デルタ航空は、来年(2015年)からマイレージプログラムで得られる特典マイルを航空券料金に比例します。
デルタ航空は来年2015年1月1日からのマイレージプログラム(Frequent Flyer Program)は、搭乗飛行距離ではなく、使用した航空券に支払った料金によって特典マイルを与えることを、本日発表しました。
【Delta Airlines】DELTA INTRODUCES 2015 SKYMILES PROGRAM WITH NEW MILEAGE EARNING STRUCTURE AND MORE REDEMPTION OPTIONS – 2014年2月26日
これによると、デルタ航空マイレージプログラム会員は、使用した航空券に自分が支払った運賃1ドルに対し、会員ランクによって5マイル(一般会員)から11マイル(ダイヤモンド会員)を獲得出来るようになります。デルタのクレジットカードを使って買い物をした場合には、買い物2ドルに付き1マイルが与えられます。
デルタのパートナー航空会社が発券した共同運航便(デルタ航空運用)の場合は、これまでと同じく飛行距離と座席クラスに応じたマイルが与えられます。
アメリカでは既にLCCのサウスウェスト航空が2011年に同じように航空券料金に比例したマイレージポイントを与えるプログラムに変更されていますが、メジャーな航空会社が料金ベースに変更するのは初めてです。また、ユナイテッド航空、および、アメリカン航空も、デルタ航空に追従することが予想されています。
この変更はディスカウントチケットで飛ぶことの多い個人客には不利で、スケジュールの変更可能な柔軟なチケットの購入が多いビジネス出張族に有利となります。
また、ホテルとパッケージになったりすることが多いツアー客は、どうなるんでしょう?