Verizonが第2のLTE周波数、AWS(Band 4)の施設開始
2013年6月27日にLTE周波数700MHz Lower Cバンド(Band 13)の500地域目のサービス開始を宣言し、全米で人口カバー3億人以上/人口カバー率95%以上に達し、「第一段階目のLTE施設完了」宣言をしたVerizonが、ニューヨーク(マンハッタン)などでAWS(上り1700MHz/下り2100MHz、Band 4)周波数帯域でのLTE試験電波を発信しているのが、ユーザーによって確認されました。
試験電波は上り20MHz/下り20MHzの合計40MHz幅(ダウンロード速度理論値最大150Mbps)で発信されており、ユーザーのSpeedTestによれば、ダウンロード80Mbps/アップロード15Mbpsを記録しています。
Verizonは2011年12月に複数のケーブル(CATV)会社からAWSの使用ライセンスを39億ドルで購入する提案をし、FCC(米国連邦通信委員会)は2012年8月23日にこの買収を承認していました。
そのときのFCCとの約束事項で、Verizonは2013年年末までに5000の基地局でAWS(Band 4)でのLTE開始を約束しています。
したがって、Band 13 LTE施設完了宣言以降、VerizonのAWSでのLTE開始が待ち望まれていました。
それが、もうすぐ、一部の地域で公式サービス開始宣言がリリースされると思われます。
【GigaOM】Watch out AT&T: Verizon’s new LTE network monster stirs in NYC - 2013年10月14日
現行のVerizon LTE Band 13は上り10MHz/下り10MHzで、ダウンロード速度理論値最大75Mbpsで提供されています。AT&TのBand 17、T-Mobile USのBand 4も同じ帯域幅で提供されています。Sprint 1900MHz Band 25は、上り5MHz/下り5MHzのサービスです。