&Tは2012年末までに追加で44都市(47都市という報道もある)でLTEサービスを開始すると発表しました。
2012年年末までに拡大予定されている都市にはアルバカーキ、ボイズ、シンシナチ、デトロイト、デンバー、ファイアットビル、グリーンベイ、ハワイ、ルイビル、ミネアポリス、ポートランド(オレゴン)、ピッツバーグ、シアトル、ツーソン、なども含まれており、これが完了すればAT&TのLTEカバレッジはアメリカ主要都市はほぼ含まれ、VerizonのLTEカバレッジともやっと同じ土俵で比較されるようになるでしょう。
今、AT&TのLTEサービスが提供されていない(筆者のような)地域でも、3ヶ月待って年末までにLTEが開始されるようなら、iPhone 5はAT&Tモデルでも良いかな・・・と考えられるでしょう。
AT&T expands 4G LTE coverage to 9 new markets, 44 more coming in 2012 – 2012年9月6日
これに対するVerizonは、現在、371ヶ所でLTEサービスを提供しており、人口カバー2億3000万人、カバー率75%です。2012年末までには総計400ヶ所、人口カバー2億6000万人、カバー率83%を目標に掲げています。
VerizonのLTEダウンロード速度は初め、実質2~5Mbps程度(アップロード1-2Mbps)でしたが、現在、広いところで5~12Mbpsにダウンロード速度が引き上げられています。アップロード速度は実質2-5Mbpsです。
Sprintは2012年7月15日に15ヶ所でLTEサービスを開始し、現在は19ヶ所に増えています。
本日の報道では、Sprint版のiPhone 5は2012年10月15日発売に遅れるのではないか、という噂も出ています。
Sprint Training Documentation Hints iPhone 5 Launch Could Be As Far Away As October 15 – 2012年9月6日
このブログサイトの読者、nodyさんからの報告で、Net10のSIMがBestBuy店頭で発売開始になったようです。
nody – 2012年8月8日
BestBuyのオンラインサイトでも商品が紹介されています。
多分、2012年8月4-5日の週末からでしょう。
表示の「Post-Paid」は、「Pre-Paid」の間違いです。
価格はNet10のオンラインでの購入価格$14.99ですが、BestBuyのパッケージは、AT&T用標準SIM、AT&T用マイクロSIM、T-Mobile USA用標準SIMの3枚が入っているそうです。(BestBuyの商品説明にも、それが明記されている。)
もし、この3枚が同時に別々の電話番号でアクティベートできるとしたら、安いですね!
ちょっと確かめるために、これから店へ行ってみます。
ちなみに、チェックしましたが、BestBuyでSimple MobileのSIMはまだ販売されていません。
また、Walmart.com(と、多分、Walmart店頭)ではまだStraightTalkのSIMは販売していないようです。
“Net10 SIMがBestBuy店頭で発売開始” の続きを読む
Engadgetオンライン誌がレポートしたところ、AT&Tは本日2012年8月3日にSEC(アメリカ証券取引委員会)に提出した2012年第2四半期業績・経営報告(Form 10-Q)の中で、現在使用している2G GSM/Edge/GPRS電波(850MHzと1900MHz)を、2016年末までに完全停波する計画を発表しました。
AT&T plans to shut down entire 2G network by 2017 – 2012年8月3日
AT&T Form 10-Q For the quarterly period ended June 30, 2012 – 2012年8月3日
以下、Form 10-Qから関連箇所を抜粋します。
Also as part of our ongoing efforts to improve our network performance and help address the need for additional spectrum capacity, we intend to redeploy spectrum currently used for basic 2G services to support more advanced mobile Internet services on our 3G and 4G networks. We will manage this process consistent with previous network upgrades and will transition customers on a market-by-market basis from our Global System for Mobile Communications (GSM) and Enhanced Data rates for GSM Evolution (EDGE) networks (referred to as 2G networks) to our more advanced 3G and 4G networks. We expect to fully discontinue service on our 2G networks by approximately January 1, 2017. Throughout this multi-year upgrade process, we will work proactively with our customers to manage the process of moving to 3G and 4G devices, which will help minimize customer churn. As of June 30, 2012, approximately 12 percent of our postpaid customers were using 2G handsets. We do not expect this transition to have a material impact on our operating results, but will continue to evaluate the financial impact of transitioning customers from 2G devices to 3G or 4G devices.
AT&Tの報告によれば、現在、アメリカ国内のAT&Tポストペイド契約加入者で2G GSMオンリー携帯を使用しているのは12%しか居ない、とのことで、これから4年半の間にこの2G加入者を3G/4G携帯に機種変更させる予定だそうです。
まだまだ時間はあるものの、海外からアメリカへ一時的に旅行・出張する人は、
1.T-Mobile USAが1900MHz 2G GSMサービスを今後どうするのか(T-Mobile USAは、2G 850MHz周波数使用権を持っていません。)
2.2017年1月1日以降、アメリカ国内でAT&TおよびそのSIMを使用する場合は、端末の対応3G周波数を良く調べ、それがAT&Tの周波数(850MHz、1900MHz)に対応していなければ、3Gどころか、2Gでも使用できなくなる、
ということ認識する必要があります。
そして、現在市場に出ている2G GSM通信のSMSテキストメッセージを使用してGPS位置を知らせるような、安価なGPS Tracker装置
SMSで現在地を教えてくれるi-gotU GPS Tracker GT-1800 – 2011年12月13日
や、2PhoneやSkyroam Gmateのような同時着信可能なデュアルSIM装置が使えなくなります。
iPhone 4用同時着信デュアルSIM装置、2Phoneを使ってみた – 2011年9月19日
Skyroam Gmate(同時デュアルSIM装置)の使用報告、その1:iPhone編 – 2011年11月6日
ちなみに、世界では既に日本と韓国がには、2G GSM電波を完全停波しています使用している携帯電話会社はありません。
1ヵ月半くらい前に「AT&T iPhone 3G/3Gs/4 SIMロック解除業者が出現し始めた」とご紹介しました。
AT&T iPhone 3G/3Gs/4 SIMロック解除業者が出現し始めた – 2012年6月6日
ここで紹介したeBayでのiPhone SIMロック解除代行業者は、平均$75-$90位の手数料を徴収するようです。
実は、3日前の2012年7月21日に、Geveyのアメリカ総販売元AppleNBerryから「うちも、AT&TのiPhone SIMロック解除を始めたよ~」というEメールでの案内がありました。
AppleNBerry AT&T iPhone IMEI Unlock
AppleNBerryは、AT&TのiPhone 3G、3GS、4、の他に、昨年10月に発売されたばかりで、ほとんどの人がまだ2年契約束縛中のiPhone 4SもSIMロック解除できる、と宣伝しています。
iPhoneのIMEI番号をAppleNBerryに知らせると、手続きは1~2営業日で完結する、と書いてあります。
“AT&T iPhoneのSIMロック解除業者が、有名どころまで出てきた!” の続きを読む
今年(2012年)4月に、アメリカ連邦通信委員会(FCC)の勧告により、アメリカ4大携帯会社が盗難携帯のデータベースを作成することになりましたが、
アメリカ4大キャリアが米政府の要請に応じて、盗難携帯のデータベース作成に協力 – 2012年4月11日
AT&Tはこれに基づき、今週から盗難携帯はAT&T回線ではアクティベートできないようにする、と発表しました。
AT&T to Start Blocking Stolen Cellphones This Week – 2012年7月9日
スマートフォンの普及に伴い、高価なスマートフォンの盗難が増えてきているため、このような対策が必要とされてきました。
CDMA携帯は従来からアクティベーション時に本体のシリアル番号(ESN、または、MEID番号)をキャリアサーバーに登録する必要があるため、CDMAキャリアのVerizonとSprintは既に「盗難された」と報告された携帯の再アクティベーションは以前からできないようになっています。
しかし、SIMを使用するタイプのGSM/W-CDMAキャリアであるAT&TやT-Mobile USAの場合、通信契約時(SIMアクティベーション時)に本体のシリアル番号(IMEI番号)はこれまでは大きな意味を持っておらず、詳細にチェックもされていなかったのが現状です。
FCCの勧告により、今後はAT&Tでも携帯のアクティベーション時にIMEI番号チェックが厳しくなり、盗難報告をされている携帯の再アクティベーションがAT&T回線ではできなくなります。
また、2012年末までにはアメリカ各キャリアの盗難携帯データベースは統合され、キャリア間で情報が共有されるようになるため、AT&Tで盗難報告された携帯は、T-Mobileでもアクティベートできなくなります。
今後、中古携帯をeBayなどで購入する場合は、特に注意が必要となります。
追記:日本への国際テキスト送信は、この「国際テキスト使い放題」が適用されないことが分かりました。対象国は約100ヵ国で、日本はその中には入っていません。
まあ、そんなに影響無いと思うんだけど・・・・
AT&Tは、これまで$2/Dayプランおよび$50/月プランで使い放題だった国際SMSテキスト送信を、2012年7月15日から$25/月プランでも使い放題にすることを、本日発表しました。
AT&T GoPhone $25 per Month Rate Plan Adds Value for Prepaid Customers – 2012年7月9日
ついでながら悪いニュースとしては、先週2012年7月3日、AT&TのMVNOのRed PocketとJolt Mobileは、同社のMonthlyプランのデータ使用制限バイト数を2GBから1GBに下げました。
Red Pocketはこれに伴い、新1GB Monthly Planの料金を月$59.99から$54.99に値下げしました。
Red Pocket and Jolt Cut Data from 2 GB to 1 GB on Unlimited Plans – 2012年7月3日
これにより、AT&Tのプリペイド携帯MVNOではNet10(月$50)/StraightTalk(月$45)の「データ使い放題」の次に毎月のデータ使用量制限が高いのは、H2Oの月$60プランで2GBまで使用できます。
ただし、Red PocketとJolt Mobileが同時にデータ通信量の上限を下げたことから、AT&TがMVNOにプレッシャーをかけていることが推測され、他社のネット制限も厳しくなるかもしれません。
最近、iPhoneやスマートフォンでデータを制限を気にせず使うためには、Net10(StraightTalk)の月$50(StraightTalkは月$45)「通話・テキスト・データ使い放題」SIMオンリーをお勧めしていますが、独立記念日を前にようやく時間が空いたので、Net10/StraightTalkの国際電話に関して良く調べてみることにしました。
まずはNet10で「MyAccount」にログインし、左メニューの「International Long Distance」をクリックし、(日本は「Unlimited International」プランの対象国ではないので、)国際電話の「Pay-as-you-go International Long Distance」プランに加入しようとして色々やってみるも、登録しようとしてSIMのシリアル番号を入力すると、「You are enrolled in a service plan that does not support International long distance.」のメッセージが画面に表示されて、登録/購入できない。
そこで、色々調べてみると・・・
Net10の国際電話プランの説明ページに、以下の内容が書かれていることを発見。
Net10 Features / International Calls
Q. Can I make international calls from my NET10 phone?
A. Yes. You can call over 1000 international destinations. To learn more about International Calling, click here.
Please be aware that the Pay As You Go International Long Distance service is not available for the NET10 Unlimited 30 Day Monthly Plan, the 750 Minutes 30 Day Monthly Plan, or Android phones.
Please be aware that the Unlimited International Service Plan is not available for Bring Your Own Phones.
Q. What international calling options does NET10 offer?
A. We offer two international calling options for you to choose from.
You can buy the Unlimited International Service Plan for $65 which provides 30 Days of Service. This plan offers Unlimited NATIONWIDE talk, text, data and 411 and includes Unlimited INTERNATIONAL calls. To buy the Plan or to find out more, click here.
Please be aware that the Unlimited International Service Plan is not available for Bring Your Own Phones.
We also offer the Pay As You Go International Long Distance Service for 15 cents per minute or less depending on the last Airtime card you added which provides service for over 100 international destinations. The minutes will be deducted when the call is attempted (as soon as you dial the number accessing the NET10 International Long Distance service). To find out more, click here.
Please be aware that the Pay As You Go International Long Distance service is not available for the NET10 Unlimited 30 Day Monthly Plan, the 750 Minutes 30 Day Monthly Plan, or Android phones.
つまり、Net10の「SIMのみ販売(Bring Your Own Phones)」契約では「Unlimited International」プランは加入できず、「月(30日)使い放題」プランでは「Pay As You Go International Long Distance」プランに加入できない。つまり、Net10の「SIMのみ販売」契約では、Net10の(2つの)国際電話プランは加入できない、と言うことが解りました。
そこで代替案が必要ですが、サードパーティーの「プリペイド国際電話コーリングカード」を購入し、携帯から(・・・と言うか、固定電話、公衆電話、他の人の携帯を借りて使わせてもらう場合も含めて・・・)国際電話をすることが可能です。
“AT&Tプリペイド国際電話コーリングカードのオンライン購入と使い方” の続きを読む
AT&Tの2年契約束縛から外れたiPhoneのSIMロック解除リクエストへの応対が2012年4月8日から始っていますが。
AT&Tが2012年4月8日より、一部の「2年契約束縛」外iPhoneのSIMロック解除を開始 – 2012年4月7日
AT&TのiPhone SIMロック解除手続きが明らかに – 2012年4月9日
SIMロック解除リクエストが予想外に多かったせいか、2012年4月末ごろからAT&TのSIMロック解除条件が厳しくなって来ています。
AT&T iPhone Unlockポリシーが厳しくなっています。 – 2012年5月19日
現在はAT&Tは原則的に、
1.オリジナルの購入者からのリクエストであること
2.AT&Tと現在、または、過去に契約(電話番号)があること
3.「購入時の領収書をAT&TにFaxしろ」と言われることがあるので、準備しておくこと
の条件がそろっている場合に、SIMロック解除ケースをオープン(入力)してくれます。
更に、盗難・紛失iPhoneとAT&Tに報告されているIMEI番号のiPhoneは、AT&TはSIMロック解除してくれません。
また、前の所有者に通信料金の未払いが残っている場合にも、AT&TはSIMロック解除してくれません。
さて、AT&Tにアカウントが無く、かつ、オリジナルの購入者じゃない場合は、SIMロック解除リクエストが難しくなったことから、2週間前に「そろそろサードパーティーのSIMロック解除業者が出てきても良い頃」と思ってネットを探したときは、怪しい1社のサイトしか出てきませんでした。その業者のホームページには、事業名や住所のページが全く記載されていませんでした。
しかし、今日またネットを検索してみたら、どうやらそろそろ、AT&TのiPhone 3G/3Gs/4のSIMロック解除をリクエストしてくれる業者がebayに名を連ねてきたようですね。
“AT&T iPhone 3G/3Gs/4 SIMロック解除業者が出現し始めた” の続きを読む
AT&TのiPhone(他のスマートフォンも)/iPad/アンドロイドタブレット、および、DataConnect契約の端末の国際ローミング料金が2012年6月1日より安くなります。
AT&Tプレスリリース:New Global Packages from AT&T Offer International Travelers More Data at an Affordable Price 2012年5月31日
旧新料金比較は
AT&T データ国際ローミング 旧料金 |
AT&T データ国際ローミング 新料金 |
参考: 2012年5月31日発売 日本通信 bモバイル4G Amazon.co.jp限定販売 BM-AMFRL-500MB |
Verizon データ国際ローミング料金 |
50MB/30日…$24.99 125MB/30日…$49.99 275MB/30日…$99.99 800MB/30日…$199.99 |
120MB/30日…$30.00 300MB/30日…$60.00 800MB/30日…$120.00 超過分は120MB…$30.00 |
最初の月(SIM代+通信料): 500MB/30日…5130円(約$65) 2ヶ月目以降または超過分: 500MB/30日…1980円(約$25) 日本(?)のクレジットカードが必要。 (デビットカード不可。) 登録後に郵送で送られてくる 確認コードを入力しないと、 1ヵ月+10日後に登録抹消(解約)。 |
100MB/30日…$25.00 超過分は100MB…$25.00 |
つまり、iPhone/iPadやタブレット、ポケットWiFiなどをAT&TのSIMで契約し、日本(米国外)で使用する場合、1MBあたり$0.25~$0.15でネットがアクセスできます。
約40%のコスト減です。
ただし、iPadで国際ローミングパッケージに加入する場合には、米国内パッケージ(最低 250MB/30日 $14.99)に加入している必要があります。
※ 参考
2012年5月31日発売の「日本通信 bモバイル4G Amazon.co.jp限定販売 高速定額(500MB/1ヶ月)SIMパッケージ BM-AMFRL-500MB 」
AMAZON.CO.JP : 日本通信 bモバイル4G Amazon.co.jp限定販売 高速定額(500MB/1ヶ月)SIMパッケージ BM-AMFRL-500MB
【レビュー】Amazonデータ通信SIMを使ってみた 速度は上々 – 2012年6月1日
昨日、GamestopがAT&TのプリペイドMVNOサービス開始すると言うニュースをお知らせしました。
Gamestopが、AT&TのプリペイドMVNOサービス開始 – 2012年5月19日
ところが、今日になって、Gamestop社のホームページのGamestop Mobileに関するページは一般にはアクセスできなくなっています。
GameStop Mobile : Plans
そして、前日の2012年5月17日(米国時間)には第2四半期の業績発表を行っており、既存店舗で前年同期比較の売上げ減が5-11%、全店舗の総売り上げ減17%、利益減7250万ドルという悪い業績を発表しており、株価も1日で11%下落しています。
GameStop stock drops 11 percent - 2012年5月17日
どうも、前期業績が悪くなければ、業績発表で「Gamestop Mobileサービス開始」も一緒に発表する予定だったのではないかと思われます。
ところが、前期業績が悪かったので、その発表を遅らせた。ところが、ウェブサイトの方は担当部署がそれを知らずに公開してしまった・・・・
そういう状況ではないでしょうか。
アメリカでは家電量販店のBestBuyが、昨年開始したプリペイド・モバイル通信サービスBestBuy Connectを今年(2012年)5月末で廃止することになっており、
Best Buy Axing Their Best Buy Connect Mobile Bandwidth Service - 2012年4月26日
T-Mobile USAのMVNOのTuyoがT-Mobile USAとの通信料の支払いで合意できずに間もなくサービス停止、Simple MobileがTracfoneに買収される、など、過当競争の中でMVNOが利益を上げることが難しくなっています。
Gamestop Mobileもニュースがリリースされた後、各ニュース・ソースのコメント欄はネガティブなコメントが目立っていました。
さて、Gamestop Mobileは、本当にローンチされるのでしょうか?
全米に4000店舗以上を展開し、Xbox、Nintendo、Sony PSPのハードやソフト、PCゲームのソフト、iPod Touch/iPad/iPhoneの中古販売、そして、カードゲーム販売を行っているゲーム専門ショップ、Gamestopが、AT&Tの回線を使ったプリペイドMVNOとしてサービス開始します。
GameStop Mobile launches as AT&T virtual carrier, gives us rare bring-your-own GSM in US – 2012年5月18日
料金は、Pay-as-you-goが$20トップアップで30日間有効。(データは1MB当たり$1.50)
Monthly Planは、
● 月$35で「通話もテキストもし放題」(データは1MBあたり$0.30)
● 月$45で「通話もテキストもし放題」(データは100MBまで。)
● 月$55で「通話もテキストもし放題」(データは500MBまで。追加は500MBあたり$5。)
です。
GameStop Mobile : Plans
“Gamestopが、AT&TのプリペイドMVNOサービス開始” の続きを読む
先月2012年4月8日から2年契約束縛が切れたiPhoneのSIMロック解除のリクエストを受け付けているAT&Tですが、
AT&TのiPhone SIMロック解除手続きが明らかに – 2012年4月9日
以下のリンクで2012年5月5日時点での体験談が出ているように、AT&TがUnlockポリシーを厳しくし始め、iPhoneのオリジナル・オウナー(そのiPhoneを最初に買った人)がSIMロック解除をリクエストしないと、リクエストを受付しないようになっているようです。
Howard Forums: Thread: Unlocking iPhone 4s after cancelling? – 2012年5月5日
最初の頃は
● iPhoneのIMEI番号と、
● SIMロック解除完了を通知するためのEメールアドレス
だけしか聞かれませんでしたが、・・・
今は
● いつ、どういう条件(2年契約、契約束縛無し)で購入したか
を聞かれます。
更に、上のリンクの体験談から、
● 解約前の電話番号
● 契約時の名義
● AT&TアカウントのEメールアドレス
なども聞かれることがあるようです。
結論から言うと、本人が正当に買われたiPhoneであれば、今は解約後で日本に帰国された後でも、本人がAT&Tの直接SIMロック解除をリクエストするのがスムースな方法ですが、時差の関係でカスタマーサービスには電話がしにくいのでチャットでリクエストするのがベストなのですが、チャットするには過去のAT&T電話番号/アカウント名義人名/パスワードが必要です。
さっきまで繋がっていたチャットの向こうのカスタマーサービス担当者は「電話番号無くてもチャットできるよ」と言うのですが、そのリンク先が見つからないまま、筆者の不手際でチャットが途中で途切れてしまいました。
また分かったら、ここにチャットリンク先を載せます。
で、そろそろ有料でAT&TのSIMアンロックをやってくれる業者が出てきているのではないかと思って探してみましたが、
Rebel SIM Card (SolutionsPoint Limited)
CutYourSIM
も、UKやオーストラリア購入のiPhoneに対してはSIMロック解除リクエストの代行をしていますが、アメリカAT&T向けはやっていないですね。
AT&Tは今年(2012年)3月に、年内に携帯電話/タブレット/ポケットWiFiなどの共有データ・プラン(Shared Data Plan)をポストペイド契約に導入したい意向を発表していましたが、Verizonも同様のプランをポストペイド契約に導入することを昨日、Verizon CFOのFran Shammo氏がJ.P. Morgan Technologyコンフェレンスで明らかにしています。
Verizon will kill ‘grandfathered’ unlimited data plans, push users to data share – 2012年5月16日
Shared Data Planとは、現在、各社のポストペイド契約Family Planで実施されている音声通話のShared Minutes Planと同じように、毎月一定容量のデータアクセス・バイト数(例:5GB)を1つの請求書(プラン)で最高5台までの家族のスマートフォンで共有するものです。
スマートフォン加入台数の多い家族はShared Data Planに加入することによって、結果的に毎月の一世帯あたりの携帯電話料金総額を下げることが出来ます。特に家族でも若い人は毎月沢山データを使い、お父さんやお母さんはあまり使わない場合には、その差は顕著に出てくるでしょう。
また、AT&TとVerizonは、iPad/アンドロイドタブレットもこのShared Data Planに含められるようにすることも検討しているようです。
これが実現すれば、あまり外出時には3G/4Gで使わないiPadやアンドロイドタブレットを外で使うときに、別途iPad/タブレット用プリペイドプランなどに加入しなくとも、既に携帯で加入しているShared Data Planを共有することが出来ます。
これによって、携帯1回線加入者でも、複数の端末を持っている人はShared Data Planに変更する意味があります。
両社とも過去にデータ使い放題プランを端末ごとに提供していて、当時このプランに加入していた人は、新しいプランに変更しない限り今でもその「使い放題」プランを維持できています。
その数は両社それぞれ数百万人は居ると推定されており、管理面からも収入減の面からも、両社の悩みの種になっています。
両社はShared Data Planと、4G LTE端末への機種変更は旧プランの強制解除対象とすることにより、これら「データ使い放題」加入者を強制的にプラン変更させる目的もあるようです。
なお、推測によれば、AT&Tは年内に、Verizonは夏ごろShared Data Planを導入すると見られています。
これに対して、アメリカ4大ポストペイド携帯会社で唯一「データ使い放題」プランの提供を続けているSprintは、「(同社の)強みは『使い放題』プランであり、それを変更する計画は今は無い。」と発表しています。
また、T-Mobile USAも、「自分が使いたいときに家族の他のメンバーが既にその月の限界まで使っていて、自分が使えなくなるようなことが発生するは、ユーザーは望んでいない。」として、共有データプラン導入の意向はないことを示しています。
PC World誌が全米13の都市で調査したスマートフォンの速度テストの結果が明らかにされました。
3G and 4G Wireless Speed Showdown: Which Networks Are Fastest? – 2012年4月16日
調査を行った都市は、
Atlanta, Boston, Chicago, Dallas, Denver, Las Vegas, Los Angeles, New Orleans, New York, San Francisco, San Jose, Seattle, Washington D.C
の13都市。
調査は、3Gサービスと4Gサービスとに分けて調査され、3GはVerizonとSprintはCDMA2000 EV-DO Rev.A、AT&TとT-MobileはHSPA+(HSAP+21、理論最大速度21Mbps)までを含みます。
4Gは、VerizonとAT&TはLTE、SprintはWiMax、T-Mobile USAはまだLTEサービスを開始していませんがDC-HSDPA(HSPA+42、理論最大速度42Mbps)を調査対象としました。
“PC Worldのアメリカ13都市スマートフォン・ネット速度テスト結果” の続きを読む
AT&Tは予告どおり、本日2012年4月18日より、スマートフォン(+iPhone)を使った場合のプリペイドGoPhoneのデータパッケージの加入を、Monthly Planの加入者に限定しました。
AT&T GoPhoneデータ・パッケージは2012年4月18日より月極めプラン加入者のみが加入できます。 – 2012年4月6日
Pay-as-you-go 通話1分$0.10プランの加入者や、1日$2通話使い放題プランの利用者は、本日2012年4月18日よりスマートフォンでデータプランに新規で加入できなくなります。(昨日までに旧データプランに加入した人は、その有効期限/制限バイト数が切れるまで使用できます。)
いわゆるフィーチャーフォン(非スマートフォン)は、プランに関係無く、今後も$0.01/5KBでWAPブラウザー(インターネット)が使用できます。
月極めプランはAT&T GoPhoneは2種類用意しており、
● $25/月、250分までアメリカ国内通話分数を含む
と
● $50/月、アメリカ国内通話し放題
があります。
なお、後者はフィーチャーフォン(非スマートフォン)であれば、WAPブラウザーも使い放題です。
また本日 2012年4月22日より、月極め加入者がオプション加入できるデータパッケージの使用限度バイト数が増加されます。
“2012年4月18日よりのAT&T GoPhoneデータパッケージ新料金と加入条件” の続きを読む
iPad 2 vs 新iPad(3rd generation) ネットSpeedTest、日本語化、など – 2012年3月17日
でも書きましたが、アメリカ国内でGSM/W-CDMA版の新iPadをAT&TのSIMで使用する場合、新iPad(iPad 3)/新iPadのIMEI番号でアクティベートできるAT&TのSIMは、LTE用SIMに限られます。
それ以外のSIMを使用すると、エラーメッセージが出ますので、ご注意ください。
iPadのAT&Tプリペイド通信加入を、iPadを使わずに行う方法 – 2011年6月18日
の方法でiPadを使わずにAT&TのSIMをiPad用にアクティベートする場合でも、LTE用以外のAT&TのSIMでGSM/W-CDMA版の新iPadのIMEI番号を使うと、以下のようなエラー画面になります。
“GSM/W-CDMA版 新iPad(WiFi+4G)をAT&Tで使用する場合は、LTE用SIMでしかアクティベートできません。” の続きを読む
AT&Tが「2年契約束縛終了後」のiPhoneの無料SIMロック解除を開始した初日の2012年4月8日、早速、その体験を記述したオンラインニュースが出ています。
The Next Web:AT&T’s iPhone unlock process detailed: Up to 5 devices, Apple does the unlocking, requires IMEI only – 2011年4月8日
基本的には、
1.AT&Tのショップ、または、AT&Tのオンラインチャットで、SIMロック解除したいiPhoneのシリアル番号(IMEI番号、iPhoneの「Settings>General>About」で見つかる。)と、自分のEメールアドレスを伝える。
2.AT&Tが、そのiPhoneのSIMロック解除のエリジビリティーをコンピューターでチェックする。
この時にまだAT&Tと契約が継続している場合は、未払い・遅延などが無いかどうかチェックされます。
古いiPhoneで、既に現在、AT&Tとの契約が無い場合は、IMEI番号からiPhoneのデータベースをチェックして、オリジナルの購入日、解約日、解約までの経過、などをチェックしてエリジビリティーを決めるそうです。
3.AT&Tがアップルに連絡。
4.72時間以内にメールアドレスでアップル AT&Tからリモートアンロック完了の通知が来る。
一部にはその場でアンロック指示が来て、すぐにSIMロック解除できた人も居るらしい。
SIMロック解除をリクエストする人がオリジナルの購入者でない場合などは、社内での承認が必要なので、4月16日まで時間が掛かる、と言われた人も居るらしい。、
5.通知が来たら、そのiPhoneをPCのiTunesに接続する。最新のiOSで復元する。(復元前にバックアップを取って、復元後、「バックアップから復元する」で設定とデータを戻す。)このときに使うアクティベーションSIMは、どこのSIMでも良い。
となります。
※ 復元する代わりに、『iPhoneに他社SIMを挿入し、PCのiTunesを起動し、USBケーブルでiPhoneをPCに繋げると、「Congratulation・・・」のメッセージがiTunesに表示されて、SIMロック解除プロセスが終了する、というレポートもあるので、復元する前にそれもお試し下さい。iOSを復元すると、たとえデータを「バックアップから復元」しても、Eメールはその時にメールサーバーに残っているEメールしか戻りません。
“AT&TのiPhone SIMロック解除手続きが明らかに” の続きを読む
Engadgetオンラインニュースは、AT&Tが来る2012年4月8日より、一部の「2年契約束縛」が無くなったiPhoneのSIMロック解除に応じることを表明した、と報道しています。
AT&T to begin unlocking off-contract iPhones this Sunday, April 8th – 2012年4月6日
AT&Tのスポークスマンによると、SIMロック解除に応じるiPhoneの条件は
● a customer’s account must be in good standing,
AT&Tとの契約が、支払い遅延・未払い・強制解約などの記録が無いこと。
(筆者注釈:これだけでは前にAT&Tと契約していたけど、今は解約済みでAT&Tとの契約が無い場合にもリクエストが出来るかは、わからない。)
● their device cannot be associated with a current and active term commitment on an AT&T customer account,
「既存の有効な契約中AT&Tアカウントで、(2年)束縛契約で使用中のiPhone」では無いこと
(筆者注釈:初めから2年契約束縛無しの状況で契約し、使用中であれば、良いと思われる。)
● they need to have fulfilled their contract term, upgraded under one of our upgrade policies or paid an early termination fee.
(2年)束縛契約期間を過ぎている、または、途中で許可された機種アップグレード・プログラムでアップグレードされた後の(古い?)機種、または、2年契約を途中で解約するのに早期解約料($325 - $10x契約継続月数)をちゃんと支払って解約した端末
だそうです。
“AT&Tが2012年4月8日より、一部の「2年契約束縛」外iPhoneのSIMロック解除を開始” の続きを読む
アメリカでSIMフリースマートフォンやポケットWiFiに使用するのに、これまで比較的に街中での入手性が高く、確実にデータ(ネット)アクセスが出来たAT&TのGoPhone SIMですが、AT&TはGoPhone SIMでスマートフォンを使用している人で、インターネットアクセスの為にFeature Package->Data Plackageに加入できるのは、2012年4月18日からは「月極めプラン(Monthly Plan)加入者のみに限定する」とGoPhoneユーザーに通知しているようです。(筆者にはテキストメッセージも電子メールも、まだ来ていません。)
AT&T Says No More Data Packages on GoPhone PAYGO Starting April 18 – 2012年4月4日
これまではPay-as-you-go 1分$0.10プランに加入し、通話を全くしないか、殆どしなくても、そのトップアップ残高をFeature Package->Data Packageに全て転用できましたので、実質的に
● $5で10 MB/30日間
● $15で100 MB/30日間
● $25で500 MB/30日間
のどれかのデータ・オプションでデータ(パケット)の使用のみが出来ました。
2012年4月18日以降から新規加入するスマートフォン使用者の場合は、最低でも月$25の「$25 Monthly Plan」(通話が250分まで無料、テキスト使い放題)に加入した人のみが、Data Packageに加入できます。
“AT&T GoPhoneデータ・パッケージは2012年4月18日より月極めプラン加入者のみが加入できます。” の続きを読む
最近、アメリカ国内の場所によってはiPhoneやスマートフォンでのインターネット・アクセス速度が遅い、という不満の声をところどころで見たり聞いたりします。理由はアメリカ国内のiPhone/スマフォ/ポケットWiFi等の利用者数が急増していて、回線整備が追いついていないからなのですが・・・
スマートフォンのネット速度テストで良く使われるアプリに「SpeedTest」がありますが、これはたくさんの人が全米、全世界で使っているのだから、この測定結果を地図にして公表すれば便利だと思います。
http://www.speedtest.net/
例えばこれから旅行や出張で遠くの都市に行くときに、その場所でのほかの人のSpeedTestの結果を事前に知れれば、それによってホテルの予約を決めたり、行動計画を決めたり、出来ますね。
・・・と思って調べたのですが、Speedtest.netアプリを提供しているOokla社はそのような情報を公開していないようですね。
近いものとしてOokla社のNetIndexレポート
http://www.netindex.com/
がありますが、国別/州別/キャリア別単位くらいまでの大雑把な集計で、それよりも細かい集計は無いですね。
そこでAppStoreをもう少し調べてみたところ、・・・ありました。
地図にその場所でのアメリカ携帯4社(Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USA)のインターネットアクセス速度をマップしたものがありました。
RootMetrics社の「Cell Phone Coverage Map」アプリです。
iOS版も、アンドロイド版もあります。
PCでも
http://www.rootmetrics.com/map/
にアクセスして、住所を入力して調べることが出来ます。
“アメリカ国内のスマートフォンのインターネットアクセス速度の比較マップ” の続きを読む
このブログへのアクセス・ログで、最近「MiFi 2372」または「MiFi 2352」のキーワードでアクセスされている方を一日数件見かけます。
アメリカAT&Tの3Gアクセスには「MiFi 2372」または「MiFi 2352」でも良いのですが、AT&Tは過去約1年で3G地域の大半をHSPA+(理論値21Mbps)にアップグレードしています。
したがって、これからアメリカ向けにモバイル・ルーター(ポケットWiFi)を購入する場合には、HSPA+にも対応したモデルを購入したほうがネットアクセス速度も2~3倍に速くなって便利です。
また、GoPhoneプリペイドプランでも、データ専用のPrepaid DataConnect/iPadプランでも、装置さえHSPA+に対応していれば、追加料金無しで自動的にHSPA+にアクセス可能です。
新iPadでアクティベートしたAT&T SIMをHSPA+/LTE対応のモバイルルーターに挿入して使えば、最大5人まで同時使用できるし、LTEサービスエリアであればその恩恵も受けられます。(現在のところは、AT&Tは新iPadでのテザリング・プランがありません。)
現在、AT&Tで正式に販売しているモバイル・ルーターは1モデルしかなく、「AT&T Mobile Hotspot Elevate 4G」(2011年8月から発売開始)と言いますが、
AT&T Mobile Hotspot Elevate 4G
これは、「Sierra Wireless AirCard 754S Mobile Hotspot」と同一モデルです。(本体のロゴがAT&Tロゴか、Sierra Wirelessロゴか、の違い。)
Sierra Wireless AirCard 754S Mobile Hotspot
周波数仕様は、
LTE: 700MHz Band 17、上り1700/下り2100 MHz (AWS) Band 4 (最大100Mbps)
3G: UMTS/HSPA/HSPA+(最大21Mbps)/DC-HSDPA(最大42Mbps) 850MHz、1900MHz、2100 MHz
2G: EDGE/GPRS/GSM 850MHz、900MHz、1800MHz、1900 MHz
GPS: 1575 MHz
に対応しています。したがって、SIMフリー版であれば3G 2100MHzで日本・ヨーロッパなどでもUMTS/HSPA+で使用できます。
“AT&T対応の最新のモバイル・ルーター(ポケットWiFi)は、Elevate 4G(Sierra Wireless AirCard 754S)です” の続きを読む
● 新iPad(3rd generation)の発表のおかげで4G LTEが注目されていますが、AT&Tは4月からあと12ヵ所でのLTEサービス開始をする、と先日(2012年3月12日)発表しました。
新しくLTEが開始されるのは、
オハイオ州Akron、Canton、Cleveland、
フロリダ州Naples、
インディアナ州Bloomington、Lafayette、Muncie、
ルイジアナ州Baton Rouge、New Orleans、
ミズーリ州St. Louis、
テキサス州Bryan-College Station、
ニューヨークのStaten Island
です。
AT&T 4G LTE to hit 12 new markets beginning next month – 2012年3月12日
なお、AT&Tは最初のLTEサービス開始の2011年9月18日以来、これまで28ヵ所で既にLTEサービスを開始していて、人口カバー率7400万人(約24%)となっています。
今回の追加発表で、AT&TのLTEサービスエリアは40ヵ所となります。
AT&TのLTEサービスは700MHz (704-746MHz) Band 17で行われています。
AT&TはLTEとは別に全米の広い都市部地域でHSPA+でダウンロード最大21Mbpsのサービスを実施しており、同社はT-Mobile USAの4G HSPA+サービスに対抗する為に、これも『4G』と呼んでいます。
基本的にAT&Tの3Gサービスエリアの80%以上は、既に同じ周波数でHSPA+にアップグレードされています。したがって、HSPA+のサービスエリアは3Gのサービスエリアとほぼ同じと思ってください。
同社の1900MHzまたは850MHz周波数に対応したHPSA+対応携帯(例:iPhone 4S)やモバイル通信機器では、4-5Mbps(実測値)以上の速度での通信が可能です。
“AT&TがLTEサービスエリアを12ヵ所追加、Verizonは7ヵ所追加” の続きを読む
今回の新iPad (3rd Generation)の発売によって特に両社のiPadプランが変わるわけではありません。
昨日の記事にも書きましたが、
iOS 5.1アップデートに関連する雑話、2件 – その1: iOS 5.1にアップグレードしたら、AT&T iPhone 4Sが急に4G(HSPA+)対応になった? – 2012年3月8日
一般にアメリカのパケット通信料金は、アクセス速度に依存しません。(例外は、T-Mobile USA プリペイドの「$2/Dayプラン」と「$3/Day」プラン。)
したがって、高速LTEでアクセス出来るようになるからといって、3Gプランと比べて料金が高くなるわけではありません。
したがって、AT&TとVerizonの新iPad (3rd Generation)のプランも、以下のページで紹介しているプランがそのまま適用になります。
iPad 2、AT&TプランとVerizonプランの比較 – 2011年3月23日 (最終編集 2012年1月28日)
簡単にまとめると、
プラン(料金)
“AT&TとVerizonの新iPad(第三世代)料金プラン、テザリング、比較。” の続きを読む
新iPad (3rd generation)の発表会から一夜明けて・・・
標題のごとく、「新iPad (3rd generation)のLTE 2100MHz」とは何を意味するのか、疑問が増してきています。
まず、この2100MHzがどの周波数を意味するのか、考えられるのは
1.2100MHz (LTE Band 1)
2.1700MHz/2100MHz AWS (LTE Band 4)
なのですが・・・
● 発表直後の筆者の反応は、「アメリカ(AT&T)・カナダ(Bell、Rogers、Telus)のキャリア以外に欧州・アジアのキャリアにも対応する為に2100MHz(Band 1)を含んでいる」と思ったのですが、今回新iPad発売される国のページを全て見て行くと、アメリカ・カナダのほかにイギリス・オーストラリア・ドイツ・フランス・シンガポール・スイスの6カ国で、同じモデル番号(例えば、WiFi+4G 64GB 黒モデルなら、
AT&TモデルがMD386LL、
カナダがMD368C、
イギリスがMD368B、
オーストラリアがMD368X、
ドイツがMD368FD、
フランスがMD368NF、
シンガポールはMD368ZP、
スイスはMD368FD。
末2桁は発売国の初期言語によって違う。)の新iPadが発売されることになっています。そして、通信周波数対応はどれも同じで、「LTEは700MHz、2100MHz対応」の記述になっています。
ところが、これらの国では現在LTEは広く導入されておらず、計画中かテスト中です。しかも、市場に導入される予定のLTE周波数がこの新iPadの対応周波数とは全く違っています。(たとえば、ドイツだと800MHzと2600MHz。)
※ 香港と日本は、現在のところ「WiFiオンリー版」しかオンライン予約できません。
つまり、これらの国でLTE対応の新iPad(実質的にAT&Tモデル)を購入しても、その国内ではその新iPadはその国のLTE周波数では、今も将来も使用できません。
新iPadは、もともとアメリカ・カナダのキャリア以外のLTE周波数を考慮しては設計されていない、と言うことを意味しています。
● AT&Tは昨年(2011年)夏にLTEをアメリカ国内で導入開始する際に、700MHz(Band 17)と、AWS(上り1700MHz/下り2100MHz、Band 4)でアメリカ国内の同社のLTEを導入する、と発表しています。
この理由は、その当時は「AT&TのT-Mobile USA買収」の話が司法省の反対に合うとは予想さられておらず、買収が成立すればT-Mobile USAが所有しているAWS周波数帯を抱合し、それをLTEに使える、と計画していたからです。
実際に昨年夏以降に販売されたAT&T用のLTE対応モバイル端末(USB、ポケットWiFi)は、LTEで700MHzの他に、T-Mobile USAとの買収完結を見越してAWS(上り1700MHz/2100MHz)にも対応しています。(実際にはAWS周波数帯域でのLTEサービスは、AT&Tは米国内どこでもまだ実施していませんが・・・)
“新iPad (3rd generation)のLTE 2100MHzとは?” の続きを読む
2週間ほど前、MVNOのStraightTalkとNet10(どちらも、親会社はTracfoneブランドを持つ、メキシコの携帯電話会社América Móvil)が、これまでの方針を変えて、「SIMだけ販売」を開始する、という記事を書きました。
Net10とStraightTalkが、「SIMオンリー」サービスを開始する予定です。 – 2012年2月4日
América MóvilグループのTracfone、Net10、StraightTalk、SafeLink携帯会社については、
Tracfone、Net10、StraightTalk、SafeLinkプリペイド携帯は、(主に)通話・テキスト専用です。 – 2012年1月27日
もともとTracfone、Net10、StraightTalk、SafeLinkの利用者は低所得者または中南米移民が多く、これらの会社の販売していたプリペイド携帯はAT&TまたはT-Mobile USAの回線を利用した2G GSM、または、Verizonの回線を利用した2G CDMA携帯が中心でした。(他のアメリカ国内のプリペイド携帯会社にずいぶん遅れて、昨年秋からようやくSprint回線を利用したスマートフォンの発売が開始されました。)
そのような経歴のために、このStraightTalk / Net10 の「BYOP(Bring-Your-Own-Phone) SIMオンリー販売」も、「本当にAT&T、または、T-Mobile USAで3G回線を使えるのか。2G GSMだけではないのか。」という不安がありました。
そこで、StraightTalkのBYOP SIMを購入し、使ってみることにしました。(Net10のBYOP SIMも、基本的には同じです。)
このSIMの最大の魅力は、1ヶ月$45(Net10 は1ヶ月$50)で、「アメリカ国内通話も、テキストメッセージも、ネット(パケット)も、全て使い放題」という点です。
本当に3Gで使い放題なら、これは画期的なSIMです。
ただ、ここまで書いたように、本来のStraightTalk/Net10のユーザーは、通話主体のユーザー。
América MóvilはこのSIMオンリーサービスを開始したとしても、「パケットユーザーがそれほど急激には増えないだろう。」と予想しているのでしょう。
将来増えてきて、回線に負担が増えてきたときに、上限を設定してくるかもしれませんので、ご注意ください。
・・・しかし、今ならまだ、ネットも使い放題です!
“StraightTalk / Net10 BYOP SIM、月$45($50)で何でも使い放題、使い方。” の続きを読む
AT&TにSIMロックされたiPhone (iPhone 3G/3Gs/4/4S)には、以下の全てのAT&TのMVNOのSIMが使えます。
● AT&TプリペイドGoPhone SIM (GoPhoneパッケージで$15などの通話クレジットが含まれている場合に、そのパッケージ内の携帯機種本体でアクティベートしたSIMは、ダメ。)
● H2O Wireless (Locus Telecommunications)のSIM
● Red PocketのSIM
● StraightTalk BYOP (Bring-Your-Own-Phone) AT&T回線用 SIM (StraightTalkの携帯本体と一緒に購入したものは、ダメ)
● Net10 BYOP (Bring-Your-Own-Phone) AT&T回線用 SIM (Net10の携帯本体と一緒に購入したものは、ダメ)
● Hanacell (ハナセル) 米国国内用 (月$9.99プラン、プリペイドXプラン) SIM ← 注:2015年2月にT-Mobileに変更したので、新規Hanacell顧客は使えなくなった。
● その他、AT&Tの全てのMVNOで、SIMカードのMCC/MNCが「310/410」であれば、使えます。(MCC/MNCを判読するには、SIMカードリーダーが必要です。)
個人の方でこの事実を知らない人が居るのは理解できますが、最近(2011年12月31日)、以下のようなコメントを頂いたのを一例として、携帯サービス会社までが「(自社はAT&TのMVNOなのに・・・)、自社で販売/提供しているSIMは、AT&TにSIMロックされたiPhoneには使えません。/使えないことがあります。」と明記・明言するのは、いったいどうしたことなのでしょうか?
そもそも業界の人なのに知識が無いのか、それとも、AT&Tに圧力を掛けられているのか・・・でも、SIMフリーのiPhoneには平然と自社のSIMを販売するのだから、何を考えているのか、良くわかりません。
「ももた」さんから寄せられたコメント - 2011年12月31日 11:52
したがって、上記のMVNOのSIMをアメリカ国内で使う場合は、必ずしも高価なSIMフリーiPhoneを新規購入する必要はありません。それどころか、最新モデルに機種変更した際に余ったAT&T iPhoneの古いモデルを、これらの会社のSIMで使用できます。
“AT&TにSIMロックされたiPhoneでは、以下の全てのAT&TのMVNOのSIMが使えます。” の続きを読む
アメリカの全米ネット携帯電話会社、Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USAのカバレッジ地図を掲載します。
どの会社も、自社電波(基地局)の無いところでは他社または地域零細携帯電波会社(基地局所有会社)と会社間ローミング契約を結んでおり、人口カバー率では96%以上あり、通話に関しては余程の大自然の中にまで行かない限り、繋がらないことはありません。
たとえば、Sprintは過疎地域ではVerizonとローミング契約を結んでいる為に、Sprintの基地局の無い地域でもVerizonの電波を自動的に掴み、通話が出来ます。
AT&TとT-Mobile USAも相互に会社間ローミング契約を結んでいる為、お互いの電波の不足を補い合っています。
ただし、データ・ローミングまでは会社間で許可していないことが多く、3Gデータ(パケット)通信は自社電波の無いところでは使えないこともあります。
また、GSM/W-CDMA通信会社のAT&TとT-Mobile USAは、2G GSM(Edge/GPRS)は共通の周波数を使っているものの、3Gの周波数は違うので、技術的に3Gのデータローミングはできません。
4Gも周波数と通信方法が各社違う為、ローミングできません。
なお、各社のカバレッジ地図のページは以下の通り。これらのページで住所を入力すれば、更に詳細なカバレッジマップが見られます。
Verizon
Verizon Coverage Locator
Sprint
Sprint Coverage Check
AT&T
AT&T Coverage Viewer
AT&T 4G LTE
AT&T Network Homeで、「Coverage」をクリック。
T-Mobile USA
T-Mobile USA Personal Coverage Check
Clear (Clearwire) WiMax
Clear Coverage Map
Virgin Mobile USA (Sprint子会社)
Virgin Mobile USA Coverage Map
BoostMobile (Sprint子会社)
BoostMobile Coverage Maps
H2O Wireless (AT&T電波使用、4G BoltはClear WiMax使用)
H2O Wireless Coverage
SimpleMobile (T-Mobile USA電波使用)
SimpleMobile Nationwide GSM Coverage
“Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USAのカバレッジ比較” の続きを読む
今週の大安売り情報:
■ T-Mobile USAのプリペイドSIMアクティベーションキットが、T-Mobileオンラインサイトで$1.99 (通常定価$6.99)、送料無料。(オーバーナイト宅配は、送料$11.99)
T-mobile USA
で、「Shop ⇒ No Annual Contract Phones ⇒ Category ⇒ SIM Card」を選択すると、出てきます。
T-Mobile USAのプリペイドSIMアクティベーションキットには、$3.33相当の通話クレジットがおまけで付いてきますので、トップアップせずともすぐにテストで通話を使ってみることが出来ます。
T-Mobile USAは、AT&Tからの買収の話が壊れた後の2011年12月以降、積極的な特売を繰り返しており、機種によってはトップアップカードのおまけなどが良くあります。
“大安売り:T-Mobile USA SIMアクティベーションキット$1.99、AT&T GoPhone(SIM付き) $2.99” の続きを読む
AT&Tは2012年1月18日に「T-Mobile USAの買収不成功により、将来のデータ通信容量の不足が予想される」事を理由に、2012年1月22日よりパケット(データ)通信の値上げを実施することを発表しました。
これによると、iPhoneやスマートフォンのポストペイド・データ通信料は、以下のように変わります。(今回の通信料変更では、GoPhoneプリペイド契約のデータオプションには変更はありません。)
既存の加入者は現在のデータプランを変更しない限り料金は変わりません(旧料金で継続できます)が、現在のデータプランを変更した場合には、新しい料金のプランしか選択できません。
また、現在のデータプランを変更した後に、旧データプランに戻ることは出来ません。
旧料金 |
新料金 |
月250MBまで$15 (超過分は250MB毎に$15) または 月2GBまで$25 (超過分は1GB毎に$10) または 月4GBまで$45、テザリング可能 (超過分は1GB毎に$10) |
月300MBまで$20 (超過分は300MB毎に$20) または 月3GBまで$30 (超過分は1GB毎に$10) または 月5GBまで$50、テザリング可能 (超過分は1GB毎に$10) |
同じくiPadなどのタブレットプラン、パソコンなどのモバイルデータ通信プランも値上げになります。
“AT&Tがデータ料金を値上げ” の続きを読む
● AT&Tは2012年1月5日、次の11都市(地域)でLTEのサービスを開始しました。これまでカバーされていなかった西海岸にも、やっとAT&TのLTEがやってきます。
New York City metro area, Austin, Chapel Hill, Los Angeles, Orlando, Phoenix, Raleigh, San Diego, San Francisco、San Jose、Oakland。
AT&Tの今回のLTEサービス開始のタイミングは、来週2012年1月10~13日にラスベガスで行われるCES(Consumer Electronics Show)でのLTE対応新製品発表に関連していると推測されています。
AT&Tは2011年9月~12月に既に以下の都市(地域)でLTEサービスを開始しています。
Athens, Ga.; Atlanta; Baltimore; Boston; Charlotte; Chicago; Dallas-Fort Worth; Houston; Indianapolis; Kansas City; Las Vegas; Oklahoma City; San Antonio; San Juan, Puerto Rico; and Washington, D.C.
これにより、AT&Tの LTEサービスは全米26箇所に拡大されました。人口カバー率では、7400万人に対応することになります。
AT&Tは、2013年末までに全米ほぼ全ての予定都市でLTEサービスの開始を完了する予定と発表しています。
AT&TのLTEサービスは、704-746MHz周波数帯域(LTE Band 17)を使用しています。
下記地図で「☆」印が今回のサービス開始地域、「○」印が既にLTEサービスが開始されていた地域です。
● 2010年12月1日よりAT&Tに先駆けてLTEサービスを開始しているVerizonは、746-787MHz周波数帯域(LTE Band 13)で提供しており、2011年12月14日現在で全米190の都市(地域)でLTEサービスを提供しています。人口カバー率では、2億人に対応しています。
Verizon社も、2013年末までには現在のVerizon 3Gカバレッジ地域全てを4G LTE対応にすると発表しています。
2ヶ月前(2011年11月)に筆者がカリフォルニア州サンホセでVerizon LTEポケットWiFiで実測したときには、実質ダウンロード速度15Mbpsでコンスタントに接続できました。
● Sprint社のLTEサービスは、2012年中頃に開始される予定、と発表されています。
● T-Mobile USAは同社のマーケティングでは「HSPA+」(理論値最大42Mbpsダウンロード速度)を「4G」と称して宣伝していますが、LTEサービス構築および開始の予定は、ありません。