AT&T MVNOのH2O Wirelessも、LTEサービス開始間近?


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AT&TのMVNOで、株買収により2010年2月からKDDIの51%連結子会社になっているH2O Wirelessは、Facebookと同社ブログに次の画像をアップしました。
【H2OWireless Blog】COMING SOON: MONTHLY UNLIMITED PLAN UPGRADES – 2013年11月14日

これによると、H2OのMonthlyプリペイドプランがアップグレードされ、(おそらく、最高額の月$60プランが、現行の月3GBまでから)「使い放題(Unlimited)」に引き上げられるようです。
ただし、「高速で使い放題」なのか、「速度制限付き使い放題」なのかは、現在のところ不明です。筆者としては、おそらく後者の可能性が高いと思っています。
また、月$40プランは月500MBから1GBへ、月$50プランは月1GBから2GBへ引き上げられるようです。

別のソースによると、この通信プラン改訂は、2013年12月8日から有効になるという推測がリリースされています。
【PrepaidPhoneNews】Upcoming Plan Changes From Simple Mobile and H2O Wireless, Lower Prices and More Data – 2013年11月15日

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KDDIが、AT&TとLTEローミング契約・・・これが、何を意味するか。


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あんまりこう言うのって得意じゃあないんですよね、・・・・いわゆる、業界解説記事。
なんたって、日本やカリフォルニアには、いわゆる「業界コンサルタント」と称している人がが沢山いるじゃあないですか。
そういう人たちが、現地の生活基盤とはかけ離れたレベルで解説記事書いていて、お金貰っていますから・・・

私は検証記事、つまり、現地の事実報道が得意と思っています。事実報道は、解説記事とは違います。

KDDIが、アメリカでのLTEローミングを、AT&T回線で開始。

…これって、そんなに価値があるニュースなの?

そもそも、一日2980円(約$30)で使い放題、つまり、1ヶ月約$900でLTE使い放題、・・・って、経済的に見て価値があるだろうか?
現地のT-Mobile USのSIMを使えば、月$70でLTE使い放題だよ!
それほど現地通信を使わない短期滞在なら、T-Mobile USのSIMでタブレットなら200MB(月)まで無料!

AT&TのGoPhoneプリペイドだって、月$60で2GBのLTEまで。追加は1GBあたり$10で可能。

金額的に見たら、まったく価値が無い。どこが「画期的」なのさ!

・・・でも、このアナウンスメントで、実は日米キャリア・アライアンスの構図が見えてきました。

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VerizonのLTEが、一部の大都市で飽和状態


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VerizonのCFO、Fran Shammo氏が昨日(2013年11月12日)、投資家とのコンフェレンスコールで明らかにしたところ、VerizonのLTEはニューヨーク市、シカゴ、サンフランシスコなどの一部の大都市で飽和状態に近づいており、一部の利用者がLTE接続できなくて、3G接続にドロップすることがあることを認めました。
(これって、ラスベガスの世界最大のCES展示会期間中に、会場のコンベンションセンター付近でVerizon端末がLTE接続出来ないのと、同じ状況かぁ・・・)

Verizonの3G CDMA2000通信は、ピーク時で700kbps~1.5Mbpsの通信速度しか得られないため、LTEが接続出来るときと出来ないときとの通信速度の差は大きなギャップがあります。

Wall Street Journalの独自テストでも、VerizonのLTE通信速度は、4キャリア中、平均で2位でした。

Verizonはアメリカ4大キャリアの中でも一番最初にLTE通信サービスを2010年12月3日に開始し、最も広いカバレッジを提供していますが、そのために加入者が急増し、LTEキャパシティーが不足しているとのことです。Verizonでは、加入者の約1/3がLTE通信可能な端末を使用していますが、その1/3の加入者が全体の64%のデータ通信を使用しています。

特に、LTEユーザーが予想以上にビデオ(ストリーミング)利用しているのが、LTE通信のアクセス混線の原因になっている、とFran Shammo氏は話しています。Verizonでは、モバイル通信トラフィックの51%はビデオ(ストリーミング)であるという結果になっています。今後、モバイル通信がビデオ(TV、映画、YouTube、など)エンターテインメントの分野で大きく利用されていくのでしょう。(かたや、直近四半期で有料TVの加入者は11万3000人減った、というニュースも今日はありました。
【GigaOM】Pay TV operators lose 113,000 customers as cord cutting continues – 2013年11月13日

Verizonはこれに対して今年度中に5億ドルの設備投資を行い、特にLTE利用の多い大都市でAWS(Band 4)での第2のLTE回線の拡充を開始しています。さらに、スモールセルの増設にも力を注いでいます。
「2014年に年が変わるときには、またVerizonの高速LTE通信の優位性は、奪回できる」とShammo氏は語っています。

【CNet】Verizon admits network faces traffic pressure in big cities – 2013年11月12日
【9to5Mac】Verizon no longer the gold standard for mobile data? – 2013年11月13日

Nexus 7 (LTE) 2013モデルがVerizonのSIMでアクチできるのは、KitKat OTA後


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Nexus 7 (LTE) 2013モデルが2013年9月9日から発売になり、北米版はT-Mobile US、AT&T、VerizonのLTE周波数に対応しています。
ところが、Nexus 7 (LTE) は3G CDMA2000モードに対応していないため、VerizonのSIMではアクチできない現象が続いています。

※ Verizon版iPhone 5/5c/5sやVerizon版ポケットWiFiなどで既にアクチされたVerizon SIMは、Nexus 7 (LTE)に差し替えればNexus 7 (LTE)で使用出来るようです。

Verizonは当初、「VerizonのSIMアクチベーションには、CDMA2000端末のMEID番号が必要である。」と説明し、近い将来、GSM/LTE端末のシリアル番号であるIMEI番号でVerizon SIMをアクチ出来るようにシステム改善をする、と述べていました。

そして、つい最近、Verizonは同社初めての「LTE通信モードだけ(CDMA2000通信モードの無い)」独自アンドロイドタブレット、Verizon Ellipsis 7を2013年11月7日に発売開始しました。

これにより、同じくCDMA2000通信モードの無いNexus 7 (LTE) 2013モデルも公式にVerizon LTE SIMで使用できるかと思われていましたが、Nexus 7にKitKat(アンドロイド4.4)がOTAで配布されるまで、Verizonの公式Nexus 7サポートはお預けになる模様です。

Verizonはこの理由を、「アンドロイド4.3の問題で、キャリアによるNexus 7 LTE端末の公式認証が出来ないため。」と述べています。

アメリカではLTEのサービスエリアはVerizonが一番充実しているため、VerizonによるNexus 7 LTE端末の公式認証が待たれるとともに、今後も「LTE通信モードだけ」の端末のVerizonによるアクチが手順として一般化されるのが、待たれます。

リンク:
【Android Police】Verizon: Google, Asus Have Opted To Wait Until Nexus 7 Gets KitKat To Certify For Use On Network, “Systems Issue” With 4.3 To Blame – 2013年11月6日

AT&Tが1900MHz(Band 2)でLTEを開始した模様


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AT&Tは現在、700MHz Band 17でLTEを提供し、昨日(2013年11月7日)現在で461都市でサービスしています。

また、AWS Band 4での電波使用権を持っており、同BandですでにLTEを提供しているCricket Wireless (Leap Communications)を買収する手続きを行っており、Cricket(Leap)も10月30日に株主総会を開き、これを認めていました。あとはFCCなどの認可を経て、来年初めに買収が完了します。
このため、AT&Tは700MHz Band 17の次はAWS Band 4でのLTEサービスを拡充してくると思われていました。

ところが、AT&Tが1900MHz Band 2でLTEの試験電波を流していることが、ニューヨーク市内で検出されました。
AT&T begins cannibalizing its 2G and 3G networks to boost LTE capacity – 2013年11月7日

AT&Tは既に1900MHzで3G/HSPA+通信サービスを行っているため、この帯域を減らし、一部をLTEに割り当てて試験電波を流しているようです。スポッターによると、1900MHz Band 2 LTEの帯域は、下り5MHz/上り5MHzだそうです。このバンドと、2G 850MHzとの、2つのBandでのLTEサービスの開始意図は、実は、2013年8月にAT&TがFCCに提出したCricket買収計画の中で明らかにされていました。それによると、今年(2013年)末までには以下の6都市で1900MHz Band 2 LTEが開始される予定です。
● Baltimore
● Dallas
● New York City
● Philadelphia
● San Francisco
● Washington, D.C.

AT&Tは既に2012年3月にニューヨーク市内の2G 850MHz/1900MHz帯域を減らし、3G/4G通信に使用する意図を明らかにしていましたが、その「4G」がLTEになった模様です。
また、2012年9月発売のiPhone 5には、アップル公式サイトでは明らかにされなかったBand 2/5も対応しているのが、あとでわかりました。

iPhone 5s/5c、iPad Air、iPad Mini with Retina Display、Nexus 7 LTE(2013)、Nexus 5などもLTEがBand 2/5に対応しており、これは、実は、AT&Tの為だったようです。したがって、これらの端末を購入したユーザーは、自分の住んでいるところでAT&TのBand 2 LTEが開始されると、自動的にBand 2 LTEにも接続されます。

現在、AT&Tの1900MHz Band 2は5MHz+5MHz帯域であることから、それほど通信速度は速くありません。しかし、AT&TのLTEのカバレッジ面積を広く米国内に拡大する役目は果たすでしょう。

AT&Tはこの他にも、NextWave Wireless社等から買い取った2.3GHz Band 40の周波数使用権を持っています。

Sprintの今後のLTE回線整備計画


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Sprintは本日、ソフトバンクに買収された後、初めての四半期業績発表を行いました。

結果は、・・・

ポストペイド加入者数が2013年7-9月期で36万人の純減。
まあ、今のLTE回線の現状では、しょうがないっすよ。
我が家は、Verizonも、AT&Tも、T-Mobile USまで今年6月にLTEが来ているのに、SprintのLTEは、まだぁ~? WiMAXは、基地局の谷間で、東西500メートル先はカバーされているのに、我が家はダメ。詳しく住所を入力すると、「カバーされていません」って、WiMAX端末は送ってもらえない状況。

それでも我が家は、15年近く前のアメリカで初めて(?)のカメラ付き折りたたみ式フィーチャーフォン、サンヨーのSCP-5300以来、Sprint忠誠なんですけど・・・(その前は、Pacific Bell、GTE、T-Mobileの時もあった。)
もっとも、他にAT&T iPhoneとVerizon LTEポケットWiFiも契約していますが・・・

さて、加入者数に戻ると、Sprintプリペイド(Sprint、Virgin Mobile USA、BoostMobile)加入者は8万4000人増。卸回線(MVNO加入者)は18万1000回線増。
ということで、まあ、プリペイド加入者は自社ブランドとMVNOを合わせて26万5000回線増と、それほど悪くは無かったようです。

【Sprint】Sprint Reports Third Quarter 2013 Results – 2013年10月30日

で、問題の「アメリカ4大キャリアで最悪のLTE整備状況」ですが、四半期業績発表後の投資家向けコンフェレンス・コールで、Sprintネットワークオペレーション部門のSteve Elfman社長が、Hesse Sprint社長とともに、今後15ヶ月のSprintのネットワーク整備計画に触れています。
【FireceWireless】Sprint to cover 100M POPs with 2.5 GHz LTE by end of 2014 – 2013年10月30日

・・・これが、現在の不満を持つ一顧客には、最も気になるところです。

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VerizonがLTE AWS Band 4を公式サポート開始


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Verizonが同社向けGalaxy S4にアンドロイドOS 4.3のアップデートを、本日からOTA配信し始めました。
このアップデートによりVerizon Galaxy S4は、スマートウォッチのGalaxy Gearに対応します。

しかし、それよりも重要なのは、このアップデートでVerizon Galaxy S4がLTE AWS Band 4対応になりました。
Verizon’s Galaxy S 4 can now surf more LTE bands after Android 4.3 update – 2013年10月29日

Verizonは2010年12月5日より展開してきた700MHz帯域(Band 13)のLTE整備を、今年2013年6月27日に米国内500都市目の設置が完了し、「初期目的を完了した」と発表していました。
Verizonが500ヵ所目のLTEサービス開始;700MHz LTE整備は完了と宣言 – 2013年6月28日

そして、今月2013年10月14日にはニューヨークでAWS Band 4のLTE試験電波がユーザーによって検知されていました。
Verizonが第2のLTE周波数、AWS(Band 4)の施設開始 – 2013年10月15日

このGalaxy S4のLTE AWS(Band 4)対応アップデートによって、Verizonが公式にAWS周波数でのLTEサービスを開始する準備が整ったと思われます。
今後、Verizonの他のBand 4 LTE対応のスマートフォンやポケットWiFiにも、アップグレードが来るでしょう。

Verizonは2013年末までに5000の基地局でLTE AWS (Band 4)サービスを開始する予定です。
VerizonのAWS Band 4 LTEは、700MHz Band 13と違って全米をカバーするものではなく、ユーザーが多くて回線混雑が予想される都市部のみで提供される予定です。
また、将来的には複数バンドでのキャリアアグリゲーションも提供される予定です。

Verizonは他にも1900MHz、800MHzでのLTEサービス提供が将来的にありうることを示唆しています。

SprintがLTE 1900MHz Band 25エリアを45都市追加


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Sprintは本日2013年10月29日、同社のLTEサービス地域を45都市追加し、230都市に増えたことを発表しました。

相変わらず基地局間のバックボーンの高速化工事に時間を取られて、なかなかLTE拡張が進まないSprintですが、今回のLTEエリア拡張で南カリフォルニアのSanta Ana/Anaheim地域が追加されたほか、ニューヨーク市ではこれまでのBrooklynとBronxに加え、Manhattan、Queens、Staten Islandの一部でもSprint LTEサービスが開始されました。

これでSprintのLTEは大都市では、
Atlanta
Boston
Dallas
Houston
Los Angeles、Santa Ana/Anaheim
Miami
San Juan (Puerto Rico)
New York City
が(やっと)カバーされました。

Sprint Press Release:
【Sprint】Sprint Expands LTE Coverage Map and Turns on More 4G LTE Markets – 2013年10月29日

Sprintは2013年年末にアメリカの人口の約3分の2にあたる2億人をカバーする予定ですが、あと2ヶ月ではかなり難しいかも・・・

Sprintよりも後発でLTEサービスを開始したT-Mobile USは、既に233都市/2億200万人をカバーしています。

AT&T LTEがハワイ島でも利用可能に


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AT&Tは本日、LTEのサービス提供地域を5ヵ所増やし、全米で442ヵ所になったことを発表しました。
アメリカ4大キャリアのLTE普及状況:【更新】2013年10月24日現在

うち、日本人観光客に特に注目される地域として、ハワイ島が含まれています。
【AT&T】AT&T 4G LTE Available on the Big Island – 2013年10月24日

もちろん、Verizonは既にハワイ島でLTEサービスを先駆けて開始していますが・・・

AT&T Elevate 4G (Sierra Wireless AirCard 754S)をT-Mobile USのSIMで使って、LTEを掴むか検証


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T-Mobile USがプリペイド契約でLTE接続を今年2013年3月から許可し、我が家にもT-MobileのLTEが6月13日に来ました。
その後、標題の件を検証しないといけないと思いながら、タイ/日本へ行く次男、その直後に日本へ遊びに行く三男にElevate 4Gを貸してしまったので、9月初めまでElevate 4Gが戻って来ず、戻って来たら、地下室浸水でバタバタしてしまい、昨日まで時間がありませんでした。

しかし、漸く、この検証をしてみることが出来ました。

なぜこの検証がしたかったかというと、・・・
実は、AT&T Elevate 4Gは、AT&TがT-Mobile USA(現T-Mobile US)の買収を発表した2011年3月20日から、司法省/FCCの買収反対にあってその買収を諦めた2011年12月19日の、その、真っ只中の2011年7月に発売されました。しかし、Elevate 4Gが発売された当時は、AT&TはT-Mobile USAの買収許可が出ることを確信していたので、このElevate 4GにはT-Mobile USAの所有しているAWS(Band 4)のLTEが含まれていたのです。

その後、T-Mobile USAが2013年3月末に公式にBand 4でのLTE開始を発表し、2013年6月13日には我が家にもT-Mobile USのLTEが来たので、本当にElevate 4GでT-Mobile USのBand 4(AWS) LTEが使えるかどうか、検証できる状態になった、ということになります。

使用するのは、T-Mobile USのプリペイド携帯プランに加入したSIMです。
T-Mobile USのプリペイドモバイルデータ通信プランヘの加入は、T-Mobile US認定のタブレット端末やポケットWiFi/USBモデムでのみアクティベートが可能です。(本体にT-Mobile US未開通SIMを挿入して、アクティベートしなければなりません。)したがって、T-Mobile USに認定されていない端末であるElevate 4Gでは、T-Mobile USのプリペイドモバイルデータ通信プランヘの加入は出来ません。

よって、今回Elevate 4Gで使用するT-Mobile USのSIMは、T-Mobile USのプリペイド携帯プランに加入したSIMになります。

完璧を求めるなら、他のT-Mobile USモバイルデータ通信端末を使用してアクティベートした「T-Mobile USのプリペイドモバイルデータ通信プラン」SIMをElevate 4Gで使えるかどうかも検証してみる必要があるかもしれません。しかし、先にも書いたように、T-Mobile USのプリペイドモバイルデータ通信プランヘの加入は、T-Mobile US認定のタブレット端末やポケットWiFi/USBモデムでのみアクティベートが可能です。(PCからWeb経由では、アクティベート出来ません。)ということは、「T-Mobile USのプリペイドモバイルデータ通信プラン」へ加入するためには、既にT-Mobile US専用のモバイルデータ通信端末(特に、にT-Mobile US専用ポケットWiFi)を持っている確率が高いことになります。
「わざわざT-Mobile US専用ポケットWiFiを持っているのに、そのSIMをElevate 4GポケットWiFiに入れ直して使う。」というのは、実用的にはあまり有り得る状況とは考えられないので、その検証はここではしません。

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Verizonが第2のLTE周波数、AWS(Band 4)の施設開始


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2013年6月27日にLTE周波数700MHz Lower Cバンド(Band 13)の500地域目のサービス開始を宣言し、全米で人口カバー3億人以上/人口カバー率95%以上に達し、「第一段階目のLTE施設完了」宣言をしたVerizonが、ニューヨーク(マンハッタン)などでAWS(上り1700MHz/下り2100MHz、Band 4)周波数帯域でのLTE試験電波を発信しているのが、ユーザーによって確認されました。

試験電波は上り20MHz/下り20MHzの合計40MHz幅(ダウンロード速度理論値最大150Mbps)で発信されており、ユーザーのSpeedTestによれば、ダウンロード80Mbps/アップロード15Mbpsを記録しています。

Verizonは2011年12月に複数のケーブル(CATV)会社からAWSの使用ライセンスを39億ドルで購入する提案をし、FCC(米国連邦通信委員会)は2012年8月23日にこの買収を承認していました。
そのときのFCCとの約束事項で、Verizonは2013年年末までに5000の基地局でAWS(Band 4)でのLTE開始を約束しています。
したがって、Band 13 LTE施設完了宣言以降、VerizonのAWSでのLTE開始が待ち望まれていました。
それが、もうすぐ、一部の地域で公式サービス開始宣言がリリースされると思われます。

【GigaOM】Watch out AT&T: Verizon’s new LTE network monster stirs in NYC - 2013年10月14日

現行のVerizon LTE Band 13は上り10MHz/下り10MHzで、ダウンロード速度理論値最大75Mbpsで提供されています。AT&TのBand 17、T-Mobile USのBand 4も同じ帯域幅で提供されています。Sprint 1900MHz Band 25は、上り5MHz/下り5MHzのサービスです。

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AT&T MVNO StraightTalk(とNet10)が、「月$45で使い放題」プランにAT&TのLTE対応開始


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当分の間は短編記事のみになりますので、ご了承ください。

AT&TのMVNOであるプリペイド携帯電話/SIM会社、StraightTalk(Tracfone社の一ブランドで、Walmartとの共同マーケティング事業)は、AT&TのLTEサービスに対応開始しました。
StraightTalkのAT&T LTE対応は、これまでの「月$45で使い放題」プランで開始されます。
Straight Talk selling AT&T 4G LTE-compatible SIM cards – 2013年9月13日

AT&Tはすでに2013年5月24日から同社のプリペイドプランGoPhoneでLTE対応を開始し、同じく同社の格安月極めプリペイドAIO Wirelessでも2013年6月20日からLTE対応を開始しています。

今回のStraightTalkでのLTE対応開始で注目すべき点は、AT&TがMVNOに対してもAT&TのLTEアクセス開始を許可し始めたということです。今後、他のAT&T MVNOであるNet10、H2O Wireless、Redpocket、Air Voiceなどでも順次LTE対応が始まることが予想されます。

StraightTalkの「データ通信使い放題」サービスでは、データ通信は公称「使い放題」となっていますが、実際には月2.5GB使用で速度制限されたり、急にデータ通信が停止されることがあるようなので、ご注意ください。

なお、AT&Tは現在700MHz Lower B(Band 17)周波数でのみLTEサービスを実施しています。帯域幅は10MHz(理論値100Mbps)で電波使用許可が降りています。この周波数に対応していない端末はAT&TのLTEの貢献を受けませんので、その点を注意してください。(新iPhone 5c/5s、Nexus 7 LTEなどはモデルによって対応しています。)

同社は昨日2013年9月13日にLTEサービスエリアが400マーケット(都市)、人口カバーで2億4000万人(76.5%)に達したことを発表しています。アメリカ首位のVerizonの500マーケットにじりじりと迫っています。
Verizon社は3G通信方式がCDMA2000で、同社としては将来の通信技術の競争に勝つためにできるだけ早いうちにレガシー技術のCDMA2000を停波に近い状態に持って行きたいため、CDMA2000 3G通信エリアのほとんど全てをLTEでカバーし、近い将来置き換えられるようにする必要があります。同社は2015年には一部の法人M2M顧客と、レガシー3Gフィーチャーフォンの所有者対象に1900MHz/800MHz 3Gの帯域の一部を残すものの、それ以外はLTEにコンバートしていく予定です。
AT&TはLTE導入前にHSPA+の導入をすでに済ませており、3G/HSPA+サービスエリアを全てLTEに置き換える計画はありません。

この基本思想が両社の思惑の違いになっていることに、ご注意ください。

AT&Tは現在、Cricket Wireless(Leap Wirelress)の買収を進めており、来年初めには手続き完了となる予定です。これによりCricket Wirelessがすでにサービス開始しているAWS Band 4でのLTEが使用できるようになるとともに、AT&T自体が所有しているAWS Band 4のLTEサービス開始も来年2014年初めには開始されるでしょう。そうなれば、AWS Band 4対応の端末もアメリカ国内でAT&TのLTEでプリペイド使用が可能になります。

Verizon社はAWS Band 4の周波数使用権を昨年CATV会社数社から買収していますが、このときに一緒にCATV会社からVerizonへ付いて来ていました。AT&Tは数日前にVerizonから、Verizonは使用意図の無かったLTE Band 17の周波数を、19億ドルで買収する契約を完了しており、これによりAT&TのBand 17のサービスエリアも充実されます。

なお、AT&TのMVNOがLTEのサービスを開始したことにより、T-Mobile USに市場圧力がかかり、T-Mobile USのMVNOであるNet10/StraightTalk/Simple Mobile/ZIP SIM(旧Ready SIM)などでも近い将来AWS Band 4でのLTEアクセスが可能になると予想されます。

追記:
同日、同系列のNet10も、AT&T回線用SIMでLTE接続を開始したようです。

アメリカ4大キャリアのLTEサービスエリア地図比較:2013年8月現在


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本日のFierceWirelessは、アメリカ4大キャリアのLTEサービスの現状をキャリア毎に解説しています。
【FierceWireless】Progress report: A snapshot of U.S. LTE deployments in 2013 – 2013年8月14日

詳細な文章は興味ある方は原文を読んでください。総括 + キャリア毎に1ページずつ解説されています。

ここでは、各キャリアのLTEサービスエリア地図のみを比較のために抜粋して、掲載します。
各社のLTEサービス地域の数は
アメリカ4大キャリアのLTE普及状況:【更新】2013年x月xx日現在 – 随時更新
にまとめてあり、随時更新し、メジャーなサービス地域拡大飛躍が起こった時には日付を繰り上げて更新しています。(でも、URLは同じです。)

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新型Nexus 7 LTEモデルを「間違って」受け取った中国人が居るらしい


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新型Nexus 7 LTEの発売日が早く発表されないか、と待ち遠しい毎日です。

待ちどうしすぎて、待ちくたびれた感になってきましたね。

そんなときに、こんなニュースが・・・
信じてよいかどうか、非常に難しいニュースです。

まあ、待ちくたびれているところにこの様なニュースは、砂漠のオアシスのような感じで新鮮な刺激かもしれません。

中国のあるユーザーが、WiFi版Nexus 7を2030元(約US$331)で注文したところ、間違ってLTE版新型Nexus 7が送られて来た、という話。

中国のウェブサイトで、中国語でその報告が載っていたらしいんだけど、写真を見ると、China UnicomのSIMで2100MHz HSPA+で接続しているらしい。

 

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無料でデータ通信できるFreedomPopが、LTEサービスを一部地域で開始


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Clearwire(現Sprintの100%子会社)のWiMAX回線を利用した「月200MBまで無料で使える」モバイル通信サービスを提供しているNetZeroが、Sprintの4G LTEサービスとVerizonの3G CDMA2000サービスをMVNOとして提供することを2日前に発表したことを受け、競合のFreedomPopは本日から一部地域で同じくSprintのLTEサービスと、その他LTE/WiMAXどちらもサービス地域になっていない地域ではSprintの3G CDMA2000で接続できるサービスを開始しました。

FreedomPopのサービスの概要は、以下の通りです。
● 月500MBまで無料でWiMAXまたはLTE回線に接続できる。
● 使用できる回線は、
 - ClearWire/SprintのWiMAXサービス地域では、WiMAX
 - SprintのLTE既存サービス地域では、LTE
 - その他の地域では、Sprintの3G CDMA2000
● 3G CDMA2000接続するためには、月$3.99の「3Gローミング料金」を支払う必要がある。
● 月$3.99支払うと、当月未使用バイト数を翌月に繰り越すことが出来る。(最大20GBまでの制限有り。)
● 超過バイト数は$0.02/MBで使用可能。または、1GB当たり$20。
● 「バイト数残量が200MBになったら通知してくれる、通知サービス」は月$1.99。
● 使用バイト数の多い人には、月2GBまでプラン($17.99)、月4GBまでプラン($28.99)も、ある。
● WiMAXを使用した室内固定設置サービスは、
 - 月10GB(ダウンロード速度最大8Mbps)まで、月$18.99(超過分は$0.007/MB)、
 - 月10GB(ダウンロード速度最大3Mbps)まで、月$14.99(超過分は$0.007/MB)、
 - 月5GB(ダウンロード速度最大1.5Mbps)まで、月$9.99(超過分は$0.007/MB)、
 - 月1GBまで、無料 (超過分は$0.01/MB)

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Sprintの投資家/メディア向け「四半期業績と今後の計画」電話会議から、LTE関連ニュース


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今朝はSprint一色のニュース。

昨夜、2013年第2四半期業績をリリースしたSprintは、今朝、投資家やメディアとの電話会議を行い、その説明を行いました。

その中で、LTE関連の目ぼしい項目を取り上げます。

● Clearwireの完全子会社化完了により、Sprintは、2.5GHz TD-LTEの工事を、Sprint所有(および建設計画中)の3万8000基地局全部で実施する予定です。 Sprintによる買収前のClearwireの計画では、2.5GHz TD-LTEはClearwireの8000の基地局(現行のWiMAXサービス地域の88地域)でのみ設置される予定だったので、これはTD-LTEが全米規模でサービス実施されることをSprintは明言したものであり、歓迎に値するニュースです。

Clearwireの2.5GHz帯域は、全米100の大都市で160MHz幅の帯域があります。

● 1900MHz Band 25 LTEは、2013年年末までに人口カバー2億人(約64%)を予定しています。

● iDen停波によって再利用可能になった800MHz帯域は、CDMA2000通信として既に転用されている基地局もあり、今年第3四半期後半(2013年9月ころ?)からLTEサービスの運用にも使用していきます。

● 今年第4四半期には、2.5GHz TD-LTE対応のスマートフォンを販売開始します。2014年にはSprintのすべての新製品はTD-LTE対応になります。

● 「iPhoneは2.5GHz TD-LTE対応になるか?」という質問に対して、電話会議に出席したSprintのNetwork Operations代表のSteve Elfman氏は、回答を控えました。

SprintのTD-LTE推進が進むにつれて、日本でソフトバンク/WCPが2.5GHz追加周波数を与えられなかった件は、ソフトバンクにとってはその「グローバル計画」に痛い影響が出るでしょう。

参考リンク:
Sprint loses 2M subs and $1.6B in Nextel shutdown, plans nationwide 2.5 GHz LTE network – 2013年7月30日

Sprintが1900MHz (Band 25) LTEエリアを拡大


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Sprintは昨夜(2013年7月29日現地夜)、2013年第2四半期の業績発表を行い、その中でLTEサービスエリアを41ヵ所増やしたことを発表しました。

注目に値する地域としては、ニューヨーク地域で、ニューヨーク市内のBronx//Brooklyn地域がLTEサービス開始されたことです。この2地域に関しては、2013年7月30日に公式LTEサービスを開始するニュースが、数日前から漏れていました。しかし、マンハッタン島では公式LTEサービスの案内はまだありません。

他に大都市としては、Philadelphia、Portand(オレゴン州)、Oaklandが含まれています。

これで、Sprintの公式LTEサービスエリアは151地域になります。業界1位のVerizonは500ヵ所で人口カバー率95%、AT&Tが336ヵ所、T-Mobileは116ヵ所です。

【Cnet】Sprint extends LTE coverage to 41 new markets – 2013年7月29日

T-Mobile USAのLTEサービスが、116都市でライブ、1億5700万人カバー


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T-Mobile USは、本日2013年7月10日午後のニューヨークでの記者会見で、同社のLTE(周波数はAWS Band 4)が、全米116都市、人口カバー率で1億5700万人(約50%)に達したことを発表しました。これは、同社のLTE整備予定である「2013年6月末までに1億人カバー」を遥かに上回っています。
(Updated With Full City List) T-Mobile Announces HUGE LTE Expansion, 116 Markets And 157 Million People – 2013年7月10日

また、公式発表都市数では、8ヶ月10日前にLTEサービス開始したSprintのLTEサービス都市数(110都市)を上回りました。
アメリカ4大キャリアのLTE普及状況:【更新】2013年7月10日現在 – 2013年7月10日更新

T-Mobile USの「公式」LTEカバー地域は、以下のようになっています。

Verizonが500ヵ所目のLTEサービス開始;700MHz LTE整備は完了と宣言


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Verizonは本日2013年6月27日に米国内49州500ヵ所目のLTEサービスを開始しました。
人口カバーは2億9800万人、カバー率95%。(アメリカの人口を、2012年現在3億1390万人として。)
Verizonの3Gサービスエリアの99%は、LTEも同時サービスされています。

現在、Verizon回線のデータ通信のうち、57%はLTE通信で行われている、と発表しています。


 

これによりVerizonは、2010年12月5日からサービス開始された700MHz Cバンド(Band 13)によるLTEサービスの整備は、「完了した」と宣言しています。2年6ヵ月半の期間が掛かりました。Verizonは、アメリカ4大キャリアのうち、最もLTEサービスエリアの面積が広いキャリアです。

来月2013年7月には、残るアラスカ州でもVerizonのLTEサービスが開始される予定です。

Verizon:The Future Is Here, and It Is 4G LTE – 本日2013年6月27日

今後は、
1.FCCとの電波使用許可認可時に約束したとおりに、AWS(Band 4)でのLTEサービスを整備し、年内に5000基地局でAWS LTEを開始します。
2.スモールセルでのLTE 700MHz帯域のサービス充実を図ります。
3.カナダのWind社(または、Plan BとしてMobileCity)の買収を検討し、カナダにおけるAWS周波数帯のLTEローミングを実施する基盤を築くと同時に、今後、カナダで電波オークションが行われる予定の700MHz帯域使用権獲得に備えます。

AT&TプリペイドAio WirelessがLTE接続を許可


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AT&T GoPhoneプリペイド携帯のLTE接続が、本日からAPNの設定無しで使用できます。
筆者も、旧アクティベート済みのGoPhone SIMをiPhone 5に挿入し、APNChangerを使用せずにデフォルト(未設定)のままで4Gデータ通信接続出来ることを確認しました。

ただし、どうやら、筆者のSIMは2年以上前にアクチした3G対応SIM(LTE対応SIMではない)のためか、4G(HSPA+)しかアクセスできません。たぶん、カスタマーサービスに電話すれば設定を変えてもらえると思うのですが、・・・

さて、AT&Tは本日、さらに、2013年5月9日からサービスを限定開始したばかりのもう一つの廉価版AT&Tプリペイド携帯ブランドであるAio WirelessでもLTE接続を許可することを発表しました。
Aio Wireless Launches 4G LTE Service – 2013年6月20日

Aio WirelessはAT&Tの第2のプリペイドブランドで、月極め契約のみです。
AT&Tの新ブランドのプリペイド携帯サービス、AIO(エイオー)が、公式開始。 – 2013年5月10日

“AT&TプリペイドAio WirelessがLTE接続を許可” の続きを読む

VerizonプリペイドLTEポケットWiFiを、(自分で)アクティベートする手順


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Verizonは2013年4月10日から新モデルのポケットWiFi(2013年2月発売開始)、Novatel MiFi5510LをVerizonショップでプリペイド用に発売開始しましたが、BestBuyなどの小売店ではこのVerizon Jetpack (Novatel)MiFI5510Lのプリペイド小売パッケージがありませんでした。Verizonショップへ行けば、ポストペイド用パッケージのMiFi5510Lをカウンターで登録して、プリペイド用に販売してくれてはいたようです。
VerizonがプリペイドLTEポケットWiFiに、MiFi5510Lを販売開始。 – 2013年4月27日

それが、ようやく1週間前くらい前の2013年6月初めから、プリペイド店頭用パッケージがBestBuyなどでも陳列され始め、販売され始めたようです。
プリペイドパッケージで販売されている端末は、すでにMEID番号が登録されているので、自分でアクチが可能です。

 

価格は、前のVerizonプリペイドLTEポケットWiFiのモデルのMiFi4510Lと同じ、$129.99(消費税別)。ただし、Verizonオンラインでは$79.99(消費税別)でも販売しています。
筆者は後者を購入しましたが、Verizonの手違いだったのか、SIMが入っていませんでした。
そこで、以前に購入したAmazon.comで購入したSIMを使ってみることにしました。これにより、プリペイドパッケージの中に入っているSIM以外でもアクチできることの検証も、兼ねます。

Verizonプリペイド・ポケットWiFi(および、Verizon版プリペイド・タブレット端末)のアクチの方法は、以下のようになります。(ただし、Verizon版iPad/iPad Miniは、別です。)

この手順は、MiFi4510Lでも、MiFi5510Lでも、同じです。
 
 

これがわかれば、お店の人に手伝ってもらわず、自分で出来ます。
また、SIMの有効期限が切れたあと、新しいSIMを入手して、Verizonショップや家電量販店の店員に助けて貰わずに、自分でプリペイド・プランにアクティベート(加入)することも出来ます。

※ 注意:Verizon版以外のポケットWiFiやタブレット端末では、MEID番号がVerizonに登録されていないため、Verizonのプリペイドモバイルデータ通信プランは使用できません。

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T-Mobile USのLTEが、我が家でも検知


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2013年3月26日の公式会見でアメリカ国内7ヵ所のLTE開始を公式に発表して以来、他の地域のLTE開始の公式案内が無いT-Mobile USですが、非公式にはホノルルも含め、かなり広い地域でT-MobileのLTEは観測され始めています。
※ 地図中の「T」アイコンは、すでにT-MobileのLTEが観測されているところ。

 


 

今日、筆者の家でも、iPhone 5 A1428モデル(旧モデルのAT&T版)でT-Mobile USのLTE電波をキャッチしました。

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Net10とKDDI Americaが、StraightTalkに続いてSprint回線LTE対応Galaxy S3販売開始


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StraightTalkはSprint回線を使ったLTE対応スマートフォン、Galaxy S3を2013年5月14日より販売していました。通信プランは、米国内通話・テキスト・データ使い放題プラン月$45(プラス、消費税)で使い放題です。
StraightTalkがLTE対応スマホ、Galaxy SIIIを間もなく発売開始 – 2013年5月12日

StraightTalkと同じ親会社を持つNet10は、本日2013年6月5日より、同じGalaxy S3 LTE/3G CDMA2000対応スマートフォンを$439.99(消費税別)で販売します。回線は同じSprintで、プランはNet10の米国内通話・テキスト・データ使い放題プラン月$50で使用できます。
Net10:Samsung Galaxy S III

KDDI Americaも、同じGalaxy S3 LTE/3G CDMA2000対応スマートフォンを2013年6月8日から販売します。回線は同じSprintで、プランは「コミコミ500 Unlimited 4G」(通話は国内・日本の固定電話宛通話合計500分まで、夜間・週末国内KDDI同士通話無料、テキスト・データは使い放題)月$78.99で使用できます。
LTE対応新料金プラン「コミコミ500 Unlimited 4G」提供開始のお知らせ – 2013年6月4日
Samsung GALAXY SⅢ発売開始のお知らせ – 2013年6月4日

AT&TプリペイドGoPhone SIMでLTE電波を掴むことの検証。


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2013年5月24日よりAT&TプリペイドGoPhone契約で、LTEが接続可能になりなした。
AT&TプリペイドGoPhoneが、iPhone公式対応/LTE対応に。 – 2013年5月24日
GoPhoneでLTE電波を掴む方法 – 2013年5月25
GoPhoneでLTE電波を掴む方法、続報 – 2013年5月26日

GoPhone SIMでLTEがアクセスできるようになった初日のあちこちのネット情報をまとめたPrepaidPhoneNews.comの記事
Confirmed: AT&T GoPhone Gets LTE Data, Visual Voicemail and Official iPhone Support
の後半の追記部分によれば、
■1 2013年6月21日から、既存のGoPhoneユーザーが(何もしなくとも)自動的にLTEをアクセスできるようになる。(ただし、GoPhoneの既存のAPN設定を削除する必要がある。)
■2 それまでにLTEをアクセスしたい既存GoPhoneユーザーは、カスタマーサービス(携帯からは611番)に電話して、使用携帯のIMEI番号と、SIM(ICCID)番号をカスタマーサービスに伝えてリクエストすれば、アカウント設定を変更してもらえて、LTEが使用できるようになる。(その際に、GoPhoneの既存のAPN設定を削除する必要がある。)
■3 2013年5月24日以降に新しいAT&TのSIMをLTE対応スマホ/iPhone 5のIMEI番号でアクティベートして、新規にGoPhone加入した場合には、自動的にLTEアクセスができるようになる。
ということだったので、■3を試してみることにしました。

“AT&TプリペイドGoPhone SIMでLTE電波を掴むことの検証。” の続きを読む

GoPhoneでLTE電波を掴む方法、続報


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昨日書いたように、AT&TプリペイドのGoPhone SIMでLTEを掴むためには、6月21日(または12日)からは何もしなくともそのまま可能。
その前にLTEを掴みたい人は、カスタマーサービス(611番)に電話して、アカウントの設定を変えてもらう必要があるようです。
GoPhoneでLTE電波を掴む方法 – 2013年5月25日

そして、本日のPrepaidPhoneNews.comの追記(ページ下部)によれば、
Confirmed: AT&T GoPhone Gets LTE Data, Visual Voicemail and Official iPhone Support

LTE使用可能なGoPhoneのAPNは、ポストペイド契約と同じAPNとなります。
つまり、iPhoneにGoPhone SIMを使用してLTEを掴みたい場合には、
● GoPhoneカスタマーサービスに電話して、自分のアカウント(電話番号)が、ポストペイド契約と同じAPNに接続できるように、キャリア側のアカウント設定を変更してもらう。
● APNChangerなどで設定しているAPNを削除する。
● GoPhone SIMを挿入したままで、iPhoneを再起動する。
によって、LTE接続ができるようになります。(もちろん、データオプションに加入している必要があります。)

さらに、月$65プラン(通話・テキスト使い放題 + 1GB無料データ通信)に加入している場合には、6月中に、追加のデータ通信が1GBあたり$10で加入できるようになるそうです。(1GBあたり$25ではなくて・・・)

また、昨日2013年5月24日以降にAT&T版iPhone 5(A1428)またはLTE対応スマホのIMEI番号を使用して新規にGoPhone SIMをアクチした場合には、そのままその時点ですぐにLTEが使用できるようになるそうです。

筆者は、まだカスタマーサービスに電話していません。

GoPhoneでLTE電波を掴む方法


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今日からAT&TプリペイドGoPhoneでLTEが使用できると言うことだったので、早速、GoPhone契約SIMにデータオプションを追加して、AT&T版iPhone 5 A1428に挿入してみましたが、4G HSPA+しか掴みませんでした。APNもいくつか変えてみましたが、だめでした。

こういうときにはネットで検索!

そして、見つけたのは、これ↓
【Howard Forums】Thread: Gophone to gain LTE support and allow iPhones – 2013年5月24日

I just called 611 and provided my IMEI# and SIM card number. Wasn’t requires to purchase a new SIM.

LTEを掴むかどうかは、APN(キャリアプロファイル)の問題ではなく、アカウント(電話番号)に対する契約設定(Provisioning)の問題のようです。

よって、AT&Tのカスタマーサービスに電話(AT&T携帯からは、611に電話すれば繋がる。)し、使用している携帯のIMEI番号とSIM番号(電話番号)をカスタマーサービスに教えて、契約設定を変えてもらい、LTE使用可能にすることが必要なそうです。(毎月の料金は変わりません。)

なお、事前情報によれば2013年6月21日(一部の報道では6月12日となっており、どちらかが間違っていると思われます。)には、何もしなくとも自動的にGoPhone契約でLTEへの接続が可能なようにアップデートされるようです。

さあ、筆者はどうしようか・・・
カスタマーサービスに電話しようか・・・
それとも6月21日(12日)まで待つか・・・

まず昼寝してから、考えます。

アメリカのLTE速度って?


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今週はアメリカのLTE通信速度を調査したレポートが2つ発表されています。
【RootMetrics】Ante up: T‑Mobile joins the Las Vegas LTE club, Verizon holds, and AT&T raises the stakes. – 2013年5月22日
【TechHive】AT&T has fastest LTE service, T-Mobile off to strong start – 2013年5月22日

まず、RootMetricsの調査はラスベガスに場所を限って、速度を比較しています。SprintはまだラスベガスでのLTE公式サービスを開始していないので、今回の調査には入っていません。

これを見ると、AT&Tが平均ダウンロード18.7Mbpsで最速。ピークではダウンロード速度59.0Mbpsが測定されました。
次がVerizonの平均ダウンロード13.9Mbps。ピークダウンロード速度52.9Mbps。
LTEリリースが始まったばかりのT-Mobileは平均ダウンロード12.5Mbps。ピークダウンロード速度29.0Mbpsです。

 


 

“アメリカのLTE速度って?” の続きを読む

アメリカでプリペイドでLTEに接続できるプラン、2013年6月21日現在


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後ほど自分も検証してみたいとは思っていますが、本日からAT&T GoPhoneがLTE接続可能になるので、本日現在のアメリカプリペイドでLTE接続可能なプランをまとめてみたいと思います。

※ 2013年6月5日、StraightTalk、Net10、KDDI Americaを追加しました。
※ 2013年6月21日、AT&T Aio Wirelessを追加しました。
※ 2013年8月17日、Virgin Mobile USA/FreedomPopを更新、NetZeroを追加しました。LTEプラン、使用可能機種を更新しました。
※ 2013年11月13日、StraightTalk(AT&T回線)、Net10(AT&T回線)を追加しました。

なお、アメリカ4大キャリアのLTE普及状況に関しては、以下のページで数字を随時更新しています。
アメリカ4大キャリアのLTE普及状況:【更新】2013年?月??日現在 ー 最終更新2013年5月22日

キャリア
プリペイドプラン
LTE周波数 LTEが使える具体的な機種 備考
携帯プラン
AT&T
GoPhone
700MHz B
(Band 17)
iPhone 5 A1428
Samsung Galaxy Express
AT&T用LTE対応スマホ
月極めプランのみ
月$25+オプション$5(50MB)、
月$40(200MB含む)、
月$60(2GB含む)
AT&T
Aio Wireless
700MHz B
(Band 17)
iPhone 5 A1428
ZTE Overture
AT&T用LTE対応スマホ
月極めプランのみ
月$40(250MBまで高速)
月$55(2GBまで高速)
月$70(7GBまで高速)
バイト数制限後は2G速度に速度制限
T-Mobile
Pay By The Day
または
Monthly4G
AWS
(Band 4)
iPhone 5 A1428
Nexus 4(ハッキング必要)
AWS周波数LTE対応スマホ
日$3(使った日だけ課金)
または月$30~$70
MetroPCS(T-Mobile)
LTE Plan
AWS
(Band 4)
iPhone 5 A1428
T-Mobile用LTE携帯
MetroPCS用CDMA/LTEアンドロイド携帯
月極めプランのみ
月$40~$60
T-MobileのLTEも使用可能。
Verizon 700MHz C
(Band 13)
無し プリペイド携帯では、LTE使用不可
Sprint
Sprint As You Go
1900MHz
(Band 25)
Samsung Galaxy Victory 4G LTE 月$70
Virgin Mobile USA
BeyondTalk
1900MHz
(Band 25)
iPhone 5(Virgin Mobile USA版)
Samsung Galaxy Victory 4G LTE
LG Optimus F3 4G LTE
Samsung Galaxy S III 4G LTE
Sprint子会社
月$35~$55
BoostMobile
Android Daily Unlimited
または
Android Monthly Unlimited
1900MHz
(Band 25)
HTC One SV
Boost Force
Samsung Galaxy S3
LG Optimus F7
LG Mach
Sprint子会社
日$3(使用しない日も課金される)
月$55
StraightTalk
Unlimited Month $45 Plan
Unlimited Internastional $60 Plan
700MHz B
(Band 17)
iPhone 5/5s/5cなど AT&T回線
月$45+消費税
International Planは日本対象外
StraightTalk
Unlimited Month $45 Plan
Unlimited Internastional $60 Plan
1900MHz
(Band 25)
Samsung Galaxy S3 Sprint回線
月$45+消費税
International Planは日本対象外
Net10
Unlimited 30-day $50 Plan
Unlimited 30-day International $65 Plan
700MHz B
(Band 17)
iPhone 5/5s/5cなど AT&T回線
月$50
International Planは日本対象外
Net10
Unlimited 30-day $50 Plan
Unlimited 30-day International $65 Plan
1900MHz
(Band 25)
Samsung Galaxy S3 Sprint回線
月$50
International Planは日本対象外
KDDI America
コミコミ500 Unlimited 4G
1900MHz
(Band 25)
Samsung Galaxy S3 Sprint回線
月$78.99
通話月500分まで。
米国内+日本の固定電話へが対象。
ポストペイド契約。
Cricket
4G LTE Plan
AWS
(Band 4)
Samsung Galaxy S3
HTC One SV
LG Optimus Regard
LTE使用地域は限定
US Cellular 700MHz A
(Band 12)
Samsung Galaxy S4
Motorola Electrify M
Smasung Galaxy S3
Kyocera Hydro XTRM
Samsung Galaxy Note 2
他数種
LTE使用地域は限定
データ通信専用プラン
AT&T
Prepaid DataConnect
700MHz B
(Band 17)
AT&T Elevate (Sierra Aircard 754S)
AT&T Liberate
AT&T Unite
Band 17 対応タブレット
 
T-Mobile
Prepaid Mobile Data Plan
AWS
(Band 4)
T-Mobile Sonic 2.0 mobile hotspot (ZTE MF96)
AWS周波数対応タブレット
 
Verizon
Prepaid Jetpack
700MHz C
(Band 13)
Jetpack 4G LTE Mobile Hotspot MiFi 4510L
Jetpack 4G LTE Mobile Hotspot MiFi 5510L
 
Sprint/Virgin Mobile USA 1900MHz
(Band 25)
無し プリペイドWiFiではLTE使用不可。
WiMAXモデルは有る。
FreedomPop 1900MHz
(Band 25)
Novatel MiFi 5580 1900MHz
(Band 5)

WiMAX地域も有る。

NetZero 1900MHz
(Band 25)
(2014Q2から) 1900MHz
(Band 5)

現在はWiMAXサービス提供。

AT&T
Prepaid iPad LTE Plan
700MHz B
(Band 17)
GSM版iPad 3
AT&T/Canada版iPad 4(A1459)
AT&T/Canada版iPad Mini(A1454)
 
Verizon
Prepaid iPad LTE Plan
700MHz C
(Band 13)
Verizon版iPad 3
Verizon版iPad 4(A1460)
Verizon版iPad Mini(A1455)
加入はVerizon版のみに限定
Sprint
Prepaid iPad LTE Plan
1900MHz
(Band 25)
Sprint版iPad 4(A1460)
Sprint版iPad Mini(A1455)
加入はSprint版のみに限定
T-Mobile
PrepaidタブレットPlan
AWS
(Band 4)
iPad3-5/iPad Mini/Nexus 7など 加入はT-Mobile認定タブレットのみに限定

AT&TプリペイドGoPhoneが、iPhone公式対応/LTE対応に。


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AT&Tが自社第2のプリペイドブランドのAio(All-in-One)サービスを発表した2週間前の2013年5月9日から、この日がいつかやって来ると思いました。

月極め3G/HSPA+(最高4Mbps)プランだけのAT&T Aio Wirelessプリペイドサービスと差別化するために、
AT&Tの新ブランドのプリペイド携帯サービス、AIO(エイオー)が、公式開始。 – 2013年5月10日

AT&Tは既存のGoPhoneプリペイドサービスで、明日2013年5月24日(現地時刻)から、GoPhoneでLTEの使用を許可するようです。

さらに、AT&T Aio WirelessプリペイドサービスではiPhone 4/4s/5の使用を公式に認めていましたが、同じくGoPhoneでも明日から公式にiPhoneサポートを認めます。データ通信も、公式にiPhoneで使用可能となります。APNの設定が自動になるのか、手動設定をしないといけないのかは、明日にならないとわかりませんが、既存のGoPhone iPhone利用者は6月21日からデータ接続が自動的に接続されると言う発表なので、AT&Tのキャリアプロファイルのアップデートがその日にリリースされるのかもしれません。それ以前にデータ接続を(APNChangerを使わずに公式接続)したい人は、GoPhoneカスタマーサービスに連絡すれば、対応してくれるそうです。(暫定的なカスタム・キャリア・プロファイルを送ってくれると言うことでしょう。)
AT&T adding iPhone, 4G LTE / HSPA+ support to GoPhone starting tomorrow – 2013年5月23日

今回の方針変更で、GoPhoneのプリペイド料金は変わりません。
つまり、GoPhoneでLTEデータ通信をしたい人は、
● $25/30日で通話が250分まで。データ通信はオプション追加で
 - 最大30日、50MBまで$5
 - 最大30日、200MBまで$15
 - 最大30日、1GBまで$25
● $50/30日で通話し放題。データ通信はオプション追加で
 - 最大30日、50MBまで$5
 - 最大30日、200MBまで$15
 - 最大30日、1GBまで$25
● $65/30日で通話し放題。データ通信は1GBまで無料。データ通信追加オプションは、
 - 超過分は$0.05/MB
 - 最大30日、1GBまで$10 (2013年6月から)
になります。

なお、AT&TのLTE周波数は、700Mhz Bバンド(バンド17)です。この周波数に対応の端末でないと、AT&TのLTE通信には接続できません。

また、これまで無料で配布していたAT&T GoPhone SIMは、「エアタイム料金$15入りのSIMキット」として、定価$25で発売されるようです。
※ ちなみに、T-MobileもプリペイドSIMキットを$10に値上げしました。

3G/HSPA+にGSM/W-CDMA通信方式を採用している競合T-Mobile USは、今月末までに相当数の地域でのLTEサービスを公式開始するために準備しており、同社のプリペイドSIMではLTEも接続できるようです。

AT&T GoPhoneの新方針は、このT-Mobile USプリペイドに真っ向から対抗するためであり、また、自社の格安3G/HSPA+(4Mbpsまで)Aio Wirelessプリペイドブランドとの差別化のためと考えられます。

StraightTalkがLTE対応スマホ、Galaxy SIIIを間もなく発売開始


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Walmart関連第2報・・・

これまでアメリカでプリペイド携帯でLTE接続まで許可するところは少なかったのですが、それがまた一社増えました。

これまでのプリペイド携帯でのLTE接続許可キャリア(旅行者が一般的に入手可能会社):
MetroPCS(2013年5月1日から正式にT-Mobileと合併)
Virgin Mobile USA(Sprint MVNO)
BoostMobile(Sprint MVNO)

注意:プリペイドモバイルデータ通信専用では、VerizonとAT&Tが既にLTE対応があります。

WalmartとTracfoneの共同マーケット事業のStraightTalkは、(予想では)次週よりWalmart実店舗でLTE対応のGalaxy SIIIの発売を開始するようです。
機種本体価格は$439.99で、アンドロイドOSバージョンは4.1、通信コストはStraightTalkの毎月$45で使い放題が適用され、LTE通信も使い放題になる模様です。

Confirmed: StraightTalk Samsung Galaxy S III Powered By Sprint, Ushers in LTE Access – 2013年5月11日


 

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VerizonがプリペイドLTEポケットWiFiに、MiFi5510Lを販売開始。


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Verizonは今年1月31日にポストペイド契約用にリリースしたポケットWiFi「Verizon Jetpack 4G LTE Mobile Hotspot MiFi 5510L(Novatel MiFi5510L)」を、2013年4月10日からプリペイド用にも販売を開始しました。
プリペイド用MiFi5510Lの価格は、$99(消費税別)です。ポストペイド契約ではこの機種は定価$199.99(2年契約だと無料になる)で販売されているものです。

 

MiFi5510LはCDMA2000/LTE対応のみなので、SIMフリー化する意味は無く、Verizon以外のキャリアでは使用できません。現在でもまだ在庫がある限り販売されているプリペイド用ポケットWiFiのMiFi4510Lも、同様にCDMA2000/LTE対応のみなので、Verizon以外のキャリアでは使用できません。

ただし、MiFi5510LはVerizonがこの2013年秋から予定しているAWS周波数帯域(Band 4)でのLTEアンテナを内部回路に持っており、そのサービスが開始された時点でリリースされる予定のファームウェア・アップグレードで、LTEが現行の700MHzと、秋から開始予定のAWSの2つのバンドに対応できます。

まあ、大きな違いはそれだけです。でも、Verizonで今後のAWSのLTEも使える可能性も欲しい・・・と思う方は、MiFi5510Lの方を選びましょう。

昨日、家電量販店BestuByとAmazon.comを調べた限りでは、まだこれらの流通経路ではMiFi5510Lは販売されていないようです。今のところは、Verizonショップのみで入手可能のようです。・・・まあ、そのうち、プリペイド・パッケージ(包装)が出来上がったら、これらの販路にも乗るでしょう。

以下に現在販売中のVerizon LTE対応ポケットWiFiの主要な仕様を表に纏めます。

“VerizonがプリペイドLTEポケットWiFiに、MiFi5510Lを販売開始。” の続きを読む

T-Mobile USAのLTEは、複数都市で開始か。


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T-Mobile USAは来週2013年3月26日、ニューヨーク市でイベントを開きますが、その際に
● ポストペイド新プランの案内(”Uncarrier”プラン)
● LTE対応機種も含めた新機種の発表(BlackBerry Z10、Samsung Galaxy Note II)
● プリペイドプランの変更
そして、
● 公式のLTEサービス開始案内
などを発表すると予想されています。

その発表を前に、携帯信号を検知/マップするアプリを提供するサイト、Open Signal
Pre-Launch Details of T-Mobile’s New LTE Network – 2013年3月22日
では、T-Mobile USAのLTE電波が、先に発表されていた
● Las Vegas、
● Kansas City、
そして、最近報告されていた
● New York City
の他に、以下の都市で発見されたと報じています。
● Seattle
● Denver
● San Diego
● San Jose / Bay Area
● New Orleans

また、TMoNewsは、以下の都市でのLTEローンチを報告しています。
Oh Snap: T-Mobile’s First Seven LTE Markets Detailed For March 26th Launch – 2013年3月22日
● Las Vegas、
● Phoenix、
● San Jose、
● Houston、
● Washington D.C.、
● Kansas City、
● Baltimore、MD、

思ったよりも多くの都市でLTEを開始するようです。

T-Mobile USAは、2013年中ほどまでに人口カバーで1億人(アメリカの人口は3億人強)、2013年年末までに2億人をカバーする計画で、他社に比べるとかなり速い速度でLTEの設置を行う予定です。

あと、興味があるのは、T-Mobile USACEOは昨年初め「(初めから)LTE Advancedを投入する」と発表していますが、本当にその通りなのか。

2012年後半、全米77都市のキャリア間LTE速度比較が発表される。


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RootMetricsが2012年6月15日から12月17日までの間にアメリカ77都市で行ったキャリア間のLTE速度比較調査結果が、昨日(現地2013年3月11日)公表されました。
Lightning-fast data speeds and expanding coverage:A 4G LTE PERFORMANCE REVIEW – 2013年3月11日

現在(2013年3月12日現在)のところ、各キャリアのアメリカ国内LTEカバレッジは、Verizonが480都市、AT&Tが153都市、Sprintが67都市、T-Mobile USAが0(少なくとも2都市は、2013年3月末LTEサービス開始の準備が整っているようですが・・・)と、数に大きく差があります。

今回のRootMetrics社の調査でも、調査77都市の内、
● Verizon 77都市(全都市)
● AT&T 47都市
● Sprint 5都市
● T-Mobile USA 0都市
でLTEサービスが確認されました。

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T-Mobile USAの3G 1900MHzは、人口カバー率で45%突破:ラスベガスとカンザスシティのLTEは準備完了


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T-Mobile USAは本日(2013年2月28日現地時間)、四半期業績発表を行いました。
T-Mobile USA Reports Fourth Quarter 2012 Operating Results – 2013年2月27日
T-Mobile’s Fourth Quarter Report Discusses First LTE Networks, iPhone, And 1900MHz HSPA+ Launches – 2013年2月28日

その中で、T-Mobileは、3G/HSPA+ 1900MHzネットワークの追加が、人口カバー率で1億4200万人(約46%)に達した、と発表しました。
同社は3G/HSPA+ 1900MHzネットワークの整備を2013年夏までに終了する計画です。

※ T-Mobileの既存の3G/HSPA+/DC-HSDPA AWS(Band 4、上り1700MHz/下り2100MHz)ネットワークは、人口カバーで2億2500万人(アメリカ全人口の約74%)であるため、3G/HSPA+ 1900MHzネットワークは施設計画完了時でも、この値を超えることは無いと思われます。

また、T-Mobileは毎月10万人のiPhoneユーザーを新規に契約し、現在、200万人以上のユーザーがT-Mobile回線でiPhoneを使用している、と発表しました。
T-Mobileは正式にiPhoneの販売を近々にすることを既に発表しており、この数字は更に増加すると予想されています。

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VerizonがLTE国際ローミングを2014年までに開始計画


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スペインのバセロナで今週開かれている世界的な携帯電話業界の展示会、MWC(Mobile World Congress 2013)で、VerizonのCTOのNicola Palmer氏は、今年中にカナダを始め数カ国のキャリアとのLTE国際ローミングを開始したい、と発表しました。
Verizon Wireless eyes first international LTE roaming partner this year – 2013年2月25日

Verizonは現在700MHz Upper Cブロック周波数帯域(746-787MHz、LTE Band 13)を使用してアメリカ国内でLTEサービスを行っていますが、このLTE通信網の整備は2013年夏にはほぼ完了する予定です。
Verizonは700MHz帯域以外に、AWS帯域(上り1700MHz/下り2100MHz、LTE Band 4)での電波使用権を2011年12月に複数のCATV会社などから購入しており、2013年夏からLTE AWSを構築し、年内に5000の基地局でLTE AWSを開始する予定です。

このため、2013年1月31日から発売されたVerizonの最新モデルのポケットWiFi、Verizon Jetpack 4G LTE Mobile Hotspot MiFi 5510Lでは、ファームウェアのアップグレードで4G LTE AWSも使用できると、製品説明書には記載されています。
Novatel Wireless MiFi 5510L 3G/4G LTE Intelligent Mobile Hotspot 製品案内

カナダでは既にBell、MTS、Rogers Wireless、Telus、SaskatelがAWS(Band 4)でのLTEサービスを開始しており、VerizonのLTE端末がAWSにも対応するようになれば、ハード的には簡単にカナダとの2国間ローミングが可能になります。

また、Verizonは既に世界の200キャリアと2G/3G国際ローミング契約を持っており、それを延長してLTE国際ローミング契約を結んでいくことを期待しているようです。

更にVerizonの発行株の45%は英国Vodafoneが所有しているため、欧州での国際ローミングはVodafoneとの契約を通して整備することが出来ます。ただし、欧州では800MHz(Band 20)、1800 MHz(Band 3)、2600MHz(Band 7)などのLTE周波数が多いので、これに対応するための「LTE国際ローミング用通信端末」の開発が必要です。

Virgin Mobile USA/BoostMobileがプリペイドでLTEスマホを提供開始


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最近の噂の精度は、かなり高いなあ・・・

先週から噂が漏れていましたが、Sprintの100%子会社でプリペイド携帯専門のVirgin Mobile USAとBoostMobileが、本日2013年2月25日よりLTE対応のスマートフォンを発売します。
Virgin Mobile USAはGalaxy Victory 4G LTEを$299.9(プラス消費税)、BoostMobileは2013年3月7日よりHTC One SVを$299.99(プラス消費税)、Boost Forceを$199.99(プラス消費税)で発売します。

これらのLTE対応スマホは、Virgin Mobile USAの既存のBeyondTalkプラン(月$35/$45/$55、月$15追加でテザリング可能)、BoostMobileの既存のアンドロイド用Monthly Unlimitedプラン(月$55、月$10追加でテザリング可能)で使用できます。
Virgin and Boost add LTE handsets to their pre-paid rosters – 2013年2月25日

Virgin Mobile USAもBoostMobileもこれまでWiMax対応スマートフォンを発売しており、SprintのLTEサービス地域が増えたことによって、Sprintのプリペイド部門の2社もLTE対応スマートフォンの提供を開始したものです。
ただし、SprintのLTEサービス地域は現状は内陸地方の中小都市が多く、現在カバーされている約50都市の内で主要都市といえばAtlanta、Baltimore、Boston、Chicago、Dallas、Houstonくらい。San Francisco、New York City、Washington DCは最近SprintのLTE工事が始まったらしい、という情報が流れています。

Sprintはこれから数ヶ月の間に全米170都市でLTEサービスの追加を行う予定です。

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Qualcommが一つのチップで世界の40のLTEバンドに対応する通信チップを開発。


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通信チップメーカーQualcommは世界で初めて、一つの通信チップでW-CDMA、GSM/Edge、CDMA2000(EV-DO、CDMA 1x)、TD-SCDMAと、FDD-LTEとTDD-LTEの世界の約40のLTEバンドに対応するチップを開発した、と発表しました。チップ名はRF360と言います。
Qualcomm RF360 Front End Solution Enables Single, Global LTE Design for Next-Generation Mobile Devices - 2013年2月21日
Qualcomm outs global LTE chip, claims a world first - 2013年2月22日

商用リリースは、2013年後半の予定です。

今年の秋の新iPhoneは、また、一台で世界の全キャリアに対応できるようになってくれるかな?・・・それは、期待しすぎかな?

SprintのLTE電波が、NYC、ワシントンDCでも見つかる。


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報告が遅れましたが、2日前に
SprintのLTE電波が、遂に大都市(サンフランシスコ)で検知される! – 2013年2月18日
の記事を書いた直後に、ニューヨークシティとワシントンDCの一部でもSprintのLTE電波が見つかったという報告があります。
Sprint switches on LTE in some parts of San Francisco, New York City, and Washington, DC – 2013年2月18日

これらの市でiPhone 5や、SprintのLTE対応アンドロイド携帯を使っている人は、チェックしてみてください。

SprintのLTE電波が、遂に大都市(サンフランシスコ)で検知される!


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これまで内陸部の比較的人口の少ない中小都市でLTEサービスを開始して、サービス都市の数だけ稼いでいたSprintですが、遂にここ数日、サンフランシスコ/シリコンバレー地域でSprintの1900MHz(Band 25)LTEの電波が検知されました!
PSA: Sprint LTE is now live in San Francisco – 2013年2月17日

シリコンバレーでもまだまだサービスされていないエリアのほうが広いですが、やっとSprintも人口の多い大都市へのLTE整備に乗り出してくれたようで、Sprint加入者は期待が大きくなります。

Sprintは現在、58都市でのLTEサービスを開始しています。
同社のNetwork Vision計画では、2013年末までにLTEサービスは人口カバー率で2億人/66%を目標としています。
また、現行の1900MHz LTEサービスに次いで、800MHzでのLTEサービスは2013年第4四半期には開始される予定です。

T-Mobile USAのLTEローンチは、2013年3月27日か?


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今年の初め、ラスベガスのCES期間中に「LTEのローンチは数週間以内」と発表していたT-Mobile USAですが、その後、なかなか始まりません。
T-Mobile USA、最初のLTEをLas Vegasで近々開始;プリペイド月$50プランの速度制限を月500MBからに引き上げ – 2013年1月22日
T-Mobile USAのLTE周波数はAWS(Band 4、上り1700MHz/下り2100MHz)であることは判っていますが、Nexus 4(アンドロイド4.2.1までAWS帯域でLTE対応)で電波を検知した利用者から、T-Mobile USAは既にカンザスシティーでもLTEの準備をしている模様です。
(2013年2月13日のNexus 4、アンドロイドOS4.2.2のOTAアップデートによって、Nexus 4のAWS帯域LTE非公式対応は、ディスエイブルされたようです。)

どうやら、T-Mobile USAはLTEの公式ローンチを、LTE対応端末が準備できて発売されるまで、延ばしているようです。

T-Mobile非公式ブログサイト、T-Mo Newsは、
Upcoming Launch Date Calendar Includes LTE Hotspot, BlackBerry Z10 And Galaxy S III LTE – 2013年2月4日
内部スタッフ用連絡メモの中で、次の5機種が2013年3月27日に発売される予定であることをレポートしています。
• T-Mobile Sonic 2.0 Mobile HotSpot LTE – LTE対応ポケットWiFi (2013年3月27日)
• Samsung T999L Galaxy S III LTE – LTE対応Galaxy S III(2013年3月27日 または 2013年4月3日)
• BlackBerry Z10 – LTE対応(2013年3月27日)
• Samsung T599 Galaxy Exhibit “Codina” – HSPA+/DC-HDSPA対応、LTE非対応?(2013年3月27日)
• Samsung T599 Galaxy Exhibit “Codina” プリペイド用 – HSPA+/DC-HDSPA対応、LTE非対応?(2013年3月27日)


 

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T-Mobile USA、最初のLTEをLas Vegasで近々開始;プリペイド月$50プランの速度制限を月500MBからに引き上げ


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T-Mobile USAはアメリカ4大キャリアのうちでも唯一LTEサービスを今まで行っていませんでしたが、数日以内にLas VegasでLTEを始めるようです。
できればCES 2013年開催に間に合わせたかったようです。
T-Mobile days away from launching LTE in Las Vegas, Kansas City to be next – 2012年1月16日

T-Mobile USAのLTEは AWS Band 4(上り1700MHz/下り2100MHz)で実施されます。

Las Vegasの次は、Kansas CityでLTEサービスが開始される予定です。
また、2013年末までに人口カバー率で2億人(約65%)をカバーする予定です。

比較として、Verizonは2013年1月8日現在、473都市、2億7300万人、89%をカバーしています。Verizonは2013年中ごろには、現在の全米3Gサービス地域全てにおいてLTEサービス追加を完了する予定です。
 
 

同社の3G 1900MHz周波数再編は現在46都市、人口カバー率で1億2600万人に達しています。直近の1900MHz 3G公式開始都市は、
コロラド州 Denver,
カリフォルニア州 Los Angeles, San Diego,
バージニア州 Virginia Beach,
です。
 
 

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アメリカ4大キャリの次期LTE計画(周波数)


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アメリカの各キャリアは現在、各々一つの周波数帯域でのLTEサービスしか提供していませんが、スマホやタブレットの激増によってこれらのLTEサービスの帯域不足は数年以内に来ることが予想されています。

そこで、各社とも他の周波数帯域での電波使用権を他の所有会社(主にCATV会社や、モバイルTVを提供しようとして失敗した会社)から買い足しています。

AT&Tは2012年12月21日、FCCがAWS帯域とWCS帯域の608都市における電波使用権買取を承認したと発表しました。
AT&T Receives FCC Approval for Acquisition of NextWave Wireless, Other WCS Transactions; Approval Sets the Stage for WCS Spectrum for Mobile Broadband Use – 2012年12月21日
AT&T gains FCC approval for WCS and AWS spectrum purchases in 608 markets – 2012年12月19日

また、VerizonのAWS 20MHz帯域の電波使用権買取の承認は、2012年8月23日に発表されています。
FCC approves Verizon’s $3.9B AWS purchase, T-Mobile spectrum swap – 2012年8月3日
FCCからの承認の条件として、Verizonは3年以内(2015年夏まで)にこのAWSの30%(人口カバー率)をサービス開始する予定で、7年以内(2019年夏まで)に残り70%をサービス開始することになります。

また、Sprintは現在、同社のNextel部門のiDen通信方式で使用されている800MHz Band26でFD-LTE、完全子会社化が最近決まったClearWireの2.5GHz所有周波数でTD-LTEの開始を計画していますが、どちらも具体的な導入はソフトバンクによるSprintのテイクオーバーが承認されると予想されている2013年3月以降になります。

T-Mobile USAは現在行っている3G/HSPA+(ダウンロード速度理論値21Mbps)の1900MHzでの追加サービスを全米で2013年夏までに完了し、合併するMetroPCSの全米19ヵ所でのAWS帯域(Band 4)のLTEサービスに追加する形で、2013年(開始時期不明)からAWS LTEを順次サービス開始していきますが、その後の帯域獲得計画が全くありません。

よって、1年後、2年後・・・数年後のアメリカ各キャリアのiPhoneやスマートフォンのLTE対応は、またまた変わってきます。
どのiPhoneモデルやiPad/iPad Miniモデルが、どのLTE周波数に対応するかによって、また、SIMフリーiPhone/iPad/iPad Miniを買うときに悩みが増えるかもしれません。

以下、その状況を表にまとめました。

“アメリカ4大キャリの次期LTE計画(周波数)” の続きを読む

Verizon LTE標準SIM、マイクロSIM、ナノSIM、代行販売可能です。


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結局、ソフトバンク版iPad 4/iPad MiniのSIMロック状態は、どうだったんでしょう?
海外ではSIMフリー?

au版は「国内SIMロック。海外でも同様です。」(『同様』って、どういう意味? もっと具体的に言ってほしいなぁ。)と発売初日に田中社長がコメントした記事を読みましたが、まだ誰も試したわけではないんですよね!?

さて、ここ1週間ほどの以下の記事を読んだ方は既にご存知ですが、
Verizonプリペイド(iPad/iPad Mini)SIMの事と、アメリカ国内でソフトバンク/au版iPad/iPad Miniで使えるSIM – 2012年11月24日
【ヤッター】Amazonで購入したVerizonのSIMで、iPad Mini A1455(iPad A1460)が使えました。 – 2012年11月28日

もし、ソフトバンク版iPad Miniが海外SIMフリーであれば、VerizonのLTEナノSIMが使用できるはずです。ソフトバンク版iPad 4は、VerizonのLTEマイクロSIMが使用できるはずです。
追記:SIMは認識し、Verizonの信号も掴みますが、「設定(Settings)⇒モバイルデータ通信(Cellular Data)⇒アカウントを表示(View Account)」(通常のiPad/ipad Miniプリペイドアカウント加入手順)をタップすると、エラーメッセージが表示され、プリペイド通信プラン加入が出来ないことがわかりました。つまり、ソフトバンク版iPad/iPad MiniではVerizonのSIMは使えません。

au版も、田中社長の発言が間違いで、au版iPad Miniも海外SIMフリーであれば、VerizonのLTEナノSIM、iPad 4はマイクロSIMが使用できるはずです。
また、もちろん、海外SIMフリーモデルのうち、Verizon版A1455/A1460を買った人は、アメリカではVerizonのLTEナノSIM(A1455)またはマイクロSIM(A1460)が使用できます。(現地のLTE周波数に対応するため、アメリカとカナダ以外は全てA1455 iPad Mini/A1460  iPad 4 SIMフリーが発売されるはずです。つまり、香港版も発売されたら、Verizon版と同じモデルでしょう。・・・追記:しかし、香港版ではVerizon版SIMは使用できません。

“Verizon LTE標準SIM、マイクロSIM、ナノSIM、代行販売可能です。” の続きを読む

やっと我が家にもAT&TのLTEが来た。


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2012年11月14日、AT&Tは公式にデンバーでのLTE開始を告知しましたが、郊外である我が家にはその日はLTEがまだ来ておらず、残念に思っていました。
今朝、何気なくiPhone 5をいじっていたら、「LTE」のマークが!

 

やっと来た、AT&TのLTEでした。(もちろん、1年以上前からVerizonのLTEはサービスされていましたが・・・)
早速、スピードテストを実行すると、ダウンロードは10Mbps。(写真は、速度単位はkbps単位に設定しています。)アップロードが154kbpsって、遅すぎますけど、AT&Tさん。公式発表前のテスト中だから?

 

さて、AT&TのLTEが来たら、何のテストをするんだっけ?

あと来てほしいのは、
● T-Mobile USAの3G 1900MHz(年内予定)
● T-Mobile USAのAdvanced LTE(2013年後半?)
● SprintのLTE(2013年?)
● Clear/Sprint/SoftbankのTD-LTE(いつ???)

【ヤッター】Amazonで購入したVerizonのSIMで、iPad Mini A1455(iPad A1460)が使えました。


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Verizonプリペイド(iPad/iPad Mini)SIMの事と、アメリカ国内でソフトバンク/au版iPad/iPad Miniで使えるSIM – 2012年11月24日
の続報です。

結論から先に書くと、Amazonで購入したVerizonのSIMで、iPad Mini A1455(Verizon版)が使えました。最新のiPad 4(iPad A1460)でも使用できるはずです。
iPad Mini A1455、および、iPad A1460は、ソフトバンクおよびauから2012年11月30日に発売されるiPad Mini/iPad WiFi+セルラー版と、基本的に同じモデルです。

これで、日本で購入したiPad Miniと最新版iPad(iPad 4)を、アメリカのSIMでLTEで使う方法が、「ほぼ」検証されました。
あとは、2日後に発売される日本で購入したiPad Mini/iPad 4に実際にこのVerizon LTE SIMを挿入して、アメリカで検証する人柱を待つのみです。


追記:
人柱さんがVerizon LTE SIMをソフトバンク/auのiPad/iPad Miniに挿入してみると・・・
SIMは認識し、Verizonの信号も掴みます。
しかし、「設定(Settings)⇒モバイルデータ通信(Cellular Data)⇒アカウントを表示(View Account)」(通常のiPad/ipad Miniプリペイドアカウント加入手順)をタップすると、次の写真のようなメッセージが表示され、プリペイド通信プラン加入の先に進めません!

 
AT&Tの場合と違って、VerizonのiPad/iPad Miniプリペイドプランはウェブサイトからの加入は出来ないので、これでお終いです。

つまり、残念ながら、Verizon版以外のiPad/iPad Miniでは、VerizonプリペイドiPad/iPad Mini LTEプランには加入できません、ということが判りました。

なお、筆者の知り合いのVerizonショップスタッフによると、技術的にはショップでソフトバンク版/au版のIMEI番号をVerizonのシステムに登録してもらえば、VerizonのSIMが使えるようになるそうです。しかし、Verizon店員がそれをしてくれる手順が確立されているかどうかは明確ではなく、また、Verizonはプリペイド契約の客にはLTE SIMを発行しないことから、IMEI登録もプリペイド契約の客にはしてくれない可能性があります。

なお、2012年春に発売されたソフトバンク版iPad 3を所有している人は、AT&Tショップで入手できる定価$15のiPad用SIM(運が良ければ、無料)、または、Amazonやオークションサイトで購入できるAT&T LTE対応SIMを使用すれば、AT&TのLTE回線を使用し、AT&TのプリペイドiPadプランで使用できます。

これら(Verizon、AT&T)のSIMは、当サイトでも代行販売します。

まとめると、

“【ヤッター】Amazonで購入したVerizonのSIMで、iPad Mini A1455(iPad A1460)が使えました。” の続きを読む

Verizonプリペイド(iPad/iPad Mini)SIMの事と、アメリカ国内でソフトバンク/au版iPad/iPad Miniで使えるSIM


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追記(2014年5月29日)
この記事の中で、AT&T/カナダ版以外のiPad 4(A1460)/iPad Mini(A1455)にAT&TのSIMを挿入すると、「The device type entered is not supported.」というメッセージが表示され、これ以上進めません。」という記述がありますが、これは、本日現在、無くなりました。
したがって、、AT&T/カナダ版以外のiPad 4(A1460)/iPad Mini(A1455)でも、AT&TプリペイドiPadプランへ加入できるようになりました。

詳しくは
AT&T/カナダ版以外のiPad 4/iPad Miniでも、AT&TのiPadプリペイドプランに加入できるようになりました。 – 2014年5月29日
参照。


日本でもiPad 4/iPad Mini WiFi+セルラー版が2012年11月30日に発売されると、ソフトバンクおよびauから案内がありましたね。
これまでのソフトバンクiPad同様、国内キャリアに対してSIMロックがあるのかどうかは、まだ不明です。(おそらく、誰かが当日買ってみて、ドコモSIMを挿入してみないと、判らないでしょう。・・・・人柱報告、お待ちしています。)

しかし、同じくこれまでのソフトバンクiPad同様、日本国外では現地SIMは使えるでしょう。

日本で発売されるiPad 4/iPad Mini WiFi+セルラー版は、日本国内でのLTE周波数互換性のため、Verizon版と同じモデルA1460(iPad 4)/A1455(iPad Mini)になります。AT&T版モデルA1459(iPad 4)/A1454(iPad Mini)ではありません。

そこで、ソフトバンクかauのiPad 4/iPad Mini WiFi+セルラー版を買って、アメリカへ来たら、どの現地SIMが使えるのでしょうか?・・・という興味が出てきます。

まず最初に考えるのが、VerizonのプリペイドiPad/iPad Miniプランですね。
残念ですが・・・

“Verizonプリペイド(iPad/iPad Mini)SIMの事と、アメリカ国内でソフトバンク/au版iPad/iPad Miniで使えるSIM” の続きを読む

Verizonが四半期業績を発表、LTE新規アクチ数が3ヵ月で450万台


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Verizonは今朝(現地時間2012年10月18日朝)、前期の四半期業績を発表しました。

この中で、前期3ヶ月(6~9月)でのiPhone発売台数は310万台。うち、9月21日発売されたLTE対応iPhone 5の発売台数は9月30日までの10日間で31万6000台。(別の報道ではiPhone発売総数の21%がLTE対応iPhoneだったということから、Verizon iPhone 5の9月発売台数は65万1000台という数字も出ています。)
また、同期のアンドロイド端末発売台数は340万台で、うち300万台がLTE対応端末だったと発表しています。

Verizonは前期3ヶ月間で450万台のLTE対応端末を販売しました。その前の四半期(3~5月)では290万台のLTE対応端末を販売しています。

既にこのブログでも報告しているように、Verizonは2012年10月18日現在、アメリカ国内417ヵ箇所でLTEサービスが提供されていて、人口カバー率で2億5000万人(80%)になります。第2位のAT&Tの76ヵ所、3位のSprintの20ヵ所に大きく差を付けています。
VerizonのLTEサービス地域が400ヵ所を突破 – 2012年10月10日

全体でVerizonの加入者9600万人のうち、約15%の1490万台のLTE端末がVerizonの回線に接続されています。そして、このLTE端末がVerizonのデータ回線の通信量(トラフィック)の35%を占めています。
iPhone 5の発売により、全データの過半数がLTEに移行するのも間もないであろう、と予想しています。

また本日の発表では、7月より新設された、「複数の端末を一つのデータプランで共有で加入できるShared Data Plan」へ移行/新規加入したユーザーは、全体の13%と報告しています。

※ 数字があちこち合わないのですが、まだ発表直後で、アナリストによる発表内容の分析が正しくないことが原因だと思われます。

VerizonのLTEサービス地域が400ヵ所を突破


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2010年12月よりLTEサービスを開始しているVerizon Wirelessは、来週2012年10月18日に新たに21ヵ所でのLTEサービスを開始し、合計417ヵ所でLTEサービスを提供します。これによりVerizonは年内目標400ヵ所を2ヶ月以上早く達成します。
Verizon to blow past year-end 4G target, covering 417 markets – 2012年10月9日
Verizon Wireless To Hit 400 LTE Market Goal Ahead Of Schedule, Says CTO Nicola Palmer – 2012年10月9日

(地図内、黄色い丸がLTEサービス地域、赤い地域は3G CDMA EV-DO Rev.A。)

 

VerizonのLTEはアメリカ人口カバー率で75%以上をカバーしており、8900万人のVerizon加入者のうち1100万人がLTEアクセス可能な端末を所有しています。

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iPhone 5のLTE日米両刀使い、整理。


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さて、実際にiPhone 5が発売され、iPhone 5でのLTE回線使用(ドコモ Xi SIMでの使用不可)報告が実際に出てきて、全容がもう少しクリアに見えてきましたね。

ここで一度、iPhone 5で日米両方の国でLTEが使用出来る可能性があるのかどうか、整理しましょう。

前提条件としては、iPhone 5がSIMフリー(SIMロック解除されている)であること、

● Model A1428 (GSM model) - AT&T/カナダ モデル
 LTE Band 4 (AWS)、 Band 17 (700b MHz)
 GSM/EDGE (850, 900, 1800, 1900 MHz) 
 UMTS/HSPA+/DC-HSDPA (850, 900, 1900, 2100 MHz)

▲ このモデルではLTE対応周波数が日本(2100MHz)対応になっていないため、、どんなにがんばっても日本ではLTEで通信できません。

▲ アメリカでは、AT&Tのポストペイド携帯契約のみLTEが使用できます。
来年2013年にAT&TプリペイドGoPhoneでもLTE接続が出来るようになるという噂があります。
その他のAT&TのMVNOは、GoPhoneがLTE接続サービスを提供してから数ヵ月後、という推測です。

今後検証を必要とする未解決の課題:
1.AT&TのプリペイドiPad契約SIMで、LTEデータ通信だけ使えるか?
2.AT&TのプリペイドDataConnect契約SIMで、LTEデータ通信だけ使えるか?
 
 

“iPhone 5のLTE日米両刀使い、整理。” の続きを読む

iPhone 5/新iPadのLTE接続可否は、SIMのキャリア毎にも決められている、という説。


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発売からSIMフリーで出荷されていることが分かったiPhone 5 Verizon版にソフトバンクのSIMを挿入すると設定(Settings)にLTE項目が表示されるが、イタリアTIMのSIMを挿入するとLTE項目が表示されなくなるという報告と、
iPhone 5 アンロック… されてた! (blog.niw.at) – 2012年9月21日

香港でSIMフリーiPhone 5を購入した@negiyamasanが飛行機で日本へ帰って来たところ、XiのSIMでLTEを掴めないかった、という報告から、
SIMロックフリー版iPhone 5、docomo SIMで通信可能もXiは利用不可? (shimajiro@mobiler) – 2012年9月22日

筆者は思い付いて、AT&T(GSM/W-CDMA)版新iPadに何社かのSIMを挿入してみました。(購入したばかりのiPhone 5に入れたかったけど、購入したA1428 GSM AT&T版のファクトリー・アンロックがまだ手続き中で完了していないことと、ナノSIMカッターもまだ届いていなかったため。)

以下のスクリーンショットの写真に見られるように、AT&TのSIMを挿入したときには、「LTEをオンにする(Enable LTE)」の オン/オフのスイッチが見られます。

 

ところが、T-Mobile USA、ソフトバンク黒SIM、ソフトバンク銀SIM、ドコモのSIMを挿入すると、この項目が設定画面から消えます。

“iPhone 5/新iPadのLTE接続可否は、SIMのキャリア毎にも決められている、という説。” の続きを読む