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日本のオンライン決済サイトでは追加認証として「VISA認証サービス(Verified by Visa)」または「MasterCard SecureCode」を使用しているサイトが多いようです。筆者の認識しているサイトだけでも、
- ソフトバンク・プリペイド携帯料金のオンライン支払いサイト
- 在日本アメリカ大使館・領事館のオンラインのビザ(査証)申請サイト
などがそれにあたります。
また、アメリカでは昨年(2015年)暮れごろから新しいIC(チップ)入りのクレジットカードが更新用に送られてきています。
私も1年に1回x2回線、ソフトバンクプリペイド携帯の期限を延長するためにソフトバンク・プリペイド携帯料金のオンライン支払いサイトでリフィルするだけなので、「いつごろから」と確信を持って言えないのですが、アメリカ発行のVISAクレジット/デビットカードでこの「VISA認証サービス(Verified by Visa)」に対応していないため、日本のオンライン決済サイトで決済エラーが出ることが増えてきているように思います。
“日本のオンライン決済サイトでVISA認証サービス(Verified by Visa)を使用しているサイトが、アメリカ発行のVISAカードで決済エラーが出ることが多くなっています。” の続きを読む
Droid Lifeオンライン誌によれば、
【Droid Life】AT&T Will Increase Data Buckets on GoPhone Prepaid Plans Tomorrow 2016年1月5日
AT&TはプリペイドGoPhoneのMonthlyスマホプランで、明日 2016年1月8日からの新規加入およびトップアップ分から高速データ通信量を増量するようです。
AT&T GoPhone携帯プランは、以下のように変わるようです。
“AT&TプリペイドGoPhone携帯プランが、高速データ通信量を明日 2016年1月8日から増量” の続きを読む
ツイッターで11月ころご報告したと思いますが、新年2016月1日1日からの新規則のひとつに、カリフォルニア州のプリペイド携帯電話通信税(MTS税)があります。MTSは、Mobile Telephony Servicesの略です。
【Prepaid Phone News】California To Tax Prepaid Airtime Starting Jan 1st – 2015年11月12日
カリフォルニア州はサービスには消費税をこれまで課税しておらず、プリペイド携帯電話サービスは「消費税非課税のサービス」と考えられていましたが、税収アップのため本日2016年1月1日から
- カリフォルニア住所で登録したプリペイド携帯通信料金をクレジットカードなどでトップアップする際、
または、
- カリフォルニア州内でリフィルカード(トップアップカード)を購入する際、
に、MTS課税が課金されます。課税項目は、
- Prepaid MTS Surcharge PUC
- Prepaid MTS Surcharge Local
- E911 Surcharge(Prepaid MTS Surcharge 911)
です。
- Prepaid MTS Surcharge PUCは、州のPublic Utility Commission(州公益事業委員会)が決める税率。
- Prepaid MTS Surcharge Localは、税率を市レベルで決定し、課金するものです。
- E911は「緊急電話網サービス整備税」で、連邦レベルの税。額は少額($1以下)で、どこの州でも徴収されます。
“カリフォルニア州のプリペイド携帯電話通信税(MTS、Mobile Telephony Services)、本日2016年1月1日より開始。” の続きを読む
Googleが2015年12月15日、データオンリー専用SIMのリリースを発表しました。
【Google – Project Fi Help Forum】Introducing data-only support from Project Fi - 2015年12月15日
このデータオンリーSIMは既存のGoogle Project Fiスマホプラン加入者が、その契約データ通信容量を、1台または9台までの複数の他の端末で、追加料金無しで共有して使えるようにするものです。
一アカウントで9枚までのデータオンリー専用SIMが同時に使用できます。
しかも、SIM代は無料。毎月の端末毎の基本加入料も無料です。
データ通信料金はスマホプランのほうで1GBあたり$10、超過分も1GBあたり$10。当月のデータ未使用分は1MB単位($0.01)で翌月返金(クレジット)されます。
親のスマホ料金はデータ通信使用料とは別に、毎月の基本料金となるアメリカ国内通話・テキスト使い放題が月$20です。
つまり、まったく何も使わなければ、月$20+諸税(約$5)で電話番号を維持出来て、さらに9枚までのデータ専用SIMを無料で所有できます。
※ Google Project Fiの親スマホプランは、現在、北米版のNexus 6、Nexus 5X、Nexus 6Pのみが対応になっています。親スマホプランはキャリアはT-Mobile USとSprintを端末使用地で最適に選択して自動的に選ぶことになっており、SprintのCDMA2000対応の北米版のみがGoogle Project FiスマホSIMのアクチできる対象端末になっています。
Google Project FiスマホプランおよびデータオンリーSIMは、アメリカ国外でもデータ容量プラン範囲内 は別料金(国外は別料金で、1GBあたり$10)で120カ国で2G速度(256Kbps)でアクセスでき、超過分は1GBあたり$10です。通話はWiFi Callingが利用でき(相手先によって低額のVoIP料金が発生。アメリカへは無料。)、現地携帯回線を使用した場合には(日本では)1分当たり$0.20で課金されます。
もし、長期で使わない月があれば、一回に付き最大3ヶ月まで使用を休止できます。
“Google Project Fi Data-only SIMを注文して、使ってみました。” の続きを読む
Nexus 6にProject Fiアプリをインストールして、Project Fi SIMを挿入して使用すると、APN設定項目が無くなる事は、以前に書きました。
Google Project Fiを使ってみて、これまでに色々と発見したこと。 – 2015年7月16日
これは、Project FiがT-Mobile USとSprintの回線(とWiFi)を周囲の電波強度に応じて、自動的に選択するからです。このため、ユーザーが自身でAPNを設定/変更出来ないよう、APN設定項目が隠されているのです。
しかし、それはProject Fi SIMを挿入しているときだけで、他のSIMを挿入したときはまたAPNが再出現してくれると思っていました。
昨夜、Gigskyを選択したApple SIMを、Project Fi設定のNexus 6に挿入して、初めて気が付きました。一度、Project Fiアプリをインストールし、Project Fi SIMをその端末でアクティベートすると、その後、どのSIMを刺してもAPNは消えてしまうのでした!
え~っ!!!
これって、いろんなSIMで通信テストをしようという輩にとっては、不便じゃ~ん!!!
“Nexus 6/5x/6PをGoogle Project Fiで使用すると、Project Fi以外のSIMを挿入してもAPN設定項目が出て来ないことが、今頃判った件。” の続きを読む
Verizonは今週初め(2015年8月24日ごろ)から、Verizon版以外のiPhoneとNexus 6でも一部、VerizonのSIMでのアクティベーションを可能にしたようですが、
Verizonが、Verizon版ではないiPhone/Nexus 6の、Verizon回線でのアクチを開始。 – 2015年8月25日
筆者は先ほど、AT&T版iPhone 6(SIMロック解除済み)でVerizonプリペイドプラン「月$45/1GBまでデータ通信」(月2.5GBまでは、$60)に加入可能なことを、検証しました。これで、理論的には日本版SIMフリーiPhone 6/6プラス、その他の国のSIMフリーiPhone 6/6プラスでもVerizonプリペイドプランに加入可能なはずです。
Verizonのプリペイドスマートフォンプランは、
- 月$45で、1GBまでデータ通信
- 月$60で、2.5GBまでデータ通信
追加はオプションで、
- $5/500MB/30日
- $10/1GB/90日
- $20/3GB/90日
テザリング可能です。
支払いは日本のクレジットカードが使用できるかどうかは不明ですが、Verizonのトップアップカード番号は使用できます。
加入手順の詳細は、あとでブログに掲載したいと思います。
これで端末を選べば、アメリカのAT&T GoPhone、T-Mobile US、Verizonのプリペイドに全部加入できるようになりましたね。出来ないのは、Sprintだけですね。あ、ソフトバンクさんはアメリカ放題売りたいから、日本のSIMフリーiPhoneがSprintに加入出来たら困るんでしょうかね?
なお、CDMA対応ではないAT&T版/T-Mobile版(GSM版) iPhone 5/5sでは加入不可。CDMA対応のSprint版iPhone 5sでも加入不可(対応端末ではない、とアクチを拒否される)でした。
T-Mobile US、Sprint、WiFi回線を自動的に切り替えて利用できるGoogle Project Fiの2ヵ月目の請求書が届きました。
これには、先月分の未使用データ分の割引が計上されています。
ちなみに、筆者はメインラインは15年近く継続して使用しているSprintをiPhone 5sで使用。(早く変えたいが、ファミリープランに州外の息子がまだ一人入っているので、面倒なので変えていない。)日々持って歩いているサブはAT&TのiPhone 6。
そして、当然このようなブログサイトを書いていますから、VerizonをiPhone 5cとポケットWiFiで、T-Mobile USをiPhone 5sとポケットWiFiとiPad Air 2で契約していますが、iPad Air 2以外はこちらの使用頻度はほとんど無いです。
それに2015年7月初めにNexus 6(北米版)でGoogle Project Fiに加入したわけですが、いつもかばんの中に入れて持ち歩いてはいるものの、使用頻度は殆どありません。
当然、7月のデータ使用量は0.124GB(約124MB)。
“Google Project Fiの「未使用データ分」割引適用請求書が届いた。” の続きを読む
Google Project Fiを使ってみて、色々と判ったことを書きます。
■1 請求金額に税金が追加されていた!
通常、アメリカのプリペイド携帯には、毎月の通信料に高額の通信連邦税・地方税(約14-15%)は含まれません。含まれるとしたら、E911 Tax(緊急電話網整備税)が$1以下と、場所やお店によっては消費税。(消費税が課金されないこともある。)
なのに、Google Project Fiの請求書には、毎月$30の課金に対して$4.22(14.06%)も税金が加算されています。ポストペイド契約並みです!
また、7月9日にSIMをアクティベートしたのですが、最初の課金は7月20日だそうです。
そして、$20基本料(通話+テキスト使い放題)、プラス、選択したデータ容量分(高速通信1GBあたり$10)が前払いで課金され、翌月は同じく毎月の予定使用量に対する金額と、使わなかったデータ容量分100MBに対して$1が返金されるはずです。それとも、1MB当たり$0.01で返金されるのでしょうか?
“Google Project Fiを使ってみて、これまでに色々と発見したこと。” の続きを読む
Google Project FiのSIMが届いたので、アクティベートしました。
Googleから加入招待が来たあと、正式に申し込んでから、ちょうど7日掛かりました。間に独立記念日が入ったので、1-2日処理が遅れたかもしれませんね。
ちなみに、Google Project Fiのサポートページ
【Google】Project Fi help > Use your own Nexus 6 with Project Fi
によると、Project FiのSIMは、北米版Nexus 6(XT1103)モデルのみでアクティベートできます。
Supported Nexus 6 model
Project Fi only works with Nexus 6 Model XT1103 (North American version). Nexus 6 Model XT1100 (Rest of world version) will not work with Project Fi.
“Google Project FiのSIMが届いたので、アクティベートしました。” の続きを読む
2015年6月26日より、「アクチの簡単なアメリカ・プリペイドSIM」のZIP SIM(旧Ready SIM)に国際電話発信オプションが追加になりました。
通話料金は、相手国によって1分当たり1セントから。
日本へは
- 日本の固定電話への発信は、1分当たり3セント
- 日本の携帯電話への発信は、1分当たり8セント
です。
ここでは、そのオプションの購入方法、使用方法を紹介します。
“ZIP SIM(旧Ready SIM)の国際電話オプション、加入・使用手順” の続きを読む
Google Project FiのInviteが昨日(2015年7月1日)夕方来たので、
申し込んでみました。
“Google Project FiのInviteが来たので、Sign-Upしました。” の続きを読む
AT&Tは本日(2015年5月11日)、GoPhoneプリペイド携帯サービスで、2015年5月15日から月$45と$60プランで高速データ通信未使用バイト数を翌月に繰り越しすることを発表しました。
【AT&T】AT&T GoPhone $60 and $45 Monthly Plans Instantly Receive the Benefit of Rollover Data – 2015年5月11日
AT&T GoPhoneプリペイド携帯の月$45プランは月1.5GBまで高速データ通信、月$60プランは月4GBまで高速データ通信が可能です。この制限に達した後は、2G速度で使い放題(無制限)です。
今回の処置では、高速データ通信容量で未使用データバイト数があった場合、そして、当月の期限が切れる前に翌月分を前払いして継続した場合、その未使用データバイト数が翌月に繰越されます。
T-Mobile USは同様の高速データ通信未使用バイト数繰越し(Data Stash)を同社のプリペイド携帯サービスの「月$60 - 3GBプラン」と「月$70 - 5GBプラン」に対して2015年3月22日から開始しており、繰越し期間は12ヶ月可能です。
また、ポストペイド契約の場合はT-Mobile USは2015年1月1日から(ただし、月3GB高速と月5GB高速プランのみ)12ヶ月繰越し(Data Stach)、AT&TポストペイドMobile Share Planの場合には全プランで2015年1月25日から翌月繰越し(Roll Over Data)を既に実施しています。
Droid Lifeは、同サイトの情報筋が、AT&TプリペイドGoPhoneが高速データ通信量を増量し、$2/日プランでもデータ通信が可能になると報道しています。プラン変更は2日後の2015年2月18 20日からだそうです。
【Droid Life】AT&T GoPhone $60 Plan Getting Bump to 4GB, $45 Plan to 1.5GB – 2015年2月16日
$2/日プランでもデータ通信が可能になることから、年に数回渡米するものの、使わないときは月々の料金を払って電話番号を維持する必要がなくなります。
また、昨年年末からAT&TのGoPhone携帯プランは、オンラインのアカウント管理画面でプランの変更が自由に可能です。
【2014年改訂、新】AT&T GoPhoneプリペイドSIMをSIMフリーiPhone/スマホで使う場合のアクティベーションの方法 – 2014年12月15日
以下、現行プランと、新プランの比較です。
“AT&TプリペイドGoPhoneが高速データ通信量増量、$2/日プランでも(フィーチャーフォンで)データ通信が可能に。” の続きを読む
AT&Tのプリペイド携帯プラン、GoPhoneが
- データ通信高速アクセス制限到達後も、128Kbpsながら使い放題
- 通信プランが、オンラインで変更可能
になり、T-Mobile USプリペイド携帯プランと同じように使いやすくなりました。前回、AT&T GoPhoneのSIMアクティベーションの方法を書いたのは3年半以上前の2011年2~3月。AT&T GoPhoneのSIMアクチ画面も、また、オンラインアカウント管理画面も、新しくなっていますので、ここでGoPhoneプリペイドSIMのアクティベーションの手順を新たに見直してみます。
“【2014年改訂、新】AT&T GoPhoneプリペイドSIMをSIMフリーiPhone/スマホで使う場合のアクティベーションの方法” の続きを読む
AT&Tの廉価版プリペイドブランドのCricket WirelessのSIMが、Walmart.comで注文できるようになりました。また、一部のWalmart(まだ数は少ない)では店舗での販売も始まっているらしいです。
Cricket Universal SIM Card Activation KitのWalmart価格は$9.88、SIMサイズは不明ですが、スタンダード、マイクロ、ナノSIM3枚対応ではないかと見られています。
Cricketのプリペイドプランは、
● 月$25、アメリカ国内通話・テキスト使い放題
● 月$40、アメリカ国内通話・テキスト使い放題、4G/LTE 1GBまで(その後は128kbps速度で使い放題) (毎月自動支払いは、更に$5割引)
● 月$50、アメリカ国内通話・テキスト使い放題、4G/LTE 3GBまで(その後は128kbps速度で使い放題) (毎月自動支払いは、更に$5割引)
● 月$60、アメリカ国内通話・テキスト使い放題、4G/LTE 10GBまで(その後は128kbps速度で使い放題) (毎月自動支払いは、更に$5割引)
なお、4G/LTEは、CricketプランではLTEで最大速度8Mbps、HSPA+(4G)では最大速度4Mbpsに速度が制限されています。(GoPhoneプランでは速度制限はありません。)
更に「2台目が月$10割引、3台目が月$20割引、4台目が月$30割引、5台目が月$40割引」のファミリープランも提供しており、5台加入すれば月$100割引となります。
Cricketプランは、GoPhoneプランに比べて月に$10~$5安くなっています。長期に使用する人は、毎月自動支払いに設定すれば、更に$5安くなります。
Cricketはこれまで主にフランチャイズであるCricketショップでの販売が中心で、SIMを購入する際には端末番号(IMEI)を入力する必要があり、30日以内にSIMをアクティベートする必要がありました。30日以内にアクティベートしないSIMは、無効になりました。
今回、Walmartで販売するCricket SIMは、購入時に端末番号(IMEI)を入力することは不要であり、SIMをアクティベートするまでの有効期限がありません。したがって、それほど速度が要らず、少しでも安くしたい長期使用者や旅行者に向いているといえます。
AT&Tのプリペイド携帯プランGoPhoneがこの1~2ヶ月で大分プラン改善があり、アメリカのプリペイドSIM状況も少し変わってきました。
アメリカには携帯の回線提供携帯業者(全米規模)はVerizon、AT&T、T-Mobile USA、Sprintの4社があり、それぞれにMVNOが数十社存在しており、合計数百のMVNOの携帯プランが選択できます。しかし、その殆どはSIMの販売はオンラインのみでの販売になります。街中の家電量販店(BestBuy、RadioShack、Fry’s Electronicsなど)、ディスカウント百貨店(Walmart、Target、など)、食品スーパー(Safeway、Krogers、やその関連会社、など)やドラッグストア(Walgreens、SaveOn、RiteAid、など)、や、携帯キャリアショップ、および、独立系携帯ショップで購入できるSIMは、その数百のMVNOの中でも、以下の数種類に限られています。
- AT&T GoPhone プリペイドSIM、プリペイド携帯/スマホ、プリペイドポケットWiFi
- T-Mobile US プリペイドSIM、プリペイド携帯/スマホ、プリペイドポケットWiFi
- Verizon プリペイド携帯/スマホ、または、プリペイドポケットWiFi
- Sprintの子会社のVirgin Mobile USA、または、Boost Mobileのプリペイド携帯/スマホ、Virgin Mobile USAのプリペイドポケットWiFi
- - 基本的に、Virgin Mobile USA、または、Boost Mobileの「SIM」のみ販売は、存在しません。これらのMVNOでは、同社専用の端末の使用が必要だからです。
- StraightTalkブランドのポケットWiFi(VerizonまたはAT&T回線使用)
- StraightTalkのSIM(AT&T、または、T-Mobile US回線使用)
- Net10のSIM(AT&T、または、T-Mobile US回線使用)
- SimpleMobileのSIM(T-Mobile US回線使用)
- H2O WirelessのSIM(AT&T回線使用)
- ZIP SIM(旧Ready SIM)のSIM(T-Mobile US回線使用)
- Good2GoのSIM(AT&T回線使用)
- Ultra MobileのSIM(T-Mobile US回線使用)
- Red PocketのSIM(AT&T回線使用)
そこで、2014~2015年の年末年始のアメリカ旅行を前に、それぞれの特徴を考慮して、この中で当サイトお勧めのプリペイドSIMとポケットWiFiを用途別にリストアップします。
【目次】
■ 【スマホ/iPhone、iPad/タブレット、ポケットWiFi向け】アクチが簡単なのが良い! テザリング可能!
■ 【スマホ/iPhone】使い放題(一定バイト数以上は速度制限がある場合もある)、LTE接続可能
■ 【スマホ/iPhone】使い放題(一定バイト数以上は速度制限がある場合もある)、LTE接続は不要、日本への国際電話の割引がある
■ 【iPad/iPad Mini】
■ 【アンドロイド・タブレット】
■ 【ポケットWiFi - SIMフリー持参】
■ 【ポケットWiFi - 現地購入】
“2014年年末~2015年正月、アメリカ短期旅行者向けお勧めプリペイドSIM” の続きを読む
既にうわさでリークされているように、
AT&T GoPhone $60/monthプランが、データ通信無制限に。ただし、月2.5GB以上は速度制限。 – 2014年10月31日
AT&TプリペイドGoPhoneスマホ・プランの月$60、2.5GBまでLTE通信可能プランが、本日から、月2.5GBを越えた後は請求締め日までは2G通信速度(128kbps)で使い放題となりました。
また、これまでWalmart独占プラン(SIMアクティベート時にWalmartのプロモーション・コードが必要)だった月$45、「通話し放題、テキストし放題、月1GBまでデータ通信可能」プランは、Walmartプロモーションコードが無くても加入できるだけでなく、1GBを超えた場合は請求締め日までは2G通信速度(128kbps)で使い放題となりました。
T-Mobile USは既に同様の「データ通信使い放題」対応をしています(月$80プランは、LTEで使い放題)ので、AT&T GoPhoneもこれに合わせた形になります。
なお、AT&T GoPhoneでデータ制限に達した以降も高速(LTE)で通信したい場合には、月$45プランは500MBごとに$10、月$60プランは1GBごとに$10で追加できます。
【AT&T】Home / Shop / Wireless / Plans / Prepaid Plans
AT&TのGoPhoneプリペイド携帯プラン、
- 【現行】月$60、アメリカ国内通話使い放題、テキスト使い放題、月2.5GBまでデータ通信、超過分は$10/1GB、テザリング可能
が、2014年11月12日から
- 【新】月$60、アメリカ国内通話使い放題、テキスト使い放題、月2.5GBまでデータ通信、2.5GB以上は512kbps以下に速度制限で無制限、高速通信超過分は$10/1GBで追加可能、テザリング可能
に変更になるようです。
【Howard Forum】ForumUS > Prepaid/MVNO Discussion > AT&T GoPhone – 2014年10月29日
AT&Tは先の(2014年10月22日)の四半期業績で自社ブランドのプリペイド加入者の純減を発表しており、これは、この対策、および、2~3ヶ月前のT-Mobile USのCEO John Legere氏の「データ通信の超過料金の抹消(速度制限はある。)」の呼びかけに反応したと思われます。
AT&TはフライングでGoPhone料金ページに昨夜から新$60プランの情報を掲載していたようですが、現在は元に戻っています。AT&Tのカスタマーサービスに確認を求めた顧客によると、このプラン改正は2014年11月12日からだ、と言われたそうです。
6月に紹介したStraightTalkのタブレット用プリペイドSIMが、ようやく販売開始されたようです。
StraightTalkがプリペイド・タブレットプラン用SIMの販売を計画中か。 – 2014年6月18日
Prepaid Phone Newsサイトによれば、SIMはAT&T用とT-Mobile US用のSIMがそれぞれ標準/マイクロSIMと、ナノSIMの、4枚一組でセットになって、$9.99(プラス消費税)で以下のStraightTalkサイト
【StraightTalk】Shop > SIM Cards > Tablets
か、Walmart店内で数日前から既に販売されているようです。
【Prepaid Phone News】Straight Talk Tablet SIMS and Plans Now Available – 2014年9月27日
回線速度は、(端末が対応していれば)LTE速度まで。
“StraightTalkがようやくタブレット用プリペイドSIMを販売開始(AT&T、T-Mobile回線用)” の続きを読む
これまでのT-Mobile USのプリペイド契約で、通話分単位で使用した分だけ課金されるPay-as-you-goプランは、一回のトップアップ金額によって通話できる分数が違い、分単位の通話単価は1分当たり$0.33($10トップアップの場合)~$0.10($100トップアップの場合)と成っていました。
それが、2014年8月17日より、一律1分当たり$0.10と変わります。AT&T GoPhoneもPay-as-you-goプランは既に2010年10月1日から同じ単価で提供しているので、それに並んだ形です。Verizonは分単価$0.25、SprintのプリペイドブランドであるVirgin Mobile USAとBoost Mobileは分単位で$0.20を課金しています。AT&T回線を使用した日本人向けサービスのハナセルは1分当たり$0.25(月最低課金$9.99)、毎月の最低料金の無いハナセルのプランXは、1分当たり$0.27の課金です。
T-Mobile USのPay-as-you-goプランのSMSテキストも、1通当たり$0.10の課金となります。
更に嬉しい事に、毎月の最低トップアップ料金は$3!・・・今までPay-as-you-goは毎月使用しなければ何も課金されませんでしたが、今後は月に最低$3(年間$36)が課金されます。この$3には通話30分またはテキスト30通が含まれます。(どのように、かつ、いつ課金されるかは、サービスが始まらないとわからないでしょう。)でも、この月々最低料金金額は、課金するアメリカのプリペイド/MVNOの中ではダントツで最低金額です。
月$3で、毎月30分または30通のSMSテキストが送受信できます。それと比較して、ハナセルは月$9.99で毎月40分または67通のSMSテキスト。(ハナセルのSMSテキスト代金は、1通当たり$0.15。)
また、これまでT-Mobile USのPay-as-you-goではデータ通信が出来ませんでしたが、2014年8月17日からはオプションで
● $5で500MB/日まで、
または
● $10で1GB/週まで、
までのデータ通信が使えるようになります。 端末がT-Mobile USのLTE(Band 4)に対応していれば、LTEまでの速度で使用できます。
特にPay-as-you-goでデータ通信が使えるようになることで、アメリカに毎回それぞれ短期間ではあるものの、年に複数回渡米する人は、$100トップアップで1年間同じ電話番号を保ちながら、緊急用のアメリカ国内通話を廉価で使用でき、かつ、必要に応じてデータ通信も$10で1GBを7日間使える・・・というのは、「アメリカで訪問する場所がそれなりの規模の都会に限られる人(つまり、T-Mobile USの高速データ通信カバレッジエリア内)」には便利な選択肢となります。
【T-Mobile US】T-Mobile Brings Its Un-carrier Approach to Value Conscious Customers
Sprintのプリペイド子会社であるVirgin Mobile USAは、本日新プランを発表しました。
このプランは、Walmartで購入したVirgin Mobile USAのスマホでのみ加入できるようです。
このプランに加入できるスマホは、最初は
● ZTE Emblem、$79.88
● LG pulse、$99.88
● LG Unify、$129.88
の3機種に限られます。
新プランは「Virgin Mobile Custom」プランと呼ばれ、基本月料金は
● 月$6.98で、通話20分、および、テキスト20通まで使用可能。
SprintのMVNOであるTingは月$6加入料(通話0分、テキスト0通)+最低$3(通話100分まで、または、テキスト100通まで)で使用可能なプランを提供していますが、「通話・テキスト可能で月$6.98」は、例の「アメリカで最も安い月料金」と宣伝している日系プリペイド(クレジットカード後追い請求)よりも安くなります。
“Sprintのプリペイド子会社Virgin Mobile USAが、カスタマイズできるプリペイドプランを2014年8月9日よりWalmart経由で開始。” の続きを読む
うわさどおり、
Verizonのプリペイド・スマートフォンのLTE接続が、2014年7月17日から可能になりそう。 – 2017年7月4日
Verizonは2014年7月17日からプリペイド・スマートフォン・プランでもLTE接続を開始することを、同社サイトで発表しました。
【Verizon】4G LTE Smartphones Available on ALLSET PLANS from Verizon – 2017年7月15日
【PrepaidPhoneNews】Verizon Confirms July 17 Launch of Prepaid LTE With XLTE and No Plan Price Increase – 2017年7月15日
プリペイド通信プラン「ALLSet」の料金はこれまでと変わらず、
● 月$45で、国内通話・テキスト使い放題、データ通信が500MBまで(【期間限定サービス】自動更新支払いに登録すれば、データ通信は月1GBまで無料。)
“Verizonのプリペイド・スマートフォンのLTE接続が、2014年7月17日からで確定” の続きを読む
日本でも3社一斉に携帯電話の「カケホーダイ」が始まっちゃいましたね。
でも、「あれ、高いよね」っていう意見もあるそうで・・・
Sprintのプリペイド子会社のVirgin Mobile USAは3日前に期間限定/機種限定で、スマホでセルラーデータ通信を使わなければ、月$25で「カケ放題、テキスト放題」の特別プロモーション開始の案内を発表しました。
本日、更にフィーチャーフォンで月$20で「カケ放題」または「テキスト放題」のプランを、Walmart限定で提供することを発表しました。
Walmart限定で販売されているVirgin Mobile USAのフィーチャーフォンを購入すると、(多分)アクティベーション・プロモーション・コードを入力すると、
● PayLoプラン、月$20で、アメリカ国内通話し放題(かけ放題)、テキストは50通まで
または
● PayLoプラン、月$20で、アメリカ国内通話50分まで、テキストは「し放題」
のどちらかのプランを選択できます。対象携帯は
● Samsung Montageフィーチャーフォン 定価$39.99($31.99で特売中)
● Kyocera Kona フィーチャーフォン 定価$19.99($15.99で特売中)
です。プリペイドですから、期間の拘束は無く、身分証明も不要です。
現在、AT&TプリペイドCricketブランドとT-Mobile US GoSmartブランドでは月$25で「カケ放題、テキストし放題」を提供しています。Virgin Mobile USAの今回の月$20プランは、これらを更に下回ろうというものです。
ちなみに、日系では「月$9.99でアメリカで一番安い」と謳っているMVNOがありますが、通話単価は1分当たり$0.25で業界でも一番高いほうなので、月に80分以上通話する人はVirgin Mobile USAのこのWalmart特別PayLoのほうが安くなります。
Virgin Mobile USAは期間限定(2014年9月2日まで)で、スマートフォンで通話とテキストのみ使い放題のプランを月$25で提供します。データ通信はWiFi以外は使用できません。
【Virgin Mobile USA】Wi-Fi Lovers Delight $25/Month Unlimited Talk & Text
このプランに加入できるVirgin Mobile USAスマートフォンは、以下のアンドロイド機種に限定されます。
● Kyocera Event $49.99, 現在特売中で$29.99
● Kyocera Rise reg $79.99, 現在特売中で$69.99
● ZTE Awe reg $79.99, 現在特売中で$69.99
● ZTE Reef reg $99.99, 現在特売中で$74.99
● LG Optimus F3 reg $129.99, 現在特売中で$79.99
● Samsung Galaxy Ring reg $149.99, 現在特売中で$99.99
● Kyocera Hydro Vibe $149.99
● LG Volt $179.99
“Virgin Mobile USAが期間限定/スマホ機種限定で、通話/テキストのみ使い放題プランを月$25で提供” の続きを読む
2014年夏編、アメリカ短期旅行や出張で現地で快適にスマホ/iPhoneを使うためのマニュアル、「スマホ/iPhone/現地SIM編」です。
これを読む前に、2014年のアメリカ通信事情の概論は既に公開している
夏休みアメリカ旅行の通信対策(2014年夏編)・・・序章 – 2014年6月14日
をご覧ください。
「ポケットWiFi編」は数日以内に別記事で書きます。
■ アメリカ旅行(や出張)で携帯(スマホ/iPhone)を使用する方法。
まずは、アメリカで旅行者(や出張者)が短期で携帯電話(スマホ/iPhone)を使うことを考えて見ましょう。
大きく分けると・・・
“夏休みアメリカ旅行の通信対策(2014年夏編)・・・スマホ/iPhone/現地SIM編” の続きを読む
さて、ここ1年でアメリカの事情も、日本の事情も、変わってきたように思います。
それに応じて、去年までのアメリカ旅行や出張時のスマホ・タブレット・ポケットWiFiの使用可能状況が、大きく変わっています。
■ まず、アメリカですが、
● AT&T GoPhoneおよびT-Mobile USが、プリペイド契約でLTEまで接続可能になっています。
- 公平のために書くと、Net10、StraightTalk、Virgin Mobile USA、FreedomPopなども、LTEは接続できます。
● MVNO(自社回線を持っていない、プリペイド契約の回線再販業者)の月通信料金と、MNO(回線を持っているキャリア=AT&T、T-Mobile US、Verizon、Sprint)の月通信料金が、それほど大きな差が無くなっており、特に1ヶ月以内のアメリカ短期滞在者は、通信料金の節約メリットが無くなって来ております。(数ヶ月以上の長期契約者は、MVNOを選択するメリットはあるでしょう。)
● T-Mobile USのLTEおよび1900MHz 3G(HSPA+)接続が、アメリカ国内の大都市(ハワイ州も、アメリカ国内です!・・・通信的にはグアムはまったく別国けど・・・)では、ほぼどこでも、問題無く接続出来ます。
- これまで海外端末ではAT&Tか、AT&TのMVNOだけしか考慮の対象にならなかったのが、端末によってはT-Mobile US回線の使用も考えられるようになって来ました。
● AT&T GoPhoneも、T-Mobile USも、プリペイド契約でタブレット(iPad/iPad Mini、Nexus 7、など)、および、AT&T GoPhoneの場合にはポケットWiFiが、以前よりも容易に契約できるようになりました。
● 3G/HSPA+(理論値ダウンロード速度、最高21Mbps)/DC-HSDPA(理論値ダウンロード速度、最高42Mbps)の速度に対応する端末であれば、アクティベーションが簡単(ほとんど自動)のZIP SIM(旧Ready SIM)(T-Mobile US回線使用)というSIMが出てきたので、「難しい(?)アクティベーション」手順や登録を避けたい人も、アメリカで現地SIMが使えるようになりました。
■ 日本の状況変化ですが、
● アップルストアのiPhoneや、Google Play Store/イーモバイルのNexus 5など、SIMフリーで販売される端末が日本でも増えてきました。
● 日本のMVNO(日本通信 b-mobile、IIJmio、イオン、mineo、など)も増えてきて、端末に自分の好きなSIMを挿入して使っている人が増えてきました。
- つまり、SIMの入れ替えに違和感を持たない人が増えている・・・ということですね。
● 海外ローミングで、LTE(高速)接続が可能になり、安く簡単にLTE接続を(できれば)望む人が増えてきました。
● 当サイトを含め、「海外で現地SIMを使う」方法を手取り足取り教えてくれる情報サイト(ブログや記事)が、何倍にも増えています。
- つれらのブログ情報を参考にすれば、今までよりも比較的簡単に現地SIMを使用できたり、その情報を入手出来るようになっています。
以上の状況変化から、「海外(アメリカ)でスマホやデータ通信を使うユーザー」も、これまでのユーザーとは違う層の人たちが、新たに「自分も、やってみよう」と思うようになって来ていると思います。
・・・ということで、今年(2014年)の「夏休みアメリカ旅行(および、出張者)の通信対策」を、具体的に書いていきたいと思います。
◆◆◆ この続きは、
夏休みアメリカ旅行の通信対策(2014年夏編)・・・スマホ/iPhone/現地SIM編 – 2014年6月17日
で。
当サイトは「有料メールマガジン」を発行する代わりとして、一部「有料コンテンツ」制を導入させていただきます。その説明とご案内は、
【連絡事項】新着記事と、新しい試みのご案内(有料ページ) – 2014年6月17日
参照。
AT&Tは昨年秋(2013年11月12日)より、ポケットWiFi専用のプリペイドGoPhoneデータ通信専用Mobile Hotspotプランを提供していましたが、
AT&Tプリペイド・モバイルデータ通信プランが、変わる – 2013年11月8日
AT&TプリペイドGoPhoneデータ通信オンリーMobile Hotspotプランに加入する方法 – 2013年11月24日
このたび、タブレット端末用にプリペイドGoPhoneタブレットプランを開始しました。
【AT&T】Home / Shop / Wireless / GoPhone Tablet Rate Plans
これで、プリペイドGoPhoneには
● フィーチャーフォン/スマホ(iPhoneを含む)用プラン
● タブレット(Tablet)プラン
● ポケットWiFi(Mobile Hotspot)プラン
● 家庭用固定無線(Fixed-Wireless)(Home Phone)プラン
が揃います。
GoPhoneタブレット端末プランでは現在、次のタブレットが公式対応になっています。
● Asus K005,
● Asus (TF300TL) Transformer Pad,
● Google Nexus 7,
● iPad 3,
● iPad Mini,
● Lenovo IdeaTab (A2107A),
● Pantech Element (P4100),
● Samsung Galaxy Camera (GC100),
● Samsung Galaxy Note 8.0 (SGH- I467),
● Samsung Galaxy Tab 2 10.1” (SGH-I497),
● Samsung Galaxy Tab 3 (SM-T217T),
● Samsung Galaxy Tab 3 7.0” (SM-T217A),
● Samsung Galaxy Tab 8.9” (SGH-I597),
iPad 3とiPad Miniは、もともとAT&TのプリペイドiPadプランでも加入できるので、なぜ今回GoPhoneタブレットプラン対応機種に選ばれたのか、不思議ではあります。
GoPhoneタブレットプランの通信料金と、他のGoPhoneプラン、プリペイドiPadプランの料金を以下に比較します。
“AT&TプリペイドGoPhoneにタブレット専用データオンリープランが登場” の続きを読む
Sprint MVNOのFreedomPopは、2年前から「データ通信月500MBまで無料」、2013年10月からは「通話月200分まで・テキスト月500通まで・データ通信月500MBまで無料」の完全無料通信サービスを提供しています。(留守番電話など付加価値機能や、超過分は、有料。)
本日(2014年5月22日)、FreedomPopは、月$20で「通話し放題/テキストし放題/データ通信し放題」プランを開始しました。ただし、データ通信は1GBまでLTE通信、超過分は追加料金を払わない限りCDMS2000回線(3G)で速度制限されます。
StraightTalk、Net10、H2O、Virgin Mobile USA、Cricket WirelessなどのMVNOが月$40-60で提供している同等のサービスを、FreedomPopはその半額で提供することになります。
また、FreedomPopの月$20「トリプル使い放題」プランでは、テザリングは使い放題で可能ですが、1GBを超えると、テザリング端末の速度も落ちます。
【FreedomPopフォーラム】FreedomPop launches $20 LTE plan! Adds Samsung LTE phones to lineup! - 2014年5月22日
【GigaOM】FreedomPop joins the ranks of carriers offering limited “unlimited” data plans - 2014年5月22日
“FreedomPopが月$20で「通話し放題/テキストし放題/データ通信し放題(1GBまで高速)」プランを開始” の続きを読む
事前漏洩情報を先にも書きましたが、
2014年6月からの新Cricketプリペイド料金が漏洩 – 2014年5月4日
AT&Tが2014年3月14日に買収を完了した、CDMA2000/LTE(Band 4)通信方式を採用した地域キャリアのCricket Wireless(Leap Wireless)は、買収後約2ヵ月後の本日2014年5月18日より各Cricket店舗で、新しいCricketブランドでAT&T回線を使用したGSM/W-CDMA/LTE(Band 17、4、2、5)サービスを新料金で開始します。
【Cricket】New Cricket Wireless Answers Nationwide Call for Network Quality, Value Prices, Great Service and No Annual Contract – 2014年5月18日
先日の漏洩情報には無かった新しい情報としては、1年間遅延無く支払いを続けた場合には、$50の端末購入クレジットが貰えます。この端末クレジットは、条件さえ満たしていれば、毎12ヶ月ごとに与えられるそうです。
現Cricketで提供されている「無料音楽ダウンロードし放題」プランのMuve Musicは新Criketでは提供されません。AT&TはMuve Music事業を売却したい旨を明らかにしています。
AT&Tとしては、GoPhoneは「データ通信のパーフォーマンスを優先するユーザー向け」、Cricketは長期でプリペイド契約を安く考えている「倹約ユーザー向け」として位置付けます。Cricketブランドは、T-Mobile USのMetroPCSブランドと直接競合するブランドとなります。
新CricketのSIMだけ購入は$9.99でオンラインで可能ですが、購入時に使用する端末のIMEI番号が要求されます。
実際にSIMを受け取ってから、別の端末に使用できるかどうかは、不明です。
【Cricket】Bring Your Own Cell Phone
現在、Cricket店舗数は3000店舗ありますが、今後は更に店舗数が増え、全米展開されます。現在のCricket店舗は、フランチャイズ店(AT&T直営店ではない)が多いのでご注意ください。
これまでのCricketユーザーは今後約18ヶ月の間にCDMA2000通信方式の端末から、AT&TのGSM/W-CDMA/LTE端末に買い換える必要があります。
その後は旧Cricketの1900MHz CDMA2000通信方式の基地局は、W-CDMA/HSPA+またはLTE Band 2に再編されます。
新規に端末を購入したい場合には、Cricket店舗でMoto G、Galaxy S4、Lumia 520、iPhone 5c/5sなどが用意されており、現在、iPhone以外は$50のリベートを受けられます。
国際電話は$40、$50、$60プランへ月$15の「Cricket Passport」が追加出来て、日本を含む35カ国の固定電話へ無料、(日本の)携帯電話へは月100分まで超過料金無しで発信出来ます。 月$25プランへは「Cricket Passport」は追加出来ません。
“AT&Tの"New" Cricketプリペイド携帯プランが本日より開始、AIOは消滅へ” の続きを読む
Sprintの100%子会社のプリペイド携帯会社、Boost Mobileは、本日2014年5月6日より新料金プランを追加します。
Boost MobileはもともとiDen通信方式のNextelのプリペイド部門で、SprintがNextelを買収した際にiDen通信方式のプリペイド携帯を販売していました。iDen通信方式の停波が決まった約3年前からはCDMA2000通信方式の携帯/スマホもプリペイド・ラインアップとして提供しています。
Sprintにはプリペイド携帯部門としてBoost MobileのほかにVirgin Mobile USAもありますが、Boost Mobileの特徴は、
● 月極めプランは、契約を長期間続けると6ヶ月ごとに通信料が$5下がり、最高$15まで下がる
● 日極め(Daily)プランは他社と違い、使用していない日も継続して、毎日課金される
です。
たとえば月極めプランでスマートフォンを利用する場合には、月額通信料金は一択で月$55で「通話使い放題・テキスト使い放題・データ使い放題(ただし2.5GBまで高速。それ以上は2G速度。)」ですが、契約後6ヶ月~11ヵ月は月$50、12ヶ月~17ヵ月は月$45、186ヶ月目以降は月$40、になります。フィーチャーフォンの場合には最初の6ヶ月は月$50、BlackBerryの場合は月$45(BBM付き、データ通信無し)と$60(BBM付き、データ通信有り)のプランがあります。
ただし、この料金では「長期契約するかどうか決めかねている利用者」には、通常のスマホ(iPhone、アンドロイド)では月料金が$55から始まり、他のプリペイド携帯社(AIO、Cricket、MetroPCS、など)のエントリー料金である月$40に比べると、どうしても高く感じてしまいます。
“Boost Mobileが、新料金追加” の続きを読む
AT&Tは現在、プリペイド携帯ブランドとして
● GoPhone
● AIO Wireless
の2つのブランドを持っています。これは、T-Mobile USの
● T-Mobile US プリペイドブランド(自社ブランド)
● GoSmartブランド
● MetroPCS
に対抗するためで、AIOブランドは月極めプリペイド契約しかなく、メインブランド(GoPhone)より月の通信料金を(サービス内容に比べて)安くしています。しかし、データ通信の最高速度に制限を設けたり、回線混雑時のデータ通信の優先度を低くしたりしています。
AT&Tは2014年3月14日にプリペイド携帯会社のLeap Wireless(Cricket Wireless)の買収を完了しましたが、2014年6月に既存のAIO WirelessブランドをCricketに吸収させることを既に発表しています。
このたび、AT&Tは既存のCricket独立系ディーラーに対して、その6月以降の新料金を説明したようで、その資料が漏洩しています。
【Prepaid Phone News】New Plans Coming to Cricket Will Look Familiar to Aio Customers – 2014年5月2日
これによると、新Cricketの料金は、以下のようになります。
2014年6月の何日から開始されるかは、わかっていません。
“2014年6月からの新Cricketプリペイド料金が漏洩” の続きを読む
StraightTalkの$45/月「使い放題」プランでは、これまでデータ通信の高速(LTE、4G=HSPA+、3G)の通信容量が2.5GBまでに制限されており、それ以上使用する場合には使用30日期間の最終日まで2G速度に制限されていました。
それが、数日前より、高速データ通信容量制限が月3GBまでに引き上げられたようです。
【StraightTalk】StraightTalkホームページ
最近ではAT&T GoPhoneとT-Mobile USのプリペイドプランが通信料金が安くなり(・・・と言っても、まだMVNOよりは若干高いですが。)、LTEまでのアクセスも可能なので、筆者も、MVNOを使用するよりは直接AT&TまたはT-Mobileのプリペイドプランに加入したほうがメリットがあるとは思っていますが、StraightTalk使用中の方には朗報です。
また、筆者は今日まで気が付きませんでしたが、StraighTalkと同じ親会社の傘下にある姉妹ブランドのNet10では、以下の新しい料金プランが昨年2013年12月(?)に提供されていました。
“StraightTalkが高速データ通信容量制限を、2.5GBから3GBまでに引き上げ。” の続きを読む
先にAT&TプリペイドGoPhone携帯プランの変更についてお知らせしましたが、
AT&TプリペイドGoPhone携帯プランが、2014年4月25日よりデータ通信容量増量、月$60プランはテザリングも可能に。 – 2014年4月19日
その新料金が、AT&Tサイトに掲載されています。
【AT&T】GoPhone Plans
ここで注目されるのは、先週のAT&Tのプレス・リリースで触れられていなかったプランは、実は、今回廃止されるプランだということです。
廃止されるのは、
● 月$35フィーチャーフォン・プラン、通話500分まで
● 月$50フィーチャーフォン・プラン、通話し放題
● 月$50スマートフォン・プラン、通話し放題、データ通信不可(WiFiは可)
これらの通信プランにすでに加入している人は、新しいプランに変更するまではそのままの条件で継続できます。
また、先週の記事
AT&TプリペイドGoPhone携帯プランが、2014年4月25日よりデータ通信容量増量、月$60プランはテザリングも可能に。 – 2014年4月19日
は、すでにこの内容を踏まえて修正しました。
“AT&T GoPhone新料金が、AT&Tウェブサイトに掲載される。GoPhoneデータ通信オンリー・プランが、追加。” の続きを読む
さて、一昨日の
アメリカのSIM、基礎知識101 – 2014年3月21日
では、アメリカで使用する際に知っておくべきSIMの基本を書きましたが、その中で北米(アメリカ、カナダ、メキシコ)では周波数が違うので、注意する必要があるということを書きました。
今日の記事では、日本で一般的に入手可能なSIMフリー端末の、アメリカでの周波数対応(使用可否)をリストしてみたいと思います。
※ 日本の端末の周波数対応は必ずしもネットで全てが公開されていないので、間違っているところがあったら教えてください。
“アメリカで使える(使えない)、日本で一般に入手可能なSIMフリー端末と、周波数対応一覧” の続きを読む
先月末にお伝えしたように、
【噂】Verizonがプリペイド・スマホ通信料金を2014年3月2日より改定か – 2014年2月25日
Verizonは正式に同社のプリペイド・スマホ料金を2014年3月3日から改定しました。
【Verizon】New Prepaid Plan Has Customers “ALLSET” – 2014年3月3日
これによると、MonthlyプランはALLSETと呼ばれ、
● フィーチャーフォンは月$35で、国内通話500分まで、テキスト使い放題、データ通信が500MBまで
● スマホは月$45で、国内通話・テキスト使い放題、データ通信が500MBまで(【期間限定サービス】自動更新支払いに登録すれば、データ通信は月1GBまで無料。)
BRIDGE DATAと呼ばれる追加データ通信オプションがあり、
● 追加500MBが$5(500MBの有効期間は30日)、
● 追加1GBが$10(1GBの有効期間は90日)、
● 追加3GBが$20(3GBの有効期間は90日)、
で可能。更に、このBridge Data追加オプションは、一ヶ月に2個まで追加可能です。
つまり、「1ヶ月通話使い放題・テキスト使い放題、データ通信6.5GBまでが、$45+$20+$20=$85」。しかも、追加の6GB はその月に全部使い切らなければ、翌々月まで有効です。
Verizonのプリペイド・スマートフォン・プランは、3G通信までしか加入できず、LTE通信には加入できません。(Verizonのプリペイド・ポケットWiFiとiPad/iPad Mini/Nexus 7は、LTEまで加入できます。)
したがって、Verizonのプリペイド携帯プランが特にお勧めと言うわけではないのですが、これまでプリペイド・プランの価格が他社よりも高く、比較にもならなかったVerizonが、料金的には他社と横並びのプリペイド月極め料金を出して来たことは、注目に値します。Verizon社としても、業界のプリペイド携帯分野の成長を無視するわけにはいかなくなった、と言うことなのでしょう。
アメリカのプリペイド通信料金も、競争が激しくなってきたようです。
これまで価格を下げず、通信の質で勝負してきて、プリペイド・スマホ通信料金では他社よりも一段高目感があったVerizonですが、Verizon内部情報のリークとして、Verizonがプリペイド・スマホのMonthlyプランの大幅な料金改定を、2014年3月2日より計画しているとの情報がリークされています。
【PhoenArena】Verizon geared up to introduce new prepaid plans, ALLSET plans start at $45 for smartphones – 2014年2月24日
これによると、MonthlyプランはALLSETと呼ばれ、
● スマホは月$45で、国内通話・テキスト使い放題、データ通信が500MBまで
● フィーチャーフォンは月$35で、国内通話500分まで、テキスト使い放題、データ通信が500MBまで
追加データ通信はBRIDGE DATAオプションと呼ばれ、
● 追加500MBが$5(500MBの有効期間は30日)、
● 追加1GBが$10(1GBの有効期間は90日)、
● 追加3GBが$20(3GBの有効期間は90日)、
となります。追加オプション(Bridge Data)は、一ヶ月に2個まで追加可能。
つまり、「1ヶ月通話使い放題・テキスト使い放題、データ通信6.5GBまでが、$45+$20+$20=$85」。しかも、追加の6GB はその月に全部使い切らなければ、翌々月まで有効です。
Verizonのプリペイドスマートフォン(iPhoneを含む)は、データ通信は3G CDMA2000 EVDOまでしか使用できません。LTEは使用できません。また、アメリカのCDMA2000キャリアは3Gのみの通信にはSIMを使用していません。(LTEはSIMを使用します。)
Verizonのプリペイドスマホをアクチするには、ウェブでスマホ本体のMEID番号を登録し、指定された電話番号にスマホから電話し、OTAで本体の設定(プログラミング)を行います。
VerizonのプリペイドでLTEが使用可能なのは、Verizon用ポケットWiFi、Verizon版iPad/iPad Mini、および、Nexus 7 LTEのみです。
なお、AT&Tはプリペイド携帯会社Cricketの買収に合意しており、許認可省庁からの認可も降りており、来月(2014年3月)には買収が完了する予定です。買収後、AT&TはCricketブランドを残し、AIO WirelessをCricketに吸収します。
Cricketはメキシコ人や中南米人の加入の多い、低価格プリペイドサービスです。買収完了後は4大キャリアの低価格プリペイド通信料金の競争が激しくなるとともに、MVNOの通信料金も更に下がらないと、MVNOで加入するメリットが無くなると思われます。
昨日、近所の食品スーパーのSafewayへ行ったら、カスタマーサービスデスクの横に新しいプリペイド携帯/トップアップカードのポップ(陳列)がありました。
なんだかんだと週に1-2回は行っているスーパーですが、このポップには始めて気がつきました。
今までも各プリペイド携帯会社のトップアップカードは、他の百貨店やレストランチェーン、オンラインショップ、VISA/Master Card/Amexなどのギフトカードと一緒に商品棚のエンドのポップで販売していましたが、食品スーパー内でプリペイド携帯関連だけ独立して陳列されているのは初めて見ます。
“全米食品スーパーチェーンのSafewayのプリペイド携帯コーナーが充実されていた。” の続きを読む
年末・年始アメリカ本土/ハワイ旅行用のSIMのご注文は、お早めにお願いします。
通常、アメリカから日本への普通航空郵便郵送期間は、7~10日掛かります。しかし、場合によっては2週間~3週間掛かる場合も経験しています。
特に今年は暦の関係で、感謝祭(毎年第4木曜日)が11月の末に近くなっており、「感謝祭とクリスマスとの間の日数」が最も少ない年になります。このため、例年、感謝祭後に始まる「クリスマス・ギフト発送ラッシュ」が例年より短い短期間に集中し、郵便局・郵便物の混雑が予想されます。
なお、グアム/サイパンは、アメリカのキャリアSIMでは使用できません。
アメリカのプリペイドキャリアSIMで使用できるのは、アメリカ本土48州、ハワイ州、プエルトリコ、バージン諸島、などに限定されます。アラスカ州のサービスは、州内の大都市周辺のみでAT&TおよびそのMVNOが提供しています。
■ 簡単アクチのZIP SIM(旧Ready SIM)
T-Mobile回線を使用した3G/HSPA+速度の通信。
使用には、3G 1900MHz対応携帯/タブレット(iPhone、iPadなど)、または、T-Mobileの3G AWS(Band 4)対応の携帯/タブレットが必要です。
● 通話・テキスト使い放題、データ通信500MBまで/7日、$26.50
● 通話・テキスト使い放題、データ通信1GBまで/14日、$36.50
● 通話・テキスト使い放題、データ通信1。5GBまで/21日、$46.50
● 通話・テキスト使い放題、データ通信2GBまで/30日、$56.50
● データオンリー、データ通信500MBまで/14日、$19.50
● データオンリー、データ通信1GBまで/14日、$31.50
● データオンリー、データ通信2GBまで/30日、$49.50
(以上、送料込みの代行価格)
商品検索は、【商品購入代行】プリペイドSIM から
未使用のZIP SIM(旧Ready SIM)は、通常、使用開始まで1~2年の有効期間があります。現在販売しているZIP SIM(旧Ready SIM)は、最低でも2015年8月末まで使用可能です。
ナノSIMカット(SIMカードリーダーで動作テスト込み)は、1枚に付き$2増し。
“【お願い】年末年始アメリカ(ハワイ含む)旅行用SIMのご注文は、お早めに” の続きを読む
既報ニュースですが、AT&Tは2013年7月12日に、アメリカ第6位の携帯会社Cricket Communications(Leap Wireless)を約12億ドルで買収すると、発表しました。
この買収手続きは、2014年1~3月ころに完了すると推測されています。
また、AT&TはT-Mobile USの第2のプリペイドブランド(月極め)GoSmartや、(T-Mobileがその後買収した)MetroPCSのブランドに対抗するため、既存のGoPhoneとは別の第2プリペイドブランドAIO Wirelessを2013年5月初めにサービス開始していました。
このほど、AT&TがCricket買収に関連してFCC(連邦通信委員会)に提出していた書類から、AT&TはCricket買収完了後、AIO Wirelessブランドと販売店をCricketブランドに吸収させる予定であることが判明しました。その後はAIOブランドは、無くなります。
【FireceWireless】AT&T to shutter Aio Wireless prepaid brand if Leap acquisition is successful – 2013年10月18日
AT&T AIO WIrelessにはタブレット端末オンリープランもあり、筆者も試しに使ってみようと思ったのですが、申し込む段階で、使用する端末のIMEI番号を入力しないといけなかったので、やめました。AT&T AIOブランドは現在、フロリダ、テキサス、ジョージア州など約300弱の販売店と、オンラインで販売しています。
Cricketは低価格月極め料金で、iPhoneやスマートフォンを提供しています。2011年12月に初めてアリゾナ州ツーソンでLTE通信を開始したものの、その後暫くLTEサービスエリアは増えず、今年になって(被買収相手を見つけるための工作前の準備か)LTEサービスエリアをラスベガス、フィラデルフィア、テキサス州、アリゾナ州に15ヵ所増やしています。
今年(2013年)5月1日にはアメリカ第5位の携帯会社MetroPCがT-Mobile USAと合併して、T-Mobile USになったように、中小のアメリカ携帯会社はLTE施設のコストやサービスエリアの狭いことから、全米レベルの4大キャリアに将来的に対抗していけないことが予想されており、中小携帯会社(自社電波と自社基地局を持っている携帯会社)の淘汰は今後も進むと予想されています。
なお、CricketはCDMA2000 1900MHzとLTE AWS(Band 4)を使用しています。AT&Tは、2G/3G 850MHzと1900MHz、LTEは700MHz Band 17ですが、AWS Band 4の使用権を所有しており、Band 17施設が完了した後はBand 4の整備を行う予定です。
買収手続き完了後、Cricketのユーザーは一定期間(たぶん、2年)以内に既存の携帯をAT&T向けGSM/W-CDMA/LTE携帯へ交換する必要があります。CricketのCDMA2000 1900MHzは将来的には停波されることになるでしょう。
週末の「地下室浸水」後のクリーンアップ作業で、報告が遅れました。
先週中ごろから噂が報告されていましたが、アメリカ国内で2番目に大きなディスカウント百貨店のTargetが、ディスカウント百貨店最大大手のWalmartのStraightTalk/FamilyとWalmart Family Mobileに対抗するため、自社ブランドでT-Mobile USのMVNOサービスを、2013年10月7日から開始しました。
ブランド名は、Brightspotと呼びます。
このMVNOが他社と違うのは、プリペイド契約を6ヶ月継続する毎に$25のTargetギフトカードが貰えます。
また、Targetは自社発行のVISAカード、Target VISAクレジットカード(Red Card)を持っていますが、これを支払いに使用すると、Brightspotの月々使用料を含むTarget百貨店およびTargetオンラインでのショッピングが5%引きになります。更に、Targetクレジットカードを使用すると、そのポイント累積点数に応じ、Target店舗1日ディスカウントクーポン(1日に何度でも使用できる)が送られてきます。
このように、Brightspotは、Targetのロイヤルティ・プログラム、および、Target VISAクレジットカードのロイヤルティ・プログラムと連結していることが特徴で、アメリカ在住者で6ヶ月以上契約する人にメリットがあり、更に、アメリカの与信履歴があってTarget VISAクレジットカードに申し込んで審査をパスする人にメリットがあります。
しかし、Target Brightspotプリペイドサービスは、SIMだけの購入も可能(SIM価格 $9.99、ノーマル/マイクロSIM)なので、一時的な旅行者でも、アメリカ国内では一定規模の町では比較的どこでもTarget店舗があるので、比較的入手可能なSIMとなり、「簡単に手に入るプリペイドSIM」の選択肢の一つになります。(ただし、まだ、店舗でのSIM入手はそれほど流通していないようなので、全Target店舗に在庫が行き届くまでには少し時間が必要でしょう。)
肝心のプリペイド通信プラン料金は、...
“ディスカウント百貨店Targetが、T-Mobile USのMVNOサービス開始:長期利用者には6ヵ月毎に$25Targetギフトカード進呈” の続きを読む
以下、アメリカで緊急連絡用に携帯電話を持つ場合の最低料金オプションを比較してみました。
一般に入手し易いSIMで比較しています。
※ FreedomPopの無料携帯サービスは、2013年秋よりサービス開始予定。FreedomPopからの専用携帯本体が必要です。
※ 以下の携帯サービス以外に、低所得者向け携帯サービスAssurance Wireless/Lifelineなどが州ごとにありますが、Food Stampなど既に生活保護を受けていることの証明が必要です。ここでは取り上げません。
“【中長期滞在者向け】通話中心、最低維持費で持てるアメリカ携帯電話SIM” の続きを読む
ソフトバンクは昨日、プリペイド携帯サービスにデータ通信機能を追加購入できる「プリスマ」を2013年9月6日より提供開始することを発表しました。
このサイトでは以下のページに海外在住者のためにソフトバンクのプリペイド携帯サービスを購入して使用する方法を紹介していますので、
海外在住者、ソフトバンクのプリペイド(プリモバイル)携帯購入-1:購入編 – 2011年2月15日
海外在住者、ソフトバンクのプリペイド(プリモバイル)携帯購入-2:海外からリチャージ編 – 2011年2月16日
海外在住者、ソフトバンクのプリペイド(プリモバイル)携帯購入-2【追記】:海外からリチャージ編 – 2012年7月8日
海外在住者、ソフトバンクのプリペイド(プリモバイル)携帯購入-3:メール設定編 – 2011年2月17日
「プリスマ」サービスの案内も紹介もしたいと思います。
【ソフトバンク】プレスリリース:スマートフォン向けプリペイドサービス「プリスマ」、9月6日より提供開始 – 2013年8月29日
なお、2006年4月1日の「携帯電話不正利用防止法」の施行に基づき、日本で通話機能付きのプリペイド携帯サービスに加入するには、本人証明の他に、日本に住んでいる証明(居所証明)が必要です。海外居住日本人が日本でプリペイド携帯/SIMを購入する方法は、
海外在住者、ソフトバンクのプリペイド(プリモバイル)携帯購入-1:購入編 – 2011年2月15日
参照。
データ通信機能のみのSIMは、「携帯電話不正利用防止法」の対象ではありません。
“ソフトバンクがデータ通信追加可能なプリペイド携帯サービス「プリスマ」を2013年9月6日より提供開始” の続きを読む
アメリカとイギリスのeBayでそれぞれ約1000台(正確には、アメリカ985台、イギリス990台)だけ発売したFirefox OSのZTE Openは、発売から6日で売切れました。
First batch of Firefox phones sell out in U.S., U.K. – 2013年8月20日
Firefoxの開発元のMozillaによると、次の販売予定は未定だそうです。
現在、eBayではそれを購入したユーザーがオークションで転売しているだけで、ZTEの公式販売はありません。
しかし、たった1000台ずつしか販売しなかったとは・・・
ZTE Open Firefoxは安価(US$80、イギリス60ポンド)で、2G/3Gのみ対応。Firefox OS開発元のMozillaとしてはこれまでのフィーチャーフォンの代わりとしての位置付けを考えているようです。
筆者としては、これで日本語操作がどこまでできるかどうかが興味あるところ。
日本語操作が可能であれば、子供向けや、それほど複雑な操作やアプリを必要としないユーザーには、安いエントリー・スマホだと思います。
筆者の手元には、本日午後遅く到着の予定です。 ...ダメだ、遅れている! まだイリノイ州だ。あと2日くらい掛かりそう!
到着したら、報告記事を書きます。
アメリカのプリペイド携帯電話会社:【ほぼ】完全リスト – 2012年12月26日
にも書いたように、アメリカには沢山のMVNO(仮想移動体通信事業者)があって、プリペイド携帯サービスを提供しています。
ところが、MVNO会社のほとんどが非上場企業なので、アメリカのMVNO加入者数はなかなか正確な把握が出来ません。
GSMAの調査機関、GSMA Intelligenceは本日、アメリカの6大キャリア(AT&T、Verizon、AT&T、Sprint、T-Mobile US、Clear、U.S. Cellular)の卸(wholesale)回線の数字を分析し、それを基に、GIGAOMがアメリカのMVNO加入者数を推測しています。
【GSMA Intelligence】M2M and MVNOs driving US connections growth - 2013年8月
【GIGAOM】Report: MVNOs are racking up mobile subscribers in the U.S. - 2013年8月16日
GSMAの調査によれば、この上場している6キャリアの報告書から、この6社の卸回線加入数は7000万回線。
この卸回線には、M2M(Machine-2-Machine)接続、つまり、警備保証用の警報機やコントロール・パネル、クレジットカード決済可能な自動販売機、石油油田ポンプなどひと気の無いところに置かれた機械、などの「マシン」が含まれて居ます。
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OSとブラウザーにFirefoxを搭載したSIMフリーのZTE Open Firefox携帯が、事前のニュースどおり、本日朝からアメリカeBayで発売されました。
色はオレンジ色のみ。
価格は$79.99。
アメリカ販売モデルの周波数対応は:
2G NETWORK:GSM 850/900/1800/1900MHz (日本・韓国以外は世界どこでも使える。)
3G NETWORK:UMTS 850/1900MHz(Band 5/2) (AT&TとT-Mobile、その他カナダ・メキシコで使えるが、日本・アジア・ヨーロッパ、オーストラリアなどの国では使えない。)
WiFi接続は可。
※ イギリスeBayで販売分は3G対応周波数が900/2100MHz(Band 8/1) で、日本でBand 1で使えます。
したがって、日本で使いたい人はイギリスeBayから購入したほうが良いですね。(アメリカ版は日本では使えません。・・・正確に言うと、3G 850MHz Band 5は、ドコモのFomaプラス周波数帯域を内包しているので、使えるかもしれないし使えないかもしれない。誰かがやってみるまで、わからない。)
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以前から書こうと思っていた項目で「To Doリスト」に加えていた一つですが、質問があったので、書いてしまいます。
「アメリカのプリペイド携帯の料金は、どうやって支払うの?」
「日本のクレジットカードで支払えますか?」
良くある質問です。
結論を先に書くと、日本のクレジットカードしか持っていなくとも、支払いはできます!
ここに書くのは一般論なので、特定のプリペイド携帯会社では以下に書く特定の支払い方法の一部は適用されない場合がありますので、それぞれのプリペイド携帯会社毎にどの支払い方法が使えるのかは、更に自分で調べてください。
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既に最近何度か触れているように、AT&TプリペイドGoPhoneの月極めプラン価格が改訂されます。その新プラン料金が、今日、発表されました。
新料金は2013年6月21日から有効になります。
AT&T GoPhone Customers Can Surf the Nation’s Fastest 4G LTE Network with Prepaid Plans – 2013年6月14日
AT&T launching new GoPhone prepaid plans, adding Galaxy Express to GoPhone lineup on June 21 – 2013年6月14日
旧新スマートフォン・プラン料金比較は、
“AT&T GoPhone新プラン料金、発表:2013年6月21日より有効” の続きを読む
先週「噂」としてお伝えしたAT&Tの新ブランドのプリペイド携帯サービス
【噂】AT&Tが2013年6月15日から新プリペイド携帯ブランドを提供開始? – 2013年5月4日
が、今日2013年5月9日から正式に始まりました。
新ブランド名は aio wireless (「エイオー・ワイヤレス」と発音するらしいです。「aio」は、「All In One」の略。)で、最初はヒューストン、タンパ、オーランドの3ヵ所のAT&Tショップでのみ販売されますが、徐々に全米に拡大されて行きます。
AIOのホームページでも、初期リリース3ヵ所以外のZIPコード(郵便番号)を入力すると「あなたの地域ではまだサービスされていません。」という旨のメッセージが表示されます。
AIO Wireless ホームページ
通信料金はプリペイド月極めのみで、
● フィーチャーフォン:
- 月$40で通話・テキスト使い放題、データ通信250MBまで3G/HSPA+(最高速度4Mbps)、その後は2Gに速度制限
● スマートフォン:
- 月$55で通話・テキスト使い放題、データ使用2GBまで3G/HSPA+(最高速度4Mbps)、その後は2Gに速度制限
- 月$70で通話・テキスト使い放題、データ使用7GBまで3G/HSPA+(最高速度4Mbps)、その後は2Gに速度制限
● タブレット:
- 月$15で250MBまで
● 高速データ(3G/HSPA+ 最高速度4Mbps)通信追加オプション:
- 1GBごとに$10
※ 2013年6月20日追記:AioはLTE接続を許可します。ただし、LTE速度はダウンロード速度最大8Mbpsに制限されます。
● 国際電話オプション:
- 月$10で、日本(を含む35ヵ国)の固定電話へ国際電話し放題 + 日本(を含む35ヵ国)の携帯へSMSし放題
LTE通信へは接続できません。そして、3G/HSPA+接続速度は、最高ダウンロード速度4Mbpsに制限されます。
● SIMカードのコストは$9.99で、標準(ノーマル)SIM、マイクロSIM、ナノSIMが購入できます。
AIOではアンドロイド携帯、Windows携帯(Lumia 620)、iPhone 4/4s/5を提供するほか、AT&T周波数に互換のAT&T携帯/SIMフリー携帯を持ち込めば、SIMだけ発行もします。iPhone 4 16GB(整備品)は$349.99、iPhone 4S 16GB(整備品)は$499.99、iPhone 5 16GB(新品)は$649.99と、定価(割引無し)で販売されます。
AT&Tの新ブランド・プリペイドサービスは、3月末に発表されたT-Mobileの契約期間束縛無しポストペイド契約や、急激に増えている複数のMVNOによる「月極め通話・テキスト使い放題 + データ通信」プリペイド契約に対抗するためのものです。
また、従来のAT&Tのプリペイド携帯ブランドのGoPhoneではiPhoneの使用が2009年6月11日より公式に認められていなかったのに対して、AIOではiPhone 4/4s/5の使用を公式に認めているところが注目されるところです。これも、T-Mobileの1900MHz 3G/HSPA+の電波利用目的改編により、iPhoneのプリペイド利用がT-Mobileに流れていくことを阻止したいAT&Tの意向が伺われます。
AIO Wireless プレスリリース
アメリカのプリペイド携帯マーケットが、また競争が激しくなる、というニュースです。
AT&Tは昨年2012年1-3月期のプリペイドGoPhone加入者は12万5000件の加入者増でしたが、今年2013年同期では逆に18万4000件の加入者減になっています。
昨年4月にAT&TはGoPhoneデータプランの加入条件を変更し、最低$25の月極めプリペイド通話契約をしないとデータ通信が使えなくなりました。これは、AT&TのGoPhoneプリペイド加入者減少の原因のひとつになっていると思われます。
さらに、Verizonがプリペイド料金を安くしたこと(それでも他社に比べるとまだ高いですが・・・)と、T-Mobileがプリペイドサービスでデータ通信バイト数限度を撤去して使い放題にしたこと、そして、昨年秋以降の新しいMVNOの出現ラッシュなども、AT&Tのプリペイド契約減少に貢献しています。
その対抗策かどうか、AT&Tが2013年6月15日から新しい「All In One」ブランドでプリペイドサービスを開始するといううわさが、昨日報道されました。
AT&T planning June launch of ‘All In One’ prepaid brand – 2012年5月2日
これによると、新プランは
● フィーチャーフォンは月$35で通話・テキスト使い放題、データ使用可(バイト数制限不明)
● スマートフォンは
- 月$50で通話・テキスト使い放題、データ使用2GBまでHSPA+速度/その後は速度制限(バイト数制限無し)
- 月$70で通話・テキスト使い放題、データ使用5GBまでHSPA+速度/その後は速度制限(バイト数制限無し)
また、この新しい「All In One」ブランドが既存のGoPhoneの代替なのか、GoPhoneはそのまま継続して追加サービスとして始まるのか、まだ不明です。
新サービス「All In One」は今月中にフロリダ州とテキサス州でテスト展開され、2013年6月15日から全米展開される予定だそうです。
緊急ですが、ゴールデンウィーク開始を目の前にして、標題の件を書きます。
基本的には
夏休みアメリカ旅行、ポケットWiFiとプリペイド携帯/SIMの選択肢 (2012年夏編) – 2012年7月24日
に書いた内容が今でもほぼ適用できるので、まだ読んでいない方はそれを一読ください。
しかし、一点だけ、アメリカの携帯電話事情で昨年夏以降大きく変わっている点があります。
それは、T-Mobile USAが2012年9月からアメリカの主要大都市で1900MHzでの3G/HSPA+サービスを開始し、サービスエリアを順次増やしている、と言うことです。
最後の発表で、T-Mobileの1900MHz 3G/HSPA+サービスエリアは人口カバー率で約50%に達しています。
ロスアンジェルス、サンフランシスコ、ニューヨーク、ホノルル(ワイキキ)なども既にこのサービスの恩恵を受けています。
「その結果、旅行者にとってどういうメリットがあるか」というと、これらの地域では、AT&TおよびAT&TのMVNOで使用できるSIMフリーの携帯/スマホ(アンドロイドなど)/iPhone/iPad & iPad Mini/タブレット/ポケットWiFiであれば、T-Mobile USAまたはそのMVNOのSIMも3G速度/HSPA+速度で使用できるようになった、と言うことです。
※ AT&T:AT&T GoPhone、AT&T iPad用SIM、AT&T DataConnect用SIM
※ AT&TのMVNO:Net10 AT&T回線用SIM、StraightTalk AT&T回線用SIM、H2O Wireless、モベル、Hanacell、など
※ T-MobileのMVNO:Net10 T-Mobile回線用SIM、StraightTalk T-Mobile回線用SIM、Simple Mobile、ZIP SIM(旧Ready SIM)、など
あと、マイナーな変更ですが、
● StraightTalkは、2013年1月末よりAT&T回線用SIMの発行を停止しています。(これまで購入し、アクティベートして使用している人は、そのまま継続して使用できます。)
● Net10とStraightTalkは、2013年3月初めより、AT&T回線用SIMのデータ通信に「月1.5GBまで」のバイト数制限を適用しています。 AT&T回線用SIMは2013年8月8日よりデータ通信使い放題に戻りました。T-Mobile回線用SIMには、バイト数制限はありません。
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