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MetroPCSの株主は、本日2013年4月24日に行われた臨時株主総会での票決で、MetroPCSとT-Mobileの合併を承認しました。
MetroPCS Holders Approve T-Mobile USA Merger – 2013年4月24日
臨時株主総会は2013年4月12日に行われる予定でしたが、合併に反対する株主が多かったため、T-Mobile USAの親会社のドイツテレコムが改善案を2013年4月10日に提示し、その案を検討するために今日まで延期されていました。
本日の臨時株主総会での合併投票可決により、T-MobileとMetroPCSは合併に向けて実際の動きが始まります。
とりあえず判っていることは、
1.MetroPCSは3Gは1900MHz CDMA2000、T-Mobile USAは3GはW-CDMA通信方式なので、両社は3G通信で互換性が無い。したがって、MetroPCSの加入者は、今後2年間でT-Mobileの携帯に機種変更が必要。
2.LTEは両社は同じ周波数(AWS、Band 4)を使っているので、T-Mobileのポストペイド加入者は、一気に19ヵ所のLTEサービス地域が増える。(注:何ヵ所かは重複しているので、実際には19ヵ所以下。)ただし、合併後すぐにそれが可能なのか、装置の入れ替えなどが必要なので時間が掛かるのかは、不明。
逆に、MetroPCSの加入者は、LTEが他都市でも使えるようになる。
3.MetroPCSの1900MHz CDMA2000通信方式はいずれ廃止され、3G W-CDMA/HSPA+ 1900MHz通信方式に移行される。
4.MetroPCSは、新T-Mobileのプリペイド・ブランドとして残る予定。
両社の合併手続きは、2013年5月1日までに手続き完了すると見られています。
先週紹介した、アクティベーションの簡単な使い捨てアメリカプリペイド携帯用SIM、Ready SIMが昨日到着したので、早々、今日、検証してみました。
SIMアクティベーションが簡単な、アメリカ短期滞在用使い捨てSIM、Ready SIM(T-Mobile USA回線のMVNO) – 2013年4月10日
中にはSIMと、説明書。説明書は文字が小さくて、読む気がしません。
“アクティベーションの簡単なZIP SIM(旧Ready SIM)を試してみました・・・そして、新しい事実が判明!” の続きを読む
T-Mobile USAがiPhone 4/4Sの下取りプログラムを発表しました。
T-Mobile Adds iPhone 4/4S Trade-In Offer For $0 Down Payment On iPhone 5 – 2013年4月10日
これによると、T-Mobile版iPhone 5の発売日の2013年4月12日以降に、iPhone 4/4SをT-Mobileショップに下取りに持って行って、T-MobileのiPhone 5 16GBモデル(新型A1428モデル)でポストペイド加入すれば、端末頭金の$99が免除されます。
更に、下取りiPhone 4/4Sの状態次第では最高で追加$120までクレジットされます。
つまり、iPhone 4/4Sを下取り端末として使うことで、T-Mobile版iPhone 5 16GBが$99~$219割引になる、ということになります。
また、この下取り割引は、24回払いだけではなく、一括購入の場合も適用されます。
このT-Mobile iPhone 4/4S下取りプロモーションは、2013年6月16日まで実施されます。したがって、iPhone 4/4Sを所有していて、新型A1428モデル(現行A1428モデルとの違いは、3G/HSPA+/DC-HSDPA AWS周波数が有効化されているかどうか。)が欲しくて、かつ、T-Mobileのポストペイド加入審査を通る自信があり、最低1ヶ月、T-Mobileのポストペイド契約に加入しても良い・・・と思う人は、お早く行動を起こしてください。
なお、T-Mobileは2013年3月24日からの新規加入者に対して、T-Mobileショップでポストペイド契約する場合には、2年契約を撤廃しましたので、解約は早期解約ペナルティー無しでいつでも解約できます。
ただし、T-Mobile代理店や家電量販店(例:BestBuyなど)でT-Mobileに新規ポストペイド契約加入する場合には、代理店などへのコミッション配分の問題で、依然として旧料金と契約条件(つまり、2年契約束縛)でポストペイド契約することになりますので、注意してください。
※ アメリカではApple、Amazon、Gazelle、GameStopなどがiPhoneを含む中古携帯の買取をしてくれます。
今、Amazon.comで調べてみると、iPhone 4S 16GBは最高$305、iPhone 4 16GBは最高$213の買い取り価格になっていますね。
つまり、iPhone 4SはT-Mobile以外で売却したほうが高く売れる可能性がありますが、手間を考えると、T-Mobileで$219で引き取ってもらえれば、ありがたいですね。
昨年2012年11月に提供開始されたReady SIMは、アメリカT-Mobile USAの回線を使用するMVNOですが、アクティベーションが簡単で、短期滞在のアメリカ旅行者には便利なSIMです。
T-Mobile USAの回線はこれまで3G(とHSPA+/DC-HSDPA)が上り1700MHz/下り2100MHzのBand 4(AWS)であり、米国外の携帯でこの周波数帯域に対応しているものはほとんどありませんでしたので、アメリカで携帯やタブレットでデータ通信を利用したい人には対象外でした。しかし、T-Mobile USAは昨年2012年9月21日より1900MHzでの3G/HSPA+サービスの開始地域を増やしており、人口カバー率では全米の約半分(50%)に増えてきています。2013年夏までには全米のT-Mobileサービス主要都市ではすべて3G 1900MHzがサービス提供になります。
したがって、アメリカでの訪問地によっては、米国外から持ち込んだSIMフリー携帯やiPhoneでも、T-Mobileの回線も充分データ通信として使えるようになりました。
もう一つ、アメリカのプリペイド携帯SIMがなかなか判り難い原因は、各社ともSIMの物理的なサイズは別にして、SIMの種類は原則的に一種類しかなく、そのSIMをアクティベートする際にどんなプランを自分で使いたいかを選択して、使用を開始しないといけない・・・という点です。
短期間しかアメリカに滞在しない旅行者の一部の方には、この
● プランの選択
と
● アクティベートの手順
の2つが、とにかく「難しい」という先入観になっていると思います。
Ready SIMは、この2つの問題を解決してくれる、新しいタイプのアメリカ使い捨てプリペイドSIMです。
Ready SIMホームページ
“SIMアクティベーションが簡単な、アメリカ短期滞在用使い捨てSIM、ZIP SIM(旧Ready SIM)(T-Mobile USA回線のMVNO)” の続きを読む
先週金曜日の2013年4月5日に予定されていたiPhone用T-Mobile USAキャリアプロファイルが、3日遅れてようやくOTAでiPhoneに降って来ました。
iPhone 4S/5にT-MobileのSIM(プリペイドSIMでも可)を挿入し、「設定(Settings) ⇒ 一般(General) ⇒ 情報(About)」をタップすると、以下のスクリーンショットのように「Carrier Settings Update」のポップアップが出現し、ポップアップの「Update」ボタンをタップすると、
“T-Mobile USAキャリアプロファイルが、iPhoneに降って来ました。” の続きを読む
アメリカ・プリペイド携帯トップアップカードのあれこれ、備忘録です。(随時追加していきます。)
書き込むべき事実を発見したら、皆さんもコメント欄に書いて下さい。
また、【 】の中は不明な点なので、体験されて知っている方は、情報の提供をお願いします。
■ AT&T
● Walmart店舗で購入したAT&T GoPhoneプリペイド携帯用Refill Cardは、10桁番号。AT&T GoPhoneウェブサイトで、GoPhoneプリペイド携帯アカウントにトップアップできた。
● Walmart.comでオンラインで購入したAT&T プリペイドDataConnect用E-Mail DeliveryのPIN番号は、10桁番号。プリペイドDataConnectオンラインアカウント管理のウェブサイトで、アカウントにトップアップできた。
● AT&T GoPhone携帯用Refill Cardは、プリペイドDataConnect用に転用できない。
● AT&T GoPhone携帯のトップアップは、日本のクレジットカードで可能。
※ AT&T GoPhoneプリペイド携帯パッケージのアクティベーションの方法:junさんコメント – 2012年10月22日
● AT&T プリペイドDataConnectモバイル通信プランのトップアップは、日本のクレジットカードで【可能?/不可能?】
● AT&T プリペイドiPad/iPad Miniプランのトップアップは、日本のクレジットカードで可能。ただし、日本で発行のAMEXは、使えないことがある。
“アメリカ・プリペイド携帯トップアップカード、あれこれ備忘録” の続きを読む
今、ちょっと、直前記事の一部確認検証のために、iPad MiniでT-Mobileプリペイド携帯SIMを挿入してみたら・・・
今日は2013年4月2日(現地時刻)、またiPad/iPad MiniでT-Mobileプリペイド携帯用SIMが使えるようになった?
なんだったんでしょう、先週のレポート時の現象は・・・
大問題のように大々的に報告したのに・・・
iPad/iPad MiniでT-Mobileプリペイド携帯SIMが使えなくなった。 – 2013年3月29日
ただの一時的な障害だったのか?
シャワー浴びてさっぱりしてから、もう一度検証しなおします!
————————————–
以下、再検証結果です。
検証は、2013年4月2日現在(現地時刻)。
検証地では、T-Mobileの3G/HSPA+ 1900MHzサービスは開始済み。T-MobileのLTE(Band 4)電波が検証地で始まっているかは、不明。
|
iPad 1 |
iPad 2 |
iPad 3 AT&T(GSM)版 iPad 3 ソフトバンク版 iPad 3 香港版など |
iPad Mini Verizon版 (iPad 4 Verizon版) ソフトバンク版も? |
iPad Mini AT&T/カナダ版 (iPad 4 AT&T/カナダ版) |
T-Mobile プリペイド携帯SIM の使用と速度 |
可能。 3G ダウンロード ~5Mbps |
不可。 My T-Mobileページにリダイレクトされる。 電波は3G表示 |
不可。 My T-Mobileページにリダイレクトされる。 電波は3G表示 |
可能。 3G/HSPA+ ダウンロード ~10Mbps |
?? |
T-Mobile モバイルデータ通信専用SIM の使用と速度 |
可能。 3G ダウンロード ~5Mbps |
可能。 3G ダウンロード ~6Mbps |
可能。 3G/HSPA+ ダウンロード ~10Mbps |
可能。 3G/HSPA+ ダウンロード ~10Mbps |
?? |
T-Mobile モバイルデータ通信専用SIM のアクティベーション |
不可 |
可能 |
可能 |
不可 |
?? |
つまり、先週以降変わったのは、
● iPad 3とiPad Mini(iPad 4も?)が、3G/HSPA+で接続できるようになった。
● iPad Mini(iPad 4も?)が、T-Mobileプリペイド携帯用SIMでも、ネットに接続できるようになった。
ということらしい。
T-Mobile USAは、同社版iPhone 5予約開始日の2013年4月5日から、iPhone 5出荷開始日/店頭販売日の2013年4月12日の間(2013年4月5日が有力)に、公式T-Mobile USAキャリアプロファイルのリリースを行うと予想されています。
T-Mobile iPhone Users to Get iOS Update as Carrier Support Goes Official – 2013年4月2日
そこで、公式キャリアプロファイル・リリース前にiPhoneでT-Mobile SIMを使い、リリース後と比べてみましょう。
ただし、ここでは、T-Mobile USAプリペイド携帯用SIMとT-Mobile USAプリペイドモバイルデータ通信(旧サービス名、webConnect)用SIMを使用します。
公式iPhone対応後にT-Mobile USAのプリペイドSIMとポストペイドSIMでは、使用したiPhoneの挙動が違うことが、可能性としては有り得ます。
まあ、その時はその時で・・・
“T-Mobile USAプリペイドSIMで、iPhoneを使ってみる。(公式キャリアプロファイルのリリース前)” の続きを読む
週末(正確には2013年3月24日)に読者からの指摘で、iPad/iPad MiniでT-Mobile USAのプリペイド携帯SIMが使えなくなったことが、判明しました。これまではT-Mobileプリペイド携帯SIMでiPad/iPad Miniは問題無く使用できました。もちろん、3G/HSPA+ 1900 MHz周波数帯域のまだ整備されていない地域では、2G Edge (“E”)でしか使えませんが・・・
現象としては、T-Mobileプリペイド携帯SIMはiPadで認識され、電波表示も問題無く「T-Mobile」と表示され、ネットも接続できるのですが、ブラウザーでどこかのサイトをアクセスしようとすると、全てMy T-Mobileのサイトへのログイン画面にリダイレクトされてしまう・・・という状態です。
筆者は出張中だったため、出張先にT-Mobileプリペイド携帯SIMしか持って行っていなかったのですが、この現象を確認しました。
実は、2週間ほど前(だと思う)に何かを調べるためにiPadにT-Mobileのプリペイド携帯用SIMを挿入したときにその現象を経験していたのですが、そのときは別の目的でiPadにT-Mobileプリペイド携帯用SIMを挿入したので、それ以上追及していませんでした。
したがって、iPad/iPad MiniでT-Mobileプリペイド携帯SIMが使えなくなったのは、2013年3月初め頃からと思われます。
この現象は、T-Mobile用(T-Mobileブランド)のタブレットやポケットWiFiにT-Mobileプリペイド携帯用SIMを挿入したときに発生する現象と同じです。
つまり、iPad/iPad MiniはT-Mobile用(T-Mobileブランド)タブレットやポケットWiFiと同格に扱い始められた、と言うことです。
これは、T-Mobile USAが2日前(2013年3月26日)にiPhone 5/4s/4を4月12日から発売開始することに関係有ると思われます。アップルからの要求で、「iPhoneを発売するにあたり、iPhoneの携帯通信プランと、iPad/iPad Miniのデータ通信プランの、区別をアップルから要請された。」と推測するのが妥当でしょう。
※ その後の調べで、iPad 2/iPad 3/iPad 4/iPad Miniは上記の挙動を示しますが、iPad 1ではT-Mobileプリペイド携帯SIMが3G速度で問題無く使用できることがわかりました。
それにしても2日前のT-Mobileの発表会ではiPad/iPad Miniの発売開始が発表されなかったのが、疑問です。
iPhone 5と同じく、iPad/iPad MiniもAT&T・カナダ版のA1459/A1454モデルをファームウェア変更すれば、T-MobileのLTE(AWS)と3G/HSPA+/DC-HSDPA AWS(Band 4)および3G/HSPA+ 1900MHz(Band 2)で使えるはずなんですが・・・
さて、T-Mobileプリペイド携帯SIMが使えなくなったとすると、iPad/iPad MiniをT-Mobile USA回線で使用する場合には、どのSIMが使えるのでしょうか?
“iPad/iPad MiniでT-Mobileプリペイド携帯SIMが使えなくなった。” の続きを読む
今日のニューヨークでのT-Mobile USAの発表会は、盛りだくさんの内容のようだったようです。
筆者は今日の日中は出張先から飛行機で移動中だったため、まだ全てを整理しきっていません。
一部、ツイートで既に発信していますが、その内容も含めて、ここにこれまで半ば整理できていることを書き出します。
■ iPhone 5周波数対応にに関して
T-Mobile用iPhone 5は2013年4月12日から出荷/発売開始。4月5日から予約開始です。
T-Mobile用iPhone 5は基本的にAT&T/カナダ・モデルのA1428 GSMモデルですが、既存モデルに3G/HSPA+/DC-HSDPAのAWS(Band 4)が加わります。
以下、赤字が「新」A1428 GSMモデルに追加される周波数でT-Mobile契約で使用できる回線、黒字はこれまでの「旧(今日現在、既存)」A1428 GSMモデルの周波数です。
また、青字は既存モデルと同じ周波数でT-Mobile契約で使用できる回線です。(つまり、青と赤がT-Mobileで使用する通信モードと周波数です。)
● Model A1428 (GSM model)
LTE Band 4 (AWS)、Band 17 (700b MHz)
UMTS/HSPA+/DC-HSDPA (850, 900, 1900, 2100 MHz, AWS)
GSM/EDGE (850, 900, 1800, 1900 MHz);
AT&T、T-Mobile USA
カナダ Bell (including Virgin)、Rogers (including Fido)、Telus (including Koodo)
※ 一部の米国オンライン記事では「既存(旧)A1428 GSMモデルはT-Mobileの今回開始のLTE周波数(AWS)に対応しない。」と書いている記事もありますが、これは当該記事執筆者の誤解と思われます。それらの記事には、コメントで反論も出ています。
“T-MobileがLTEを開始、ポストペイド2年契約を廃止、iPhone 5/4S/4を2013年4月12日から発売。” の続きを読む
T-Mobile USAは来週2013年3月26日、ニューヨーク市でイベントを開きますが、その際に
● ポストペイド新プランの案内(”Uncarrier”プラン)
● LTE対応機種も含めた新機種の発表(BlackBerry Z10、Samsung Galaxy Note II)
● プリペイドプランの変更
そして、
● 公式のLTEサービス開始案内
などを発表すると予想されています。
その発表を前に、携帯信号を検知/マップするアプリを提供するサイト、Open Signal
Pre-Launch Details of T-Mobile’s New LTE Network – 2013年3月22日
では、T-Mobile USAのLTE電波が、先に発表されていた
● Las Vegas、
● Kansas City、
そして、最近報告されていた
● New York City
の他に、以下の都市で発見されたと報じています。
● Seattle
● Denver
● San Diego
● San Jose / Bay Area
● New Orleans
また、TMoNewsは、以下の都市でのLTEローンチを報告しています。
Oh Snap: T-Mobile’s First Seven LTE Markets Detailed For March 26th Launch – 2013年3月22日
● Las Vegas、
● Phoenix、
● San Jose、
● Houston、
● Washington D.C.、
● Kansas City、
● Baltimore、MD、
思ったよりも多くの都市でLTEを開始するようです。
T-Mobile USAは、2013年中ほどまでに人口カバーで1億人(アメリカの人口は3億人強)、2013年年末までに2億人をカバーする計画で、他社に比べるとかなり速い速度でLTEの設置を行う予定です。
あと、興味があるのは、T-Mobile USACEOは昨年初め「(初めから)LTE Advancedを投入する」と発表していますが、本当にその通りなのか。
昨年2012年10月3日に発表された、
T-Mobile USAとMetroPCSが合併 – 2012年10月4日
加入者数でアメリカ第4位の全米ネットワークのポストペイド/プリペイド携帯会社T-Mobile USAと、加入者数で第5位の地域ネットワーク(加入出来るのは全米で19地域に住む人のみ)のプリペイド携帯会社MetroPCSの合併が手続きが、一歩先へ進みました。
合併による独占禁止法関連への抵触を審査していたアメリカ連邦司法省は、T-Mobile USAとMetroPCSの合併へ反対しないことを2日前に明らかにしました。
Justice Department: T-Mobile-MetroPCS merger is fine by us – 2013年3月6日
DOJ lets waiting period expire on T-Mobile / MetroPCS merger, hints it’s good to go – 2013年3月6日
今後、連邦通信委員会(FCC)、および、T-Mobile USAが100%ドイツテレコムの子会社のために連邦外国投資委員会(Committee on Foreign Investment)の判断が必要ですが、それぞれ大きな問題は無い予定です。
“T-Mobile USAとMetroPCSの合併が、司法省の認可を得る” の続きを読む
昨年(2012年)9月21日にサービスをスタートしたT-Mobile USAのMVNO、Solaveiは、昨日(現地時間2013年3月6日)、iPhone 5に使えるナノSIMの提供を開始しました。
Solavei Now Offering Nano SIM Card for iPhone 5 – 2013年3月6日
MVNO Solavei offers nano SIM for iPhone 5, other GSM smartphones – 2013年3月6日
SolaveiはT-Mobileの回線を使用して、通話・テキスト・データ通信使い放題(月4GBを越えると速度制限)プランを月$49で提供しています。
ナノSIM自体の価格は、1枚$9です。
また、SolaveiはAmway(ピラミッド)式に「顧客を紹介すると、自分の通信費が安くなる」方式を採用しており、自分が紹介した3人の顧客が新規加入すると、そのたびにその月の通信費が$20割引になります。つまり、毎月6人ずつ友人を紹介して加入させれば、使い放題の月のスマホ通信費は$9でおさまることになります。
また、自分が紹介した顧客が、更に別の顧客を紹介した場合にも、自分にコミッション(PayCard)が払われます。
注:コミッションを受け取るためには、ソーシャルセキュリティー番号またはITIN(Individial Tax Identification Number・・・SSNが無い人の為の納税者番号)が必要です。
Solaveiはこの「口コミ、ピラミッド方式」によって広告費/新規顧客獲得費用を抑えることを目的にしています。
※ ピラミッド方式は、実際に商品やサービスが売買される場合は、合法です。
Solaveiのホームページは、
http://www.solavei.com/
です。
T-Mobile USAは本日(2013年2月28日現地時間)、四半期業績発表を行いました。
T-Mobile USA Reports Fourth Quarter 2012 Operating Results – 2013年2月27日
T-Mobile’s Fourth Quarter Report Discusses First LTE Networks, iPhone, And 1900MHz HSPA+ Launches – 2013年2月28日
その中で、T-Mobileは、3G/HSPA+ 1900MHzネットワークの追加が、人口カバー率で1億4200万人(約46%)に達した、と発表しました。
同社は3G/HSPA+ 1900MHzネットワークの整備を2013年夏までに終了する計画です。
※ T-Mobileの既存の3G/HSPA+/DC-HSDPA AWS(Band 4、上り1700MHz/下り2100MHz)ネットワークは、人口カバーで2億2500万人(アメリカ全人口の約74%)であるため、3G/HSPA+ 1900MHzネットワークは施設計画完了時でも、この値を超えることは無いと思われます。
また、T-Mobileは毎月10万人のiPhoneユーザーを新規に契約し、現在、200万人以上のユーザーがT-Mobile回線でiPhoneを使用している、と発表しました。
T-Mobileは正式にiPhoneの販売を近々にすることを既に発表しており、この数字は更に増加すると予想されています。
“T-Mobile USAの3G 1900MHzは、人口カバー率で45%突破:ラスベガスとカンザスシティのLTEは準備完了” の続きを読む
T-Mobile USAの3G 1900MHz電波が昨日2013年2月27日(現地時間)、遂に我が家でも検出されました。
コロラド州デンバーでの公式開始が2013年1月8日発表、それから郊外のボルダー市の外側に電波が発見されたのが2013年2月6日。
その3週間後の昨日、やっとボルダー市内でもiPhone 4SでT-Mobile 3G 1900MHzに接続できました。
速度も、iPhone 4Sでダウンロード速度が3Mbpsと好調です。
“T-Mobile 1900MHz 3G電波が我が家でも検出された件” の続きを読む
2週間前にお伝えしたT-Mobileの自社ブランドのプリペイドMVNO、GoSmart、
T-Mobile USAが低価格プリペイド携帯サービスをGoSmartブランドで全米展開開始 – 2013年2月3日
が、本日2013年2月19日から全米で正式開始されます。全米3000店以上の独立系携帯ショップなどでGoSmartのSIMが販売されます。
T-Mobile USA hopes for prepaid growth with GoSmart brand – 2013年2月19日
現在、アメリカでは人口約3億人のうち、4分の一以上の8000万人がプリペイド携帯の契約をしていると推測され、プリペイド加入者は年々7~8%の率で伸びています。T-Mobileはこのため、これまでの自社T-MobileブランドのプリペイドプランMonthly4G、Pay-as-you-go、$2/$3 Daily Planに加えて、データ通信速度を2Gまたは3Gに限定した廉価版マンスリープリペイド契約のブランドをGoSmartブランドで展開し、T-Mobileストア以外の携帯ショップで販売し、月額通信料に敏感な低所得者層を対象にプリペイド加入者を増やして行きたい模様です。具体的には、Sprint社のプリペイドブランド、Virgin Mobile USAとBoostMobileが直接の競合ブランドと成ります。
料金は
● 月$30で、アメリカ国内通話と、アメリカ国内テキストが使い放題
● 月$35で、アメリカ国内通話と、アメリカ国内テキスと、2G GSMデータ通信が使い放題
● 月$45で、アメリカ国内通話と、アメリカ国内テキストと、データ通信が使い放題(データ通信は月5GBまで3G速度、それを超えると翌支払い期間開始まで2G速度に制限。)
で、T-Mobile USAは、「GoSmartプランは、データ通信よりも通話し放題を優先する人向け」と考えています。
データ通信の速度を優先する人は、携帯本体の周波数と対応通信方式さえ対応していれば、T-MobileのHSPA+/DC-HSDPA(”4G”)の速度でデータ通信できるMonthly 4Gまたは$3 Dailyプランのほうが良いでしょう。
今年の初め、ラスベガスのCES期間中に「LTEのローンチは数週間以内」と発表していたT-Mobile USAですが、その後、なかなか始まりません。
T-Mobile USA、最初のLTEをLas Vegasで近々開始;プリペイド月$50プランの速度制限を月500MBからに引き上げ – 2013年1月22日
T-Mobile USAのLTE周波数はAWS(Band 4、上り1700MHz/下り2100MHz)であることは判っていますが、Nexus 4(アンドロイド4.2.1までAWS帯域でLTE対応)で電波を検知した利用者から、T-Mobile USAは既にカンザスシティーでもLTEの準備をしている模様です。
(2013年2月13日のNexus 4、アンドロイドOS4.2.2のOTAアップデートによって、Nexus 4のAWS帯域LTE非公式対応は、ディスエイブルされたようです。)
どうやら、T-Mobile USAはLTEの公式ローンチを、LTE対応端末が準備できて発売されるまで、延ばしているようです。
T-Mobile非公式ブログサイト、T-Mo Newsは、
Upcoming Launch Date Calendar Includes LTE Hotspot, BlackBerry Z10 And Galaxy S III LTE – 2013年2月4日
内部スタッフ用連絡メモの中で、次の5機種が2013年3月27日に発売される予定であることをレポートしています。
• T-Mobile Sonic 2.0 Mobile HotSpot LTE – LTE対応ポケットWiFi (2013年3月27日)
• Samsung T999L Galaxy S III LTE – LTE対応Galaxy S III(2013年3月27日 または 2013年4月3日)
• BlackBerry Z10 – LTE対応(2013年3月27日)
• Samsung T599 Galaxy Exhibit “Codina” – HSPA+/DC-HDSPA対応、LTE非対応?(2013年3月27日)
• Samsung T599 Galaxy Exhibit “Codina” プリペイド用 – HSPA+/DC-HDSPA対応、LTE非対応?(2013年3月27日)
“T-Mobile USAのLTEローンチは、2013年3月27日か?” の続きを読む
T-Mobile USAは2012年12月初めから一部の地域で低価格プリペイド携帯サービス、GoSmartブランドを試験的に提供していましたが、これが2013年2月から全米展開されます。
GoSmartブランドは、Sprint社のプリペイド携帯・モバイル通信専門の100%子会社であるVirgin Mobile USAとBoostMobile部門に対抗するために始められたものと考えられており、T-Mobile USAの月極め低価格プリペイド携帯路線の新サービス商品です。
しかも、AT&TのプリペイドサービスGoPhoneの名前に対して、GoSmartと名付けているところも、面白いです。
通信プランは
● 月$30で、アメリカ国内通話と、アメリカ国内テキストが使い放題
● 月$35で、アメリカ国内通話と、アメリカ国内テキスと、2G GSMデータ通信が使い放題
● 月$45で、アメリカ国内通話と、アメリカ国内テキストと、データ通信が使い放題(データ通信は月5GBまで3G速度、それを超えると翌支払い期間開始まで2G速度に制限される。)
の3種類だけです。一番高い月$45のプランでも、通信が「3G」速度と書かれています。T-Mobile USAが力を入れて広く宣伝している「”4G”」(HSPA+/DC-HSDPA)でないところが、興味あります。
また、オプションとして
● 月$5で、海外200カ国へのテキスト(SMSのみ)送信が使い放題
● 月$10で、海外200カ国へのテキスト(SMSのみ)送信と、日本を含む50カ国への固定電話への通話が使い放題
の国際プランがあります。このオプションの国際プランに加入しない場合には、
▲ SMSテキストは1通当たり$0.10
▲ 対日本を含む国際電話の発信は1分当たり$0.50(一部の国は1分当たり$1.00)
で課金されます。また、携帯電話番号への国際電話の発信とMMS(Picture Mail)はオプション・プラン適用外で、
▲ MMS/Picture Mailは1通当たり$0.25
▲ 対日本を含む携帯電話への国際電話の発信は1分当たり$0.50(一部の国は1分当たり$1.00)
になります。
国際電話は、直接ダイアルします。(つまり、最初にアメリカ国内アクセスポイントに掛ける必要が無い。)
“T-Mobile USAが低価格プリペイド携帯サービスをGoSmartブランドで全米展開開始” の続きを読む
T-Mobile USAはアメリカ4大キャリアのうちでも唯一LTEサービスを今まで行っていませんでしたが、数日以内にLas VegasでLTEを始めるようです。
できればCES 2013年開催に間に合わせたかったようです。
T-Mobile days away from launching LTE in Las Vegas, Kansas City to be next – 2012年1月16日
T-Mobile USAのLTEは AWS Band 4(上り1700MHz/下り2100MHz)で実施されます。
Las Vegasの次は、Kansas CityでLTEサービスが開始される予定です。
また、2013年末までに人口カバー率で2億人(約65%)をカバーする予定です。
比較として、Verizonは2013年1月8日現在、473都市、2億7300万人、89%をカバーしています。Verizonは2013年中ごろには、現在の全米3Gサービス地域全てにおいてLTEサービス追加を完了する予定です。
同社の3G 1900MHz周波数再編は現在46都市、人口カバー率で1億2600万人に達しています。直近の1900MHz 3G公式開始都市は、
コロラド州 Denver,
カリフォルニア州 Los Angeles, San Diego,
バージニア州 Virginia Beach,
です。
“T-Mobile USA、最初のLTEをLas Vegasで近々開始;プリペイド月$50プランの速度制限を月500MBからに引き上げ” の続きを読む
年明け直後から噂が出ており、昨日、FierceWirelessが確認したニュースですが、Sprintが2013年1月25日から自社(Sprint)ブランドでプリペイド携帯サービスを始めるようです。
Sprint to Launch Own Internal Prepaid Brand This Month with “Sprint As You Go” – 2013年1月2日
Rumor: Sprint to Launch $70/Month Prepaid Plan With Roaming and No Speed Cap – 2013年1月3日
Confirmed: Sprint As You Go unlimited prepaid launching Jan. 25, without speed throttling – 2013年1月4日
Sprint confirms pay-as-you-go service, promises not to throttle speeds or cap data – 2013年1月4日
Sprintは既に100%子会社のBoost MobileおよびVirgin Mobile USAでプリペイド携帯サービスを提供していますが、2013年1月25日からSprintブランドでもプリペイドサービスを開始します。アメリカではスマートフォンの普及に伴い、ポストペイド契約の毎月の通信費が高いためにプリペイド契約に切り替える利用者が増えており、Sprintもこの「脱ポストペイド」の傾向に対して何らかの対策を行わないといけなくなった模様です。
Sprintのプリペイドサービスは、「Sprint As You Go」サービスと呼ばれます。
“Sprintがプリペイド携帯サービスを開始。T-Mobileプリペイドで「データ使い放題」速度制限撤廃(2013年1月9日より)” の続きを読む
アメリカの各キャリアは現在、各々一つの周波数帯域でのLTEサービスしか提供していませんが、スマホやタブレットの激増によってこれらのLTEサービスの帯域不足は数年以内に来ることが予想されています。
そこで、各社とも他の周波数帯域での電波使用権を他の所有会社(主にCATV会社や、モバイルTVを提供しようとして失敗した会社)から買い足しています。
AT&Tは2012年12月21日、FCCがAWS帯域とWCS帯域の608都市における電波使用権買取を承認したと発表しました。
AT&T Receives FCC Approval for Acquisition of NextWave Wireless, Other WCS Transactions; Approval Sets the Stage for WCS Spectrum for Mobile Broadband Use – 2012年12月21日
AT&T gains FCC approval for WCS and AWS spectrum purchases in 608 markets – 2012年12月19日
また、VerizonのAWS 20MHz帯域の電波使用権買取の承認は、2012年8月23日に発表されています。
FCC approves Verizon’s $3.9B AWS purchase, T-Mobile spectrum swap – 2012年8月3日
FCCからの承認の条件として、Verizonは3年以内(2015年夏まで)にこのAWSの30%(人口カバー率)をサービス開始する予定で、7年以内(2019年夏まで)に残り70%をサービス開始することになります。
また、Sprintは現在、同社のNextel部門のiDen通信方式で使用されている800MHz Band26でFD-LTE、完全子会社化が最近決まったClearWireの2.5GHz所有周波数でTD-LTEの開始を計画していますが、どちらも具体的な導入はソフトバンクによるSprintのテイクオーバーが承認されると予想されている2013年3月以降になります。
T-Mobile USAは現在行っている3G/HSPA+(ダウンロード速度理論値21Mbps)の1900MHzでの追加サービスを全米で2013年夏までに完了し、合併するMetroPCSの全米19ヵ所でのAWS帯域(Band 4)のLTEサービスに追加する形で、2013年(開始時期不明)からAWS LTEを順次サービス開始していきますが、その後の帯域獲得計画が全くありません。
よって、1年後、2年後・・・数年後のアメリカ各キャリアのiPhoneやスマートフォンのLTE対応は、またまた変わってきます。
どのiPhoneモデルやiPad/iPad Miniモデルが、どのLTE周波数に対応するかによって、また、SIMフリーiPhone/iPad/iPad Miniを買うときに悩みが増えるかもしれません。
以下、その状況を表にまとめました。
“アメリカ4大キャリの次期LTE計画(周波数)” の続きを読む
New York City (ニューヨーク州)
Newark (ニュージャージー州)
Boston、 Cambridge、 Springfield (マサチューセッツ州)
Providence (ロードアイランド州)
Philadelphia (ペンシルバニア州)
Detroit、Warren (ミシガン州)
Dallas、Fort Worth、Austin、San Antonio (テキサス州)
Tampa (フロリダ州)
に住む方たち、お待ちどう様でした。
T-Mobile USAの1900MHz 3G/HSPA+サービスが本日(2012年12月20日)、上記地域で公式に開始されました。
これらの地域の人は、SIMロック解除されたiPhone、または全てのiPad/iPad Miniを、T-Mobile USAのSIMで3G、HSPA+速度で使用できます。
T-Mobile Closes the Year by Enhancing Coverage in 14 New Metro Areas – 2012年12月20日
これまでに既にT-Mobile USAの3G 1900MHzで公式サービスが行われている地域は、
T-Mobile USA 3G/HSPA+ 1900MHzサービスエリアがシカゴ、ロス/オレンジ郡にも来た。 – 2012年12月15日
にリストしてあります。
なんと、アメリカの携帯電話業界に、アメリカらしくないことが始まりつつあります。
それは、携帯電話本体代金の分割払い!
そもそもの始まりは、・・・
T-Mobile USAは2011年7月24日、既存のポストペイド契約料金(Classic Plan)に加えて、「『SIMだけ契約』したら、通信料金を安くするよ~」というValue Planポストペイド料金を提供開始しました。
T-Mobile unveils flexible new Value plans: unlimited talk, text, and / or data for any device – 2011年7月20日
Classic Planで2年契約すると、携帯本体が割引で購入できます。
それに対してValue Plan 2年契約の場合は、同じ通信条件でデータ通信が有る場合には月々$20通信料が安くなる代わりに、携帯本体は自分で用意するか、割引無しの定価での購入になります。
どちらも2年間の契約コミットメントが必要です。
T-Mobile USAポストペイド個人プラン |
含まれる通信内容 |
Classic Plan |
Value Plan |
通話し放題・テキストし放題 データ通信使い放題 (10GBまで”4G”速度 その後は速度制限) テザリング可能 |
$124.99 |
$104.99 |
通話し放題・テキストし放題 データ通信使い放題 (5GBまで”4G”速度 その後は速度制限) テザリング可能 |
$124.99 |
$104.99 |
通話し放題・テキストし放題 データ通信使い放題 |
$89.99 |
$69.99 |
通話し放題・テキストし放題 データ通信使い放題 (2GBまで”4G”速度 その後は速度制限) |
$79.99 |
$59.99 |
通話し放題・テキストし放題 データ通信使い放題 (200MBまで”4G”速度 その後は$0.10/MBで追加課金) |
|
$54.99 |
通話し放題・テキストし放題 データ通信無し |
$59.99 |
$49.99 |
通話500分まで・テキストし放題 データ通信使い放題 (10GBまで”4G”速度 その後は速度制限) テザリング可能 |
$114.99 |
$94.99 |
通話500分まで・テキストし放題 データ通信使い放題 (5GBまで”4G”速度 その後は速度制限) テザリング可能 |
$84.99 |
$64.99 |
通話500分まで・テキストし放題 データ通信使い放題 |
$79.99 |
$59.99 |
通話500分まで・テキストし放題 データ通信使い放題 (2GBまで”4G”速度 その後は速度制限) |
$69.99 |
$49.99 |
通話500分まで・テキストし放題 データ通信使い放題 (200MBまで”4G”速度 その後は$0.10/MBで追加課金) |
|
$44.99 |
通話500分まで・テキストし放題 データ通信無し |
$49.99 |
$39.99 |
通話500分まで・テキスト無し データ通信無し |
$39.99 |
|
“Un-American(アメリカらしくない)! : T-Mobile、MetroPCS、Cricketが、端末分割払いを開始” の続きを読む
iPhoneや海外アンドロイドスマートフォンが同社の3G回線でも使用できるように既存の2G GSM 1900MHz帯域の周波数再編をして、3G/HSPA+を1900MHz帯域で提供し始めているT-Mobile USAは、昨日、シカゴ、ロスアンジェルス/オレンジカウンティ、サクラメント、フフレスノ、レノでの公式3G 1900MHzサービス開始を発表しました。
これでT-Mobile USAの3G 1900MHzサービスエリアは全米23ヵ所となり、人口カバー率で1億人達成となります。(アメリカの人口は約3億2000万人。)
T-Mobile Enhances Coverage in Five New Metro Areas to Reach 100 Million People – 2012年12月13日
今回も含めて既にT-Mobile USAの1900MHz 3Gサービスが公式に開始されている地域:
アリゾナ州 Phoenix, Mesa, Tucson
イリノイ州 Chicago
カリフォルニア州 San Francisco, Fresno、Modesto, Oakland, シリコンバレー(Cupertino, Sunnyvale, Mountain View, Santa Clara, San Joseを含む), Sacramento、Stockton、Los Angeles/Orange County/Riverside Countyの一部、
ジョージア州 Atlanta
フロリダ州 Miami, Fort Lauderdale
メリーランド州 Baltimore
テキサス州 Houston
ミズーリ/カンザス州 Kansas City
ミネソタ州 Minneapolis
ネバダ州 Las Vegas、Reno
ワシントン州 Seattle
Washington D.C.
また、以下の都市では3G 1900MHz帯追加整備中なので、一部の地域では3GでiPhoneが使用できます。
マサチューセッツ州 Boston
カリフォルニア州 San Diego
ニューヨーク州 New Yorkメトロ
ペンシルバニア州 Philadelphia
先週のうわさどおり、
今日は、iPhoneのうわさ話が多い・・・・ – 2012年11月30日
T-Mobile USAの100%親会社であるドイツテレコムは、今日ドイツでのの年次投資家向けコンフェレンス(株主総会?)で、
「T-Mobile USAは2013年にアップル社のデバイスを販売することで、アップル社と合意に達した。」ことを発表しました。
どのモデルのiPhoneまたはiPad/iPad Miniを、正確にいつから発売するか、はまだ公表されていません。
T-Mobile USA confirms it will sell Apple devices – 2012年12月6日
T-Mobile USAはアメリカで4番目に加入者の多いキャリアですが、3G周波数(AWS、Band 4、上り1700MHz/下り2100MHz)の互換性の問題で、4大キャリアの中でこれまで唯一iPhoneを販売していません。しかし、T-Mobile USAの発表によると、既に100万人以上の加入者がT-MobileのSIMでiPhoneを使用していると言われています。
“T-Mobile USAが2013年にアップル・デバイスを販売することで、アップルと合意に達する。” の続きを読む
今日は、うわさ話が多いです。
● 「T-Mobile USAが、来週、iPhone販売の発表をする可能性あり」、とか
T-Mobile iPhone “speculation is heightening” according to Merrill Lynch – 2011年11月29日
● やっとアメリカでも公式SIMフリー版iPhone 5が、今夜深夜(東海岸時刻)からアップル・オンラインサイトで発売されるとか、
Unlocked iPhone 5 hitting online Apple Store tonight, retail outlets to follow soon? – 2011年11月29日
まあ、うわさですから、間違っていたらごめんなさい。
うわさでない事実の情報としては、
● iPhone 5が中国政府の3C (China Compulsory Certificate) 認証を通った
iPhone 5 wins regulatory approval in China – 2011年11月29日
この後、Network Access Licenseと、China Radio Management Agencyからの認証を通って、やっとアップルは中国本土でiPhone 5が販売できるようになりますが、年内には販売したい予定だそうです。
China UnicomはモデルA1429 GSM(いわゆる香港モデルSIMフリーと同じ)、China TelecomはモデルA1442 CDMA2000版。・・・え?A1442? A1429 CDMAモデルとどこが違うのだろうか?
まあ、アップルが中国でiPhone 5を公式に売り出したら、富裕層には飛ぶように売れるんでしょうね。
T-Mobile USAはiPhoneや海外スマートフォンのアメリカ国内使用に対応するために、3Gサービスを1900MHz帯域でも使用できるように周波数再編成を行っていますが、2012年11月20日以下の10都市を新3G 1900MHzサービスエリアとして公式追加しました。
アリゾナ州 Phoenix, Mesa, Tucson
カリフォルニア州 San Francisco, Modesto, Oakland, シリコンバレー(Cupertino, Sunnyvale, Mountain View, Santa Clara, San Joseを含む), Stockton
フロリダ州 Miami, Fort Lauderdale
これまでに既に3G 1900MHzサービスが追加されている以下の都市と合わせて、合計15都市になります。
メリーランド州 Baltimore
テキサス州 Houston
ミズーリ/カンザス州 Kansas City
ネバダ州 Las Vegas
Washington D.C.
“T-Mobile USA 3G/HSPA+ 1900MHzサービスエリアが15ヵ所に” の続きを読む
T-Mobile USAの3G/HSPA+ 1900MHz追加がLas VegasとKansas Cityに続き、昨日Baltimore、Houston、Washington DCで公式に開始されました。これで、公式1900MHzエリアは5都市になります。
T-Mobile Brings Improved Coverage and Faster iPhone Speeds to Three New Metro Areas – 2011年11月7日
更に以下の都市でも同社の1900MHz帯域 3G/HSPA+追加が進んでいます。
Boston, Chicago, Los Angeles, Miami, Minneapolis, New York metro area, Philadelphia, San Francisco, San Diego and Seattle
順調に1900MHzエリアは増えており、iPhoneをT-Mobile USAのSIMで使用できる地域が増えています。
T-Mobile USAは、iPhoneおよび海外ローミングの3G利用者に対応するために既存の2G 1900MHz通信方式の帯域を縮小し、同周波数を3G/HSPA+へ転換する周波数再編成を進めており、その第一号地域としてLas Vegasでの1900MHz 3G/HSPA+(通称”4G”)サービスの開始を2012年9月21日に公式発表しました。
T-Mobile USAの1900MHz 3G/HSPA+サービスが、公式にラスベガスで開始 - 2012年9月23日
そのT-Mobileは、今朝(2012年10月15日)、第二号地域としてKansas City(ミズーリ州、カンザス州)で1900MHz(Band 2)3G/HSPA+サービスを開始したことを同社ホームページで公式発表しました。これは、T-Mobile USAが順調に1900MHzでの3G/HSPA+対応地域を拡張していることの証拠として、歓迎すべき情報です。
T-Mobile Heating Up in Kansas City: Improved Coverage and Faster iPhone Speeds - 2012年10月15日
まだ公式発表は無いものの、既にSeattle、Los Angeles、Washington D.C.、New York CityではT-Mobile USAは1900MHz 3G/HSPA+サービスのテストをしており、一部の地域では実際に1900MHzで高速に使用できることが報告されています。
また、ユーザーが現在までに発見・報告したT-Mobile 1900MHz 3G/HSPA+テスト運用地域は、
sightings of T-Mobile 3G/HSPA+ coverage on 1900MHz (PCS/UMTS band II)
の地図で確認できます。
T-Mobile USAはSprintと同じくポストペイド契約者にはパケット使い放題契約(プラン)を提供しており、アップルの公認iPhoneキャリアではないにもかかわらず、既に100万人以上の人がT-Mobileの回線を使用してiPhoneを使用している、と報告しています。
T-Mobileのポストペイド契約では
● 月$79.99で通話500分までで、データは速度制限無しで使い放題、
または
● 月$69.99で通話500分までで、データは月2GBまで速度制限無し、月2GB以上は速度制限されますが使い放題、
で、VerizonやAT&Tに比べると安い月額使用料金で多量のデータが使えることを宣伝しています。
昨日から噂が流れていましたが、T-Mobile USAがMetroPCSと合併するというニュースが、今朝、公式に両社から発表されました。
形式としては、T-Mobile USAが「15億ドル + 新会社の株式」で買収する形をとり、新会社の名前はT-Mobile(T-Mobile USA)と成ります。
新会社の株式比率は、現T-Mobile USAのドイツテレコムが74%、現MetroPCSの株主は現金+26%の株の保有となります。
T-Mobile US and MetroPCS To Merge – 2012年10月3日
この合併はアメリカ司法省の承認が必要ですが、2013年前半には認可が下りると予想されていますので、2013年夏まではT-Mobile USAとMetroPCSの2社が両立、その後、MetroPCSはT-Mobile USAに名前が変わります。
T-Mobile USAは加入者約3300万人でVerizon、AT&T、Sprintに次ぐアメリカ第4位のキャリア。MetroPCSは自社基地局を全米約20地域に持ち、プリペイド専門のキャリアで加入者約950万人の全米第5位のキャリアです。
LTEの設備投資でMetroPCSなど中規模キャリアは経費負担の重荷が足かせとなっており、MetroPCSは今年2月末にもSprint社長がほぼ買収を決定したにもかかわらず、Sprint役員会で「今は自社のLTEサービス開始に専念すべし」として反対されており、MetroPCSの資金状態の弱体化が明らかにされていました。
他のMetroPCS以下の中規模地域キャリアも、第6位のCricketがアリゾナ州ツーソン(Tucson)で昨年12月にLTEを開始したにもかかわらず、資金調達が出来ない為か、その後、他の地域にLTEを拡張していません。LTEの流れに乗って、MetroPCSやCricketのように同じように苦労している中規模キャリアが今後、買収の対象になっていくと予想されています。(Cricketを買収するのは、Sprintと推測されています。)
T-Mobile USAとMetroPCSが合併した後も、新T-Mobile USAは全米4位のキャリアにとどまります。
現在のT-Mobile USAとMetroPCSのサービスは以下のようになります。
“T-Mobile USAとMetroPCSが合併” の続きを読む
T-Mobile USAのCTO Neville Ray氏は、昨日(2012年9月21日)のサンフランシスコでのGigaOM Mobilizeコンフェレンスで、「ラスベガスで1900MHz(バンド2) 3G/HSPA+サービスを開始した」ことを公式に発表しました。
これでiPhoneユーザーは、T-Mobile USAのSIMを使用してラスベガスで3GおよびHSPA+速度でインターネットがアクセスできることになります。3G 1900MHz(バンド2)周波数に対応した他のスマートフォンでも、ラスベガスでT-Mobile USAのSIMで高速携帯データアクセスが可能になりました。
同氏は、T-Mobile USAが今後も順次1900MHz 3G/HSPA+サービスを各都市で開始していくことを約束しました。2013年末までには米国内多数の都市で1900MHz 3G/HSPA+サービスを充実していきます。次にサービス開始される地域に関して同氏は明言を避けていますが、他の情報源によればT-Mobile USAはSan Francisco, Seattle, New York, Washington DCにて最終テストをしているようだ、という報告があります。
T-Mobileの1900MHz 3G/HSPA+サービスは、ポストペイド契約者はもちろん、プリペイド契約者もアクセスできます。
また、これまでのAWS(上り1700MHz/下り2100MHz、バンド4)の3G/HSPA+/DC-HSPDAサービスも継続して提供されるので、既存のT-Mobile USA利用者は機種変更をする必要はありません。
Ray氏はこのコンフェレンスで、T-Mobile USAのLTEロールアウトにも触れ、2013年の早い時期にLTE(AWS周波数帯域、バンド4)を開始し、2013年年末までには全米主要都市に拡大する予定だと述べています。
T-Mobile USAプリペイド携帯加入者がLTEサービスを利用できるかどうかには、触れませんでした。
来年1月のCESでは米国外からの参加者もT-MobileプリペイドSIMでのHSPA+高速アクセスが可能ですね。
情報源:
T-Mobile Announces iPhone Friendly 1900 Mhz 3G at Mobilize – 2012年9月21日
T-Mobile Moves 3G Network to 1900MHz in Las Vegas – 2012年9月21日
2012年9月21日と予想されるiPhone 5の発売日に向けて、アメリカの主要キャリアで唯一、iPhone 5を販売しないT-Mobile USAが、「SIMフリーiPhoneを、T-Mobileの(ポストペイド)使い放題プランで使おう」キャンペーンを企画中のようです。
T-Mobile USA Launches Effort to Attract ‘Bring Your Own iPhone’ Customers – 2012年9月10日
その社内通達メモの中で、T-Mobile USAは、1900MHz 3G W-CDMA/HSPA+(4G)サービスを、シアトル、ラスベガス、ワシントンDC、ニューヨークシティーの一部で既に開始していることを明らかにしています。
T-Mobile USAは、iPhoneや海外(米国外)のスマートフォンがが自社の3G/4G(HSPA+)周波数バンド【AWS、Band 4、上り1700MHz/下り2100MHz】に対応していないことを解消するために、「2012年末までに1900MHz帯域で3G/4G(HSPA+)サービスを開始する」ことを既に今年(2012年)1月に発表しています。
AT&TのHSPA+通信はダウンロード理論値21MHzなのに対し、T-Mobile USAのHSPA+(DC-HSDPA)は多くの都市でダウンロード理論値42MHzのサービスが提供されており、「社内テストで、アンロック版iPhone 4SをT-Mobile 1900MHz HSPA+ 回線で使うと、AT&T HSPA+ 回線に比べて平均70%速い、という結果が出た。」と社内メモは報告しています。
同じ社内メモは、1900MHz 3G/HSPA+サービスは、2012年年末までに更にサービス地域が拡大される、と言っています。
T-Mobile USAは2012年8月21日に、「Unlimited(使い放題)データプラン」を2012年9月5日から復帰することを、発表しました。
T-Mobile Unleashes Unlimited Nationwide 4G Data – 2012年8月21日
この「Unlimited(使い放題)データプラン」の料金は、ポストペイド加入時に端末割引を受けている人は月$30、端末割引を受けていない(定価で買った人)か、端末持込でポストペイド加入した人は月$20になります。(通話プラン料金と、テキストプラン/使用料金は、別に加わります。)
現在のところ、アメリカ4台携帯会社のデータ通信に関する料金傾向は、以下の様になっています。
● Verizon ポストペイド契約・・・2012年6月28日よりShared Data Plan(10台までの複数の携帯・タブレット・ポケットWiFi・USB装置で同じデータ量を共有するプラン。各端末ごとに毎月固定費 + 月の共有データ使用料を支払う。)を、従来の端末1台毎の段階性従量課金、ファミリープラン(5台までの端末で通話のみ共有)、に加えて、を並行提供。
● AT&T ポストペイド契約・・・2012年8月23日よりVerizonと同様なShared Data Planを、従来の端末1台毎の段階性従量課金、ファミリープラン(5台までの端末で通話のみ共有)、に加えて、並行提供。
● Sprint ポストペイド契約・・・データプランは、Unlimited(使い放題)プランのみ。
● T-Mobile USA ポストペイド契約・・・データプランは、「Unlimited(使い放題)だが、一定バイト数以上は250kbps以下に速度制限」プランのみ。
つまり、ポストペイド契約部門において、VerizonとAT&TがShared Data Plan(共有データプラン)への移行を奨励する傾向にあるのに対し、SprintとT-Mobile USAは「加入者はShared Data Planを望んでいない。」と主張して、反Shared Data Plan派の立場を維持しています。
※ Shared Data Planの比較はこのブログでもいつか取り上げたいと思っていますが、必ずしもShared Data Planが全ての加入者で安くなるとは限りません。
なぜなら、Shared Data Planの場合には通話プランが最も高価な「使い放題」プランしか選択が出来なくなり、「電話はほとんどしないが、データ通信は良く使う」ユーザーにとっては、毎月の通話料の基本料金が引き上げになるからです。
今回のT-Mobile USAの発表は、既存のポストペイド契約プランに加えて、新しく「速度制限の無い」Unlimited(使い放題)データプランを、2012年9月5日よりポストペイド契約プランに追加する、と言うものです。
ただし、新しい「速度制限の無い」Unlimitedデータプランでは、テザリングは出来ません。
テザリングを必要とするユーザーは、従来の「一定バイト数以上は速度制限付きのUnlimitedデータプラン」への加入を、引き続き継続しないといけません。
※ プリペイドプランは、これまでと変わりません。
“T-Mobile USAがデータ使い放題プランを復帰・・・だから、どうなの?” の続きを読む
このブログサイトの読者、nodyさんからの報告で、Net10のSIMがBestBuy店頭で発売開始になったようです。
nody – 2012年8月8日
BestBuyのオンラインサイトでも商品が紹介されています。
多分、2012年8月4-5日の週末からでしょう。
表示の「Post-Paid」は、「Pre-Paid」の間違いです。
価格はNet10のオンラインでの購入価格$14.99ですが、BestBuyのパッケージは、AT&T用標準SIM、AT&T用マイクロSIM、T-Mobile USA用標準SIMの3枚が入っているそうです。(BestBuyの商品説明にも、それが明記されている。)
もし、この3枚が同時に別々の電話番号でアクティベートできるとしたら、安いですね!
ちょっと確かめるために、これから店へ行ってみます。
ちなみに、チェックしましたが、BestBuyでSimple MobileのSIMはまだ販売されていません。
また、Walmart.com(と、多分、Walmart店頭)ではまだStraightTalkのSIMは販売していないようです。
“Net10 SIMがBestBuy店頭で発売開始” の続きを読む
2012年6月末付けでメキシコ資本のAmérica Móvilに買収されたT-Mobile USAのMVNO、Simple Mobile
TracfoneがSimple Mobileを買収 – 2012年5月11日
は、América Móvilの他の子会社であり、買収によって系列姉妹会社に成ったNet10、StraightTalk、Tracfoneと歩調を合わせる為、同社の4G(HSPA+)使い放題プラン(もちろん、アメリカ国内通話もテキストも、使い放題)の毎月料金を$60から$50に値下げしました。
同じく、Simple MobileのBlackberry 3G使い放題プランが無くなり、4G(HSPA+)使い放題プランの毎月料金が$60から$50に値下げになりました。
改訂後のSimple Mobileのプリペイド携帯プランの料金は、以下のようになります。
● 2週間 アメリカ国内通話とテキスト使い放題: $25/2週間
● 30日 アメリカ国内通話とテキスト使い放題、ネットは最大3G速度で使い放題 : $40/30日
● 30日 アメリカ国内通話とテキスト使い放題、ネットは最大4G(HSPA+)速度で使い放題、国際電話$5相当のクレジット付き : $50/30日
▲ 国際電話は、アメリカ国内のアクセス番号をダイアルし、それから相手の電話番号を入力する方式。
国際電料金は日本へは、
“Simple Mobile (T-Mobile USAのMVNO)が料金値下げ” の続きを読む
特殊な3G周波数(AWS、Band 4、上り1700MHz/下り2100MHz)のためにiPhoneに対応しておらず、アメリカ4大携帯会社のうち唯一iPhoneを販売できないT-Mobile USAですが、その状況を打開する為に2G GSM 1900MHzの帯域を減らし、その分を3G/HSPA+に割当てし直す「周波数再編」を行っています。
同社は、2012年年末までに主要都市での1900MHz周波数再編を完了し、2013年中ごろにはAWS(Band 4)で4G LTEを開始することを今年(2012年)1月に発表しています。
そのT-Mobile USAの1900MHz 3G/HSPA+ 電波が、サンフランシスコのダウンタウン東、モスコーン・コンベンションセンター付近で検知された模様です。
T-Mobile deploys iPhone-compatible ‘4G’ at Moscone Center just in time for WWDC – 2012年6月7日
T-Mobile 1,900MHz 3G lights up Moscone West in time for WWDC, carrier swears it’s a happy accident – 2012年6月7日
モスコーン・コンベンションセンターは、来る6月11日から15日まで、アップルのWWDC(World-Wide Developer Conference)が開催される会場で、Macbookの新作やiOS 6の発表が期待されています。
T-Mobile USAはWWDCと1900MHz 3G/HSPA+のテスト電波発信の、時期と場所が一致したのは「たまたま偶然だ」と説明しているらしいですが、T-Mobile USAもiPhone獲得の為の電波整備に向けて着々と準備が進んでいることが、伺われます。
WWDCには日本からも参加する方がいると思いますが、会場付近でSIMフリーiPhone 4SにT-Mobile USAのSIMを挿入すると、「T-Mobile 4G」(『4G』と表示されるのは、HSPA+が4Gと表示される為。)の表示が信号部分に出てくるかもしれません。
T-Mobile USAは、2012年5月20日よりプリペイド(No Annual Contract)モバイル通信専用プラン(プリペイドWebConnect)プランの料金を改定すると発表しました。
T-Mobile launches new contract-free, data-only plans – 2012年5月17日
旧料金 |
新料金 |
$10/7日/100MB $30/30日/1GB $50/30日/3GB |
$15/7日/300MB $25/30日/1.5GB $35/30日/3.5GB $50/30日/5GB |
1週間プランは料金が上がったけど、もっと多く使える。30日プランは、同じ金額でもっと多く使える・・・てとこですかね。
T-Mobile USAのプリペイド・モバイル通信専用プランは、T-Mobile USA専用USBデータ通信装置、T-Mobile USA専用ポケットWiFi(最新モデルを含む)、T-Mobile USA専用アンドロイド端末、のみで、専用 T-Mobile未開通SIMをアクティベートして使用できます。
T-Mobileプリペイド・モバイル通信(webConnect)用のSIM購入・アクティベート手順 – 2011年6月23日
「ウェブのみ」や、他のSIMフリー端末では、T-Mobile USA用データ専用SIMはアクティベートできません。
また逆に、T-Mobile USAプリペイド携帯用SIMは、T-Mobile USA用データ専用端末やアンドロイド端末では使用できません。
T-Mobile USA用データ専用SIMをアクティベートした後、他のSIMフリー携帯やiPhoneで使用できるか、・・・・ う~ん、それは筆者もやったことがありません。
そもそも、他の携帯は(現在のところ)T-Mobile USAの3G/HSPA+周波数(AWS、Band4、上り1700MHz/下り2100MHz)に対応していないのが多いので、
● T-Mobile USA用データ専用SIMはアクティベートした
↓
● T-Mobile USA用データ通信装置を所有している
であれば、そのSIMはそのままT-Mobile USA用データ端末で使用したほうが幸せに成れるでしょうから、他の端末に刺そうと考えることが間違っていると思います、ハイ。
T-Mobile USAの最新モデルのポケットWiFiは、SIMロック解除すれば、他社のSIMでも使用可能です。
(でも、T-Mobile USAのプリペイド携帯用SIMでは、使えません。)
T-Mobile Sonic 4G Mobile HotSpot (Huawei UMG587)ポケットWiFiをSIMロック解除しました – 2012年5月11日
これまで「テザリング機能の付いたアンドロイド携帯」でテザリング使用することに対して、特に規制を実施してこなかったT-Mobile USAです。
これは、アンドロイド携帯はiPhoneと違って「テザリング専用APN」の設定が無い為、リアルタイムに個々のユーザーのデータアクセス使用パターンを監視したり、規制することが難しい為、テザリングを有料課金で強制するのが難しいことにも理由があります。
そのT-Mobile USAが、近日行われるT-Mobile Sensation 4Gアンドロイド携帯への4.0(ICS)アップデートに伴い、一部のポストペイド契約アンドロイド機種でテザリング使用者に対する追加料金 月$15の徹底を強化してくることになりました。
T-Mobile stepping up enforcement of $14.99 hotspot plan with Sensation 4G’s Android 4.0 update – 2012年5月15日
T-Mobile USAは昨年12月に正式にAT&Tとの合併が流れ、経費削減の為に7箇所のコールセンターを廃止し、1900人の人員削減をすると2012年3月に発表していましたが、現地法人社長が「更なる人員制限が必要である」と社員に通達したという内容が、本日ニュースに漏れています。
T-Mobile CEO announces more layoffs, restructuring – 2012年5月15日
その反面、T-Mobile USAの使用するAWSの周波数を所有するMetroPCSを合併する事前調査に入ったり、T-Mobile USAを独立企業としてIPOする可能性を模索したり(現在は、親会社ドイツテレコムの100%子会社)、アメリカの携帯キャリア以外の買い手も念頭に入れて売却する可能性も考えているという噂が流れたり、でT-Mobile USAの経営的安定はまだまだ遠いです。
“T-Mobile USA(ポストペイド)が月$15のテザリングプラン加入の徹底を強化し始める” の続きを読む
T-Mobile USA対応の最新のモバイル・ルーター(ポケットWiFi)、T-Mobile Sonic 4G Mobile HotSpot (Huawei UMG587、Huawei E587のAWS周波数対応版)を入手したので、それをSIMロック解除しました。
T-Mobile USA対応の最新のモバイル・ルーター(ポケットWiFi)は、T-Mobile Sonic 4G Mobile HotSpot(Huawei UMG587) です – 2012年3月31日
これまでのT-Mobile USAのポケットWiFiと違って、T-Mobile Sonic 4G Mobile HotSpot (Huawei UMG587)は米国外ローミング対応の為、対応周波数は
● 2G Edge/GPRS : 850MHz、900MHz、1800MHz、1900MHz (クアドバンド)
● 3G UMTS/HSPA : 850MHz(Band 5)、上り1700MHz/下り2100MHz AWS(Band 4)、2100MHz(Band 1)
● ”4G” HSPA+(HSPA+21) : 850MHz(Band 5)、上り1700MHz/下り2100MHz AWS(Band 4)、2100MHz(Band 1)
● ”4G” DC-HSDPA(HSPA+42) : 850MHz(Band 5)、上り1700MHz/下り2100MHz AWS(Band 4)、2100MHz(Band 1)
と成っています。
したがってSIMロック解除すれば、850MHz(Band 5)でAT&Tの3Gおよび”4G” HSPA+21で使用可能です。
更に、日本ではドコモ/ソフトバンクの2100MHz(Band 1)で3Gで使用できます。
もちろん、その他の国でも北米以外では2100MHz 3Gで使用できる国が殆どです。
“T-Mobile Sonic 4G Mobile HotSpot (Huawei UMG587)ポケットWiFiをSIMロック解除しました” の続きを読む
PC World誌が全米13の都市で調査したスマートフォンの速度テストの結果が明らかにされました。
3G and 4G Wireless Speed Showdown: Which Networks Are Fastest? – 2012年4月16日
調査を行った都市は、
Atlanta, Boston, Chicago, Dallas, Denver, Las Vegas, Los Angeles, New Orleans, New York, San Francisco, San Jose, Seattle, Washington D.C
の13都市。
調査は、3Gサービスと4Gサービスとに分けて調査され、3GはVerizonとSprintはCDMA2000 EV-DO Rev.A、AT&TとT-MobileはHSPA+(HSAP+21、理論最大速度21Mbps)までを含みます。
4Gは、VerizonとAT&TはLTE、SprintはWiMax、T-Mobile USAはまだLTEサービスを開始していませんがDC-HSDPA(HSPA+42、理論最大速度42Mbps)を調査対象としました。
“PC Worldのアメリカ13都市スマートフォン・ネット速度テスト結果” の続きを読む
PhoneNews.com
T-Mobile Confirms iPhone Compatibility Coming Later This Year – 2012年4月10日
によれば、周波数再編を行っているT-Mobile USAは、現在2G GSMに使用されている1900MHzの周波数を分割し、一部を3G/HGSPA+(4G?)に移行するのを、年内に一部の地域で開始するとの事です。
T-Mobile USAの周波数再編計画は、AT&TのT-Mobile USA買収話がご破算になった2011年12月の後の今年1月にT-Mobile USAから発表になっていましたが、その時期がこのように具体的に明らかになったのは初めてです。
これにより、周波数再編後はT-Mobile USAは、
● 1900MHzで 2G GSMサービス提供
● 一部の地域で2G GSM 850MHzのAT&T周波数に自動ローミング
● 3G W-CDMA/UMTSおよびHSPA+(21Mbps、一部地域で42Mbps)サービスを1900MHzで提供(2012年内) ⇒ iPhoneの3G/HSPA+周波数と互換性有り
● 3G W-CDMA/UMTSおよびHSPA+(21Mbps、一部地域で42Mbps)サービスをAWS(上り1700MHz/下り2100MHz)でも継続提供 ⇒ iPhoneの3G/HSPA+周波数と互換性無し
● 4G LTEサービスを2013年内にAWS(上り1700MHz/下り2100MHz)でサービス開始 ⇒ 新iPadのLTE周波数の一つと互換性有り
となります。
したがって、これまでiPhoneにT-Mobile USAのSIMを挿入すると2G GSM/GPRS/Edge速度でしか使えませんでしたが、年内には3GおよびHSPA+速度(iPhone 4Sではハードの制限から理論値最大14.4Mbps)でも使えるようにもなります。
来る2012年4月18日からAT&TのGoPhoneプリペイドSIMのPay-as-you-go プランではネットに加入できなくなりますが、T-Mobile USAの周波数再編が完了すれば、その地域ではT-Mobile USAの$3/dayプラン(使用した日だけ課金される。ネットは使い放題だが、1日200MBを超えると2G速度に速度制限。)で理論値最大14.4Mbpsでネットがアクセスできるようになります。
また、当然のことながら、今年秋に予想される次期iPhoneモデルも、T-Mobile USAからも発売になるでしょう。
T-Mobile USA対応の最新のモバイル・ルーター(ポケットWiFi)は、T-Mobile Sonic 4G Mobile HotSpot(Huawei UMG587) です – 2012年3月31日
および
アメリカ4Gモバイル通信比較:AT&T、T-Mobile、Verizon、Sprint、Clear – 2011年6月19日
で紹介した、T-Mobile USAの旧モデルポケットWiFi、「T-Mobile 4G Mobile HotSpot (ZTE MF61)」をSIMロック解除しました。
最初のリンク先でも書いたように、ZTE MF61は、2G対応周波数1900MHz、3G対応周波数上り1700MHz/下り2100MHZ(AWS、Band 4)で、速度はHSPA+まで(理論値最高ダウンロード速度21Mbpsまで)で、これをSIMロック解除しても他キャリアで使える可能性は2G 1900MHzのみに限定され、しかも主に北米でしか使えません。
しかし、米国外でも幅広い3G周波数で使用できる同T-Mobile USAの新モデルT-Mobile Sonic 4G Mobile HotSpot(Huawei UMG587、DC-HSDPA 理論値最高ダウンロード速度42Mbps)を購入予定の為、それをSIMロック解除する練習として、ZTE MF61のSIMロック解除をすることとしました。
このポケットWiFiに他社SIMを挿入して電源を入れると、ディスプレイには「SIM LOCK」の文字が表示されます。
“T-Mobile 4G Mobile HotSpot (ZTE MF61)ポケットWiFiをSIMロック解除しました:DC-Unlocker使い方” の続きを読む
AT&TとVerizonの最新LTE(またはHSPA+)対応ポケットWiFiを書いたので、ついでにT-Mobile USAの最新ポケットWiFiを書きましょう。
T-Mobile USAは、昨年2011年10月19日よりHSAP+42(DC-HSDPA)対応のポケットWiFiを発売しています。
商品名は「T-Mobile Sonic 4G Mobile HotSpot」ですが、これは「Huawei モデル番号=UMG587」です。
この装置はHSPA+42(DC-HSDPA)の最大ダウンロード理論速度42Mbpsに対応しています。
同社の古いポケットWiFiは「T-Mobile 4G Mobile HotSpot」で、「ZTE MF61」とも言います。
こちらは、HSPA+の最大ダウンロード理論速度21Mbpsに対応しています。
周波数はT-Mobile USAの周波数に限られます。
見た目は殆ど変わりませんが、大きな違いは本体表側のT-Mobileの「T」のロゴが、新機種ではT-Mobileのカンパニー・カラーのピンク色、旧機種のZTE MF61は白です。
また、T-Mobile Sonic 4G Mobile HotSpot (Huawei UMG587) は、Huawei E587にT-Mobile USAの周波数(AWS)を追加したバージョンです。
“T-Mobile USA対応の最新のモバイル・ルーター(ポケットWiFi)は、T-Mobile Sonic 4G Mobile HotSpot(Huawei UMG587) です” の続きを読む
最近、アメリカ国内の場所によってはiPhoneやスマートフォンでのインターネット・アクセス速度が遅い、という不満の声をところどころで見たり聞いたりします。理由はアメリカ国内のiPhone/スマフォ/ポケットWiFi等の利用者数が急増していて、回線整備が追いついていないからなのですが・・・
スマートフォンのネット速度テストで良く使われるアプリに「SpeedTest」がありますが、これはたくさんの人が全米、全世界で使っているのだから、この測定結果を地図にして公表すれば便利だと思います。
http://www.speedtest.net/
例えばこれから旅行や出張で遠くの都市に行くときに、その場所でのほかの人のSpeedTestの結果を事前に知れれば、それによってホテルの予約を決めたり、行動計画を決めたり、出来ますね。
・・・と思って調べたのですが、Speedtest.netアプリを提供しているOokla社はそのような情報を公開していないようですね。
近いものとしてOokla社のNetIndexレポート
http://www.netindex.com/
がありますが、国別/州別/キャリア別単位くらいまでの大雑把な集計で、それよりも細かい集計は無いですね。
そこでAppStoreをもう少し調べてみたところ、・・・ありました。
地図にその場所でのアメリカ携帯4社(Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USA)のインターネットアクセス速度をマップしたものがありました。
RootMetrics社の「Cell Phone Coverage Map」アプリです。
iOS版も、アンドロイド版もあります。
PCでも
http://www.rootmetrics.com/map/
にアクセスして、住所を入力して調べることが出来ます。
“アメリカ国内のスマートフォンのインターネットアクセス速度の比較マップ” の続きを読む
先週、T-Mobile Comet(Huawei IDEOS)が安い、と書きました。
【安売り情報】T-Mobile Comet(Huawei IDEOS)が、$99.99 – 2012年3月1日
昨年12月ごろから時々「スマートフォンを買えば、$50のトップアップカードを無料で提供」キャンペーンを行っているT-Mobile USAですが、このキャンペーンがまた始りました。(今日から?昨日から?)
T-Mobile USA -> Shop -> No Contract Phones
今、T-Mobile USAサイトでプリペイドのアンドロイド携帯(Cometを含む)を注文すると、$50のトップアップカードが無料で付いてきます。
期限は、2012年3月8日(木曜日、現地時間)までです。
これにより、携帯そのものは実質$49.99(プラス消費税、送料)になります。
そして、おまけの$50カードでトップアップして、60日経てば、SIMロック解除をリクエストできます。
T-Mobile Comet(アンドロイド携帯)のSIMロックを解除しました – 2011年9月17日
決めかねていた人は、これで決定打かな・・・?
Comet(Ideos)を買うメリットは、
1.テザリングが可能
2.小型 (スマートフォン携帯として使う場合には、逆に「文字が見難い、入力がしずらい」というデメリットにもなりますので、注意。)
3.SIMロックを解除すれば、日本でも使える。
4.もちろん、日本語入力は、無料アプリをインストールすれば、可能。
なお、上にも書いたように、T-Mobile USAは「無料トップアップカード付き」キャンペーンを抜き打ちでよくやりますので、気を付けてT-Mobile USAのサイトをみていましょう。
以前にも紹介しましたが、今回のような特売や、毎週の各キャリア/家電量販店/ディスカウント百貨店/Amazon.comなどの安売り情報は、
Prepaid Phone News サイト
を定期的にアクセスしてください。
特に、アメリカ国内の毎週のプリペイド携帯の特売は日曜日にこのサイトでまとめられます。
・・・こんな情報だけでなく、もう少し読んで楽しい記事も書きたいと思っていますが、今ちょっとあることに取り込み中なので、もう少し待ってください。
T-Mobile USAのCometは、日本の日本通信、イーモバイルが発売しているHuwaei IDEOSの、対応周波数の違うモデルです。
Huawei IDEOSは、次のモデルがあります。
3G周波数 (UMTSバンド) 使用キャリア |
モデル U8150-A (T-Mobile版) |
モデル U8150-B (日本通信/ Hanacell版) |
モデル U8150-D (ヨーロッパ? アジア?) |
モデル U8150-92 (イーモバイル版、 S31HW ) |
UMTS 800MHz (UMTS VI) ドコモFomaプラス |
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UMTS 850MHz (UMTS V) AT&T |
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UMTS 900MHz (UMTS VIII) ヨーロッパ |
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UMTS 1700MHz (UMTS IX) イーモバイル |
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UMTS 1700/2100MHz (UMTS IV) T-Mobile USA |
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UMTS 1900MHz (UMTS II) AT&T、T-Mobile USの一部 |
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UMTS 2100MHz (UMTS I) ドコモ、日本通信、ソフトバンク、ヨーロッパ・アジア |
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つまり、T-Mobile USAのCometは、Huwaei IDEOS 8150-A、日本通信やHanacellで販売しているものはU8150-B、イーモバイルで発売していたS31HWはIDEOS U8150-92です。
また、どのモデルも2G GSMは850/900/1800/1900MHzに対応しているので、2Gは日本と韓国以外は全ての国に対応しています。
T-Mobile USA販売のComet(IDEOS U8150-A)
日本通信販売のIDEOS U8150-B
“【安売り情報】T-Mobile Comet(Huawei IDEOS)が、$99.99” の続きを読む
アメリカの全米ネット携帯電話会社、Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USAのカバレッジ地図を掲載します。
どの会社も、自社電波(基地局)の無いところでは他社または地域零細携帯電波会社(基地局所有会社)と会社間ローミング契約を結んでおり、人口カバー率では96%以上あり、通話に関しては余程の大自然の中にまで行かない限り、繋がらないことはありません。
たとえば、Sprintは過疎地域ではVerizonとローミング契約を結んでいる為に、Sprintの基地局の無い地域でもVerizonの電波を自動的に掴み、通話が出来ます。
AT&TとT-Mobile USAも相互に会社間ローミング契約を結んでいる為、お互いの電波の不足を補い合っています。
ただし、データ・ローミングまでは会社間で許可していないことが多く、3Gデータ(パケット)通信は自社電波の無いところでは使えないこともあります。
また、GSM/W-CDMA通信会社のAT&TとT-Mobile USAは、2G GSM(Edge/GPRS)は共通の周波数を使っているものの、3Gの周波数は違うので、技術的に3Gのデータローミングはできません。
4Gも周波数と通信方法が各社違う為、ローミングできません。
なお、各社のカバレッジ地図のページは以下の通り。これらのページで住所を入力すれば、更に詳細なカバレッジマップが見られます。
Verizon
Verizon Coverage Locator
Sprint
Sprint Coverage Check
AT&T
AT&T Coverage Viewer
AT&T 4G LTE
AT&T Network Homeで、「Coverage」をクリック。
T-Mobile USA
T-Mobile USA Personal Coverage Check
Clear (Clearwire) WiMax
Clear Coverage Map
Virgin Mobile USA (Sprint子会社)
Virgin Mobile USA Coverage Map
BoostMobile (Sprint子会社)
BoostMobile Coverage Maps
H2O Wireless (AT&T電波使用、4G BoltはClear WiMax使用)
H2O Wireless Coverage
SimpleMobile (T-Mobile USA電波使用)
SimpleMobile Nationwide GSM Coverage
“Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile USAのカバレッジ比較” の続きを読む
今週の大安売り情報:
■ T-Mobile USAのプリペイドSIMアクティベーションキットが、T-Mobileオンラインサイトで$1.99 (通常定価$6.99)、送料無料。(オーバーナイト宅配は、送料$11.99)
T-mobile USA
で、「Shop ⇒ No Annual Contract Phones ⇒ Category ⇒ SIM Card」を選択すると、出てきます。
T-Mobile USAのプリペイドSIMアクティベーションキットには、$3.33相当の通話クレジットがおまけで付いてきますので、トップアップせずともすぐにテストで通話を使ってみることが出来ます。
T-Mobile USAは、AT&Tからの買収の話が壊れた後の2011年12月以降、積極的な特売を繰り返しており、機種によってはトップアップカードのおまけなどが良くあります。
“大安売り:T-Mobile USA SIMアクティベーションキット$1.99、AT&T GoPhone(SIM付き) $2.99” の続きを読む
● AT&Tは2012年1月5日、次の11都市(地域)でLTEのサービスを開始しました。これまでカバーされていなかった西海岸にも、やっとAT&TのLTEがやってきます。
New York City metro area, Austin, Chapel Hill, Los Angeles, Orlando, Phoenix, Raleigh, San Diego, San Francisco、San Jose、Oakland。
AT&Tの今回のLTEサービス開始のタイミングは、来週2012年1月10~13日にラスベガスで行われるCES(Consumer Electronics Show)でのLTE対応新製品発表に関連していると推測されています。
AT&Tは2011年9月~12月に既に以下の都市(地域)でLTEサービスを開始しています。
Athens, Ga.; Atlanta; Baltimore; Boston; Charlotte; Chicago; Dallas-Fort Worth; Houston; Indianapolis; Kansas City; Las Vegas; Oklahoma City; San Antonio; San Juan, Puerto Rico; and Washington, D.C.
これにより、AT&Tの LTEサービスは全米26箇所に拡大されました。人口カバー率では、7400万人に対応することになります。
AT&Tは、2013年末までに全米ほぼ全ての予定都市でLTEサービスの開始を完了する予定と発表しています。
AT&TのLTEサービスは、704-746MHz周波数帯域(LTE Band 17)を使用しています。
下記地図で「☆」印が今回のサービス開始地域、「○」印が既にLTEサービスが開始されていた地域です。
● 2010年12月1日よりAT&Tに先駆けてLTEサービスを開始しているVerizonは、746-787MHz周波数帯域(LTE Band 13)で提供しており、2011年12月14日現在で全米190の都市(地域)でLTEサービスを提供しています。人口カバー率では、2億人に対応しています。
Verizon社も、2013年末までには現在のVerizon 3Gカバレッジ地域全てを4G LTE対応にすると発表しています。
2ヶ月前(2011年11月)に筆者がカリフォルニア州サンホセでVerizon LTEポケットWiFiで実測したときには、実質ダウンロード速度15Mbpsでコンスタントに接続できました。
● Sprint社のLTEサービスは、2012年中頃に開始される予定、と発表されています。
● T-Mobile USAは同社のマーケティングでは「HSPA+」(理論値最大42Mbpsダウンロード速度)を「4G」と称して宣伝していますが、LTEサービス構築および開始の予定は、ありません。
他で発信している業界ニュースを日本語で再発信しているサイトは、たくさんあります。
そういう中で、同じようなニュースをここで流しても筆者のエネルギーと時間の無駄になるだけなので、ここのサイトでは他の人やサイトが流すであろうニュースは極力取り上げないようにしています。
このサイトのメインのポイントは、「他人の受け売り情報の転載」ではなく、筆者のハンズ・オン体験に基づいた情報です。
しかし、中には現地の業界の情報をナマで知らないと書けない情報もあります。
そのような情報(ニュース)は、時々書いて行きたいと思います。
2011年11月から昨日まで、アメリカの携帯/モバイル通信業界ではいくつかの大事な業界ニュースが発生しています。
それらの関連性を解説しながら、書いていきたいと思います。
2011年12月19日:AT&TがT-Mobile USAの買収を正式に諦めると発表
“2011年12月のアメリカ携帯業界ニュース” の続きを読む