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AT&Tがプリペイド携帯会社のCricket(Leap Wireless)を約12億ドルで買収する提案を昨年2013年7月にしていた件に関して、
AT&TがLeap Wireless (Cricket)を買収すると発表 – 2013年7月14日
本日、FCCおよびDoJが180日間のレビュー期間を完了し、承認しました。
そして、AT&TとCricketは早速、本日夕方、合併手続き完了を発表しました。
【AT&T】AT&T Completes Acquisition of Leap Wireless – 2014年3月13日
CricketはCDMA2000 1900MHzの自社電波を持ち、35州で店舗を展開するプリペイド専門キャリアで、自社電波の無いところではSprintの電波をローミングして使用できます。
また、一部の都市でAWS Band 4でLTEを開始しています。
更に、シカゴ地域では700MHz Aブロック(Band 12)の使用権を持っています。
Cricket(Leap Wireless)は2013年第4四半期で9万2000人の加入者減となり、2013年末の加入者総数は455万人と、直近の四半期業績発表で明らかにされています。
【FierceWireless】Leap takes hit from T-Mobile, loses 27% of its customers in 18 months – 2014年3月6日
“AT&TがCricket(Leap Wireless)の買収を完了。” の続きを読む
最新のアメリカ3大携帯会社の価格競争です。(はい、Sprintは今のところ今回は価格競争に参加していません。何しろ、Sprintとしては、今の他社3社の価格改訂は「本質的な価格競争ではない。」とトップが主張していますから、こんな微々たる価格調整には参加したくないのでしょう。)
● 2014年3月7日、T-Mobileが最低プラン(月$50)のデータ通信容量を2014年3月23日から2倍の1GBにすると発表。中間Tier(月$60)も500MB増加で3GBまで高速へ。上位Tier(月$70)は無制限から5GB(5GB以上は2G速度で使い放題)に限定するも、$10値上げで(月$80で)高速無制限プランを追加。結果的に、最低プランと中間プランの容量拡大、無制限プランの値上げ。
● 2014年3月8日、AT&Tが2GBデータ通信プランを$15値下げして、$80から$65へ。(2年契約端末割引購入契約者は、2年束縛期間は$95から$80へ値下げ。)
これに対するVerizonの対抗策は、本日発表の・・・
● 2014年3月13日、Verizonは毎月1GB~2GBデータ通信を使用する加入者へ、これまでの共有プラントは別に新たに「Single Line Plan」を提供開始し、契約束縛無し(端末定価購入、または、持ち込み)で月$60(1GB)または$75(2GB)。端末の支払いを24か月分割払いにすると、通信料が更に$10割引されて月$50(1GB)または$65(2GB)になります。
【Verizon】New, Single Line Plan, Starting at $60 Monthly Access
「Single Line Plan」は一台加入のポストペイド契約で、この1GB/2GBのデータ通信量は他の携帯やiPad/タブレット/ポケットWiFiなどと共有することは出来ません。・・・あれ、Verizonはそういうプランは2年前に放棄したはずなのですが・・・
スマホブームも落ち着いてきて、また、LTE通信の使用できる地域が増え、一般ユーザーでも毎月500MBから2GBの高速データ通信を使うようになり、この使用量帯域のユーザーを対象に現在、3大キャリアは価格競争を繰り広げております。
先日ご報告した、SIMトレイが割れたNexus 7 LTEのその後です。
Nexus 7 LTE (2013、ASUS K009)のSIMトレイが、真っ二つに割れた – 2014年3月3日
上の報告記事を書いた翌日、ASUSのUSサイトでCSとチャットしました。
チャットサイトは、
【ASUS】Consumer Support Outreach
から、ハードウェアタイプの画像をクリック(Nexus 7は、「Tablet」)します。
その次のページで、「If you have not already created a case file, please do so here: http://www.service.asus.com/#!create-case/c55r」と最上部に書かれていて、「(サポート)ケースファイルを作れ」と促されるのですが、そのページ自体が機能していなくて、サブミット出来ないようです。また、万が一ケースファイルを作れた場合でも、「Product Type」の選択がわからない。Nexus 7は、「Product Type」はASUS社内では「Eee Pad」なんだと言うことが、後でわかりました。
商品名は「Nexus 7 LTE(2013)」で、モデル番号は「K009(NEXUS7C)」。
シリアル番号は、ハードウェア・シリアル番号が必要で、箱に書いてある「SSN」と言うやつで、英数文字12桁。このシリアル番号は、「設定(Settings)⇒ タブレット情報(About Tablet) ⇒ 端末の状態(Status)」のシリアル番号(Serial number)ではありません。CS担当者によると、設定から参照できるシリアル番号は「ソフトウェア・シリアル番号」だそうで、修理のRMAを作成するにはハードウェア・シリアル番号が必要だそうです。通常、本体ではこれが判らないので、買ったときの箱が必要です!
ともかく、ケースファイル作成は無視して、必要な情報を入力して、「Start the Chat」ボタンをクリックして、CS担当者とチャットを始めます。
チャット内容選択リストでは、筆者は「Technical Support」を選択しました。
“SIMトレイが割れたNexus 7 LTEが戻って来た。” の続きを読む
T-Mobile USは1年前の2013年3月25日からLTEサービスを公式開始し、1年で273都市、人口カバー2億1000万人(約67%)の他社に無いスピードでカバーするところまで広がりました。
このところこの数字に変化が無いのは、残りのT-Mobile USサービス地域は2G GSM (Edge)サービスしか提供していない地域のため、通信機器アップグレードがこれまでとは違う手順が必要だからです。
T-Mobile USは人口カバー率では全米の96%(約3億100万人)をカバーしているものの、その約3分の一は2G GSMオンリーのサービスエリアで、特に郊外や人口の少ない都市ではその状況が顕著です。
1週間前のCNet誌の解説にもあるように、
【CNet】Why Sprint’s push for a T-Mobile merger will likely be in vain – 2014年3月7日
SprintやT-Mobile USが業界トップ2社のVerizonやAT&Tに勝てない理由の一つには、Sprint/T-Mobile USの郊外や僻地でのサービス・カバレッジが全く無いか、非常に速度が遅いためとも考えられます。やはり、携帯ユーザーとしては、自分が日常、生活や行動する場所で電波が受信しにくければ、全米のカバレッジの広いVerizonやAT&Tを選択するでしょう。CNet誌はこの理由により、「SprintとT-Mobile USが合併したとしても、その状況(郊外で電波が弱い)は変わらず、(合併後の)加入者増には繋がらない。」と結論付けています。
本日、T-Mobile USはニュースリリースを発表し、これまで1年間の都市部でのLTEの達成を報告するとともに、これからの1年間は現2G GSM/Edge地域のLTE化に向けて工事を行うことを発表しました。
計画では、
● 2014年中間までにLTEの人口カバー2億3000万人(約73%)達成予定
● 2014年末までに現2G GSM/Edge(1900MHz Band 2)オンリー地域の50%はLTE化完成予定、LTEの人口カバー2億5000万人(約80%)達成予定
● 2015年中間までに現2G GSM/Edge(1900MHz Band 2)オンリー地域のLTE化をほぼ完成
● 2014年後半から、700MHz Aブロック(Band 12)でのLTEを導入する予定(700MHz低周波数は、ビル内への電波透過を改善します。)
● 2G/GSMの周波数帯の一部は、古いフィーチャーフォンやM2Mアプリケーションのため、そのまま2G/GSMとして残す。
【T-Mobile US】T-Mobile Celebrates 1st Anniversary of LTE Rollout By Launching Major Network Upgrade Program – 2014年3月13日
現時点でT-Mobile USの
● LTEは273都市、2億1000万人(約67%)浸透
● 3G HSPA+は既に人口カバー2億3000万人(約73%)に到達済み
● 2G/3G/LTE合わせて、人口カバー3億100万人(96%)にT-Mobile USの電波は到達している(一部では、これはAT&Tへのローミング地域を含むと指摘されています。T-Mobile US自社電波は2億8500万人カバー(約91%)と発表されています。)
● T-Mobile USの基地局数は5万ヵ所
約束通りに実行できないばかりではなく、実行できない言い訳としてお役所や世間に苦情ばっかり言っているSprintと違って、T-Mobile USは苦情も言わずに黙々とこの1年でその実行力をしっかり世間に見せてくれたので、次の1年で2G地域のLTE化は必ず達成してくれるでしょう。
参考:
アメリカ4大キャリアのLTE普及状況:【更新】2014年2月25日現在 – 2013年4月25日以降、常時更新
ユナイテッド航空が来月(2014年4月)より機内エンターテインメントをiPhone、iPad/iPad Mini、Macに配信する準備をしているようです。
【Patently Apple】United Airline to Intro In-Flight Movie Service Starting in April Exclusively for Apple iDevices – 2014年3月12日
この4月から一部の機材に限り、iOS 7のiPhoneとiPad/iPad Miniのユナイテッド専用アプリで、150以上の映画と200以上のテレビ番組が、サービス開始当初は無料で機内で視聴できます。ユナイテッド航空のアメリカ国内線機材に関しては、Airbus A319/A320、ボーイング747-400/777-200を皮切りに、2014年末までにほぼ全機にこの設備をインストールする計画です。
国際線機材の整備予定に関しては、判っていません。
iOSアプリはサービス開始までに更新され、映画・TV番組のメニューが追加される予定です。
アンドロイド版ユナイテッド・アプリは、まだこのエンターテインメントシステムへは対応していないそうです。
Macはブラウザーから視聴できるようです。
番組の種類によって、標準ブラウザーで視聴できるものと、特別なプラグインが必要なものがあるようですが、プラグインはWiFiサービスを有料で購入しなくとも、機内で無料でダウンロードできるそうです。
“ユナイテッド航空が2014年4月より機内エンターテインメントをiPhone、iPad、Macに配信、当初は無料とか” の続きを読む
WPCentralが2日前の2014年3月10日に、「AT&T版Surfae 2 LTEが、発売準備のために複数のMicrosoft Storeに出荷されている」という情報をリリースして以来、
【WPCentral】Surface 2 with LTE arrives at Microsoft Stores for impending launch – 2014年3月10日
Surface 2 LTEの近日発売が期待で盛り上がっています。
既にリークされている、Microsoft Store店舗に到着したSurface 2 LTEのパッケージ写真から、Surface 2 LTEのAT&T版は、
● 2G GSM 850/900/1800/1900MHz
● 3G W-CDMA Band 1 (2100MHz), Band 2 (1900MHz), Band 5 (850MHz)
● LTE Band 4 (1700/2100MHz, AWS), Band 7 (2600MHz), Band 17 (700MHz)
に対応していると報告されており、
【DailyTech】Surface 2 LTE Tipped for AT&T, Power Cover Available for Pre-order – 2014年3月12日
AT&T版は日本では3Gでしか使用できないのが残念です。
価格は64GBで$679になるだろうと推測されています。この価格は、WiFIオンリー版に比べて$130高くなります。
AT&T版リリース後、Verizon版も間もなくリリースされる予定です。
マイクロソフトからの正式な発表は、まだありません。
AT&Tポストペイド契約の変更をしました。
というのも、筆者が加入していたこれまでの旧プランは
● 通話が1ヶ月450分まで$39.99(未使用分数は翌6ヶ月までCarry-overがある)
● テキストは1通当たり20セント(数ヶ月前に間違えて、「月$5で200通まで」プランを削除してしまった。そのプランは旧プランなので、キャンセル後は再加入できない。)
● データは$20で300MBまで、テザリング不可。
でしたが、久しぶりに調べてみると最新のデータ共有プラン(と言っても、筆者がAT&Tに加入している端末は1台のみ)でも毎月の料金は同じ($0.01高いが、無視できる範囲内。)で、
● 通話が使い放題
● テキストも使い放題
● データは$20で300MBまで、テザリング可
になるので、メリットがあると思ったのでした。
AT&TはVerizonと同じく、2013年10月25日からは加入端末数が1台でも「共有プラン(Mobile Share Value Plan)」に加入するしか選択が無くなりました。従来の通話定額プランの加入者も、プランを「共有プラン(Mobile Share Value Plan)」に変更すると、元のプランには戻れなくなります。
しかし、少なくとも最低加入プランを比較してみると、従来プランよりも共有プランの方がメリットがありますね。
|
従来プラン |
共有(Mobile Share Value)プラン |
通話 |
国内は450分まで$39.99 未使用分は6ヶ月Carry-Over |
使い放題 使い放題なので、Carry-over不要 |
SMSテキスト |
国内宛が1通$0.20 |
国内・国際使い放題 |
データ通信 |
300MBまで テザリング不可 |
300MBまで テザリング可 |
料金(税抜き) |
$59.99 |
$60.00 |
オンライン・アカウント管理サイトへのログインIDとパスワードを作っておけば、プラン変更はいつでも簡単に出来ます。
“AT&Tポストペイド契約のプラン変更手順” の続きを読む
最近、アメリカ4台携帯各社のプランが頻繁に変わるので、追いついていけませんよね。
アメリカのポストペイド携帯契約を再調査したので、
アメリカでiPhoneをポストペイド加入する場合の料金 – 2011年1月14日 【最終編集日:2014年3月12日】
その料金を表にして4社比較したいと思います。
■ スマートフォン、月最低料金プラン
キャリア |
プラン名 |
条件 |
毎月の料金総額(税抜き) |
通話 |
テキスト(SMS、MMS) |
データ通信 |
テザリング |
その他、特徴 |
AT&T |
Mobile Share Value Plan |
2年契約 端末割引有り(iPhoneは$450) 早期解約料$325-$10x契約継続月数 |
$60 |
アメリカ国内使い放題 国際電話発信のみ追加料金 |
国内・国外宛は使い放題 |
300MBまで 超過料金は300MB当たり$20 |
可 |
AT&T公衆WiFi無料 国際データローミング 国際LTEデータローミング |
AT&T |
Mobile Share Value Plan |
契約束縛無し(No Contract Option) 端末定価購入 または 端末持込 早期解約料、無し |
$45 |
アメリカ国内使い放題 国際電話発信のみ追加料金 |
国内・国外宛は使い放題 |
300MBまで 超過料金は300MB当たり$20 |
可 |
AT&T公衆WiFi無料 国際データローミング 国際LTEデータローミング |
AT&T |
Next Plan |
契約束縛無し(No Contract Option) 端末定価購入 端末代20ヶ月または26ヶ月分割払い 早期解約料、無し(残債を支払う) |
$45 +端末分割料金 |
アメリカ国内使い放題 国際電話発信のみ追加料金 |
国内・国外宛は使い放題 |
300MBまで 超過料金は300MB当たり$20 |
可 |
AT&T公衆WiFi無料 国際データローミング 国際LTEデータローミング |
Verizon |
More Everything Plan |
2年契約 端末割引有り(iPhoneは$450) 早期解約料$350-$10x契約継続月数 |
$55 |
アメリカ国内使い放題 国際電話発信のみ追加料金 |
国内・国外宛は使い放題 |
250MBまで 超過料金は250MB当たり$15 |
可 |
国際データローミングは高い |
Verizon |
More Everything Plan |
Month-to-Month契約 端末定価購入 または 端末持込 早期解約料、無し |
$55 |
アメリカ国内使い放題 国際電話発信のみ追加料金 |
国内・国外宛は使い放題 |
250MBまで 超過料金は250MB当たり$15 |
可 |
国際データローミングは高い |
Verizon |
More Everything Plan + Edge |
契約束縛無し 端末定価購入 24ヶ月分割払い 早期解約料、無し(残債を支払う) |
$45 +端末分割料金 |
アメリカ国内使い放題 国際電話発信のみ追加料金 |
国内・国外宛は使い放題 |
250MBまで 超過料金は250MB当たり$15 |
可 |
国際データローミングは高い |
Verizon |
Single Line Plan |
契約束縛無し(No Contract Option) 端末定価購入 または 端末持込 早期解約料、無し |
$60 |
アメリカ国内使い放題 国際電話発信のみ追加料金 |
国内・国外宛は使い放題 |
1GBまで 超過料金は500MB当たり$15 |
可 |
国際データローミングは高い |
Verizon |
Single Line Plan + Edge |
契約束縛無し 端末定価購入 24ヶ月分割払い 早期解約料、無し(残債を支払う) |
$50 +端末分割料金 |
アメリカ国内使い放題 国際電話発信のみ追加料金 |
国内・国外宛は使い放題 |
1GBまで 超過料金は500MB当たり$15 |
可 |
国際データローミングは高い |
Sprint |
Unlimited, My Way Plan |
2年契約 端末割引有り(iPhoneは$450) 早期解約料最大$350 |
$70 |
アメリカ国内使い放題 国際電話発信のみ追加料金 |
国内宛は使い放題 |
1GBまで 超過料金は1MBあたり$0.05 |
追加料金$10 |
国際データローミングは高い |
Sprint |
Framily Plan |
契約束縛無し 端末定価購入 または 端末持込 早期解約料、無し |
$55 |
アメリカ国内使い放題 国際電話発信のみ追加料金 |
国内宛は使い放題 |
1GBまで 超過料金は(不明) |
(不明) |
国際データローミングは高い |
Sprint |
Framily Plan + Sprint Easy Pay |
契約束縛無し 端末定価購入 24ヶ月分割払い 早期解約料、無し(残債を支払う) |
$55 +端末分割料金 |
アメリカ国内使い放題 国際電話発信のみ追加料金 |
国内宛は使い放題 |
1GBまで 超過料金は(不明) |
(不明) |
国際データローミングは高い |
T-Mobile US |
Simple Choice |
契約束縛無し 端末定価購入 または 端末持込 早期解約料、無し |
$50 |
アメリカ国内使い放題 国際電話発信のみ追加料金 |
国内・国外宛は使い放題 |
1GBまで 1GBを超えると2G即速度で使い放題 |
可 |
国際データローミングは2G速度で無制限で無料。 追加料金で3G速度で使用可。 |
T-Mobile US |
Simple Choice + Jump |
契約束縛無し 端末定価購入 24ヶ月分割払い 早期解約料、無し(残債を支払う) |
$50 +端末分割料金 |
アメリカ国内使い放題 国際電話発信のみ追加料金 |
国内・国外宛は使い放題 |
1GBまで 1GBを超えると2G即速度で使い放題 |
可 |
国際データローミングは2G速度で無制限で無料。 追加料金で3G速度で使用可。 |
“アメリカのポストペイド携帯契約料金、各社比較” の続きを読む
昨日のT-Mobile USのポストペイドSimple Choiceプランのデータ容量増加発表(実施は2014年3月23日から)に対抗し、AT&Tは本日、ポストペイド共有プランのMobile Share Value Planで、2GBデータ定額を$15値下げして、月$55から$45に下げることを発表しました。実施は明日、2014年3月9日からです。これにより、1台契約の場合、2GBデータ定額で以下のように料金が変わります。
既存の契約者は自動的には料金が変わらないので、オンライン、カスタマーサービスへ電話、または、ショップでのプラン変更手続きが必要です。
プラン (2GBプランのみ料金変更) |
2014年3月8日まで 旧料金 |
2014年3月9日から 新料金 |
比較参考 300MBプラン 新旧変わらず |
比較参考 1GBプラン 旧加入者は継続可能 新規加入者は加入不可 |
2年契約 データ共有2GBプラン Mobile Share Value Plan 2GB (端末割引適用) |
2GBデータ定額 $55 1台目の端末通話・テキスト料金 $40 --- 合計 月$95 |
2GBデータ定額 $40 1台目の端末通話・テキスト料金 $40 --- 合計 月$80 |
300MBデータ定額 $20 1台目の端末通話・テキスト料金 $40 --- 合計 月$60 |
1GBデータ定額 $45 1台目の端末通話・テキスト料金 $40 --- 合計 月$85 |
2年契約 データ共有2GBプラン Mobile Share Value Plan 2GB (端末割引無し=定価購入 または、 最後に端末割引を適用してから2年経過後 または、 端末持込契約)
または、Month-to-Month(No Contract)契約 |
2GBデータ定額 $55 1台目の端末通話・テキスト料金 $40 通話料金割引(1台に付き) -$15 --- 合計 月$80 |
2GBデータ定額 $40 1台目の端末通話・テキスト料金 $40 通話料金割引(1台に付き) -$15 --- 合計 月$65 |
300MBデータ定額 $20 1台目の端末通話・テキスト料金 $40 通話料金割引(1台に付き) -$15 --- 合計 月$45 |
1GBデータ定額 $45 1台目の端末通話・テキスト料金 $40 通話料金割引(1台に付き) -$15 --- 合計 月$70 |
AT&T Next、端末代分割払い データ共有2GBプラン Mobile Share Value Plan 2GB (端末割引無し=定価購入、 端末代は20回または26回分割払い) |
2GBデータ定額 $55 1台目の端末通話・テキスト料金 $25 --- 合計 月$80
プラス、端末分割代金 |
2GBデータ定額 $40 1台目の端末通話・テキスト料金 $25 --- 合計 月$65
プラス、端末分割代金 |
300MBデータ定額 $20 1台目の端末通話・テキスト料金 $25 --- 合計 月$45
プラス、端末分割代金 |
1GBデータ定額 $45 1台目の端末通話・テキスト料金 $25 --- 合計 月$70
プラス、端末分割代金 |
これによると、現在「1GBプラン」に加入している場合は、明日以降に2GBに変更したほうが月$5安く、かつ、2倍のデータ通信量が使えます。
なお、アメリカ国内通話と、国内・国外テキストは、使い放題になります。(国外向けテキストは、2014年2月28日から無料。)
AT&Tでは2013年12月8日より、
● AT&T Next契約者、
● 端末を定価で購入した場合、
● 端末の2年割引適用(2年契約)を満了した場合、
● 端末を「持ち込み」で契約する場合
に、1台あたりの「プラン月加入料金」(実質的に、「通話・テキスト使い放題」利用のための月基本料金)を月$15割引しています。
アメリカでは「Upskirt」写真と呼ばれる、公共の場(地下鉄内、バス内、階段など)での女性のスカート内盗撮ですが、2010年にボストン市内のトローリーバス内で乗客女性のスカート内をスマホでビデオ盗撮をしているところを見つかって逮捕された32歳の男性Michael Robertson氏が、その後有罪判決されたことを控訴していました。今週水曜日(2014年3月5日)、マチューセッツ州最高裁判所は「現行法では、トイレや着替所/シャワー以外での公共の場で一部でも服を脱いでいるとき以外は、スカート内盗撮は違法とは言えない。」と判断したのを受けて、
【CNN】Massachusetts court says ‘upskirt’ photos are legal – 2014年3月6日
マサチューセッツ州議会ではスカート内盗撮を違法とする州法を異例のスピードで翌日2014年3月6日に可決し、
【CBS Boston】Mass. Lawmakers Vote To Outlaw Taking ‘Upskirt’ Photos – 2014年3月6日
知事はその翌日(昨日)、これを施行するために署名しました。
【CNN】’Upskirt’ ban in Massachusetts signed into law – 2014年3月7日
新しい法律によると、「普通の人が考えて、公共の場所で、相手の、普通には見えないはず(着衣の下)の性的な秘部の写真撮影、ビデオ撮影、電子機器を使用した監視などを相手の了承無しに秘密で行うこと」を罪と判断しており、最高で懲役2年半の禁固、5000ドル(約50万円)までの罰金を科されます。また、相手が18歳未満の未成年だった場合には、禁固期間は2年半から5年、罰金は最高1万ドルとなります。
また、未成年者のスカート内盗撮写真をネットなどで配布すると、罰金1万ドル、禁固刑最高10年が適用されます。
このマサチューセッツ法は、即、有効となります。
Upskirt写真って、おそらく日本からアメリカへ入って来た「文化(?)」だと思うのですが、この流れは他州でも出てくるのでしょうか?
変なことを法律で違法化を決めないといけない時代になってきましたね。
連邦議会では2004年に既に「国立公園内や軍事基地内など、連邦政府所有の土地で人の『秘部』の写真を撮影したり、それを公開すること」が禁止する法案を通過しているそうです。
T-Mobile USは昨夕、ポストペイド契約であるSimple Choiceプランのデータ通信量を改訂し、高速通信無制限オプションの価格を改定することを発表しました。新価格/データ通信量は、2014年3月23日より有効です。
【T-Mobile Blog】It All Started with Simple Choice. And With Today’s Updates, it Just Keeps Getting Better. – 2014年3月7日
通信プラン |
現行料金/データ通信量 |
2014年3月23日よりの 新料金/データ通信量 |
Simple Choice $50/Monthプラン アメリカ国内通話・テキストは使い放題 |
月$50 500MBまでLTE 500MB以上は2G速度で使い放題 テザリング500MBまで可能 |
(2014年3月22日までの加入者は、何もしないと以下のプランに改訂) 月$50 1GBまでLTE 1GB以上は2G速度で使い放題 テザリング1GBまで可能
備考:2014年4月1日より米国外へのSMS/MMSが無料になる |
Simple Choice $60/Monthプラン アメリカ国内通話・テキストは使い放題 |
月$60 2.5GBまでLTE 2.5GB以上は2G速度で使い放題 テザリング2.5GBまで可能 |
(2014年3月22日までの加入者は、何もしないと以下のプランに改訂) 月$60 3GBまでLTE 3GB以上は2G速度で使い放題 テザリング3GBまで可能
備考:2014年4月1日より米国外へのSMS/MMSが無料になる |
Simple Choice $70/Monthプラン アメリカ国内通話・テキストは使い放題 |
月$70 LTEで使い放題 テザリング2.5GBまで可能 |
月$70 5GBまでLTE 5GB以上は2G速度で使い放題 テザリング5GBまで可能
備考:2014年4月1日より米国外へのSMS/MMSが無料になる |
(2014年3月22日までの加入者は、何もしないと以下の旧プランが継続) 月$70 LTEで使い放題 テザリング2.5GBまで可能 |
Simple Choice $80/Monthプラン アメリカ国内通話・テキストは使い放題 |
|
月$80 LTEで使い放題 テザリング5GBまで可能
備考:2014年4月1日より米国外へのSMS/MMSが無料になる |
同様なプラン変更は、プリペイドMonthlyプランでも実施されるようです。
なお、ポストペイド契約における米国内から米国外へのSMS/MMS(国際テキスト)の無料化は、Verizonが2014年2月13日よりMore Everythingプランで実施し、AT&Tが2014年2月25日に発表(2月28日から実施)して追従したもので、T-Mobile USもそれに追従します。ただし、日本では電話番号をアドレスとして使って送受信するテキスト(ショートメール)はあまり利用されていないと思うので、アメリカ国内の利用者で日本の携帯電話番号宛にテキストする利用者はほとんど居ないと思われるので、このサイトの読者にはほとんどメリットがないでしょう。
先月末にお伝えしたように、
【噂】Verizonがプリペイド・スマホ通信料金を2014年3月2日より改定か – 2014年2月25日
Verizonは正式に同社のプリペイド・スマホ料金を2014年3月3日から改定しました。
【Verizon】New Prepaid Plan Has Customers “ALLSET” – 2014年3月3日
これによると、MonthlyプランはALLSETと呼ばれ、
● フィーチャーフォンは月$35で、国内通話500分まで、テキスト使い放題、データ通信が500MBまで
● スマホは月$45で、国内通話・テキスト使い放題、データ通信が500MBまで(【期間限定サービス】自動更新支払いに登録すれば、データ通信は月1GBまで無料。)
BRIDGE DATAと呼ばれる追加データ通信オプションがあり、
● 追加500MBが$5(500MBの有効期間は30日)、
● 追加1GBが$10(1GBの有効期間は90日)、
● 追加3GBが$20(3GBの有効期間は90日)、
で可能。更に、このBridge Data追加オプションは、一ヶ月に2個まで追加可能です。
つまり、「1ヶ月通話使い放題・テキスト使い放題、データ通信6.5GBまでが、$45+$20+$20=$85」。しかも、追加の6GB はその月に全部使い切らなければ、翌々月まで有効です。
Verizonのプリペイド・スマートフォン・プランは、3G通信までしか加入できず、LTE通信には加入できません。(Verizonのプリペイド・ポケットWiFiとiPad/iPad Mini/Nexus 7は、LTEまで加入できます。)
したがって、Verizonのプリペイド携帯プランが特にお勧めと言うわけではないのですが、これまでプリペイド・プランの価格が他社よりも高く、比較にもならなかったVerizonが、料金的には他社と横並びのプリペイド月極め料金を出して来たことは、注目に値します。Verizon社としても、業界のプリペイド携帯分野の成長を無視するわけにはいかなくなった、と言うことなのでしょう。
AT&TがシカゴでLTE 700MHz Band 17とAWS(1700/2100MHz) Band 4のキャリアアグリゲーションを開始した、とGigaOMは一昨日報道しています。
【GigaOM】AT&T’s new souped-up LTE network is live in Chicago, but you’ll have to wait to use it - 2014年3月6日
筆者が今年(2014年)1月9日にラスベガスで実測してきたように、AT&Tは2011年9月18日に公式開始した700MHz Band 17 (10MHz+10MHz)LTEのほかに、既に使用していた1900MHz 3G(HSPA+)回線を再編して一部LTE Band 2(5MHz+5MHz)として各地で提供を開始しているようです。
CES 2014ラスベガス、4キャリアのLTE検証 - 2014年1月11日
また、AWS Band 4の周波数使用権も一部の地域で持っています。2014年3月14日ごろに買収完了する予定のCricket Wireless(Leap Wireless)も複数の都市でAWS周波数使用権を持っており、この周波数でLTEサービスを開始しています。
その中でも、シカゴでBand 17とBand 4の2つのLTEバンドをアグリゲーションするサービスが開始されていることが、AT&Tのネットワーク・テクノロジーのシニアVPのKris Rinne氏がGogaOM誌にインタビューで答えたことから明らかになりました。ラスベガスを含む他の都市でも開始されている可能性がありますが、Kris Rinne氏が明白に都市名を明らかにしたのは現在のところシカゴのみです。
このAT&Tのシカゴでのキャリアアグリゲーションは、LTE 700MHz Band 17の10MHz+10MHz帯域と、AWS Band 4の5MHz+5MHz帯域とを組み合わせたもので、合計15MHz+15MHzの帯域を使用し、データ通信理論値最大速度は110Mbpsとなります。
現在のところ、AT&Tのキャリアアグリゲーションに対応している端末は、ポケットWiFiのAT&T Uniteのみです。スマートフォントしては、2014年4月に販売される予定のSamsung Galaxy S5が最初のスマホになりそうです。
さて、ソフトバンク/SprintのT-Mobile US買収劇の次のステップは・・・と気になり、そろそろ忘れかけた人が多いか、「当分ダメか」と諦めかけた人が多くなっているかもしれない時期ですが、・・・
FCC(連邦通信局)やDOJ(司法省)から隠密ミーティングでも「No」を言い渡され、公の場でも「(今は)アメリカの携帯キャリアは4社あることが望ましい。」と、買収反対の声明を出されたソフトバンクの孫代表ですが、今朝のWall Street Jopurnalのニュースによると、2014年3月11日にワシントンDCの商工会議所(Chamber of Commerce)の会合で孫氏がプレゼンテーションを行い、アメリカの携帯業界の合併・統合の必要性を主張するようです。
政府認可機関への説得が思うように行かなかったので、企業や政治家を集めた集会でアピールし、SprintによるT-Mobile US買収賛成への世論を作ろうとしているようです。
【WSJ】Sprint Chairman Seeks U.S. Public Support on T-Mobile Deal – 2014年3月4日
孫氏はSprint買収前も直後も、業界に詳しいコンサルタントやロビーストを雇っていると思うので、専門家ではない筆者が自分の意見を口出しするようなことでは無いと思います。
しかし、ソフトバンクがSprintを買収する際にはDOJおよびFCCに買収後の事業計画を出しているはずで、その中には年間80億ドル(約8000億円)をSprintに2年間投資し、Sprintのインフラ(LTE)整備をすることが約束されているそうです。
それなのに、Sprint買収後になって「いやあ、買収後にSprint内部を精査したら、1兆60000億円(8000億円x2年)の投資ではSprintを建て直すのは困難。だから、T-Mobile USも買収させてくれ。」ってのは、事業家や政治家には納得できないと思うんですよね。「そんないい加減な事業計画でSprintを買収したの?だったら、T-Mobile USを更に買収したって、結果は同じなんでは・・・」と。
ソフトバンクの海外進出のきっかけとなる金の卵だと思ったSprintが、買収後に蓋を開けてみたら「負けクジだった。だから、ルールを変えて(T-Mobile USの買収を認めて)くれ。」と言っても、アメリカのフェアネス(公平ルール)の感覚では、世間は許さないですよ。レースが始まってからは、ルールは変更できません。まずは今のレースを完走するか、少なくともゴールが見えてきたときに、「次のレースでは、(これまでの努力を評価してくれて)こういうルールに変えてくれ。」というなら、話は違いますが。
“ソフトバンク孫社長が2014年3月11日ワシントンDCの商工会議所会合で、Sprint/T-Mobile合併の必要性をアピール” の続きを読む
昨日、使っていないT-Mobile USのSIMのチェックをしようと、2~3枚のSIMをNexus 7 LTE (2013)(ASUS K009)に入れたり出したりしていたら、何の予告も無く、Nexus 7 LTEのSIMトレイが、「ポキッ」と小さな音を立てて、真っ二つに割れてしまいました。
新しいSIMをトレイに乗せて、「さあ、これからNexus 7 LTEに挿入しよう。」としていたところでした。したがって、そんなに力を入れた覚えはありません。
このASUS製Nexus 7 LTE(K009)のトレイは、最初から「安っぽい」と思っていたのですが、割と「曲げ」の力には柔軟性のあるプラスチックだと思ったのですが、割れるんですね~
早速、グーグルのサポートに@gmail.comアドレスからEメールしたら、先ほど、「保証外(買ってからの期間が90日以上?)なので、ASUSに直接コンタクトしろ」と、返信がありました。
代わりのSIMトレイに金を払うのは良いんですがね・・・
“Nexus 7 LTE (2013、ASUS K009)のSIMトレイが、真っ二つに割れた” の続きを読む
デルタ航空は来年2015年1月1日からのマイレージプログラム(Frequent Flyer Program)は、搭乗飛行距離ではなく、使用した航空券に支払った料金によって特典マイルを与えることを、本日発表しました。
【Delta Airlines】DELTA INTRODUCES 2015 SKYMILES PROGRAM WITH NEW MILEAGE EARNING STRUCTURE AND MORE REDEMPTION OPTIONS – 2014年2月26日
これによると、デルタ航空マイレージプログラム会員は、使用した航空券に自分が支払った運賃1ドルに対し、会員ランクによって5マイル(一般会員)から11マイル(ダイヤモンド会員)を獲得出来るようになります。デルタのクレジットカードを使って買い物をした場合には、買い物2ドルに付き1マイルが与えられます。
デルタのパートナー航空会社が発券した共同運航便(デルタ航空運用)の場合は、これまでと同じく飛行距離と座席クラスに応じたマイルが与えられます。
アメリカでは既にLCCのサウスウェスト航空が2011年に同じように航空券料金に比例したマイレージポイントを与えるプログラムに変更されていますが、メジャーな航空会社が料金ベースに変更するのは初めてです。また、ユナイテッド航空、および、アメリカン航空も、デルタ航空に追従することが予想されています。
この変更はディスカウントチケットで飛ぶことの多い個人客には不利で、スケジュールの変更可能な柔軟なチケットの購入が多いビジネス出張族に有利となります。
また、ホテルとパッケージになったりすることが多いツアー客は、どうなるんでしょう?
2012年10月末にアメリカの著作権法(DMCA)の付記が改正されて、その後90日間の猶予期間を過ぎた2013年1月末からアメリカ国内では違法となっている「キャリア以外による携帯電話のSIMロック解除」ですが、
(アメリカで)2013年1月26日以降に購入するSIMロック携帯電話は、『キャリアの許可無く』SIMロック解除することは違法となります。 – 2012年10月27日
本日、進展がありました。
アメリカ下院は本日、携帯電話のキャリア以外によるSIMロック解除の合法化を目指す「Unlocking Consumer Choice and Wireless Competition Act」を、賛成295票、反対114票で可決しました。
ところが、この可決された下院法案では、携帯電話の「バルク(一括大量)SIMロック解除」は禁止されています。「バルクSIMロック解除」が禁止されると、携帯ショップが中古携帯を一度に大量にSIMロック解除して再販することが、出来なくなります。
この追加条件の付いた法案に関してElectronic Frontier Foundation(電子フロンティア財団)などの消費者保護団体は、以下の理由で支持を取り下げています。
● 著作権を実際に侵害していない一般企業の事業の「ビジネスモデル(バルクSIMロック解除)」を、著作権法案を理由に阻害することは、国の役割ではないこと
● 問題になっている著作権法の付記の社会的弊害を、議会が理解していないこと
たとえば、中古携帯の(バルク)SIMロック解除とその転売は、中古携帯を求める一般消費者にメリットがあるだけでなく、資源の無駄を防ぎ、電子機器の不法投棄による環境汚染を減らすことになる、とElectronic Frontier Foundationは主張しています。
アメリカ上院は独自のSIMロック解除許可法案の提案を予定していますが、上院案の「バルクSIMロック解除」に関する対応は今のところ不明です。上院で可決されたSIMロック解除法案が下院バージョンと大きく違う場合には、上院・下院合同委員会で妥協案を調整され、再度両院で批准投票が行われます。
【CNet】House passes bill that would allow cell phone unlocking – 2014年2月25日
昨年(2013年)11月15日にアンドロイド版のスピードテストアプリをリリースしたFCC、アメリカ連邦通信委員会は、
FCCアメリカ連邦通信委員会が、独自スピードテストアプリをリリース。結果を公表へ。 – 2013年11月15日
本日、IOS版をリリースしました。
アプリ名はAppStoreで「FCC Speed Test」または「Speed Test」で検索できます。まだダウンロード順位が低いのか、「FCC」だけではヒットしません。検索キーワードは、少なくも「FCC Speed」まで入力してください。
また、日本のAppStoreでは検索/ダウンロードできません。(確認済み)
“アメリカ連邦通信委員会が、FCC Speed TestアプリのiOS版をリリース” の続きを読む
アメリカのプリペイド通信料金も、競争が激しくなってきたようです。
これまで価格を下げず、通信の質で勝負してきて、プリペイド・スマホ通信料金では他社よりも一段高目感があったVerizonですが、Verizon内部情報のリークとして、Verizonがプリペイド・スマホのMonthlyプランの大幅な料金改定を、2014年3月2日より計画しているとの情報がリークされています。
【PhoenArena】Verizon geared up to introduce new prepaid plans, ALLSET plans start at $45 for smartphones – 2014年2月24日
これによると、MonthlyプランはALLSETと呼ばれ、
● スマホは月$45で、国内通話・テキスト使い放題、データ通信が500MBまで
● フィーチャーフォンは月$35で、国内通話500分まで、テキスト使い放題、データ通信が500MBまで
追加データ通信はBRIDGE DATAオプションと呼ばれ、
● 追加500MBが$5(500MBの有効期間は30日)、
● 追加1GBが$10(1GBの有効期間は90日)、
● 追加3GBが$20(3GBの有効期間は90日)、
となります。追加オプション(Bridge Data)は、一ヶ月に2個まで追加可能。
つまり、「1ヶ月通話使い放題・テキスト使い放題、データ通信6.5GBまでが、$45+$20+$20=$85」。しかも、追加の6GB はその月に全部使い切らなければ、翌々月まで有効です。
Verizonのプリペイドスマートフォン(iPhoneを含む)は、データ通信は3G CDMA2000 EVDOまでしか使用できません。LTEは使用できません。また、アメリカのCDMA2000キャリアは3Gのみの通信にはSIMを使用していません。(LTEはSIMを使用します。)
Verizonのプリペイドスマホをアクチするには、ウェブでスマホ本体のMEID番号を登録し、指定された電話番号にスマホから電話し、OTAで本体の設定(プログラミング)を行います。
VerizonのプリペイドでLTEが使用可能なのは、Verizon用ポケットWiFi、Verizon版iPad/iPad Mini、および、Nexus 7 LTEのみです。
なお、AT&Tはプリペイド携帯会社Cricketの買収に合意しており、許認可省庁からの認可も降りており、来月(2014年3月)には買収が完了する予定です。買収後、AT&TはCricketブランドを残し、AIO WirelessをCricketに吸収します。
Cricketはメキシコ人や中南米人の加入の多い、低価格プリペイドサービスです。買収完了後は4大キャリアの低価格プリペイド通信料金の競争が激しくなるとともに、MVNOの通信料金も更に下がらないと、MVNOで加入するメリットが無くなると思われます。
先月、Nexus 5 北米版をSprint回線のMVNO、Tingで使用する手順を書きました。
Nexus 5北米版(LG-D820)をSprint MVNOのTingで使う手順 – 2014年1月6日
GSMキャリアの場合は本体にSIMだけ交換すれば(差し込めば)すぐに使えますが、Sprint(Ting)は3GはCDMA2000通信方式なので、Nexus 5本体の設定が面倒でした。
その後、実は、Nexus 5の通信関係の設定は何もいじっていませんでした。
Tingは何も通信しなければ毎月$6で電話番号を維持できるし、大きな出費ではないので、このままTing専用にしても良いかな・・・と思ったのです。
また、Nexus 5北米版はSprintの3つのLTE周波数全部に対応しているので、我が家の周囲でもSprintのLTEが観測されたら、いろいろやりたこともあるし・・・
アメリカ国内でのGSM系キャリアのSIMは、もともとSIMフリーであるVerizon版iPhone 5cでテスト出来るので。・・・ってか、SIMフリー化した(しかし、永久国内SIMロックされていて米国内SIMでは使えない)SprintのiPhone 5sもメインで持っているんですが。
ちなみに、当地では2014年3月末までにLTEが開始されると、Sprintから2週間ほど前にじきじきにEメールで案内が来ています。でも、Sprintって、始まるまでまったく信用できない会社でして・・・
しかし、勿体無いですよね。このNexus 5北米版でAT&TやT-Mobile USや、そのMVNOのSIMだって使ってみたいです。
でも、そのためにはTing(Sprint)の3G CDMA2000の設定をリセットしなければならないのではないか、とか、心配。最悪、SIM変える度に毎回、本体の全リセットは、やめたい・・・
AT&T/T-Mobile USや米国外のSIMで使うには、もう一台Nexus 5を買わないといけないのかなぁ・・・とか、上の記事を書いた後、暫く考えあぐねていました。
で、やってみるしかありません。
やってみたら、思ったよりは難しくなかったんですが、落とし穴もありました。
以下、その記録です。
“Ting(Sprint MVNO)で設定したNexus 5北米版を、AT&T/T-MobileなどGSMキャリアのSIMで切替えて使用する方法” の続きを読む
AT&Tは本日、スペインで開催されているMWC(Mobile World Congress 2014)で、LTE国際ローミングを13ヵ国増やし、合計15ヵ国で可能になったと発表しました。
LTE国際ローミング可能な国は、既に2013年12月に発表されている
● カナダ(Rogers)
● イギリス(EE)
に続き、
● スペイン(Orange)
● フランス(Bouygues Telecom)
● スイス(Swisscom)
● ロシア(MegaFon)
● 日本(NTTドコモ)
● 韓国(KT)
● オーストラリア(Telstra)
● 香港(Hong Kong Telecom)
● マレーシア(Celcom)
● フィリピン(Global Telecom)
● シンガポール(Mobile One)
● グアム(DoCoMo Pacific)
● アンティグア・バーブーダ(Digicel)
となります。
【AT&T】LTE Roaming Now Available in More Countries – 2014年2月24日
【PR Newswire】AT&T Launches LTE Roaming in More Countries; Remains Only U.S. Carrier to Offer International Data Roaming on LTE – 2014年2月24日
これらの地域では現地のLTE周波数に対応した端末を使用すれば、Data Global Add-Onを追加することで、追加料金無しでLTEが利用可能です。
“AT&TのLTE国際ローミングが13ヵ国増えて、15ヵ国で可能に” の続きを読む
まあ、亀さんのようにトロイSprintですが、本日、LTEエリアを382都市に拡大したと発表。
3周波数利用のSparkも本日、Salt Lake CityとJacksonville(Florida)が増えて16都市に。
【Sprint】Sprint 4G LTE expands to 382 markets, including Detroit; Rochester, N.Y.; Manchester, N.H.; and Winston-Salem, N.C. – 2014年2月24日
Sparkサービスでないところは5MHz+5MHz帯域使用なので、ダウンロード実測値もせいぜい3-5MHzですから、他社(10MHz+10MHz帯域)に比べても遅い速度。・・・と言うより、AT&TやT-Mobile USのHSPA+と同じか、それよりも遅い。
一番LTEエリア整備が遅く、一番速度が遅いってのは、どういうことなのよ。
「Sparkは速い」って言っているけど、Sparkの整備目標である「2016年末までに全米大都市100都市にSparkサービス提供」するころには、VerizonもAT&Tもキャリア・アグリゲーションをやっているだろうから、その頃は他社と比べてもぜんぜん速くないと思うんですよね。
3月末までには我が家もLTEサービスエリアになるそうですが、いくらサービスエリア都市数が増えても、我が家にSprint LTEが来るまでは許せない。
現在のSprint LTEサービス都市一覧は、
【Sprint】Sprint 4G LTE Launched Cities
参照。
昨日、近所の食品スーパーのSafewayへ行ったら、カスタマーサービスデスクの横に新しいプリペイド携帯/トップアップカードのポップ(陳列)がありました。
なんだかんだと週に1-2回は行っているスーパーですが、このポップには始めて気がつきました。
今までも各プリペイド携帯会社のトップアップカードは、他の百貨店やレストランチェーン、オンラインショップ、VISA/Master Card/Amexなどのギフトカードと一緒に商品棚のエンドのポップで販売していましたが、食品スーパー内でプリペイド携帯関連だけ独立して陳列されているのは初めて見ます。
“全米食品スーパーチェーンのSafewayのプリペイド携帯コーナーが充実されていた。” の続きを読む
先月、Nexus Wireless Charger(Qi対応)を購入したことは、ご報告しました。
Nexus Wireless Chargerを買ってみた。 – 2014年1月23日
そして、実はNexus Wireless Chargerが到着してNexus 5とNexus 7 LTEで試して、その日のうちにiPhone用のQi Wireless Charger用ケースもAmazon.comで注文しました。iPhone 4/4s用($16.49)とiPhone 5/5s用($19.49)の2つ、注文しました。注文して一週間後の、先月末には到着しました。
商品名は「YIPIN i4 QI Standard Wireless Case Charger Receiver for iPhone 4 & 4S」と「YIPIN i5 QI Standard Wireless Case Charger Receiver for iPhone 5 & 5S」です。メーカーは、中国のYIPINです。
“iPhone用Qi Wireless Chargerケースを買って、Nexus Wireless ChargerでiPhoneを充電してみた。” の続きを読む
目次:
■ Nexus 7 LTEでVerizon SIMをアクティベーションする方法・・・このページ
■ Verizon SIMをアクティベートした後のアカウント管理・・・ページ 2
■ Nexus 7でアクティベートしたVerizon SIMは、他の端末で使用できるか?・・・ページ 3
Nexus 7 LTE(2013)にOTAでVerizon LTE対応アップデートが降って来たので、早速、Verizon SIMをアクティベートしました。
これまで3G/LTE兼用タブレットやポケットWiFiでVerizonのLTE SIMをアクティベートするには、まず、電話でSIMを登録しなければなりませんでした。
VerizonプリペイドLTEポケットWiFiを、(自分で)アクティベートする手順 – 2013年6月14日
Verizonは昨秋(2013年11月5日)から、3G(CDMA2000)には対応していない、LTE専用タブレットとポケットWiFiを、Eclipseの商品名で販売しています。
今回のNexus 7 LTE版のアクチから、Verizon LTE専用タブレットがプリペイドでアクティベート出来るようになります。
まず、Verizonの未開通LTE用マイクロSIMを用意します。
“Nexus 7 LTE (2013)でVerizonプリペイド通信プランに加入する方法” の続きを読む
今朝、出かける前に書いた内容を、今頃アップ・・・
本日のソフトバンク決算発表会の記事がようやくまとまって出てきましたが・・・・
今日はこれから早朝お出かけで、あまり時間が無いので、ソフトバンク「新定額プラン」に関しての孫社長の説明に関して思ったことを、手短に書きます。
孫社長の説明に関しては、この記事参照。
【CNet Japan】孫社長、“通話は5分以内”の新定額プランは「かけ直せばいい」 – 2014年2月12日
その1:
孫社長「1回の通話で5分以上喋るケースは非常に少ない。」
「非常に少ない」のなら、その部分はソフトバンク側の売り上げや利益への貢献率も「非常に少ない」でしょうから、完全無料にしてもソフトバンク社の業績にはほとんど影響が無いのでは?
そして、その部分も「完全無料」にすることによって加入者が増えれば、ポジティブ効果だと思うが・・・・
その2:
孫社長「5分を超えそうだと思ったら1回切ってまたかけてもいい。」
初めから掛け直しを容認するくらいなら、通話し放題にしておいてよ。
その3:
孫社長「恋人同士が繋ぎっぱなしで喋ってもいないのに、朝まで枕元で『そばにいるだけで嬉しい』みたいな使い方は困る。」
夜や週末はどっちみち回線使用数が少ないでしょう。だから、夜間無料みたいなプランがあるわけで・・・
それに、この言葉は、「1回の通話で5分以上喋るケースは非常に少ない。」と「5分を超えそうだと思ったら1回切ってまたかけてもいい。」という前の発言と、矛盾していると思うのは、筆者だけですか?
さて、だれか、「4分55秒毎に電話を切って、再度同じ電話へ掛け直す」アプリを、作らないだろうか?
2013年7月26日に発売されたグーグル Nexus 7 LTE(2013)のOTAアップデートが、本日(2014年2月12日)午後からリリースされています。
このアップデートは、OSバージョンはアンドロイド4.4.2のままですが、ビルド番号がKVT49Lに上がります。
OSアップデート後、VerizonのLTE SIMでアクティベートが出来るとの事です。
Nexus 7 LTE (2013)はVerizonの3G CDMA2000通信方式には対応していないので、LTEのみで通信できます。
筆者は、現在、OSアップデート中です。アップデート後、SIMアクティベートの手順を確認し、このブログにアップする予定です。
Verizonは明日より公式にNexus 7 LTE(2013)をショップやオンラインで販売します。発売するモデルは、Google Playstoreモデルと同じです。
また、Verizon以外にもAT&TおよびT-Mobile USのSIMで、LTE/3G/2Gで使用できます。Nexus 7 LTE (2013)はSprintの通信方式には対応していないので、Sprintでは使用できません。
T-Mobile:
Nexus 7 LTEをT-Mobile US SIMで使う : T-Mobile USプリペイドMobile Broadband (Pay-In-Advance Mobile Internet)プラン加入方法 – 2013年10月28日 【2013年11月18日】
ZIP SIM(旧Ready SIM):
ZIP SIM(旧Ready SIM)(Data Only)でiPad/iPad Air/iPad Mini/Nexus 7 2013の使用を検証 – 2013年11月16日 【2013年11月16日】
AT&T:
Nexus 7 LTE (2013)でAT&Tプリペイド通信プランに加入する方法 – 2013年11月18日
Sprintは今朝、2013年10-12月期の業績発表をしました。
業界アナリストコンセンサスでは15万~36万5000台程度のポストペイド契約純減を予想されていましたが、実際には5万8000人のポストペイド純増でした。
しかし、これは先に発表されている同期のVerizon、T-Mobile US、AT&Tの純増に比べると、遥かに少ないです。
● Verizon 150万件純増
● T-Mobile US 86万9000件純増
● AT&T 56万6000件純増
● Sprint 5万8000件増
プリペイド加入者(Sprint、Virgin Mobile USA、Boost Mobile)は 32万2000件の増加、MVNOなどホールセール加入者は30万2000件の増加です。
これで、Sprintの加入者総数は、5390万件となります。
(参考:T-Mobile USの加入者総数は、同期末で4670万件と発表されています。)
しかし、加入者増にも関わらず、四半期収支は10億ドル(約1000億円)の赤字となりました。前年(2012年)同期の13億ドル赤字よりは減っています。
LTEの人口カバーは2億人以上達成(人口カバー率約64%)と発表され、LTE 3バンド・サービスのSparkが本日からPhiladelpiaとBaltimoreで開始され、2014年1月末に開始されたKansas Cityと合わせて、合計14都市となりました。
Sparkのメインは2.5GHz TD-LTEの複数のサブチャンネルによるキャリア・アグリゲーションなので、Spark=Band 41 TD-LTEと言う事がいえます。
業績発表後の電話会議でSprintのHesse CEOは、「AT&TとVerizonを除いた携帯業界の合併・統合は業界のダイナミック、国、および、消費者にとって利益がある。」と業界再編を支持する発言をした後に、T-Mobile US買収に関しては「メディアの噂にはコメントできない。」と明確な回答を避けました。
【Sprint】Sprint Reports Fourth Quarter and Full Year 2013 Results – 2014年2月11日
【TheVerge】Sprint’s the only major US carrier yet to lose money this quarter, despite record subscribers – 2014年2月11日
【BGR】T-Mobile isn’t destroying Sprint after all – 2014年2月11日
【BusinessWire】T-Mobile US Reports Preliminary Fourth Quarter 2013 Customer Results – 2014年1月8日
以前にテストした、
iPad/iPad MiniとNexus 7 LTEをアメリカのSIMで使う検証・・・結果まとめ – 2013年11月18日
の未検証分、補完、その一です。
暫く前に検証はしていたんですが、今日まで報告できませんでした。
まあ、たいした結果ではないので、スルーして良いですよ(笑)
そもそも、Sprint版以外のiPad/iPad Air/iPad Miniを買って、こんなことをする人は、居ないと思われます。
その理由は、Sprintの未開通SIMはなかなか手に入りにくく、手に入ったとしても高価だからです。
eBayでSprintディーラーや、Sprintショップ店員の横流しSIMでも、マイクロSIMで一枚$25以上、ナノSIMだと$30~$50ですからね。
筆者も、この検証の為に$39.99で購入しました。
SprintのMVNO、Ting.comではNexus 5用にSIMが$10で購入できて、そのSIMは実はSprintのSIMでしたが・・・
で、SprintのSIMは、こんな感じで、真っ白で素朴。
裏(表?)はもっとそっけないデザインで、一面真っ白。
“Sprintの未開通SIMを、Sprint版以外のiPad Air/iPad Miniで使えるか?” の続きを読む
へぇ~、こんなこと、初めてです。
土曜日朝起きて、PCのブラウザー(Chrome)で自分のサイト(blogfromamerica.com)をアクセスしようとしたら、アクセス出来ない。
Internet Explorerも同じ。
しかし、同じPCから他の全てのサイトはアクセス可能。
また、アクセス出来ないサイトを、別のPCのブラウザーからアクセスすると、アクセス可能。
この2つのPCはLANのプライベートIPアドレスが違うが、WANに対してはルーターを通して同じグローバルIPアドレスでインターネットに繋がっているので、サイトから(グローバル)IPアドレスでブロックされているというのは可能性ゼロ。
サイト(blogfromamerica.com)のIPアドレスは変更していない。
C:WindowsSystem32driversetchosts もタッチ(変更)していない。
最初のPCを再起動してみるも、同じ現象。
えっ?こんなこと、あるの? PCをたった一晩、放置しておいただけなのに・・・
明らかに状況は、最初のPCがアクセスしているDNSサーバーが問題らしいけど、ネットワーク設定は、もう一台のPCと同じ。
“【Windows PC】特定のPCから、特定のサイトだけがアクセス出来ない時の対処法:ipconfig/flushdns” の続きを読む
Wall Street JounralのMarketWatch記事は、
【Wall Street Journal/MarketWatch】Sprint Rethinks Acquiring T-Mobile After Public Antitrust Opposition – 2014年2月10日
【Wall Street Journal】Sprint Rethinks Acquiring T-Mobile After Public Antitrust Opposition – 2014年2月10日
Sprint/ソフトバンク会長の孫 正義氏とSprint CEOのDan Hesse氏はアメリカ司法省とFCCの反対が予想以上に強いことから、現在準備中の説得議論でのT-Mobile US買収は難しいと判断し、計画の練り直しの為に数週間の時間を掛ける、と関係筋2名の話としてレポートしています。
(※ 「予想以上」「予想外」と思ったのは、孫さんだけだと思うけど・・・)
孫会長は、司法省とFCCの反応を消化しているところであって、「Sprintが今以上に大きくならないと、成功できない」と信じている孫氏にとっては、この難関はT-Mobile US買収提案を諦めることではない、と関係筋は述べているようです。
しかし、この議論は、着実にこの1年間加入者数を増やしているT-Mobile USを横目にしてアメリカ司法省とFCC関係者を説得する材料には成り得なかったようです。
Sprint側は、T-Mobile USの急成長は一時的なものであり、いつかはVerizonとAT&Tの2大キャリアの規模に屈服する、と議論しているようですが、それも今の時点では説得力が薄いようです。
Sprintは2013年10~12月四半期業績発表を、明日(アメリカ現地2014年2月11日)、ニューヨーク株式市場オープン前に発表します。(東海岸時間午前8~9時ころ?、日本時間22時~23時ころ?)
ソフトバンクの決算説明会は、日本時間 2014年2月12日(水)午後4時30分~午後6時00分(予定)です。
PC/iPhone/アンドロイド携帯から近所の加盟レストランの予約が出来るOpenTableが、iPhoneアプリから食事の支払いも出来るように、限定ユーザーと、特定のサンフランシスコの加盟レストランで実験中という発表が、OpenTableのブログで公表されました。
【OpenTable】Pay Your Check with OpenTable Mobile: Pilot Payment Program Launches in San Francisco – 2014年2月6日
【iMore】OpenTable will let iPhone users pay from their phone – 2014年2月7日
【OpenTable】ホームページ
“レストラン予約アプリのOpenTableが、iPhoneアプリから食事の支払いも出来るよう、サンフランシスコ地域で実験中” の続きを読む
【確定】【Verizon】Featured Story:Nexus 7 Available Feb. 13 on the Verizon Wireless Network – 2014年2月10日
2013年9月9日に発売されたNexus 7 LTE(2013)はVerizonのLTE周波数に対応しており、Google PlayStoreウェブサイトでも当初はAT&T、T-Mobileと並んでVerizonも対応と表示されていたのですが、3G CDMA2000に対応していないNexus 7 LTEはVerizonからのアプルーバルが出ないままになっており、いまだにVerizonのSIMでは使用できません。
Verizonは当初、ハードウェア・アプルーバルは、KitKat (アンドロイド4.4)OTAアップデートで対応する、と発表していましたが、それから2ヶ月経っている今でも使えません。
Nexus 7 (LTE) 2013モデルがVerizonのSIMでアクチできるのは、KitKat OTA後 – 2013年11月10日
Droid Lifeは、独自ソースからの情報として、Verizonが来週からNexus 7 LTEを販売するようだと発表しています。特に、2014年2月13日が可能性が高いと書いています。(【追記】2014年2月13日で確定です。)
【DroidLife】Nexus 7 to be Sold Through Verizon Starting Next Week, Likely February 13 – 2014年2月7日
これが本当だとすると、Nexus 7 LTE(2013)でVerizonのSIMが使える日が近いことになります。
筆者もVerizonのSIMを用意して待っており、これまでも何度か試してみては「まだか~」とため息をついていたので、ようやく使えるようになるのが楽しみです。
先日、購入してみて紹介した、AT&T用ISIS iPhone NFCケース、Incipio Cashwrap
AT&T用ISIS iPhone NFCケースを買ってみた。 – 2014年2月1日
ですが、昨日からVerizonでも購入できるようになりました。
【Verizon Web Store】ISIS Cases
iPhone 4/4s用と、iPhone 5/5s用で、それぞれ色は黒のみで、価格は$69.99(プラス消費税)です。
表示にはiPhone 5cに対応しているかどうかの明記がありません。今、AT&T用のIncipio Cashwrapに(Verizon版)iPhone 5cを填めてみたら、物理的には使えるみたいですが。
Verizonでは、これを購入してISISアプリをインストールし、AMEX Serveプリペイドアカウントを開設した人には、$10のクレジットを与えます。更に、VerizonショップでISISを支払いに使用すると、$10のクレジットが貰えます。
【iDownloadBlog】Incipio’s Cashwrap NFC iPhone case now available to Verizon customers – 2014年2月7日
ISISアプリは、AT&T用とVerizon用とバージョンが違うので、ダウンロードするときには注意して下さい。
まあ、Google Wallet(Mastercard Paypass)の場合も同じですが、アメリカ国内でNFCが支払いに使えるところって、まだまだ少ないですよ。
AT&T iPhone用ISISケースでまた注目を集めているアメリカのNFCペイメントだけど、どこで使えるの? – 2014年1月25日
それに、このケースに変えたら、Lightningケーブル(ドック)は使えなくなるし、イヤホンジャックは付属のアダプターをぶら下げていないと使えないし、逆に不便になるかも。
ちなみに、AT&Tで購入したIncipio Cashwrapは、VerizonのiPhone(SIM)でも使えるのだろうか?
Incipio Cashwrapケースの中に入っているNFC対応マイクロSDカードが、AT&T版とVerizon版とで、同じなのだろうか?それとも、キャリアが変わったら、NFC マイクロSDカードを変えないといけないのだろうか?
同じNFCケースを、時によってAT&TのiPhoneで使ったり、VerizonのiPhoneで使ったり、使い分けできるのか?
あとで試してみたいですね。
SprintによるT-Mobile US買収の資金が、銀行や証券会社によって準備が進んでいる噂が流れて2014年2月5日午後に株価が約7~8%の急上昇したSprintとT-Mobile US株ですが、同日夜、この買収が政府認可当局に認可される可能性が低いというアナリストニュースが相次いで流れ、翌2014年2月6日は両社株とも急下落。結果的には両社株とも、噂前の2014年2月5日午前の株価レベルに戻っています。
Sprint/T-Mobile USの合併が現在の状況では認められにくい状況の一つとして、アメリカ政府司法省およびFCC通信委員会の立場が、「アメリカの携帯業界は、現在、GSM/W-CDMAキャリア2社 + CDMA2000キャリア2社」で競争を続けるのが望ましい、という立場をとっていることにあります。
「2+2」競争体制は、2011年のAT&TによるT-Mobile USA買収時の審査(最終的に反対意見)で司法省が示した態度であって、その後2年間で、この方針がまだ大きく変えられるほどの携帯業界の大変化は、アメリカには起こっていません。
つまり、
● GSM/W-CDMAキャリア = AT&T、T-Mobile US
● CDMA2000キャリア = Verizon、Sprint
です。一部に「4社競争を、3社競争に会社の数を減らし、第3位と4位が合併することによって、トップ2社と資金的にも加入者数的にもほぼ同等にすることによって、より競争の土俵が均等化する」という議論があるようですが、アメリカの携帯業界の流れを見ている筆者には、「2+2競争」をまだ方針として堅守しているアメリカ政府司法省/FCCを説得するには、「4社⇒3社競争」理論はまだ説得力が弱いと思われます。
「2+2競争」理論の裏には、
● GSM/W-CDMAキャリアは端末の相互互換性がある程度あり、海外ローミングや、海外からの訪問者の所有する携帯の米国内ローミングに対応可能
● CDMA2000キャリアは、国内通信のみの競争
という立場から、「AT&T vs T-Mobile US」の競争と「Verizon vs Sprint」の競争を、アメリカ司法省/FCCは「多少、違う競争」と見ているからです。
アメリカの携帯業界と、最近アメリカン航空とUSエアウェイズの合併を認めて3大航空会社競争の状況を作ったアメリカ航空業界の違いは、そこにあります。
“アメリカの携帯業界は「4社競争」状態ではなく、「2+2競争」状態である。” の続きを読む
このバグは、iOS 7.0.6ではまだ使用可能、iOS 7.1では塞がれました。
えっ?
iOS 7.xのアクティベーション・ロック(Activation Lock、iCloud Lock)って、出来たとしても、有料サービスしか解決しないと思ったのに・・・
iPhoneのアクティベーション・ロックって、どんな現象? – 2014年1月25日
無料で出来るようになりました。
ただし、iOS 7.0.4のバグを利用しており、iOS 7.1ベータでは出来ないようなので、アクティベーション・ロックされた端末を持っている人は、今のうちにしておいたほうが良いようですよ。
また、すでにiPhoneを復元して、iPhoneの初期化画面でiCloud Eメールアドレス/パスワードを聞かれる場合には、以下の方法は使えません。
方法の最初の部分は、本日、ここで説明されています。
【RedmondPie】Major iOS 7 Bug Lets You Disable Find My iPhone Feature Without Password [VIDEO] – 2014年2月7日
これだけでは完全にはアクティベーション・ロックは解除できませんが、それに、このページの後半二つの手順(Step 2&3)を追加してください。
“iOS 7.0.4のバグを利用したアクティベーション・ロックの解除の仕方(無料)” の続きを読む
JD Powers調査による、アメリカ携帯会社のカスタマーサービス対応に関する最新の顧客満足度調査(2013年7-12月期に調査)の結果が、本日、発表されました。
中には、このような調査を基に携帯会社を選ぶ方も居ると思うので、ご紹介しておきます。
【JD Powers】2014 U.S. Wireless Customer Care Full-Service Performance Study and U.S. Wireless Customer Care Non-Contract Performance Study–Vol. 1 – 2014年2月6日
【ZDNet】T-Mobile closes J.D. Power customer satisfaction gap on AT&T, Verizon – 2014年2月6日
これによると、4大キャリアのカスタマーサービス対応に関する顧客満足度は、満点1000点として
● AT&T 793点
● Verizon 788点
● T-Mobile US 778点
● Sprint 757点
注目されるのが、昨年同期は760点で最下位だったT-Mobile USが778点で3位に浮上し、Verizon/AT&Tとのギャップを縮めています。
Sprintは昨年は771点で第3位だったのですが、ポイントも757点に下がり、最下位に転落しています。
“2013年後期、アメリカ携帯会社のカスタマーサービスのJD Powers顧客満足度調査結果” の続きを読む
iPad/iPad Air/iPad Mini/iPad Mini RetinaでT-Mobile US、AT&T、VerizonのSIMをアクティベートする手順は以前に書きましたが・・・
T-Mobile:
iPad 4/iPad MiniとiPad Air/iPad Mini RetinaでT-Mobile USプリペイド通信プランに加入する方法 – 2013年11月11日
iPad 1/iPad 2/iPad 3でT-Mobile USプリペイド通信プランに加入する方法 – 2013年11月11日
AT&T:
iPad Air/iPad Mini RetinaでAT&Tプリペイド通信プランに加入する方法 – 2013年11月17日 【2013年11月18日】
AT&T LTE SIMで、iPad/iPad MiniのプリペイドLTEプランに加入する手順 – 2013年4月5日 【2013年4月6日】
AT&TのSIMで、米国外のiPadを米国で使う場合の、3G/LTE加入手順 – 2011年3月10日 【2013年4月6日】
iPadのAT&Tプリペイド通信加入を、iPadを使わずに行う方法 – 2011年6月18日 【2013年3月8日】
Verizon:
Verizon LTE SIMで、iPad/iPad MiniのプリペイドLTEプランに加入する手順 – 2012年12月2日 【2013年4月5日】
Verizon版iPad/iPad MiniのVerizon SIMに関して、覚書き – 2013年8月11日 【2013年8月11日】
Verizon版iPad/iPad Air/iPad Miniで、Verizonプリペイド通信プランに加入する方法 – 2013年11月18日 【2013年11月24日】
ちょっと強調不足の点があったと思います。
● T-Mobile USのSIMをアクティベートするときには、必ずWiFiをオフにしてください。また、T-Mobile USの回線に接続している必要があります。
● AT&TおよびVerizonのSIMをアクティベートするときには、WiFiがオンで、WiFi経由でインターネットに接続している必要があります。そうしないと、「設定(Settings) ⇒ モバイルデータ通信(Cellular Data) ⇒ アカウントを表示(View Account)」をタップしたときに、「Connection Failed」のエラーメッセージが表示されます。
このとき、SIMによっては、画面左上の信号表示のところが「No Service(圏外)」と表示されることがありますが、WiFiでアカウント(SIM)をアクティベートすると、キャリア名と信号が表示されます。
また、Verizon SIMは、Verizon版のiPad/iPad Air/iPad Mini/iPad Mini Retinaでのみアクチ可能です。他のキャリア版のiPad/iPad Air/iPad Mini/iPad Mini Retinaではアクチできません。既に他でアクチしたVerizon SIMを、Verizon版以外のiPad Air/iPad Mini Retinaに挿入して使用することは、可能です。
SprintがT-Mobile US買収に必要な400-450億ドル(約4兆円~4兆5000億円)の資金貸付最終提案が、 JPMorgan、Cititgroup、Bank of America-Merrill Lynchから出たという噂から、本日(2014年2月5日)、Sprintの株価は前日比で8.42%値上がりしました。
貸付額は、T-Mobile USの67%株を所有するドイツテレコムへの支払いと、T-Mobile USが既に持っている200億ドル(約2兆円)の社債の借り直しのための資金で、ドイツテレコムへの条件次第ではローエンドの400億ドルで済む可能性があります。
Sprint会長の孫 正義氏は先月米国司法省独禁法関連審査関係者、今週初めにFCCアメリカ通信委員会の委員長と会合し、SprintによるT-Mobile USの買収案を売り込んでいましたが、どちらもそれが認可される可能性は低いと応対した模様です。
T-Mobile USの67%主要株主であるドイツテレコムは、正式買収提案を受ける前に、Sprintと孫氏にアメリカ認可当局に打診するよう要請した模様です。
次のステップとしては、この会談の感触をSprint側がドイツテレコムに説明し、実際の買収提案の詳細を2社間で協議に入ります。
ドイツテレコム側は、SprintによるT-Mobile USの買収提案がアメリカ認可当局に受け入れられる可能性が低い場合には、3年前のAT&TからのT-Mobile USA買収提案時相当の額の10%~15%のBreak-up Feeを要求するだろうと予想されています。認可当局による買収承認の確率が高ければ、Break-up Feeは低くなるでしょう。
Break-up Feeは、買収提案が発表されてから関係当局の認可が出るまでの6~9ヶ月またはそれ以上の間、先行き不安から新顧客が獲得しにくかったり、既存顧客が転出したりする可能性があり、そのための損失をカバーするための「保証」的な役割を持ちます。
Sprintは既に売上額に対して高比率の負債を抱えており、買収が認可されなかった場合に更にドイツテレコムへ高額のBreak-Up Feeを払う資金能力や経営体質は無く、ドイツテレコムに高額のBreak-up Feeを要求された場合には、買収提案を出さないで諦める可能性があります。一部のアナリストは「SprintによるT-Mobile USの買収提案が承認される可能性は、10%以下」と予測しています。
Sprintは2014年2月11日(米国時間)に、ソフトバンクは2014年2月12日(日本時間)に、それぞれ四半期決算発表を予定しており、当日、出席者からの質問が予想されることもあり、出来ればその前にT-Mobile USの買収提案を出すか出さないかの決定をしたいようです。
【The Street】Why Sprint (S) And T-Mobile (TMUS) Are Gaining Today - 2014年2月5日
【Bloomberg】SoftBank Said to Seek Decision on T-Mobile Bid Within Weeks - 2014年2月5日
【CNBC】Sprint eyes $45 billion in financing for T-Mobile: Report - 2014年2月5日
ちょっと報告が遅くなりましたが、AT&Tのポストペイド加入者は2014年2月4日から日本でデータ通信の国際ローミングをする際に、ドコモのLTE回線にローミングできます。
同じくGlobal Roamingの可能な、プリペイドiPad および DataConnectプランでも、可能になるものと思われます。
プランは従来の
● Global Data Add-on 120MB ・・・ $30/月 (超過分は、120MB当たり$30)
● Global Data Add-on 300MB ・・・ $60/月 (超過分は、120MB当たり$30)
● Global Data Add-on 800MB ・・・ $120/月 (超過分は、120MB当たり$30)
を選択すれば、追加料金無しで自動的にドコモのLTE回線に接続します。
また、
● Global Data Add-on 300MB ・・・ $60/月
● Global Data Add-on 800MB ・・・ $120/月
プランに加入すると、月1GBまでの現地の公衆WiFi(国際空港を含む)も、追加料金無しでアクセスできます。
【AT&T】Home / Shop / Wireless / International Plans / Affordable World Packages / Global Countries
現地での無料公衆WiFiを使用するには、事前設定が必要です。
【AT&T】Home / Shop / International Plans / Affordable World Packages : International Wi-Fi
以下、ドコモのLTE周波数とAT&T版iPhone/iPad/Nexus 5&7の対応表です。
ドコモ 周波数 |
AT&T版 iPhone 5 |
AT&T版 iPhone 5s/5c |
AT&T版 iPad 3 |
AT&T版 iPad 4/ iPad Mini |
Verizon/Sprint版 iPad 4/ iPad Mini (AT&T SIM使用) |
全キャリア版 iPad Air/ iPad Mini Retina (AT&T SIM使用) |
Nexus 7 LTE 北米版 (AT&T SIM使用) |
Nexus 5 北米版 (AT&T SIM使用) |
AT&T Elevate 4G/ Liberate/ Unite ポケットWiFi |
LTE Band 1 2100MHz |
X |
〇 |
X |
X |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
X |
LTE Band 3 1800MHz |
X |
〇 |
X |
X |
〇 |
〇 |
〇 |
X |
X |
LTE Band 19 800MHz |
X |
〇 |
X |
X |
X |
〇 |
X |
〇 |
X |
LTE Band 21 1500MHz |
X |
X |
X |
X |
X |
X |
X |
X |
X |
3G 2100MHz |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
〇 |
衛星通信のIridium社は本日、Iridium用のポケットWiFI、Iridium GO!を発表しました。
【Iridium】Introducing Iridium GO! – 2014年2月3日
【AndroidCentral】Iridium GO! brings a satellite hotspot to Android and iOS – 2014年2月4日
【GigaOM】Have satellite, will travel: Iridium, Globalstar target their Earth-spanning networks at consumers – 2014年2月4日
【ComputerWorld】Satellite hotspot promises to bring Wi-Fi everywhere – 2014年2月4日
これを使えば、エベレストの山頂からも、サハラ砂漠をラクダで移動中も、スマホで撮った写真を、衛星回線を経由して、世界に瞬間的に共有できます。
現地でSIMを探す必要もありません。
建物の中は、ダメですが・・・
“この1台で砂漠の中でも山頂でも、世界中どこでもポケットWiFi。ただし、速度がもっと速ければ・・・” の続きを読む
ソフトバンク会長 孫 正義氏とSprint CEO Dan Hesse氏は昨日(2014年2月3日)、アメリカFCC(連邦通信委員会)の委員長Tom Wheeler氏と会合するとの報道が、昨日朝、いくつかのアメリカのオンライン報道で報道されました。
その後、数時間前、その会合の内容がReutersによって報道されています。
【Reuters】FCC chief tells Sprint chair he is skeptical on T-Mobile deal – 2014年2月3日
ここでも先月のニュースで報道されたアメリカ司法省独占禁止法関連担当者が示したと同じく、FCC委員長も、「SprintによるT-Mobile US買収」の認可に懐疑的であることを孫/Hesse両氏に示した、とFCC内部からの情報として報道しています。ただし、Sprint側からのT-Mobile US買収の公式提案があれば、その内容については偏見の無い調査を行う、と伝達しています。
Sprintは、それぞれ2倍以上の加入者を持つ「VerizonやAT&Tと平等に戦うには、規模的にSprintやT-Mobile US独自では難しく、SprintとT-Mobile USが合併しなくては不可能」、と主張すると見られていますが、
● 昨年(2013年)3月から「Un-Carrier(脱キャリア)」をスローガンにしていくつかのキャンペーンを実行している業界4位のT-Mobile USが、四半期ごとに100万人規模の加入者増を達成しており、このままのペースで行くと1年以内には加入者数でSprintを抜いて業界3位になりそうなこと
● Sprintは昨年7月初めに完全買収したClearwireの周波数帯域を含めると、既にVerizonやAT&Tの2倍の周波数帯域の使用権を持っているので、周波数ではVerizon/AT&Tより優位にあること(なのに、それをまだ全部利用していないこと)
から、余ほど奇抜な提案でT-Mobile US買収案を出さないと、独禁法からみで司法省の許可が得られず、電波の使用と消費者保護がらみでFCCの認可が得られないと見られています。
可能性のある一つの案としては、日本でのイーアクセス(イーモバイル)買収のときと同じく、Sprintが一旦T-Mobile USを買収した後、一部の事業をスピンオフさせる案も有り得る、と一部では推測されています。
Sprintは2014年2月11日に2013年10-12月期の四半期業績の発表、ソフトバンクは日本で2014年2月12日に同じく2013年10-12月期の四半期業績の発表を予定していることから、ソフトバンク会長の孫氏はその際にSprint/T-Mobile US買収に関して何らかの発表を行うか、または、記者等からの質問があることを前提に、進展に対してコメントできるように、各方面への打診を急いでいるような気がします。
また、ソフトバンクとドイツテレコムは買収提案の内容に関して詳細を交渉しているという報道も既に流れていますが、アメリカ政府関係当局の認可の可能性が低ければ低いほど、ドイツテレコムはソフトバンクに対して「買収提案が認可されなかった場合のBreak-up Fee(手切れ金)」の金額を多く要求する可能性があります。2011年に政府当局の認可が降りず、AT&TがT-Mobile USの買収を諦めた際には、AT&TはT-Mobileに対して30億ドルのBreak-up Feeの支払いと、一部の周波数の譲渡を行っています。
Sprintは負債が多く、もし、T-Mobile US買収案が認可されなかった場合に、多額のBreak-up Feeを支払うと、経営への影響は大きいと推測されています。
■ 携帯ポストペイド月料金が、$40-45レベルに落ちてきた
“孫・Hesse(Sprint CEO)が今度はアメリカFCC委員長と会談:FCCも「SprintによるT-Mobile US買収」認可には懐疑的” の続きを読む
以前、
アメリカ:ポストペイド携帯料金の支払い方 – 2013年7月24日
を書きました。
プリペイド携帯の料金の支払い方法に関しては、
アメリカ:プリペイド携帯料金の支払い方 – 2013年7月22日
で書きました。
アメリカに到着したばかりで初めてポストペイド携帯を契約したばかりだと、契約はして、携帯は手にしたものの、「その後の毎月の支払いは、どうやって払うのか?」と疑問に思うことが多いようですね。色々な質問サイトなどでも、よく目にします。
日本は最近、銀行口座からの自動引き落としが多いんですかね。
アメリカの料金の支払いは、(携帯電話会社に限らず)一般的に、
ステップ1:請求書が郵便で送られてくる。
- 請求額と、支払期限が書かれている。請求書と一緒に、返信用封筒(切手は自分で貼る)が入っていることが多い。
ステップ2:支払期日までに相手に届くように、請求書の支払い部分と、請求額金額の小切手を、返信用封筒に入れて送る。
- 切手は自分で貼る。
- 会社によってはクレジットカード番号を請求書の支払い部分、または、その裏に書けば、クレジットカードで支払える会社もある。(今のところ携帯会社では、無いようですが・・・)
- 次月からのチェッキングアカウントからの自動引き落としの申し込みや、住所変更も、この時に可能。(「請求書の支払いタブ」の表の指定箇所にチェックして、裏に詳細を書き込むのが、普通。)
- 最近は、どの会社も、支払期日までに支払いが届かないと、Late Feeが数ドル課せられることが多いので、期限までに到着するように送ってください。
が、基本です。
大体、アメリカってのは「請求間違い」が有り得る国で、一度払ってしまったお金を「相手の間違い」だからと言って取り戻すのは、手間と時間と労力が掛かるところです。
日本のように、請求元の請求金額も確かめずに、請求金額を信用して、銀行口座から請求と同時に自動引き落としを許すのは、アメリカ的感覚では危ないことです。
まずは請求金額を確かめ、その金額を認めて、不明であれば相手(カスタマーサービス)に聞き、納得してから支払いの手続きをするのが、安全な国です。
アメリカでの生活の知恵として、あんまり相手を盲目的に信じないほうが良いと思うのですが・・・
もちろん、オンラインアカウント管理画面がアクセスできれば、そこからクレジットカード/デビットカードや銀行口座指定でも支払えます。ショップへ行ってクレジットカード/デビットカード/小切手(チェック)/現金で支払うことも可能です。
“アメリカ:ポストペイド携帯料金の支払い方(小切手を使う編)” の続きを読む
ポケットWiFiのファームウェアのアップデート手順シリーズ、最後はVerizon MiFi4620L(バッテリーが長時間バッテリーになっているだけのMiFi4620LEも、同じはず。)です。
このモデルも、本来はOTAでアップデートできるはずなんですが・・・
で、自分も過去にそうしたはずなんですが・・・
今回は何度試してもOTAで出来ないので、しょうがないのでPCでアップデートします。
なお、本日(2014年2月2日)現在のMiFi4620L/MiFi4620LEの最新ファームウェアバージョンは、3.30.13です。
“Verizon MiFi4620L/MiFi4620LE ポケットWiFiのファームウェアを更新しました。” の続きを読む
次は、AT&T Liberate(Novatel MiFi2、Novatel MiFi5792)のファームウェアアップグレード。
こちらのほうは、2013年1月に買ってから一度もアップデートしていません。ファームウェアのバージョンは、1.1のままです。最新のファームウェアは、1.4(リリース年月日、2013年9月5日)です。
これまでのLTE Band 17と4対応の他に、このアップデートで新たにLTE Band 2と5にも対応するので、アップデートしないともったいないですね。
この装置もAT&T Uniteと同じでOTAでファームウェアアップグレードなので、データ通信プランに加入していないといけないと思います。
【AT&T】Wireless Support > Upgrade the Firmware Version for the AT&T Mobile Hotspot MiFi Liberate
のページによると、最新ファームウェアのダウンロード(約13MB)は、データ通信プランの容量にはカウントされないということなので、プランに加入せずに、ただ単にSIMがアクティベートされた状態でも良かったのかもしれません。
基本的には、メインメニューから「Settings ⇒ Software Update ⇒ Check for Updates」をタップしていくと、もし、ファームウェアアップデートがあれば、その様なメッセージが画面に出ます。
“AT&T Liberate(Novatel MiFi2, MiFi5792)ポケットWiFiのファームウェアを更新しました。” の続きを読む
AT&T用ポケットWiFi、AT&T Unite(AirCard 770S)のファームウェアをアップデートしました。
新バージョンは「NTG9X15C_01.03.06.62」、ファームウェア・ビルド年月日は「2013年11月13日(11/13/13)」、一般リリース日は2013年12月18日です。
AT&T Uniteは2013年11月12日からAT&TプリペイドGoPhoneデータ通信オンリーのMobile Hotspotプランの対象機器ともなったため、
AT&TプリペイドGoPhoneデータ通信オンリーMobile Hotspotプランに加入する方法 – 2013年11月24日
今回のファームウェア・アップデートは、GoPhone対応(たぶん、GoPhoneプラン加入の場合のプラン期限、使用データ量、使用データ量制限、などのアカウント統計データの画面表示対応)が主要機能です。
既にバージョンが「NTG9X15C_01.03.06.62」となっている場合には、それ以降の新しいファームウェアアップデートは、現在のところありません。
最近のアメリカで発売のポケットWiFiは、OTAアップデート(携帯回線でのファームウェア・アップデート)が多くなっています。この機種も、同じです。
したがって、ファームウェアアップデートをするには
● データ通信契約中のSIMを挿入してあること
● AT&Tの回線(AT&Tのデータ通信国際ローミング契約に加入している場合には、ローミング回線)に接続していること
が必要です。
したがって、筆者も、このAT&T Uniteのファームウェア更新のために、「プリペイドDataConnect、1日(24時間)100MBまで、$15」のプランに加入しました。
AT&Tのデータ通信プランに加入し、そのSIMをAT&T Uniteに挿入し、以下のようにしてファームウェア・アップデートを行います。
“AT&T Unite(AirCard 770S)ポケットWiFiのファームウェアを更新しました。” の続きを読む
びっくりした。
数日ぶりにNexus 5を使おうとして電源ボタンを押したら、こんな「Firmware Update」スクリーンで起動時にハング。
「Do not unplug the USB connection until the process is complete」って、そもそも、USBケーブルを繋いでいないんですけど・・・
なにかのアップグレードをしている最中でしょうか?
そんなのを始めた記憶が無いんですが・・・
それに、USBケーブルを繋いでいないのに、このプロセスが進むわけが無いじゃないですか。一番下に進行表示のバーがあるんですが、当たり前ですが、0%から進みません。
USBでPCに繋いで見ましたが、これも当たり前ですが、0%から進みません。だって、PC側に何もソフトウェアを起動していないんですから、PCからNexus 5へファームウェア更新が出来るわけが無いし・・・
“Nexus 5が「Firmware Update」スクリーンでハングしたら?” の続きを読む
SONY DSC-QX10/DSC-QX100レンズカメラのファームウェアがアップデートされたということで、早速昨日アップデートしました。
はじめ、一生懸命、iPhoneのアプリ(PlayMemories Mobile)から出来ないかと思って、アプリ内を探しても、出来ない ・・・ え? いまどきOTAアップデート、出来ないの?
確かに、WiFiはカメラレンズとiPhoneの間で使用されているから、ファームウェアをモバイル端末でダウンロードするとしたら3G回線でしか出来ないのか・・・でも、たかが87MBくらいのファイルだし、3Gでダウンロードしてもそんなに負担ではないと思うのですが。
で、アップデートファイルをPC/Macでダウンロードして、USBケーブルでカメラをPCまたはMacに繋ぎ、PC/Macでカメラのファームウェアをアップデートします。
【SONY JP】DSC-QX10/QX100 ソフトウェアアップデート
で、ページの下のほうの「同意する(Windows版)」または「同意する(Mac OS版)」をクリックして、次のページで
● DSC-QX10 ファームウェア v2.0
● DSC-QX100 ファームウェア v2.0
のどちらかを、持っているレンズカメラのモデルによってダウンロードします。
日本以外では、商品ページから「Downloads」または「Drivers & Software」タブをクリックし、PC/MacのOSバージョンを選択して、ファームウェアアップデートがダウンロードできます。
【SONY Asia】DSC-QX10商品紹介ページ
【SONY USA】DSC-QX10商品紹介ページ
“SONY DSC-QX10/DSC-QX100レンズカメラのファームウェア・アップデート手順” の続きを読む
先週(2014年1月24日)に発表されたAT&T用ISIS NFCペイメントのIncipio Cashwrap iPhoneケースを買ってみました。
AT&TのiPhone(ポストペイド契約)用ISIS NFCペイメントケースは、黒が$65、グレイ(白)とピンクが$69で、オンラインでは既に発売開始。AT&T店舗では2014年1月31日から発売になります。AT&Tのプレスリリースによると、このISISケースは、AT&Tのポストペイド契約者のみ使用できるようです。
“AT&T用ISIS iPhone NFCケースを買ってみた。” の続きを読む
えっ?
何のためにGoogleはMotorolaを買収したの?
2011年8月15日にMotorolaの携帯電話部門を125億ドルで買収したGoogleですが、そのMotorola部門を、パソコンメーカーで有名な中国のLenovoに30億ドルで売却するらしいとの漏洩情報がNew York Times誌から報道されています。公式なニュースリリースは、間もなく発表されるであろうとのことです。
【New York Times】Google Seen Selling Its Mobility Unit to Lenovo for About $3 Billion – 2014年1月29日
つい先日、ロシアのブロガーが、GoogleはNexusシリーズを2015年には廃止し、その後はレファレンスモデルをMotorola機種を含む携帯メーカーの一部携帯を「Google Play Edition」として販売継続していくと情報発信していたばかり(しかし、その情報の真偽はなぞ)で、その際にはMotorolaが大きな役割を担うと思われていたのですが・・・
まあ、Motorola携帯部門を売却したとしても、特許の所有権はLenovoに売却せずにGoogleが継続所有していくのでしょうが、それにしても、「何のために2年半前にMotorolaを買収したの?」と言いたくなる話。
この話が本当だとしたら、Lenovoは今後Motorolaの名前を継続して使うのか、それとも、MotorolaスマホはLenovoスマホになるのか・・・