AT&TのiPhone 5をアップルストアで2年契約束縛無しで(定価で)買うと、SIMフリー
AT&Tのフォーラムにも報告されており、
Can I unlock Iphone 5 if I bought it with no contract?
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09-22-201207:08:29 PM
It has been reported that “IF” you can get the salesman at the Apple Store to sell you an IPhone 5 with no contract, they are already unlocked. Some stores will only sell them as upgrades or new service.
09-23-201206:06:04 AM
That would make sense as I bought my iPhone 5 as “Device Only” from an Apple store. I used it for a day, then I felt like doing a restore on it, so after the restore was done on iTunes, I received the Message that my iPhone was now unlocked. I wondered what was going on as old phone was an iPhone 4S that was Unlocked by AT&T a couple of months ago. I went ahead and placed another request using AT&T’s unlocking site. So I will see what happens next.
09-23-201206:19:53 AM
Just got off the phone with AT&T, and Yes, It is UNLOCKED! Good info to know. Buy it off contract and then restore.
Cheers!
09-25-201205:04:13 PM
Hi! Thanks for your feedback!
So if I get you right, you just need to pop in an AT&T store (pray for them to have the one you want in stock), and buy one “no-commitment” at $649?
I believed you had to take a contract, even a month-to-month one, to get your hands on an iPhone 5. I was about to get one with a $69.99 plan for one month, but the thing that bothered me was the activation fee…
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TechCrunchオンライン誌が報告したところによると
To Unlock A Full Price AT&T iPhone 5, Just Restore It In iTunes - 2012年9月26日
AT&TのiPhone 5(A1428 GSMモデル)をアップルストア実店舗で2年契約束縛無し(No Commitment)で定価($649、$749、$849)で購入し、購入後、他社SIMを挿入してPCのiTunesに接続する(またはAT&TのSIMのままでPCのiTunesで復元する)と、SIMロック解除されるとのことです。
AT&TのiPhoneのSIMロック解除をリクエストするには通常、オンラインフォームでAT&Tにリクエストする必要がありますが、
AT&T iPhone SIMロック解除リクエストが、オンラインフォームで出来るようになった。 – 2012年9月8日
2年契約束縛無し(No Commitment)で定価でiPhone 5を購入した場合には、そのリクエストすら不要だそうです。
iPhoneのSIMロック状態はアップルのデータベース内でSIMロック/SIMフリーの状態が保存されており、それに依存しますが、AT&Tの2年契約束縛(割引価格)のiPhone 5と、2年契約束縛無し(No Commitment)の定価のiPhone 5とでは、アップルサーバー内のSIMロック状態のフラッグが違って保存されているようです。
なお、TechCrunchが購入したiPhone 5は既存のAT&Tアカウントの機種アップグレードとして、アップルストア実店舗から購入されました。現状、アップルストア実店舗が2年契約束縛無し(No Commitment)で販売するのは、新規に(2年契約無しのNo Commitmentで)AT&T回線契約をする場合か、既存のAT&Tの顧客が機種アップグレードをする場合に限るようです。
オンラインで予約注文で定価で購入したiPhone 5や、AT&Tオンラインサイト/AT&Tショップ実店舗で定価で購入した場合にも、同じようにSIロック解除されているかどうかは、TechCrunch誌は確認出来ていません。
これとは別に、2年契約で割引価格で購入された場合にも、AppleNBerry.comやCutYourSIM.comでiPhone 5購入後、即日、有料($39.99から$49.99)でSIMロック解除リクエストが注文でき、24~48時間でSIMロック解除されます。
筆者もiPhone 5 受取り当日にAT&TのSIMロック解除を$44.99でAppleNBerry.comから購入し、2日後にSIMロック解除しています。
AT&T版iPhone 5がファクトリーアンロックできたんだけど・・・不可思議な点が – 2012年9月24日
OMG! AT&T iPhone (iPhone 5含む)のSIMロック解除、$39.99 – 2012年9月26日
SCNがないものがAT&tのiPhone5をnon-commitmentで購入すると、Early termination fee とDiposit$500の支払いになるのでしょうか?それとも1ヶ月だけの利用料金の課金になるのでしょうか?
管理人 返信:
2012年10月4日 10:22 PM
端末を入手したいのだけなら、アップルストア(アップルストアだけです。キャリアのショップはダメです。)へ行って、「Device Only」と言って買います。その場合は、SSN、無分証明書、契約は不要です。購入価格は、定価です。
記事とはあまり関係ないのですが、よろしければご教授願えればと存じます。
AT&Tで、iPhone 5を2年契約で買ったとします。
この時、16GBモデルなら$199になりますよね。
※この$199という価格はキャリアによる割引適用後の価格であり、分割払いの頭金では無いという認識でよろしいでしょうか。
そして、来年になったらiPhone 5Sが出たとしまして、機種変更したいとなった時に、2年契約なので、機種変更するには端末代金は一括の$699(?)で新型を購入する必要があるのか、違約金を支払う必要があるのか、はたまた$199程度で新型に乗り換えることができる教えてください。
私が疑問視してるのは、AT&Tなどで2年契約した際に、新機種に乗り換えたい時、どうするんだろうという点です。
日本の場合だと新規の価格、機種変更価格、他者からの乗換価格(もしくは乗り換え特典割引など)があり、既存のユーザーは機種変更を安く行うことができません。(機種変更価格も下がる場合はありますが)
この辺りどうなんでしょう。
AT&Tのみではなく、T-Mobille/Verizon/Sprintについても教えていただけるよろしくお願いいたします。
管理人 返信:
2012年10月4日 10:44 PM
アメリカの携帯端末に、「分割払い」「一括払い」はありません。
つまり、$199でiPhone 5を買っても、$649でiPhone 5を買っても、その後に毎月キャリアに支払う月額料金は、1円も(1セントも)違いません。
「定価で(一括で)買う」か、「割引で(一括で)買う」か、の違いだけです。
>そして、来年になったらiPhone 5Sが出たとしまして、機種変更したいとなった時に、2年契約なので、
>機種変更するには端末代金は一括の$699(?)で新型を購入する必要があるのか、違約金を支払う
>必要があるのか、はたまた$199程度で新型に乗り換えることができる教えてください。
2年契約は、端末を割引で購入する権利を得るための契約、と理解してください。
原則、2年契約を新契約または更新した場合は、その最初に端末の割引購入権利が得られます。
2年契約継続中は、その契約が終了するまで、新しく端末を割引で購入する権利は発生しません。
つまり、この期間中に新しい携帯に機種変更したい場合は、割引前の定価で購入します。
つまり、定価で購入すれば、いつでも新機種に機種変更できます。定価で購入すれば、毎月でも新しい携帯を購入できます。
割引で買った場合は、必ずその日から2年間の束縛契約になります。
なお、2年契約終了後は、次に割引で携帯を買うまで、いつでも「解約料無しで解約できる期間」となります。
日本だと機種変更の出来る期間が1ヶ月くらいしか無いようですが、アメリカは2年契約終了後なら、いつでも(その数ヵ月後でも、数年後でも)割引で機種変更が出来ます。
この基本ルールは、アメリカのポストペイドキャリアは全て同じです。
ただし例外として、目玉商品が発売されるときにはキャリアにとっては早めにユーザーにその機種に割引で変更させて、新たに2年契約を結ばせることによって、そのユーザーを更に(その日から)2年間自社に拘束しておけるので、特別プロモーションとして最後の割引携帯購入から22ヶ月を過ぎていれば割引でその目玉商品を買えるとか、18ヶ月を過ぎていれば割引で買えるとか、という特例を出してくることがあります。
「違約金」は、2年契約束縛期間内に解約する場合の料金であって、そのキャリアから解約することが前提なので、解約と同時にそのキャリアから割引購入/2年契約することは出来ません。(今日解約して、明日気が変わって新たに契約する場合は、別。ただし、その場合は原則的に電話番号は変わる。)
park 返信:
2012年10月5日 12:07 AM
横からですが、お教え願います。
私の場合、AT&TのiPhone4を持っており、契約があと9ヶ月ほど残っております。
AT&TのWEBでiPhone5へのアップグレードを選択すると、16GBで$549.99と出ます。No commitmentの本体価格と比較するとちょうど$100安くなっています。
これでupgradeすると、「All devices require a 2-yr voice agreement with qualifying monthly data plan and a $36 upgrade fee.」とも出ているので、新たな2年契約になってしまうんですよね。
なお、18ヶ月過ぎた日付でフルディスカウントで購入できるよとのメッセージも出ます。
管理人 返信:
2012年10月5日 12:30 AM
割引が適用されると、それ以前の契約内容や、契約の残り期間が何ヶ月あるか、に関係無く、必ずその日から新たに2年契約になります。
私ならこの場合は、割引無しでNo Commitment Price(定価)で購入するか、公式SIMフリーが出るのを待ってアップルストアから定価で(Device Obnlyで)買って、自分でSIM交換します。そうすれば、来年のiPhoneはフル割引で購入できるので。
ただし、AT&TショップでNo Commitmentで買う場合は、必ず今の契約内容(契約終了日)を変更せずに買えることを確認してください。店員が間違って新たに契約2年にリセットする可能性があります。
また、今回はiPhone 4/4SのSIMを自分でナノSIMにカットしてiPhone 5に挿入してLTEが使えるかどうか、確認する必要があると思います。
日本と違ってアメリカはLTEを使用してもしなくても、毎月の料金に違いはありません。
しかし、LTEアクセスの(無料)オプションを付けていないと、LTEがアクセスできない可能性があります。特に、AT&Tの場合はどうやらLTEアクセス契約の場合はAPNが違うようなので、正式なiPhone 5用AT&TナノSIMが必要かもしれません。
その場合は、購入後、AT&TショップでナノSIMに交換はしてもらえるとは思います。(この場合にも、現在の2年契約契約終了日が代わっていないことを、事後確認する必要があると思います。)
ism 返信:
2012年10月5日 6:38 AM
分かりやすい解説ありがとうございました。
非常によくわかりました。
日本とことなり、2年契約時の更新月を超えての解約などで違約金が発生しないのはいいですね。
日本だと24ヶ月目以外の解約は違約金がかかってしまいます。
一つ疑問に思ったことがあるので追加でご教授願えればと存じます。。
>「違約金」は、2年契約束縛期間内に解約する場合の料金であって、
>そのキャリアから解約することが前提なので、解約と同時に
>そのキャリアから割引購入/2年契約することは出来ません。
>(今日解約して、明日気が変わって新たに契約する場合は、別。
>ただし、その場合は原則的に電話番号は変わる。)
という点です。
つまり、「一度2年契約を解約すると二度と2年契約ができない&割引購入出来なくなる」という解釈でよろしいでしょうか。
ではなくて、「解約した後はすぐに割引購入&2年契約が出来ない」という 認識でよろしいでしょうか。
解約してからどれくらいの期間を開ければ再度契約できるようになるのでしょうか。
よろしくお願いいたします。
管理人 返信:
2012年10月5日 1:12 PM
>つまり、「一度2年契約を解約すると二度と2年契約ができない&割引購入出来なくなる」という解釈でよろしいでしょうか。
>ではなくて、「解約した後はすぐに割引購入&2年契約が出来ない」という 認識でよろしいでしょうか。
2年契約内で期限前に解約する時は、早期解約料を払えば、その(2年契約の)契約書の条件は全て満たしたことになりますから、その翌日にでも新たに2年契約を交わせます。
早期解約料の意味は、次の通りです。
「2年契約継続を条件に、最初に端末を割引いた。しかし、2年契約満了前に解約されると、割引いた分だけ当社が損をする。だから、最初に割り引いた金額の一部を、返せ。」
判りやすくするために、単純に24ヶ月継続契約を条件に$360端末代を割り引いたとして、それは端末を定価で買うとしたら月に$15安くするのと同じなので、「14ヶ月で解約する場合には、残りの10か月分の$15x10=$150を返してくれ。」というキャリアの言い分です。(実際にはこんな単純な線形計算ではないのですが、基本的な言い分はそういうことです。)
だから、「2年契約を満たさなかった分だけ、残りの期間で割引してもらうはずだった残額(=早期解約料)」を返金すれば、契約束縛から免除され、免除された後は何をしても自由です。
「何をしても = 翌日に新たな2年契約すること」を含みます。
「早期解約料が未納である、または、請求されたのにまだ支払いが完了していない。(たとえば、請求書が郵送中でまだ届いていないので、払っていない。)」場合は、その記録がキャリアに残っているので、同じ名前=同じSSN(ソーシャルセキュリティー番号)では同じキャリアとは契約できません。
その場合は、契約しに行ったときに、過去の残債(早期解約料を含む)を全部完済して、その直後に新たな2年契約を組むことが出来るはずです。
契約社会では、契約書の全支払い義務を完了すれば、そこで白紙に戻りますので、新たな契約を結べます。
解約後、別のキャリアと2年契約する場合には、それは全く別の会社と契約することなので、前のキャリアとの契約とは関係無く結べます。
この2年契約時の割引制度は、一つの電話番号(回線)に対して行われます。
アメリカでは、一人の個人が同じキャリアと、一つの請求書内で、5回線まで契約できます。(ファミリープランと呼ばれます。)
たとえば、一つ目の回線がまだ契約して15ヶ月しか経っていないとします。
新しいiPhone 5が欲しいとします。
今ある回線でアップグレードするとフルに割引されないので、2つ目の回線を同じ請求書で新規追加で契約します。これには、フルの端末割引が適用されます。
もっと話を進めると、最初に端末を買うときの割引は、回線を2年間契約することが条件で割引適用されます。端末自体は購入したものを継続使用しようがどうが、関係ありません。
そこで、このようにして2回線目に買ったiPhone 5を、購入後30日を経過したら、回線さえ継続していて通信料を払って入れば、このiPhone 5を売却しようがどうしようが、自由です。
そこで、このiPhone 5を回線1に移し、回線2にはもっと安いい携帯を買って使うか、もともと回線1に使用していた携帯を回線2に移しても、文句は言われません。
ism 返信:
2012年10月6日 3:32 PM
なるほど。
よくわかりました。
日本だと、他社から移転した人ばかり優遇される次第です。
最近ではキャッシュバックまでついて一括0円なんてものもあって、こんなのおかしいなあ。と思ってる次第です。
アメリカの方が携帯は買いやすい?かもしれませんね。
日本だと、2年使っても割引はありません。
わかりやすい解説ありがとうございました!